早川正おすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの早川正成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月16日の時点で一番の早川正おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

51.5 1 早川正アニメランキング1位
ギャラクシーエンジェる~ん(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (51)
285人が棚に入れました
自首を決意した宇宙犯罪者・ガレットはルーンエンジェル隊の寮であるヴィラ・エンジェルに出頭するが…。

声優・キャラクター
稲村優奈、花村怜美、明坂聡美、平野綾、中山恵里奈、小林晃子

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

OPしかねえ。

やりやがったなぁあああって当時ショックで・・
要するに制作会社スタッフ変えたんですわ。
面子が新しくなったとかは問題ではない。
ケツ振りのOPだけはちょっと有名ですね。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 1

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

OPにすべてが集約されている

投稿 : 2019/12/14
♥ : 1

蒼い星 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

二匹目のドジョウは、いなかったのだ~。

アニメーション制作:サテライト
2006年10月1日 - 12月24日に放映された全13話のTVアニメ。

【概要】

はるか未来の物語。
この世界には平行宇宙が存在していて、
平行宇宙にも文明を持った人類が存在しています。

異空間と言っても良いそれぞれの宇宙は、
“絶対領域”(概念で言えばトンネル?)で繋がっていまして、
“絶対領域の扉”を開けることで行き来ができまして、
扉を開ける能力を持った唯一の存在が前作の主人公、ミルフィーユ・桜葉です。

前作の舞台である宇宙EDEN(エデン)はトランスバール皇国という銀河国家が統治していまして、
今作の舞台である宇宙NEUE(ノイエ)と友好関係にあり、
その証として作られたトランスバール市が存在しています。(租界みたいなもの?)

本作の主人公であるアプリコット・桜葉(ミルフィーユの妹)、アニス、ナノナノ、カルーア、リリィら5人の少女は、
トランスバール軍に所属しトランスバール市に駐留している特殊部隊で、通称・ルーンエンジェル隊。

各自に紋章機と呼ばれる専用の宇宙戦闘機を持ち、宇宙戦闘や治安維持がお仕事ですが、
任務に対して、いい加減でマイペースな連中揃い。
これは、彼女らの日常と活躍が描かれたSFドタバタコメディです。

アニメ版はチャランポランですが、ゲームはスペオペ+ギャルゲーです。

【感想】

株式会社ブロッコリーによるメディアミックス企画作品の アニメ版。

『ギャラクシーエンジェル』の後継的存在でありますが、
マッドハウスからサテライトに制作会社を変更したせいか、
アニメ版『ギャラクシーエンジェル』を引き継いでいなかったり、

ゲーム版『ギャラクシーエンジェルII』とはパラレル扱いでありながらも、
前作キャラが退役して今の職業がゲーム版設定を一部引き継いでいたりと、
あやふやな感じですね。

もともと、アニメの『ギャラクシーエンジェル』は4期まで好評であり、
ファンは5期を望んでいたのですが、
契約や権利関係の問題からか、そして新作ゲームの宣伝のためにか、
キャラクターもスタッフも、ほぼ総入れ替えで装いも新たにゼロからの再出発。

あ!(笑)人気のある前作とは絶対に比較されますね。
5期の代わりに、これをやるのですから『比較するな!』と言われても絶対に無理。

そしてその気の毒なアニメを手掛けたのが、岸誠二監督。
『Angel Beats!』『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』『結城友奈は勇者である』『暗殺教室』
などで、後にアニメファンから評価を得ている方ですが。

作品の舞台となるトランスバール市が日本の田舎町みたいで『(゚Д゚)ハァ?』
マッドハウス版GAの市街がSFチックだったのとは対照的です。
そこに出てくる市民も日本チックなうえにキャラデザが落書きみたいで酷くて寒い。

更に監督や脚本家が自信を持って送り出したギャグが滑る滑る。

1話目からして、パンツがどうだのブラジャーがどうだの。
後のエピソードでは○リの花の匂いだの顔に白い液体をかけるだの。

元からいたGAファンに見限られるのには十分な理由だったでしょう。

声優陣も若手の女性声優5名をアイドル路線で売りだそうとした感じですね。
2期、3期と続けば芸の幅が広がり演技に味わいが出来たのでしょうけど、
しょっぱい作画で、お色気を出そうとしても、かなり無理がありました。

ギャグアニメなので作画は本来なら二の次ですが所謂半島作画であり、作画崩れも酷かったです。
制作会社がマクロスシリーズで有名なサテライトなのでメカのCGモデリングがマトモだったのが、
なおさらコントラストとして、作画の酷さが目立ちます。

そして決定打となったのが、第7話「対決!先輩はライバる~ん」
当時はアニメファンから大顰蹙、監督のブログが炎上の末に閉鎖と凄かったですね。
厳密に言えば監督だけの責任ではないのですが、
ファンから愛され続けたエンジェル隊が作中で元祖とか亡霊とか言われた挙句に、
エンジェル隊の5人+烏丸ちとせと前作キャラを6人も出しておきながらも、
ファンの望む彼女らによるネタまみれの掛け合いがなく終わって、
『なんじゃこりゃー!』と、たまりにたまった鬱憤が監督に直撃した模様。

ファンから見ればエンジェル隊はミルフィーユ、ランファ、フォルテ、ミント、ヴァニラの5人であり、
そこにブサイクなぬいぐるみのノーマッドと昼行灯の上司である中佐が加わってこそのギャラクシーエンジェル。

『るーん?なにそれ?美味しいの?』

譲りたくない部分に油をぶっかけて点火しちゃったかな?て感じです。

なんとか最後まで観たのですがギャグを100回やって1度笑えればいいほどであり、
何度も眠くなるし頭痛もするし、拷問でした!(なら観るな!ですね…)

この物語の中心となるルーンエンジェル隊はいつも元気にはしゃぎまくってるのですが、
空回りという言葉が本当にふさわしいです。

お話を盛り上げよう…盛り上げようと頑張ってるのは伝わってきますが
売れない芸人の宴会芸を必死に見せられてるみたいで結果がついてきていません…。
アニメオリキャラのヒゲオカマとか猫の生首とかキャラ立ちしてないしデザインも酷いですし…。
ギャグに挑戦した結果がこれですが、こんなことになるぐらいならスペオペ路線でやるべきでした。

マッドハウス版『ギャラクシーエンジェル』と比較するのもおこがましい出来ですし、
比較しなくても、単純につまらない。
つまらないくせに、前作とのつながりを強調するために別物として割り切れもしない。

本当に、監督やスタッフもブロッコリーも視聴者も誰一人幸せにしなかった作品です。

『る~ん』の大炎上で地に落ちた監督が再評価されるには『瀬戸の花嫁』のアニメ放映までかかりました。
ブロッコリーからの要望で制限がかけられて手腕が発揮できなかったのか、
ハメ外しまくって失敗したのか私にはわかりませんけどね!

このアニメにも2つの良い所があります。
それは当時それなりにヒットした主題歌!

それと、サテライトが手がけたメカ作画ですね。
最終回の変形合体ロボの戦闘はサテライトの本領発揮ですが、
ギャラクシーエンジェルに求められてるのは、そこじゃない!というツッコミはありますが。

同じ監督が手がけた後年の原作付き作品に良いものが多いことから、
原作が原作として機能しない状態で監督らのオリジナルでアニメ作品を一から組み立てること、
更にはギャグモノを成功させることの難しさ。
そして、従来のマッドハウス版GAを成功に導いたスタッフは本当に凄かったな!
ということを再認識させるためだけのアニメ。

これが、『ギャラクシーエンジェる~ん』に対する結論でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 29

54.1 2 早川正アニメランキング2位
鋼鉄神ジーグ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (14)
98人が棚に入れました
『鋼鉄ジーグ』から50年後の2025年。九州全域は50年前に発生した謎のゾーンに覆われたままになっている。その九州に近い下関にハニワ幻神が再び出現した。学生ながらバイクのチャンピオンで柔道・剣道・空手・合気道などの武道にも長ける草薙剣児は鋼鉄神ジーグとなって邪魔大王国に戦いを挑む。

声優・キャラクター
小野大輔、植田佳奈、千葉進歩、兵藤まこ、上田燿司、野田順子、森夏姫、岡村明美、諏訪部順一、木村亜希子、石上裕一、松岡大介、こぶしのぶゆき

かみな~☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

鋼鉄ジーグの後編

司馬宙が邪魔大王国の妃魅禍を封印してから数十年か後のお話。
銅鐸との出会い方や修行をして強くなるという王道展開がありますがこの作品の見所はそこではありません。

前作(?)の主人公である司馬宙とミッチーの数十年ぶり再開シーンは今まで見てきたなかアニメで一番印象的かつ号泣させられました。演出に力が入っていて一見の価値ありだと思います。

夢の二大ジーグの共闘や男のロマン溢れる合体技、さらには・・・。
後半はテンポよく戦闘が進み、鋼鉄ジーグでは消化しきれなかった話をうまいこと片付けてくれます。

鋼鉄ジーグを見ていない方でも十分楽しめる内容ですし、時代や年齢を超えた愛というのが(たぶん)テーマですの愛とはなんたるかを知るためにも見て欲しいです。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 1

maimai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

おっぱいドリル

鋼鉄ジーグ(漫画版)の続編ですが、まあ前作を知らなくても問題ありません。

昔ながらのロボット物要素と現代的なデザインがバランス良く融合されており、
ダイナミック作品ではおなじみのスターシステムや熱血展開、
ハレンチ分もしっかり盛り込まれている、
1クールにも関わらず非常に完成度の高い作品です。
(G弾劾凰とかオリンシスとかジンキとか、ロボットアニメで1クールは鬼門なのです)
頭使わないロボットアニメが見たいんだよー、って人にお勧め。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 1
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

熱血の中にも巧みさがあり、とにかく楽しめる!

2007年春アニメ。全12話。
本作はバトルと人間ドラマのバランスが良く、全13話と短いながらも世界観、設定、キャラクターのどれもが丁寧に作られており、かつ明確に熱血ロボットものを描いた気持ちの良い作品です。
アニメ版ではなく漫画版鋼鉄ジーグの続編で、本作から入っても良い作りになっています。

西暦2025年、舞台は九州。
50年前に鋼鉄ジーグこと司馬宙が邪魔大王国と死闘を繰り広げた九州は、それ以来ゾーンと呼ばれる謎の空間に閉ざされています。
トップレーサーとしても活躍する高校生・草薙剣児は、ゾーンの活性化と同時に自分の住む町に出現したハニワ幻神と、なし崩しに新しい鋼鉄ジーグに搭乗して戦い、辛くも勝利します。
剣児はそのまま、幼馴染である珠城つばき、親友である美角鏡と共に、新ビルドベースに所属し邪魔大王国と戦うことに。
そして邪魔大王国との戦いの中で、ジーグのエネルギーコアである銅鐸をはじめとした様々な謎が明かされて行きます。

展開としては王道ですね。
全体的にテンポよく丁寧にストーリー展開し、描写、伏線を積み重ねていて、毎回飽きることなく見られます。

{netabare}
換装パーツを駆使した戦闘、破瑠覇(バルバ…白い虎のような姿をした古代の生物)との戦闘と共闘、さらわれたつばきの救出、剣児とつばきの絆、50年という歳月に引き裂かれた家族や恋人のドラマ、新旧主人公揃い踏み。
安定した演出と勢いのある作画を駆使して、王道の強さをこれでもかと見せてくれます。
そして終盤では銅鐸は人の思いを増幅するものと明かされ、特別な力を持つつばきと彼女を護る剣児がキーとなり、主人公側の「想い」と邪魔大王国側の「呪い」のぶつかり合いとなっていきます。

ただ、注意深く見ていくと明かされなかった謎もいくつかあり、話数的な問題であえて語らなかった部分はある様子。
勢いに任せて細かい説明がなかったりもするので、そういう所が許容出来ないと辛いかもしれません。
最初からある程度の展開は決めてあったとは感じるのですが、DVDのブックレットには「テーマは決まっていたけど細かい描き方などは作りながら決めていった」とあり、そのためかラスト12~13話が詰め込み気味になっている印象でかなり残念でした。それでも最終回のラストで、余韻は味わえるよう演出やモノローグで工夫はされています。
また、伏線の張り方や情報の出し方がちょっとわかり難く、謎が明かされる回はセリフでの説明が多いせいもあって超展開と感じる人もいるかもしれません。
敵である邪魔大王国には救いが無く、そこが引っかかるという人もいるようです。共存を模索したが叶わなかったという台詞はあり、またそれ以上に妃魅禍は戦いを快楽と考えており、互いに平行線であった事は想像できます。
「現代的なリアルな設定でストーリーに影を落としたくない」「熱血ロボットものを貫きたい」という考えが製作側にあったとシリーズ構成のインタビューにはあり、それが影響しているのでしょう。

BGMはクラシック調で素晴らしく、私はかなり好きです。平野義久さんの楽曲に出会ったのはこの作品でした。
ただ音楽の使い方は効果的だと思う部分もあれば、せわしなく感じる所もありました。挿入歌も全体的に多すぎて、もっとポイントを絞って使って欲しかったなあ。(マッハドリル回はあれが良いんですけどw)
キャスティングはとても好きですね。老婆である美和や敵ボスの妃魅禍に高めの声というのが意外なのに嵌っていて楽しいです。


キャラクターも王道ですが、本作特有の工夫もありました。
特に剣児と鏡は個人的にとても好きなキャラです。

剣児はつばきを守るとなると全力です(まあいつも猪突猛進ですが)。
馬鹿で助平でしょうのない所もあり、第6話のマッハドリル特訓回ではそれが思いっきり押し出されてます。そしてビルドベースの人間関係では最底辺で、とにかくいじられまくるw
しかし正義感も強く、人命第一の姿勢が一貫していて、第一話ではつばきとつばきの祖母・美和を助けようとしたり、第八話で「人間の心配より銅鐸の心配ばっかりじゃねえか!皆どうかしてるぜ」と周囲を非難したり、良いヤツで好きですね。
人への気遣いや思いやりもかなり見られました。

鏡はライバルポジションかと思いきや実は古代地球に移住してきた異星人で、剣児にとっては叔父にあたります。
ちょっとわかりにくいですが伏線は張ってあり、剣児に対して叔父らしい振る舞いも結構見られて面白いですね。剣児とつばきを見守る姿に和みます。
そりゃあ姉の忘れ形見の甥っ子がああも元気に良いヤツに育っていれば嬉しくもなりますよw
初見で千葉進歩さんの演技に落ち着きと、少しだけ渋さを感じたのはこのキャラクター設定だったからかも。

旧主人公の宙は鏡の退場後うまく兄貴ポジションにはまり、落ち着いたキャラクターで剣児をフォローし、自身と家族や美和とのドラマを展開。12話までジーグへの変身を遅らせる事で剣児を食うこともなく、絶妙な位置に収まりました。
このあたりはファンからも概ね好評のようです。監督は旧主人公の「強さ」をよく理解していて、このバランスにはかなり気を使っています。

ちなみに、DVDのブックレットによると美和は神社を守るために姓を変えたもので、つばきとは血縁関係はないとのこと。製作側が人目につくところで公表していないのか、勘違いしてる人が多いようです;


個人的にとても評価しているのが、ストーリー上無駄な回はひとつもなかったこと。息抜き回でも次の話に繋がる要素を必ず入れています。
その中で私の印象に強く残っているのが第5話「無我夢中? 恐るべし、邪魔大王国の罠」。
ストーリー上のキーポイントになる話で、脚本はシリーズ構成の早川正さん、演出は川越淳監督、作画監督はキャラデザの菊池晃さん(忙しさからかバトルパートのみですが)というまさしく最重要回の顔ぶれ。この組み合わせ、他には第1話しかありませんでした。
前半ではシーサーか狛犬のようなハニワ幻神・罵玖羅(バクラ)の特殊な能力で皆の記憶が混じりあった世界に入ってしまうのですが、ここで重要な伏線を張ったり、各キャラの過去を知ることができたりと後半のストーリーに影響する情報も入れつつ、他の回にはないトリッキーさが面白い。そして剣児の記憶の中のある人物の言葉が、この話のラストに余韻をのこします。
脚本も演出も巧みで的確、なかなか味わいのあるエピソードに仕上がっています。作品全体がパワフルで熱血なので、かえってインパクトがあるんですよね。
そして後半では破瑠覇が初めて顔見せしバトルとなり、これまた菊池さんの作画と監督の演出が素晴らしい!一粒で二度おいしい回でした。


美術デザインも秀逸で、不透明水彩風でとても綺麗です。
自然の風景も好きですが、特に終盤に出てくる天岩戸の千本鳥居が好きですね。

ロボットバトルはとにかく格闘・近接戦闘に特化し、プロレス的な動きが多いです。
送り込まれてくるハニワ幻神はバリエーション豊富で、ジーグ側も色んなタイプの換装パーツで撃退しますが、それぞれ魅せ方が上手で、特撮や昔ながらのロボットものが好きな人は馴染んだ感覚で楽しめるかと。
各パーツ装備のジーグは、デザイン画で見るとカッコ悪いのに動くとやたら格好良かったりして、手描きアニメの強みも堪能できるんじゃないでしょうか。
永井豪先生の作風を色濃く受け継ぎながらも、デザインやアイディア、演出で新しい時代性にも比較的対応していると思います。{/netabare}


全体としては、ストーリーやキャラクター、人間関係に嫌な印象がほとんど無く、スタッフの「王道ロボットものを貫こう」という作品作りは成功しています。
脚本、演出、作画は基本的には標準以上の出来だったと言って良いかと思います。

詰めの甘い部分はいくつかありますが、とにかく楽しめる作品です。スカッとしたロボットものが見たい人におすすめですね。
(2015.7.16)

投稿 : 2019/12/14
♥ : 7

60.4 3 早川正アニメランキング3位
マジンカイザーSKL(OVA)

2011年1月28日
★★★★☆ 3.6 (33)
109人が棚に入れました
はるかな未来──太平洋上の奇械島では、本能的に戦いを求める者たちが死闘を繰り広げていた。そこに現れた漆黒の巨大ロボットは、身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく。禍々しくも雄雄しいその勇姿!その巨大ロボットをある者は魔神、ある者はカイザーと呼んだ!!
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

人を選ぶけど面白い

とにかくバトルの熱さと、キャラクターの個性を楽しむのが第一なアニメです。
メインパイロットの交代により、荒っぽい格闘と華麗なガンカタを行うのが見所で、新しい印象のマジンカイザーとなっています。
甲児君主人公のいつものマジンガー作品を知っている人は少し驚くかもしれません。
基本的には永井作品らしくバイオレンス(監督曰く「R指定にならない程度にはやっちゃおう」)やロボットアクションが好きな人、細けえこたあいいんだよ!という人向けです。

戦闘シーンの構図やカメラワークも良く、特にロボットの魅せ方には長くダイナミック作品を手掛けてきた川越淳監督やスタッフの実力を感じます。
OPの演出やカット割にも工夫がこらされ、OPだけでも見る価値があります。

{netabare}
遠い未来、世界的な大戦によって荒廃した世界。
重力炉崩壊を阻止するため、WSO(国連みたいな組織)から重力炉のある奇械島へ派遣されるSKL(正式名称は出ず、主にカイザーとしか呼ばれませんが)
奇械島では長く八稜郭軍、キバ軍、ガラン軍の三つ巴の戦いが続いており、そこにカイザーのパイロットである海動と真上、そして重力炉停止の役目を負った技官・由木が飛び込み、物語が動き始めます。


第一話ではカイザーの無双、第二話では精神的に追い詰められた敗北、第三話で武装解禁したカイザーが命がけで重力炉を停止。
その中で海動と真上、そして由木はチームとしてお互いに信頼を増して行きます。
ストーリー的にはこの二つが柱としてあり、キャラクター描写も含めて展開します。
私はキャラクターとOPを最初に好きになりましたが、簡潔なストーリーながら全三話(正味一時間半弱)で無理なく展開していくのが一番いい所だと思います。

ただ、尺の短さとバトルシーン重視のために視覚的な情報が詰め込み気味で、息つく所もあまりないため、一度で全体像を掴みにくい印象です。
敵も味方も戦闘するキャラクターは暴力的で、バイオレンスな世界観でもあり、視聴者の想像に任されている部分もかなりあるため人を選ぶと思います。

キャラクターはわかりやすい性格が多いですが同時に二面性も感じられるように描かれていて、薄っぺらくならないバランスの良さがあります。
どのキャラクターも感情と行動が先にあり、セリフは少なく、「生きている」という印象を与えます。

配役もキャラクターの魅力を広げています。
例えばヒロインの由木は、若く経験不足ながら優秀で度胸のある女性軍人で、早見沙織さんの声質と溌剌とした演技がとてもよく合っていました。

キャラクターデザインには永井先生の絵柄の面影はありません。デザイン画だけ見ると線が細く淡白な印象も受けるのですが、動くとパワフルで泥臭く血生臭く、ダイナミック作品の空気は健在です。
{/netabare}

個人的に面白いと感じたのは、OP曲にメタルで有名なラウドネスを起用したり、SFアクション映画「リベリオン」からガンカタをオマージュしたりと、作品の世界観に合わせ、アニメに縁の薄いものを演出に持ち込んでいること。
アニメとしての表現を逸脱せず、上手なバランスで組み込まれているため、世界観にを持たせることができていると思います。

マジンガーにあまり触れた事のない人には特に良いかもしれません。
こういう勢いがあって難しい要素のないロボットもの、また見たいですね。


2015年6月22日追記
他の方と比較して星評価が低めだったので、本文と一緒に修正しました。
新しく投稿した「グレネーダー~ほほえみの閃士~」のレビューの最後に、映画「リベリオン」とグレネーダー、SKLを見て思ったことを少し載せました。ガンカタ繋がりですね。
興味があればどうぞ。

2016年10月6日追記
【ヒロインについて】
大分前のことになりますが、2000年以降のマジンガー関連アニメ作品のファンブック『魔神大戦21』の早川さんの書いた前日譚を読んでいて由木について感じた事があったので。
ネタバレ注意。
{netabare}

状況的に新展開は望み薄ですので書いてしまいますが、ヒロインである由木は女性型パートナーロボットのパイロットというダイナミック作品のお約束を守りながら、現代的な要素を取り入れたキャラクターでもあります。

世界観や設定についてOVAのみで把握する事は出来ないので簡単に説明すると、この世界ではカイザーはじめ一部のロボットは発掘されるもので、昔の大戦によって世界は荒廃し、兵器の開発・管理などの技術体系も失われています。発掘された物品や残された情報から手探りで技術を解明していくしかないため、扱いを間違えると悲惨な状況を招きかねない世界です。

由木は優秀な技術者で、将来的に技術を安全運用していく方法を模索したいと考えており、その人格と技能を買われてカイザーの開発主任に抜擢されました。
由木はカイザーという危険極まりないロボット兵器の整備責任者でもあり、チームで行動するときには海動・真上の手綱を取る司令官でもあり、カイザーのリミッター解除に不可欠な女性型ロボット・ウイングルのパイロットでもあります。
永井豪先生との打ち合わせの際「今のロボットはバックアップがないとだめ」というようなお話があったそうで、軍事運用や海動・真上のサポート役という意味でも由木の立ち位置は重要です。

こう書くと設定的にかなり盛られている印象もあるのですがw
海動・真上という強烈なキャラクターに振り回されつつも、この二人に一目置かれ、なんとか言うことを聞いてもらえるバランスで上手く調整してあります。
現代的なキャリアウーマンの要素も少し入ってるかも。

恋愛要素なし・戦闘面で強者というような要素もなしで、世界観に合わせて女性キャラクターに大きな役割を持たせられていることに感心させられました。

余談ですが、由木にはデビルマンの美樹の要素も少し入っています。
由木は技能と理想で作品のテーマの一つを担い、美樹は存在そのものが作品の結末を決めるキーパーソン。そういう対比も面白いですね。{/netabare}

投稿 : 2019/12/14
♥ : 6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「俺たちが、地獄だ!!」

はるかな未来
太平洋上の奇械島では
本能的に戦いを求める者たちが死闘を繰り広げていた
そこに現れた漆黒の巨大ロボットは
身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく
禍々しくも雄雄しいその勇姿!その巨大ロボットをある者は「魔神」
ある者は「カイザー」と呼んだ


~感想~
OVA 全3話
「マジンカイザー」シリーズのひとつ
前作シリーズと設定上の繋がりはなく
主役ロボ・マジンカイザーのデザインや主要なキャラクターなど
ほぼ全てがオリジナルとなっている

「マジンカイザー」シリーズ初視聴になります


とにかく分かりやすく主人公海動剣・真上 遼は
立ちはだかる敵は全員ぶっ殺す!といった感じで単純です

主人公2人はキャラデザイン・性格などそっくりで
双子かと思うほどだったのでもっと違いが分かるほうが
観やすくてよかったです

「俺達に大義名分はない戦いたいから戦う」
「俺達が地獄だ!!」
と言ってるだけあって
マジンカイザーSKLの地獄っぷりを見せ付けるだけの内容になってます
そして全3話と尺が足りないがために
ストーリーが急展開の連続となる場面が多く
あまり落ち着いて観ていられないのと
キャラも全体的に感情移入がとてもしづらいことが残念です

投稿 : 2019/12/14
♥ : 3

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

OVA作品です。

OVA作品ということで、全3話と短いです。

話の内容的にはわかりやすく作られている方だと思います。


あと熱いですね。
でも世界観はマジンガーとは全くの別物でした。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 1

計測不能 4 早川正アニメランキング4位
トランスフォーマー カーロボット(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (2)
62人が棚に入れました
舞台は2000年の地球。パレードに沸くニューヨーク市民の眼前で高層ビルを打ち抜き現れたのはデストロンガー首領・ギガトロンと彼が率いる軍勢だった。そこに立ちふさがったのは次元パトロール隊の司令官・ファイヤーコンボイ。
この日を境に、地球はサイバトロン対デストロンガーの戦乱の渦に巻き込まれていくことになる。

声優・キャラクター
橋本さとし、芝原雅博、近藤孝行、パンチユーホー、コビヤマ洋一、KONTA、内藤玲、いまむらのりお、高橋広樹、いずみ尚、竹本英史、又村奈緒美、木村亜希子、樋口智恵子

計測不能 5 早川正アニメランキング5位
イース(OVA)

1989年11月21日
★★★☆☆ 2.9 (5)
31人が棚に入れました
日本ファルコムのアクションロールプレイングゲームである〈イースシリーズ〉を原作としたOVA作品。
冒険にあこがれる少年、アドル=クリスティンのエステリアでの冒険を描く。

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

半キャラずらしでお馴染みの (古

昔のRPG「イース」をOVA化した作品です
1部と2部から出来ていて、1部7話、2部4話です

ゲームはさすがにやったことないのですが、何となく世界観はわかります
剣と魔法、敵は魔族で自身は勇者、ラスボスもちゃんといて・・とオーソドックスなファンタジーです
しかし!つまらなくもなく安心して見れると言うか、小難しい事は何もありません

ただやはり89年~93年の作品なので作画はそれなり

ロードス島戦記とかが好きな人はイースも普通に見れると思います。

投稿 : 2019/12/14
♥ : 28
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