平池芳正おすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの平池芳正成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月08日の時点で一番の平池芳正おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.6 1 平池芳正アニメランキング1位
ソルティレイ Solty Rei(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (689)
3964人が棚に入れました
12年前にブラストフォールと呼ばれる原因不明の大災厄が発生した。これにより、多くの人々が一瞬にして亡くなった。
その災厄以来、行方不明になった娘を探し続ける賞金稼ぎの男ロイは、ある日、突然空から落ちてきた機械の少女と出会う。 災厄以降、心を閉ざしていたロイだったが、不本意ながらも少女と同居することになり、それを機にロイは少しずつ心を開いていく。
未登録市民のために盗みを働く義賊のローズや、ハンターズオフィスの所長ミランダとその娘カーシャ、リゼンブルマニアのユート、さらにこの都市の大企業であるR.U.Cを巻き込んで物語は少女と出会ったその日から、今までの生活は大きく揺れる。

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

涙を拭いながら最終話まで辿り着こう。

恐らくは遠い未来の人類の姿を描いたSF作品です。

前半のエピソードでは、賞金稼ぎのロイや謎の全身※1リゼンブルの少女のソルティ、盗賊団「仲良しアンダーソン・ブラザーズ」の面々が入り乱れて、対立や共闘を繰り返しながら、お互いの絆を強めていく話が多く描かれますが、その一方で※2R.U.Cの面々にも焦点が当てられている回もあり、上記の主要人物との係わりも、控えめながらツボを押さえた描かれ方がされており、これが後半への重要な布石となっています。

元々は大した繋がりも無く、あるいは対立しあう者同士でさえあった人たちが、徐々に肩を寄せ合い、互いの喪失感を補う様にマーベリック・ハンターズオフィスに集い、あたかも一つの家族を形成している様に見えたのは、この作品の全編を通して語られるテーマが家族愛に根差しているからだと思います。失われた時間は返って来ないし、死んだものは生き返らない。それでも人は心安らげる場所を求め、いつかきっとそれが見つかると信じて、さまよい続けるものなのかも知れません。物語後半では、そんな彼らの上にも徐々にR.U.Cの存在が暗い影を落としていきます。

シリアスで過酷な物語の中にあっても精彩を失わない、ハンターズオフィスやロイ宅における、和やかな日常色や、一見クールな感じだけれど、わりとおばかで人情味溢れた盗賊トリオと、堅物のロイ、純朴なソルティが繰り出すコメディタッチの演出も楽しい作品です。中でも本作品における数ある名シーンの一つに挙げられるであろう、ローズ・アンダーソン初登場シーンは、ローズの名乗り口上とロイの「親の顔が見てみたいぜ‥」が相まってしたたかに笑かされてしまいました。

うらぶれたロイの表情に同情したり、男泣きにもらい泣きしたり、ソルティのアンドロイドの悲しみに泣かされたり、R.U.Cの面々の変容に涙したり、12話終了シーンから先は毎回の様に涙腺が緩んでいた様に思います。次回予告のレコードの演出も哀愁が漂っていて涙を誘います。

13話「distance」からの二転三転する展開については、私にとっては全くの予想外で、幾度となく驚かされました。終盤にかけて悲しい出来事が多く描かれますが、それでもめげずに最終回まで辿り着いた人には大きな感動が待っている事でしょう。

終幕の完成度の高さはアニメ史上で最も美しいものに数えられると私は思います。(やっぱりここでも泣いてしまった。)


※1:本作品におけるサイボーグ技術の事。攻殻機動隊の義体の様に、肉体の一部をサイボーグ化しているケースが殆どで、全身リゼンブルの存在は極めて希少。多くの謎を抱えた技術でもある。

※2:超巨大複合企業。インフラの整備や警察機構の運営、福祉サービス、リゼンブルや紅茶の生産までやっている。

※ソルティレイを製作されたスタッフの方々と、ここあにこれでこの作品の存在を教えて下さったレビュアーさんに、この場を借りて心からお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 11
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Return to Love♪

旧き良きアメリカンかな~フィリップマーロウとか、、、

2005年放送オリジナルアニメ
企画原案Shuzilow.HA&GONZO K.K 監督 平池芳正氏(カレイドスター、巌窟王等)脚本 木村暢氏 音楽 大森俊之氏
{netabare}
12年前、ブラストフォールと呼ばれる原因不明の大災厄が発生した。これにより、多くの人々が一瞬にして亡くなった。その災厄以来行方不明になった娘を探し続ける賞金稼ぎの男ロイは、ある日、突然空から落ちてきた機械の少女と出会う。 災厄以降、心を閉ざしていたロイだったが、不本意ながらも少女と同居することになり、それを機にロイは少しずつ心を開いていく。 未登録市民のために盗みを働く義賊のローズや、ハンターズオフィスの所長ミランダとその娘カーシャ、リゼンブルマニアのユート、さらにこの都市の大企業であるR.U.Cを巻き込んで物語は少女と出会ったその日から、今までの生活は大きく揺れる。~wikiより
{/netabare}
この世界って、、、何処だろう?
走ってる車や建物、一昔前のアメリカ風やら現代風やら、、

主人公ロイ、中年オヤジ主人公ってのアニメでは珍種かもだけど、
アメリカ映画だとけっこういるよね、過去イワクありげな渋い中年、
Philip Marlowe Humphrey Bogart Bruce Willis、、、、
幼女と中年といえばJean Reno主演のレオンってのもあったな、

主人公のロイ、一応タフガイ設定なんだろうけど、
なんか毎話危なくなる度ヒロインの謎の女の子に救われる、
ロイってのホントにタフなの強いの?
置いといて女の子の方はえらく強い、
主人公最強ならぬヒロイン最強だね、

この世界には人の身体の部位を機械化し強化する技術、
リゼンブルなるものがあり、ようするにサイボーグだね、
この女の子もサイボーグなのかな?
変わったヘアスタイルだな~、、、
ロイに付きまとう女の子、
ロイも助けてもらってばかりなんだから、
ジャケにせず仲良くしてやればいいのに、
[男は強くなければ生きられない、優しくなければ生きてゆく資格がない]
まあしかし結局ロイが身元引受人になり、
親子として一緒に暮らすことになりソルティって名前も付けてもらえる、
にしてもこのソルティって、、何者なんだろ?
{netabare}
4話で100%リゼンブル?って事判明するけど、
物語中世界でもあり得ない事らしい、
100%って事はサイボーグではなくアンドロイド、
消化器官もあるしバイオノイドかも知れない、
でも依然正体はナゾ、{/netabare}
主にクール前半は賞金稼ぎの中年と謎のアンドロイド親子中心に、
義賊的盗賊団の金髪少女ローズ(←けっこう重要なキャラらしい)や、
雇い主のお姉さん母娘等との絡みや事件話等比較的淡々と回は流れる、

本格的に物語動き出すのは11話以降で、
ロイやソルティにわりと大き目な転機と試練が訪れる、

この物語にも意図的伏線や布石的エピソードがあり、
後に回収という事にもなるのだけど、
話によってはイマイチ統合性にかけるもの或いは、
キャラの行動についての矛盾点等も垣間見えて、
この辺りは原作なしオリジナルアニメのアキレス腱かもだけど、
少し惜しかったかな、

ただ、

音楽についてはとある理由で見事だと感じた、
主題歌やBGMとしてではない、布石、伏線として、
旧いレコード、アナログ蓄音機?から流れるメロディー

「Return to Love♪」

物語中程でも重要な要素なのだが、
この曲が真に劇中キャラではなく観ている視聴者の心に響くとき、、、


前半わりとのんびり観てたけど、
中盤以降小説で言えばページめくる手が加速しだした、
次が気になる、この状態になればとりあえず、
この作品との出会いは私的正解ともいえる、
物語盛り上げるべく悪役の鬼畜性も増してくる、
{netabare}
快楽殺人ってより快楽爆弾魔?スピードって映画思い出したけど、
一番の悪役は謎のRUC(統合管理機構)部長ってことなんだろうね、
徐々に非人間性増してくる、もっとも人間かどうかわからないけど、
このRCU部長の部下の3人娘も序盤からわりと活躍してて、
物語の要所担うキャラなのかな?思ったんだけど悲しい担い方だったな、
{/netabare}
終盤物語の様々な謎や各キャラ起因のエピソード等、
事件と共に色々判明しつつ最終回に向かうけど、
一話からの物語の核としての謎、この世界は何?ソルティの正体は?
一応明かされはするけど、
この二つについてはもう少し丁寧な設定が欲しかったかな、

ラスト、大ラスについてはこの作品よく語られ、
これはアリだなと、異存ない処だけど、

私は「Return to Love♪」だった、

ここでかよ、、、

すなおにやられたと感じた。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 24
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

君は「GONZOの奇跡」を見たか?

西暦2000年代前半~中頃にかけて幾つもの感動作を世に送りだして「GONZOの奇跡」という評判を取ったアニメ制作会社GONZOの代表作の一つ・・・ということで、だいぶ前に私も視聴してみたのですが、

(1) 全24話で中盤過ぎに少し盛り上がったかな?と思った以外は、最終回を迎えてもそんなに凄い見どころがあったとも思えず、これは「外れ」を引いちゃったかな?と思って視聴を終えようとした、その瞬間
(2) 「あ!!!!」と叫んでしまう展開。

なるほどねえ、これが・・・噂のミラクル・・・。
評判は嘘じゃなかったんですね。

2005-06年の制作ということで、今見ると、西暦2010年以降に制作された作画もシナリオも余り隙がない本当の意味での「名作」「感動作」に比べると流石に色々と甘い部分が目立つのですが、それでも本作を確り最後まで完走することによって得られる「思いがけない感動」は、やはりそうそう何度も経験できるものとは思えません。

「GONZOの奇跡」というと、もう一つ、『カレイドスター』という作品の方が本作よりも有名かつ高名ですし、それはそれで私も当然の評価だと思いますが、同作は50話以上もある一大長編(プラス外伝的OVA複数あり)で、初心者がこれから見始めるには躊躇してしまう作品ではないか?と思うので、より気楽にGONZOの評判を確かめたい人は、本作の方を先に視聴してみるとよいと思います。

※なお、以下の各話評価は2周目時点のものです。

◆制作情報
{netabare}
原作          Shuzilow.HA、GONZO(企画原案)
監督          平池芳正
シリーズ構成・脚本   木村暢
キャラクターデザイン  Shuzilow.HA
メカニックデザイン   海老川兼武
音楽          大森俊之
アニメーション制作   GONZO×AIC{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= SoltyRei (2005年10月-2006年3月) ===========
{netabare}
第1話 オーロラの降る街 ★賞金稼ぎロイと全身リゼンブルの少女の出遭い
第2話 新しい朝。 ★ 12年前の大災害(ブラストフォール)、ミランダ所長護衛、R.U.C.警備局(プロシード)との接触、ソルティの保護者
第3話 青の少女 ★ ソルティの健康診断(ユート登場)、義賊アンダーソン兄弟の襲撃(ローズ登場)
第4話 friend ★ ソルティの初めての友達(迷子の少女メリル)
第5話 ウォーターサイド・パニック ★ ローズとソルティの接近、エメラルド争奪戦、アシュレイR.U.C警備部事業部長登場
第6話 愛娘 ☆ ロイの娘捜し、お尋ね者ヴィンセントと娘リタの事件
第7話 小悪魔の訪問 ☆ ローズのロイ宅来訪、ソルティ盗賊スカウト
第8話 リベンジ ★ 続き、ローズと仮面の男(アシュレイ)の出遭い、ローズの仇討ち
第9話 乙女達の休日 ★ プロシード4人娘の休日、ローズ&アシュレイの初デート、ソルティの手作り料理 ※日常回として◎
第10話 トレジャー&レスキュー ☆ ソルティ&ローズの地下都市閉じ込められ事件
第11話 バースデーゲーム ☆ 連続爆弾魔(ホゥ・チュウ)のロイへの怨恨、ソルティの鼻歌、ローズ誘拐
第12話 決着の果てに -na-mi-da- ★ 続き ※ローズが・・・というのはやや伏線不足×
第13話 distance  ★ ジェレミー(ユートの友人)の無謀な実験(ミニブラストフォール)、ローズ死亡?
第14話 心覆う闇のために… ★ やさぐれロイの暴言、ソルティ家出
第15話 たどり着いた場所 ★★ ソルティの介抱者ジョセフ&飛行機作りの少年ウィルとの出遭い、戻った笑顔と事故
第16話 冗談です、半分 ★★ ロイの立ち直り、ソルティの立ち直り、ローズ再登場
第17話 LADY ☆ ソルティ帰宅、プロシード新上司(ローズ)の実力、旧メンバー切り捨て・シルビア刺殺
第18話 おかえりなさい ☆ プロシード3名(セリカ/インテグラ/マキシマ)の逃亡、人柄の変わったローズ、セリカ銃撃
第19話 全員集合! ☆ ローズとロイ&ソルティの再会、アシュレイの計画進行、ロイのR.U.C.警備部乗り込み
第20話 訪レル災い ☆ アシュレイのソルティ(ディケ)接触・機能停止、インテグラのアシュレイ襲撃失敗、ジョセフの打ち明け(プロシード誕生の秘密、星への移民)
第21話 真実の刻 ☆ 続き(移民船)、エイウノミアの代行者R.U.C.、アシュレイの目的(ローズを使ったエウノミア・ハッキング)、ソルティの記憶回復、リゼンブルの叛乱、アクセラ暴走(移民船乗っ取り)
第22話 わたしと彼女と、少女の想い ☆ 続き(ローズvs.アクセラ)、移民船爆発
第23話 Final message(最後の言葉) ★ アシュレイの過去(移民船とR.U.C.設立、ブラストフォールの真実)、イルミナからの伝言、エウノミア停止、町の平静回復、エウレネ落下の危機
第24話 これから ★★ 続き、5年後、さらに時は流れて{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)11、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「clover」
ED 「Float 〜空の彼方で〜」

投稿 : 2019/12/07
♥ : 21

73.2 2 平池芳正アニメランキング2位
ヲタクに恋は難しい(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (469)
2229人が棚に入れました
アニメやマンガが大好きなことを隠している成海と、イケメンで仕事もできるが、重度のゲーム好きの宏嵩のオタク同士の不器用な恋愛模様が描かれる。

声優・キャラクター
伊達朱里紗、伊東健人、沢城みゆき、杉田智和、梶裕貴、悠木碧
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何か犯罪を犯した時に「アニメの影響受けました」って言いそう

2話までの感想{netabare}
ええ、ヲタじゃないんじゃ?
と思ってしまってはイカんのだろうか。
ニワカ臭さが半端ないというか、なんでゲーヲタが2ch用語使うんだ?
「どうする?」じゃなくて「コマンド?」じゃないの?、とついつい突っ込まずにいられないのがヲタだと思うが。
で、改めてヲタの条件を考えてみたけど…長くなったので割愛。
とりあえず自己紹介で趣味はなんですか?って聞かれて答えたらそれのヲタク扱いされるって世界なのかな?(=趣味ナシが一番偉い)

ヒロインは以前の職場でヲタが原因で恋愛失敗して今の会社に来たってことらしい。
どんな失敗をしたのかが気になる、当人の証言だけでは信憑性が薄い。
実はサークルクラッシャーだったりして。
前回の失敗から似たようなシチュには消極的とかそれこそトラウマ持ってるとかで、それについ踏み込んでしまって~なんて展開は来ないのだろうか。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
とりあえずこの世界のヲタクの条件とは「マンガ・アニメ・ゲーム好き」だけを指してるってことでいいのかな?
車や鉄道、ましてや園芸なんかはどんなにハマっててもヲタではないっぽい。
そいつの部屋見せてもらったら壁一面にモデルガンが飾ってあったとしてもヲタではない扱い、でいいのかな?
とはいえ描写からは、コイツ本当に「マンガ・アニメ・ゲーム」(のどれか)好きなんかなぁ?と首を傾げる。

かつて非オタクと付き合ってたがオタクであることが原因でフラれた、っていう設定。
それ、具体的にどんなことがあったのか語ってはくれないのだろうか。
オタクと非オタとの衝突ポイントはどこ?ヲタのどういうところが非オタから嫌われるの?
もっというと「その衝突ポイントはオタク同士であるなら解消されるのだろうか」ってのが見たいワケで。
ってか、それがテーマじゃないのん?
一応3話で「イベント優先で二人の時間を大切にしない」ってのは描かれたけど、それがフラれた直接の原因かどうかは不明。
ライトなヲタが居るのは分かるけど、それだと「恋愛の障害にならない」程度のことでしかなく、タイトルと噛み合わないというか…。
非ヲタだってモテないヤツはゴマンと居るでしょうに。
“3D彼女”のほうがよっぽど「ヲタクに恋は難しい」に相応しい内容な気ががが。

そして4話、個人的にヲタのダメな部分と思ってる「趣味の強要」ネタが出まして。
って、あれ?それ許容しちゃうんだ。
う~ん?こういうのってむしろ非ヲタ(ノリのいい人)の方が乗っかってこない?
ヲタっていうのは良くも悪くも頑固で、一度「オレはやらん」と決めたらテコでも動かないタイプだと思うのだが(極論言えば周囲からどんなに「その趣味やめろ」と言われても止めないのがオタ)。
これじゃあヲタ同士の恋じゃないような…。
なにより自分がコスプレ強要されたら別れるぞっと(やったことが無いとは言ってない)。
ってか勧めるにしてもああじゃない。
もっとこう…外堀から埋めるというか真綿で首を絞めるというか、「あれ、オレもやらなきゃダメなんかな」って誘導するのが肝要で、あんな真正面から「やって」と迫るのはナシだ。
…って、それが出来たらオタじゃないのか?
セーラームーンにしても、まずは安藤絵がOKか否かで物議醸すのがオタじゃないのかなー、と思ったり。
あれで泣ける部分といったら里見八犬伝的な「アレ」だと思うのだけど(まさかゾイサイト×クンツァイトじゃあるまい)、「それに引き換えリューナイトってさぁ」と勝手に口を突くのがオタじゃないのかなー、とも思ったり。

というかさ、ヒロタカがゲーム楽しそうにやってるように全然見えない。
それは仏頂面ってことで気にしなくていいのかなーと思ったのだけど、その一方でナルミがイベント会場で女ヲタク同士で楽しく談笑してるところでちょっとヤキモチを妬く。

女性同士楽しそうでなによりと微笑ましく眺めるのが普通だと思うのだが…。
まぁこれは「都合のいいタイミングで妬いてくれる」っていう女性?の願望の現れなんかなーと思ったのだけど、ちょっと待て?
深淵を覗く者は~よろしく、じゃあこれ逆に、ヒロタカが楽しそうにゲームやってたらナルミは嫉妬するってことかいな?
仲間内、会社の同僚じゃなくて、自分の知らないヒロタカの知人同士で楽しくゲームやってたら機嫌悪くなるのかな?例えそれが男だらけであっても。
それはただの「恋が難しいタイプ」なだけでヲタに限った話ではないんじゃなかろうか…。

と、長々と書いてしまったけどここで更に書くことが。
↑の下書き書いた後に確認で初めて公式のキャラ紹介見て来たのだけど…えっ、ヒロタカってゲームだったらなんでも上手いだって?
えー、それは無いでしょー。
てっきりソロプレイが有利なゲーム限定なんだろうなと思ってたのだけど、それ以外も上手いってなると、ねぇ?
ソシャゲはよく知らんけどネトゲは大抵人脈のほうが重要だったり。
ウェブ上にも載ってない、他プレーヤーから直に聞かなければ分からない攻略情報なんてゴマンとあるし、鯖のトッププレーヤーが相棒引退して新たなパートナー探しに苦労してるとか聞いたことない?ないかー。
オーバーロード見たことないかー。
いやでも待てよ?
直接顔を突き合わせると口下手だけど、チャットでは饒舌らしい。
ナルミの知らないゲーム上の親しい人間が大量に居てもおかしくない、っていうか居ないとゲームが上手いってのはあり得ない。
そんな感じのネタ、今後出たりするのかねぇ?

とりあえず現状、ヲタに関する取材が浅いとどうしても思ってしまう。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
あれ、順番間違ってね?
細かいツッコミ入れ出したら文句だらけになって大変になるのでスルーしてましたが、前の回でタカヒロに壁ドンさせて喜色満面で撮影会するシーンがありました。
その時「ん?こういう系(ナマモノ?)ってイケる人とそうでない人って結構ハッキリ分かれるような?(※)2人ともイケる系なん?」と思いまして。
で、その後の7話になって「そういうのイケる系ですか?」と確認する話をする…いや、それ知ってる前提で以前撮影会ネタやったんじゃないの?

※これに関しては他にも、3話(だったっけ?)でイベント会場で腐女子ブースに非腐男子のタカヒロを売り子に置いて注目を寄せるというシーン。
あれも、ああいう所ってある意味性癖を曝け出す場(同好の士の集まりだから安心していられる)なので、部外者が居ると抵抗覚える人が居るハズなんですよ。
普段“ヲタを隠してる人”の心理を全く汲み取ってない。

でもって更にはヲタとは関係ない部分でのツッコミ。
お前ら付き合ってるの隠してたのか!
ってので驚き、更に付き合ってるカノジョの噂話をされて怒るって…それは隠してるのが悪いよ。
どんなに噂話されてもニヤニヤ受け流す胆力か、それを楽しめる性癖持ちでないなら元から隠すなって、底意地が悪いよ、小学生かよ。
「お前付き合ってたのかよ」って知ってたなら言う側も気を遣うって。{/netabare}

断念{netabare}
8話だか9話まで粘ったけど断念。
これタイトルで損してるんじゃないかな?
そうさなぁ…「ファッションにわか半可通ヲタの華麗で優雅な日々」ってタイトルだったら文句も無いし、最後まで見続けられたかも知れない。
で、このタイトルだと何がアカンかっていうと「ヲタであるが故に恋愛に苦労する話」だと思っちゃうじゃん?
一話からしても、自分がヲタであるせいで非ヲタとの恋愛が破局して、しかもそれは転職を余儀なくする程の破局っぷりってのが示されてるワケで。
一方からの言い分のみだしどこまでが事実かは不明だけど、1話でこれを提示して、しかもそれの追及が無い以上これを事実・前提と踏まえて試聴するのが普通かと。
つまりは「非ヲタとはうまく付き合えない決定的な違いがあるはずだ」と。
で、「それはヲタである」に繋がってるワケで…けど、見てみるといつまで経ってもそんなコアなオタっぷりは見せない。
どこにも非オタと衝突するような気配は無いし、それどころかオタであること自体が疑わしい。

で、そうなってくると次に思うのは…別にヲタが理由で別れた訳ではなく、言い訳として「ヲタである」ってのを使っただけに見えて来てしまう。
ヲタに限らず誰でも直面する問題に対し「だって私ヲタだし」と、都合のいい逃げ口上・便利な道具としてヲタを使ってる気配。
人権とか平等とか、本来は美しい言葉のハズだったのにそれが便利すぎて濫用されて胡散臭くなってしまった言葉はよくあるけど、それと同じ扱い。
この匂いを感じた瞬間、拒絶する人はとことん拒絶するんじゃないかな?
いやぁ、ヲタってそんなに良いモンじゃないだろー。
近所で児童誘拐事件が起きたら真っ先に疑われるとか、近所で動物の射殺事件が起きればガンマニアが疑われるとか、そんな程度だろうに…。
そういった犯罪が起きるたびに「ウチらは関係ない、巻き込まないでくれ」って思ってるヲタは多いんじゃないかな?
ってかそういう思いに駆られる羽目になったヲタは多いんじゃない?
かくいう自分も園芸ヲタだと自称してるけど、もし近所で室内でホニャララ栽培してる人が捕まるようなことが起きたら自分も疑われちゃうのかなぁ、と思ったりするぞ?
(微粉ハイポ買ったりする時ちょっと思うよね、LEDは手を出してないけど…あ、ロフォ持ってると何か言われる?)

で、そういう誹(そし)りを受けることを覚悟してヲタやってるんじゃないのかい?、ヲタ隠してるのは誹りから免れるために隠してるんでしょ?
と思わせといて、誹りを覚悟してるどころか、むしろステータスであるかのような勘違い感…。
ファッションヲタク…つまりは自分を着飾るためにヲタを利用してるだけのクズにしか見えない。
意図的にクズとして描いてるならまだしも、そうでもなさそうでちょっと…。

と、文句は程々に。
途中で切ったからにはその理由もちゃんと書いておかないとアカンかなぁってことで。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 11

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自縛の紐

二組のオタクカップルによるラブコメディ。

視聴していてよくわからないのは、「一般人」に対して「オタク」の恋愛はこんなに滑稽だと表現したいのか、「オタク」に対して「一般人」と違って恋愛はこんなに難しいと共感してほしいのか、何を言いたいのかうまく伝わってこないところにあるようだ。

過剰に「オタク」を自称するヒロインにとっては、「オタク」は一般人に対する劣位項として了解されているらしい。

しかし、いま現在、オタクと一般人の差や区別は、それほど決定的なものとして存在しているのだろうか。
ましてや、オタクは一般人の「下に」位置づけられるという社会的な了解が存在しているようには思えない。

ことさらに持ち出されるヒロインのオタク自意識は、あたかも身動きできないようにワザワザ自分自身を縛り付けているか、自分で築き上げた壁に頭をぶつけて「どこにも行けない」と嘆いて見せる自演のようで、不自然感がぬぐえない。


ヒロインが「一般社会」へ向ける視線は、常に自分を抑圧する否定性として一貫していて、自分を追い詰める圧力として意識されているように見える。
が、多くの視聴者にとって明らかなように、ヒロインは社会生活に適応していて、別に差別的な待遇を受けているわけでもなければ、「オタク」が露見したところで社会的に抹殺されるようなリスクを背負っているわけでもない。

『刑事コロンボ』の「自縛の紐」は、事故死を偽装するために被害者の死体に履かせた靴の紐が、逆に殺人犯を指摘する決め手となってしまった「自縛」の紐だった。
本作のヒロインの「自縛の紐」は、自身が縛り付けられているように見せかけながら、「一般人」の社会とやらに溶け込もうとしない言い訳を設定するために要請されているように見える。
縛られてるから仕方がない、という言い訳。
同時にそれは、縛られていない「一般人」であっても、何の抵抗もストレスもなく「一般社会」に溶け込んでいるわけではない、という当たり前の事実を見ないように顔を背ける言い訳でもある。

いや、むしろ積極的に、社会への敵意や無関心を正当化するために、抑圧され「差別」されている被害者ポジションとして「オタク」を特権的に位置づけたい欲望が、ヒロインの造形と不自然感のある本作の「世界」を支えているようだ。

ようするに、自分は何ものかによって「気分よく生きられない」よう強制されているという、気分的な「被害者意識」を支えるものとして、オタクは持ち出されている。


特にオタクに限った話ではないが、昨今のニュースでは、「差別発言をする自由」だの「男性差別に抗議するため女性専用車両を妨害する」だの、差別反対によって自分は傷ついているという架空の「被害者」性を基に差別行動を正当化する騒動が登場する。

ヒロインや主要人物の個人史において、他者=社会から不快な扱いを受けたりした経験が、当然にあるに違いない。
が、それは誰もが経験する、個別的で固有の経験だろう。
どんな人間でも、必ず社会との摩擦や衝突を経験する。

「キモい」と嘲笑されるとき、理由は「オタク」以外にも、「話し方が不明瞭」「服装が場違い」「その場の人間と思想立場が異なる」などの具体性が色々とあるだろう。
その「自分は傷ついた」理由を、具体性を離れて「オタクだから」という抽象性に拡大することは、自分自身から目をそらす逃避の一種と言われても仕方がない。

「女性専用車両」を見て不快を感じた「個人的な気分」を、「男性差別」というありもしないものへ拡大して自分の攻撃欲を正当化する薄汚い「責任逃れ」までは、あと一歩の距離しかない、という対象化が、そこには欠けている。


恋愛に対する不全感を「オタク」に求める設定は、オタクが広く持つ(と信じられている)恋愛において「差別されている」という架空の被害者意識へのアピールをもくろんだのかもしれない。
が、架空の「壁」でオタクと一般人を仕切るヒロインが実現できているのは、別にオタクでなくとも「あるある」とうなずき合える些末な共感でしかないようだ。

趣味に時間と金銭を使い、恋人と過ごす時間や金銭に支障をきたすのは、「オタク趣味」に限った話ではない。
たとえば、盆栽やスキューバダイビングや長唄でも同じことだ。
「一般人」からは理解できない金銭を使うというなら盆栽も同様だし、頻繁に海へ出かけてダイビングすれば恋人と過ごす時間は減るだろう。
普通の人からは何が楽しいのかわからないという点では、長唄も負けてはいない。

それらと「オタク趣味」を分けているのは、差別されているという「被害者意識」の有無だ。
「オタク」のみが特権的に被害者性を主張できるという空想性が、些末な共感しか得られない視聴感に帰結する。


「オタクはキモイ」と言われたなら、言ったものへ反撃すればいい。
「自縛の紐」で「オタク」であると自分を被害者化するのは、個別に反撃する困難から逃れて、「リア充爆発しろ」と一般人「全体」をカジュアルに「攻撃」する言い訳を作り出すためではないか。

恋愛や社会生活に対する不満を並べながら、それらと徹底的に対決することを諦めている言い訳として、「だってオタクだもん」という「自縛の紐」を持ち出すヒロインは、こうした加害性と裏表の被害者意識を体現するものとして、視聴していて共感を阻んでくる。

何かへの不満や愚痴は、常に「自業自得だろう」という反論に晒される余地を持つ。
これを避けるには、純粋な「被害者」の「正当な」抗議であるという理由付けが一番手軽で、だからこそ対立者は常に「被害者」の「純粋」性を攻撃する些末な口実を探す。

ヒロインの、恋愛や社会生活への不全感の愚痴を正当化する「被害者性」を支えるためには、あいまいに都合よく加害と被害の根拠づけに使いまわされる「オタク」概念は、有効とは言えないようだ。

視聴者が、何が言いたいのだろう、という違和感を感じるのは、この加害性へ転化する被害者意識について考察が不徹底で、ヒロインは一方的に被害者ポジションにいると疑わない製作者の無自覚のせいだろう。

単にそれぞれの個人が持つそれぞれの個性だと描いていれば、同じ趣味のカップルによる楽しいラブコメとしてごく普通に自然に話は転がっていくだろうに、この被害者意識による正当化の欲望が台無しにしているようだ。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

女性向けカップルラブコメ

 2018年春のノイタミナ枠。2組の社会人オタクカップルの不器用な恋模様をコメディタッチでゆる~く描いたラブコメです。原作は女性に大人気のWEB漫画。もともとはpixivに投稿されていたそうです。

■タイトル詐欺?

 "ヲタクに恋は難しい"
 
 けっこうタイトルに噛みつく人が多いんですよね。「こんだけルックスが良ければ恋なんて難しくねーだろ!」と。このアニメの登場人物は美男美女でスタイルも良い。何が難しいのかさっぱり分からんと。

 でもこの意見はよく考えるとおかしい。「オタク=ブサイク」という等式が頭の中で成り立っていることになる。要は、「俺がイケメンに生まれたらアニメなんてオタク趣味に走ることなく週末は彼女とデートして、夜はめちゃくちゃセクロスしていたはずなんだ!」と言いたいのですか?そして恋人ができた時点で目的が達成されるという認識があるように見えます。

 でもヲタ恋ってそういう話ではないじゃですか。オタクは自分の趣味にお金と時間を使っちゃうから恋愛が難しい。いわゆる非オタの人と付き合っても相手に合わせないといけなくて長続きしない。第一楽しくない。それならオタク同士で付き合っちゃえばいいじゃない!と言ってるわけですよ。

 早い話が「私って実はけっこうオタクだし~www」みたいなライトなオタク女性に夢を見させる内容なのです。なるほど、ヒットするはずだわ。男性オタクにはけっこう壁を感じるかもしれません。カップルがイチャコラしているのを見てイライラするようなら、この作品は向いていないので避けた方が良いと思います。僕は若干イラつきながらも頑張って最後まで見ましたけど!

■仲良きことは美しきかな
 このアニメの良さは何よりカップル同士の仲が良いところ。これに尽きるでしょう。オタク同士のカップルラブコメなので、一般的な感覚で見ればほほえましい、オタクから見ればうらやましいと思わせたら勝ちです。僕は後者の立場で見るわけですが、その点で成功しているように思いました。

 成海と宏嵩はぶっちゃけラブラブだし、小柳と樺倉はよく口喧嘩になるけど、小柳が樺倉がベタ惚れなのは見ていて丸わかりなんですよね。沢城みゆきさんの演技は流石だと思いました。

 正直男女4人の第一印象はあんまり良くなかったです。成海は調子こいてるし宏嵩はブツブツしゃべるのが気持ち悪いし小柳は面倒くさいし樺倉は口が悪い。そういった短所も彼らが幸せそうにしているのを見ていくうちに許せてくるから不思議なものです。特に声も性格も苦手だなーと思ってたヒロインの成海は見終わる頃には、一緒にいると楽しそうでいい子だなぁと評価爆上げしました。

■正直さ
 本作は男目線で見ると、ややご都合主義に感じることがあります。最たる例が第10話で登場する光。彼女はコミュ症のゲームオタク。スタバでゲームをしていると同じ大学の同級生の爽やかイケメン店員の尚哉に声をかけられ、オンラインゲームを通じてとんとん拍子に仲良くなる。おいおい都合良すぎるだろ、まんさん!!・・・と男なら憤慨したくなりますが、男性向け萌えアニメのヒロインは100倍都合よく主人公に惚れるので大きなことは言えないんだなぁ。

 それはともかく、同じオタクの願望であっても男と女はやはり違うなと思いました。男なら「ダメな僕でもモテたい!」という願望がライトノベルをはじめとする男向けオタクコンテンツからはひしひしと感じられる。これが女だと「ダメな私でも愛されたい!」になるんですね。批判もあるかと思いますが、僕はヲタ恋のこういう正直さは嫌いじゃない。

 このアニメは作者がどういう価値観を持っているのか、とても分かりやすい。ヲタ恋の特徴として、お仕事に関する描写の薄さが挙げられます。登場人物は同じ会社で働く社会人なのに仕事に関するエピソードがひとつもない。彼らがどんな業種で働く人でそれぞれどういう業務を担当しているのか、最後まで見てもさっぱり分からない。でもまぁ作者にすれば「どうでもいいこと」なのでしょう。

 私たちは給料もらうために働いていて、アフターファイブにこそ人生の楽しみが詰まっている。充実したオタクライフを送ることが大事。そして趣味に理解力のある恋人がいれば最高。…という気持ちがあからさまで、かえって清々しい。

 また、このアニメのキャラはみな飾り気がなく、自分の気持ちに正直です。今この人物がどういう気持ちでいるのか非常に分かりやすい。全体を通じて共感しやすい作風になっている。これが本作の優れているもうひとつの点でしょう。

■欠点
 さて。ここまでこのアニメを褒めてきましたが、評価サイトで辛めの点数を付けている以上、欠点だと感じたことも書いておきます。

 恋愛物としてはキャラの配置もいいし造形もしっかりして良いのですが、ヲタ恋はラブが2でギャグが8くらいの割合の作品なのです。大半を占めるギャグがちょっといただけない。ありきたりなオタクあるあるネタが多くて新鮮味がない。コスプレ、BLといった女性オタクネタも浅い。原作はオタクネタを畳みかけるようにぶち込んでいくので気にならないのだけど、主人公の宏嵩がボソボソしゃべることもあってアニメ版はテンポが悪く感じました。恋愛物らしいデート回があるのは後半の第9話。まぁこれはもともとの作風だからどうしようもないことですが、個人的にはラブとギャグが1:1くらいでも良かったかな。

 作画。素人目に見ても低品質だと思います。A-1は自社でアニメーターを抱えているわけではないので作品によってバラツキがあることは承知していますが、ノイタミナ枠のアニメとしては少しがっかり。また演出にもやや疑問を感じる場面がちらほら。特に不評なのはRPG的なメッセージを機械声で読み上げる演出ですね。他の方も指摘されている通り、ファミコン風であるなら読み上げる必要はありません。違和感が半端ない。他に例を挙げると、みんなが据え置きゲームで盛り上がっている場面をずっとモニタの裏側から映す構図で見せるのはどうかと思いました。ここはゲーム画面もちょっとは見せてくれないと視聴者は置いて行かれる。まぁ手抜きですね…全体的に作りに粗さがあることは否めません。

■まとめ
 女性なら共感できて楽しめるんじゃない?

投稿 : 2019/12/07
♥ : 30

59.4 3 平池芳正アニメランキング3位
AKB0048(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (293)
1145人が棚に入れました
21世紀初頭、惑星間航行技術を巡って世界大戦が勃発。人類自らが生態系に大きなダメージを与え、地球外への脱出をよぎなくされた。
宇宙へ生活の場を移した人類の新たな歴史、それは「星暦00年」をもってスタートする。間もなくして、超銀河連合(仮)の支配・統制により、“芸能”や“歌”が“人のココロを乱すモノ”として規制される“芸能禁止法”が成立。一部の地域(芸能絶対防衛圏)を除いては、芸能活動は厳しく罰せられる事となった。アイドルが次々に姿を消していく・・・人類のココロは暗い闇に包まれていくのだった――

声優・キャラクター
石田晴香、岩田華怜、佐藤亜美菜、佐藤すみれ、仲谷明香、秦佐和子、三田麻央、矢神久美、渡辺麻友、神田朱未、田村ゆかり、堀江由衣、植田佳奈、能登麻美子、白石涼子、沢城みゆき、中原麻衣、川澄綾子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こんなにも熱い作品だったとは・・・彼女達の流す本気の(;_;)に、私ももらい泣きしちゃいました(//∇//)

リアルではアイドルを見ることは殆どありません(時間も無いので・・・^^;)。この作品も放送されているのは知っていましたが正直見ることは無いだろうと思っていました。ところが、先日BSアニマックスで再放送があり・・・そして、キャッチさせて頂いている方のレビューの評価が高かったので、興味本位で視聴を始めました^^;

この物語の舞台は、21世紀初頭、人類が地球を脱出し芸能禁止法が施行された宇宙です。この芸能禁止法の影響は大きく、あらゆる芸能活動が禁じられた事により人々の活気は着実に減少していました。

そんな中、AKB0048は非合法アイドルとして、アイドルに会いたい・・・歌を聴きたいと思っている人達のところに会いにいくアイドルとして活動していました。
でも、そのような活動からAKB0048はテロリストとして認識され、様々な妨害を受けるようになります。それでも、自分達の信念を貫くために武器を手に取り、ライブしながらステージやファンを守るために戦うのです。

このステージやファンを守ろうとする彼女達の気持ちは、半端なく熱いです^^
それは、ファンに歌を届けたいというアイドルとしての責務があるのですが、それだけじゃ無いように思いました。
誰もがAKB0048に入ってステージに立てる訳ではありません。日々の努力だけではなく運を掴み取る力も必要なのですが、それでもステージに立てない人も居るのです。ステージに立つ人間には、立てない人達の思いも背負わなきゃいけない・・・だから気持ちが熱くなければステージに立ち続ける事ができず・・・この熱い気持ちが終始ブレないので、こちらにも熱さがビンビン伝わってくるのだと思います。

この作品では、第75期の研究生2名と77期の研究生7人が主要登場人物となっているのですが、彼女達の成長過程が描かれています^^

AKBの作品だけあって、山のようにAKBの挿入歌が流れるのですが、私が特に印象に残ったのは、OPの「希望について」とEDの「夢は何度も生まれ変わる」の2曲です。どちらも曲調とアニメがマッチしていて良いのですが、OPのアニメには彼女達の全てが凝縮されているようで、このOPを見るたび鳥肌が立っちゃいました^^; 
そして、OPで彼女達が(;_;)するシーンがあるのですが、作品を視聴していると彼女達の周りで起こる色々な事が走馬灯のように頭の中をぐるぐる巡り・・・私も思わず貰い泣きしてしまいました(//∇//)
OPで(;_;)が出てくるなんて・・・「花咲くいろは」以来です(//∇//)

それと、この作品のCVにはAKBのメンバーと声優さんが混在しています。特に声優陣は超豪華です^^
堀江由衣さん、田村ゆかりさん、能登麻美子さん、白石涼子さん、植田佳奈さん、中原麻衣さん、川澄綾子さん、沢城みゆきさん・・・もう凄いとしか言い様がないです^^;

アイドル作品だといって侮ってはいけない、あちこちで感動できる作品でした。この作品には続きがあるので、そちらも絶対視聴しようと思います^^

投稿 : 2019/12/07
♥ : 22

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

圧倒的な作り込みがすばらしい!AKB声優で損をしている反面、プロ声優のすごさがよくわかる作品。

オリジナルアニメーション。
全13話。
2013年冬アニメとして2期が放映中です。

芸能活動が違法となった宇宙で、銀河を股にかけた人気を誇るAKB48継承者ががんばるお話。
実際のAKB48メンバーが声優としてキャスティングされていることが話題となった作品です。

一番の見所は、逆説的になってしまいますが「AKB声優以外」です。
脚本&シリーズ構成は岡田麿里さん、総監督は河森正治さん、監督は平池芳正さん、AKB以外の声優陣も豪華すぎます。
これだけ豪勢なスタッフを揃えれば、「お金に物を言わせた」という批判はあってしかるべきでしょう。
ただし、有名どころを集めたからといって興行的に成功するとは限りませんし、良いアニメとなるとは限りません。
そういう意味では、全体的によくまとめあげた作品だったと思います。

ストーリーについて、反骨精神たっぷりの非合法アイドルが活躍していく物語です。
AKB48が世襲制となっていて、その設定がうまく活かされています。
芸能活動をすると死刑になるのか!というくらい取り締まりが厳しい世界で、ロボバトル要素も取り込みつつストーリーが展開します。
「選ばれたアイドルになる」という泥臭い舞台裏をうまくオブラートに包んで、キレイな青春物語に仕上がっていたと思います。

作画について、すばらしい作り込みでした。
何気ない1シーンにもきらびやかな1ポイントが付け加えられているなど、終始キラキラしていた印象です。
戦闘シーンも迫力満載で、とても見応えがありました。
キャラの表情、背景、動きなど、すべてにこだわりを感じた仕上がりでした。
また、キャラデザのある部分に特徴があり、狙いすぎかとも思いましたが、今までにない発想でしたので、とても斬新でしたw

音楽について、AKB48がモチーフですので当然なのですが、AKBの挿入歌、OP/EDが多用されています。
別にAKBが嫌いというわけではないんですが、違和感がありました。
「アニメでAKB?」という否定的な先入観を払拭しきれなかったのかもしれません。
BGMや効果音などに違和感はありませんでした。

声優さんについて、やはりAKB48メンバーの演技がヒドイです。
いくらAKB内から選抜したと言っても、素人は素人でした。
その反面、プロ声優陣はとても豪勢です。
沢城みゆきさん、堀江由衣さん、田村ゆかりさん、能登麻美子さん、白石涼子さん、植田佳奈さん、中原麻衣さん、川澄綾子さんなどが出演されています。
不思議と、AKB声優とプロ声優のからみはAKB声優もうまく聞こえました。
また、最終話に近づくにつれ、AKB声優もうまくなっていたように感じます。
経験値を蓄えて2期でどう化けるかに期待したいです。

2013年冬アニメとして2期が放送されていましたので、視聴を決意しました。
総評として、1期を見たならば2期も見たいと思えるクオリティです。
声優陣がすべてプロだったのなら、絶賛していた作品かもしれません。
もっとも、AKBという要素を失うとマーケティング的には失敗な気がしますが・・・。
声優重視でなければそれなりに楽しめる作品だと思います。

AKB48が好きな方、作画重視の方、声優重視「ではない」方にオススメしたい作品です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 30
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一話一話の出来の良さに溜息が出る《隠れすぎの名作》

◆AKB秋元康・企画/岡田磨理・シナリオ/サテライト・制作の見事な化学反応

AKB48の総合プロデューサー・総企画元の秋元康氏が何故にアニメ企画を?と思っていたら、本作よりも17年も前に、『りりかSOS』(1995年)という、今では知る人ぞ知る名作を原作プロデュース&楽曲提供していて、もともとアニメ業界とは関わりのある方だったんですね。

その秋元氏の企画に、『マクロスF』(2008年TVシリーズ、2009・11年劇場版)を制作し終えたばかりの河森正治氏&サテライトが取り組んで、同作ばりの世界観設定(※とくにメカ設定を始めとするSF設定)を入念に施し、なおかつシリーズ構成に、あの岡田磨理氏を起用した(※第1期の全部と第2期の約半分の脚本も担当)というから、まずスペック的に本作が面白くないはずがありません。

最近その『マクロスF』をTVシリーズ(全25話)&劇場版(2本)とも再視聴したついでに、同じサテライト制作の本作も再視聴してみて、やはり感じたこの出来の良さ!
今回、本作の評点を見直すにあたって、やはり『劇場版マクロスF』(※個人評点 ★★ 4.6)には一歩及ばないけれども、『マクロスF(TVシリーズ)』(※個人評点 ★ 4.4)よりも、特に本作の第1期の方はずっと出来が良いと思いました。

・・・ということで、気になった方は、第1話だけでもお試し視聴を!!!

※それにしても、本サイトのこの異常な低評価は一体???あにこれ初期の参加者の方々の目は節穴だったのか???
※本作の放送当時、AKB48グループに在籍していた実在アイドルたちがほぼ全員引退して、わざわざバッシングしてまわるアンチも居なくなった今だからこそ、冷静に本作の真価を問うべし!!


◆視聴メモ(第1期)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
掴みはOK、というよりかなりの高水準。
・第6話視聴終了時点
些細なエピソードだけど脚本の上手さにビックリ(さすが岡田麿里さん)。
・第7-9話視聴終了時点
襲名をめぐる繊細な心の動きの描出が秀逸、毎回の脚本の見事さに溜息が出てしまう。
・第12話視聴終了時点
明らかに主役の2人(凪沙&智恵理)よりもサブキャラ(友歌&護)のエピソードの方が見応えがある。
・第13話視聴終了時点
第1期堂々の完結で、名作級の出来だと思う。{/netabare}

◆視聴メモ(第2期)
{netabare}
・第14話視聴終了時点
選抜総選挙&センターノヴァ復活告知に加えてDES軍と関わりの深い軍需産業ゾディアック・コーポレーションCEO(智恵理の父)が登場。
・第18話視聴終了時点
真琴にキララ発生する神回であり、同時にこれまでなぜDES軍の攻撃が温(ぬる)いのか?の種明かしが入る回でもある。
・第21話視聴終了時点
DES軍が初めて本格攻撃を仕掛け、AKB0048が撤退&秋葉星一時放棄を余儀なくされる注目回。
・第23話視聴終了時点
ここからのラスト4話のシナリオが大味で非常に惜しい。
・第25-26話視聴終了時点
凪沙(ピンク髪ヒロイン)&智恵理(青髪ヒロイン)が覚醒する展開だけど、このラスト2話の残念さは制作側というよりも企画側の方針ミスが原因なのかも知れない(※秋元康氏が本作用に組織したアイドル・ユニット「NO NAME」のコンセプト・ミス?・・・「NO NAME」直訳すると「名無し」は視聴者を持ち上げるつもりの命名だと思うが、逆に彼らを揶揄したニュアンスに見えてしまう){/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作          河森正治、サテライト
企画・監修      秋元康
総監督         河森正治
監督          平池芳正
シリーズ構成     岡田麿里
脚本          岡田麿里(第1期全部と第2期の約半分)、根元歳三、樋口達人
キャラクターデザイン 江端里沙井上英紀、伊藤郁子、いとうまりこ(サブ)
メカニックデザイン  プリュネ・スタニスラス
音楽          高木洋、スワベック・コバレフスキ
アニメーション制作  サテライト{/netabare}


◆期別評価

第1期 ★★ 4.6  (13話) ※2012年2-7月
第2期 ★  4.3  (13話) ※2013年1-3月
----------------------------------------
総合  ★  4.4  (計26話)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

==================== AKB0048 (2012年2-7月) ==================
{netabare}
第1話 消せない夢 ★★ 星暦44年藍華星ゲリラライブ、4年後のオーデイション、3人の出発 *キララ(智恵理)
第2話 選ばれし光 ★ 77期候補生、智恵理との再会、DES軍来襲、襲名メンバーの候補生救助
第3話 星屑セレクション ★ 研究生選抜テスト(ステージを守る戦い、7人合格)
第4話 その努力裏切らない ★ 秋葉星(AKB0048本拠)、不運の75期研究生、襲名システムと最後のセンターノヴァ
第5話 それぞれの休日 ☆ 月に一度の完全休養日 
第6話 初めての握手会 ★ 77期候補生PV、織音のアンチ&ファン、WOTA登場
第7話 襲名キララ ★★ アンダー制(彼方リーダー指名、智恵理抜擢)、智恵理の個人事情、魂の資質(劇場地下神殿)
第8話 その名は、誰のもの? ★★ 76期生との軋み、5代目タカミナの動揺・負傷
第9話 キモチリレーション ★★ 雪のツンドラ星(完全芸能禁止の星)、同時多発ゲリラライブ
第10話 波間のキセキ ★ 熱海星、グラビア撮影会、センターノヴァとキララの輝きの謎
第11話 ランカスター再び ☆ 研究生公演決定、凪沙ソロ抜擢、新曲の波紋、故郷の異変
第12話 愛をうたうアイドル ★★ 凪沙の父親救出失敗、声が出なくなった凪沙、公演開始 *キララ(友歌)
第13話 笑顔のために ★★★ 13代目あっちゃんの声、公演再開、センターノヴァ現象、凪沙の旅立ち{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)5、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.6

OP 「希望について」
ED 「夢は何度も生まれ変わる」


================ AKB0048 next stage (2013年1-3月) ==============
{netabare}
第14話 少女裁判 ☆ 選抜総選挙&センターノヴァ(CN)復活告知、霞ヶ星拉致・裁判(智恵理・楚方・黒木綾子)・救助、ゾディアックCEO登場
第15話 衝撃の新展開!? ★ ゲリラチャンネル開局、異常な智恵理推し、総選挙速報
第16話 アイドルの夜明け前 ★ 智恵理の父の策動、総選挙当日、選抜発表開始
第17話 新選抜総選挙 ★★ 続き(選抜者それぞれのスピーチ)、優子のCN宣言
第18話 禁じられた星 ★★★ 軍事要塞ヴェガ星強襲ライブ(選抜メンバー)と闇カジノ、スパイ峰岸 *キララ(真琴)
第19話 輝きを継ぐ者 ★ あっちゃん襲名者誕生の予兆、美森の襲名熱、凪沙のアンダー指名・本気宣言
第20話 美森革命 ★★ 襲名披露公演、8代目篠田麻里子誕生
第21話 決戦アキバスター ★ 秋葉星の秘密、DES大部隊本格侵攻、優子CN化・消失
第22話 青い裏切り ★ DES軍秋葉星制圧・情報統制、CN発生条件(峰岸の告白)、ゾディアックCEOの目的(超時空生物キララ、CN軍事利用)、スライングゲット防衛戦(峰岸出撃)
第23話 絶叫パラダイス ☆ デュアリウム採掘星(フンギスター)漂着、フライングゲット修復成功 ※ここにきて急にシナリオ陳腐化は残念×
第24話 扉の向こう側 × ゾディアック本拠(射手座星)潜入・拘束(智恵理&凪沙) ※智恵理の父暗殺が意味不明
第25話 劇場への道 × DES軍占領下の秋葉星、秋葉星奪還作戦開始、民衆の怒り噴出 ※謎の列車シーンが残念
第26話 NO NAME… ☆ 凪沙あっちゃん化、優子帰還、「NO NAME」達の思いの集結、智恵理センターノヴァ化、秋葉星解放、後日譚{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★ 4.3

OP 「主(あるじ)なきその声」
ED 「この涙を君に捧ぐ」

------------------------------------------------------------
※以下、以前のレビュー

(旧タイトル)アイドルものだけど殆ど魔法少女のノリでしょ

※第2期(AKB0048 next stage)も含めた感想です。

藍花星(ランカスター)という、芸能が半ば禁止された炭鉱か鉄鉱石鉱山のある星に生まれ育った少女達がアイドルとして成長していく話です
(難波星(ナニワスター)とかその他の星の出身の子もいます)。
その他にも秋葉星(アキバスター)とか熱海星(アタミスター)とかツンドラスターとか・・・変な名前の星が色々出てきます。

キララという謎生物(というより神霊?)の設定が絶妙。
これが要所で出てくるために、登場する少女たちはあくまで普通の人間のはずなのに、ほとんど魔法少女のノリになっている笑。

{netabare}【1】 ピンク髪の子(凪沙(なぎさ)) →まどかポジション(いつも弱気なのに実は潜在力が最高。ラストでアルティメットまどか...ではなく第○代目○○○○(笑)に!)
【2】 薄青髪の子(智恵理(ちえり)) →ほむらポジション(強気に見えて実は無理してる。ラストでデビほむ...ではなく○○○○・○○○に!)
【3】 黄色髪の子(友歌(ゆうか)) →さやかポジション(恋愛担当。恋しい人と結ばれない悲しい定めを背負う←AKB48は恋愛禁止!へのオマージュ)
【4】 赤髪の子(彼方(かなた)) →マミさんポジション(優しくスペックも高い身近な先輩。でも報われない)

※杏子ポジションは該当無し。
{/netabare}

あにこれの評価はイマイチみたいですが、私的にはかなり楽しめました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 23

62.6 4 平池芳正アニメランキング4位
スケッチブック full color's(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (192)
953人が棚に入れました
非常に寡黙で、ほとんどしゃべらない。その上不器用で、かなりのドジな梶原空は。高校に入学してどのクラブに入るか迷っていたが、たまたま見学に行った美術部に、なりゆきで入部してしまった。
個性的な美術部員たちの、時にバタバタ、時にほんわかした日常が描かれる。
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

梶原さんは無口。のんびりまったり

「ひだまりスケッチ」「GA 芸術科アートデザインクラス」と同じ美術系日常アニメ。その2つにある木炭デッサンをパンで消すネタもある。
福岡県が舞台だが福岡ネタはそれほど無い(博多弁で喋る子はいるけど)。みんなケータイを持ってないので時代設定は90年代かもしれない。
脚本は岡田麿里だが佐藤順一が監修しているので雰囲気はまったりしている。サトジュン日常アニメが好きな人は大好物だろう。EDの入り方がとてもサトジュンっぽい。{netabare}カメオでARIAの社長も出てきて最後のエンドカードでもコラボしている。{/netabare}ただ平池芳正監督は他の作品を見るとドタバタ系の方が得意に思えるが。

この作品で花澤香菜が初めて人間の主人公を演じている(ゼーガペインはメインヒロインで、ぽてまよは人間じゃない)。
今と比べると声が若…初々しく、ざーさんファンは必見だろう。この作品のまったり演技でざーさんはキャラを確立できたのではないだろうか。おっとりJK主人公・梶原空の口下手だがモノローグでは饒舌なキャラは「森田さんは無口」を思い出した。
あと後藤邑子さんが英語が得意なのは知らなかった。でも英語力を生かした役をこれ以外ではあまりやってないような。ただ発音は猫のぶち役の人の方が上手いと思った。
なお日笠陽子のデビュー作でもある。JCの役だが、この人は最初から声が老け(ry

何気ない日常を不思議に思うような人とずれたセンスを持つ空は「あずまんが大王」の大阪とキャラが近い(一番ツボなセリフは{netabare}「バイオレンスな弟さん」{/netabare})。日常の中に四季折々の「何か」を発見して独り愉しむ様は枕草子っぽい。紫式部が清少納言を「つまらないことにもののあわれを感じているように振舞う」とこき下ろしているが、日常アニメが苦手な人は紫式部と同じ感覚なのかもしれない。
他の美術部員も不思議ちゃんが多いが、{netabare}腹話術少女の夏海は根は真面目であることがケイトが来た話でわかる。常識人ポジションの葉月の方が特売セール狂で意外と変人のようにも感じた。栗原先輩も虫好きの変人のようで、それが趣味に留まらず真面目に勉強してビオトープ管理士を目指したりしている。栗原先輩の田村ゆかりの演技は良かった。{/netabare}「人は見かけによらない」は作品テーマの一つだと思う。
最終回では{netabare}空が自己紹介できるようになって成長の跡を見せて終わるが、カメラが苦手でスケッチをするのが好きなアナログ少女の空は8話でデジカメ少女と対比され、10話でデジカメの良さを理解することでも{/netabare}空の成長を描いていると思う。

この作品の最大のネックはキャラデザの古臭さだろう。杉本功さんなので微妙にガルパンやばくおんっぽいが、この頃は芋っぽさが前面に出すぎかなと思う。作画自体はとても良く(自然・生き物や日差しの表現が素晴らしい)、水彩画調の背景ともよくなじんでいるのだが。2007年の16:9アニメなのに90年代のセルアニメのように感じる。

あとどうでもいいことだが、{netabare}サイドブレーキ引いたまま走るミスは俺もやったwww{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

のどかな風景とのんびりとした気分が味わえる作品

原作未読 全13話

舞台が私の地元の福岡であること、博多弁を話すキャラがいること、ARIAの主要スタッフが参加していること、そして監修に佐藤順一さんが参加していることという点で興味があって観てみました。

お話は、人見知りが激しくマイペースでほとんどしゃべらない{netabare}「うんうん」しか言わない{/netabare}(心の声が多いw)主人公 梶原 空(かじわら そら)を中心に美術部の先輩や同級生の高校の日常を描いた作品です。そしてネコもいっぱい出てきます^^

福岡の地名や乗り物(バスや電車)が出てきますが、福岡の都心を離れた田舎のお話なので、全体的にのんびりしたお話です。
起伏が少なく何度か寝落ちしそうになりましたw

キャラはみなさん個性的ですね~全体的に不思議ちゃんの割合が多い感じがしますw
声優さんは豪華です。主人公の花澤香菜さんを筆頭に牧野由依さん、後藤邑子さん、広橋涼さん、田村ゆかりさん、小清水亜美さん、下野紘さん、日笠陽子さん、大原さやかさん、金田朋子さん、伊藤静さん、中田譲治さんなどなど

博多弁をしゃべるキャラの声優さんは福岡出身ではないようで、イントネーションが微妙でした^^;
出演している田村ゆかりさん(福岡出身)にこの役やってほしかったですね~

福岡福岡といっていますが、放送当時、福岡では放送がなかったみたいですw

学園ものよくある恋愛要素などは特にないので、たまゆらみたいな感じでしょうか。(たまゆらほど感動はあまりありませんが、最終話は良かったですね)
のんびりとした雰囲気が好きな方、ネコが好きな方(ネコが主の回もあるので♪)にはオススメです^^

OP/EDはのんびりふんわりした感じでこの作品に合っている曲ですね~
EDはARIAのOPを歌っている牧野由依さんです。

最後に、放送当時この作品の後番組がARIA The ORIGINATIONなのでARIAのキャラもちょっと出てきましたね~(ほんのちょっとですが^^)

投稿 : 2019/12/07
♥ : 35
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絵を描いてみよう

忙しい日々をお過ごしの方に
処方箋的な意味で
丁度良いアニメではないでしょうか。

なんと言っても、主人公『空』のテンポがゆっくりで
時間の流れが緩やかに感じます。スローライフです。

美術部ののんびりしたお話ですが
ちょっと個性的な友人や先輩、先生が
話を賑やかにしてくれます。

あと、ノラ猫がちょくちょく登場して
なんなら話を持っていく勢いで
絡んでくるので、猫好きな方にもオススメかも

↓以下、私の美術部エピソード
こっちの方が長くてゴメンナサイ

{netabare}実は私も高校の時は『美術部』だったのですが
私は最初は中学の時から続きで『剣道部』に入部するつもりでした。

しかし私の入学した高校の『普通科 美術・デザインコース』というのは
強制的に『美術部』に入らなければいけなかったのです。

入学してから知りました。

もう少しで、新しい剣道防具を買うところでしたし、
高校でバラバラになった中学の時の同じ剣道部の仲間に
『県大会で会おうぜ』
なんて言ってしまって
大ウソつき野郎になってしまいました。

でも、まあ絵を描くのが好きで入学したので
マジメに美術部をやることになるだろうと
予想していたのですが、
授業でも美術の時間が多いのに加え
『ドラクエ』とか『FF』とか『ロマサガ』とか『聖剣』とか『クロノ』とか
『ストⅡ』『餓狼』『龍虎』『ヴァンパイア』『KOF』や『スパロボ』など
忙しすぎて全く美術部の活動に参加せず3年間が終わってしまいました。


美術部の活動と言っても『授業』で足りない時間を補う形なので
作品が『出来た!』と言ってしまえば終わりなんです。

私は本当は夏休み学校に来てやるはずの『彫塑』(粘土で作る石膏像)
の課題を夏休みに入る前に一時間で終わらせ、
先生に『出来た』と呼びに言ったら
「幼稚園の泥遊びじゃねんじゃーーーーっ!!!」
と怒鳴られました。

確かに、今思い出すと、『キノコ』を粘土で造ったんですが、
『スーパーマリオ』に出てくるようなキノコだったので
先生が怒るのも仕方ありません。

そんな私の進路先はマンガの学校
「俺、石膏像のクロッキーとかデッサンとか、油絵とかじゃなくて
こういうが描きたいんじゃ」←基本が出来てない奴に限ってこういうことを言う

親元を離れ、マンガ家になるべく
マンガの学校に通った私は
またしても『クロッキー帳とスケッチブック』にご対面
(アレ?また、こういう授業あるんだ・・・・)

授業で動物のスケッチがありました。

スケッチブック片手に動物園にやってきた私は
人だかりが出来ているのに気付きました。
正確には人だかりが“出来ていた”ですかね。
大きな怒鳴り声と共に
ちらほら、人がはけて行く最中でした。
何があった?と思い近づいてみると、
おっさんが一人ボロ雑巾のように倒れていました。
どうもケンカがあったらしいです。

「おっちゃん、大丈夫かいな」

私が近寄って声をかけると

「あぁ!大丈夫やっ!」

とうつ伏せの顔を動かさないまま、こもった返事が返ってきました。

「大丈夫ちゃうやろ…救急車呼ぼか?」

「いらんわ!」

私がおっさんを起こそうか迷っていると、
ガクガクしながら、おっさんがゆっくり起き上がってきました。

「(救急車)呼ばんでええぞ」

「血ぃ出てるやん…」

口から出血してたおっさんは、フラフラで立ち上がりましたが
まともに立てる感じでは無かったです。
ホントにフラフラのボロボロでした。

「いや、おっちゃん、やっぱアカンやろ」


ふと、おっさんの着てるTシャツに目をやると
胸の真ん中に



『WIN』



と書いてありました。


いやいやいや!ボロ負けやん!!{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 23

60.0 5 平池芳正アニメランキング5位
AKB0048 Next Stage(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (176)
723人が棚に入れました
芸能禁止の時代、危険を顧みず、ゲリラライブを送り届けるアイドル達がいた。
そう、彼女達の名は「AKB0048」。
地球滅亡直前まで、伝説のアイドルとして輝き続けた「AKB48」。
その名を襲名するという形で受け継いだ超銀河アイドルチームの物語。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期に続き、作画・シナリオとも見事だが・・・ラスト4話だけ滑り気味の残念作。

第20・21話でピークが来てしまい、ラストの印象が今ひとつになってしまった点が非常に残念で、第1期より若干評点を落としてしまいました(※それでも個人評点 ★ 4.3 と私の中ではなかなかの高評価)。

※なお、各話評価は第1期のレビューを参照。

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※以下、以前のレビュー。

このアニメは、私の感想では、第1期の第1話冒頭から全く外れなしの面白さで、第2期の半ば過ぎまで一気に見切ってしまえるような見事な躍動感に溢れています。
さすがにこれは外れかな?と途中まで思っていた第18話(真琴回)ですら、ラストでそれまでの退屈さを導線にして一気に引っ繰り返されてしまい、まんまとこのアニメ屈指の優良回と思わされてしまうような面白さでした。

本当に、第21話までは、絵もストーリーも視聴者を全く飽きさせない巧みさで、各話の平均点は、同じアイドルを題材としたアイマスよりもずっと高いと思います。

ところが、{netabare}なぜか、このアニメのラストに来る2つの大イベント(主役2人の襲名イベント・センターノヴァ化イベント)の前振り的なイベントが発生する第20話・第21話で、面白さのピークが来てしまい、肝心のメイン・イベントの印象が薄くなってしまうという、少し残念なことになっています(アニメ制作中にAKB48自体のメンバー構成に色々変動があったので悪影響が出たのかな?)。{/netabare}

ここがラストで評価が急上昇するアイマスとの違いとなっています。


◆物語のアクセント(キララ発生回)
{netabare}
第1期
・第1話 智恵理(正確には発生ではなく智恵理に付いてきた)
・第12話 友歌
・第13話 凪沙

第2期
・第15話 美森
・第18話 真琴
・第20話 彼方
・第23話 織音etc.
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 22
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人気の無さに泣けてくるが、本編ではマジで泣ける(85点)

全13話。(分割2クール目、14話~26話)
TVアニメオリジナル。

個人的満足点:85点
アニメ系統:SFアイドルサクセスストーリー

リアルAKBは好きでも嫌いでもないのだけれどもAKB商法だけは嫌い。
新たなAKB商法か?って感じで、このアニメもかなり斜めに構えて視聴していた。

なんて1クール目の時に言っていたのが懐かしくなった2クール目。
そういうわけで1クール目未視聴ならそちらからどうぞ。
http://www.anikore.jp/review/309813/

やや設定に無理があるようだが、そんなことはどうだっていい。
基本はライバル・友情といった熱い要素が魅力。

リアルAKBの総選挙なんか知ったことじゃないが、このアニメの総選挙の熱さは素晴らしかった。
別に思い入れのあったキャラでは無かったのだが、観ていて思わず泣いてしまった。
{netabare}みもりの選抜入りは鳥肌ものだった{/netabare}

中盤も1クール目でスポットが当たらなかったキャラにもスポットをあてて熱いお話を繰り広げる。

個人的には彼方の出番が減ったのが少々残念ではあるのだが、それでもいいと思わせる勢いがあった。
{netabare}ぶつぞうのエピソードはお気に入りだ。おっさん熱すぎるぜ{/netabare}

最終話付近もなんだか設定が無理矢理感満載だったにも関わらず、熱い展開に熱い歌をかぶせられて泣いてしまった。
基本、熱い展開に歌のコンボに弱いのではあるが。

また、1クール目ではかなり下手だったAKB声優陣だが、2クール目に入ってからは少しずつ上手くなってきた。
唯一1人は微妙だったが、それでも最終話あたりにはそれなりになってきた気がする・・・・多分w

今期ではラブライブが結構人気だったが、個人的にはこっちのほうを推したい。
(ラブライブも良かったんだけどね。後半の熱さが足りない)

熱いお話が好きならオススメ。


と、まあ一人で推してみるわけではあるが
つまり、何が言いたいかというと

もう少し人気あってもいいと思うんだ、マジで。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 19
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外と面白い

実際・・現実のAKBは苦手であまり見てないのですが、
AKBという理由で見ないようにしちゃダメだと思って挑戦してみました。

やっぱりAkBとしてみたらイライラするかもだけど、
アニメとしてみたら意外に面白くてびっくりです。

最初は1期を見てないので、
どうして芸能禁止?と思ったり光?え?と疑問が多かったのですが、
少しずつ理解できました。

アイドルって裏ですごい努力してるなぁと思いました。
競争率の高い世界だなぁと。

タイトルや形で損をしているもったいないアニメと言っても過言ではなかったです。
普通に面白いのに勿体無いですね。


~12話~(最終回)
{netabare}え、え、え~w
泣いちゃったよ私。
自分でも驚きですよ、まさかakbのアニメでなくとはw

特にakbって恋愛禁止じゃないですか。
だから切なくも結ばれない両想いの2人・・ゆうかとまもるですね。

恋愛系に弱い私は「なにこれ、切ない・・いつか結ばれてくれよ・・」
とか思いながら泣いちゃいましたw

アイドルって大変ですねー・・恋愛ができないなんて。
せめてアニメの中では結ばれて欲しかったですね。

父親のことなどまだ解決してないこともありますが、
3期あるんでしょうかね?

2期で十分だと思っていましたが、
ちょっともやもやするのでちょっと3期あって欲しいかもです。{/netabare}


~11話~
{netabare}まさかの急展開過ぎて、なぜか笑えてきました。
ずっと妹好きすぎるなーって思ってたお父さんが何者かに撃たれて倒れましたよ。

残り1話でまとめることできるんでしょうかね。

そういえば、織音役をしているakbの方がakbやめて
本格的に声優目指すみたいですね。
演技ヘタではないと思いますし、声優になる方とか憧れるので頑張って欲しいです。

いまさらですが、akbの人が役やってるから、
演技や声が不自然だな・・akbのアニメでも声優にしてほしかった。{/netabare}


~9話~
{netabare}輝きを忘れずにいたセンターノバの人達は別世界に行ったんですね。
あっちゃんや優子さんも。。

みーちゃんも続けていたら行っていたのかもしれない。
だけど途中でやめたから「ここ」にいる元センターノバとして、
あっちゃんたちを助けようとしていた。

一人犠牲になってみんなを助けようとした。
でも、みんなみーちゃんがいなくなるのは嫌で。。だから助け合った。

「研究生から戻らなくちゃ」
もう泣きそうでした。

AkB嫌いなのにアニメは面白いじゃないか馬鹿野郎!
と内心AkBをひどく言いながら涙ぐんでました。{/netabare}


~8話~
{netabare}優子さんは誰よりも上へ上へ行こうとして輝いてる。
やっぱり優子さんはすごいですね。

センターノバにならなくちゃいけない、約束を守らなきゃいけないと
1人で戦いに行きました。

ですが、あの光をまとったあと、消えちゃいました・・

戻ってくるのかな・・もう戻ってこないのかな・・
と少し涙ぐみながら続きを楽しみにしています。

そういえば、今回はあっちゃんたくさん出てましたよね!
あっちゃん(沢城さん)の声がたくさん聞けてよかったですw{/netabare}

~7話~
{netabare}現実のAKB苦手な私が今回で涙ぐむなんて少し予想外でしたが、
それほどいい話でした^^

彼方は同期の子に先を越されたら少し辛さと焦りが出ると思います。
だけど、まりこに襲名した美森は「早く追いついてきて」と
言いましたね。

これで、彼方に火がついた?でしょう。
彼方が襲名するのも遠くはなさそうです。

それにしても、美森がまりこ様を襲名したなんて予想外だったなぁ。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8
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