2018年度の学園おすすめアニメランキング 55

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2018年度の学園成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年11月12日の時点で一番の2018年度の学園おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.9 1 2018年度の学園アニメランキング1位
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1048)
3805人が棚に入れました
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。


声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

えたんだーる

★★★★★ 4.4

何でこんな避けられそうなタイトルにしたかと思っていましたが…。(「おるすばん妹」の破壊力、原作既読でもヤバい…。劇場版も楽しみです!)

原作がシリーズを重ねていくうちに「まあ、これで良かったのかも」と思えてくる、そんなタイトルですよね。

OP主題歌で、いくつかの原作タイトルに使用されている文字の組み合わせがランダムっぽくチカチカと入れ替わって表示された上で最終的にアニメとしてのタイトル『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』となります。

ということで、ここでタイトルの使われた原作は全部アニメ化されるのかもしれません。
(↑え、マジで…!?)

アニメでは、「バニーガール先輩」以外のシリーズのヒロインも早めにわりと多く画面には出していく感じに見えます。

……と、2話まで観たところでこの後は2話くらい放送時には観られない予定なので取り急ぎ書いておきます。このアニメ化には期待しています!

2018.10.26追記:
第3話目まで視聴完了。原作でいうと1巻目の終わりだったのと話数から考えると、原作1巻に対して3話のペースで1クール=原作4巻分のアニメ化でしょうか。

劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のアナウンスもありましたね。こちらも楽しみです。

2018.10.29追記:
劇場版のタイトルと円盤の収録話数も踏まえて、おそらく下記のようなシリーズ構成になるっぽいです。

※話数が進んだので対応する原作の全タイトルをを記載
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない: 1~3話(先輩:桜島麻衣)
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない: 4~6話(後輩:古賀朋絵)
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない: 7~8話(ウィッチ:双葉理央)
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない: 9~10話
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない: 11~13話

なお、劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は原作シリーズ6、7作目の内容になることは公式にアナウンスされていますね。原作は以降も続いていますが内容的にもここでひと区切りという感じなので、シリーズ構成的には妥当だと思います。

2018.12.10追記:
第9、10話でシスコンアイドル編終了。づっきー(広川卯月(ひろかわ うづき))役に雨宮天さんがキャスティングされてました。

公開予定の劇場版以降がさらにアニメ化された場合、そこそこ重要なサブキャラになるはずなのであんまりいい加減なキャスティングはできないとは思いましたが、天ちゃんでしたか…。

残る「おるすばん妹」編は原作でもかなり好きなエピソードなので、楽しみです!

2018.12.23追記:
原作既読であの展開を知っていてももヤバかった、12話ラストのシーン。視聴者(読者)も、ここまで時を積み重ねてあのキャラクターへの愛着が生まれていますからね。

思春期症候群的なエピソードは抑え気味でも、原作の『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』は、読んでて終盤はけっこう泣きそうになってました。

…ということで、最終回を待て(笑)!

2018.12.30追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。これまた本編からシームレスに劇場版の予告があったのですが、この作品については劇場版まで込みのシリーズ構成だったと思うので、まあこれもアリだな。モハメド・アリだ。(邪神ちゃん並感)

咲太くんは高校生としてはかなり大人で良い人なんですけど、その咲太くんも麻衣さんの助け、支えがないと誰も救えないんですよ。そして翔子さんも…。

原作通りなら劇場版で翔子さんの正体について衝撃の事実が明らかになりますので、こちらについても乞う、ご期待!

しかし、1クールで良くここまでアニメ化しましたね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 87
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 4.0

「もてあましてるフラストレーション」の具象化 

2019.01.05記


原作未読


You've got an easy day …と直ぐ脳裏に浮かんだ方は立派な“かつての青少年”です。

前評判の高さが視聴動機。
ラノベってもう少しタイトルなんとかなりませんかね?家族共有のHDDに2018年秋期に並んだタイトル・・・
「青春ブタ野郎・・・」
「エロマンガ先生(地上波再放送)」
「幼女戦記(同じく地上波再放送)」
言い訳するのがたいへんなのです。


峰ヶ原高校に通う2年生、梓川咲太(CV石川界人)が目を覚まし、自分では見覚えのない一冊のノートに目を向けると、そこには信じられない事が記されていた――。
「5月6日、野生のバニーガールに出会った。」

で始まる本編。思春期特有の不安定な精神状態が引き起こす不思議な現象“思春期症候群”が引き起こすトラブルを巡り繰り広げられる青春ドラマです。
『思春期症候群』もちろん架空の現象です。クラスメイトや家族など人間関係のひび割れ、本人の内なる心の葛藤、確かに思春期にぶつかりそうな問題を引用してヘンテコな現象を仕立てあげてます。その理論的支柱役を咲太の同級生リケジョ双葉理央(CV種崎敦美)が担います。支柱といってもTHE中二感を出すための柱です。「人と話すのが嫌い。性格も暗いし、中学のころは友達もできなくて、一人でずっといた」ような子ですが、彼女の口から「ブタ野郎」と言われるとご褒美以外のなにものでもないですね。
そして先述の野生のバニーガールが本作のヒロイン桜島麻衣(CV瀬戸麻沙美)さん。「桜島麻衣の桜島に、桜島麻衣の麻衣」と自己紹介するくらい自分に自信をもってますが、けっこうな頻度で咲太に赤面したり恥じらったりする典型的!?ツンデレさん。年不相応・年相応な振る舞い、両面性ある魅力的な女子です。なにより咲太をすごい好きなのが良い。

鴨志田一原作で手堅く、数話ひとまとまりのオムニバスで進むストーリーはテンポもよく見易いです。原作1巻につき数話を使い、、、こんな感じ↓

{netabare}1-3話  第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
4-6話  第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
7-8話  第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」
9-10話  第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」
11-13話 第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」{/netabare}

各エピソード毎に別のヒロインを立てる仕様となっており各々これがまた魅力的です。手堅い作風はなにかしら既視感を生むようですが、ベタなものとはそんなもんでしょう。
どのエピソードも、当番ヒロインの魅力とほどよくエモい脚本で飽きません。むしろいい話ばかりなり。ED「不可思議のカルテ」を当番ヒロインが務めたりとこのへんも鉄板でありベタな演出です。
ベタについて、その昔『くりぃむ○ちゅーのたりらリラ~ン』という番組で“クイズよくあるパターン ベタの世界”という名物コーナーがありました。アンケートに基づいて作られたベタなドラマを観ながら次の展開を予想するクイズコーナーです。
そのドラマの完成度がこれまた高くて、ベタとはわかりつつ涙腺が緩む回答者多数。TVの向こう側のこちらも似たようなものでした。私の既視感を挙げるとしたらこんな感じです。


本作が好感なのは、野生のバニーガールが物語の進行上必然性があって“タイトル詐欺”になってないこと。それに咲太と麻衣のカップリングの柱に揺るぎがなく安易なハーレムになってないこと。当番ヒロインに流れることなく作太は麻衣さんが好きで、麻衣さんも埋没せずに要所で顔を出してきます。
ベタな中にも筋を通していることで、数多の類似作品より頭一つ抜けてる感がします。変態的なタイトルは置いといて、サクッと観ることができる良作です。
なんやかんやで桜島麻衣のヒロイン力の高さを満喫した全13話でした。


■余談
{netabare}お前の出身校のグラウンドで男子高校生が大声で叫ぶアニメだぞ、と本作のモデルとなった七里ヶ浜高校出身の知人に、、、{/netabare}

{netabare}お前の出身校が毎度破壊されるアニメだぞ、とグリッドマンでのモデルとなった都立井草高校出身の知人に、、、{/netabare}

このクールは知人の出身高が相次いで登場しました。ウチの母校もそのうち出ないかしら。敷地の広さと雰囲気なら「やがて君になる」の舞台とそう変わらないと自負しとります。どこかの製作会社さん検討いただければ。。。



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2019.06.20追記
《配点を修正》


観了から半年経ち劇場版も公開されました。評判良さそうなのでこちらもチェックですね。
この間、1月~4月~と再放送をやっていて、これもついうっかり観てしまうのです。桜島先輩の破壊力のたまものだと思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 85
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.8

君のせいで

原作「さくら荘」の鴨志田一。
制作CLOVERWORKS。

思春期症候群なる不思議な現象に、
心揺れる少年少女の青春ファンタジー。

抜群に面白いです。
美少女アニメと見せかけて、
初回は量子論の思考実験が骨子になっている。
シュレディンガーの猫は疎い僕ですら聞く、
生きていると同時に死んでもいる猫。
重なり合った世界、存在の話。
観測者によって変化する世界。
どこかサスペンスフルでこういうの好きです。

キャラ良し、音楽良し、構成も良し。
心に傷を抱えた女の子たちの葛藤と、
咲太と麻衣の甘酸っぱいラブストーリー。
もちろんブタ野郎としても楽しめるのだ。

最終話視聴追記。
物理法則を逸脱した思春期症候群を軸に、
設定がどこか変化球な青春ストーリーです。
{netabare}七里ヶ浜の少女翔子や咲太の傷跡、
大きな謎を残したまま映画へと続いていきます。{/netabare}

見える世界は人の数だけ存在している。
世界とは「現象」そのものなのでしょう。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 92

76.9 2 2018年度の学園アニメランキング2位
やがて君になる(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (468)
1561人が棚に入れました
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」

声優・キャラクター
高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子

えたんだーる

★★★★★ 4.7

今のところとても面白いです。(顔がめっちゃ芝居する!)→第7話補完作品『やがて君になる 佐伯沙弥香について』(電撃文庫)絶賛発売中! BDにはスタッフコメンタリーも!

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
現在2話目まで視聴済みです。

原作マンガはかなり有名作品だと思うのですが、未読だったのでアニメ放送開始前からとても気になっていたタイトルです。

大正時代にはやった(生まれてないから本当にはやったのかは知らん(笑))らしい「エス」(女学生同士の恋愛物)とかの継承者的な路線ですかね。40年以上前から少女漫画とかでは連綿と続く系譜の一つですよね。男性向けの深夜アニメのメインストリームからは外れた作品だと思うので爆発的には人気は出ないと思われます。

私としてはけっこう好みかも。キャラクターデザインも、わりと好きな方です。男性も出てくるのは今風なのかな?

気に入ったので推さないとと思って評価は仮に付けましたが、途中で変更すると思いますので悪しからず。
== [ここまで。] ==

2018.10.26追記:
生徒会選挙での演説前の一幕、最高でした。

後輩なのにメンタル強な侑の強キャラ感はめっちゃ好みです。侑のお姉さんもなかなか良いですね。

表情の作画、情報量が多くて凄く良いです。原作も良いのでしょうが、今のところどストライクで好みです!

2018.10.27追記:
第4話目まで視聴完了。煽りキャラの存在で話が動いてきましたね。原作未読だけど、とりあえず見つかった脚本のキャスト表が伏線だというのはわかりました。

2018.11.3追記:
第4話からの勢いで原作既刊分の単行本を全巻読破したところで、第5話を視聴終了。

原作を忠実になぞっているようで第3話の生徒会長選挙の演説が実はアニメで補足されていることがわかったりとか。実は花田先生が目立たず良い仕事をしている…?

第5話については、原作にもあるエピソードですけど怜ちゃん(侑のお姉さん)GJ(笑)!

2018.11.10追記:
第6話を視聴終了。ストーリー展開は原作にほぼ忠実ながらもオリジナルなシーンがけっこう入っていたような。

例の川での飛び石のシーンも含めて、監督・演出・脚本みんな良い仕事してますね!

2018.11.17追記:
第7話まで視聴終了。ここまでただの脇役と目されていた箱崎先生がストーリーに参加してくるエピソードが、ついにアニメでも放送でした!

なお、本エピソードで触れられた佐伯沙弥香と先輩の中学生時代のエピソード詳細を含む『やがて君になる 佐伯沙弥香について』が11/10に電撃文庫より刊行されております。

原作漫画『やがて君になる』のスピンオフ作品という触れ込みで、歪んだ女性キャラを書くことでは定評のある(?)、入間人間(いるまひとま)先生によるノベライズとなっています。

原作未読でもアニメ第7話まで観ていれば特にそれ以降のエピソードに関するネタばれ要素はありませんので、佐伯先輩に興味を持たれた方は是非お読みになることをお薦めします!

2018.12.29追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。原作コミックス5巻の4割くらいを消費して、エピローグ的に今後の展開を期待させる映像での締めでした。(← 悪く言えば「おれたた」END(笑))

結局原作の各話サブタイトルはそのまま残されて、特に特定の回が跳ばされることなくアニメ化されるという『3月のライオン』に近い形でのアニメ化となりました。この構成で原作がまだ続いているので最終回をどうまとめるかはかなり大変だったかと思いますが、シリーズ構成・脚本の花田先生、お疲れさまでした。

そんな中、劇中劇の内容を練習という形で少し先取る形で見せて、アクロバティックに話をまとめてしまいました。このアニメの制作スタッフの恐るべき底力!

脚本だけではなく演出もハイレベルな作品でした。

2019.2.4追記:
12/21にBD 1巻、1/30に2巻が発売されました。

BDの初回特典として付くブックレットには対談形式のキャストインタビューが収録されており、他にコンテ各1話分が付きます。そして毎回特典ですがスタッフコメンタリーが付くのですが、これが1、2巻とも素晴らしいです。

1巻:
キャストインタビュー: 高田憂希・寿美菜子
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・仲谷鳰(原作者)
コンテ: 3話

2巻:
キャストインタビュー: 寿美菜子・茅野愛衣
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子・市川太一
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・あおきえい(第6話コンテ)
コンテ: 6話

特に演出関連のスタッフコメンタリーが大好物な私としては、アニメ化のレベルの高さにふさわしいパッケージでBD 1巻、2巻ともに大満足。以降のBD 3巻、4巻も楽しみです!

投稿 : 2019/11/09
♥ : 74
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.2

どうも開発された感がある

2019.01.04記


原作未読


これまで百合百合どうのこうのは未経験だったのと、花田十輝氏脚本で寿美菜子さんが先輩役をされているとの情報に誘われ視聴決定。
気づけば毎週の放送が楽しみな作品の一つとなってました。{netabare}3話でスイッチが入り、6話で沼に嵌りこんだ自分です。{/netabare}

“好き”を知らず、“好き”を知りたいと思いながらも誰にも“特別”な感情を抱けない高校一年生小糸侑。
一学年上で“特別”を求められ指向するも誰も“好き”になったことがない七海燈子。
この二人の「好き」「特別」をめぐるひとつの愛のかたちを丹念な心情描写で魅せる良作です。燈子の同級生で同じ生徒会仲間の佐伯沙弥香を含めるとトリプルヒロイン?になるかと思います。

抒情的な文学をよんでいるような作品でした。そして観てて疲れます。表情や会話の間、手足の動きにジェスチャー、光の使い方や背景、OPやED、直喩に暗喩いろいろ駆使した演出で、画面からひと時も目が離せません。
演出の一つで感心するのがサブタイトルの一枚絵カットでしょうか。毎回CM前後や大事なとこで印象的なセリフと一緒にサブタイトルが映されますが、ストーリーを追っていくと膝を打つものばかりです。
{netabare}例)6話サブタイ「言葉で閉じ込めて」
⇒橋のシーンで、侑の好きになりたいという気持ちを「好きにならないよ」という自分の言葉で蓋をする。帰り道に、侑が橙子を好きにならないように、橙子が「好きだよ。君はそのままでいて」の言葉で閉じ込める。{/netabare}

話の重ね方も惹きつけるものがありました。一つは物語が“上乗せ”されていくこと。“上書き(更新)”ではありません。
{netabare}・例えば燈子について、5話で忠犬ばりのデレ具合を見せてから6話での拒絶。5話の経緯から油断してた侑(視聴者もですね)に不意打ちを食らわせる。ただそれも3話で兆候は示されてる話であり幾重にも織り重なる構成です。{/netabare}
{netabare}・例えば沙弥香について、6話「私が無邪気に信じていると思った?」と侑にマウントを取りにきてからの7話沙弥香回でのネタ明かし。沙弥香に対して“怖さ”を感じさせて、次の回で“共感”させると揺さぶりをかけてきます。{/netabare}
そのキャラの持つ引き出しが増えていくイメージと言ったらいいでしょうか。

もう一つはむやみにイベントを作らないこと。
{netabare}・槙くんが口を割ったり二人に過度に干渉して一波乱起こすこともできたでしょうに。
・沙弥香が推薦人から漏れたことで彼女が立候補するまたは立候補言い出すなどかまってエピソードを挟むこともできたでしょうに。
・水族館デートを誰かに目撃されて一悶着とかとか、ありがちなイベントを挿入して物語の波を作ることを避けてます。{/netabare}
その分、尺を心情の極々微妙な変化や行ったり来たりの揺り戻しの描写に多くを割いてました。これで冗長さとか中弛みにならないところは素晴らしいです。

話の重ね方2点を含む演出といった技術的な特長をもって、それだけでも観る価値はありそうです。全13話は原作の4巻分に相当するとのこと。巻数だけから判断するとしてもあまり端折る必要のない話数であり、丁寧に掬いあげたんだろうことがわかります。



恋愛物語としては三人の心情を慮ると、

 『ひたすら切ない』

です。侑、燈子、沙弥香が報われることのない袋小路に迷い込んで抜け出せない。これは心が千々に乱れますよ。

{netabare}燈子が“特別”を演じる自分と弱い自分両方を肯定される「好き」があることに気づけば呪いは解けそうなのだが。{/netabare}

燈子を中心に侑と沙弥香が取り巻く構図です。自己肯定感がない燈子は二面性の人。特別であろうとする燈子を支える存在が沙弥香、素の弱い(なにもない)燈子を支える存在が侑。

●沙弥香
{netabare}燈子が誰のものにもならないことを理解してて、だからこそ「想いは叶わなくても一番近くにいられる」ことを支えにしてたのに、そんな燈子が他の誰かを特別に想い始めてることを感じる。
{netabare}お願いだからそのままの君でいて{/netabare}{/netabare}

●侑
{netabare}特別を知りたい。好きを教えてあげられるのは燈子だけなのに、その燈子は侑が好きになることを拒絶する。一方で燈子は侑に好きを全面にだしてくる。
{netabare}お願いだからそのままの君を好きになって{/netabare}{/netabare}

●燈子
{netabare}自己矛盾を抱えていることを理解しつつ、拠りどころの侑が離れていくことを極度に恐れている。{/netabare}
{netabare}いくら頑張っても他人にはなれないのに。合宿で、生徒会OBに今までの自分の理想や努力を否定されてアイデンティティが揺らぐ。
{netabare}お願いだから自分を好きになって(視聴者一同){/netabare}{/netabare}

三人とも本当の気持ちを飲み込む辛さを知っているのです。

ゆっくり時間をかけて進むラブストーリーは、その進行速度とは相反して緊張感を常に孕んでます。
演出が多岐にわたるということは考察しがいのある作品になるかと思いますので、登場人物の心情をいろいろ観察してみるとより面白くなりそうです。


なお、冒頭の百合百合どうのこうの、というのはいまだよく分かりません。女性同士の恋愛ということであればそうなんでしょう。
いたく心を動かされたので、百合適性が“開発された”のかもしれませんが、じゃあ他の!とすぐなるかでいえばそれはないです。


最後に、生徒会の濃ゆい面々の中で堂島くんの存在は貴重でした。彼がいたことでだいぶ和みます。だって、けっこうヒリヒリするやりとりの連続でしたから。



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2019.06.16追記
《配点を修正》


どうしても「百合」ってもったいないと思ってしまう私

投稿 : 2019/11/09
♥ : 75
ネタバレ

フィリップ

★★★★★ 4.3

そして、本当の自分になる

アニメーション製作:TROYCA、監督:加藤誠、
シリーズ構成、脚本:花田十輝、
キャラクターデザイン、総作画監督:合田浩章、
原作:仲谷鳰

思春期の少年少女が直面する大きなテーマ。
自分とは一体何者なのか ―――――――
そして、なりたい自分とは。

憧れの存在に一歩でも近づきたいという想いが
少年少女たちの生きる原動力となる。
「好き」が分からない小糸侑、
「好き」を歪な形で知る七海燈子。
二人の少女たちが自分探しの旅に出る物語。

OPの映像が意味深で美しい。
つながれた二人の手に落ちるピンクと青の紫陽花の花びら。
ピンクのほうは左側の手に落ちる。
青の花びらは二人の親指で挟み込む。
花に囲まれた教室で椅子に座る少女たち。
ひとりが少女に手を伸ばすが指先を掠めて消えてしまう。
プラネタリウムの機器からあふれる星の数々。
花に囲まれた廊下で少女たちが自分の顔を隠す。
最後に再び現れたふたりの少女は手をつないでいるが、
その後、棘のある蔦に絡まった仮面を付けた姿に変わる。
ふたりが消えた後にはハナミヅキとモッコウバラが残っている。

紫陽花の花言葉がひとつのキーとなる。
作中では、その答えを知ることはできないが、
視聴者は物語の展開で、意味を感じ取ることができる。
紫陽花は色によって花言葉が変化する。
青~青紫色は「冷淡、無常、高慢、嘘つき」など。
ピンク~赤紫色は「元気な女性」、白色は「寛容」。
少女たちの心を花によって表現している。

私はこれまで百合の物語を漫画でもアニメでも
ほとんど目にしてこなかったが、この作品に関しては
寿美菜子が出演していたのが視聴のきっかけだった。
2話の時点で興味を失い、録画しているだけの状況に
なってしまったが、交流のあるレビュアーさんが、
面白いと言っていたので、何となく続きを観ることにした。
そして、6話の展開で物語に完全に引き込まれ、
本当の魅力がようやく分かった。
この作品は百合の物語だけに留まらず、
普遍的なことをテーマにしているのだと。

女性作家らしい繊細なストーリー。
キャラクターの造形がしっかり作り込まれている。
主人公のふたりはもちろん、脇役の少女たちについても
その背景がきちんと考えられているのが分かる。
例えば、後半で重要な役割を果たす叶こよみが、
2話でリボンが嫌いで可愛いものは自分のカラーではないと
語るところなどは、とてもリアリティを感じさせる。
また表情や口元の動き、会話の「間」にも
こだわりが見られる。侑と生徒会副会長の佐伯沙弥香が
初めてふたりで帰るシーンのやり取りは、とても丁寧だ。
そういう部分では『リズと青い鳥』を彷彿とさせる。

印象と実際の人物像に違いがあるという話にも現実味がある。
佐伯沙弥香はフワフワした女性に見えるが、
実際は細部に目が届き、気づいていても知らないふりができる。
キャラクターたちの徹底的な作り込みは、
作品を引き立てる特徴のひとつになっている。

全体のストーリーで大きな要素を占めるのが文化祭の生徒会劇。
燈子がずっと求めてきた本当にやりたかったこと。
劇のなかで記憶喪失の少女は、一体どんな自分を選択するのか。
侑は現実の世界で、燈子に大切なものを選び取ってもらうために
虚構の物語の結末にこだわって奔走する。

{netabare}とても良い作品だったのだが、
最終回は楽しみにしていた分、完全に肩透かしを食らってしまった。
ラストで生徒会劇が行われると思っていたら、
侑と燈子の水族館デートで終わるとは全く予想していなかった。
そういう意味ではとても残念だった。 {/netabare}
また、1話や2話を観ただけでは、
燈子が侑を好きになる理由が分からず、ただの百合物語に見えてしまう。
そのため、挫折しかけたのだが、
6話を観ると、色々な謎が明らかになり、
物語の全貌を理解することができる。
沙弥香の本心、燈子の本音が明かされる
絵作りや展開には思わず息を飲んだ。
特に川べりの演出は鮮烈だった。
{netabare}「私のことを好きにならないで」というセリフは、
あまり自分のなかではなかった感情を呼び起こした。 {/netabare}

1クールという限られたなかで、しっかりと構成された物語は、
原作の良さが大きかったと想像するが、よく練られていた。
最終回が残念だったが、これも原作の問題だったのだろう。
最後を上手くまとめれば、個人的には今年の作品の
かなり上位まで来るような秀逸な出来だったと思う。
しかし、今後も続いていくのであれば、
少女たちの選択が何をもたらすのか、最後まで追ってみたい。
それにしても今年は花田十輝に始まり、終わったという感じだった。

ちょっとした余談
{netabare}自分探しというと、私はショーン・ペンが監督をした
実話映画『イン・トゥ・ザ・ワイルド』という作品を思い出す。
裕福な家庭に生まれた青年が自分探しの旅に出かけ、
アラスカまで辿り着いて、ようやく大切なことに気づくという物語だ。
自分探しは、若者の特権でもあるのだが、
何かを掴もうと深く潜りすぎることは、悲劇を生むこともある。
この作品はどこへ向かっていくのだろうか。 {/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 79

71.4 3 2018年度の学園アニメランキング3位
citrus(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (414)
1589人が棚に入れました
ギャルだけど初恋も未経験なjk・柚子は、親が再婚した都合で女子高に編入することに。彼氏ができない!と不満爆発の転校初日、黒髪美人の生徒会長・芽衣と最悪の出会い方をする。さらに、義理の姉妹になった芽衣と同室で生活することに・・・!?

声優・キャラクター
竹達彩奈、津田美波、藤井ゆきよ、久保ユリカ、井澤詩織、葉山いくみ

えたんだーる

★★★★☆ 3.9

人気爆発はしなさそうだけど、個人的には好きな感じの話。(「ギャル監修」って何(笑)?) → 同性愛でラブコメでジャンプバトルシステム(笑)!

キャラクターデザインは少女マンガ系で、個人的にはほぼドストライク。

原作は読んでいないのでストーリー展開は良く知らないのですが、女子高(エスカレーター式のお嬢様学校)の理事長の息子と母親が再婚したのを機会に、処女ビッチだった柚子が学校の近所に転居、編入したところ、理事長の孫で生徒会長の芽衣と義理の姉妹になってしまったという第1話でした。

第1話の引きのキスによる義理姉妹同士のマウントの取り合いで柚子が劣勢だった感がありますが、おそらく芽衣も純愛に何らかの夢や理想を持っていそうな拗らせキャラと思われるので、これは意外と楽しみな一作になるかも?

それ系の描写もですが、これは序盤においては心理戦が楽しみでしょうか。

2018.1.22追記:
クレジットに「ギャル監修: 平岡りえ」ってあるけど、「ギャル監修」って何なのさ? この平岡りえって人は、ちょっと前の浜田ブリトニー的な人なの? でも、このアニメには必要なのかもしれないですね…。

本編の方は、第3話まで視聴完了。うーん、学園理事長についてはウルトラアクロバットな解決だったなぁ(笑)。

2018.3.26追記:
第12話、最終回を視聴終了。

全体のストーリーとしては、柚子と芽衣の距離が縮まりそうになると「新たな敵(笑)」が現れ芽衣はスルリと遠のいてゆく…。そして「『強敵』と書いて『とも』と読む」な安定のジャンプバトルシステム。

とりあえず柚子の友人としてのはるみんが聖人すぎる。女性同士の同性愛でラブコメをやるっていうのは、ちょっと面白かったです。が、これが長く続いたら飽きるだろうからアニメとしては1クールくらいでちょうど良いかちょっと長いかもしれないくらい。

じゃあ面白くなかったかというとそんなことはない、面白かったです。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 49
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★☆ 3.6

東西の都が百合色に染まってゆく……

原作コミックは一巻だけ立ち読みで。

そもそも当方、百合をテーマにしたアニメを見るのもこれが初めてでして、
「コミック百合姫」(凄い雑誌名ですねw)連載の原作に
手が出てしまったこと自体が既に人生の一大事件w

昨年夏頃、新古書店ブラついていたら、何の魔が差したのか……。
ふとコミック版の表紙から迸る、何とも言えない、怪しい妖気に吸い寄せられて……。
気が付いたら、いつの間にか、正座してアニメ観てましたw


よって本作が百合アニメとしてどういう位置づけの作品か、
私は語る知識も経験も持ち合わせていませんが、
シナリオ・構成等は比較的、正統派の?恋愛、ラブコメの筋書きだと感じました。

歩く校則ブレイカーと言うべき制服の着こなし&茶髪のチャラい出で立ちだけど、
恋愛耐性は皆無な純情ギャル。情は熱くて筋は通したい。

血統の良い、お嬢様校の理事長の孫かつ生徒会長で、風紀の取り締まりも厳しい。
他生徒に畏怖され、他を容易に寄せ付けない孤高の黒髪美少女。
だけど、本当はとってもさみしがり屋……。

そんな二人が唐突に義理の姉妹になることにより急接近し、
絡み合う中で、禁断の関係が隠されたギャップを暴いていく。
あの娘の意外な秘密が、本性が……互いに気になって仕方が無い。

さらには次々と投入されるサブキャラが執拗に三角を仕掛け、
その“好き”は姉妹だから?それとも……。
といった尋問も交えつつ、二人の愛を試していく。

その他、極端にデフォルメされた厳格な規律のお嬢様学校ぶりや
愛なきセレブなコミュニティーの陰鬱から繰り出されるトラブル、修羅場など、
どこかの昼ドラなんかを想起させるような力技な展開。

テンポも私が摘まみ食いした初巻など初回で走破するハイペースぶり。
このスピードじゃ、すぐに原作ストック枯渇するのでは?と危惧しましたが、
途中でアニメオリジナルも挟んでいたそうで……。


こんな風に、色々と強引さも感じたりもしました。
けれど、見ていて凄くドキドキさせられて、なんか楽しかったですw

描写については、これも百合として過激かどうかは私には分りませんが、
キス魔だったなと。
付随する着衣や小物の乱れもベタですが淫らでした。
{netabare} キスなんてこんなものですか。そーですか。{/netabare}


そんなこんなで私も狼狽えている内に、
単純にサブキャラの三角繰り返すだけではマンネリと思って
場所でも変えてみようと思ったのか、
東京で吹き荒れた百合の嵐が、急転、京都にも攻め上って参りました。

京都も、歴史や文化に加え、ドラマやサスペンスのメッカ。
さらには乙女ゲーや本作のような百合の聖地になってみたり。
上洛の動機が多彩になって、古都も随分騒々しくなっているなwと思ってみたり。


好きなキャラ……と言うより、安心したのは、はるみんこと谷口はるみ。
息が詰まるくらい堅苦しいお嬢様校と、波乱の百合展開の中で、
自称ステルスギャルという嵐を遠巻きに観察できる立ち位置から、
ノリが普通の?(でもないかw)JKを提供してくれた彼女は貴重な安全地帯。
次のドキドキシーンに向けて心をニュートラルにしてくれる良いダチでした。
({netabare}自転車・はるみん号も貸してくれたしね。{/netabare})


私には次に見るべき百合アニメとか見当も付きませんし、
必要なのかも分りませんが、
また、魔が差したら、懲りずに百合の園に足を踏み入れてみようと思いますw

投稿 : 2019/11/09
♥ : 29
ネタバレ

ヲリノコトリ

★★★★☆ 3.2

百合が好きな人以外にはあんまりおすすめしない

【あらすじ】
「自由奔放に振る舞うギャル」を目指す女子高生と、「清廉潔白な優等生」を目指す女子高生が女子高で出会う。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる★☆☆☆☆
恋愛★★★☆☆ 感動★☆☆☆☆
頭脳☆☆☆☆☆ 深い☆☆☆☆☆

【ジャンル】
百合、恋愛、義理の姉妹

【こういう人におすすめ】
百合でもいい、じゃなく、百合がいい人。一応みるだけなら百合でもいいレベルの人でも最後まで見れます。

【あにこれ評価(おおよそ)】
59.1点。最終話放送日。

【個人的評価】
ずっと「まだ大丈夫」って言いながら見続けたけど、やっぱ無理だ!キスしすぎ!でも、ちゃんとした恋愛の駆け引きみたいなのは一応あった。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 最終的に無理でした(笑)
 ずっと「普通の恋愛みたいなもんじゃん」と思って見てきたけど、最終的に成就してみて思い返すと、普通の男女だとしたら結構ダメ恋愛じゃねえか!

 あと脇役の恋愛がほぼなかった(血涙)
 桜トリックと比べるとそこがちょっとね。いっぱいカップルいたら一つ一つの恋愛の中身とか割とどうでも良くなるんだけど。

 百合という方向性はがっちり定まってるけど、それ以外はブレブレでしたね。「姉妹」を描きたかったのか、「ギャル」を描きたかったのか。純愛かエロスか、愛される側か愛す側か。
 まだジャンルとして発展途上なようです。

 日本にもLGBTの概念が入り始めて、この先アニメでも進化・融合していくジャンルかもしれませんね。


1話
{netabare}  なぜか恋愛ラボとダブっちゃうせいでなんか普通に良い感じのゆるい友情ものみたいな気分が抜けない(笑)
 見てられなくなった時のことは、そうなってから考えよっと。

 てか原作の雑誌は「ゆるゆり」「犬神さんと猫山さん」らへんのトコか。どこに向かうんだあの雑誌(笑)
 犬神猫山の漫画読んでたけど、連載途中から原作者が深い百合に目覚めすぎて(百合のネトラレとか百合のビッチとか百合のセフレとか)、設定が崩壊して終わった……w {/netabare}


6話後
{netabare}  なんだこの「クズ人間代表」みたいな"顔"のお父さんは(笑)
 あの"顔"見ただけでなんか私の中のエマージェンシーコールが鳴り響いてたよ。でも中身は普通にいい人なのか。
 いいひとならいいひとっぽいキャラデザにしてよ(笑)

 もー、近親相姦の話になるかと思っちゃったゾッ♪ てへぺろ☆彡

 それはさておき、やっと両想いっぽくなってきて、新たな脇役も登場の予感。待ってました!原作読んでないけどヘッドフォンは巨乳とひっつくんだよね!?というかひっつけ!最近アニメで「脇役同士の恋」に飢えてんだよ!

 それと、やっぱ「両想いになるためのエピソード」が来るまで両思いにならなかったトコが、割と真面目に恋愛書いてる感じはしますよね。
 まあ少女漫画とかには勝てないけどさ。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 24

83.4 4 2018年度の学園アニメランキング4位
ハイスコアガール(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (576)
2085人が棚に入れました
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!

声優・キャラクター
天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.3

そんな私はロースコアボーイ

2018.10.06記

原作未読

当初ノーマークだったが、同僚の薦めで視聴決定。
どうやら、昔懐かしのゲームを扱った回顧ものくらいの前情報で視聴スタートです。

さっそく結論。

 懐かしくて涙出るわ~

これはオモテ。並行して、

 なんじゃこのラブコメ泣けるわ~

一作で二度美味しい作品になってます。懐かしのゲーム見たろ、ぐらいでかまえて思わぬカウンターパンチを食らっちゃいました、といったところでしょうか。

主人公の矢口春雄が1979年生まれ。本作の時代設定が1991年(小学六年生)から1995年(高校一年生)までとなります。
これはリサーチの勝利と言って構わないと思いますが、誇張されることない等身大の90年代が描かれているため、おおむね1970年~1985年生まれの方は取り扱っているゲームや時代の空気感の再現具合に感嘆するんじゃないでしょうか。

{netabare}・緑の電話ボックスにピンクチラシが貼ってる
・当たり前のように灰皿が置いてあるゲーム台
・パネルでめくられる新幹線ホームの発着案内板(現在は電光掲示板)
・溝の口(川崎)駅降りたとこ南武線沿い小道の汚い飲み屋街の古本屋 ※住んでた私が保証しよう
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機のラインナップ
といった見た目のあるあると

・対戦でのお作法(ハメ技かけると喧嘩になる等)
・教室でソニックブームを繰り出すこの解放感
・もういいわよ。録画してた「家なき子」観るから♪
・ミスチルを聴きなさい!ミスチルを!
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機にその当時みんなが感じてたこと
といった空気感{/netabare}

単なるゲーム回顧録ではない、時代の空気の見事な切り取りっぷりに切なさを感じるほどです。ワクワクするつもりがきゅんきゅんしてしまうのです。

若い皆さんにとっては、このピンポイントで切り取られた時代の追体験が可能ですので、ぜひ面白がって観てほしいですね。
ついでに、だいたいアラフォーの男性が大なり小なり通ってきてる道でもありますから、雑談のネタとしてビジネスにも活用できるかもしれません。

自分はハルオよりちょい上くらいのドストライク世代にあたります。回顧トークしたくなるところですが、脱線が止まらなさそうなのでここでは泣く泣くあきらめますよ。ただ一点、同年代非オタの知人にハイスコアガールを勧めたら、ちゃっかり視聴してました。その後酒の席でのあるあるトークに華を咲かせましたよ、ということは申し添えておきます。



そして、ゲームと並行しての恋愛の世界。
ゲームで繋がる恋愛ってなんのこっちゃ? そもそもこのキャラデザインは、恋愛仕様のそれではないような。。。
{netabare}とナメてたら3話で不意打ちを食らうことになります。{/netabare}

2話からラブコメの波動が感じられ、12話終わる頃にはきゅんきゅんしてることでしょう、たぶん。

大野晶と日高小春のダブルヒロインというのは、ぱっと見で王道の配置です。

大野晶:ゲームは社会との接点を持つためのもの/純粋にゲーム好き/{netabare}ハルオが好きそう{/netabare}
日高小春:ゲームはハルオとの接点を持つためのもの/ゲーム好きは二次的なもの/{netabare}ハルオが好き{/netabare}
ハルオ:馬鹿で優しくてあったかいやつ。そして四六時中ゲームのことで頭の中がいっぱい。それはすがすがしいほどに。

そんなベクトルは物語の進行に合わせてゆっくりと変化していき、最終12話{netabare}(小春の告白という大きな転換点を迎えること){/netabare}で本作の恋愛の波動がピークに達します。
きゅんきゅんする理由、、、二人ともホントいい子だから(語彙力)。そしてハルオもなんだかんだいいやつだから(もっと語彙力)。
二人ともきっかけは違えど、徐々にハルオに惹かれていく様子がもどかしくも純な感じがして擦れた大人にはまぶしく映りました。
ヒロインにとってはゲームバカが恋愛対象のため、コミュニケーションがゲームを通じてということも多いです。対戦プレイや協力プレイのシーンに潜む恋のやり取りを見過ごしてはいけません。{netabare}晶と小春ですらゲーム機を通しての会話と、わりと徹底してます。{/netabare}なんかもう「拳で語り合う」世界観ですね。

これほど無口なヒロインで物語が成立するんだ、と面白がって観てたわけですが、結局セリフがゼロでしたね。大野晶役の鈴代紗弓さん、「あ」「う」「ぐふぅ」に感情を込める難役お疲れ様でした。
小春の鼻腔を抜ける呼気の音すら聴こえそうなささやき声は役に合ってたかどうかを超えて心地よかったですね。広瀬ゆうきさんですか?また別の作品でお会いしましょう。
{netabare}
晶にとって、もともとは大野家とは違う世界への扉であり、さらにその世界を広げてくれたハルオへの好意。ハルオは激つよの晶を目標と捉えてました。
小春にとって、唯一自分に目を向けてくれる瞬間がゲームで対峙する時だったというハルオへの好意。ハルオはフルボッコ負けを機に小春をライバルみたいに捉え始めました。
後半は、“目標を降りたかった晶。目標になり替わりたかった小春”というミスマッチがなんとも切ない物語でした。
{/netabare}



ノスタルジーにあてられて不器用な恋の行方にせつなさを感じたのか、
良質なラブコメにほだされて在りし日の思い出がきれいに見えたのか、

おそらく両方。きゅんきゅん×きゅんきゅんは単なる2倍ではない、2乗に感じる稀有な経験なのでした。
続き3話はOVAで!と商売臭わかりやすいラストに賛否両論出そうですが、そこはご愛敬(;^ω^)としときましょう。
薦めてくれた同僚よ、ありがとう!



以下、その他の四方山話。


■作画
まずは、権利処理に奔走してくれた裏方さんには賛辞を送りたいと思います。感謝!
3DCGということでしたがかなり普通のアニメっぽい自然にみられる処理をしてました。私の目利きが甘いかもですがあまりCGっぽさを感じません。そして核となるゲーム画面の再限度が極めて高い印象です。元画像をはめ込めばよかろう、というものではけっしてなく、ブラウン管と現在のデジタル規格との突合作業、コマ数の調整、エフェクトの修正、その他視聴者からみれば『そのまんまゲーム画面』に見えた本作の絵は相当の処理を施して再現されたものだそうです。
私が普段は気にしない技術的な面にも良い意味で関心を起こさせる製作陣の仕事でした。


■華を添える愛すべきイカレキャラ達
わりと主人公たち以外は行動・言動が変なのが多いのですが、第一話で矢継ぎ早3枚のカードを切ってきて視聴者の引き込みに成功しました。
・癇癪カップル:声は松岡&日笠と無駄に豪華
・小学担任:「卑劣」と書いてお前のことだ、と主人公に容赦ないが悪意もない。
・じいや:黒塗り高級車で主人公を轢いても歯牙にもかけず。
目立たぬファインプレーだったように思えます。


■10カウントで消えるはずだった世界が色づく
OPEDともに作品に寄り添った良曲でした。ED「放課後ディストラクション」はお気に入りでDLしてます。
{netabare}プレステとサターンの発売により自分はアーケードから距離を置きました。当時は鉄拳派(プレステ)とヴァーチャファイター派(サターン)と棲み分けがされてた気がします。
それはさておき、10話Aパートでサターンにうつつを抜かしアーケードから遠ざかってたハルオが小春にフルボッコされたのを機にゲーセンに戻ってくる描写があります。
逡巡しているハルオのバックにはストⅡゲームオーバー時のコンティニュー画面。ガイルさん(CV安元洋貴ww)がハルオを焚きつける中無情に10カウント刻まれていってました。
アーケードゲームが家庭でできるインパクトは強く、この時期から徐々にゲーセンから足が遠のいていったのは私だけではないでしょう。対照的にコンティニューして戻っていったハルオには個人的に感動しました。(えっ!そこ?)

どれくらいのインパクトか? JUDY AND MARYの楽曲に「まるでヴァーチャファイターのゾーン2」という歌詞が出てくるくらい。男ならともかくあまりゲームをしない女の子でも家にプレステとか普通に置いてありましたよ。{/netabare}


■余談
我が家では作中登場したニューファミコンが現役です。タイトルは70本以上。スーマリ、ドラクエシリーズ(要ふっかつのじゅもん)、じゃじゃ丸くんといった有名どころから、シティコネ、影伝、燃えプロその他家族でたまにゲーム大会を開催。
スターフォースでラリオスを撃破したり、ボンバーマンでリモコン無し状態からのリカバーをしたり、グラディウスで↑↑↓↓←→←→BAを披歴したりと父親の威厳を保つのに一役買ってたりします。
この前、ウチの子供たちが伝家の宝刀『カセットに息をフー』してるの見て爆笑しました。曰く「つば飛んじゃダメなんだよ」と。
なんかしらんが、受け継がれる伝承みたいなもんでしょうか。25年前も今も楽しいものを前にした子供の気持ちってそうそう変わるものではないんです。



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2019.04.03追記


★EXTRA STAGE(ROUND13~15)追加視聴★

Netflixの配信にて。TV放送(ROUND1~12)の続きの3話分が解禁です。

{netabare}変わらぬOPとEDにふいにキュンとしてしまった。なんだこの破壊力。
内容には触れません。本編にも増して、ハルオ母が素敵で、晶と小春に身悶えし、ハルオはしっかり男の子してました。{/netabare}

ファンの皆様におかれましては、視聴は義務と言って差し支えない出来映えです。

※視聴日:2019.03.30



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2019.10.23追記


視聴時期:2018年7月~9月 リアタイ視聴 ※EXTRA3話は2019年3月視聴
 

2019年秋期に2期放送。先だって、EXTRA3話を地上波で放送しました。
濃厚な3話だったのでこれを放送する決断をしてくれたスタッフの皆さまには感謝です。

{netabare}さて、そのEXTRAのクライマックスといえる花火シーンは二子玉川河川敷の花火大会です。ハルオたちが乗ってる電車は田園都市線。

こたびの台風でまさに氾濫したピンポイントの場所でした。{/netabare}

春先には普通に感動しただけでしたが、あらためて半年後に再視聴して別の思いが生じます。迅速な復旧をお祈り申し上げます。



2018.10.06 初稿
2019.04.03 EXTRA視聴後追記
2019.10.23 追記

投稿 : 2019/11/09
♥ : 81
ネタバレ

フィリップ

★★★★★ 4.3

かっこいいは正義

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:桑波田満、原作:押切蓮介

90年代のゲームを巡るストーリーが魅力で、
多くの男性が懐かしさを感じることのできる作品。
ゲーマーとしてのプライドを持つ主人公の矢口春雄が
お嬢様ゲーマーの大野晶や、矢口に恋心を抱く日高小春たちと
ゲームをしながら青春を謳歌していく。

この時代を生きた男性なら多くの人が
夢想したことがあるだろうという展開。
私はストリート・ファイターⅡ以降、
それほどゲームセンターに行かなくなってしまったが、
こんなところで女子と遊ぶなど、夢のまた夢の世界だった。
昔は吉野家や立ち食いそばでさえ、
女子が一人で訪れることは、ほぼあり得なかった。
ゲーセンでカップルを見るのも、かなり稀なことだった。
そこは男の世界だったのだ。

この作品では昔のゲームやその特徴、
やり方などを懐かしむことが大きな楽しみのひとつだが、
大野や日高とのラブコメも見どころだ。
3話での大野との別離や再会した後の
河原でのシーンなどはとても良かった。
日高も矢口を追いかけてゲームが上手くなっていく。
切なくもあり、笑ってしまう場面がたくさんある。

ただ個人的にこの作品の最大の魅力は、
春雄の生き方にあると思っている。
春雄は小学生のときから、
自分のできること、できないことを割り切っている。
できないことは、ほぼ諦めている。
しかし、ゲームにおいてはプライドを持っており、
孤高の生き方を選んでいるように見える。
そして、自分のなかで何がかっこよくて、
何がかっこ悪いのかという価値観がはっきりしている。
それは、とてもかっこいいことではないだろうか。

昔、競馬騎手である武豊のドキュメンタリー番組を観た。
その頃、既に一流ジョッキーとして広く認められていたにも拘わらず、
貪欲に新しい乗り方を取り入れていたことが放映されていた。
そんな姿勢についてインタビューアーから問いかけられると、
かっこいいと思えたから、ということだった。
もちろん、騎乗スタイルには馬に負担をかけないだとか、
速く走らせるのに適しているだとか、
色々なプラス要素の理屈があるわけだが、
武豊の口から出たのは、そんな一言だったと記憶している。
さらに、かっこいいことは、だいたい正しいことが多いんですよ、
というようなことも告げたのだ。
とてもシンプルな答えで、私は衝撃を受けたものだが、
成功している人間とは、正しい理念みたいなものを
本能的に分かっているのかもしれないと思った。

私は春雄のキャラクター像に、そういう潔さや正しさを感じた。
何がかっこいいかということが決まっているから、
生き方がぶれないのだ。
それは全編を通して一貫しているように見える。
傍目にはかっこ悪いように見えていても、
「自分のかっこいい」からは外れていないと考えている。
つまり、ハードボイルドなのだ。

ハードボイルドとは、ヘミングウェイからハメット、チャンドラー、
ロスマクなどの作品につながる考え方で、
日本では60年代から80年代にかけて浸透したと私は理解している。
直訳すると固くボイルしたもの。
固ゆで卵、つまり芯の固い生き方のことを指している。
ある時期のアメリカなどの探偵小説では、
よく描かれた主人公像のひとつだ。
ジェイムズ・エルロイの作品もこの系譜に含まれる。
なぜ、春雄がこういうキャラクターなのかと考えると、
ひとつは90年代の時代背景と、頻繁に登場する
ストⅡのガイルのキャラクター像に影響されているのだろう。

このようなことを考えると、春雄が女子からはもちろん、
男子からも人気のある人物として描かれているのは
とても納得できる。私にもこういうタイプの友達がいたので、
余計にを懐かしい思いで観てしまう。
ゲームや時代背景だけでなく、
無骨な人物像という部分でも親しみを感じる。

男はタフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない。

今ではあまりにも時代遅れのセリフが、
この作品には合っているような気がする。
(2018年10月20日初投稿)

EXTRA STAGE ROUND13~15
(2019年10月23日追記)

{netabare}1期終了後に配信とOVA販売の
発表があったEXTRA STAGE。
発表された当初は、最終回までまだ多くの話が
残っているのに、駆け足で終了かと
不安の声も上がったが、無事に2期制作となったのは良かった。

1期の終了時には日高からの告白と
ゲーム勝負の申し込み。
晶とは家出の件で、また遠い存在に。
それでEXTRA STAGEは、
日高と春雄が中心になるかと想像していたら、
やはり晶との話がメインだった。
13話でAOUショーを晶と行けたら楽しいのにと
想像し、15話で運命の出会いによって一緒に行くという
ストーリーでまとめられた構成となっている。

私はよく知らなかったのだが、
AOUショーというのは、1982年から開催されている
AOU(全日本アミューズメント施設営業者協会連合会)が
開催していたショーで、アーケードゲームを中心とした
展示会ということらしい。2013年からは、
ジャパンアミューズメントエキスポとして
毎年2月に開催されている。

話の中心は、春雄と晶の周囲の人たちも交えた
世界の広がりとでもいう展開。
晶の教育担当の業田や晶の姉の真、
晶の登下校時の運転手・じいや、
春雄の母・なみえ、そして同級生の日高との
関わりによって、ゲームを楽しみつつ、
少しずつ大人への道を歩いていく。

さまざまなゲームが登場するが1995年当時は、
私はほぼゲームを卒業していたので、
画面を観てもほとんど知らなかった。
ただ『RPGツクール』というソフトがあったのは、
朧気ながら覚えている。とてもじゃないが、
面白いゲームを作れるような代物ではなかったという
噂を聞いたことがある。
また、ゲームを卒業したと言いつつ、FFシリーズは別。
晶が射的でゲットした
『ファイナルファンタジーⅥ』は大好きだった。
この頃のFFシリーズはシナリオが練られていて、
とてもよくできていたと思う。
個人的にはⅦが頂点で、その後は緩やかに
下降していった印象。
さすがに最近はもうやっていない。

やはり今回も注目したのは春雄の行動や
春雄の母・なみえの信念のようなものだった。
業田に対して、なみえが主張する姿はかっこいいし、
春雄の、他人や晶に対する姿勢には好感だ。
13話のラストで晶が名残惜しそうに春雄の胸に頭をつけるが、
春雄は想いを胸の奥に秘めながらも、
背を向けて別れていく。とてもこの作品らしいと思った。
16話では、幕張の帰りの電車で春雄はついに自分の気持ちに
正直になる。相変わらず車ではねられるのはご愛敬として、
良い感じで2期につなげられたのではないだろうか。{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 83

shino73

★★★★☆ 3.8

沁みるほど青春

J.C.STAFF制作、原作押切蓮介。

主人公は小学6年生、矢口春雄。
初回は彼の一人芝居です。
彼の好演がどういうわけか楽しい。

当時の小学生なんてとても、
小さなコミュニティで生きています。
居心地の良い場所なんて限られていました。
現代のユビキタスな世界は存在しない。
春雄にとってゲーセンが聖域なのでしょう。
パーソナルスペース、対人距離。
場所、人、距離を論点に語っても、
興味深いアニメかも知れませんね。

4話視聴追記。
懐かしいのは設定の1つに過ぎない。
ここにあるのはノスタルジーではなく、
素朴な時間と馬鹿が付くほど正直な生き方だ。
小学生は生き方を選べない。
そして季節は廻りほのかな恋の中学編。

最終話視聴追記。
よくやった、大健闘だ。
今夏最も翌週を楽しみにしていたアニメです。
素晴らしいアニメだと思う。
ガイルさんが助演男優賞ですね。
ゲーマー同士のショボい喧嘩が大好きでした。
ヒロイン2人が好対照で好印象、難しいなあ。

沁みるぜ、沁みるほど青春だ。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 83

81.3 5 2018年度の学園アニメランキング5位
からかい上手の高木さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (839)
3429人が棚に入れました
「今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!」
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと日々奮闘するが…?
そんな高木さんと西片の、全力“からかい”青春バトルがスタート!

声優・キャラクター
高橋李依、梶裕貴、小原好美、M・A・O、小倉唯、内田雄馬、小岩井ことり、岡本信彦、落合福嗣、田所陽向
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 3.7

その首の角度はいただけません

2018.12.24記

断念→ここでの評価高めで再開→完走


なるほど!そうきましたか(^^)
中学生の他愛もないやりとりが続く中盤までの展開を単調と感じるか微笑ましいと感じるかで評価が別れそうですね。
完走してみたものの私はどちらかというと前者寄り。実際に中学生の子供を持つ親としての立場がニヤニヤさせるのに待ったをかけたような気がしないでもない。裏を返せば中学校一年生の生態(特に西片くん)がほどよく描けてたのだと思います。思い当たる節ありますもん。

そんなマイナスを差し引いても、後半{netabare}(10話以降){/netabare}はなかなかの見ものです。からかう高木さんと翻弄される西片くんの関係というものがしっかりと収まるところに収まる良い構成でした。
高木さんが上手なのは同年代の精神年齢のアンバランスさ(女子が大人っぽい)を超えて、以下の点で突出したコミュニケーション力を発揮するところ。

・男の自尊心を傷つけるラインまでは絶対いかない
 がんがん攻めてきますが、絶対防衛圏(としか言いようがない)には立ち入りません。だから“からかい”止まりなんですね。
 {netabare}「100%片想い」を愛好している西片の嗜好への評価にまでは踏み込まず、「私も好きだな」で済ます。大人でもなかなかできないですよ。{/netabare}

人を不快にさせるような描写は一切ないので、安心して観れる良作だと思います。
一方で私のように、“退屈”と感じる方も少なからずいらっしゃるでしょう。物語の山は後半なので日常系への耐性の有無が岐路かもしれません。


■終盤のしかけに好感 ※視聴済の方向け
{netabare}10話から高木さんが「勘違いされちゃったっていいよ」モードに入りました。以後、ラブコメの波動全開です。ここが良かった。
高木さんが西片くんをよく観察してることはこれまでの回から理解可能です。この10話では、つき合ってるんじゃないか疑惑をかけられたことについて西片に話を振り、否定しない西片の様子を見て高木さんの口元が緩みます。高木さんにスイッチが入りました。
続いて、学校からの帰り道。西片の“好き”を確認するための無理めの二択(「私がいなくなる」or「テストで0点取り続ける」等)を迫ったりと一つステージを上げてきました。ここでも西片の反応を見届けて高木さんの口元が緩みます。どちらも目元を映さない演出でしたが、これ良かったなぁ。{/netabare}
{netabare}最終話では、高木さんが西片に好意を寄せるきっかけとなったエピソードを挟み、これまでのからかい行為に意味づけがなされました。こういった説明は親切だと思います。{/netabare}
{netabare}ラストに目元を含めた高木さんの顔の全体のカット。なんかもう「幸せになっておくれよ」というハッピーエンドでした。…と思ってたら、そのまま結ばれて『からかい上手の(元)高木さん』が漫画では展開されてるそうな。作者は心得てますね。{/netabare}


■EDの選曲が心憎い
全12話で7曲用意しており、アコースティックな編曲を施した往年のJ-POPを高橋李依さんがカバー。

{netabare}①②気まぐれロマンティック/いきものがかり(2008年)
③④AM11:00/HY(2003年)
⑤⑥自転車/JUDY AND MARY(1995年)
⑦⑧風吹けば恋/チャットモンチー(2008年)
⑨⑩小さな恋のうた/MONGOL800(2001年)
⑪ 愛唄/GReeeeN(2007年)
⑫ 出会った頃のように/Every Little Thing(1998年){/netabare}

10年以上前の曲ばかりで、ファンの認知度高いけれども的な曲が入ってることにセンスを感じます。
例えば「自転車」は大ヒットナンバー「Over Drive」手前のリリースで恩ちゃん作曲ながら疾走感があり、その後のジュディマリの布石となった隠れた名曲。ヒットしてからはほぼTAKUYAが曲作ってたりする背景を考えると貴重です。
「気まぐれロマンティック」も他の大ヒット曲に隠れているが、ライブでは超盛り上がるファンのための楽曲の色が強いです。
総じて前半は軽快なナンバーが続き、終盤は誰もが口ずさめるTHE愛の歌。

 MY LOVE IS FOREVER~ あなーたとー

物語とリンクした選曲になってるのも心憎いですね。



※以下は断念時レビュー

{netabare}件名:ただちょっとね・・・
2018.01.24記

自分に合わなかっただけ。2話で断念。
悪くはないよ。ニーズはあるはず。

なんというか、主人公(男)が青臭すぎてくすぐったくなっちゃいまして。
でもしかたないそういう設定だから。
高木さんも憎めないキャラだけど・・・
でもしかたない中学生の他愛のないやりとりを大人が観続けるのにはしんどかった。

なによりHDDに録画しているのをうっかり奥さんが見て内容知ったら、本気で心配されそう、と世間体を気にした次第。
いやエロとかはないです。わかりやすい萌えでもないと思う。ただ中学生の日常のやりとりを綴った話。

この後、高木さんの弱い部分が出てきたり、主人公(男)とからかい以外の何かがあったりするんだろうなと期待しつつも、舞台が中学校の教室という日常で中学生の恋愛?を見せられてもなんだかなぁ、という判断です。

ただ、EDのいきものがかりのカバーは曲のチョイスといい良かったかも。



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2018.09.16追記


その後レビューちらほら目に入るもの見てると、けっこう評価している意見が散見されますね。EDも数話で変更、90年代JPOPを声優さんがカバーしてるなど琴線をくすぐる情報が入ってくる。悩むねェ(>_<){/netabare}



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2019.05.18追記

2期決まりました。ノリ変わらず中学生モードでやるのかしら。観るけど。。。
せっかくなら『元高木さん』までやってくれたら嬉しいな。



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視聴時期:2018年12月 


2018.01.24 初稿
2018.09.16 追記
2018.12.24 完走後追記
2019.05.18 追記/配点修正

投稿 : 2019/11/09
♥ : 75

えたんだーる

★★★★★ 4.2

「勝利」を約束された敗北(笑)。

自分が「良いな」と思っている女の子にからかわれ続けている時点で、からかわれた結果が如何なものであれ中学生男子にとって実は「勝利」であるということに気づかないのは当人だけ、というアニメ。

ということで、西片くんは高木さんにからかわれることで既に自覚なき勝利を積み重ねていくのです(高木さんに勝利したとは言っていない)。

なお、原作マンガのCMの声優はTVアニメのキャスティングに合わせて現在のCMでは変更になりました。

2018.3.28追記:
話のどこかからは『からかい上手の高木さん』なエピソードよりも、たぶん『あしたは土曜日』なエピソードの方が好きで観ていたかもしれません。あの三人組は本当に良い(笑)。

最終回: そしてとうとう西片くんは、自覚のないまま高木さんに勝利したと言えると思います。まさに「いい最終回だった」…。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 58
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 4.3

可愛い娘は何をしても許される?

原作未読。最終話まで視聴。

中学校の同級生で隣の席に座る西片くんと高木さんのラブコメディ。
1話30分だけど、いくつかのエピソードに分かれていて見やすい。

【まずは褒めよう!】
{netabare}高木さんが西片くんをからかうのは100%成功する。
逆に、西片くんが高木さんに仕返しをしようとすると、高木さんは100%返り討ちにする。{/netabare}
中学生ならではの微妙な距離感がなんとも心地良い。

男性である自分は、どうしても西片くん目線で見てしまう。
(物語が西片くん目線で描かれているせいもあるけど)
正直、高木さんにやられっぱなし。
ニヤニヤが止まらない(笑)

【だけど、正直・・・】
だけど、正直、終盤になると少々食傷気味で・・・。
西片くん目線で視聴していた自分が、いつの間にか第三者目線で視聴するようになっていたせいかも知れない。
要するに、「からかう」と「からかわれる」だけの関係に飽きが生じてしまうんだと思う。

【だけど、最終回は】
だけど最終回は良かったんじゃないかな?
『席替え~手紙』のくだりは、とても良かったと思う。
この作品では珍しい、{netabare}高木さん目線のラスト{/netabare}がとても良いオチだと思った。
このラストのために、高木さん目線の演出を控えていたのかと、勘ぐらせるほどの、綺麗なオチ。
何より、高木さん、嬉しそうだったしね!

【以下は、特に面白かった回・気になった回のレビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第2話】
習字のくだり。
高木さんの「現状維持」は吹き出してしまった。

【第4話】
逆上がりのくだり。
高木さんが{netabare}短パンをはいて{/netabare}いてガッカリした男性、手を挙げて!(笑)

【第9話まで視聴して・・・】
最初の頃は、「3人組のくだりはいらない!」って思っていた。
だけど、ここまでくると、正直、高木さんと西片くんのくだりだけでは食傷気味で・・・。
「箸休め的には有り」なのかもと思い直している。
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 57

80.7 6 2018年度の学園アニメランキング6位
色づく世界の明日から(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (708)
2879人が棚に入れました
物語の始まりは数⼗後の⻑崎。⽇常の中に⼩さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主⼈公の⽉白瞳美は17歳。魔法使い⼀族の末裔。幼い頃に⾊覚を失い、感情の乏しい⼦になった。そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖⺟・⽉白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、⾒知らぬ場所に現れとまどう瞳美の視界に鮮烈な⾊彩が⾶び込んでくる…。

声優・キャラクター
石原夏織、本渡楓、千葉翔也、市ノ瀬加那、東山奈央、前田誠ニ、村瀬歩
ネタバレ

フィリップ

★★★★☆ 3.3

煌めく長崎の街並みと青春の光

アニメーション製作:P.A.WORKS、監督:篠原俊哉、
シリーズ構成:柿原優子、
キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希

魔法使いの子孫でありながら
魔法が嫌いな月白瞳美にとって、世界はモノクロだった。
花火が行われていた夏の日、瞳美は祖母の魔法によって
60年前に飛ばされてしまう。
そこで出会った、葵唯翔の描く絵画は
瞳美が忘れていた色を取り戻させてくれるのだった。

日本のなかで最も好きな都市のひとつが長崎だ。
坂があり港があり、洋風の建物が点在する。
街には路面電車が走り、
日本中から使用されなくなった車体が集められて
再利用されている。
街並みは和風と洋風が融合し、とてもバランスが良い。
街は栄えていて、飲み屋街の思案橋には、
さまざまな種類の美味しい店が軒を連ねている。

個人的には仕事で何度も訪れた懐かしさがあり、
それがP.A.WORKSの美しい絵で堪能できることから、
1話目からとても楽しみにしていた作品だった。
序盤は予想に違わない出来で1話目の作りは、
ほぼ完璧ではないかと感じた。

そんな形で視聴を開始した作品だったが、
中盤くらいから違和感が頭を掠めるようになる。
話がどういう方向を目指しているのか見えてこない。
もちろん、瞳美が自分の抱えている問題を解決させ、
色を取り戻すことが最終的な目的なわけだが、
一向に話が進んでいる感じがしない。

原因のひとつは、世界の色を取り戻すことが
瞳美だけでなく、唯翔にも必要だったことだと思う。
主役のふたりが同じ悩みを抱え、しかも自分から動かないため
話が進んでいかない。ドラマチックな展開にならない。
だから、クライマックスでお互いが心を通わせるシーンでも
全く盛り上がらず、唐突な感じがしてしまう。
これが小説だったら、まだやり方もあったのだろうが、
アニメでふたりとも消極的な性格で、
同じ問題を抱えているのでは、難しいのではないだろうか。

その影響から物語が動かず、どこに向かっているのか
分からないように感じてしまう。
瞳美に積極性がないので、母との関係性についてなのか、
自分の時代に戻ることなのか、色を取り戻したいのか、
恋人を作りたいのか、友達を作りたいのか、
魔法への意欲を持ちたいのか、ほとんど見えてこない。

これは私の好みの問題でもあるのだが、
登場人物の想いをしっかり伝えて欲しいと思う。
この作品の場合、瞳美と唯翔が大切なものを
取り戻すことが大きなテーマになっているのに、
彼らの切迫感や渇きの心情がほとんど伝わってこない。
伝わってくるのは、諦めと苛立ちだけなのだ。
原因は、彼らの望んだ幸せな世界が
物語として、映像として表現されていないからだろう。
{netabare} 例えば、瞳美なら母の、唯翔なら祖父のイメージが
少しでも表現されたなら違ってきたのだろうが、 {/netabare}
終始ぼんやりしたお話になってしまっているように感じてしまう。

若者の閉塞感を表現したという点では、
リアルと言えるのかもしれない。
思春期の若者の心情を描いているのは、
分からないでもないのだが、イメージばかりを先行させすぎて、
物語に活かされていない。

それと、絵が美しいのは素晴らしいのだが、
あまりにも綺麗過ぎて、キャラクターの造形の粗が
逆に目立ってしまうのもマイナスポイントになってしまっている。
唯翔と千草のキャラデザが似すぎているのも良くなかった。
何となく観ていると、どちらか分からないことがあった。

目指したのはハインラインの『夏への扉』や
スピルバーグ監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だろうが、
中盤があまりにも退屈すぎる。
このテーマで物語を作るのなら、安易に魔法などというものを
持ち出さないで、正面から取り組んだほうが個人的には好感を持てた。

難点ばかりを挙げてきたが、唯翔の描く絵画の世界や
そこから浮かぶイメージは挑戦的な作風だったと思う。
OPの美しさ、タイトル書体の選別、長崎の街並みなど、
美術面にこだわり抜いているのが感じられる。
描かれている世界は、とても鮮やかだった。
記憶に残る作品だったとは思う。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 70
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.6

こぼれたあの色

P.A.WORKS制作。
監督は「凪あす」篠原俊哉。

色彩を知覚できずモノクロの世界で生きる少女。
彼女は自分に魔法をかけた。
{netabare}わたしは幸せになってはいけないと。
17歳の未来の少女が、
時の魔法で17歳の祖母に会う。{/netabare}
魔法が日常に存在する青春ファンタジーです。

この物語には小さな魔法が存在して、
心のサプリや探し物を見つけたりと、
日常にそっと寄り添う形で存在しています。

少女はなぜ色彩を失ったのか。
少女に色をもたらした絵を描く少年との出会い。

夕焼け、朝露、夜空の花火と、
色彩の世界を描くだけに風景は美しい。
美しいものを美しいままに描く。
こぼれたことば、こぼれたあの色。

色の溢れる世界を取り戻す。
世界を肯定する物語になれば、
大いに可能性を感じる作品だと思います。

8話まで視聴。
美麗なオープニングは好印象なのですが、
物語は慎重に進行して好みが分かれますね。
{netabare}琥珀の葛藤、瞳美の願い、
物語が少しづつ見えてきました。{/netabare}

最終話視聴追記。
言葉より絵や色彩で魅了する作品ですね。
テーマに沿って上手くまとめたのでは。
ただ僕としてはこの主題と絵の表現力があれば、
劇場版の尺で良かったのではと思います。
映画なら傑作に成り得たかも知れません。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 76
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.3

全13話+“60年”の時の重みに思いを馳せてみる

2019.01.02記


P.A.WORKSによるオリジナルアニメ


前評判の良さとキービジュアル。数年前旅行で訪れたお気に入りの街“長崎”が舞台とあって、スルーする理由が見当たりません。
“眼鏡橋”“グラバー園”観光スポットもそうですが、地味に“石橋”行の路面電車や“思案橋”の信号機なんかも懐かしいですね。また行きたいです。
そして1話EDクレジットに島本須美さんの文字が! 断念する理由も無くなりました。


最初から最後までただひたすら美しい作品でした。作画や音楽だけではなくストーリーもです。棘の無いやや起伏に乏しい物語は物足りなさという弱みと裏返しでしたね。

見える風景がモノクロになり、自分の殻に閉じこもっている月白瞳美が主人公。「高校時代のあたしに会って・・・」と説明もそこそこに祖母である月白琥珀の時間魔法で60年前の過去へと飛ばされた後、高校生の琥珀とその友人たちと交流を重ねていくお話になります。
魔法/魔法使いが社会に受け入れられているのはファンタジーで、その魔法も私たちが想像するような仰々しいものではなく、“頭がすっきりする”“そこにない風景が見える”“ちょっと物体が動く”といったもの。祖母琥珀が使った時間魔法は上位魔法で習得難度が高いという設定はあるものの、普段使いの魔法は他愛のない、琥珀に言わせれば、

“日常を彩るサプリみたいなもの”

であり、魔法が全面にでてくるかというのとはちょっと違い、綴られた物語は高校生の青春です。
・なぜ祖母の琥珀(77歳)は孫の瞳美(17歳)を過去に送ったのか?
・なぜ瞳美は色を失ってしまったのか?
謎というほどではないかもしれませんが、{netabare}『瞳美が色を取り戻していく物語』{/netabare}作品のテーマとなります。


繰り返しになりますが、ただひたすら美しいです。

OP「17才」ED「未明の君と薄明の魔法」、2018年秋クールの中でも群を抜いてました。OPED両方とも一話たりとも飛ばさなかった唯一の作品です。
{netabare}最終話で「17才」イントロ流れた瞬間、歌詞の「虹がかかるよ」が頭に浮かび涙腺が・・・ 二番も良い歌詞です。{/netabare}
{netabare}モノクロから始まり、街灯のオレンジ色から街の夜景へと繋がるED画も神秘的でやなぎなぎの曲調もしっくりきます。{/netabare}

高品質な作画も最後まで安定してました。夕暮れ、夜景、太陽の照り返し、光の滲み具合。色使い・彩度の加減は下手な劇場版より綺麗かもしれません。モノクロと豊かな色彩の対比が物語の柱でもあるため、気合が入ってました。
{netabare}序盤第2話:夕暮れ時の校舎の風景作画は引き込まれました。岩崎良美「青春(タッチED)」がよく似合います。※年寄りは付いてきてね。{/netabare}
それと舞台が長崎ということで背景作画のハードル上がってたんじゃないかしら?
少しばかりの平地を除いて丘・山そして海。小高いところに建造物が立っている坂が多い街。風景絵が田舎なら青空+雲、都会なら定規でひけるビル群とかで済みそうなところが、そうはいきません。特に夜景は、空の黒と山間の黒そして海の黒とに区別つけた上で、適度に生活の灯りを散らさなければなりません。路地は曲がりくねった石畳ですし、作画班はほんとにお疲れ様でした。


肝心の物語は薄めです。キャラも心情描写をしっかり見せるわけでなく物足りなさを感じるほど。どちらかというと心象風景を見せる感じ。いかんせんヒロインの瞳美がわかりづらいし反感買いそうなキャラ。作画だけの作品なのね…残念、、、途中までの印象です。
風向きが少し変わったのが{netabare}11話と{/netabare}終盤で、最終13話の出来が良かったので少し考えをあらためました。
{netabare}この物語は、途中経過や最終話の締め方も含めて、いろいろ余計なものを付け加えると野暮になってた気がします。むしろあの程度と抑えめで良かった。{/netabare}


■最終話を観終わって ※以下ネタバレタグは視聴済みの方向け
良く出来た最終回です。そこに至るまでの過程に起伏があればさらに良しとしたことでしょう。ただしちょっと待ってください。これって完走後に、

{netabare}『瞳美が2078年に戻ってからの魔法写真美術部員の60年を想像して補完する』楽しみが残されてますよね。{/netabare}

全13話で完結というより描かれてない空白部分がむしろ重要で、そこの受け取り方で評価が別れるんだろうと思います。

{netabare}60年後、瞳美と魔法写真美術部員との再会がなかったことが空白部分を考えるきっかけでした。物語の舞台が2018年。自分に置き換えても2078年には生きていないでしょうから余計にそう思わせるのかもしれません。
瞳美が去った後、琥珀は、唯翔は、あさぎは、胡桃は、将は、千草はどんな人生を送ったのでしょう?瞳美がやってきたことでどんな変化を彼らにもたらしたのでしょう?

●琥珀:魔法の能力に目覚めた幼少期から「私は魔法でみんなを幸せにしたい」が信条だったのに、一番近しい人たちを救えなかったことは身を引き裂かれる思いだったことは想像に難くありません。娘の失踪と孫が色を失った理由はそれぞれその時に知ったのではないでしょうか?10話で瞳美は唯翔にだけ事情を話してますが、あの唯翔が琥珀に話すとはどうしても思えないのです。
瞳美が帰る時に自分の時間魔法の未熟さを実感して、以降腕を磨こうと研鑽を重ねただろうし、そのために最適な伴侶を選びました。瞳美がいなくなった後になぜ未来の自分が瞳美を遣わしたのかを考え続けた人生なはずです。
孫が帰還し一緒に母を探すと言ってもらえてどれほど嬉しかったことでしょうか。
「幸せになっていいんだよね?」孫から言われた時に70年越しの琥珀の思いが報われた気がしました。

※12話での瞳美「あれ?おじいちゃん?」の控えめリアクションが微笑ましい。
※年齢って英語でLEVELと表記するかは知らんが、「あんたはまだまだよ」的なエールは三つ子の魂百までの茶目っ気を感じる。すなわち“LEVEL17 vs LEVEL77”

●唯翔:瞳美は唯翔から、唯翔は瞳美から大事なものを受け取りました。彼が愛する女性に対してできること。“色を失った理由を直接聞いた(10話)”“魔法の中で幼少期の瞳美に会った(10話)”“幼少期一冊だけ色が見えてた絵本があったと直接聞いた(8話)”
「あの時俺が小さな瞳美に伝えたかったこと 自分を閉じ込めてほしくなかった 諦めないでほしかった」
必ず瞳美に届けたかった執念の絵本だったはずです。唯翔なら爺さんになって再開し思い出話に花を咲かせる気などさらさらなかったでしょう。進路も絵の道には進んだでしょうが、職業替えしたかもしれないし、結婚したかもしれないですが些細なことだと思います。
心を閉ざした“小さな瞳美”に伝えたかったことを伝える役目を果たした時に彼がどんな表情をしてたのかを想像するととても切ないものがあります。

※墓参は瞳美一人でした。琥珀が気を利かせたのだと思います。もしもお世話になった曾祖母ら月白家の墓なら琥珀は一緒に行ったでしょう。

●あさぎ-将くん:占い外れたみたいでなによりです。 “うさぎさんは犬さんのとなりに立って海のにおいをかいでます”

●胡桃-千草:不明。だけどお似合いでした。{/netabare}


{netabare}色を取り戻した瞳美はどんな人生を送るのでしょう?
最終話EDで、同級生二人に自ら声をかけ、その一歩を踏み出した瞳美。この二人、髪の色とかリアクションからしてどこかしらあさぎと胡桃らしき面影がありましたね。きっと孫娘なんでしょう。
彼女らは第1話で、浴衣姿で瞳美に声をかけてた二人でもあります。両シーンとも彼女らは瞳美に親しげです。受け取る瞳美側の心の持ちようが第一話と最終話では違うという対比にもなってます。{/netabare}


{netabare}“葵”“琥珀”“山吹”“あさぎ”“胡桃”“千草”、全て色を表す言葉。六色がもたらすものは、これまで“誰にも愛されてないと感じた夜”を幾重にも重ねてきた少女の心を溶かしました。物語としてはこれで万事めでたしめでたしです。
さらに、瞳美が色を取り戻す前の彼らと過ごした半年の時間でさえ、月“白”と合わせて七色の虹は架かっていたのです。この七人にとっての色褪せることのない大切な時間でした。唯翔が絵本を通して瞳美に残したかった想い。未来でも笑ってられますように、と。{/netabare}

やはり、美しい物語でした。
空白の60年間に想いを馳せると時の重みに切なさや愛おしさを感じる良作です。


しかしよくよく考えると、夏休みの最終日に宿題をあわてて片付けたと言えなくもない。



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2019.06.13追記
《配点を修正》


未来のお話って別世界の話として見る向きがあったのですが、本作は現在との繋がりを強く意識させるものでした。2078年には自分は退場しているはずでしょうが、孫かひ孫あたりの世代に自分の想いは伝わっていて、って素敵だと思ったわけです。

加点しときます。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 77

78.6 7 2018年度の学園アニメランキング7位
SSSS.GRIDMAN(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (682)
2413人が棚に入れました
1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。
まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、 現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。

そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定!
アニメーション制作は、2015年日本アニメ(ーター)見本市で公開された 「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を制作したTRIGGERが担当する。
監督は、同作でも監督を務めた雨宮哲。
あの時の未来が現実になった2018年、グリッドマンがアニメーションの世界で蘇る――。

声優・キャラクター
広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈、高橋良輔、小西克幸、悠木碧、松風雅也、鈴村健一、稲田徹、新谷真弓、三森すずこ、鬼頭明里
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.8

このシンウルトラマンがすごい

TRIGGER×円谷プロ制作。
特撮「電光超人グリッドマン」リメイク。

予想通り制作チーム抜群に相性が良い。
公式を見ていると登場怪獣、
なんてのもあって楽しいですね。
キャラクターもポップで女の子がかわいい。
敵役の子も味があって素晴らしいな。

旧型のパソコンから声がする。
ハイパーエージェントグリッドマン。
地球を怪獣の侵攻から救えと。
記憶喪失の主人公は、
グリッドマンに導かれるまま彼と融合する。

シンゴジラ第二形態の進撃、
迫力ある市街地戦、スペシウム光線炸裂。
記憶喪失の謎、世界の謎。
日常風景も多く青春しています。
世代なんて関係ない楽しいですね。
青春ヒーローものとしても秀逸でしょう。

今秋楽しみな隠し玉。

最終話視聴追記。
今秋を代表する素晴らしい作品だ。
優れたデザイン性もアクションも心が躍った。
やや駆け足でしたが大団円ではなかろうか。
{netabare}実写での終幕は予想を超えましたが、
現実世界にバトンを繋いだように思う。
自閉からの解放とでも言おうか。
これからが日常との戦いなのだろう。{/netabare}

どこか爽快で希望の萌芽を感じる幕切れだ。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 78

えたんだーる

★★★★★ 4.3

『電光超人グリッドマン』は1993年当時には新しすぎた(笑)! (第12話: まごころを君に(笑))

※↓以下を書いた時点でアニメ作品は始まってもいないので、未見でした。視聴終了後追記あり。

「あらすじ」にある通り、『電光超人グリッドマン』という円谷プロ製作の特撮作品(以下、「原作」)がありまして、当時の情報科学・コンピュータ関連の研究者や業界人の間では有名な作品でした。

原作では敵であるカーンデジファーがコンピュータワールドに「怪獣」を送り込み、その怪獣の破壊行為が実行プログラムの破壊、不具合として顕現するというお話になっています。

そしてカーンデジファーを追ってきたハイパーエージェントが、少年少女たちがパーツから組み上げた自作コンピュータとそこで実行されるプログラムと一体化することによって「グリッドマン」として怪獣と戦うことで地球の平和が守られるというストーリーになっています。

そしてカーンデジファー側にも協力者の少年がいて、「悪意あるクラッカーと戦うハッカー」という構図が怪獣特撮物としてビジュアライズされているという異色の作品でした。

根っこの着想は映画『ウォー・ゲーム(WarGames)』(←こっちは背景に冷戦がある実世界でのお話でストーリー自体は全く違う)あたりから得たような気もしますけど、こんなん当時子供にウケると思って企画したやつアホやろ。(← 褒めている)

また「怪獣やグリッドマンは通信回線を通していろいろなコンピュータに入り込める」とか、「怪獣とグリッドマンの戦闘は手元のコンピュータでモニタ出来る」とか、「グリッドマンの支援メカ(?: プログラムというかデータなのですが…)も通信回線を通して送り込める」とかいった設定があって、当時の若めのコンピュータ関係者の心を(もしかしたら本来の視聴対象のはずの子供たちよりも)掴んだのでした。

また15年ほど前でしょうか、安価なコンピュータを多数高速ネットワークで接続して高速計算させる「グリッド・コンピューティング」という技術が業界トピックとなり、「グリッド」という言葉が本作を想起させることでリバイバル・ブーム的なものもありました。

なので今50~60代くらいのコンピュータ関係者の間では『電光超人グリッドマン』はそこそこの知名度があると思います。

というところで個人的にはこのアニメがどんな作品になるか期待大ではあるのですが、現代に需要があるのかとか何でいまさらグリッドマンなのかとかはさっぱりわかりません(笑)。

2018.10.7追記:
第1話、観ました! ジャンクやグリッドマンのデザインは旧作準拠。ジャンクへの過負荷時の演出なんかはアニメっぽいです。いきなり謎を残しての引きで、期待を持たせる1話目でした!

2018.10.14追記:
第2話を視聴終了。視聴を続けるかどうかを判断するで必要そうな世界観の説明は2話でだいたい片付きました。シリーズ構成、有能…。

2018.10.28追記:
第4話、「Arcadia」のグループとメンバー4人の名前が玩具メーカー由来で笑ってしまいました。

2018.11.12追記:
第6話を視聴終了。旧作を観ていた人にはわかる「先代」とイヤホンで聞かされていた旧作楽曲「夢のヒーロー」のアレンジバージョンの旧作ネタがありました。ということは、一応旧作『電光超人グリッドマン』とのつながりもあるってことなのかな?

2018.11.18追記:
第7話目まで視聴終了。「不安定な神様」(笑)。

UFOが糸で吊られていたのって、あれもしかして特撮メタネタ(昔は空中戦の撮影時には糸で模型を吊っていた)なの?

2018.12.23追記:
第12話(最終話)視聴終了。いや、TRIGGERがGAINAXの末裔だとして、何もあんな形で示さなくても…(笑)。

あれがアカネだなどとは絶対に認めん、だがという視聴者もわりといそうだが、案外あれは円谷プロサイドにはウケているかもしれない…。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 74
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 4.0

特撮好きでないマン in N.Y

2018.12.28記


「電光超人グリッドマン」未視聴


レビュータイトルはSTING往年の名曲から。

前評判が高く、放送中も事前の好評価そのままに走りきった感のある良作です。が、なんかしっくりこない。
1993~1994年に放送された「電光超人グリッドマン」という特撮ヒーローものを母体とした新作アニメで、“円谷プロ”“TRIGGER"“音楽:鷺巣詩郎”そしてあの“グリッドマン”か!のワードが期待を寄せる根拠となってました。
主人公響裕太がクラスメイト宝多六花の家の前で倒れて、目覚めたら記憶を失っていた、という冒頭。六花の家が営むジャンクショップに置いてある古いPCから「自分の使命を思いだせ」と呼びかける声。声の主はハイパーエージェント『グリッドマン』。ほどなくして、街に怪獣が現れて破壊の限りを尽くす。どうする?どうする?裕太くん、という導入でした。

そしてこの私。電光超人を未視聴もさることながら、そもそもウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ものをわくわくしながら観た記憶がありません。宇宙刑事シリーズも観てました。嫌いなわけではなく、ただ“わくわくした記憶がない”だけです。
おそらくこのわくわくした経験の有無が本作を捉える上でのスタート位置の差となって表れちゃったんじゃないかという感覚があります。もちろんスタート位置が後ろでも追いつき追いぬいた方もいると思います。特撮好きマンはすーっと本作に入り込みやすかったでしょう。
ちょっと煮え切らない感じですが、これは、前評判に裏切られながらも、自分なりの結論を探し続ける男の取るに足らぬ感想、と思って以下読んでいただければ幸いです。


なお結論は、“とはいえおもしろい”です。
理由は明確、日常パートが魅力的だから。
Aパート、Bパートのくくりが正しいかは微妙ですが、だいたい1話のなかで前半の日常パートと後半の戦闘パートに別れており、この系統の作品の流儀を守ってますね。

作品評価に与える分岐点は2つあると思ってます。
1.特撮作品との相性
2.主に日常パートで展開される物語の解釈

1.特撮作品との相性
アニメなのに特撮? アニメ作品ながら特撮作品の演出技法が散見されます。この、アニメなのに?がポイントで、良く出来た作画と合わせて見どころになります。さらに、グリッドマンのみならず旧作名作のあれやこれやを彷彿させるシーンがさり気なく描かれているため、これもわかる人には胸アツでしょう。
スタッフの特撮作品に対する愛情を感じることができることは好感ですが、{netabare}物語の展開上、闘う目的があるようなないような{/netabare}戦闘シーンの連続は、私にとっての付加価値にはなりませんでした。

2.主に日常パートで展開される物語の解釈
良し悪し以前に、例えば戦隊ヒーローもので展開される日常パートはほぼ蛇足です。ウルトラセブン等の例外を除いては、特撮ヒーローものの前半にしょぼい印象しか持ってない私ですが、本作にはそのしょぼさがない。
裕太、六花、内海将の3人組に新条アカネら人間たちと、グリッドマンと4人のアシストウェポン(新世紀中学生)、そしてアンチくん、アレクシスの人外さんらが絡む物語は濃厚です。全体的に暗いというか“不穏”な雰囲気を醸し出しながら進行する展開は私好み。
ただ演出の妙が冴える考察好きにはたまらん展開のため、シンプルに観てると、なんだかよくわからんなぁ、になりそうな感じでした。

これ1.と2.の相乗効果で天井知らずになったかもわからんです。そういった意味では残念でしたね。私は1.が欠落してます。
日常シーンと戦闘シーンそれぞれ高いレベルにありつつも有機的に絡み合っているかは微妙。1個で2度美味しいになるか、水と油だなとなるか、私は後者です。
{netabare}・アカネにスイッチ入って怪獣作ってドーン!の前後に繋がりがあるようでない。
・必殺技や合体技はあくまで戦闘特化というか説明がないためこちらも繋がりが・・・
・となると作画と特撮オマージュを堪能するしかなさそう{/netabare}


OPはTHEヒーローものと呼べるワクワクする曲ですこぶる良いです。EDだって負けてない。イントロのギターリフが好きですね。
「これ、お前の母校が何回も破壊されるアニメだで」と、都立井草高校出身の知人へネタふりも可能(実話)。
充分満足する一品でしたが、周囲の熱狂とはちょっと引いた場所にいるかなーっていう良作でした。



■良く出来た物語
※視聴済みの方向け

{netabare}第一話アバン、新条アカネのカットで始まり、ラストは見ての通り。一貫してアカネの物語でした。その視点での二周目(特に9話)はやばいですね。
SSSS.ってなんの略? スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド(Superhuman Samurai Syber Squad)と聞いて、超平和バ○ターズばりのネーミングセンスだな、おいと思ってましたが、案の定“フリ”でしたね。
グリッドマンへのアクセスコード『Special Signature to Save a Soul』。そしてフィクサービーム!見事なタイトル回収でした。{/netabare}

{netabare}「私の先代が君にお世話になった」と少女怪獣さん(6話)
こういったところは元ネタ知ってたら楽しかったんだろうなーと思います。{/netabare}

{netabare}アカネのバランスが崩れ始める第7話は隠れた良回。
裕太と中華料理屋の中で「(ここの娘を)あたしが殺したの」と言うアカネ。遡ることAパート。アンチくんとの一悶着の際、スペシャルドッグを踏んでたアカネ。このへんの自己矛盾描写は秀逸。{/netabare}


それと物語がいま一つと感じた人が二周目行くことはないと思うものの、二周目が面白い作品でもあります。


■(オマケ)けっきょく設計主義って
ルールを設計してその通りにすれば万事OK!・・・って少しでも考えれば無理難題。人間には自我というものがあります。
無理してこれをやろうとしたのが、{netabare}新条アカネであり、{/netabare}大失敗に終わった20世紀の社会実験であるのでしょう。

{netabare}本作は、不完全なるもの(アンチくんやグリッドマン同盟のみんな)が不安定な神様を救う物語でもありました。{/netabare}
{netabare}子供じみた設計主義はとっとと捨てて、早く大人になりなさい。てゆーか外に出なさい。人を知りなさい。{/netabare}

完全とは理論や対物には求めてもいいとは思いますが、対人間、社会に求めたり、統治の仕組みとして取り入れるのは無理がある、を再確認した次第です。



-----
2019.06.12追記
《配点を修正》


その後、『電光超人グリッドマン』も飛び飛びながら視聴。地上波で再放送をやっていたのです。

SSSSのほうはロボ好き特撮好きでなくても日常パートが良いし、六花とアカネのWヒロインも魅力的で、私のような“特撮好きでないマン”でも楽しめましたが、たしかに原題の電光超人おさえてるとニヤっとできる場面多数。

本作SSSSを気に入ったのならこっちに手を出して良いと思います。


追伸
『色づく世界の明日から』のOPとED同様、こちらのOPとEDは秋から冬にかけてヘビーローテーションで聴いてました。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 72

75.5 8 2018年度の学園アニメランキング8位
僕のヒーローアカデミア(第3期)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (273)
1552人が棚に入れました
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。雄英高の生徒同士が激突するビッグイベント「雄英体育祭」、プロヒーローの下で技を磨く「職場体験」、“ヒーロー殺し”ステインとの死闘、期末テストでのオールマイトとの戦い、そして敵(ヴィラン)連合の死柄木弔との邂逅…。次々と課される試練に対して、デクはヒーローを目指して果敢に立ち向かっていく。一方、死柄木や、オールマイトの宿敵である巨悪オール・フォー・ワンも仲間を増やし、その悪意をふくらませるのだった。デクの、最高のヒーローになるための道と、敵(ヴィラン)たちとの戦いは、ますます加速していく!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、井上麻里奈、増田俊樹、諏訪部順一、内山昂輝、三宅健太、大塚明夫

ISSA

★★★★☆ 3.8

ロングホープ・フィリア

ロングホープ・フィリア

歌手:菅田将暉
作詞&作曲:秋田ひろむ(amazarashi)

歩くほどに靴底が汚れてく♪そんな風に
僕らの魂も磨り減れば影ってしまうよ
そんな時に思い出して♪君があきらめられない理由を
救ったはずが救われたっけ♪握ったはずが握られた手

あまねく旅路に光あれ~強さや弱さじゃ語れないぜ♪
立ち向かうその一歩ずつが♪君の勇敢さの勝利だった
叫ぶために息を吸う様に~高く飛ぶ為に助走があって
笑う為に僕らは泣いた~それを敗北とは言わない
ロングホープ~フィリア~

僕のヒーローアカデミア3期ED&映画「僕のヒーローアカデミア~二人のヒーロー」主題歌


熱い漢の歌って歌詞が良いです
マルチな才能見せる人気の菅田将暉を器用してるので売れそう…


視聴完了
相変わらず安定して楽しめる、マイナーチェンジして鮮度を落とさない努力も感じます。

でも3期までいくと、徐々に飽きと新鮮味が…
夏目の様な1話完結と違い、シリーズ化したバトル物のさだめかな。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 16
ネタバレ

いしゆう

★★★★★ 4.3

君が凄い人だから・・・勝ちたいんじゃないか!! 胸熱くする青春ヒーロー好きにはこれでしょ♪

あらすじはあにこれを参照ください。
放送時期:2018年4月~9月

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語 
39話~45話 夏の林間合宿編
46話~51話 神野区の悪夢編 

雄英高校に入学してから初めての夏休み
この一学期で心と体は鍛えられた
この林間合宿では”個性”を伸ばす○o。.

どんな困難にも立ち向かい 笑顔で人々を救う
そんな最高のヒーローになるために新たな一歩を踏み出した!

出発する前に謎のプール編あります○o。.。

〇音楽
OP曲は UVERworldが歌う”ODD FUTURE”
夏の季節に合う爽やかな曲です

ED曲はmiwaが歌う”アップデート”
気持ちが落ち着く ED曲にピッタリです。

〇キャラ
合宿は雄英1年ヒーロー科 A組とB組が参加
他にも講師に新たなヒーロー迎えたり生徒たちの家庭訪問あったりで
相変わらずキャラ豊富♪ 
推しのキャラを見つけて応援するのも楽しいです○o。.。

今回特に好きなキャラ

夏の林間合宿編・緑谷出久
神野区の悪夢編・オールマイト

両者 立場は違いますが
絶望の涙を感激の涙へ変える二人 最高!
ヒーローとしてのその姿に胸が熱くなること間違いなしです!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって{netabare}
雄英高校の警備がザルなのかヴィラン連合が凄いのか・・・
楽しいはずの林間合宿が開闢行動隊(ヴィラン)の登場で悪夢へ

光汰くんを守るデク君カッコいい!

この夏の林間合宿編では
ヒーローとして戦うことを選択した雄英ヒーロー科の面々
それが神野区の悪夢編では戦わずして”かっちゃん”を助ける

戦うだけがヒーローじゃない! ちゃんと成長してるの嬉しかった♪

そして オールマイトとオール・フォー・ワン
心が震えるような戦いでした 

どんな姿になっても平和の象徴として先生として
そしてワン・フォー・オールを受け継ぐものとして戦う姿は
涙無しには観ていられませんでした!

さらに死柄木弔が志村菜奈(7代目ワン・フォー・オール)の孫!
戦いの中でサラッと判明したは驚きでした

それにオールマイトから緑谷出久 
オール・フォー・ワンから死柄木弔へ受け継がれていく内容もあり
大満足!でもスゴイ情報量! 
色々な意味で頭が熱くなりかけました○o。.

最後は雨降って地固まる とても良かった♪。

( でも内通者なんているのかな? 誰だろう? 気になります! )
{/netabare}
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語
52話~63話 プロヒーロー仮免試験編
全国各地で行われる試験会場に集まったヒーローの卵たち

その中の国立多古場競技場に到着した
デク君たち総勢1540名 その中から一次合格は100名という
とても狭き門の中 仮免試験が始まる!

58話のみ特別編 ”愛で地球を救え” 犯人探しが楽しいです。

〇音楽
OP曲は Lenny code fictionが歌う”Make my story”
ED曲は 菅田将暉が歌う”ロングホープ・フィリア”

”ロングホープ・フィリア”映画版で流れてました
今回は曲調を変えたTVバージョン また違った感じで素敵です!

熱い歌詞を勝手に紹介します!

{netabare}
歩くほどに靴底が汚れてく そんな風に
僕らの魂も磨り減れば影ってしまうよ
そんな時に思い出して 君が諦められない理由を
救ったはずが救われたっけ 握ったつもりが握られた手

遍く旅路に光あれ 強さや弱さでは語れないぜ
立ち向かうその一歩ずつが 君の勇敢さの勝利だった
叫ぶ為に息を吸うように 高く飛ぶ為に助走があって
笑う為に僕らは泣いた それを敗北とは言わない
ロングホープ・フィリア

時を経ては変わってく 街並みも友達も
大抵は離れて分かる 寄る辺なさは瞭然たる感傷
ましてや自分 僕は僕を離れられぬやましさを背負って
だから友よ見届けてくれ 変わったのじゃなく変えたのだ

遍く挫折に光あれ 成功、失敗に意味はないぜ
最終話で笑った奴へ トロフィーとしてのハッピーエンド
願わなきゃ傷つかなかった 望まなきゃ失望もしなかった
それでも手を伸ばすからこその その傷跡を称え給え
ロングホープ・フィリア

諦めて疑って塞いで 期待外れって言われたっけ
でも失くしたことが武器になった それがどん底に咲いた花
遠き友よ 今ではもう蒼い星座 少なからず僕ら生きてる
荷物ならばそれで充分だ

遍く命に光あれ 生きる為に理由はいらないぜ
うなだれても踏み留まった そこをスタートラインと呼ぶんだ
今日の君が笑ったことで 敗北も無駄にはならなかった
故に咲くどん底の花 友よ、末永い希望を
ロングホープ・フィリア{/netabare}

〇キャラ
プロヒーロー仮免試験編では
士傑高校・傑物学園・聖愛学院など全国の色々な選手が登場します
この作品って登場人物多いけど 一人一人特徴があるから
見分けが付きやすいなって感じます○o。.。

特に好きなキャラ
・爆豪勝己 

普段強がってる彼が胸の内を明かす場面はグッときました!
今回はⅢ期通しての結果になります○o。.。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって{netabare}
雄英体育祭で全国に顔と個性がバレてるというハンデの中
競い合う雄英生たち こういう展開の中 
青山君が鍵になるなんて とっても意外 
蛙吹さんは寒くなると 冬眠に入るって・・・驚きました。

救助活動では
戦うか守るか 助けるか逃げるか
瞬時に色々な選択を迫られる現場でケンカしてる轟と夜嵐
だから出久の”なにをしてんだよ!!”
モワモワしたわたしの思いを代弁したデクくん 最高かよ!

プロヒーロー仮免試験後
このⅢ期の主役と勝手にわたしが思っている”爆豪勝己”

彼が心に抱え込んでいたものを爆発させる場面
良いライバル関係誕生の瞬間 ますます爆豪くん好きになりました。 
{/netabare} 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

〇一言
洋画”アベンジャーズ”と学園青春ものをかきまぜた様な作品です

話数は多いですが 内容はストレートで分かり易く 
割と一気に観れちゃいますのでオススメです♪。

10月からⅣ期が始まりますので今から楽しみ!○o。.

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 9

Dkn

★★★★★ 4.4

幼少の砌に見た大きい背中。僕の、私の、憧れのヒーローたち。

わたしは兎角、ヒーローと名のつくものに目がありません。作中でカッコイイ男の背中を見るだけで涙腺が緩んできます。背中で語るってやつ?古くはフライシャー・スタジオで作られた『スーパーマン』。アニメじゃないですが仮面ライダーや戦隊モノは今でも子供達に愛されています。

№1ヒーロー“オールマイト”に憧れた少年が自分もカッコイイヒーローになるため、夢に向かって突き進んできました。今回はそんな少年が成長する瞬間、誰かを守るために立ち上がれるヒーローとしての背中を見ることが出来る第3期。全編通して最大の事件が前半に起こるため、後半の4期へ向けたストーリーは少し盛り上がりに欠け落ち込みますが4期は決定しているので問題ないかと思われます。(これで続かないなら大問題ですが)

本作の見所は、何と言ってもハイクオリティーなバトルと多彩な能力を持ったヒーローやヴィラン(怪人)、社会においてのヒーローの立場や在り方を問われ続ける事です。成長していく主人公だけで無く悪と戦うヒーロー達それぞれの正義や、力を持った人間は悪と正義の表裏であること。安定した平和を保つ為のシンボルである“オールマイト”が死地に赴き、人々を守るために戦う姿など、手に汗握って涙なしでは観られません。今回あった師弟の名シーンはどちらもカッコよくて体が震えました。今までで最高のクールだったと思う。前半は大きく分けて2つの事件が起こりますが、そのあとの後日談も大好きです。お母さんがカッコイイのだ…流石、出久(いづく)のお母さんだなと思う強さでした。


“きっと誰もが誰かのヒーロー”

男女関係なく子供の頃のヒーローはいたと思います。

プリキュアかセーラームーンで世代がバレると聞きますが彼女たちもヒーロー。私にとっては、悪役でもヒーローだった!なんて人達もいるでしょう。作中でも“自分にとってのヒーローとは?”のテーマがあります。続編が決定した『ワンパンマン』でも怪人に憧れるアンチ・ヒーローが奮闘していて大人気ですね。2期楽しみだぁ…。

『劇場版 僕のヒーローアカデミア』サポーター『千鳥』ノブさんのヒーローは自分のお父さんらしいです。出久にお母さんやオールマイトがいたように、背中を見せてくれる大人や憧れが存在することは大事なのだと思いますね。ちゃんとした人がいないとヴィラン(怪人)になっちゃう。

わたしだったら誰かな…?

……




悪役ばっかり思い浮かびますね。ヴィランの才能がありそうです。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 27

71.1 9 2018年度の学園アニメランキング9位
ちおちゃんの通学路(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (360)
1358人が棚に入れました
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下”な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ開幕!

声優・キャラクター
大空直美、小見川千明、本渡楓、大地葉、篠田みなみ、皆口裕子、間島淳司、飛田展男

えたんだーる

★★★★☆ 3.6

ゲーム『アサ〇ン△リード』に染まった女子高生のエクストリーム登校コメディ。

第1話を視聴。漫画原作は読んだことないのですが、ギャグ作品のようです。

第1話とその次回予告を見た限りでは、30分の放送枠内で2~3エピソードを消化していく、『この美術部には問題がある!』や『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』などと似たような形式になるようです。

内容的には作品タイトル通り、主人公の三谷裳ちおが登校するときに見舞われる様々なトラブルをネタにしたギャグ作品です。

ちおちゃんのモットーが「クラスで悪目立ちをせず、中の下あたりのポジションをキープしてひっそりと高校生活を送りたい」ということらしいのですが、目立つこと不可避ではと思われる様々なトラブルに時に自ら飛び込み、時に巻き込まれトラブル回避に四苦八苦するという感じのお話のようです。

またゲームをやり込んで夜更かしをしているようで、そのせいで登校時間が遅刻ギリギリになったり、現実には難しいゲームキャラの動きを想像して試そうとしてみたりといったことにもなるようです。

自爆、自虐系のギャグが大丈夫そうならけっこう楽しく観られそうですね。

2018.9.27追記:
自ら「エクストリーム登校コメディ」と銘打つだけあってほとんどのシーンが登校時のものでしたが、稀に自宅の自室のシーンなどもありました。

タイトルに含まれるちおちゃんだけではなく野々村真奈菜(ののむら まなな)とのコンビで主人公みたいなところもあり、またそこに外見ではそうとわからない非常識人である細川雪(ほそかわ ゆき)、ヤンキーの安藤とその妹、久志取先輩、篠塚先輩などが加わってシリアス要素ゼロの徹底したコメディ作品としては知り切った感じです。

作画の評点は3.0になっていますがそこはもう割り切った感じで、作品には合っていると思います。

<余談>
最終話EDでクレジットの背景に流れているアニメを観ていて『ミニモニ。THE(じゃ) ムービー お菓子な大冒険』を思い出したのは私だけに違いない…。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 42

scandalsho

★★★★☆ 3.9

ブラッディ・バタフライ

原作未読。最終話まで視聴。

第1話の前半の話は、正直、”微妙”だと思った。
第2話、安藤が登場した話は、腹を抱えて笑った。

という感じで、面白い話とそうでもない話が入り混じっている印象でした。
これが、合う・合わないということなんでしょうけど・・・。

ただ、想像していたよりも面白い作品だったと思います。

登場人物が痛々しい曲者揃いで、こちらも合う・合わないがある気がします。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 33

〇ojima

★★★★☆ 4.0

2018夏アニメ。JC、JK対決は(私的に)こちら(笑)

物語は JKちおちゃんの日々の通学途中。
巻き込まれ体質+ドツボにハマってしまう性格で
毎回、空気読めないキャラたちに引っ張り回されるお話です。
もしくは、みずからややこしくするお話です。

特に親友のまななとはお互いのかるーく足を引っ張り合って
現状の「中の下ランク」から脱出させないやり取りがとても面白かったです。

夏アニメで比較してしまいましたが、こちらの方が素直に笑えました。
どちらも脇の匂いの物語がありましたけれど、
JCの方は「スパイシー」(刺激臭)
JKの方は「ジビエ」(野生臭)でした。作品の爽やかさの違いですね。

爽やかをそれ程求めないのであれば是非(笑)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 28

73.0 10 2018年度の学園アニメランキング10位
ヤマノススメ サードシーズン(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (283)
1001人が棚に入れました
この夏、あおいが、ひなたが、かえでが、ここなが、そしてほのかがTVアニメに帰ってくる!
そして新しい友達との出会いも……。
今度はどの山に登ろうかな?

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、東山奈央、牧野由依、儀武ゆう子、七瀬彩夏、高尾奏音、山本亜衣
ネタバレ

フィリップ

★★★★☆ 3.5

それぞれのディスタンス

アニメーション製作:エイトビット
監督・音響演出・シリーズ構成:山本裕介、脚本:ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:松田祐輔、原作:しろ

雪村あおいと倉上ひなたという幼馴染が、
高校生になって再会し、ふたりが中心になって
仲間をつくりながら登山を楽しむ物語のサードシーズン。

ファーストシーズンとセカンドシーズンでは、
登山とはどういうものか、必要な道具は何か、
関東近郊の山はどういうところがあるのかなど、
初心者に対する登山の指南的な内容の濃い作品だったが、
今回はキャラクターたちの物語や心情に重きを置いた
ストーリーになっている。

サードシーズン全体の中心になったのは、
あおいとひなたの関係性の変化だ。
明るくて行動的なひなたと、引っ込み思案で
編み物が得意なあおいという正反対の性格のふたりが、
それぞれに成長していく物語となっている。

あおいはコミュ障といえる性格で、ひなたといるとき以外は、
ひとりでいることが多く、体力もない。
ひなたは、外交的でどんな人ともすぐに仲良くなれる性格。
いつもあおいを連れ回して、一緒に遊んでいる。

そんなふたりの関係性だが、永遠に同じというわけにはいかない。
あおいは、ひなたに頼っていることを自覚しており、
いつかそんな自分を変えたいと思っている。
ひなたがいなくても思い切って友達と出かけたり、
バイトを始めたりして、次第にほかの人からも
認められる存在へとなっていく。
それを陰で見つめていたひなたは、
表面上は何ともないように装いつつも
内心では面白くない気分になる。
あおいが自分がいなくても楽しんでいる世界を
認めたくない気持ちにとらわれてしまうのだ。

いわばこれは親離れ、子離れという感覚に近い。
しかし、友人同士は親子ではない。
このような原因によって友人関係が
失われてしまうことがあるという話は聞いたことがある。
特に女性同士の友人関係に多いように感じる。
どこに行くにもいつも一緒の仲良しな関係であった場合、
何かがきっかけで完全に離れてしまうことがある。

私は今回の話を観ていて、
『響け!ユーフォニアム』のスピンオフ小説である
『立華高校マーチングバンドへようこそ』を思い出した。
吹奏楽部内において、主人公の佐々木梓と
友人の名瀬あみかとの極端ともいえる依存関係が
執拗に描かれるのだが、あるときに依存している名瀬あみかが
佐々木梓から少し距離を置いて、自分の頑張りで
部活に取り組もうとしたとき、佐々木梓は冷たく突き放し、
関係性を断ってしまおうとする。
その様子を見て同じ部活の女子は、佐々木梓に「病気」だと言い放つ。
傍目には依存されている側の人間が、
実は相手に頼られて優位に立つという心情的な部分で
頼ってくる相手により深く依存しているという形があるのだという。
これはユーフォの映画『リズと青い鳥』の
傘木希美と鎧塚みぞれでも同じような依存関係を描いている。
作者にとっては女子の友人関係のテーマのひとつで、
よくある構図なのだろう。

ヤマノススメ サードシーズンにおいては、
{netabare}ひなたとあおいの関係性がそこまで深く描かれたわけではなく、
すれ違いの連続とあおいの変化に
ひなたが付いていけないという展開だったが、
結局、相互依存の関係性が変化したときに
より友情が深まっていくというのは、なかなか面白かった。 {/netabare}
この作品でそういうものを観たいわけではない
と感じた人が多かったのも確かだろうが、
個人的には興味深い部分だった。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 45

えたんだーる

★★★★★ 4.2

山はあんまり勧めてない3期目(笑)

漫画雑誌「コミック アース・スター」に連載のマンガが原作のアニメ作品(3期目)です。(原作は未読)

2期目がそうでもなかったのに対して、3期目は1期目・2期目を先に観ておくことをかなり強く推奨する内容です。ということで、以下のレビューは1、2期目を観ている前提で書きます。

OP/EDをキャストが歌っているのは従来通りで、OP主題歌「地平線ストライド」の背景アニメ(特に前半部分のデフォルメキャラによる登山シーン)が1、2期目の振り返りになっているあたり、もう新規の視聴者獲得は目指していないのかなと感じますね。

まず放送フォーマットとしては2期目と同様に15分枠で、ただし2期目が2クールあったのに対して3期目は1クールになっています。

『ヤマノススメ』(1期目: 5分枠)は久しぶりに高校で再会したひなたがインドア派のあおいに登山(ハイキングレベル)を勧める内容、2nd シーズン(2期目)は山登りにはまり楓さんやここなちゃんとも交友を深めつつ難易度の高い登山を目指したりあおいとひなたのかつての約束の地を目指したりするやはり「ヤマノススメ」のタイトルにふさわしい内容でした。

そしてこの3期目なのですが、2期目であおいの弱点として発覚した体力面での強化に取り組む一方で、山登りの費用面での問題を解決するためのアルバイト先の洋菓子店での人間関係や、ひなたを通じて打ち解けたクラスメイトあるいは2期目のエピソードで出会いを果たしながらも普段は離れた群馬県高崎市に住むほのかちゃんなどとの交友関係の広がりによって、山登りとは直接関係がないエピソードが1、2期目とは比較にならないほどたくさん発生していました。

ということで決して山登りをしなくなったりはしないものの、より「日常系」な側面が強化されたストーリーになりましたね。

結果としてアウトドア面での「あるある」描写が減ったので、この点に不満を持つ向きは多くいらしたのではないでしょうか。これは良し悪しというよりは視聴者の嗜好の問題のように思われますが、個人的には「あり」でした。

4期目以降があったとして、富士登頂再チャレンジを見据えつつやはり日常描写は多くなっていくのではないでしょうか。4期目が実現すればたぶん私は視聴すると思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 43
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 4.8

今作はあおいとひなたがすれ違って・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

今作は登山をする話というより、あおいとひなたのすれ違いと、2人の成長を描いた作品と言った方が良いかも知れない。

お互いに、少し言葉が足りなかったせいで{netabare}別々に登山を{/netabare}する羽目になっちゃったり・・・。

あおいが今まで遊んだことのないクラスメイトと遊びに行ったり・・・。
それで、ひなたが{netabare}ヤキモチを焼いちゃっ{/netabare}たり・・・。

それでも、最後に{netabare}キチンと仲直り出来たのは良かった。
お互いに誤解が解けたのも良かった。{/netabare}


第1期が第2期の序章だったように、今期は第4期の序章だったのではないかと思います。
第4期に期待をしつつ。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 41

73.2 11 2018年度の学園アニメランキング11位
君の膵臓をたべたい(アニメ映画)

2018年9月1日
★★★★☆ 3.9 (143)
817人が棚に入れました
それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。

声優・キャラクター
高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.7

桜の木になろう

住野よる原作、ベストセラー青春小説。

共感は出来るがあまり評価は出来ない。
理性と感性の評価で大きく揺れています。
僕には感情よりも理性に問い掛けるものがあった。

優れた表現力、ポップなキャラクター、
美しい風景と少しづつ積み上げていく物語に、
中盤までは省略があるにしろ感じ入ることも多い。

偶然にもイエール大学講師シェリーケーガン著、
「DEATH 死とは何か」を読了し、
そのせいでひどく考えさせられることになった。
「死」とはそもそも悪いものなのか。
「死」はどうしてどんなふうに悪いのか。
「死」はいつの時点で私にとって悪いのか。

我々の寿命が60歳と仮定した時に、
後10年長く生きたかったと号泣するのは、
誰しも容易に想像出来ますが、
後10年早く生まれたかったとは泣かない。
それはなぜか?同じ10年なのに。
{netabare}答えは至ってシンプルなものですが、
その答えこそがこのアニメの主題であったなと。{/netabare}

名前のない僕と{netabare}未来のない{/netabare}少女の、
少しづつ大人になろうとしているあなたへ贈る、
桜咲き誇る美しい春の日の物語。

記録よりも記憶に残るアニメとなりました。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 41
ネタバレ

でこぽん

★★★★★ 4.4

美しく、楽しく、せつない映画

全編とても美しい映画でした。
そして、楽しく、切ない映画です。
そしてクライマックスでは、涙腺が崩壊してしまいます。

物語は、根暗な主人公の志賀春樹が、山内桜良が書いた日記(共病文庫)を拾うところから始まります。
春樹は持ち主を調べるために日記の最初の部分を見てしまいます。
だが、そこには読んではいけないことが書いてありました。

日記の持ち主の山内桜良は、日記を読んだ春樹が平然としていることに驚くとともに興味を持ちました。
それ以降、桜良は春樹と仲良くなります。そして、春樹と沢山の思い出をつくります。 {netabare}  
限りある命を精一杯に謳歌するために… 
{/netabare}

春樹は、最初はいやいやながらも桜良と行動を共にします。
だが、いつの間にか桜良と一緒にいる時間を楽しむようになりました。

ヒロインの桜良がとっても明るく元気で、魅力的です。
{netabare}
彼女は、春樹ならば、病気のことを気にしないで話してくれる と、思っていました。
でも、それは間違いでした。
春樹も普通の高校生です。
いつの間にか彼は、桜良のことが好きになってしまいます。
根暗で人を愛することができなかった春樹が、桜良の影響で、いつの間にか人を愛することができるようになったのです。
{/netabare}

最後に春樹が桜良の母親の前で、「もう泣いても良いですか」といって号泣したとき、
思わず私も涙が出てきました。

とても美しく楽しく切ない映画です。
ぜひみてください。

最後に、
エンディングが始まっても、決して席を立たないでください。
エンディングの後で、もう少しだけ物語がありますので。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 32

kakelu

★★★★★ 4.6

あと少しで神作品だった、おしい作品!

原作、実写ともに既読の私が今作と比較した感想。
初見ではないので、最初から結末は既知の状態です。

■物語
実写板では少しアレンジが加えられており、そこに少し善し悪しが分かれた。
対して、今作は前作に忠実で特にいじったところは見受けられなかった。
実写版でもそうだったが、原作を既読者には物足りないと感じてしまう。
映画という形状仕方がないのだが、情報量がが少なく原作未読者は果たしてこの描写で伝わっているのか?と思うシーンがいくつかあった。
特に、出だしの何分間は読者をかえって混乱させるのではないか?と感じた。
しかし、全体的には概ね良かったと思う。
結末ではラストを知っていたのにも関わらず涙してしまった。
1つ疑問に思ったことは、「君の名は」を少し意識しすぎではということだ。
OPがあったこともそうだが、演出がとても似ていた。
そのせいか、この作品のオリジナル性が欠けたように感じた。

■作画、声優、キャラ
作画はとくに問題なし。
少し輪郭がぼやけたような作画だったが観る分には全く支障はないし、抵抗感も受ける人は少ないんじゃないだろうか。
実写版とは違い、アニメでしかできない描写があったが個人的にはいいと思った。
声優も特に棒読みなどなくキャラにあっていた。
ラストの迫力満点の演技だった。
キャラもよく、ヒロインの桜良はとても可愛かった。
主人公の「僕」も成長過程が見て取れた。

■音楽
先程もあげたが今作が「君の名は」に似ていると感じた音楽。
音楽はsumikaが担当しており、私が好きなアーティストということもあり凄くよかった。
特に、挿入歌の「秘密」が流れたシーンは鳥肌がたった。

■総評
普通に良作だと思う。
だが、原作既読者には物足りないかも。
でも、私みたいに涙もろいかキミスイが好きな人にはおすすめ。
まだ、原作、実写どちらも未読なら普通に楽しめると思う。
sumikaが好き人もいいかな。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 21

69.2 12 2018年度の学園アニメランキング12位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (175)
606人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

えたんだーる

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 33

lumy

★★★★☆ 3.4

商業的、だけじゃない。

原作、というかアニメ以外の周辺コンテンツは見ていません。
TV放送のCMを見ると分かるのですが、
ミュージカルをメインにしたメディアミックスという
ちょっと変わった作品です。

私はラブライブを視聴していないので、
商業的な作品というのがあまり分かっていませんが、
本作はアニメ単体でも見どころがあったように感じました。
キャラ押しというよりは、雰囲気押しですが、
なんとなくやりたいことは伝わってきます。

ただ、全体としてはキャラが多いので、
それぞれのキャラパートの回になると、
ちょっとストーリーが薄いように感じました。
1話のワクワク感と、最終話の盛り上げを全体を通して出せれば、
もう少し評価が上がったかもしれません。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 27
ネタバレ

scandalsho

★★★★☆ 3.6

バナナイス!

日常パートは総じて面白かった。
第4話の{netabare}アリバイ作り~翌朝の先生のヒトコト{/netabare}までのくだりは腹を抱えて笑えたし・・・。
うん、日常パートはそれなりに面白かった。

キリンさんオーディションパート(ミュージカルパート)は、当たり外れが大きかった。
正直、評価が難しいな。

7話の{netabare}タイムループ{/netabare}展開以降は、少し物語の様相が変わる。

バナナの声優さんの演技の酷さが・・・。
後半の重要人物なのに!

作画は綺麗だけど、静止画が異常に多かった気がする。
途中で何回、画面がフリーズしたと思ったことか(笑)。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 25

85.6 13 2018年度の学園アニメランキング13位
ヒナまつり(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (891)
3517人が棚に入れました
芦川組を支える若きインテリヤクザ、新田義史は大好きな壺に囲まれ、悠々自適な独身生活を送っていた。
ところがある日、謎の物体に入った少女ヒナがやってきたことで生活が一変。念動力が使えるヒナに脅され、同居を余儀なくされてしまったのだ!
暴走しがちなヒナは組関係でも学校でもやりたい放題。頭を抱える新田だが、気のいい性格が災いしていつも面倒を見る羽目に。一体、この生活はどうなってしまうのか?
お人好しなアウトローと気ままなサイキック少女の危険で賑やかな日常が始まる!

声優・キャラクター
田中貴子、中島ヨシキ、村川梨衣、本渡楓、日笠陽子、小澤亜李、小山剛志、河西健吾
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 4.9

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ

原作未読。最終話まで視聴。

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ。
かなり笑えます。
そして、かなり感動します。

ヒナ、アンズ、瞳。
3人のヒロインそれぞれに特徴があって面白い。
3人それぞれにスポットライトを当てつつ、3人が巧みに絡んでくる物語の構成は、とても良かった。

作画はとても良い。
声優陣も良かった。

最終話の終わり方を見る限り、間違いなく第2期ありますよね?
大いに期待して待ちたいと思います。

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
ヤクザの新田の部屋に、突然、超能力少女ヒナが現れる。
ヒナは超能力で新田を圧倒し、新田の部屋に住みついてしまう。

ヒナは、自分の超能力を当てにして、何かをさせようと”しない”新田のことを信頼し始める。

そんな中、新田の所属する暴力団の組長が襲われ、新田は若頭に相手の暴力団に1人で殴り込めと命じられる。
そんな絶望的な状況の中でも、新田はヒナを当てにせずに、単身で相手の組事務所に乗り込もうとする。

その時ヒナは・・・。

いや~!第1話から引き込まれましたね。
超能力少女とおっさんのコンビというと、『アリスと蔵六』を彷彿としますが、こちらの方がコメディ色強めでしょうかね?

ちょっぴり心が温まる、ドタバタコメディ。
第2話以降も楽しみです。

【第2話】
前半。アンズ登場。
ヒナと処分するために組織から送られてきたのだそうだ。

ひょんなことからアンズを見かけた新田は・・・。

後半。最近、女性関係がおかしな事になっていると感じていた新田。
「新田さんは娘との時間を大切にしたいから、女遊びを一切断った」という噂話を聞いてしまった新田は・・・。

ヒナとアンズの『あっち向いてホイ』は爆笑必至!

【第3話】
前半。アンズがホームレスの仲間入り。
街中で新田と再会して・・・。

後半。ヒナが通う中学校の同級生、三嶋瞳の回。
第2話からの続きで、詩子の経営するバー、バーテンダーとして働くことになる。
そのお店に、中学校の担任の先生がやってきて・・・。

ラスト。ヒナは新田に怒られたでしょうか?(笑)

【第4話】
はい、ヒナちゃんは新田にめっちゃ怒られて、勘当されちゃいました。(笑)
その後、アンズと合流したヒナは・・・。

瞳ちゃんは、相変わらずバーテンダーとして働いている。
結構、板についてきた(笑)

【第5話】
ヒナに感化されたアンズが、ゲーム機欲しさに手っ取り早くお金儲けを企むが・・・。

瞳の”秘密の”バイトが同級生に見つかった!?

【第6話】
ひょんなことから、ヒナと新田は、新田の実家に・・・。
新田は何とかごまかそうとするが・・・。

後半。アンズはホームレス達と別れて新生活を始めることに・・・。

【第7話】
この作品のヒロインは言うまでもなくヒナ。
だけど、それと同じくらい魅力的なヒロインがアンズと瞳。
この3人が交代で主役を務めているから、この作品は面白いんだと再確認した回。

3人それぞれが、面白可愛い。

【第8話】
あっちの世界から、ヒナをお迎えに?
アンズの扱いの悪さと、新田の{netabare}ぬか喜び{/netabare}が笑えた。

【第9話】
あっちの世界から新たな使者(超能力少女)マオがやってくるが・・・。

なんやかんやあって、新田が若頭に昇進!?
ヒナが企画した”お祝い”とは!?

いやぁ、久々に大笑いしてしまった。

【第10話】
まさかのヒナちゃん出番無し回。(学校で昼寝しているシーンはあったけどね)
瞳のポテンシャルの高さと、アンズの純粋さが際立つ回。

ヒロインがヒナ一人ではないことが、この作品の最大の魅力。

【第11話】
伝説のヤクザ・新田の特番?

新田「いくら渡したら、ヒナとお前(アンズ)チェンジ出来る?」
いやいや、気持ちはわかるけど・・・。
 
【第12話】
前半は通常の最終回。
後半は3年後の中国(?)。
何だかんだで、マオちゃん日本へ!

第2期は高校生篇ってことですかね?
というか、これだけ評判が良かったので第2期ありますよね?
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 81

えたんだーる

★★★★★ 4.4

大昔のバラエティー番組のコントコーナーを観てるみたい(良い意味で)?

原作マンガは未読ですがアニメ観るならタダやし……、といういつものパターンで初回を視聴。

超能力でバトル方向に向かわずにそれが笑いのネタになるのは昔からそういう作品はありましたけど、これはけっこう面白い。

ヒナちゃんの出自がおそらくはそういったバトル物的な作品で主人公が所属しているであろう感じの組織であることを匂わせつつ、「それは聞きたくない」とスルーするヤクザの若頭である新田の反応は、真っ当そのもの。

超能力少女ヒナちゃんが自らの居場所を確保し生き延びるための日々の淡々とした行い、そして時に見せる世間から隔絶されて育ったためであろう非常識ぶりが今後も笑いをよぶのでしょうか(笑)?

抑圧されて育ったんだろうなと思わせる、自身の欲求への正直さが時に哀しいけれども…。

第1話が面白かったので、しばらく観てみます。

2018.5.12追記:
第6話: ギャップ回。
Aパート爆笑、Bパート滂沱…。

2018.7.2追記:
最終回まで無事完走。第1話で顔見せだけだったマオの話が終盤でようやく回収され、アニメ化範囲では綺麗にまとまって良い感じでした。変なオリジナルエンドとかではないので、もちろん2期目を作れる余地もあり。

ウマ娘と並んで、2018年春クールではなかなかの旋風を巻き起こしたのではないでしょうか。ギャグのみの力押しではなくてなんとなくストーリーもある感じだったので、私個人との相性はとても良かったです。

いやあ、面白かった!

2018.11.19追記:
今更書くのもなんですけど、9月頃に原作も読みました。アニメから期待した通り、面白かったです。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 78
ネタバレ

フィリップ

★★★★★ 4.2

個性豊かな少女たちが、真っ直ぐに生き抜いていくハートフルコメディ

ヤクザの幹部である新田のマンションに突然超能力少女が現れるという物語。
あまりにも荒唐無稽で、思わず失笑してしまうストーリーだが、
1話を見た感じでは、そこそこ楽しく見られるかもと思った。

アニメーション製作:feel.、監督:及川啓、
シリーズ構成・脚本:大知慶一郎、
キャラクターデザイン・総作画監督:神本兼利、原作:大武政夫

{netabare}どこかの世界で敵を殲滅させるための道具として使われていたというヒナ。たまたまヤクザの幹部である新田のマンションにカプセルのようなものに入れられて登場し、超能力によって騒動を巻き起こしていく。最初は超能力を使わないように指示を出して一緒に暮らしていくのだが、超能力を使わないままでいると能力が暴走して周りを破壊してしまうというあまりにも恐ろしい設定。 {/netabare}

これは能力とか辻褄とかリアリティを少しでも気にしたら見てられない話だが、ヤクザ新田とヒナの心の交流を核にした周りのドタバタを楽しむための作品だろう。無用なツッコミは無粋というものだ。

殺人兵器のヒナと新田が今後どのように周りと折り合いをつけるのか。また学校に行ったヒナ(しかし、これ戸籍とかどうしたんだろうとか。ヤクザだから戸籍なんてどうとでもなるのかとか、つい余計なことを考えてしまう)が友人を通して、どのように成長を遂げていくのかが見どころになっていくのだろう。

{netabare}あと、1話のオチの部分の「ター○ネーターかよ」のツッコミのセリフは必要なかったかな。音楽と絵を見たらほとんどの人は分かるだろうし、映画見てない人にはセリフを聞いても分からないだろうから、余計な部分だったと思う。 {/netabare}


2話~5話レビュー
{netabare}2話から3話までを視聴した後、見どころが分からず、正直、もう切ってしまおうかと思った。中学生がバーテンダーとして働いたり、ヒナを殺しにきた超能力少女がホームレスになったりと、何がやりたいのか、よく分からないし、あまりにも設定に無理がありすぎて付いていけなかったからだ。しかも、アンズが帰れなくなったのに、追手が来る気配もない。もちろん、コメディなので、そんなところにこだわっても仕方ないのだが、そのコメディ部分にも惹かれるところがなかった。
また主人公がヤクザである必要も今のところあまり感じられず、ヒナに翻弄されるために出ているだけという扱いで、あまり本筋の話に絡んでこない。超能力を使わないと暴走するという設定も、1話以降、関係のない扱いになっているようで、一貫性も感じられなかった。

ところが、4話を見たときに、この作品の楽しみ方がようやく分かった気がした。
壺を割って新田から勘当されたヒナがアンズのところでも好き勝手にやって勘当されてしまう。そこで、ようやく人の気持ちを考えることに気づき、新田の大切なものを持って謝りにいくというストーリー。Bパートではホームレスだが素直で真面目なアンズと、人から頼まれると断れない瞳の面白おかしな交流が描かれる。
超能力やヤクザなどというのは、ほんの脇の設定にすぎず、個性の強い少女たちと社会の交流を楽しめば良いことが分かった。もしかしたら原作者もこの辺りまで、どういう方向で進めたら良いのか迷っていたのではないだろうか。
5話でもAパートは、お金が欲しいアンズのためにヒナとアンズが奔走する話(ヒナはほとんど何もしていないが…)。Bパートは瞳のバイトが同級生にバレてしまうドタバタが描かれる。
結局、価値観の違う宇宙人と商店街や中学生との交流に笑いを取るというストーリー。ヒナ、アンズ、瞳の少女3人のキャラバランスがとても良く、この3人が揃って出てくる話は、だいたい面白い気がする。特にアンズの改心ぶりが際立っていて楽しめる。また、作画は安定していて安心して見られる。もう少ししたら3人目の宇宙人がやってくるのか?今後に期待が持てそうな気がしてきた。 {/netabare}

6話レビュー
今回で一気に作品の評価が上がった印象。
{netabare}Aパートは新田の実家にヒナを紹介する話だが、新田の嘘と母と妹とのやりとりがかなり面白かった。新田の嘘に騙される家族と、その家族のアホなノリに笑えた。
「ヒナへの質問はオレを通してからにしてくれ」とか「兄ちゃんが来るっていうから、昼間から酒飲んでたんだよ」とか、大爆笑してしまった。確かに事情を説明しに来ているのに、母娘がポンポンビールの詮を抜いているのがおかしいと思っていたのだ。
だいたい、エビチリを食っているときに家族が殺されるとか、どういう嘘なんだw
ダメだ、この作品は真面目にレビューを書くのが難しくなってきた。
Bパートはアンズの住んでいた公園の住人たちが退去処分となってしまい、ヤッさんをはじめとした仲間たちが皆バラバラになってしまう話。アンズの真っ直ぐな想いと、皆がアンズをとても大切に思っていた気持ちが伝わってくる良い話だった。アンズがとても健気な娘で、泣きそうになった。
ただ、これだけ他人の気持ちを考えられて環境に順応できる子供だけに、以前暮らしていた世界や教育のことが気になってしまう。生まれた星のことなどが明らかになることはあるのだろうか。 {/netabare}

7話~12話レビュー
{netabare} アンズが中華料理屋の夫婦に引き取られて、そこで店を手伝うという話(しかし、学校には通わないのが謎)や、ヒナが生徒会役員に立候補する話など、やはりヒナ、アンズ、瞳の女子中学生の3人を中心にしながら話が進んでいく。そこに新田や詩子、調査のために送り込まれた宇宙人の斑鳩ケイが絡んでいくという形だ。
最終回のAパートの後に3年の月日が流れ、新たに登場したマオとミュージシャンのアツシが一緒に日本に旅立つところで終わるので、2期があった場合は高校生編になるのだろうか。
全話を通してとても楽しめた作品だったので、機会があれば刊行されているコミックスも読んでみたい。 {/netabare}

全体のレビュー
超人的な能力を持った女子中学生たちが、大人に利用されたり翻弄されたりしながらも、力強く生きていくという話がメインとなっている。ヒナ、アンズ、瞳のキャラクターが個性豊かだ。

物語の始まりは、ヤクザの新田のところに、突然、超能力を持った宇宙人のヒナが落ちてくることだが、その後、新田は脇役のひとりのような位置づけになり、少女たちが中心になる。この作品を観始めたときは、新田の目線になって物語を追っていたが、それではこの作品は楽しむことができない気がする。超人的な能力の少女たちが、大人たちに翻弄されながらも様々な困難を華麗に?切り抜けていくところを見守っていくような感覚で楽しむのが良いのかも。基本的にはコメディ路線だが、時に泣かせるような話を差し込んでくるのがとても上手い。

超能力はあくまで要素のひとつでしかなく、少女たちが自分の個性を最大限に活かし、社会の荒波のなかで生き抜いていく様が、面白おかしく、時には泣かせるようなストーリーで表現されている。あまり似たような話は目にしたことがない。新しい方向性で物語を紡いでいる挑戦的な作風だ。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 63

76.6 14 2018年度の学園アニメランキング14位
りゅうおうのおしごと!(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (668)
2767人が棚に入れました
玄関を開けるとJSがいた―

「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」

16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳

「え?、・・・弟子?え?」

「・・・おぼえてません?」

覚えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。
ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていたモノを取り戻していくのだった。

声優・キャラクター
内田雄馬、日高里菜、佐倉綾音、金元寿子、茅野愛衣、久保ユリカ、橋本ちなみ、小倉唯

石川頼経

★★★★☆ 3.5

石川県の方言・文化の描写がかなり問題あります。

* 正直、ほとんど作品レビューとかけ離れた駄文考察ですが失礼・・・

第一にヒロインの小学生が七尾市和倉町出身だそうですが、盛んに「金沢弁」をしゃべってます。
七尾なら「能登弁」の筈ですので、微妙に違います。
まあ、金沢弁でも能登弁でもいいのですが、石川県方言としてはいろいろ間違いが多いうえ、
「あらへん」とか「せやから」とか石川県では絶対に使わないような関西弁が随分、混じっています。

それと、アニメでは端折られてますが、原作ではヒロインが金沢カレーを作る描写がありますが。
金沢カレーはとてもとても小学生どころか一般人が作れるような家庭料理ではありません。
地元金沢でも、金沢カレーは家庭で作られるものではなく、金沢カレー専門店でのみ作られて食べられるものです。
他には「金沢カレー」と商品名を付けたカレー弁当がスーパーで売られているくらいですね。
くどいようですが、今「金沢カレー」と呼ばれているカレーライスの歴史は30年程度、名称として「金沢カレー」が使われだしたのは2006年頃からご当地カレーの「よこすか海軍カレー」や「札幌スープカレー」の対比として「金沢カレー」という言葉が徐々に使われ始めたそうです。
原作者は「金沢カレー」なんていう名称から、かなり昔から金沢の家庭で金沢カレーが当たり前に作られ食べられている石川県定番料理とでも思ったのでしょうか?
金沢の一般家庭で家庭料理として食べられているカレーライスはバーモントカレーとかジャワカレーとか日本全国で普通に売られているカレー粉を使ったものや一般的なレトルトカレーばかりです。

かろうじて解釈するとヒロインはよっぽどの料理の天才で自分で金沢カレーに必要なスパイスを入手・ミックスして自己流金沢カレーを作ったのでしょうか?
そんな天才的料理技量があるなら将棋作品より料理作品にでもした方が良いです。

なんでも原作者は岐阜県出身で金沢大学(金大)出だそうですが、金大には関西人が多いそうなので、
金大のコミュニュティに属していた作者ゆえに、石川県方言や金沢カレーの誤解が生じた気がします。

石川県を舞台にしたアニメとして有名なのは「花咲くいろは」。
それと石川県に類似した方言を使う富山県を舞台とした「クロムクロ」のように
あんまり変に方言や地方文化を絡めすぎずに作った方が良いと思います。
岐阜県飛騨地方を舞台とした作品に「氷菓」や「ひぐらしのなく頃に」がありますが、あんなふうな作りで良いと思いますね。

追加
金沢カレーの件ですが、金沢カレー専門店から「計り売り」を購入してくる手がありました。
調べてみると作品の舞台の大阪にも金沢カレー専門店がありました。
それと「ヤフーショッピング」を調べると「ゴーゴーカレー」「チャンピオンカレー」などがレトルト形式で通販しているようです。
あいちゃんの作った絶品金沢カレーは計り売りや通販などで入手した金沢カレーに具を加えるなどの自分なりの工夫を加えて作ったと思われます。
ただし石川県内でも家で金沢カレーを食べる時に四話で描かれていたように、わざわざフォークを使ったりはしませんけどね。勿論、金属製の皿も使いませんし、キャベツを微塵切りにして乗せたりもしません。
普通の皿で普通にスプーンで食べます。

そもそも、金沢カレーはあくまでB級グルメであって伝統的郷土料理ではなく、金沢でも知らない人、食べた事の無い人の方が多いと思います。
ただ、大学生の間では非常に人気があるようです。大学生の間では昼も夜も金沢カレーという人もいるようで、金沢カレー専門店の混雑時間は大学生くらいの年代の若い人たちでびっしりです。
要するにこの作品のあいちゃんの言葉は「金沢弁」ならぬ関西からやってきた学生たちによる金沢弁と関西弁がミックスされた「金沢大学弁」であり、
金沢カレーの誤解は「金沢の大学生の食生活」から着ているようです。

* 金沢カレーの話しばかりしてしまいましたが、作品についても少し考察しまが、
三話で将棋初めて三か月の小学生女子が二枚落ちで七段のプロに勝つというのはちょっと無理があります。
続いて最強の女流棋士の銀子にも飛香落ち対局で優勢にすすめます。むしろこっちのほうはある程度、納得がいきます。
この時の八一の「優勢ですよ」という発言はあくまで駒落ちのハンディを加味してのものでしょう。
確かに大きな駒落ち将棋の場合は理論的には正しく指せば必ず勝てるものですから。
それから銀子が逆転したという事でしょうね。
銀子との対局はいろいろ言われてますが「もしや、勝つのでは?」くらいならありでしょう。

*2 「竜王は本当に最高の位か?」
今でも本音としては「名人」が最高の位と考えている人は多いですね。
昔、こんな話しがあります。王位戦だったかで、まだ六大タイトル制だった時期に羽生と米長にこんなインタビューがされました。
「もしも名人位か他の五冠かどちらが与えられるとしたら、どちらを貰いますか?」
羽生は「そりゃ、他の五冠でしょう」と軽い口調で微笑みを浮かべながら答えましたが、
米長は「言うまでもない事、名人」と重々しく答えたそうです。
それだけ、名人は重いタイトルなわけです。
名人位の歴史はなんと西暦にして1612年まで遡りますが、1935年の「実力制名人」が始まる以前までは江戸時代は世襲制、明治以降は名誉称号でした。
それに1948年の「全日本選手権戦(九段戦のちの十段戦の母体、広義では竜王戦の起源と言えなくもない)」、
1950年の「王将戦」などの諸タイトルが続いたわけです。

ちなみに竜王位が最高のタイトルという取り決めになったいきさつは、
読売新聞社が「十段戦を廃止し新たに最高賞金を設定した新タイトル竜王戦を始めるので、最高賞金なのだから、最大権威という扱いにして欲しい」と日本将棋連盟に訴えたので、
将棋人口の減少などから収入獲得の点でスポンサーが大切だった、日本将棋連盟がOKしたわけです。

なお、現代の位置付けでは事実上、「竜王と名人は同格」と言われています。
また名人戦に関しては「最も歴史が長く格式がある」とか言われています。

wikiからの引用ですが・・・
>竜王戦は棋戦として序列1位であるが、竜王在位者と名人在位者の序列はタイトル保持数が多い棋士が上位となり、同じ保持数の場合は棋士番号が小さい方(プロ入りが早い方)を上位とすることになっている[注 3]。なお、1名が竜王と名人を独占した場合は、「竜王・名人」と呼ばれる。これは、竜王戦は賞金が最も高額だが、名人位は他のタイトルと比べ圧倒的に歴史が長く権威があり、竜王と名人の序列をつけにくいためと考えられる。(中略)
なお、竜王および名人は将棋界の代表として、アマチュア段位の免状への署名等、対局以外の多くの業務を課せられる。

という事です。
しかし、作品的に言えば、名人は獲得するのにC2→C1→B2→B1→Aと順位戦を駆け上がりA級順位戦で最高成績をおさめると名人に挑戦できるシステムなので、獲得するまでプロ入りしてから最低、五年はかかるわけです。
それに対して竜王戦は竜王戦の予選は1組から6組までに分かれたリーグ(ただし下位リーグからの進出者には不利な構成だが)の優秀成績者のトーナメント戦で始まるので、最も低いリーグの6組の棋士でも
トーナメントに勝ちあがって竜王タイトル戦に挑戦でき竜王に勝てば竜王のタイトルを得られるシステムになっています。
つまり「17歳の名人」は事実上、無理ですが「17歳の竜王」はありえるわけです。

*3 「地獄の三段リーグ」について
このシステムについても説明しておきます(でも、今のアニメではあまり関係ない話しですがのちの銀子などの関門になります)、
女流棋士ではなくプロ将棋棋士になるには奨励会を抜けて四段にならなくてはいけません。
しかし、その最大の関門として立ち塞がるのが「三段リーグ」です。
奨励会三段にもなり、もうプロ棋士も同然の棋力を身に着けた棋士たちがここに数十人在籍していて、
彼らが半年に一度行われるリーグ戦を行い一位と二位の成績をおさめた者のみが四段になれるシステムで、まさに地獄です。
しかも25歳になったら退会しなくてはいけないという厳しい規定もあります。
一位と二位の棋士だけがプロ棋士になれるというのはあまりにキツいシステムで、多くの才能ある棋士たちがここで涙を呑んで退会していきます。
あんまり厳しいので「次点(三位)を二回取った三段棋士はフリークラスに編入できる」という救済措置もできましたが、やはり厳しいのには変わりはありません。

なぜ、こんなきついシステムになっているのかというと、「将棋プロ棋士があまりに増えると食っていけなくなるから人数制限している」に、他なりません。
医者とか弁護士のように「その職にふさわしい技能」を身に付ければ人数無制限でなれるというわけではないのです。
ちなみに奨励会三段の女性は二人居ます。一人は里見女流五冠(残念ながら一度も三段リーグで勝ち越す事も出来ず年齢制限で退会しました)、もう一人は女流棋士ではなく奨励会に専念している西山朋佳三段という女性の将棋棋士です。
西山三段は三段になった当時、三段リーグで六位だったかを取り騒がれ、その後も何度か勝ち越したりしましたが、
今はちょっと負け越しが続き、厳しいようですが、年齢制限いっぱいまではあきらめないそうです。

*作品と関係が薄い、いろいろ話しの長文を書き連ねてごめんなさいです。作品鑑賞の参考にしてください。

駄文 金沢では今は死ぬほどの大雪です。
綺麗に除雪した状態からでも、たった一晩で車の窓ガラスの半分に達する程の雪が降り、まず除雪しないと、ドアすら開けられない状態です。
しかも、そんな積雪が夜も昼も続いていて天気予報によると、だいぶ先まで続くのだから、ウンザリです。
「断続的な大雪」ならぬ「連続的な大雪」です・
仕事に行けない人やあちこちで車が雪にハマって動けなくなっている状態です。
融雪装置のない脇道は除雪用の雪上車やキャタピラの重機以外はほとんど動けない状態です。

*最後まで見ました。お話しとしては面白かったです。
最後の方は方言も出なくなってましたね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 49

えたんだーる

★★★★★ 4.1

16歳の竜王なんて原作1巻の頃はただの絵空事と思っていたけれど…。(追記: 10歳の囲碁プロ棋士(女子小学生)誕生に寄せて)

== [下記は第1話視聴時レビューで以下、視聴前レビューと追記レビューが続きます] ==
第1話を観ました。アニメの1話目として構成するための時系列の整理などはあったものの、欠落して拾われなかったエピソードは今のところないと思います。

作画も良く、『りゅうおうのおしごと!』のアニメのツカミとしてはほぼほぼ満点かと思います。

1巻目で八一が対戦する神鍋歩夢(かんなべ あゆむ)の他、JS研の面々が喋っていたり、他の女流棋士が台詞はないものの八一とあいの横を通り過ぎて行ったりしていました。この辺りはアニメならではの演出ですね。

通常OPがEDに使われていましたが、夜叉神天衣(やしゃじん あい)や祭神雷(さいのかみ いか: 通称イカちゃん)、釈迦堂里奈(しゃかんど りな: 別名エターナルクイーン)なども出ていました。イカちゃんや釈迦堂さんも本編で出番があるのでしょうか。楽しみです。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで] ==

== [以下、視聴前レビュー] ==
2017年冬アニメ本命候補作ということで、視聴前レビューです。

原作は同タイトルのライトノベル(GA文庫刊)で、作者は『のうりん』の作者として知られる白鳥士郎先生です。まだ原作は終了していませんが、おそらくアニメは区切り良く終われるものと思われます。

タイトルの「りゅうおう」は将棋の棋戦タイトル「竜王」のことです。主人公の九頭竜八一(くずりゅう やいち)は中学生でプロ棋士となり高校には進学しておらず、16歳4ヶ月で史上最速の竜王タイトル保持者となったという設定です。

この『3月のライオン』の桐山零よりも凄い経歴は1巻刊行当時は「まあフィクションだからね」と軽く流せたのですが、藤井四段の登場により絵空事とは言えなくなってきました。

まあ、それはさておき普通なら竜王とはいえ十代の男の子が容易に弟子などとるはずもないわけですが、あにこれのあらすじにもある通りそこに小学校3年生の雛鶴あい(ひなづる あい)が、弟子にしてくれと現れるところから物語は始まります。

本作の構成要素としては「将棋」、「ロリ成分」、「ラブコメ」が三本柱として挙げられると思います。加えて「成長物語」としての構造も持っています。

「将棋」については主人公の他、あいを始めとするヒロイン・サブヒロインがことごとく将棋関係者である点、「ロリ成分」についてはあいを始めとするヒロイン・サブヒロインを含めた女子小学生が多数出てくる点、「ラブコメ」についてはあえて「ヒロイン・サブヒロイン」という書き方をしている通り八一を男性主人公とするハーレムラブコメ的な構造がある点が該当します。

ヒロイン(と敢えて言ってしまう)の年代は小学生のあいと夜叉神天衣(やしゃじん あい)、中学生の空銀子(そら ぎんこ)、そして年上のおねえさんポジションの清滝桂香(きよたき けいか)と多岐にわたります。

そして少なくとも原作では加えて八一以外にも「ヒロイン」相当のキャラクターに関しては同時に「女性主人公」とも言える局面・エピソードがあり、各々の成長物語として読むことができます。

これら将棋/ロリ成分/ラブコメ/成長物語の4つのうちの2つ以上に乗っかることができれば、おそらく楽しく視聴できると思われます。

原作のの知名度や書籍売り上げ的にはもちろんですが、個人的には2018年冬アニメ本命候補の1つでお勧めです。
== [以上、第1話視聴前レビュー] ==

2018.1.16追記:
第2話目を観ました。ちゃんと八一と歩夢が対局している盤面が出ましたね。原作で具体的な盤面を想定していたか覚えていませんので後で読み直してみます。誰が監修しているんだろう?
→ アニメのホームページのスタッフのところに野月浩貴 八段がアニメ将棋監修としてクレジットされていました。にゃん^^さん、情報提供ありがとうございました。

2018.3.28追記:
全話視聴完了。序盤はキャラ萌え要素を強めに押し出して視聴者を掴もうと試みて、原作の「将棋に関する真剣勝負」的なシリアス成分は、ほぼ終盤の3話くらいに集めてきた感じのシリーズ構成でした。

1クールで原作5巻分は尺的にきつかったとは思うのですが、ここが話のひとつの切れ目でもありどうやら原作者の意向でも沿っていたようなので、こういうものだと思うことにします。

原作の知名度アップ、売り上げ増への貢献はたぶんそこそこ見込まれていてその目的は果たしたといえると思います。

改めて「原作は面白いですよ」と言っておきます。ただ、JS要素はだいぶん薄まってきている気がするのでそちらに期待の向きに対してはご期待には沿えないかもしれないのですが…。

あと、ご承知の通り現実の方が「原作殺し」にかかっていてそこは今後どうなるんでしょうね(笑)。

2019.1.31追記:
将棋と囲碁という違いはあるものの、つい先日10歳の少女である仲邑菫(なかむら すみれ)さんが4月からプロ棋士となることが決まりました。プロ棋士内定に際してや格上相手と目される対局に際しての記者会見がYouTubeで観られたりするのですが、この会見の様子などを観ていると雛鶴あいのキャラクター造形にはライトノベル特有の記号化を感じる一方、一面のリアリティも感じました。

仲邑さんは既に女流のトップ棋士や元世界最強棋士などと対戦しているのですが、「胸を借りる」などという様子は見せず普通に「負けて悔しい」、「もっと強くなりたい」と言い放つメンタルを備えています。

あいちゃん以外のヒロインやサブキャラクターの子供たちは「ライトノベル的に造られた」感じが濃厚ですが、あいちゃんの場合は何らかの道で天才と称されたり早くから第一人者として活躍する人に独特の雰囲気を湛えていて、常人の感覚からはかけ離れた部分があるのはある程度リアリティを原作者なりに検討した上でのものなのだろうなと思ったのでした。

原作は決着していないのですが、あいちゃんはラブコメ的な決着の如何によらず、きっと他の女性キャラとは一段違う八一と並ぶ「主人公」なんでしょうね。

……ということで、原作はけっこう面白いです(笑)!

投稿 : 2019/11/09
♥ : 64
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 5.0

胸が熱くなる、熱血将棋アニメ(少々、ロリ系ラブコメ要素あり)

原作未読。最終話まで視聴。

最初の頃は『ロリ系ラブコメアニメか?』と思っていました。
しかし、3~4話辺りで、間違いに気付きました。

この作品は、かなり胸が熱くなる、熱血将棋アニメでした。
「3月のライオン」とは一味違う、熱血将棋アニメです。

盤上を見つめる真剣な眼差しに、心を鷲掴みにされます。

ただし、『ロリ系ラブコメ』要素も、かなり紛れていますけどね(笑)
”緊張”と”緩和”のバランスの取れた、かなり面白い作品でした。

【物語】
真剣な将棋モードとラブコメのバランスが良かった。
感動と笑いは相性が良いと再確認できました。

【作画】
非常に安定していたと思います。
特に、真剣モードの『目力』はとても良かった。

【声優・キャラ】
豪華な声優陣が、個性豊かなキャラを上手く演じていたと思います。

【音楽】
OPは曲も画も、とても良かった。
みんなの真剣な眼差しに、OPだけでも感動があった。
EDも、銀子ちゃんの恋心を描いた、いい感じのEDでした。


【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
主人公は、弱冠16歳で竜王のタイトルと取った若き天才・九頭竜八一。
小学3年生の雛鶴あいと再会し、あいを内弟子として育てることに・・・。

掴みは満点。今後の展開に期待。

【第2話】
JS研ですか?小1もいるんですか・・・?
ロリ王確定ですね(笑)
JS&JC絡みのハーレムラブコメか?

【第3話】
あいの真剣勝負はなかなか目を見張るものがあった。
単純なハーレムラブコメではないのかも?

【第4話】
もう一人のあい(天衣)ちゃん登場。
やはり、将棋の時は真剣だ。
単純なロリ系ハーレムラブコメではないらしい。

【第5話】
うん!見誤っていた。
これは、ロリ系ハーレムラブコメなんかじゃない!
真面目な将棋アニメだ。
スポコン系だ!

ただ、主人公の周りが可愛い女の子だらけなのが少々気にはなる(笑)。

【第6話】
八一は苦手な相手の対策に勤しむ。
あいも新たな壁にぶち当たる。
相変わらず熱い物語。

【第7話】
桂香さん回。感動回。
研修会の年齢制限が近づいてきている桂香さん。
「20歳の私へ」~「10歳の私へ」
ありきたりな話かもしれないけど、感動した。

八一の姉弟子・銀子の「将棋星人」の話も良かった。
銀子の八一に対する本音。
普段はクールな銀子の熱い思いが伝わってくる。

順序が逆になったけど、八一の「諦めない将棋」も良い話だった。
弟子のあいから学んだ「あきらめない将棋」が窮地の八一を救い、八一は更なる高みへ更なる・・・。

相変わらず熱い物語。

【第8話】
女流棋界最大の棋戦「マイナビ女子オープン」
チャレンジマッチ(予選の予選)にあいと天衣、桂香が参加。
本戦で1勝すれば、研修会の成績とは関係なく、一気に女流棋士になれるので、桂香にとっては起死回生のチャンス。

【第9話】
マイナビ女子オープンの予選が始まる。
無事に1回戦を勝ち抜いたあいと天衣、桂香。
あいの2回戦の相手は女流帝位・祭神雷。
この日は8月1日。
あいにはどうしても負けられない理由が・・・。

あいが身を乗り出して「こう、こう、こう・・・」と呟きだすと、こちらも熱くなる。

後半、八一の竜王戦の相手が決まる。
現役最強の『名人』
タイトル100期・永世七冠を賭けて八一とのタイトル戦に駒を進めてきた最強の敵。
八一も最大の戦いが始まる。

【第10話】
竜王戦は7戦して先に4勝した方がタイトルに輝く。
現・竜王の八一は名人に圧倒され、3連敗。
後がなくなった八一は、余裕がなくなって・・・。

八一の絶望的な気持ちはよく分かる。
名人に今までの努力を否定されたようなものだから・・・。
小学生のあいちゃんに当たってしまったのも、理解出来なくもない。
それだけ八一は真剣だってことだし・・・。

『3連敗からの4連勝』この後の物語の展開は分かっている。(恐らくですけどネ)
大事なのは過程だと思う。
今後の展開から目が離せない!

【第11話】
マイナビ本戦開幕。(10話から)
あいは1回戦敗退。
天衣は1回戦突破。一足先に女流棋士の申請資格を得るが、とりあえず保留すると言う。

銀子は八一の元へ。
しかし、八一は「迷惑だ!」と言って追い返してしまう。

銀子からその話を聞いた桂香は・・・。

桂香のマイナビ1回戦の相手は「永遠の女王“エターナルクイーン”」釈迦堂。
起死回生で女流棋士を目指す桂香の最大の挑戦が始まる。
そして・・・。

今回も良い話でした。
言葉や態度で八一を励まそうとした、あいと銀子。
それに対して桂香は、{netabare}最強の敵との将棋で、八一を励ました。
「報われない努力はないんだ!」って。{/netabare}

ラストの前夜祭は、どう見ても{netabare}八一とあいの披露宴{/netabare}にしか見えないですよね・・・。
まあ、大人ばかりだから、誰も本気にはしていないんだろうけど(笑)
ただ、あいの両親のから見れば{netabare}嫁に出したようなものなのかも知れない{/netabare}、なんて思いながら見ていました。

しかし、銀子ちゃん。
なかなか苦労が報われないですねぇ・・・。

【第12話】
この作品の最大の魅力である、”緊張”と”緩和”のバランスが心地良い、とても良い最終回でした。

あいちゃん、可愛かった。
銀子ちゃん、可愛かった。
ただし、声を大にして言いたい!
私はロリコンになった覚えはありません!
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 59

69.5 15 2018年度の学園アニメランキング15位
とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅲ 第3期(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (446)
2144人が棚に入れました
東京西部に位置する巨大な『学園都市』。 総人口230万人を数え、その約8割を学生が占めるこの都市では、超能力開発のための特殊なカリキュラムが実施され、学生たちの能力は『無能力』から『超能力』までの六段階で評価されていた。とある高校生・上条当麻も、学園都市に住む学生のひとり。 彼は自分の右手に宿る力――異能の力なら神の加護すら打ち消す『幻想殺し』のため、落第寸前の『無能力』の評価を受け、不幸まっしぐらの人生を送っていた。そんな上条の学生生活は、夏休みのはじめに空から降ってきた純白のシスターによって、大きく変わってしまう。 「魔術」の世界から逃げてきたという彼女――『禁書目録(インデックス)』との出会いに始まって、さまざまな事件に巻き込まれていく上条。学園都市を統べる「科学」サイド、インデックスに連なる「魔術」サイド双方の事件を綱渡りで解決していくうちに、少しずつ人の輪を広げていくことに。そして、ついには魔術サイド、十字教最大宗派のローマ正教が、上条の存在に目を向けることになってしまう……。魔術サイドに呼応するように、科学サイドたる学園都市も動きだす。しかし、にわかに対立を見せ始めた世界の動きに抗うように、立ち上がる者たちがいた。 上条とかかわったことで、大きく運命を変えた『ヒーロー』たち。彼らもまた、身を挺して世界と対峙する。上条当麻がそうしてきたように。科学と魔術が三度交わるとき、物語は大きく動き出す!!

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、岡本信彦、日野聡、松風雅也、日野まり、真堂圭、原田彩楓、子安武人、森川智之、沢海陽子、原由実、土井美加
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 5.0

『昨日の敵は今日の友』ってこういうこと?

原作未読。最終話まで視聴。
TVアニメ第1期、第2期ともに視聴済み。

『待っていた甲斐がありました!』
率直な感想です。

物語の展開が早すぎる。
説明不足で誰が誰やら、何が何やら・・・。
色々な批判もありますが、その原因は大半は、原作未読の私の責任(笑)。
自分なりに理解できるまで何度も見直しながらの視聴になっちゃいました。

繰り返し視聴に耐えられるのも良作の証。
もちろん、お気に入りの棚直行です。

【何度OP/EDが飛んだだろう?】
{netabare}本当に、何回飛びましたかね?
26話という限られた話数で、少しでも多くのエピソードを詰め込むために、詰めたという事なんでしょう。

振り返ると、しっかりと内容が詰め込まれていた印象です。
当麻が胸元の露わな五和とアタフタしていた辺りとか、遠い過去の話のようです(笑)。
ギュッと内容が詰まっている作品って見応えがありますね。{/netabare}

【キレキレのOP/EDと圧倒的な作画】
{netabare}禁書目録のOPと言えば川田まみさん。
川田まみさんが引退されて、どうなることかと思いましたが・・・。
第1クールは川田まみさんが作詞、第2期でEDを担当された黒崎真音さんが歌を担当。
第2クールは作詞も歌も黒崎真音さんが担当。
徐々にバトンタッチしていく感じが、ファンには何よりの御馳走です。

EDは禁書目録役の井口裕香さんが初めて担当。

作画も、過去最高じゃないかっていうくらい良かったですね。{/netabare}

【緩急の使い分けが心地良い】
{netabare}この作品の最大の特徴である”緩急”は本作でも健在。
緊迫と緩和のバランスが絶妙でとても良かったです。
緊張のみの連続だった某作とは対照的です。

個人的にはアクセラレータの『五十歩百歩だ!』は大笑いしちゃいました。
アクセラレータのこういうセンス、大好きなんですよね。{/netabare}

【御坂美琴の扱いが・・・(笑)】
{netabare}御坂美琴が科学サイドである以上、どうしても、当麻とカラミが少なくなっちゃうのは致し方ないか!?(笑)。
科学サイドは暗部の話が中心たったので、こちらもお呼びじゃないし・・・。

五和が大活躍する反面、美琴の扱いの悪さが面白かったです。{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 30

ISSA

★★★★☆ 3.4

話の構成難しい

原作未読

今期は電撃文庫の「とある魔術の禁書目録」「ソードアートオンライン」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
とまさに電撃文庫祭り


6話まで視聴
代表作品のSAOテンポ悪いなと思ってましたが、こっちは逆にテンポ良いと言うより早すぎ…
せっかく面白そうな暗部のバトルも戦ってる理由がわからない…

放送枠の関係だと思うけど、原作カットしてる?
原作未読組には解説欲しい(笑)
原作未読には厳しいアニメになってる感じです。

好きなキャラのフレンダ…ああ(笑)


視聴完了
んーだけどここで終わったの、終わった感が無かった。
上条、浜面、麦野、アクセラレーター、個性的なキャラたくさん出てきたけど…
話について行けなかったのが率直な感想。
魔術と科学は融合難しいのね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 29
ネタバレ

Yulily

★★★★★ 4.2

最終話まで観た感想と点数。とある魔術の禁書キャラクターベストも作成しました。

遂に遂に帰ってきました!

とあるファンが待ちに待った禁書の続編が
遂に放送されました!!!

熱い男 上条当麻が戻ってきたよ!
はらぺこインデックスが戻ってきたよ!
お姉様 御坂美琴が戻ってきたよ!

どんなにこの日を待ちわびたことか
もうね、どれだけ待たせたの?って感じなんです。

もう、この秋は科学と魔術が交差する
祭典の開催といきましょう♡

私のこれまでのアニメ視聴は全てレンタルでしたが
この秋からはリアルタイムで観て感動や笑いを共有して
盛り上がってみたいな…ってそんな風に思い視聴を始めました。

『今、観てる』というレビューを投稿するのも、
とても新鮮な気持ちだし何だか初めてづくしなんです。

出来れば1話毎にゆる~い感想を書きたいな!
なんて思っているので宜しくお願いします。
※点数は視聴が終わるまでは触らないことにします。

【1話を観た感想】
{netabare}
スピード感のある、かっこいいオープニングと、
とあるお馴染みのキャラクターとの久しぶりのご対面に
ドキドキとワクワクが止まりません!

OPの作詞の所に川田まみさんのお名前を発見して
ホッとして喜んだのは私だけじゃないはず♡

インデックスの『おっ風っ呂っ♪』ソングから
愉快な学園都市の日常のはじりはじまりです!

上条さんと美琴ちゃんのシーン。
相変わらず上条さんに素直になれない美琴ちゃんが
とっても可愛いのです。
ホントに待ちに待った甲斐がありました!

これから二人に何が起きるのか?それがきっかけで
関係性はどう変わっていくのか、楽しみですね♡


後半は怪しいマダムに接触してから一転。

事件の鍵があるフランスに上条さんと土御門さんが
向かうことに…

想像以上の早さで新たな展開へと進んでいきます。

そして置いてけぼりを食うインデックスと美琴ちゃん、

学園都市に帰ってきたら上条さん、
きっといっぱい噛まれちゃうんじゃないかな♡
{/netabare}

【2話を観た感想】
{netabare}
皆様、2話のヒロインは五和さんでいいですか?

かわいさフレーバーをストーリーに散りばめてくれた存在。
とっても癒しだなあ♡ってを見守ってしまいました。

飛行機から落下して川に落ちた上条さんを、
飛び込んで助ける五和さん。
お洋服が水に濡れて透けてしまいます。

バイオレンスヒロインに慣れすぎちゃってるのかな?
恥ずかしがる五和さんを見て調子が狂っていましたね。

こんな上条さんちょと珍しいですね。
かわいいやり取りでした♪

【今回重要なことメモ】

●土御門さんの説明で分かったこと

・霊装としてのC文書には、ローマ教皇の発言が
すべて正しい情報になるという力があり
『学園都市を悪いもの』にしようとしている。

・C文書の影響は既にアビニョンにも及んでいて
学園都市に対する暴動が起こっている。

●五和さんの説明で分かったこと

・ローマ正教とフランスで対立があり勝利した。
フランス国王が、ローマ教皇をアビニョンに幽閉する。

・本拠地でなければローマ教皇領にある霊装を
操る事ができない。

・アビニョンとバチカンの間の地脈を使って、
術的なパイプラインを築き、ローマ教皇領の設備を
遠隔操作出来るようにした。
結果アビニョンで霊装が使えるようになる。
~メモ終了~

天草式の五和さんなら特殊なパイプラインを
使えなくすることができるという。
可愛いだけじゃなく心強い味方です。

五和さんが謎の(?)術式を使っていると、
神の右席『左方のテッラ』が突然現れ、
スピーディーなバトルが始まります。

便利な技が豊富にありそう、
強いからってこちらを試しているような戦法
いやらしく見えちゃいました…笑

反射神経の良い五和さんを、あっさりと上回るテッラ
これはとんでもない敵が現れてしまいました。

上条さん、逆境を切り開く道は見つかるの?
そんなドキドキした展開で2話が終了

EDには学園都市に置いてきぼりになっている
井口インデックスさんの曲が…

♬*世界中敵に回しても 君を守るよ

この強さは君がくれた光

奇跡を待つだけじゃなくて 起こしたいんだ♬*

インデックス名義じゃないけれど
学園都市からエールを送っているみたいな
優しさの中にある凛とした芯の強さ…
そんな歌に聞こえます♡

そして、なんと次回予告に一方通行の姿が!!!
一瞬だったんですけどアクセラオーラがすごかったです。
鳥肌ものの表情でした・・(多分)
これ読んでも予告観返さないで下さい 笑♪

次回本当に目が離せません!
こっから先は一方通行だ…♡
{/netabare}

【3話を観た感想】
{netabare}
あの人が登場したり、あの人が退場したり
ドキッとしたり、背中がゾゾゾってなったり
盛り沢山の回でした!!
それでは、第3話の禁書の感想です♬

さぁ、テッラとの戦いが今ここに!
2話の続き対決の場面から始まります。

テッラの不思議な術式の前に攻撃の手が出せない
上条&五和さん、この劣勢を覆すことは出来るのでしょうか…

既の所で土御門さんも二人に加わります。
ここぞという時には言動も普段とは異なり
知略をめぐらす土御門さんがカッコイイ
この戦況の巻き返しを予感させます…

その時、突然空から学園都市のパワードスーツ軍団が
襲来します。
超音速ステルス爆撃機の中には
な、なんと、あの人が・・・

学園都市230万の第1位の超能力者!!
一方通行♡
私が初めて禁書を見たのは約3年前
私にとって3年振りの一方通行です!

うん。最初の一声で思っちゃいました。
岡本アクセラ最強!
岡本さんの演技が最高すぎて鳥肌が立ちます。

学園都市の作戦は区画全域への空爆を実施すること。
これにはアクセライズムを語りストップをかけます。
『一流の悪党はカタギの命は狙わねえんだよー』

一般の人を巻き込むのを避けたいという考え
そんな一方通行さん…待っていました。
裏の主人公と呼んじゃいましょう!

【今回起こったことメモ】
・上条さんの記憶喪失がテッラにばれてしまう。
・テッラは、イマジンブレーカーの本来の性能を
知っている様です。
・テッラの技は複数攻撃が出来ない(弱点発見)
・美琴ちゃんが上条さんの記憶喪失の事実を知ってしまいます。
・ローマ正教と手を組んだロシア成教が
学園都市と対立という構図。

そして神の右席のひとりアックアが登場。
異教徒であろうとも一般人を魔術の実験に使用としたことに
激怒し、テッラを粛清します。
神の右席の実力差ってこんなにもあるものなのね。
『えっ』って思った一瞬…とてもあっけなく退場となりました。
アックアは慈悲深そうというか、どこか尊敬さえ感じるような
聖人の資質を持ち合わせているというのは頷けますね。
これで上条さんのイマジンブレーカーの秘密を知るのも
先延ばしになりましたね。
今後の美琴ちゃんの動向も見どころになりそうです。
そして次回予告には可愛い笑顔を振りまく
ラストオーダーの姿が!!
もう、4話も絶対見逃せません
今日はここまでです♬
{/netabare}

【4話を観た感想】
{netabare}
4話目にして、豪華すぎですが大丈夫なのかな?
学園都市の頂点に立つレベル5の強者たちが
ここに3人も勢揃いしちゃいました!
圧倒的に強い個性を放つ3人
その名は一方通行、垣根帝督、麦野沈利
この豪華さは身震いものなんです♡

【今回重要な組織とメンバーメモ】
「グループ」
・一方通行(レベル5 第1位)
・土御門元春
・結標淡希
・海原光貴

「スクール」
・垣根帝督(レベル5 第2位)
・ドレスの少女→EDクレジットより
・誉望万化
・砂皿緻密(急遽雇った)

「アイテム」
・麦野沈利(レベル5 第4位)
・絹旗最愛
・フレンダ
・滝壺理后
・浜面仕上(超下っぱ扱い)

ここに、「ブロック」「メンバー」も加わり組織以外は
全て敵という構図なんです。
(間違ってたら教えて下さい↑)
~メモ終了~

キャラクターが続々と登場するのですが
予想以上に覚えていなくて1期2期の記憶を
呼び戻しながらの視聴でした。
はい。やっぱりお話毎に復習は必須ですね!

今回は待ちにまったラストオーダーが登場
「ミサカはミサカは~」と願望を繰り返しながら
おねだり猫ちゃんみたいなポーズ
ピンクほっぺもズルイズルイ
うん。可愛すぎですよね♡

一方通行とラストオーダーのコンビが
すごく好きなので早く見れたらいいな

上条さんもインデックスも出なかったよね
5話では見れるのかな

次回予告には一方通行が銃口を自分に向けて
ニヤリとしながらトリガーを引く映像が流れたけど
えっ、どうなってしまうの?
一方通行や垣根さん麦野さんが次にどう動くのかも
注目ですね!
今日はここまでです♬
{/netabare}

【5話を観た感想】
{netabare}
科学と魔術が交差する祭典が開催中!

ファンが喜ぶ嬉しいお馴染みの顔ぶれが登場しては
○○のファン歓喜回!があったり…

これからも、にぎやかで嬉しいキャラクターの登場が
期待できそうです。

その裏で某アイドルばりの出番の取り合いで
大変なことになっているかもしれないですね♪

それにしても冒頭での
「ミサカはミサカは腰に手をあて
おもいっきり抗議してみる!!」どうですか?

ラストオーダーが困った迷子を探しているんですけど
迷子=一方通行
一方通行を迷子扱いにしてしまうラストオーダーが
本当にかわいくて…もうダメです♡

ほんわか和みシーンも一瞬でしたね…
ここからはタイトルに入れた私の表情が曇った理由です。
組織の対立が開始され裏側では個人の入り乱れる思惑があり
少しだけ複雑です。

困惑したのは、この特殊な学園都市で、
素性の不明なキャラクターの背景等の
掘り下げがないことです。
そのうえ人数も多く、出ては消えを繰り返しています。
多分アニメのお話の数?の都合で
動かされてしまっているのかなと思いますが
原作を知らないと理解できないことが多いのかなと思います。 

ストーリーのテンポも早すぎるようで、
ただハイライトシーンを詰め込んでいるだけに思えて
少し残念な回でした。

【5話の重要な動きメモ】

「ブロック」
アレイスターを倒すには案内人である結標の力が必要です。
そのため結標の弱点でもある少年院を襲撃します。
・敗因の理由
海原がブロックに侵入して妨害します(海原かっこいい)

「メンバー」
強気に攻めます。あの学園都市第1と2位の
一方通行と垣根さんをピンポイントに狙い一戦を交えます
しかしあっさりと倒されます。

「アイテム」
フレンダちゃんが垣根さんに捕まりアイテムの拠点地を
教えてしまいます。

事実上「グループ」「スクール」「アイテム」の
抗争になります。

~メモ終了~

5話は全体的に残念な回でしたが次回予告を見たら
このモヤモヤを吹き飛ばしてくれそうな回の予感!

・なんと一方通行VS垣根の激突です!
OP映像で流れているあの空中戦でしょう!!!
遂にこの時が来てしまうんですね・・

・まずフレンダちゃんのピンチに麦野さんの本気も
見られそうです!(レベル5の麦野VS垣根)

今日はここまでです♬
{/netabare}

【6話を観た感想】
{netabare}
あまりの驚きとショックで茫然自失となってしまいました。
もし誰かと隣で視聴をしていたら
『かける言葉もないよ』
なんて言われてしまいそうな表情だったかも…

5話の最後に囚われたフレンダちゃんを見て
6話では救いに行くカッコイイ麦野を期待して
待っていたんですよ私…
気性の激しい麦野の逆鱗に触れたフレンダちゃん
それが、まさかこんなことになるなんて・・・

麦野は面倒見のいいリーダーだと思っていたので
仲間を捨て駒のように扱う発言には
憤りと同時に心まで穢されたような…
そんな悲しい気持ちになってしまいました。

麦野の能力を良く知っていて
冷静さを最後まで保ち続けられたのは大きいよね
浜面が奇跡的に勝利します!
レベル0がレベル5を倒すのは2人目の偉業
1人の人を助けるために戦いの渦に飛び込む勇気
上条さんに影響されたレベル0なりの熱い戦い
はーまーづーらー最高に格好いい♡
原作組にも聞いていましたが浜面見せ場回ですね!

後半はお話がガラリと変わって第2位が登場します。
さて、垣根の組織の目的は何なのか?
そしてなぜ一方通行の命を狙うのか
様々な謎が明らかになりました。

・学園都市の回線を解析するためのピンセットを
必要としていた。
・アレイスターとの直接交渉権を得るために
第1位の一方通行を倒すのが近道だと考えた。

そして遂に、この時がやってきたのです!
学園都市230万の頂点第1位と第2位の直接対決です。
もしかして一方通行ファンの私には
この3期の1番の見どころになるのかも!

一方通行の攻撃を防御したのは
白い翼(OPで観ていたあれです)
それこそ天使の羽根のようにふわふわ真っ白
翼がふわっと広がりいつでも飛べそう。

気になっていた能力も明らかになります。 
この世には存在しない物質を活用する能力で
一方通行の反射を破ることもできて
応用次第ではとてつもない能力になるのかも?

派手に周りのビルを壊しながらの迫力のバトルシーン
しかし一方通行だけは一般人を守りながら
誰も傷つけずに戦っていたのです!

『一方通行!!本当にあなたってヒトは!!』

この世に存在しない物質を現実世界の定義に組み込ませて
再び演算した一方通行は、あっさり追い詰めます。

しかし隙をつき反撃に出るのは垣根
容赦なく一方通行の心の闇を突き
精神的な揺さぶりをかけてきます。
一方通行の色々な感情が入り混じった叫び
暴走した心はもう誰にもとめることが出来ないの?
って思ったその時なんです…

そこに一筋の光が差し込みます。
やっと迷子の一方通行を見つけたラストオーダーです。

『迷子、見つけたよって
ミサカはミサカはしっかり話しかけてみる』

『もうこんなことはしなくて大丈夫だよ。って
ミサカはミサカは正しい事を伝えてみる』

屈託のない笑顔で一方通行に話しかける

全てを包み込み一方通行を救い上げるのです

ラストオーダーのあたたかさに直に触れたよう

どこにいても、通じあってる心

固く結ばれている熱い二人の絆に自然と涙が…

そんな二人の姿にあたたかな感動を覚えました

三期が始まってずーっと二人の絡みを待ちわびていました。
私にとっては本当に感動で胸が一杯の回になりました♡

そして、次回予告には久しぶりの
上条さん!美琴ちゃん!五和さん!インデックス!黒子が登場
上条さんの記憶喪失を知った美琴ちゃんはどう行動するのか
楽しみですね♡

いつも読んでくれてありがとう
今日はここまでです♬
{/netabare}

【7話を観た感想】
{netabare}
今週はファンの心を…くすぐる回でしたね♪
学園都市の生徒の賑やかで愉快なとある日常のお話です。
箸休めみたいなゆるっとした回で
お話も難しくなかったので
私もまったりとホットミルクティーを飲みながら
レビューを書いています♬

久しぶりに帰ってきた日常
久しぶりの上条さんの登場にプチハーレムが勃発

上条家の台所に転がり込んだ五和さん!
お風呂のお掃除をするインデックスさん!
偶然同じスパを利用していた美琴ちゃん!
この回で恋のライバルに一歩リードする女の子が
いるかもしれません…♡

今回、夜の学園都市の奇抜なフォルムの発電所に
目が釘付けになってしまいました。

科学のハイテクを駆使して作り上げた学園都市って
つくづく興味深い街だなと思うのです。

星空を天井に投影しているという第22学区の
夜の風景は神秘的な静けさの中、青く煌々と輝き
とても幻想的な光のセカイが広がっています。

東京 お台場にあるヴィーナスフォートも
天井を星空にしていて光の演出がとっても素敵
あの何倍も広いセカイだなんて考えただけで…
ドキドキ♬

スパの外観はSF映画に出てきそうな建物で
内装は洋風ですね。
天井が高く開放的で湯船も広々の大浴場で
窓から色とりどりの華麗な光の景観が見えます。
ジャグジーあり。アトラクションあり。
こんなスパ行ってみたいです♪

3人のヒロインが1つの湯船に集結した姿は
圧巻でしたね!
華やかな少女たちのお風呂タイム
やっぱり話題は・・上条さん。
上条さんにやきもきしっぱなしの
ヒロインが集まったお風呂は
ただならぬ雰囲気になってしまいました…ね

上条さんとの距離を縮めて進展するヒロインは
誰なんでしょう。

皆さん、とってもかわいいんですけど
私は上条さんの事を考えすぎて
お風呂でのぼせてしまい
担架で運ばれて無念の退場となった
美琴ちゃんを陰ながら応援しています。
だってかわいいんです♪

後半の急展開でいよいよ神の右席の一人である
アックアと激突します。(3話以来ですね)
特殊な能力を持っているだけの
上条さんの命まで奪おうとは思っていないみたいで
期限までに右腕を差し出すならばその命は見逃すと
1日の猶予を与えるのです。
やっぱり慈悲深い聖人様ですね。

満身創痍で戦う上条さん…
この状況をどう打開するのかな?

来週の予告に一瞬ねーちん(神裂火織)が映っていました。
お姉さまがついに始動ですか!
8話はドキドキ回確定ですね!

そして、エンディング映像が変わりましたね
インデックス…かわいい♡

いつも読んでくれてありがとう
今日はここまでです♬
~世界中敵に回しても君を守るよ~
{/netabare}

【8話を観た感想】
{netabare}
色々あった8話ですけど…
これだけは先に言わせて下さい♡

OPが終わってぼーっとCMを観ていたら
驚きです…!そして思わず笑ってしまいました!

だって、あの一方通行さんがDVD発売の告知を
担当しているんです。
12月26日に発売する、とある魔術の禁書目録IIIのVol.1
『暗部組織の有象無象を確認するには
うってつけじゃねーかよー』だそうです。
提供は学園都市、ダークで、ちょとノリノリな一方通行さんが
お届けしました(笑)

今回は2人の華麗なヒロインが
派手なアクションを繰り広げるバトル回でした。

まず1人目の五和さん。
ダークなオーラをまとってアックアに戦いを挑みます。
こんな五和さんを見たの初めて!恋する乙女ってすごい…
神の右席にも物怖じせずケンカを売っちゃうのですから!

そして2人目はねーちんこと、神裂火織。
8話目にして待望の登場です!!
この世界に数人しかいない聖人の1人であり
明らかに別格のオーラを醸し出しています。

アックアとの激突では煌めく剣技と
すばやい動きで迫ります。
髪が暴風になびく様子は、美しくて見とれちゃった
やっぱり最高にかっこいいです!
ただ、ねーちんがやや押され気味なのがちょっと心配。 
仲間を守りぬく強さを発揮するねーちんを見たいですね。


次回は戦いの続き!
聖人同士の本気の戦いの行く末を見届ける決意はできました!(ドキドキ)

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【9話を観た感想】
{netabare}
「ねーちんが負けるなんて絶対っ、嫌っ!!」
ってテレビの前で叫んでいました!

前回に続き、アックアVSねーちんです。
戦いともいえないような一方的なアックアの攻撃
ねーちんの痛々しい姿に、私何度目を背けてしまったか…
同じ聖人で、ここまで力の差を見せつけられるとは…
アックアは強い!圧倒的に強いんです!

この事態を好転させたのは仲間(天草式)と共に戦うこと
天草式の互いを補い合う戦法が光りアックアの弱点をつきます
最後は上条さんのアシストが入り、
皆の力を1本の槍にこめてアックアへ命中。
クライマックス来たーーって感じです!

アックアが本物の悪党とは思えなくて
手放しには喜べないのですが(特に人生を振り返るあの回想)
でも皆で力をあわせて掴む勝利
うん。やっぱりこういう展開好きだあ!

さすが上条さんここぞという時の一発(アシスト)
やってくれますね!

野心も下心もなく救いたい!っていう本能だけで
行動しているのが凄い!
その結果、またモテちゃうんですよ…上条さん。

けなげでかわいい恋する乙女の動向も見所でした。
⚫御坂美琴
「この人が好き」と気づく瞬間ってあります!
自分の上条さんへの想いに気づいたシーンがとっても素敵。

⚫インデックス
おしおきで一杯噛んじゃいました。

⚫五和さん
五和さんのおしぼり大成功!
噛まれた頭部をかいがいしくお世話して…癒せました。

⚫神裂火織
面と向かって感謝の言葉を伝えるのはとても恥ずかしいの?
それとも・・・?
土御門さんの煽りすごい!
それに負けて堕天使エロメイドセットを着ちゃう
神裂さんの後ろ姿がかわいかった♡
あにこれで私が作成したメイド服が似合うキャラ10人に
近日入っちゃう勢いです!

上条争奪バトルも激化していますね(笑)

そしてまた新たな敵が登場。
神の右席を束ねる右方のフィアンマ。
現状は右腕にとてつもない力を握ってはいるけど
完璧に引き出すことは出来ないようです。
しかし禁書目録の知識があれば使いこなせるみたい
そう、狙いはインデックス!

次回はアークビショップに命を受けた
インデックスと上条さんがイギリスに行くみたいです。
インデックス上条回!楽しみ♪

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【10話を観た感想】
{netabare}
遂に、神裂さんと五和さん恋のバトルの幕が
切って落とされました!
※ってそんなメラメラ系ではないんですけど…笑

前回後ろ姿だった、ねーちんの真正面姿が解禁されました。
とてもえっちなメイド姿にドキドキデス…!!
男の子だったらこのねーちんに悩殺されちゃうのかな…
腰に手を当てて、お顔の前でピースしていますね、
あんな笑顔のねーちん、あまり記憶にないんです。
お洋服を着て自分に自信がついて笑顔になれるなら
どんどんそうしましょう!
笑顔のかわいいねーちん魅力的ですよね♡

上条さんと美琴ちゃん二人のやり取りも見ていて
本当に楽しいんです。
美琴ちゃん、恋心に気づいたから
改めて上条さんを意識しちゃってますね
二人だけの秘密を共有できると本当に嬉しいよね♪
さて、見守りましょうか!


そして久々にメインヒロインに返り咲いたインデックス。
管理役の上条さんと共にイギリスに呼ばれ飛行機で向かいます。
修道服じゃないインデックスも新鮮でいいですね。
女の子っぽい上半身のフリルの入ったキャミワンピ
とってもかわいい!
『ビーフオアフィッシュ!ビーフオアフィッシュ!』
やみつきになっちゃうリズムでした♬*


また、それはいつも、突然やってきます。
なんとテロリストと同じ飛行機に乗り合わせてしまうのです。

【自分用の出来事メモ】

・フランスのテロリストの狙いが不時着安定装置。
これを使って飛行機を爆破させる。
動機→空路を封じる。
・テロを察知していたアークビショップが
コックピットの燃料を誤表示させる。(燃料低下)
動機→安全な場所に飛行機を着陸させるため。
・アークビショップの作戦が失敗してステイルを
飛行機に向かわせる。
・上条さんが冴えた推理力をみせて
テロの仲間が他にいることを突き止める。
上条&ステイルがテロリストを退治。
・飛行機がイギリスへ無事到着。
~メモ終了~

飛行機内という緊迫した密室の中で
ドキドキとスリルがあるのかな?
と思っていたんですけど案外あっさり解決でした。
久しぶりにステイルの活躍見れましたね。
ちょと格好よかったです!

最後には、また新しい敵が現れます!
神の右席を束ねる右方のフィアンマよりこちらが先みたい…
見た目だけでは強いか弱いか全く分からない
可愛い女の子四人がとても物騒なことを言っています。
…でも、やっぱり強そう…!!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【11話を観た感想】
{netabare}
また続々と新しいキャラクターが登場しましたね!
イギリス王室の4人と「新たなる光り」という4人組。

私、頭を整理するために『禁書キャラ相関図ノート』を
書いているのですが…

最近キャラクターのお顔のイラストも追加してみたんです♪
自由気ままに描く落書きみたいですが…
キャラの個性を表現して描く面白イラストが
とっても楽しいんです!
キャラ相関図ノートは回毎に賑やかになるばかりです♡
(報告でした)

インデックス、ねーちん、上条さんは作戦会議に出るため
バッキンガム宮殿を訪れました。

女王エリザード、3人の王女もそれぞれ個性があって
面白いんです!
…ちなみに私の禁書ノートでは女王にジャージを
着せちゃってます♪

・女王 エリザード
カーテナという剣を所有している。
天使長ミカエルと同質の力を得られる。

・第一王女 リメエア
ジメジメしている…笑
頭脳に特化。

・第二王女 キャーリサ
軍事に特化。
向こう気が強そう。

・第三王女 ヴィリアン
人徳に特化。ウィリアム オルウェルを想っている?

上条さんとの記念撮影では写真に写りたくてしょうがない
王室の方々の少しぶっ飛んだ行動に
声を出して笑ってしまいました。

一見控えめだけどグイグイ写りに来たヴィリアンや
インデックスの寝顔も写っていて欲しいな
想像するだけでちょと楽しいのです♪


そして、後半は「新たなる光」という4人が動き出します。

一個のカバンが歴史を変えるかもしれない!

「新たなる光り」が運んでいたカバンの中身は
イギリスの行く末に関わるすごい物だったのです!

「新たなる光」のメンバーのひとりレッサーちゃん。
ストレートの黒髪にワンポイントとして
金のメッシュをプラスしたヘアスタイル
ハートの尻尾が可愛くて気になっていたんですけど
いきなりドジっ子マックスで思わず笑ってしまいました♬

オリアナお姉様のセクシー大胆な攻撃すごかったです!
レッサーちゃんに見事な角度で突き刺しキック!
お姉様、強すぎます♡

最後には衝撃の事実が明らかになります…
「新たなる光」を裏で操っていたのはキャーリサだったのです。
運んでいたのは、カーテナオリジナル。英国最大の霊装です。

キャーリサと騎士派までも敵に回り
一体どうなっちゃうのでしょうか!!
そして予告にはウィリアムオルウェルが
どうして?だってあの時…混乱しています。
次回もすっごく楽しみ!!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【12話を観た感想】
{netabare}
遂に、第2王女キャーリサと騎士派による
クーデターが勃発しましたね!

アニェーゼ率いる修道女の前に立ちはだかる
甲冑に身を包んだ騎士。

空の上では箒で飛ぶ魔女と空飛ぶ騎士がぶつかり合い、
ここはもう混沌とした戦場なんです!

そんなセカイを切り裂くように現れたのは、
なんとウィリアム オルウェル(アックア)でした。

9話では戦いに敗れ、回想シーンが流れていたので
帰らぬ人となったのだと思っていましたが、

絶体絶命の危機に陥っていたヴィリアンを救うために
戻ってきたなんて、かっこよすぎです!

「見捨てなさい!」と言うヴィリアンに
「あなたが私を信じなかったとしても、
私があなたのために戦う理由は何ら揺らぎません」

これ、好きになっちゃうじゃないですか…

そんなことを言って、もし戻ってこなかったら
あなたのこと絶対に許さないんだからね!!!笑

そして、ウィリアムはかつての友人(ナイトリーダー)と
剣を交えることになるのですが、

ウィリアムは聖人崩しを受けた影響からなのかな?
かなり押されていました。

何度も傷めつけられ、それでも立ち上がる姿、
私、ヒーローに見えてしょうがなかったです!
いいえ、王子様に見えてしまったかも!
…お姫様抱っこしていたし♡

揺るぎない信念を持つウィリアムが
とにかく素敵な回でした!

とある魔術の勢いは増すばかり!
…やっぱり私、この作品が大好きです♪

読んでくれてありがとうです。
今年のレビュー納めとなりました!

秋から初めて放送を観るようになりまして
それを記念(?)して回毎のレビューを始めてみたわけですが
毎回感想をメッセージ、メールで頂きありがとうでした。
とっても励みになりました。
…感謝♡

ご挨拶行けたらお邪魔しようと思います!
良いお年をお迎えください♬
{/netabare}

【13話を観た感想】
{netabare}
ウィリアムとナイトリーダー、かつての友人同士が激突。

守るもの(第三王女)があれば強くなれるというのは
嘘じゃないんだ…って信じさせてくれるみたい

戦う相手を知り、ナイトリーダーが思いつかない戦略を
立てることで出し抜くことに成功
ウィリアムの戦いはお見事でした♡

後の場面で戦いを制したウィリアムがナイトリーダーと
電話で普通に話している様子は見ていて微笑ましかったです♪

ねぇ、いつ電話番号なんて交換していたのかな?

これからも二人には良い関係を保ちながら
お互い切磋琢磨していって欲しいですね。


後半では英国最大の霊装カーテナ オリジナルを
手にしたキャーリサに立ち向かうものの

いとも簡単に吹き飛ばされてしまう上条さんとインデックス

そこに思いもよらぬ救いの手!ピンチを救ってくれたのは、
ウィリアムです!!

剣を交えたことがある相手と良好な関係を築ける
彼もまた主人公のようにも思えます。
ヒーローの器を感じましたね!

最後は、ほのぼのシーン。
戦の前の腹ごしらえは仲間を集めて、
机いっぱいに美味しそうなお料理を並べています。

まるで最後の晩餐みたいですね。
・食いしん坊インデックスも満足なディナーです!
・お肉を欲張るアニェーゼちゃん
・ねーちんは甘党でした?ショートケーキ確保♪

『ついに時が来たのよな!!』
空腹を満たした後に待っているのは戦い。
英国の命運を分ける戦争の始まり!

ローラ達と合流した第一王女も動いていました。
『頭脳』に優れている彼女の作戦は
実行することができるのか?
これまでにない程の壮絶な戦いになりそう…
次回は新年の第一回です。
固唾を呑みながら戦を見守ろうと思います!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【14話を観た感想】
{netabare}
イギリス全土を巻き込んだ争いは激化していた。
もしかして、とある史上最も大きな戦いかもしれません。
それにしても展開が早い。
ものすごいスピードで物語が進んでいきます!

多忙で時間がない人に、やさしいアニメみたい
私ダイジェストを見ているのかと思っちゃいました!

でも、これまで敵対していた、ねーちんとウィリアム、
そしてナイトリーダーが
共通の敵によって一致団結する展開は
見ていて本当に心の芯から熱くなってしまいました。

インデックスの呪文詠唱による活躍も見所でした。
無表情で何処か威圧的な雰囲気を醸し出していて
かっこいいんです♡
とあるのヒロインインデックスはやっぱり健在なんです。

最後は女王エリザードがカーテナの力を
イギリス国民へ再分配して
『立ち上がれ!国民一人一人がヒーローなんだー!!』って、
この争いを皆で終わらせると思いきや

ウィリアムが加速させた上条さんのすごい右手パンチが
キャーリサのお顔に命中します!
(敵と言えど女の子へのお顔パンチは目を背けちゃいます…)

折角集まったイギリス国民と五和さんの活躍も
見たかったけれども

最後はやっぱり上条さんの拳で決着となるのですね!

喜ぶのも束の間…この争いの裏でフィアンマが
何かの霊装を奪ったことにより

上条さんは今度ロシアへと向かうことに

め、目まぐるしい…

次回予告にはアクセラレータの姿が!!
三期ではもう見れないのかなと思っていたので
とっても嬉しい!
次回のアクセラレータ楽しみです

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【15話を観た感想】
{netabare}
再び舞台は学園都市です。

ということで一方通行、浜面仕上、
科学サイドキャラクターの登場です。

自らを一流の悪党と名乗りながらも
自分の流儀を持って人を救う一方通行が、
とってもかっこよかったです!

被害女性への配慮として回収班には
女性を指定して向かわせ
その際、着替え一式も用意させたり、
テロリストから少年を助けたり、
妊婦と赤ちゃんの命を助けたり、

初めて一方通行を見た時のことをよく思い出しますが、
環境が悪かったとはいえ、とても怖かったんです。

それがまさかこんな日が来るなんて
思いもしなかったです!

今回の一方通行の繊細な配慮に感動。
もっとすきになってしまいました♡

ラストオーダーとのツーショットシーンが
中々見れないのは、制作サイドに
焦らされているのかもと思うようになりました。
電話越しでのシーン。
嬉しかったのか、ちょと笑顔がこぼれる一方通行
(こんなのいいね)

予定が変わらなかったら週末は二人会えるみたいだし
今度こそ、お願いします!笑


後半は麦野撃破により解散したアイテムの
残りメンバー浜面と絹旗ちゃんと滝壺さん!

浜面はウサミミ見ただけでバニーちゃんを
想像しちゃったり、えっちなことを沢山考えて
お鼻から血が何回も出ていましたね。笑
なんだかんだ言っても浜面と絹旗ちゃんと滝壺さん、
仲良し掛け合いが楽しそうでしたね!

無能力者だけど頑張る浜面は素敵です!
3期は活躍するって聞いていたので期待しています♪

次回は学園都市の闇に迫るみたい!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【16話を観た感想】
{netabare}
前回、思いもよらぬ救いの手で
一般人のピンチを救っていた一方通行!!
今までの一方通行からは想像もできないような行動に
…きゅんとしました♡

そしてなんと今回は、助けられた側が一方通行のピンチを
救うという素敵なお話でした。

一方通行を中心として優しい助け合いの輪が広がっています…ね

真っ直ぐな瞳を向け『だったら僕も行く!一緒に戦う!』
あの正義感が強くて勇気ある少年、大物になる予感!!
どこかでまた会えるといいですね…


浜面もカッコよかったです。
覚悟が決まった浜面はもう逃げたりしません!

でも勘違いで一方通行に向かって行った時は、
すごーく冷や冷やしました。

ピンチな局面を共に乗り越える度に
浜面と滝壺ちゃんの仲良し度は
ゆっくりと、でも確実に上がっていますね。
もっと仲良くなっちゃったら私、祝福したいな♪

今回新らしいEDでした。
大人な雰囲気を醸し出したインデックス
表情がとっても色っぽかったですね。

16話個人的に神回でした!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【17話を観た感想】
{netabare}
遂に、学園都市のお話のクライマックスです。

いつも以上に、お話がめまぐるしく展開されたので
忘れないように主な出来事をまとめました。

・エツァリを倒すためにテクパトルとトチトリが
シオキシを利用して潜入していた。

・一方通行が上条さんのことを
思い返すだけで頭にくるぐらいの善人だと言っていた。

・レベル0の浜面仕上は、アレイスターにとって
イレギュラー中のイレギュラーだった。

・麦野が生きていて浜面の命を狙いに来た。

・ドラゴンの正体は、かつての魔術師アレイスターに
必要な知識を授けたエイワスという者だった。

・ラストオーダーに命の危機が迫っていた。


あっちでもこっちでも戦いが巻き起こり、
その戦いの中で滝壺ちゃんと浜面の恋が一気に発展しました。

とあるシリーズはヒロイン側からの
一方的な片想いが多いのですが、

滝壺ちゃんと浜面がついにキスしちゃいました♡
「離れたくない」滝壺ちゃんと「離したくない」浜面の
お互いの想いが通じ合うハグでしたね。

一方通行もラストオーダーを抱きしめていました。
それはそれは愛しくて大事で大切な宝物を包み込むように、
そして、これから起こる様々な困難から、
「自分が守る」そんなハグでしたね。

それぞれがそれぞれの目的を追い
ロシアへ向かっていく
運命の一戦へ…

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【18話を観た感想】
{netabare}
ロシア大統領により宣戦布告され、
学園都市とロシア全てを巻き込む
第三次世界大戦がはじまり、
あちらでもこちらでもバトルが起こります。

そしてなんと今回からOPが新しくなりました。
前回に続き黒崎 真音さんです。

目に焼きつくような派手でスピーディーな映像と、
伸びやかでパワフルな歌声とあいまって、
観る人の心を揺さぶるような…
「とある」らしさがいっぱいのOPでしたね。

中でも一方通行の戦闘シーンがかっこよくて、
気分が高揚しちゃいました!

凄い物が始まるぞという予感
三期もラストスパート突入ということで、

観ている方々と盛り上がっていけたら嬉しいです!


今回からロシアですが、とてつもなく寒そうです。
一方通行の冬オールホワイトコーデは
雪と同化しちゃってるみたいで…新鮮でした♪笑

待ちに待った一方通行とラストオーダー。
決して、ハッピーな再会とは言えないけれど、
ようやく会えたね…

『やっと…久しぶりにあなたの顔を見られた』
震える小さな手を伸ばすラストオーダー

不条理な運命なんかに負けないで欲しい!


今回の皆の動きをメモしました。

⚫上条・レッサーチーム
インデックスを助けるためフィアンマの元へ向かった。

⚫一方通行・ラストオーダーチーム
エイワスからの助言をもとにロシアに訪れた。

⚫浜面・滝壺チーム
滝壺の治療薬を求め探す。

次回は、仮面をかぶった謎の少女と
一方通行が対決するみたいです。
すっごく楽しみ!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【19話を観た感想】
{netabare}
あぁ、なんてことですか・・・すごい展開でしたね!!
今の私、心臓の鼓動が大きい気がします…

前回出てきた謎の仮面少女の正体は、
ミサカネットワークから悪感情だけを
取り出すよう作られた番外個体だったのです。

髪型も背丈も美琴ちゃんと同じなんですから
一方通行が背を向けて逃げちゃうわけです。
それにしてもあんな姿初めてですよね?

番外個体…倒されて一方通行に精神的ダメージを
与えるのが目的という。

一方通行は贖罪の為に、これまでずっと「妹たち」を
守り続けることを誓い行動してきましたよね。

もし番外個体を倒してしまえばそれが全て水の泡に
なってしまうのです。
精神的に追い詰めようとする学園都市のやり方には
憤りを感じます!
本当に酷い!!

一方通行の悲痛な叫びを聞いていたら
ちょっと心にダメージを受けてしまいました…

けれど一方通行は、番外個体を救えば
学園都市の目論見を挫くことができると考えるのです。

『守れる力があるってことを見せてやる!』
と思い直した一方通行が、あまりにもかっこいい!
もう、かっこいいしか言葉が出てこないです!!

悪感情だけしか持っていないという番外個体をどう救うのか、
救えるのか?
今後に注目です。

それから同じ神の右席であるヴェント対フィアンマの対決も
勃発しました。
先制攻撃を仕掛けたのはヴェント。
謎の船の技かっこいい!!
いい勝負になるのか、と思いきや、
フィアンマに全く歯が立たず勝負は一瞬でつきます。
舌の十字架チェーンのシーン…痛いし怖かったです 泣

一方通行、上条さん、浜面、
3人がそれぞれの境遇で、必死で自分の守るべき物を
守ろうとしていた回でした。

次回のナレーションで上条さんが、
最強と最弱が再び激突するって言っていたけれど、
最強は一方通行で、
最弱はレベル0の上条さんか浜面??
そんなのどうしよう、リアルタイムで観れたらいいな。

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【20話を観た感想】
{netabare}
守るべきものを守るためロシアを訪れていた二人が遂に、
ここで再会したのです!

予告で言っていた最強vs最弱というのは、

一方通行vs上条当麻という激熱なカードでした。

やっぱり、一方通行は上条さんのことをヒーローって認めて
心密かに憧れているんだね。

救いのない思いをぶつける一方通行、
戦いながらもお説教をやめない上条さん、

これまで善悪に囚われ過ぎて迷っていた
一方通行の背中を押していましたね。

でも、この戦いで救われたのは一方通行だけじゃなくて
上条さんも!!
そう、あのお説教は自分に向けた言葉でもあったと思うのです。

【今回起こったことメモ】
・一方通行の回想に出てきたラストオーダーが可愛すぎます♡
・ひょんなことから浜面とアックアが共に戦うことになる。
・麦野は不死身なの?まだ浜面を狙っているようです。
・美琴ちゃんが上条さんを追ってロシアに来ようとしている。
・レッサーちゃん、上条さんの性格をよく分かっていて仲間感すごい!

次回は、さらに皆がロシアに集結!美琴ちゃん…楽しみ♪
今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【21話を観た感想】
{netabare}
上条さんを追いかけてロシア入りした美琴ちゃん。
行動が早いです!やっぱり恋のチカラなのかも
…うん、きっとそう♪

そして今、ロシアにはミサカちゃんがいっぱいです♡
・本物の御坂美琴
・ラストオーダー
・シリアルナンバー10777のミサカ
・番外個体のミサカ

21話でのそれぞれのミサカちゃんに注目してみました!
・御坂美琴
ロシアの寒さに負けないコーデが可愛い♡
特に白のファーハット
飛行機から落下、地面に電撃を打って着地するシーン
かっこいい!

・ラストオーダー
かわいいお洋服を着させてもらいずっと眠っていました。
目が覚めるために必要な謎の紙の解読はできるのか…

・シリアルナンバー10777のミサカ
銃を片手にバカンス気分に浸っているみたい。
お姉さんにプライベートなのかずいずい確認する
お茶目な発言に笑ってしまいました。

・番外個体のミサカ
一方通行本人に「しおらしい」なんて言えるのミサカ位だよ?
なんと一方通行とタッグを組むことになります。
邪悪なスマイルは健在です!

一方通行の成長が目に見えてすごいです。
番外個体に「悪かったな」と自分の非を認めて謝り
交渉により利害が一致した関係「仲間」を作りあげました。
そして勢いのある握手!!
見ていて照れてしまいました♡

浜面はいつのまにか的確な戦況判断能力が
備わっているようです。
絶体絶命のピンチを一方通行に救われ運の良さもあるんです。

本格的に動き出したフィアンマの計画により、
上条さんは空中の島に引き寄せられてしまいます。

1期、2期に登場したキャラクターが
この決戦の地に集まりましたね。
次回がいつも以上に楽しみ

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【22話を観た感想】
{netabare}
フィアンマが計画していた『天使』が遂に動き出しました!

天使…天使かぁ、私が天使に抱いているイメージは、
マシュマロのように真っ白で、
ふんわりと優しい微笑みを持っているもの…でしたが、

イメージとは正反対に無機質で感情をあらわさないもの、
発した声が不思議でなんとも神秘的。
神々しいのに不気味な存在感を放っていましたね!

この天使を倒すためにイギリスとフランスが
共に戦うことになります。

国や所属の違う人々が結託し、互いの違いを乗り越えながら
フィアンマとの闘いに臨みます!
魔術サイドと科学サイドが交差して、
最終回に近づいている感…凄いです!

そんな中、滝壺ちゃんと浜面の場面に癒されました。
お顔の表情を見ると、それぞれの恋模様が
丁寧に表現されているんですよね。
・・私の方が一瞬照れてしまって視線を落としちゃいました。
滝壺ちゃんの笑顔は本当にかわいい
2人のひたむきな愛いいなあ♡

…上条さんと美琴ちゃんのこんな姿も見たいんだけどな

次回は、ヒョウカさんと一方通行が天使と戦うみたいです。
美琴ちゃん、戦場に割り込めるのかな

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【23話を観た感想】
{netabare}
天使の放った逃げることなど不可能な火の雨が降り注ぐ!!
そして天使を倒すため一方通行とカザキリさんが共に戦う
…ですって?
こんな展開で熱い空中戦まであってワクワクが止まりません!

上条さんからの魂のお説教を受け
ここに来てラストオーダーを救うためにと
完全に吹っ切れた一方通行。
とっても清々しいセリフだったよね
守るべきものを得て、もう失いたくないと思う
一方通行は本当に強いんです!

アックアと浜面の場面も印象的でした!
浜面が瀕死のアックアに上条さんばりの
熱のこもったお説教をして
アックアの心を奮い立たせていましたね!

他の誰かが窮地に陥った時
こうして、励まして奮い立たせるヒーロー達が
本当にカッコイイ♡

上条さんも、
一方通行も、
浜面も、
アックアも、

みんな、ヒーロー!!
今はまだ余裕で笑っているフィアンマの幻想を
壊しちゃって欲しい!

大切な人を守る所を見せて欲しい!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【24話を観た感想】
{netabare}
『まさか、○○が生えちゃうなんて!!』
タイトルは、この回で一番ビックリしたことです!笑

フィアンマに右腕を奪われ取り込まれた上条さん、
しかし再生するんです。
まさか、右腕が生えるなんて!!
イメージできる範囲を優に超えてしまい
…唖然としてしまいましたよ私。。

そして、フィアンマの心をかき乱すほどのお説教!!
成し遂げてきた多くの経験の積み重ねが上条さんを
強くさせていたのです。
経験は人を成長させるんだ。
上条さんの目には強さがありました!

フィアンマは予想外の出来事に直面して、
これまでに見たことが無い焦りの表情でしたね。

上条さんの右手に宿る謎の力の正体が明らかになるまで
もうあと一歩のところなのかもしれません。

そして浜面の活躍も見所でした!
ロシアまで追いかけてきた麦野と戦闘するも
最後は熱い説得とハグで麦野を受け止めます!
もう一度アイテムになれるのかな
浜面かっこよすぎだよ!!!

最後に、一方通行!
ようやくラストオーダーを助ける解決の糸口が
見つかったみたいですね。

予告の直前には『とあるシリーズ』スピンオフ作品
『とある科学の一方通行』のCMが流れました。
BGMも映像もすっごくかっこいい!
2019年7月放送開始かー!絶対観ます!

3期も残すところ2回なのかな
どうまとまるか楽しみです。

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【25話を観た感想】
{netabare}
もう最終回間近!(今晩)
次回で終わってしまうなんて、
とっても寂しいですね…

これまで対立していた所属の違う人々が、
共通の敵(フィアンマ)によって一致団結しましたね!

この大きな勢力と上条さんの熱いお説教で、
フィアンマを食い止めることができるのか?

今回の一番の見所は一方通行でした!!
複雑で未知数な情報処理を一瞬でこなしています。
相変わらず、頭の回転が速い速い!

そして、ビックリしたのは声を響かせ歌う一方通行
歌い出し、オペラみたいな美声だったよ♪笑

浜面と麦野は完全に和解したみたいですね。
少し前までの闘争が嘘のように馴染んでいる麦野。
強い女性であっても男性に守ってもらいたいなと
思うことは当然あると思うのです。
あれ?浜面のこと好きになっちゃったりして。。
堂々と誇らしげに『アイテム』を名乗る浜面
かっこ良かったね♡

続きがありそうな予告だったけれど
遂に今晩最終回です!!
私のとあるレビューも最終回なので
次は点数を入れようと思います!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【26話を観た感想(最終回)】
{netabare}
遅ればせながら最終話を観ました。

なんですかもうこれ泣きますよ!!

ラストオーダーのあのやさしい光に包まれた
やさしい太陽のような微笑み...
それを受けて心からの笑顔を向ける一方通行…
本当に私、心を打たれました!!
きっと笑っている一方通行も、
温かい気持ちに包まれたことでしょう…

天使の羽根が舞う幻想的な黄金色の背景が、
物語をさらにドラマティックに仕上げていました…ね


上条さんは守りたい人を守り抜くためにと
戦っていましたね。
どのような事態であってもブレずに
自らの意志を貫いていました。
この上条イズムを目の当たりにすると、
敵味方関係なくどん底から這い上がれるんだとか?
上条当麻に関わるとそうなんです。
魔術?科学?レベル?上条さんパンチが一番強いんだから!

上条さんがインデックスに謝罪するシーンも良かったです。
心をすべてさらけ出すかのように誠意を込めた謝罪
インデックスを大事に思っているという気持ちも
伝わったと思います。
二人が見せた清々しい表情がとても印象的でしたね。

ここへ辿り着く前に上条さんを助けようとしていた
美琴ちゃんと10777ミサカの奮闘も忘れないよ♪

あと、忘れてはならない人がもう1人。
浜面仕上。
こんなに活躍キャラクターになるとは…驚きました。
1人の人を助けるために戦いの渦に飛び込む勇気や、
上条さんに影響されたレベル0なりの熱い戦い。
超浜面でしたね。
守りたい人を守るためなら冷酷にもなれる。
最後に強烈なインパクトも残しましたね。

そしてアレイスタークロウリーの登場。
いつも容器の中(?)で逆さまにひっくり返っていた
あのお方です!
上条さんの右手に宿る謎の力を秘密を少しだけ
明らかにしていたけれど、
それは想像を超えるすごい能力なのかもしれません。

最後の最後には知らないキャラクターが怒濤の登場、
最終回の終わりかたというよりは、
すぐにでも4期の予定があるよ!そんな雰囲気でしたね。
上条さんの右手の秘密が明らかになるのもその時なのかな。

(まとめ)
3期の26話、色々感じながらの完走でした。
原作は未読でしたので展開、雰囲気や場面の移り変わりの早さ
それに加えて作者でも扱いきれなくなっちゃうんじゃないの?
と心配になる程の沢山のキャラクターの登場に、
とても翻弄されてしまいました。

それでも、私はこのとある作品が好きなのです。
キャラクターがとても魅力的だし、
だからこの作品を応援したい、
あの人の活躍をみたいって、

『やっぱり私はとある作品のファンみたいです!』

このアニメに関わってくれた方々お疲れ様でした。
ありがとうございました。

一緒に観てくれたあにこれの皆様もありがとうです。
おかげで楽しさ倍増でした。

この後にシリーズで放送が決まっているのは、
とある科学3期と、とある一方通行ですね。
とある一方通行では、まだ一方通行が、
悪の美学を持っている時代なので、
今の一方通行からすると黒歴史になっちゃいますね。

最後に3期視聴後の私のお気に入りキャラクターベスト3を
お届けして締めようと思います。

男性部門
1位 一方通行(ラストオーダーとの掛け合い♡)
2位 アックア(男の中の男ってこんな人)
3位 浜面仕上(祝)アイテム&彼女

女性部門
1位 インデックス(とある魔術のヒロインはこの子です)
2位 御坂美琴(10777との掛け合い♡)
3位 ねーちん(堕天使エロメイドさん)

シスターズ部門
1位 ラストオーダー(太陽の様な笑顔)
2位 ミサカ10777(お姉さまとの掛け合い)
3位 ミサカワースト(存在が気になります)

初めての回毎レビューでした。
読んでくれてありがとうございました♡
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 69

74.7 16 2018年度の学園アニメランキング16位
多田くんは恋をしない(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (479)
1933人が棚に入れました
カメラを手に、満開の桜の写真を撮りにきていた光良は、異国から日本にやってきたばかりだという少女テレサに出会う。日本に着いて早々に、連れとはぐれてしまい、迷子になっていた彼女を助けることになった光良は、祖父が営んでいる多田珈琲店へとテレサを連れていくのだが…。まだ“恋”を知らない少年と少女を中心に繰り広げられるドタバタラブコメディーが幕を開ける。

声優・キャラクター
中村悠一、石見舞菜香、宮野真守、下地紫野、梅原裕一郎、石上静香、下野紘、水瀬いのり、櫻井孝宏、大塚明夫
ネタバレ

明日は明日の風

★★★★☆ 4.0

動画工房版「ローマの休日」

【1話を終えて】
京アニ、PAと並んで個人的に安心安定と思っている動画工房の作品。楽しみにしていました。で、始まって開始5分で引き付けられてしまいました。もう今期中心に据えたい作品です。

大好きなラブコメみたいですが、ちょっとした二人のやり取り、二人の周りの人物、会話、動き、これは面白い。キャラデザインが動画工房ではあまり見ないスマートな感じですが、背景とか、演出はやっぱり良いです。

{netabare}見ているうちにふと思ったのが、「これって、ローマの休日がモチーフ?」ということ。テレサは最初、おっちょこちょいの外国人かと思ったら、アレクとの会話で姫様?という感じになって、よく見りゃ、雰囲気がローマの休日のオードリーヘプバーンだし、多田がカメラで彼女をとらえるところとか、そうだよね、ローマの休日だわという感じ。{/netabare}となれば、面白くないわけがありません。オリジナルらしいし、どんな展開になっていくのか。楽しみです。

【2、3話】
相関図が見えた2話、過去を描き出しはじめた3話といった感じです。
{netabare}光良とテレサ、一(はじめ)と日向子の恋の話が中心で、薫とアレク、後輩の研太郎と妹のゆいがサブ、ニャンコビックにも(笑)という感じかな。
光良とテレサの関係はこれからどんどん揺れ動くだろうな。一方の一、日向子が隠していること(どう考えてもグラドル日向子なんだろう)を知ったあとの話がどうなるか。{/netabare}先が分かっていても面白い。
話の進め方が上手。恋も過去の話もゆっくり進めていく感じ。それぞれの立場や考えも表だって見せないし、第三者的な視点で見せていくのもよいです。
ニャンコビックの心の声も良いです。

【4話】
日向子と一の回。案の定というか、{netabare}一の好きなグラドルの正体は日向子でしたとさ。{/netabare}気づいたのはアレクだけってていうのもね…。いや、意外と多田も気づいていて黙っているだけかも。日向子のことでナニモ言っていなかったし。
「好きになったら負け」のアレクの言葉通り、日向子は一が好き。この阿呆が日向子に振り向く日は来るのだろうか…。

おや、テレサの様子が…。「本当のこと」で効いちゃっている。これはもしかして、もしかする?

【5話】
伊集院薫ショー、銭湯ありの詰まった回。なんだかんだで暖かい作品なんだよねこれは。薫が単に阿呆じゃないのはなんとなく流れで来るだろうと予測していたけど、思った以上に熱い友情でよかった。
サービスの銭湯シーン、野郎から取り上げるとは、すかすじゃねぇか(苦笑)。そして一はやっぱり阿呆だった。
それにしてもテレサが光良を見るシーン、もう恋心丸出しじゃないか。で、なんかイケメンが登場と。また鍵を握る人物なんだろうな。
それと、研太郎の好きな人って?これまたなんかありそうな予感が。

【6話】
分かりやすい、実に裏切らない話で安心します。{netabare}テレサは次期女王で、シャルルは婚約者。アレクはシャルルが好きで、でもどうすることもできずと。
テレサ、光良ともにかなり意識し始めて、止まりそうもない。雨宿りのシーン、実に良いシーンだ。で、薫はアレクからテレサの事実を知っちゃたんだろうな…。これからこれは鍵を握りそう。{/netabare}
この作品の良いところは表情と視線。これだけでどんな感情を抱いているのかがよく分かります。単純なことなんだけど、余計な演出要らないし、視聴者にどう伝わるのか、実は技術が必要だと思い運ですよね。このあたりが動画工房上手いなと思います。

【7話、8話】
まさかのニャンコビック主役2回目の7話(ただし、この回は心の声なし)。妹の恋心を通じて恋ってなんだろうと考える回でした。山下に好きな人がいるというのは伏線を張っていたので、ここで回収。とても切ない話なんだけど、時折笑いを入れてくるのでこのあたりでうまくバランスを取っていたなと思います。シャルルの本音を聞いて、光良は何を思う?

8話。恋に落ちる瞬間を描いた秀作の回。{netabare}光良を意識していたテレサだけど、星空の下での二人きりの会話でとうとう本気で恋に落ちたテレサ。ここの描写がとてもい良いです。感情移入しやすい。朝日に笑顔のテレサを写した光良、もう意識しているのだけど、彼の恋はどう描いていくんでしょうね。{/netabare}
「あれがベガ、アルタイル、そしてデネブ」…歌いたくなるセリフだ。
それにしても、シャルルがイケメンの完璧な人でかえってすがすがしい。シャルルの恋の行方も気になるところ。意味深なセリフ残して去っていったけど、ラスト近くに再登場でしょうね。

【9話】
テレサが光良を本気で好きになってしまったことで、光良に会うとぎこちない。その態度の怪しいことといったら…。光良のさりげない優しさにさらに「ほ」の字になるテレサ。しかし、その結果、光良は寝込むことに。そしてこの回の最大の見せ場、{netabare}キスをしたのか、寸前で止めたのか。どっちにも取れる見せ方の上手さたるや。視聴者の想像にお任せしますってか。そうですか、そうですか。{/netabare}このシーン、今後の展開でテレサの気持ちがどうなっていたのかを理解するうえで重要なシーンだと思います。好きなのに先がないつらさなのか、気持ちに嘘はつけない切なさなのか。
そうそう、いまさらだけど{netabare}ゴルゴはレインボー将軍の中の人だよね、たぶん。ほんと、いまさらだけど。きっと、最後の最後でおいしいところ、もっていくんだろうな。{/netabare}

【10話、11話】
テレサと光良のデート回の10話、光良の思いが募る11話でした。
{netabare}テレサが覚悟を決めてのデートの誘い。アレクといい、フラグ立ちまくりで、最後は「やっぱり…」と言うしかないのですが、重かった…。最後、光良は何を伝えたかったのだろう。

レイチェルが日本人で、しかも多田じいちゃんと知り合い。3人並んだモノクロ写真、時折写していたのはここへの伏線だったんだな。上手いわ。ラストの大きな鍵になりそうだ。{/netabare}

{netabare}テレサとアレクが去って、気持ちが乗らない光良、写真部のみんな。時は過ぎて冬に。年末の部室掃除でアレクの写真が出てきて、思いがどんどん募っていく光良。そんな時、一が勝手に応募していた光良の写真がコンクールで優秀賞を取った。それは笑顔がまぶしいテレサの写真だった。
じいちゃんの後押しを受け、光良はアレクのところへ旅立つ。

とうとう光良も気持ちに気づいた。恋心って、そのときになってみないと分からないけどね、表現がとても上手いです、この作品。さて、後悔しないために旅立った光良の運命はいかに?{/netabare}

今回から一の中の人が杉田さんに。梅原さんの病気の報が流れたのは5月あたまくらいだったと思う。ということは、けっこうギリギリ進んでいるということなのか?

【12話】
光良がテレサを探しに行って、真実を知った回でした。
切ない…後半はそう言うしかない展開。
{netabare}シャルルに恋しているアレクそれを悟ったテレサ、再会してもそこにいたのは次期女王であるお姫様、すべて決まっていて心を押し殺している姫…。{/netabare}どう結末つけるんでしょうか。大団円という感じにはならないと思うけど、さてさて…。
レイチェルとじっちゃんの関係、本当にオーナーとアルバイトだけの関係だったのでしょうか。3人写っている写真、この物語も知りたいところです。

【13話】
光良とテレサの恋の結末。
薫の友情シーンに熱くなり、告白シーンはきれいでグッときました。
最後の最後までシャルルは聖人。少しは落とすところもあっていいんじゃないかとおもいけど、ここまで聖人だと応援したくなってしまう…。
予想に反しての大団円。そういやこの作品、予想に反することが多かった気がします。ゴルゴは単なるれいんぼー将軍好きの常連だったし、薫が途中でテレサの正体知ることはなかったし…。

【視聴を終えて】
全体的にまとまった良い作品だったのかなと思います。
最近のドラマ、マンガ、アニメの物語は決着をつける、強引でもハッピーエンドが主流に感じます。ひと昔前なら絶対にこの終わり方は描かなかったでしょうね。なんか切なく、でも二人の未来を感じ取ることができるなんていうように。でも、なんだかんだで、最後のシーンは感動しました。

惜しいのは、光良とテレサ以外の物語が中途半端になってしまったこと。一と日向子は結局わけわからないし、薫もアレクをどう思っていたのかも分からずじまい。じっちゃんとレイチェルの関係もご想像に状態だし。主人公以外の登場人物に光を当てちゃうと、その結末まで描いてほしい気もします。

作画は安定感あり、中の人もまずまず。とにかくテレサが可愛かった。宮殿でのドレス姿はオードリーをモチーフにしているのが伝わって、本当にきれいなシーンだったなと思います。

ラブコメ好きな人でも意見が分かれるかも知れませんが、一見の価値はある作品でした。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 45
ネタバレ

scandalsho

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