東京でショートアニメなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの東京でショートアニメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の東京でショートアニメなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.7 1 東京でショートアニメなアニメランキング1位
でーじミーツガール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (85)
229人が棚に入れました
夏、沖縄。ひと夏の“でーじ”な出会いー。これは毎週90秒の、ちょっと不思議なものがたり。沖縄の高校一年生・比嘉舞星(ひがまいせ)は、家業のホテルでフロント係のアルバイトをしながら、だらだら夏休みを過ごしていた。ある日、東京から一人の宿泊客がやってくる。そのワケアリな男の名は、すずきいちろう(?)。すずきが来てから、ホテルの中でおかしなことが…。部屋を泳ぎ回る魚たち。ホテルの天井を突き破る巨大なガジュマルの木。二人の間に突如巻き起こる不思議な出来事とはー?監督は新海誠作品にも初期から携わる、演出家アニメーターの田澤潮。キャラクター原案・脚本は沖縄出身で、DAOKOのアニメMVキャラ原案をはじめ、漫画や書籍・音楽関係のイラストなど、幅広いジャンルで活躍する丸紅茜。気鋭のクリエイターの出会いが紡ぎだす、“新感覚”ショートアニメ、できました。※でーじ=沖縄の言葉で、「とても」や「大変」といった意味

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

でーじなこと心のこと

アニメーション制作:ライデンフィルム
監督・キャラクターデザイン:田澤 潮、
キャラクター原案・シリーズ構成:丸紅 茜
方言指導:儀武ゆう子、音楽:中村博

秋クールでは屈指の作品だった『ブルーピリオド』。
私の住んでいる地方では、放映後にこの作品が放映されていたため、
濃厚な芸大受験の世界観の後に、のんびりした沖縄の風景を
見せられてもあまり入ってこないのが正直なところだった。
それに分かりやすい話でもないのに
1話が90秒で1週間空いてしまうと、
何となく観ているだけという状態になってしまった。

でも、気になる作品ではあった。
ひとつは、アニメーションというより
漫画のような絵のタッチだったこと。
もうひとつは、主人公・比嘉舞星の声と方言が
妙に耳に残ったことだった。

絵については、少しにじんだような色も
魅力的で沖縄の風景となじんでいた。
また、比嘉舞星の声が可愛くて、
ショートアニメということで、
どこかの新人声優さんかと思ったら、
安野希世乃だったのにも驚いた。
冴えカノの加藤恵役で知られおり、
個人的には、声の作り方があまり好みではないが、
今回はとても魅力的に感じた。

そして、改めて全話を通して観ると、
とてもよくできている。
沖縄のホテルを舞台にして
「でーじ」なことが起こるわけだが、
その想像力に好感が持てる。
短い時間のなかで人の「心」をしっかり表現し、
美しい世界観を構築している。

また、方言のイントネーションが
自然なのも美点。
インタビューで読んだが、沖縄出身の原作者が
演出も行っているということもあり、
方言指導者とともに、入念な訓練が行われたそうだ。
この方言の魅力は、クドカンの『あまちゃん』を
彷彿とさせるほどだった。

『あまちゃん』では「じぇじぇじぇ」がポイントなら
『でーじミーツ・ガール』は「でーじ」となる。

「でーじ」とは

大変
大ごと
とても

という意味に加え、感嘆詞的な使用や、
相槌を打つようにして、
より優れていること、
上位の意味で多くの場面で使われる、
沖縄という風土をよく表す言葉だそうだ。
説明をいろいろ読んでも、
その土地の人の言葉に実際にふれてみないと
完全には理解しきれない気がする。

すずきいちろうが胸のうちで大切にしているもの。
それを天真爛漫な比嘉舞星と一緒に
追体験できる構成になっており、
人の想いや感情が短い時間のなかで、
沖縄の景観のなかに溶けていく。

個人的に沖縄はずっと昔に訪れる計画を立てていながら、
結局は行けずじまいになってしまった土地だ。
この作品は、そのときの憧れの感情を
呼び覚ましてくれた。
(2022年1月2日初投稿)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一服の清涼剤

一夏の“でーじ”な出会いと出来事が、とってもポップで温かい絵柄で描かれてゆく。
リアルでは、寂しくて長い夏がやっと終わりを告げた訳であるが、そんな季節の変わり目にぴったりな作品である。

『白い砂のアクアトープ』のような、しっかりしたストーリーがあるわけではないようだ。
かと言って、『海獣の子供』のような、厨二展開が待ち受けている風もない。

毒にも薬にもならぬ、プラセボが如き“一服の清涼剤”のようなショートアニメであれば嬉しいな。

『おくたまのまじょ』の丸紅茜さんが原案と脚本を、監督は、新海作品で作画監督を務めた田澤潮氏だそうだ。

楽しみである。
                            (2021/10/08)
(観終わって)
とても清々しい気分にさせてくれた作品であった。
あまりにも短い本編に、戸惑う向きもあるかも…。
ただ、それがまた良い。
潔く、そして一枚の絵が、力強く、そして能天気に、何より“うちなーぐち”で語り掛けてくる心地よさ。
そう、沖縄の光と風を感じるのである。
舞星ちゃんでなくても「しに ふらー」(まじ バカ)と罵りたくなるような昨今のドタバタ。
この「やっけー」(厄介)な状況と、傷ついた『石敢當』(いしがんとう)をさり気なくリンクさせた脚本に、これまた拍手である。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

でーじの宿であなたと出会い

ショートアニメ ※ショートものはデフォルト評価3.5点で統一


1話90秒×12でございます。
リアタイだと私の居住地域では『ブルーピリオド』のバーター。尺からしてちょっと長めの予告編みてるのと変わらずで駆け足なのとそもそも各話がブツ切りだったりもしてリアタイには向きません。
全12話終了後のまとめ一挙放送『30分まるごとでーじミーツガールSP!』でやっとこ理解できました。一気推奨です。

中身には触れませんが強いてなら↓

{netabare}不調のトンネルでもがいてた青年すずきいちろうの打ち返した打球がでーじの森…じゃなかった林の横をすり抜けたかどうかってところでフィナーレを迎えるお話です。
たぶんセンター前に落ちるんだろうなぁ、とハッピーエンドを予感させての結末は視聴後感が良い。{/netabare}

おすすめポイントはヒロイン役の安野さんも触れてましたが画でしょうか。
イラストをそのまま動かしたような独特な風合いを楽しむだけでも元が取れる18分と言えそうです。



※ネタバレ所感

■あちゃー

すずきいちろうの沖縄逃避行の原因が↓
{netabare}新型ウィルス流行による公演中止/延期に端を発した仲間とのすれ違い…というのがやるせない。
実際、小中高だと修学旅行や運動会/文化祭の中止や規模縮小もそうだし、大学1,2年生時のゴールデンタイムも無味乾燥。…と貴重な経験を積ませてあげられないことに申し訳なさを感じる。大人の不作為です。全国大会期間中、陽性者出して大会を去らざるを得なかったチームもありました。とてもじゃないが「うつむくなよ 振り向くなよ」とは言えない、まじで。{/netabare}

後ろめたさも残しつつ、とはいっても現状でやれることに全力投球してほしいかしら。
{netabare}ヒロイン比嘉舞星(CV安野希世乃)が走り回ってやっと見つけたドアに飛び込み光明を見つけたのもコロナ期を象徴してるようないないよな。
あくまで20世紀の出来事とお断りの上で↓
鮮やかに描かれた虹のドアを見つけるまであの頃はいくつものドアをノックしてた(できてた)と思います。1個ではなく複数。ドアそのものが少なくなってることの暗喩に見えてちょっと寂しくもありました。機会が多いに越したことはないですよね。{/netabare}

とどのつまり出会いこそ人生の宝さがしだっちゅうことです、たぶん。



視聴時期:2021年10月~12月 地上波リアタイ

-----



2022.02.01 初稿

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

68.2 2 東京でショートアニメなアニメランキング2位
たくのみ。(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (304)
1245人が棚に入れました
転職のため東京にやってきた天月みちる、20歳。
上京したての彼女は、女性専用シェアハウス「ステラハウス春野」に住むことに!
同居人たちとは仕事も年齢もバラバラだけど、美味しいお酒と料理があれば、いつも楽しい!! 
みんなでカンパイ、ほろ酔い“宅呑み”コメディー!!
開封(プシュッ!!)

声優・キャラクター
今村彩夏、安済知佳、小松未可子、内田真礼、安野希世乃
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

珍しく各話コメント付きレビュー

原作未読

内容はタイトルのまんまです。
シェアハウスに同居する女性4名が織りなす15分×全12話の自宅飲みバラエティー。
類似品は『お酒は夫婦になってから』とかそのへん。

天月みちる(CV今村彩夏)
桐山直(CV安済知佳)
桐山真(CV内田真礼)
緑川香枝(CV小松未可子)


【時期】
視聴する時期や作品の視聴順によって作品の印象は変わる!ともっともらしいことを言ってみる。
単に自宅で楽しみながら酒を飲む話なのですが、時節柄(2020年5月)、コロナ禍で自宅に押し込まれてる感のあるこの頃では、微妙に受け止め方が変わってきそう。金の使いどころがないのでお取り寄せを工夫してみたり、アプリを使ってオンンライン飲みをしてみたり。

こんな時期だからこの作品を!というTV局側の配慮で再放送しただけだと思うんですけどね。えぇ地上波再放送が視聴きっかけです。


【内容】
EDの歌詞一部「ストイックにデトックス」。女性が自宅で飲むというのはそういうことなんでしょうか?外だと男の目があって気を遣うというのは分かる気がします。
これからの人はタイトルとサブタイトルで視聴するかは決めたらよろし。というわけで↓


【なぜか各話コメント】 ※コメントであり感想ではありません

#1話 エビスビール
{netabare}元祖プレミアムビール。ここ数年、期間限定やらなんやらヴァリエーション増やしたり頑張ってます。ビールグラス買うとたくのみの楽しさは倍増しますね。やっぱり第1話には「とりあえずビール」ということで。{/netabare}

#2話 焼酎ハイボール
{netabare}昔からあったけど、税政策でビールへの課税が度し難くなってきてから勃興してきた飲み物という印象。愚策っすよね。ビール離れが進んじゃいました。{/netabare}
{netabare}物語的には女子飲みのクセに炭酸一本勝負というのが良い。甘いのとかやる前に先制パンチでただの炭酸をもってくるあたりわかってます。{/netabare}

#3話 水曜日のネコ
{netabare}「週の真ん中水曜日」が元ネタであり、それで猫だったとは知らなんだ。関係ないけど、加齢とともに下ネタを放つハードルは上がります。大人しく引き下がるのは簡単だけど、それでも許されるキャラを目指し努力することは男の修行であります。
『水曜日のネコ』はいわゆるベルギーの白ビールがモチーフですね。東京にいくつかある“アントワープ”を冠したベルギービール専門店では直輸入の樽から生ビールを楽しめます。って書いてると行きたくなりますね。{/netabare}
{netabare}物語的にはこれぞたくのみって感じ。ヤッホーブルーイングのシリーズはご褒美コンビニビールの王道でしょう。{/netabare}

#4話 氷結
{netabare}今では種類も増えたチューハイ。たしか2000年初頭。タカラ缶チューハイのみだった市場に大手が参入するぞと日経トレンディかなんかでの比較記事を覚えてます。ひとつはキリンの『氷結果汁』。発売当時はネーミング違ってたんですよ。もうひとつはアサヒの『ゴリッチュ』。もう誰も覚えてないでしょ?ゴリラを模してサラリーマン応援というコンセプトでした。結果は女性層を開拓したキリンの勝利ということで、ありふれた素材でも先入観取っ払って“市場を作る”カッコよさを目の当たりにしましたね。なお『氷結ストロング』など度数けっこうあるやつは気を付けましょう。{/netabare}

#5話 キティ
{netabare}赤ワイン+ジンジャーエールです。とりあえずジンジャーで割ると飲みやすくなる。これ定説。スピリット+ジンジャーは『○○(スピリッツ名)+バック』と呼ばれ愛されてますよね。ジンバックとかテキーラバックとか。ちょっと乱暴ですが、あまりにも王道の組み合わせなんでそのままカクテル名になってるのも。例えば、ビールだと『シャンディガフ』、ウォッカだと『モスコーミュール』とか飲みやすいです。{/netabare}

#6話 獺祭
{netabare}言わずもがなの大ヒット商品。これまで北は日本酒、南は焼酎みたいな常識を覆した山口県発の地酒。いや佐賀『鍋島』とか南にも名酒ありますけどね(;^_^A 温度管理とか徹底すれば杜氏さんに頼らずとも何とかなるかもしれないと思わせしめた逸品です。これまた脱線ですが、この前遠くフランスの地で日本酒づくりに挑戦する若者の特集をテレビで見かけました。伝統と挑戦繰り返しまた新たなステージへと昇っていくんでしょう。{/netabare}

#7話 カルーア
{netabare}「知らない会社と長く務めているカフェとでは作れる表情が全然違うに決まってます」
真のバイト先がカフェで、同時に就職活動ではうまく笑顔がつくれなくて、と。なんかはじめてレビューっぽいこと書きます。コーヒー繋がりでカルーアでおもてなしとはおつなこと。EDでデトックスと言っとるし、ルーティンで飲む私とはちょい違うなぁ。{/netabare}

#8話 角瓶
{netabare}これはちょっと言わせてください。近年、日本のメーカーの長い努力のおかげで海外でも高い評価を得られるようになった日本のウイスキーですが、日本の法律が目先の税収しか考えていない構造ということがあり、粗悪品を量産して市場に流通させる事がまかり通っています。
ウイスキーに醸造用アルコールを90%まで混ぜてもウィスキーを名乗れちゃうなどグダグダなのです。私にいわせりゃ『トップバリ○ウィスキー』なんてただの茶色い甲類焼酎。財務省の考えは第2話で取り上げたビールとは真逆で、ウイスキーについては厳密にちゃんとした定義を設定すると、醸造用アルコールで割りまくった言うなればまがいもので稼いでいるメーカーが割を食って酒税が減るのではないかという懸念もあるようです。{/netabare}

{netabare}アニメと一緒ですよ。海賊版が跋扈すれば先細るのと一緒。ウィスキーは寝かせてナンボの時間がかかるお酒です。今年作り出してすぐ現金化できません。また海外でのジャパニーズウィスキー人気に乗じてChineseの転売屋が買い占めてたりするとかなんかいろいろデジャヴ。{/netabare}

#9話 男梅サワー
{netabare}これが特に好きな知人が近くにおります。梅サワー界の雄ですね。{/netabare}

#10話 オリオンビール 
#11話 大七
特になし

#12話 アサヒスーパードライ
{netabare}「疲労はビールを美味しくするスパイスだからなー」by桐山直{/netabare}
{netabare}異論はそれほどでないでしょう。そういえば日本の委任統治下にあったパラオには日本語の名残りがいくつか。そのうちビールのことをパラオでは{netabare}『ツカレナオース』。{/netabare}かつての兵隊さんも仕事する女性も変わらぬ行動様式ってことですかね。{/netabare}


良き自宅飲みアニメでした。


■オマケ

団塊世代でもある親戚の一人は住友系でした。飲みの席ではアサヒビールという縛りがあったようです。調べてみたら三菱系だとキリンビール!なんてこともあるらしいですね。

そんな話を伺っていた身としては本作は実際の商品が出てるにもかかわらずなんというかユルイのです。一社提供とか流行らないのかな?例えばこんな感じでした。

 サッポロ⇒エビスビール、男梅サワー
 キリン⇒氷結
 サントリー⇒カルーア、角瓶
 アサヒ⇒スーバードライ
 独立系⇒水曜日のネコ、獺祭、オリオンビール、大七

「○○社さんと一緒には…すみません」「競合してるんで…すみません」「こっちのほうに尺をくれ」
もちろん固有の商品を扱うため先方広報のチェックはあったとするにせよその前段階で、よく承認を取り付けられましたね。営業なのかプロデューサーなのか優秀だと思います。



視聴時期:2020年4月~6月 地上波再放送

-----


2020.05.23 初稿
2020.08.21 タイトル修正
2020.12.15 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アアア♪ アルコール大好き♪剣道部(さん)w

[文量→小盛り・内容→各話感想が本論系]

※安くて(スーパーで気軽に買えて)旨い酒を呑んだ日に追記レビュー♪

☆ハイボールの新たな飲み方☆
{netabare}
先日、元SMAPの中居さんの番組で、ハイボールを研究している学生がオススメしていて、やってみたうまい。

それが、「ハイボールに数敵の食塩水」。

甘くなるんだよね、ビックリ。西瓜に塩と同じ理屈らしい。

家だと食塩水面倒臭いから、塩を数粒でも良い。たったそれだけで、確かに味が変わる。飲みやすくなる。塩入れる前と比べてみて!
{/netabare}


ビール「ヱビス フレンチピルス with ジョエル・ロブション」
{netabare}
フルーティーで華やかなビールで、昼から呑みたくなる。

てゆうか、今日、昼から呑んでました(笑)

私の中の究極の贅沢なのですが、日曜日の昼呑み。朝(11時頃?)起きて、最初にビール呑むからね(笑)

このビール、唐揚げとか脂っこいのと合わせるのは、やや無粋。チーズや生ハムなんかが良い。

ということで、昼にスーパーに行って、食料を調達。近所のパン屋で、パニーニを買って、そいつをツマミに呑む。んで、ダラダラと「ゲームセンターCX」を観て、ワインをぐびり。ゴルフの渋野選手を応援しながら昼寝。

う~ん、最高(最低w)の休日(笑) そんなクソみたいな過ごし方しても、こういうウマイ酒が傍らにあると、少し贅沢な休日になる♪ このビール、期間限定らしいんで、ホワイトビールとか好きならどうぞ♪
{/netabare}

ウィスキー「甲州韮崎ザ・プレミアム」(サンフーズ)
{netabare}
このウィスキー、感動するほど旨いわけではないけど、(700ml)2000円以下で買えるものとしては、なかなか良いです。まず、クセがあまりなく、呑みやすい。私は普段、ウィスキーはストレートやロックで呑むのですが、なんとなくハイボールにしてみたら、これがなかなか良い。ウィスキー独特の香りの後、フッとバニラのような甘い香りを感じます。ウィスキーが苦手な人でもわりと呑みやすいかなと。
{/netabare}

ビール「伝説のホップSORACHI1984」(SAPPPORO)。
{netabare}
いや、市販の缶ビールでこのクオリティは、ヤバイ。ここ10年で一番かも。爽やかな香り、程よい切れ味。たくさん呑むビールじゃなく、350缶がベスト。ホワイトビールとか好きなら、呑んでほしい!
{/netabare}

【総括】
私は、酒が好きです。ガチで、月の出費は家賃の次に酒代が高いです(笑)

普段の晩御飯も、「何を食いたいか」は、基本的に考えなくて、「何を呑みたい気分か→だから肴はこれにしよう」と、選んでます。夜は白米食わないで、ツマミだけですしね。

アニメか酒か、どちらかを一生我慢しろと言われたら、血を吐きながら、アニメを我慢しますw

ちなみに、今回のレビューは、私のこれまでのレビューの中で最高級です。といっても、質が良いレビューというわけではなく、全ての酒を、実際に呑みながらレビュー書きたかったので、いちいち買ってたら高くついたってことです(笑)

ということで、本レビューはアニメのレビュー1割、アルコールのレビュー9割です(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まずは1割のアニメの方を(笑)

キャラが良かったのは、緑川香枝。微妙に残念で良かった。最近、アラサーキャラばかり好きになるなw

ストーリー的には、わりとどうでも良かったが、ちゃんと酒に絡めているのは好印象。角瓶のクダリとか好きだった。

私はたまに、「青空満天レストラン」「酒場放浪記」「おんな酒場放浪記」「ふらり旅いい酒いい肴」「孤高のグルメ」とか観ながら、酒を呑んだり晩飯食ったりするけど、このアニメも、「肴」にちょうど良かった(あと、ハクメイとミコチも)w

残りは、各話感想に、酒レビューです(笑)
{/netabare}


【各話感想(酒のレビューw)】
{netabare}
1話目 エビスビール
{netabare}
いかにも高級そうな金色のデザインがイカします。エビスビールは、喉で一気に楽しむビールじゃなく、舌でじっくり楽しむビールです。

炭酸は弱め、泡のキメは細かく、フワッと口の中に入ってくる。アニメにあるように、三度つぎをすると、さらにその個性が際立つ。苦味は強めだけど、しっかりとコクがあり、後味はかなり華やか。ゲップまでウマイビールです(笑)

合わせた肴は「菜の花のおひたし」。アニメでも言ってたけど、炭酸が強いビールではないので、揚げ物よりは和食が合いますよ♪

ちなみに、剣道部が(日本の一般的なビールで)一番好きなのは、「サッポロ黒ラベル」。苦手なのが、「アサヒスーパードライ」。ビールは基本的に、サッポロ派です。

(一昨年の忘年会で、目隠しして利き酒やって、スーパードライ、黒ラベル、一番搾り、プレミアムモルツ、バドワイザーの5種を全部当てたくらいには、違いがわかっているつもりですw)

ちなみに、同じエビスでも、「華みやび」の方が好きですね♪ 去年ハマってましたw
{/netabare}

2話目 焼酎ハイボール
{netabare}
いわゆる、酎ハイですね。

ほぼどんな酒でも呑む剣道部ですが、唯一苦手、というより好んで呑まないのが酎ハイです。

私の好きなアルコールランキングは、1位 日本酒。2位 ビール。3位 芋焼酎。4位 ウィスキー(バーボンなども含む)。 5位 ブランデー。 6位 ワイン。 7位 ラム酒。 8位 泡盛。 9位 梅酒。 10位 麦焼酎。 みたいな感じです。

最大の敵は、「甲類焼酎(大五郎的なやつ)」。あと、「鏡月」やら「トライアングル」やら。頭痛くなるんだよね。だから、必然的に、酎ハイも苦手なわけです(良い日本酒なら一升呑んでも大丈夫だけど、缶酎ハイ500mlを1、2本で気持ち悪くなったりするし)。

でも今回は、飲んでみた。やはり、不味い(笑) わざわざ甲類焼酎買うのも嫌だし、旨い焼酎はチューハイになんかしたくないから、缶チューハイの氷結ストロングレモン。肴はハムカツ。あの油っこさは、チューハイに合うよね。でもやっぱ、気持ち悪くなる(汗)
{/netabare}


3話目 水曜日のネコ
{netabare}
ベルギーの製法で作られたホワイトビール。ホワイトビールは結構好きです(まあ、黒ビールも好きなんだけどw)。

ただ、この「水曜日のネコ」は、好んで呑もうとは思いません。小麦の軽やかさは良いとして、オレンジピールもまあ良いとして、コリアンダーシードが強すぎてちょっと苦手。

いや、コリアンダー自体は好きで、カレーには必ず使いますが、ビールに入ってるのがあまり(汗) ほのかに香るのは好きですが。

口に含んだ瞬間は、オレンジのフルーティーな甘みが来て、喉ごしは滑らか。そこまでは良い。ただ、飲み終わりに鼻から抜ける香りが、コリアンダー(苦笑) おしいw

ちなみに肴は、同じくローソンで買った「豚しゃぶのサラダ」。なかなか合う。でも、このビールはあまりツマミはいらないかもね。チーズくらいが良いかも。昼から呑みたくなるビールですね。
{/netabare}


4話目 氷結
{netabare}
いやもう、2話で氷結のレビュー書いちゃったよ(汗) 予想しておくべきでしたw

味に関しては、チューハイ嫌いだから、参考にならないかな。

でも、あのダイヤモンドカットは良いよね。滑らないで、持ちやすいし(バーベキューやって、クーラーボックスから取り出した時とかね)。

へ~、だから氷結なのか。知らんかった。
{/netabare}

5話目 キティ
{netabare}
いきなり、エロいけど(笑)

このカクテルはやったことないな。存在も知らんかった。赤ワインは好きで、基本的にフルボディが好み。でも、ググったら、キティにはライトな方が合うとあった。

ウチのストックワインはフルボディやミディアムボディばかりだし、そもそも、ジンジャエールで割りたくなんかない酒だし(笑)

ということで、最寄りのコンビニ(ファミマ)へ。なんかないかな~と探してたら、アルパカワインの375mlが335円、安い(笑) 別に割る酒だからこれで良いや。ついでに、割けるチーズも買っていこう♪

まず、ワイン単体を。う~ん、水みたいだ(苦笑) まあ、(ググったらワインも冷やした方が良いってあったから)冷やしたせいもあるけど。口に含んで空気と混ぜると、ようやく良い味がするかな(基本的に、赤ワインは常温です)。

さて、キティとやらを試してみよう。アニメのように、まずは5対5で、、、え? 旨い(笑) なんだこれw 口当たりはまろやか、ブラッドチェリーの深い甘味がグンときて、炭酸のピリピリが、ワインの渋味を消している。後味はワインっぽい華やかさがあって。でも、アルコール度数、6%くらいあるでしょ?これ、女子は騙される系だわw

ちなみに、ワイン対ジンジャエールを、2対1で作ってみたら、かなりワインだったw 元のワインが旨くなければ旨くないだろうし、そもそも、旨いワインならジンジャエールでは割らないw

逆に、ワイン対ジンジャエールを、1対2にしてみると、なかなか美味しいけど、普通に、ジンジャエールの別味って感じ。酒の感じはしない。

やっぱり、1対1が一番バランス良いね♪

ちなみに肴は割けるチーズと、家にあったんで鴨のスモーク。鴨と赤ワインって、ベストマッチだと思ってます。

剣道部的に普段呑むワインは(年によって違うから、どの年が良いかはググってw)「カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ」「ダークホース ビッグ レッドブレンド」とかだけど、結構知らないワインをジャケ(というより店員のポップ)買いします。ワインは出会いだから(キモい)w 基本は、スペインのワインが好きですね。

千円以下で旨くて買いやすいとなると、やっぱり「イエローテイル シラーズ」かな。あれはコスパが良いワインだと思います♪ 白は呑まないから分かりませんが。
{/netabare}


6話目 獺祭
{netabare}
いや、高けぇよ、たかがアニメの1話レビューの為に呑むのは(汗) (何度か呑んだことはあるけど、味レビューなんかするつもりなく呑んでたしw)

と思ったら、会社の送別会でちょうど差し入れされてた(笑) 一升瓶で、獺祭50(アニメ登場)。720mlで三割九分。流石に二割三分や「その先へ」は無かったけどw

獺祭50は、正直言って微妙です。いや、旨いけど、値段ほどじゃない(同じ値段払えば、もっと旨い日本酒は結構ある)。まあ、プレミアムついちゃったから、しょうがないけど(以前流行った、久保田よりは好み)。口当たりは柔らかく、すっと入ってきます。香りもそこまでは強くないけど、呑み終わった後に鼻から抜ける香りは爽やかで、また次が呑みたくなります。良くも悪くも、「水みたいな日本酒」だなと思います。でも、アニメみたく焼き魚に合わせるなら、50がちょうど良いかもしれませんね。

三割九分は、50の呑みやすさにプラスして、深い甘味と白ワインのような豊かな香りがあります。流石にうまいです。これはツマミなしで呑んでほしい。

二割三分や「その先へ」はまだ呑んだことないので、いつか呑むのが楽しみですね。早くブームが完全終結しないかな(笑)

これまで呑んだなかで、個人的に美味しビックリしたのは、獺祭三割九分スパークリング。女子は絶対に好きだと思うから、日本酒苦手な人に呑んでもらいたい(高いけどw)。

今回(50に)合わせたツマミは、スモークサーモン。まあ、送別会会場にあったからってだけw つか、ウマイ日本酒は、あまり肴はいらない。酒だけと、じっくりと付き合いたい。

もし、オススメ日本酒1位を選べと言われたら、我が故郷、岩手県の名酒、「南部美人」の純米大吟醸。甘めの日本酒であり、丸みがあってフルーティーな味わいが特徴。JALのファーストクラスにも採用されました。これは一万円以上しますが、特別純米酒なら、一升3000円ちょっとで買えますし、2017年のインターナショナルワインチャレンジでチャンピオンをとりました。

もしくは、お隣秋田県の「雪の茅舎」。前日、純米吟醸の生酒(限定)を呑んだけど、メッチャ旨かったです。
{/netabare}

7話目 カルーア
{netabare}
カルーアは普段、まず呑まないかな。コーヒー牛乳だしなw

一応、来客用に家に置いてあるから、久々に呑んでみた。

うん、コーヒー牛乳w まったく酒呑んだ気にならない(でも、度数は結構高いんだよね)。

カルーアミルク以外の飲み方したことないけど、やってみた。カルーアコーラ。う~ん、微妙。そもそも、コーラも苦手だしね(笑)

ちなみに、カルーアはバニラアイスにかけるとなかなかいける(宅呑みで最後にやったりする)。まあ、私はバニラアイスにラム酒かブランデーかけますが(笑) (バニラアイスは、シンプルにスーパーカップが良い。梅酒をかけても旨い。急に高級感が出るよw )
{/netabare}

8話目 角瓶(ウィスキー)
{netabare}
メッチャ良い会社じゃん、羨ましい(笑) ちゃんと、角瓶にもかけてるし。

サントリー角瓶は、良くも悪くも個性のないウィスキーです。個人的には、ウィスキーはロックか常温で呑むので、角はほぼ買いません。ロックならば、もっと銘柄ごとの、モルティだったりウッディだったり、樽の味を味わいたいものです。でも、角瓶は、アニメでも言うとおりに、ハイボールで真価を発揮します。スッキリした味わいに、クセのない香りと甘み、飲み終わりにほのかに薫るウィスキー感。実にバランスが良いです。ただ、やはり物足りなくもなるので、レモンやライムを絞りたくなりますね。そして、その柑橘系が実に合います。

合わした肴は「メンチカツ」。やはりハイボールには、ガッツリ肉系の揚げ物がベストマッチですよ♪

ちなみに、私が普段呑みにしているのが、「フォアローゼスのブラックラベル」。コスパが良いバーボンです。試しに炭酸で割ってみたら、これが不味い不味い(笑) やはり、炭酸で割るなら、角がちょうど良いですね♪
{/netabare}


9話目 男梅サワー
{netabare}
まさかのコラボ(笑) ホタルさん、ここにいたの(笑)?

いやだから、サワー嫌いなんだって(汗) 実はこれ、初めて呑みます。てか、こんな機会でもなければ、一生呑まないし。

さほど、酸っぱくないね。むしろ、甘い。アニメの三種のやつもやってみた。うん、店っぽくはなるかな。でも、塩はいらない。梅干しはまあ、美味しいかな。

これは色々考えたけど、ツマミはなし。なんか、自分で(酒と肴の要素を)完結している酒って感じがしました。多分、もう2度と呑まない(私がサワー苦手なだけで、思っていたよりは不味くなかったよ)とは思いますが。
{/netabare}

10話目 オリオンビール
{netabare}
ビールが好きな剣道部が、好きなクラフトビールのひとつです。

こういう軽いビール、好きなんですよね(バドワイザーとか)♪

オリオンビールのようなスッキリ系は、やはり食事によく合う。今回はチャーシュー丼に合わせてみた(昼にラーメン作ったので、残ったスープで米を炊き、チャーシューにメンマとネギ、半熟卵をかけて完成。こんなかで既製品は、メンマだけw ラーメンスープもチャーシューも手作りです)。

そんな、「なんちゃって沖縄ライフ」を、暖房の効いた岩手で過ごす、この寂しさよ(笑)

オススメするクラフトビールは、やはり岩手県の「銀河高原ビール」。口当たりはなめらかで凄く飲みやすくて、フルーティーなビールです。特に「ヴァイツェン」が好きですね♪ 「ホワイトエール」も旨いよ♪
{/netabare}

11話目 大七生酛
{netabare}
燗といえば、大七ですね。私は基本的に冷酒か常温で呑むので、燗は冬くらいですね。

大七は、キレが良くてクセがない酒です。自分がイメージする福島の酒って、もっと甘いイメージなのですが、大七は凄い爽やかですよね。

熱燗というより、ぬる燗くらいが良い感じでした。素直な味なので、どんな料理にも合いそう。

今回合わせたツマミは、ホッケの塩焼き。理由は簡単で、獺祭の回を思い出し、食いたくなったからですw

ちなみに、ウチには燗を作る為だけの機械がありますよw ケーズデンキで、確か2000円くらいで買ったかな?

冬はたまに、安い日本酒を燗にして、そこに様々な乾物を入れて、なんちゃってヒレ酒風を楽しみます(笑) オススメは、ホタテの貝柱の乾物(入れすぎ注意)。あと、熱燗に柚子とかレモンを軽く絞るのも美味しいですよ♪
{/netabare}

12話目 アサヒスーパードライ
{netabare}
まあ、日本で売り上げ一位だから、取り上げるのは当たり前だけど、スーパードライ、あんまり好きじゃないんだよね。1話で言ったじゃん(笑)

さて、スーパードライですね。このビールの特徴は、なんと言っても「キレの良さ」と「爽快感」。ビールを表す言葉として、「キレ」や「コク」、「爽快感」「華やか」なんてものがありますが、意外と曖昧に遣ってますよね。

私は「キレ=味がいかに早く消えるか=雑味のなさ(甘味が少ない)」「コク=味の複雑さ(苦味や甘味が強い)」「爽快感=ノド越しの良さ=炭酸の強さ」「華やかさ=ホップなどのフルーティーさ」と思っています。

スーパードライは、「爽快」で「キレ」があるビール。つまり、「炭酸が強く、甘味が少ない」ビールです。まさに、「夏にゴクゴク飲んで、ノドで味わうビール」。

お酒が好きで、これまでのレビューを読んで頂ければ、私の好みとは真逆だと分かって頂けるかと。第1話のヱビスビールとは、真逆のビールですね。

今回飲んだのは、「スーパードライの瞬冷辛口」。アニメでも、棚に並んでいましたね。スーパードライのスーパードライらしさを、更に強化したようなビールでした。ここまで突き抜けてくれると、普通スーパードライより、楽しめるかも(個性が際立ち、クラフトっぽさも出る)。

今回合わせたツマミは「生ハム」。刺身に合うってことは、やっぱり合うよね(笑) 揚げ物だと、ちょい負けちゃう印象ですから、繊細な味のおつまみをオススメしますよ♪

ちなみに、私が「サッポロ黒ラベル」を好きな理由は、「バランスの良さ」です。苦味も甘味も雑味も炭酸も、全てが「ちょうど良い」。毎日呑んでも飽きないビールです。

特徴的なビールを呑みたいなら、クラフトビールを呑むしね。「黒ラベル」は、実家みたいなビールなんですよ(笑)

さあ、「こんな夜に合うお酒は何だろう♪」(笑)
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

酒以上に食べ物がガチだった…! 第9話: え、ほたるさん!? → 評点は低めだが安心安全のお勧め作品

原作マンガは読んだことが無いのですが、とりあえず第1話を観た限りではビール(プレミアム・ヱビス)の作画や蘊蓄はまあタイトル的に当然として、一緒に出てきた冷奴や天婦羅の作画がわりとガチでした(笑)。

これはお酒云々というよりはむしろ飯テロ系かもしれないですね。最近、アニメで食べ物の作画を頑張るのって流行っているのかしらん…?

2018.3.10追記:
駄菓子をアテに「男梅サワー」を飲む話。え、回想シーンの駄菓子屋にほたるさん(笑)!?

2018.3.30追記:
無事完走。お酒の蘊蓄はまあまあ面白い。毒にも薬にもならないわけではなく、やや薬寄りの作品。

特に最終回だからということもなく、わりと普通に終わったのがこの作品らしいといえばらしいところかもしれません。

安心安全の暇つぶしでたぶん2周目以上観ようとは思いませんが、そこそこ良作でした。円盤を買ったりするよりは、動画配信とかで気楽に観るのが向いているように思います。

そこをわきまえてか変にお金をかけない作りになっているように見えますが、特に作画崩壊とかもしないというか酒と食べ物はちゃんとそれに見えるように作画されているので評点的には高くないですが安全安心のお勧め作品です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 42

54.4 3 東京でショートアニメなアニメランキング3位
魔法少女大戦(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (130)
748人が棚に入れました
原作:松井健/伊藤桃香/GAINAX、監督:大野木彩乃、キャラクターデザイン:川元まりこ、プロデューサー:アサオヨシノリ、脚本:兵頭一歩、音響:小泉紀介、キャスティング:藤崎淳/中村賢一、荒川美穂、山寺宏一、新谷良子、竹内良太、村川梨衣、新井里美、南條愛乃、岩田光央、小松未可子、千葉繁、小岩井ことり、西口杏里沙、寺崎裕香、山口勝平、、、

声優・キャラクター
荒川美穂、山寺宏一、新谷良子、竹内良太、村川梨衣、新井里美、南條愛乃、岩田光央、小松未可子、千葉繁、小岩井ことり、西口杏里沙、寺崎裕香、山口勝平

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

かしこみ かしこみ 申す

ゲーム原作。
日本全国の御当地魔法少女が『マガツヒ』と呼ばれている存在と戦うストーリー。

原作が日本全国の御当地(都道府県)を使っているので、当然、その場所に住んでいる人達には応援されるでしょう。
しかし、放送は全26話。
御当地魔法少女も宮城・静岡・東京・石川・三重・熊本・京都・島根の8つしか放送されませんでした。
ショート作品である事と1つの地域に3~5話を中心に使われているので仕方が無い事なのでしょう。
日本全国の御当地魔法少女を紹介するにしても全26話では足りません。
例え紹介できたとしてもほんの数分の顔見せ程度になってしまいます。
本作品のように数話使って人物紹介をしたほうが丁寧で分かりやすいです。

紹介された御当地に住んでいる人はラッキー程度に思ったほうがいいのかな。
ショート作品なので見るのも簡単ですが、円盤が発売されていないのでゲームをプレイする人向けに作られたのでしょう。
地元の魔法少女を応援するために作られたような内容の作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

来週も、かしこみかしこみもーす、ですっ^^

この作品は、各都道府県に散らばっているご当地魔法少女が「マガツヒ」と呼ばれる闇の存在と戦うゲームが基になっているようです。
テレビアニメ版では、さすがに47都道府県分の放送は難しい、という判断があったのでしょう・・・
47都道府県を代表して宮城県、静岡県、東京都、石川県、三重県、熊本県、京都府、島根県のご当地魔法少女の「マガツヒ」との戦いが描かれています。

私は自分と縁やゆかりのある場所しか良く分かりませんでしたが、ご当地魔法少女というだけあって、ご当地を上手く表現したコスチュームなど設定が細かいです。
私が知っているのは宮城県・・・伊達政宗が築城した「青葉城」と「鳴子こけし」が組み合わされて「青葉鳴子」ちゃん・・・
コスチュームは仙台の夏のお祭りである七夕がイメージされていたようです^^
2014年の秋アニメで某作品を視聴しているせいか、鳴子ちゃんの大変ご立派なツインテールは確実に入部条件を満たしてるよね・・・などと一度脳裏に浮かぶと、もう気になって仕方がありませんでした・・・というのは蛇足ですね(//∇//)

この作品のこだわりは、それだけではありません・・・
魔法少女と魔法少女が飼っているペットの声は、原則として声優さんの出身地となっているそうです・・・すごいこだわりですよね^^

一方、物語の方ですが・・・
自分が魔法少女である事を既に受け入れている少女、気づいたらいつの間にか魔法少女になっていた少女など、経緯は皆んなバラバラです^^;
そのため「マガツヒ」との戦いを好む者と、そうではない者が出るのはある意味当たり前だと思います。
でも、魔法少女は一歩前に踏み出すんです・・・

バリエーションが47もあるので、全てが当てはまるわけではありませんが、
守りたいモノがあるから・・・
自分の生まれ育ったその場所が大好きだから・・・

魔法少女・・・私達人間も一緒だと思いますが、突き動かされる衝動ってそんな特別なモノじゃなく、ごく身近にあるモノを大切にしたい・・・
という思いの強さの表れなのかもしれませんね^^

それと、物語の中の台詞でたびたび登場した「かしこみかしこみもうす・・・」
神主さんの祝詞奏上で良く耳にする台詞ですが・・・
ナレーションの最後の「かしこみかしこみもーす、ですっ」がとても耳に残っています。
ただ「ですっ」が付いただけなのに、何でこんなにも可愛らしく聞こえるのだろう・・・と思いながら毎回楽しみにしていました(//∇//)

2クール26話のショート作品です^^
時画面右上のゲームの宣伝のテロップが無ければ・・・と思う事もありましたが、私は総じて楽しむことができた作品でした^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

come-on Y さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

2.5次元てれび発の魔法少女

「2,5次元てれび」と「pixiv」の視聴者参加コラボ企画から始まった『ご当地魔法少女』
もの。アニメ化もその一環で設定的にはゲームのものみたい。

1話を視た感想として・・・。
まず一番に言いたいのは短編アニメなんだからもう少しメリハリというかインパクトが欲しい。
作画もそれほど悪くなったし(絶賛するほどでもないけど)、声優も有名どころを使っている
だけに勿体無い印象を受けた。

個人的にはかなり応援しているので今後に期待したい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

61.9 4 東京でショートアニメなアニメランキング4位
ひもてはうす(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (150)
579人が棚に入れました
東京・中野にあるシェアハウスで共同生活を送っているのは家主の紐手(ひもて)家三姉妹ときよ、きなみ、こころと、こころの同級生たえとみなも、そして、飼い猫のえにし。通称「ひもてはうす」を舞台に、個性豊かなメンバーが「どうしたらモテるようになるのか?」を日々悩みつつ、かしましく過ごすちょっと生々しい女子たちの共同生活コメディ。実はこの5人と1匹、不思議なチカラを持っていて……

声優・キャラクター
洲崎綾、明坂聡美、三森すずこ、水原薫、上坂すみれ、西明日香

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最初はつらかったけど、意外と行けちゃいました(^o^;)

全編3DCGのアニメ、本当に増えましたね~

動きが不自然だし、
原画?自体の違和感が大きくて
無理~っ!て感じは、あるのです。

この作品も同様で、
キャラデザも動画も
最初は「うわ~!」って感じでした。

見はじめてすぐ、やめようと思ってたんです。

でも何が幸いするか分からないものです。
超能力があって、非モテ!wwww
超能力を役立てないし、モテないのも楽しんじゃってる。
この設定が、なんだか絶妙に可笑しくて・・・

シェアハウスにつどった女子5人が、
それぞれ全員、いろんなタイプのエスパーなんですwww
そのうち一人は、
「私は何にも出来ないー」って言いながら、
えいっ!てリキんだら、
分身出来ちゃった(笑)
それも、大量に(大笑)

そして、凄いのが、もう書きましたけど、
みんなが超能力を何にも生かしてないんです。
全員非モテで、モテたい筈なのに!
そんな努力はしてなくて、
っていうか、変なデート喫茶みたいなところに行ったりはするのに
全然ちゃんとしてなくて、
せっかくの超能力も、
何の足しにもしない設定無駄づかい、
めちゃめちゃ可笑しくないですか(≧▽≦)?

そして、
リビングでみんなでワヤワヤする(パジャマパーティっていうことらしいです)場面になると、
なんだか無性に楽しいんです。

アドリブもだいぶあるのかな?ほとんどかも?
声優さんたちの地声とか不自然に作った声とか、
パーティの一発芸大会みたいwwww

しかも、不自然で気持ち悪かった作画が、
パジャマパーティのときになると
なぜだか妙にこなれてて、面白いんです。
これは見慣れてきたってこと?
それともCGで制作してる恩恵で、
作画しやすいからプレスコで録音してるおかげ?

なんだか、
こういうキワモノっぽいの、
実は好きかもって思わせてくれたお話でした。

エンディングのコスプレも、
これは何の作品だろう?って考えるの楽しかった(≧▽≦)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5人と1匹、ちょっとだけ生々しい共同生活。

この作品は、台詞のあるパートと大喜利パートに分かれた構成になっています。
最近だと同じく2018年秋アニメで放送された「でびどる!」と構成が似ていると思います。

違うがあるとすれば、「でびどる!」は大喜利パートでふかわりょうさんが出てきましたが、こちらの作品は、大喜利パートまで含めて「完全自己完結型」だったということでしょうか。

それと、これは推測ですが制作に要した期間に差があると思っています。
本作品の収録はプレスコで行われており、1年以上の制作期間を要したそうですので…

物語の舞台は、シェアハウスとなる「ひもてはうす」
こちらに3姉妹が住んでいたのですが、大学時代の友人2人が住むことになり総勢5人と猫1匹の生活が始まるのです。

5人と猫1匹を以下に紹介します。

本郷 たえ(CV:洲崎綾さん)
紐手 こころ(CV:明坂聡美さん)
紐手 きなみ(CV:みもりん)
紐手 ときよ(CV:水原薫さん)
新井 みなも(CV:上坂すみれさん)
猫のえにし(CV:西明日香さん)

シェアハウスでのみんなの主な話題は「どうしたらモテるようになるのか?」ということ…
これしか無い…とまでは言いませんが、台詞のある過半のパートがこの話題だったような…

私は成人して20代前半の若かりし頃、そんな話題で盛り上がった記憶はありません。
今覚えているその頃の記憶といえば…残業の日々で休日出勤が当たり前…
休みの日に会社に行くと、平日と何ら変わらずみんな出社しているのですから、入社したばかりの頃は驚いたモノです。
当時は厚生労働省の通達も無かったので、可能な限り仕事するのが暗黙の了解でしたからね…
土日…? 休日…? 何それ美味しいの…?
という暗黒の時代だった…ということは、本作品のレビューとは全く関係ありませんね^^;

この構成でショート作品…
特に大喜利パートに力を入れている作品だと台詞パートの面白さがイマイチなのでは…?
と懸念を抱く方がいらっしゃっても無理はありません。

でも大丈夫…この作品には日常パートに彩りを添える設定として、5人と1匹には不思議なチカラが備わっているんです。
どんなチカラかは見てのお楽しみですけどね…

そして大喜利…
一昔前までは、アニメで大喜利…の組み合わせの面白さがあまり理解できていませんでした。
個人的には感動する作品の方が圧倒的に好みだと思っていたので…
でも、今では大喜利ウェルカム…という感じです。

次に何が飛び出すか展開が全く読めない上、あの声優さんがここまで弾けるんだ、という新たな気付きのオマケつきなんです。
もう、これは貪るように見るしかないでしょう…
実際に本作品の大喜利は、かなり面白かったですよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「モテたいのー」
エンディングテーマは、「おうちに帰ろう」
どちらも、ひもてはうす住人一同が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
そういえば、11話だけエンディングのテロップが異色でした。
何故異色だったのか…これも見てのお楽しみの一つだと思いますよ。
しっかり堪能させて頂いた作品になりました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

某キャラの話し方が気になって仕方がないw

全12話 1話15分枠

監督さんがてさぐれ!部活ものを手掛けた方みたいで、同じ感じの作品になっています。

内容は本編とアドリブ編と2つに別れています。

主人公本郷たえは、就職を機に大学の友人である紐手こころと姉妹が住む家で共同生活を始めるお話です。

「どうしたらモテるようになるのか?」 ということで色々なことをしますがほとんど成功しませんねw

アドリブ編は、一つのことをお題にして声優のみなさんが素になって語っていました。

てさぐれ!が好きな方は、観てもいいかもしれませんね。

OP/EDは、ひもてはうすのみなさんが歌っています。

最後に、EDの画が毎回変わるのは楽しみにしていました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

56.1 5 東京でショートアニメなアニメランキング5位
黒魔女さんが通る!!(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (80)
456人が棚に入れました
東京の小さな町に住む小学5年生のオカルト好き少女・黒鳥千代子(チョコ)のもとに、紫苑メグ・一路舞・春野百合という3人の少女が訪ねてきた。3人は新しいクラスで一緒になった 美男子・三条ショウが誰のことを一番好きなのかを知りたくて、オカルトに詳しいチョコにキューピットさんでショウの本命を教えてもらおうとした。 しかし、チョコは花粉症で鼻づまりだったため、「キューピットさん、キューピットさん、南の窓からお入りください」というごく普通の呪文が、 「ギュービッドざん、ギュービッドざん、南の窓がらお入りぐだざい」になってしまう。 そして、呼び出されたのはキューピットさんではなく、なんと性悪でおやじギャグの好きな美人黒魔女、ギュービッドだった。ギュービッドはインストラクター黒魔女で、チョコは黒魔女修行をさせられるハメになってしまう。そしてこれが、チョコの長く、険しく、おもしろい黒魔女修行の始まりだった。 児童書ながらに、大人も楽しめるマジカルコメディー。 出てくるキャラクター、特に女性に美形が多いのが特徴。 基本はチョコが住んでいる町を中心とした短編が多いが、時にはひょんなことから魔界に赴いて、ギュービッドや桃花・ブロッサムと一緒に冒険を繰り広げる長編の話もある。

声優・キャラクター
折笠富美子、朴璐美、山本麻里安、松岡由貴、水野マリコ、生天目仁美、小松里歌、松元惠、村中知、富樫美鈴、間島淳司、櫻井智

stone0819 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

それなりに見れる

現在11話まで放送中。放送時間7分の短編アニメ。

東京に住む小学5年生の主人公・黒鳥千代子(チョコ)が友達からのお願いでキューピットさんを呼び出そうとするが、その日はたまたま鼻づまりで黒魔女・ギュービットを呼び出してしまう。
そのせいでチョコはギュービットから魔法使いとしての修行をさせられることに...

とりあえず7分と短いので見てはいるが、正直面白いとまではいかない。
7分と言っても最初の1分はオープニングとあらすじの説明が毎回あり、しかもあらすじが前回のではなく毎回同じ内容ときてる。

ギュービットの助けを借りながら魔法修行もかねて学校での問題を解決していくんだけど、可も無く不可もなくといった無難なアニメです。

今後面白い展開とかあれば補足するが、たぶんこのままだろうw ってか最後まで見ないかも知れないけど。

Wikiには子供向けだが大人も楽しめるマジカルコメディーとあったので一応見てみたがやっぱ子供向けだったw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆オカルトギャグ

「大!天才テレビくん」E テレ2011.4.11-2014.3.27
内で放送された7分のショートアニメです。(全60話)


以外に面白い作品で深夜のアニメと遜色ないです。
黒魔女見習いの千代子ちゃんとインストラクターの
ギュービットのコンビが楽しいです♪

折笠さんとパク・ロミさんのコンビなんで上手いですね。
面白いのは、千代子のおばあちゃんの「目は口ほどにものを言う」
とかEテレ的です。おばあちゃんの正体も?です(*^^*)

監督/やすみ哲夫

制作/シンエイ動画

主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

だわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

オカルト好きな小学5年生の話だった。1話で視聴断念しまーす。

NHK。
青い鳥文庫。

以下コメント。
オカルト好きな小学5年生が、鼻づまりが原因でキューピットさん降臨に失敗するところからはじまる物語。
小学生主人公でNHKだと、電脳コイルを思い出してちょっとだけワクワクしてたけど、天才テレビ君の番組内での短編アニメだとは知らなかった。。
小学生らしい微笑ましい性格のキャラがオカルトを軽くとらえている感覚がどうにも趣味に合わなかったので断念します。
天才テレビ君内でのアニメだし、軽いキャラに文句は言えないんだろーけど、キューピットさんやコックリさんといった「オカルト」が小学生の間で軽くとらえられることについてまったくもってどうかと…俺はシラネーぞ(´Д`)

さいならー

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

56.4 6 東京でショートアニメなアニメランキング6位
ゆるめいつ3でぃPLUS(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (80)
290人が棚に入れました
大学受験のために上京してきた浪人生・相田ゆるめ。
ゆるめの下宿先は、ベテラン浪人生しか住んでいないアパートだった。
しかも、そのアパートからは合格者が出たことがないという。
ゆるめにどんな生活が待ち受けているのか!?
疲れた現代人に贈る、ゆるく生きることに勇気をくれる衝撃のギャグアニメ!

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

日本で1番ダメなアニメ B

原作未読

前作のレビューはこちら↓(読まなくとも支障ありません)
http://www.anikore.jp/review/362242

東京で浪人生活を送ることとなった相田ゆるめ。彼女が入居することとなるアパートは浪人生ばかりで、大学合格者が一人も出ていないのでした・・・。

というイントロダクションから見て、グダグダの内容になるのは目に見えています。事実、前作はそうでした。変わった点があるとすれば、ゆるめがお酒を飲める年齢になっているということです。もう一浪しちゃったんだね~。

前作のレビューでも書いたとおり、この作品はキャラの個性が非常に弱いです。ネタが大して面白いという訳でもないので、それをカバーするキャラの個性がないと、見るべきところが殆どないように思います。

では何故続編を見る気になったのかというと、単に一挙放送していたからというに過ぎません。ホント、惰性に近いですね。そして、内容的にも代わり映えなしという状態でした。

ただ、一話だけ腹を抱えて笑ったのは全くの予想外でした。それは、「次世代回覧板」という話。個人的これだけはおススメします。ただ、ちょっと話を引っ張りすぎた感があるかな・・・。

前作を見て、「ダメだな、こりゃ」と思ったのですが、不思議と今回はそこまでひどくは思いませんでした。多分、gdgdな雰囲気に慣れてしまったのだと思います。折角なので、OVAにもチャレンジして、アニメ版「ゆるめいつ」コンプリートを目指そうと思います。ひょっとしたら後からじわじわくるタイプの作品なのかもしれません。

レビュータイトルがひど過ぎと思った方が多いと思いますが、これはDVD/ブルーレイの宣伝文句をそのまま使っただけです。決してこの作品を中傷している訳ではありません。まあ、ハードルを下げて見させるという手法自体は間違ってないとは思います。要は、それくらいの気持ちで見た方が吉ということです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

にしにし さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

1期に引き続き

常にダラーっとしていますね。ここの浪人生たちはww。
勉強はしない、お酒は飲む、酔ったら騒ぐ。
そして、イベント事が大好きと、ここまで開き直った浪人生活を送られたら逆に気持ちがイイですね。
2期に入って新キャラといえばサエの妹が登場したぐらいですね。
4人の浪人生よりシッカリした妹さんでした。
いや、浪人生組みがだらしなさ過ぎたのかな。

時間つぶしに観るショートアニメとしては良いのでは。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

プラスしてもダメなものはダメ

ダメ人間日常ショートアニメ。「plus」が付いて、何が変わったか?
そもそも何がプラス?
はい、キャラクターが一名プラスされました。
それ以外は同じで継続放映です。
近年の竹書房4コマ原作アニメ化路線のお約束。
なんでワザワザ2期扱い、別タイトルにするのか意味がわからない。

ああ、DVDを2巻にして売りたいわけですね。商売熱心なこって(^。^;)


内容については変わりは無いのでレビューする事がありません。
OPが変わっていますが、歌と映像の一部を変えただけで後は使い回しです。
このOP、作品カラーに全然合ってないんです。センス無いなぁ
低予算なのは仕方ないけど、やっぱり原作の良さが微塵もだせないのは、制作費だけの問題じゃあないような・・・・

原作ファンの愚痴です。
お耳汚し失礼しましたm(_ _)m

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

59.9 7 東京でショートアニメなアニメランキング7位
狐狸之声(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (35)
104人が棚に入れました
歌ウマなキツネ面ゴースシンガーと歌ヘタなアイドルが芸能界頂点を目指す!顔を隠してゴーストシンガーをするフーリ。顔は良いが歌はからっきしのアイドル、コンチュエ。2人はいがみ合いながらも、ライバルたちと競い合いながら芸能界の階段を上っていく。


声優・キャラクター
河西健吾、菅沼久義、日野聡、香里有佐、速水奨、元吉有希子、前田玲奈、青木志貴、木村昴

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

表舞台には立たなくていいんだ…

この作品の原作は未読です。
まぁ、原作は中国語なのでそもそも読めませんけれど^^;

東京MX以外でも放送した意味が大きいと思います。
そういえば、少し前までは「中国の作品=ハオライナーズ枠」という図式が成立していましたが、今ではめっきりハオライナーズ枠の中国作品にお目にかかることがなくなった気がします。
と思って調べてみたら、2018年春アニメで放送された「TO BE HEROINE」を最後に放送されたいないようです。
あ、アニメ映画では2018年8月に「詩季織々」が日中合同アニメとして上映されましたけれど。

一体どうしちゃったのでしょうね?
東京MXとの関係が悪化したのでしょうか?
それとも日本での放送に限界を感じたとか…?

東京MXのサイトを見ると、「独占放送」と記載された作品が幾つかありました。
東京MXはこれまでアニメに相当力をいれてきたテレビ局なので、そういう作品があってもおかしくありません。
それが必ずしもハオライナーズ枠の作品である必要はありませんよね。
だから沢山の人々の目で作品を評価して貰えば良いんだと思います。

この物語の主人公はフーリという少年です。
彼は幼い頃から歌を歌うのが大好き…
幼馴染のチュユンと一緒にピアノを弾きながら歌を歌って…

そんな甘酸っぱい過去を持つフーリですが、現在はキツネのお面を被ったゴーストシンガーに扮しているんです。
それはそうしなければならない状況に追い込まれてしまったから…
フーリの歌には人の心を動かす力があります。
ですが過去の苦い体験の一つ…交通事故の際に顔に傷を負ってしまったんです。

そんな時にユーリにゴーストシンガーの話を持ちかけたのがキム社長でした。
要約すると「母親の命が惜しければ、私の言いなりになれ。」的な台詞でユーリをゴーストシンガーに縛り付けたのでした。
改めてみると、まるで脅迫ですね^^;

ですが、ゴーストシンガーなんて長続きするはずがありません。
ユーリもゴーストシンガーである事を暴露されて…物語が動いていきます。

世間様に対しても、自分に対しても常に正しくあるべき…
届けたいのは歌であり、その容姿は関係ない…
本当に素晴らしい歌には聞き手がちゃんと反応してくれるから…
まぁ、大体こんな感じの物語です。

起用された声優さんですが男性陣以外はほぼ若手の人で構成されていました。
個人的に嬉しかったのが、前田玲奈さんが出演されていたことです。
最近では、「ウマ娘 プリティーダービー」でグラスワンダー役を演じられていましたが、玲奈さんといえば「それでも世界は美しい」のニケ姫ですよね。
あの圧倒的な歌唱力…物語の中で彼女が歌う「アメフラシ」の歌は、涙が出るほど綺麗だったのは今でも忘れられません。

オープニングテーマは、LoveDesireさんの「COME:BACK Stage!」
エンディングテーマは、鹿乃さんの「HOPE」
鹿乃さんの「HOPE」は素晴らしかったです。
もちろん、通勤途中で繰り返し聴かせて貰っています。

1クール全12話の物語でした。
15分枠の物語です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょっと無理も感じるけど基本は王道。ヒロインが可愛いと思ったらおススメかも

2018年秋アニメ。15分枠で全12話。
原作は中国の漫画作品だそう。
成田良美さんがシリーズ構成だったので、興味を惹かれて視聴しました。

展開は大雑把で突っ込み所は少なくないけど、基本的には王道でまあまあ楽しめました。

作画は不安定気味だったかな?キャラクターデザインは今風という感じではなかったですが、私はあまり気になりませんでした。まつ毛にグラデーションかけるのは私は初めて見たかも。

音楽は、EDの「HOPE」と第10話の挿入歌のピアノ版「花の約束」が好きでした。基本的にアイドルソングみたいなのは苦手なのですが、特にソロの「花の約束」はチュユン役の香里有佐さんの声が引き立っていて良かったと思います。

キャラクターは奇をてらった所がなくて見やすかったです。
ヒロインがお勧めキャラで、見た目通りの落ち着いた意思の強い優しい女の子です。チュユンが可愛いと思ったら視聴しても良いかも。{netabare}

幼馴染みのフーリとチュユンがお互いを思いやったり心配したり、仲が良くて和みました。第10話は二人のお互いへの気持ちと音楽への気持ちが良く描かれていて一番好きな回です。

全体通してSKYの正体、フーリとチュユンの関係、フーリの危うい立場がどうなるのかや家庭の問題など、気になる要素は多かったので最後まで結構楽しく視聴できました。
撒かれた各要素も物語のゴールへ向けてきちんと収束していきます。フーリがゴーストシンガーとなったために諦めたものを取り戻す物語として一貫していました。

欲を言うと、家族のために大金を稼がないといけないという展開なので、フーリの家族内の描写をもう少し詳しくして欲しかったかも。
そこが引っ掛かったのもあり、おれたたエンドはともかく、ラストでフーリの金銭的な事情に関しての解決策やそれに繋がる描写が欲しかったです。{/netabare}

サクサク見られて変に捻った所も無いので、細かいことを気にしなければまあまあ楽しめる作品だと思います。(2019.1.15)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

設定に違和感を感じるのはやはり国民性の違いか

4話まで観て断念しました。
面白い、面白くない以前にストーリー展開等に理解し難い点がありました。
{netabare}ツッコミ所は沢山ありますが一番不思議に思ったのは、主人公のフーリは人気アイドルであるコンチュエのゴーストシンガーを務めているのですが、なぜかコンチュエが歌番組に出演する際にフーリがTV局のスタジオに忍び込むという設定です。
案の定、フーリは警備員に追われTV局内を逃げ回るのですが、コンチュエの歌の前奏が終わりかけ、もう間に合わないと思った次の瞬間ギリギリ間に合ったフーリが歌い出すわけですよ。
ここはハラハラドキドキする場面なんでしょうが、こんな設定必要ないですよね。
これがフーリとコンチュエ2人だけの秘密ならまだ理解できますが、関係者(コンチュエの所属事務所の人でしょうか?)も知っているんですよ。
だったら、フーリもスタッフ証とか通行証の類を持っているのが自然でしょう。
警備員に捕まっていたらどうするつもりだったのでしょうか。
だいたい生歌である必要もないと思います。どうせ口パクなんだし録音で良いのでは。{/netabare}
それとフーリの左目の周りの赤い模様が気になります。
狐をイメージした模様にも見えますが、なぜあんなタトゥーを?
フーリがファンタジー作品に出てくる魔導師などであれば有りですが、現実世界の物語だと違和感ありますね。
原作が海外のアニメを観ると文化や国民性の違いをいつも感じます。
残念ながら私の好みとは合いませんでした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ページの先頭へ