恋愛で異世界なTVアニメ動画ランキング 91

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の恋愛で異世界な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の恋愛で異世界なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.8 1 恋愛で異世界なアニメランキング1位
道産子ギャルはなまらめんこい(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (122)
343人が棚に入れました
東京から北海道北見市の高校へ転校した四季翼は、真冬の氷点下でも生足&ミニスカな“道産子ギャル”の冬木美波に、道に迷っていたところを助けられる。 同じ高校へ通うことがわかると、美波は翼と一気にトモダチに! 距離感近めで、天真爛漫な美波に、翼のココロはドキドキしっぱなし。 でも、何も知らなかった北海道のことが、美波との毎日で、翼はどんどん好きになっていく。 やがてその気持ちは、ふたりの関係も変えていき……? なまらめんこい<とってもかわいい> ハイテンション道産子ロマンチックラブコメ開幕
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

見た目はギャルで軽そうなんだけど実は純朴

北海道北見市出身の伊科田海による原作漫画は、『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中(既刊12巻、原作未読)。
アニメは全12話(2024年)。『最近雇ったメイドが怪しい』と同じ監督と制作会社の組み合わせで、SILVER LINK.とBLADEの共同制作。放送はテレビ東京系列。
ちなみに、SILVER LINK.は、同時期に『佐々木とピーちゃん』も手がけており、この作品の湊未來監督が『道産子ギャル』の総監督も務めている。
非道産子の知人が「道産子」繋がりで私に勧めてくるので観始める。
(2024.3.26まとめ、3.27大石さんが頑張っていると思ったので音楽の評価を上げました(笑))

あらすじは、北見を舞台とした、東京から引っ越してきた男子高校生・四季翼(しき つばさ:CV.島崎信長)と、「道産子ギャル」の女子高校生・冬木美波(ふゆき みなみ:CV.佐倉綾音)、3話から登場するゲーム好きの清楚系美少女・秋野沙友理(あきの さゆり:CV.花守ゆみり)、6話から登場する翼の家の隣に住む和服好き優等生で高校の先輩・夏川怜奈(なつかわ れな:CV.上田麗奈)とのラブコメ。

本作のメインヒロインである美波は、ギャルだからなのか純朴だからなのか母親の影響なのか、とにかく翼に対してグイグイ行く。他のヒロインも押しが強め。

美波の魅力は、見た目はギャルで軽そうなんだけど実は純朴というギャップ萌えなところだと思う(オーイシさんもOPでそう歌ってたし…)。


本作は、タイトルに「道産子」と入っているものの、ネイティブ的には、後述するように北海道弁の再現度のクオリティは微妙。

もっとも、観光地として海外でも大人気の北海道。本作は、そのご当地紹介も兼ねていて、「誇張はある」ものの「北海道あるある」ではあるので、方言などに違和感のない非道産子にとっては、観光案内としていいかも。


【音楽】
OPのオーイシマサヨシによる「なまらめんこいギャル」(作詞・作曲・編曲:大石昌良)がキャッチー。


【本作の北海道弁に関する「一」道産子の見解】
明確な方言指導の表示はなし。一応、美波役の佐倉綾音さんと元同じ事務所の同期でクラスメイトの松尾役で出演している松岡禎丞さんが北海道帯広市出身なのですが、ほぼ出番なし…

細かいイントネーションなど全体的に北海道弁に寄せるというより、「なまら」、「したっけ」、「そだねー」(2022年冬季オリンピック・カーリング日本代表で一時期話題になったように意外と道民気づいてません(笑))、「ゴミを投げる」、「語尾の~しょ」、「よっかかる」、「見ささる(自然と見る)」といった単語のみ方言を使う感じ。
(道産子あるあるとしては、道産子は標準語を普段話している(あまり訛っていない)と思っているので、微妙な標準語と異なるイントネーションやアクセントの違い(例えば、「幼稚園」や「椅子」のアクセント)や、ふとした方言を道外でそれなに?と指摘されて気づくことがよくあります。私も思わず「そのゴミ投げて」(※「捨てて」という意味)と言ってしまい、言った相手にぽかんとされたことがあります(笑))

台本や制作側の指示通りのはずなので、声優だけのせいではないですが、ネイティブ的には、他の方も触れられている通り、方言のイントネーションや間の取り方、方言の使い方に違和感がありました。

特に「なんもなんも」は、イントネーションが違うと不自然なので、セリフとして言わされてる感が出てきてしまう(回を重ねるごとに方言が少しずつ上手くなってきたとは思いますが、初回の北海道弁を聞いて断念したという他の道産子もいたので、道民の支持は得られなさそう…。)。

もっとも、違和感があるのは日本の全人口の1割にも満たないので、方言のリアリティを追求するより人気声優の配役を重視したのかもしれません(海外の人も方言はわからないですからね)。

ただ、配役重視だとしても、本作の売りの1つは「道産子」だと思うわけです。
そうだとすると、他と差別化するためにも、ふとした瞬間の感情の吐露として方言を用いると、シチュエーション的にも素がでやすいし効果的なので、もっと方言をあざとく使うくらいで良かったんじゃないでしょうか。
確かに、そんな「なまら」連呼しない、なんならバカにしてんのかっていう話は、私も道産子なのでよくわかるのですが、どうせリアルの方言に寄せる気がないなら、そういう方向で振り切るのもわかりやすい1つの表現としてアリだと個人的には思います。
(リアリティは犠牲になりますが、あくまで創作物(フィクション)であって現実世界の切り抜き(ドキュメンタリー)ではない。例えば、8話で焼肉を食べた美波が「なまらうまいっしょ」って言ってましたが、実際にあまりいわないとしても、非道産子が求めてる方言の使い方って、おそらくこういう感じなのでしょうし。)


原作未読なので違うのかもしれませんが、原作通りのセリフなのだとしても、アニメでは漫画と違って音声が付く。
「声」という漫画にはないアニメの強みを活かすためにも、もう少し「方言」にこだわった方が良かったのではないかと思いました。


【ネタバレ有りの感想】
{netabare}全体的に登場人物の心理描写などが薄いので、どうしてその行動をしているのかについて深みが感じられず、単線的に感じました(例えば、 翼がピアノを弾けることを隠していたとか、美波がその曲が好きだったといった伏線が張られていないので、落ち込んだ美波を励ますために翼がピアノを弾くというシーン自体は素敵なのだけれど、それ以上の感動はないみたいな感じ。)

ハーレムものとはいえ、メインを張るヒロインを視聴者が好きになれるかが結構重要だったりするわけですが、上で書いたように心理描写が薄いので、翼たちが「何かに頑張っていてかっこいい」と思っていたと言われても、美波が翼を好きになっていく過程(その逆の翼が美波を好きになる過程も)がちょっと説得力足りなかった印象。

個人的には、3人のヒロインの中だと秋野沙友理が一番共感できたかなあ。


漫画原作者が同じ道産子ということで応援したい作品だったし、道産子+ギャルというキャラクター、ご当地紹介といった他の作品との差別化を図れる強み自体はあったので、もったいないなあと思いました。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

方言小話

作品としては標準値レベルな印象でした。
北見市が舞台のご当地アニメなので、自然風物と地域文化を知る一助となりました。
主題は、OP、EDにあるように今どきの女子高生の恋バナがメイン。
東京から来た男子転校生に興味津々なスピード感を、三人三様に描きます。

私は北見市の方言は全く存じ上げていませんが、ご当地でもそれを好んで使う人もいればそうでない人もいるでしょう。
東京のような大都会でも "ご当地言葉の選択" はコミュニケーションを潤沢にするために標準語を口にするのが一般的です。

でも「郷に入りては郷に従え」の通り、標準語は、大阪弁、尾張言葉、福岡訛りなど全国それぞれにあるのも含めてで、謂わば各地域に見合ったものという意味あいもあります。
それでも日本国民という観点では、東京で使われる言葉が標準的基準になるでしょうか。





北海道と聞けばすぐに思い出すのがアイヌ文化圏の言葉遣いですが、私としてはさすがに文化的に縁遠い感じがしますし、残念ながらご当地風とも言い切れない実相も垣間見られます。
よほど意識しなければ文科行政で学んでいる標準語に馴染むしかほかに選択肢はないかなあと思います。

ですが、誰かがそれを担わなければならないとなれば、主人公の冬木さんになるわけですね。
本欄で、北海道や北見市でも聞きなれないと指摘される言葉使いのようですが、北海道は歴史的に本州各地からの入植者も多いので、一概に言って、地元言葉が道内皆同じという訳でもなさそうです。

例えば、北見市の歴史をひも解くと、入植者は33府県に広く及んでいるそうで、市内の地域ごとに、100戸、200戸とまとまって出身地のお国訛りが形成され維持されているそうです。
冬木さんがよく使う「なまら」も、どうやら出自は新潟県らしく、しかも中越と下越ではその意味合いが違うという不思議さです。

このあたりが、例えば沖縄県とは歴史的事情が全く違うところで、先ごろアニメ化が決定した「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(略称 沖ツラ)」との比較が参考になるかと思います。
沖ツラの放送時期はまだ未定ですが、公式ホームページもありますので興味をお持ちでしたらご覧になってみてください。





およそ方言は、地域の歴史文化に醸成され、現在に定着してきているものです。
それを話す人の地元愛、歴史への理解、未来への継承などの精神性、意識性はもちろんのこと、各戸ごと、世代ごとの微妙な違いへの寛容性など、さまざまな要素で言い回しやイントネーションが移り変わるものです。

金髪ギャルも、インドアゲーム大好きっ子も、成績優秀和装フリークも、それぞれのバックボーンで言葉を使い分けているのを見ると、どことなくそれ自体が個性であり、人柄であり、そこにシンパシーが持てるならそれでいいのではないかなと思います。

そんなことで、ご当地=固定化された方言という見地だけではなく、広く言葉の意味、それを使う現代っ子の現在地に即したそれぞれの文化性が色濃く反映されている作品と評価してみたいと私は考えました。


人の個性も、地域の文化性も、「みんな違ってみんないい。」


いつか北見市に行ってみたいです。
真冬は無理ですが、芝桜が咲く季節ならと思って。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 ご当地ラブコメなのにキャラと映像表現の両方で駄目でした。

1話 お隣の美少女系?ご当地もの?ラブコメなら美少女作画はがんばりましょう。

{netabare} お隣の美少女系なんでしょうか?それとも街おこし?北海道あるある?主人公あるいはヒロインになにか成長課題があるのか、ないのか。

 題名がキャッチーなのでちょっと面白そうだなと思って見始めましたが、現状エロいギャルにドキドキする感じで終わっちゃうんでしょうか?

 うーん、お隣の美少女系はあまり好きじゃないカテゴリーだし、地域紹介にしては北海道の広大さとか言葉だけなんですよね。最近ラブコメのレベルが高い作品が増えてきたのでちょっと期待したんですけど。

 そして美少女ものはせめて人物の作画はがんばってほしい…女の子だけでいいから。ラブコメは主人公に感情移入するためには、視聴者もヒロインに惚れなければなりませんのでそこは重要です。
 制作はSILVER LINKかあ…異世界ものなら必要十分なレベルなんですけど、現代劇でご当地ものだとどうなんでしょう?佐々木とピーちゃんと並行で大丈夫なんでしょうか?

 数話見るかもしれません…いい方に期待はずれでありますように。{/netabare}
 

2話 ギャルであるヒロインの友達が描写されない不自然さは何かあるの?

{netabare}  話数の表示が「だい2わ」なのに気が付いて、ギャルの…というよりヒロインの知能をどう考えているのかわかります。EDの音楽も昔のギャル文化が好みそうな感じでした。その辺はステレオタイプかなという気がします。

 芋もちが出てきたときにはちょっとゲンナリしましたが、カツゲンがやたらリアルなので、ちょっと笑いました(なお1話にも出てますが気が付きませんでした)。それと焼きそば弁当ですね。EDを確認したら東洋水産、ポッカ、雪印メグミルクが協力してたので、あれ?もう1個なにがあった?と思って探したら、OPで「RIBBON NAPOLIN」という飲料がありました。どうやら北海道限定みたいですね。リボンといえばシトロンですが、こちらも現在北海道限定だそうです。

 ラブコメって、お隣の美少女系はうんざり…と思ってましたが、「高木さん」とか「グイグイ」とか「僕ヤバ」とか「インソムニア」とか、今期で言えば「ゆびさき」もそうですけど、スタートは結構、ご都合主義でスーッとやってしまう感じなんですね。もちろんそこにちゃんと説得力を持たせている作品もありますけど。
 その点では「スキップとローファー」は丁寧に描いていると思います。あと何期か前の義兄妹のやつとか学校の実験で疑似夫婦になるやつとかはかなり強引な設定で、そこから好意を持つプロセスでした。

 ですので最近流行の作劇法として、冒頭のご都合主義だけ保留して見ればいいのかなと。と、したときに本作が気になる点です。

 1つはなぜヒロインのギャルは一人でいるのか?ですね。いきなり主人公と弁当を食べはじめてビックリしました。この子は孤独なのか?と。ただ、その割にはスマホをずっといじっているので、そこは単なる描写不足?
 友達を大事にするギャルの生態としては2話時点で友人が描かれていないのは理由があるのでしょうか?友達がいないから距離感近いけど、実は友達としか思っていないということ?

 初めはヒロインの好意は東京から来た主人公への憧れで、話が聞きたいとか都会を感じたいからかと思ってましたが、その辺りの描写はないですね。

 それと主人公が引っ越してきた理由って説明ありましたっけ?イジメとか?両親が海外転勤とかいろいろあるかもしれませんけど…説明ありましたっけ?{/netabare}


3話 ご当地ラブコメなのにキャラと映像表現の両方で駄目でした。

 ヒロインは誰とも仲がいい描写はありませんでしたが、誰とでも仲がいいらしいですね。会話で言ってました。そして黒髪の美人キャラは何もがんばらないで何もできなくてコンプレックスって…それはストーリー上で説明しましょう。だって2話あったじゃないですか。
 1,2話で30秒ずつ使えば表現できたでしょう。そこはシリーズ構成で改変しましょうよ。

 それと冬の北海道のスキー場って行ったことがある人ならわかると思いますが、想像を絶する雪質です。初心者でも初級レベル、初級なら中級レベルの滑りができるくらいの凄さです。それは北海道の雪が寒すぎてほとんどくっつかない粉雪だからです。その雪の降らし方の映像表現が本土と同じな気がしました。スキー場の格好もそうですけど、北海道を本気で描く気がないのでは?と思います。

 人物の描き方と北海道の映像表現どちらも中途半端です。ご当地ラブコメとしての出来としては厳しいかな、と。これはどちらかといえばアニメ制作の問題な気がします。

 ここでやめておきます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

67.4 2 恋愛で異世界なアニメランキング2位
聖女の魔力は万能です Season2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (127)
436人が棚に入れました
ある日突然「聖女」として異世界に召喚された20代の会社員・セイ。元々の植物好きを活かして薬用植物研究所で働き始めるが、仕事人間ゆえの生真面目さに“聖女パワー”が加わり、セイは効果5割増しのポーションを次々と作り出す。 さらに、魔物討伐では凄まじい威力の浄化魔法を発動し、セイの評価は爆上がり!「聖女」であることも正式に認められ、スランタニア王国の救世主として、人々の尊敬を集めていく。 そんな彼女を見守り支えてくれるのは、研究所のヨハンやジュード、宮廷魔道師団のユーリ、そして、互いに惹かれ合いながらも、いまだ恋人未満な“氷の騎士様”アルベルトだった。 王国の最重要人物となってからも相変わらず研究三昧なセイだが、アルベルトとの仲は少しずつ深まって、恋模様にも新たな展開が――!?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

客観的には面白さは…ただ、ファンとしては美しく終わらせてくれてよかった。

 終わりよければすべてよし…とファンの立場からは言いたいところですが、面白さでいえば2期は1期から半減以下になりました。ファンて、何か月かに1度に出版される新作を楽しみにしますので、実際よりも作品を過大評価します。自分でもどこか冷静な部分で面白さが減っていることはわかってるんですけど、感情的にはそう思わないで面白かったと言うでしょう。

 でも、こうしてアニメで見せられるとその現実は明らかです。始まる前からなんとなくわかってましたけどね。

 ただ、ここのスタッフはそれでも演出と作画でがんばったと思います。リズとのお茶会のシーンなど上手く作ってました。そして終わらせてくれたのでなんとなく納得が行きました。

 まあ、これ以上は言いますまい。美しい最終回でした。

 評価は…オール3…で、作画だけ4.5。美しいですが動きに乏しいので。
 


1話 面白さは1期がピーク。それ以降も話のレベルは高いですが…

{netabare}  本シリーズはアニメ1作目の1話ですっかりはまってしまって、原作は小説・コミック・スピンオフは既読です。

 で、先に言えば私にとって面白いのは、1期までの部分です。カイルとアイラとエリザベスの3人の関係性が異世界転生ものの聖女シンデレラストーリー系ではかなり出来がよかったし、聖女の力の設定と物語がマッチしていました。ストーリーとキャラに力があったと言えるでしょう。キャラの心理に深みがありました。

 ですが、それ以降ですね。沼問題以降です。ホークとの関係は安定していますし、設定上ホークエンド以外の違う結論はないでしょう。そして、いい味を出していたカイルが退場していますので、人間関係が非常に単純化されて、その後の話の展開は一般的ななろう系に近づいてゆきます。2期1話目で早速「商会」が出て来たりします。
 そうはいっても、この原作者は筆に力があるのか、それぞれの設定やキャラ、エピソードは良くできているし、面白いことは面白いです。人によっては2期以降の方が見たかったストーリーと言えるかもしれません。
 何よりホークとの結末はわかっていても見たい、見せたいところでしょう。原作はまだ終わってないですが結末にどんでん返しはないでしょう。

 私は本作の2期以降は「魔法使いの嫁」と一緒ですね。ファンとして最後まで続けてもらいたいし楽しませてもらいます。でも、やっぱり1期を越えることが出来ず、つまり原作ももっと早い段階で畳んだ方がシリーズの深みは増したような気はします。その辺は人それぞれでしょう。

 アニメ1話目見ましたが、相変わらず異世界ものとしては非常にいい出来です。空気遠近法というのでしょうか。焦点の使い方が上手いですね。それと構図ですね。特に人の位置関係が秀逸です。

 と言うわけで、ファン心理としてあまり批判したくないけど、批判したい気持ちもあります。というジレンマがある作品なので残りのレビューは最終回後にします。{/netabare}


2話 尺伸ばしが感じられないスピード感がすばらしい。

{netabare} レビューは最終回後といいましたが、一言だけ。原作ストックを気にしない面白さ重視のスピード感と構成に制作者側のレベルの高さが感じられます。「俺ガイル」の原作者でもある渡航氏のシリーズ構成が素晴らしいのでしょうか?
 2期分割のマイナスを感じさせない上手な作品として「陰実」と本作は素晴らしいと思います。{/netabare}


6話 テンユウ編はちょっと気が抜けた?特に6話は構成とセイの顔に違和感が…

{netabare} 今のところテンポ良く話が進んで面白く見ていますが、6話でちょっとセイの顔のパーツのバランスと横顔の輪郭線が結構乱れたように感じました。アップはあいかわらず丁寧な気がしますが、引き画の時です。

 それと構成がテンポがいいのはいいんですけど、ちょっと今話はペース配分はどうかな?と思います。母との思い出を短くしても良かったのでは?

 ファンとして見ているので、いいんですけどちょっとテンユウ編は出来が他の話と比べてん?と感じてました。6話で特に感じたので一応。{/netabare}


6話追記 リンゴとハチミツかあ…まあ、カレーが食べたくなります。ネタ切れ感は隠せないですね。


7話 中間総括。ストーリーはやっぱり良くない。が、演出、構図、止め絵等々で素晴らしいシーンを作り上げました。リミテッドアニメの方向性が見える作品だと思います。

{netabare} 7話前半の女子のお茶会のシーン。良かったです。華やかさもそうですが、見せ方と各キャラの演技がとても良かったです。話の内容は凡庸なんですけど、アニメの力でかなり見られるシーンに仕上がっていました。
 だからと言って、派手な作画でヌルヌル動かしているわけでもエフェクトでごまかしているわけでもありません。そこは非常に良かったです。声優さんの演技も良かったと思うし。

 で、まあ、本作の中間評価ですが、やっぱり1期の話の作りの良さに比べると、尺伸ばしの為に差し込んだエピソード感はすごいですね。私のように本作1期が本当に好きで、且つ、コミックスの美しい作画に惚れて、原作をそろえている人間からしても、レベルダウンは隠しようがありません。

 ただ、この作品、そうはいっても比較的潔く終わるような感じもあります。つまり、シンデレラストーリーとしての結末です。そこを2期で綺麗に見届けられるなら、私としては本望ですので、それで良しとします。 {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

聖女様の素敵な異世界生活

女性版チート無双アニメかな
最強になって敵と戦う男性主人公に対して多彩な才能で上手に生きる女性主人公のなろう系
結局無双することに違いはないけど、敵とチートで戦うアニメが多すぎて、そうじゃないってだけで少し有利な気がしますね

雰囲気はとてもいいけどスローテンポで単調なのは変わらず、2期になっても変わり映えしない展開に途中で飽きてきたけど
終わり方がとてもスッキリしていて見たかった結末が見れたのは良かった

セイに都合良すぎる感じはあるけど、周りのイケメン達もセイを巡ってガチの争いしたりドロドロしたりしない、聖人君子ばっかりで好きなことをやって優しいイケメン達に囲まれて、時々聖女様の仕事して、親友もできて充実した聖女様生活って感じだった

最初は「お前いたの?」みたいな盾の勇者みたいな不遇扱いされたセイが、すっかり充実した幸せな異世界生活送ることができていて、雰囲気良くストレスなく見れる安定したアニメでした

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ハッピーエンドで良かった!物足りない感じもしますが…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.30

 主人公のセイさん、聖女としての役割を全うします。物語としての山は1期で終了しているので、後日談と言った所でしょうか。

 おぼこムスメがイケメン達を翻弄する様な話でしたが、本命をゲット出来たと言うことでOk?

 登場人物達が全員イケメンのモテ男なので、セイを巡って醜い殺し合いとかをしない所がノーストレス!任務中にライバル殺っちまうかとか考えない良い人だらけ!

 現実なら、お前が俺等の口説ける女で一番の上モノなんだよー!で男性構成員同士が険悪になりそうなヲタサーの姫プレイ突入ですが、イケメン動物園の住人は違いますなぁ〜。

 やってることは無意識サークルクラッシャーだけど、周りが良い人なので倫理的にもノーダメージクリア!ご都合主義ですが、これもありかなぁ…。

 女性主人公のハーレムモノは、ヘイトを集めず終わるのが難しいですね!誰も選ばずに何股もかけたり、逃亡する男主人公よりは良心的です。
………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.09

 1期から観てきました。1期でもそんなにハラハラ展開はありませんでしたが、2期で聖女の地位はさらに盤石になりました。後の山はどのイケメンとくっつくか位です。

 万能ポーションもすぐに完成!もう6話にしてやること無いですね。人体実験とかしないんですね。まぁいいです…。

 ポーション頼みで生き抜きますに比べると、おとなしい主人公のセイ。

 淡々としており、悪くは無いですが、これが理想の女子なのか…。万能ポーション作れんぞ!とイキって天下に号令する気概が欲しい様な欲しく無い様な。

 野心溢れる士大夫の観るアニメでは無い様です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

59.7 3 恋愛で異世界なアニメランキング3位
結婚指輪物語(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (75)
241人が棚に入れました
月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて大好評連載中のめいびいによる漫画『結婚指輪物語』。累計部数130万部(電子書籍含む)の人気作がいよいよアニメ化! どこにでもいる普通の学生サトウは、幼馴染のヒメへ密かに想いを寄せていた。 告白を決意したある日、サトウはヒメから遠いところへ引っ越さなくてはならないと突然の別れを告げられてしまう。 恋心を諦められないサトウがヒメを追って辿り着いたのは、なんと異世界だった。 ヒメは、異世界に5人存在する「指輪の姫君」のひとりだったのだ。 サトウはヒメからいきなり結婚を求められ、勇者「指輪王」として世界の脅威に立ち向かうことに。 さらに、指輪の真の力を引き出すには、残り4人の姫たちとも結婚する必要があり……!? 5人の姫との異世界新婚ファンタジーが、ここに始まる――!

声優・キャラクター
サトウ:佐藤元
ヒメ:鬼頭明里
ネフリティス:島袋美由利
グラナート:上田瞳
サフィール:加隈亜衣
アンバル:小松未可子

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ポルノとしての価値しか無いモノを地上波で放映する意味は?

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.27

 深淵王倒せないのか…。で、2期に続くと…。ハーレム完成しているのに次は何をするのかな?

 ハーレムものと、世界を救う勇者の物語は、相性が悪いですね。男と女のイチャイチャ話は構造的に世間から隔離されているため、外界の情勢と連携できません。

 恋愛において、外部の都合は雑音でしか無いので、ハラハラする冒険譚を上手く作るには相当な技量が必要な様です。結局、セカイ系になって、物語が破綻します。

 本作品も、主人公達だけ撤退していますが、命懸けで深淵王と戦っていた味方の戦士達はどうなったの?置き去りで全滅かな?

 ハーレム外の敵味方の動静を描かけていませんし、描く気も無い様です。

 1期を観る限り、ポルノ的なハーレム物語と、異世界冒険ファンタジーの良いとこ取りをしようとして、上手く消化出来ていない失敗作としか評価出来ません。

 2期で挽回出来るか期待しています。今期のHIGH CARD、ノアールと、1期が駄目なら2期も駄目な感じだったので、ジンクスを破って欲しいです。
……………………………………………………………………… 

 6話まで観ました。2024.02.11

 異世界ハーレムものですが、地上波では規制が厳しいので、中途半端です。

 この手の話は、色んな種族の女とヤリまくりたいというポルノ的な価値しか無いので、湯気や謎の光の邪魔があってはいけません。

 スマホ太郎もそうですが、ハーレム要員を連れ回る話は、女性達を人格のある存在として描き難いので、物語としても面白くありません。

 無理なくハーレムを成立させるには、大奥や後宮の様に女性達を社会から切り離す、もしくは源氏物語の様に妻のもとへ男が通うスタイルで、女性達の横のつながりや社会との関係を生じさせない様にしないといけません。

 珍ポは一本しか無く、無限発射出来ない以上、取り合いもしないで強制や規制もないのに男の都合のよい時に股を開いて待っている女性達など、非現実の妄想ポルノでしかありません。

 ワザワザアニメ化しなくても、原作をポルノとして楽しんでいれば良かったんじゃね?としか思えません。もしくはOVAや18禁ネット配信専用とかで公開するとか、やりようは色々ありそうです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

RIGHT and LIGHT

異世界ハーレム×古典王道ハイファンタジー。
構造こそハーレムっぽいが可哀想を楽しむ作品ではない。

2期へ続く!

サトウの幼馴染のヒメは異世界の姫だった。異世界を救うには5人の姫の持つ5つの指輪が必要。指輪王となったサトウは異世界そして何よりヒメのため、残り4つの指輪を求める旅へと向かう。

OP・コテコテに王道で壮大な楽曲と映像が最高。ラストは罠。
ED・ヒドい手抜き映像だが見た目で判断するなって挑戦状かも。

異種族が交差するハイファンタジーの醍醐味を軽いノリでサクサクライトに味わえる楽しさがある。フリーレン以上にハイコンテクストで、シリアス・コメディ・微エロが入り混じるのも人を選ぶか。本格ファンタジーだと長くてシリアスで重たい硬派な雰囲気が逆にハードルの高さにもなるが、異世界ハーレムとの融合で気楽にサクサク楽しめるよう時勢に合わせて軽めのファスト作品へと昇華させた逸品。

光の国・人間_ヒメ_ツンデレギャル
風の国・エルフ_ネフリティス(54)_モジモジロリ
火の国・獣人_グラナート_オラオラ姉御
水の国・竜人_サフィール_ドSわらわ
土の国・ドワーフ製ロボ_アンバル_サイコパス

12
指輪が揃うも深淵王の撃破ならず。リベンジに向けて花嫁修行!

花嫁修行言いたいだけだろ、と思えば2期はヒロインズのバトルもありなのかな。メンバー集めが終わってここからが本番って感じか。各々の見せ場も作れてより面白くなりそう。生き別れの妹も出てきてやれることも増えた。今期で戦闘要員ではなかったヒメとネフリティスも魔法を覚えて参戦って流れ?あの二人が前線でバリバリ戦うのはなんか違うのでバッファーとかのサポート役でいてほしいところ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

うーん、ハーレムが好きで見たのですが… ハーレム物として失格。ハズレです

1話感想 3.3 うーん、ハーレムを作る主人公は嫌いじゃないのですが…

何でしょうね?
基本的には悪くないんですよ。
異世界転移してハーレムで、というのはまあ全然普通ですし、そういう話は大好きです。

ヒロインはなかなか可愛いと思いました。
では申し分ないはずなのですが… うーん?
主人公がいまいち気に入らなかったかなぁ。

なんとなく煮えきらないというか…。
何でしょうね。いや本当に悪い、という程でもないのですが。

調子に乗っている、という程でもないですし…。
うーん、主人公の見た目かな? あまり格好良くは無いですが。
何だろう。まあ幼馴染でずっと好きで、そこはガツンといけよ、というところで煮えきらない、という感じがやっぱり何だこいつ、感があったのかな。
そういう部分で主人公を一発で好きにはなれませんでした。

主人公に都合の良い話しは主人公を好きになれないと残念になるんですよね。

作画はそこまで綺麗ではないですね。ただちょっとエッチな所は良かったです。
そこまで気に入ったわけでは無いですが好きなタイプの話しなので見たいとは思っています。
本数次第で諦めます。

全話感想 
まあ「ちょっとエッチ」と「ハーレム」を目当てに最後まで見ました。
結論としては… 残念ですね。おすすめできるハーレムものではありません。
良いハーレムものとは何か。
それはヒロイン全員を愛することです。
この主人公、5人の嫁と結婚しなきゃならん設定なのに、一人の本命が居るんですよ。
ちょっとないですね。
ハーレム主人公たる者、ハーレムメンバー全員を愛することは必要最低限です。
残念ながら良いハーレムモノではありません。失格です。

ハーレムものの良いところは、ヒロインを不幸にしない点にあるのです。
ヒロインを1人だけ選ぶと、選ばれなかった他のヒロインは不幸になってしまいます。
じゃあ選ばれなかったヒロインには別の男をあてがえば良いかというと、オタクってのはそういうのが大嫌いでしてね…。じゃあヒロイン全員を幸せにしようと思ったら、ハーレムしか無いじゃん、となるわけです。
皆愛して皆幸せ。めでたしめでたしです。

しかし本作では本命ヒロインがはっきりしていて、全員幸せにできないんだったらハーレムものにするんじゃねぇって話ですよ。
なんだかなぁ。わかってねぇなあ。

ストーリーもきっちり一期で締めずに続くような作りで… いや続きは原作で、と言いたいのでしょうが、微妙にしか思えません。

まあハーレムが好きだからと、わざわざ見たけれどいまいち報われなかった感じですね。残念です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

67.0 4 恋愛で異世界なアニメランキング4位
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (339)
1091人が棚に入れました
「君は真の仲間ではない──」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦⼒外を⾔い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。「──はぁ、あんときは⾟かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が⼤パニックになってるとは露知らず、当の本⼈は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・「私もこのお店で働いていいかな︖住み込みで︕」突如かつての仲間であるお姫様が⾃宅まで訪ねてきて!?"のんびり楽しい薬屋経営"、"お転婆姫とのイチャイチャ⽣活"、報われなかった英雄による素晴らしき第2の⼈⽣がはじまる︕

声優・キャラクター
鈴木崚汰、高尾奏音、大空直美、雨宮天、八代拓
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

なろうの弱点。構成ができないから最終回が「転」になってしまう。

最終話まで見て。なろう系の小説原作でいつも思うのですが、連載ものの難しさで小説として構成が厳しいです。
 本作は妹の勇者が合流してからの展開が見たいところです。したがって、通常の作劇法なら12話までの部分を半分以下…できれば3話くらいに圧縮して勇者である妹のキャラと並行して、何かを描けばと思わなくはないです。
 勇者のシーンが無い訳じゃないですけど、結局、描いているのは勇者TUEEE、眼鏡くん無能くらいですからね。なろうの見せ方として工夫がある方だとは思いますが、しかし、それでも冗長感は否めません。

 逆になろう連載時なら細かく積み重ねが読者にあるので、感情移入もできるしキャラも謎も機能するでしょう。そこがなろう原作をアニメ1クールにするときの最大の弱点かなあという気がします。

 と、いうのも12話までは平凡ではありますが見られるレベルでした。過去の経緯や能力が説明的ご都合主義すぎるので高い評価はできませんけどヒロインは可愛いです。そして13話は気になる展開がありましたよ?つまり、起承転結の転の頭くらいの部分、つまり中間点が13話にある感じです。

 この作品の「原作」の真価は恐らくこれからなのでしょう。が、残念ながら私が見たのはアニメであり、13話以降を知ることが出来ません。なので12話までは低めの評価です。13話である程度うまくまとめた点と今後の期待感がある点を踏まえて評価すると平均3点…に最終話の妹勇者の設定の良さをで加点して3.1点くらいかなあ。


以下 12話の感想です。

{netabare} 12話です。スローライフじゃねー、という裏切りは予想できたような、出来なかったような…まあ、どちらでもいいかなあ、という程度のお話ですね。13話があるんですかね。

 正義マンなんですよね。主人公が。こういう強くていい人…うーん。異世界ものの弱点の一つ、ですよね。主人公のキャラ造形。まあ、日常系の性格造形もテンプレ化しているので、必ずしも類型化はネガティブだけではないんですけど、まったり癒しではなく恋愛や裏切りなど人の内面が肝心なストーリーですから、ちょっとこの主人公だと厳しいでしょうね。

 あとは、なんですか、12話の作画。なんか機械的な文明のところとか…手抜き?初めの数話はそれなりに見られただけに、もうちょっとなんとかなったのでは?という感じです。

 評価としては、つまらない。アニメの出来としても見るべきところはありません。{/netabare}


以下 異世界日常系についてです。

 本作でちょっと思ったことなんですけど、我々は日常系、たとえば「けいおん」「ゆるキャン△」をどうみているかです。
 私は女子たちがキャッキャうふふしているのを外から眺めるのがいいと思ってたんですけど、本作を見ているうちに、仲間になりたいというニーズがひょっとしたらあるのかもしれないと思いました。

 で、現代日本が舞台だった場合、男、特におじさんが女子たちの日常に入ろうと思うとこれは無理があります。自分自身をそこに置いてしまうと、願望を満たしてくれる反面、素の自分では本当は仲間になれないという現実を突きつけられます。
 本作では転生してませんが、本作の主人公のように若くて、容姿もそこそこ、みんなが頼る能力と実績かがあれば、女性たちの日常の仲間に入れます。

 で、仲間になりたいという願望については、同性としてか、異性としてか。
 同性なら孤独を癒してくれるということなのかもしれません。異性として仲間になりたい場合、性的な欲求を満たしたいという願望なのか、草食系のラッキースケベ的な世界なのか。これはラブコメとしてのチューニングの問題になります。
 本作の場合は2人で生活してるのに、今のところやってないですよね。性行為というものあれはあれでいろんなストレスがありますので、日常系ではそれもノイズなのかもしれません。
まあ今後の展開ですが草食系からの純愛でしょうね。ハーレムに行くか…まあ行くでしょうけど。

 主人公の立ち位置です。実は昔強かったけど、理由があって一般人として韜晦しながら大人しく暮らしている…スポコンとかヤンキーであるパターンですね。実力がある=劣等感がない、だけど苦労しないし皆から承認される。承認ということはスクールカーストのポジションの問題かもしれません。パリピになりたい願望でしょうか。

 いやパリピではないですね。追放というストレスがわざわざ入るのは、本当の自分を分かってくれる人だけが周囲に集まるという舞台設定なのでしょう。これも一つの承認欲求ですよね。つまりカッコつけてイエーイとやるのも陰キャの我々からすると面倒なわけです。素のままの好きな事をしている自分を承認してくれる人が集まればいいと。

 薬屋がやけに多いのはポーションとかFF的なアイテムとして扱いやすいのもあるでしょうが、魔法の代替=万能、人を助ける、唯一性等いろんな要素があるでしょう。魔法以外で未開な文明の中で突出した存在になるにはちょうどいい職業なのでしょう。悪い言い方をすると無知な住民にマウントが取れます。ひょっとしたら小売業は楽だ、という変な誤解があるのかもしれません。

 これで平穏×ラッキースケベ的ハーレム×好きな事で暮らせる×承認という世界が生まれました。
 つまり、精神性としては、日常系もラブコメもスポコンその他の話も本質的には異世界と変わらないということでしょう。

 こうやって考えると、異世界かそうでないかという区分けは実は意味がない気がしてきました。特になろうの異世界ものはデータベース的に共通認識があるので、投稿主が設定を考えなくてもいいので、気軽に小説にできるということでしょう。
 つまり、異世界とはマインクラフトとかRPGツクールとかと同様のフォーマットであるという事だと思います。なろう型の異世界とはプラットフォームということです。難しいことを考えなくていいですよ。自分の好きな世界を気軽に表現してみましょう、と。だから、類似性や模倣がなろう小説では問題にならないのだと思います。
 で、題名が説明的なのと、タグやあらすじが重要なのは、なろう異世界は好み願望を仮想で楽しむ小説なので、読むまで内容がわからないのでは意味がないということですね。


 本作の内容はこんな感じではないでしょうか。裏切ったもの後悔や懺悔があれば最高ですね。復讐にはしないと思います。それをやると日常系ではなくなりますから。
 つまり、このチューニングに会えば面白いし、私の場合は日常系で仲間になりたいと思わないので、薬屋系が苦手なんだと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

タイトル見てやめようかと思ったけど9話まで見ました。で、やめました

<2021/10/6 初投稿>
原作知らんです。
見始めなので評点はデフォルトの3.0

この手のいかにもなろうなタイトルはタイトル見ただけでやめようかと思うんですが、それでも念のため3分は見てみようと思って、3分見てサヨナラするのが慣例になってます。

いつも通り3分見ました。

あれ?
なんか引き込まれるような気がしないでもない。

どうなんだろ?

オレ強えだし、拗らせてる感はあるし
でも、何か惹かれる
奥ゆかしさ?

なんだろうな?

よくわかんないです。

というわけで数話見ます。

<2021/11/19 追記>
7話まで見ました。
ここまでは
「いちゃいちゃいちゃいちゃちょっと不穏いちゃいちゃいちゃこらちょっと不穏いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃこらいちゃいちゃちょい不穏?いちゃいちゃいちゃこら・・・(以下、略)」

感想としては
・加護という設定がちょっと面白いかも
・でもヒロインがそんなに可愛く見えないなー
・演出がちょっとなんというかぎこちない?お話がスッと頭に入ってこないところあり(100万の命より入ってきづらい)
・そういえば町(村)や社会、敵(悪魔?)や勇者、英雄の設定もなかなか馴染めない。いっそゲームの世界と言ってもらった方がまだ理解できそう。
・ウゲウゲさんが気になる

やっぱりよくわかんないなー

なのでもうしばらく見てみます。
評点付けられるのは全部見終えてからになりそう。

<2021/12/2 追記>
9話まで見ました。
最後まで見ようかと思ってましたが無理でした。
ここで断念。

原作に難があるのか、アニメの作りの問題なのか。
それとも私の感性の問題なのか。
話が進んでも設定もキャラもストーリーも頭に上手く入ってきませんでした。

無条件で良かったのはOP曲とED曲
2曲とも穏やかで統一された世界観を感じさせる良曲でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

困ったな・・・。

一応、通して全話視聴したんだですが、あまり印象に残った点が無く・・・。

ああ、いつもの某アベマなTVで一気見の機会がありましてw。


無いなら、酷評になってしまいそうなので、何も書かないという方がいいような気もするのですが・・・。

材料は良かったような気がするのですが、
料理の仕方が、もう少し良ければ・・・。
加護に捕らわれた勇者を含めての登場人物の悲喜交々をもう少し上手にピックアップできれば・・・。

主人公レッドとリットのラブラブ路線が・・・目障り。
最終盤でルーティの加護に捕らわれていた哀しみを際立たせるための伏線(材料)としては、見せつけ度合いが長すぎます。
何故かあまり、背中がくすぐったくなる様な事もなく、冷めた目で観ていました(私自身の感性の問題かもしれません)

物語のたたみ方ももう少し・・・。
ちょっと最終盤、雑な印象を受けてしまいました。

作画も普通・・・か、ちょい下くらい。
主要キャラクターはそこそこなのですが、他になるとちょっと差が出てきますねぇ。

キャラクタも中途半端で、魅力に欠けた気がしました。
コレも「好みじゃないの?」と言われたらそれまでなのですが、一番印象に残ったのが中盤以降に登場したティセというアサシンの女の子かなぁ。
ルーティも苦悩が氷解していく過程のあたりは最初の目つきの悪い、こええ感じからのギャップがはっきりとしていて印象に残ったかなぁ。
って感じくらいで、どうにも・・・。


私にしては、珍しいくらいの酷評回になってしまったかもしれません。
甘々査定の自分としては珍しいと自分でも思っています。
虫の居所でも悪かったかなぁ。

まぁ、ホントに、料理次第では面白くなりそうな要素は持っていると思うので、少々、残念でした。
スローライフっていうポイントも私の思ったのと違っていた感があったのかもしれません。

機会がありましたら、ご覧になってご判断くださいませ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

63.6 5 恋愛で異世界なアニメランキング5位
外科医エリーゼ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (100)
284人が棚に入れました
高本 葵の前世は“悪女皇后“エリーゼ。数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。 現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に… しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた! 処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、自分のせいで命を落とした家族たちだった。もう、大切な人を失いたくない…後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや! 3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…? この人生は、誰かの命を救うためにーー運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


声優・キャラクター
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依
リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平
グレアム・ド・ファロン:細谷佳正

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

医療系はレッドオーシャンなので、地雷臭しかしないんですが…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.01

 王様を手術して大団円でした!力技爆発!ちょっと開胸して動脈いじったら成功するほど甘くないでしょ。

 造影剤を使用して疾患の位置が分かる様にレントゲン撮影して、カテーテルとか使わないと駄目な様な…。当てずっぽうに動脈切るわけにもいかないでしょ…。

 ついでに悪性腫瘍も切除しました!コレが病気の原因だ!って…、王様は糖尿病だったんじゃ無かったっけ?

 手術の作画は嘘臭いです。王様に手術中、笑気ガスか酸素を吸わせてますが、ボンベを描かないとか、ちょっとでも調べる手間をかけない姿勢を貫いています。あんなスカスカな手術室ある?

 19世紀くらいに使用されていたボンベの資料なんて、調べれば画像なんていくらでもあるでしょ。多分、色々と専門的なことを判断するスタッフが居ないんでしょうね。

 子供騙し医療アニメでしたが、エリーゼが可愛かったから良かった位の感想しか無いので、オススメ度は低いです。
………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2024.03.23

 次回最終話で盛り上がってきましたが…、この世界、レントゲン検査とショック輸液が出来る様です。輸液の容器は流石にガラス瓶の様でしたが…。

 20世紀初頭レベルの医療水準はあるんですね。生理食塩水を輸液してるんでしょうが、それだと輸血も可能と考えるべきですね。

 そうなると、最初の方で病棟が不潔だったこととの整合性がとれません。細菌とかの知識がないまま輸液なんてしたら、汚染水を血中に入れる様なもんで、敗血症で死にます。

 素人でも分かるボロがでるなら、医療モノなんて作ってんじゃね〜よ!次回、王様の病気の謎は明らかになるのか!?ちょっと楽しみです。
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 9話まで観ました。2024.03.10

 この作品を作っているアニメ会社は良い度胸をしていると言うか、世の中の事を理解していないと言うか…。

 人間相手の医者が主人公のアニメは、今までほとんど作られていません。異世界薬局は薬剤師ですしね。

 理由としては、リアルな医療の描写がしにくいことです。しかも、別にリアルにしても物語が面白くなるわけでも無いので、制作会社もワザワザ監修者をつけるなどのコストをかけません。

 そのため、誤ったり嘘臭い医療シーンの連発になり、世界観が崩壊します。

 次に、現代日本は医療先進国ですが、トップでは無い点です。医療技術も器具も、ほぼ外国人の発明+純粋工業製品なので、チート転生者がイキレません。あまりにも他人の褌でなんとやらです。

 最後に、医療の発展に貢献した実在の人物をフィクションと言えども超えられない点です。なろうやラノベ作家などはいい加減な連中ですが、多少なりとも創作者としての矜持があるなら、歴史上の人物を無視出来ません。

 有名なところでは、クリミア戦争で看護の大改革をしたナイチンゲールなんて、まんまチート主人公です。

 まだ、病気の原因が不衛生さにあるとの確信が無い時代に公衆衛生を徹底し、傷病兵の生存率を劇的に改善し、売春婦の一種として扱われていた看護婦の地位向上を達成するなど、まさに医学界の巨人…。

 医者を主人公にした物語をアニメ化することのハードルの高さが理解出来ると思います。

 本作品のエリーゼも、国を救いたいなどとほざきますが、手の届く範囲の人物しか治療しません。そして、手垢のついたヒューマンドラマでお茶を濁します。

 外科医設定が無くても物語が成立します。現代知識で公衆衛生を改善した方が、よっぽど人々の利益になります。

 上記の理由から、皆様も、タイトル名を見た時点で、面白くアニメ化するのは無理だろな〜という予測されていたと思いますが、まさに的中しておりますので、悪役令嬢反省系のメロドラマ好きの方以外にはオススメできません。

 哀しいけど人生って有限なのよね…。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2024.02.22

 コレ、医学的には相当誤っているんでしょうね。私の様な素人でも分かる誤りとしては、ハイムリック法を意識のない人にやるのは禁忌です。マネしちゃ駄目ですよ?肋骨が折れるだけです。応急救護の基本です。

 原作が怪しいのか、アニメ化でそうなったのか…。監修者とか居ないのかな?

 他の医師達はエリーゼに好意的で、天才!天才!と褒め讃えますが、コイツらは細菌の知識とかあるのかな?エリーゼ以外の登場人物達のバックボーンが不明なので、凄く嘘臭いです。

 現代レベルの清潔さや徹底的に消毒された環境にいても、怪我や手術後は、すぐに敗血症になります。抗生物質を飲めば一発で治りますが、無かったら結構身の回りの人でも簡単に死亡しているはずです。

 どうも病気や怪我を甘く見ているとしか思えません。物語中の医療水準をちゃんと設定してないので、ご都合主義にしか見えません。

 医療モノをやるなら逃げちゃ駄目でしょ。コレなら、加持祈祷以外に頼るモノが無い庶民を対象とした、町医者からスタートした方が良かったです。

 適当な貴族社会を設定しているせいで、物語の面白さを損ねています。両班制にでもしとけば良かったのでは?どこの国の人が作っても凡百のなろうはこんなもんなのでしょう。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.16

 ハイハイ転生しましたよ〜と。物語が動くのは2話からの様です。

 しかし…、外科医ですか…。文明レベルがどの位かは分かりませんが、そんなに外科的な処置が必要な患者が沢山いるのかな?

 過去、外科的な技術が中々進歩しないのは、色々といじるより、刀槍が原因程度の傷なら焼酎ぶっかけて縫って温泉行けば治るからですね。

 衛生状態の悪い世界で外科とか、患者の寿命を短くするだけです。ナポレオン戦争の頃も、戦場で軍医にかかると漏れなく死亡するので、傷口に蛆が涌くまで放っておいた方が助かるなんて話もあります。

 1000年前のお話のビィンランドサガで、戦場で内臓を損傷した仲間にトドメいるか?と聞いて回るシーンがありますが、1950年代位まで似たような感じで、内臓損傷は助かりませんでした。

 良い抗生物質が無かったからですね。皮膚移植の技術が発達するまで、バイク事故とかで広範囲に皮膚が剥けたりすると、すぐに手足を切り落として傷口を茶巾絞りみたいに縫っていたのも最近の話です。

 外科技術なんてそんな程度でも人類は死滅しないで元気に戦争して殺しあっていたんですから、転生医師の技術程度でどうなるもんでもないでしょう。

 やはり治癒魔法か万能ポーションだな!系の結論になりそうで、今から楽しみです。性格悪いかな…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
ネタバレ

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

医療✖️恋愛✖️転生だけど薄味。

1話視聴 {netabare}
殺されたお姫様が次は人の命を助けたいと、
転生して医者になりたくさんの人たちを助ける。
そして、事故に巻き込まれたくさんの人を助けるが自分は死んでしまい、また家族に会いたかったと願うとお姫様だった世界の過去に転生し幸せな家族と出会い笑顔で終わる。{/netabare}


え、まだつづくのこの物語。もおやめといた方がいいんじゃない?いい話だったよとか思ってしまう。
作画はちょっと不安かなー。
これから、アフターストーリーが始まるって感覚。

2話視聴
1話が物語のさわりで、2話は異世界のさわりって感じ。
ようは物語は今から!!

3話以降
恋愛とかってより、医療もののアニメかな?珍しいと思って見てたけど取ってつけたような内容で薄い。
そして、恋愛とかも組み込んでくるけど感情描写が薄い。
そして、作画も薄い。
転生要素も現代医術を引き継いだだけで後は触らず薄い。
全体的に詰め込んで薄味にした作品。


五話まで視聴
前述通り薄味で飽きてきた。
作画も安っぽくんー、もういっかなってなった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 あれ?原作読んだことあるぞ?もうちょっと面白かった気が…

1話 性格の変化とか飛行機の出来事が理解できません。それと風車は?

{netabare} えーっと、異世界にから転生して現世に来て、異世界に転生したという理解でOKでしょうか?前世が悪女だったのに、不幸な生い立ちで改心したということ?ちょっとつながりというか、キャラが処刑されてなぜいい子に変化をしているのかがわかりませんでした。罪を償うというのは改心後の決断であって、そこの理由は?

 それと孤児に生まれたというのも変な日本語の気がします。孤児には「なる」ものでしょう。少なくとも母親がいないと生まれませんから。まあ日本語は置いておくとして、なぜ不幸なのかがわからないので全く改心の理由が理解できません。前世で失敗したからやり方を変えたら人に感謝されたから、生き方を変えて性格が変わった…というわけでもなさそうです。

 それと飛行機の治療のところがわからなかったんですけど、怪我はいつしたの?一応お腹を見せなかったのは事故で怪我したけど、がんばって治療したということ?それにしては施しを受ける側が何の心配もしないのは…うーん…見せ方が下手で良く分かりませんでした。

 あらすじは面白そうなんですけど…どうも…うーん…あの風力発電の風車は何の象徴なんでしょう?銚子沖の表現かと思ってましたがEDにも登場しているので、どうも何かのアナロジーの気もします。「チェーホフの銃」で言えばちょっと見逃せませんが…異世界発電…とか?

 なお、葵の花言葉は、野心とか高貴という意味もあれば、優しさとか熱烈な愛という意味もあるので名前とEDが何を象徴しているのか分かりません。ヒロイン葵=エリーゼの2面性でしょうか?


 全体的にアニメの出来はどうもなあ、という出来でした。原作なのかアニメなのかわかりませんが、何をプロローグで見せたいのかと言えば、すごい外科医で前世の悪行を改心しているということだけ?どうでしょうか?効果的な見せ方だったかなあ?手術の腕は設定だからどうでもいいでしょう。それよりも改心の理由が知りたいです。
 なお、世の中の最年少の医学教授は31歳とネットにありましたので、それくらいの設定なのかな?

 制作はMAHO FILM…かあ。リアデイルのトラウマが…まあ、1話切り…とも思いましたが設定は目新しいので、一応2、3話見るつもりです。{/netabare}


2話 あれ?原作読んだことあるぞ?もうちょっと面白かった気が…

 この作品、たしかコミックで5、6巻くらいまで読んだ記憶がよみがえりました。購入はせずどっかで読んだだけだと思います。初回で思い出さなかったのはそれもありますが、話がコミックに載っていなかった話だったからだと思います。小説準拠なのかオリジナルなのかは分かりません。ただ、結構面白い話だったと記憶しています。

 狭い範囲しか知らない偏見かもしれませんが、韓国の作品は「彼女が公爵邸…」「俺だけレベルアップ」で感じますが、設定を気にしないでストーリー重視なんですよね。
 だから、おいおい貴族とか社会とかどういう設定なの?滅茶苦茶じゃない?という設定を平気でやる割には、ストーリー展開は悪くないということが多い気がします。

 本作も貴族制度・社会・科学の発達度などがちぐはぐでしかも〇〇が王族だけあったりとお話のためのお話だったと思いますが、それでもヒロインの活躍で結構いい話だったと思います。

 としたときに…うーん…アニメ化は成功しているでしょうか?ヒロインの記録をつけるところとか、戦術の説明のところとか頭に全然入ってこず、また医者にしてくれと頼むことろが非常に陳腐でした。コミック版だと結構読めたと思うのですが…作画もあるでしょうけど、アニメにするには向かない場面でしたね。何より初回の出来はどうなんでしょね?コミック版どおり、ほぼ全カットで良くないですか?

 うーん…どうしよう?アニメ化の範囲が分かりませんが…この感じだと期待できないかな…一旦中断で。既読範囲を超えるようなら見るかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

64.8 6 恋愛で異世界なアニメランキング6位
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (253)
671人が棚に入れました
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つけた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。 さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

【ネタ枠実況-1】このレビューは彼の偉業を後世に語り継ぐための「優夜さまクロニクル」w

【レビューNo.70】((最終レビュー)初回登録:2023/6/30)
ラノベ原作で2023年作品。全13話。
前回「クソ作品のレビューを書く」という体験をしたので、今度は「量産型異世界モノ」
のレビューを書いたらどんな感じになるかなっと。今更過去作品を振り返って書くのも
面倒なので、タイトル的に香ばしさ漂う本作を今期視聴しながらやってみようかと。

(ストーリー)
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つ
けた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を
手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。
さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。
(作品情報より)

(評 価)
・第1話:期待通りの滑り出しに大満足
  {netabare}・不良どもに女の子が絡まれている
  → そこに助けに入ったのはデブでブ男のオドオドした主人公・天上優夜
    祖父の言葉「人に優しくしなさい」を守る、いい奴っぽい
   → 当然ボコられる
 ・このルックスと性格のため、学校ではイジメに遭い、親弟妹からも蔑まれる日々。
  唯一の理解者は祖父だったがすでに他界しており、優夜は祖父の残した家で一人
  暮らし。
 ・ある日その家で「異世界」に繋がる隠し扉を発見。なんかその「扉の主」を継承し
  たらしい。そこで初日を過ごし現実世界に戻り朝起きると、何故かスタイル抜群の
  イケメンに?!(家に鏡がなかったので、本人は気づいていないw)
 ・で、異世界でスキル習得やら魔物狩りやらでレベルアップ →チート級に
  しかも「異世界アイテムの換金システム」で現実世界の大金もゲット!
 ・そして現実世界で高校に入学。その変貌ぶりに弟妹やオナ中だった皆もビックリ!
  ついでに初めて鏡をみた本人もビックリwww
 ・トドメにいかにもお嬢様風の美少女が登場、その子は最初に優夜が助けようとした
  女の子だった!!

 どうです!チープな理不尽・現実世界から始まり、異世界でチート、最後に早々にヒロ
 インまでゲットと、上々の滑り出しに感激が止まりません!!
 このチート能力は現実世界でも有効なのか?次回、今まで優夜を散々馬鹿に してきた奴
 らを圧倒し、溜飲が下がる展開となるのでしょうか。そうなると早々にタイトルも回収
 で今後どうするのって感じですが。

 まあ本作の特徴といえば「現実」と「異世界」の2重世界ですが、この特徴を生かした
 隠し玉で、あっと驚くダークホースに躍り出てもよし、どちらの世界でもひたすら
 「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品になってもよし。
 まずはこの既視感にまみれた量産型サクサク展開に「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第2話:優夜さまハイクラスのステージを手に入れる
 {netabare}・颯爽と現れた美少女の正体は、宝城佳織といい、王星学園の生徒会役員で理事長
  の令嬢。王星学園は超有名なエリート校。彼女は優夜に王星学園へ編入しないか
  と誘いに来たのだった。
 ・優夜「僕にはこの学校にふさわしい才能がありません」
  理事長「君はわが校が最も重視する素晴らしい人間性の持ち主だ。(それに娘を
      助けてくれたお礼も兼ねて、)学費もタダにしちゃうよ♡」
  → とりあえず1日体験入学ということで
 ・優夜のイケメンぶりに女生徒たちは早くもメロメロ、男子生徒もみな好意的。
  「オラ、初めて一人の人間として対等に扱ってもらえたダ」→入学を即決
 ・放課後は佳織の周辺案内。っていうかほとんどデートw
  優夜「こんなに見た目が変わったのによく分かりましたね。」
  佳織「すごくお痩せになられましたが、真っすぐで優しい目は変わっていません
     から」「私のことは『佳織』とで呼んでください♡」
 ・その夜異世界でレベルアップ中に、また美少女を魔物から救ってしまう。彼女も
  身分が高そうだ。

 チート能力が現実世界でどの位使えるかは明かされませんでしたが、現実世界でト
 ントン拍子にハイクラスのステージを手に入れると、異世界でも「現地妻」をゲッ
 トの予感。しかもこちらもセレブっぽい。さすがです、優夜さま!!
 後は現実世界の便利グッズ等を異世界で「転売ヤー」でもして「金の亡者」を目指
 してくれればいうことなしですが、まあ「異世界アイテムの換金システム」ですで
 に大金持ちになってるからなあ・・・
 次回は異世界でのサクサク・サクセスストーリーでも見せてくれるのでしょうか。
 来週が待ち遠しくて「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第3話:優夜さま「俺のステージは学園なんかにゃ収まらないぜw」
 {netabare}(現実世界)
 ・服を買いにショッピングモールにいくと、そこではファッション誌の撮影が。
  でも彼氏役モデルが大遅刻。さてスケジュールは押している、どうする?!
  → 当然のごとく代役で優夜さまをゲットw
 ・撮影は順調、人気モデル・御堂美羽ともいい感じ。
  → ここに遅れて元々のモデル登場。美羽にしつこく迫る等性格も悪そう。
   → 優夜さまがこいつを投げ飛ばしスカッと展開に!
 ・スタッフ「君には華がある、この仕事を続けてみないか。」
  優夜「まだいろいろ中途半端な俺には務まるとは思えないんです。」
  真面目な好青年ぶりで、美羽とスタッフの心を鷲掴みするもその場は一段落。
 ・でもこの雑誌を見た他の芸能事務所が黙っていない!
  「この逸材をどこの事務所よりも先に見つけるわよ♡」
 
 (異世界)
 ・(数分程だが)ノコノコ優夜を探しに来て、また魔物に襲われてる姫さまご一行
  をサクッと救出。
  姫さま「私と結婚してください♡♡」
 
 このまま学園で無双するのかと思いきや、優夜さまはそんなところに収まらない!
 まさかの芸能界ですよ。やっぱりスケールが違うぜ!!
 あと、ボクシングやってるクソ彼氏モデルの動きがゆっくりに見えたらしく、異世
 界のチート能力は何かしら現実世界でも機能している模様。
 で、今回はモデル騒動だけかと思ったら、ちゃんと異世界でも無双してきました。
 数分の雑な展開の中で、いきなりプロポーズとかwもう優夜さまアゲ⤴なら何でも
 いいって感じですね。
 ちょっと意外だったのは姫さまは完璧な令嬢タイプか思いきや、少しオツムの足り
 ないロリッぽさのある美少女キャラのようですね。
 来週は芸能事務所が動きだすのかな。学園モノもやらなきゃだし、異世界の姫さま
 も放っておけないで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第4話:現実世界でもやはり(身体的な)チート能力は有効な模様
 {netabare}(異世界)
 ・姫さまの名は「レクシア」といい、アルセリア王国の第1王女。そんな高貴な
  お方が、男探しにノコノコ魔獣の住む森に入ってくるんじゃねーよw
  レクシアとは(とりあえず結婚の話は置いといて)友達からということで。
  そして国王もお礼をいうために謁見したいとこのこと。
  「王様に会う」まるでバイトのシフトでも入れるように、カレンダーに書き込み
  する優夜さまw
 ・あとレクシアは「殿下?」に命を狙われている模様。それで最初は刺客に襲われ
  あの森に逃げ込んだみたい。

 (現実世界)
 ・ついに優夜さまの学園生活が始まります。まずは体育を見学してると「風間楓」
  という美少女が近づいてきて暫しの会話が始まります。そこに反れたサッカー
  ボールが楓めがけて飛んできて・・・それを優夜さまが人間離れした動きでシュ
  ートして「ゴーーーール!」。 ついでに楓のハートも「ゴーーーール!!」。
 ・女子更衣室ではサービスカットも挟みながら「優夜さまには彼女がいる/いない」
  論争が始まります。
 ・授業が始まると今度は暴走族が学園へ乱入してきます。って昭和のアニメかよw
  黒幕は優夜の弟妹。佳織への復讐が目的のようで、彼女を拉致しようします。
  ここからは優夜さま劇場。4階から飛び降りると無双ぶりを発揮→暴走族を壊滅。
  最後にヘッドが腹いせに優夜の弟を殺そうとしますが、これも優夜さまが助けます。 
  弟「今まで散々酷いことをしてきたのに、どうして・・・」
  優夜「やはり家族は見捨てられないよ」
  これで号泣の優夜の弟妹。めでたしめでたし。

 現実世界でも(身体的な)チート能力は有効な模様。最後にヘッドを倒した「睨み」
 は気に圧倒されたのか、「魔眼」的な何かなのかは判断できなかったので、魔法が
 使えるかは今後確認ですかね。
 しかし「ボールが危ない」「暴走族乱入」と古典的でベタな展開を惜しみなくぶち込
 んでくるとは、さすが原作者さまツボをわかっていらしゃるw
 今回は学園無双編でしたが、異世界では国王との謁見を控えており、またサクサクと
 サクセスストーリーを披露してくれるのでしょうか。それに今回「芸能事務所」の方
 は出番がなかったので来週なにか動きがあるのか。楓というハーレム要員もゲットし
 たことですし、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第5話:優夜さま魔獣の子供を拾いペットにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくレベルアップに励み、キングオークに襲われてた魔獣の子供(ブラ
  ックフェンリルらしい)を助け、ペットにしてしまう。
  名前は「ナイト」→ 声優:東山奈央とか「ワン」とかしか言わんのに豪華すぎるw
  さすが優夜さま、声優もハーレム要員なのか?!
 ・以降ナイトとのコンビで魔物狩りに励みます。でも魔物もレベルが高いらしく優夜
  さまでも苦戦の模様。
 ・最後に「賢者の書」なるものを手に入れましたが、後日何かの役に立つのかな?
 
 (現実世界)
 ・優夜さま異世界の魔獣ナイトとうっかりお散歩wまあまだ見た目は子犬だから問題
  ないのか。
 ・すると公園で佳織にバッタリ。
  モブ「イケメンと美女とワンちゃんのコンボだと?!。眩しすぎて目が―――!!」
 ・更にそこへモデル美羽ともバッタリ →修羅場展開期待もそこは期待外れ。
 ・トドメにひったり騒動。優夜さまとナイトで無事捕獲、
  → 公園のギャラリーからは賞賛の嵐!!!!

 (Cパート:異世界)
 ・フードを被った男が、仮面の女に「是非消してもらいたい相手がいる」

 王様への謁見はまた後日ってことでいいんだよな?。そしてCパートの男は殿下の部下
 でターゲットはレクシアでしょうか?。この女も仮面の下の素顔は美少女の予感?!
 → 現地妻2号要員なのか。また一波乱ありそうです。
 (まだ5話ですが)王様への謁見はまだですし、芸能事務所の話もあるし、それに加え
 この騒動と、どんどん風呂敷を広げていますが大丈夫なのでしょうか。

 ここまで順風満帆な優夜さまですが、まだ成しえていないことがあります。
 ・スマホ太郎「まるで将棋だな」
 ・賢者の孫「またオレ何かやっちゃいました?」
 そうです!後世に語り継がれる名言をまだ発せられておられません!!
 でも、優夜さまならやり遂げてくれると信じましょうw
 どんな名言が飛び出すか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第6話:優夜さままさかのゲーセンでチート能力発動
 {netabare}(異世界)
 ・先週手に入れた「賢者の書」を読み始める優夜さま
  ・賢者さまは全てを極め、神の領域へ達する。(魔法や武術に料理・絵画・歌etc)
  ・神々から「仲間になれ」と誘われた。(断る)
  ・お前もいずれ周りから恐れられる存在になるだろう。
  なんか厨二病の妄想ノートみたいな内容だったなw
  で、最後のアドバイスが、「恋人・友達等の人間関係を手に入れろ」とか、やはり
  陰キャの願望ダダ漏れじゃねーかwww
 ・と、思ったら最後に極めし魔法を全部伝承され、更にチートになった模様。
  (何故かペットのナイトにも)
 ・一方王城では、姫がプロポーズしたことが国王にバレ、国王ご乱心w

 (現実世界)
 ・学校行事として「校外学習」→ゆるキャン△イベントの模様。
  班員は楓と新たなハーレム要員(?)神崎凜と残念貴公子君。
 ・で、放課後何故か佳織たちも合流して、準備のために買い物に。
  「佳織さんはオーラが凄すぎて――」
  「偉いのは父で、私のことは『佳織』とお呼び下さい♡」
  こいつら、今まで友達じゃなかったんかい?!
 ・買い物が無事終わると、皆でゲーセンで遊ぶ流れに。
  優夜さま、友のためにクレーンゲーム攻略にチート能力を発動www
  (レベルアップした洞察力+「弱点看破」のスキル)
  まさかチート能力にこんな使い道があったとは・・・原作者天才かよw
  次々と友達のほしい景品をゲットする優夜さまw
 ・そして男子同士でお茶。友達との初めてのお茶に感動する優夜さま。
  しかし、その平穏を打ち破るように非常ベルが鳴り響く!火災発生!!
  そして、上の階には逃げ遅れた女子たちが!!!
 ・「守りたいあの笑顔」→ ここからは例の如く優夜さま劇場。
  水魔法と力技で女子たちを救出。でも凄い魔法を伝授されているなら、転移魔法とか
  もっとラクラク救出できたような?
  あと、バタバタ展開だったので「凜」のハートはゲットできたのかは不明。
  (危険を顧みず、自分を助けくれた王子さまに落ちないわけはないだろうが)
  次回「姉御肌気取り」の凜がどんな顔を見せるのか楽しみです。

 (Cパート:異世界)
 ・「弓聖」の少女:「救いのないこの世界を滅ぼす!」
 ・「神獣」のウサギ:「誰かに私の「蹴聖」の技を伝えて、阻止しなければ!」
  伝授先は優夜さまなんだろうが、いろいろてんこ盛になっている優夜さまにこれ以上
  必要なんか?
  それに「救いのないこの世界」ってそんなに酷いのか。魔獣の森以外は平和そうだが?
  情報が少なすぎて、この少女もウサギも「厨二」にしか見えんw

 国王への謁見はまだでいいんだよな? 怒り心頭の国王との謁見どうなることやら。
 で、新たに学園のゆるキャン△編に、先週の女殺し屋と別の「弓聖」の少女編と風呂敷
 を広げるばかりでなく、そろそろ各エピソードを回収してほしいのだが。 

 あと賢者さまは料理も極めていたらしいので、それを伝承した優夜さまは、ゆるキャン
 △編で凄いキャンプ飯を作ってしまうのでしょうか?!
 「『エ●ラのタレ』で異世界の凄腕料理人気取り」している某作品に、「格の違い」を
 見せつけてやってもらいたいものですw
 ということで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第7話:優夜さま実は「完全無欠な少年」じゃなかった件
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくナイトとレベルアップに励んでいると、また魔獣に襲われている美少女
  助け、ついでに(以前ゲットした)「どこでもお風呂」で(汗を気にしている)彼女に
  体をきれいにしてもらうサービスを振舞います。
 ・彼女の名は「ルナ」。ある任務に備えてレベルアップするために、この魔獣の森に来た
  模様。彼女の依頼で暫く共に修行することに。
 ・ルナは蜘蛛の糸のような武器を操り、ゴブリン共を狩っていきます。2人と1匹の連携
  も様になってきてレベルアップを実感しますが、優夜さまが学園の校外学習があるため、
  修行を切り上げねばなりません。最後の夜、優夜さまがどこでもお風呂に入っていると、
  そこにルナが・・・
 ・「最後位一緒に入りたかったんだ♡」このラッキースケベ展開に、あたふたとするばかり
  の優夜さま。いろいろチート能力を身につけたとはいえ、中身はDT男子なんだよなw
  → こんな時こそ「すべてを極めた」賢者さまの出番だ!!ってアカン、こいつも周り
    から恐れられボッチで孤独死したので、「人間関係を手に入れろ!」とアドバイス
    するようなコミュ障だったわwww
 
 (現実世界)
 ・ついに校外学習が始まります。「ゆるキャン△」と思っていたら、米以外の食料は自給
  自足とかなりワイルドなキャンプだったわwwwしかも毒キノコ判定は先生がするとかw
 ・最初は釣り竿に「使ったことがない」と戸惑う優夜さまでしたが、浅瀬に入ると「魚の
  気持ちを読んで、動きを合わせる!」。幾多の魔獣と戦ってきた優夜さまには川魚など
  文字通り「雑魚」なのです!!
  モブ「どんな反射神経してんだよ!人間技じゃない!!」
  ヒグマの如く、素手でまさに大漁の優夜さまw

 (Bパートラスト:異世界)
 ・「もっと早く優夜に出会っていたら・・・いや、私は殺し屋。闇ギルドの一員にして
   『首狩り』と呼ばれる女」
  おもむろに仮面をつけるルナ。5話で暗殺の依頼を受けていたのは彼女だったのだ!!

 ということで、ルナのターゲットは姫様・レクシアでしょうか。それにしてもルナは、
 「我を雇うには金がかかるぞ」とふっかけて如何にも凄腕感を演出してたんだが?!
 それが魔獣の森でゴブリンエリート相手に大苦戦とか、これからレベルアップとか。
 ちょっと泥縄過ぎやしませんかね?

 それにしても優夜さま。普段は「美少女ホイホイ」なので、向こうから寄ってきてくれま
 すが、そういえば、助けにいく以外は自分からコミュニケーションを取りに行くところを
 見たことなかったわw
 プチ「古見さん」状態じゃん。しかもDT男子ぶりを露呈してしまうとは!!

 それから「すべてを極めた」と豪語してた賢者さま。強大な力は人を遠ざけてしまうのか?
 否!!「暗殺教室」では優れた殺し屋ほど(ターゲットに怪しまれず近づくために)高い
 コミュ力を有していましたよ。ハイ論破www

 ということで、現実世界も異世界もようやく張りまくった伏線を回収し始めましたね。
 優夜さまも実は「完全無欠な少年」じゃなかったってことで、次はどんなラッキースケベ
 にあたふたしてくれるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第8話:優夜さまに「おっ●い星人疑惑」浮上
 {netabare}(現実世界)
 ・校外学習の続きで、班員の誰も料理ができないので優夜さまが料理を作ります。
  天ぷら等案外普通の料理だったな。当然味は絶品なのですが、ただこれも「料理を極めし
  賢者の力」なのか、普段の自炊の賜物なのかよく分からん描写だったな。
  でも味は沢田先生曰く「私たちは毎日一流シェフの料理を食べているのに、ここまでおい
  しく感じるとは!!」→どこで?学食や給食等あの学園でか?
  皆に自分の作った料理がおいしいと言ってもらえることに、喜びを噛みしめる優夜さま。
 ・そして酔っぱらった沢田先生「だらしない自分にこんな優良物件はない!」ということで
  優夜さまにプロポーズ!!そして”むぎゅっ”とおっ●い攻撃!!
  「だいたい沢田先生が天上に釣り合っていると思っているんですか?」
  「ダメな先生が生徒の未来を奪うな!!」
  まあテンプレですが、沢田先生は「俺ガイル・平塚先生」キャラだったようですw
 ・ちょっと気になったのは凜。命の恩人の優夜さまになびいてる様子がない。それどころか
  お風呂で楓のおっ●いモミモミなど「百合疑惑」すら浮上する状況。
  で、その流れで「優夜さまは沢田先生のような巨乳好き?!」という「おっ●い星人疑惑」
  が浮上www先生ワンチャンあるんか?!
 ・で、2日目には熊が現れ、逃げ遅れた沢田先生を助けるため、熊と相撲して打ち負かすと
  いう・・・「金太郎」かよw。
  助けてもらった沢田先生も「ご褒美に先生なんてどうだ・・・まっ、気長に待つよ」
  意外と本気なのか?!
 ・そして退治した熊は佳織の親の権力他謎の力により、”番犬”ならぬ”番熊”としてこの学園
  施設で飼われることになり、これにて校外学習編終了!!

 (異世界)
 ・ようやく国王との謁見日のようです。迎えにやってきたレクシア姫御一行。ここで暗殺者
  ルナの仕掛けた罠が牙を剥きます。これをかわすとあっという間に彼女を追い詰め、あえ
  なくKO。ここで初めて優夜さまは彼女の正体を知ることになります。
 ・彼女の手当&話をするために時間をもらい、姫とともに気絶しているルナを自分の家まで
  連れて帰った優夜さま。
 ・あとこの一連の騒動は「『神獣』のウサギ」にもみられていたようで、「蹴聖」の技の伝
  授先として優夜さまに目を付けたようです。

 まあ優夜さまの無双ぶりよりも、沢田先生の「平塚劇場」の方がインパクトあったと思えな
 くもない第8話ですが、「優夜さまおっ●い星人説」が浮上するなど、女子たちの優夜さま
 に関する興味は尽きません。DT男子の優夜さまだけに、案外この説には信ぴょう性がある
 のかも?!
 で、異世界の方もついに国王との謁見日が来ましたが、ここでもいろいろ張り巡らしていた
 伏線が一気に回収されそうな流れになってきました。次回は異世界メインになるでしょうか。
 まあおっ●い祭りという感もありましたが、このおっ●い攻撃に優夜さまは耐えられるのか
 来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第9話:最近、優夜さまのサービスカットが凄い件
 {netabare}(異世界)
 ・事もなげに自宅まで転移魔法を使う優夜さま。驚く姫さまに
  「どうかしましたか?」
  → これじゃダメだな。「またオレ何かやっちゃいました?」位頑張らないと!
  この世界では、転移魔法は世界の常識が覆るレベルで、戦争になりかねないらしい。
  → 姫さまにきつく叱咤される優夜さま。
 ・気絶したフリがバレたルナ。自らの過去を打ち明けます。
  → 二つ名の「首狩り」は姫さまでも知ってる凄腕の暗殺者。まあ依頼の際、大金
    を吹っ掛ける位だったし。でもその割には突っ込みどころが多いのだがw
 ・そして死しか未来のないルナに「私の護衛になりなさい!!」と迫る姫さま。この
  姫さま、少しオツムが足りない子かと思いきや、意外としっかりしているようです。
  → それを承諾したルナ。そして話の流れで「どこでもお風呂」の話に?!
    (このお風呂には「疲労回復、魔力回復、美容効果」の効能があるらしいw)
    で、姫さまのご所望でルナと入浴。そこで恋バナを始める2人。
    → 姫さま恋敵として戦線布告。って、お前すでにプロポーズしてるやんw
 ・で、その後3人でお食事。って、モンスターに追われている他の護衛の者たちは放置
  で大丈夫なんか?
  → 姫さまのマウントアピールに、ルナは怪我人アピールで「優夜、食べさせて♡」
    と応酬。なかなかルナもやり手のようです。このまま2人は優夜さま宅にお泊り。
 ・そんな茶番を繰り広げた挙句、翌日は予定(現実での学校)があるから国王謁見を
  先送りにする優夜さま。優先順位は「学校>>>>国王」な模様wwwええんか?
  後日優夜さまが王都を訪問するということで、帰っていく姫さま御一行。
  → と思ったら、土壇場でルナが優夜さまの頬にキス!!「これは戦線布告だ!」
   → でも優夜さまには伝わらなかったようで・・・やっぱ中身はDT男子か~w
 ・最後は優夜さまの入浴シーン。ここ数話優夜さまのサービスカットが凄いんだがw
  なんかそういう需要もあるんか?!  
  そしてお風呂に紛れ込んできた、孟槐という猪もどき(?)の種族の子をゲット。
  回復系のスキルが使えるっぽい。これも声優井口裕香さんと東山犬に続き、声優
  ハーレムルートに余念がありません。名前は「アカツキ」として2匹目のペットに。

 (現実世界)
 ・今度は球技大会イベントの模様。先日の校外学習といい、クラス成績が先生のボー
  ナスに影響するという、ここの学校のシステムって教育的にどうなんや?!
  「暗殺教室」の浅野学長でさえ、ここまで露骨なことはしていないのだが。
  (そもそも優夜さま入学時に、理事長が「わが校が最も重視するのは人間性」とか
   言ってた教育方針に反していないか???)
 ・で、球技大会の練習が始まりますが、「サッカーのルールがよくわかっていない」
  ということで、優夜さまはGKに。
  → 当然の如く「瞬間移動?!」でシュートをキャッチすると、そのままスローで
    ゴール!!
 ・そして相変わらず凜は、楓のおっ●いにご執心。「ユサユサ攻撃」で男子の士気を
  高めますwこいつも人間性が求められるこの学園で大丈夫なんか?!

 (Cパート:現実世界)
 ・「ここね。」王星学園の前に立つのは、以前登場した芸能事務所の女社長。
  ついにこちらも動き出すのか。

 ルナの一件は片付いたものの、異世界はまだ「救いのないこの世界を滅ぼす!」で
 お馴染みの「弓聖」の少女編が残ってますね。来週は「神獣」のウサギが「蹴聖」
 の技を伝授しそうです。もう国王とは謁見できないんじゃないかw
 現実世界でもついに芸能事務所編が動きだしそうですが、なかなか優夜さまの後世
 に残るような名言が出ませんね。終わりが見えてきたので、それだけが気がかり。
 でも、優夜さまならやってくれると信じて、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第10話:優夜さま進化しすぎて現実世界をハチャメチャにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・今夜も修行に励む優夜さま。しかし一人での修行に限界を感じてもいるようです。
  そして強大な魔獣に遭遇 →絶体絶命のピンチに陥る優夜さま。
 ・その時「助けてやろう」と井上和彦のイケボとともに現れ、魔獣を瞬殺したのは、
  「神獣」の「キックラビット」。
 ・そのまま「蹴りをみせてみろ」と、当たり前のように師匠ズラして技の指導を始
  めるキックラビットさまw
 ・「どうして俺たちに稽古をつけてくれるんですか?」当然の疑問を尋ねる優夜さま。
  → 我ら「聖」と呼ばれる存在は、「邪」と呼ばれる存在に対抗するために、その
    技を伝授し後継者を育てる役目がある。
   → その後継者に選ばれたのが優夜さま。
 ・後継者の道を、PTA役員のような面倒事の如くあっさりと断る優夜さまwww
  しかし「愛する者を守れるくらいには強くなりたい」。わがまま放題ですが、
  → 魔法が苦手なキックラビットに魔法を教えるという交換条件で交渉成立!
 ・修行によりレベルアップした優夜さま。これで一定レベルに達し「種族の進化」が
  発動し、更なる高みへと昇りつめた模様。
 ・優夜さまがどのランクかは不明だが、この世界のランクは下記の通りらしい。
  「SS」→「SSS」→「EX」→「レジェンド」(「邪の者」はここ)
  「異世界でチート能力を手にした」と謳ってますが、上には上がいるようです。

 (現実世界)
 ・(先週の終わりの)女社長の強引な芸能界スカウトをあっさりと断る優夜さま。
  → 球技大会に目をつけ、その撮影許可を学校側と交渉するといいだした女社長  
   → OKが出た模様w「人間性を重要視」といってたこの学校、大丈夫なんか?!
 ・芸能関係者が見守る中、いつもの如く無双する優夜さま劇場かと思いきや・・・
  ・卓球:打ち返した打球で卓球台に穴を開ける!!→危険すぎて棄権
  ・バレー:コートを破壊!!→危険すぎて棄権
  どうも「種族の進化」で桁違いにパワーアップしたらしく、現実世界をハチャメ
  チャにしてしまったようですw
 ・佳織のテニスパートナーが負傷したため、助っ人に入る優夜さま。
  いざ試合が始まると、佳織のボールやラケットが、優夜さま目がけて襲ってくる
  という・・・どうも負傷したパートナーは佳織にやられた模様w
 ・思わぬ伏兵の登場も、力をコントロールしながら勝利に導いた優夜さま。
 ・佳織との帰り道「目をつぶって下さい」 →優夜さまの頬にキス。
  やはり鈍感DT男子の優夜さまは、何も気づかないのでしたw

 (Cパート:異世界) 
 ・「弓聖」の少女 VS キックラビット。苦手だった魔法をキックラビットが使える
  ようになったことで、優夜さまの存在を知る彼女。
  → 優夜さまを危険視し討伐対象を変更 →先に優夜さまを殺すことに!
 ・そして彼女は「邪の者」らしく、その力の一端を見せるとその場を去るのだった。
  「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」

 来ました!謎の「種族の進化」!!もうハチャメチャ展開が止まりません!!!
 もう人間というより「歩く凶器」と化した優夜さまw
 現実世界は佳織とのラブロマンスを描いて終わるのでしょうか。
 「またオレ何かされちゃいました?」
 の鈍感展開で終わる未来しか見えませんがw
 一方の異世界も師匠の修行が更に厳しさを増していきそうですが、次回タイトルが
 「いざ王都へ」
 て、国王と謁見するんかい!!そんなのんびりしている場合でしょうか。
 そして姫さまとルナに加え、この少女も恋のライバルになる展開も予想されますが、
 どうなるのでしょうか。また3人でお風呂にでも入るのでしょうか。
 目が離せない展開に、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第11話:優夜さまの名言「極楽布団」に決定?!(今週はいろいろと神回!!)
 {netabare}(現実世界)
 ・先日の球技大会を撮影した雑誌が仕上がった模様。
  女社長「外堀を埋めてしまえばこっちのものよ。」
 ・一方優夜さまは彼の家で佳織に勉強を教えてもらっています。
  古典と英語は「言語理解のスキル」のおかげで佳織に教えられるレベルですが、
  他の教科は対応できない模様。
  → 全てを極めし賢者さまも現実世界の数学には対応できないのか?!
    やはり「完全無欠な少年」ではなかった模様w
  それにしても優夜さま、「孟槐の子」アカツキまで現実世界に持ち込んでいるの
  だが・・・そして佳織はそれを当たり前のように受け入れている模様。
 ・お手洗いにいった佳織ですが、場所が分からず「異世界への扉」の前で立ち尽く
  していると、そこに優夜さまがやってきて・・・まさかのネタバレだとwwww
  ・この先は異世界に繋がっていること(でも食堂じゃないよw)
  ・その世界にいって魔法が使えるようになったこと
  ・今までの活躍はここで得たチート能力のおかげだったこと
  それを「そうなんですね~」で軽く受け入れる佳織www器が大きいのか?!
  そして異世界へと誘う優夜さま。

 (異世界)
 ・佳織はノコノコと異世界についていった模様w無警戒にも程がある!!
  ここは異世界だということを理解した佳織ですが、さっきからおっとりしてると
  いうか、リアクションが薄いんだよなw
 ・「今までの自分は『ズル』をしていた」ことを告白する優夜さま。
  → これにもまさかのノーリアクションwww
    ・いつかこの世界をもっと案内することを約束
    ・そしてこのことは2人だけの秘密
    → 2人はもはや特別な関係では?!佳織はそちらのほうが気になる様子w

 ・一方王都。国王が優夜さまが同行していない理由を問うと、ここでもルナが
  「私が暗殺未遂を企てたため予定が狂った」と堂々とカミングアウトwww
  なんや、この暴露合戦は?!面白展開すぎるwww
 ・当然大激怒の国王 →姫さまの「そんなお父さま嫌い!!」にショックを受けた
  模様wルナをあっさりと姫さまの護衛として認めることに。
 ・そして国王と(優夜さまを迎えにいった)騎士隊長がルナのことを話しているう
  ちに、こちらも口を滑らせ「姫さまが優夜さま宅にお泊り♡」したことが発覚w
  またもや国王ご乱心wwwこいつ前も「うっかりさん」してたよなぁw

 ・暗殺失敗は依頼元の殿下の知るところとなり、殿下は次に姫さまとともに国王の
  始末に乗り出すことに。(魔法を無効化するアイテムも部下に与えた)
  → 失敗した場合は、王城を訪れる優夜さまに罪をなすりつける算段
 ・優夜さまも球技大会の振替休日等まとまった時間が取れたので、いざ王都へ。
  猫耳娘に興奮しつつも、異世界の貨幣を手に入れるため、アイテムの買い取りを
  商会に依頼。いきなり「現実世界の胡椒」って「転売ヤー」じゃねーかwwww
  (これでこの世界での一般家庭20年分の生活費相当の大金をゲット!)

 ・ついに国王と謁見。
  「そなたがレクシアを救った者か →求婚された者か →貴様が娘をたぶらかし
   たクソ野郎か~!!」国王早くもヒートアップw
  そして「手土産のひとつもないのか」と毒づく国王に、姫さまへと「極楽布団」
  を差し出す優夜さまwww「まあ優夜さまったら♡」と恥じらう姫さまw
  この世界で異性に布団を贈ることは「結婚したい、S●Xしたい」という意味w
  まあこの世界でなくとも、女性に布団を贈るという謎センスwww
  → 無自覚系DT男子キターーーーwまさに「またオレ何かやっちゃいました?」
 ・国王の怒りもピークに達したその時――殿下が放った刺客が来襲、封魔結界を展開。
  無力化する護衛部隊。しかし「種族の進化」を果たした優夜さまの敵ではない!
  ルナとともに刺客を瞬殺。

 (Cパート:異世界)
 ・刺客が所持していた紋章から、黒幕が殿下であることが発覚。そして騎士隊長から
  「優夜殿、力を貸してもらいたい――王国の危機なのだ。」
  → 依頼主につながる物証を持ち歩く刺客とかwww無能の極みやんけ!!

 いやあ神回ともいえる怒涛の展開でしたね。
 まさかのカミングアウトから佳織も異世界へ出入りすることになりましたが、姫さま
 のこともあるのにどうすんのって感じですね。さすが無自覚系DT男子w
 願わくば、「弓聖」の少女編をサッサと終わらせて、この少女を加え、姫さま、ルナ
 に佳織との「優夜さま争奪戦」を描いてもらいたいものです。
 「最強のおっ●いを持つ女」楓は完全に脱落ですかね。
 しかし、女性にいきなり布団を贈るという優夜さま。この原作者はやっぱり天才か!
 しかもしっかり「転売ヤー」ネタまでぶっ込んでくるとは!!
 優夜さまの名言は「極楽布団」でいいんじゃないですかね?!
 残り1話では厳しそうなので、2話ありますかね。優夜さまの「無自覚系DT男子ネタ」
 を期待して、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第12話:優夜さま今さらながら冒険者ギルドに登録(2期の可能性キタ―――?!)
 {netabare}(異世界)
 ・暗殺騒動は一段落したものの、殿下の行方は不明、今だ予断を許さない状況。
  姫さま「私が王都を案内してあげる♡」
  → 自分の命が狙われているという危機感がないようですw
    当然騎士団長らが止めますが・・・
 ・OPあけのAパート冒頭には、しっかり街にいる姫さま御一行w
  で、優夜さまは冒険者ギルドに興味があるらしく、ルナと共に登録することに。
  ここでも恒例の優夜さま劇場w
  ・受付嬢「この水晶で魔力量を測ります。」→お約束の水晶を破壊。
  ・優夜「魔法の属性?全属性って書くとヤバそうだから、3属性位にしとこ。」
   受付嬢「3属性も魔法が使えるですか?!」(伝説レベルの模様)
   → しっかり「またオレ何かやっちゃいました?」アピールw
  で、最後に「異世界版沢田先生」が「いい男♡」とすり寄ってきます。この酔っ
  払い女「グレナ」と意味ありげに名乗って去るのだが、今後出番があるんか?
 ・で、皆で最初のクエストの薬草採取。もう緊張感のカケラもありません。
  そこへ騎士団長が来て「殿下の居場所が判明したので、優夜さまも来てほしい」
  姫さまをルナに任せ、殿下の元へ向かう優夜たち。
 ・殿下の潜伏先 →国王が殿下を隔離するために用意した館www
  → 自分で探した隠れ家とかじゃなかったんかい!!!ただのダメニートじゃんw
    しかもそれを探す方も時間がかかるって、どっちも無能の極みやんけwww
 ・館に踏み込むと「死んでやる!」の殿下劇場とかあったものの、無事捕獲!
  と、思った瞬間、突然の激しい突風と共に現れたのは「『弓聖』の少女『ユティ』」
  殿下の背後には彼女がいたのだった!!彼女の真の計画は
  「殿下を焚き付け王位に就け、多方面に戦争を仕掛け、人類を滅亡させる。」
  というものだが・・・いや、こんな愚鈍な男に任せてちんたらやるより、「邪」
  の力を有すユティさまが、さっさと国王らを排除するなり、直接人類滅亡させた
  方が手っ取り早くないですかね?!
 ・ユティの攻撃を魔法で防ぐ優夜さま。「お前が優夜?」ついに彼女が優夜さまを
  認識します。「幸運、優夜に遭遇」→ついに対決が始まるのかと思いきや・・・
  「だが残念、これだけ強いと『邪』の力を使う必要があるが、体力を消耗しすぎた」
  えっ・・・ユティさま、ここまでそんな大したことしてませんよね?!で、体力
  消耗ってどういうこと????アカン、この子もポンコツやんけ!!
  で、その場を去るユティ。
  >「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」
  キックラビット師匠の迫真の演技は一体なんだったのか?!

 (Cパート:現実世界) 
 ・佳織が優夜さま宅を訪問するも異世界へお出かけ中w。
  静かに帰っていく佳織・・・
 
 あと1話で終わりだと思っていたのですが、ここにきて
 ・謎のギルド登録
 ・緩いクエストで尺のムダ使い
 ・ユティとの対決も先延ばし
 ・しかも来週のタイトルは「優夜と佳織」
 て、どう考えても来週で終わりじゃないよな。どういうこと?!
 ネットで検索すると「13話で1期終了、2期の可能性高し!」という推察が幾らかヒット
 しますね。まあ同原作者の「進化の実」でも2期やったんだから、この方には謎パワーが
 あるのかも?それに知らなかったが、配信や原作の人気は結構高いらしいです。

 そして来週は佳織と2人で異世界旅行でもするのでしょうか。彼女のことを大切だと
 思うなら、彼女にも「極楽布団」を贈ってあげてくださいねwww
 もしかしたら2期決定の発表があるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第13話:優夜さま、両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・殿下の処遇を決める話し合いで、彼の過去が明かされます。
  → レクシアの魔力暴走に巻き込まれて人生が変わったと、悲劇の主人公を演じる殿下。
  その殿下に自分の過去を重ねる優夜さま。
  → 完治草で作った薬を飲ませると、大火傷の跡だらけだった殿下の体が綺麗に回復。
    一同「ハア―――――――――!!!!!」
 ・姫さま、殿下の罪:彼女を暗殺しようした事を赦す等大立ち回りを演じ、殿下極刑回避w
  その代わり領地と館は没収 →此度の優夜さまの恩賞に(騎士の爵位もゲット)。
  → 家に生えている薬草で、異世界で成り上がりを果たす優夜さまwww

 ・殿下の騒動がひと段落するも、「邪」の存在に怯える優夜さま。
  「ウサギ師匠なら勝てる方法を知っているかもしれないが、今は自分のできることをする
   しかない。」
  独りで修行する優夜さま。→いやいや、そのための「聖」の者だからそこは頼ろうよw
 ・そこへ襲ってきたユティ。「驚愕・・・かわすとは。」
  → ウサギ師匠に技を伝授されることなく、最終決戦へw
  「どうして俺たちを攻撃する?」
  「脅威。私の計画に邪魔になりそうだから・・復讐。」→謎のワード「復讐」?!
 ・その頃、佳織が優夜さま宅へ。「疚しいことはないんだから♡」といって不法侵入www
  そしてユティとの激闘の最中にノコノコ現れる佳織w
 ・絶対絶命のピンチにまたもや颯爽と現れるウサギ師匠!!このまま出番なしかと心配したぜw
  師匠の調べで、ユティは殺された「弓聖の師匠」の仇を取るため、この世界に「復讐」を果た
  そうとしていたことが判明!!
  → ユティの師匠は人間に裏切られ殺された模様?!
    「聖」の者の強さは「レジェンド」ランク。どうやってパンピーは殺したんや???
 ・ついに「邪」の力を解放したユティ。ウサギ師匠をも圧倒するその力!!
  この時アカツキが立ちはだかると、謎の力で「邪」の力を封印 →あえなく倒されるユティ。
  ユティの処遇を優夜さまに任せると告げ、颯爽と去っていくウサギ師匠。
  (アカツキの「聖域スキル」で2度と「邪」の力は発動しない模様)
 ・ここに佳織が合流。背後に忍び寄る魔物を殺す優夜さま。
  「これが今の俺のもうひとつの日常なんだ・・・相手が魔物とはいえ、簡単に殺す俺って怖い
   かな?」
  「優夜さんは何も変わっていません。私を最初に助けてくれた時から♡」
  「ありがとう」

 ・ここでED。その後の様子をダイジェストで描写。
  ・姫さまに佳織を紹介 →恒例の裸のつきあい「お風呂タイム」www
  ・ユティはまさかの「現実世界で王星学園入学」www
 
 両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう、優夜さまw
 最後はもっとハーレム感期待していたのに。
 殿下の茶番なんてどうでもいいから、ユティも入れて4人で恋バナしろや!!!!
 なんなら楓も入れて「現実世界の『おっ●い』の破壊力」を異世界人共に見せつけてやれや!!
 しかし、両世界のヒロインたちを「ごった煮」にした優夜さま。
 これ原作ではどうなっているんでしょうか。
 あと2期のアナウンスもなかったな。あれだけEDで詰め込んだので2期はもうないのかも。
 ただ「進化の実」ですら2期がある謎原作者だけに、今後の動向に
 「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

タイトルに偽りなし!
「現実世界」と「異世界」で「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品でしたねw
(まあ「異世界無双」や「完全無欠な少年」は怪しいところもあったが)
「天使様に駄目人間にされた!!」と嘯いている某作品よりは、清々しさがあったかなw
こういう作品を楽しみにしてる層も一定数いる感じなので、そのニーズは満たしているんじゃ
ないですかね。
個人的には名言「極楽布団」も飛び出したので、満足しましたw

レビューしながら気づいたのですが、今回のレビューは多分「実況感覚」なんだよね。
今期は6作品を中間レビューとして1,2話毎に更新してましたが、正直本作のレビューが一番が
書いてて楽しかったなっと(笑)。
「思ったことをちゃんと文字化してみる」というのが、ポイント高いのかも。
漠然とアニメ観るだけより、2倍楽しめる感覚がありましたねw

今後もこういう「『ネタ枠』のアニメを実況感覚で更新していく」という試みは、また挑戦し
ようかなっと思います。意外と素材選びが大事かもw
そういう意味では本作は「ツッコミどころ満載」で「極上な素材」だったと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

テンプレ展開が好きなら見ていて気持ち良い

絵の上手いエロ漫画っぽいキャラデザですが、女の子キャラが可愛くて個人的にとても好きです。

毎回、新しい女の子(カワイイ)が登場
→分かりやすい悪役登場
→チート能力で倒す
→主人公がモテモテ
という鉄板な展開ですが、見ていて気持ち良いです。

ですが‥
どのストーリーも中途半端な状態で別のストーリーに切り替わってしまうので落ち着かない印象を受けました。
主軸となるストーリーがあったほうが続きが見たくなると思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

これ、知り合いには見てるって絶対言えないやつwww

友達からも家族からも激烈ないじめを受ける残念ニートの主人公が、祖父の残した遺品の力で異世界への扉を見つける。そして超ナイスバディの美少年へ変身。お金は異世界アイテム換金で作り放題、悪役家族・級友を蹴散らし、超エリート学校の友達と美人の女子を手に入れ逆転、成り上がり人生。そんな異世界テンプレを盛り盛り。人生、欲しいものは見た目とお金と他人より優れた能力とモテ人生がテーマのアニメ

そんな中年おやじ漫画雑誌に載ってそうな欲望丸出しの展開に私はかなり引いた。ここまでどストレートに恥も外聞も臆面もないのはある意味すごい。他人にはこのアニメ見てるって言えないよねぇ

まぁ、でも、人生、見た目とお金が一番なのは事実よ。嫌になるくらいね

実際、女子なら体重数kg絞るだけで、街で声をかけられる事が倍にアップするし、服を選ぶのがすごく楽しくなる。実際に経験した私が言うんだから間違いない
きっと男の子だってそれはおんなじなんだと思う

それで、別に妄想すること自体は悪くは無いわ
俺つえぇ最強、イケメンないすボディで可愛い子に人気な俺
そんな人に言えない妄想に浸るためのアニメ

だからこれ見てる人たちを軽蔑なんかしないけど、、

こんな願望まみれのアニメ見るくらいなら、ジムに行って体を鍛えなおした方が、最強人生が俺を待ってたなんてファンタジーに浸るよりはマシだと思う

食事を見直して、近所のジムで一日30分筋トレを始めてみればいいわ

彼女が出来るか、お金持ちになれるかどうかは保証できないけど、体は引き締まる。服はに合うようになる、なにより実際に自信はつく

だからこんなアニメ捨ててジムへ行こう!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

66.8 7 恋愛で異世界なアニメランキング7位
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (197)
609人が棚に入れました
「ツンが強い! ツンが強いぞ、リーゼロッテ!」 王太子であるジークヴァルトは突然聞こえた神の声に困惑した。 神曰くジークヴァルトの婚約者・リーゼロッテは“ツンデレ”で、 “破滅”の未来を迎えるらしい……? 彼女のキツめの言動は、全て照れ隠し!? 神が解説する彼女の本心が可愛くて一人悶えるジークヴァルトは、知る由もなかった。 実は神の正体が、ゲーム実況と解説をするただの高校生だと……。 乙女ゲーム『まじこい』で遊んでいた自分たちの声が、突然、ゲームの攻略対象キャラ・ジークヴァルトに届くようになった“神”こと実況の遠藤くんと解説の小林さん。2人は、どのルートを選んでも破滅を迎えるリーゼロッテを救うべく、ときに的確に、ときにリーゼロッテの“ツンデレ”に悶えながら、ジークヴァルトに実況と解説を届けていく。 神託(※ゲーム実況)を頼りに婚約者を救え! 隠したい本音がダダ洩れな悪役令嬢のバッドエンド回避なるか!? 現実の高校生の実況と解説が、乙女ゲームに“神の声”として届く!? リアルとゲーム世界が交差する、ファンタジー・ラブストーリー。

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

悪役令嬢モノの新バリエーション。

悪役令嬢モノもすっかり一大ジャンルとなって久しいですが、新しい? ヘンテコな悪役令嬢モノも増えて言っていますね。
本作もかなり変わった設定でゲーム中に外から、実況と解説として参加するという奇妙奇天烈な話。
タイトルに名を冠すリーゼロッテでは無く、攻略対象の王子の方に外の人間の声が届くという、変化球!
遠藤くんと小林さんのラブコメの行方も気になる本作、当たるかコケるか。
とりあえず二話以降に期待します。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

(最終)「ツンデレ悪役令嬢モノ」として悪くなかったが、最後は「ヤミ鍋」でも食わされた気分

【レビューNo.44】((最終レビュー)初回登録:2023/3/25)
ラノベ原作の2023年作品。全12話

(ストーリー)
ある日ゲーム世界の「王太子」に、現実世界の自分達の声が届くという奇妙な現象に巻き込まれた
遠藤くんと小林さん。
「このままではバッドエンドを迎えてしまう、ツンデレ悪役令嬢『リーゼロッテ』を救いたい!」
愛するキャラを救うべく、「神の声」として(王太子を通じて)ゲーム世界を変えることができる
のか!2人の挑戦が今幕を開ける!!

(評 価)
前回の中間レビューで分類した3パートについて評価。
Ⅰ.ゲーム世界:日常パート → 視聴者の目線を狙い通りに誘導できるか
 ・『「神の声」を通じて物語が変化していく様を楽しむ作品ですよ』を狙い通り実践できたかと
  いえば正直評価しずらい感じですかね。
  (そもそも実況の意図としては、「『王太子』に自然な感じでヒロインを愛してもらいたい」
   ということで、過度な干渉を控え最低限のサポートに徹してたようなので)
  物語としてそこそこ上手く誘導してた感はありましたが、「『神の声』がこの作品の絶対的な
  面白さ」という優位性に繋がっているかといえば、そこまでじゃないかなっと。
 ・ゲーム内シナリオについては王道展開ながらも結構奮闘してたかなっと。
  {netabare}物語上「王太子」×「リーゼロッテ」を終盤まで進めすぎる訳にはいかないので、「フィーネ」
  を便利屋として上手く活用していたという印象。「×バル」の恋模様や「×リーゼロッテ」と
  の義理の姉妹関係等、本編とは別に面白く物語を展開していたように思います。この手にキャ
  ラだとおとなしいタイプが多いが、「結構物言いははっきりしてる」タイプだったので、かな
  り使い勝手のいいキャラとしてコメディ展開には重宝してた感じですね。
  リーゼロッテの「ツンデレ芸」だけでなく、この辺りあまり飽きを感じさせず終盤まで繋いだ
  という印象ですね。{/netabare}

Ⅱ.ゲーム世界:バッドエンド回避パート → しっかり見せ場を作れるか
 「ゲームではどのルートを選んでも王太子の寵愛を得られずに絶望した末に『古の魔女』に取り込
 まれて破滅を迎えてしまう」というバットエンド回避が元々の目的でした。そこはⅠパートは上手
 く立ち回った感がありましたが、肝心のクライマックスがなんとも・・・
 {netabare}・結局絶望したわけでもないのに、『古の魔女』に取り込まれてしまうのだが?!
  王太子たちがリーゼロッテを救い出すシーンは、テンプレながらもそれなりによかったと思いま
  すが、結局「『実況』でそれまでのお膳立てをしたおかげで、ハッピーエンドを引き寄せた」と
  いう解釈でいいのか?クライマックスでは実況の出番がほとんどなかったわけだが・・・
 ・で、以降これまでの種明かしが始まります。まあこういうことを投げっぱなしで終わる作品が多
  い中で、誠実に全ての謎を解明してくれたことは評価しますが、その内容がなんとも・・・
  神さま夫婦の痴情の縺れがそもそもの発端のようですが、正直聞かなきゃよかったなっと( ゚д゚){/netabare}

Ⅲ.現実世界:2人の恋愛パート → どう扱っていくのか
 ・前回レビューでは「あまり手を入れないのがベスト」としたのだが、途中までは本編の邪魔になら
  ないように、上手くスパイスとして活用できていたように思います。
 {netabare}・で、クライマックスですが、現実世界に逃げていた神さま(夫)がこちらの世界で最後の悪あがきに
  出て、最後はもうカオス状態でしたね。互いにゲーム世界⇔現実世界へ干渉できるようになって、
  「視聴者置いてけぼり状態」の中での(見せ場のはずの)遠藤くんの告白やら、遠藤くんと小林さん
  がゲーム世界の結婚式に参列等、なんか「ヤミ鍋」でも食わされているような気分でした。
 遠藤くんと小林さんが両想いになってきれいに終わるはずが、それどころじゃなかったなっとw{/netabare}

リーゼロッテ、フィーネ辺りはしっかりキャラ立ちしてたので「ツンデレ悪役令嬢モノ」としてはそれ
なりに面白かったかなっと。しかし穿った見方をすれば{netabare}「ツンデレ悪役令嬢モノ」としては、内容が足
りず、「実況で水増し」したようにも感じられ、更にクライマックスはカオス状態で全てがぶち壊しと
いう、かなり予想外の結果となってしまいましたね。
(前回レビューで
  >「この設定にこんな深い狙いが!」予想を上回る仕掛けがあれば「神作」
 と書いてましたが、ちょっと「コレジャナイ」ものが来ちゃいましたかねw){/netabare}

(2023/3/27追記)
「ヤミ鍋」という点について補足しておくと
{netabare}・遠藤くんの告白自体はよかったのですが、そのあとすぐにクオンがカットインしてきたので余韻も
 なにもなかったなっと。それに両想いになってからの2人の関係性の変化等の描写が一切ないのも
 雑に感じたかな。(「ちゃんと2人をくっつけたぞ」という実績だけ作ったみたいな?!)
・全てに決着がつき「神の声」が切れ切れになっていく演出がよく、これでゲーム世界とお別れだと
 いう名残惜しさを出しておいて、あっさりとゲーム世界へ召喚されるという構成がチグハグ。
 それに「ゲーム世界の結婚式に参列出来たら素敵」という発想が「小学生が考えたの?」と思って
 しまう位安直すぎる。
・そもそも「現実」と「ゲーム」の2つの世界でそれぞれがやれることを頑張るから、この作品の意
 義があるわけで、その壁超えちゃったら「他の異世界モノと何が違うの?」って感じかな。
 やはり現実パートの締めくくりとして、遠藤くんと小林さんのその後の変化について描いて終わる
 べきかなと思ってしまった。
 (それをあのごった煮で見せられたから、なんだかなあって感じですね。){/netabare}

---------------------------------------------
過去レビュー(2023/1/28 4話分)
【4話視聴】舞台裏に思いを巡らせば結構面白いんじゃないか?!
{netabare}
(評 価)
・パート別の考察
 本作品の格子はおよそ下記の3点ですかね。
 Ⅰ.ゲーム世界:日常パート → 視聴者の目線を狙い通りに誘導できるか
  個人的にはこのパートはある意味チュートリアルかなっと。従来のようなゲームの世界観に没入
  してゲームキャラ達の奮闘を楽しむ作品ではなく、ひとつ上の目線から見て
  『「神の声」を通じて物語が変化していく様を楽しむ作品ですよ』
  というのをしっかり認識させることができるかどうかがポイントかと。
  だからゲーム内ストーリーは王道のテンプレ展開で問題なし。
  いや、むしろ余計なことをするとややこしくなるからw
  テンプレストーリーが「神の声」でどう面白くなるのかをいかに印象付けできるか。
  ・「神の声」がうるさく作品に集中できない!
  まあ一定数こんな声は出るでしょう。これを最小限に食い止められれば制作陣の勝利。
  逆に多くの視聴者にそう思われてしまったら、企画倒れで終わる作品。
Ⅱ.ゲーム世界:バッドエンド回避パート → しっかり見せ場を作れるか
  結局ここが全てですね。
  ・狙い通り「神の声」で作品が面白く終われば「名作」
  ・「この設定にこんな深い狙いが!」予想を上回る仕掛けがあれば「神作」
  ・そうでなければ凡作
Ⅲ.現実世界:2人の恋愛パート → どう扱っていくのか
  おかしな話だが、個人的には「極力触れない」がベストだと考える。1クールという尺だとここに
  手を入れ過ぎると本編とのバランスがおかしくなってしまう可能性が高そう。ただ2人の関係に全
  く触れないのは逆に不自然なので、今の「遠藤くんが小林さんに思いを寄せている」位がちょうど
  いいのかな。ⅠⅡをしっかり描いた上で
  ・現実パートをスパイスとして上手く活用できれば「名作」
  ・2人の恋愛模様まで面白く仕上げられれば「神作」
  ・余計な尺を使ってⅠⅡⅢが共倒れになれば「かなりの駄作」

・全体像の考察
 個人的には、まず「Ⅱのパート」をどう描くかというここをしっかり固めた上で
 → そのために「Ⅰのパート」でどう視聴者を食い付かせ、終盤まで繋ぎ留めるか
  → その残りの尺で「Ⅲのパート」をどう活用していくか
 という設計図がきちんできているかどうかだと思います。それがないと
 「ただ設定を詰め込んだ(薄味のストーリーをなぞっただけの)いつものなろう作品」
 で終わってしまう可能性が高いでしょう。で、この設計図ですが
 ・そもそも原作がきちんとできているのか
 ・原作ではできている。でもアニメ化の過程でスタッフが理解できているのか
 本作が盛大にコケたら、是非その辺りを原作既読勢に語っていただきたいものです。

(視聴者が気にするのもアレですが)作画等を見るにこのアニメも「低予算」の部類なんでしょう。
この作品では「神の声」の前→後の変化を楽しむ作品なので、どうしてもリーゼロッテのツンデレ演出
は過剰にせざるを得ないでしょうね。
・分かりやすいツン → 神の声 → それを聞いた王太子のフォロー → 分かりやすいデレ
本来ならデレの部分は最小限に留めるところですが、作品の性質上フルオープンの方がいいでしょう。
この落差が大きさがこの作品の「味」だと感じるか、「過剰で違和感」と意見が分かれるかも。
例えば予算があればもっといろいろな作画や演出で効果的に魅せられたのかもしれませんが、ちょい
ちょい作画が怪しいところもありますが、現状やれることはやってるって感じはしますね。
以降どの位しっかり設計されているのか、その舞台裏に注目すればまた違った楽しみ方ができそうな
作品かなっと。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

再評価。仕掛けとカタルシスは素晴らしいが、面白さが不足かも。

追記 23年5月のレビュー時のトータルの評価4.0、物語5.0、キャラ4.5にしていました。もちろん構成と伏線は素晴らしかったのですが、4.0は高すぎるし、何度も再視聴するクオリティではないと思いますので再評価。
 今回再評価にあたり再視聴はしましたが、といっても思い出すためにポチポチ見た程度です。

 物語は4.0。キャラを4.0にします。設定そのものはテンプレですが、作品の構造として仕掛けをしてきたところは評価できます。が、現実の方の2人にもうちょっとキャラ付けが欲しかった気がします。
 悪くないですが、全体の面白さを重視すると、感心はするけど「あー面白い」という感じではないので、この点数が妥当かな、と。


以下 初回のレビューです。

非常に面白い。2つの世界を上手くつないだ気持ちがいい話でした。

 3話の冒頭でもういいかなあと思って切っていました。が、レビューが中途半端だったことに気が付いてポチポチと眺めていたら、5話で意外な展開が…それで、そこからなんとなく見てたんですけど、すごくストーリーが練り込まれていて、2つの世界の3つのカップルと両者をつなぐ因縁が綺麗にまとまった、かなり水準の高い話でした。

 作画が残念なのと、2,3話辺りで期待はずれな感じがあったので過小評価してましたが、ストーリーだけならかなり秀逸です。ラノベ異世界もの…しかも1クールで作品を奇麗にそして美しく完結させたのは素晴らしいと思います。

 このハーレムでない複数のカップルを丁寧に描けるのは女性だろうなあと思って調べたら、性別はわかりませんでしたが「すず」さんという方らしいので、おそらく女性でしょう。

 世界観・舞台設定とキャラとストーリーが非常にうまく融合していました。「慎重勇者」「はめふら1期」に匹敵する1クールとしての脚本の出来の良さでした。最後の伏線回収の畳み方も良くて、なんといっても最終回のカタルシスですね。これは手放しで拍手です。
 現実とゲーム世界がつながったと思ってたら実は…っていう発想と神のカップルの組み合わせ、これは良く考えだしたと思います。

 まあ、残念なのはアニメの作画…というか高級感です。作画・背景・動き・演出などすべてにわたってちょっと残念な水準ですが、しかし、ストーリーが面白いのと、キャラデザは良かったのですぐに気にならなくなりました。

 ありきたりの設定の組み合わせですが、結果的にかなり独自性がある面白い話に仕上がったと思います。
 評価点は作画を高くはつけられませんが、盛りではなくストーリー、キャラについては高めに点を付けられます。



1話 テンプレ×テンプレが新しい。センスを感じる期待枠です。

{netabare} かなり感心しました。「道筋を知っている陰キャが悪役令嬢に転生して幸せに」と「都合のいい同級生ラブコメ」を組み合わせたんですね。これはセンスオブワンダー…いや組み合わせの妙かもしれません。最早どれがオリジナルなのかわからないくらい模倣に模倣を重ねたなろう系で、要するに「はめふら」×「〇〇さん」なんですけど、この組み合わせは素晴らしいひらめきです。

 後付けだと「誰でも思いつく」という評価になりがちですけど初めにやったのが素晴らしく、工夫があると思います。特に1人で誰かに司令を出す、じゃなくて2人でというのがいいですね。

 最後のアイドル俳優らしい人が入って来て、妨害合戦をするんでしょうか?悪役令嬢でなく王子に現世の2人の声が聞こえるのがいいですね。普通は令嬢側だと思います。ただ、そうすると単に「はめふら」の脳内会議が外部になるだけだと気が付いたんでしょう。
 で、アイドル俳優らしき人はもともとのヒロインにコンタクト?で、悪役令嬢がかえって翻弄される感じ?ここに「デートアライブ」みたいなコミカルな要素も期待できます。

 大きな世界観、舞台設定もいいですけど、ストーリーに仕立てるキャラの組み合わせがいいですね。センスを感じます。あとはそれぞれのキャラの性格が見えてきてどうなるか、ですね。そして現世でのラブの進展。

 当面の展開は、1クールでぴったり収まるくらいの展開になりそうですし期待できます。{/netabare}


2話 異世界パートは面白い。現世パートはどうしたいんでしょう?

{netabare} 冒頭の6分ちょっとの現世パート、OPもありますがしかし長いです。相手の家への行きかえりの場面はいらないでしょう。その一方で後半はほぼ異世界パートですのでバランスは計算してほしいところ。

 内容もほぼ現世パートは無いようなものでした。一方、異世界はヒロインが謎肉食っているとか適当感が幸いして結構いいバランスのギャグとして成立しています。
 となると現世パートはおまけなのかな?まあ、異世界パートの方が面白いのでそれでもいいですけど。

 作画は紙芝居ですけど、ゆるい話だからOKでしょう。この作品ってアマプラで確認したら全2巻プラス番外編しか出てないみたいですけど、となると結末まで描かれるのでしょうか。
 ダラダラ長くして、残念なことになった作品もありますので、是非この1期1クールに力を注いでいただきたい。{/netabare}




 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

67.7 8 恋愛で異世界なアニメランキング8位
聖戦士ダンバイン(TVアニメ動画)

1983年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (140)
583人が棚に入れました
海と陸の間にある世界“バイストン・ウェル”。モトクロッサー志望の青年ショウ・ザマは、その夜、突然、仲間たちの目の前から消え去り、“オーラロード”を通ってバイストン・ウェルへと召還される。それは“アの国”の地方領主ドレイク・ルフトの仕業だった。野望を抱く彼は、地上人ショット・ウェポンがもたらした科学技術によって作られた人型兵器“オーラバトラー”を操縦する力、“オーラ力”を持つ地上人を“聖戦士”として欲していたのだ。 中世を連想させる騎士や城が存在し、フェラリオ(妖精)が暮らす、地上とはまったく異なるこの世界が、ドレイクによって支配されようとしている事実を知らされたショウは、抵抗勢力であるニー・ギブンたちと行動を共にすることを決意する。

声優・キャラクター
中原茂、川村万梨阿、土井美加、安宅誠、高田由美、田中正彦、速水奨、逢坂秀実、西城美希、立木文彦、大塚智子、横尾まり、高橋美紀、色川京子、佐々木るん、火野カチ子、曽我部和恭、大木正司、若本規夫
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

序盤・中盤はダラダラと長く退屈だが、地上編はまずまず楽しめました。

取り敢えず観終わった・・・ということでレビューを挙げておきます。

◆総評

富野由悠季監督の代表作ということで、これまで見てきた『機動戦士ガンダム』(1979年)、『伝説巨神イデオン』(1980年)の両作が、それぞれ元々4クール1年分の作品として構想されながらも、どちらも放送開始後の視聴率不振・不人気で放送短縮・打ち切り(*1)となったことと比較すると、その少し後に制作された本作は、流石に富野氏も視聴者受けを重視したのか

(1) 主人公の性格をグッと前向きでハツラツと好感の持てるものに変更して、
(2) シナリオもまずまず分かり易いものを採用した(※但し最終盤の{netabare}死者続出の欝な{/netabare}展開は相変わらず)

・・・ようで、前2作と違って本作は当初予定どおり4クールきっかり完結できたようです。

特に、第32話「浮上」以降の展開(“地上編”)は、米ソ冷戦たけなわだった1980年頃の世界情勢を反映しているのかも?な個所もあって、なかなか楽しめました(※なお第37話「ハイパー・ジェリル」は本作唯一の★★(優秀)回となりました)。
ただ、例えば第18話「閃光のガラリア」で、{netabare}自衛隊を無神経に悪者扱い{/netabare}するシーンがあったりして、今の感覚からするとやはり微妙な感想になってしまうことは否めませんが。

(*1)この両作はTVシリーズは不振で打ち切りとなったものの、その後制作された劇場版で何とか面目を保ち、富野監督と同世代の編集者・執筆者が多かったアニメ雑誌からは逆に絶賛されて、その強い影響を受けた読者層から事後的に「名作」扱いとされたそうです。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
総監督        富野由悠季
キャラクターデザイン 湖川友謙
メカニックデザイン  宮武一貴、出渕裕
音楽         坪能克裕
アニメーション制作  日本サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 聖戦士ダンバイン (1983年2月-1984年1月) ============

 - - - - - - - - - - バイストン・ウェル編 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 聖戦士たち ★ ショウ・ザマのバイストン・ウェル召喚
第2話 ギブンの館 ★ アの国の領主ドレイク&ギブン双方の謀略、ギブン館強襲
第3話 ラース・ワウの脱出 ★ ショウ&リムル密会、マーベル隊のドレイク館急襲、リムル墜落
第4話 リムルの苦難 ★ リムル捜索、バーンvs.ショウ、バーンのリムル救助、聖戦士ショウ
第5話 キーン危うし ☆ ショウの怪鳥ギャラン撃退・キーン救助
第6話 月の森の惨劇 ☆ ショウvs.トッド、ロムン・ギブン死亡
第7話 開戦前夜 ★ ドレイクの策謀、アの国の愚王、ニーのドレイク館潜入・リムル奪取失敗
第8話 再び、ラース・ワウ ★ ショウのシルキー救出作戦、悪妻ルーザの野心、作戦失敗
第9話 天と地と ☆ フェラリオの国、アメリカ・ダラス上空へ、バイストン・ウェル帰還
第10話 父と子 ☆ バーン隊のミの国侵攻、キブツ・キースの頼み、キブツ戦死
第11話 キロン城攻防 ★ ミの国の王ピネガン・ハンム、ドレイク軍の総攻撃、ビネガン王敗死
第12話 ガラリアの追跡 ★ 武の国ラウ国王フォイゾン・ゴウ、ドレイク軍来襲、パットフォット&エレ母娘退去
第13話 トッド激進 ☆ シルキー再度の地上人召喚、トッド&ガラリアのタータラ奇襲、トッド機撃墜 
第14話 エルフ城攻略戦 ★ ドレイクのアの国乗っ取り戦開始、ゼラーナ隊来援・ガラリア隊撃退
第15話 フラオン動かず ☆ ショットの野心、愚王フラオン・エルフ、ショウの力不足
第16話 東京上空 ★ ショウvs.ガラリア、オーラロード開かれる、ザマ家の困惑、ガラリア暴走
第17話 地上人たち ★ 新宿副都心壊滅、ショウへの尋問、エルフ城陥落、ガラリア捕獲失敗・再度の暴走
第18話 閃光のガラリア × 両親とショウの擦れ違い、ガラリア消滅 ※無神経に自衛隊を悪者扱いしてる点がかなり微妙・・・
第19話 聖戦士ショウ ☆ ショウ再度BWへ(ラウの国)、ショウVS.新召還者、ショウとマーベルの再会
第20話 バーンの逆襲 ★ ショットの新機(レプラカーン)、ショウvs.バーン
第21話 逃亡者リムル ☆ 元音楽教師ミュージィ・ポーvs.ショウ、ポーの実父圧殺、リムルとニーの再会
第22話 戦士リムル・ルフト ☆ リムルの無謀な出撃
第23話 ミュージィの追撃 ☆ 新召還者(フェイ・チェンカン)vs.ショウ、フェイ戦死
第24話 強襲対強襲 ☆ トッド回復・ビショット(クの国王)仕官、新召還者(アレン)vs.ショウ、トッド機来襲
第25話 共同戦線 ☆ バーンとトッドの再会、ショウvs.バーン、リムル奪取(トッド)
第26話 エレの霊力 ☆ 新召還者(ジェリル)のエレ母子襲撃、エレの予知能力、トッドvs.ショウ、ドレイク&ビショット同盟本格化
第27話 赤い嵐の女王 ★ 異世界レッドサッド漂着、シーナ(ナの国女王)との出遭い、BW帰還
第28話 ゴラオンの発進 ☆ ドレイク軍のタータラ城攻撃、ラウ王の隠し玉(巨艦ゴラオン)
第29話 ビルバイン出現 ★ タータラ城陥落、ショウvs.アレン、ポイゾン王戦死、アレン戦死
第30話 シルキーの脱出 ☆ ナの国の援軍到着、ショウのドレイク館侵入・シルキー救出、ジャコバ・アオンの裁き
第31話 黒騎士の前兆 ☆ 入り乱れるドレイク&ビショットの思惑、両軍のナの国侵攻、黒騎士vs.ショウ、ジャコバ・アオンの怒り{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - 地上編 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第32話 浮上 ★ 戦闘者・兵装全て地上へ、黒騎士の執念
第33話 マシン展開 ☆ ショウvs.トッド、トッド機の異変、撃退
第34話 オーラ・バリアー ☆ 地上戦の困難、バーンの涙
第35話 灼熱のゴラオン ★ 地上軍の核兵器使用、地上軍特使トルストール戦死 ※エレの特殊能力発動は唐突×
第36話 敵はゲア・ガリング ★ 米国企業との取引(高性能レーダー導入)、ビショット軍来襲、エレの決意
第37話 ハイパー・ジェリル ★★ 地上軍&ジェリル機来襲、ジェリルのオーラ力暴走・自滅
第38話 時限爆弾 ★ ソ連特使の核持込・ゴラオン爆破計画、マーベル貢献
第39話 ビショットの人質 ★ トッドのマーベル捕獲、ビショット&ルーザの姦策、シーラの決断、マーベル救出(黒騎士のサポート)
第40話 パリ炎上 ★ ビショット艦への偽装投降、黒騎士vs.ショウ
第41話 ヨーロッパ戦線 ★ シーラと英国女王の会見、ビショット隊vs.シーラ隊&エレ隊、シーラ負傷、ジャバ戦死
第42話 地上人の反乱 ★ オスロ市民の抵抗、ビショット隊vs.エレ隊、リムル逃亡失敗
第43話 ハイパー・ショウ ★ 北海の戦い、ロンドン防衛戦
第44話 グラン・アタック ★ ドレイク軍のシーラ艦波状攻撃、ゼラーナのドレイク艦強襲
第45話 ビヨン・ザ・トッド ★ エレ艦のビショット艦急襲、ショットの小型戦艦出現、トッド戦死 
第46話 リモコン作戦 ☆ ミュージィ偽装投降作戦、米軍機のビショット艦体当たり攻撃
第47話 ドレイク・ルフト ★ ゼラーナ轟沈、ドレイク&ビショット各々の思惑
第48話 クロス・ファイト ★ 乱戦、エレ死亡、リムル死亡、ルーザ死亡、ビショット死亡、エレ艦&ビショップ艦轟沈 ※オーラ力云々を粗雑に使うのは止めてほしかった×
第49話 チャム・ファウ ★ スプリガン轟沈、マーベル戦死、ドレイク艦&シーラ艦轟沈、ショウ&バーン相撃ち、浄化{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)28、☆(並回)19、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「ダンバイン とぶ」
ED 「みえるだろうバイストン・ウェル」


※なお、本作からの派生作品として『New Story of Aura Battler DUNBINE』、『リーンの翼』のOVA2本が制作されているので、併せて評価しておきます。

このうち、

(1) 『New Story of Aura Battler DUNBINE』の方は、特に見るべき所のない後日譚でしたが、
(2) 『リーンの翼』の方は、富野氏の戦争観をもしかしたら垣間見せてくれているのかも?な異色作でした。
(※個人的には突っ込みどころが多過ぎて余り高く評価しませんが、それでも、いずれ再視聴して、ちゃんとレビューしてみたい作品となりました。)


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◆制作情報(New Story of Aura Battler DUNBINE)
{netabare}
原作         富野由悠季
監督         滝沢敏文
キャラクターデザイン 幡池裕行
メカニックデザイン  出渕裕
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== New Story of Aura Battler DUNBINE (1988年2-8月) ========
{netabare}
第1話 復活 ☆  ※1988年2月25日
第2話 七百年の野望 ☆  ※1988年5月25日
第3話 地上に近き者 ★ ※1988年8月25日{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

主題歌 「Last No」(第1話)
     「モノローグを染めて」(第2-3話)

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◆制作情報(リーンの翼)
{netabare}
原作小説       富野由悠季(雑誌『野生時代』1983-86年連載)
総監督        富野由悠季
脚本         高山治郎、富野由悠季
キャラクターデザイン 工藤昌史
メカニックデザイン  篠原保、沙倉拓実
音楽         樋口康雄
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== リーンの翼 (2005年12月-2006年8月) =============
{netabare}
第1話 招かれざるもの ☆ ※ラスト近くの安直に子供を使った演出がイマイチ×
第2話 ホウジョウの王 ☆
第3話 地上人のオーラ力 ☆
第4話 王の奸計 ☆
第5話 東京湾 ★
第6話 桜花嵐(おうかあらし) ★{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

主題歌 「MY FATE」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

富野監督のライフワーク

いつもいつまでも、バイストンウェルはお気に入りのようです。

ロードスよりも古いので日本で最初のドラクエ系ファンタジー(アニメ)ではないかといわれています。
そんなことはどうでもいいですが、
モンハンよろしく(まぁあのゲームの防具をみれば・・リスペクトを感じるでしょう)野生のモンスターから剥ぎ取りをして装甲や筋肉をつくる設定がたまりません。
動力は人間の精神力(オーラちから)、ロボットというかただの鎧なんです。
一般的な魔法も存在せず、魔法といわれてるものは地上界から迷い込んだ人間の科学力になっています。
楽しそうでしょ?世界観はほんとうによくできてるんです。
あまり早すぎた、先を行き過ぎたともいえます。


富野監督が目を離した?隙にスポンサーの力であらぬ方向へ進んでいったそうです。『ダンバイン』。。。
だれがスポンサーだかわかりやすいです。トミーもですけど。

それの象徴がビルバイン。後継機(テコ入れ)は反対ではなかったらしいのですが世界感からかけ離れたあのカラー、デザインが怒りにふれたそうな。
しかしながら後年打ち切りはビルバインのおかげで回避できたとも・・。
せめてもの反抗か後期には迷彩カラーに。

ゲームででも興味もったかた 時間があれば観てみてはいかがかと。最初と最後はおもしろいです。非常に魅力的で荒削りな作品です。
焼き直ししてほしいなぁ・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

papa0080 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ロボットアニメでありながらとても幻想的

舞台となる世界はファンタジックで文明は高い物とは言えない中世あたりの設定だろうか

バイストンウェルという幻想的な世界とその世界に見合ったキャラクターと
とても特徴的なメカデザインがかなり魅力的に出来上がっている

地球から召喚された主役は特別な聖戦士と呼ばれ、争いを好まない
バイストンウェルの人間達より強い力を持つとされている
特別さは某SF映画のジェ○イの騎士というとわかりやすいかもしれない

幻想的な世界にとてもマッチしたメカのオーラマシンはとても良いデザイン
昆虫をモチーフにし、装甲等も甲殻をもつ生物から作られている 
今作のロボットは今までの物とは一味違うとても魅力的な物だと感じた
同じような感想を持った方も多いのではないかと自分は思っている
戦闘時も飛び道具を使うシーンもあるが同じぐらいの頻度で剣を使用する事が多い
中世的で幻想的な世界観にとても合っている装備であると言える
対エース時には特に剣を使ったシーンが映える映える

かなりくどくなってしまったが個人的にロボット物のメカで現在までに存在する
いかなるロボットより魅力的で自分の中でのNO1なので許して下さると有難い

オーラバトラー公式紹介ページ(後継機も載ってるため多少ネタバレです
http://www.dunbine.net/mecha/index.html

ちなみにストーリーは平凡ですが世界観はとても良いので新鮮に見れます
自分はどこで手に入れるの?そんなゲームでてたの?という程全然有名じゃない
この作品のPSのゲームをいまだにプレイしています
是非見て欲しい作品です!が・・・
正直アニメとしてはそこまで面白いとは言えないのが悲しいところ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

66.0 9 恋愛で異世界なアニメランキング9位
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (126)
388人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

残念な要素もありますが、ヒロインが最高でした。

 とても面白かったです。最後アニメ作品として完結させるために無理な1話になってしまいました。魔王の伏線があってゲーム世界の意味に関われれば、かなりの作品になったのかなと思います。

 しかし、強制力と護符という概念で話を作れていたので、ゲーム世界設定の意味はあったのかなと。

 この後も続けようと思えば続く感じがありますが、話として1クールアニメに落とし込めたのは良かったと思います。
 全体感としては、キャラが上手く使いこなせていなかった気もするのが減点要素でしょうか。

 この作品はプロット、ストーリー展開、キャラがよくできていたと思います。残念なのはエピソードです。話の1つ1つがコメディーですが、そこにゲーム要素の意味が、もうちょっとでいいので落とし込めているだけでかなりの作品になっただろう、という気がします。

 キャラはアリシアの作り方は上手かったと思います。ユミエラの対抗軸として機能していました。パトリックはコメディリリーフでしたが、ユミエラの孤独を救うという大切な役割がありましたし。あと2話くらいあって、この2人がもっと活躍できていればかなり面白くなったかな、という気がします。

 そして、なんといってもユミエラ嬢。この人が面白さの8割でした。声優さん…ファイルーズあいさん、非常に良かったです。作画のデキをカバーしたのは、この人の演技でした。

 作画は残念極まりないですが、話の内容的にそこまで足は引っ張らなかった気がします。
 
 隠れた秀作認定をしていましたが、結末から言って秀作は言い過ぎかも。ただ、12回結構どの回も楽しませてもらいました。
 
 評価は作画が残念なので3.8点と低くなりますが、体感的にはかなり面白かった80点の評価です。






1話 なるほど工夫しました。ただ下手すると0.3話切りされそうです。

{netabare} なるほど…そうきましたか。あまりにキャラがテンプレなのと、途中のOPらしき画面にクレジットもないし、何だこりゃ?と思ったら伏線だったわけですね、一応。
 原作がこうなのか、スタッフの工夫なのかわかりませんが、この遊び心は悪くないです。私はちゃんとひっかかりました。
 ただ、私のように情報ゼロで公式サイトすら見ない状態じゃないと、成立しない気もしますが。そして0.3話切りとかされなければいいのですが。

 悪役令嬢ものはカテゴリーとしては爛熟していて、もう内容よりもキャラと設定で見ればいいかなと思っています。その点ではこの作品は悪くないかもしれません。

 頭からっぽにして楽しめそうな感じです。センスが合わなければやめますが、多分見ます。{/netabare}


2話 はめふらのカタリナの逆というコンセプト?面白いと思います。

{netabare} ヒロインのモノローグで「やれやれ」をずっと聞かされる感じですけど、なんかちょっと面白いです。というかひょっとしたら異世界ものの中では一番の期待枠かも。と、同時に陳腐化したらひどいでしょうけど。

 はめふら的なテンプレを逆転させてテンプレではあっても、ヒロインのキャラ込みで上手く作品にしています。

 あの3人の男子が惚れるのか、敵対するのか。その辺が楽しみです。

 それにしてもヒロインの声優さんがなかなかいい演技でしたが、ファイルーズあいさんですか。「ダンベル何キロ」の紗倉ひびき役の筋肉の子ですよね?今年の役柄のラインナップは主役級ばかりですね。演技でここまで来たんだと思います。素晴らしいと思います。{/netabare}



3話 アニメの出来は悪いですが話は面白いので視聴継続します。

{netabare}  異世界モノって、これだけ作っているんだから何か安価で効果的な背景とかモブとかの共通のパーツとか開発できないんですかね?もう何でもいいんじゃね?と言う感じですので。

 まあ、そう思ってしまう程度のアニメの出来ですねえ…ただ、話は相変わらず面白いと思います。今回はちょっと退屈な回でしたがやっぱり最後にアリシアちゃんが出てきて来週へのいいつなぎでした。

 なお、EDは結構面白く作れていると思います。

 ということでレビューを継続するほどではないですが、見ると思います。何か面白い展開があればその時にレビューします。 {/netabare}


5話 アリシアに動きがあって期待が高まります。パトリックの設定と使い方が上手い。

{netabare} パトリックの性格造形に辺境伯という設定が上手く活かせてます。そして、アリシアと3人の男という集団だけで話が推移するのかなと思っていたら、アリシアに何か思惑がありそうです。

 今期の異世界もの本作と「間違った治療魔法」「俺だけレベルアップ」「最弱テイマー」の4作品は設定のズラしだけでなく、ストーリーがちゃんとあるのが良いですね。まだまだキャラ萌え+アルファではありますがちゃんと展開が気になる作りになっています。その中でも本作が一番面白いです。
 まあこの2~3年、俺TUEEEの出落ちで3~5話までは面白いけどその後は…という作品が多いので油断はできませんが。

 ということで細かい話ですが、アリシアの動きで期待感が高まりました。今のところ本作と「ダンジョン飯」「僕の心の…」の3作が今期派遣候補かな?{/netabare}


8話 安っぽさナンバー1。作画崩壊云々というレベルでなく同人アニメ。面白いんですけどね。

{netabare} ひどい作画でしたねえ。動くとか動かないとか、崩壊とかそういうレベルを超越した、同人アニメという感じです。ニコニコで10年前に見たMMDの方がレベルが高い気がします。なんといえばいいのか…安っぽい…というのもまだほめ過ぎかもしれません。商業レベルでこれはないでしょう。

 一時安っぽいCG作画で有名だった「蜘蛛ですがなにか?」が普通に見えてくるレベルでした。

 とはいえ、話が面白いから始末に負えません。「なんかやっちゃいました?」がいい味なんですけどね。間が抜けた感じが作画とあっているともいえますが、それにしてもこれが公共電波で流れているというのもすごいですね。
 もうなろう系は極主夫道みたいな色付きモーションアニメにすれば?あるいはもうAIで良くね?という感じです。 {/netabare}


9話 ズラしギャグだけでなく、ストーリーが気になる。面白いです。

{netabare}  魔王を倒すという目標を平民出身のゲームのヒロイン役にやらせるって、多分悪役令嬢ものの基本だとは思うのですが、しかし、面白いですよね。

 一般的には悪役令嬢が無自覚ハーレムを形成してしまうところがそうならないところが面白いのか、ギャグでありながら話の道筋が無いようでしっかりあるところなのか。
 露骨な「はめふら」のズラしという感じですが、そのズラし方が悪役要素を保ったままなのがいい味になっているんですよね。

 ギャグ異世界で言えば「はめふら」「このすば」並みに、もう1回見るか…と言われると微妙な水準ですけど。ただ、1回見ている感じでは、ストーリーが気になるのが秀逸です。決して出落ちだけの設定倒れではないです。面白さではかなりのものだと思います。

 作画については酷評してますけど、この水準の作画だからかえっていいのかもしれません。 {/netabare}


10話 隠れた秀作。設定とキャラが上手くストーリーと絡んで面白いです。

 10話、今週展開がありましたね。アリシアのキャラもいいですね。滅茶苦茶面白かったです。ゲーム設定とダブルヒロインの立ち位置がストーリーと上手く絡んでいました。この先の展開がものすごく気になる、「次が楽しみ」なのがいいと思います。

 このストーリーは「慎重勇者」みたいに1クールで完結みたいなペース配分じゃないのがちょっと残念ですけど、今のところ「最弱テイマー」と並んで…いや、それよりも上を行く面白さだと思います。

 本作はあまり評価されていないようですが、隠れた秀作と言っていいでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

悪役令嬢物では一番好きかも。って思ったけど。

一話視聴
面白くなさそー、って始まり。
途中からオヤ?なるほど面白い試み。
へたしたら1話じゃなく0.5話切りされかねない。もし見るならせめて1話は見切って判断してほしい。なんなら、前半飛ばしてもいいから。
物語への入り方は自然でわかりやすく上々。
コメディで、フフと笑えるシーンもありヒロインも魅力的。
ヒロインの性格・思考も現実的でぶっ飛んでおらず共感できる。
リアクションもあからさまなものでなく、「え、嫌な予感」みたいなリアクションで見てて不快にならない。
作画は平均的だけど、いい塩梅にデフォルメされたりして可愛い。

悪役令嬢物はヒロインの好みが評価に大きく作用すると思うのだけど、
このヒロインは自分好みで期待してる。
黒髪、大人しめ、自分をしっかり持って、クヨクヨしてない。
物語を変な方向にいかせず一話の雰囲気のまま行ってほしい。

2話視聴
既プレイの世界なのになぜレベル測定の事を知らなかったのか、他の皆レベル低すぎじゃない?主人公以外のキャラがあまりにもテンプレ(狙ってる?)
と気になる点は多々あるけど、ギャグアニメとしてならある程度楽しめる。

5話まで視聴
残念。1話は割と楽しめたのだけど、主人公が段々よくある無自覚系の最強キャラになって鼻につく。(さすがに二度目の笛はないだろ)
あと、主人公以外がほぼモブキャラで薄い。
この主人公一人だけでやっていくには荷が重い。
今期も悪役令嬢ものは全滅だった。
やはり期待を裏切らない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

黒髪のファントム・メナス

オレツエー×悪役令嬢×陰キャライジング。
2018年製のビジネスなろうのクオリティなので見やすい。

魔王を倒したと思えば裏ボスがいた。なんと、私である─。

ビジネス「いつものやつ」で商業品質。知能低下で展開させず主人公の異質さで話を運ぶ。攻略対象のアホムーブにも方便があり、辺境伯が田舎者の雑魚でもなく、脅威であるユミエラを体制側も放置しない。新鮮な発明はないが古典なろうの欠点にきちんと対応。しかし導入の釣りで力尽きたか作画がいまいち。作画でTUEEEEを演出出来てたら全然評価は変わったはず。バトルに迫力あったらかなり化けたと思う。もったいねえ。

07
あいかわらずちゃんとしてる

けど、結局「いつものやつ」を丁寧にリファインしてるだけなのでそろそろ飽きてくる。エレノーラの鉄板のお約束ムーブも期待どおりではあるのだが演出の問題か全くウザさが足りない。漫画でサクサク読む分には気にならないと思うが、尺のいるアニメだと複数のパートが分離している印象。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

59.7 10 恋愛で異世界なアニメランキング10位
異世界はスマートフォンとともに。第2期(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (99)
353人が棚に入れました
神様の手違いで死んでしまった望月冬夜は、異世界で第2の人生をスタートさせる。 冬夜にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。 様々な人達と出会い、大切な仲間を得ていく中で、いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。 古代文明の遺産を受け継ぎ、お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、個性豊かな女の子たちと共に彼はのほほんと世界を巡っていく――。

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

お話が大きくなりすぎた2期

原作未読 全12話

異世界でスマートフォンを使える主人公が活躍するお話の2期です。

まさかwの2期ということで、1期を視聴済だったので観てみました。

お話は相変わらず薄い内容で、どんどん女の子が増えてきて大ハーレム状態ですね。

作画もあまり褒められたものでなく、魅力的なキャラも私的にはいませんでした。

何とか最後まで観ましたが、やはりオススメできない作品でしたね。

OPはGemstone7さん、EDはこの作品に出てくる女性キャラたちが歌っています。

最後に、1期と同じくストレスフリーな作品ですが、3期があれば観ないかもしれませんね〜

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

全話見たアニメの中で最低評価の作品の二期だと…→本作はそこまで酷くは無いです

前期は全部見た上で、最低評価を下しています。

普通ならつまらないと思えば即切れば良いわけで、当然1話からつまらないと評価していました。
なのになんでそんな無駄なことをしたかというと…。

当時はなろう系はあまり見ておらず、基本つまらないものと考えていました。
しかしそのつまらないなろう系を、食わず嫌いせず、ちゃんと学びたくてですね… いかにもなろうらしい、なろうの悪い点が詰まったように見えた本作を、勉強のために見てみたのでした。
…かなりの苦行でした。

まあ悪い原作を悪い監督がアニメ化した、負の奇跡のコラボレーションですね。
逆じゃなくて本当に良かったですね。

本当に、本作はなんで2期をやっているのかわかりませんが…。

さて、あの当時はなろうについて詳しくなかった。
あれから数多くの作品を見てきて、低品質なものも見てきて、なろう系というものに慣れた目で見れば、異世界スマホもそんなに酷いものでは無かったのではないか。
そんな望みもちょっとは… いやほとんど抱かずに、つまらんだろうと思って見たのですが、やっぱりつまらなかったです。

私は本来ハーレムは好きなはずで、本作は4人と結婚しようとしておりそこは評価しても良いはずなのですが…。
途中の好意表明がなんとも薄っぺらくてですね。
全然説得力を持って響かない。いや、1期を見ていないほうが良かったですね。もしかしたら仲良くなるのに説得力のあるイベントがちゃんとあったのでは? と思えたら、そういう前提として受け入れられたかもしれません。
しかし1期を見ちゃっていたので、好意を持たれるようなイベントがろくに無かったことを知っています。

主人公に魅力が無いので、どうしようもない部分ですね…。

何かやがて巨大ロボットも出てくるらしい、とか聞いてはぁ? と思っていましたが、今期はそこまで行くのでしょうか。

全然好きじゃない本作、普通に考えたら一話切り安定なのですが…。
見ることにします。
異世界スマホは本当に私にとっては史上最低の作品なのか、というテーマを考えていきたいですね。

全話感想
うーん、まあ、普通につまらなかったのですが、全作品で最悪というほどつまらなくは無かったです。
やはりアニメは監督ですね。
原作がつまらない以上どうしようもない部分はあると思いますが、今回は同じつまらない使い回しネタを延々と描写したりしなかったし、ヒロイン達も多少なりとも心情を描こうとしていたし、ちゃんとマシに描写できていました。
これならまあ、好きだという人が居ても、そう不思議だとは思いません。
一応雰囲気としてはまったりゆるいハーレムもので、居心地が良いと感じる人も居るのでは。
やっぱり主人公の魅力はどうしても足りないし、そのせいで面白いとは言い難いのですが… まあこの程度の作品はいくらでもあるので、そう目くじらを立てるほどでもない、と思います。

前回は質の低い作品を質の低い監督がアニメ化したことで、より酷さが際立ったのだろうな、と思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

へぇー、スマートフォンって何でもできるんだねぇ・・・(棒)

巷ではどうして2期が出来たんだって言われてるとか、言われていないとか。


たしかに、そう言われても仕方がない様子が見受けられます。


今作を観ての感想は・・・。

お嫁さんが増えていくアニメだねぇ(棒)。

以上でした。


キャラクタは・・・まぁ、テンプレ的な女性キャラが続々と増えていく感じ・・・。
観ていて楽しい子が見つかれば、観ていてもいいんじゃないでしょうか。


やおい小説の件が少し面白かったかな、他は・・・う~ん・・・あ~~・・・。
どうなんかなぁ・・・。


って感じでした。
1期は私の暇さ加減がプラスに働いたのかぁ。
今作は、個人的には何故今観たんだ、と思っています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

60.2 11 恋愛で異世界なアニメランキング11位
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (134)
342人が棚に入れました
全ての敵を即死させる!最強主人公爆誕!! 修学旅行中、高遠夜霧とクラスメイトたちは、突然異世界に召喚された。 召喚したのは賢者を名乗る女、シオン。彼女は《ギフト》と呼ばれる特殊能力を彼らに与え、賢者になるための試練をクリアしろと一方的に宣告する。 突然の事態に動揺しつつも行動を開始する一同。 だが、なぜか《ギフト》を与えられなかった夜霧や壇ノ浦知千佳ら一部の生徒は、 ドラゴンが迫る草原に囮として置き去りにされてしまう。 飛来したドラゴンによって次々に殺されていく残された生徒たち。 夜霧と知千佳も絶体絶命の大ピンチ! ……かに思われたが……。 「死ね」 夜霧はその一言でドラゴンを撃退。 なんと彼は、任意の対象を即座に殺せる《即死チート》の持ち主だった!!! 元いた世界への帰還を目指し、旅を始める夜霧と知千佳。 そんな彼らの前に現れるのは異世界にいるチート能力者たち。不死身の吸血鬼?   やり直しの勇者? 神に溺愛されし転生者? そんなやつら、即死チートの相手にはまるでならないんですが! 前代未聞のチート能力が武器のダウナー系少年とちょっぴり残念な美少女の異世界冒険が今、幕を開ける!!

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

(最終)これは「呪術廻戦」に対するアンチテーゼwww

【レビューNo.110】((最終レビュー)初回登録:2024/3/22)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
まあ少し違った切り口からこの作品を語ってみようかと。

(ストーリー)
面倒なので省略

(評 価)
・大きな括りでみればよくある「低予算なろう作品」
 大括りでみれば、よくある「すっとぼけ系主人公がチート能力で異世界で
 無双する『低予算なろう作品』」になります。なので
 ・粗を探して観れば、いくらでもツッコミどころ満載
 ・「こういうもの」として割り切り脳死で観ればそれなりに楽しめる
 って感じで、視聴者が「どこにハードルを設定するのか」により評価が変
 わってくるという話でしょうか。

・「Z世代」を象徴したような主人公
 しかし見方を変えてみると、結構いろいろ斬新だなっとw
 すっとぼけ系「俺tueee」主人公ということですが、従来の「無自覚系」で
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
 というのとまた違うのかなっと。何というか「無欲・淡泊系」というか、
 執着がないって感じなんですよね。
 ・仲間意識が希薄
  この手の作品にありがちな「仲間思いの正義感あふれる主人公」って
  感じが皆無。ヒロインと旅していても「成り行きで飛んでくる火の粉
  を振り払ってるだけ」みたいな。
  観ていて「ヒロインを守るために」って感情とかが薄いんですよね。
 ・恋愛感情・性欲が皆無
  巨乳でかわいいヒロインと2人きりで旅しているのに、「ラッキースケ
  ベにドギマギ」とかがあるわけでもなく、そもそも
  ・「異性として全く意識してないだろw」とか
  ・「根本的に他人に興味ないだろw」とか
  いう感じなんですよね。
 ・守りたいもの→「ゲームをする時間だけ」
  チート能力があっても無欲で、「ゲームをする時間だけあればいいや」
  で面倒ごとは「タイパ重視」でちゃっちゃと終わらせようみたいなw
 思うに原作者は「『Z世代』を象徴した主人公」を描きたかったのに違い
 ないとwww
 執着を持たないなかなか斬新な主人公だなっと。
 (「Z世代」は正確にいうと執着がないのではなく、「失われた30年」の
  あおりをモロに受け、執着をしたくてもいろいろあきらめざるをえない
  状況下にいるのだと思うのですが)
 
・これは「呪術廻戦」に対するアンチテーゼ
 「呪術廻戦2期」は1期以上に作画が凄かったですね。特にバトルシーンと
 か。もうTV版じゃなく劇場版レベルでしたね。
 しかしこのクオリティーを維持するために、人海戦術とかタイトなスケジ
 ュールで綱渡りとか制作現場はかなりの惨状だったという話も。
 (アニメーターさんがTwitterでぼやいていたとかw)
 本作はそんな「呪術廻戦」に真っ向から喧嘩を売っていきます。
 ・主人公が「死ね」とつぶやくだけで、敵がバタバタ死んでいく。
 ・なので本来なら見どころのひとつである主人公のバトルシーンに全く見
  どころがない。というかバトル自体成立してないだろうw
 って感じなのですが、しかし見方を変えてみると
 ・そもそも「低予算なろう作品」が体力ある「呪術廻戦」と勝負しても勝
  ち目あるわけないやん。
 ・それなら極力バトルシーンを省力化した方がいいやん。
  (どうせ低予算でバトルシーン描いても「作画ガー」で叩かれるし)
 ・バトルシーンが省力化できる本作は、お財布に優しい「低予算なろう作
  品」の救世主やん。
  (面白いとはいっていないw)
 思うにこれは「作画至上主義」ともいえる「呪術廻戦」に対するアンチテ
 ーゼに違いないとwww
 これも「コロンブスの卵」的な発想がなかなかに斬新だなっとw

まあ半分ネタとして書いてるわけですが、切り口を変えてみてみるとなかな
かに斬新で面白みのある作品なのかなあっと。
「呪術廻戦」が白鳥の如く、優雅な姿の水面下で必死に足掻いている様を横
目に、こういう作品をぶつけてきたのは個人的には結構ツボりましたね。
作品自体は脳死で観ているので、まあこんなもんかって感じですが。
ここにきて登場人物がかなり増え、いろいろな勢力が思惑をもって動いてい
るような描写もありましたが、あと数話でどう風呂敷を畳むのでしょうか。
バトルロイヤル的なもので主人公が一気に処分してしまうのか、投げっぱな
しENDで放り出してしまうのかw

あとOP曲「Killer Bars/Hilcrhyme」は個人的には耳に残り結構好きでし
たね。綺麗に韻を踏んでるのはさすがHilcrhyme。

一応中間レビューではありますが、最後まで観ても書きたいことは変わらん
だろうなっと。

(2024/3/22追記)
状態 →「観終わった」に変更

・とりあえず思い付くままいろいろねじ込み、カオスな状態にw
・収拾がつかなくなると主人公のチート能力で「処分」
・そしてお約束の「俺たちの戦いはこれからだ」END
しかし風呂敷を広げても、最後は「死ね」で解決できるんだから、制作陣
にも便利なチート能力だよな。
まあ何かと制作陣に優しい作品だったということでw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

クリエイション・クリティシズム

売れ線アニメをコケにしたようなメタコメディ。
数々のお約束をブッ壊していくカオスな爽快感。

修学旅行のバスごと異世界召喚された高遠たち。無能扱いされ窮地を脱するべく、高遠は過去に自ら封じた「即死チート」を発動。

バカな話はバカには書けない。作品の成立すら難しい設定で既刊14巻。これもっといい作画でやるべきだったよ。もったいねえ。

OP・クソダサい。これ自体もメタなのか。期待通りに必ず飛ばす。
ED・歌上手いなと思えば声優さん。だがメインキャラ担当ではない。謎。

11
おもしれー

こういった何でもアリなのがマンガやアニメの醍醐味だったはず。いろんな表現を自在にできるのでアニメーターとしてもやりごたえのある作品なのでは?とも思うけど、ビジネスとしてはグッズが売れる作品優先になるのはしかたないか。

デスゲーム突入で即死マンから潰すのも上手い。デブヒーラー便利すぎと思えばしっかり自己言及もさすが。毎回「アレはアレ、コレはコレ」と、とにかく引用量が凄まじい濃度なのだが、抽象度をうまく操作しててモロパクリにはせずアンチを引き寄せない作りもさすが。すごい。今回は特に面白かった。情報の摂取量を教養と言うのなら、まさに教養が試される作品と言える。もしくはいにしえのマンガオタク向けのシルバーアニメなのかも。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

死と世界の構造と道徳と…思想的になる面白い話でした。秀作認定でいいかも。

 結論から言ってかなり面白かったです。秀作認定してもいいかもしれません。しかし、この何でもありのチート設定が、なぜ面白いのかは考える必要があるかもしれません。

 まず、世界観が恐らく作り込まれているんだろうな、というのは感じます。多元宇宙というより多層的な構造を上手く作り込んだのでしょう。
 元の世界のセーフティが干渉してきたと篠崎綺香の組み合わせ、シオンとマナの関係とか重層的な視点がなかなか面白い世界観だなあと感心しました。異世界の適当な設定に見えますが、SFマインドを感じるなかなか深い設定です。

 その多層的な世界の中で、それを相対化してしまうアルファオメガという概念ですね。これが上手く機能していました。まあ、深読みすると死というのは人間どころか宇宙ですら避けられない定めです。どんなに大きな構造をみたとしてもいずれ滅びがくる。それを上手くキャラ化したのは画期的ではないでしょうか。

 その死との付き合い方ですが、それを分かりやすくしていたのが高遠の名前を貰った(職員の)お姉さんのほうでしたね。壇ノ浦知千佳もそうでしたが、死の隣にいて平気だというのは言葉を変えれば「悟り」ですからね。

 ラストのお姉さんの道徳観は…うーん…もうお姉さんの行動で見せて欲しかった気もします…いや、もう見せてくれていた気もしますので無くてもよかったかな?まあ、ラスト数十秒がこの作品の意味だとすれば入れて良かったのかもしれませんけど。

 この物語の行く末がどうなるんでしょうね?私としては主人公が自分に対して殺意を持った場合を見たい気もします。

 まあ、そういうお堅いことを言わなくても、サブキャラが上手くできていたし、シオンという存在の謎も機能していたのでストーリーになっていたので、普通に面白かったです。
 偶然なのか意図的なのか…ワンパンマンに触発されただけなのか…更に上を行く思想があるのか…その辺はよくわかりません。
 普段から死とか強さとか世界とか漠然と考えているだけかもしれません。作者が意図的に思想を上手く物語化して、こういうチューニングにしたのだとしたら、大したものだと思います。

 例えば化物語シリーズに出てくる「暗闇」も絶対的な死ですが、あれは非常に観念的で説明的ですよね。その点では本作の方が死を上手く扱えている気がします。

 一応の結末を描けたのも高評価ですね。もちろん続くのでしょうが、主人公の生い立ちというか、主人公=死が描けていたのでここまででもいろいろ感じることができました。

 この作品を酷評すると殺されるかも…と想像してしまうくらいには作品に入り込みました。

 作画はまあそこそこですが、女の子は可愛かったですね。壇之浦さんは気合いが感じられました。
 世界観、設定、キャラ、ストーリー、思想…どれをとっても良くできていたと思います。音楽と作画が若干ついてこれなかった気もしますが、このくらいのデキの方が帰って見やすかったかもしれません。




 1話目からOP含めて情報量が多すぎてどんな話になるのかまったくわかりません。

{netabare} ちょっと見た感じだと、主人公は昔子供のころにこの世界に来たのか、能力を授かっていた?記憶が残ってない感じもあります。いつものあれ?なんかやっちゃいました?系の俺TUEEE…ですが、もうちょっと自覚的みたいです。
 賢者様のセリフで無能力者に何かがありそうな雰囲気はありましたね。

 魔法ファンタジー世界と未来ぽい感じが混在しているので「勇者、辞めます」みたいに昔に文明あって…になるんでしょうか?「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」とか「聖剣学院の魔剣使い」みたいな設定上等で適当な異世界なのかわかりません。

 OPではヒロインは武道が出来るみたいだし、完全に和風の道場みたいなところでお化けと戦ってるし、お化けは後から仲間になる…みたいです。
 EDがここに来るまでの出来事の説明なんでしょう。サラリと流しておしまいにするのかな?次回からは別のEDになるんでしょうか?

 主人公がゲームをずっとやっているのもちょっと気になりますよね。田んぼとか出てくるから、現代日本が舞台でゲーム世界に入っている?かな、とも思わなくはないですが、なろう系なら題名が異世界である以上異世界だと思います。

 うーん…やっぱり、まだ情報が多すぎてよくわかりません。2、3話見て展開しだいです。

 主人公とヒロインの髪の毛の作画も、絵としての情報量がそこだけ多くて気になります。 {/netabare}


2話 相変わらずの情報量。ヒロインが可愛く見えてきました。

{netabare}  変なお化けでた!で、コンシェルジュ?吸血鬼?で、あのロボットはなに?侵略者ってことは自分で来たの?考察厨の私でも良く分かりません…というか考察する気にもなれず。侵略者?異世界に階層というか座標があるって言ってましたが…本当に情報量が多すぎて全然わかりません。

 ただ、1周回って逆にアリなのか?ヒロインがちょっと可愛く見えてきた…SFみたいな武器とか言っちゃってるし…働く魔王様の初期のチーちゃんみたいなキャラで、ちょっと癒されます。

 文明の設定どうなってるの?とか、キャラデザ適当過ぎるだろう?とか、作画は中盤は本当にひどすぎるだろう?とか、もうこういう話だから全然気になりません。文句言いながら見ちゃう感じでしょうか。{/netabare}


3話 壇之浦さんのメタ視点のツッコミがご都合主義を相対化している?

{netabare} なんだろう…ちょっと面白い…アニメを沢山見すぎて感覚がおかしくなったんでしょうか。シリアス要素がありながらも、世界観も主人公の能力は滅茶苦茶で、正直普通なら見てられない話なんですけど、妙に面白いんですよね。

 で、自分なりに理由を絞り出すと、ヒロイン壇之浦さんがこっちが思っているセリフを先取りして言ってしまうので、すべてのツッコミが相対化されてしまうからかな、と思いました。

 究極の俺TUEEEという点でワンパンマンメソッドと言えばそうなんですけど、違いはジェノスと壇之浦さんの役割の差ですね。ワンパンマンも本作も決して主人公に感情移入できませんが、そのサイドにいる人物の視点になります。

 ジェノスが戦いの主体で引き立て役・狂言回し・解説役であるのに対し、壇之浦さんが物語から遊離してメタ的な存在とマスコットという役割だからでしょう。

 ただ、本作とか「もふもふ」「悪役令嬢レベル99」「俺だけレベルアップ」とかが面白く感じている私は、ちょっと末期かもしれません。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

75.0 12 恋愛で異世界なアニメランキング12位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1175)
7085人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ゆのみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャラの良さがわかった

{netabare}アパートではなくていつの間にか心が侵略されていた{/netabare}というエンドはありがちではあるけれど、案外良かったです。というのは、最終回に至るまでに各キャラの魅力がそれなりに描かれていたからです。だからこそ主人公のその心境に共感することができた気がします。
確かに見ているうちに主要キャラに対する愛着が湧いてくるのを感じていました。ユリカを例に挙げると、ズボラでやる気のないへたれに見えるものの(実際にそういう部分はある)、真っすぐで優しいところがあるとういことが段々わかりました。ちょっとバカっぽいけど一生懸命なところは素敵でした。他のキャラについても各話で掘り下げられていていいなあと思える部分があり、そういったキャラの魅力がわかりやすく伝えてられていたところがこのアニメの良かったとところだと思います。

個人的イチオシは桜庭晴海先輩。メインキャラ達の一歩外側というような位置づけでしたが明らかに彼女こそメインヒロインでした。清楚で可憐、礼儀正しく美しい天使です。ユリカやコウタロウに対して問題を解決に導く助言を優しくする先輩としての一面は尊敬に値しました。同時に、体が弱く儚げで、庇護欲をかきたてられるような存在感もあり完全に好きになりました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンバレ新人声優陣 o(・∀・)o

高校入学を期に格安の六畳一間で一人暮らしを
始める主人公・里見孝太郎。
孝太郎の前に次々と現れる多種多彩な
ヒロインたちによって繰り広げられるハーレムラブコメ。
全12話。
ラノベ原作。


「侵略」をメインテーマに進んで行くストーリーは
予想以上に捻りの効いた、興趣の尽きない内容でした♪
他の同ジャンル作品とちょっと違った切り口や
テンポの良さも飽きる事なく視聴できた要素かと。
少し風変わりなハーレムラブコメといった印象で◎♪

各ヒロインの掘り下げに数話ずつ費やす構成になっており
個性的なヒロインたちの魅力が十分に伝わってきました。
キャラデザもキレイでみんな可愛らしかったァ(っ´ω`c)

声優陣はメインヒロインを新人声優が演じ
周りを実力・人気のある声優さんで固める形です。
まぁ、ハーレムものにありがちなパティーンw
新人さんの演技、ハマる人はカチッとハマると思います。
個人的には「今後に期待」という事で3.0を付けましたw


「主人公とヒロインたちの関係」「侵略」の行く末
などなど、今後の展開が気になるところです。
ぜひ続編をお願いしたいですね(・∀・)v

この作品のせま~い1Kを見ていて
自分の一人暮らしを始めた頃を思い出しましたw
……だいぶ昔の話ですけどねw
なぜウチにはあんなコたちが来なかったんだァァ( > □ < )




《キャスト》
里見 孝太郎(CV.中村悠一)
東本願 早苗(CV.鈴木絵理)
虹野 ゆりか(CV.大森日雅)
クラノ=キリハ(CV.田澤茉純)
ティアミリス・グレ・フォルトーゼ(CV.長縄まりあ)
ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ(CV.早見沙織)
笠置 静香(CV.洲崎綾)
桜庭 晴海(CV.高本めぐみ)
松平 賢次(CV.鈴木達央)
クラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼ(CV.田村ゆかり)



《主題歌》
OP
『好感Win-Win無条件』/ハートインベーダー
ED
『恋はみるくてぃ』/petit milady

投稿 : 2024/04/20
♥ : 53
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハーレム物だけど、意外と良かったかな。

全話みた感想です。

{netabare}
幽霊の女の子、魔法少女、宇宙人の女の子、地底人女の子、大家さんの女の子、地球人の女の子に、囲まれて普通とはちょっと違うハーレム状態?でしたが、以外とおもしろかった。

主人公は、普通の地球の男の子見たいな設定だけど、この部屋にいた幽霊の女の子が普通に見えた時点で、もう普通じゃないよね。
あと、どんどん強くなってってるみたいだけど、なんか特殊な人みたい。最後まで、正体はわからなかったけど、なんかあるのかな?
一番強いのは、アパートを壊されたときの大家さんって設定もよかった。

特殊な設定だったけど、それぞれの女の子に敵がいて、その敵を倒していくんだけど、そんなに思い設定はなかったけど、楽しめました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

71.0 13 恋愛で異世界なアニメランキング13位
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (357)
1501人が棚に入れました
若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出会う。片角を折られ罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になることを決意したデイルだったが――「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」――気づけばすっかり親バカ全開に!?

声優・キャラクター
高尾奏音、岡本信彦、小山剛志、沼倉愛美、桑原由気、高野麻里佳、田村睦心、広瀬ゆうき、福原かつみ、井上雄貴、福緒唯、芝原チヤコ、関俊彦、中村桜、米内佑希、井澤詩織

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笑顔が止まらないホームアニメ

このアニメは心がほのぼのとなります。
ラティナの笑顔が可愛くて可愛くて、すごく癒されます。

18歳の凄腕冒険家デイルは、ある日、森の中で魔人族の女の子ラティナに出会います。
ラティナの父親(?)は森の中で死んでおり、ラティナは独りぼっちでした。
孤独な幼子をほおっておくことができないデイルは、ラティナに食べ物を与えて町に連れて帰り、面倒を見るようになります。
デイルが下宿している居酒屋の夫婦も、ラティナのことを大切にしてくれます。

そしてこの居酒屋は、怖い面相の荒くれ男たちがたくさん出入りしていますが、その荒くれ男たちも、ラティナに優しくしてくれます。ラティナの前では、ただの優しいおじさんに変わるのです。
そのギャップがとてもほのぼのします。
まるでホームアニメのようです。

ラティナは賢い子です。デイルがいない間、ラティナは居酒屋のお手伝いを自発的にします。自分が置かれている立場を幼いながら理解しているようです。
そしてラティナがけなげに店のお手伝いをする様子が、大変愛らしくて癒されます。


ラティナの笑顔を見て、私は、我が子が赤ちゃんのときに見せた笑顔を思い出しました。
どんなにつらいことがあっても、この笑顔のためならば、我慢できる。
そう思わせてくれる笑顔です。


ラティナのためならば、デイルは本当に魔王でも倒せるかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 43
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イベントが始まらない

1話感想{netabare}
ロリとロリコンは違う。
ロリコン言うのが恥ずかしかろうがロリと略すのは止めてくれ。
それって「京アニ厨」を「京アニ」って呼ぶのと同じだぞ、と(京アニに他意は無いです)。

拾った少女の面倒を見る系ってよくある話だけど、いい加減「説明したからそういうことなんだよ」って設定はどうにかしてくれんかのう。
この作品に限った話ではないので殊更にツッコミ入れるのも悪いとは思うけど、「孤児院に預けてもこの町の財政ではロクなことにならない」ってのなら、同世代の乞食を出そうよ。
それだったら魔族の子はどこも引き取り手が居ない、で良かったんじゃないかな?
今後同世代の友達が出来るかどうかが個人的な見所かなぁ…?

それにしても…シリ構が吉岡たかをで爆笑したところ、キャラデで西田美弥子と舛舘俊秀の名前見つけて大爆笑。
何が爆笑って、これ“異世界はスマートフォンと共に”とスタッフ同じ(吉岡たかをは別)で、ひょっとして…と思って調べたら美術と色彩も同じでした。
因みに西田美弥子は湖川友謙の一番弟子だそうで、湖川のチャリティーにも来てたみたいで、そこに行った友人はイセスマの色紙を貰ったと自慢しております(羨ましい)。
また、イセスマの後は“ユリシーズ”で関わってて「なんかビミョーな作品ばっかやってるなぁ」って印象で、ここで一発バチっと(作画だけでも)クオリティの高い作品をやって欲しいなぁと湖川ファンの自分としては願わずに居られない。
ってか湖川自身が名義伏せて原画参加とかしてたりして…。{/netabare}

追記{netabare}
あちゃー、時間置いて文章読み返したら説明足りてなかったので追記

まず吉岡たかをで爆笑した理由。
アニメをパっと見ての印象で“このはな綺憚”っぽさを感じ(※1)、「そっちの方向を目指してるのかなー?」と思ったらシリ構が同じで「お、当たった!?」と思ったから。
但しこの人“七星のスバル”もやってるんだよなぁ…あれは原作が悪くてどうしようもなかったってことなんかなぁ?
次に大爆笑したのは、イセスマが例の通り例のアレで、作画も酷くて(※2)、それでいてスタッフ同じでこっちは作画がずっとマシだとしたら…イセスマがどういうポジだったか分かるかなぁ、と。
ひょっとしたらアニメーター育成でイセスマは踏み台扱いだった?そんなことある?
単に予算の違いなのかなぁ、こっちが予算かけてるのか知らんけど。


※1
あれも尼さんが雪の中拾った幼ケモっ娘が丁稚奉公?(成長)する話で、まぁ共通点高いかなと。

※2
そうはいっても一部妙に頑張ってるカットもあったり。
例えば遺跡の前でくつろぐシーンで、普通に座らせれば良いだけなのに半分寝そべった手間の掛かるポーズ取らせたりしてます。
ここら辺もアニメーター育成っぽい印象を加速させてる?{/netabare}

3話までの感想{netabare}
ぐぎぎ、3話で作画ヘタれかけてる…大丈夫か?この先。
個人的にはタクシー用のワイバーン?のショボさに特に目が行った、ひょっとしてデザインとか起こしてなくて回された原画マンに任せた?
そして内容は…これは「仕事とはいえ深く考えずに殺してきたことを、ラティナ絡みで後悔する」展開への前振り?
そうでないと斬り殺した魔族?の女が無駄に可愛すぎる気が…。
ってかグレゴール剣何回抜くんだw
ガクシャって学舎でいいのかな、孤児院と違って家から通う形?{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?
「魔族を恨んでる人間が居る」と「人間と魔族では寿命が違う」は別問題だよね?
あのメンヘラ教師が寿命の違いによる悲劇によって魔族を恨む様になったのなら分かるのだが、そうじゃないよね?
それぞれエピソードを分けて掘り下げたほうが良かった気が…特に「人間と魔族では寿命が違う」に対しラティナがそこまで悲観するのがちょっと分からない。
察しが良すぎるというか、そこまで実感するような体験してなくない?
むしろ多感な時期だからこそってことなんだろうか?
2つの問題を一緒くたにしたせいで個々の追求が薄味になってしまった予感。
また「魔族を恨んでる人間が居る」に関しては作中デイルも「こんなの八つ当たりだ」と語ってた通り、根本原因は何も解決されてなくて前回斬り殺した魔族の件も含め宿題が増えた感じ。
こっちは今後掘り下げてくれることに期待するが…スタッフ信用してだ、大丈夫かなぁ?

作画はかなりヤバい領域に突入。
と思ったらこの回作監に西田の名前ナシ…うぇ~い、今週コップクラフトで見たと思ったらあらまぁ。
取り掛かってる時期と放送される時期は一致しないのでたまたまなんだろうけど、なんかウケる。{/netabare}

5話感想{netabare}
サプライズプレゼント…定番過ぎて逆に笑える、女児アニメでももう少し捻り入れると思うのだが。
ラティナの鼻歌ビデェ、と思ったらそっかそっか音痴って設定だったか。
鼻歌の部分でもちゃんと再現してんのねー。
一方で作画…こっちはフォローできんぞオイ。
治安がいま一つの地区だとはいえ、冒険者が屯す酒場の看板娘を狙うかね?{/netabare}

9話までの感想{netabare}
うーんつまらない。
つまらないと言っても「アニメとしてダメだ」って意味じゃないところがもどかしい。
これは自分が最近のアニメ(特になろう原作系)に馴らされてしまってるせいかも知れないけど──
特に大きく話が動くワケでもなく、日常系みたいなノリでキャラ萌えで引っ張ってくにしても、ラティナ一人だけじゃ荷が重過ぎる・物足りない。
あと2・3人カワイイ娘用意してー(キャバクラに来た気分で)。
そうはいっても原作がそうだったのなら仕方ない、とも思っちゃうワケで。
むしろ「これアニメ化して」と原作渡された時「もうこの方向で攻めるしかない」と、他はどうなろうがとにかくラティナの絵だけは絶対に崩れないように徹底したアニメスタッフの判断は正解じゃないかな。
それ以外どうにもできない…こりゃまた厄介な仕事受けちゃったねぇ。

一応内容に触れると、“台詞だけで”魔王が何人居てどんな属性かを説明されても…困る。
そういうのってキャラの経験を通じて視聴者に伝えるのがセオリーじゃない?
もしくは4クール以上続いて「今後出てくるんだろうな」って保証がある場合、けどこの作品はそうじゃないでしょう。
それならもう魔王1万人居て、一人一人のプロフィールの朗読だけで1クールやったほうが面白いんじゃね?と思ったり。
(唐沢なをきのマンガでそういうのがあったような…)
でもってデイルは地元の名主の坊ちゃんかよ。
これはちょっと…アーハイハイ玉の輿ね、って感じで呆れた。
面倒臭いお家の問題・長男問題は次男が継ぐという形でクリアー…おいおい、あからさまだなぁ。
元は底辺のクズでラティナに出会ってから努力するようになって変わったって話の方が男の自分としては共感できるのだが、作者は女性…なのか?
ここら辺は感性の違いかなぁ?

ところで西田美弥子の名前“手品先輩”でも見たんだが…あれ?
なんかなかじまちゅうじ化してきてないか?{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
物語が…始まらないで(放送が)終わった、そんな感じ。
ゲーム買ったけどプレイしないで説明書を読んだだけ~みたいな。
同期放送の“魔王様リトライ”が「全然進まない」ならこっちは「全然始まらない」で、どっちがマシだったのかは…一応最後まで見れたのでこっち?
辛うじて絵がマシだっただけな気がしないでもない(クオリティ高いという意味ではない)。
じゃあ物語を追うのではなくキャラ押し(萌え)作品として見ようと思っても、ラティナ1人だけで1クール押し続けにはどうしても飽きが…。
二期は見てないけど“からかい上手の~”だって、メインの二人だけでなく3人組や他のカップルにスポット当てたパートがあったじゃない?
また、ラティナ自体が「一切隙の無い良い子ちゃん」で、あまりに完璧過ぎるととっつきにくい、自分は。
いやだって、普通、せめて、最低限、デイルと大喧嘩するエピはあるもんじゃない?

魔王がどうこうもさることながら、デイルが仕事で魔族を殺してたことや幻獣製のアクセサリーを新調したとか幻獣がラティナを追って街に来たとか「さぁ何か起こりそう」「この件でひと悶着ありそう」って予感は振りまくけど実際は何も起こらない。
他の方も指摘されてるけど山場が無い、イベントが始まらない。
じゃあ世界観が独特でそれを見るだけで楽しめるかといえば、所詮「なろう異世界ツクール」の基本情報レベル、正に説明書。
何か始めて「そんなんアリかよ」と文句言われる作品も多いけど、それ以前の「何も始まらない」は…なんというかそういう俎上に上がることから逃げてるみたいで、う~ん。


「物語?無いじゃん」ってことで評価の物語の項は☆1を付けといたけど、「物語が存在した状態で酷い」ではないので1は違うのかも?
けど、じゃあ幾つなら良いんだか分からんし…やっぱり「物語作ることから逃げた(あくまで私が感じた印象)」として1が妥当、かなぁ??{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

娘は可愛らしく内容は悪くもないが作画レベルは低め…

1話感想
異世界転生では無いファンタジーもの。
まあ娘を拾って育てるのは珍しくもないですが、まあ普通に悪くない内容です。
娘は可愛らしいし主人公にも好感は持てました。
ロリコンでは無いですが普通に父性を持って見ました。
でもまあ成長した娘を嫁にするならそれはそれでOK。流石に今この状態で嫁にするのは有りえませんが。

とはいえ作画のレベルが低い…。
原作とかコミカライズはなかなか絵も良さそうなのですが、どうしてアニメはこう微妙なのか。
悪くない内容なのだからもうちょっと頑張って欲しかったかなあ…。
悪くは無いので見たい気持ちはあるのですが、優先順位を付けて見れる順に見たら多分入らないと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

70.7 14 恋愛で異世界なアニメランキング14位
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (182)
568人が棚に入れました
「首が…ある!? 幼く…なってる!?」 大国・ティアムーン帝国で“わがまま姫”と蔑まれた20歳の皇女ミーアは、民衆の革命によって断頭台で処刑された。 はずが、目覚めると12歳の頃にタイムリープしていた! どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、処刑される前に自らが綴った血染めの日記。 第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。 帝国の未来のため? 民衆を飢饉から救うため? 内戦により命を落とす多くの兵士のため? じゃない! すべてはギロチンの運命を回避するため!! 「こ、これぐらいわたくしにかかれば簡単ですわ!」 小心者で、保身上等&自己中最強のポンコツ姫が、自分のために大奮闘。わがまま姫様の行動がまさかの奇跡を巻き起こす、歴史改変ファンタジーが始まる。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期のダークホースでしたわ~♪

[12.29見終わって]
とっても面白かったですわ♡
自分ファーストが揺るがない帝国の叡智ミーア姫の活躍?に毎週とても楽しませていただきました♪
途中で原作のラノベも気になり、読み始めたらこちらもとても面白くて最新刊(15巻)まで読んじゃいました。
アニメは第1部まででしたが、原作は第8部まであって、ぜひアニメ2期やってほしいですけど第2部はたぶん2クールは必要なお話だと思うので難しいかもです。。
とはいえ物語としては第1部は序章でここからというところなので、キノコミーアをアニメで見れる日を待ちたいと思います。

[初回感想]
革命が起こりティアムーン帝国のミーア第一皇女は3年の幽閉を経てギロチン処刑された・・はずがなぜか8年前、12歳の頃の自分に戻っていて・・で始まる物語。

原作は小説家になろうで投稿後、書籍化されたライトノベルでコミカライズもされているようですが未読です。

これも悪役令嬢ものにはなるんですが、いつものゲームなどの世界に入るんじゃなくて、世界はそのままで過去にタイムリープして人生をやり直す感じで進みます。

旗もった人とかギロチンとか、フランス革命思い浮かべますね。
最初にシリアスシーンを持ってきたのは良いと思いました。
これ見せることでミーア姫が必死に回避しようとする気持ちがわかるし感情移入できるから。

基本、明るいコメディタッチでテンポ良く物語は進むんですが、たまにじんわりするシーンもあったりしてそういうとこも好きです。

ギロチンを回避するために必死に頑張るミーア姫は、いい人ではあるんだけど打算的というか自分のために頑張るところもいいw
そんなミーアの行動に勘違いしてどんどん株が上がっていくところはベタだけど面白いです。
あとミーアの変顔もいい味出てますw

OPがノリが良くて作品の雰囲気にすごーくあってます♬ですわ、ですわ、ですわ~🎵が耳に残りますねー。好きです♡
EDもいい歌でこちらも好きです♪

今期は面白い作品が多いですけど、これはダークホースになるかもですわ♪

以下、印象に残ったシーンです(不定期更新)

1話「断頭台から始まるお姫様」
{netabare}ミーアのお世話を最期までしてくれた優しいアンヌを思い出して専属メイドにするところ、ちょっとじんわり。{/netabare}

3話「ミーア姫、種をまく」
{netabare}アンヌの脳内会議が可笑しい。。はめふらはそれぞれ意見があったけどアンヌのはみんな同じ意見なのがw{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的ダークホースのようです!(2話まで視聴して)。

原作未読です。

>2話まで視聴して
1話ではタイトルどおり、断頭台から始まりましたね。。
・・ってか、そんなネガティブで長いサブタイトルつけるこだわりは何?w。
個人的には「ティアムーン帝国物語」でいいような・・。

さらに1話でそれをちゃんと守ってるなんて、・・なんか真面目ですね^^。

断頭台から始まるアニメとして思い浮かぶのは、やっぱルパン劇場版マモーですよね♪。
あっちはクローンうんぬんネタでしたが、本作はなろう転生モノですね。


・・ってことで、「どうせ量産型なろうアニメなのかな?」と早々に切るつもりでしたが
全ての要素が、意外に丁寧で上質な仕上がりに感じられて、切るタイミングなくしてしまいましたw。

シリアスがベースのハズなのに
キャラ個性の明るさや、やり取りの軽快さ、間の上手さが秀逸で
全体的に、前向きな明るいストーリーに感じさせられてしまいます^^。

さらに、キャラデザイン&作画もとにかく素晴らしい!!。

声優さんも、セリフ1つ1つの匙加減が絶妙に感じられます♪。

継続視聴確定ですっ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

12話最終回視聴。なんか思ってたんと違う()

2023年10月時点でシリーズ累計部数は170万部を記録している大人気作品。

サムネ見る→٩( 'ω' )و→視聴開始→!?((((;゚Д゚)))))))→(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)→ε-(´∀`; )→(´・Д・)」→視聴継続!

分かりにくいがアニメ初見勢はこうなる人もいるだろうw

主人公断頭台で処刑される!
サムネ見る限りでは女の子のキャッキャうふふの物語だと思っていたらコレw

タイムリープか死に戻り作品と思ったら、作中で自分に転生とか言ってるので転生なのか?
転生後はサムネな感じで見やすいとは思ったが、過去の牢獄時代の描写が結構あったので鬱要素もある感じはした。

物語冒頭、正直可哀想だと思ったんだよ…。
観ていくうちに察した()主人公がやらかしていた…。

何をやらかして断頭台で首を斬られるまでに至ったかは分からない。
何となく察しはつくような気がしないでもない。

投獄され3年ほど牢獄で暮らしていた主人公。
獄中での暮らしは兵士2人が持ってきたカビたパンと吐くほどのスープを食べ、飲んでるシーンが(実際はスープを口に無理矢理入れられている)
その他の何かされている描写が無いので安心?して観れるとは思った。
まあ主人公目が死んでるけど…。

主人公は自分が断頭台に送られない為だけに奔走する物語。
国の問題を解決してく感じはあったが元々の性格がアレなのでどうなるかが分からない…。言えるのは3年間の獄中生活の影響はかなり大きい。多分大丈夫だとは思うが果たして。
今後の展開がどうなるかが楽しみな作品ではある。

2話視聴。
展開早いなぁw飛ばしてる感ある。
聖女呼びしたの笑ったw落ちるの早いなぁ(トオイメ
過去回がアレすぎてウルっとした場面あったよ()
やらかしてるんだけど、それでもとにかく過去回が重い…。
それを軽く話してる部分もあるので余計にね。
やはり3年分は重い…。

2話観て思ったのは、やってる事はいつもの異世界転生物なのでなろう嫌いなら無理だろうね。

個人的にコレなら最後まで視聴継続かな。

5話まで視聴。
何を言いたいとかいうと、お弁当作りが天元突破!!ハードル上がっちゃったよw
三人寄れば文殊の知恵!で何とかなるのだろうか?まあ何とかなってしまうのだろうw
あれはもしかしたら恋なのかもしれない…!この子にルートに入ったか?
そしていつも通り自分の事しか頭にない主人公でした()

個人的にこのアニメはOPは曲が好みなので飛ばさず聴いてます。
曲最後の変顔もずっと見てられるの良き…!

7話感想。
実は…主人公の愛馬に送った香水でしたとさw
「あっぶねぇw」ワロタwどこから声が出てるのかw素が出てる気がしたのは気のせいか?

今回は色々やらかしてんなと思ったら…狙ってやってたらしい。全部が全部では無かったがw
何処かでそんな事を聞き見直して見たら、なるほど。とはなったけど個人的には分かりずらかったかな?

最近の話しは王子との恋愛話しが多くてちょっと…とか思ってたけどやっと話しが動いた感じで面白い。次も楽しみ。

8話感想。
主人公を処刑台にやった本当の黒幕が明らかになったでいいのかな?
アレが消えたのは本人が対象から外れ、別の対象に移ったとか?
て事はアレもその人のとこにかなぁ。消滅では無いよねたぶん。

ただ言えるのはあのセリフを見るに一時的にが正しいかな。
難しくなったもんね。今度は外側から崩してくのかな?
…結局戻っては来るんだろうね(トオイメ

謎が謎を呼ぶ展開で期待が高まるね!イイね!

12話最終回感想。アニメの何時ものこの幸せがずっと続くと良いね!エンド!

最終回付近観て思ったのはコレじゃ無い感が強かった。

過去に獄中生活してた鬱回想が結局最初の数話だけだったのが残念。
コレがもうちょっと強かったらなぁと。
たまに思い出す場面はあったけどコメディ色が強かったのがね…。
個人的にこれ目当てだったと言っていい。

最初のインパクトで引き寄せられてみたら最終的に何時ものなろうで微妙でした。
うーんホント惜しい作品だよなぁ…。
ただ、アニメでカットして微妙になったかもだし一応マンガ見てみるかな。

そして最後があの感じだと2期は期待は出来ないかもね。

終わり。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

85.6 15 恋愛で異世界なアニメランキング15位
伝説の勇者の伝説(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3792)
20409人が棚に入れました
ローランド帝国王立特殊学院の学生、ライナ・リュートは、いつも寝てばかりで無気力の劣等生。
昼寝だけして過ごすことを望むが、ある日、敵国のエスタブール王国が戦争をしかけてきたことで、ライナたち学生は戦争に送り込まれ仲間の多くを失ってしまう。戦後シオンと共にローランドのために行動を始めたライナだが大陸を覆う闇はローランドをも蝕み始めていた。

声優・キャラクター
福山潤、高垣彩陽、小野大輔、杉田智和、村田知沙、藤田咲、伊丸岡篤、沢城みゆき、諏訪部順一、日野聡、岡本信彦、小田久史、阿部敦、増谷康紀、入野自由、竹達彩奈、緒乃冬華、高橋美佳子

つうじん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ガチ王道!・・・でも新らし

剣に、魔法に、もふたつおまけに勇者と伝説もつけちゃったド定番ファンタジー系RPG。
みる前は、やる気ない主人公がゆるいカンジで遺跡見つけてく展開を勝手に想像。  。。。でも

予想・・・裏切られました。ガチでシリアスです!
展開・・・良い!後半は伝説を絡めた展開に夢中です!!
遺跡・・・初めしか見つけてません(笑)
団子・・・ちょっと食べたくなります!

王道な中でも新しくてすごく良かったのが2つ。

まず、、
魔法がカッコイイ!
すごくシンプルで、国別で違くて、、
思わず一人の時にやってみたくなります(顔赤くなるだけでしたが・・・)
それと、、、
ミョーにリアルなとこです。
割と人がサクサク死んだり、勇者の弱さを出したり、、
あとは、正義と悪のはっきりした区別がない。
それぞれに立場があって、正義があって、、想いがあって
だから戦争しなきゃいけなくて。。。
まんま現実にもありますよね。利益とか宗教とかいろんなとこで争いあって、だからなくならなくって。
そーゆーリアルなとこ良かったです!

すっごいオススメですが、
すっごいおもしろいですが、、
完結しません。。。

あと数冊で原作終わるらしいんで、1,2年後には
2期あるかなと。。。
なんで、とりあえず見たい人は見て、
一気に見たい人は、もう少し待ったほうがいいかと。。

「求めるは続編!」です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 33

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

コードギアス1期で打ち切りになったレベル、めちゃくちゃ面白いクセに勿体無いアニメ

先に言っておきますが、実は自分も最初1話で切ってしまっていたうちの一人ですw

この作品、最初見始めたときはパッと見、
「あー、これはよくあるような古臭いファンタジー冒険物で単に女勇者と男魔道士が世界を旅して問題を解決していくだけの話なんだろうな~」
と印象だけで勝手に決め付けて見切ってました
でもかなりの評判だったんでしばらく経って実際に観てみたら全然違ってた
これは冒険じゃなく、主に戦争がメインのお話になってますね
つかメチャクチャ面白すぎてワロタwww

簡単にいうと戦争を背景に勇者、魔法、悪魔などを組み込んだ中世的ファンダジーで、特に心理描写、精神的部分が濃いアニメ
更にこの世界には特殊能力を秘めた武器が存在し、メインの背景が戦争という事でその奪い合いもアツイです

精神的部分においても全体的に心にくる痛々しい世界観、貧困、差別で恵まれない人達までしっかり表現されていて感動しました
また、恋愛、友情、悲しみ、裏切りなど心情描写にもかなりグッっとくるものがありました
そこらへんをたくさん出てくるキャラクターが生かしきれていてすばらしいです!!

戦争アニメにおいて重要な敵各国の状態、状況もうまく描けてると思います
ただ戦時中という設定がありますので若干不幸な人間が多いですが、
ところどころ世界観壊さない程度にやんわり笑わせてくれるギャグもあるのでメチャクチャ暗い話とかでもありません
ギアス的な魔眼覚醒シーンも含め、良い意味で中二的演出のレベルもかなり高くこだわりを感じました

それと戦闘シーンも迫力ありましたねえ、魔法が各国ごとに管理されているという設定も魔法のバーゲンセールみたいなことにならなくて評価できますよ
主人公とか同種のヤツらだけは別ですがw

ただこれから更に物語が進展して面白くなりそうなのに2期絶望的ってのがありえないですね
今まさに自分から行動しようとしているライナ
いろんな感情が芽生えてきてるフェリス
シオンは王として壊れていくのかそれともどんな決断を下していくのか
ライナのために暗躍しているキファの立ち位置
今後一悶着あってもおかしくないシオン側の周りの人間
そしてガスターク側に魔眼の人達に世界の謎に戦争に・・・それとフェリスの兄貴とか!
上げていくほど先が気になってしょうがないwww
なんかね例えるならコードギアスを1期で打ち切りにされたような気分ですwww

という事で内容が濃いので物語も満点与えたい所ですが、やはり作りかけの作品という事も含め4.5で

---以下勝手に反省会-------------------------------------------
あまり売れなかった理由は、おそらくこのアニメがこんな面白いと気づいてる人が少なく、
当時見ている人が少なかった(自分を含めて)
壮大なスケールの物語に対して1話目のインパクトが弱すぎた、ノリが軽すぎた所も視聴者を逃す原因になったんじゃないかと思います
ソードアートオンラインなんかは1話目のインパクトに引き込まれましたが、これはその逆
もっと宣伝にもチカラを入れるべきだったと思いますね、視聴率がもの凄く悪かったみたいです
それと、女性キャラの外面的な魅力が弱い、団子とか(萌え系が好きな人とかオタに対して)
ただし個人的には内面的な魅力はみんなすばらしいと思ってます

このアニメは放送終わって少し経ってから凄いアニメと話題になったという部分が相当あるので、
もっと思い切り宣伝などにもチカラ入れれば2期作っても普通に成功すると思います!
うまくやれば絶対に1期の五倍以上は売れると思うんですがね・・・軽~く5000~6000はいけそう
マジで2期作った方が良いですよ?勿体無さすぎwww

最近はラノベ系アニメ化の乱発(数打ちゃ当たる商法)が目立ちますが、
こういう作りかけの作品達、中途半端で止めてある作品達にもう一度日の光を当ててみるという考えも持たれてみてはいかがでしょうか?
この作品に限らず、意外と再ヒットする作品は沢山眠っていると思います
これほどの作品をこのまま中途半端に投げておくなんて正直何やってるんだよ!という気分で仕方ありませんw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

tamago さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2クールでは足りなかったですね

原作が長いので2クールでは足りないかんがありますね
ただいい作品だと思います
時代的にお笑いが入ってないといけないのか見やすかったです
ただ23話はどうなんでしょうか・・・
尺の問題なんですかね
ずいぶんとシオンは貴族に悩ませられてますがどーやって王になたんでしょうかね・・・革命を起こす以前に反対派との衝突はあったでしょうに
裏でいろいろやっている貴族が傀儡にしようとしたならば
王に近づき王を丸めこまなければいけないのにそれらしい人物がいません
というか革命を起こした時点で後顧の憂いを立たなければそのあとが尻つぼみになっていくのは自明の理だと思うのは当然だとおもうのですが・・・前王を殺しただけじゃ王にはなれないでしょうに動物の集団じゃあるまいに
とまあそのへんもよくわかりません
あとこれを見ていて銀河英雄伝説を思い出すのはわたしだけでしょうか・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

85.6 16 恋愛で異世界なアニメランキング16位
ゼロの使い魔(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3279)
18440人が棚に入れました
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い「ゼロのルイズ」こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。失敗とはいえ、召喚の儀式によって呼び出された才人は、「使い魔」としてルイズと契約のキスを交わす。すると、才人の左手には使い魔の証である契約のルーンが浮かび上がった。こうして、ルイズと「犬」扱いされる才人との奇妙な同居生活と冒険が始まった。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、櫻井孝宏、いのくちゆか、井上奈々子、川澄綾子、高橋美佳子

ね~す さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

釘宮病パンデミック絶頂期

「アニメは日本で生まれました。アメリカの発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です」
「ツンデレヒロインは好きだ」
「ツンデレがお好き?結構。ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ(DVD再生)ツンデレのニューモデルです。かわいいでしょう?んああ仰らないで。ヒロインは貧乳、でも巨乳なんて見かけだけで感度は低いし、飽きやすいわボインボインうるさいわ、ろくな事はない。サービスもたっぷりありますよ、どんな変態の方でも大丈夫。どうぞ聴いてみて下さい、いい声でしょう。余裕の声だ、声優が違いますよ」
「一番気に入ってるのは・・・」
「何です?」
「ビジュアルだ」
「ああ、何を!ああっここで××しちゃ駄目ですよ!待て!止まれ!うぁあああ・・・」(ビチャビチャ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

レントン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

話は面白いが、見せ方に少し難あり。

このアニメは、非常に「もったいない」作品だと思います。
物語の高い独自性、際立ったキャラ設定、秀逸な声優陣。
にもかかわらず、観終わっての感想はイマイチ。

その原因は大きく以下の2点かなと。
1.テンポ
あまりに物語の展開が早く、余韻を楽しむ前に次の場面に進んでしまうシーンが多々ありました。
とくに第4話はひどかった。
もう少し落ち着いた作品作りをして欲しかったです。
2.作画
最終話、迫力溢れる戦争のシーンのはずですが、
全く臨場感を感じることができませんでした。

一方で、物語の構成などもしっかりしていて、全体を通してなかなか楽しめました。
人気作ですので、観て損はないと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

YAMAたんnext さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1期~Fまで見終わった感想です

バトルあり、笑いあり、感動あり、至れり尽くせり!
【物語】
現実世界から主人公サイトがゼロの使い魔として召喚され、
そこから物語は展開していきます。
世界観などがちゃんと構築されており、
かつ政治など変なところが難しくなく、
見ていて考えなくても理解することが出来ます。
呪文などちょっと痛いところはあるんですが、
そこは気にしない気にしない
【声優】
完璧ですね。
釘宮はもちろんのこと、サイトの声も良い!
他のキャラもその声優しかありえない!というくらいマッチング、
ゼロの使い魔見るまでは釘宮病じゃなかったんですが、
今回めでたく患いましtくぎゅううううううう
【キャラ】
うざいキャラがいないのが素晴らしい
途中うざいなと思っても絶対スッキリする展開になるんです。
視聴者の気持ちをわかってくれているというか、
見ていてこんなにストレスにならないアニメはこれぐらいかと(笑)
【作画】
1期~3期までは大体同じ感じですね。
良くも悪くも泣く普通の作画でしょうか、
最後のFになった途端作画がいきなり向上します。
まぁ年が結構経ってるので当たり前ですが、
キャラ崩壊とかまったくしてなくて違和感なく、
より美しいゼロの使い魔を見ることが出来ました。
ぜひFにまで見てほしいものです。
【音楽】
OP素晴らしいですね。
1期からFまですべて神曲だと思いましたよ。
EDですが、F見終わるまでなんじゃこりゃって感じだったんですが、
釘宮病を患ってからだと神曲に感じます。(歌が釘宮さん)
【総評】
ん~とにかく悪いところがない、
ただのハーレムアニメではないですね。
ストーリーがちゃんとしているので、
見ていて飽きることがないですし、
普通のアニメでは「いけ!いけ!」ってところで止められるんですが、
ゼロの使い魔ではそこでいっちゃうんですよ。
{netabare}例えばキスシーンとか、普通のアニメならくっつく手前辺りで邪魔が入るんですが、ルイズとサイトの場合しちゃうんですよ。そこら辺がにやにy(ry そこら辺が魅力ですかね。{/netabare}
とにかくこれを見たのなら見るべし!
あなたも皆既日食が待ち遠しくなるかも?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

83.6 17 恋愛で異世界なアニメランキング17位
まおゆう魔王勇者(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2536)
14761人が棚に入れました
人間と魔族の戦争が始まって15年。
人間側は魔族の重要拠点を一つ占領したが、その隙に領土の一部を奪われており、魔物による被害と混乱が人々を苦しめていた。
そんな中で、勇者が三人の仲間とともに魔族討伐に立ち上がった。 快進撃とともに人々の希望となった勇者一行だが、魔界進攻は思ったように進まず、勇者は仲間と離れ、たった一人で魔王の城に乗り込む。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、戸松遥、東山奈央、沢城みゆき、神谷浩史、福圓美里、平川大輔、銀河万丈、鈴木達央、寺島拓篤、伊藤静、藤井麻理子、松井恵理子、三宅健太、立花慎之介、梶裕貴、チョー、町田政則、東地宏樹、森川智之、大塚芳忠
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

物語が斬新でとても面白かった

原作未読。キャッチさんからの紹介で一気見視聴。

面白い作品とつまらない作品の違いは、1話当たりの20数分間を、長く感じるか、短く感じるかだと思う。
私にとってこの作品は、とても短く感じられた。
『あれ?もうエンディングなんだ・・・』
この繰り返しで、あっという間に一気見してしまった。
もちろん『あっという間』とは体感時間の話で、現実には真夜中にレビューを書く羽目になったのだが・・・。

この作品の一番の魅力は、丁寧に作り込まれた物語にあると思う。
{netabare}魔王が善人で、人間側の権力者や教会が悪者という図式は、「はたらく魔王さま」にも通じる。
魔王と勇者が共闘するストーリーもそうだ。

斬新なのは、経済学を中心に、平和を模索していくストーリー。
戦争の一番の犠牲者である地方に経済的な恩恵をもたらし、戦争で大儲けを企む中央からの自立を手助けすることで、真の平和、争いのない世の中を目指していくというストーリーは秀逸だった。
あと、魔王と勇者が出てくるのに、バトル的な要素が少ない所は特筆すべきだと思う。
このお陰で、『魔王が人々と魔物の平和と共存を求める』というストーリーが際立つからだ。{/netabare}

登場人物のキャラも良かったし、声優さんも良かった。

まだまだ火種が残ってそうな雰囲気だったので、ぜひ第2期を期待したいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 52
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まおゆうコンビはこれからも

{netabare}魔王の所に乗り込んだ勇者だったが魔王の正体は女性。
しかも魔王&魔族が必ずしも悪では無いことを知り、
手を組み互いに共存、平和への道を模索して行きそうなストーリー。 {/netabare}
↑※1話目のみのあらすじ

全く予備知識無く期待せずに観たんですがコレは面白いかも知れません。

※1話目のみの小感想{netabare}
勇者様がわりと呆気なく懐柔されちゃった事に多少疑問は残りますが、
お人好しみたいなんでそこは余りつつかない事にします。
魔王がオッサンだったら問答無用で終わってたかも知れませんけどね。
(早速つついてるけどねw)
{/netabare}
いろんな人物がちらほら出てなにやら伏線や広がりの香りがするのは良い傾向です。
何が正しく何が悪なのか深いテーマが隠れていそうです。
適度にコミカルなのも抑揚を付けてくれていて良いと思います。

声優陣も凄く豪華で「狼と香辛料」コンビの復活がうれしい!

期待度急上昇で楽しもうと思います。

※2話感想{netabare}
またえらく地味な正攻法で来ましたねー。 食の安定は平和への第一歩。
当然なんですが魔王と勇者で直接やっても埒が開かない気もします。
教育に目を付けたのは良いけど生徒の人数が少ないですね。時間がかかりそう。
人型の魔族を使うとか人形に魔術を施して宣教師として潜り込ませられないんですかね。
んーなんというか、
ファンタジーも取り混ぜて魔王と勇者ならではの切り口を見せて欲しかったかな。
正しいけど物足りない感じがします。折角の世界観なのですから。
まぁ「秘密兵器」がある様なので次回に期待します。

今回は魔王を上げと勇者を下げて対比させて武力だけでは平和は訪れない事や
地道な取り組みが平和を維持するのに必要なことを印象付けたかったのでしょう。
勇者が魔王を倒す=平和が訪れる ではないとね。

イチャイチャモードに入るのは少し早いかな、もう少しお互いの事や過去を知ったり、
心が近付くひとエピソードがあったら良かったと思います。
鼻の下伸ばしていてイザというとき魔王に乳首4つとかあっても知りませんからね!

後はメイド長は良いキャラですね結構気に入りました。
新米メイドも貧しい者の目線から作品を盛り立ててくれそうです。

まだ始まったばかりですしね。引き続き次週に期待します。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
「秘密兵器」=ジャガイモでしたね
テレレレン♪ じ ゃ が い も ~♪
四次元ポケットからこんなの出てきた様で、ある意味驚きました。
人間界でジャガイモ普及してなかったんでしょうか。

どうやら平和への道に関しては時間をかけリアル志向で行くんですね。
(テレポート程度はあるみたいですが)
ファンタジー織り込むと思っていたので見方を切り替えないといけないです。
暫くは「まおゆう」というか「がくゆう」(学者と勇者)ですね。

イチャイチャは相変わらずか…と思ったんですが、
いつの間にか大分時間も経過している様子(結構端折ってるのかな?)ですし、
キスぐらいしてあげても良いんじゃないのかな。
魔王が寂しい顔をするのずっと気に掛けてたんでしょ?
また駄肉度が増えちゃうね。メイド長の言うことも一理あるのかも。

いろいろとエピソード不足は否めないですけど、
「本来敵同士の存在が仲良くする」事には意義は感じますし、
今後少し悲しい含みもありそうな気がしてデレデレは許そうと思います。
声優も同じで「狼と香辛料」を匂わせて、実は「ギアス」のオチだったら…
頭脳派の魔王、魔王と勇者の宿命とかも重なり変な想像がよぎってしまいました。
流石にそこまではないと思いますが、この魔王の態度が何かの伏線にはなっていそう。

伏線と言えば同盟からの紅の学士暗殺フラグも気になります。
修道院と違い守銭奴の商人には丘の向こうが見られると言っても無駄そうです。
老弓兵(変態爺さん)が南部諜報部に所属しているらしいので刺客もありえますね。
EDの五枚目の挿し絵が捕まる魔王っぼいのでそれと絡んで来そう。
まずは次回の女魔法使い救出ですがやっと色々と勇者活躍の場がありそうで楽しみです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
魔王の美貌と商人の特性を巧く突いた一言で交渉成功。
嘘は混ぜず交渉したのも良かったのかも。
でも、クリティカルヒットしすぎで求婚される始末。
ややこしい問題にならなきゃいいんですが、なりそうな予感。

老弓兵の変態爺さんは一話で出たあの小国に居る様で今後どう絡むのか楽しみです。
南部って暖かいイメージだったんですが、この小国は寒そう。
トウモロコシの話といい南半球的な世界のイメージとした方がいいのかな。

今回は勇者の不器用な愛情エピソードがあったのでなかなか良かったです。
今後のイチャイチャがまた少し許せる方向へ傾きました。
「愛情は一番の絆」魔王が最初からイチャイチャモードだったのは、
この絆が何よりも重要だと考えての事もあったのかも。
平和を実現するには勇者との絆は必要不可欠ですしね。

それにしても勇者くん、寄り道ばかりしてないで早く女魔法使い助けて戻って来なよ。
長期間、魔界で単身元気な女魔法使いなら助け不要な気もしますが無事は伝えましょう。
{/netabare}

※5話感想(愛のムチの酷評あり){netabare}
このアニメ、描写と演出が足りてないです。
冬寂王の最期は愚かな上流階級の指揮官を庇うという、
この世界を踏襲し皮肉もある名シーンになっても良いはずなんですが、
王子との絆や国民や兵士との信頼関係の描写が無いので心が動きません。
海戦も迫力が無く台詞での補完により旗艦を護った事が判りましたがチープでした。
もう少しエンタメ性を重視して欲しいです。人を引きつけるには重要です。

ストーリーとしては大航海時代後の物流や植民地制度なんかを
学んでいて下地があるのでイメージは掴みやすいんですけど、
裏方作業にばかり焦点を当てていて絵になるシーンをみすみす逃してもったいないです。
歴史や社会の授業の紙芝居じゃないんだから。

ここに来て世界観や設定にも疑問が出てきました。
あの海戦、例え準備万全で指揮官が優秀でも見るからに勝ち目がありません。
魔物との戦い、ボウガンや剣だけで今まで対等に戦ってきたんでしょうか?
人間側にも魔法使いが居るんじゃないの? 強烈な剣技もないの?
戦闘にまでファンタジーは盛り込まないの?
海中や空中の魔物や霊体にどう抗って来たのでしょうか?
ファンタジーな相手にリアル路線で対抗するなら、
せめて人間側に火薬くらいは無いと戦力に差があり過ぎます。
ここまで観て来て食物、文化や知識、戦力の全てにおいて
魔界が上回っている印象がありバランスがおかしいです。
この状況で15年も戦争してたら差は出てきそうなんですが…。
ファンタジーを盛り込まないのならこの世界観すら無駄、不要に思えてしまいます。

先週までは目を瞑りましたが勇者についてもいくら何でも寄り道が過ぎます。
女魔法使いが心配ではないのでしょうか?
いつまでも無事だという確証があるの?
第一目標を忘れていて苛立ちを覚えます。 

いろいろと不満と不安が出てきた今回でした。
今まで溜まっていた不満も含め一度吐き出した形のレビューになっていますが、
期待はしている作品です。
次回からの盛り返しを期待します。好感レビューを書きたいな。

反対意見の多いイチャイチャや魔王と勇者である必要性についてはもう寛容です。
敵同士が手を組み仲良くなり愛するという事にメッセージを感じますので。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
「戦争ってなんなのでしょう」っとこの作品のテーマを呼び起こすスタートでした。
本当に誰も戦争を望んではいないんですけどね。
この作品なりの答えが楽しみです。

前回書いた通り設定について納得しきれない部分もありますが、
引っかかってばかりいては楽しめないので、
<戦力>陸戦は人間が有利
<文化>知識は魔王と一部の魔族のみ
<食料>人より魔族の方が食べる
と解釈して均衡を保っていると思うことにします。

海戦はどうやって勝つのかなっと思っていましたが氷で道を作る作戦でした。
冬設定を生かしましたね。
海流もあるし流氷集めるのすごく大変だよ?
作業中は襲われないの?
浮いた氷であれだけ頑丈に作れるものなの?
っと軽くツッコミ入れましたが流すことに。
塩でくっつける豆知識も披露してくれました。

南氷将軍との一騎打ちこの作品の作風にしては演出がありまずまずでしたが、
もう一押し欲しいと思うのは贅沢でしょうか?
「派手にしろ」と言っている訳ではなく台詞や表情や間、心理描写、音楽などで
印象深い物にして欲しいのです。
今回であれば南氷将軍の背負うものや誇り、将として部下を生かす描写や演出が
もう少しあれば良かったなと思います。
魔族=敵・やられ役に見えてしまったので作品主旨と少々ズレている様に感じました。

人間側のファンタジー要素、勇者一行はアリなんですね。
女騎士強いわ。
折角ファンタジーの世界観なんだしストーリーがブレない程度になら、
こういうシーンが増えても良いと思います。

変態爺さんは笑えるキャラですね。
でも鋭い曲者っぼさも感じるので今後の絡みが楽しみです。

リアル志向な作風の割に都合良く行き過ぎな感じもありましたが、
結局領土は都市と島の交換で落ち着きました。
都市では交流や外交的な事が行われるのかな?
魔族とは言葉が通じる様なので色々できそうです。
火矢も登場するようで争いも今後どうなっていくのか気になります。

女魔法使いも忘れずにね!
{/netabare}

※7話感想{netabare}
イチャイチャは許すとは言ったもののハーレムになるとは。
ハーレムにすると視聴者や読者が食いつくんだろうけど、
ストーリーものでしつこくやると媚びてる感じがして好きじゃないです。
今回は別れ直前と言うことでまぁ良しとしますけど、
ストーリーとして意義ある範囲に適度にお願いします。

月日も大分経ち、メイド姉妹や弟子たちも立派になりつつあります。
束の間の平和にはなっているようで都市では交流も計っているようです。
今回は基本的に上手く行っている平和を見せてくれましたが、色々くすぶっている様です。

「また会おう、すぐにでも。」は、いかにもなフラグです。
また失脚した白夜王と指令官は手を組んで悪そうな企みをしています。
なんだか分かりやすい単調な展開になりつつあって
深みのあるストーリーになるのか心配な面もあります。
少しだけでも「まさか」を入れ込んでくれると楽しめるのですが。

1話目を観た後に期待が大きくなりハードル上げ過ぎたのかも知れません。
悪い作品ではないんですけど、物足りなさを感じてしまいます。
もうちょっと頑張って欲しいなー。

まぁ次回を楽しみに待つとします。
そして、お ん な ま ほ う つ か い は ?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ちょっとした「まさか」を入れ込んではくれました。
メイド姉が魔王の身代わりに捕まることに。
たかがじゃがいも、されどじゃがいも。
勇者は冬の国の領地外に出たところで助けるつもりの様ですが、
冬寂王に遺恨のある白夜王が手引きしていたら冬の国領で一波乱ありそうで心配です。

魔王の正体は主要な人に明かす段階の様ですが、
やっぱり描写不足な気がして置いて行かれている感じはします。
優秀な商人だからと押しつけられても飲み込み難いです。
知力で劣っていた勇者の個人的な判断にも見えますので不安も感じます。
信頼に至るもうひとエピソード欲しかったです。

ラブコメ的には本妻が決まってしまった感じです。
個人的には引っかかってはいないですけど、
女騎士ファンにはどう映るのかな?

魔王は歴代の魔王を封印する儀式の様なものをするようです。
あの魔王のまま帰って来れず、
一部意識を飲み込まれて戻る雰囲気は感じるのでハラハラしだしています。

女魔法使いは何なんでしょうか?
外の図書館で寝ているから勇者が助けに行かなくても
平気って事にされているのでしょうか?
腑に落ちません。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
罪人って指輪外されないの?
あれっ?もう断罪式やるの?
演説させる機会あげちゃってるし!
同じ壇上にいたまま石投げさせるの!?
っと、色々思いましたが、
メイド姉のすばらしい演説でした。
「自身で考え動いてこそ人間」って事を説いていて言葉自体には感銘できました。
ただ出来れば学士の『偽物』としてではなくメイド姉『本物』としての口から聞きたかった。
役立たずの使者やおかしなシチュエーションも手伝い、
違和感があって素直に心で聞けなかった…ストーリー上仕方ないとも思うけど。

新キャラみたいなのや女魔法使いも残っていますが後残り三話で収集つくのでしょうか?
ただでさえ絵が足りず、はしょり感が強い作品なので心配ではあります。
{/netabare}

※総集編がありました

※10話感想{netabare}
権力もお金も分散させようとしてそれぞれ動きましたが意外と難しい話になってますね。
新しい人物も出てきてますし、(あのデブ貴族?誰?)
魔族と人間だった対立関係が人間界の中央と地方の対立にすり替わっちゃってるので、
複雑になっちゃってます。
考えながら観てこれた人はついていけるだろうけど、
気軽に見ていた人は大変というか置いて行かれるかも。

主食で先物やっちゃうのもどうかと思うけど、
青年商人は貴族にお金を吐き出させたい様子。
インフレで戦争まで起こっちゃっても止めないのはやりすぎな気もするけど。
犠牲が出てでも人間界の構造を変えたいのか、
勇者や冬寂王側なら何とかしてくれる計算があっての上なのか、他に何か考えがあるのか、
先を見ないと何とも分からないけど今までの流れに比べると現状強引な感じはします。

そして女魔法使いはネタだったようです。
火竜公女に魔法かけてあげたって事はもう勇者と出会って事情が分かっている
という事でしょうかね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
中央征伐軍は何故もたもたして開戦に踏み切らないんだろう?
大軍を見せつつ降伏勧告を行っているのでしょうか?
食糧不足で戦いに来ているのに大軍で長期戦にするのは考え難いのですが…。
わざわざ隙を作るから付け入られてますし。
戦争して欲しい訳ではないけれど、
相手が無能すぎるから上手く行くってのも楽しみが削がれます。
この後は多分傭兵集団なので金の切れ目が縁の切れ目となる展開になるのでしょう。

鉄国への奇襲も奇襲になってないです。逆に待ち伏せされています。
片目指令官が無能なのは描かれていたので、こちらは納得できますが、
ただあまり人間側を無能に描くと、今まで魔族と互角だったの?
という疑問が(魔王の教育が成果を見せているだけに尚のこと)再浮上してしまいます。
また、この戦闘で「火矢」が登場するのかと思っていたのですが、出ませんね。
このまま出ないのかな?

青年商人の策は上手く行きそうです。
二大通貨制や魔族との通商(とりあえず塩中心かな)も視野に入れ競争原理導入と格差是正を
行う体制を整えつつあります。
これで中央は独占出来なくなるでしょう。

ただ戦争になってしまう事など都合の悪い部分には触れませんでした。
勇者や冬寂王側と協議していたのなら理解できそうなのですがそうでも無さそうです。
また、現在お金を持っている人や貴族がみんな中央でせしめている悪いイメージ
になっているのも気になります。
全うに貯蓄していたり立派な領主さんも居るのではないでしょうか。
序盤に腰を据えて平和への道を探っていた割にここに来てメリットばかり押しつけて
強引で一方的に都合の良い話になっているのが気に掛かってしまいます。

女魔法使いはいつの間にか魔王の方と繋がりがあったみたいです。
先週火竜公女に魔法を掛けていた謎が解けましたが、
本当にいつの間にそんな関係だったんでしょうか?

そして魔王と勇者はやはり戦う宿命であった様です。
案の定、魔の王に乗っ取られて出てきました。
物理攻撃そんなに出来ないですから、愛の力になるんでしょうか?
もったい付けていたキスが炸裂するなら魔王と勇者というより姫と王子っぽいですけどね。

もう次がラスト。
描写不足が解消される事はないと思いますが、
それ故に想像しながら楽しむ事は出来ている不思議な感覚でもあります。
(アニメーションとしてはどうなんでしょうかw)
ともあれ最終回を楽しみにしています。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
魔王を抱きしめる展開ならキス位しても良かったんじゃないかな?

最終回でどう纏めるのか、纏まるのかな?っと思っていたら、
纏まり切らなかったですね。

戦争に関しては相手が無能な上に内輪で揉めてくれたため小競り合いで回避できました。
しかし中央と南部三国の対立構造は潜在的に残っていますし
中央教会と一部魔族の癒着やの問題も残っています。
鉄砲まで用意しているようです。

女魔法使いも謎が多いままでした。
魔王とのつながりも不明、洞窟で術式を見つけ何をしていたかも不明です。

魔族の方もまだまだ人間を敵視していてやっと開門都市を足ががりに
通商や交流が始まろうとする段階で平和へと向かうにはまだ色々大変そうです。

丘の向こうが見られるにはまだまだ先が長そうです。
これは2期がありそうですがこの時点では不完全燃焼という感じです。
{/netabare}

結局終始描写不足に悩まされましたが、想像もしながら楽しみました。
これだけ端折った感じだとアニメとして高い評価は出来ませんけどね。
不満がありながらも魅力はあるので2期が来るのは待ち遠しいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 56
ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

(インスパイア元:http://matome.naver.jp/odai/2136863010862162801)
(更新日:2014年2月15日)

あ、まず前提として、
貴女が勇者魔王もの大好き男を夢中にさせることが、
はたして貴女を幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。
とはいえ、勇者魔王もの大好き男たちは玉石混交ながら、
IT系の超かしこい男なども多く、
したがって、釣り師たる女たちにとっては、
なかなかあなどれない釣り場です。


では、勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、
貴女は、どう答えれば理想的でしょう?
まず最初に、その男がドラクエのようなタイプのオーソドックスな勇者魔王ものと
あとはテレビドラマ、そして(自分でものを書くほどではないけれど)ちょっと考えることも好きな、
そんなタイプの場合は、
貴女はかれの目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、
「わたしと、一緒に『伝説の勇者の伝説』観よう♪」
これこそまさに必殺の答えです。
そこで勇者魔王もの大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、
貴女は、ひそかに、「DQ3」「DQ4」「FF6」あたりを
ひそかに遊んでおき、雑談に答えられるようにしておきましょう。
これで成功まちがいなしです。


しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆる勇者魔王もの好きの男の
落とし方をお伝えしましょう。
この場合、貴女は、こう答えましょう、
「わたしは、『まおゆう』が好き。
一気に全部読んじゃった。アニメも見たし、
あの経済ネタも、ぜんぶ大好き♪」
もしも貴女がそう答えたならば、
その瞬間、勇者魔王もの大好き男の目はきらりと輝き、
かれの貴女への恋心は、
20%増量になるでしょう。


なぜって、『まおゆう』は、
濃厚な味わいのある経済知識が散りばめられていて、
その中にも軍事/政治ネタがスパイスとして効いている、
思想ネタは素朴な啓蒙思想ながらも、そこがまた
オーソドックスな教育を受けた人の実直な筆致という雰囲気をかもしだしていて。
しかも『まおゆう』が書いている経済ネタは、
日本の経済学をやっている人のスタンダードを、
質高くふるまっていて、なおかつ、
経済政治ネタをファンタジーに混ぜるというジャンルをメジャーにした功績もあって。
したがって『まおゆう』こそは、
本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、
キャリア・ウーマンと、玉もあれば石も混じっている、そんな勇者魔王もの大好き男たちが、
この世界で唯一(いいえ、『竜の学校は山の上』、『狼と香辛料』と並んで唯三)遭遇しうる場所です。





では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。
勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、
貴女がこう答えたとしましょう、
「『ソードアート・オンライン』のが好き♪ 原作もぜんぶ読んじゃった。」
その瞬間、勇者魔王もの大好き男の貴女への恋心は消えます、
なるほどSAOは、人気のファンタジーもの。勇者設定と、現代が混じっているという点で広義の勇者魔王ものには入るでしょう
勇者の設定は平凡ながら、ま、無難にまとめてあるものの、
しかし、現実と勇者の折り合いを書くというよりも、勇者の俺Tueeeee感だけが醸成される展開に加えて、
驚異的なハーレム展開。も少し、社会的な想像力にあふれた味わいが好きな勇者魔王もの大好き男にとっては天敵なんです。
また、もしも貴女が「勇者ヨシヒコが大好き♪ あたし勇者ヨシヒコ全部観たんだ♪」
と答えたとしても、ちょっと危険球となるでしょう、
なぜって、『勇者ヨシヒコ』は、深夜テレビとはいえテレビで放映され、
キャスティングなどからもテレビドラマファン層の女性を掴み、好意的に見れば批評精神も感じられます
ですが、『まおゆう』などと比べると、露骨なインテリ臭が少ないことに単なるB級娯楽と捉える向きも少なくありません
(ただ、勇者ヨシヒコは人によってやや反応は分かれるかもしれません)


またもしもたとえあなたが勇者魔王ものが大好きで、
「わたし、『魔王倒したし帰るか』が好き、SF的想像力もシビアでいいけれど、
最高に好きなのは人間描写♪ あの陰鬱とした描写がすっごくシビれるの。」
と、答えたとしたらどうでしょう?
なるほど、貴女の趣味は高く、
たしかに『魔王倒したし帰るか』は、SF的想像力にあふれているのみならず、
人間描写も最高にすばらしいんですけれど、
しかし、貴女の答えを聞いて、勇者魔王もの大好き男はきっとおもうでしょう、
(なんだよ、お高くとまった女だな、厭世的なメンヘラ女だったりしたらめんどくさそう)って。


貴女が、勇者魔王ものが大好きで、名作の名を挙げるにしても、
たとえば、九井諒子の『竜の学校は山の上』ならば安心でしょう、
なぜならば、九井諒子は、ふつうのOLにもマニアにもともに愛されるめずらしい作品で、
貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたが勇者魔王ものおた宣言をしているとは受け取られないでしょう。

しかし、たとえば、星新一的なセンスの光る『王「本気で魔王倒す」勇者「えっ?」』にせよ、
生態系のメタファーと既存のファンタジーへのアイロニーが融合した『勇者のくせになまいきだ』にせよ、
それまでにないテンポと批評性を魅せる『30秒勇者』にせよ、
テンポの良いRTSの楽しさとドット絵のかわいさで魅せる『100人勇者』にせよ、
ファーストフード店のバイト店長の日常を伺わせるな『はたらく魔王さま!』にせよ、
ソーシャル・ゲームの感覚をうまくズラした、『いけ!勇者』にせよ、
2chSS発の『勇者「冒険の書が完結しない」』、はたまた『母「でかけるの?」勇者「あぁ、ちょっと世界を救いに」』にせよ、
そういう作品の名前をいきなり挙げるのは、ちょっぴり微妙。
ましてや貴女が、「2ch系SSの勇者魔王ものが大好き♪ わたし、もうほとんどのSS、読んじゃった♪」
と答えたならば、どうでしょう?。
これはかなり博打な答え方で、
なるほど、2ch系SSは、『まおゆう』も『魔王倒したし帰るか』も産んだ多数の傑作勇者魔王ものSSを抱えた場所ゆえ、
あなたがそう答えた瞬間、勇者魔王もの大好き男がいきなり超笑顔になって、
鼻の下がだら~んと伸びちゃう可能性もあるにはありますが、
しかし、逆に、(なんだよ、この女、勇者魔王ものおたくかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、
なぜって、必ずしも勇者魔王もの大好き男が勇者魔王もの大好き女を好きになるとは、限らないですから。
しかも、この答えには、もうひとつ問題があって、
男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、
もしも貴女が、「2ch系SSの勇者魔王ものが大好き♪」なんて言ってしまうと、
そこにはもはや、男が貴女を勇者魔王ものを教育する余地がまったく残されていません、
したがって貴女のその答えは、
勇者魔王もの大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。


ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが、
しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています、
貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、
一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。





では、スキットを繰り返しましょう。


「わたしは、『まおゆう』が好き♪
原作も読んだし、アニメも見ちゃった。昔はDQとかFFとか遊んでたし、
経済政治ネタも、大好き♪」
そして、その瞬間、勇者魔王もの大好き男の目がらんらんと輝いたなら、
貴女はこう重ねましょう、
「それからね、いま、わたしが読んでみたいと思っているのは、
九井諒子さんの作品、素敵な作品をたくさん書いているって噂を聞いたから。
あなたがもし持ってたら、わたしに九井諒子さんの作品貸してよ♪」
これでもう完璧です。


そうなったらこっちのもの、
デートの日には、アイメイクをばっちり決めて、かわいい下着をつけて、
アプワイザー・リッシェか、ジルスチュアートの可愛いワンピを着てゆきましょう。
その日から、勇者魔王もの大好き男は貴女の虜になるでしょう。
では、釣り師としての貴女の、愛の幸運と幸福をお祈りします!

{netabare}

上記は、「なんなんだ」と思われたかもしれませんが、ネット上で有名なテンプレートの改変ネタになります。男が落ちるかどうかは全く保証いたしかねますので自己責任でよろしくお願いします。
さて、
もともと書いていた感想は下記になります。

タイトル:
わたしを原作厨だと嫌ってもらってもかまいません……でも…わたしのことは嫌いでも、まおゆうのことは嫌いにならないでください…!

本文:

 一話視聴しての感想は、たいへんあざやかなものでした。

 …
 ………
 …………
 …原作を読むべし。以上…!

 えー、さて。
 
 何度でも申し上げますが、原作は稀有な傑作です。「ひぐらし」以来のインパクトを受けた作品だと言ってよいです。
 みなさん、原作を読みましょう。原作しかありません。もちろん、原作はメジャー向けコンテンツとしては洗練されていないので、合わないという人もいるのはわかっていますが、それでも、わたしは100%原作推しです。

 原作はこちらで、合法に、タダで読めます!
 ttp://maouyusya2828.web.fc2.com/menu.html

■アニメと原作の違い

 アニメと原作は何が違うか。
 まず、当たり前ですがテキストの分量が違います。アニメでは大量にテキストが端折られている上、話がスローリーな印象になります。原作のよいところは、大量の情報量が、ドバーっと、流れてくる感じなのですが、アニメ版は、視聴者層に配慮したのだろうとは思いますが、たいへん、はなしの密度が薄い感じに仕上がっております。とりわけ、一話でカットされている部分としては、魔族側にはどういった限界があるのか。魔王がどれだけ不完全か、といった点がきちんと言及されておるわけです。制作陣はテキストの中身をきちんと理解できる程度の尺の長さで展開したかったのでしょう……。

 第二に、アニメ版は、おっぱいがやたらと揺れますが、原作は、おっぱいが揺れません。わたしは微エロおっぱいアニメなどという、中途半端なものにあまり良い印象はありません。どストレートエロアニメなら、むしろOKですが、おっぱい関係ねーだろって話で、おっぱいをいっぱい強調されるのはむしろ、たいへん悪い印象を残すのであります。なんでおっぱい揺らす必要があったのかと小一時間……いや、まあだって、この話でおっぱいが揺れる必要ビタいち無いっつーか、そういうところで勝負かけてないだろ。これは。メインヒロインがお色気要員モノ、というのは、まぁ、伝統的にあるんだけど、私は、これは悪しき伝統だとしか思ってないので、ガチでやめてほしいのです。
 
 第三に、まおゆうは、ギャグとかそっち系のノリは正直ちょっと寒いんだ…!知ってたよ…っ!わたしだって知ってたよ…っ!だから、お願いだから、ギャグ系の部分とかをクローズアップしないでほしいな、と思ってたら、余裕バリバリで、コメディ内輪ノリ部分を前に出してアニメつくってきたよ、こいつら…っていうね。
 まあ、なんつーか、ある種のオタクの同人ノリそのものなんだよね、まおゆうのギャグセンスって…。だから、ちょっと、文化の外側にいる人間からすると、けっこう厳しいんだわ、コレ。

 ざっくりまとめると、

 「経済うんちく:いちゃいちゃ:ギャグ」の比率が違うわけです。2話現在までの感じだと、

【原作】 20:4:1
【アニメ】 10:8:3

 ぐらいの違いがあるわけで、なんつーか、なんで、わたしはこんな二流のラブコメを延々と見なければならないのか…ごごごごごごごごっごっゴッッゴッゴッゴッゴッッッ…!!!!!
 という原作厨としての静かな怒りが沸いてくるわけであります。

 …
 ……

 いやー、もう、そういうわけで、1話にして早くも、わたしが原作厨となる展開で確定いたしました。その点、わかりやすくてよかったです!
 まあ、予想された展開ではあったわけですが、いやぁ、完全にこれは原作厨になるしかありませんねぇ…。

■じゃあ、どうすれば納得したのか。

 いや、まあ、元も子もないことを言えば、アニメ化していいものになるわけがないだろうな、とははじめっから予想していたので、しょうがないことだとは思ってるんです。だからね、制作陣をdisるつもりは、実はこれっぽちもないんです。しょうがないっちゃぁ、しょうがないよね。
 アニメ化自体をしなかったほうが良かったかどうか、という点でいえば、原作ファンからすれば、この作品が少しでも世の中に広まること自体は大歓迎なので、いかに納得出来ないクオリティであるとは言っても、アニメ化されること自体は悪くないとも思ってるんです。
 1クールでやるにせよ、2クールでやるにせよ、原作のテキスト量からすると、どう考えても20分前後で一話構成で、ある程度メジャー向けのコンテンツとして再構成するのは、かなり骨が折れるでしょうし、まあ、もちろん、制作陣は、いろいろと難しい限界のなか頑張ってるとは思うので、その点をdisろうとは思いません。おっぱいアニメにしたこと意外は。

 ただ、個人的に、わがままだけを言わせてもらえれば、
 やはり情報量は変えないでほしかった。
 一つの方法としては、たとえば、魔王は、ゆっくりとしゃべるんじゃなくって、早口でどばーっとしゃべるタイプのキャラにしてほしかったなぁ。まぁ、もっとも、早口系の講義とかって、ごく一部の人にしかウケないので、コンテンツ事業者としては、筋のわるい選択だろうから、それは駄目だとは思うけどね。だから、その手法をとらなかったのは仕方がない。
 もう一つの、製作コスト&リスクがあがってしまうやり方としては、語り口の構成そのものを大きく変化して、別物スレスレというところまで再構成するというやり方だと思う。

 現代日本において、比較的大量の情報をパッケージングしつつ、ある程度メジャーに受けている手法っていくつかしかないわけですよ。
 1.サンデルの白熱教室スタイル
 2.NHKスペシャルスタイル(及び、その簡易版としてのクローズアップ現代)
 3.discovery Channel スタイル(及び、その派生系)
 …とか、パッと思いつくのがこのぐらい。民放のクイズ番組とかは、すごく情報量を少なくしてるし、「ためしてガッテン」とか「ホンマでっかTV」とかは、ネタそのものが、視聴者層にウケそうなものをピックアップしているので、ちょっと経済ネタをのっけるには不適切。旧「週間子どもニュース」も時事ネタという強みがあるので、ちょっと違う。
 で、とりわけ、「中心となる物語」をきっちりと構成しつつ、情報を伝えていくという編集方式だと、NHKスペシャルのやり方が一番近いと思うわけです。
 なので、もし、わたしが番組内容の再構成を大胆に許されるのならば、魔王と勇者の会話を、NHKスペシャルっぽい番組構成で、再構築しちゃいたい。まあ、作りこむの大変そうだけれども、情報量を少なくして、劣化版つくるよりは、そういう冒険をしてほしかった次第です。
 まー、予算も人材も、たっぷりと必要になっちゃうから大変なんだけどね。

 予算、人材、納期。そして、何よりもスタッフの情熱の総量が、プロジェクトのなかで充分そだっていなければ、そういう贅沢な再構成はできないでしょう。
 メディアミックス展開というのは垂直立ち上げをうまくやらなければいけないだろうから、時期的な問題も、もちろんあるでしょう。
 非常にハンドリングの難しいプロジェクトだったとは思います……が、こういう形のアニメに仕上がってしまったのは、やはり残念な気分です。 


■なお、そもそも、まおゆうの何がいいのか:最後に。

 ちなみに、原作のこの作品がすばらしいと思っているか、というと、短く言うと、
<経済学の考える、幸福のあり方>
を、おそらく、日本のコンテンツにおいてはじめて真正面から、充分な分量で書いた作品だと思うからです。

 もっとも、石ノ森章太郎の『マンガ日本経済入門』とか、経済ネタのマンガがいままでなかったわけではないけれども、はっきりと言って、まおゆうの作者のママレさんは、石ノ森章太郎とは明らかに見ている世界が違う。経済の話をする、というのは、頭をしかめて、むずかしく天下国家のことを論ずるという以上に、「わたしたちの世界はどのようにして成立しているのか」という世界観を与えてくれるものです。



 いまだに、不勉強な人だと、「新自由主義批判」とかをして何かを批判したような議論をしている人が日本には耐えないけど、あの手の議論は何度きいても寒々しい。新自由主義批判とかをしてしたり顔をしてる連中の経済談義なんかより、まおゆう原作のほうがよっぽどまともであり、啓蒙的意義が深いです。

*

 なお、ネットでまおゆうを批判している人の大半が、日本の七〇年代~九〇年代的な左翼系知識人の影響下にある人が多くてげんなりー。そういう人のしている批判は、「新自由主義的な世界観そのものがダメ」っていうだけの話なので、わたしのなかでは、「ああ、残念だな」と思っておわるだけなのですよ。
 まおゆうの議論の中身についての、ごくまっとうな批判は、開発経済学、数量経済史的な観点からなされるべきだと思っているわけで。開発経済学や、数量経済史的に込み入った話をすれば、まおゆうは、かなり沢山ウソをついているし「しょせんはファンタジー」であるのは、事実ではある。まぁ、あと政治思想史的なところもちょいと触れてるけど、そこはすごいちょっぴりすぐるので、まぁーそこはご愛嬌。
 だけれども、こういうコンテンツでこれだけ頑張ってみせてるのは、偉いよ。ほんと。

■狼と香辛料と何が違うかって?いや、ぜんぜん違うでしょ。

 なんか「狼と香辛料が~」って人多いけど、
 スタッフ同じなのこれ?そこらへんは、よーしらんけど、
 狼と香辛料とは、ぜんぜん違うはなしでしょう。

 あっちは、小売の行商人の話。こっちは、経済の計画をやる話。
 学部で言えば、商学部と経済学部。
 業種で言えば、商社と、(財務)官僚の違い。

 確かに、同じ「お金」の話だけど。狼と香辛料はゲームのプレイヤーの話だとすれば、まおゆうはお金をめぐるゲームの設計者の話です。


■追記:昔の原作初見時の感想など

PCのアーカイブあさってたら、昔の原作初見時の感想出てきたからせっかくだから、はっとこうか。

・おもしろいのだけれども、途中からちょい微妙
・やはりフェミニズム系の文脈の抑えのあまさがけっこう気にかかる。あと物語のご都合上あるていど仕方ないのはわかるけれども、「教育/啓蒙」がちょっと簡単に成功しすぎている。まあ、いいんだけどね。個人的には、もうすこし登場人物をすくなくして、じっくりと何度も失敗するような話ができるとベター。ひぐらしはそこらへんもよくできている。まあ、ひぐらしは、小さなとこで公務員やってた人のリアリティがやっぱよく出てるんだよね。
・モデルはほんとうに中世のヨーロッパそのものだよな、と。あと、わたしのような読者にとって、やはりおもしろみに欠けるのは、近代人が、前近代のことを書いているだけという部分。「近代」に至る過程であらわれた革命的な発明の<コタエ>を全て知っている。本当にまだ見ぬものを発明するための努力自体が書かれていないのが残念。まあ、そういう話の急速さを楽しむことこそが、この作品の魅力でもあるので、無いものねだりもいいとこっつーか、作者と前提を共有していないコメントなのは承知ですが。ここらへんは知性が超越しすぎている……というか、フォン=ノイマンですらもうちょっと悩みが多かったはずで、天才発明家というのは、こういうものではない。もちろん。。これは「魔王」だからいいんです、と言ってしまえばそれまでなんだけれども、解へ至る道程を模索するエネルギーが、足りない。やたらとあっさりとしすぎている。迷いが少なすぎる。人間は何かにつけ、もっと、もっと悩んできたと思うのだけれども…というのが主たる不満。コタエがコタエである、ということを半ば自明のようにざくざくと書いていけるのは、後世の人間が啓蒙として書いているから、ということに他ならない状況がある。それは、どうよ、と。
・啓蒙小説なのだと割り切って読めばいいのだろうし、啓蒙小説としては極めてすぐれているのは間違いない。というか、こういうものが出てきていること自体はガチで歓迎したい。
・いろいろと表現にきにかかる部分は多いというか、ライトノベル的な文脈にのりすぎというか、中二的妄想もうすこしどうにかならんか、と思うが、まあこういう世界感が好きな人なんだろうし、ある種の読者はこういうものこそ好きなのだろうし。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 56

84.0 18 恋愛で異世界なアニメランキング18位
ゼロの使い魔 双月の騎士(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2051)
12686人が棚に入れました
双月が重なる時、先の戦争に参加したために元の世界(日本)に帰りそこね、もうしばらくルイズの使い魔でいることを選んだ才人。
ルイズも、ようやく才人を一人前の使い魔と認めたようで、今までのように犬呼ばわりしたり、床で寝させたり、鞭で叩いたりはしなくなっていた。
そんな待遇の良さに調子をよくした才人だが、ルイズにもらった不思議なメガネのせいで、女の子を見てしまう度に結局ルイズにお仕置きをされてしまう羽目に…!
そんな、相変わらずの平和な日々が続いていくはずだったのだが…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、川澄綾子、井上喜久子、山川琴美、根谷美智子、石松千恵美、平川大輔、勝生真沙子、櫻井孝宏、いのくちゆか、井上奈々子、高橋美佳子

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がいちばんルイズがかわいいのです^^愛の鎖で散歩しましょ♪

1期に続いて前回のレビューが同じく杜撰だったので、2期についても書き直して再投稿したいと思います。


1期に比べてルイズのかわいさが目立つ2期でした♪
まあイチバンくぎゅうううううと唸ったのではないでしょうか^^w

1期はアンリエッタ派だった私ですが、2期になって完全ルイズ派になりました^^また3期で形勢は変わるのですが、ここでは置いておきましょう....


特にルイズの実家に帰るくだりでは...釘宮病菌の振りまかれっぷりが半端ないですね^^船の上で....おいおいうらやまけしからんじゃないか^^w
シエスタが相変わらずお邪魔虫さんです^^声が堀江さんじゃなかったら相当嫌いになっていたかもしれないww堀江マジック恐るべし^^


真面目な話をしますと、1期に比べて物語のキレは良かったです。シリアス系の話もきちんと盛り上げてきたし、アニエスとコルベール先生の過去の話がいい具合に絡んで、こちらのほうでも満足できました。
1期は内容は一応あるものの、そこまで盛り上がる!といった感じではなかったので、2期の出来はゼロ魔のなかでは新鮮で、底力を見せられた感じでした。


個人的には2期がゼロ魔の最高傑作だと思っています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ツンデレ?いやデレデレだ!

全12話。

ゼロの使い魔2期です。

1期とは変わってルイズがデレデレですね(;゚∀゚)=3ハァハァ

ストーリー展開は笑いあり泣きありと2期が一番だと思っています^^

私は2期ルイズで完全な釘宮病に感染してしまったので釘宮ボイス好きには間違いなくお勧めの一品w

まぁつまりこの作品は・・・

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

以上!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

胸がゼロとバカ犬と魔法の世界2

ゼロ魔2期となる本作。
1期の続きの物語。
1期を観てないと設定等分からないため
まだ観てないかたは1期から観ることをお勧めする。

1期に引き続き前半はラブコメ重視、
後半はストーリー重視といった感じの作り。
全体的に大きな変化はないが
1期に比べストーリーが重視されている感じか。
個人的にはその辺りで評価は○

また、後半にはなかなか感動する場面もあり
ラストの展開にはぐっときた。
泣くまではいかなかったが
ああいうシーンは基本的には大好きである。

そして、相変わらずいいツンデレ。
序盤のデレで萌え死んだ。
いけない妄想で頭がいっぱい。

総合力では1期を上回る出来だったと思う。

と、色々書いてきたが
つまり何が言いたいかというと

才人!キサマァァァ
巨乳にばかり目をとられやがってぇぇぇ
ルイズの貧ニューこそ至高だろうがぁぁぁぁぁぁ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

81.1 19 恋愛で異世界なアニメランキング19位
ゼロの使い魔 三美姫の輪舞(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1709)
11013人が棚に入れました
念願の再会を果たしたルイズと才人。才人の話では、森の中で倒れていたところを美しい妖精に助けられ、なんとか一命をとりとめたらしい。以前よりも才人との距離が近くなったように感じたルイズは自分の気持ちに素直になりたいと思うようになる。\nアンリエッタの命令でメイドのシエスタたちと共に、不思議な力を持つという妖精を探す旅に出ることになったルイズと才人。その旅の道中、才人の自分に対する気持ちに不安が募るルイズは、ついつい才人に冷たく当たってしまい二人の関係はギクシャクしてしまうのだが…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、川澄綾子、井上奈々子、いのくちゆか、能登麻美子、辻あゆみ、小杉十郎太、井口裕香

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

だわささんはいった。全てかわいいルイズに帰結していると思います、と。

記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。
 なおこれらのレビューは個人的推論に則ったものである。
 言い切っているような表現も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。
 
 魔女の宅急便のキキとルイズ、実は類似点がある。
 ルイズとキキの類似点は背丈格好や魔法を使うことばかりではない。
 二人とも、「魔法はほとんど使えない」という特徴がある。サポートしてくれる人たちの絡み方が類似している。登場人物たちはまるっきり似通っていない。しかし、「ルイズやキキ」を助けてくれる人たちは大勢いることに注意してみるといい。
 エンディングラストの辺りで、仲間だらけになっているのがわかる。

『個人的な推論に則った構造解析
 ルイズのライヴァルと物語の仕組み方について』
 ルイズのライヴァルは、各章ごとに変更されていることに気づいた人はどの程度いただろうか?
 飽きさせないために同じ人物を選んでいない。
 最初は微熱のキュルケだった。彼女は熱しやすく冷めやすい。才人が登場してから間もない時期にライヴァル状態になる理由として、そういう『性格』が必要だったのだろう。
 次は姫様ことアンリエッタ。彼女は戦争のせいで精神的に追い詰められていた。そして恋人まで失う。元々アンリエッタの性格はかなりまじめだ。その彼女が才人に惹かれてしまう状況を作り出すことのほうが難しい。何より、アンリエッタはルイズの旧友であり親友でもある。ぐらついてしまうほどの難しい立場の構築のために、第二期があったといっても言い過ぎではないというのが、筆者の見解である。
 第三章ともなると、一見して何かを考えているのかわかりにくいタバサがライヴァルになる。当然にして物語はタバサが注目点を集める。彼女は王族の直系であるために陰謀ものになるのはある意味自然だったろう。そして次に登場してきたのは、ティファニアだ。すると次はティファニアが物語の鍵を握ることになる。そして物語はティファニアの事情を理解する展開になっていくのだろう。
 もう一つ大きな要素があるのに気付いた。それは、ライヴァルとしてのハードルが高くなっていくことだ。アンリエッタと抗争してしまえば、権力差のせいで勝機はない。しかし、女性の登場人物である以上、才人と絡ませるのは自然の流れでなので、どこで組み込むのかという課題になる。なので、ラスト近くにアンリエッタを配置するという手立ても考えられるが、抵抗不能状態だと物語が崩壊する。それで中途半端な第二期に選ばれたのだろう。おそらく……ラストの展開は、もう最初期から決まっていたとわかる。伝説のガンダールブの内容が描かれ、そのための女性キャラクターが用意されていた。
 このゼロの使い魔は、すべて女性キャラクターに基づいて製作されている、というのが筆者の見立てである。そして、もう一つ重要な展開がある。それは必ず才人に恋することだ。しかも、章が進むごとにルイズのライヴァルと才人の仲は深くなっていく。さらにいえば、ライヴァルが強力になる分、試練を乗り越えた結果としてルイズと才人の絆は深くなる。そういう造作なのだと考えてみるとわかりやすいのではないか。そうなると、才人とティファニアの仲は、過去のどのライヴァルよりも強力に結びつくことになるはずだ。そして最終章であることから、極限近くまでルイズは追い詰められることになるだろう。

 結果として、すべてはヤキモチを焼かせて常にルイズを動かし続けることが目的だ。
 だわささんはいった。
 全てかわいいルイズに帰結していると思います、と。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

胸がゼロと「ミジンコ」と魔法の世界3

ゼロ魔3期となる本作。
1期2期と続き物なので、順番に観ないと分からない。
まだであれば、そちらから順に観ることをお勧めする。

1話からなかなか惹かれる展開で
スタートしたと思ったのだが
中盤からストーリーが崩壊してきた。

新たなる巨乳キャラも加わり
どたばたラブコメ&おっぱいアニメと化してきた。
後半も無理やり終わりに持ち込んだ感じ。

もうこれはルイズ、タバサの貧乳に萌えるか、もしくは
巨乳軍団におっぱいおっぱいするためのアニメだった。
自分はルイズ可愛いよルイズなのでなんとか観きれたがw

唯一の希望は4期があってもおかしくない終わり方だろうか。
しかし、3期が終わって3年。。。
4期は無いのかな。
この中途半端な状態なんとかしてくれ。

と、まあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

そのペッタンコぐあいが、私の心をかき乱すのだ~

そして、こんなところにも能登さんがw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

やっと見ました3期。シエスタ…2番目でいいなんて言っちゃだめー(´;д;`)

1クール。
3期作品。
釘宮病。
2012冬4期決定。
ラノベ原作。

以下感想
なんだかんだで3期まで来ましたが、今まで以上にサイトが男の風上にもおけないひどい男であったし、今まで以上に多くのキャラを巻き込んだハーレムでした。想定内ですが。。

そもそも、なんでハーレムなんでしょうねコレ。
ひたすらサイトとルイズがドタバタしながらラブラブしてる方がよっぽどいさぎのいいアニメになったのにと思います。ハーレムと言いつつ結局最初からルイズの一人勝ちなんだし。ルイズ見るために見てる人が大多数なんだろうし。

敵キャラとの決着が結局ついてないという意見も多いようですが、このアニメに決着なんているの?な感じです。否!ですね。ストーリーなんておまけだと思います。

このアニメをちゃんと楽しむためには、まあルイズが好きであること。又は釘宮病であること。ですね。

他ヒロインをいくら愛でようと消化不良(´;д;`)

ひとつ、特筆すべき良い点がありました。
魔法の属性、火、風、水、虚無、土を使い分けたことですね。まあ、バトルに深みがどうとか言えるようなものでも無いですが、個人的には驚きでした。

そしてきっと4期も似たようなアニメなんでしょうねーv

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

80.1 20 恋愛で異世界なアニメランキング20位
ゼロの使い魔F [エフ](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1380)
9080人が棚に入れました
アーハンブラ城から無事にタバサを救出して魔法学院に戻ってきたルイズと才人たち。 あいかわらず才人はルイズに虐げられながらも健気に使い魔としてルイズのお守りをしている。 急遽、アンリエッタ女王の密命で学院からロマリアへ赴くルイズと才人。ティファニアもルイズたちと一緒に行くことに…。ルイズとティファニアは、ロマリア教皇の就任三周年式典で「巫女」として共に祈りをささげて欲しいと依頼される。 憧れの教皇聖下に謁見し感激するルイズ。一方、自分が虚無の担い手と知ったティファニアは、「才人が自分の使い魔で
あればいいのに」と 急に意識し出すことにより何やら波乱の予感が…。そんな中、ルイズたちに狡猾で邪悪な影が忍び寄るのだった!!

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

涙無しではいられない

原作ではまだ完結していない……そしてこれから完結しない(別の作者が引き継ぐという話は聞いたが)ため、アニメオリジナルで物語を〆てくれた。
その〆方はまあ置いておくが、あしかけ4期一年間楽しませてくれた作品の結末を目の当たりにした確かな感動があった。

作者の生前にアニメだけでも完結できたという事実。もちろん自分は部外者であるが、胸の奥に去来する不思議な想いを抑えることが出来ずに、目から汗がしたたり落ちる。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

4期に亘って続いたゼロ使もついに最終章!!

一つの作品が4期も続くことなんてあまりないですし、終わってしまうとやはり寂しいものですね(´・ω・`)

物語の内容としては3期とあまり変わっておらず、ルイズとサイトが喧嘩→ルイズどっかに行く→何か事件発生→ルイズ巻き込まれる→サイト助ける→仲直りって感じでしたね。
でもまぁ最終章ということで若干評価を上げさせてもらいましたw

最後はルイズがサイトの家で暮らすことになったんですね。
どんな生活になるのか気になります。
このアニメが終わった当初はその後の生活のOVAとか出してくれないかな~とか思ってたけど、どうやらそんなことはなかったみたいですね。
3期が終わった後にはOVAが出てたのに残念でした。

とは言え、なんだかんだで最後まで楽しく見れていた作品でした。
また機会があったら最初から見てみようとも思っています(`・ω・´)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 29

クリームおじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

4期ある中で一番好き。

原作未読です。

ラブコメなのにあの終わり方した事を評価したい。
作画も安定していて、初期の頃よりも表情出てたり線が増えてると感じた。
声優は言わずもがな、嫌いならここまで観てませんw
音楽は4期になっても最高!
キャラも安定してる。

よくファンの方が「初期に比べて(ry」とかって云うけど、
実際比べてみたらストーリー展開の仕方やコメディの描き方は初期の頃と変化無いと思っています。

一番好きなシーンは、
『ルイズの選択』のお別れのシーンです。



という訳で、ゼロの使い魔もこれにて終了。

ヤマグチノボル先生、この作品に出逢えてよかったです。
本当にありがとうございました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

75.7 21 恋愛で異世界なアニメランキング21位
境界線上のホライゾン(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1427)
8581人が棚に入れました
人類が天上から戻った時代。唯一人類が地球上で生活可能な土地を舞台に、改めて人類が天上へ戻ることを目的として過去の歴史を再現する世界。極東と呼ばれる国の独立領土「武蔵」にある学院の生徒たちを取り巻く騒動を描く。

声優・キャラクター
福山潤、茅原実里、沢城みゆき、田村睦心、子安武人、名塚佳織、小野大輔、黒田崇矢、東山奈央、新田恵海、井上麻里奈、真堂圭、斎藤千和、小清水亜美、悠木碧、大橋歩夕、平川大輔、森永理科、又吉愛

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

欲張りだけど洗練された世界観でしたヾ(≧∇≦)〃

■『境界線上のホライゾン』の視聴前に覚えておきたい事(*^-^)
壮大なストーリーなので、大きな流れだけでも知っておいたほうが良いですね♪
ちょっと簡単にわかり易くまとめてみいました!! \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
<其の一>
かつて人類は荒廃した地球を捨て天上へ移り住み、何故か力を失った人類は天上から再び地球に戻って来てしまったのですね!
いったい天上で何があったのでしょうね。。。o(゚^ ゚)ウーン
 
<其の二>
戻ってきたものの、地球に人類が住める場所は「神州(日本)」しかなく、人類が住むには余りにも狭いので、再び天上へ昇ろうと考えるのですけど・・・戻る為には過去の人類の歴史を再現出来れは天上に昇る事が出来るそうなのです( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・
 
<其の三>
歴史を再現する間の居住地を確保する為に『重奏世界』という異空間に人の住める居住地を作ったのですが・・・『重奏世界』を維持する為に必要な「神器」が失われた?為、異空間が崩壊し、住む場所を失った人々が「神州(日本)」に進行して来て「神州」が負けちゃったのです∑('◇'*)エェッ!?
そして、「神州」から『極東』って名前になっちゃいました(゚ロ゚;)エェッ!?
 
<其の四>
他国の「神州」完全支配は過去の人類の歴史には無い事なので、世界史と日本史の同時再現をするべく『教導院』と呼ばれる学校が暫定支配するようになったのですよ(>o<")
世界各国の君主と日本の大名が一緒の土地で過ごしてそれぞれの歴史を再現しちゃいましょうねって事ですね!
でも歴史の再現をするのに必要な『聖譜(歴史書)』が1648年までしか記されていないので、その最後の年を向かえた先に待つものはいったい何なのか・・・((((((((o_△_)o サァーシラナーイ
 
って感じの壮大な世界観のファンタジー作品なのですね!
それで、このアニメの舞台の中心になるのが、各居留地で唯一の独立領となっている『武蔵』っていう居留置なのです♪
実はその独立領がなんと・・・空飛ぶ空母なのです!
第一印象はガンダムで言うところの、「ホワイトベース」や「アーガマ」に近い形で超巨大な航空艦なのですよ♪
そのバカでっかい『武蔵』は複数の航空艦が合体して出来ているのですけど、航空鑑ごとに役割が違っているのでちょっと紹介しておきます♪
ちなみに各航空艦の名前は東京都の市町村の名前が付けられているのです(* ̄- ̄)ふ~ん
 
★武蔵の概要★
一番鑑:品川&浅草(両翼前)
 ⇒貨物などが積まれているのです。
 
二番鑑:多摩&村山(両翼中央)
 ⇒この2つの鑑は港が存在して、観光、行政、外交などの玄関としての役割です。
  また、食材や日用品を扱う商店街も存在するのです♪
  パン屋兼軽食屋の「青雷亭(ブルーサンダー)」もここにあります!
 
三番鑑:高尾&青梅(両翼後)
 ⇒工業地区と住居区の役割なのです。
 
中央前鑑:武蔵野
 ⇒『武蔵』全体の指揮系統を司るメインブリッジですね。
 
中央後鑑:奥多摩
 ⇒武蔵野アリアダスト教導院や霊園がありますね♪
 
 
■境界線上のホライゾンと出逢った時の日記φ(・ω・ )かきかき
とにかくキャラクターが多い上にいきなり1話で豪勢に登場させちゃったもんだから、全然覚えられませんねw
しかもキャラの特徴が多種多様で人間ではないキャラもチラホラ♪
何も情報が無いままこのアニメを観たらきっと何がしたいんだろうね(*'ω'*)......ん?ってなっちゃいますね!
膨大な情報量と圧倒的な疾走感が原作では人気だって公式ホームには書いてありましたけど、その膨大な情報を効率よく簡潔にどうやって視聴者に伝えられるかって言う点がポイントになっていきそうですね♪
疾走感については1話観た限りでは十分表現出来ていたと思います・・・ただ追い駆けっこしてただけですけどね(。・w・。 )
限られた枠に中でどれだけ表現することが出来るのか注目していきたいと思います(*^o^*)
 

■総評
今まで観たことのないような圧倒的なスケールとボリューム、更に色んな要素がごっちゃ混ぜのこの作品w
SF・ファンタジー・恋愛・百合・コメディ・戦国武将・世界史・学園・ロボット・アンドロイド・バトル(肉弾・空中・魔法・艦隊)・魔女・微エロ・巨乳・巫女・侍・・・・・・・・・スライムw
挙げ出したらキリがありませんね・・・∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
1話見終わった時は大丈夫かなって心配してたんですけど・・・
なんだか見ているうちに面白くなってきちゃいましたo(*^▽^*)o~♪

異常なくらい膨大な情報量なんですけど、それをしっかり支えていたのは練りに練られた細かい設定があったからだと思うのです!
メチャクチャ自由な作風に見えるんですけど、ちゃんと一定のルールのもとでストーリー展開されてい気がします<(゚∇゚*)>
「ホライゾン」の世界で抑えておきたい設定は『流体』といわれる空間を構成する気のような要素の存在と、『通神』と言う革新的な通信技術ですね!
『通神』で印象的な技術は、必要な時にあらゆる情報を視覚的に見ることが出来るデバイスで、場合によってはテロップの様な使われ方もしていたのが面白かったですね♪
そんなデバイスに映し出される簡単な文字が、複雑な「ホライゾン」の世界を分かりやすく見せるための補助的役割を担っていたんじゃないのかなぁとも思ってます(*^^)v
例えば数々の戦闘シーンでは防御壁、攻撃目標、加速の動因などの演出としても使われてましたね♪
種族も違えば武器も戦い方も違うアンバランスな戦闘シーンに、『通神』を使った共通の演出を組み込む事で、バランスと面白みが得られている様な気がしました♪

それと、主人公の葵・トーリくんの魅力が周りのキャラ達によって引き出されていくように描かれていて、それが作品全体の魅力の一つとなっているようにも感じました♪
トーリくんの第一印象は決して良いものではなくって、ノーテンキで、無駄ににぎやかで、おバカなリーダーって印象でした。
そんなトーリくんが何で人望が厚く、生徒会会長までやっているのかイマイチ腑に落ちない印象だったんですw
トーリくんの魅力って一言でいえば「潔さ」かなって思ってます♪
行動や発言は短絡的に思えるのですけど、リーダー的野生の勘なのでしょうか・・・絶妙なタイミングで登場するので、そんな発言も「潔さ」が武器となって局面を変えてくれるんですよね♪
自分の「弱さ」や「無力さ」を理解しているところも強みなのかもしれませんね(*^_^*)
自分がよく見えてる人は、他人の事もよく見えてるんですよね♪
周りの仲間達もそんな彼を理解してるからこそ助力を惜しまず、自然と仲間が集まってくるのでしょうね♪
母性本能をくすぐる様なタイプですね(*^‐^*)ヾ(^^ )イイコイイコ
仲間との絆をこれだけ多いキャラで描写すると、個は弱くても、みんなで力を合わせればどんな強い敵にも臆せず立ち向かえるって強く印象付けられちゃいましたね♪

1期はホライゾンの感情(大罪武装)を取り戻すために旅立つシーンまでが丁寧に描かれてましたね♪
今流行りの・・・分割2クールなんですけど、この作品に限って言えば大歓迎でした!
ヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/ えーなんでー(*'ω'*)......ん?
これまでのストーリーを復習する事が出来ますし、ホライゾンの世界観を理解すればするほど面白くなってくるからです♪ (^▽^)/ジャッジ
用語集もホームページに各話ごとに記載されていますし、最低もう一回くらいは見直したいですね♪
そんな面倒な事したくないよぉーって思う方もいるかも知れませんけど、それだけの価値のある作品だと思いますよw

 
■MUSIC♫
OP曲『TERMINATED』
 【歌】ホライゾン・アリアダスト / P-01s(茅原実里)
 作品の壮大な世界観と疾走感を感じられる小気味よいデジタルサウンドのナンバーです♪
 みのりんはリズム感が抜群に良いのでアップテンポの曲でも安定感抜群ですね(^▽^)/

ED曲『Pieces』
 【歌】AiRI
 アップテンポの曲に乗せたAiRIのハイトーンボイスが頭のてっぺんを突き抜けていく印象です(*^^*)

ED曲『Stardust Melodia』
 【歌】Ceui(セイ)
 女性のシンガーソングライターで大原さやか、ゆかなといった声優さんにも楽曲を提供しているんですよ!
 幻想的で寂しげな楽曲をソプラノの美麗な歌声で聴かせてくれているスローテンポのナンバーです♪

2011.10.06・第一の手記
2012.01.09・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.14・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 92

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

設定の深さは内容の深さ

序盤 えぇわかんないわかんないw

中盤 なるほどね

終盤 なるほどねぇ

この話は説明できません!各自頑張って理解してください!私も詳しくは理解できてません!
ジャンルはバトル・恋愛・学生・ロボット・政治
まずラノベに詳しい人はこのタイトルを知らないわけがないでしょう。ファンの間では鈍器とやばれる本作品。あの辞書のような質感は物好きじゃないと買わない、と思っていた自分がいました。買いました。
まずこの作品は序盤ものすごく難しいです。全話みた段階ですら大体でしか判断できない状況なのに序盤なんて全く分からない状況です。しかし設定が深いから面白くないのかと言われればそんなはずがありません。個人的には作品の設定の深さは作品の面白さに比例していると思っています(もちろんそれがすべてというわけではありませんが)。
話を戻しますが序盤は難しいだけではなくちゃんと展開はあります。しかし、肝心な掴みは難しさでかき消されていますが興味がわいてきます。アニメなんてそれで充分です(個人の意見です)。中盤では大体流れで理解できますが主人公が本当になにもしません。盛り上がり方が素晴らしいので物語として見る分には良いと思います(主人公最強をもとめてるなら結構難しいと思いますが)。終盤は中盤の勢いを見りやり着地させた感があり「詰め込みすぎたかなぁ」という感じです。しかしトンデモ理論というわけではありません。要素がたくさんなのにも関わらず物語として成立しています。まぁそのせいでトンデモ難しくなっていますが
キャラについてです。一人一人(人外もいますが)個性が豊かだったりものすごく個性が強かったりとしますが、キャラが一人一人がいい感じ、バランスのとれたものだと思います。好印象です。

監督は小野学さん。sakiやAチャンネルの監督をなされた方ですね
シリーズ構成は浦畑達彦さん。カードキャプターさくらやはがないのシリーズ構成を担当された方ですね。
キャラデザは藤井智之、西澤真也、愛敬由紀子、鈴木勘太さん。キャラデザ原案はさとやすさんですが四人が担当しているみたいですね
劇伴は加藤達也さん。いちばんうしろの大魔王やケンプファーの劇伴を担当された方ですね。
制作はサンライズさん。ガンダムですね

作画は丁寧で機体や戦艦のクオリティが非常に戦ったです。バトルシーンが細かく迫力のある素晴らしいものでした。姉さんのキャラデザは微妙でしたがそれ以外は好きです
opは畑亜貴さん作詞、菊田大介さん作編曲、ホライゾンちゃん役の茅原実里さん歌唱の「TERMINATED」超神曲。あの喰霊ゼロのゴールデンコンビ流石です
edはAiRIさん作詞歌唱、宮崎京一さん作編曲の-Side Ariadust-「Pieces」
声優さんは違和感はなく素晴らしいものでした


総合評価 序盤さえ乗り越えればとってもいいし原作を買いたくなる(私情)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

境界線上のホライゾン

物語:告白する話ww
声優:たくさんいるよ。男も女もたくさん
キャラ:主人公のクラスメイトを押さえていれば問題なし。
作画:結構すごいと思う。ってかこれだけ大きい設定のものを表現した制作会社がすごい。もしこの作品が○○スタッフなんかが作ってたらきっと・・・
音楽:ティッシュのようにぃ~

総評:前半で切ってしまう人はたくさんいるだろう。「もったいない」っていうほど私はこの作品をオススメするわけではないが、最後まで視聴して頂ければ悪印象ではなくなるんじゃないでしょうか。←建前

もったいねぇ~。理解できなきゃ二回見ろ←本音

世界観や設定はキャパ超えている。柚稀さん、せもぽぬめさんのレビューを読んでから視聴するといいかも。


おそらく原作者は天才の類い。討論や戦闘・設定・キャラ付け・世界観。もの凄い練り込まれている。どれほどの知識を得てこの作品を制作したのだろうか、馬鹿な私には理解できません。アニメを通して表現してくださったサンライズさん、原作者である川上さん、さとやすさん、その他スタッフ・スポンサーに感謝♪感謝♪

二期制作決定ということで、楽しみですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

77.3 22 恋愛で異世界なアニメランキング22位
DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1233)
7540人が棚に入れました
隣国・ガレット獅子団領国からの侵略戦争を受けるビスコッティ共和国。ガレット獅子団領国の頭首・レオンミシェリ姫が続ける苛烈な侵攻に、敗北を重ねるビスコッティ騎士団。そんな国の現状に心を痛めたビスコッティ共和国の姫・ミルヒオーレは、意を決して「国を救う勇者」を異世界から召喚する事にする。ミルヒオーレ姫が勇者に選んだのは、地球は日本・紀乃川市に暮らす少年『シンク・イズミ』。中学1年生の春休みを控えた終業式の日、シンクはフロニャルドに召喚されてしまう。異世界フロニャルドで待ち受けるのは、ある変わったルールの元で行われる「戦」の日々。ガレット獅子団領国の領主・レオ姫やガウル王子をはじめとする好敵手達との戦いや、ミルヒオーレやビスコッティの人々との交流。サーカスアクションとアスレチック競技が大好きな少年シンクは、『勇者』として、ビスコッティとミルヒを救う事ができるだろうか?
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

贅沢な2期への伏線?(75点)

アニメオリジナル
全13話。

個人的満足点:75点
アニメ系統:冒険ファンタジー

本作は一言で言えば冒険ファンタジー。
舞台設定・世界観などは斬新だった。

第一印象はこうだ

{netabare}

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『俺は剣と魔法の冒険ファンタジーだと思っていたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        剣と魔法のファンタジー運動会だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    SASUKEとかオリンピックとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

{/netabare}

国vs国で運動会やっちゃいました的内容。
剣や魔法でのバトルもするのではあるが、死人の出ない安心の内容。
後半に若干のシリアス展開を見せはするのだが
それもつかの間、やはりほのぼのした話で終わって行く。

個人的にはシリアス系が好みなのではあるが、これはこれで悪くない。
終始なごみムードで今一盛り上がりに欠けるものの何故か最後まで観てしまう。
さらには不覚にも最終話で少しぐっときた。

声優陣はかなり豪華。
よくもまあこれだけの声優集めたなって感じ。
ただ、これだけの豪華声優を揃えたのだが1クールではキャラが多すぎで正直、全員覚えられない。
キャラと声優の無駄遣いといった印象をうけた。

OPED曲はかなりお勧め。
OPに水樹さん「SCARLET KNIGHT」
EDに堀江さん「PRESENTER」
両曲とも個人的にはお気に入り。

キャラデザも可愛く描かれていて、萌え要素もてんこ盛り。
お気に入りのキャラに萌えるのもいいだろう。

しかし、これだけの物をもっていて、何故この程度の作品になってしまったのか?
どこをどうとっても勿体無い。

以下、視聴後に書いた内容
-----------------------------------------------------
このアニメにはもしかしたら何かあるのかもしれないとそう思わずにはいられない。
そう、それは2期があるんじゃないか?ということ。

あくまでも2期への序章という位置づけ。
何故かそう思わずにはいられない。

何なんだろうこの感覚は・・・・
決して「これ面白い」と、どっぷりはまる感じではないのに
もっと続きを見てみたい。
何故か今はそう思っている自分がいる。
-----------------------------------------------------

なんて書いていたら2期きたよw
1期で消化不良だった分、がんばって欲しいところ。


とまあ色々描いてきたが
何が言いたいかというと

最後の最後でリコに惚れましたw
また、リコに会えるんですね。


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話後の感想。
ネタバレ含みの場合があるかもなので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
ファンタジー物かと思ったら、SASUKEだったという印象。
今後化けるのか、それとも・・・
しばらく様子見といったところ。

2話視聴。
戦闘で死なないのが、いまいち緊張感にかける。
相手国とも敵というよりは、競技相手といった感じ。
なんか運動会といった感じ。
最後に今後どうなるんだといった引きを見せてくれたので
引き続き様子見したい。

3話視聴。
今回は説明回&お風呂回(笑)
物語の舞台がだんだん分かってきた。
少し面白くなってきた感じ。
切る寸前だったが持ち返した(笑)
引き続き視聴。

6話視聴。
ラストなんだ?
急展開きたか?
毎週惰性で見てたのだが
来週楽しみになってきたんだがw

7話視聴。
シンクと姫様のじゃれ合いは吹いた。
姫様まさに犬でした。
6話の引きに期待が高まっていたのだが
いたってのほほんとした展開だった。
まあ、まだわからんが。
来週にもちこし。

8話視聴。
レオ様かわいい。
今までとちょっと印象変わった。
ストーリーの方も盛り上がってまいりました。
ってもう後半に突入だからね。

9話視聴。
リコッタのサービスカットいただきましたw
これは歓喜する人が出そうw
ストーリーはいよいよほのぼのから
シリアスになってきた感じ。
いよいよボス登場か?
来週も楽しみ。

10話視聴。
姫サービスショットご馳走様でした。
意外な展開だった。
しかし、このままな気がしない。
何かあるんじゃないかと来週も期待。

11話視聴。
何かあるのか?
何も無いのか?
残りあと2話。
どういう結末になるのだろう?

12話視聴。
何か今週はよかった。
ここに来ていい話。
ある意味もったいない。
正直今までで1番短く感じた。
えっもう終わりって感じ。
いよいよ来週最終回。
さて、どうなるのか。
もしかしたら来週泣いちゃうかもしれない。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 41

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたして星の示す未来は避けられないのであろうか?

ちょっと終わり方は気に入らなかったけど、なかなかに面白かったです。


内容

僅かにシリアスのような感じになることがありましたが、基本的にはほのぼのに近い作品です。戦争と言っても向こうのセカイでは一種のスポーツであって、死んだりすることなんてまずない設定ですから。
ただ、レオ様視点で見ると少し変わりますかね。
ずっとレオ様はいろいろと抱えて堪えて決断してきたのです。
そこあたりを考えると、ほのぼのなんて言ってしまうのはちょっと悪い気がします・・・。




OP水樹さん・ED堀江さんと有名な2方による歌です。
この2人のファンも多そうで。
さゆはOPがそこそこ好きでした、かな。


作画

キャラデザは置いてい置いて。
作画は素晴らしかったと思います、さゆは。
なんといっても表情の動きがすごかったんです。
コマ送りにしてみるとほんとにうまくできているなと感じました。
後半はそういった場面が減るんですけどね・・・・・・。


キャラ

まあ、あれだけいるんですしいろいろといてよかったです。
ただベッキーがどうにも好きになれなかった・・・・・・。


声優

言うまでもなく。
有名どころがたくさん出てきています。
よくもまぁこれだけ引っ張った、と。
おかげで声でも楽しめる点が増えたかと。



結局さゆは好きなキャラも多かったですし、話も嫌いではなかったから楽しめました^^
ガメルの声はFTのナツにしか聞こえないゾ?
ただ、もしこれで2期を制作するとなると間違いなくベッキー出ますよね?
師匠はともかく、ベッキーは嫌いなんで2期には期待が薄いです。
話は盛り上がりそうなんだけど、ちょいベッキーとの絡みがうっとおしくてイライラしそう。


 


スタッフ
 企画・製作     : PROJECT DD
 原作・脚本     : 都築真紀
 監督         : 草川啓造
 キャラクターデザイン : 坂田 理
 サブデザイン     : 太田恵子
 武器デザイン     : 大塚あきら
 クリーチャーデザイン : 小田裕康
 プロップデザイン : 益田賢治
 グラフィックデザイン : 榎本めぐみ
 カラーデザイン : 篠原愛子
 美術監督・設定 : 片平真司
 撮影監督    : 北岡正
 編集       : 関一彦
 CGリードアニメーター : 石川真平
 音響監督     : 亀山俊樹
 音響効果     : 山谷尚人
 録音エンジニア : 小原吉男
 音楽      : 一色由比 井内舞子 夏目 晋
 サウンドプロデュース : I've sound
 オープニングテーマアーティスト : 水樹奈々「SCARLET KNIGHT」(キングレコード)
 エンディングテーマアーティスト : 堀江由衣「PRESENTER」(スターチャイルドレコード)
 アニメーション制作 : セブン・アークス

キャスト
 シンク・イズミ         : 宮野真守
 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ : 堀江由衣  
 エクレール・マルティノッジ     : 竹達彩奈
 リコッタ・エルマール       : 水樹奈々
 ロラン・マルティノッジ      : 子安武人
 ブリオッシュ・ダルキアン     : 日笠陽子
 ユキカゼ・パネトーネ         : 阿澄佳奈
 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ : 小清水亜美
 ガウル・ガレット・デ・ロワ     : 柿原徹也
 レベッカ・アンダーソン     : 高橋美佳子
 ゴドウィン将軍         : 若本規夫
 バナード将軍             : 小野大輔
 フランボワーズ・シャルレー     : 櫻井孝宏
 ノワール             : 花澤香菜
 ジョーヌ             : 永田依子
 ベール             : 寿美奈子
 ビオレ             : 丹下桜
 アメリタ・トランペ         : 瀬戸麻沙美
 ルージュ             : 寺本來可

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

登場人物に『なのはシリーズ』の面影残る…。

『DOG DAYS』はオリジナルアニメ、1クール(全13話)のファンタジー&アクションアニメです。


この『DOG DAYS』は何処の製作会社が手掛けているのか知らずに、とりあえず第1話を視聴してみました、が、このアニメ内の登場人物たちの顔を見て直ぐに何処か分かりました。
特に、ミルヒオーレ姫を見て「ああ、なのはstrikersのキャロにそっくりだなぁ…。」と思ってずっと見ていました。 皆さんはどうでしょうか?

しかし、そんなセブン・アークスさんの作画はなのはシリーズ時代から大好きです♪
今回の作品の作画(登場人物や魔方陣らしきもの)もなのはを思い出させてくれました。


このアニメで注目すべき点の一つは戦闘シーン。 なのはシリーズ同様、戦闘シーンにそれなりの迫力があります。戦闘中の人物の動きも早いですし、戦闘シーンに力をいれているのが分かります。

そして、このアニメの声優陣もとても豪華で、ここも注目すべき点です。 声優>アニメといっても過言じゃないかもしれません。

しかし、一番注目すべきはキャラが可愛らしいという事かもしれません。と言うかきっとそうです。
キャラの可愛らしさを求める人には必見のアニメだと思います。ネコ耳のねこキャラではなく、可愛いワンちゃんキャラというところがまた良いものですw(〃д〃)



内容については簡単に言えば、『筋肉番付(現:SASUKE?)』の要素を織り込み、そこにアクションバトルを入れて可愛らしくしたようなものです。
中盤からだんだん面白くなってきたので、このまま終盤で最高の展開を迎えてくれるような良作アニメになるのではないかと思ってました…が。


OPを歌うのはなのはシリーズでも全OPを担当していた水樹奈々さんです。
そして今回水樹奈々さんが歌った『SCARLET KNIGHT』はリズミカルで元気溢れるとても良い曲でした。毎週のOPでは勝手にテンションを上げて聞いていました♪ ヾ(≧▽≦)ノヒァッホーイ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

73.9 23 恋愛で異世界なアニメランキング23位
鋼殻のレギオス(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1002)
7308人が棚に入れました
時の果てとも言うべき遠い未来。世界は“汚染物質”に覆われ、大地の実りから見捨てられていた。
人の住めない荒野には“汚染獣”と呼ばれる異形の怪物たちが闊歩し、人類は、それ自体が意識を持ち、歩行する自律型移動都市(レギオス)の中で暮らしていた。
互いの存亡を賭け、《都市》と《都市》の間で繰り広げられる戦い。そして天を覆い、地を埋め尽くす巨大モンスター“汚染獣”の群れ。数ある《移動都市(レギオス)》の1つ 「学園都市ツェルニ」にやってきた少年・レイフォンは、入学式で他生徒の起こしたトラブルに巻き込まれ、ツェルニを守る“第十七小隊”に入隊するはめになる。ところがそこは、とんでもない“落ちこぼれ部隊”だった!

隊長として小隊を率いる猪突猛進少女のニーナ、無口な少女フェリ、やる気のないナンパ男シャーニッドなど、個性的な“第十七小隊”のメンバーに囲まれた、レイフォンの新たなる学園生活。そして過去を語りたがらないレイフォン自身と、《移動都市》に隠された秘密とは……。

声優・キャラクター
岡本信彦、高垣彩陽、中原麻衣、谷山紀章、子安武人、阪口大助、高橋美佳子、大亀あすか、仙台エリ、緒乃冬華、飯島肇、小清水亜美、鳥海浩輔、鹿野優以、諏訪部順一、桐井大介、渡辺明乃

かたらぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ちょっとやそこらのクソアニメってレベルじゃない。

物語の核心には触れませんが、多少ストーリーに触れるのでネタバレになるかもしれません、ご注意下さい。







ーーーーーーーーーーーーー
まず、脚本が最悪と言っても過言ではありません。
自分は今まで結構アニメを見て来たという自負がありますが、
その中でも駄作度は上位に食い込みます。

世の中には支離滅裂な作品でもそれが売りになったり、笑いになったりと、意味の分からなさ、無駄な拘りなどが作品の魅力になり得ますが、この作品はそこに愛着など湧きません。
ただ、一言、本当に意味不明です。

一例として、世界観を上げますが
・世界は荒廃し、汚染獣なる生物が生息している。
・大半の人々は汚染獣に対抗できないので移動型都市で生活している。
・大気は汚染物質が蔓延しており、人はマスク無しに5分と活動できない。

という設定が出てきます。
何故、このような世界になったのかは説明がありません。
そして主人公は、ただでさえ人々が対抗できない汚染獣を1人で何百体と瞬殺します。俺TUEEE状態です。

脳内で思うわけです。
あぁ、人類は何かしら(核戦争等)地球を荒野にしてしまってその結果、汚染獣なる生物が出現して、主人公がやたら強いのはまぁ、何かしらと言い聞かせました。

作中、説明はありません。

挙げ句の果てに異次元から刺客らしき者があらわれるわ。
なんか最終的にただの食人生物と思ってた汚染獣も異次元から出現。

異次元って何?となります。正直そのシーンはぽかーんです。

説明はありません。そして汚染獣を倒して終わりぃ!

意味が分かりません。
凄い事に1話から最終話まで意味がわかりません。

ちなみに原作はラノベらしく、wikiで概要を見ました。
世界観の設定に関して言うと全て説明されています。
しかもwikiを読んだだけでももの凄く原作は面白いというのが分かります。
ただwikiを見るととんでもない情報量が詰め込まれてます。

最終的に言うとどう考えても24話で出来る内容では無かったと思うのです。

原作の評価は見た限りは非常に良かったので読んでみたいなと思います。

あと音楽は浅倉大介さんが担当していますが、全く合ってなかった気がします。個人的な意見ですが
ただ、EDが非常に良かったので高評価を出しておこうと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

れもん@がんばらない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かなり好きな作品だけど…

原作で気に入ってアニメを見ました。

正直アニメは失敗だと思います。

個人的にあの世界観や主人公の無双状態は好きです。

しかし原作でもやや複雑な設定であり、アニメの話数では消化するのが困難だと感じました。

それと主人公の過去については個人的に最も暗い感じにしても良かったのかなと思いました。

もしアニメを見て少しでもいいなと思われた方は原作の方をオススメします。



投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

nmx さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

【アニメ史上初の、リメイクをお願いしたい!!】

【アニメ史上初の、リメイクをお願いしたい!!】


原作における、
世界観やストーリー、舞台設定は
とてもよくできていて
またキャラの登場数も多くそれだけ物語の世界に幅を感じさせ
キャラクターの魅力もあってすごく楽しめる作品。


・・・・・のはず、だったが



アニメの構成・ストーリーは、
かなり原作負けしており

アニメではこの広く面白い世界観が伝えられず
(25話でまとめきるのは実質無理だろう 笑)

がっかりな出来になっているのが
すごく残念。


自分は最初アニメで
鋼殻のレギオスを知り、
「原作のが面白い!!」と
聞いて読んでみたが
確かに面白く、すべてあっさり読破してしまった。
(17巻もあり今も続いているのだから、人気は確かだろう)



何が言いたいかというと、

アニメで「鋼殻のレギオス」という作品を見切ってしまうのは
とてももったいない。

という、警句を発するべく
レビューを書いた。

主人公レイフォンの圧倒的強さには
見ていてすっきりするものがあり、
それに裏打ちされた
暗い過去、闇にも見ごたえがある。

そして個人的に
ツンデレなフェリが一番いい。 笑

オススメできる作品である。



アニメに関しては

アニメ史上初の、リメイクをお願いしたい!!

それに値する作品である。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

61.2 24 恋愛で異世界なアニメランキング24位
魔法戦争(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1002)
5940人が棚に入れました
七瀬武は過去にとある事故を起こしてしまったがそれ以外はクラスでも生真面目な生徒と見られている普通の高校生で幼馴染の五十島くるみとはくるみの諸事情により偽の恋人関係を築いていた。だが、ある日武は部活の練習前に倒れている相羽六を発見する。そのあと六を保健室に連れていった武は六の勘違いにより六の魔法を受け魔法使いになってしまう。そこから武自身とまわりの人間の運命は大きく変化していく。

声優・キャラクター
宮野真守、東山奈央、瀬戸麻沙美、鈴村健一、岡本信彦、森川智之、高橋美佳子、福山潤、中井和哉

コヤ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

何が面白かったのか誰か教えて下さい。

さて、酷評です。
あまり酷評を書くのは気分の良いものではありませんが、視聴しようかどうしようかと迷っている方の参考になればと書かせてもらいます。
アニメではまだ外れと思う作品を観た事がなかった頃に観たと言うのもあるのでしょう。
ラノベと言うのも基本読まなかったので。
さて、感想ですが・・・・。
視聴するだけ時間の無駄!
まどマギとかシュタゲとかコードギアスとかけいおんとかそのた諸々の神アニメ観ている方が遥かに良いと思われます。
何故、これをアニメにしようと思ったのかが謎なくらいです。
いや、原作未読なので、もしかしたら原作の方は面白いのかもしれませんが、このアニメ観た後に原作読もうとは到底思えません。
ラストなんて・・・もう最悪でした。
(最後まで物凄く我慢して観ました、一応)
一話目観た時に嫌な予感したんですよねぇ。
勿論、好みは人それぞれだと思うので好きな方には非常に気分を害すると思いますがご容赦願います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

誰が何と言おうと好きなんだから仕方ない

原作既読
かなりお気に入りの作品です


※このレビューは参考になりません※
何故なら原作ファンが、ただ好きだと連呼するだけだからです
正しい評価を得たい方は速やかに他の方のレビューを!

※ほぼ全て更新してしまいました※
更新前のレビューにサンキューつけてくれてた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです
すいませんでしたm(__)m



それでは甘甘コースレッツスタート~
素晴らしい!
ストーリー良いじゃん!!
世界観最高だぜい!!!
魔法陣グルグルかっこいい!!!!
バトルも大迫力!!!!!
アニメの六もくるみも可愛いなぁ///
だがしかし!ももたんも負けてない!!
てかもうももたん大好き♪(/ω\*)
強いしロリだしクールだしいい脚してるし非の打ち所がない!
ブラックドアとかネーミングセンス無いけど関係無い!
空間を操るってかっこいいわぁ…
OP,EDともにセンスありすぎですね♪♪
南里さん、ナノさん、ありがとうございます!
ラストレクイエム!!!(言ってみただけ)


アニメは少し飛ばしすぎでした…
4巻くらいまでの内容でよかったと思うのです。。
(アニメは6巻までの内容)

それに皆さんの評価も理解出来てしまいます…
ただ少数派ももちろんいるわけですし、
観ないで避けるのは是非ともお止め頂きたいですね
もしかしたらあなたは少数派の一人になるかも…

この作品のおかげで自分の好きなものが酷評されることに慣れましたww
魔法戦争が酷く言われる様を最初見たとき、本当に辛かったですけどねww


とにかく言いたいのは好き!大好き!!
原作もアニメも個人的には最高級!
このようにテンションおかしくなるほどのお気に入りです!
メルトプロジェクション!


ダイヤモンド竹刀を崇められるのはこの作品だけ!
もう観るっきゃない!!

最後に魔法を食らえ~
メラゾーマ!!!!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 35

kwm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

『竹刀戦争』 クソアニメオブザイヤー?

原作未読。初めに言っておきますが盛大に茶化したレビューです。
今年のクソアニメオブザイヤーはこれみたいな感じで紹介されていたので好奇心で視聴しました。
この作品は『自分の好みに当てはまるか否かではなく構造的な欠陥がありすぎて面白くない』と思った初めての作品でした。
色々な事がわからなすぎて、真面目に見ようとすると頭の中が『?』マークだらけになると思います。
酷評なので先に原作ファンの方に謝っておこうか迷いましたが、そんな方でも苦笑いせざるを得ないレベルだと思うので謝らないでおきます。

まずこの作品は説明不足な設定や必要のない描写があまりにも多い。
敵が放った大剣による斬撃を主人公が竹刀で受け止める。
こんな誰もが疑問に思うような事象をそのまま投げっぱなしで放置する。
しかもこれが一話で起こってしまうのだからタチが悪い。
登場人物の名前や相関関係、世界観すら頭に入っていない状態でこんな事をされたら、きっと誰もが魔法か何かだって思ってしまう。
『魔法戦争』なんてタイトルの作品なら尚更だ。
わけもわからず始まった戦闘が終わった後、

『そういえばお前さっき竹刀で斬撃を受け止めてたけど、あれどうやったんだ?』
『あれ?…そういえば俺とっさに…』
『それについては私が説明するわ』

なんて自然な魔法の説明を待った所でそれは永遠にやってこない。
その先にあるのは初めて聞かされるエンディングだけだ。
しかもこの竹刀、大剣の斬撃を受け止める度にガキンガキンと金属音を出していたのに途中でバキッと折れてしまう。
竹刀でもなければ竹刀の形をした別な何かでもない、お前は一体何なんだ。

そんな超常現象が起きた直後にもまた別な事件が起きる。
場所を変えて同じ敵と竹刀で再戦するのだが、バトル専用のBGMまで流して煽っておきながら『さあバトル』というタイミングでいきなりエロ描写を持ってくる間の悪さ。
その場にいる女の子が意図せずに魔法を発動してしまい胸が大きくなってしまう。
これだけならまだわかる。
だがバトル中にわざわざその子をフォーカスして胸元をアップにする必要性はそこには存在しない。
やるならきちんとバトルが終わった後に、

『そういえばお前胸が…』
『キャー/////』

と、そこはメリハリをつけてやるべきだろう。
それだけならまだ良い。
突然エロが始まったと思いきや、今度は直前に一瞬映っただけの誰だかわからない別な人物が乱入してくる。
バトルかと思いきやエロが始まり、やっとバトルが始まるのかと思ったら今度は詳細不明の人物の乱入。
しかも突然現れたこの人物、現れて早々『お前ら何やってんだ』と言うのだが、それはこっちの台詞だ、ていうかお前誰だ。
場面が二転三転しすぎて感情移入はおろか、最初に何が起きていたのかすら忘れそうになる。

そんなドタバタを乗り越えてなんとか二話が始まり、要となる魔法の説明が始まるのだが、これが全くと言って良いほど説明になっていない。
『この人達に魔法の種類を教えてあげて』と言われた女の子が次々と魔法の種類を述べていくのだが、名前を言うだけでどんな魔法か一切説明しない。

『回避魔法』
わかる。攻撃を避けるんだね。

『幻術魔法』
わかる。幻を見せるんだね。

『破壊魔法』
わかる。要するに攻撃魔法だね。

『暗黒魔法』
わかる…かな。属性違いの攻撃魔法かな?

『神速魔法』
わかる…かな。ヘイスト的なあれかな?速くなるやつね?

『生物魔法』
わからねーよ。なんだよ生物魔法って。
このままノリで『わかる』なんて言うとでも思ったか。
魔法ってつければ何でもそれっぽく聞こえるとかナチュラルに思ってんじゃねーよぶち殺すぞ(´・ω・`)

この魔法を説明するシーンでは、それぞれどんな魔法か説明を兼ねた映像が一瞬だけ流れるのだが、生物魔法の部分においては第一話で胸が大きくなった女の子の映像が一瞬流れるだけ。
おっぱいを大きくする魔法なわけもなく、こんな映像だけでは何をする魔法なのかさっぱりわからない。
これでわかる奴はエスパーだ。

生物魔法と言っておきながら説明した本人が後に変身魔法と言ってみたり、名前しか判断基準がないのにそれすら変えてくるとか、もう意味がわからないよ。
挙句の果てには生物だの変身だの言っていたのに回復魔法を使って味方を回復し始めちゃう。
もうお前魔法全部使っちゃえよ。
しかもそれぞれの魔法で何ができ、何ができないのか、どんな弱点を持っているのかを一切語ってくれないので、まるで説明の意味を成していない。

更には、使える魔法が前述した『系統魔法』と呼ばれる魔法以外にも存在する事を一切教えてくれないので『キャラの特徴を出すために魔法は一人一つの属性しか覚えられないんだな』なんて先入観を持っていると痛い目を見る。
いきなり主人公達が『プロテクション』と言いながらシールドを張り敵の攻撃を防いだかと思ったら、高所から落下し地面に激突する直前に『フロート』なる魔法を使って着地の衝撃を回避する。
ちなみにこれらは基本魔法というらしく、誰でも使える魔法らしい事をWIKIで調べて初めて知った。
使えるなら最初から言え。
こうして何の説明もなくいきなり視聴者が認知していない魔法を使い始めるので、原作を知らない人にとっては全てがご都合主義に思えてしまう。
最初から説明しておけばなんて事無いのだが、『説明不足』というだけこんなにもマイナスになってしまうのだ。

極めつけは『その必要性がどこにあるのか』『何故なのか』が全くわからないシーンの数々。
悪役側のある人物が豪勢なお屋敷に車でお仲間を迎えに行くのだが、黒塗りのいかにもな車で乗りつけ、お仲間の美女を車に乗せた瞬間いきなり地面に魔方陣が出現し、彼女と一緒に車ごと転送魔法でワープしてしまう。
ねぇ、なんで転送魔法使えるのにわざわざ車乗ってきたの?馬鹿なの?死ぬの?
こんな意味不明な流れがいくつもあるのであげ始めるとキリが無い。

主人公の武器のガンブレードには『系統魔法』を弾として込める事ができ『結局お前全部使えるんじゃん』とか『そもそもそれ伝説の武器なのに、そこら辺の売店で普通に売ってたんだよね』とか色々とあるけどもう疲れた。
気がついたら凄い長文だし、こんなクソアニメにマジになってレビューしてしまった自分がとても恥ずかしい。
まだ6話までしか見てないけど、この先ヒロインにおちん○んが生えてる事がわかってケツからミサイルがでてきても俺は驚かないからな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

67.1 25 恋愛で異世界なアニメランキング25位
星刻の竜騎士(ドラグナー)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (784)
5806人が棚に入れました
竜と契約を交わした者が通うアンサリヴァン騎竜学院の生徒アッシュは、契約の証「星刻」を持ちつつもパートナーの竜がいまだ誕生していないために肩身の狭い思いをしていた。
彼の身に宿っていた竜は、ある事件をきっかけに覚醒の時を迎えたが、現れたパートナーはほかの竜とは違って少女の姿をしていた。

声優・キャラクター
髙橋孝治、伊瀬茉莉也、佐倉綾音、井上麻里奈、下田麻美、榊原ゆい、前野智昭、室元気、生田善子、七緒はるひ、子安武人、大亀あすか、花澤香菜

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

クギュウ この先キャラ(仕事)奪われるかも!? (〃゜д゜;A アセアセ・・・

原作:ラノベ 未読

全12話

ジャンル:学園恋愛ハーレムバトルファンタジー


感想 (酷評につき、好きな方はスルー推奨)

1話観て、これ『ドラゴンクライシス!』と『ゼロの使い魔』に似てるなー でした。

何ともラノベらしいと言うか、2、3番煎じと言うか・・・

ちょっと設定が違うくらいで、似たようなお話に何だか新鮮味がなく感じます。

ヒロイン達は可愛いけど、何気にハーレムで微エロ。

2~3話観て、う~ん これはストーリーには期待しないで、キャラ目当てに見なきゃ駄目だな~と判断。

結果
12話最後まで観たけど、ストーリーは原作途中までだったが、やっぱり惹かれる物がなく、なんのパクリ?って感じるくらい面白味がなかった。

良い所と言えば
キャラが可愛い
キャラデザが奇麗
声優さんが良い
(特に、メインヒロインのエーコ CV- 伊瀬茉莉也さんが、クギュウに似た感じの声質と、ツンデレ演技はGOODでした。
でも、このエーコ役って、完全にクギュウにピッタリなキャラだっただけに、伊瀬さんの演技でクギュウに合ったキャラの仕事が減るんじゃないかと懸念してしまいます^^;)
これくらいかな?

ので、自分的にこの作品は
キャラ目当て、声優さん目当てに観るものだと思いました。

でも
2期があれば観るけど、希望はしないかな・・・



OP「聖剣なんていらない」 歌 - 榊原ゆい
この曲結構好きですね
最近よく聴いてて唄いますよw ♪


最後に
今やハーレム作品にツンデレキャラは必須なのね・・・ε- (´ー`*) フッ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 51
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

触手プレイはちょっと。。。

全12話、ドラゴンと人間が織りなす歴史とファンタジーと人間同士の関係性を描いたアニメ。

と概要を綺麗に描くとそういうことなのですが、視聴し終わって思ったことは、世界観は二の次の女性キャラのエロい触手プレイや手順が雑な脈絡のないいちゃいちゃ恋愛描写となんちゃって戦闘アニメが全話網羅している''見どころが見出せなかったアニメ''でした。

世界観と設定はよくあるファンタジーでその要素は良かったのですが、物語は単調で、見どころであろう箇所もありましたがどれもが中途半端かつ呆気なく終了してしまい、こちらが盛り上がることができないまま露骨ラブコメシーンなど、その見せ方全体が私の視聴欲をガリガリ削るものでした。

主人公ですが伝説的な存在とか女性キャラにモテモテとかよくある目立ち系ラブコメ主人公は好きなのですが、その主人公描写も見せ場で気を失ったり、恋愛描写も盛りの付いた犬以下の脈絡の見えないいちゃいちゃは見ていてマイナス要素しか残らない恋愛要素でも魅せれない見どころという重要要素が欠けた''残念モジモジ君主人公''でした。見どころのある盛りの付いた犬の主人公なら好きですけどね。

見どころであろう主人公描写が私的に壊滅でした。①

主人公も去ることながらキャラ全体にもこれは言えるものでした。兎に角見せ方が雑というか短絡的でどこにこのアニメの見どころがあるのか最終回まで見ても、それを振り返っても無かったので絵は綺麗なのに・・・と絵で選んで残念だった系のアニメです。

キャラ全体の描写が薄い。②

そして戦闘シーンもこのアニメでは重要だと思われますが、その戦闘シーンや竜騎士団の描写などの描写がなんちゃって戦闘そのものでした。模擬戦や合宿での特訓など、そこは一部でいいから真面目描写が欲しかったですが、一切なく、それで「今こそ合宿の成果を見せる時だ!」と言われても、こちらは当然盛り上がれず戦闘シーンもあっけなく終了の緊迫感のないものでした。

戦闘要素も、作画の見せ方の単調な描写+あっけなく終了の緊迫感ゼロ。③

①+②+③=残念要素満載のアニメ、でした。

笑いありのシュールな要素とか設定全般やキャラの本筋とか結構好きなのですが、作り手に恵まれなかったアニメという位置づけです。戦闘の作画は残念でしたが一部の竜に騎乗してる時とかの作画は良かったです。

{netabare}
こういう露骨な男性受けのラブコメを好きな人はどうぞという感じですが、私は触手プレイが苦手で女性キャラを弄ぶ感じがすごく嫌いですので、マイナス要素の塊でした。一部の電車での集団痴漢とかで快楽とかを感じる人とか好きそうですが、私はそういう男性は早く滅んでほしいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ツンデレ&スッポンポン(酷評注意)

原作未読 全12話

竜が多く生息する小国で、竜飼い人の育成学院に通う主人公 アッシュ・ブレイクの竜は、何故か人間の少女の形で出てきて(普通はもちろん竜)名前をエーコ名付けました。学院や周囲でおこる様々な問題を解決していくお話です。

女の子のキャラはみんなやたらと胸が大きく服装も強調していて「はいはい、分かりました。分かりました。」と何回も突っ込んでしまいましたw

とにかくシャワーシーンやお風呂のシーンが多く、それ以外でも裸になるシーンが多くて、観ていてちょっと辟易してしまいました。

作画は綺麗です。キャラも可愛いですね。

お話は1話完結で見やすいですが、全体的にあっさりしてますね。

なんだか分からないうちに終わりました。何か色々と詰め込みすぎて焦点が定まらない作品ですね〜

内容を重視されている方にはオススメしません。気に入ったキャラがいたら観てもいいかもしれませんね。

ED ワイワイしてます^^明るくて楽しい曲ですね〜

最後に、ゼロの使い魔に似ているとのことですが未視聴なので分かりませんw

投稿 : 2024/04/20
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