尾道おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの尾道成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の尾道おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.8 1 尾道アニメランキング1位
たまゆら~hitotose~(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1106)
5085人が棚に入れました
人気OVAのテレビアニメ化。写真が大好きな高校1年生沢渡楓と、彼女をとりまく人たちの日常とささやかな夢を描いた物語。写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

また一つ大切な宝物発見です(´ー*`)♪

●「たまゆら」ってどんなアニメなの(*'ω'*)......?
天国に行った大好きなお父さんに教えてもらった写真♪
その時、その一瞬の想いを、小さな一枚の枠の中にギュッと閉じ込めてくれる写真。
そっとしまっていた父さんの形見のカメラ「Rollei 35S」で写真を撮りたいと想うようになった主人公こと沢渡 楓(ぽって)が、お父さんとの楽しかった想いでを悲しい色に染めないように、前向きに生きていく日常を描いた作品なのです♪
 
ふわふわと幸せな気持ちのときに撮った写真に写る不思議な小さな光りの子供達♪
そ・れ・が『たまゆら』なのです!
たまゆらの写真は見る人をちょっぴり幸せにしてくれる♪
そうなんです、そんなちょっとの幸せを分けてくれるようなアニメが「たまゆら」なのです♪
 
そして「たまゆら」を手掛けるのが、「ARIA」でお馴染みの佐藤順一監督とスタッフ達なのです♪
サトジュンが作り出すゆっくりとした時の流れの中から繰り出される、ほんわか心温まるストーリーがジャブのように効いてきて、見ている人全員が幸せになれてしまうと言う「サトジュンマジック」をこの作品「たまゆら」でもきっと味わえるのでしょうね♪
 
 
●「たまゆら」~hitotose~と出逢った日の日記♪♪v(⌒o⌒)v♪♪
いきなりお空から桃色の物体か降ってきましたね♪
ももねこ様w
空から女の子?が振ってくるアニメは名作だっていう勝手なジンクスに無理矢理あてはめて、「たまゆら」の幸先の良いスタートを喜んでみましたヾ(〃^∇^)ノ♪
 
でも実際に1話目からこんなに涙を流したアニメは始めてかもしれません(。>0<。)
ぽってが引っ越す前に横須賀市汐入に住んでいた小・中学生時代の親友「ちひろ」ちゃんとのエピソードだったのですけど、ちひろちゃんの涙もろさが移ったのか、とにかく心奪われっぱなしの第1話でした
(゚ーÅ)
OVAを見ていたので、感情移入値は当然「MAX」状態なので涙腺ゆるゆるでしたよ(/ω\)
この作品を観る前にOVAの方を観ていた方が楽しめるのは間違いないので、まだOVA観てない人は手軽に観れるOVAを是非観てから視聴してほしいです♪
 
作画も優しいタッチで描かれていて、最低限のCGしか使ってないのがとっても好印象でした♪
同時期に始まった「WORKING!!」とは対照的な印象ですね。
2話からは広島県の瀬戸内の風景を満喫できそうですし、楽しみでしょうがないです♪
 
今期一番期待していた作品だけに、予想以上の好発進!
癒し系大好きなアタシσ(゚-^*)の中でかなりの名作になる予感がします♪
 
 
■キャスティングについて
「たまゆら」で登場するお店で、竹原市のお好み焼き屋さん「ほぼろ」と、呉市のカフェ「カサブランカ」はどちらも広島弁を話す女店主という設定なのですけど、「ほぼろ」店主の八色ちも[yakusa -]役に、松来未祐さん、「カサブランカ」店主の藤井 みその[fujii -]役に大亀あすかさんと、どちらも広島県出身の声優さんをキャスティングしているなど、広島県の良さを余すことなく伝えようとする姿勢がこういったところからも感じられますね♪

また、ARIAからのキャストも需要なキャラでキャスティングされているので、ARIAファンとしては嬉しいですね♪
志保美りほ(cv葉月絵理乃)・・・灯里ちゃん
塙 さよみ(cv大原さやか)・・・アリシアさん
飛田 志麻子(cv斎藤千和)・・・藍華ちゃん
篠田 こまち(cv広橋涼)・・・アリスちゃん


■総評
あぁ~o(*´Д`*) 1クールじゃ物足りない気持ちでいっぱいです♪
「たまゆら」のゆったりとした雰囲気にもっともっと浸っていたいですね(>o<")
一見、なんの変哲もないなにげない日常を描いた「たまゆら~hitotose~」ですけど、この作品から何を感じ取るかは観る人によって様々だと思うのです。
(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!何も得るものがないって・・・そういう人は・・・色々悩んだりした時に是非観てみてくださいねw

今回の「~hitotose~」ではOVAでは描ききれなかった部分にスポットを当てて作られている印象を受けました♪
ストーリーの前半は、ぽってのかけがえのない友達一人一人にスポットを当てた素敵なエピソードを用意してくれていて、キャラの新たな一面が見れたりと、その魅力を存分に引き出してくれていましたね♪
仲良し4人組みがまだ出逢う前のエピソードや、「行き先のない切符」のようにゆらゆらと揺らいでいる気持ちなど、どれも丁寧に描かれていてとっても満足のいく内容でしたo(`⌒´*)o

メインキャラの、ぽって、かおたん、のりえちゃん、まおんちゃん、ちひろちゃんはまだ高校生なので人生において色々と立ち止まる事もあるのは当然ですけど、大人になっても迷ったり立ち止まったりする事もありますよね♪
ぽっての憧れの人の志保美さんが空の写真を撮らなくなったエピソードや、志麻子さんのちょっと大人の大失恋のエピソードなど、そういったぽって達と違う世代の人たちの話も盛り込まれているのがまた好印象でした♪

移り行く街並みと変わらぬ街並みを欲張りに見ていたいと思う気持ち。
行き先は自由、今後その行きたい道が変わったとしても、決めるのは自分。
でも迷った時に戻ってこれる場所や人がそこにはいるのです♪
そんな想いを抱きつつ、今の気持ちを形として残そうとした「私達展」☆⌒d(*^ー゚)b
彼女達の姿を見ているとなんだか前向きに頑張らないとって気持ちにさせてくれますね♪

全13話(特別編含む)どの回も心に響く素敵なストーリーに本当に感謝したいです♪
「たまゆら~hitotose~」とはひとまずお別れですけど、なんとなく次回作があるような気がしてならないです♪
ぽって達の卒業までのストーリーを見たいと願いながら楽しみに待っていたいと思います。人(^□^*) オネガイ!!


■ひとり言(# ̄З ̄) ブツブツ
お気に入りのキャラといえば・・・
・これって何の絵・・・肉球です(≧ヘ≦ )プンプン!!
・かおたん!!かおたん言うなぁ~( `ー´)ノ
・まおんちゃんのほとばしる妄想( ̄¬ ̄).。o0O○
・なー! こないだのこまっしゃくれー!(;`O´)o
・タイトルはあつくてさむーい瞬感彡(-_-;)彡ヒューヒュー
・そいじゃー20枚ずつ焼くけーみんな残さずたべんさいよー(☆Д☆)キラリーン♪

第1位:ちもさん 第2位:こまっしゃくれ 第三位:のりえちゃん
でもみんな大好きですよ♪


■MUSIC
OP曲『おかえりなさい』
 歌:坂本真綾
 OVAに引き続き松任谷由実さん作曲に歌詞・歌に坂本真綾さんの最強タッグですね♪
 綺麗な坂本さんの声にユーミンの曲はとっても心地よくって大好きです♪
 
ED曲『神様のいたずら』
 歌:中島愛
 こちらの大江千里さんと中島愛さんのコンビも負けてはないですね♪
 かつて男ユーミンと言われたこともある大江さんって知らない人もいるのかなぁ(^▽^;)
 優しい歌声と情緒溢れる歌詞にしっとり聞かせるギターの音色がほっとさせてくれます♪
 
ED曲『夏鳥-うたとぴあの-』[2話]
 歌:中島愛
 OVAのED曲としても使われていたこの曲は私の大好きな曲の一つなんです♪
 ピアノが奏でる優しい音色と中島愛さんの声がベストマッチな名曲なのです(´ー*`)キラーン
 なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる曲は、コーヒーや紅茶を飲みながら昔の写真を見たくなるよう
 な気持ちにさせてくれますよ(*^o^*)
 
挿入歌『やさしさに包まれたなら』[4話]
 歌:坂本真綾
 この曲もOVAのOP曲で使われてた名曲ですね♪
 この曲を朝聴くととってもテンションが上がる元気をくれるお気に入りのナンバーです(*^-^)
 
※「たまゆら-hitotose-」ボーカルアルバム12/28発売♪
 
 
評価は全話視聴後に採点させて頂きます♪
 
2011.10.08・第一の手記
2011.11.06・第二の手記(追記:■MUSIC)
2011.12.24・第三の手記(追記:■キャスティングについて、■総評、■ひとり言(# ̄З ̄) ブツブツ)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 80
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

幸せのおすそ分け・・・なので  【ねこ's満足度:88pts】

”安芸の小京都”竹原を舞台とした、女子高生達の日常を描く心温まる優しい物語。
ARIA等でお馴染みの佐藤順一監督による、待望の”たまゆら”TVアニメ版です。

先に発表されたOVA(全4話)を観ていなくても十分楽しめますが、
お話は繋がっているので、これから視聴される方は是非そちらを先にご覧ください。

テーマは「人と人との繋がり」。
家族がいて、友達がいて、町のひとたちがいて・・・。
心はきっと通じ合う。伝えられる。そしてその繋がりは幸せなキモチをも運んでくれる。
そんな監督からの素敵なメッセージが、色々な形で各話に散りばめられています。

メインキャラはOVAから引き続き、楓(ふう)・かおり・のりえ・麻音(まおん)の4人。
OVAでは主に、楓と亡くなったお父さんとの思い出を中心に物語が進行していましたが、
今作では4人全員にしっかりとスポットをあて、お互いの友情やそれぞれの家族との絆を通し、
彼女たちが緩やかだけど力強く成長していく様を、優しく柔らかく描いています。

当たり前の日常にある当たり前の幸せやそのありがたみ。
佐藤監督の作品を観ると、本当に大切なものってなんだろう?っていつも考えさせられます。
おかげで今回も全話通してほぼウル②しっぱなしでした。まったくやってくれるぜ!ジュミス!(笑)。

あと、個人的に何度観ても感動してしまうのはEDです。
OPEDともに”写真”が登場するんですが、OPはヒロイン楓が撮ったもの。
そして、EDは亡くなったお父さんが、楓が生まれてから自身が亡くなるまでに撮ったと思われるものです。
愛娘を撮ったその写真からは、親の溢れんばかりの愛情が感じられ暖かい気持ちになれるのと同時に、
娘の成長を見届ける事ができなかった父の無念さも伝わってくるようで、切なさで胸がいっぱいになります。中島愛さんの歌う『神様のいたずら』との相乗効果で、涙腺は常に決壊気味でした。

ホントに・・・やってくれるぜ!ジュミス!(笑)。


-以下各話簡単メモ&採点-
{netabare}
1話90点 中学生時代のエピソード。ちひろちゃんにもらい泣き。いい子や~。
2話95点 お泊り回。さよみお姉ちゃんのセリフに涙が・・・。
3話85点 のりえ&お食事回。相手を想い気遣う心は最高の隠し味。
4話85点 まおん回。娘を想う親心に感動。両親のcvはまさかのあの人たち!
5話85点 ちひろ回。相変わらずの泣き虫さんwどこにいたって友達は友達。繋がっている。
6話90点
◇Aパート 回想(幼稚園時)。伝えようとする想い。伝わる想い。のりえちゃんは昔から変わらない・・・w
◇Bパート 回想(中学生時)。のりえとまおん、正反対な二人の気持ちが繋がった瞬間。
7話95点 天国へのメッセージ。必ず届く。見ててくれてる。想いの強さの分だけきっと・・・。
8話85点 『行き先のない切符』。夢に迷い夢に傷つき、それでもこの町は変わらず優しく包んでくれる。
9話80点
◇Aパート まさかのももねこ様回w可愛いけどちょっと・・・。まぁ監督の趣味ということでw
◇Bパート 辛い失恋。それでも大切なひとがいる。繋がってる。だから前を向ける。輝ける。
10話85点 かおたん回。焦らず今できることを全力で。最終話に繋がるエピソード、てか終わっちゃイヤ!
11話90点 まおん回。今あるのはみんなのおかげ。だから頑張れる。絆の強さとその素晴らしさ。
12話90点 さよなら竹原。また会う日まで。その時は言わせてください。「おかえりなさい」と。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 83

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

有限の時の中で、なので。

たまゆらの1期(全12話)。
1期の視聴前に1話約15分×4話のOVAを視聴することが望ましいです。
監督の佐藤順一氏を始め、「ARIA」のスタッフが中心となって制作されている作品です。

本作は広島県竹原市を舞台に、主人公の佐渡楓(さわたりふう)、あだ名はぽってと
かおる、のりえ、まおんといった
同じ高校の同級生たちとのやり取りがメインになる作品なんですけど、
このように書くと、何も考えずにゆったりと楽しめ、
小動物のような少女たちにひたすらブヒブヒする、
所謂「日常系アニメ」と言われているような作品のように思えますが、
本作はそれとはかなり趣きを違えるところがあります。

もちろん、そうした要素が皆無というわけではなく、
デフォルメされたぽってなんてリスのように可愛いくてブヒブヒですし、
現実には存在しない猫のももねこ様なんかは、
作られた世界であることを強調するような存在になっていると思います。

可愛いキャラたち、安芸の小京都と呼ばれる竹原の情緒ある景観、
悪人が誰もいないやさしい世界、どこか「のんのんびより」に通じるところがあります。
さらに共通項としてどちらの作品も、
時にとてもセンチメンタルな気分にさせられるということが挙げられると思います。
「のんのんびより」は鄙びた田舎の風景や懐かしい駄菓子や遊びといった
ノスタルジックさによってそうした感情を誘うのに対して、
本作は、今という時間は二度とやってこないという永続性の否定からそれを感じます。
基本的に日常系と呼ばれる作品は終わりなき日常です。
学年は変わってもやってることは同じ、
人間関係も人(キャラ)が増えても、原則その逆はないわけです。
時にはりぴーとすることもありますw
本作でも誰かがいなくなるなんてことはないです。
では、何故「今という時間は二度とやってこない」ということを感じるのか?
本作の2つのテーマがその答えとなります。

1つ目は「写真」です。
そもそもぽってとその家族は、
汐入(神奈川県横須賀市)から竹原(広島県)に一家揃って引っ越して来ます。
これはぽってが5年前に死別した父親が育った町(竹原)の高校に進学することが
きっかけとなっているわけですが、このことはぽってが父親の死を乗り越えたことを意味します。
そしてぽっては再び父親の形見であるカメラで写真を撮り始めるのです。
将来は写真家になることを考えています。
ちなみにぽってが撮った写真には「たまゆら」と呼ばれる白い光が映り込むことがあるということから
それが本作のタイトルになっています。

写真というのは今という一瞬が切り取られたものであり、次の瞬間に過去の記録となります。
大事な友だちや家族たち、あの時出会った町の人たち、みんなで眺めた景色、
ぽってがシャッターを切った次の瞬間、それらは写真として過去の記録になってしまいます。
そのことがたまらなく切ないのです。
そう感じるのは、私が時の経過の重さや残酷さを実感できるからということとも
関係しているのでしょうけどw

本作のテーマの2つ目は「夢」です。
ぽってには、写真家という夢があります。
メインキャラたちも明確な夢を持っている者、まだ漠然とやりたいことを模索している者、
まちまちですが、彼女たちはその夢に向かって今出来ることを精一杯しようとします。
時に失敗したり、それを友達たちが支えてくれたり、
家族がしっかりと見守っていてくれていたことに気付いたり、
彼女たちは成長していきます。

さて、この2つのテーマを否が応でも直視せざるを得ない本作なのですが、
これはもう今という場所に留まることは許されない、
そしてやがて終わり(卒業)を迎えるであろうという予感を強く感じました。
それはなんだか悲しい気持ちになりますし、とても切ないことです。
ですが、私は敢えてこう言いたい。
終わりがあるからこそ、その一瞬一瞬が輝くのです。
青春真っ只中の輝かしい彼女たちの今を是非堪能してみてください。


おまけ「ご当地アニメ」について

ぽってたち主要キュラはJKですけど、学校が舞台になることはほぼ皆無です。
舞台は主に竹原の町で、その景観を描くということはかなり気合が入っていると思います。
ですが、実在する町を描くというのは作画が綺麗とかそういうことはあまり重要ではないと思います。
大切なのは、その町に住む人を描くこと、文化、そして歴史を描くということです。
それがなければどれだけ作画が綺麗だろうとそんなものはただの背景でしかありません。
もっと言ってしまうと実在しない町を描くにしても、それは大切なことなのです。
海の中の都市を描くとして、そこで生活している人たちは陸上で生活している人たちとどう違うのか、
どういうやり取りがなされ、どうしてそうした風習が形成されていったのか、
そこを描かなきゃいけないんです。
取って付けたような背景を貼り付けて「ご当地アニメです」だなんて言っても、
そんなものに何の価値もありません。
では、本作はどうなのか?
それは実際に本作を視聴して検証してみてはどうでしょうか。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

69.2 2 尾道アニメランキング2位
たまゆら ~もあぐれっしぶ~ (第2期)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (575)
2761人が棚に入れました
写真が大好きな高校生沢渡楓。高校入学を機に、横須賀市汐入から父親との想い出の町、
竹原に引っ越してきてから1 年が経ちこの春高校2年生になります。
写真は心と心を繋ぐもの。そう教えてくれた父親の形見のカメラで新しく出会った友達や­いろんな人たちとたくさんの写真を撮ってきました。そんな写真を通じて、この町で出会­った素敵な想い出の数々・・・、もっともっとそんな想い出を作りたいという思いを胸に­、楓は新たなチャレンジを始めます。それは写真部を作ること。古い町並み、美しい海と­島々、あたたかな人たちに囲まれた高校生たちの生活を描く心温まる優しい時間が流れる­物語。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たまゆら2期は娘萌え&部活モノ

OVAと一期は主人公の友達と舞台である竹原の街並みを紹介する話が多いのに対して二期は他界した父との思い出の地を巡る話が多いです。また、身の回りの大人たちが子供たちの成長を見守る場面も多く、親が子の成長を見守る感覚で楽しめるアニメたと思いました。なので「娘萌え作品」と勝手に命名しました。(スタッフの間でも言われているらしい…)

また二期では主人公が写真部を創部します。写真部に入部する新キャラも登場します。その子がどんな子なのかは観てからのお楽しみです。

PS…三期あることを祈る!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 51
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

来期を早く見たい!(12話まで

本作品はOVA4話が最初にアニメ化されました。
その後1期12話+1話の-hitotose-そして遂に2期開始!
今回も12話なのかな?
物語の時系列は
1期1話→OVA→2-12話→2期
なので順番に見る事をお勧めします。


瀬戸内の広島県竹原市を主な舞台として、写真好きの女子高校生である沢渡楓とその友達が、それぞれのまだおぼろげな「夢」を追いかける物語。


本篇無料配信(毎週水曜日更新、各サイト配信開始より1週間無料配信、7月10日~)
・ニコニコチャンネル http://ch.nicovideo.jp/channel/ch2575837
・バンダイチャンネル http://live.b-ch.com/tamayura
・dアニメストア     http://docomo-animestore.jp/
・楽天ShowTime     http://www.showtime.jp/

公式サイト
http://www.tamayura.info/
公式Twitter
http://twitter.com/tamayura_tweet
ネットワーク竹原
http://www.i-love-takehara.jp/tamayura/
まとめWiki
http://www38.atwiki.jp/animetamayura/
たまゆらじお
http://tamayura.info/tamayuradio/


こういう泣けるアニメは一気見したい方だが…と思って撮り溜めてたら、もう毎話泣かされるとは思わなかった。゚(゚´Д`゚)゚。期待以上だった…


各話感想
{netabare}1話
相変わらずほのぼの暖かいアニメですね。
1年経った設定なのね。懐かしい。
もうOPとかBGMだけで涙ぐんじゃうよ(;_;)
かおちゃん葛藤してたのか…
cafeたまゆら今年も復活するのかな?
花の入ったお茶らしきものはなんだろうか。
かおちゃんこっそり泣いてたのか。
良い子だねぇ相変わらず…いつからのりえもんになったのw
概ね回想回だなぁ…
コウちゃん真面目に勉強してるな。
ぽてにょん症候群w新しい設定が出てきたな。
ふーにょんふーにょんふーにょん!w
ちひろちゃんは相変わらず遠距離なのかな?
あれこのももねこ追っかけるシーン前にも見たなw
写真部か~本格的になってきたようだ。
やっぱ最後は写真部で成功する感じの終わりになるんだろうか。
2期はもっと泣かせにきて欲しいなぁ。

・ほぼろ焼き
(そぼろ・たまねぎ、カイワレ大根・たまご・紅しょうが)入り(1,150円)税込
具にそぼろと玉ねぎってのは斬新だなぁこれは食べてみたい。

心霊スポット探検部っておいw相変わらずおねぇちゃんだなw
ともちゃんはちひろちゃんの友達か。まーた濃いキャラ増えたなw
ともちゃんだいぶセンスよくなったなぁw
前のぬいぐるみは気持ち悪いの多かったけどw


2話
OPの灰色の髪の毛の子は誰だろう…
桜の花の塩漬けだと!?なんかうまそうだな。
部長って言われるだけで目が@@
ちょwまおんちゃん一日船長って中の人ネタじゃねぇかw実話w
ぽってストレスに弱いな…
ぽってねぇ様ってあれ前からねぇ様呼びだっけ?
のりえww後ろでくるくる回るなwおいコウタンの写真もらおうとするなw
部長ワードがキモだな。
写真部結成きたか。熱血先生背中wなんだそのサプライズw
顧問下神山?二人してドジっ娘かよw
演劇部うっせぇww
あっ…お父さん…(;_;)
三谷かなえさんってあれか1話の電柱の子だなおそらく。
先生どんな記憶力してんだよw
クラッカーを全力スルーwwぽてニョン症候群ひどいw
小芝居wwしかしまぁ井口がやるとなんてうざかわいいんだw
映像付きラジオでの井口のうざさはやみつきになるw
部活すっくな!文系だけの集まりとかか?
ぽっての気持ちを大事にしてあげたいな。
マエストロいいおっさんだな。ってかイイ声過ぎる。
あれ?なんだか毎回毎回涙が…(;_;)
スカート短すぎるな。
いきなりの殴り込みですか!
EDぽって可愛いな…(;_;)


3話
写真部の本格始動のようですね。
部長って呼ばれる所か名前呼ばれただけでロボットになっちゃったw
うわうわ部活紹介か…急に思い出した昔部長やってて超緊張して失敗した黒歴史が…
恐怖の扉ってwじゃあってなんだよじゃあってw意味不w
やっぱりあの子三谷かなえだったか。
先生使えない…誰か手伝ってやれよ…
俺のは安モンのEXILIMデジカメだぜ!
かなえはなんでそんな気になってんだ?入りたいのか?
ゴマシャクレの勝ちだなw
祝 写真部ぽって部長!
プチ秘境探検部っていつからあったんだよw
おばあちゃん嫌いな写真無いだろw
熱血先生どうせ大した用事じゃないんだろw
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 まさかの宣伝ww
リベンジ
1.卒業アルバムの写真
2.桜まつり
目的は悪目立ちっておいおい。
成長を見守るから友達は入らないんだな。
三谷さんやっとゲット出来るか?おい盗撮だったのかよ。
かなえ可愛いじゃない。なんかグッと来る(;_;)
おかしいなぁたまゆらってだけでなんか涙もろ過ぎないか…
グイグイ来るwこれでかなえゲットだね!
一人目の部員。新しい出会いがあったので!
EDは何歳の頃のぽってなんだろうな。なんかコレ見てるだけで泣けてくる…


4話
特別…まぁ普通特別な時位しか写真撮らないよな。
かなえは恥ずかしくてそっぽ向いたのかな?好きな子でもいたのかな?
桜まつりのパフォーマンス…写真部が何すんだよ。
熱血先生wなんだよその企画ww駄目だろw
それはってなんだったんだ…
NOと言える日本人になろう!ってなんかいつだか流行ってなかったっけ。
次から次へと先生が来て忙しいなw
のりえ事、井口後ろで何やってんだw中の人そのまんまのキャラだなw
誰かの記念の桜だと!?何この素晴らしい公園。
本当にあるのか?それともアニメの設定なのか?リアルであっても不思議じゃないな。
千本桜?何これ凄い感動する…私の桜か…(;_;)
ドウゴウ先生まだ恋が実ってないのか…そろそろお好み焼き屋行きてぇなぁ。
リング焼きなんてのあるのか。食ってみたい。
あぁ一々うまそうなものが出てくるアニメだなぁ…
コマチ…好き?まぁまぁってwwおま策士だなw
熱血先生何してんだよw
ぽって成長したな。しかし何やるんだよ。
爆笑したwwwwなんで歌い始めたww
リアルじゃ写真ちいさすぎて見えないだろこれ…ちょっと無理矢理感が否めない。
こうちゃん何見つけたんだ。まさか…ぽっての桜。
ええーももねこ様が見つけたのかよ。そこは自分の力で見つけさせて欲しかったな。
この桜の公園本当にあるの?感動するよこれ本当に…(;_;)


5話
腕章はなんだ?写真部の腕章かな?
ちょwぽってwww何してんだwいつからそんなキャラにw
ぽって部ならぬけいおん部もといお茶会部だな。先生も混ざりやがったw 
ベーコンパイだと!?マックのベーコンポテトパイメッチャ好きだ。うまそうだ。
もう10年位食ってない気がする。マックにまだあるんだろうか?そもそもマックにずっと行ってないな…
桜写真コンテスト。何故宣誓したw
葉桜は葉桜で良いと思うけどなぁ…木にまたがっとるw
あれ?のりえちゃん料理出来るんだっけ?(中の人的にry
おまwダメな人に相談しちゃったなw
こうちゃんとのりえ逆だろw
のぼり旗持ってくんなw車が空飛んじゃってwww意味不w
一生載せないで下さいおねがいしますよ本当にw
オニギリ何故人の顔w若干不気味なんだけどw
まぁ普通は駄目な写真はさっさと消しちゃうよね。
かなえマジ真面目!
しかしまぁ歩きで出かけるの好きだよなぁこのねぇちゃんw
エッサホイサッなんてやってたら速攻でバテるわw
樹齢300年だと!?そんな桜リアルでもあるのか?
先生凹みすぎだろ…


6話
冒頭から井口MAXwサービス回かな?あれ?今までこういうのあったっけ?
エロとか一切いらないんだけどなぁ…
お父さんの後輩?いきなり抱きつく前に言う事あるだろ。いやあえて言うべきでは無いのか?何処まで気を使うべきなのか難しい。
ツアーっておい営業じゃねぇか!無料招待じゃないんだろ?これ。
まさに3.11にのっかって商売してる奴らと何ら変わらない。
とか一瞬思ったが、どうなのこれ…
一緒に来て欲しいって言ったからタダなのかな?
どういうつもりで引っ張りだしてんのか良くわからんから感情移入しにくい…
えっ親父の浮気相手かなんかなの?なんか邪推が働いてしまうんだけど…
まぁただの後輩なんだろうけどなぁ…駄目だ女不信だorz
焼きたてのパンは最高だよなぁーwまぁ炊きたての米の方が好きだけど。
B&B。ベッドアンドブレックファースト。初めて聞いた。
まぁ旅館じゃないしな。ってかリアルでもあるんかな?
お父さんが残してくれた宝物と言うか思い出と言うか…
宝物になって良かったな。
ハルミさんがふうちゃんにおめでとうのシーンもう画面見えないよ(´;ω;`)ブワッ
はぁ…もう今期は毎話毎話泣かせに来る…もう枯れちゃうよ…
水分足りなくてハムナプトラになっちゃうよ。
なので、じゃなくて「ので、」の方が口癖だったのか。


7話
神奈川県横須賀市へ帰省?と言うかなんというかちひろちゃんの街へ行く事に。
って広島から神奈川って1日かけても着かないんじゃ…
ねぇさん運転怖いっすw
ともちゃん…?あれ?前に出てきたっけ?あっ電話のあの子かw
どんだけでかいバーガーだよw
ともちゃん俺っぽいなぁ最初声とかかけられなかったりするけど話すと止まらないという。
まさか神奈川にもももねこ様がw
そういや今年夏祭り行ってないなぁ…
この指とーまらないっておいいいい!w
あれかぽてにょん症候群で抜群に強いのかw
線香花火とか動く動かないより花火の運がでかい気がする。
懐かしの思い出だったのか(´;ω;`)ブワッ
また泣いてしまった。いちいちBGMが良すぎる。
お父さんのことだいぶ受け入れられるようになってきたみたいだな。
最初は悲しい思い出でも時間が経てばいい思い出になるもんだよね。
Cパートももねこ様何してんのw一日署長?w


8話
今度はちひろちゃんが学校に来たのか。
ぽって部長だけど部員1名だしw
ムキュムキュってキスなのか?w
BGM音はずしてるw
秘密基地どっかにあるのかな?
ちっちゃい頃田んぼの草むらによく作ったっけ。
夜景モードで一発な気がすry
ってぽってのは手動かw
いきなり写真展…ぽってしっかりしてきたな。
上下山先生w
キャンドルボーイって店が気になるw何の店だw
おねぇちゃん心折れたのに行くって言っちゃうから張り切っちゃってるじゃないかw
30分で何処行く気だw秘密基地って基地無いけどなw
あら?三脚持ってたっけ?
写真部作って写真撮って願いが叶って(´;ω;`)ブワッ
随分遠くで花火やってたのね。


9話
竹あかり綺麗だよね。イイ風習だなぁ。
完全に井口wwヒトデ型宇宙人w
竹はいい匂いするから好きだなぁ。毎年夏場は竹シートで寝てるし。
何故マエストロがお客さんを知っているんだろうか。
夏目望さん。お父さんの高校の頃の友達か。ちょwまさかの緑川光!?ナツメ違いだろw
父親とそっくりなのか。まったくひねりが無いのか。
カナエちゃんの全力擁護。
写真を撮ることは好きって言う気持ち。
まおんホントしゃべらないなw
ほぼろで一緒に食べるのかよw
写真のこと心配するあたりなんかすげぇ恭介っぽい。
お父さんの話聞くのか…だいぶ耐性付いたんだな。
高校の頃かぁ…色々馬鹿やったなぁ。もっと写真撮っておきたかったなぁ。
好きな子の写真か。別れて全部焼いちゃったな。
なんか色んな懐かしい思い出とともに涙がちょちょぎれた(´;ω;`)ブワッ
ナツメ照れ隠しの仏頂面なのかw
マエストロ女にやたら優しいのにちっともモテナイのかよw
おかえりなさい。
夏目さんやっぱり緑川光だったwwあの人もうナツメキャラ固定だなw


10話
かなえってそういや先輩だったんだっけ。今3年だから卒業しちゃいそう。
まおんは何を表現したのかわからんw
撮影旅行…あっやっぱりだ。卒業だよなやっぱ。
私達展またやるのか。
まおん宅の旅館に泊まれるのか。また働くのかな?
「え”ーーーーーーーーー」いい演技だなw
コウたん来ないのかよwコマチとコウたんの2ショット写メw
寝るのかwノリエちゃんほんと中の人まんまって感じw
まおん良く喋る回だな。
かなえはまだ進路決まってないのか。
季節はいつ頃なんだろうか…葉っぱ青いし夏かな?でも皆長袖だな。まだ夏前とかかな?
マオンはやっぱ働くんだな。
あれこの公園あの口笛の場所じゃ。誰だろう?
地面の木漏れ日綺麗に写るものなのかな。そういう写真見た事無いなぁ。
魔法美少女かおたんw
マオンが旅館の格好すると花咲くいろはの子そのままだな。
潮待ち島…潮は必ず来る…ここ良い話だなぁ。
LIVEやってる人だったのか。
マオンのちいさかった頃に見たLIVEはこの人達だったのか。ちょっとうるっとした。
きっかけを貰っているんだね。
カナエもきっかけ出来たかな?潮が来たのかな?
きっかけは写真部か。
西尾維新の物語のあとがきだかで書かれていた伏線の話みたいだ。
後になってみればあれが伏線だったのかなと想い出すみたいな。
自分の海へと漕ぎだすだと?何があったw
次回「今年もありがとう、なので」えっもしかしてもう冬になっちゃう感じかな?


11話
あっという間に12/30日なのね。クリスマスはスルーか。
かなえの最後の思い出か。
こまちの写真がひどいw
おばあちゃんが玄海に見える…
ともちゃんまーたマシンガントーク始まったかw
出張ほぼろ焼き。
一枚目にぽっての写真かw自分好きなのかと思ったw
客凄い人数いるなぁ。
プリプリ焼きとメソメソ焼きwもう一個はプンプン焼きかな?
お礼…怪しい…
のこちゃんw去年の続きの話かw恋のバトルまんまじゃないかw
あっさり終わったなぁ私達展。
初詣か。カウントダウン中になんでカメラに蓋したんだろ。
願掛けで蓋したのかな?
親目線もいいもんだね。
ってか冬なのに一枚だけかけて寝るとか暖房でもあるのかな囲炉裏だけじゃ寒いだろうし。
写真部が出来たきっかけはかなえの写真だったのか。
お互いにきっかけ作り出来てるんだなぁ。
まるで鶏が先か卵が先かみたいな感じだなぁ。
皆起きてたのか。(´;ω;`)ウッ…
やり残したことは何も無いのか。
でたーwまた拉致られたw
海で初日の出とかメチャクチャ寒そうだな…
まおんさけべよww何この青春物語w高校の時やったなぁ…
かなえちゃんにもらい泣きした(/_;)
次回「そして、旅立ちの季節なので、」
かなえちゃんの卒業式で最終話は締めるのかな?


12話最終回
お父さんの誕生会か。なんかいきなりしんみりしちゃった。
シャッター壊れたのか。壊れたらデジカメ買うのかな?
ひな祭りかな?のりえが完全に井口w
かなえ先輩志望校に合格したのか。何処の大学入るのかな?
先生熱血だなぁw お好み焼き旅行って太りそうな旅行だなw
単車で何処へ向かうのやら。
大久野島?何処なんだ一体。
なんとプロポーズの場所だったのか。
お母さん(´;ω;`)ブワッ 画面見えないよ(/_;)
ニラのハーブティー?なにそれ本当にあるの?
まさかのぽってのツッコミw餃子じゃ無いのでw
部員ってのりえとかかおたんとかまおんとか結局入らないのか。
来季あったらかなえ出て来るのかな…
写真部またぼっちになっちゃった。
たまゆら製作委員会にありがとう!
いやぁ良かった。「最後の春休み」EDなかなか良い曲だ。
みんなみんな忘れないよ。
早く来季やらないかな…ラジオはまだしばらく続くのかな?{/netabare}



1期レビュー
http://www.anikore.jp/review/621461
OVAレビュー
http://www.anikore.jp/review/616357

投稿 : 2024/04/20
♥ : 43

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

みんながやさしい気持ちになれるお話なので

全12話 + 8.5話

8.5話観ました!
修学旅行のお話です。そのまま本編であっても良い内容でした。今回は口笛ばかりであまりしゃべらない麻音ちゃんがメインのお話です。
ほんのり、ふんわり、ちょっぴりウルウルの癒しのひとときでした。
みんな仲が良いですね^^

以下は以前の内容です〜

キャッチコピーは
「あなたの笑顔が一番のありがとうなので」

1期は高校1年生なったメインキャラ4名、主人公 沢渡 楓(さわたり ふう)通称 ぽってを中心に、塙 かおる(はなわ かおる)、岡崎 のりえ(おかざき のりえ)、桜田 麻音(さくらだ まおん)のそれぞれの事を描いたお話がメインでしたが、2期では高校2年生になったぽってがメインで、他の3人はサポート役に回っていますね。

舞台は1期と同じ広島県竹原市、ぼっては高校2年生なり写真部と作ることに頑張っています。今回は新キャラ高校の先輩の三谷 かなえ(みたに かなえ)さんがキーワードですね。

2年生なった1年間を1クールで色々な出来事を描いてます。
今回も癒されましたね〜ぽってにしてはあぐれっしぶでしたw
最後はじんわり涙が出てしまいましたね。

起伏は少ない作品ですが、心暖まるエピソード満載です。
やさしい気持ちになれると思います。日常の作品が好きな方、是非観てくださいね。
もしお時間があればOVA、1期、2期と観てみるとより分かりやすいと思います。

OPEDともに癒される曲です。どちらもOVAからOP坂本真綾さん、EDは中島愛さんが歌ってます。

最後に、麻音ちゃんの口笛が少しうまくなってましたw(ほんの少しですがw)
ぽっての中の人は竹達彩奈さんですが、私が観た作品の中では結構ツンデレキャラ役ばかりで、ほんわかしたぽって役は貴重ではないでしょうかw

またいつか、少しずつみんなが成長している姿を観れることを楽しみにしてます^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 51

62.2 3 尾道アニメランキング3位
ろんぐらいだぁす!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (265)
970人が棚に入れました
ある日、女子大生の倉田亜美はタイヤが小さな折りたたみ自転車に一目惚れ。
「運命の出会い」を信じた亜美は、貯金をはたいて「ポンタ君」を購入。
サイクリング経験者の幼なじみ・新垣葵と一緒に走り出す。
流れる景色、肌をなでる風の心地よさ……。
初サイクリングで味わった非日常的な体験が、亜美の心と体を刺激する。
「私…このままどこまでも行けちゃいそう」
しかし、サイクリングの現実は甘いことばかりではなかったのだ!

声優・キャラクター
東山奈央、五十嵐裕美、大久保瑠美、黒澤ゆりか、日笠陽子、東城咲耶子、津田健次郎
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

不名誉な称号を排せば、なかなかに楽しめる自転車(ロングライド)導入アニメ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
作画崩壊に3度の放送延期と、不名誉なことで話題になった本作。ただ、「趣味としての自転車(ロングライド)導入編」としては、なかなか良かったと思います。自転車そのものの(走る)楽しさもそうですが、ロングライドに付属する楽しみ(景色・グルメ・温泉)なども充実していて、このアニメを観てロードが欲しくなる方もいるのでは?

また、単に「自転車最高\(^-^)/」ではなく、自転車ならではの辛さや挫折、危険などもしっかり見せているのが好印象でした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「競技系」の自転車は「弱虫ペダル」が有名だけど、それとは違って「ロングライド」をするってところは新しかったし、本作の見所でしょうね。

最近は自転車がブームらしいし、瀬戸内海の「しまなみ街道」なんて海外の雑誌で「走りたい道」の世界一にも選ばれたみたいですね。 都内でも、出勤をロードバイクでしている方も当たり前になってきました。「ALL OUT」のラグビーもですが、やはりブームに乗っかろうという作品ですな。

まあ、色々と惜しいアニメでした。でもまあ、2期あれば観たいなと思います♪

このアニメの問題点は、間違いなく作画だと思います。このアニメは絶対に、自転車でしか見られない、苦労した先にたどり着いた「美しい風景」を魅せるアニメだった思います。でも、その風景の作画に魅力がない(キャラとかはまあ作画崩れても最悪良いんです)。自転車の作画はがんばろうとしているのは伝わりますが……。

最低でも、11話の朝焼けくらいの風景を、2話に1回くらい差し込めれば……とまあ、それやると、最終回までどれだけ時間がかかったか分からないけど(笑)

もしこのアニメを、美しい風景を描かせたら天下一品のP.A.WORKSさんが制作したら、全く違う印象になると思います。

作品のテーマや雰囲気は良く、充分に楽しめている本作。マジで作画さえよければ、秀作多数の今期(2017秋)の中でも、上位にくるアニメになった可能性も。かなり延期しての、ラスト2話。ナイトライドにレインライド、しまなみ海道と、かなり詰め込んだ感じ。どれもこれも悪くはないけど、「達成感」でいえば、10話の安曇野オータムライドのゴールシーンが最高潮では? むしろ、そこで終わっててもアニメとしては違和感なかった。

これは、原作者、泣くな~。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
1話の前半は、大学か高校か。自転車か楽器か。という違いだけで、あとはまるっきり「けいおん」のパクリで、逆に笑えたw あんまりやりすぎると、京アニさんと、かきふらいさんに怒られるぞ(笑)
まあ、最近は折り畳み式の自転車でも良いやつ出てるけど、あの値段のあのインチの自転車なら疲れるよね、そりゃw1回だけ30万くらいの自転車乗せてもらったことあるけど、超進んでびっくりしたw

第2話
主人公の亜美が、まだそこまで「自転車楽しい!」になっていないところが、今後に期待をもたせますね。初心者がロングライドでつまずく所(登り坂、尻の痛さ等)をしっかり押さえつつ、その乗り越え方(ギア、クッション、名物料理、走行距離の満足感)も見せていて、自転車の初心者以下をターゲットにしてるのがよく分かります。ただ……本来一番の魅力の、景色が開けた瞬間があまりにショボすぎて……。

第3話
前回同様、試練でしたな。やはり、ポン太君で峠は厳しい。てか、早いうちに誰か教えてあげれば……。作画は一週休んだことでAパートはなんとか観られましたが、Bパートは……。このペースでいけるのだろうか?

第4話
思いきって欲しいもの買うって良いよね! つか、作画、もう日常パートは全編ディフォルメキャラでいったら? 表情とか日常パートは簡略してもいいから、ロングライドの描写や風景とか、大事なポイントに搾ってがんばったら? 最後に一言。1話に回は自転車に乗ろうw

総集編w
総集編でちゃんと働くのは声優さんだけ(笑) それぞれのキャラクターの自転車をちゃんと紹介しているのは良いですね♪ まあホントは、止め絵&文字解説で、アイキャッチかなにかでやってほしいけどw

第5話
ロードバイクに乗った時の嬉しさや難しさ、ちゃんと表現できてたと思います。困っているといつも誰かが助けてくれて、ラッキーだねw 初めて一人で走りに出た亜美。皆で走る楽しさを再確認して良い回でしたが、個人的には、一人(旅)には一人の良さもあると思ってます。

第6話
リベンジを楽しむってのは、まあ良い感じ。チーム名考えるクダリあったけど、普通に格好良くて、逆に微妙w 同時期のアニメでいっても「SNS部(死んだ魚の目日照不足シャトルラン部)」には勝てないな(笑) そう考えると、「放課後ティータイム」とか、やはりセンス◎。作画は安定して低レベル。まあ、そこはもう突っつかないであげましょうw

第7話
初のメンテの話。車好きな人もそうだけど、メンテも楽しさに含まれてるよね♪ 日光か~! 好きな街です。3回行ったな♪ 「いろは坂」に行くと、どうしても小柏(頭文字D)を思い出すw あっ、カレー食べてるとこ(コーヒーハウスユニコーン)は行ったことあるし、カレーもマジ旨かった♪ 優しい甘さのあるマイルドカレーだった♪ 女子向けかもね♪

第8話
新キャラ登場。どうせならBluetooth(インカム)をして会話を楽しむとか、ツーリングの現代的な楽しさを見せても良いのでは? 小川町って、行ったこと無いけど、東武東上線の駅名表示でよく観たなw 松本、良いところだよね♪ 山賊焼き旨かった♪ 安曇野の山葵はガチ旨かった♪

第9話
いや、亜美は悪くない、皆、待ってあげてれば良かったやん。第二エイド、沙希の説明的に絶対おやき だと思ったのにw まあ、岩手も粉モノ文化ってこともあり、おやき はそんなに「美味い~!」とはならなかったかな。

第10話
盛り上がり的には、この回がMAXかな? 亜美の(人間的な)成長を見せたかったのだろうけど、回想シーン多いし、これからの夢を語らせて、別に10話で終わりでも良かったような(汗)

第11話
かなり待たせたわりには、良くも悪くもこれまでと大して変わらず。ナイトライド後の朝焼け。ようやく真面目に景色を見せる気になったか(笑)

第12話
しまなみ海道って、本作のメインだね。虹の作画、ショボw 雨のシーンとか、辛いとこちゃんと見せるのが、このアニメらしいですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

第11話、第12話が放送されました。万策尽きたことが惜しまれます…。

同タイトルのマンガ原作があるようですが、未読です。

話はまあまあ面白いと思っていましたが、第3話を落として途中で特別編という名の総集編を挟み、所定の放送期間から2話分がはみ出して放送延期となりました。

延期となっていた第11話、第12話の作画はさすがに放送に問題ないクオリティでした。全話これくらいのクオリティで観たかった。

ストーリーとしては自転車初心者の女子大生の亜美が、昔からの友達で自転車好きの葵や、大学の自転車好きな先輩たちの導きで自転車にハマり、自転車乗りとして成長していくある種王道的なものです。

タイトルの通りロードバイクで長距離を走りつつ、道中の景色や食べ物を楽しむ感じです。

きちんと「自転車の楽しさ」を伝えようというストーリーで面白かったです。

作画とスケジュール問題が惜しまれますね…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

チャリ乗りのいけ好かなさが余す所なく詰っている(笑

「何しようかな~」から何かを始めるテンプレアニメの一。
星の数ほどある劣化「けいおん」の一。

で、ネタはチャリの様です。
ん?なんか他にも二つ三つありませんでしたっけチャリ。

内容は量産型テンプレなのでもう説明しませんが、
面白いのが同じハンコアニメの「ばくおん」とほぼ同じなんですが、
これが見事に「同じ」でありながらまるで「対称」なのが興味深いです。

※以下 チャリ乗りの方は気分を害するかもしれません(笑

私はバイク乗りです。
ええ、「バイク」と言うのは化石燃料ぶちまけて走るモーターサイクルのことです。
なので同じ劣化けいおんでも「ばくおん」はとても楽しめました。
なんでしょう、バイク乗りの薄汚さが何処と無くにじみ出てるあの感じ(笑。
チャリのりをコ馬鹿にしたあの感じ笑
うんホームです。

一方こちら
完全にアウェイです笑。
インテリぶったあの感じ。
装備は常に新品で最先端。ハイテク。スマート。
バイクよりチャリの方が高価です。
ポンコツバイクに乗るバイク好きは幾らでも居ますがポンコツチャリに乗るチャリ好きはまず居ません。

最初買ったのに直ぐ目移りしてまたエエヤツを欲しくなり、
続けて装備を色々欲しくなり、
挙句にチームジャージを揃えて徒党で走る。「オレ達仲間だぜ~」


うん 肌に合いません(笑


そんなチャリのりの感じが良く出ていると言う事はアニメの出来は良いという事でしょう。
バイク乗りが楽しめる「ばくおん」同様チャリ乗りには楽しいのではないでしょうか。
どっちでも無い人には普通過ぎるアニメでした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

58.4 4 尾道アニメランキング4位
ソラとウミのアイダ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (164)
502人が棚に入れました
海からから魚が消えた。水産省はかねてより計画していた“宇宙イケス”を試験運用。男女雇用機会均等法の強化によって「漁師にも女性を」と声が上がる。舞台は尾道。目指すは宇宙。これは宇宙漁師を目指す6人の少女の物語。

声優・キャラクター
高橋花林、立花理香、井上ほの花、すずきももこ、米野真織、神坂みお

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

ばってん、おかしか。

アニメーション制作:トムス・エンタテインメント/だぶるいーぐる
2018年10月 - 12月に放映された全12話のTVアニメ。
広井王子が原作者であるソシャゲのメディアミックス作品。監督は、濁川敦。

【概要/あらすじ】

舞台は尾道、目指すは宇宙。「私たち宇宙漁師になります!」

世界中の海からすべての魚が突然消えた。人類は魚を食べられなくなった!
そこで、農林水産省の事業で宇宙空間に大量の巨大イケスを建設して魚を養殖。
その一方で漁業組織として広島県尾道に『尾道宇宙漁業団』を設立。
尾道からロケットを飛ばして宇宙に行き、メカを操縦してイケスに入って漁をするという。
水産業は日本の独占状態であり宇宙漁の拠点は尾道にしか存在しない。

ところが、宇宙イケスに放たれた魚たちは巨大で獰猛な生物に変異して漁は危険。
宇宙漁師は、携帯アプリを利用して八百万神社にいる守護神を呼び出して、
守護神の力で魚を倒してゲットするという。

そして、この物語は魚が消えた日から10年後。
男女雇用機会均等法の強化により女性漁師の増員がさけばれる中、
出身地が東京・広島・カルフォルニア・京都・秋田・熊本とバラバラな、
6人の志願者の少女たちが宇宙漁師候補生として選ばれた。

これは、空町 春(そらまち はる)たち、
同じ寮で暮らす尾道宇宙漁師育成センター女子部の訓練や日常。
互いに絆を深めう成長の物語なのかもしれない?

【感想】

広島市中区のアニメイトビル内にて他のアニメ作品と比較しても頭2つ優遇されているアニメがあります。
2Fに続くエスカレーター沿いの壁にタペストリー、降りたところを出迎える立て看板。
いろいろ合わせて合計10個ぐらいでしょうか?
3Fで下りエスカレーターに乗ってアニメイト店舗のある2Fに入ると、
9枚のサイン色紙、アニメの場面のパネルがたくさん、単行本にCDにと特設コーナーが待ち受けています。
そのアニメこそが、『ソラとウミのアイダ』なのです。

・“個性的”な6人のヒロインによる日常コメディ
・“聖地”尾道の協力を得ての観光PR
・方言女子で地域性をアピール
・マスコットキャラを出したりソシャゲ要素でゲームの販促
・駄菓子の低学年向けおまけシールみたいな奇っ怪な魚を狩るハンターモノ要素
・宇宙に出ることでSF好きにもアピール

サクラ大戦などのヒットメーカーである広井王子が原作者で、他作品の売れ線要素を詰め込んでみて、
ゲームやアニメで勝負!といったところですが、ゲームは振るわずアニメも1巻の円盤の初週が113枚。

広島の尾道を舞台にしてコラボしてみたものの同じく尾道の『かみちゅ!』、竹原の『たまゆら』
みたいに郷土愛やノスタルジーに訴えかけるものがなく、
よそものが尾道をアピールしてみました!みたいな場違い感。
ソシャゲを売りたい!と同列で商売で尾道が扱われてない?という疑問。

これが表現したいからメインテーマにして作品を作る!ではなくて、
映画の舞台として有名な観光名所である尾道の力を借りて、作品を売りたい!
いろんな作品のヒット要素を寄せ集めて作ってみましたみたいな安易な商売っ気が見透かされた感。
欲張りすぎた結果が、ちぐはぐな内容で残念ですね。

・世界中の海から魚がいなくなった原因が説明無し
・政府が国家予算で水質や環境を管理してるはずの宇宙イケスで怪物に変異した魚が野放し
・漁に行くたびにロケットを飛ばして大気圏を突破して巨大魚を数匹獲って帰るって、
 ロケット1基打ち上げに100億円かかるのですが、刺し身一切れで新車が買えそう
・食の安全に世界一厳しい日本なのに、化物に変異した魚を食べるって遺伝子異常の懸念でありえないですけど?
・魚と戦う手段が守護神のオカルトパワー一択で訓練してメカに乗る意味は?

スタッフすら理解してないような設定のムダや矛盾が多すぎて、
やりたいことがないのに単なる金儲けで作られただけの本当にただの寄せ集めアニメ。
蛇足なソシャゲ要素が全方位で足を引っ張ってハンターアクションにもシリアスにもSFにも青春モノにもなりきれず。

そういうマンガ的な部分が気にならなくするためにディテールや映像への拘り、シナリオの練り込みが重要ですね。

主人公の春の性格がおかしいとか博多っ子など棒読み声優が多いとかの問題を棚上げしたところで、
設定のおかしさやシナリオの問題点の多さから視聴者に訴えかけるものが無く、
萌えやイイ話を突っ込んでみたところで、作品として振るわないのも無理も無いかなといったところ。
このアニメのいいところ?キャラデザが、そこそこに可愛いぐらいしかなかった残念な作品でした。


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 48
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハルちゃんの蛙のつぶれたような声が良い

2022/06/23、たぶん3週目を終えての感想。
なにかと欠点も多いこのアニメ。
それでも何週かしてしまうのは、多くが主人公である、空町ハルちゃんの魅力に起因している。

ハルちゃん、ウザキャラなのが良い。
押しの強いウザいキャラ。
わたしは、これが大好きです。
自我の強さからドタバタ~!周りは迷惑。でも良い結果を導く。
三国志の劉備みたいな感じ。

しかもハルちゃんは押しが強いだけでなく、他人の心を察する能力があることが、6話の舞子回や8話の波野回などで、ちらほらと提示されている。
めちゃくちゃ押しまくるけど、引くべきところでは引く。
黙って損を受け入れる。
この線引きがあるために、好ましさが10倍になる。
「アサルトリリィ」の楓・J・ヌーベルや、「うちのメイドがウザすぎる」のつばめさんあたりが好きな人には、超オススメのキャラクター。

語り部である主人公が気持ち良いアニメこそが、見ていて気持ちの良いアニメ。



そしてまあ、何回見ても欠点はあるアニメ。
守護神周りはまあ良くないよね。
要らなくは無いんだけど、作品にちゃんと馴染まなかった。
当時はこのズレから見る気を失って、早々に駄作判定してしまう見切りの早い人が多かった印象がある。
まあ気持ちは分かる。
おっクソアニメか~。それなら見てやるか!
くらいのテンションの人こそが、このアニメを楽しめる層なのも間違いなさそう。

あと二番手のキャラクターである波野はベジータ型のプライドの高いツンデレとは言え、ちょっと性格がキツすぎた。
他人に当たる性格にしたのが失敗かなあ。
ストイックさの描写はしっかりしているのだが、個人的には欠点の一つだったと感じる。


リアルタイムの感想。
{netabare}
その瞬間瞬間の感想は多くてウザくなるので閉じておきます。

2話まで視聴。
{netabare}
このアニメ、1話がすっごいクソダサでござる。
思わず語尾にござるをつけるダサいオタクになりそうなほどダサいです。

そもそも、このアニメは訳の分からない世界観のソシャゲを世界観もダサい用語もそのままアニメ化した謎の意欲作であることを理解しなければなりません。
作品も、1話でそのことを全力で分からせにきます。
アプリで守護神を選ぶ。
合体技の名前が進撃スプラッシュ。
いかにもゲーム画面風の(ゲーム内再現?)顔文字を使ったカット。
明らかに正気ではありません。

2話は1話に比べると一転、正統派のような作品展開でした。
実は「守護神」「宇宙イケス」など訳の分からん要素はそのままですが、1話を通過して2話を見れば、もうそんなものは気になりません。
分からせられました。

シュールなクソアニメを地でいくのか、ここから正統派に行くのか、どちらにしても先が楽しみなクソアニメには違いありません。
良さげなクソアニメを見つけた時の喜びは、アニメで主人公が売れ残りのクソ武器とかに運命感じてそれが実は伝説の武器だったとかああいうアレがあります( o‘-‘ )o✧アレが。
{/netabare}

7話まで視聴。
{netabare}
守護神はないな…( ‘-‘ )
でも、全体としてはよーく己のやるべきことをわきまえているアニメです。
めちゃくちゃな世界観のちょっとむちゃなアニメとして、見たいものが見られています。
おもしろいです。
深海に沈んだピンチに飛ばすビーコンが「たすけて>□<」の顔文字なのは「わきまえている」以外にふさわしい表現がありません。
金髪アメリカン幼女のルビーに、鼻濁音で押しがウザいハルがお気に入り。
でも守護神はないな…( ‘-‘ )ないな…。
おもしろいです。
{/netabare}

10話まで視聴。
{netabare}
ハルの蛙のつぶれたような「う゛ぇ゛!」がかわいい…。
電車で行ってしまう仲間を追いかけるアニメは数あれど、加速の終了した電車に自転車で追いついて会話するアニメは多くないでしょう、その1つがソラとウミのアイダです。トラックには抜かれる。
ストーリーも佳境に入り、マジで面白いのでは…というお話の大切なところで水を差すような守護神も健在。
すきです。
{/netabare}


最終回を視聴。
1話、もっと言えば設定を見た時に期待をした通りの、とてもたのしいアニメでした。
かなりいいかげんなアニメです。
そのことは、1話を見ればよくわかります。神撃スプラッシュ…すごすぎる…。と言われた時にダメだと思ったら見なくてよいアニメです。
ダメだけどダメでもないなと思ったら見ればよいアニメです。

ただ1つフォローしておかなければいけないのは、このアニメは統一された指向性を持った、完成度の高いアニメだということです。
いわゆるB級ですね。

あ~~クソアニメが見たいけどおもしろいクソがいいな~~という気分の人にオススメしたい、とても良いクソアニメです。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ソラとレミとのあいだにファッ!?

2018.11.03記


ゲーム未プレイ

広井王子とはこれまたずいぶん懐かしいお名前だなぁ、がきっかけで観てみることにしました。
なんでも、地球で魚が獲れなくなったので、宇宙に作った生簀で漁をする、その“宇宙漁師”見習いJK6人の奮闘記です。
生簀の技術は日本独自のものらしく、拠点尾道を舞台として聖地巡礼もばっちこーい!という設定。


肉好きな私ではありますが、仮に魚が食べられないってことになればきっと発狂するでしょうね。
食卓に魚のある光景は、太陽が東から昇るとか、ドレミの次はファだよね、くらい当たり前のことであり、宇宙生簀を作ってまで魚を食べたいという並々ならぬ執着心はわかる気がするのです。そんな人類の希望を背負い、使命感に燃ゆる女子達の熱き人間ドラマを期待しながらの視聴スタートです。

あ、はじめに言っときますが、作品自体はハズレだと思いますので悪しからず。

そもそもの大気圏外へと往復の燃料代など採算に見合うかという真っ当な突っ込みは、魚介・甲殻類一体あたりのばかデカさを鑑みればもしかすると・・・と温かい目で見守りながらだったのですが。。。
お察しの通り、細かいことは気にしちゃいけない系です。


実際観てみると、

{netabare}・背景が一枚絵で、尾道感は出てるものの物足りない
・第一話での宇宙漁シーン、見せ場なはずなのになんともしょぼい
・その宇宙漁で活躍する“守護神(召喚獣みたいなもの)”システムの取ってつけた感がハンパない
・JK役6人、軒並み新人さんか本職外らしく、そのうち数人が棒演技
・主役“空町春”キャラとしての魅力が皆無。やらかしても省みることはせずかつ無能。“明るく前向き”との公式キャラ評はまさに「ものは言いよう」の悪例。これ致命的かもしれない。
・準主役“村上波乃”も追い打ちをかける。話聞かず“春”を巻き込んだ挙句キレる。村上水軍の末裔という矜持が空回る狭量なキャラ設定は某衆議院議員村○誠○郎氏の近況と被るかもしれない。
・物語だけでもと思いきや、やっぱり共感しづらいキャラ達が紡ぐ物語にはノレないかな~{/netabare}

いいところがありません。
なのですが、ダメさ加減が徹底してるためネタ枠としての需要には適度に応じている、そんな作品です。
突然のナナメ上展開や目の当たりにする雑な設定、そこでこう来るか!予想外のキャラの言動に

  『 ファッ!? 』

となること請け合いです。


早めに見切りをつけてはいたものの、録り溜めた5話分を律儀に鑑賞して撤退することにします。



最後に、あまりお奨めではない本作ではありますが、今井麻美さんが海女でう・・・いや違った、缶詰工場勤務の女性役{netabare}(4話~){/netabare}で出演されてるのは有り難いかもしれません。出演作絞ってるんでしょうか、わりとレアな気がします。

それに、イマイチメイン6人衆もよくよく考えれば、共感しづらいキャラ設定にしたのは監督含めスタッフですし、“熊本”“秋田”“京都”方言使用のそこそこ難役設定もしかり、そこに果敢に挑んでる新人さん達という図式も成り立つ気もしてたりします。
「あたし!今度メインやるんだよ!」家族や友人に伝えた末でのこの作品。「大丈夫。こんなこともあるよ」と慰められ「それでも頑張る。これがあたしの仕事だから」の妄想展開のほうがよっぽど応援したくなりますが、作品まったく関係ないですね。失礼しましたm(__)m



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2019.05.30追記
《配点を修正》


終盤はそこそこ盛り上がったらしい。ゲームは配信停止。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 44
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