岸誠二おすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの岸誠二成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月07日の時点で一番の岸誠二おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

55.6 1 岸誠二アニメランキング1位
マジカノ(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (84)
490人が棚に入れました
3人の妹を持つ平凡な男子中学生・吉川春生。彼の通う学校に、ある日不思議な雰囲気を持つ美少女魔宮あゆみが転校して来た。その後、なんと春生の家にあゆみの姿が。あゆみはメイドとして住み込むことになったのだ。

実はあゆみの正体は魔法界で最高の財力と歴史を誇る魔宮家の長女、つまり魔女であり、彼女は「未来見の鏡」によって受けた呪縛を解くために春生の魔力が必要だと説く。呪縛を解くべく協力する春生だが、それを阻止するため、3人の妹があゆみに立ちはだかる。なんと彼女たちも魔女だったのだ。この時、まだ春生は自分の生活が一変することを知る由もなかったのである……。

声優・キャラクター
野川さくら、市来光弘、中原麻衣、金田朋子、並木のり子、さかいかな、桃井はるこ、はらさわ晃綺、桑谷夏子、井ノ上奈々、力丸乃りこ、上村貴子、村瀬克輝、真堂圭

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ネタヒロインの巣窟

ラブコメ作品。ハーレム要素アリ。
ではあるのですが、コメディ色がとても強いです。
ラブ<<<<<<<<<<<<<コメ くらい。
ギャグに特化してます。
これは面白い…と思います、笑えれば。
と言うのも、ギャグはあまり笑えなかったです。
勢いが楽しいって感じです。

ですが、作品の笑いに対する真摯な姿勢は高く評価したいです。
キャラに可愛さを求めていないのでしょうか、
ヒロイン全員が完全なネタキャラとして君臨していました。
例えば、怒ったヒロインの顔がモンスター化したりw
ドタバタでハチャメチャな日常は、観る者を飽きさせないはず。
もう少し笑いに捻りがあれば、もっと面白くなったと思います。


あらすじというか簡単な内容は、
ごく普通の中学生兼主人公である春生が、
三人いる妹のうちの長女・舞夏と
ある日突然転校してきた魔宮あゆみという美少女に
争奪されあうというものです。
(話が進むと、あと2名ヒロインが増えます)
しかもあゆみは、とある経緯で春生の家にメイドとして住むことに。
舞夏とあゆみの死闘は見ものです。
因みにここは魔法が存在する世界であります。
魔法の扱い方には注意しましょう的な作品としても受け取れました。
魔法が使えたらの話ですけど。


キャラについて。
まず、ヒロイン1のあゆみ。
爽快すぎるネタヒロインでした。
野川さくらさんの演技が凄かったです。
彼女にしかあゆみは務まらないと思います。
それくらい熱のこもった好演技でしたね。
はい、あゆみに可愛さは感じませんでした。

次に、ヒロイン2の舞夏。
なんとびっくり、こちらも清々しいほどのネタヒロイン。
必殺技:化け物に変身。
本来ここは、キャラ被ってるよ!とツッコミたいところですが、
『あゆみ VS 舞夏』のキャットファイトが激戦すぎて、
ツッコミを入れるタイミングを逃してしまいました。
えぇ、舞夏に可愛さは感じませんでした。

可愛さより面白さ。
ネタ性を追求した結果、このようなヒロインになったのだと思います。
可愛さは無くても、私は二人とも好きですよ。
変に視聴者に媚びない点も◎です。
それに、可愛さなら春生と舞夏の妹(三女)の冬乃で得られますしね。

※ヒロイン3と4にも注意!
あゆみと舞夏ほどではないですが、
なかなかの実力(意味深)の持ち主です。


OP「もっっと!」 歌ー野川さくら
ED「マジスキMAGIC」 歌ークローバー

2つとも作品に合った賑やかな曲で気に入っています。



つまらないのに面白い。
一見矛盾しているように見えますが、
私はこのように本作を表現するのが正しいと思ってます。
何でしょうね、不思議な笑いが込み上げてくるというか…。
終始、苦笑い状態ではあったのですが、
それでもしっかりと楽しめたレアな作品でした。


最後に。
物語のラスト、どうしてこうなった…w
こんな終わり方は鬼畜です。
巧くも何ともありませんが、『マジカヨ』です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 24
ネタバレ

チィ千 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ある意味外道魔法少女アニメ

原作は講談社出版の月刊マガジンZの漫画のアニメライズの作品です。あの魔法少女リリカルなのはASの後に放送されたらしいです。意外と知名度は低く、この作品を知らない人は多いと思います。
監督は後にダンガンロンパやあそびあそばせでお馴染みの岸誠二監督
良い点
・ギャグテイストかつ意気揚々と進む面白展開が見てて笑える。超絶魔法バトルがコミカル。話が進むにつれてキャラクターが毎度のように出演してにぎやかなハーレム展開。メイドのデデンデンデデン♪とか鶏の鳴き声とかのSEが笑えたりします。
勝手な予想ですが水島監督の外道魔法少女シリーズ、時期的にはドクロちゃん、大魔法峠と匹敵しそうな気がします
・妙に力の入った通販枠が面白い
・パロディに飛んだネタがギリギリで本家の声優や吹き替え有名声優がカメオ出演してたりする
・最終回まで見ると実はこの作品、{netabare} ループ物 {/netabare}であったことに驚かされた
悪い点
・キャラクターに癖が強すぎて好みが別れる、しかも主人公と出会ってそんなに経っていないにヒロインが急激に好意を示すので感情移入し難い。(1クールなので仕方ないか)
・アニメ全体がチープな出来で、キャラデも少し古臭く作画崩壊も多々見られる。ギャグアニメなのでそれ含めれば面白く見れると思います
・シリアスとコメディがごっちゃになって人によってはついていけない。その結果感動的なシーンなのに、絵面が脱衣みたいになってるので全然うるっとも来ないしむしろ笑ってしまう内容だったりします
・魔法要素がやっつけ過ぎてイマイチ理解できない
・主人公に魔法の存在を消すために毎回消去ハンマーで思いっきり殴る。そのあとは殴られた跡もなく平然としています

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

ああ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

マジスキMAGIC

声優さん目当てで視聴しました。特に中原麻衣さんと金田朋子さんが好きで。そういう意味ではすごく満足なアニメでした。

正直いろいろ話は破たんしているし面白くない回は本当にひどいんですが、総合的に見て十分楽しめるアニメでした。マジカノというタイトルではありますが、内容としてはドタバタコメディという感じです。主人公がかなり影が薄いです。

監督が瀬戸の花嫁の方でそっちを知っている方は想像できると思います。個人的には、瀬戸のほうが2クールと長かったので飽きてしまったんですが、こっちは1クール分なのでサクッと見れる分よかったと思います。キャラの設定は違いますが、展開の唐突さとか声優さんの頑張り具合はほとんど同じですから。原作の作者は違うんですけどね。

僕が特に面白いと思った回は第8話でした。

作中結構効果音みたいなのが多用されるんですが、それはちょっとうるさかったかなと思います。セリフが早口な場面が多くただでさえ聞き取るのが困難でしたので。

少し古い作品ですし、あらたまっておすすめするようなアニメではなかったのですが、出演している声優さんに好きな方がいるなら、けっこう普段とは違う演技が聞けるかもしれないのでおすすめですよ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

65.8 2 岸誠二アニメランキング2位
天体戦士サンレッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (253)
1341人が棚に入れました
『天体戦士サンレッド』(てんたいせんし - )は、くぼたまことの漫画作品。
ヴァンプ将軍率いる礼儀正しい悪の組織・フロシャイム(川崎支部)!! 宿敵・サンレッドの命を狙い、怪人たちが闘いを挑む!! なぜか怪人たちを応援したくなる!?

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、河西智美、斧アツシ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「これは、神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の戦いの物語である。」

2008年放送のアニメ。
当時はテレビ神奈川とニコニコ動画だけで放送されていたそう。

たったそれだけの放送から人気が広がったというのは、すごいですね。
もともと注目度が高かったのかな?

1話が15分程度のショートアニメ。
全26話です。


● ストーリー
神奈川県川崎市。
そこには世界征服を企む悪の組織“フロシャイム”の支部があった。

フロシャイムの幹部である、ヴァンプ将軍。
そしてその部下の怪人たち。

彼らの前には強力な戦士が立ちはだかっていた。
そのヒーローの名は、天体戦士サンレッド。

川崎市では今日も、
正義と悪の戦いが繰り広げられていた。


ヒーローものだけど、
ただのヒーローものじゃないのがこの作品の面白いところ。

あらすじだけ見れば正義と悪の物語ですが、
キャラを見ればどっちが悪でどっちが正義なのかわからないw

正義のヒーロー・レッドは彼女の家でヒモ生活しているダメ男で、
乱雑な言葉遣いに容赦ない暴力という、ガラの悪い男ですw

そしてヴァンプ将軍率いる怪人たちは、
世界征服と打倒レッドを掲げ、今日もボコボコにされるw

レッドに怯え、
戦い以外の時は穏やかな雑魚可愛い怪人たちです。

そんな普通じゃないヒーローと怪人たちが川崎市で繰り広げる、
日常の物語。

バトルはレッドの一撃により一瞬で終わることがほとんどなので、
それよりも普段の日常を楽しむ方がメインになるかな。


5話までは正直何が面白いのか掴めなかったのですが、
最終話に近づくにつれて、気が付けばハマっていました。

一度この作品に足を踏み入れたら、
じわじわと癖になっちゃう系の作品ですね。

15分という長さもちょうどいい。
短いストーリーがいくつも合わさってできる1話。

最初はこの15分でも長く感じていましたが、
気が付けば普通に楽しめているという。

キャラの魅力が大きかったのだと思います。


● キャラクター
主人公の正義のヒーロー、レッド。

ダメ男で乱暴者。
気分で怪人たちを振り回す。

怪人は力でねじ伏せる。ストレス解消程度のノリで。
怪人たちが引くぐらいの輩っぷり、笑う。笑

ヒーローマスクは常につけているけれど、
ヒーロースーツは滅多に着ない。

Tシャツ短パン+サンダルがデフォルト。
怪人との対決はコンビニ行ぐらいの感覚?笑

怪人たちを弱いとは思ってるけど、馬鹿にはしてない。
かみ合わないやり取りに呆れてはいるけど、嫌ってはいない。

むしろ、良好な関係なのよね。
戦いもするし、ボコボコにもしちゃうけど、
一緒にお酒飲んだりご飯食べたり、友達みたいだったりもするw

怪人たちをやっつけた後の説教タイムは、ただのレッドの愚痴。
弱いくせに襲ってくんな!とか、ヒーローのする説教じゃないw

恋人のかよ子には、
どこか頭が上がらないところも人間らしくて好感持てたりする♪

まさか最終話、かよ子とレッドの話で
うるっとさせられるとは思わなかったわ(´;ω;`)笑


世界征服を企むフロシャイムの怪人たち。

レッドが強すぎて弱く見えるけど、
本当は強いらしい。

見た目は怪人だけど、
レッドよりも良識ある気がするw

レッド以外には手を出してないし、
人助けもしてるし、

ヴァンプ将軍はカリスマ主夫で、
ご近所付き合いも良好w

悪の組織の幹部とは信じがたいほど、
ヴァンプ将軍がいい人なのよね~。

面倒見もよくて、いい上司♪

なぜ彼の料理コーナーがあるのかは不思議でしたがw
まあカリスマ主夫だからしょうがない。笑

髭男爵の二人が声優で参加しているのですが、
意外にも上手でキャラにも合ってて、いい仕事してました。

ヴァンプ将軍を山田ルイ53世が、
戦闘員1号をひぐち君が演じています。

私のお気に入りの怪人はウサコッツですね♪
あれは可愛すぎるマスコットww

タレミミ先輩のダンディボイスも好きでしたし、
ウサコッツの可愛すぎる見た目&ボイスに癒されてました(*´ω`)


● 音楽
【 OP「溝ノ口太陽族」/ manzo 】

この曲普通にかっこいいんだがw
戦闘シーンは本編にはない詐欺ですがw

レッドのかっこいい戦闘シーンが見れるのはOPだけ!


【 ED「鶏タンゴ鍋」/ 森野熊八 】

歌っている方は、作中でヴァンプ将軍のお料理コーナーを担当している料理研究家の方だというww(手元だけ実写登場)

後から知って笑いましたww
普通に歌うまいww


● まとめ
レッドは常に暇そうにしてるけど、
かよ子の台詞通り、正義のヒーローが忙しい世の中なんて嫌だもんね♪

だからレッドはこのままダメ男でいいのかもしれない。笑

そしてそんなレッドとの対決を楽しむフロシャイムの怪人たち。

こんな正義のヒーローと悪の組織の関係もよいものだ^^

2期も楽しみたいと思います♪

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ハニョー♪

怪人とお友達♡

{netabare}本作は、世界征服を企む悪の秘密結社である怪人組織フロシャイムと、彼らの野望を阻もうとする正義の味方サンレッドとの対峙構造を主軸として、ときに行われる戦い、馴れ合い、心温まる友情などを描く、特撮変身ヒーロー物のギャグ漫画である。
神奈川県川崎市(主に溝口などの高津区周辺)という極めて現実的かつ限定的な地域を舞台としており、物語には、マルイファミリー溝口 (cf.) や武蔵溝ノ口駅前周辺、溝の口駅西口商店街、高津市民館といった地元色に富んだ設定とネタがふんだんにちりばめられている。それらは、設定の上で施設名を変えられてはいても、デザイン等の強い相似性から当地域に詳しければ一目で特定できる描かれ方となっている(例えば、物語に登場する「溝の口病院」は、現実世界の帝京大学医学部附属溝口病院がこれに相当する)。
主人公は一応サンレッドとなっているが、物語の中核をなしているのは悪の組織側であり、フロシャイム川崎市支部幹部のヴァンプ将軍を始めとする怪人達が真の主人公であるような描写がされている。
怪人の性格は、良識人であるヴァンプ将軍を筆頭に、総じて人にも地球にも優しい連中である。
彼らは姿形こそ怪人であるが、普通に社会に溶け込んでおり、一般人と面識がある。また、フロシャイムなどの特定組織に所属しない“善良な一般市民の”怪人などもおり、悪の組織に所属しても根は善い怪人という者が多い。
その一方で、正義の味方を謳うサンレッドは粗暴な上、社会的にも非適応型でヒモとして暮らしていたりと、悪と正義の性格が逆転している。サンレッド以外のヒーロー達も素行の悪い者が比較的多く、乱暴者や、軽薄な男などが揃っている。
個々の戦いは基本的に、ヴァンプ将軍が公園などにサンレッドを呼び出して、その回の怪人と戦闘要員2人と共に闘いを挑むというものであるが、サンレッドはヴァンプ将軍を除く敵方の怪人と戦闘員を叩きのめし、虫の居所によってはヴァンプ将軍以下一同に説教を垂れる、無理を押し付ける、使い走りを強要する、などという展開になる。しかし、建前上は敵対しているが、相手が困ったときは助け舟を出したり、ときに友人として付き合うことなどもある間柄でもある。
作者が靴好きということで、怪人の名前などでそれにちなんでいる例が多い。また、同作者の漫画作品『GOGO!ぷりん帝国』とは世界観を共有しており、ぷりん帝国からのキャラクターがゲスト出演している。
なお、神奈川県にゆかりのあるイベントや企画とのコラボレーションを行うこともあり、実際にも地域密着型の作品となっている。例えば、テレビアニメにおける川崎フロンターレとのコラボレーション・アニメの制作や、高津区による区セールス事業などがそれである。他にもアキバプロレスにサンレッドとヴァンプ将軍および戦闘員1号が出場を果たしている(実際に戦ったのはサンレッド)。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

一件落着

愛すべきダメヒーローと愛すべきダメ悪役の日夜繰り広げられる壮絶(笑)な戦いの物語。
彼らの生活臭に溢れるやり取りが笑いを誘う日常アニメ?です。

すごくゆるーい作品です。
こういうアホな戦隊モノはやっぱり面白いですねw
各話細かくコーナー分けされており、短いのでサクサク手軽に観れます。
でも、頑張って完走目指すような作品ではないですね。
まだ視聴途中ですけど、恐らく物語の方向性に今後変化は無さそうなのでレビューします。

正義サイドの登場人物は皆中身チンピラかヘタレです。
正義の味方サンレッドは生活費を彼女に依存する、いわゆるヒモだけど、結構素直で可愛いヤツw
悪役サイド・フロシャイム川崎支部の方々は基本的に皆良い人。けど、すっごく打たれ弱い。
社会人組なのにサンレッドにズバズバ突っ込まれる間抜けなところが妙に愛らしいw

正義役と悪役が逆転してます完全に。OP詐欺もいいところw
でも、サンレッドがボランティア(たぶん)ということを考えると
川崎支部の方からすれば彼らの生計を支えているある意味正義の味方かもしれませんねw
どこか憎めない可愛らしいヤツ。というキャラを出すのが上手い作品です。
声優さんの演技も良いですね。
ウサコッツの可愛さが尋常じゃあない。

ご当地アニメらしいのですが、全然支障はありませんでした。
拾えないネタが多少あっても大分笑えます。
一期EDの鳥タンゴ鍋の歌最高ですw

一年前くらいから観始め、いま8巻あたり?なのですが
2期合わせると膨大な話数になるので、この視聴ペースだと完走するの5年くらいかかりそうですね。

ていうか、最近地元のレンタルショップに借りに行ったら



無くなってたんですよ・・・
サンレッド

その代わり、おおかみこどもが5、60本くらい入荷されていました。
いらないだろそんなに・・・
てか、もっと他にあるだろうに。

車で数十分のところに他の店ありますけど、そこまで頑張って観るアニメじゃないんですよ、これ。
でもクセになる!たまに無性に観たくなる!
どーしよーw

(仕方なく、しばらくネットを漁っていたら・・)

あ、ニコ動公式無料配信されていたんですねw
よかった。よかった。(っていうか、いままでレンタルしていたのは一体・・・)

                                              お し ま い ☆

追記:すいません、第1話以外有料でしたmm

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11

64.3 3 岸誠二アニメランキング3位
天体戦士サンレッド 第2期(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (137)
780人が棚に入れました
神奈川県川崎市高津区溝の口、首都でもないこの地で、世界征服を狙う悪の組織・フロシャイムの川崎支部の怪人たちと、ご当地のヒーロー・天体戦士サンレッドが繰り広げる戦いの日々!!・・・のはずが、サンレッドはヒーローのくせにヒモでパチンコ好き、そのうえちょっと乱暴もの。
かたやフロシャイム川崎支部を率いるヴァンプ将軍は、「一日のほとんど料理のこと考えてる」というほどのカリスマ主夫にして、組織の中間管理職としては部下たちから「理想の上司」と慕われる人格者。
フロシャイムの怪人たちもそれぞれ、とても世界征服を企んでるとは思えないほどの小市民。そんな魅力的なキャラクターたちの日常を、ときにほのぼの、ときに世知辛く、ときにシュールに描くギャグアニメ。

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、斧アツシ

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

至高のバラエティ番組アニメ

神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪との戦いの物語、第2期です。
最初にお断りしておきますが、私、この作品が大のお気に入り♪
ですので、主観と私見が入り混じったレビューになってもご勘弁ください。


内容は1期と変わっていません。相変わらず善と悪との馴れ合いの物語w
強いて変化をあげるなら、内田家とフロシャイムの親密度がよりあがってるのと、レッドのツッコミ技術が格段に向上している事でしょうか。
納税義務を果たし御近所からの評判もいい悪の組織フロシャイム(笑)と、同姓相手の収入で生活するパチンコ屋通いの正義のヒーロー(笑)の、心温まる「日常劇」。
もう、終始ヘラヘラ笑って見ていられます。

他のアニメとは明らかに異質です。
というかアニメというカテゴリーですが、番組としての作り方は、果てしなくバラエティ番組やコント番組に近い。
やってるネタは、毎回同パターンのお約束があったり、会話の掛け合いが笑いの主体である所、ある程度キャラが慣れてからは前の設定を使った変化球的なネタをふんだんに入れてる所、などなど・・・
もう、お笑い番組の定番の構成です。(声優もお笑い芸人だしね)

理屈っぽく無粋な考証をしたり作画とかを気にして見るものじゃありません。
アホ面さげて「わははバカだねぇ~」と、笑い飛ばしながら見るのが正しい楽しみ方です。

むぅ~、なんとなくアニメ好きの方にイマイチ評価されてない理由がわかってきた気がする・・・・


ともかく、見た目はアレですが、出演者全員愛すべきいいキャラです。
ウザい喋り方の怪人や、暴力ヒモ男のレッドも、何だかんだで善人w

コイツらの事が、たまらなく好き。ただそれだけです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期があるとは思いませんでした

自分はゲオを利用するのですが、天体戦士サンレッドを置いてありました。
特に1期・2期の区別をしていなかったので、1期目のほうにレビューをまとめて書きました。
まさか、1期と2期に分かれているとは……
新しいレビューを書きたいのですが、1期目のほうで書きたいことは全て書いてしまったので、こちらには何も書くことがありません^^;
(同じ事を繰り返して書くのもつまらないですしね)

どうせ見るなら1期・2期の区別をしないで一気観してもらいたいです。
多少、時間はかかりますが、コメディーとしての出来はかなりよく出来ています。

懐かしい一発屋芸人の髭男爵のお二人が声優として参加しているのも珍しいです。
「面白いやないか~い」とワイングラスをぶつけながら見る人はいないでしょうが、懐かしいギャグを思い出してしまいます。

サンレッドとヴァンプ将軍の戦い。
「笑えるやないか~い」と心の中でつぶやきながら見るのも一興です。
万人受けはしませんが、個人的には笑いのツボにハマった作品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ハニョー♪

アニマルソルジャーが可愛い♡

{netabare} レッド以外にも各地にヒーローが存在する。管轄区域は都道府県単位なのか市町村単位なのかは不明であるが、自ら名乗る場合は都道府県名を言うことが多い。ヒーロー同士の関係は具体的には不明であるが、「ヒーロー協会」なるものが存在し、作中に登場した者では先輩後輩の関係にあたるようである。協会への入社方法は履歴書を提出すれば怪人でもヒーローになれる。
全員が世界征服を目指しているわけではない怪人たちと同じく、ヒーローたちも全員がヒーローをやっているわけではない。例えばウェザースリーのレッド以外は、それぞれ別の職業に就いている。また、怪人たちとは対照的にヒーローたちは問題人物であることが多い(真面目だが超がつくほどにマイペース、凶悪な程に攻撃的かつ好戦的、虚言癖が酷い、怪人への転向を考える、など)。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

61.0 4 岸誠二アニメランキング4位
勇午-交渉人(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (35)
247人が棚に入れました
『勇午』(ゆうご)は、真刈信二原作、赤名修作画による漫画作品。 「月刊アフタヌーン」に1994年から2004年まで連載された後、「イブニング」に連載。「交渉人(ネゴシエーター)」の仕事を題材にした先駆的作品。
【ストーリー】「プロの交渉人(ネゴシエーター)と聞きました。父を助けてください。」
別府勇午の前に涙を浮かべた若い女性の姿。名前は岩瀬繭子。
・・・一人の日本人サラリーマンがパキスタンでダコイットとよばれる反政府ゲリラ集団に誘拐され、多額の身代金を要求する事件が起きていた。しかも1回目の交渉が失敗に終わり事態は最悪の様相を呈していた。
果たして勇午は繭子の思いとともに単身パキスタンへ向かう。ダコイットとパキスタン政府軍の思惑が絡む灼熱の大地で、勇午の交渉(ネゴシエーション)は成功するのか。

声優・キャラクター
萩野崇、千葉進歩、かかずゆみ、銀河万丈、家中宏、塚田正昭、堀内賢雄、富沢美智恵、岡村明美、甲斐田ゆき、唐沢潤、堀江由衣

セレナーデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ドジっこ交渉人勇午たんの拷問言行録

ドMここに極まれり。主人公が変態です。依頼人のためなら進んで一触即発の戦地へ単身赴き、人質解放のためならいかなる拷問にも屈しない鋼のメンタルを発揮し、信頼を得るためなら相手を挑発し拷問の程度のレベルアップを誘導。交渉稼業の一環にしてはあまりに破格なその忍耐力いったいどこからくるのか、と思わざるを得ないイロモノの屈強さを披露しています。それこそ理知的でクールな交渉術を期待させる副題に一杯食わされた気分なんてどうでもよくなってくるほど。なんてマッチョなアニメなんだ。

そんな主人公のドMっぷりを語る上で地味に外せないのが、その天然さ、ドジっこっぷりです。天然さだけで言うと、「この案件、交渉の余地アリだ」というノリノリの決め台詞を1話目で2回披露しちゃうくらいですから、そのポテンシャルを推して知ることができましょう。ついでに相棒のチャラおくんも、自前の決め台詞を1話Bパートのみで2回かましちゃってます。類は友を呼ぶってヤツです。しかし、呼ぶもののメインは友でなく、肉体的苦痛であったりします。自らの意思で苦境に身を投じたせいで苦しむのならまだしも、ちょっとしたうっかりやおっちょこちょいが原因で、まるで神にMの器量を試されているかのように、我が身に痛みを与えることになるんだから、本当に世話がないです。

ただし、一般人の協力者も拷問につき合わせてしまってたのはさすがにアウトですね。おかげで錯乱とよだれの立派な廃人に仕上がっちまってるじゃないですか。うっかりにも限度があります心から反省してください。

ストーリーは、前半のパキスタン編と後半のロシア編の二部構成。それぞれの国で、それぞれの民族が登場し、それぞれの社会問題をベースに展開していきます。単純に楽しめれたのはロシア編ですが、勇午さんのオチャメさんでドMな一面を堪能できたという意味ではパキスタン編もなかなか。

いや、ドM力の露出具合なら拷問を受けることの下準備をしていたロシア編の方が格上かも。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

huu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

政府やテロリストに拉致・監禁された人間を救出する為に、
個人で交渉人をやっている勇午という主人公が単身で海外遠征をする物語。
ただ、この主人公がタダ者ではない。

「交渉」というから頭脳戦があるかと思いきや、
そういうのは全く無い超肉弾戦。駆け引きはあるけれど、それも肉体との勝負だ。
精神力がチートクラスのロリコン&マゾヒスティックな主人公が、
度胸一本で人質を取り返してくる人道ドラマ。
金目当てでもなさそうだし、何が彼をここまで突き動かすのか。

パキスタン編と、ロシア編と、2つシナリオが別れており、
それぞれ「政治・経済・宗教」がきちんと描かれていて、国を表現できている。
しかし、この為に冒険の趣旨が強いのか、「交渉」という知的そうな
テーマより、どんな国なのかという海外旅行的な興味の方が強い。
あと、ロシア編の方がまとまっていて面白かった。

シリアスなようで、どこかコメディーチック。
うっかりミスや、ドMな行動に突っ込み所が満載だ。
真面目にふざけているテニスの王●様系の作品か。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

gkc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シリアスな交渉人のお話。

「交渉人」という職業を具体的には知りませんが、字から想像して見ていました。

シリアスであり緊張感はあります。

外国が舞台の中心になり、それぞれの国の情勢、諸問題なんかも伝わってきます。

が、このお話では主人公である交渉人の案件を完遂するまでが、交渉人のやるべき事を超えて非常に危険な、他の域の話ではないのかなと感じさせられる事が多々ありました。

確かに重要な問題を交渉するお話なので、その問題に関する、周辺事項なんかも細かく表現されてました。

実際に交渉したい中心になる交渉相手にたどり着くのもひと苦労です。

ですが、ようやくたどり着いた交渉相手との「交渉シーン」は、それまでのシリアス感充分で引っ張ってきた割にタンパクに感じました。

特殊な話術というわけでもなく、話を変わった側面から切り崩すとかでもなく、

そのあたりを期待する方には物足りないかもです。

ですが、確かにこの主人公のおかげで問題は解決されるという不思議な作品だと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

51.8 5 岸誠二アニメランキング5位
ラグナロク・ジ・アニメーション -RAGNAROK THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (21)
116人が棚に入れました
韓国発のラグナロクオンラインを原作にしたアドベンチャー。
舞台は異変の起こりつつあるルーン・ミッドガッツ王国。
ロアン(剣士)と幼馴染のユーファ(アコライト)は彼女の兄キーオ(ナイト)と、彼の親友イルガ(アサシン)の反対を押し切り、4人でグラストヘイム城に乗り込んでいた。モンスター達の攻勢により逃走する一同。その際、深淵の騎士が現れキーオが身を挺して残りの仲間を助ける。閉まる扉を前に深淵の騎士によって串刺しにされるキーオ、絶望するユーファ。
月日は経ち、ユーファがプロンテラにあるキーオの墓参りをする所から物語は始まる。見え隠れする闇の王ダークロード、その部下のキーオに似た騎士ヘイズ、半魔族のジルタス、真理を追求する狂魔術師ゼフェル。そしてダークロードと相容れぬ隻眼のバフォメットが立ちふさがる。道中、マーヤ(商人)とポイポイ(ポリン)、タキウス(マジシャン)、ジュディア(ハンター)とイルガ(アサシン)が加わり、冒険、さまざまな陰謀との戦い、出会いと別れを繰り返し、ルーンミッドガッツ王国を旅していくのだった。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

減点要素は多いが、案外楽しめてしまう冒険ファンタジー

韓国のゲーム会社が製作したRPG「ラグナロクオンライン」。
本作はそれを原作としたアニメです。
MMORPGをアニメ化するのは本作が日本初のようで、
そういう意味では快挙だったのかもしれません。


大まかなストーリーは、主人公ロアンと幼馴染みのユーファ、幼女商人マーヤ他数名で構成されたパーティーが様々な陰謀や事件、戦いに巻き込まれながらも冒険を続けていくというもの。
※パーティーのメンバーは離脱や加入が数回あります。


どうでしょう、これ。
あにこれでは総合50点。
他サイトでも酷評が目立ったりと、軒並み低評価を与えられています。
そこまで、、そこまでは酷くなかったかなと・・
かくいう私も☆評価を低設定してますが、そのわりには意外と楽しめた気がします。


特に序盤は好感触でした。
愛するユーファのために小心者のロアンが頑張る~みたいな。
ありがちですけど嫌いじゃないので。

では何が視聴者を退屈させたのか。怒らせたのか。
私なりに考えてみました。


1. 幾つかの胸糞悪いエピソード

無駄に残酷です。
しかもそれが唐突に起こるため、観る者を不快にさせたのではないかと。
薄い展開で殺される者の気持ちにもなってください。
その演出も気色が悪かったですし。


2. ロアンの変貌

途中から彼は強くなります。
強くなるのはいいんです、一応主人公ですから。
それにしても力を誇示する様は観てて腹立たしい。
「鉄のラインバレル」の主人公を思い出しました。
でも向こうは成長しているんですよね、色々な面で。
それに引き換えロアンは精神的な成長が見られません。
状況的判断は良くなったと思いますが、短気な性格や口調等から窺えるその傲慢な態度はこどもそのものです。
ユーファを大事にする気持ちより、強くなることを優先してどうするの?とつい言いたくなります。
どうにかならなかったのかなぁ・・


3. タキウスの存在

これは個人的に私が嫌いなだけです。←
二言目には『真理』『真理』。
自分の間違いに気付くのがさすがに遅すぎです。
(アリの巣の話とかかなり胸糞悪い)



他にも総じて粗が多かった印象です。
ですが、上にも述べたとおり文句垂れながらも何だかんだで楽しめちゃったんですよね。
イライラすることは少なくありませんでしたが、
一貫した"敵"の在り方と"そこ"を目指すロアンらパーティーの冒険は面白かったと思います。
魔法やスキルはチープでしたけどw



OP「We are the Stars」 歌ー山崎麻衣美
ED「Alive」 歌ー山崎麻衣美

最近知った曲の中ではトップクラスの2曲。
特にOPなんて無駄に盛り上がってしまいました・・


--------------------------


実験的な側面もあったことでしょう。
少しは配慮したいところです。


とても良かった点は、マーちゃん(マーヤ)の成長。
ロアンよりもよっぽど大人になりました。
そしてユーファと並んで、本作のなかで数少ない好きなキャラでした。
やはり私は桃井はるこさんのあの声を好むみたいです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

るすぃー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

THE 水樹奈々とROの黒歴史

これから見る人へ
●こんな糞な作品を見ようとは、お前は猛者だな!
 原作からかけ離れた設定といらないエロ要素満載だ!
 水樹奈々もあんなセリフ言いたくないだろうに!
 原作レイプも甚だしい作品だ!
 ROはもっと面白いゲームだからROを否定するなよ!
 いけないのはこのアニメだぜ!
 まあおすすめはしないが、話のタネにはなると思うぞ!
 2クールあるから心してかかれよ!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

オンラインゲーム

オンラインゲームでおなじみの
ラグナロクがアニメになって登場した当時
バリバリ、ゲームのほうにはまっていたので
見ました。
ゲームでおなじみの街やダンジョンが
ストーリーの中に出てくるので
見てて嬉しかったです。

全体的なストーリーは、
少し物足りないかなーと思いましたが、
最後まで楽しく見せてもらいました。

続編出るといいなー。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

72.5 6 岸誠二アニメランキング6位
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-(アニメ映画)

2017年3月18日
★★★★☆ 3.7 (321)
1390人が棚に入れました
「結城友奈は勇者である」より2年前、神世紀298年。鷲尾須美は小学六年にして神樹によって選ばれた世界を守る勇者である。同級生の乃木園子、三ノ輪銀と一緒に「お役目」をこなす事になるが、この二人は天然だったり元気良すぎたりと問題児の雰囲気。須美は精一杯、役目を頑張ろうとするが―。

声優・キャラクター
照井春佳、三森すずこ、内山夕実、黒沢ともよ、長妻樹里、花澤香菜
ネタバレ

丸太武漢肺炎天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小説も読まないと内容を浅くしか理解できない…スト魔女と同じやん…

1話。鷲尾須美の章の始まり。
{netabare}出だしの園子の伏字付きモノローグは原作を再現している。
わっしーの習字の「富国強兵」に笑った。アニメでは原作と違って一期と同じ右翼女子になってるんだよね。原作はもっと普通の女の子なんだけど。
園子の変身バンクが可愛いけど、この後の事を思うと痛々しい。劇伴は相変わらず良い。
最初の敵はアクエリアス・バーテックス。水玉閉じ込め攻撃は一期で風先輩も苦戦してた。飲んでしまうというミノさんの解決手段は笑った。でも二期だったら無理だよね。バーテックスも強くなっていたのかな。
後半はホンワカしてたけど先の展開を知ってるから見ていると辛いものがあるね。{/netabare}

2話
{netabare}わっしーの弓よええ。一期はあんなに強かったのに。精霊三体のチート強化の賜物やな。
アニメで見るとそのっちの不思議ちゃんっぷりが明確で小説より自分がリーダーでないことに失望するわっしーの気持ちもわかる。
わっしーは一期では東郷家の養子になってお嬢様設定だったな。乃木と東郷が名門らしいが外伝の楠もそうなのかな。
それにしてもミノさんがいい子過ぎて先を知っていると辛い。{/netabare}
このアニメって体の生傷をちゃんと描くからいいよね。美少女バトルアニメでは普通は描かないんだけど。
脚本がタカヒロなので{netabare}美しい国とか戦艦長門とか七生報国とか{/netabare}内容が色々と国粋主義的だが、この辺のタカヒロ先生の思想に触れたい人は同じ原作者のアニメ「真剣で私に恋しなさい!」が超オススメ。

3話
やたら作画が良い日常回。でもタカヒロ脚本なので一部アレな所もある。さすが自称新日常系。
{netabare}非国民とか普通に口に出てくるわっしーやべえw元の服も洋服なんだが…。
なろうもよくネタにされるようになったな。わっしーは勇者部サイトのコラムを読む限り文章上手いと思うんだが。
国防仮面は{/netabare}よく反日TBSで放送できたなw
でもなんかこのアニメって一期から通して右翼をバカにしてる気がするんだが。タカヒロの過去作のまじこいを見る限りそういうことはないはずだけど。
ただわっしーの真の保守主義者としての覚悟の甘さは意図して描いていると思う。{netabare}わっしーは歴史学者になりたいって言ってたけど政治家になれよ。
最後わっしーが嫌な予感を覚えたのは巫女の素質がある設定だからだろうね。アニメだとわからんのだが。{/netabare}

4話
{netabare}前半の遠足の日常シーンはミノさんがフラグ立てまくってて見ていて辛かった…。
ただ、バトルはミノさん1人で満開無しでバーテックス3体撃退はありえないように感じて余り入り込めなかった。もうちょい考えてほしかった。
ミノさんは腕を欠損していたけどアカメでもやたら腕切断されてたしタカヒロってそういう趣味なんだね。{/netabare}
それにしても花守ゆみりが実力のある声優で良かったと思う。

5話
{netabare}予想していたがやはり見ていて辛いものがあった。葬式をこんなに丁寧にやるとは…まどかマギカのさやかの葬式はさらっと流していたけど。
銀は英霊になっただの三ノ輪家への補償だのと聞いててヘドが出る会話も出てきたが、タカヒロは保守主義だけどこういう軍国主義批判も入れてくるね。見ていてアムロの「二階級特進?それだけでおしまいなんですか?」を思い出した。
何が神様だと神樹を罵倒した銀の弟だけが「人間」として正しい行為だろう。須美の大赦への憎悪も描いていたが、須美の方が少し大人に近いということだ。
葬儀中にも容赦なくやってくるバーテックスだが、みもりんの叫び演技が良かった。
バトルの後の教室のシーンで男の子が声をかけてきて新鮮。ゆゆゆは女しかいない世界なのかと錯覚する時があるからw
そして珍しく自分から遊びに誘う須美。これからは銀のキャラは自分がやらなければならないと思ったのだろう。
千円札に大赦銀行と書いてあるのが気になった。日銀は無くなってしまったのか。政府はあるそうだが大赦の傀儡なんだろうな。
そしてついに鬼畜リョナシステム・満開の話が…最後に出てきたファイルの長文読んだけど、勇者が5,6人しかいないのって神樹の制約なんだね。
あと乃木若葉についての内容も描かれていたが、こっちもアニメ化するのだろうか?{/netabare}

6話
ちょっと構成がいまいちかな…。バトル作画もここまでより落ちて一期前半くらいになってしまったように見えた。音楽は相変らず良かったけど。
{netabare}一期11話のにぼっしーのように園子が一人で満開を繰り返して無双するシーンが無いのが残念。その後もあまりにあっさりしすぎてたと思う。{/netabare}

一期総集編。
新規映像は無いが東郷さんの新録ナレーション付き。あと二期の映像や音楽を少し使っている。12話を1話に縮めているのでどうしてもシリアスシーンが多く重苦しい感じになった。
残念なのは{netabare}7話の「確かお供え物って時間が経てば自分で食べてしまってもいいのよね」のセリフが無かったこと。体が治った理由はわからない、としていた。最後のシーンは友奈が車椅子で終わったけどその後の劇で復活しているのを見せるのはしのびなかったのだろうか。
夏凜の活躍もそこそこ見せていたが友奈が夏凜を好きだというシーンはカットしないで欲しかった。
あとやっぱりわっしーがそのっちから友奈に浮気したように感じるw{/netabare}
次回の情報は少なかったが、テロップによると平和になった勇者部に事件が起こるらしい。後日談小説「その後の園子」と同じ内容かな。

7話。勇者の章の始まり。
{netabare}ほのぼのとした日常風景が描かれるが…東郷さんがいない。
皆の記憶が改ざんされ、東郷さんは囚われているようでまーた大赦が悪さしているようだ。
最初「その後の園子」を無かったことにしたのかと思って焦ったw
百合的にはやはり園子が2号で友奈が3号になるんだろうか。
ギャグはにぼし仮面が面白かった。{/netabare}
今、樹の声を聞いてると久美子やフォスを思い出すなw

8話
あーこれはアカン…話数が少ないせいで駆け足になっている。説明セリフで済ましているところも多い。
{netabare}園子が皆のスマホ持ってきて強引に変身する決心させるところと(満開ゲージは今回はライフゲージになったんだね)、東郷さんが助かった後に夏凜が長セリフで説明するところは萎えた。{/netabare}
脚本がタカヒロなのが悪いんだろうね。一期もタカヒロ回はダメな所多かったし。全話上江洲さんが書けばいいのに。
あとOP映像が回想ばかりで手抜き感ある。EDの勇者たちのララバイの歌詞はダサく感じる。ストーリーと歌詞を直結させすぎなのかな。
{netabare}でも友奈に謎の刻印が押されたので次の鬱展開に期待!{/netabare}

9話
話数が半分だから鬱展開の加速度が倍になっているような…。
{netabare}黄色い髪の先輩がまず酷い目に遭う展開はマミさんファンの俺には辛かったw
今回の精霊は変身してないとガードしない?それとも天の神様の力に対抗できない?
言うと相手が不幸になるので「悩んだら相談!」が出来ない…でも抱え込んでいると最後に死んでしまうのだろうか?{/netabare}
やはり上江洲回はいいな、アニメをわかっている。タカヒロはもう脚本書かないで欲しい。無駄にセリフ詰め込み過ぎ。

10話
{netabare}一期の最後で供物は戻って来たのではなく神樹によって新たに作られたものだと説明された。ということは一期7話のお供えは食べていいは全然伏線じゃなかったってことなのかな。総集編でもカットされてたし。あれが伏線だとか必死に説明してきたゆゆゆファンの苦労は…。
一月まで進んでしまったがその後の園子の量産型勇者の話はどうなったんだ…無かったことに?
一期の最後で友奈が復活出来た理由は青いカラスのおかげとかも後付けっぽいなw{/netabare}
色々過去の設定との齟齬が気になった回であった。←と言うより、乃木若葉&楠芽吹を読んでないと説明不足に感じるようになってしまっているらしい。
無駄な長セリフの早口があるとタカヒロ脚本だってすぐわかるなw

11話
{netabare}会話だけで終わりとは…話数が少ないから話進めるためにこうなるんだよな。一人で犠牲になろうとする友奈はまんままどかで、それを批判しているような内容だった。WIOXSSもそうだったな。
人類みんなが神樹に召されて生きるとか円環の理みたい。
友奈を問い詰める東郷さんはほむらに見えた。胸の格差あるけどー。でもシリアスなシーンなのに「腹を切るわよ!」とか言わせるなタカヒロw
皆が怒っている時に園子が微妙な表情をしているのは良かったね。新参で反大赦ではなく中立である事の寂しさ。
それにしても佐藤利奈さんもキュゥべえみたいな役をやるとは思わなかっただろう。安芸先生は大赦でどのくらいの地位なんだろ。{/netabare}
次が1/5って12/29にねじこめなかったのかなあ…。MXとかじゃなくてTBSだから無理なんだろうけど。

12話
えー…6話じゃちゃんと終われないだろうと思っていたけどこうなるとは…。
{netabare}まずゲージ満タンのにぼっしーが満開して大活躍。一期11話みたいだがお約束なのだろう。
満開ゲージは満タンじゃなくなると満開はできないが、全て消費してパワーアップができるらしい。って説明しなかったよねw
そして砂になり崩れる神官たち…エヴァの補完計画と同じや。
友奈と東郷さんのシーンはやはり犠牲になったまどか批判にしか見えないな。
乃木若葉たちが出てくるけど、こういうスピンオフ知らないと理解できないのは最低。ここが一番ダメなところ。
そして友奈がハイパーアルティメット友奈にwwwオッドアイになったのは若葉と合体したからかと思ったけど若葉の目の色とは違うんだよね。神樹と一体化したってことか?
最後は神樹が天の神と相打ちになって両方消えた。国津神・天津神をモチーフにしているなら不敬な気もするが…天皇陛下の祖先が消えるってことだし。
その後の世界がよくわからんが、神々が消えて元の地球に戻ったってこと?神樹のふもとに四国がある世界だったが完全にリセットされたってことかね。限られた資源で~とか言ってるから滅びかかった世界なのかな。
次期部長は樹ちゃんって世襲か!
ラストシーンを見るとにぼっしーENDなんだろうかw
どうせまだ続くようなおれたたエンドにするんだろうと思ったら完全にケリをつけてしまうとは…。ゆゆゆもスト魔女みたいになってきたって言ったけど未だネウロイと決着がついてないスト魔女よりはマシなのか…。{/netabare}
次は「乃木若葉は勇者である」のアニメ化かな?

【総評】
前半の鷲尾須美の章は純粋な物語でとても良かったが、後半の勇者の章は「乃木若葉は勇者である」「楠芽吹は勇者である」を読んでいないとアニメだけで全てを理解しきれない内容になっている。
本来オリジナルアニメは原作が無くて入りやすい事が長所のはずなのに、メディアミックス展開で固定ファンを縛って内向きに閉じて行き、敷居を上げてしまうのはとても残念に感じる。
ストライクウィッチーズも同様で、紙媒体の設定を盛り込んだスピンオフ作品ばかりを作り、新規ファンが増えずにシュリンクして行ってしまった。このままだとゆゆゆもそうなってしまう可能性は十二分にあるだろう。

ただ最終話を見るとこのコンテンツはもう完全に終わらそうと思ってるのかもしれないが…でも紙媒体やゲームがあるしアニメスタッフ独自の判断でそういうことはできないよな?製作委員会がずるずる続けるのは良くないと決断したのだろうか。岸総監督のツイートを見ててもこれで完全に終わらせたって印象。

【視聴前に書いたぐだぐだ長文】
{netabare}「魔法少女まどか☆マギカ」放送後、「結城友奈は勇者である(以下ゆゆゆ)」「幻影ヲ駆ケル太陽」「selector infected WIXOSS」「魔法少女育成計画」といったまどかにインスパイアされたフォロワー作品が作られたが、その中でゆゆゆが作品の完成度、話題性とも突出し、最も優れたまどかフォロワーであると認識している。

そしてついにその二期が発表され、期待に胸の高まりが止まらない。最終話に不満があったものの、まどかの一番弟子・ゆゆゆは自分の中ではやはり別格なのだと再認識した。

ただ、公式Twitterによると前半6話は前日譚小説「鷲尾須美は勇者である」のアニメ化で、一期の続編は後半の勇者の章だけになるらしい。
これには最初不満を感じたが、考えてみると勇者の章で活躍すると思われる乃木園子のキャラクターは、アニメではほとんど描かれていない。勇者の章において園子を描くためには、{netabare}散華の代償に気付きつつも須美を守るために多大な犠牲を払って戦った{/netabare}園子の雄姿をアニメで描くことが、勇者の章にとって欠かせない前提条件なのだろうと理解した。
また{netabare}ミノさん(三ノ輪銀)はスマホを引き継いだ三好夏凜と似ていると{/netabare}「その後の園子」で園子が言っているが、この辺も勇者の章でリンクしてくるのかもしれない。

勇者の章は「その後の園子」で書かれた{netabare}勇者システムのアップデートにより量産型勇者が活躍する{/netabare}話になるのだろう。新キャラ多数登場になるかもしれないが、そうなるとやはり6話では不満。2クール目か劇場版があるといいね。

2016/10/24
二期発表翌日に肝付健太さんの訃報とは。ご逝去をお悔やみ申し上げます。
義輝みたいな端役に大物起用してるなぁと思っていたら一期が遺作(収録時点で判断するとアンパンマンらしいけど)になってしまうとはね。ショギョームジョー。
肝付さんと言えば銀河鉄道999の車掌さんに思い入れあるけど、これでレギュラーをオリジナル声優でリメイクすることが叶わなくなったか。

2017/3/23
私も東郷さんを見習って古事記(講談社学術文庫)三巻の現代語訳を読んでみた。
古事記とは日本神話を記した書物で、高天原の神々と天皇家の一族の系譜がシームレスにつながることを表したものである。要は皇室が神の血を引く一族だと正当化するためのプロパガンダ本と言える。私は日本人として皇室を尊いものと思っているが、さすがに古事記のファンタジーな内容が事実であったとは思えない。ただし、後になるにつれある程度史実をモチーフにした内容になっていることは伺える。
上巻は天地開闢から始まり、天の岩屋戸や八岐の大蛇や因幡の白兎などの有名な逸話に彩られた物語となっている。下品な内容も見受けられるがこれが古代人のセンスなのだろう。特に乱暴者のスサノオの所行が酷いが、アニメでも「いなり、こんこん、恋いろは。」「ささみさん@がんばらない」ではスサノオはヤンキーのように描かれていたりする。
中巻からは実在の天皇陛下の列伝が続き、冗長な天皇家の系図の説明(帝紀)が多くなるが、いくつかの物語(旧辞)も記されている。旧辞が後になるほど減っていくのは、それだけ内容が史実に近づいて行っているからだろう。最後の推古天皇とその付近の記述では旧辞は一切記されず、そこが日本の神話の世界の終わりということを示している。
旧辞については天皇の座を争っての暗殺や戦争などの血生臭い話や(安康天皇のように暗殺された陛下までいる)、密通や皇后の嫉妬などのスキャンダル話が多いが、古代の天皇家はそれだけ秩序が乱れていたということだろう。
アニメファンとしては元ネタにされることが多い上巻だけでも読んでいていいのではないかと思う。中巻のヤマトタケルの記述は読みごたえがあると思うけど。

で、「結城友奈は勇者である(以下ゆゆゆ)」についてなのだが、本作品は一般的には上巻の葦原中国平定をモチーフにしていると言われる。
天の神様=天照大御神、神樹=大国主神で、大国主神が支配している葦原中国に天照大御神が配下の神々を次々に送って取り戻そうとする話がゆゆゆの元ネタであるとされている。古事記では最終的にタケミカヅチによって葦原中国が平定され、大国主神は引退し出雲大社の起源となるが、ゆゆゆの勇者の章はそれを元にした話になるのかもしれない{netabare}(なお「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」では主人公たちがタケミカヅチという名前の戦車で戦争を仲裁する筋書になっているが、私はこっちのほうが日本神話ネタを上手く使っているように感じる){/netabare}。
しかし本当にゆゆゆは葦原中国平定を元ネタにしているのだろうか?{netabare}天照大御神が派遣する神々は皆が彼女と血を分けた一族でそれぞれユニークな存在だが、ゆゆゆのバーテックスは星屑から同型がいくらでも作られる十二種しかない量産型であり、人間の勇者に倒される存在で、とても神であるとは思えない。そもそもバーテックスとは生物の「頂点」という意味であり、神では無い事が明示されている。{/netabare}私はゆゆゆが葦原中国平定をちゃんと元ネタにしているように思えないのである。
それよりも、{netabare}友奈がイザナギ、東郷さんがイザナミで、イザナギイザナミは最初に生まれた水蛭子や淡島を失敗として捨ててしまうが、それが東郷さんが壁を破壊して世界を終わらそうとする展開の元となっているのかもしれないと思ったりしている。{/netabare}

結論としては日本神話をしっかり正確に元ネタにしている作品はゆゆゆではなく「いなり、こんこん、恋いろは。」「ささみさん@がんばらない」だろうということである。ただそれで面白いかどうかはまた別の話であるが。逆におかしな点だらけの作品は「ノラガミ」だと思う。ノラガミの作者は古事記をろくに調べてないんじゃないか。

2017/9/27
男の取り合いで消える友情なんてつまらない!? 女性ライターが脚本家に聞く「月がきれい」談義 脚本・柿原優子×南健プロデューサーインタビュー
https://akiba-souken.com/article/31542/
> つい状況を伝えたくてセリフを増やしがちになるんですけど、「日常会話で2行もしゃべらないよね?」と、どんどん削っていくんです。監督からは「通じるから大丈夫」と言われるんですが、

読んでいて思ったが、ゆゆゆ一期のタカヒロ脚本回で登場人物がありえないような長セリフを吐くが、あれ岸監督も疑問に思ってたんかなって。一応原作者の脚本だし直しづらかったんだろうけど。エロゲライターの悪弊だな。まあ虚淵先生もブラスレイターで板野監督からセリフで説明しすぎるなと怒られたそうだが。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 33
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

英霊未(いま)だ嘗(かつ)て泯(ほろび)ず

本シリーズのヒロインたちは、例えば、結城友奈ならヤマザクラ、東郷美森ならアサガオ、乃木園子なら青バラ・・・という風に、自らを象徴する「花」をもっていることにまず注目しましょう。

ここでレビュータイトルに即して言うならば・・・

《英》は、①はなぶさ(花房)、②「すぐれて美しい」の意。
《霊》は、①肉体と独立して存在すると考えられる心の本体。また、死者の魂。霊魂。たま、②目に見えず、人知でははかりしれない不思議な働きのあるもの。神霊・山霊など。

そして、この2文字が組み合わされた、《英霊》という、本作中しばしば言及される言葉は、その典拠を漢籍ではなく、意外にも日本で作られた漢詩に持っているそうです。

すなわち、日本独自の政治的/歴史的状況を反映した大義名分論(いわば日本版朱子学)として江戸期に興起し隆盛した水戸学の後期の代表的論者であり、幕末の武家階層の青少年に大きな思想的影響を及ぼした藤田東湖(ふじた・とうこ 1806-55)が、中国南宋末の忠臣文天祥(ぶんてんしょう)の詩『正氣歌』に感じ入って詠んだ詩『和文天祥正氣歌』(1845年作)(※読み「文天祥正気(せいき)の歌に和(わ)す」)中の一節

“乃知人雖亡,英靈未嘗泯。”
(※読み「乃(すなは)ち知る 人亡(ぼう)ずと雖(いへど)も,英靈未(いま)だ嘗(かつ)て泯(ほろ)びず」、※現代語訳「人は死んでしまっても、英霊は決して滅びてはいない、ということが分かる(=乃(すなわち・・・知る))。」)

・・・が、その初出であり典拠なのだそうです。

※参考サイト
日本漢詩選 (和文天祥正氣歌 藤田東湖)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/jpn15.htm

この漢詩の一節にはまた、“或伴櫻井驛,遺訓何殷勤”(※読み「或(あるい)は櫻井の驛(えき)に伴(ともな)ひ,遺訓何ぞ殷勤(いんぎん)なる。」)とあり、このように水戸学の最大の実践的提唱は「楠公を顕彰・敬慕し、その事績に自らも続く」ことにあるのですが、本作の制作者(岸誠二・総監督、上江洲誠・シリーズ構成)コンビが本作以前に制作した作品『人類は衰退しました』(2012年)の第1話には、何故か「クスノキの里」という設定が唐突に登場していて、尚かつ、その第3話には同類誌(※同人誌みたいなもの?)「楠」創刊のエピソードまであって、「あれ???この人たち、もしかして分かってる??」という、とても偶然とは思えない気持ちを喚起されてしまいました。
(※もっとも、『人類は衰退しました』は田中ロミオ氏が原作者なので、そちらから設定なのかも知れませんけど)


◆“無垢な少女”に仮託して物語られる“英霊のこころ”

そこまで難しく考えなくても、例えばアニメ作品で、「英霊」という言葉が度々使われた作品というと、私の知る範囲では2012年の人気作『Fate/Zero』が、真っ先に思い浮かびます。

その『Fateシリーズ』での“英霊”の定義を引用すると・・・
{netabare}
「過去・現在・未来の全時系列のどこかに存在した英雄たちの霊。
実在したか否かを問わず、神話や伝説・歴史において偉大な功績をあげ、死後もなお人々からの信仰の対象とされた英雄の霊格が精霊・神霊・聖霊(いずれも人よりも高位とされる)の域にまで昇華され、世界の外側にある「英霊の座」と呼ばれる領域に押し上げられることで、時間軸、輪廻の輪、因果の枠からも外れて不変の現象となった存在。」{/netabare}

・・・このようにFateシリーズでは、“英霊”の定義がやや変形されてしまっているのですが、それでもこの言葉を多くのゲームファン/アニメファンにとって身近なものとして普及させた点は大いに評価したいと思います。

そして、2014年の秋にTVシリーズ(第1期)が制作・放送され、2017年春~夏にかけてその前日譚が劇場版3部作として公開され、その後、同年秋に後日譚と併せてTVシリーズ(第2期)として放送された『結城友奈は勇者である』シリーズでは、より本来の定義に近い“英霊”の“姿”そして“こころ”の動きが、

「無垢な少女」に仮託されて

・・・描き出されているように、私には見えました。


※参考動画 [MAD] 鷲尾須美は勇者である OP - サキワフハナ -
https://www.youtube.com/watch?v=v6SmKhF5_-k

因みに、このMAD動画は2017年の7月にようつべにupされて以来、現時点(2018/12/4)で再生回数、実に 246,946 回に及びますが、関連動画も含めて制作側から別段削除の要請もない(※コンテンツとして成功を収めたので削除する必要も感じていないのかも知れませんが)、ということで、制作側としてはむしろ、同シリーズ劇場版3部作のエッセンスを上手く集めて要約した動画として新規視聴者向けに視聴を密かに推奨しているのかも知れません。


◆本シリーズへの感想は人それぞれ

「英霊がなぜ少女に仮託されるのか?」から「そもそも英霊は顕彰され思慕されるべきものなのか?」まで含めて、本シリーズへの感想は、視聴者の現時点での知識や認識の状況に従って様々に分かれると思いますし、ことに2014年秋に放送されて、円盤売上等コンテンツ全体の成績としては大成功を収めたはずの第1期『結城友奈は勇者である』については、視聴者によっては激しい反感・嫌悪の念を呼び起こす結果となり、そうして極端に低い評点を付けてしまう方が放送当時から後を絶たなかった影響で、本サイトでの本シリーズ作品の総合評価は、その作画面からもシナリオ面からも際立つ出来の良さに比較して、残念ながらイマイチ高く付いていません。

しかし、そうした賛否両論を含めて、視聴者にここまで激しい感慨を抱かせた稀有の作品の、その真価を個々人が改めて確かめる、という意味で、やはり本シリーズは「一度は視聴してみるだけの価値がある」と考えます。

今、ここで分からなくとも、それが切っ掛けとなって、数年後には、何かしら分かってくることがあるかも知れませんしね。


◆章別評価

(1) 鷲尾須美の章 ★★ 4.6   (6話) ※第1期の前日譚
(2) 総集編      ☆  3.9   (1話) ※第1期の総集編
(3) 勇者の章    ★  4.0   (6話) ※第1期の後日譚
--------------------------------------------------
  総合       ★  4.3   (計13話)

※なお、第1期 『結城友奈は勇者である-結城友奈の章-』の個人評価は ★★ 4.7 です。

・・・よって、本シリーズ全体への個人評価は ★★ 4.5  となります。


◆視聴メモ
{netabare}
・上記の章別評価の通り、劇場版3部作を分割・再構成した前半6話(鷲尾須美の章)の出来はやはり秀逸。
・ただし、後半6話(勇者の章)は、視聴前の期待を高くし過ぎてしまったこともあって、残念ながら今一つの出来と感じてしまいました(※それでも十分に楽しめましたが)。
・なお、前半で劇場版主題歌「サキワフハナ」を一切使用しなかったのはかなり残念でした(※どこかへの配慮があったのか??)。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作           Project 2H
企画・原案       タカヒロ
総監督         岸誠二
監督          福岡大生
シリーズ構成     上江洲誠
脚本           上江洲誠、タカヒロ
キャラクターデザイン BUNBUN(原案)、酒井孝裕
音楽           岡部啓一、MONACA
アニメーション制作  Studio五組{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

===== 結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章- (第2期) (2017年9月-2018年1月) ====

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 鷲尾須美の章 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  - - - - - - - - OP「エガオノキミへ」、ED「ともだち」 - - - - - - - - -
{netabare}
第一話 わしおすみ ★ 神世紀298年初夏、初めてのお役目(アクエリアス襲来・撃退)、鎮花の儀 ※OPなし、ED「エガオノキミへ」
第二話 ともだち ★★ リブラ撃退、園子の隊長指名、合宿、銀の家庭事情、カプリコーン撃退 ※須美の気負いと気付きの描写は◎
第三話 にちじょう ☆ 3人の休暇 ※劇中歌「国防体操」
第四話 たましい ★★ バーテックス3体同時襲来(キャンサー/スコーピオン/サジタリウス)、銀奮闘・戦死、※ED「たましい」
第五話 さよなら ★ 告別式、ヴァルゴ撃退、夏祭り、新装備導入
第六話 やくそく ★ 精霊出現、バーテックス再び3体同時襲来(アリエス/ピスケス/レオ)、満開と体の異変、園子連続満開、第1期へ ※ED「やくそく」{/netabare}

総集編 ひだまり ☆ ※{netabare}東郷視点から見た第1期(結城友奈の章)の総集編{/netabare}

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 勇者の章 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  - - - - - - - OP「ハナコトバ」、ED「勇者たちのララバイ」 - - - - - -
{netabare}
第一話 華やかな日々 ★ 神世紀300年秋、園子の勇者部入部、東郷不在の気付き ※OPなし、ED「ハナコトバ」
第二話 大切な思い出 ☆ 東郷の消息、壁の外へ、生贄の巫女、東郷救出
第三話 あなたを思うと胸が痛む ★ 友奈の異変、風の交通事故、天の神の祟り、Xmas Eve
第四話 秘めた意志 ★ 新年、友奈の試練、勇者御記
第五話 清廉な心 ★ 神樹様との結婚(神婚)、天の神襲来、勇者たちの最後のお役目
最終話 君ありて幸福 ★ 続き、地の神の消滅{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

面目躍如なるか、またそれを確認するために自分は耐えられるのか

1話感想
{netabare}へーまたやるんだこのアニメ。
自分的に前作の評価はかなり低いです。
言い出したらあれこれと止まらなくなるけど、最もアカンと思った部分は──

「謎」として引っ張って来た(隠し続けてきた)ことに説得力が無い

視聴者に向けて「どうだ、これがこの世界の謎だ、ビックリしたでしょ?」って意図ばかりが前に出ててそれの説得力に欠いてるというか。
世界の謎を明かすのは同時に「今まで隠してきた理由も明かす」とセットだと思うのだが、前作はそれが徹底的に不足していた。
「なるほどこりゃあ隠しとかなきゃヤバい案件だわ」と膝を叩く内容ではなかった。
正直これがちゃんと描けないのだったら最初から“謎”とするなと、それこそストパンやバトガ見習えと、敵が何者か不明なのと人類がそういう脅威に晒されているってのは別問題でしょ。
「誰も分からない」と「何者かが意図的に隠してた」は全くの別モノ、混同してはいけないし視聴者をバカにしてるとさえ思えてしまう。
いやマジで、なんでそれ隠しとく必要があったの?っていう疑問に明確に答えられる人居るのかね?
視聴者を驚かせてやろうという制作側の意図なんて知ったこっちゃないし、そういう“上っ面だけ”アレを真似てるのが透けて見えるからよく比較にもされるワケで…。

ってことで、そこら辺の足りてなかった部分を今作でフォローしてくかどうか確かめるために視…えええ、見るの?
あんま期待できないし見たくないんだが…だって1期「これでいい」って思った人向けに作られただけで「ダメだ」という人に向けてのフォローってのは可能性低い気が…。
それでも一縷の望みに賭けて試聴するのか?自分…。

単純な解決策、あくまで素人な自分が思いつく一例としては「大赦が一枚岩でない」なんてことがあれば上記の突っ込み所はかなり解消される気がする。
派閥間で利害の衝突があって秘匿せざるを得なかったってことであるなら、まぁ納得できるかなぁ、と。
ストパンで例えるなら{netabare}ウォーロック作ってたの軍上層部が隠してた、{/netabare}みたいな。
そういった方向への掘り下げがされるのなら有難いし、それこそ一期の評価も変わるんだが…。

ってことで途中で視聴打ち切りする可能性大。
因みに自分は「ビックリする謎のタネ明かし」よりも「ジリジリと謎に迫ってく」系のが好きです。
一期放送直後の自分の感想見てみたら「お前らもっと話し合えよ」と書いてあったけど、そこら辺の掘り下げを望んでのことですね。
誰も疑わないのが気持ち悪くてしょうがなかったんだ…今回はどうなるんだろうねぇ?


あ、しまった、1話のマトモな感想書いてないや。
あれれ?前作よりパワーダウンしてる気が…。
OPからして花をモチーフにしてたと思うのだが今回はそれが弱いような?
これじゃあ1期のアレは何だったんだってことになりかねない気が…。
ってか花ネタだと今期はこのはな綺譚がひょっとしたらガチかも知れない。
なんかそこから逃げたような印象。{/netabare}

2話感想
{netabare}なんかメタ的に面白くなってきました。
同期に放送されてる別アニメが設定の構造的にはこれと似たような感じで、それと比較して見れるというか。
クジラの~だけど、閉ざされた孤島が舞台で、外を知らずに居た主人公たちが外を知ってどうするか、または何故隠されてたのか・隠さなければならなかったのかっていう謎に迫る系としては共通するんじゃない?
で、こっちは2話になっても全く“謎”に迫ることは無くアバンで不穏な空気を演出するだけなんだけど、果たしてこのペース配分は合ってるか合ってないかクジラと比較して見ると面白いかも知れない。
(因みに前作はこのペース配分が最悪…最後の最後で投げっぱなしエンドというオチでした。今作も同じ塩梅なのかが注目ポイントかと)

ってか、ホントに縦に進まんね、前作知ってればオチバレてるのに。
そうねぇ、前作の友奈の振舞いは「正解」ってことだと思うので、今回は「不正解」を引く、ではその違いは何か──ってのがスタッフの見せたいところだと思うのだが、現状違いは見当たらない。
単に女の子が不幸になるだけの話なんだったら…ねぇ?{/netabare}

3話感想「思いのほか覚えてなかった」
{netabare}あ、やっべ、前作の記憶薄まってる。
ってのも鷲尾の語った歴史、それって事実なん?ってのを思ったと同時に「そういやいつからこんな世界になったんだっけ?」ってのが…お、思い出せない。
前作その説明ってあったっけ?
ひいい参ったなぁ…確認のために見直したくもないし、今作でその説明やってくれると有難いんだが…。
それにしても、右ネタやるんだったら国防挺身隊くらいぶっ飛んでくれないとちょっと笑えない。
っていうかスタッフだけが楽しんでるような置いてけぼり感が。{/netabare}

7話までの感想
{netabare}6話までって別に要らなかった気が…今後関わって来るかも知れないのでまだ判断はできないけど。

そしてようやく始まった本編。
あ、また入れてきたな、今度はインドのゼロの発見か。
この作品世界はリアルに対しどの時期に分岐したんだ?っての自分知らなくて…前期でやったっけかなぁ?
「その歴史は真実かい?(どの時代から大赦による嘘の歴史が教えられてる?)」ってのは気になるポイントで、作ってる側も意図的に入れてるんだろうなぁってのが分かるし、興味引かせて原作なり周辺作品買わせようってことなんだろうけど…。
う~ん、自分さすがにそこまではなぁ。

そして東郷の愛国仮面の扱いにちょいと疑問。
贖罪として奉仕活動…は分かる、勇者の活動内容を明かせないので何をやらかそうとしたのか世間に公表できないため、正体を隠して(愛国仮面になって)社会奉仕するしかない。
でも、だ。
勇者部の連中に許されて「いい話だなぁ」って展開に持ってくのは疑問。
自分を罰して欲しかったんじゃないの?
優しくされるより叱って欲しい・優しくされるのが一番辛い、って心境じゃないの?と。
とんでもないポカやらかして申し訳ないことをしたと気に病んでるなら「いいよいいよ気にしてないから」ってよりも「じゃあ今度飯奢ってくれ、それでチャラだ」ってほうが余程スッキリする。
(因みにコレ、対等な関係だからできる解決方法、上司や部下の関係でこれはできない。逆説的に友情を語るならこっちの手段を描いた方が有効かと)
物語でよくあるのは一発ブン殴って「これでチャだ」か、こっちのがよっぽど勇者らしい気が。
そうでないと…なあなあで済ますとその後もずっと負い目を引きずることになるので。

で、上記は文句じゃないです。
東郷失踪の理由がそれだったらいいなぁ…っていう予想というか願望。
勇者部がヌルすぎて自分を罰しきれてないと自ら窮地に追い込んだ(本当は腹切って詫びたいのだけど精霊がそうさせてくれないので)とか。
これなら「自分に厳しいキャラ」としてキャラも立つと思うんだが。
「ときに優しさは罪になる」みたいな方向に話進んでくれたら自分は歓喜するんだけど…行かないかなぁ?そっち方向。

記憶改竄ネタについては…同期に放送されてるインフィニティフォースで既に同じネタががが。
よくまどマギみたいって言われてるのに敢えてこのネタ入れるのは開き直りかな?右だ右だ言われて当てつけで右翼ネタ入れたのと同じように。
しかもあっさり全員自覚しちゃうのは…ま、まぁそれは今後次第か。
ってか簡単に記憶改竄ができてしまうのなら「一般人が勇者について深く知ろうとするのはヤバい」って設定が宙吊りになってしまうような?これも今後次第か。
なんか残りの話数に向けて宿題が溜まって行ってる気がするんだが、果たして大丈夫なんかのう?{/netabare}

最後まで見て{netabare}
世界設定もっと知りたかったらゲームや小説?も見ろってことなのかな。
そっち知らんから「どういうこっちゃ?」と思っても、それをもって評価していいのかどうか迷う。

個人的に一番謎なのが↑でも何度か触れてるけど「歴史どうなってんねん」。
特に東郷を右寄りキャラとしていじってたワケだけど、この世界って第二次世界大戦やってないよね?
戦う「外国」が存在しないんだから。
で、そんなので愛国戦士とか生まれるの?というのがどうしても引っかかってしまう。
「大赦の用意した歴史は嘘」ってのは知ってるハズで、どうにもこうにも不思議で不思議で…。

同様に文明レベルもよくワカラン。
もし300年前に分岐した(四国だけになった)のであるならワットもエジソンもディーゼルも存在しないということに。
そんなので車やスマホなんて作られる世界が形成できるとは思えない、どれだけ四国に天才発明家が居るんだよって。
って考えると西暦2000年代に分岐して、300年(以上)そこから大して変化せずにいた、って考えるのが一番妥当な気がするけど…そんなことある?
独自の文化が勝手に形成されるような…それこそメガゾーン23みたいに「西暦〇×年を再現している」ってことが無い限り。
けどそうであるならスマホのバージョンアップもワザと遅らせてたってことになってしまう。
なにより受験勉強(日常パートにも大きく係わってたので無視できない)ってのが謎、ワザと文明レベル(科学技術)落としてる世界の勉強なんかして何の意味があるんだと。

で、そんなことがすっごい気になってしまって作品自体が頭に入って来ない。
小説でも読めばどういうことなのか分かる様になってるのかね?
あんだけ東郷いじっておいて何も考えてませんってほうが有り得ないだろうし…。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7

80.4 7 岸誠二アニメランキング7位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (737)
3036人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

頭おかしいアニメ選手権ならメダル圏内

<2018/5/6 初投稿>
まだ始まってもいないので評価はデフォルトの3です。

原作既読なんですが、あにこれの紹介文だけ読むと中身が全然伝わってこない、まさに紹介文詐欺 笑。
アニメの絵柄も普通のアニメっぽいし。
わざとか?

でも騙されてはいけません。
中身は身も蓋もタブーもないコントです。

原作はこんな風にも言われてます。
「画力を無駄遣いしている作家No.1」(出典Wikipedia)
ヒント:{netabare} 漫☆画太郎{/netabare} 先生

女性にも人気のこの作品(作者は女性)。
原作通りなら電波に乗っけにくいシーンもあるし、なによりあのおかしなテンション。
うまくアニメ化できるのか?

原作の破壊力を失なわなければ、今夏イチオシです!

<2018/7/8追記>
第1話観ました。
意外と(と言っては失礼でしょうか)原作の良さが出てました。
話はこれからもっとバカになってくので・・・

<2018/7/13さらに追記>
ネットでは早速「OP詐欺」「顔芸」が評判になってるようです。制作側の思惑通り 笑。

ところでこの漫画の本領は、個人的には顔芸よりも笑いの質だと思ってます。
目のつけどこや発想が変でためらいも遠慮もない。
「ついてこれる人だけついてきなさい」
監獄学園や古くは稲中と同じニオイがプンプンするやつ。
こういうのがたまらない。

<2018/7/17追記>
第2話観ました。
会長登場とオリビアの英語、お化粧、軟テの4本。
まだ割と大人しい話ばかりですね。
会長の心のツッコミも弱々しい。
あと、華子は腕とセンスの両方が試される役なんだなと実感。声優さん頑張れ。

<2018/7/22追記>
第3話観ました。
今日はアポクリン汗腺と顧問、将棋は{netabare} お尻{/netabare} から{netabare} ビーム{/netabare} 出すゲームの3本
だんだん本性が漏れ出てきてていい感じ。

<2018/7/29追記>
4話です。
ようやく登場ですね。
前多。
{netabare} ゴブ×ドワ{/netabare}
そして数少ないまともでナイスなツッコミする華子の弟くんも出てきて、これでようやく「頭おかしい漫画」らしくなりひと安心。
前多笑える。
まだ4話ですが中間評価で点付けてみました。
4.5点。

<2018/8/6追記>
5話です。
今回は
・オートクチュールから{netabare} 火事{/netabare}
・つぐみ登場
・岡さん登場
・箱根彫刻の森美術館
の4本です。
でも好きなのは4本目。
失速せず安定飛行に移った感じ。
下ネタに躊躇ないです。

<2018/8/12追記>
6話観ました。
前多は便利だな。
出しとけばとりあえず笑い取れる。

<2018/8/19追記>
7話観ました。
クワガタとかガムテとか家庭科とか。
笑えた。
5話と同じくらいに。
また少しバカが加速しました。

<2019/9/2追記>
9話まで観ました。
オリビアのエセ英語の話だったのでもしやと思ったら{netabare} ダッチなワイフ{/netabare} そのままやってくれました。
めちゃくちゃだなー 笑。
ネットでの「海外の感想」読むのが楽しみです。
あと、オリビアの{netabare} 兄ちゃん{/netabare} と藤原さん。
期待の変キャラがまた出てきました 笑。

藤原さんはまだほんの顔見せですが、やっぱり強烈キャラ。好きだわ。
オリビアの兄ちゃんなかなか吹っ切れてます 笑

<2018/9/3補足>
・Wikiによるとリンコス語とは1960年にハンス・フロイデンタール博士が宇宙人との交信のために作った人工言語だそうです 笑。
・9話の{netabare} ダッチなワイフのクソ汚い英語{/netabare}、やはり海外の感想サイトでオリビアの兄ちゃんと共に高評価でした 笑

<2018/9/9追記>
10話
香純が大変な回ですが、藤原さん掘り下げてくれた。
目覚める藤原さん最高 笑!
そして名言「テンポよく回します」
・・・バカすぎる 笑
9,10話と緩まず来てますね。

<2018/9/16追記>
11話
「副会長」と「オカ研」と「副会長」の話
三つ目が特に酷い(褒め言葉)
オールスターキャスト風な。
ダメな感じのパロディも健在ですが、個人的には副会長の名言とやっぱり前多がツボでした。
ただひたすらカオス!
ここに来てさらにバカがブースト加速してます 笑

<2018/9/23追記>
最終話の最終エピソードを「あれ」で締めるんですか。
原作で「読者から送られてきたオリジナル・ゲームのアイデア」を元にしたオマケ漫画がありました。
作者自身が「わけわからん」と言ってたゲーム。
まさかこれで締めるとか原作知らない人は「ネタ切れで切羽詰まってわけわからんオリジナルでもぶっ込んで来たのか?」と心配になるでしょう 笑

総評としては「よくここまでやったよなぁ」というのが感想。
4話くらいから11話くらいまで実力を遺憾なく発揮してましたね。

好きなキャラは、前多(CV置鮎龍太郎)、藤原さん、オリビア兄(CV森川智之)、✳︎とその婆ちゃん、済南先生です。

頭おかしいアニメ選手権やったら充分メダル狙える実力のある作品。
(同時に作者のメンタルも少々心配です)

華子の声がもっと聞き取りやすかったら最高だったんだけどな。

<2018/9/26追記>
最終話観直しました。
よく見たら{netabare} EDテーマ「インキャインパルス」{/netabare}の三人の頭に前多作の"最強の魔物"が・・・{netabare} エンドカード{/netabare} には大量発生してるんじゃん。

何がしたいんだろう?笑

投稿 : 2020/07/04
♥ : 68

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

遊ばれるな。遊べ、私たち。

この作品の原作は未読です。
2018年夏アニメでオープニングテーマの雰囲気と作風のギャップという切り口で見た時、この作品ほど上位に食い込む作品は無いのではないでしょうか。

この作品は、「美少女×お遊戯コメディ」をコンセプトに「遊び人研究会」で活動する3人の女子中学生たちの日常を描いたモノです。

オープニングアニメは曲調も相まってとても綺麗で、可愛らしいとうい言葉がきっと適切だと思います。
でも、物語が始まると雰囲気はそのままで、目の前で起こる出来事のレベルが一変します。
可愛らしいという言葉が凡そ相応しくない顔芸とシュールなギャグが私たちに襲い掛かるのです。

主要登場人物は3人の女の子…
キャラと一緒に演じる声優さんと合わせて紹介したいと思います。

本田 華子:黒髪ロングの二つ結びおさげと貧乳が特徴の女の子です。家には執事がいるほどのお金持ちのお嬢さんです。
CVは木野日菜さん:魔装学園H×Hのシルヴィア・シルクカット、刀使ノ巫女の糸見沙耶香

オリヴィア:ロングウェーブヘアで、金髪碧眼の美少女です。両親は外国人ですが、日本でしか生活したことがないため、英語が全く話せません。
CVは長江里加さん:フレームアームズ・ガールのバーゼラルド

野村 香純:ボブカットと眼鏡、大きい胸が特徴の美少女です。基本的に真面目で礼儀正しい恥ずかしがりな女の子です。
CVは小原好美さん:月がきれいの水野茜、魔法陣グルグルのククリ、はねバド!の藤沢エレナ

この作品はプレスコ方式で収録されていて、原作コミックを参照しながら声優さんは演技していたんだそうです(wikiより)
感想してまず最初に思ったこと…3人を演じた声優さん、お疲れ様でした。

3人の普段の状況はさて置き、顔芸モードに入った時のノリは、これまで演じてきたどのキャラとも違う異質とも言えるノリでしたから…
野村 香純を演じた小原好美さんですが、通常モードのトークは水野茜やククルちゃんをイメージすることができました。
オリヴィアを演じた長江里加さんも、通常モードでバーゼラルドを何とかイメージできるレベル…
ですが、本田 華子を演じた木野日菜さん…シルヴィアや糸見沙耶香が全くイメージできませんでした。
きっとこれって凄いことなんだと思います。
特に喜怒哀楽の一番激しかった本田 華子…声優さんが喉を傷めるんじゃないかと不安にもなりましたよ。

しかもプレスコ方式なので、台詞と表情のタイミングもバッチリ…
この声優さんの熱演と作り手のこだわりがマッチした結果がこの作品の出した答えなのでしょう…
正直、相当面白かったし、しっかり笑わせて貰いましたよ^^

監督は岸誠二さん…これまで「Angel Beats!」「蒼き鋼のアルペジオ」「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「月がきれい」などを手がけられてきました。
今回ピックアップした作品は、どの作品も号泣した作品ばかり…
てっきり監督業には向き不向きがあると勝手に思っていたのですが、岸監督はこんなシュールな作品もイケたんですね。
自分的に新たな発見です。
岸監督だったから、ここまで面白い作品になったのかもしれませんね。

シュールなギャグが苦手じゃなければ、万人受けする作品なのではないでしょうか?
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「スリピス」
エンディングテーマは、「インキャインパルス」
どちらも主人公の3人組が歌っています。
喉を傷めると言えば、エンディングの曲も相当激しかったです。
仕事って身体が資本なので、無理して故障しなければ良いんですけどね…

1クール全12話の物語でした。
本田 華子とオリヴィアに時折可哀想という気持ちを抱きながらも、他の二人と微妙に立ち位置の異なる野村 香純推しで見ていた感があります。
二人の激しさに後れを取ったというか、何というか…
それと、何気に執事の前多も面白いので、これから視聴する方は要チェックです。
もし、続編が放送されるなら、絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 33

かきかま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

出会いは原作コミックス、コンビニにて

(長いですがネタバレはありません)




書店やコンビニの立ち読みコーナーで漫画読みながらニヤニヤしてる人ってたまにいますよね〜

ホント気持ち悪いですよね〜

はい、私もそのひとりです(笑)


とはいえ店員さんや他のお客さん達の目もあるので、軽く読み流す程度ですので全読みは当然ながらしません

そういう試し読みがキッカケで買い集めるようになったコミックスも数知れずです


『あそびあそばせ』を初めて目にしたのも、コンビニで買い物がてらにコミックスコーナーに立ち寄ったのがキッカケでした(当時は2巻までしかなかった)


「少女マンガ?萌ブ○さん向きマンガ?」表紙画から読み取れる客観的な情報はそのくらい…

でもコミックスの帯に有名人?らしき人達の推薦コメントが書かれてて

「騙されました!(笑)」と…



さらにこのマンガが気になってしまった(笑)

他のお客さんの目を気にしながら恐る恐る読み進め────










結論から言うと私の人生の中で、コンビニ立ち読みで声を出して笑ってしまったのはこの作品が初めてでした←気持ち悪い(笑)


マンガって悲哀、高揚、緊張、恐怖、ときめき、己の感情に訴えかけてくる色んな作品がありますよね

そういうモノを読んでも動揺せず、そっと心に閉まっておくのが大人としてのマナーだと思ってました

そうじゃなくても公衆の面前です


でも私は…このギャグマンガを心に閉まっておくことが出来ず、こともあろうか声をあげて笑ってしまった…

今考えても本当に不覚でした(笑)

それからというもの、新巻が出る度にこのコンビニであそびあそばせを買うようになりました(笑)



ギャグマンガといえど全てのネタが面白いってワケではないんですが、要は笑いへのもっていき方が絶妙なんですよね

読んでいても面白いですが、読後にもじわじわきます(笑)


3人の女の子(主人公)達を見てると何かやらかすに違いないという期待と不安に毎回ヒヤヒヤさせられますよ!






─────────────────────────────

ということで前置きが長くなってしまいましたがアニメ版の感想です


まず、3人の女の子達の中の人(声優さん)が本当に合ってます。
そして各々の壊れ方も原作の雰囲気そのまんまです。

これは批判ではないのですが、原作とアニメでは笑い所のインパクトが随分違います

具体的に言うとネタバレになってしまうので控えますが、
例えると原作では声をあげて笑った部分がアニメでは普通に笑えるくらいで、
原作で笑える程度の場面が、アニメではじわじわきたりと…
上手く言い表わせませんが、アニメ版にはアニメ版の魅力があったに違いありません!(笑)


原作をなぞるだけがアニメでもないので追加要素や改変も別に気にしませんが、雰囲気は一貫して変わらないのは良かったです。(変わったのは各話毎の順序くらい。尺の問題だと思います)

「面白いけどアニメは別モノ」ではなく、アニメでも彼女たちが活躍してくる事自体がとても嬉しいですね。




唯一苦言するなら、ED後のオマケの「にほんのあそびあそばせ」
ぐらいです。

これはあそびあそばせというよりも、あそびあそばせの中の人達の悪ノリというような印象を受けました

アニメでもないですし(笑)



とはいえ個人的にギャグアニメでいちばん好きな作品には変わりありません

まだ見てない人はものの試しに1〜3話ぐらいでも視聴or1〜3巻ぐらいでも購読してみてください╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

68.7 8 岸誠二アニメランキング8位
Carnival Phantasm [カーニバル・ファンタズム](OVA)

2011年8月14日
★★★★☆ 3.9 (490)
2663人が棚に入れました
 血で血を洗う聖杯戦争が一転バラエティ番組に!?突然のルール変更に戸惑いながらも各陣営が聖杯を求めてくだらなくも苛烈な勝負を繰り広げる。果たして聖杯は誰の手に!?
 TYPE-MOONの10周年記念企画として制作されており、「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」と銘打たれている。武梨が連載作品『かんなぎ』を掲載している『月刊Comic REX』(一迅社)の2011年1月号でアニメ化が発表された。
ネタバレ

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

聖杯戦争がこの作品のように幸せな楽園のような大会でしたら、どれだけ幸せだっただろう・・ 誰も争いを望まない世界はいつ現れるのだろう・・ ですが、この世界は争いのない幸せの

この作品の世界観

この物語は七組の魔術師(マスター)と使い魔(サーヴァント)による「聖杯戦争」が繰り、その使い魔の種類はセイバー、ランサー、バーサーカー、アーチャー、ライダー、アサシン、キャスパーたちが戦い合い、最後に残った使い魔とその魔術師が「聖杯」っと言う特別なもので願いを何でも一つかなえてくれます。この作品はその戦争を描いた作品です(?)。

ストーリー

この物語は「月姫シリーズ」、「Fateシリーズ」と「まほうつかいの箱」のキャラクターたちの非日常の日常を描いた作品です。

私の感想。

かなり衝撃的でした。もう笑うしかありません。何故このようなカオスな状態になっているのでしょうか・・ でもそのカオスが超おもしろいです。かなり気に入りました。

{netabare} 第5次魔術師大激突チキチキ聖杯戦争はこれほどおもしろい事になっているだなんてww 最高でした。 {/netabare}

いや~ はじめから最後まで笑いとおしで最高でした。本来のキャラクターの性格や行動が変わっている所が最高でした。 何故このような事になってしまったのでしょうか・・ でも最高におもしろかったです。 

{netabare} 私が一番気に入った所はギルガメッシュの性格の変わり具合です。あの性格の違いは笑えます。何故このような事になってしまったんだろうww 特にセイバーメイドになってギルガメッシュがmの道に走りだしたときは大爆笑でした。何故ギルガメッシュがmの道に・・・{/netabare}

{netabare} あと、ランサー死にすぎですねww はじめのエピソードから何回死んでいるのだか・・・ 超おもしろいですがww ランサーはこの作品のピエロな存在ですよ。本編も能力をこの用にしておもしろくすればよかったのに・・・{/netabare}

私が一番気に入ったキャラクターはイリヤです。本編のイリアもかなり可愛いですが、このイリアは9~10倍可愛かったです。最高すぎです。行動ひとつひとつ超可愛かったです。最高すぎでした。特に本当の次回予告のイリアは最高に可愛かったです。何故これほど可愛いのでしょうか・・・ ほれてしまいそうです。

{netabare} あと、ドキドキデート大作戦は最高でしたね。あれははじめから成功するとは思いませんでしたけど、最終的にやはり成功しませんでしたねww 私的には成功させてほしかったです。 でも完全にイリアの事を忘れているだなんてww {/netabare}

{netabare} 3rd Seasonから登場する謎の存在の聖杯くんには笑えましたね。秘密道具って言いながら実際は包丁しか出していないだなんてww ほかの道具を出してあげなさいよww{/netabare}

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品を見る前に是非Fateシリーズを見る事をお勧めします。そうしましたら、この作品の本当のおもしろさが分かります。

オープニング

「すーぱー☆あふぇくしょん」
幸せがここにはありますね。リズムが最高ですね。これほど幸せがあふれているオープニングは初めてでしたね。けれどもいろいろツッコミ所が多かったですね。まず、キャラクターがかなり変わっています。これほど変わっていると元が分からなくなって新しいキャラクターになっているしか思いません。次に、キャラクターが多いいこの作品でこれほどうまくまとめているのはすごいと思います。最高です。
私がこのオープニングで一番気に入っている所はみんなが両手を上に上げて横に振っているシーンです。あれは全キャラクターが超幸せそうですし、後ろでバーサーカーが風景にとけこんでいる所も笑えますし、あと、ひとつ気がついた事があります。それはギルガメッシュがバーサーカーの上でさりげなく踊っている所です。祭りですね~ 最高ですね~ 

エンディング

「Fellows」
男性ボーカルの最高な曲、かなり感謝します。これほどカオスな作品なのにこのエンディングを見るとこれほど落ち着けられるのは何故でしょうか? それほど沈静効果があります。なにかイライラしている時や落ちつかな時にはこの曲を聴くことをお勧めします。最高です。

「FINAL DEAD LANCER」
悲しい悲しいランさーのエンディングです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

祭りが始まる、狂宴の時!

\(^ω^\Ξ/^ω^)/ウォウウォ!ウォウウォ!ウォウウォ­!\(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
「TYPE-MOON」の10周年記念作品として、「TYPE-MOON」のキャラ達が勢揃いするなんとも豪華な作品です。

◆この作品の内容は・・・
冒頭の変な猫?の言葉を借りて説明すると、「10年に1度、様々な物語が重なりあう時、しがらみ・大人の事情・モラル、それらを越えて宴が始まる。出会う事のない彼らが相まみえる可能性という異次元。命の選択というにはあまりにも狂、あるいは区・・・。さぁ、ひと時の宴を共に楽しもう。」という作品らしいです。
全3巻+番外編、1巻=15分×4話、番外編は約20分で構成されています。

◆お祭りアニメですね・・・
変な猫?のシリアスぶった上記の説明と、「Fate/stay night」や「月姫」のキャラ達が登場するので、さぞかしシリアスな凄い内容の作品かと思ったら・・・いろんな遊びを取り込んだドタバタコメディアニメです。
登場キャラ達の性格は、本来の性格とは打って変わって完全お遊びモード。
キャラデザインも、本来のデザインより丸く可愛くなった様なデザインで描かれています。
なんとなくお茶の間でお茶をすすりながら視聴したくなるような感じですね。

◆登場作品は・・・
「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」
「月姫」
「歌月十夜」
「MELTY BLOOD」
最低でも「Fate/stay night」と「月姫」を知っておかないと、この作品は楽しめないかと思います。

◆視聴者の投票で・・・
一部エピソードの展開を視聴者の投票で決めるという斬新な演出が1巻の第4話にあります。
投票期間は2011年8月19日~9月15日。
この投票結果で第3巻に収録されている第12話の展開が決まるらしいです。
こういう演出はすごく楽しいものですね♪

◆第2巻まで視聴・・・
この作品の登場作品のうち私は「Fate/stay night」しか知らないので、Fateのエピソードはバカバカしいけどそれなりに楽しめましたが、他のエピソードはよくわかりませんでした。
このキャラだれ?と常に頭をよぎるので、キャラがわからないと完全についていけないです。
ただエピソードによっては制作者に頭が下がる、そのセンスの良さに脱帽させられたお話もあります^^;
第2巻に収録されている第5話の別展開の聖杯戦争?エピソード・・・これは「Fate/stay night」ファンには見逃せない!

◆第3巻視聴・・・
この巻に収録されているエピソードは4話とも実に面白かったです。
特に注目が視聴者投票によって展開が決まる第12話。
視聴者の皆さまが何を求めているのかがわかる内容でした。
もっともそのせいで、「TYPE-MOON」の主人公のお二人は最低な人間に成り下がってしまったのですが・・・┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

◆最後に一言・・・
ランサー君に(-∧-)合掌、ナム・・・。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 33

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TYPEMOONのおまつり 「Fate」「月姫」ファンはぜひ観てみて~

「真月譚 月姫」」「歌月十夜」「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」「MELTY BLOOD」
など制作しているTYPE-MOONの10周年記念企画として制作された
「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」

「Fate」などを未視聴の方でも、それなりに楽しめるのかもだけれど
アニメ版やゲーム版をご存知の方はもちろん、
原作である奈須きのこさんの上記の作品をお読みになっている方には、
さらに大ウケしていただけること間違いなし、の内容。

各作品の声優陣&キャラクターが一同に集まり、
パロディあり、寸劇あり、合同運動会?などしながら、
キャラに沿った言動だけでなく、思い切りキャラ崩壊してみたり、
えっ?この人が実はこんなこと思ってた?といった裏情報的な
エピソードもあったりで、思い切り楽しませてくれる。

また、このファンタズムだけの猫耳やロボ、妖怪などの
オリジナルキャラ数人よるオリジナルミニコーナーもあり、
また、Fateでおなじみの大河とイリヤによる漫才「タイガー道場」など、
このOVAは上記の作品ファンにはなかなか楽しい内容。

それからOP『すーぱー☆あふぇくしょん』
この一緒に踊りたくなってしまう中毒性といったら!
しかもすごい贅沢な顔ぶれ。

ただ面白いと書いても、具体的な雰囲気がつかみにくいと思うので、
各ストーリーのタイトルだけ載せておきます。
これでなんとな~くイメージできるかな?
またこれらのほか、映像特典などもあります。

《1st season》

1話「第5次魔術師大激突 チキチキ聖杯戦争」

2話「ドキッ!メルティブラッド」

3話「どこでもヒナタノユメ」

4話「ドキドキデート大作戦」

《2nd season》

5話「バーサーカー はじめてのおつかい」

6話「型月連続テレビ小説さくら」

7話「通な贈り物」

8話「はたらくセイバー」

《3rd season》

9話「SEIHAI GRANDPRIX」

10話「洗脳探偵ロリ返り」

11話「FINAL DEAD LANCER」

12話「ドキドキデート大作戦 解答編」

個人的には「バーサーカーのはじめてのおつかい」と
セイバーがカフェのウエイトレスになる「はたらくセイバー」が一番笑えた。
1話15分なので観やすく、笑ってると時間があっという間なので、
物足りない人もいるかも。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 34

83.9 9 岸誠二アニメランキング9位
人類は衰退しました(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2214)
10982人が棚に入れました
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。

声優・キャラクター
中原麻衣、石塚運昇
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

[追記あり]不条理ギャグとブラックユーモアが詰まったSF童話(原作ファンによる解説付)

原作は田中ロミオのライトノベル
田中ロミオはかつては山田一という名義で
アダルトゲームのシナリオライターをされていた方だと言われています

私はアダルトゲームは大分昔に卒業してしまったので
最近の事情はさっぱり分かりませんが
彼のデビュー作である『加奈 〜いもうと〜』
その少しあとに出た『家族計画』
の二つは友人の勧めでプレイしています
もう10年以上前の話なので記憶も不確かですが
どちらもどちらもシナリオに関しては高い評価をつけられる作品だったように記憶しています
原作者が7巻あとがきで「ファンが中年男性ばかり」
なんてネタにしていましたがこの辺に原因があるのでしょうね

まぁしかしそれらとはちょっと毛色が違う作品なのが
この「人類は衰退しました」です

科学文明は衰退の一途を辿り
もはや人類の滅亡は秒読みに入っている
そんな退廃的な世界設定とは裏腹に
不条理ギャグで展開されるようせいさんワールド
童話のようなほのぼのとした一面を見せたかと思えば
次の瞬間には風刺の効いたブラックユーモアが炸裂する
このジェットコースターのような目まぐるしい物語の起伏から
振り落とされずについていけさえすれば
このアニメを楽しむことができると思います
ただしアニメの方はいろいろ端折っていたり
時系列がめちゃくちゃだったりするので
無用な混乱を避けるためにも
原作で予習しておくといいかもしれませんね

以下原作ファンによる各話補足です
原作未読かつアニメ未視聴な方は対象外
無駄に長いので時間の無い方にもおすすめしません
{netabare}
episode.01&02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
{netabare}
4巻前半エピソード

エピソードの順番変更には賛否両論ありますが
これを先頭に持ってきたこと自体は正解だったと思っています
最近のアニメは最初の数話で視聴者の心をがっちりつかまなくてはいけません
原作通りに「妖精さんたちの ちきゅう」
を先頭に持ってきていたら
あまりに地味すぎて見向きもされなかったでしょう
そういう意味でアニメの掴みとしては
チキンの反乱や食パンの自害など
シュールで強烈なインパクトがあるこの話
アリだったんじゃないでしょうか?

1~2話のテーマは食糧生産と生命倫理
人間を含めて動物というものは
基本的に他の生き物を食べないと生きていけません
海外ではでは食事の際に神に感謝し祈りを捧げたりしますが
日本では古来より食べる相手に対して
命を譲り受けることに感謝の意を表してきました
「いただきます」というのはつまり「お命頂戴します」という意味です
しかし、その命を分け与えてもらうという感覚は
食品が加工された状態で手に入ることが当たり前の現代では
ついぞ忘れてしまいがちなものですね

1話の冒頭で「食べる」=「殺す」の方程式を
まざまざと思いだす事になった「わたし」ちゃん
調査のために向かった食品工場では
責任者たちさえその工程を知りません
そこで起こっていたのは
人間に食べられるために生み出された
すなわち殺されるために生み出された者たちの反乱でした
しかし、運命への反乱を企てた彼らでしたが
抵抗むなしく結局は人間の糧となってしまうのでありました

ちなみに調理の手間を省くために
品種改良で羽根の無い鶏を作るという計画は
既に 実 現 し て い る という事を
皆さんはご存知でしょうか?
興味のある方はこちらをどうぞ
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52076503.html
{/netabare}
episode.03&04 妖精さんたちの、さぶかる
{netabare}
6巻後半エピソード

テーマは娯楽作品の在り方

「Y」が発掘されたマンガをもとにBL同類誌を発行
それが世界レベルで伝播していって
クスノキの里にて大規模な即売会が開かれるに至る
何がすごいかってここまで大事になっているのに
この段階ではまだようせいさんが全く関与していないこと
「Y」・・・おそろしい子・・・

漫画の世界に囚われてからは
人気至上主義のサバイバルゲーム
露骨に実在の作品をにおわせるような風刺や
作品の人気とと本質的な面白さの乖離についての議論など
ある種の業界批判に近いものもあるので
割ときわどいネタだったように思います

2番目のエピソードとしてこれを持ってきた理由は
制作サイドの中でこのお話の評価が高かったからではないでしょうか?
このお話のテーマはアニメ業界にも通じるところが多々あると思うんですね
原作と放送順を変えてきたことだって
「Y」がやった場当たり的な人気取りの手法と紙一重だと思いますし
実際にアニメ制作にかかわっているような人であれば
この話にはいろいろと思うところがあったのでしょう

ちなみに原作だとその後も里では即売会が続き
「わたし」もこっそりサークル参加を試みるのですが
断片データとして発掘された古典文学の抄訳集
なんてニッチなものをを出品した挙句
「Y」に見つかって上から目線でバカにされ
売れ行きも散々という落ちがつきます
{/netabare}
episode.05&06 妖精さんの、おさとがえり
{netabare}
3巻エピソード

他の巻は1巻2話構成になっていますが
この巻だけは1巻1話構成になっている長編です
他の話と同じ密度でやろうとすれば4話必要になる計算
それを2話で強引にまとめた結果・・・大惨事

つぎはぎだらけのアニメ版「おさとがえり」
テーマもぶれていてよくわかりません
本来は2巻後半で初めて登場した「助手さん」と「わたし」
が、大冒険の末に絆を作っていくお話であり
P子とO太郎を巻き込んで(というより捲き込まれて?)
ドタバタ話がとんでもない方向に進んでいくのを楽しむ作品だったはず

ようせいさんまぬある(マニュアル)に説明されていた通り
一時的なようせいさん不在により
どんなに破天荒でも絶対安全な不条理ギャグモードから
生命の危険に満ちたシリアスモードに突入
ようせいさんの加護の無い状態で遭難した二人は
古代遺跡の中を彷徨うも一向に出口は見つからず
次第にに水と食料は底をつき
ついには二人の気力と体力も尽き果てて・・・

というあたりの描写はほとんどカットに近いレベルで
かる~く流されていましたね
こうなるとまぬあるが出てきた意味がほとんどないですね
まぁ「じかんかつようじゅつ」より先に放送しているので
「助手さん」との交流のお話は大幅カットなんでしょうね
正直この順番で放送する意味がまるで理解できないです

後半の怪獣大決戦はアニメにすると絵になるシーンなのはわかりますが
そこだけに力入れてもらっても
そこに至るまでの過程による盛り上がりがないので
ちっとも面白くなかったですね
ラストのP子&O太郎の正体とその後の話も尺不足の中に
無理やり突っ込んだだけという感じで
本当にひどい回になってしまいました
{/netabare}
episode.07&08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
{netabare}
2巻後半エピソード

本来は助手さん初登場のはずのエピソード
つまり読者も「助手さん」について全く知らない状態から始まり
不確実で不明瞭な存在だった助手さんを
「わたし」たちの妄想と願望を練り合わせて
「わたし」好みのショタっ子に染め上げるお話のはずです
つまり助手さんは謎の新キャラでないと意味がありません
このエピソードがアニメ中盤に持ってこられている時点で
もはや話の骨組みが半壊状態ですね

しかしこの不明瞭で不確実な人間というのは
活字で表す分には簡単ですが
アニメでは表現が難しかったのかもしれません
アニメは小説よりも情報が多すぎるのです
それはこの話以外でも随所で問題を起こしています
このシリーズはいわゆる叙述トリックのようなものが
小ネタとっしてちょこちょこ仕込まれていたりします
「ひみつのおちゃかい」におけるクリケットなんかもそうですね
映像化してしまったら身も蓋もないようなものは
アニメスタッフとしても手に余るものだったのでしょう

今回の話でも、もう一つ映像化がうまくいかなかった部分がありました
森の中で「わたし」が「わたし」に遭遇するシーンですが
原作では「わたし」は最初相手のことに気が付いておらず
面識のない女性という表現になっています
そりゃまぁ面識はないですわな
しかし同じ時間を繰り返していくうちに
どうも目の前の相手が自分であることに勘付いていきます
そしてお茶会で助手さんについての噂話を終え
タイムスリップする直前になって
同世代だと思っていた自分の話し相手が品のいい老婆であり、
周りの「わたし」たちの年齢もまちまちであることに気が付いたところで
バナナでスリップしてタイムスリップ

そしてそのあと、ようせいさんから最新型のバナナを受け取るのですが
ようせいさんの説明によると
「ずれなくなりました」
「あと、ちゃんともとのもどるです。ちょーおっけーです」
「ずっとおめしあがりいただけます」
後日事務所の外にバナナの木が植えられているのが見つかります
そのバナナを食べると転んでしまうのですが
怪我をすることも意識が途切れるようなこともありません
バナナは食べても食べても次の日には実をつけています
転んでしまうことにさえ目を瞑れば
つまり一生食べ放題なわけですね

さて…助手さんついて噂をしていた「わたし」たちですが
アニメのように事件前後の「わたし」を集めたのか
小説のように一生分の「わたし」を集めてきたのかで
その噂話の意味合いというか重みが全く変わってくる気がしませんか?
だって「たまには」「大胆?」ですよ?
{/netabare}
episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
{netabare}
4巻後半エピソード

原作で3本の指に入る良エピソードだと思います
なのになぜか今までと違って1話構成
2話使ってもっとしっかり作ってほしかった
...というようなような気もしますが
一気に盛り上がって一気に終息を迎える
あの何とも言えないお祭り感は
一話の中にギュッと凝縮して詰め込んだ方が
上手く表現できるのかもしれませんね

この話のテーマは文明の発達と衰退
どうやら人口の爆発が社会の歪みを生むのは
人間だけでなくようせいさんも同じだった様子
愛くるしいようせいさんの口から飛び出した
「おめーのせき、ねーです?」の衝撃といったら!
そうやってコミュニティからはじかれた者たちが
新天地で新しい文化の華を咲かせていくというのは
出エジプトやら西部開拓やら
人類史でも多々見られることですね

ようせいさんの逞しいフロンティア精神(?)のおかげで
何もない不自由な暮らしが
何も不自由ない暮らしに早変わり
しかしここで重要なシーンが一つカットされているのが
どうも納得いかないんですよねぇ

それは、すっかり女王様気取りの「わたし」のところに
臣下のようせいさんたちが発電所の建設許可をもらいに来た時のことです

以下原作より抜粋
「してその方ら、使い道は置いておくとしても、いかような方式で発電するのかね?」
ちょっとロイヤルに話してみました。
目をそらしながら、監督さんが答えます。
「げんしはつでん」
「原始的な発電だから?」
こっくりと妖精さんはうなづきます。
「原子力発電なんて言い出したらロイヤルにとめてましたよ」
妖精さんたちは口々に囁きあいます。
「やばかたっ」「げんしりょくやばかたな!」「やらんでよかた」「あれかんたんだから」「でもばっちいです?」「んだ」「よごれるです」「かくぶんれつはなー」「おもしろさてきにも、どらいあいすのほうがうえだ」「どらいあいす、にえゆにぶちこむです」
やばかったらしい……。
「原始的な発電。結構じゃないですか。あなたたちはもっと素朴であることの美徳を学ぶべきですね」
「はー」

このエピソードの核心部分の一つといっても過言ではない一節
よりにもよってここを切り捨てやがりますか・・・
大人の事情だか何だか知らないけど
ここをカットしちゃうような連中には
このさくひんにかかわるしかく、ねーです?
{/netabare}
episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう
{netabare}
1巻前半エピソード
ようせいさんたちと「わたし」との邂逅を描いたシリーズ第一作
アニメ1話目に持ってくるには地味すぎですね
地味すぎて話が膨らみません・・・ハイ
{/netabare}
episode.11&12 妖精さんの、ひみつのおちゃかい
{netabare}
5巻前半エピソード

原作でもアニメ版でも一番好きなエピソードです
ラストはきっとこの話で〆るのだろう
という予感はしていました
なぜならOPの最後にほんの少しだけ
のばら会のメンバーが映っていたからです
個人的にはラストにこれを持ってきて
他の回よりいろいろ力を入れてあるというだけで
このアニメ化に満足です

ただし、気になるところがないわけではありません
いくつか納得のいかない部分はありました

一つ目は時間的な都合だと思いますが
のばら会の活動がだいぶカットだれているおかげで
彼女らの持っている二面性のうち裏の部分だけが強調されてしまっている点
せめて〈花先輩〉と〈魔女先輩〉の卒業シーンくらい
もう少しちゃんとやってほしかったなぁ
留め絵二枚って・・・

二つ目はおそらく話を簡単にするためでしょうか?
本来なら冒頭にあるはずのようせいさんの町内会旅行の話を丸々カット
卒業直前の壊れかけたRYOBO230rのセリフ
「その後、ご学友はできたでしょうか」
「これからもあなたに、妖精の加護があり続けますように」
もバッサリと削除
さらにRYOBO230rから出てきたようせいさんが一人に変更
物語全体の意味合いがだいぶ変わってきちゃいますがいいんですかね?
あの終わらせ方で「ついしょうめつ」の補足もなしとなれば
「わたし」はようせいさんの言うところのロボットの魂を理解できず
妖精のお茶会は結局見つからなかった
というようにしか受け取れないと思うんですが・・・
話をシンプルにしようとして逆に謎だらけになっているような気がします
原作未読の方はあの話を理解出来たのでしょうか?
{/netabare}
時系列を弄ったのが成功だったのか失敗だったのか
なんとも微妙なところだと思いますね
順番を弄る必要はあったが
結果的に出来上がった放送順にも問題があった
といったところでしょうか?
個人的には「ひみつのこうじょう」のインパクトで客を集めたら
「ちきゅう」から初めて時系列順に展開がベストだった
という気がしてなりません
あと妖精さんの いちにちいちじかんは入れてほしかったなぁ・・・{/netabare}

追記

長い沈黙を破りついに出た最新刊はまさかの最終巻
人退原作完結いたしました
完結はしたもののこれからも短編集を出していくという事なので
それ今までと大差ないんじゃ・・・
という気もいたしますが
一つのSF作品としてしっかりと区切りとオチをつけたことは評価したいです
これまでのお話の意味が根底から変わってしまうという意味で猿の惑星並の衝撃でした
彼らの正体、人類の末期、そして・・・
つまりは{netabare}人類は衰退しました{/netabare}ってことだったんですね!

おまけ

春にBOX化されてだいぶお安くなったので
そのBOXよりさらに安い値段になった初回盤6巻セットを入手
まぁ朗読CDより特典小説のほうが欲しかったし?
でもってそこに入っていたアレにも解説を入れておきましょう

特典映像 人間さんの、じゃくにくきょうしょく
{netabare}
2巻前半エピソード

一話2分の6話構成で
本当にあらすじだけをなぞったような作品
まぁ円盤買うような人が小説持ってないわけがないので
本当にファン向けのオマケ程度の代物です
アニメだけではストーリーをぼんやりと追うのが限界で
人退らしい風刺部分などもかなり抜けています

原作未読の方に向けて説明して何とかなるレベルではないので
原作既読で特典映像を見ていない方向けのキャスト情報
白イタチ:中尾隆聖
妖精:緒方恵美
つまりフリーザ様に襲撃されてシンジ君に救出されるわけですよ!
本編では全く出ていない二人の大物声優が
なんでこんなところに贅沢に使われているんだかw
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 47
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12話鑑賞。一応総評的なものも。

原作未読。
原作では背景とか細かい部分、どう書かれているんでしょうか。元を作った人が凄いのか、それを映像化した人が凄いのか。原作への興味が尽きないタイトルではあります(読む時間ありませんがw)。

総評的なものとしましては
・所々に散りばめられた「黒い笑い」が何よりツボでした。
・それに対を為すかのような妖精さんの可愛らしさ、どこかマッタリ感じられる画が良い味でした。
・ツッコミたいポイントを的確かつ冷静?に口にしてくれる「わたし」ちゃんに大いに笑わせてもらいました。
・個人的には「ひみつこうじょう」「さぶかる」「ひょうりゅうせいかつ」「ちきゅう」「おちゃかい」の回が好きです。

{netabare}
12話鑑賞後---------------
Yさんとの関係の深化と「お茶会メンバー」との関係の変化が主なお話だったでしょうか。
「お茶会メンバー」につきましては・・・うん、怖いw 半ば狂気ともいえる執着っぷりで。廃校になるまでよく上手く付き合い切った(表現悪いですが)ものだと。

妖精さん(11話から出てた)と寮母ロボの件は、もう一度通して観てみないとコメントし辛いですね。

11~12話も面白かったですが、一応最終回という立場上なのか、勝手に自分がそう期待していただけなのか、今一つオチが弱かったかな?とも。

11話鑑賞後---------------
10話より更に過去へ。幼少期?少女時代?
Yさんの登場が早くてちょっと意外でした。

登場時の「わたし」は暗いといいますか達観してるといいますか、そんな印象でした。それも表向き?のようで終盤には違った面が見えるようには感じました。基本的には黒くて明るい娘さんかとw

白くて角ばってるサンドウイッチはダメで、白い角砂糖は可と・・・。幸せの白い粉~。

10話鑑賞後---------------
このところ時系列的に逆流しているような展開ですね。
「わたし」がクスノキの里に来た頃のお話のようです。

9話では技術力・進化速度などの面がクローズアップされていた気がしますが、10話ではもう少し妖精さんの根本的なところに焦点が当たっていたように思います。

前任者の手記(?)が、あからさまにバイオハ(略w
相変わらず食べ物の素材は謎なんですね。

今回は神様扱い。以前似たネタあったような?と思ったら、その時は女王様扱いでした。
毎度毎度、妙なカリスマを発揮なさる女性だw

ナカタさんはこの時からナカタさんなんですね。どこら辺が日系っぽいのか謎ですがw

9話鑑賞後----------------
ずいぶんとテンションの低い妖精さんからスタートだな~と思ったら、後半に進むにつれて恐ろしいほどの展開にw

というか文明の発達速度が尋常じゃないw 何も無いところからあそこまで発展するのに1ケタ日数とは。

今までも色々やらかしてくれた妖精さんですが、今回は彼らの怖さがよ~く感じられたと思います。

そして相変わらず「わたし」ちゃんは神経が太いといいますか動じないといいますか・・・w

7~8話鑑賞後-------------
え~と、助手さんとのファーストコンタクトのお話ということで。

8話観てないと、一体何周目なのか、どう展開しているのかサッパリでw いえ、正直に言えば、時計の件とか時間が微妙にズレていたりする辺りとか理解できていなかったり。

おじいさん・・・「チャリをとりにいく」って、「チャリオット」かよ!?とw 思わず画面にツッコんでしまいました。


5~6話鑑賞後-------------
ここ2話は・・・今一つ話の方向性がよくわからず。のでコメントできずにいましたw 6話まで観た今でも・・・よくわかってません。

相変わらずツッコミたい所は多数。心でツッコむと、ちゃんと「わたし」がリアルにツッコんでくれるので、快適w

1話でのベリーショート以下の髪型は、ココからだったんですね。
・・・あれ? では、「同類誌」の話は何処に入るんでしょうか?
原作読めばいいんでしょうが・・・やっぱり時間足りませんw

4話鑑賞後----------------
絵描きでも物書きでもない身なので、コメントがしづらいw

いえ楽しかったです。
色々台無しな展開だったようにも思いますがw
「引き」だけで点数稼ぎてw

稼業(家業)を継ぐ呪いというのは、「わたし」だけに降りかかる物だったんでしょうか? Yさんとか助手さんは?

妖精さん方、編集作業ご苦労様でした。

3話鑑賞後----------------
確かにいきなり白背景では、状況が不明ですがw それにしても前振りが長いw

雪の上で車を意のままに操り現れたYさん・・・てか本当に「Y」なんですね~。
で中の人は沢城さん。
そして何故か話は「同類誌」(個人的にですが同類誌って響きは微妙に感じ悪いw)の話へ・・・。
・・・あれ?絵は違うのに話の流れと声のせいか、軽くデジャヴといいますか、別のキャラが頭にw

一応電気は通っているんですね~w コピー機動かせるのか不安でした。

キャスト・スタッフロール内に山本麻里安さんの名前を見つけて、ビックリしました(1話だったか2だったかの絵本のナレーション(川村さん)にも驚きました)。

次回はどうお話が展開するのか・・・全く読めませんw(次回予告がないのもありましょうが)

2話鑑賞後----------------
いや~今週も黒くて良かったです。

意訳~翻訳(意訳)眼鏡(字幕かよとw)辺りのコンボはかなりツボでした。
髪の毛のオチもw

といいますか随所にネタが仕込まれすぎ。そして先が読めない。で黒い。いい感じで楽しめてます。

裏の番組(DOGDAYS2期)との競争は・・・結局両方録る、両方観る。そんな方向で決着しました。

1話鑑賞後----------------
意外にもストライクゾーンな作品で、困っております。
冒頭の鶏をしめる話から満遍なく、どちらかというと「シュール」といいますか「黒い」といいますか、そんなネタを淡々とこなしていく様を個人的に評価しています。
元々黒めなジョークやギャグが好きなので・・・。

それでも2話からは時間がカブるため、どうしたものかと。
録るには録れますが、HDDの容量が・・・。
これなら観なかった方が良かったのかも?ともw
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 23
ネタバレ

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

好き嫌いというより興味深い作品

全12話
ライトノベル(全10巻)原作 未読

科学が進んだ(終焉した)未来の社会を舞台とする、ファンタジー溢れるお話(メルヘンチックなSFモノ)。
基本的には、主人公が語り部として自身の経験を物語っていく。一種の私小説形式

"物語の展開"・"キャラデザインをはじめとする画"など、作品の表層は穏やかな癒しの雰囲気。
だが本作品の本質は節々に散りばめられた毒素溢れるブラックユーモアにある

原作者がSF好きのようで(資料を見た主観です)、パロディ・オマージュの多さも特徴

『Angel Beats!』など多くの人気作品を手がけた岸誠二さんが監督

一部覗き二話(前・後編)構成で展開


■さくっとあらすじ

物質文明が終焉を迎え、人類は2種類に

「旧人類」…主人公をはじめとする人間のこと

「新人類」…"妖精さん"と呼ばれ、旧人類よりも遥かに高度な文明をもつ。見た目・言動はとかく可愛い(笑)
背丈が10cmほどでエルフのマスコット?的な愛らしさ。
但し、妖精さんを目撃する旧人類は極めて少ない

主人公は妖精さんと旧人類との関係を取り持つ役目「調停官」として、妖精さん達が原因?の奇妙な出来事に巻き込まれていく…


■感想

不思議な作品でした

『電波女と青春男』の視聴後と似たような感覚。笑

一見、言動が穏やかでわかりやすい毒素は弱い印象がありましたが、

1話ごとに考察していくと、際どい風刺やテーマ自体がブラックユーモアだったりと

風刺やテーマの考え方はともかく、単純な好き嫌いとは違う興味深い作品でした


ただ本作品
「過去」と「現在?」の時系列が混合しており、特に初回は何の説明もないまま展開されるので、まあまあの困惑フェイスに…笑

※"時系列シャッフル"(原作とアニメ版は時系列が異なる)についてアニメ製作サイドは
「インパクトのあるお話を最初に」のもと、より印象に残る順番で見てもらえたら。とのこと


●第1、2話「妖精さんの、ひみつのこうじょう」

正直初回視聴時の印象は、ローテンポで主人公の毒素も痛烈な類ではなく"本音にそこそこの知識を足しただけ"
と、ブラックユーモアに強烈な毒素を求める末期の中毒者としては「…寝そうだ…ぜ…zzZ」ヘタリア寸前。笑

しかし3話のY(声:沢城みゆきさん)登場で萌え豚は悶え苦しむことに…笑

後後でテーマを考察すると
{netabare}「食糧と生命」という、銀匙の豚エピソードと似ているようで
こちらはより風刺寄り{/netabare}

本作はこうした{netabare}根底にあるブラックユーモア{/netabare}が興味をひきます


●Yが登場した第3、4話 「妖精さんたちの、さぶかる」

{netabare}サブカル(同人誌)の歴史を、例えば「まんがで読破」シリーズで論語を学ぶかのごとくわかりやすく表現されてて面白かったです。

それでいて人気と面白さの不条理など、際どい風刺も根底にしっかりとあります。笑

それにしても漫画をコマの中、真っ白な世界から作っていく展開にワクワクしちゃいました。笑{/netabare}

この回から、主人公のブラックユーモアが「本音」というより「本質」ベースなんだなと理解し始め一気に観やすくなりました


●第5、6話 「妖精さんの、おさとがえり」

{netabare}水樹奈々さんと檜山修之さんのオンエアバトルw

ロボットの倫理はSFの話から、最近は現実でも議論になってますよね
{/netabare}


●第7、8話 「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」

{netabare}エンドレスエイトのトラウマ(全視聴した時間、プライスレス)が蘇るタイムパラドックス展開

あれだけ犬がサブリミナルされると最後のオチは自然と予想…笑

初見だけでは理解に苦しむ内容

でもシュタゲよろしくSFモノとしては王道で、「時間改変は心地良いもの?」という問いにおいては、
「不明確」というキーワードは、"理解・認識出来ないもの・ことの不気味さ"
もっと言えば「人智の及ばぬ領域への恐れ」も感じられました。{/netabare}


●第9話 「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」

{netabare}「物質文明のディストピア」というブラックユーモア(笑)

メッセージ性の強弱で意見が別れるかもしれませんが、表層が愛くるしい"癒し"の妖精さんとお嬢さんなので
個人的には笑って観れました。笑

麻薬表現の毒素はツボ…笑{/netabare}


●第10話 「妖精さんたちの、ちきゅう」

{netabare}「あれ?これが初回っぽくねえか?」と感じ調べると
やはり原作第一巻の内容。笑

登場人物など(妖精さんは相当数出るが)情報量が限られており、わかりやすさではこちらが初回向け(原作では初回なんだから当然。笑)

ただ、アニメ版初回が説明されないまま展開されたことで疑問が多々浮かび
その問いを各話で自分なりの答えに咀嚼していったことで作品にそれとなく思い入れが育まれ
妖精さんの愛くるしさがより引き立って感じれました。笑{/netabare}


●第11、12話(最終話) 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」

{netabare}不覚にも胸がキュッとなる終わり方…泣

作品を通じてドライな印象の主人公の内面描写が、喜怒哀楽鮮やかに表現されていました

また、他登場人物の、特に巻き髪のヤンデレ具合は予想していたとはいえウケました(巻き髪は攻め担当)。笑


古い宿舎でボロボロの旧型ロボットに独り言を語る日々…

でも、独りじゃなかったんだ

寄り添う思いやり


涙は流さなかったけれども、胸がキュッとなる締めでした{/netabare}



とまあ、総括するとめちゃくちゃ面白い!!!!

という作品ではなかったのですが、

単純でわかりやすい表現ではなく

各話の舞台やテーマそのものがブラックユーモア

謎解きはディナーの後でではないですが、

問題定義としては興味深い

そんな不思議な魅力のある作品でした


以上
EDからあずまんのOP連想する
かぐら・Y押しのとあるショートカット愛好家がお送りしました

ご静聴ありがとうございました♪

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

83.8 10 岸誠二アニメランキング10位
瀬戸の花嫁(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2325)
13240人が棚に入れました
ごく平凡な中学生、満潮永澄の平穏な毎日は、とある夏の出来事を境に、音を立てて崩れ去っていった。帰省していた瀬戸内のビーチで溺れてしまった永澄を助けたのは、なんと人魚の女の子、瀬戸燦!しかも、人魚の世界は、「渡世の仁義」を重んじる仁侠の世界だった上、人間に姿を見られれば、その人間か自分のどちらかが死ななければならないという掟が存在した。最後に残された回避手段は、「人魚の正体を知った人間が人魚の身内となる」という方法のみ!
「どちらかが死ぬか、人魚の身内となるか」そんな究極の選択を迫られた永澄が出した結論は燦との結婚だった!永澄と燦の2人を中心に、人間、人魚さまざまなキャラクターたちが騒動を巻き起こすドタバタギャグ&ラブコメディ。

声優・キャラクター
桃井はるこ、水島大宙、野川さくら、三宅健太、鍋井まき子、村瀬克輝、桑谷夏子、子安武人、伊丸岡篤、並木のり子、松島栄利子、森永理科、力丸乃りこ、矢部雅史、小野大輔、山﨑バニラ

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「人魚」と書いて「にんきょう」と

読ませます。

1年ぶりに自分のレビュー読んでてなんか変えたくなったので変えます。まあ一番好きな作品だし、僕の出身が香川県の瀬戸内海にあって親近感湧くし、それであって面白いからちょこっと多めに書いてやろうと思っただけです。
一生懸命書きましたが、ボキャ貧なので許してください。

物語は人魚の姿のヒロインを見てしまった主人公はなんかヤバい掟の関係上、結婚することになり、前途多難な人生を歩み、最終的に人間をやめちゃったお話です。

■ジャンル、物語としての感想
 ジャンルはハートフルラブコメバトル人魚アニメ、まあ言わばJUMP系統のジャンルをギャグで捻じ伏せたようなアニメ。話の進め方は〇魂のようにギャグとシリアスを合わせたような展開に近いですが、言うほど暗さや重さという意味でのシリアス要素があるわけでもなく、話数で比較してもギャグ:シリアス=8:2的な感じで仕上がってます。まあこの緩急の良さが僕が楽しんで一番視聴し続けられる理由かも。
 この作品なんでもありのごった煮アニメなんですが、一番面白いのはやはりこの作品の本筋であろうギャグが面白い。人魚ギャグ、ヤ〇ザギャグ、ホ〇ギャグ、超人ギャグ、ギャルゲーギャグ、謙虚さや恥じらいを見せない堂々としたパロディ...etcネタの引き出しが多すぎるギャグが武器と言っても過言ではないですね(ってか逆に引き出しの少ないギャグ漫画はつまらn・・・)。視聴者を置いてけぼりにさせすぎず、かといって身近なものにさせすぎず、と言ったケとハレの絶妙なバランスはフルメタに似ていて、とても好きです。突然ボソッと出るギャグより、オチをしっかりと用意して、それを視聴者の斜め上の結果を出してくるギャグが面白いのもこの作品の強みだと思います。

■声優の感想
 主人公の声優は当時まだそんなに人気が無かった頃の大宙さんだけど、脇役の声優は当時では滅茶苦茶豪華でした。下積みと言っちゃ前作のアニメに失礼だが、大宙さんの演技は多方面なギャグを飛ばしてくるこの作品をカバーできる力があります。政さんや瀬戸さんの母なんて、声優さんの経験あんまりないのに、演技上手いし、滅茶苦茶キャラとマッチしてるところもあって、違和感がありません。他の声優さんたちもベテランの方が結構いるので、安定して笑ったり感動したりできます(普通に芝居するにも、ギャグを芝居するにも、声優さんの力量次第なところもあるから、結構重要なキーパーソンだったりするため)。

■キャラの感想
 これは一人一人に対して感想を書きますと言いたいところだけど、一人ひとり書いてたらキリがないので何人かの感想書きます。
・満潮永澄:ハーレムアニメの主人公特有のナヨナヨした容姿だが、性格は男前+パッション(なところもチョコチョコある)というギャップのある主人公は結構好き。弄られ役担当で度々人間として扱われないギャグが面白い。
・満潮家:息子を生ゴミのように扱うのが面白い。
・瀬戸燦:メインヒロイン。THE任侠。こういう子がいたらなあと思うことがしばしばあった。ヒロイン中ボケとツッコミ両方できるガチ両刀系ヒロイン。
・瀬戸家:親ばか馬鹿オヤジやサイコ鮫や下衆な貝殻や魚3兄弟、常識人風ヤクザとキチ〇イオールスターズな家族。肩書は悪そうだが内容見れば爆笑物です。
・江戸前留奈:サブヒロイン。嫌いでもないけど正直あまり好きじゃない。
・江戸前家:open your mind.
・不知火明乃:サブヒロイン。そのガードがお固く、素直になれない性格(俗に言うツンデレ)に、心底心を打たれていた時期も私にもありました。
・銭形巡:僕にも社会♂のルール教えてください。
・三河海:金に物を言わせたり、とんでもない勘違いで日本中に生き恥を晒す男だが、燦ちゃんをずっと一途なところは結構好き。
・猿飛秀吉:永澄の悪友。憎めない存在。クラスに一人や二人はいるね。
・委員長:名前が思い出せない。

■作画の感想
 常時安定しているのに、ギャグシーンではいきなりヌルヌル動かしてみたり、逆に小学生低学年が描いたかのようなチープな作画(演出としての作画であり、作画崩壊というわけではない)にしてみたりなど、幅広く、緩急のあるアニメーションになっています。
 漫画版もある意味めちゃくちゃ変わりましたしね・・・w
■音楽の感想
 この作品のOP「Romantic summer 」はベンチャーズも驚きの顔を隠せないようなメロディで突っ切るのかと思えば、ED「明日への光」は中学高校の卒業式で流れてもおかしくないお涙頂戴な歌で余韻に浸らせてくれます。それだけに留まらず、キャッチ―なメロディで頭から離れないED2「Dan Dan Dan」やOVA OP1「絶対乙女」やova op2「天使爛漫 Love power」などもあれば、他にもキタリエが熱い歌歌ったり、モモーイがテクノったり歌のジャンルも何でもあり!なところがさすがです。

■最後に
 「この作品は何でもあり」という印象を受けているかもしれませんが、物語やギャグの起承転結が丁寧なので、スッキリしています。フルメタのようなギャグが好きな人には是非見てほしい作品です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハイテンションなドタバタ、上質ラブコメディ

[文量→大盛り・内容→考察系]

「すもももももも 地上最強の嫁」「うる星やつら」が好きな方は合うかもしれません♪

原作読破済み。これは、アニメが原作を超えている印象♪

【総括】
ラブもコメも高いレベルで両立しています。

コメの部分は、関東芸人さんのようなオシャレな笑いではなく、関西芸人さんのようなコテコテな笑いで積極的に攻めてきます(笑) 主人公のツッコミも負けていません。

ラブの部分は、ダブルヒロインの基本(回ごとにヒロインの好感度が一進一退)をおさえつつ、ポイントでは純愛を貫いていて、かなり萌え度は高いです。

アニメをあまりたくさん観ていない方には特に、導入として観てほしいアニメですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
登場人物はいずれも鯉、いや、濃い方ばりです(笑)

個人的に一番印象に残っているのは、ルナパパ(シュワちゃん)とエラ呼吸三兄弟(顔面魚やんw)。このアニメを象徴するような無茶苦茶なキャラです(笑)

本当に見所の多いアニメで、上記のダブルヒロイン以外でも沢山の見所が。例えば、燦の天然っぷりや、人間社会に微妙に溶け込んでいないところの萌え。そんな中、次第に深まっていく女の友情。瀬戸内組の、特にシャーク藤代さんや巻と永澄の命がけの勝負w 政の男気や永澄とのBL展開w 豪三郎の極度の親バカっぷり。明乃の隙のある可愛さ。三河海のやられっぷり(笑) 他にも書けばキリがないです。その中でも個人的に好きだったのは、燦と巡の絡み。任侠である燦が、お巡りさんや猫を怖がっている姿は可愛かったです♪

と、これを観ても分かるよう、「色んなキャラが、色んなキャラと繋がっている」のが、本作の優れた点のひとつです。

ドタバタ系の学園コメディでは、毎話、毎シリーズごとにトラブルメーカーが必要になり、サブキャラが増えていく傾向にありますが、そのサブキャラを使い捨てにせず、(登場回数や濃度の減少はあれど)極力生かしていこうという姿勢に、制作陣(特に原作者)の「愛」を感じます。こういう(サブキャラを大切にする)作品って、名作になり得ますよね。例えば「ハヤテのごとく」や「スクールランブル」にも似た傾向が見られ、やはりどちらも優秀な作品かと思います。

また、本筋である、永澄と燦の恋愛に関しても、「二人がしっかり成長し、歩み寄っている」のが好印象です。

「うる星やつら」から連なる「押し掛け女房モノ」の良さは、1話目からメインヒロインが確定し、色々浮気をしたりハーレム要素(その都度見せるメインヒロインの嫉妬)はありながらも、結局は本妻に落ち着くだろうという安心感にあると思います(諸星あたる なんか、正にそう)。

しかし、一方で、ある意味ゴール地点から第1話が始まるため、ワクワク感やドキドキ感を演出しにくい部分があります。

ここで生きてくるのが、燦の「任侠」という設定。燦が永澄との結婚を決めたのは、「人助けの延長線上にある、任侠としての筋を通すという責任感」がきっかけ。「責任感」だから、婚約はするものの、永澄との恋愛感情がそこまで強くなく、作品を通して徐々に深まる真の恋愛感情を描くことに成功しました。また、押し掛け女房のきっかけが、(よくありがちな)「宿命」のように、「ヒロインが初めは嫌々だった」のではなく、(すもものように)「子作り」という(ある意味)「打算」に起因したものではないことも、本作の爽やかさを支えていると思います(まあ、任侠が爽やかというのも変ですがw)。

一方永澄も、最初はハーレム主人公らしいヘタレで、燦に対しても「命を救ってくれた恩」が優先していましたが、徐々に燦の人間性(人魚性?w)に惹かれ、燦に見合う「侠」になるため、男気を磨いていく過程が描かれていました。ラストのアニオリ展開(バトルモノ)は、(少々力業でしたが)胸熱でした。

このように、「人間界に順応していく、燦」「男気を磨いていく、永澄」「次第に本物に変わっていく、夫婦の間柄」と、キチッと成長を描けていたのは、実に王道でした。

このアニメ、「ギャグが合わない」以外は、きっと楽しめる作りになっています。これほど詰め込んだのにバランスを失わなかった制作陣に、拍手!
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

2クールも必要ない!ラブ抜きラブコメ(進展無し)はダレトク作品?

【あにこれランキングTOP300マラソンキャンペーン】
コメディネタの薄さを演者と丁寧な絵でカバー!でも設定活かさずラブコメ活かさず何も活きず2クール!!!
これはネタなのか?


いやー、長すぎ。本当に長すぎ。
物語はほぼ1話簡潔型のギャグコメディ系作品。本来主軸となるべき恋物語の要素は最後の最後までペラッペラでギャグにハマらなければラジオにすらならない作品。
4話ぐらいから17話まですんごい退屈でしたね。長いスパンのものなのにキャラクターの掘り下げも浅く人魚の設定もあって無いような味気無さ。5話ぐらいからTVで流しながらスマホでYouTubeで色々な動画を漁る始末。最終2話も「だろうねー」な展開で特に語るほどのものもない。


絵は丁寧に描かれており終始安定した作画なのだがそれだけ。
声優さんの熱演や声芸は力の入ったもので良かった。特にキタエリ良いやん!でもそれだけ。うん、それだけな作品。
ギャグが寒い。ノリ的には「バカテス」みたいな感じで若年層向けなテンポやネタがまぁ引っ掛かりなさ過ぎてビックリするレベル。視聴しながら虚しくなりましたね。



って事で最近アニメも不作で暇なんです。そんな中、動画コンテンツのトップをひた走るYouTube。売れなくなった芸能人もYouTubeへの転向をし始め今ではお金の臭いに敏感な怪しい大人に溢れています。
更には3DのキャラクターをVRゴーグルやモーションキャプチャーを使用し操作しながら配信するバーチャルYouTuber(以降VTuber)がゴロゴロ溢れています。演者のビジュアル要素が必要なく匿名性を保てるのと生身の人間のもつ「生々しさ」が緩和される傾向が強くこれからも増えるだろう。
そこで最近よく見るVTuberを少しご紹介します。

【キズナアイ】
VTuberの始祖とも言われておりムーブメントのパイオニア。番組登録者数は日本のTOPYouTuberにも肩を並べるがゲーム下手、歌下手、ネタ小並みで面白味に欠けており動画の中味に見応えがなく再生数はすこぶる低い。中の人が声優の割りに声の表情がない(下手)。始祖という以外何も無い。

【輝夜月(カグヤルナ)】
首締めハム太郎の異名を持つ声芸系YouTuber。多彩な声色を持ちネタは豊富で良編集も相まって面白い。短めな動画も多く気軽に見易いが最近調子に乗り始めて動画投稿頻度が下がる。

【ミライアカリ】
オタク用語、下ネタ大好きライトビ◯チ風VTuber。声による演技はそれなりで編集で上手く隠れているがライブ配信では嘘臭さが光る。歌が上手いが動画は当たり外れが大きくある。少し食傷気味感は否めない。

【ヨメミ】
「エイレーン」というゆっくり系YouTuberの正統派後継者。FPS系ゲームが得意で本人の語彙力の無さも相まってアホカワスカッシュみたいな感じ。VTuberなのに「やってみた」系動画も多く、下手な事言わないように頑張ってるがアホなのでまともに表現できない姿が健気で好感を持てる。

【田中ヒメ&鈴木ヒナ】
当初は田中ヒメ単独だったが、少し遅れて鈴木ヒナが合流し「ヒメヒナチャンネル」となった。田中ヒメは声芸に長けており、アホ。鈴木ヒナは冷静沈着なキャラでヒメに突っ込みを入れているがアホ。歌が抜群に上手く歌動画以外も良編集でかなり面白い。最近イチオシのVTuber。

【ポン子】
Weathernewsで7年前から存在するアンドロイド。正式名は「ウェザーロイド Airi」なのだがバグや欠陥が多くファンの間では「ポン子」で周知されている。「中の人」がハッキリ出てしまう放送事故があったのだが未だにしらを切り続けており更にはネタにしている図太さがある。
毎週木曜日は「フル充電」と称し中の人がその他は「省エネモード」と称しゆっくりちゃんでライブ配信をしている。
ウェザーロイドらしく天気ネタは多彩で更に他のネタも工夫が凝らされており思わずクスリとさせられる。毎日見てます。
「10分で分かるポン子」
https://youtu.be/ptqD2mLXUTY

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16

91.9 11 岸誠二アニメランキング11位
月がきれい(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1470)
5972人が棚に入れました
キャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」で、中学3年で初めて同じクラスになって出会った水野茜と安曇小太郎の成長、周囲との関わり、思春期の恋などが描かれる。

声優・キャラクター
千葉翔也、小原好美、田丸篤志、村川梨衣、筆村栄心、金子誠、石見舞菜香、鈴木美園、千菅春香、井上ほの花、広瀬裕也、石井マーク、白石晴香、熊谷健太郎、岩中睦樹、東山奈央、岡和男、井上喜久子、斎藤千和、前川涼子
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

思春期の出来事と恋の話を詰めこんだ作品…多くの人が通りすぎたあの頃を描いた傑作

岸誠二監督というと、瀬戸の花嫁、AB!をお気に入りの作品に入れています。作風が違うのですけど、場面の転換がすごく上手くて、ところどころに入れるホロッとするようなシーンがすごく印象深いなと思います。予告見て絶対に見ようと思っていた作品です。青春のほのかな、そしてグッときそうな予感がします。このような話は大好物なだけに期待します。

1話…出逢い
{netabare}中学3年の新学期。人見知りする茜はクラス替えで緊張していた。友人と戯れる小太郎は教室に入ってきた茜に目が行く。小太郎は小説好きで自分でも書いている少年。一方の茜は陸上部に入っているスポーツ少女だった。
ある日の夕方、家族でファミレスへ行く茜。そのファミレスには小太郎の家族も来ていた。互いに存在に気づいて気まずくなる二人。上手く言葉も交わせず、見栄をはって珈琲を選択してしまう小太郎。帰り際、内緒にしてほしいと茜は小太郎に頼むが、茜は堂々と学校のジャージを着ていた。
体育祭の用具係になる小太郎と茜。係りを集めるにはLINEを使うといいというクラスメイトのアドバイスを受けた茜だったが、小太郎だけは声を掛けられないでいた。
ある日の放課後、小太郎は係りの仕事をサボったことを叱られるが、小太郎には連絡が届いていなかったのだ。居合わせた茜が小太郎に謝り、仕事を手伝う。そしてLINEのことを教え、二人は初めてLINEのやり取りをするのだった。

うんうん、実に青春。あるある、分かる分かるの連続で、見ている方が何故か赤面したくなります。小太郎が茜を目で追いかけるシーンは本当に…懐かしい感情だ。好きになるちょっと手前の感じです。
桜がすごく綺麗です。今期は桜の綺麗な作品が多くて嬉しい限り。背景がとても丁寧なのが良いです。
キャラデザインですが、横顔がどことなくあだち充風に見えましたがどうでしょう。額から鼻のラインが特徴的です。今期の茜は綺麗な茜ということで…。
はっぴいえんどを出すとは渋い。あんな本屋が少なくなってきているだけに、貴重ですね。
始まりがすごく丁寧で、これからの展開が楽しみです。陸上部の彼は必ずや絡んでくるんだろうな…。{/netabare}

2話…体育祭
{netabare}夜遅くまで制作に没頭する小太郎。朝は眠そう。母から体育祭行こうかと聞かれるも断る。父からは好きなことをやれと励まされる。
体育祭当日。200メートル走に出場する茜。緊張を解すために人形をモミモミ。スタートすると圧倒的な速さでぶっちぎり。走る姿に見とれる小太郎。
小太郎が走る、しかしコケる。傷の手当てに行くと茜の友人の千夏がいて、はねてる君のあだ名を聞き、雑ながらも手当てしてもらう。
準備係の作業中に人形を落とす茜。焦って探すものの見つからない。借り物競争の準備物もままならず、小太郎がフォロー。そして締めのリレー。選手だった茜だが、バトンを落とすミス。
落ち込んで帰るところに現れたのは人形を見つけた小太郎だった。茜にそのままでいいと精一杯の励ましを送る小太郎。二人の距離が少しずつ縮まる。小太郎も少しずつ前向きに。それまで誰にも見せなかった小説原稿を見てもらい、アドバイスを受けるのだった。

等身大な話でとても良いです。両親もリアルなデザインでさらに共感できます。茜と小太郎の距離感がスゴく初々しくて、あぁ…始まりってこんな感じだよね、思い出しますね。
この作品見てるとどうしても村下孝蔵の「初恋」が頭に浮かびます。「放課後の校庭で走る君がいた、遠くで僕はいつでも君を見ていた」この世界観なのかな?だとすると儚い…{/netabare}

3話…中間テスト(1学期)と部活動
{netabare}中間テストが始まる。冴えない顔の小太郎。実は応募した小説が選考から漏れていたのだ。勉強に身が入らない小太郎は思いきって茜にLINEする。何気ないやり取りに元気が出る小太郎と明るくなる茜だった。
中間テストが終わり、部活解禁。大会も近い茜は走れることが嬉しそう。部活に行く途中、小太郎を見つけた千夏が声をかける。友達になったという千夏にキョトンとする茜。部活では修学旅行前に付き合い始めた同級生がいるとの話題。比良のことでけしかけられるも、戸惑うばかり。一方、小太郎は茜が気になるが、帰りに千夏たちの会話が聞こえ、さらにやきもき。
小太郎は茜とLINEを続けていた。茜が出場する大会の日は、祭りの太鼓の稽古がある小太郎。神社でお祈りするからと約束。稽古前にお祈りをする小太郎。走る茜。
茜の結果が気になり稽古に身が入らない小太郎。LINEが入ってこないためにさらに身が入らない。茜の携帯は充電切れだった。落ち込んで帰る小太郎の前に現れたのは茜だった。茜は神社に小太郎がいると思って来たのだ。
月夜で会話する二人。LINEだと気軽なのに、直ではぎこちない。思いが募る小太郎、好きを伝えるには「月がきれい」ということをとっさに思いだし、「月が…」で止まる。茜が「月、きれいだね」という言葉に小太郎は「付き合って」と告白したのだった。

最後の3分、なぜかこっちまで緊張してしまいました。よく言った小太郎。
もう二人の互いに目で追うシーンがほんと、胸が締め付けられます。意識しあっているけど、目が合わないようにそらしている風がなんとも言えません。LINEだと気軽なんだけど、直ではなかなか話せないところも初々しくてもう…。時代は違えど、そんなもんだよね、電話や手紙みたいなのだと何でも話せる感覚なんだけど、あったあった。
さて、小太郎の告白、どうなるんでしょ。千夏と比良も絡みそうだし、先が気になります。

初恋、まさかBGMで使うとは…。原曲使ってほしかったけど、あの雰囲気だとバラードっぽい方が良いのかな。それにしても、この作品、余計な説明台詞がないのが良いです。会話と場面だけで情景わかるし、流れる雰囲気がとっても良いです。それと、個人的な感情の台詞を無意味に入れないのも良いです。{/netabare}

4話…修学旅行
{netabare}東京駅、修学旅行への出発。小太郎は茜を、茜は小太郎を見てもどかしくなる。小太郎の告白は保留だったのだ。先生の荷物検査をろまん君の機転ですり抜ける小太郎のスマホ(ポテチの袋ね…どっかで見た気がする…)。
それぞれ友達と旅行を楽しむが、何か気が気でない微妙な二人の距離感。土産物売り場で茜と千夏が部員たちへの土産を選んでいるとひょっこり現れる小太郎。千夏が気づき、土産物はどれが良いと気軽に聞いてくる。茜はそこそこと逃げて、小太郎が気づく。
夜、小太郎が茜にLINEしようと悩む。茜はクラスメイトと恋ばな。茜は気になる人と、告白されたことを話すが、小太郎のこととは知らない。繋がる二人、が、小太郎はろまんたちとのいざこざからスマホを没収されてしまう。しかも、茜に待ち合わせの時間と場所だけ伝えて。
翌日は自由行動だった。小太郎のLINEが中途半端で気になる茜だが、友達と出掛けることに。茜を見つけても話せない小太郎。
時間が気になる茜。友人にも本当のことが話せない。それを悟り、茜を一人にする友人。茜は指定場所で待つが小太郎は来ない。小太郎も雨の中、傘も差さずに向かうがすれ違う。千夏を見つけ、思いきってスマホを借りるが、茜の番号が分からない。千夏が気づき、茜に繋ぐ。ワケわからないといぶかる茜。
改めて二人きりになる。茜は小太郎に今の気持ちを伝える。「もっと安曇くんと話したい」と。それが告白の答えだった。

くぅぅぅぅ~、何で毎回ラスト3分、心が締め付けられるんだよ‼ もう…茜の答えがキュンキュンするんですが‼ ちくしょう、あの日に帰りたくなる。
スマホがあってもすれ違いはこうして起こるんだ、それをうまく描いていたなと思います。それと、京都の景色が綺麗。だからこそ、良い話に見えるんですよね。作画班、素晴らしいです。
今はまだ、二人のことが周りにはバレていない状況の話で、千夏だけが気づきはじめている感じです。これから二人は付き合うことになるのだろうけど、友人やクラスメイトに知られるようになったときにどんなに状況になるのか、気になります。まず間違いなくこの辺りの話が描かれるのでしょうけど、どうなることか。
気になると言えば、茜のスマホはどう検査をすり抜けたのでしょうか。気になります。{/netabare}

5話…日常
{netabare}小太郎と茜が付き合い始める。教室で顔を会わせるも、目線で照れる二人(実に初々しい)。
テストの成績が思わしくない小太郎は先生から呼び出し。その帰りに千夏に呼び止められ会話する。なぜか張り切る千夏。
付き合いということがよく分からない小太郎と茜。それぞれ人に聞いたり、ネットで調べたり。いつもの通りLINEでやり取り。図書室へなにげに誘う小太郎に行くと返事する茜。翌日、図書室で待っている小太郎のもとを訪ねたのは千夏。
急いで図書室に向かう茜が見たのは小太郎と千夏が会話しているところだった。小太郎の通っている塾を紹介してほしいとのことだった。茜は軽く嫉妬した。
競技のタイムが上がらない茜。気持ちが乗っていない。比良に励まされるも、比良も頑張れと言うのが精一杯。小太郎には千夏が塾についてきていた。。
茜の周りでは茜が誰かと付き合っていることは感づいている。なかなか状況が厳しい。古書店に誘われる茜。小太郎と二人きりになれる。お互いが好きなことを確認できる。そのとき、千夏から茜にLINEが。それは千夏が小太郎のことが好きになったという内容だった。

「手~を、繋ごうよ」CHARAで来たか。そのシーンはぎゅううううぅっと来るのよ。もう見てるこっちが恥ずかしくなるのは何故だ!二人ともかわいいのなんのって。
千夏が絡むとは思ったけど、ストレートすぎて。普通(ってなんだと言いたくなるが)だと茜の好きな人を奪いたいという展開なんだろうけど、この物語だと純に好きになっただけだと思うんだよね。要は小太郎と茜が付き合っているのを周りが知らないから起こることだと思います。こそこそ付き合うから小太郎も茜もどうしようにもなくもどかしくなっていると。でも…そこがいい。二人とも純すぎて、周りに付き合っていると言えないタイプだろうし。どうしたら良いか分からないんだよね。でも二人きりになると本当にお互いが意識しあっていることが確認できて、それも燃えるんだよね。
さて、三人の関係はいかに…でも、どろどろにはならないと思うんだよね。この作品には合わないもの。切ない話しにはなると思うけど。{/netabare}

6話…日常その2
{netabare}千夏メールが気が気ではない茜。その事は知らず祭りの稽古をする小太郎。
朝の図書館で会う二人。小太郎は出版社から電話があったことを伝える。小太郎が出版社に行く日は茜の大会がある日で、二人は頑張ろうと指切りした。が、茜は千夏のことを伝えられなかった。
出版社に向かう小太郎。大会に挑む茜。しかし、待っていたのは現実だった。小太郎は担当者から純文学では話しにならない、ラノベ挑戦しろと言われる。茜は最後まで集中できず予選落ち。二人は落ち込んだ。その夜、会いたいというLINEで気持ちを伝える。
翌朝、図書館で結果を伝え会う。茜が好きなことをしているので頑張ると言い、小太郎も気持ちを新たにする。
帰り、茜が千夏に小太郎と付き合っていると告白する。千夏は知っていた。そして、諦めるために小太郎に告白すると宣言した。

「3月9日」はこのバックには違う気がしました。
二人の気持ちが支えになっているのに、その事で新たな悩みも抱えてしまうのはツラいね…。千夏は真っ直ぐなので共感できるけど、展開的には邪魔な存在になってしまうには可哀想な気もします。千夏は告白すると思うのですが、どう答えるんでしょうか、小太郎は。ここ、中盤の見せ所ですよね。
小太郎と茜の近づき方が本当に良いんですよね。今時こんなピュアがあるかい!と突っ込みたくなる人も多いと思いますが、中学生のころの恋って、こんなものじゃないかなと思います。だからこそ、多くの人が共感できる作品なんだと思います。{/netabare}

7話…デート
{netabare}千夏が父親からもらった遊園地のチケット、茜と小太郎を誘う予定が、いつの間にか茜の女子グループや、比良や、ろまんも一緒に行くことに。
千夏以外、小太郎と茜が付き合っているのは知らない。千夏は小太郎と仲良くしたい。そのため、小太郎と茜はチグハグ。比良と茜を仲良くさせようとする女子たち。小太郎は面白くない。逆に千夏と小太郎がいい雰囲気になっているのが気になる茜。
ろまんが熱中症でダウン。小太郎が駆けつけ、話の中で小太郎が茜と付き合っているのを察した。そのとき、LINEで比良と茜が二人きりになっていることを知る。小太郎は茜を探す。
茜を見つけた小太郎は、比良に茜と付き合っていることを告白する。戸惑う比良だった。小太郎は茜を連れて二人で駆けていく。その姿をみた千夏は涙した。
仲間とはぐれ、二人で楽しむデート。二人が付き合っていることを知った周り。それぞれの中で花火がうち上がる。

小太郎は肝心なところで男になる。こういうところがもてちゃうんだろうか。
二人の初々しいデート、見てる方が恥ずかしくなる。見てる方が恥ずかしくなるシーン、何回あるんだ? キスはお預けね。
とうとう周りみんなが付き合っていることを知りました。これまでは序章。二人が付き合っていくことに、周りがどう動くか。節子たちは小太郎とは全く考えてなかったから、茜とどう接するのか。諦めてなさそうな比良、諦めきれなさそうな千夏。それから入試に向けて、特に小太郎は成績が思わしくなく、母親も絡んできそう。けっこう重たくなって来そうな予感。そんな中、二人はちゃんと向き合っていけるのか。後半も楽しみです。{/netabare}

8話…夏休み
{netabare}小太郎と茜が付き合っている話はLINEであっという間に広まった。夏休みの登校日、クラスではその話で持ちきりのようで、小太郎と茜が教室に入ると注目の的になったが、友人たちは普通に接してくれた。
その日、小太郎と茜は部活後に二人で昼食を食べ、小太郎の稽古に茜が同行する。稽古が終わり、二人は風鈴祭りに出掛ける。二人はデートを楽しむ(後略)。

この回は内容云々書いてもしょうがない。それくらい幸せそうな二人の回でした。壁がボコボコになった人多数ではないかと(笑)。このままラブラブで終わっていい…というわけにはいかないんだろうな…。
茜は小太郎の稽古を見て顔を赤らめ、小太郎は茜の浴衣姿に顔を赤らめ、もうね、二人とも純で良いよ。デートでも二人とも思いやりが伝わる行動とるし、これは互いに惚れちゃうでしょう。登校日に茜が節子たちどこが好きか問われて、「分からない」と言っていたのに、休み明けに同じこと問われて今度は「一緒にいると安心する」ですってよ!でだ、最後の場面、分かっていたけど、あれを見せられると、もう勝手に幸せになってくださいというしかありません。(見ててほっこりやら、にやにややらが止まりません)。二人にとって大切な夏休みだったのでしょうね。実に気分が良くなる回でした。
細かいけど、千円を援助してくれたおじさん、本当にGJ。中学生の千円は大きいんですよね。茜が誕生日のプレゼント買うにもお金で躊躇したように、このアニメ、中学生の金銭感覚や金銭事情もきちんと描いているところが好感持てます。{/netabare}

9話…進路
{netabare}進路調査で悩む小太郎。茜とどこへ進むか話す。その夜、茜は父親から転勤になると言われ、戸惑う。小太郎は母親から進路についてキツく言われる。
茜にとって中学最後の大会。小太郎は大会を見に来ないでと言われていたが、こっそり見に行った。茜は自己ベストをマーク。小太郎はそれを見届けて帰る。
小太郎は父親から進路について励まされる。いつものように小太郎と茜はLINEで会話。小太郎は大会を見に行ったことを伝え、茜は引っ越すことになりそうなことを伝える…。

そんなに幸せな時間は続きません。進路、茜の引っ越し、中学生である小太郎にとっては、すごく大きな問題に感じることでしょう。これから卒業までの半年でさらに大きく変わっていくはずです。二人はこのまま付き合っていけるのでしょうか…。
小太郎の両親、父親と母親の対比が実にリアルです。男から見ると父親の励ましかたを見習いたいものですが、現実にはなかなか言えないものです。母親の言っていることも本当のこと。小太郎が進路を本気で考えていないことを見抜いての小言です。でも、これって、子供にとっては本当に「嫌」なんですよね。嫌でも言わなくちゃいけないほど、小太郎が心配なのも気持ちわかります。難しいものです。{/netabare}

10話…祭
{netabare}茜の引っ越し話に動揺する小太郎。茜は三者面談で千葉の高校に進むことを話す。
川越祭の当日。小太郎の晴れ舞台である。茜は陸上部の面々と見物。茜の前を小太郎の山車が通りすぎる。茜は見とれていた。その後、茜は比良と二人になる。比良は茜に告白した。しかし、茜は断った。その様子を見ていた小太郎。
休憩時間に逢う二人。しかし、小太郎の様子がおかしい。茜に対してぶっきらぼうだ。茜は戸惑う。正直に聞かせて欲しいという茜に対して、小太郎は比良と二人きりで話していたのが気に入らなかったのだ。そして茜を突き放すように去っていく。茜は泣いた…。
小太郎は自分自身に苛立っていた。そしてひとつの決意を固める。
茜が塾へ行く茜が目指している高校の本が置いてあった。気づく茜、小太郎を追いかける。小太郎は茜に自分も茜の高校を目指すこと、ずっと一緒にいたいことを伝え、先日のことを謝った。茜は小太郎に抱きついた。

いや~最後のキスは「もうどうにでもなれ、このやろう!」(ニヤニヤ壁ドン!)という感じでした。幸せそうで何より、というか、このまま幸せな形で終わるのだろうかっていう、ラスト2話が怖いです。

小太郎の嫉妬、ものすごく分かるわ…。このくらいの年齢の時の恋愛って、好きな娘が他の男子と話しているだけで嫉妬しちゃうんですよね。しかもそれが彼女だったら気分最悪。ゆとりがないというか、独占欲というか、もしゃもしゃするんですよね。それが彼女に伝わって微妙な空気になると、後は「選択」。どう転ぶかは二人次第。そのままダメになるパターンもあるし、今回の二人のようになる場合もあるし、難しいものです。茜は良すぎる子ですね、小太郎にはもったいない(笑)。いや、小太郎は男子中学生の「理想」かもしれません。いざというとき男になるし、気づかいできるし、やさしいし、一直線だし。どこにでも居そうな男子なんだけど、実はなかなかいない(というより行動できない)。このあたり、実にうまくキャラ設定しているなと感じました。{/netabare}

11話…クリスマス、そして受験へ
{netabare}小太郎の三者面談。勉強しだした小太郎に期待をかけるようになる母親。しかし、小太郎は茜が受験する高校を受験すると言う。家に帰り、母親から叱られ、反抗する小太郎。それでも本気な小太郎は勉強を続けるものの、母親とはしっくり行かない。小太郎の部屋を掃除した母親は小太郎の本気を感じて…。
一方、茜はクリスマスプレゼントに贈るマフラーを編んでいた。姉から小太郎とは別れることになるかもしれないと話されるが、ひかない茜。
クリスマスのデート。家族の応援は大切だと話し合う二人。茜は高校に合格した。
ある日、父親から受験しても良いと伝えられる。そして、母親が小太郎が本気になっているので受験させてあげたいと担任に話したことを教えられる。
さらにがんばる小太郎。母親の話もチキンと聞くようになった。そして受験当日を迎える。


う~ん…「未来へ」はダメだ、泣けと言っているようなものだ。実際泣いたけど…。今回は両親との話、特に母親と子供のすれ違いに、本気の子への両親の思いがすごく良く伝わってきた回でした。そうだよね、本気になっている子供を押し付けるような親では、親ではない(当然、間違った方向でないことが条件だが)。小太郎が反抗する気持ちもよく分かる。が、そこで本気で挑んでいることが大切なんでしょね。中途半端は見抜かれますから。
茜の姉が言っていたことも正論。今の二人には通じない言葉だろうと思いますが、実際はそうなんだよね。このあたりも実にリアルだなと思います。

さて、もう最終回になってしまいます。たぶん、小太郎の受験は失敗すると思います。これまで成績が悪いと散々描いているわけですし、上がった描写もないです。このアニメの作り方を見る限り、二人揃って合格ハッピー!はありえません。あったらかえってがっかりです(超個人的な考えだが)。二人、離れ離れになってどうなるかがこのアニメの最大の評価になる、そんな予感がします。千夏がずっと切ない表情なのも気になるんだよね…。
どんな結末になろうが、お気に入りを変えるつもりはありません。それだけのものを見せてもらいましたし。楽しみだ。って、BS11、放送日変更?少し我慢しろってか!{/netabare}

12話…卒業
{netabare}小太郎の受験は失敗だった。落ち込む小太郎を慰める茜だったが、小太郎と離れるのが不安だった。小太郎は大輔から小説を書くことを勧められる。
市立の合格発表。小太郎は合格。そこに千夏が現れ、千夏も合格したこと、小太郎と一緒なのが嬉しいこと、そして…小太郎が好きだと告白した。小太郎は断った。
千夏が茜に合格と告白したことを報告。茜は動揺する。
卒業式当日の教室では思い出づくりが行われていた。小太郎と茜は友人たちに急かされ、一緒に写真に収まる。ろまんから小説を投稿したらと勧められる。
茜の引っ越しが近づく。小太郎と茜がデートをするものの、茜の気持ちが溢れ出す。小太郎への思いと訳の分からない不安と、ぐちゃぐちゃな心。キスをして走り去る茜。小太郎もどうして良いか分からず立ち尽くすことしかできなかった。
茜が旅立つ日。千夏から小太郎の小説のことを知る。小太郎が投稿した小説は茜との出合いからこれまでの軌跡だった。
小太郎がコメント欄を見て茜が読んでいたことに気づく。終章を読む茜。小太郎の思いを知り泣き出す。小太郎は追いかける。茜の乗った電車に心の底から「大好きだ!」と叫んで。二人の中学での恋は終った。

最後の最後までグッと来る展開で、本当に良かった。茜が不安でどうしようにもない切ない思いと、それを見てもどうすることもできない小太郎の戸惑い、見ていて痛々しいし、互いが本気で好きなんだというのが伝わりました。幼い恋心だと思っていたのが、本物になっていった過程を見たなという感じでした。
EDでの種明かしは薄々気づいていたとしても、絵を乗せられると感動すらします。小太郎が叫んだところで終わっても全然良かったのですが、これは見ていた人へのボーナスだと思いました。中学の頃の恋がそのまま伴侶になる例は多くはありませんし、ましてや遠く離れて別の高校時代を過ごして一緒になるなんて…。でも、この二人ならそうあってほしいなという、どこか願ってしまうくらい、良いものを見せてもらったと思います。
Cパートカップルや主人公のその後も見たかったですね。なにか動きがあればなと思います。
全12話、素晴らしい青春+恋愛ストーリーを堪能させてもらいました。{/netabare}

個人的には今期一番の作品となりました。文句の言いようがありません。中学時代の恋と悩み、友人関係、親子、それを丁寧に丁寧に描いていたと思います。
軸は小太郎と茜の恋模様なんですが、じれったいのとキュンキュンするのと、ワケわからない感情が毎回続いて、最後まで掴んで離しませんでした。

1話ごとのレビュータイトルには話に織り込まれた行事を入れたのですが、見直してみると夏休みが8話なんですね。つまり、二人の出会いから恋心を抱いて、カップルになっていく過程をじっくりと描いたということです。恋ってこの過程がもっとも重要なんだなと改めて思いました。

小太郎と茜の気持ちや行動に心動かされる人が多かったのはそれだけ多くの人が思い当たる過去があったからだろうと思います。もちろん、逆もしかりで全く理解できないという人もいたことでしょう。この作品の最大の見所は「どこにでもありそうな」という話をアニメにしたことだろうと思います。そしてもうひとつ重要な点はどこにでもいそうな人物でありながら実のところそうはいないという点です。
小太郎の行動はまさに「理想」。茜への思いを伝えるシーンや一途で千夏に振り向きもしないところなんかなかなかな男前。そして小太郎の両親も理想過ぎる両親像。こうあれば、こうであったならば、そんな理想像が共感を得たのかもしれません。

難癖つけるとすると東山さんの歌。東山さんの声は大好きなんですが、歌となると別です。川嶋あいの曲、イメージにぴったりですが、一週間フレンズのイメージが強いだけに、ここは歌がとても上手い人を使っても良かったのではないかと思いました。作画もキャラデザインもイメージに合ったものだと思います。それ以外にも書きたいことはヤマほどあれど、もう二周くらいしてから書こうかと思います。まずは素晴らしい作品をありがとうです。

青春の甘酸っぱく、純でピュアな作品が見たいという人にお勧めします。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 67
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛とは互いに見つめ合うことではない。ふたりが同じ方向を見つめることである。 ~「恋」が「愛」に育つ物語~

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
まず、かなり好評価です。その上でこの作品をアニメにする意味があるかと問われれば、正直微妙なのですが、美しい風景は十分に視聴者を引き付けるし、「響け ユーフォニアム」の「黄前久美子」を彷彿とさせる、「小原好実」さんの押さえた演技は作風にピタリと合っていました。音楽も素晴らしいです。たくさんの言葉や大袈裟な事件を重ねるのではなく、細やかな描写の積み重ねで人物の心象に迫る手法は、まさに小説そのもの。いずれにせよ、純愛モノとしては、過去を見てもかなり高水準な、あるいは新しいタイプの良作だったのではないでしょうか。

もちろん、私はオッサンなので、「キュンとする」というより、「生暖か~い目」で、若人達を見守っていましたが(笑)


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
不易流行(変わらないもの、変わり続けるもの)がテーマだと思う。

例えば、教科書にも載っている、与謝野晶子の有名な短歌。

「なにとなく 君に待たるる ここちして 出でし花野の 夕月夜かな」

(なんとなく、あなたが待っている気がしたから、外に出てみたら、美しい月明かりに照らされた花畑が広がっていました)

なんて、ロマンチックな経験をすることは、今はもうないのだろう。

スマホでいっぱつ、「今、何してる?」で、事足りるからねw

自分らが中学の時の恋愛も、今よりもっと不便だった。家電(あれ? 死語?)にかけて、親が出るとか、お姉ちゃんが出たのに勘違いしてタメ口きいちゃって、「あっ、妹に替わります」なんて気まずさ、今はないんだろうなw

つまりは、文明の利器(あれ? 死語?)により、いつでも意思の疎通が「可能」になった時代。それが、本作の舞台。

その「時代の変化」が、「流行」。

でもそれは、「can」であって「do」とは限らない。

伝えられても、伝えられない気持ちもある。

そこに漂う、もどかしさや切なさといった人の心は、科学技術の進化にとらわれず、不変で普遍のものである。

という「人間」が、「不易」。

最終話、LINEを止めて、「走って」「大好きだ」と「叫んだ」ところなんて、分かりやすい。「走って大好きだと叫ぶ」なら、平安時代でもできるしねw

男と女、というより、男子と女子の恋愛を徹底して描いた作品だったと思う。綺麗なだけじゃなく、ドロドロも微エロも爽やかも、色んなものがあった。

この作品の上手さは、茜と小太郎に、互いの愛を確信できる「何か」が、ずっとなかったという点だろう。二人は幼馴染でもなければ、世界を救う仲間でもない。部活も違うし、これといって何か重大な事件を乗り越えたわけでもない。ただ、「なんとなく惹かれ」「なんとなく付き合っているだけ」。そんな二人だから、自分達の恋愛に自信が持てず、相手の気持ちや行動を疑ったりもする。実に普通の中学生だ。というか、その「確信」を探し続けている期間を、「恋」と呼ぶのかもしれない。


さて、この作品、「愛を日本語に訳す際に、月が綺麗ですね、と夏目漱石が言った」という話を大事に使っている。

その逸話自体は都市伝説だが、ただ、当時の日本に「I love you」にあたる日本語がまだなく、沢山の翻訳家や学者が苦労して捻り出していたのは事実。つまり日本人は、「愛とは言葉にして伝えるものではなく、自然と伝わるもの」だと考えていたようだ。

つまり「I love you=月が綺麗ですね」は、「同じものを観て、同じことを感じられるのが、愛だ」ということ。それはレビュータイトルのサン=テグジュペリの言葉とも重なる考え方だ。

第3話、神社での告白シーンであり、タイトル回収の重要な場面。両者とも、「月が綺麗」という感想では共通していたものの、茜は空の月を見ていて、小太郎は水面の月を見ている点に、二人の微妙な違い、まだ交わりきっていない心を観ることができた。その伏線が、最終話にしっかりと生きてくる。

最終話、「大好きだ」という小太郎の力強い再告白。(ネット小説も含め)ここで二人は、微かな「確信」を得たのだろう。そこに登るのは、「昼の月」。3話とは違い、二人が同じ月を見ているという点で、「恋」から「愛」に成長している描写にしたのは上手い。しかし、そもそも「昼の月」とは、「見えてはいても存在感の希薄なもの」という意味もある。所詮は、15,6歳の恋愛なんてそんなもんだろう。

だが、それを一気に深めたのが、ED。結婚→出産まで見せちゃう流れは、蛇足か? とも思ったが、LINEの文面までしっかり読んでいくと、実に微笑ましく、「これはこれでアリ」と思えた。小説が大事なテーマだけに、「行間を読め」ということかな。

結局二人には、その後も大きな事件は起きなかった。それでも、共に過ごす「時間」を、「日常」を大切にしていくことで、「自然」と、「恋」を「愛」に変えるような確信がもてたのだろう。

そんな、いわば「普通の恋愛を普通に描いた」作品であるため、ともすれば退屈に思えてしまうのがやや難点ではあるものの、アニオリで12話で破綻なく、ブレずに純愛アニメをやりきった制作に、拍手を送りたい。
{/netabare}


【余談 ~サブタイまとめ(文学部的レビュー)~】
{netabare}
1話目「春と修羅」{netabare}
宮沢賢治が生前に唯一刊行した詩集として有名。表題作である「春と修羅」は、美しい現状(春)についていくことのできない自分(修羅)の心の揺らぎや(特に妹を失った)悲しみを描いていると思うんだけど、この第1話との繋がりは特に見えてこないな。これが自分の読解力の無さ故のものなら良いんだけど、「春」「四月」なんて単語に引っ張られているだけだったら、正直がっかりかな(文学好きな主人公だけに)。{/netabare}

2話目「一握の砂」{netabare}
石川啄木の歌集として有名。「春と修羅」もそうだけど、中には色んな詩や歌が入ってる(し、全部理解している訳でもない)から、もしかしたらなんかぴったりのがあるかもしれない。ただ、個別のタイトルまで示されているわけではないから、表題作を考えるしかないんだけど、確か二首目に「一握の砂」というワードが使われていたはず。その意は「一人一人のちっぽけな人間、一瞬一瞬を大切に生きていこう」みたいなことだったかと。う~ん、まあ、関係あると言えば、関係あるか? 無いと言えば無い。

ところで、なんで賢治と啄木が続いたのかな? 二人の共通点と言えば、「岩手県出身」「売れる前に若くして死んだ」ってことだけど、調べたら監督も構成も関西だから、岩手は関係ないか。まあ、「若くして死んだ」ってことで、「命短し恋せよ乙女」的ななんかなの?{/netabare}

3話目「月に吠える」{netabare}
日本近代詩の父と称される、萩原朔太郎ですね。「月に吠える」は全編を通し、死や絶望といったネガティブな雰囲気満載だけど、まあ確かに新人賞に落ちた話だし、ネガティブと言えばネガティブ。ただ、それを茜に慰められニヤニヤしてるくらいだから、朔太郎の雰囲気は感じられない。

過去3話の共通点、「岩手」「夭逝」は崩れたけど、「その詩人の第1詩集」という共通点は生まれたかな。「若さ」ってこと?

いや、これは、1話「始業式→春」、2話「体育祭→砂」、3話「月」という、なんの深みもないサブタイですな。。。{/netabare}

4話目「通り雨」{netabare}
……誰の作品かな? これまでのパターンだと、近代に活躍した詩人や歌人なのかな? 正直、分からない。なんなら、「雨ニモマケズ」で良かったんじゃ?
→ニャンキチ君さんから、情報提供。宮本百合子さんの小説と判明。短編だったんで、青空文庫で読んでみました♪
→確かに、雨宿りの小説だったんで、これまでで一番作品の内容の繋がりが深い。そして、これまでで一番マイナーな作品。邪推すると、「今までのサブタイはタイトル重視でメジャーな作品を選び、今回はたまたま、小説の内容も知っていたから、本編との内容まで関連させてみた」とも考えられますね。{/netabare}

5話目「こころ」{netabare}
夏目漱石の代表作ですね。まあ、三角関係繋がりで分かりやすい。にしても、じゃあ最後に、茜も千夏は自死を選択することになるのかな、「こころ」展開なら(もちろん、それはないけどw) 「しかし、 君、恋は罪悪ですよ」{/netabare}

6話目「走れメロス」{netabare}
ここでようやく、太宰ですね。有名な短編だからしっている人も多いだろうけど、友の命をかけて走る話で、「信頼」「真の友情」なんかがテーマ(ほんとはもっと深い解釈はあるけど)。まあ、茜が陸上部で「走る」つながり、親友の告白を許容できるかで、「真の友情」と、内容とも少しリンクするサブタイでしたね。{/netabare}

6.5話目「道程」{netabare}
高村光太郎の詩。海外留学を通し、これまでの自分の人生のルーツを考えてきた時に、自らに流れる父親の教えや日本の文化が根底にあったことを自覚し、今後の人生を自らの力で切り開いていこうという、「自立」「決意」の詩。まあ、これは内容には関係なく、(これまでの)「道程」をおさらいするという、タイトルだけで決めた感じですね。{/netabare}

7話目「惜しみなく愛は奪ふ」{netabare}
よく分からんからググったら、有島武郎の評論集? 当然、読んだことないよ(笑) wikiによると、「人を愛するということは、相手の全てを奪って自己のものにする」という思想(エゴイスティックな愛)を表しているらしいけど、なんか、「アイラブユー=月がきれい」と、逆の捉え方じゃない? このタイトルで、良いのか? {/netabare}

8話目「ヰタ・セクスアリス」{netabare}
森鴎外の小説だね。ラテン語で性欲求的生活。まあ、二人とも、芽生えてたしねw{/netabare}

9話目「風立ちぬ」{netabare}
言わずと知れた、堀辰雄さんの小説。ジブリで一気に知名度上がりましたね。愛する男女の別れ。まあ、遠恋にかけてるんだろうね。{/netabare}

10話目「斜陽」{netabare}
またもや太宰。サブタイでの同一作家は初めてですね。つかこれ、没落貴族を題材にした、滅びの美がテーマなのだが、二人の恋愛は崩壊していくってことかい?{/netabare}

11話目「学問のススメ」{netabare}
言わずと知れた、福沢諭吉の名著。まあ、勉強しろってことですねw{/netabare}

12話目「それから」{netabare}
まあ、あんまり深い意味はなく、「それからの二人はどうなった?」だけだと思います。一応、「それから」も恋愛の話で、主人公が結婚を決意する話だけど、もし、「それから」の主人公を小太郎に重ねるのなら、小太郎は無職のロクデナシなのに、茜を嫁にもらったということになるよ(笑){/netabare}

〈結論〉
多分、サブタイは響きやタイトルの言葉の意味だけで使っていて、その小説の中身とアニメの内容まではリンクさせていない。いや、一部リンクはしてるんだけど、まあ、「内容まで合うなら合った方が良いよね~」くらいにしか感じない。途中でそれは分かったんだけど、書き始めたから最終話まで書かなければいけないという、苦行だったw
{/netabare}

【各話感想(アニオリのため、ここも長いw)】
{netabare}
1話目
{netabare}
犬大大募集のクダリは、(大人から見れば)クダラナイことでも楽しんでしまう子供の有り様を表したいんだろうね。鍵の貸し出しBOXとか部活の雰囲気とか、結構リアルです。格好つけてアイスコーヒーね。親同士の挨拶とか、マジ恥ずかしいよね。親に思春期と言われる恥ずかしさw ヒロインの声、棒かリアルか悩むところ。作風には凄く合ってるけどね。男子中学生なんてホントにちょろいから、あの程度のことでもちょい好きになっちゃうよね。
{/netabare}

2話目
{netabare}
中学生があまり太宰に傾倒するのは感心致しませんなw 茜のフォームだけ、ちゃんと陸上部っぽく描いてるのは芸が細かくて○。目線がいちいち男子中学生だなw 女子中学生も、嫌な感じw
{/netabare}

3話目
{netabare}
修学旅行前に付き合う? ドコノセカイノハナシデスカ? うちの学校は海外だったからか、男女別でしたよ(涙)。陸上の大会の雰囲気はかなりリアルだね。作法をやたらしっかり守った参拝。小太郎と拓海、静と動の対比ですな。ここで、「月が綺麗」……なんかこう、痒くなるなw 両者とも、「月が綺麗」では共通してるものの、茜は空の月を見ていて、小太郎は水面の月を見ている点に、二人の微妙な違い、まだ交わりきっていない心を観ることができて、そこは上手かったです。
{/netabare}

4話目
{netabare}
まあ、そこに携帯隠すのは、女子ならすぐに思い付くよね。修学旅行初日に箱菓子買うなんて、旅行初心者だねw 送信だけで、スマホ没収はなかなか良い展開。色んなパターンいけるね。でも、最近の修学旅行でスマホ持ち込み不可とかあり得ないと思うんだけど、安全面考えても。学校も持ち込みOKでしょ、授業中にいじらなければ。そこで不機嫌になる茜、なかなか萌えポイント高し。ここで付き合うということは、この後色々波風がたつのでしょうね。そして、最後に同じ月を見られれば、3話での伏線が生きてくるけど、果たして二人の見る月の違いが伏線だったかは、微妙かな。それはともかく、Cパート、修学旅行で当たり前のようにラブホに行くカップルって、(茜達との対比かもしれないけど)作品の世界観、ぶち壊してない? あそこ、慢喫じゃあダメだったの?
{/netabare}

5話目
{netabare}
誰にも知られずに付き合ってる、思春期特有のあの感じ、良いよね♪ なんか少し、少女漫画展開? 付き合うってなにするの、ね。検索世代めw しかしこの作品、不易流行というか、(スマホを使いこなす)最近の中学生の中にある、昔から変わらない部分(純愛)を徹底して描いてますね。自分が中学生だったら、普通に千夏の方に惹かれるかも。小太郎が千夏と昼休みを過ごすのは嫉妬するのに、自分が拓海と放課後を過ごすのはOKなんて、ホントに女子ですね、茜さん。漱石はまあ、三角関係好きだしねw あと、漱石はアイスクリーム好きです(関係なしw) 最後のは、太宰の「斜陽」の一節ですね。この展開、千夏が「茜が小太郎を、もしくは小太郎が茜を好き」なことを知ってるか知らないかで、小夏の評価って180度変わるよね。
{/netabare}

6話目
{netabare}
アイス一口頂戴って、彼氏はあげないよってことの伏線だね。出版社からの呼び出しが大会当日って、これは、夢か恋か?の展開になるのかな。470円が高いと思うなんて、中学生だな~。なぜ、3月9日? 先にちゃんと言う茜は偉いが、分かった上での行動なのね、千夏さん。千夏の評価は、ややダウン? まあ、確かに純文学は儲からんが、その言い方は、純文学にもラノベにも角川(山)文庫にも失礼じゃ? 渡されたラノベ、「小林さんちの台所事情」って、なぜに異種間交流させようとするかな(笑) 夜に「会いたい」「私も」なのに、あくまで朝早く図書室ってところが、中学生(笑) 小夏、ちょっとやりすぎ暴走しすぎで、中学生らしいけど、評価は下がるだろうな。
{/netabare}

前半抄
{netabare}
ガチの総集編だった。新カットもないし。OP映像だけ変わったけど。Cパートでもなんでも、少しくらいおまけがあっても……。まあ、ここまでかなり作画は頑張っているので、許します(上目線)w 後半もファイトです!
{/netabare}

7話目
{netabare}
東京ドームシティ、大学近かったから、何回行ったか分からんくらい行ったな。千夏さん、(このアニメが好きな層からの)好感度だだ下がりっすね(汗) ここまでプラトニックな恋愛や、中学生ならではの不器用な恋愛を描いてきて、それが好評だった中での、この三角関係展開。吉と出るか凶と出るか。コタ君、格好良いな~。まあ、ヒラ君からすると、「ふざけんなよ~。思わせ振りな態度とりやがって~。」だよな。千夏さんの涙で好感度回復した剣道部は、ちょろいw すごいどうでも良いんだけど、今、たまたまレンタルで観てるのが「私モテ」で、落差がパナイ(笑)
{/netabare}

8話目
{netabare}
いや、よほどの有名人以外は、付き合ってる程度で注目されんでしょ、今日日。まあ、同じクラス内でってのは気まずいし、リスク高いけどね。宿題のワーク(表紙)、超リアルw 両者とも、浮かれてますね。いや、握らせるの千円って、ケチか(笑) アホだな~、中学生の恋愛なんて、金使わずに楽しめることこそ、醍醐味なのにね。大人になったら、金使わずになんて無理だし。いちいち許可制ってのが、中学生だね。先週からキスしか頭にないね。夏祭り、やっぱ良い曲だよね~。
{/netabare}

9話目
{netabare}
進路と恋愛。遠距離になりそうですね~。茜と小太郎、どっちが相手に依存しているのかな? どっちもかな? 女子で13.70は、普通に考えて速いけど、まあ、市ではというレベルで、県には届かない感じですね。千夏さん、ヒラ君、未練ですな~w
{/netabare}

10話目
{netabare}
県外なのに一緒の学校受けるとか、引くわ~。と、ならないところが、中学生だね。中学生通しの寒いノリがリアル。ちなみに、男にとって、純粋な意味での女友達なんていないけど、女性には純粋な意味での男友達がいるというのは、自分の経験則です。小太郎、の心狭~い。中学生の恋愛、暴走中ですね(笑)
{/netabare}

11話目
{netabare}
親が金ださなけりゃ、県外の私立なんて行けないしね。お姉ちゃん、正論w まあ、親が死んでも腹は減る、とも言うしな。まあ、普通は引くよな。親の心、子知らず。まあ、中学生なんてガキんちょだという話。試験に落ちる展開を期待してしまうな、リアル路線できているだけに。
{/netabare}

12話目
{netabare}
やはり落ちたね。まあ、そうだろうね、この作風なら。流石に、受験に落ちた程度で、人間失格はやり過ぎw 千夏さん、もう少し待ったらチャンスくるのに(笑) まあ、そこまで打算的に動けない、ということかな。いや、普通は告られたことなんて、言わないよ(苦笑) 千夏さん、どうやって見つけたの(笑)
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 64
ネタバレ

丸太武漢肺炎天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

中学生の甘酸っぱい初恋の顛末

1話。
監督が岸誠二、脚本がファンタジスタドールの柿原優子のオリジナルアニメということで期待していた作品。
思春期の中学生の初々しい初恋が描かれるようだ。
なんで高校じゃなくて中学にしたんだろうかと疑問だったが、見ていて中学生男女の不器用な感情表現を描きたかったからかなと思った。岸監督はJCだけしか出てこないゆゆゆを作ってるうちに、男子とのからみも描いてみたいと思ったのかもしれない。
{netabare}ファミレスで出会って気まずい雰囲気とか{/netabare}実にリアルに描けていた。ヒロインの茜の声がかわいくて、見ててニヤニヤしてしまった←キモい
でも自分が中学の頃には、ギャーギャーうるさい女子ばかりでこんな内気でおとなしい子なんかおらんかったぞ…。
主人公の小太郎が文学少年なので中学にしては知識をつけて大人びている所があって、そこが話の鍵になるのかな。

作風としては萌えを抑えたドラマっぽい作りで、このまま最後まで平和な雰囲気でもいいかなと思うが、岸監督のオリアニだからどっちかがいきなり事故で死んだりするんじゃないかと戦々恐々している。

作画は背景が綺麗で新海誠モドキって感じだけど、少し実写トレスっぽいなと思った。
OPとEDは両方とも東山奈央が歌っているけどちょっと推し過ぎじゃないだろうか。

2話。
2話にして早くも壁殴りたくなってきたぞ…。
{netabare}茜の揉んでるやつ見てると四畳半神話大系のもちぐまん思い出すな。
ろまんだけ髪がピンク色だけど主人公のイマジナリーフレンドってオチじゃなければいいが。{/netabare}
Cパート含めて1話ほどリアル路線って感じじゃなくてラブコメっぽくなってきた感あるな。
公式サイトのキャラ紹介と相関図見ると先の展開が読めてしまうんだが、見ない方がいいかもしれない。

3話
{netabare}アッハー浪越とか「初恋」とかネタがおっさん向けすぎるやろwwwそらのおとしものでも使ってたね。色褪せない名曲。
夏目漱石の月が綺麗ですねネタはグラスリップでもやってた。
終わりのニヤニヤタイムから一気に告白して勝負に出た小太郎。意外と展開早かったな…岸監督は今回は3話で仕掛けないとダメだと思ったのかな。ゆゆゆの3話がにぼっしー登場だけの回で叩かれたのを根に持ってるのだろうか。{/netabare}

4話
{netabare}やはり小太郎は早まったかと思ったが、結果オーライだね。
女のめんどくさい感じが良く出ていた。千夏は応援してくれているけど今後ちょっかいも出してくるかな。
Cパートは中学生でそれはちょっと…と思ったけど未来日記も中学生同士でやってたしな。{/netabare}
背景は良く描けているけどCGのモブをどうにかしてほしい。

5話
{netabare}千夏乱入キター!まぁ公式サイトの相関図で分かってたが…。
りえしょんは損な役をやることが多いな。アニメ声なのでこの作風ではちょっと浮いているし。優れたアニメ声優であるのは確かだがそれが仇かも。茜をほたるんの声で聴いてみたい気もするが。
中学生がクラスでラブホの話するのはちょっとリアリティに欠けるんじゃないかと思う。
あと大学受験は成功したが高校受験で失敗した身としては小太郎には勉強しろと言いたい。{/netabare}
なおYahoo!知恵袋が出てくるアニメはワタモテ、クロムクロに続き3つめ。

6話
公式Twitterによると制作がひっ迫してるそうだけどこのこだわりの背景作画じゃ大変だろうね。
{netabare}なんか千夏腹黒いよなあw天然トラブルメーカーかもしれんが…茜は千夏のせいで動揺してタイム悪くなったのが明らかだし。千夏は諦めるために告白するとか言ってるが、なんか策を用意している気がする。小太郎に茜の悪口を言う、まではしないだろうが…ラブコメでよくあるいきなりキスして既成事実を作る、かな。それで茜が怒って別れれば万々歳。
どうもさやかと仁美を思い出してしまう。ゆゆゆもそうだが岸監督はまどかをかなり意識してるような…。
小太郎の出版社の件はなんかカドカワをdisってるようなwカドヤマだけど。
小太郎は純文学にこだわらないで、文学っぽいラノベを書けばいいんじゃね。キノの旅とかココロコネクトとか俺ガイルとかグリムガルとかいくらでもあるでしょ。その辺、編集者がちゃんと指導しろよと思うが。十代のラノベ作家として売り出したいんだろうけど。
Cパートは…美羽性格悪いw稲葉は愛想尽かしそうw{/netabare}

7話
{netabare}OP変わった。やっぱり実写のままは嫌だったのだろうかw
遊園地でそれぞれ意中の相手に積極的に迫る拓海と千夏だったが二人とも時すでに遅し、小太郎が打ち勝った。察してくれた盟友ろまんに勇気づけられたのかな?そしてキスまで…。ここまでくると残り話数はどうなるんだろう。
千夏はウザく感じてたので泣いているのを見てざまぁと思ってしまったが、さやかちゃんの姿がオーバーラップもしたな。
負け組同士で佇んでいたけど、拓海は男らしく身を引けるのだろうか…。
Cパートはまた濃いw女子トイレ談義はリアルに感じた。実際はどうなのかは知るわけないけど。
さくらは相変わらず痛かったが地味だけど可愛い設定なんだろうか?それともブスなのかな。
それにしても中坊でラブホは無いわーと思う。{/netabare}

8話
{netabare}恋愛物にはトラブルが付き物なのだが、この作品はそうではなくストレス無しに二人の関係が進んでいくようだ。
周りも応援してくれているようで、千夏は茜に「いいなー」とか言ってるけど内心どうなんだろう。
ジッタリンジンの夏祭りはワタモテでも使ってたな。
最後はしっかりとキス。これ以上は進まないよな…まさか未来日記みたいに中坊でも最後まで行ってしまうのか?
Cパートがだんだん面白くなってきたw美羽相変らずひでえw
さくらは初めて可愛いと思った。
葵はこういうキャラなのかw陸上部のゴッド姉さんだな。{/netabare}
人物の作画が崩れ始めているのが残念。背景は頑張ってるけど。京アニだったらなあと思うが、京アニの演出だとクドくなりそう。やっぱ関西の会社だよな。

9話
{netabare} やっぱりすんなりとはいかないね。
茜の引っ越しは公式サイトのキャラ紹介で読めてた。ネタバレを抑えた内容にしたほうが良かったと思う。でも埼玉と東京住みなら近いからいいじゃんって最後は割り切るのかな。
小太郎は底辺高行ったらあの花のじんたんみたいに不登校になりそう。
ラノベを書いてみるようだが勉強はずっとやらないのか…。
拓海は全然諦めてないのでどこかで仕掛けてくるのだろう。同じ高校行けばワンチャンあると思っているんだろうね。
Cパートのラブホネタがくどいけど、どうせ岸が「俺は中学で行ってたし!」って言って作らせてんだろうな。この監督はそういう嫌な所があるんだよね。ゆゆゆでも嫌いな部分は結構ある。{/netabare}
茜の母親がマスクをしていたのは公式Twitterによると実際に斎藤千和さんが風邪をひいていたからとのこと。プレスコ&オリジナルアニメだからできることだな。

一つここまでずっと違和感を覚えていたことがあるのだが、{netabare}小太郎が勉強か小説の執筆かという二者択一を迫られているのがおかしい。
中学の勉強ごときがしっかりできてないのに小説を書こうとか論外。作家には文章力だけでなく、英語や歴史や理科や数学、神羅万象の知識が必要だ。有名作家の大半は一定の学歴を持っているものだし(小太郎の尊敬する太宰治は東大入ってる)、稀にリアル鬼ごっこやケータイ小説のような酷い文章でも売れた作品もあるけど、それこそ小太郎から見ればラノベ以下の軽蔑すべき作品だろう。アニメ化された小説をいくつか読んでみたが、やはり京大卒の森見登美彦が一番小説家としては優れていると感じる。
この辺ちゃんとしてないのはアニメ業界人が作ったオリジナルだからなんだろうね。{/netabare}

10話
{netabare}ずっと練習してきた川越祭りは後味の悪い結果に。小太郎がすねたのは色々なことが上手くいかなくてむしゃくしゃしたんだろう。祭りで頑張ってもなんか報われなかったし。
小太郎は親に遠い高校を受けたい理由をどう説明するんだろうか?まさか好きな子がいるからとは言えないだろう。
最後のキスは壁殴りものだった。
Cパートは…全然活動してない文芸部の状況は問題視されないのだろうか。{/netabare}

11話
{netabare}小太郎の希望は理不尽だしそりゃ親も怒るわな。が、一人息子にはやはり甘くて折れたw
二人の恋愛はもう上手くいきすぎて、まるで呼吸をするように普通にキスしやがる!でも千夏がなんか思案ありげだったが…ラストアタックを仕掛ける気か?
小太郎のプレゼントが茜と比べてあまりにしょぼかったのはリアルかな。男のプレゼントは適当w
茜の姉貴が言った責任取れるの?ってのもごもっともだよなあ。中学からずっと一生つきあうわけないのに、くらいのスタンスのほうがいいのかも。
なんだかんだCパートが無いと寂しい…。
次で最終回だが(番組表確認済)ゆゆゆのインタビューでああ言ってた岸監督のことだから小太郎も合格してハッピーエンドじゃないかなぁ。でも千夏もかわいそうだし…とか思ってるかも…{/netabare}

12話
{netabare}偏差値60超えの志望校には小太郎の付け焼刃の受験勉強は通用せず不合格。
そして小太郎の前にラスボス千夏がたちはだかる。小太郎はもちろん断ったが、ぐずる茜。めんどくさい女のようにも思えるが、ここは10話と逆の形で相似になっているんだよね。10話では茜が告られて小太郎が腐っていたけど。茜の場合、告白したのを言ってくれた千夏よりも言わない小太郎とまだ距離があると感じて悲しくなったのかな。
そして小説家になろう…じゃなくて目指そうに恋の顛末を投稿してレスをつけることで、愛を確かめ合う二人であった(なろうに実名で投稿って…)。
でもこの展開は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と同じなので残念だった。ALWAYSの場合芥川賞候補作が雑誌に掲載されてそれをヒロインが読むという違いはあったが。昔は紙媒体で今はWeb。
エンディングは二人のその後の結婚に至るまでが描かれて(ここまでのEDのLINEの種明かし)、まるでアマガミSSみたいに感じたが、小太郎は結局小説家にはなれなかったね。個人的には二人が別れて小太郎が作家になるENDの方が良かった気もする。二人は大学くらいは一緒の所に行けばよかったのにと思うが小太郎が茜の学力にずっと追いつけなかったのかなwでも茜の方が就活で苦戦しているようだったけど。{/netabare}

【総評】
主人公とヒロインが息遣いやうなり声や沈黙をリアルに演じてアニメらしい演技を一切しない(脇役は別)、実写ドラマのような甘酸っぱい思春期恋愛アニメ。それでも実写よりキャラクターが記号化・抽象化されいてるというアニメの特性は生かしていると思う(逆に言えば今の時代に若手のいい役者がいないという問題があるのかな)。
古典的な内容ではあるが、LINEやWebサイトといった現代のアイテムを使って「今の中学生」を描いている。
ただ難を言うと、最終回の展開が映画{netabare}「ALWAYS 続・三丁目の夕日」{/netabare}に酷似しているのと、OPED挿入歌を歌うのが全て東山奈央なのに辟易した。決して下手なわけじゃないけど。
あとCパートの面々のその後が見たかった。先生や美羽やさくらを特に。EDを二人のその後じゃなくて同窓会にすれば他のクラスメートを出せて良かったと思うんだが。その辺はBDの特典かな?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 36
ページの先頭へ