泣き虫おすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの泣き虫成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番の泣き虫おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.9 1 泣き虫アニメランキング1位
僕のヒーローアカデミア(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1049)
5876人が棚に入れました
「架空」は「現実」に!
これは、僕が最高のヒーローになるまでの物語だ。

ことの始まりは中国・軽慶市から発信された、「発光する赤児」が生まれたというニュース。
以後各地で「超常」が発見され、原因も判然としないまま時は流れる――。
世界総人口の八割が何らかの特異体質である超人社会となった現在。生まれ持った超常的な力”個性”を悪用する犯罪者・ヴィランが増加の一途をたどる中、同じく”個性”を持つものたちが”ヒーロー”としてヴィランや災害に立ち向かい、人々を救ける社会が確立されていた。
かつて誰もが空想し憧れた”ヒーロー”。それが現実となった世界で、一人の少年・緑谷出久(みどりやいずく/通称 デク)もヒーローになることを目標に、名立たるヒーローを多く輩出する雄英高校への入学を目指していた。しかし、デクは総人口の二割にあたる、何の特異体質も持たない”無個性”な落ちこぼれだった…。
ある日、デクは自身が憧れてやまないあるヒーローと出会い、それを機に運命を大きく変えていくことになる。友、師匠、ライバル、そしてヴィラン…。さまざまな人物、多くの試練と向き合いながら、デクは最高のヒーローになるべく成長していく。
新世代の熱きヒーローストーリーが、始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、悠木碧、広橋涼、井上麻里奈、細谷佳正、増田俊樹、畠中祐、梶裕貴、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一

zeroone01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もう何回観たか分からない

 アニメ4期まで視聴済みでの感想。

 予告を見てはじめは、どうせ小学生好みのギャグ強めのアクションアニメなんでしょ?とか思って軽い気持ちで視聴しました。

が、ふたを開けてビックリ。

 面白い。

 よくあるダメ主人公が実はすごい能力の持ち主だったとかでは無くて、人口の約8割がなんらかの「個性」を持った超人社会の中で「無個性」だった主人公が個性を譲渡され、その個性をうまく扱えないのを考え、奮闘しながら少しずつ成長し、悪に立ち向かうストーリー。

 この「少しずつ」がたまらなく良い。素直に頑張れっ!て応援したくなる。頑張っている姿がとにかくカッコいい。
 1期ではまだ深く語られないが、同様に他の1年A組メンバーの成長もたまらなく良い。

 超人社会の設定自体がかなりおおざっぱで、たまにつまらんギャグが入ったり登場人物の名前がいかにも少年誌っぽい所はあるが、それは少年誌に掲載のアニメなので許せる。面白いから許せる。

 この1期はまだまだ準備段階。2期、3期、4期とどんどん面白くなって行く。
4期まで観てまた最初からを、もう何回繰り返したか分からない。
とにかく大好き。

 3月27日に第5期がスタートします。今度は今まであまり出番の無かったB組メンバーも大暴れします!そしてヒーロー科になれなかったあの人も!
楽しみです。

(2021/2/3 追記)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 9

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

展開は王道だけど、熱いアニメ。

1期13話をとりあえず見終わったのでこの時点で評価をしてみます。
まず感想はとても熱い展開で、だれることなく最後まで(といっても2期があるけど)見続けることができました。

あらすじは人口の殆どに"個性"(特殊能力みたいなもの)が発現してその能力を使って犯罪を犯す敵(ヴィラン)を取り締まるヒーローを職業にしている者もいるなかでプロヒーローの一人「オールマイト」に憧れる主人公で無個性の「緑谷出久」(みどりやいづく)通称「デク」がヒーロー養成校「雄英高校」のヒーロー科へ入学してあることから個性を手に入れることからいろいろな試練を乗り越えてヒーローを目指す物語です。

物語はジャンプの王道のストーリーですが、とても熱い展開で手に汗握りました。2期もあるので2期も観ていこうと思います。
色々ヒーローが出てくるのでその点も面白いですね。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 18

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジャンプ漫画アニメ化 能力系バトルもの

 誰もがなんらかの超能力を持つようになった日本。能力を犯罪に使うヴィランに対抗して「ヒーロー」という職業が生まれた。能力を持たない「無個性」の主人公は、それでもヒーロー育成の名門高校を目指していた……。

 ジャンプの王道系ですが、どこか新しさを感じる漫画。私にとってのジャンプ二大巨塔「ハイキュー!」と「ワールドトリガー」を猛追する、ニューカマー的漫画で、注目してたんですが、早くも(?)アニメ化されましたね!
 漫画を知らなかった人はなかなか楽しめるバトルもの、成長ものだと思います。このアニメは「主人公は無力に見えてたけど、実はすごい力を持ってた」っていうのじゃなくて、「主人公は無力だったけど、ある人に心意気を認められて、力を与えられる」っていう話なので、主人公TUEE感が無くて好きです。師弟の絆っぽい感じも最近のアニメにはあんまりないものなので、逆に新鮮です。

 でも、個人的な感想としては、原作を読んだ時ほどの感動とか衝撃はなかったですね……。まあ「上手にアニメ化したな」って感じ。2期からは見たり見なかったりになりそうです(笑)

 飯田君好きだわー。2期後半くらいから飯田君注目ですよ!多分!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 23

66.8 2 泣き虫アニメランキング2位
テガミバチ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (414)
2849人が棚に入れました
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。

声優・キャラクター
沢城みゆき、藤村歩、永澤菜教、小西克幸、小清水亜美、水樹奈々、菅沼久義、岸尾だいすけ、石川英郎、中井和哉、福山潤、堀江由衣、遊佐浩二

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ストーリーも良かったと思いますけど、沢城みゆきさんの魅力が溢れている作品です・・・やっぱ沢城さんは凄い声優さんです♪

物語の舞台は、夜が明けることのない地「アンバーグラウンド」。そこには人工太陽があるのですが、その太陽が照らしているのは一部の特権階級のみが居住を許された首都だけで、首都以外には光が届かず、大多数の民は暗い場所で暮らしています。

そんな世界の職業の一つに、「テガミバチ」という国家公務があります。テガミバチは、その地で生きる人の「こころ」が込められた「テガミ」を、どんな場所にでもどんな危険も顧みず命懸けで届ける・・・そんな職業です。

この物語は主人公は、ラグ・シーイングという少年です。彼は、7歳の頃にテガミバチであるゴーシュ・スエードという青年と運命的な出会いを果たすのです。そして、テガミバチの仕事に対する誇りと情熱を目の当たりにしたラグは、憧れのゴーシュのように自分もいつか必ずテガミバチになる事を心に誓い・・・大きく物語が動いていきます。

この主人公のラグですが、優しく礼儀正しく、悪事を見逃せない性格の持ち主であると同時に、とても泣き虫で・・・少年だからか喜怒哀楽がコロコロ変わります。

このラグを演じているのが、沢城みゆきさんです。
そして、沢城さんの演技は「凄い」・・・この一言に尽きると思います^^;

ラグを演じている沢城さんの声は、まるで本物の少年のよう・・・そして、物語が始まった直後から、物語にぐいぐい引き込む力を持っていて・・・
ふと気がつくと1話目からラグの喜怒哀楽にすっかり同調していました。特に、ラグの涙・・・もちろん物語の展開上の感動もあるのですが、それ以上に沢城さんの演技に反応して勝手に涙が溢れてくるのです・・・(;_;)
振り返って見ると、滅多に出来ない貴重な経験をさせて貰ったように思います。

主人公のラグは感受性が豊かなので、演じるのは大変だったかと思いますが、私としては、様々な沢城さんの演技に触れる事ができて本当に良かったと思っています^^)v
これだけでは沢城さんの演技の「凄さ」を伝えきれていないかもですが、そこはご了承願います^^;

この作品も沢山の人物が登場するのですが、ラグの周りの人間は優しく温かい人ばかりなので、安心して視聴ができました^^
そして、ラグには大きな目標があります。普段の仲間や支えてくれる人達との掛け合いから一人でできる事の限界や仲間の大切さを感じる事ができるのですが、ラグが目標に向かってどのように突き進んでいくか・・・この作品の最大の見どころだと思います^^

前評判で「感動する」「泣ける」と聞いていましたが、まさしく評判通りの作品だと思います。
この作品には続きがあります。1期のラストも続きが物凄く気になるところで終わっているので、引き続き2期を視聴したいと思います^^

2クール25話の作品なので、視聴するために時間を作る必要のある作品ですが、この作品の世界観や沢城さんの演技が気になる方には、是非視聴をお薦めしたいと思います。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 25

M&M さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1話目ですでに涙目・・・

1話目ですでに泣いてしまいました。

ラグの声(沢城さん)が私の涙を誘うのです!ww

何度泣いたかわかりません・・・(笑


でも、ただ泣けるだけじゃなく、内容としてもすごく心に残るアニメです!

テガミバチが人の心を届けるため、命をかけて、その心が入っているテガミを届けます。

主人公(ラグ)の言葉一つ一つが出会った人々の心を動かしていきます。

笑ったり泣いたり、このアニメを見終わったあと、心があったかくなった感じです(笑

2期では、またちょっと違ったテガミバチが見れて面白かったです!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 12

かおぴー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たくさん感動させられたー(;_;)

テガミバチ・・ぜひ見てくださいm(__)m
たくさん泣いたっ!主人公の性格がとっても優しいから、いつも涙がこぼれてきて、あーー。いい子だなーー。って思った!

テガミバチは、2期まであるんだけど、1期は1話1話完結されているので、ふと癒されたい、泣きたいなってときに見るといいと思う!(2期は1話1話で完結されてないよ^^)

あらすじ>>題名のテガミバチとは、名の通り、手紙を配る職業のこと。
主人公のラグは、初め、テガミとしてゴーシュに運ばれることになる。主人公のラグを目的の場所(宛先の場所)へと連れていくため、ラグとゴーシュは旅をし、その旅の思い出は、ラグにとってかけがいのないものとなる。
その後、ラグはゴーシュに憧れて、勉強してテガミバチになる。
ラグは、ただ手紙を配るだけでなく、
手紙に充てられた心を読んだり、その手紙にこめられた気持ちを他の人に届けたりする能力があり、多くの人を感動させ、助けることになる。

ラグは本当に優しい男の子で、困ってる人を見るとほおっておけないタイプ!!!^^
だから、ラグの能力を使って、いつも手紙の心を届けていくの!
一つ一つの手紙には、想いがつまっており、手紙には嘘のことを書いていても、ラグの能力で本当の気持ちを、たくさんの人に伝えていくんだ♪

テガミバチの話はいつも涙を誘うから、泣かせようとしているのがみえみえと感じて、合わない人もいるかもしれないけど、私は結構、素直に泣いちゃった^^

投稿 : 2024/03/23
♥ : 15

76.4 3 泣き虫アニメランキング3位
こみっくがーるず(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (536)
2083人が棚に入れました
萌田薫子(P.N.かおす)15歳。職業高校生、そして4コマまんが家!
まんが家専用の女子寮に引っ越してきた彼女は、同室の少女まんが家の小夢やTLまんが家の琉姫、少年まんが家の翼といった仲間に囲まれて、 今日も楽しくネームにペン入れ、仕上げ作業に徹夜作業!
かわいくて面白い、まんが家寮生活が始まります!

声優・キャラクター
赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かおす先生が不憫かわいい、終わってみれば安定のきらら枠。

「まんがタイムきららMAX」に掲載の4コマ漫画が原作ということですが、原作は未読です。

主人公のかおす先生(本名: 萌田薫子(もえた かおるこ))も含めて4人のメインキャラは、高校一年生の現役女子高生でありながら漫画家という異色の設定。

タイトルの『こみっくがーるず』は、「こみっく=漫画 を描く女の子」という意味と「滑稽な女の子」という意味のダブルミーニングと思われます。よう知らんけど。

文芳社という出版社で漫画家デビューを果たしたものの読者アンケートで最下位という残念な結果になってしまったかおす先生。

かおす先生のブレークスルーを図った担当編集の編沢さんから、文芳社漫画雑誌掲載作品を描く女性漫画家が集まる女子寮への入寮を進められ、かおす先生は一念発起上京を果たします。

そこで出会った漫画家仲間との寮生活や通学する学校での学園生活をストーリー上のメインとする日常系作品です。

かおす先生は女子高生でありながら周囲の女子高生に対して一歩引いてしまい、ときに「胸があたって嬉しい」とか「カワイイ女の子に囲まれて幸せ」といった「おっさん」的な感想を持つので、その外見的ギャップと内面的部分への共感が作品のウリの一つではあると思います。

作品の性格上、日常場面でも漫画制作に関わる描写が多いです。かおす先生以外の三人がそれぞれ苦労はありながらも比較的順調な漫画家生活を送る中、没ネームと編沢さんからのダメ出しに悩まされ、漫画制作技術的にも周りから劣ることに悩み、ネガティブに落ち込みときに慌てふためくかおす先生のあまりの不憫さに耐えられるかどうかが視聴のハードルになります。

一見ストーリーがほとんど無いように見えて、やはり「漫画制作」という作品の芯があるために全体に渡りうっすらとしたストーリーと主人公を含めた各キャラの成長が描かれるのは『NEW GAME!』といった作品とも類似性があります。

しかし『NEW GAME!』の青葉と主人公のかおす先生の能力設定と性格設定が逆方向を向いているため、『NEW GAME!』が合うからといって『こみっくがーるず』が合うかどうかは一概に言えないと思います。

ただ個人的には1クール通して観た結果として、かなり面白かったです。原作にも少し興味を持てて、読むことも検討しています。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 39

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

あばばば(笑)地味にハマっています・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

いつも期待度の高いきらら枠作品。
この作品も笑いあり、感動ありの良作だったと思います。

主人公の”超”ネガティブな性格が評価の分かれ目かな?
ここさえクリアできれば、最終話までかなり楽しめると思います。

序盤~中盤は、女子高生漫画家たちのほのぼのとした日常を描き、終盤は上手く感動的な展開に・・・。

本当に、ほのぼのと感動は相性が良いと再確認しました。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 40

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きらら系女子漫画家寮生活

きらら系4コマ漫画が原作。ゆるふわな女子高生兼漫画家の女の子たちの日常系のおはなし。主人公の4コマ漫画家の萌田薫子(PNかおす)をはじめ薫子が入寮することになる女子漫画家寮の3人と寮母さんや担当編集さんとの日常がメインです。他に少女漫画家の恋塚 小夢(PN恋スル小夢)、エロ漫画家の色川 琉姫(PN爆乳姫子)、少年漫画家の勝木 翼(PNウィング・V)や寮母さんの交流を描いており、漫画家の仕事についても触れられています。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 28

74.9 4 泣き虫アニメランキング4位
三ツ星カラーズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (437)
1665人が棚に入れました
上野の平和を守るため、朝から夕方まで街を駆け回る小学生3人娘・カラーズの活躍が描かれる。

声優・キャラクター
高田憂希、高野麻里佳、日岡なつみ、田丸篤志、玄田哲章、名塚佳織、朝井彩加、東城日沙子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自由奔放は子供の特権!

原作未読。最終話まで視聴。

東京・上野を舞台に、小学生の少女3人組の日常を描いた、ほのぼのコメディ。
自由奔放に駆け回る少女たちと、周囲の大人たちの優しさが微笑ましい。

この作品の問題点は作画。
タイトルの通り、色使いもカラフルで、綺麗で見やすい絵だったとは思うんだけど・・・。
いかんせん静止画が多過ぎ。
『紙芝居か!』ってツッコミたくなることがしばしばある。
最終話。結衣が腕を振り回している”静止画”が!
『アニメなんだから動かせよ!』
という訳で、作画の評価は±0で☆3です(笑)

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
私はロリコンになった覚えはないんだけど、何故か視聴しているだけで和んでしまう作品。
上野の平和を守るために「カラーズ」を結成した、小学生の少女3人組の日常を描いた、ほのぼのコメディ。

【第2話】
今回も愉快に遊びまわるカラーズの面々。
前半のかくれんぼの結末は吹き出してしまった。
結衣ちゃんは、別な小学校に通っているのかな?

【第3話】
バナナ、上手に売り切ったな。

【第4話】
ののかのパンVSももかのおにぎりのくだりは面白かった。
後半のパレードはアニメではなく紙芝居(笑)。

【第5話】
後半の動物園にくだりはまあまあ面白かった。
主要な登場人物以外は張りぼてみたいで気持ち悪いけど(笑)

【第6話】
鍋、不味そう・・・。所詮、小学生のすることだからなぁ・・・。

【第7話】
銀杏・・・、確かに相当臭いよね。

ハロウィンからのゾンビゲームのくだりは面白かった。
カラーズの周囲には付き合いの良い人たちが多いよね。

【第8話】
前半の博物館のくだり。
第5話の動物園同様、主要な登場人物以外は張りぼてみたいで気持ち悪い(笑)
後半の福引のくだりは、ののかとの会話が面白かった。

【第9話】
初詣のくだりも静止画多用・・・。う~ん。

タイムカプセルのくだり。10年後のカラーズの面々ってどうなっているんだろう?
本当にののかは付き合いが良いな。


【第10話】
雪合戦のくだり。
対斎藤用の雪玉に、本当に「ウ〇コ玉」が混じっていたとは!

『バレてるぞ』のくだりのオチは、中年男性として少し心が痛んだ(笑)

招き猫のくだり。静かなのに存在感抜群のさっちゃんって!

【第11話】
前半は花粉症。
カラーズの3人は花粉症ではないのだが、どうやらののかは花粉症らしい・・・。
しかし、小学生とはいえ本気のグーパンをお腹にくらったののかちゃん。
お気の毒に・・・。

後半はハイパーかくれんぼ。
斎藤、ヒドい・・・。

【第12話】
前半は、主な登場人物総出演のくだり。
いかにも最終回っぽい。
中盤は、いかにも子供っぽい話。
コロッケ屋のコロ婆、少し可哀想・・・。
終盤は、お花見会場で、何故かイチゴを売る話。
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 35
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

カラーズぱわーで乗り越える(BD全巻購入

1話目感想
{netabare}
黄色はよくいる感じの悪ガキタイプ。

青は見た目大人しそうだけどサイコパス。

赤は少し気弱で一番まとも。

そんな3人に付き合う斉藤は優しいのか暇なのか。

キャラは特徴あるしマイナス要素も特にないし気楽に観れる感じで良いと思う。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
秋葉原までのあの道は見覚えある。知ってる場所が映るとなんか嬉しい。

赤はツッコミ上手。将来有望。

そしてとにかく黄色がクソガキ。「大声出すよ」は笑った。
{/netabare}

最終回まで観終えて
{netabare}
やってることは酷すぎるんだけど観ていて楽しいのはアニメだからこそかな。

結衣の辛辣な部分が見え始めてから面白さが加速していった印象。

子供の無邪気さを良く描けている良い日常ものだったと思う。

{/netabare}

個人的には円盤を買うほど気に入った作品だったけど売上はたったの604枚...。メイン3人がクソガキすぎて受け入れられなかったのかな...。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 13

しるまりる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんて魅力的な女子小学生たち

上野を守るために日々奮戦する女子小学生たちのドタバタコメディ。

3人の女子小学生が青・黄・赤と信号のようなカラーを持っているわけだけど、みんな個性的で魅力的。
それぞれの言動ややりとりが軽快で、みていて楽しい。

3人の活動は上野のアジトを中心に駅や公園・商店街を舞台に繰り広げられる。
おそらく、意図的に3人の家庭や学校における描写はされていない。そして、それが正解だと思える。

3人を取り巻く大人たちのまなざしはみな優しい。サイトウを含めて。

3人は真剣に上野を守るために日々行動しているが、この世界は平和な世界なので、もちろん彼女たちが意図してるように宇宙人やUMAや殺人事件から上野を守れているわけではない。
…だけど、上野を自由気ままに闊歩して歩く彼女たちの姿は、ある意味上野の住人や来訪者の心を守っているのではないのか。

とても面白くて魅力的な作品でした

投稿 : 2024/03/23
♥ : 11

65.3 5 泣き虫アニメランキング5位
テガミバチREVERSE[リバース](TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (252)
1650人が棚に入れました
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人の「こころ」を命懸けで届けるテガミバチの物語・・・再びこころを震わされました^^;

この作品は「テガミバチ」の続編に当たるものです。ストーリーに繋がりがあるので、もし前期を未視聴の場合は、是非そちらからの視聴をお薦めします^^

物語の舞台は、夜が明けることのない地「アンバーグラウンド」。そこには人工太陽があるのですが、その太陽が照らしているのは一部の特権階級のみが居住を許された首都だけで、首都以外には光が届かず、大多数の民は暗い場所で暮らしています。

そんな世界の職業の一つに、「テガミバチ」という国家公務があります。テガミバチは、その地で生きる人の「こころ」が込められた「テガミ」を、どんな場所にでもどんな危険も顧みず命懸けで届ける・・・そんな物語の第2弾です。


前期では、主人公のラグ・シーイング(CV:沢城みゆきさん)が彼を守る相棒(ディンゴ)のニッチ(CV:藤村歩さん)と巡り合い、幼い頃に心に誓った「テガミバチ」になるまでと、テガミバチになってから様々な人との触れ合いを通した彼の成長がハートフルな展開で描かれていました。
でも、前期ではラグにとってとても大切な人が行方不明になっていて、今回は行方不明になった大切な人を探しに奔走するのですが・・・その人が行方不明になったのには理由がありました。
この作品の最大の見どころですので、気になる方は真相を明らかにするためにも是非視聴して頂きたいです^^

この作品といえば、前期は主人公のラグ・シーイングを演じる沢城さんの演技が半端ありませんでしたが、今回も沢城さんは「凄い」の一言です・・・何度も沢城さんの声に心が震わされました^^
でも、今回はストーリーの展開が相まって、主人公以外でも泣き処が満載でした^^;

離れ離れになってしまった大切な人にもう一度会えたら・・・嬉しくて仕方ありません。
でも、この裏には離れ離れになった時にどれだけ辛く悲しい思いをしたのか・・・
嬉しさが募るほど、このギャップを感じてしまい・・・(;_;)無しでは見れませんでした^^;
そして・・・嬉しくて仕方無くても時と場合によっては素直に表せません。年齢を重ね、仕事でもある程度の職位についていたら尚更です。
でも、そういう時にどうすれば良いか・・・この作品の中で教えて貰えます^^

この作品には、人の「こころ」を奪う鎧虫(がいちゅう)がいて・・・こころを奪われると正気ではいられません。だから、人は鎧虫にこころを奪われることを恐れます。
その鎧虫と戦いながら町から町に手紙という「こころ」を届けるテガミバチがいて・・・
こころ・・・人間性とでもいうのでしょうか・・・自分自身から絶対無くしたくないものです。
こうしてみると、この作品では「こころ」の大切さを一貫したテーマとして描かれています。
だから物語にもあちこちで共感できるし、CVの名演技もあってあちこちで感動できたのだと思いました。

前期に引き続き、2期25話の物語なので視聴するために時間を作る必要がありますが時間を作った分だけ、感動と良い余韻を与えてくれる作品だと思いました。
アニメはこれで終わりの様ですが、少し気になるのは伏線が全部回収されていない事です。
第16話以降が完全なオリジナルストーリーになったからでしょうか・・・
何かの機会に伏線が回収できる事を期待したいと思います♪

投稿 : 2024/03/23
♥ : 23
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

手紙を送る者と受け取るもの

テガミバチ(無印)の続きです。正に物語のクライマックスと言う所で終わってしまった前期の続きですので、必ず1期から視聴しましょう。

1期に引き続き、ラグとニッチ=テガミバチとディンゴのコンビは健在です。心を失ったノワールの中に、かつて自分の憧れたテガミバチの影を見出すラグは、悩み傷付きながらも成長していきます。前期では出番の少なめだったザジとコナーの為にもかなりの時間が割かれ、新たな魅力を引き出していると感じました。

そしてジギー・ペッパー、こころを燃料とする鉄の馬で駆ける、ただ一人の速達専用テガミバチ。圧倒的なビジュアルと隙の無いクールさを持つ彼の活躍も、ほんの少しだけ描かれます。演ずるはxxxHOLiCの百目鬼君や銀魂の土方さん役でも有名な中井和哉氏。「心弾、群青」であっという間に鎧虫を仕留めたり、静かな思いやりでラグを諭したり。ちょっとカッコ良過ぎやしませんか? 彼を主役に据えたスピンオフ作品とか製作されたら是非観てみたい。ほんの僅かな、顔見せ程度の出番で、これほどまでに強い印象を残すキャラというのも珍しいと思います。

さらに12話ではスクランブルダーッシュ!の号令でお馴染みのアリアさんとニッチ、いとも珍しいコンビが活躍します。このお話ではアリアさんの意外なドジッ子振りが描かれており、いつもの冷静沈着、温厚な姿からはかけ離れていて、妙に可愛かったりします。これがギャップ萌えというもの? 時間的な問題があるにせよ、いくつかのアニメでは主人公とそれ以外のキャラの繋がりは強固に描かれているものの、サブキャラ同士の繋がりが希薄にしか描かれていないものもあります。本作ではこの回に限らず、そのあたりをちょくちょく描いているので好感が持てます。

REVERSEでは全体的に見て、マローダーおよびノワール関連の話に殆どの回を費やしている為、前期と比べて殺伐とした戦いを描く場面も少なくなくなり、1話完結のお話も減ってしまったので、作風がかなり異なります。そんななので無印を手放しで楽しんだ者としては不満な点も少なからずあるのですが、一方で前半のニッチとニッチのお姉さん、後半のザジとジール、コナーとサニー、ラグとノワールの関係は、回を重ねて丁寧に描かれており、前期とは別の視点から作品の魅力を見い出す事も出来ました。

音楽について、前半OP、EDは「小さな魔法」と「勿忘草」。AIMIさんと若Gさんという方がそれぞれ作詞、作曲を兼任されており、後半のOPは前期OP「はじまりの日」も手がけたスガシカオさんによる「約束」。前期後期のOP、ED合わせて全8曲中、実に6曲までが作詞作曲を兼任されている方によるものという珍しさ。詩と音の調和は重要なもの、聴き心地の良い曲が多い印象でした。劇中音楽も全編に渡って落ち着いていて作品の世界観との相性がとても良好だったと評したいです。

1期、2期を通して、作中で描かれる様々な心弾、それらもまた撃ち出す者の想いの込められた"手紙"である事が分かります。真心を込めたラグの赤針および手紙弾、※拒絶を込めたノワールの漆黒、悪意そして悲しみを込めたザジの青棘、作中にはラグの赤針が効かないノワールや、ザジの放つ青棘を受けても平気なジールという人物が登場しますが、これも手紙、延いては文字の持つ性質を良く表しています。想いを込めて綴った言葉も受け手があって初めて意味を持つもの。時によっては込めた想いが届かない場合もあります。

テガミバチに登場する人たちはあまりにも優しく、自らの心が空になるまで心弾に想いを乗せ続ける、勇者とも愚者ともとれる人たちです。そんな彼等だからこそ人に想いを届ける事が出来るのかも知れませんが、私達は彼等を見て、それに倣うべきか否か、想いが届かなくとも手紙を書き続けるのでしょうか? それとも書く事を諦めるのでしょうか? 

ジギー・ペッパーの台詞{netabare}「手紙は人の込めた心の形だ。だが、一方的な想いの形でもある。相手を思いやる手紙ばかりではない事を覚えておくんだ。善意にも悪意にも取り込まれない、強い心を持ったビーになれ。」{/netabare}には、手紙を送り出すもの、受け取るもの、いずれの側に立とうとも、しっかと肝に銘じ、守らねばならない気構えが込められているのだと私には思われました。

他者への思いやりを持って自身の想いを伝える事、また自身の冷静さを持って、他者からの想いを受け取る事、いずれも決して失念してはならぬ大切な事だと思います。


  撃ち出す弾はこころの欠片‥心弾装填、響け!錫針!


…図に乗りました。スミマセン。一度言ってみたかったのです‥。


※:作中では明確な説明がありませんが、私にはそう見えました。

※:きれいに纏まってはいますが、未解決な事を残したままの終幕だったので、続きの物語がある様に思えて仕方が無いです。漫画未読なので今度買って読んでみようと思います。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

2期も安定して良い!もらい泣きしそうな物語!

主人公の泣きっぷりはこちらも相変わらずもらい泣きさせられます。
ゴーシュの行方、ニッチの謎、首都アカツキに関する謎など少しずつ解き明かされていきます。続きが作られるなら作って欲しいですよ。
サブキャラのエピソードも多いのもテガミバチリバースの特徴。
サブキャラもメインキャラたちに負けない活躍をします。

感想(つぶやき)
{netabare}
ロダさん可愛い。
{/netabare}
原作未読。続編あるならみたいなと思いましたがこのアニメ終わってだいぶたちますが3期の気配なさそうですね((>ω<。))プルプル

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8

71.1 6 泣き虫アニメランキング6位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (264)
1560人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Cawaii!

以前TVかネットでイタリアの女子達がセラムンのコスが流行っているのを思い出したのでレビュー。

セーラームーンって魔法少女バトルを確立させたと同時に必殺技や、太陽系を属性にし明確なキャラ分けと、意図的なヒロインの複数化した雛形アニメなのでしょうか。

本作は従来男子の土俵だったバトルと、女子の憧れだった魔法美少女を上手く融合させてヒットしたんですかね。ただ、引っかかるのは女子の気持ちは分かりかねますが、戦う女子に憧れを見出す姿とかって男子の妄想でもあったりして、男子も隠れながら観ていた気がします。

もう死語なのかも知れませんがCawaiiは独自の言語として、外国では扱われているし、外国からするとかわいいは女性に対して失礼な言葉を持つ側面もあって、男性に対してかわいいと日本で言う意味と同じような意味合いで解釈される側面も持つ。

セーラームーンの世界の敵は、見るからに大人の女性でしかも半裸wそこにまだ未熟な美少女達が戦う構図がCawaiiを再現している。敵は蛇などの隠喩的エロ要素を持ち、逆にセラムン戦士達の未熟なかわいさを映しているように感じる。またタキシード仮面がピンチで登場するのも一つのかわいさの表れである気もする。やはり男に守ってもらうという構図は、彼女達がいかに強かろうと、その時は脆弱な乙女に戻る。

この脆弱さこそが、儚げでロマンティックで、懐かしくもすぐ手に届くようで届かない。凡庸だからこその親密性と、脆弱だからこその神秘性がCawaiiと勝手に感じております。ただ、そう考えるとかわいいと言われて嫌な気持ちも分からなくはないと思ったりもします。

日本ならではの感覚の言葉で無常を「もののあはれ」と表現したり、「いき」とか「わびさび」とか「うまみ」何て言う抽象的な言葉の一つとして「かわいい」が定着してきたのかもしれません。何でも枕草子が「かわゆし」と表現した言葉が源流のようですし。

ちなみに自分は何故かセーラーウラヌスが好きだったんですよね。ボーイッシュなのに乙女なところがギャップっていうんですかねwよく分からんレビューになってしまいましたが日本に生まれてヒャッハーーー最高だぜprpr

投稿 : 2024/03/23
♥ : 38

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今みたらまぁきたない画なんすけど・・

当時は演出がかっこよくってみんなハマってましたね。
Rまではおもしろかったかな・・原作も読んでた。
男子は結局誰派かの派閥闘争なわけで。物語では感動もしないし泣きもしない。女子はなぜないてるんだと。。。ただかっこいいと思うだけ。
当時小学生だったわたくし、初代からの生粋の亜美ちゃん派だった。今思うとバカじゃないかと・・マイノリティでしたね。
ガキってだいたいは、うさぎ、レイ後半で美奈子なんだけど。
もちろん大友では亜美ちゃんがぶっちぎりでしたが最初はそうでもなかったすよね。そもそも打ち切りの危険があった作品ですし。そういえば大友て久川さんが名付け親でしたね。いろんな意味で偉大な作品

たまに聞かれたりするが、リメイクしたら儲からない?てかオトナ向けのグッズなくない? 
それは・・・『子供はどうしたらできるの』ってくらい答えづらい質問だよ。。。。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 16

はんぺん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

懐かしい・・・

結構最近、懐かしくなって見直しました(笑)

今はプリキュアとかが人気ですけど、やっぱり楽しかったです。面白いっていうより楽しいです!

セーラー戦士ってすごい発育良いけど実は中学生だったんですもんね。そこからびっくり(笑)
プリキュアの絵柄も、もう少し大人っぽかったらはまれそうな気がするんだけどなあ…。

セーラームーンは悪役がかっこいい人ばっかりです。特にネフライトが大好きです。あとは緑川光さんとかもイケメンの悪役で出てきます(笑)

同じような話の繰り返しもありますが、基本的にどの回も楽しいし、話の終盤は純粋に感動できるので昔見た人とかは見直してみるのも楽しいかもしれないです!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5

67.2 7 泣き虫アニメランキング7位
デジモンテイマーズ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (189)
1402人が棚に入れました
デジタルモンスターシリーズのテレビシリーズ第3作。
どこにでもいるごく普通のデジモン大好き少年だったタカト。そんなタカトが見つけた青いカードは、カードリーダーを本物のデジヴァイスに変える不思議な力を秘めていた。
憧れであった本物のテイマーになってしまったタカトだが、他のテイマーやデジモンを消滅させようとする謎の組織と時に協力し、時に敵対するうちに現実世界とデジタルワールド双方を巻き込む戦乱に巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
津村まこと、野沢雅子、山口眞弓、多田葵、折笠富美子、今井由香

68.7 8 泣き虫アニメランキング8位
ミイラの飼い方(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (216)
834人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る男子高校生・柏木空はある日、旅先のエジプトにいる自称"冒険家"の父から突然、ミイラを送りつけられる。「面白いミイラを見つけたからお前に預けることにした!」と書かれた父の手紙におののく空。だが、送られてきた大きな棺から現れたのは、全長12cm!?なんと手のひらサイズのミイラだった・・・。小さい上に、臆病で、泣き虫、でも何ともいえない可愛さのミイラにミーくんと名づけ面倒を見ることになる空。一つ屋根の下、一緒に暮らし始める空とミーくんの共同生活とは・・・・。

声優・キャラクター
田村睦心、河本啓佑、茜屋日海夏、茅野愛衣、山下誠一郎

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミイラという名のペット物語

簡単に言うとミイラを飼う物語です(笑)
このミイラが小さくて、今までの物語や映画に出てくるミイラとは違いとても小さく可愛いミイラです。ミイラと言えばミイラの姿かたちはしているけれどもとてもひ弱に見えるミイラで(実際ひ弱のようだ(笑))そんなミイラを主人公はとても可愛がります。ペットを可愛がるように。

 そんなお話です。私は観ていて飽きなかったけど、好き嫌いはあるかもしれませんねー、でも、それなりに事件は起こるし、ミイラ以外にも不思議な生き物が出てくるし、コメディ路線としてはいいんじゃないでしょうか、でも、そこまで面白いかって言われると、うーんってなるかな・・・私は嫌いじゃないですけども、

コメディが好きな人、ペット物が好きな人は観てみたらいかがでしょうか

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 4
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰でも安心して楽しめるほのぼの日常コメディ

「ミイラの飼い方」は原作の方がcomicoの方で連載されており、
私は原作から入ったのでアニメ化をとても楽しみにしていました~ヽ(*>∇<)ノ
アニメで興味を持たれた方は、ぜひぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

~最新話までの全体の感想~
ミイラという本来はホラー要因になりそうなキャラを、
逆にいかに可愛らしく見せるかがこの話のキーポイントですね!
アニメとなると、漫画では表現の難しいミーくんのちょっとした仕草とか、
歩くたびにちっちゃく効果音が鳴るところが可愛すぎる!!
特に、小鬼のコニーがグッd(^_^o)ってする時の音が好きです笑
「ミイラの飼い方」はミーくんを初めとしたアニマル(?)達との
日常系ストーリーなので、基本ほっこり見れるお話です
基本的には、、、。第4話くらいから少しずつ、
重い部分が見えてきますけどね汗
ともかく、作者さんのこのお話に対するモットーが
「恋愛なし、エログロなし、悪口なし」(←確か!また確認します)
ということですので、万人が楽しめる作品には間違いありません!

ただ、少し残念だったのが主人公空くんの声かなぁ(・-・`*
想像していたよりも、というかかなり女性寄りの声になってましたね。
確かに、典型的イケメンボイスのイメージでないのは確かですが、
なんだか違和感が、、、。少年声ではあるけれどすこし憂いを帯びた印象
(たとえば花江さんとか)を期待していました。他月、モギ(茂木朝)ちゃんの
声はぴったりでした!

それから、原作ファンとしてはもう少し原作に沿った進行にして貰いたかったかも。
ある意味の見せ場がカットですからね-。ちょっと盛り上がりに欠けた感が。
ともあれ、今後も楽しみにしています( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
(更新日:2月3日)

以下、各話ごとネタバレありありの感想になります


第1話 しろくてまるくてちいさくてとてもなきむしだけどがんばる
{netabare} 始まりました!ミイラの飼い方!
いやもうオープニングから可愛すぎるでしょ!!
あんなミイラがいたら私でもペットにしたいですね笑笑 
みーくんとぽちのわんわん合戦も楽しかったです。
一時、ミー君が番犬みたいな鳴き声だったらどうしよって
考えていた時もあったんですけど、まぁそんな筈もなく、、、安心した笑 
最初の方の話を振り返るのは久しぶりなので、アニメでもキレキレな
空くんのツッコミに初視聴者のごとく笑わせて貰いました。
みーくんの心の声も、漫画っぽさを残したコマで表現してくれていたので、
よかったかな。次回は、ミー君が来てから初の大きめな事件が起こるので、
楽しみにしたいと思います(✿´ ꒳ ` ) {/netabare}


第2話 いじわるされたりおいかけられたり小さいということはとてもたいへん
{netabare} 今回はもぎちゃん(茂木朝)の出てくる回でしたね!
もぎちゃんはさばさばっとしたタイプの女の子なので、
あんまり甘すぎる声じゃいやだなぁ~と思っていたのですが、
だいぶイメージに近い声で安心しました!

ただ、この回は空くんの見せ場でもあったので、
原作と少し違っていたのが結構残念でした。
もしかすると、ちょっとアニメとして放送するにはグレーな部分であったのと、
尺の関係かもしれないんですが、、、。
私としては、この話でぐっとストーリーに引き込まれた印象があるので、
できればカットしてほしくなかったかな。
盛り上がりに欠けちゃったような気がします。

まぁ、でもこれはこれで、出てきたキャラが皆いい人で終わったので
めでたしなのかな、、、。あと、今回大地くんがちょこっとだけ登場しましたね。
原作では、彼が出てくるまで結構話数を踏んでいるので、
やはりかなり詰め詰めでの進行なんだろうな( ̄▽ ̄)
できることなら、急がずクールを分けるなどして展開してほしいと思いました。{/netabare}


第3話 たいせつなひとが風をひいたらとてもしんぱい
{netabare} たいせつなひと=みーくんにとっての空くんですね!
今回は、空くんのおばさんであるカエデさんがしっかりと登場した回でした。
カエデさんはメガネをかけると性格が豹変してしまうという、
一気にコメディ感が増すキャラです笑 ホントは空くんや他月、
みーくんたちにいたるまで、すごく気にかけてくれる
優しいお姉さんなんですけどね、、、。

さて、今回も少し展開が早く、もう「風邪回」がきてしまいました。
いちいちみーくんが可愛すぎて、風邪なんか引いている暇ありませんね。
それにしても、冷えピタの代わりになるとは、なんとも斬新なミイラの活用法、、、
いや、なんでもありません笑 今後の展開にどう絡ませてくるかは、
アニメで何処までやるかによりますが、所々に伏線がちりばめられていたなぁと。
みーくんの謎はさらに深まりましたね。まさかあんな方法で風邪を治すとは!
そしてそして、最後のアレは何なのか!?
次回、アレと他月の関わりを楽しみにしたいと思います♪{/netabare}


第4話 おにごっこはひとりではできないしいっしょは楽しい

{netabare}
さて、前回の最後に登場した子鬼が、いかにして空達の仲間になるかのお話でした。
コニーはまたみーくんとは対照的な、マイペースで素直じゃない(他月にそっくり)
なキャラですね。この話は、それぞれの人物の元にくるキャラが、
飼い主とどんな絡みを見せてくれるかというのも魅力の一つだと思います。
さて、今回ちょこっとだけ他月の闇のような部分が見えてきましたね。
公園で発見したドラゴンを助けることができなかったという他月。
詳しい出来事はまだ触れられてないですが、どうやらそれが他月がコニーとの仲を
深めることに躊躇してしまう大本の原因みたいです。このあたりから、
どうやらこの物語は単なるほのぼの系だけではない、という部分が
見え隠れしてきましたね。
来週はOPに登場したり、4話でもちらりと触れられていたドラゴンが出てくる模様。
楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 9

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

カエデちゃん、エンディングのダンス中目が笑ってなくてマジで怖いっす。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ショート。ミイラの擬人化というもともと人を擬人化してかわいくした感じのもの。エジプト人が日本語を理解している。どうでもいい系のアニみぃメ。
期待度:★★★

予想外に面白かった。
主人公は学園ベビーシッターズの主人公のように完璧超人です。

怪異が普通に受け入れられる世界なのかな。そこのギャップさえ乗り越えてしまえば十分楽しめると思う。
怪異との友情?怪異を通して人間が成長できる部分だったり。

みぃくんかわいかったが、かわいいと思ったら負けのような気がして思わないようにしてた。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 11

61.0 9 泣き虫アニメランキング9位
ひとひら(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (130)
752人が棚に入れました
麻井麦は、一ノ瀬野乃の強引な勧誘により演劇研究会に入ってしまった。窮屈な部室で活動している演劇研究会は演劇部と対立しており、互いの存続を賭けて演劇公演での対決を控えていた。極度のあがり症から何度と無く挫折しそうになるが先輩たちや中学以来の親友である遠山佳代、高校で親しくなった神奈ちとせや西田甲斐らの支えもあって、麦は大きな成長を遂げていく。

声優・キャラクター
樹元オリエ、川澄綾子、氷上恭子、成田剣、岸尾だいすけ、ゆきのさつき、やぶさきえみ、宮川美保

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一片の想い。一期一会の出会いを大切に…。

とても面白かったです。
笑ったり感動したりしました。


~簡略的なあらすじ~
熊鷹芸術学院に進学した麻井麦。
無理矢理かつ強引な勧誘により、
極度のあがり症である彼女は演劇研究会に入ってしまう。
そこはわずか5人の、演劇部と対立する部活だった…。
麦と演劇研究会の命運はいかに…?

演劇研究会での活動をとおして麦の成長を描く物語です。
自分には合わない演劇をやることになってしまった麦。。
笑いあり涙ありの青春群像劇。
作品自体の演劇に対する構えも本格的で、
なかなかに観ごたえあるお話でした。
演劇部と演劇研究会、2つに分かれている理由。
これが物語の鍵を握っているようです。


演劇研究会の雰囲気が好きです。
三年生3人と一年生2人で構成されるこの研究会。
部員たった5名ということもあり、
先輩後輩の壁があまり無かったのが大きな要因だと思います。
それでも、楽しくわいわい演劇をやるというわけではなく、
演劇に対する姿勢は本気で、シリアスな展開もあり。
物語に起伏が激しい作品で、観入ってしまいましたね。

失敗と挫折を繰り返す麦。
そんな中、演劇研究会のみんなや友達に支えられ、成長していく麦。
特に研究会代表の野乃の存在はこの先の麦にとって大きな財産となるはずです。
そして、麦の成長がもたらす周囲への影響。
最後まで観ると、登場人物全員が変わったなと感じます。
お互いの存在がお互いを良い方向に導く。
出会いって素晴らしいですね。


キャラも個性があって好きです。
麦、とても可愛かったです。
自分に自信がもてない彼女の表情、行動がいちいち可愛かった。。
守ってあげたいキャラランキング上位に食い込むこと間違いなし。
お気に入りです。
野乃先輩も好きですね。
先輩の猫パーンチッ!を喰らいたい…。

他にも好きなキャラは多く、満足しています。
キャラデザも可愛らしいです。


OP「夢、ひとひら」 歌ー浅見ユウコ
ED「スマイル」 歌ー水橋舞

OPは隠れた良曲だと思います。
素敵なイントロに綺麗な歌声。
作品の雰囲気にも合った曲で、何度聴いても良い曲だなと感じます。
EDもかなり素敵で音楽面もGJ。



想像していた内容とは異なりましたが、
想像していた以上に楽しめました。

キャラの心情描写も巧く、物語も美しい。
(美しいには語弊があるかもしれませんが)
評価したい点は少なくないです。
7話で私は泣きそうになりました。
様々な点からかなり気に入った作品です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 31

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「たどたどしさ」が魅せる

高校入りたての麻井 麦(あさい むぎ)は内向的で極度の上がり症
そんな彼女が、ひょんなことで、事もあろうか演劇研究会に入部することになる
たどたどしい言葉と友情讃美の爽やかな青春物語

「たどたどしい」

そんな言葉が主人公の麦ちゃんにはぴったり
たどたどしいセリフ
たどたどしい行動
たどたどしい気持ち
何をやるにしても危なっかしい
主体性すらおぼつかない・・・
およそ主人公としてあるまじき性格
ちょっと「型破り」過ぎないか・・・
でも、そんな麦ちゃんを見ていると多くの人が思うはず

「放っておけない」・・・あるいは「ウザイ」と思う人もいるでしょう

残念ながら、本作に出てくる登場人物たちの中に
「ウザイ」と思う側のキャラは出てきませんが
物語を通じて「ウザイ」派の視聴者の方々の意識を大きく変える
「変化」あるいは「成長」を主人公、麦ちゃんの姿に
見出すことが出来るようになります。
つまり、麦ちゃんに対し否定的意見であった人たちこそ
感動の揺れ幅が大きく
例えるなら肯定的に見ていた人が「強風」クラスの感動だとしたら
否定派の人は「台風」クラスの感動を得られるはず
「否定」という言葉を粉々に破壊されるだけでなく
一転して麦ちゃんという女の子が運命的に出会った人々の輪に共感を覚え
彼女に対し「あこがれ」に似た感情を抱くのではないでしょうか

「あこがれ」の対象ともなれば
それは立派な主人公としての資質です。
だから、とても型破り、真正面に型破り
そして、真正面の感動

ここまで発言すると
肯定派「放っておけない」とお考えになられた方々は
実は楽しめない作品なのでは?という逆説が考えられますが
これはまた別問題
先に申し上げた通り、本作の登場人物はすべからく
「放っておけない」方面の人たちです。
全て善意ではありますが
つまり、思いやりや、優しさといったたぐいの
「お節介」なんですが・・・
この「お節介」
たくさんの「お節介」
これが、いちいち涙腺を刺激する「お節介」なんです。
最高の「お節介」
世話焼き好きの方々にとって天国のようです。
だからといって
「お節介」が必ずしも成就されるという訳ではありません
「お節介」に込めた「思い」を受け止めてくれる
麦ちゃんという主人公がそこにいるだけです。

たどたどしい主人公ではありますが
みんなの気持ちを、肯定しながら、共感しながら、あるいは否定しながらも
それをきちんと受け止めてくれる、大きな心の広さがあります。
(周りにはなかなか気づいてもらえないけれど)

たどたどしいがゆえに、その一点の輝きが眩しい、健気に美しい

ひとひらの花びらは風に舞い回転して翻弄される
ひとひらの花びらは一つの想い
この物語は、そんな花びらがたくさん舞います。
春の桜吹雪のよう
それは物悲しくもあり美しい
「散る」ではなく「舞う」ひとひら
そんな息吹きを感じることができる
とても素敵な心温まる佳作です。

レビュー数があまりに少なく
ランキングの下層部に埋もれてしまっているようですが
是非たくさんの人に見てもらいたいと思える作品です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「無理ですー」「無理ですー」、、、、、、、、、、、、、、、、、「できた!?」

いやぁ、結構感情移入しちゃいました!

高1の麻井 麦は人前が苦手でネガティブ100%女子。
入学して早々のある日、ひょんなことから演劇研究会にむりやり
入部させられます。

この演劇研究会とは別に演劇部も存在し、秋の文化祭の公演で
人気が無かった方が廃部という状況になっています。

そんな緊迫した状態なのに麦は主演を命じられ、「無理ですー!」
でも決定は変わりません。はたして自分の言いたい事さえ言えない
麦はどうなっちゃうんでしょう?


感想
正直、この主人公の設定はみていてイライラするかもしれません。
すぐに「ごにょごにょごにょ」ってなりますし、、、。
でもこの作品では研究会のメンバーと関わる事によって、
(加えて演劇部の部員も、特にちとせ⇒同じ1年生、この子は麦を
ライバルと認めてます)少しずつ成長していく姿がわかります。

自分を変えるって難しいですよねぇ、特に自分自身で。
でも仲間がいると、あれっ?いつの間にか変わってないか?
なんか高校時代の自分に少しリンクして、今更ながら仲間の存在
って大きいよなぁ、、、とつくづく感じてしまいました。

部長同士の友情も(敵対関係ながらも実は、、、、)
なかなか感動しました。

エンディング、100点!こういう終わり方最高です!
余韻が残るのはこうだというお手本です。


おまけ
「無理」って言葉が何回出るか数えてみたい位ありました。
数えないけど、、、笑

投稿 : 2024/03/23
♥ : 17

66.2 10 泣き虫アニメランキング10位
メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (121)
448人が棚に入れました
モンスターの心を癒やす力を持つ癒術士の少年・ユウは、幼い頃に父から不思議な瓶をプレゼントされる。
ユウが瓶に触れると中から出てきたのは液体状の少女・メルク。
そしてユウと出会う前の記憶がないメルクは自分が何者なのか知りたいと言い、2人はさまざまな国を巡る旅に出た。
モンスター恐怖症の見習い癒術士ユウと、瓶詰め少女のメルクが引き起こす2人のコミカルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
田村睦心、水瀬いのり、花守ゆみり、チョー

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

よくできたアニメーション

ラストピリオドと同会社ということでもっと破壊的な内容かと想像していたのですが、まったく経路の違うやさしいおはなしでした。

主人公自身もいちおうストーリーを持っていますが、基本的には1~2話完結のゲストが主人公で、主人公はそれに巻き込まれていくお話。
アニメの中で主人公ユウの成長も描かれますがほぼオマケで、ゲストのエピソードの良いとこどりをしていく感じです。

シティハンター、ゴルゴ、007、剣客商売、水戸黄門など、古くから「主人公は手伝う人」という形式のお話は枚挙にいとまがありません。
このアニメでは、その形式をうまく使っています。

なにしろゲストキャラの方がソーシャルゲームでは主力商品なわけでなかなか存在感がありますし、バックストーリーもしっかりしています。
ソシャゲアニメでこの形式ってあんがいなかったのですが、正解に近いのではないでしょうか。

優しいつくりの短編連作が見たい気分の時には、安心してオススメできる1本です。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このお話は、意外と悪くなかったりするのですよ…?

== [下記、第5話視聴終了時のレビュー: 全話視聴後の追記あり。] ==
このレビューを書いている時点では第5話まで視聴済みです。

Happy Elements(ハッピー・エレメンツ)のスマホゲーム『メルクストーリア』(メルスト)が原作らしいTVアニメ作品。ちなみにメルストを遊んだことはないのですよ。

ちなみに「無気力少年」とあるのは主人公のユウ、「瓶の中の少女」とあるのは語尾が「~なのですよ」という喋り方をするメルクのことなのですよ。

一般的に人間とモンスターの共存が難しいと考えられている世界で、モンスターを「癒す」ことで鎮静化させて人に害を及ぼさない状態にする「癒術(ゆじゅつ)」と呼ばれるものがあり、これが使える人が「癒術士」と呼ばれているようです。

ユウの家でたまたま買い取った瓶の中からメルが現れ、記憶を失っているらしいメルが自身が何者かを知るために旅に出たいというのにユウが付き合って旅立つことになり、旅商人ジャモの護衛という職を得て、仲間になったモンスターのトトも合わせた四人(?)で諸国を旅しているといった感じの冒険ファンタジーです。

旅先で問題が起きているところをユウの癒術などもあって解決し、またその旅先で出会った人(← いつも姫様のような気がする)の成長やユウ自身の成長なども絡めながらの王道ストーリーといった感じで、同じようにハピエレのゲームが原作だった『ラストピリオド』のような尖がった作風ではありません。

が、王道には王道なりの良さというものがありまして心穏やかに観られる作品になっています。10月末時点でのベスト10には入れませんでしたが、私は意外と好きですよ。

ところで予告に出てくるティティとチョチョって、誰なのですよ…?
(↑きっとゲームをやっていればわかるんだろうな(笑)!)
== [ここまで] ==

2018.12.30追記:
最終回まで、視聴終了。URAHARAほどPOPではないにしても、キャラクターデザインがちょっと独特な感じで街並みなどの背景美術も物語絵本風でアニメとしてはちょっと変わっていて、私はけっこう好きでした。

ゲーム自体が続いている以上そんなにカッチリと終わることはないのですが、それでも「一つの冒険が終わった」という感じはありました。

EDの背景は各話で巡った国々をなぞっていたのですね。あれ、けっこう良かったと思います!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 31
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

深夜らしからぬ作風の癒しアニメ

2018年秋アニメ。全12話。
ソーシャルゲーム原作、未プレイです。
物語として大きなヤマはないため刺激が欲しい人には向かない作風ですが、私は好きでした。

舞台は人間とモンスターが暮らす世界「メフテルハーネ」。
時として衝突する人間とモンスターを、癒しの力「癒術」で導く「癒術士」が存在します。
その才能を持つちょっと無気力でモンスターが苦手なユウは、瓶に宿る少女メルクと共に、メルクが何者であるかを探す旅へ。様々な国を訪れて沢山の人に出会い、ユウは癒術士として成長していきます。


内容はどちらかというと感動系寄り。原作よりもキャラクター数を絞り、各クエストのストーリーをコンパクトに纏めているようです。
それぞれの国の風習や文化が物語に反映されているのが興味深く、ハッピーエンドで終わるので安心して見ていられました。子どもや若者に結構重いもの背負わせるけど、最後は気持ちよく終わるのが良いですね。

ビジュアルは全体通して世界観に合っていました。キャラクターデザインは原作よりかなりシンプルになっていて、絵柄も子ども向けに近いはっきりした優しい印象。作画は標準的ですが、動きにメリハリがあって好みでした。
背景の美しさ、国ごとの街並みや植生の違いも見ていて楽しかったです。

ターゲットは癒されたい人とか、可愛いキャラ(萌えキャラに非ず)が好きな人とか、 ハッピーエンドが好きな人とか?
ユウとメルクが好きになれれば結構楽しく見られるんじゃないかと。

{netabare}
ユウは主張の強い子ではないため、視聴者の視点に立つタイプの主役かも。それでもメルクやオルトスに対しては遠慮のないやり取りをしています。
最初はメルクに引っ張られるばかりで面倒事には首を突っ込もうとしなかったのに、ストーリーが進むにつれて誰かのために、傷ついたモンスターのために自分から行動するようになっていきます。

メルクも主張ははっきりしているけれども優しく可愛らしい。瓶詰め少女っていうよくわからない存在なんだけど、だからこそユウと自然なやり取りをしてるのが友達って感じで良いですね。(…メルクの正体が知りたければ、ゲームをやれってことですね解ります)


問題の当事者の気持ちの変化が物事を良い方向へ導く展開を一貫しており、癒術を使うのは本当に危険な時だけだったのが好感度大。

ユウとメルクが訪れる国にはそれぞれに独自の文化や価値観があり、そのために何か問題を抱えていたり、今を生きる若者たちの悩みになっていたり。
それぞれの恋愛観、死生観、宗教観、信仰が描かれ、それを否定することなく受け入れつつも、新しい考え方や若い力によってより良い方向へ向かう、というのが好きでした。

印象的だったのが第8・9話。外見と歌が絶対的な美の基準となる国の物語で、ありのままの相手を愛するため(相手の隣に立つため)に外見と歌を磨くという、ちょっと世知辛い(?)展開を納得のいくハッピーエンドにしちゃう所が好き。「まだらも水玉に変える」ルピエが全てをありのまま愛されるよう、ヴォイシアさえも美しく変える結末は何とも心憎いなあと。

第10・11話もちょっと趣が違って、ユウがメルクとオルトス…二人の友人のために珍しく無茶をするんですよね。最終話でも、ユウはメルクのために一人でモンスターを探して洞窟に入っていく。この時にはユウはトトと意思疎通できるようにさえなっていて、ユウの成長がわかる良い最終回でした。
ユウの物語としては第1話、第10・11話、最終話で起承転結がきちんと作られていた印象。第1話と最終回はアニメオリジナルで上手くまとめていたそうです。
{/netabare}
個人的には朝か夕方に子ども向けとして1年くらいかけてやって欲しいなあ…なんて。和んだし楽しかったです。(2019.1.7)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 19

60.3 11 泣き虫アニメランキング11位
悪魔のメムメムちゃん(Webアニメ)

2018年1月23日
★★★★☆ 3.1 (11)
47人が棚に入れました
「悪魔のメムメムちゃん」は男子高校生のひょう太と、彼の前に現れた幼児体型の淫魔・メムメムちゃんによるコメディ。男をたぶらかして魂を奪うのが目的なはずも、エッチなことに耐性がなく、何かあればすぐに泣き出してしまうポンコツなメムメムちゃんと、彼女にターゲットにされたひょう太を描いていく。

声優・キャラクター
高橋花林、悠木碧、五十嵐裕美、中原麻衣
ページの先頭へ