2018年度の探偵おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2018年度の探偵成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月19日の時点で一番の2018年度の探偵おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 2018年度の探偵アニメランキング1位
博多豚骨ラーメンズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (412)
1839人が棚に入れました
「あなたにはどうしても殺したい人がいる。どうやって人を殺しますか。」

福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。
殺し屋、探偵、復讐屋、情報屋、拷問師etc――、
裏稼業の男たちの物語が紡がれる時、『殺し屋殺し』は現れる――。
第20回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作!

声優・キャラクター
小野大輔、梶裕貴、小林裕介、中村悠一、浪川大輔、小野賢章、悠木碧、前野智昭、松岡禎丞、平川大輔、浜田賢二、廣田行生、松風雅也

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

修羅の街、福岡…。(最終回第12話視聴終了: アニメのエピソード順は1巻→2巻→4巻→3巻でキリ良く締め。)

原作はメディアワークス文庫から刊行されており、あにこれのあらすじにもある通り、第20回電撃大賞の大賞受賞作です。

因みにこの回は大賞を2作が受賞しており、もう1作は『ゼロから始める魔法の書』です。同期作2作目のアニメ化となります。

あとがきで作者は「実際には平和な街」と書いていますが、作中の舞台である福岡市は「人口の3%が殺し屋」という、『BLACK LAGOON』のロアナプラとも比較しうるレベルの犯罪都市とされています。さすがに電撃文庫からは刊行できない感じの世界観ですよね(笑)。

登場人物も裏社会の人間ばかりで、少なくとも原作では普通に銃で撃たれたり首を搔き切られたりして死人が出ます。これ、アニメで本当にそのままなんですかね?

『BLACK LAGOON』、『GANGSTA』、『91Days』レベルの流血場面が予想されるので、そういうのが不得手な方は視聴を避ける方が無難だと思います。

およそタイトルからは想像のつきにくい内容のお話なので、視聴の判断の助けになればと思い放映前レビューを書きましたが、個人的には2018年冬アニメ本命作品の一つとして期待しています。
==[以上、第1話視聴前のレビュー]==

2018.1.14追記:
第1話を観終りましたがレビューを更新しそびれていました。原作通りで、特に流血や殺人は避けていかないようなので、このまま安心して見守ろうと思います。

おまけ:『デュラララ!!×博多豚骨ラーメンズ』という、公式コラボ(作者は『博多豚骨ラーメンズ』の木崎ちあき)が電撃文庫から刊行されています。なお、実現するか現時点では不明ですが、『デュラララ!!』の作者である成田良悟の作による2巻目の企画もあるらしいです。

2018.2.10追記:
第6話視聴終了。人殺しと博多山笠が同時進行する原作2巻のエピソードに突入。新キャラの猿渡くん登場。『デュラララ!!×博多豚骨ラーメンズ』にも登場するキャラなので、読むならこのエピソード後が良いかも?

何かこの感じだと原作2巻はアニメ2、3話で済ませちゃうかもしれませんね。作画はストーリーを追う上で支障はないもののちょっと微妙な気もするので評点を3.5にしておこう…。

2018.2.19追記:
小百合さんが出てきました。メインキャラとあまり関係のないエピソードはバッサリと整理して第2巻の内容はうまく2話にまとめ切りました。このアニメのシリーズ構成はわりといけている気がする。ああ、なるほど『食戟のソーマ』のシリーズ構成やってる人なんですね…。

ということで原作3巻に入るようです。次回を待て(笑)!

2018.2.24追記:
榎田くん当番回の原作4巻エピソードで、.mmm(エムスリー)登場。なるほど、「第1部完」的な原作3巻のエピソードを最終回にしたいから、独立性の高い原作4巻のエピソードを前に持ってくるということか…。

第8話の感じだと、原作4巻の話はたぶん8、9話の前後編で2話で片付きそう。残り3話で原作3巻ということで綺麗に1クールに収まりそうです。うん、これはなかなか良く出来ている…。

2018.3.6追記:
前回更新時の想定通り、原作4巻の榎田くん当番回は9話にて終了。10~12話の3話を使っての原作第3巻のエピソードで今期は終了だと思います。
(原作的にも、ここで終わっておくのがちょうどキリが良い。)

原作の方は1~8巻とこの3月に短編集の刊行が予定されています。評判が良ければ尺と原作ストック的には2期目はたぶん作っても大丈夫なんですけど、どうなりますかね…?

2018.4.2追記:
最終話の12話を観終わっていましたが更新が遅れました。

9話時のレビューに記載の通り、華九会の件が一段落つく原作3巻相当のエピソードで終了でした。

原作では各巻ごとで章タイトルが「一回表」とか「延長十回」などとなっていたのですが、アニメでは原作のそのあたりを意識してなのか、各話のサブタイトルが野球用語になっていましたね。

エピソード冒頭で一件本編とどんな関りがあるかわからない野球エピソードが挟まれると、クライマックスでそれが伏線として効いてくるという構成はアニメでもうまく原作を活かせていたと思います。

原作モノのアニメ化としては良かったほうじゃないでしょうか。肝心の本編ストーリーがアニメ視聴者層に受け入れられるのか危惧していましたが意外と評判は良かったように思います。原作ストック的には大丈夫な気はしますが、2期はあるのか…?

制作スタッフ、お疲れさまでした。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 53
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世間は狭いですねぇ!

原作未読。最終話まで視聴。

殺し屋を取り扱った作品。
グロい描写もありますが、主人公の人柄のせいか、軽く視聴出来ました。

この作品は、1話~4話までと、第5話以降で趣が違って見えます。
4話のラストで、「博多豚骨ラーメンズ」の意味が明らかになるためです。
4話までは、誰が味方で誰が敵か?って感じだったけど、5話以降は敵味方が理解でき、軽い感じで視聴できます。

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
とにかく個性的な登場人物が多くて、誰が誰やら・・・。
おいおい、掘り下げとかあるんだろうけど・・・。
ただし、何か面白そうな予感!

【第2話】
斎藤の巻き込まれ体質、恐るべし・・・。
意外とこういうのが長生きする(気がする)

女装殺し屋さんと探偵さんが物語の中心かな?
しかし、妹か・・・。
波乱の予感しかしない。

【第4話】
「博多豚骨ラーメンズ」の意味がようやく分かった!
{netabare}まさか、草野球チームのチーム名とは!

1番 センター  榎田(情報屋)
2番 ライト   大和(スリ師)
3番 セカンド  馬場(探偵兼殺し屋殺し)
4番 ファースト マルちゃん(拷問師)
5番 レフト   ジロー(復讐屋)
6番 キャッチャー重松(刑事)
7番 サード   佐伯(美容整形クリニック院長兼死体屋)
8番 ショート  林(中国人の殺し屋)
9番 ピッチャー 斉藤(元殺人請負会社の社員)
監督は殺人の仲介屋で、マネージャーは復讐屋の助手の小学生・・・。

しかし・・・、
正体を知ってしまったら、試合するの躊躇しちゃうかも!?{/netabare}

【第5話】
次章スタート回。
猿渡&新田VS豚骨ラーメンズの構図になるのかな?

【第6話】
なんか、野球やってるし・・・。
笑う所なんだろうなぁ(笑)

【第7話】
榎田くんが狙われることに・・・。
広いようで狭い世界・・・。

【第8話】
榎田くん、キレキレ!
さすが、お坊ちゃま!(笑)

【第9話】
女装殺し屋さんの過去話。
女装殺し屋さんに危機が迫る。

【第10話】
博多の街が色々と賑やかになってきた。
女装殺し屋VS元親友VSサブマリン忍者の様相か?
まあ、にわか侍は確実に絡んでくるんだろうけど・・・。

リンちゃんの家出が、あっさり未遂に終わったのが面白かった。
やはり、広いようで狭い世界だ。

【第11話】
女装殺し屋VS元親友の物語が少しずつ動き始める。

【第12話】
「博多豚骨ラーメンズ」全員集合!
やっぱりラストはこうじゃないと!

{/netabare}

投稿 : 2024/03/16
♥ : 22

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

犯罪の街「博多」で繰り広げられる男たちの生きざまをハードに描くサスペンスストーリー

2018年放送中のテレビアニメ まあ12話でしょう

原作 木崎ちあき 監督 安田賢司 構成 ヤスカワショウゴ 制作 サテライト

KADOKAWAメディアワークス文庫から刊行されている小説が原作

殺し屋が人口の3%を占めると言うハードボイルドシティ博多を舞台にした、
裏稼業の男たちの群像劇。

馬場善治 CV小野大輔 馬場探偵事務所の経営者 表向きは探偵
林憲明(リンシェンミン) CV梶裕貴 女装の殺し屋
斉藤 CV小林裕介 新米でやる気のない殺し屋

男だらけのハードな社会、女は犯されるか殺されるかって殺伐としてますが、
シェンミンが美人女子高生風なのでその分だけは華やかです。
女装は趣味だそうですのでホモでしょうね。

異常能力とか一切登場しない割に目を離せない展開ですね。今のところ。

3話視聴。シェンミンの女子学生風の服が血で汚れたので勝負服にお着替え。
普段着はどんなファッションなのかも気になります。
4話視聴。シェンミンと馬場がガチホモっぽい展開。
と思ったら、野球チームが「博多豚骨ラーメンズ」!?
5話視聴
シェンミンの服が同じ??
どういうことですか?穴が開いて血だらけになったはずなのに。
同じ服をたくさん持っているということなんですか?
服をたくさん買い出ししたはずなのに、遠出でも同じ服。
サリーちゃんならともかく、女装趣味の貧乏でもない男がこんなことでは、
B級からC級にランク落ちですね。

全体的に安易な展開が目立ちますが、作者が飽きてきたのでしょうか?
博多シティ、殺し屋稼業、草野球、この要素が繋がっていないような気がします。
ありがちな物語を適当につなげたような雑な作品の印象です。

キャラの掘り下げも特に驚きはなくありがち。
せっかくの萌えそうな女装主人公もつまらない扱いでしたね。
女性登場人物が少ない分、もっと繊細に描かないと人気は出ません。
かと言って女性に人気が出そうなカッコイイ男性キャラが多いとも思えず、
誰得作品に思えてしまいました。
この作品に描かれた博多シティがリアルであればなじみのある人には価値ある作品になるかもしれません。
行ったことが無いので分かりませんが、
この作品から博多の魅力が溢れていたとは感じられないです。

楽しんだ人も多いようなので、好みによるのかもしれませんが、
作品自体はあまり手間がかかっているようには見えませんでした。
やる気のないサテライトですが、
私も「長門有希ちゃん」が好きだったので、この作品が好きだという人の気持ちもわかります。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 41

62.8 2 2018年度の探偵アニメランキング2位
京都寺町三条のホームズ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (200)
730人が棚に入れました
「京都寺町三条のホームズ」は京都の小さな骨董品店でアルバイトを始めた女子高生・真城葵が、その骨董品店のオーナーの孫で、周囲から“寺町三条のホームズ”と呼ばれている青年・家頭清貴と、骨董品にまつわる奇妙な依頼を解決していくライトミステリー。

声優・キャラクター
富田美憂、石川界人、木村良平、遊佐浩二、小林沙苗、小山力也、上田燿司、木下鈴奈、堀江由衣

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

超高校級の鑑定士(笑)

……それは違うよ!

原作はエブリスタ掲載→商業出版ということで、これは『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』と似たようなコースですね。ただし出版レーベルは『櫻子さん~』が角川文庫なのに対して、こちらは双葉文庫です。

原作は読んでないのでわかりませんが、アニメの方は事件が起こっても視聴者に本気で推理させるつもりはほとんどない「なんちゃってミステリー」といった感じの作品です。

とりあえず人は死にません。流血やグロいシーンが苦手な方にも安心です。

埼玉県の大宮から引っ越してきた女子高生の真城葵(ましろ あおい)が、第1話でのいきさつをきっかけに「蔵」という骨董屋で働く家頭清貴(やがしら きよたか: 通称「ホームズ」)知り合いアルバイトとして働くようになり、鑑定士見習いであり名推理を発揮することでも周囲に知られているホームズと一緒に様々な依頼や事件と関わるといった感じのお話です。

そこに葵ちゃんやホームズ絡みの軽めの恋愛っぽいエピソードがついてくる感じですかね。たぶん作品傾向的には女性向け。そのあたりを反映してか、キャラクターデザインもちょっと少女漫画っぽい感じになっていますね。

作中での依頼や事件などのいくつかには、ホームズのライバルポジションっぽい円生(えんしょう)という人物が関わってきて対決っぽいストーリーになることもあります。

具体的に計画は聞いていませんが、作風的には実写ドラマ化などもいけそうな感じのお話ですね。

「超高校級の鑑定士」ですが、葵ちゃんがアニメ終盤でいつのまにか楽焼(らくやき)に関してプロ並みに鑑定できるようになっていたのでふざけてレビュータイトルにしてみました(笑)。

でもただの女子高生がそこまで鑑定できるようになったら、凄いぞ…!

投稿 : 2024/03/16
♥ : 33

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

悪くはないんだけどね・・・

原作未読。
個人的にはこういった話は好きな方なんですが・・・。「氷菓」「ゴーストハント」「ハルチカ」的な日常の中のちょっとした不思議や事件みたいなものを主人公達が依頼を受けて解決していくスタイル。人の心の部分を照らすものが多いかな。うーーん、せっかく京都が舞台だし、骨董品(数奇物)を題材にしているんで京アニさんやJCさん、PAさんあたりが背景や表情なんかにつっこんだ感じで制作してたら結構化けた可能性はあるんじゃないかと思ったり・・・。風情が足りんのよ。作品全体にね。


私のツボ:ほんま乱暴なお人やで

投稿 : 2024/03/16
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

いけず!?成分が足りない

2018.08.05記


原作未読。

京都+推理+骨董品+それとイケメン

けっこうひっかかりのありそうな感じはします。
ほぼ1話完結の推理物なのですが、謎解きが浅くミステリものとして微妙。
ではキャラや設定(京都とか骨董)でうまいことお茶を濁せるかというとこちらも消化不良な印象です。

京都の中心部が舞台でそれ相応の描写はもちろんあり、興味を引く要素はあります。京都舞台に関心があって、謎解きはエッセンスくらいであくまでライトにさらっと観たいという気質の方には合うかもしれません。

4話までやってきました。{netabare}葵のトラウマエピソードの一応の決着があり、おそらく葵と清貴とのくっつくかどうかのラブコメ展開が今後続くと予想されますが、{/netabare}ここに至るまでの導入部分に特に惹きつける要素がないため、撤退します。

どうせ「いけず」だったら性別は違えど、ちはやふるの若宮詩暢ばりの突き抜けたキャラ設定にするとか、清貴役に京都出身の声優さんあてるとかこだわりが見られれば楽しめたかもですが、、、



-----
2019.02.27追記
《配点を修正》


原作はそこそこ人気ということで、活字に合うというのは言われて納得かも。

ヒロイン役の富田美憂さん。気がつけば、18年秋『となりの吸血鬼さん』、19年冬『荒野のコトブキ飛行隊』と続けて出演作品を観てますね。それ言ったら石川界人さんもそうです。富田さんを認知した記念すべき作品としておきます。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 31

69.5 3 2018年度の探偵アニメランキング3位
文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(アニメ映画)

2018年3月3日
★★★★☆ 3.7 (70)
450人が棚に入れました
中島敦、太宰治、芥川龍之介といった文豪と同じ名前を持つキャラクターたちが、それぞれの文豪にちなんだ異能力を使って戦う姿を描いたバトルアクション。原作・朝霧カフカ、作画・春河35による同名コミックを、「STAR DRIVER 輝きのタクト」などを手がけた監督・五十嵐卓哉×脚本・榎戸洋司×アニメーション制作・ボンズのタッグがアニメ化。2016年に2クールが放送されたテレビアニメに続く劇場版で、原作者協力によるオリジナルストーリーが展開する。ヨコハマの裏社会で巻き起こった「龍頭抗争」から6年後、不可解な「霧」の中で異能力者が自らの力を用いて命を断つという事件が世界各国で発生。内務省異能特務課は、この事件を「異能力者連続自殺事件」と命名し、武装探偵社に、関与が疑われる謎の異能力者・澁澤龍彦の確保を依頼するが、時を同じくして太宰が消息を絶ってしまう。

声優・キャラクター
上村祐翔、宮野真守、小野賢章、谷山紀章、諸星すみれ、細谷佳正、神谷浩史、豊永利行、花倉洸幸、嶋村侑、小見川千明、小山力也、宮本充、雨宮天、諏訪部順一、福山潤、石田彰、中井和哉

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ボンズ劇場版。珍しく予想を裏切る。

ボンズの劇場版は作画ばかりが先行し、話創りが微妙…。
という印象を持っていますが、今作は予想外でした。

TVシリーズ同様、原作者とスタッフで、練りながら
6年前の龍頭抗争という一つの事件も
映像化されている所はファンには眉唾物。

今作は、敦/太宰/鏡花/芥川/中也/フョードル/澁澤
が前面に出ていて、その他のTVシリーズキャラクター達は
台詞がほとんどありません。
国木田のみ多少の出番はありますが。

善人として振る舞う敦への生きるという事、
異能を持つ事の再自覚と試練。

鏡花の亡くなった親。そして人を殺す事に特化した異能。

収集家である今回の最大の敵、澁澤。
今後3期で関わると思われるフョードルの暗躍。

二人と共謀しているのか?織田作との誓い故に
演じているのか?原作同様、飄々と動く太宰。

文スト好きが楽しむのはこの辺りだと思います。
個人的には鏡花ちゃん好きにはえらくヒロインしてて嬉しい。

映画館で4度ほど視聴後、4DX版も1度視聴。
先行上映と舞台挨拶では人もそれ程入っていませんでしたが、
一般上映では、大勢の人が観ていた印象。
その後、上映館がかなり増加してます。
「ボンズ作品で人が入っている…。」
意外でした。ボンズ好きとしては嬉しく思います。
※その後のヒロアカもお子さんが多くて(笑)

共興収入も5億を突破。(明らかに特典商法してますが)
実は深夜放送のアニメタイトルという括りでは
今年現在、上位に食い込む売上。

BDを予約し、発売日を仕事しながらまだかまだかと
待ってます。90分の中に映像と物語が凝縮されていますので、
見逃した方もテレビシリーズを観ているなら、
観てみても損はないかと思われます。
更に興味が湧けば、実際の文豪の作品にも
色々触れてみると、このシリーズは一種のファンタジー。
娯楽を追求した作品だという事が理解でき
より深く楽しめると思います(笑)

投稿 : 2024/03/16
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「異能力者連続自殺事件」の真相とは…!?

この作品は、文豪ストレイドッグス2期の続編…で良いと思います。
「夜叉白雪」を能力に持つ泉鏡花が、武装探偵社に正式な社員として迎え入れられていたので…

登場人物に対する説明は一切無し…
ポートマフィアや武装探偵社がどの様な組織なのか、くらいの紹介はありますが、基本的にこの作品の設定を熟知しているのが前提になっています。
従って、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

今回の事件もヨコハマを未曾有の危機に陥れます。
事の発端は世界各国で突如霧が発生したこと…
そしてその霧が発生すると、何故か異能力者が自らの命を絶つ事件が併発していたんです。

もちろん、偶然の可能性だって否定できません。
ですが、被害件数が3桁にもなると、もう偶然では説明できません。
何らかの陰謀が蠢いていると考えて差し支えないと思います。

そして霧の次のターゲットはヨコハマ…手がかりがほぼ皆無である中、物語が動いていきます。

この霧…相当やっかいでした。
街が霧に包まれると、辺りの状況が一変していました。
それは凡そ私たちが目にすることのできない状況だったと思います。

そんな中、内務省異能特務課から武装探偵社への依頼は「首謀者の排除」だったんです。
「排除」って決して穏やかな言葉では無いと思います。
完走して振り返ってみると、この「排除」の二文字が物語の中で重要なキーワードになっていた気がします。

人の命の重さを知らない訳ではありません。
ですが、全てが武装探偵社に寄り添う発想だけではないんです。
武装探偵社の真逆を突っ走っているポートマフィア…
言葉の重さの意味からして異なる間柄なんです。

でも、霧の中では組織の形は何の意味もありません。
そもそも霧の中じゃなかったとしても何の意味もなかったかも…
それは自分が寄り添う結果にしか過ぎないのだから…

自分自信の矜持がどれほど大切なのか…教えてくれる作品だと思います。
「覚悟」とは何か?
「身を挺する」とはどういう状況を意味するのか?
人はそれぞれ「己のやるべき事」を見つけ、それに注力できるのか?

人は一人では生きていけません。
でも、自分しかできないこと…自分しか進めない道もあるのです。
そして時には、それを選択しなければならない。

自分の殻を破るため…
弱い気持ちから脱却するため…

どうして人は頑張れるのか…
こんな当たり前を、この作風ならではのテイストで教えてくれる作品です。

それともう1点…
本作で泉鏡花は本当の意味で探偵社の社員になったと思います。
これまで見られなかった様々な彼女の顔を見ることができるのですが、個人的にはラストで見せてくれた表情がお気に入りだったかな…^^

そんな泉鏡花を演じているのが諸星すみれさんなんですよね。
ここのところ、たくさんの接点を感じているのは私だけでしょうか…?
別に狙っている訳ではないんですけどね。
まぁ、これを知って視聴に俄然気合いが入ったのは言うまでもありませんけれど…

ヨコハマを未曾有の危機に陥れた「異能力者連続自殺事件」
真相は一体何だったんでしょうね?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間90分の作品でした。
そういえば、本作は「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017-2018」において、泉鏡花が「女性キャラクター賞」を受賞しているそうです。
この結果には思わず納得です。
なぜなら作中での彼女はとても魅力的でしたから…

投稿 : 2024/03/16
♥ : 4

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オリジナルストーリーですがよかった!

開始直後からアクセル全開の戦闘が入って居て気合の入れようが凄く伝わりました。
物語の時間軸はアニメ2期ラストのVSギルドから原作の次の舞台の間あたりでしょうか?
ストーリーは少し展開が早かった様に思います。
主人公のアツシを始め人気キャラ達の見せ場をしっかり取ってあるのですが、逆にあまり出番の無いキャラも多くなってしまっているのもまた感じてしまいました。
せっかくの劇場版なんで出番をもっと増やしても良かった気もします。
しかし活躍があったメンバーの過去に関わるストーリー展開も中々面白く。
太宰さん達の駆け引きも見ものでした。
最終決戦で戦った組み合わせも新鮮でした。
アニメにも原作は漫画しか知りませんが、この組み合わせはなかったので^ ^
そして、ラスト戦闘シーンの挿入歌!
相変わらず、挿入歌の入れ方が絶妙(´艸`)*
戦闘にもスピード感もあり良かったように思います。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 4

68.5 4 2018年度の探偵アニメランキング4位
レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
247人が棚に入れました
「どんなナゾもすべて解明、それが我がレイトン探偵社のモットーです。」
レイトン教授の娘「カトリーエイル・レイトン」は、しゃべる犬「シャーロ」と助手の「ノア」と一緒に「レイトン探偵社」を営み、ロンドンで起こる不思議な事件を日々、解決している。元々は、突如姿を消した父『エルシャール・レイトン』を探すという目的で始めた仕事ではあるが、奇想天外な発想によるナゾトキが徐々に話題となり、いろんな依頼が舞い込んでくるようになる。

声優・キャラクター
花澤香菜、小杉十郎太、池田恭祐、多田野曜平、山村響、今井翼

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

途中で飽きた、その謎とは!?

50話もあるからね。

40話ぐらいまでそこそこ楽しんで観てたのですが、
そこから急速に見たいとも思わなかったので最近まで放置してました。

原作ゲームにあたるレイトン教授を知らんのですが、
教授の娘さんカトリエールが主人公です。
ゲームの様にヒントを集めて謎を解決する。

カトリエール・レイトン、カトリーは巻き髪の可愛らしい人、
助手は学生のノアくん、
あと特定の人だけ会話できる犬のシャーロ。

カトリーはかわええし、普通の謎解きは面白い。

大抵、
何かが問題で困っている
→謎の正体はこれだ!
→ま、まさかお前が!!
→いえいえ、それは違います
→ま、まさかそうだったとは!!!
という流れ。

何か謎があってマイナスな感じがしたが、実はプラスだった的な平和な話。

主題、多分話数の一割ぐらいのレリックスの話があんまり楽しくはなかった。

そんな感じ。
水戸黄門的な謎解きが好きならええんでない。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 2

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

花澤香菜ファンは必見の、子供向け推理アニメ

ロンドンを舞台に、探偵のカトリーエイル・レイトン(カトリー)が様々な事件を解決していく推理アニメ。全50話。
カトリーは、ゲームなどでお馴染みのレイトン教授の娘という設定で、この作品もゲームが原作のようですが、そのあたりは知らなくても特に問題なく楽しめます。
物語は基本的に1話完結で、合間にときどきレイトン教授絡みの長いエピソードを挟んでいく感じ。日曜朝に放送されていた子供向け作品なので、探偵が主人公の推理物といっても、描かれる事件は優しいお話ばかりです。謎解きについても、かなり現実離れしたトリックが多くあるので、真剣に推理をしながら観るというタイプの作品ではありません。
この作品、個人的には話の内容自体も普通に悪くなかったと思いますが、最大の魅力はなんといってもカトリーという主人公でしょう。かわいくて有能なだけでなく、茶目っ気があるので、観ていてとても楽しいキャラでした。声を担当した花澤香菜のノリノリな演技も役柄に最高に嵌っていて、毎回お約束の決め台詞の場面などは、それを観るだけでもちょっとした満足感がありました。
その他、キャラではツッコミ役の犬のシャーロも良かったです。音楽は、OPとEDが全部で4曲あって、どれも良い曲でしたが、特に前半のOP曲と後半のED曲が好みでした。作画は、背景画が綺麗で観やすかったです。
最後まで観終わって、とても安心して楽しめる作品でした。あと、花澤香菜ファンの人は必見ですね。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 2

あんこもち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ただの謎解きアニメにあらず!

有名なゲームシリーズが元になっている謎解きアニメ。
毎回カトリーに挑戦しているような気分で謎解きを楽しめます!
話数が進むにつれて難易度もアップしていっているように私は感じ、最後の方は中々解けなかったです…泣
謎解きアニメですが登場人物達の心情等も丁寧に描かれており、ストーリー自体もとても楽しむことが出来ました( *´艸`)
中々無い全50話4クールの物語。物語に厚みもあり、お勧めの作品です♪

投稿 : 2024/03/16
♥ : 2
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