おすすめ津田英三人気アニメランキング 7

あにこれの全ユーザーが人気アニメの津田英三成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月20日の時点で一番の津田英三アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.7 1 翠星のガルガンティア(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2657)
13187人が棚に入れました
宇宙そらから来た少年、船団都市ガルガンティアと出会う
遠い未来
表面のほとんどを大洋に覆われた星、地球
宇宙で育ち
戦いしか知らなかった少年兵レドは
そこで初めて海を見た
広く、淡い翠に光る海
人々は巨大な船団を組み、
つつましくも生き生きと暮らしていた
通じない言葉
異なる習慣
レドは孤独な異邦人
だが、彼は一人ではなかった
ここで生きてゆくためになにができるのか
そして、なんのために生きるのか
翠の星で過ごす日々が、レドに問いかける

声優・キャラクター
石川界人、金元寿子、茅野愛衣、阿澄佳奈、伊藤静、大原さやか、小西克幸、寺崎裕香、手塚秀彰、早志勇紀、徳井青空、津田英三、星野充昭、保村真、小野友樹、杉田智和、藤村歩

Baal

★★★★★ 4.2

チェインバーああああああああああああああああああああ!!!!

 ニコ生で一挙放送をするとのことで視聴した

作品です。Production I.G制作のオリジナル

アニメです。全13話となっている。

 陸地をほとんど失った未来の地球に

地球から出て行った人の子孫である主人公が

不時着するといったところから始まり、

そこで暮らしている人々といろいろと関わり合い

ながら世界の、人類の真実を掴みながら、

成長していく物語である。


 最初に主人公レドの現在の戦いから入っていた事が

掴みとしてかなりよかったように思います。

言語も今とは違う地球に降り立ってから、戦うこと

しか知らないレドが人々と暮らして様々な

ことをわかって、考えを巡らしていくのは良かった

と思います。

それに最後のは本当によかったと思います。

それまでの人とのつながりが力となり、

生き方そのものを変えていってすごいと思います。

チェインバー(杉田さん)ああああああああああああ!

かっこよすぎです。


 最後に茅原実里さんが歌うOP「この世界は僕らを待っていた」

がすごく良かったです。茅原さんが歌う曲は

本当にいいものばかりだし、透き通る声は

やっぱりいいものだと思いました。

10/30 星評価、コメント変更

◆個人的点数評価 79.93点

投稿 : 2019/09/14
♥ : 73
ネタバレ

cross

★★★★☆ 3.7

自らの意志で選択し生きて行く事を描いたSF作品、13話の尺で良く仕上げたなと思います。【総合評価:76点】

2013年春に全13話で放送された作品。
Production I.G製作、『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/zero』で有名な虚淵 玄 がシリーズ構成を手が手掛けているオリジナルアニメ。

最放送が終了した段階で一気に視聴しましたが、個人的な感想ですが視聴して良かったなと思える作品でした。
前情報からはロボット物とされていましたが、視聴してみるとロボット物として区分するのはちょっと微妙かもしれません。
ですので、ロボット物として視聴を考えていた方、またこれからこの作品をロボット物として視聴しようと思っている方にはもしかした向かないかも知れません。


大まかな物語を説明すると……

宇宙に進出した人類は『人類銀河同盟』を結成、宇宙生命体『ヒディアーズ』と争いを続けていた。
主人公は、その『人類銀河同盟』の少尉であるレド。
『ヒディアーズ』との戦闘領域からワームホールにて離脱する際に襲われ、搭乗機の『チェインバー』と共に陸地のほとんどが水没した地球に流れ着いてしまう。
戦争の為だけに生き、自身の存在意義に疑問を抱く事すらなかったレドは、ヒロインのエイミーを始めとする『船団ガルガンティア』で暮らす人々との出会いを通じて『全く違う価値観』触れ、人間らしさが完全に欠如したレドが戸惑いながらも人間らしさを徐々に取り戻す。
そんな中、『人類銀河同盟』や『ヒディアーズ』を巡る真実を知り、人々との交流で人間の心を取り戻したレドの苦悩を描いています。



植えつけられた『人類銀河同盟』の価値観と、ガルガンティアの人々との交流により新たに芽生えた人間らしさの間で苦悩する姿。
そして、植えつけられた価値観の上での判断ではなく、自身で考え築き上げた新たな価値基準を元に判断を下すまでの過程を良く表現できていたと思います。
まぁ、若干ですが表現不足と言えなくも無いですが、13話と言う尺を考えれば十分だと思います。

自らの意志で{netabare} パイロットを失ったAI、つまり {/netabare} 『人類銀河同盟』の無慈悲な価値観と対決する最終展開
第一話以降、ロボットアニメらしい戦闘シーンは無かった分、ラスト2話での戦闘シーンの印象を強くしていると思います。
そもそも作画のクオリティーは高水準でしたので、戦闘シーンは非常に良い出来でした。
{netabare} そして、戦争の為に生まれたレドが『生き方』を共に探してくれたエイミーを思い、自らの命を投げ打つ事に躊躇、その姿にチェインバーがレドの地球での成長を認め、彼を生かす選択を行うラストは非常に込み上げるものがありました。
レドのエイミーへの想いへの描写は若干薄めではありましたが、これもまた13話の尺を考えれば十分でしょう。 {/netabare}

2クールでもっと心情描写を細かくすればより良かったような気もしますが、まぁ13話と言う手軽さでここまで完成を見せたとなれば納得できますし、十分な高評価です。
虚淵 玄 から想像するようなエグイ表現や思想はこの作品では感じられませんが、全く違う価値観との衝突、自らの考えで選択していく事の重さを十分に表現できていまして良かったと思います。

小難しいテーマ性をSF作品として13話の尺の中に上手く纏めあげている作品だと思いますので未視聴の方、一度視聴してみて下さい。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 78
ネタバレ

かげきよ

★★★★★ 4.3

ウォーターワールドで未知との遭遇

ウォーターワールドな世界に進んだ文明の少年がロボットともに漂流し住人との交流をしていくストーリー。

作画もいいですし声優さんも素晴らしいです。

※2話までの感想{netabare}
誰しも分からない者を相手にするのって怖いものです。
「いっぱい話をして仲良くなればいいよね?」っと子供か問いかけていました。
これこそまさに正論なんだけど、
文化習慣が違うので互いに理解するには時間がかかります。

少しずつうまく行きかけていたのですが、
海賊の襲撃から住人を守るためにやり過ぎちゃいましたね。
未来文明でも命の大切さ位は分かりそうなものですが…
やっちゃいましたね。
圧倒的な武力も手伝い恐怖を与えてしまいましたが、
次回以降どうやって仲良くなっていくのか興味深いです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
レドくん命の尊さを学んでますね。
素直に吸収してくれていて物分かりがよいですね。
それにしてもベローズさん道徳の説き方が非常に上手いです。
ラストでつたなくも「ありがとう」と言ったのは大きな一歩です。

セクシーな女海賊の親玉が登場。
またちょっかい出してきそうですが、そのうち和解してくれると読んでいます。
人は分かりあえるというお手本をレドくんに見せつけて欲しいです。
いいキャラなので味方になって欲しいという願望もありますけどね。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今週は大きな動きはなかったのですが、
いつの間にか生きる事や意義をレドくんと一緒に学んでいる気になっていました。

レドくんの今までの人生を知るととても悲しくなります。
人の命の大切さ位分かるだろ?って思ってたのですが、
状況を知るにつれ納得してきました。

何となく名作の予感もしてきたので中後半の盛り上がりに期待しています。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
レドくんはじめてのお使い。
険しい試練を乗り越え見事にババァのタレをGETしました。

みんな本当に良い人でとても豊かな生活を送っています。
そういう人達に触れているレドくんが羨ましくもありました。

女性陣も美女揃いで皆さん水着は大胆。
私の好みはリジットさん。いやー嫁にしたいわー。

とても幸せな日常を描いていてホッとする良いお話でしたが、
その分、今後の展開が怖くもあります。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
レドくん引き続き仕事で稼ぐということを学んでいます。
いっばい働いていっぱい遊んでとても良い生活環境ですね。
エイミーのダンスは上手で趣味を越えていて踊り子としても稼げそう。
ガルガンティアにダンス教室とかあるのかな?

レドくんはサルベージの新米として働くようだけど。
いきなりイカ(クジライカかな?)と交戦でどうなるんでしょうか?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
共存共栄という大きな課題が突きつけられるお話になりましたね。

イカ退治の波紋が広がりましたが、戦うレドくんが間違いとも言えない難儀な問題です。
イカと対話が出来ればいいのですがね。
今回の様に群で現れて音すら立てられない様な危うさがあるのなら
対抗手段は必要だと思うけど、
戦っても結局レドくんの世界のように泥沼の戦いになってしまいそうですし。
放って置いてイカが増えすぎても人類の危機になりかねないですし。
うーむ。…色々と考えつつ次週を楽しみに待つとします。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
地味なれどいい話が詰まった1話です。

リジットさんの力不足を感じながらも決意する姿が印象的でした。
頑張っていれば周りはちゃんと見ていてくれているし、手を差し伸べてくれるものですね。
船団長もそういう所をちゃんと見ていて最期に託したのでしょうね。

レドくんの使命感にも地球で出会った者達を守りたい気持ちが上乗せされています。
レドくんの考えが正解なのか分からないけれど、支持はしています。
人の生活を守るために他の生き物を淘汰するのは残酷だけど仕方がないと思います。
共存共栄は理想とは思うけど無理ならば相手を倒すというのも摂理。
人類だって戦い勝ち残ったからこそ今の繁栄があるのだから。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
人類はいつの時代も争いが絶えませんがヒディーアズも元を辿れば人類だった様です。

相手が下等生物ではないのなら対話やコミュニケーション本当に取れないのか
もう一考しないと宇宙の二の舞で争い世界になってしまいそうです。
今までの流れから光や電気で対話出来そうな気もしますが。
今後どうなるのでしょうか?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
相手もヒトと知り葛藤するレドくん…切ない展開になってしまいましたが、
結局は戦争ってそういうものです。悲しいけれど。
今まで通り機械の様に戦う事と自身の意志を持って戦う事は大きな違いがあると思うけど、
一軍人の立場なら身近な者を守る戦いだと割り切るしかないです。
大局では対話や共存共栄の道が見つかると良いのですが…。

次週以降も物語が動いて来そうですが、見応えあって楽しめています。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
ちょっと作画が気になりましたがストーリー重視なのであまり気にしない事にします。

良い予感はしてませんでしたがクーゲル中佐はこの地で
銀河同盟式の統率のとれた王国を作り上げていました。
コレはコレで幸福度が高いと言っていますがどうなんでしょうね?
あまりそう思えないんですが…。

さてさて、ついに次回以降レドくんがガルガンティアで学んだ価値観が試されそうです。
エイミー達の笑顔を守ってくれると信じていますよ!
そして少々嫌な予感がしていますが、レドくん自身も笑顔になれる結末を望んでいます。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
クーゲル中佐が外に出て来ないんで、おかしいなーっと思ってたら、
お亡くなりになってたんですね。

結局はストライカーの意のままだった訳だけど、
これって銀河同盟全体も機械側の価値観を押しつけられてるのかも知れない
と思うとちょっと怖いです。
機械の発展の為に人が使い捨てられている訳ですからね…。

レドくんは人間らしい決断をしてくれましたし、
(まぁそうじゃなきゃ今までの話なんだったの?って事になりますが)
ガルガンティアも秘密兵器と共に支援しに来ると思うので次回はストライカー退治が
観られるんじゃないかなと思います。
ただ、嫌な予感もちらりと感じますので、
レドくんの無事を祈りつつ最終回を楽しみにしています。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
ガルガンティアの人々の影響を受け学んでいたのはレドくんだけではなく
チェインバーもでした。

数話前からラストでレドくんが死んじゃう予感がチラホラして
最後観るのが少し怖かったんですがチェインバーが犠牲となり
救う展開に安堵と切なさを感じました。
彼自身が相棒の生存を望み最期は人間的な情で動いた様に見え感動を与えてくれました。

戦闘シーンもなかなか迫力、スピード感がありアクションとしても楽しめました。

争いではなくクジライカとの共存共栄の道が開かれ、
レドくんやエイミー、ガルガンティアの仲間達に明るい未来が訪れますように。
{/netabare}

【総評】
1クールでしっかり纏まっていて秀作です。
何の為に生きるのか?生きるとは何なのか?というメッセージも感じさせてくれました。

中盤だけ観ると少し緩めの展開に感じますがそれも含めて最後にビシッと締めていて
1クール総合して納得できる抜群の仕上がりです。

ロボット物というよりもヒューマンドラマになっていますので、
ロボット物が苦手な人でも問題ないと思います。
多くの人にお勧めしたい作品がまた増えました。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 74

計測不能 2 独身アパートどくだみ荘(OVA)

1989年5月26日
★★★☆☆ 3.0 (1)
7人が棚に入れました
ミュージシャンを夢見て上京したが芽が出ず、安アパート「どくだみ荘」でしがない生活を送る貧乏男・堀ヨシオの青春を描いた「福谷たかし」原作漫画のアニメ化。堀ヨシオは26歳で定職無し・彼女無しのムサイ男。貧乏アパート「どくだみ壮」を根城にその日暮らしをしている。そんなある日、友人が新宿で家出娘をナンパしてきてホテル替わりに部屋を貸してくれと頼んでくる。後でその女を回してくれるとの約束で部屋を貸すヨシオ。その後、娘はそのままヨシオの部屋に住み着くことになるが・・・。

計測不能 3 独身アパートどくだみ荘II(OVA)

1989年11月21日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
東京・阿佐ヶ谷にある貧乏アパート「どくだみ荘」を舞台に、ミュージシャンを夢見て上京したが落ちぶれてしがない生活を送る27歳の若者・堀ヨシオの青春を描いた福谷たかしの同名原作をアニメ化。行きつけのスナックで偶然知り合った女を一晩部家に泊めることになったヨシオ。当然、女に襲いかかるヨシオだが、女の口から過去に行為を持った男が全員死んでしまうと言う話を打ち明けられる。

計測不能 4 ラグラッツのパリ探検隊(アニメ映画)

2002年4月20日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
生まれて間もない赤ちゃんや3歳児といった幼児たちが繰り広げる冒険をかわいくユーモラスに、そして少しシニカルに描き、全米で大人気の子ども向けTVアニメーションの映画化第2弾。今回はパリへ旅行にいくことになったラグラッツの子どもたちが華の都を舞台に大暴れ。 お父さんと2人暮らしのチャッキーは新しいお母さんを欲しくてたまらない。そんなある日、大親友のトミーの父親が仕事でパリに行くことが決まり、ラグラッツ御一行も一緒についていくことに。パリに行っても楽しい大冒険を満喫するラグラッツたち。でも、チャッキーの頭の中はどうやって新しいお母さんを見つけ出そうか、そればかり。そして、遊園地で見つけたプリンセスに母親を夢想するチャッキー。そこへ、ワケあってチャッキーの父親との政略結婚を狙う遊園地の女社長ココが登場。目的達成のため巧妙な謀略を画策する……。

69.6 5 のだめカンタービレ フィナーレ-finale(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (385)
2181人が棚に入れました
千秋はマルレ・オケでの活動を軌道に乗せはじめていた。
一方、のだめは、オクレール先生から出される課題に追われる日々を送っている。コンクールに出たいという希望も先生に一蹴されてしまうのだめ。レッスンを終え、疲れ果てて帰宅したのだめを、さらなる不幸が襲う。なんと、千秋がしばらくの間、騒々しいアパルトマンを出て行ってしまったのだ…。
先を急ぐ千秋と千秋に追いつけないのだめ。のだめの焦りは募るばかりだった…。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、松風雅也、大原さやか、伊藤静、浅沼晋太郎、日野聡、森川智之、清川元夢
ネタバレ

柴犬→柴猫

★★★★★ 4.8

ちゃんと分けて、ひとつになった

【個人的殿堂入り作品】
傑作である。
原作理解度の高い今千秋監督を先頭に構成の中島かずきさん、
脚本の横谷昌宏さん、大野木寛さん、吉田玲子さん、丸尾みほさんといったベテラン陣に支えられ、
かつて見ない程の濃厚な音楽ドラマとしてここに完結した。
本作は原作の17~23巻の部分にあたる。
話は段々とシリアスになって行くが、各所にギャグをちりばめ、決して重くなり過ぎることはない。
また『千秋とのだめと音楽の関係』に絞って再構成されているので、
話が散漫になることはなく、後を引く面白さがある。
(個人的には千秋と父親の関係の話が全面カットされたのが良かったと思っている)
最終回を原作を読んだ時、正直微妙な終わり方だなと思った。
(実際、賛否両論だった)
しかしこのアニメ版を見てから、その認識は変わりつつある。
演奏される数々の曲が説得力を持って私に語りかける。
「これで良いのだ」と。

【クラシック四方山話③】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110

1821年に完成した作品で、俗に言う『後期3大ソナタ』のひとつである。
表題の付いていない曲なので一般的な知名度は低いが、
音楽的にも構造的にも魅力的な曲で、好きな人も多い。
この頃のベートーヴェンは既に耳が全く聞こえなくなっていた。
更に経済的な困窮や身内の問題などで苦悩は多く、この作品にもそうした悲嘆が色濃く反映されている。
中期の作品であれば、そうした『運命に抗い、高らかに歓喜を歌う』曲になるのであるが、
晩年に書かれたこの曲は違う。
嘆きの後に続くのは、現状を受け入れることでその苦痛から開放されようとする諦観である。
しかしまた不意に襲いかかる嘆き。
その後曲は次第に元気を取り戻し、最後は力強く終結する。

{netabare}間違いなく『フィナーレ』で最も重要な曲。
オクレール先生がのだめに与えた課題曲のひとつとして第6話で登場する。
そしてその後、大事な場面で2回使われる。

《第3楽章》
この楽章前半は『嘆きの歌』と呼ばれている。
そこにあるのは『裏切り』『苦悩に満ちた試練』『落胆』。
人の嘆きの全てがある。
最後は疲れ果て、心もない。

初め、のだめはこの曲がうまく弾けなかった。
「なんか、わかる気がするのにわからない・・・」
そんな時、千秋がまたRuiと競演すると聞く。
しかものだめが千秋と演奏したいと熱望していた曲で。
次第に濃くなるのだめの悲嘆。
『裏切り』『苦悩に満ちた試練』『落胆』
「今はこの苦しい気持ちがいい音を出すんデスよ」

その後、シュトレーゼマンにピアノを聞かせて欲しいと言われてこの曲を。
度重なる悲嘆を経験し、『嘆きの歌』は完全に出来上がっていた。
そしてそれは巨匠の心を動かすのに十分なものだった。
「最後のフーガはなしですか?・・・歓喜に満ちた・・・」

本来、曲は『嘆きの歌』の後にフーガが続く。
そこで諦観から次第に活気を増し、最後には前向きな気持ちを取り戻すのだ。

Ruiの演奏の素晴らしさを認めつつも、
ならばそれ以上の演奏をしてやろうという気持ちにはなれなかった。
・・・だから、のだめはフーガを弾かなかったのではない。
弾けなかったのだ。

《第1楽章》
終盤の山場にのだめによって演奏される。
千秋がのだめのプロポーズを受け、
更に演奏家として上を目指すことを強いるのはやめようと決意したところでこの演奏を聞いてしまう。
曲想はcantabile molto espressivo(感情を込めて歌うように)。
また特にcon amabilità(愛をもって)と記されている。
のだめが千秋を想ってこの曲を弾いたことは想像に難くない。
千秋は涙する。
「それでもオレはやっぱり、何度でもあいつをあの舞台に連れて行きたいと思うんだ。
このピアノを聴くたびに」{/netabare}

【ちゃんと分けて、ひとつになった】
{netabare}『のだめカンタービレ』という作品は『千秋とのだめと音楽の三角関係を描いた物語』と言っていい。
千秋はまず最初にのだめの才能に惚れてしまったので、
後から本人を好きになっていっても、もう音楽と切り離して考えることが出来なくなっていた。
(だから切り離してのだめのプロポーズを受けようとしていた)
そんな千秋に付いて行くためには、のだめは音楽と真剣に向き合い、その道を進む以外に方法がなかった。
(千秋との競演というちっぽけな目標を心の支えにして)
そして月日を重ね、互いの気持ちが次第に寄り添っていっても、
どうしてもこの三角関係を断ち切ることは出来なかった。
だから振り出しに戻ってみたのだ。
モーツァルトの『2台のピアノのためのソナタ』。
曲は同じでも、あの時とはまた違った高揚感。
たとえ辿って来た道が苦しいものであったとしても、
こんな喜びがあるから、何度でも立ち向かおうと思える。
「先輩の背中、飛びつきたくてドキドキ。これってフォーリンラブですか!?」
あの時は「ちがう!断じてちがう!」と拒絶した。
今度は・・・しっかりと受け止め、抱きしめた。

(人と音楽を)ちゃんと分けて、(千秋とのだめは)ひとつになったのだ。

【各話評価:平均7.09点】
1→11
☆☆神☆☆☆☆神神☆☆

【神回】
第3話
ヴィエラ先生との再会、そしてのだめが見せる不安。

第8話
疲れ果て、心もない。

第9話
スリリングであり、感動的なショパン。{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 3

ato00

★★★★★ 4.5

フィナーレ、感無量です。

それぞれの人間模様が交錯し、若干鬱な展開です。
様々な人とふれあう中で、のだめはより成長します。
ラストは平凡、それでもいいフィナーレです。

やはり音響の映像表現は絶妙です。
音の魅せ方が素晴らしい。
音楽を含め、このアニメの演出効果は芸術的と言っていいでしょう。

ここからは余談です。
このアニメは、私が嫁さんと観た唯一のTVアニメです。
これは、嫁さんが認知度の高い大ヒットドラマの方を観ていたからです。
彼女曰く「ドラマと似たストーリーなので面白い」とのこと。
普段は、韓国ドラマかサスペンスドラマか「相棒」しか見ない嫁さん。
最近は、けいおんやニャル子さんをやっと認識するようになりました。
しかし、アニメの良さを理解するには、なお程遠いですね。
(例外:イカ娘だけは何故か好きみたい)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 37

momomax

★★★★★ 5.0

クラッシック音楽もラブコメも素敵でした~☆

cantabile=歌うように♪軽やかなフィナーレでした。
観終わって、良い気分ですぅo(*^▽^*)o~♪

のだめが覚悟を決め進んでいく。
のだめと千秋が、恋愛と音楽を分けたうえで
2人ひとつになって進んでいく。
素敵だなぁ~~。
他のキャラも良い感じに進んでいくのが嬉しいです。

モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
2人で演奏するシーンいいなぁ。(*^_^*)

気に入ってしまったので評価は☆5
めちゃくちゃ甘いですね~(笑)

余談ですが…
昔の劇団時代をちょっと思い出しました。
苦しい稽古の後、公演で感じる充実感や
稽古や本番の、その瞬間の生だからこその感覚。
そういうのがあるから魅了されるのですね芸術系は。
もう辞めてしまったけど、その感覚知ってるからこそ
台詞にも愛情湧きます、この作品。

---☆追記☆----
ドラマも全部観ました。
最初の数話は違和感や役がこなれてなかったり
技術面や演出に不安がありましたが
見て行くうちに、どんどんドラマの
世界観に嵌りました。
キャラが濃くて面白かった。
アニメとは違う楽しみ方ができました。
合わせて是非!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 26

64.3 6 Fairy gone フェアリーゴーン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (177)
605人が棚に入れました
かつて妖精は、"兵器"だった――。この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す、妖精が存在していた。妖精が憑依した動物の臓器を摘出し人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を終え、行き場を失う。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに。それぞれの生きる道を選択する。戦争から9年の歳月が経つ。主人公のマーリヤは、妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する、違法妖精取締機関『ドロテア』に配属されたばかりの女の子。未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、復讐のためテロを起こす。これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う『妖精兵』たちの物語――。

声優・キャラクター
市ノ瀬加那、前野智昭、福原綾香、細谷佳正、諏訪彩花、中島ヨシキ、園崎未恵、子安武人、大塚芳忠、津田英三、種﨑敦美、沖野晃司、小松未可子、間宮康弘、津田健次郎、麦人、川田紳司、寿美菜子、井口裕香、興津和幸、江川央生、伊藤静、土師孝也、東地宏樹、乃村健次
ネタバレ

剣道部

★★★☆☆ 3.0

カルロ、、、いや、なんでもないっす(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ど、どうしても言いたくて(笑)

という感じにふざけたら怒られるくらい、真面目で硬派な作風。

ジャンルとしては、アクション・ファンタジー。世界観の作り込みなど、流石にP.Aと言った感じ。

地味な良作を多く生み出してきた制作会社だけに、地味に期待しているんだけど、いかんせん地味だから、あんまり評価はされないかもしれないし、万人受けもしなさそう。

分割2クールの1期目だから、ちゃんとは評価できないけど、尻上がりに良くなっていった印象はあるから、今後に期待ですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
風景の描き込みは素晴らしく、一瞬映るだけのシーンにも手抜きは感じられない。この辺が「重厚さ」を生んでいると思う。地味だけどね(笑)

キャラデザも、アニメアニメしてなくて、本作の世界観には合っていた。地味だけどね(笑)

ストーリーも、まずは世界観をきちんと伝え、主人公の人生を丁寧になぞることで、複雑な世界情勢をなんとか噛み砕いて伝えようという姿勢が見られた。この辺、長いアニメを作り慣れてるP.Aの余裕を感じた。何気に年表も効果的。地味だけどね(笑)

という感じで、決して名作とは言えなさそうだけど、地味に良作の気配はしていますが、ストーリーが命の作風だけに、2期次第といったところでしょうか。

ただ、意外ながら一番楽しめたのは、中盤の、エンタメ要素が強い、スパイ展開や、単純なバトルだったりする。

本作の中で気になったのは回想シーンの多さで、主人公の半生を丁寧に描きたいのはわかるけど、正直、眠くなった。そこでのハリキリバトルは、メリハリが効いていて良かったかなと。

ただ、ラスト2話の、ビーヴィー・リスカーの無双っぷりは、ナイわ~と思った。いくらなんでも、やり過ぎ。弾、当たらな過ぎ。世界観はドファンタジーながら、真摯にリアリティを追求してきたのが良かったのに、ビーヴィー・リスカーはかなりファンタジーの住人で、正直、ガッカリ。無双感を出したいなら、同じく鼻唄混じりで歩いていても、相手が銃を構えた瞬間に背後の兵士(部下)達が狙撃し、弾すら撃たせないような、、、例えるならば、BLACK LAGOONのバラライカ(ホテル・モスクワ)的な無双感(格好良さが)の方が似合っていた気がする。あれじゃあ、ファーストガンダムにゴッドガンダムが殴り込んできたみたいなもんで、違和感しかなかった(例えがアニメ好きにしか伝わらない)w

このへん、2期にカッチリ修正していだければ、ありがたいな~と。2期、観ます♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
P.Aの新たな挑戦、て感じかな? こういうダークなのは、あんまり似合わないけどね。小指の微妙な曲がり方とか、細かいところをリアルに描写してるね。

2話目 ☆3
ついてる奴も、ついてない奴も、等しく不幸な、世界。スナイパーは格好良い。笑って、足跡は残さない、とか、なんか違う感じはする。

3話目 ☆3
300名も少ないが、17名て。随分と狭い世界なんだな。なんとなく、緊迫感のないバトルだな。

4話目 ☆3
回想が多くてな。なんか、眠くなった。

5話目 ☆4
戦闘に迫力出てきたな。所々、ハッとするほど、美しい風景がある。

6話目 ☆3
スパイものみたいな雰囲気ながら、にしては安易な。

7話目 ☆3
縦割行政の弊害。政治的な絡みまで入れてくるの? 扱いきれるか?

8話目 ☆3
あのくらいの石壁なら、妖精にドーンってさせれば? う~ん、暗殺未遂事件も、なんか薄味。

9話目 ☆4
ハードな展開だな。戦闘シーンは迫力がある。

10話目 ☆3
災いの中で、それでも生きてきた、という意味でもある。そこでドロテアを全滅させなかっただけの理由が欲しいわな。娘さんを下さい、だな(笑)

11話目 ☆2
あんまりにもあんまり、銃弾当たらなすぎだろ(苦笑)

12話目 ☆3
う~む。もうちょいなんか欲しかったかな。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.7

アブストラクト ホラー

P.A.WORKS制作。
妖精×戦記傭兵ファンタジー。

かつて妖精は兵器だった。
この世界には動物に憑依することで、
不思議で強力な力を宿す妖精が存在する。
先の大戦から9年。
少女マーリヤは妖精に関連する事件を、
捜査・鎮圧する取締機関「ドロテア」に入隊する。

戦時下とその後の悲劇を描くのでしょうか。
人はいつの日も争い戦う。
幾つかの国が存在し統一戦争があったようだ。
デザインはキャラも舞台設定も好みです。

学術的名称「妖精原体」とは何か!?
その力の発動条件には何があるのか!?
{netabare}マフィアは違法妖精を売買している。{/netabare}
ここでも主人公の声を市ノ瀬加那が努めます。
なぜか最近、僕は縁があり推している(笑)

序盤~中盤視聴追記。
分割2クールとのことで、
舞台の作り込みに励んで貰えれば嬉しい。
ゴシックホラー的設定はアニメでは貴重ですね。
マーリヤ・ヴェロニカ・クラーラと、
女性陣のデザインの良さに歓喜しています。
現代のクトゥルフ神話まで加速して下さい。
{netabare}幼馴染との因縁、新型人工妖精!?{/netabare}
物語の鍵は何が握るのか。

最終話視聴追記。
好みの世界観で人並み以上に楽しめましたが、
場面転換が多く舞台設定が捉えにくい。
アニメでは「政治劇」は難しいのでしょう。
と言いつつ役者も出揃い秋からが本番でしょうか。
好きなものは好き、楽しみに待っています。

真夏の夜の夢、アブストラクトホラーに従え。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 47
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 3.8

気長にいきまっしょい

オリジナルアニメ。分割2クールの前半12話分。


24年前に勃発した“統一戦争”が終結し10年後の世界。リアルでも大戦では新兵器が戦術の発展に寄与してきた歴史がありますがこちらの世界でそれにあたるのが、「妖精の力を宿した妖精兵」なる人体兵器という設定とのことです。
戦争が終わればコストのかかる兵器は適切な量を維持したまま徹底した保管管理が求められます。ご多分に漏れず平和な世界での妖精兵はいろいろストッパーがかけられてました。人が兵器であるということからも帰還兵のPTSDやら退役軍人の再就職などの問題も絡んできそう。ここらへんを期待しての視聴開始です。
ざっくり感想でいえば、ファンタジー世界ながらある程度、“大戦後10年経過した世界”に相応の説得力は感じられる仕様にはなっておりました。


そして世界観と設定。これは作りこまれてるのではないかと思います。
妖精は意思を持つとかスタンドアローンで何かするという描写が今のところはなく、宿主のスキルといった扱い。個々に名前や性能の違いもある模様。
このテの戦記ものはキャラが無限増殖する傾向にあって覚えきれないものです。地勢や諸国間の力関係であったり、登場人物の相関などは12話終わった時点では残念ながらふわっとしています。

P.A.WORKS製作とあって作画は期待通りで、音楽もかっこいい。
が、実は序盤の戦闘シーンの劇伴が自分にはしっくりきませんでした。エッジ利かせたギターのリフなんてめちゃくちゃ好みなんですけどね。これってどういうことかというと、実写映画『ワイルド・スピード』のカーバトルやってる時のノリの音なんです。場を固定した剣でのつばぜり合いをやってる画と時速○○km/hの疾走感を強調したい音とが喧嘩している感じ。
しっくりこないのは劇伴だけではなく、後半の戦闘シーンでもなんかへんなところがありました。{netabare}例えば第11話の無能な衛兵隊。いくらなんでもゆっくり歩いてる相手には一発くらいあてなさいよ。{/netabare}
バトル作画は自分的にはOKです。そしてこの作品はおそらく人間ドラマで魅せたい作品なんだろうな、今後そんな展開してくんだろうなと思ってます。


分割2クールという形を取っており、あにこれではいったん区切るルールのようですので暫定でも『観終わった』にせざるを得ないのですが、まだ評価する段階ではないでしょう。今言えることは後半も観るつもりだということでしょうか。まだ途中ながら、完結してから一気に鑑賞するのに適しているかもしれません。前半が冗長気味です。
というのも12話終了時点で、何が起こっているかの説明はあります。しかし誰が何をしようとしているのかの説明が薄い。行動原理が不明なため人名や組織名・国名が覚えられません。だいたい理由や背景と相関づけて覚えますからね。
このへんはベテランラノベ作家ながらシリーズ構成・脚本は初という十文字青氏の経験によるものかもしれません。3か月期間をおいての巻き返しに期待します。


ここまで苦言めいたことを述べてきましたが全体の印象は真逆で、はっきりいって世界観は好物ですし、シリアスではNGと思われるご都合過ぎる展開も抑えめです。萌え抜きキャラデザインも見てて安心感があり、OPEDも作品世界にマッチし、しかもかっこいいです。
繰り返しになりますが、行動原理の説明がないことが致命的なだけです(笑) 
妖精兵は一騎当千の設定ですのであまり場面はないのですがモブをなぎ倒す“妖精兵”“七騎士”の無双ぶりなど、横山光輝『三国志』の橋の上の趙雲が好きな人とかには合ってそう。

とりあえず様子見。あとは後半に向けての自分用メモ



■いろいろ整理する時
登場人物多めの作品でメモること二点
・時系列おさえとく
 →統歴○○年と出てたのは親切でした
・人は所属組織と国で覚えとく
 →ドロテアの人は最低限覚えられるはず
・あわよくば国の位置関係
 →これはちょっとわからんかった
※あとはフリーとウルフの元同僚組、マーリヤとヴェロニカの幼馴染組を注視しとく


■登場人物一覧

{netabare}マーリヤ・ノエル(CV市ノ瀬加那)妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する違法妖精取締機関「ドロテア」に配属されたばかりの新入隊員。所有する妖精は、「アッシュクラッド」
フリー・アンダーバー(CV前野智昭)「ドロテア」第一部隊隊長代理。所有する妖精は、「レッドフッド」
ヴェロニカ・ソーン(CV福原綾香)マーリヤと同郷の暗殺者。所有する妖精は、「ブラッドドーター」
ウルフラン・ロウ(CV細谷佳正)フリーの元同僚のテロリスト。所有する妖精は、「フィッチャー」
[ドロテア]
クラーラ・キセナリア(CV諏訪彩花)「ドロテア」第一部隊隊員。所有する妖精は、「トメリーズ」
セルジュ・トーヴァ(CV中島ヨシキ)「ドロテア」第一部隊隊員。所有する妖精は、「ブリンツテイル」
ネイン・アウラー(CV園崎未恵)「ドロテア」局長 兼 第一部隊隊長。所有する妖精は、「モルズニーク」
リリー・ハイネマン(CV種﨑敦美)「ドロテア」第三部隊隊長。
ロバート・チェイス(CV沖野晃司)
オズ・メア(CV間宮康弘)所有する妖精は、「エアレー」
[妖精学者]
ダミアン・カルメ(CV子安武人)
カイン・ディスタロル(CV麦人)
[マフィア]
アクセル・ラブー(CV川田紳司)所有する妖精は、「ピリーウィギン」
“スウィーティー”ビター・スウィート(CV寿美菜子)所有する妖精は、「スクライカー」
[統一ゼスキア]
マルコ・ベルウッド(CV大塚芳忠)
グリフ・マーサー(CV津田健次郎)
レイ・ドーン(CV津田英三)所有する妖精は、「スローンテイカー」
[その他]
エレノア・ニード(CV小松未可子)
パトリシア・パール(CV井口裕香)
ジョナサン・パスピエール(CV興津和幸)
ビーヴィー・リスカー(CV江川央生)
ソフィー(CV伊藤静)
シュヴァルツ・ディーゼ(CV土師孝也)
ジェット・グレイヴ(CV東地宏樹)
ユアン・ブリーズ(CV乃村健次)所有する妖精は、「ノルカ」{/netabare}


2019.06.29 初稿
2019.07.18 修正

投稿 : 2019/09/14
♥ : 36

68.4 7 機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル(OVA)

2015年2月28日
★★★★☆ 4.0 (154)
828人が棚に入れました
宇宙世紀0068年、サイド3、ムンゾ自治共和国。
 宇宙に進出した人の革新を説き、地球連邦政府からの完全独立を宣言しようとしたジオン・ズム・ダイクンは、議会檀上で演説中に突如倒れ、帰らぬ人となった。
 ダイクンの死後、ザビ家陰謀説を唱えるダイクンの側近ジンバ・ラル。
 しかし、サイド3、ムンゾの実権を掌握せんとするデギン・ソド・ザビ率いるザビ家の暗躍は加速していく。
 これまで語られる事の無かった動乱の歴史が明らかになる中、ダイクンの遺児であるキャスバルとアルテイシアには、激動の時代を象徴した数奇な運命が待ち受けていた…。
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.6

一年戦争前夜

安彦良和総監督作品、サンライズ制作。
人類最大の悲劇「一年戦争」の発端を描く、
シリーズ全6章を総括して簡潔に。

舞台は宇宙世紀0068年から始まる。
ジオンズムダイクン議長の死から遺児となり、
運命に翻弄される兄妹キャスバルとアルテイシア。
暗躍するザビ家の面々と名門ラル家との政争。
一年戦争に至る闇の歴史が幕を開ける。

{netabare}渦巻く陰謀の中、安息の地を求める兄妹。
士官学校でのシャアとガルマの邂逅。
ザビ家への復讐を誓う仮面の下の決意。
やがて士官学生による「暁の蜂起」が発端となり、
ジオンは地球連邦政府からの独立を宣言。
その直後、秘密裏に開発されたモビルスーツを投入し、
ジオン公国は宣戦を布告するに至ります。{/netabare}

ルウム戦役、赤い彗星の誕生とギレンの策謀。
高まる開戦の機運は誰にも止めることが出来ず、
政治的手腕、卓越した用兵術を武器に、
シャアアズナブルは歴史の表舞台へと歩み始める。
平和な日常の終焉、戦禍は拡大の一途を辿り、
未曽有の悲劇が始まろうとしている。
激動の時代を駆け抜けた人々の戦場の群像劇。
ガンダムとはシャアの物語かも知れませんね。

アムロレイとシャアアズナブル、
歴史の潮流はまだ彼らを引き合わせない。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 41

蒼い星

★★★★☆ 3.7

赤い彗星の物語・序編。

安彦良和版・機動戦士ガンダム THE ORIGIN の、シャア・セイラ編のアニメ化

基本的なあらすじは初代ガンダムと同じですが、随所にアレンジが加えられています。

例・一年戦争の11年前にスペースコロニーにガンタンクが多数配備されている。

見た感想…子供時代のシャアとセイラ、そしてザビ家に関係する人物が沢山登場しますが、
ガンダムでありながら富野監督要素がないなあ。
やはり、安彦さんの漫画のアニメ化なんだな。
お話のノリとか登場人物の表情の動きにそういうものを感じました。

あと原作単行本を読んでたせいか、ただあらすじを追ってるだけで、
観てる側としては驚きも喜びも特に感じませんでした。

富野監督入魂のGレコも期待はずれでしたし、
理想の宇宙世紀ガンダムは、もう得られないんだろうな!と思いましたね。

続きがあるみたいですので、公開されたら観ますけどね!

簡単にですが、これにて感想を終わります。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 30

けみかけ

★★★★★ 4.3

【主に戦車道】断っておきますがこれはガンダムのレビュですよ?【主にロリテイシア】

初代『ガンダム』(ファーストガンダム)のキャラデザを務めた安彦良和が、独自解釈でファーストガンダムをコミカライズした漫画、『THE ORIGIN』をアニメ化した作品です
つまりガンダムの歴史上、初めて漫画→アニメという経緯を持った作品になります
監督は『0083』や『MS IGLOO』の今西隆志
脚本に隅沢克之
キャラデザにことぶきつかさ
メカデザにカトキハジメ(MS系)、山根公利(車輌系)、明貴美加(戦艦系)、アストレイズ
総作画監督に西村博之(天才)
メカ作監に鈴木卓也
音楽に服部隆之
1話約70分、全4部作(予定)


今作で描かれるのは1年戦争の前日譚にして漫画版オリジナルストーリーとなった所謂「シャア・セイラ編」です
キャスバル・レム・ダイクンという少年が如何にして赤い彗星ことシャア・アズナブルを名乗ることとなったのか、とまあシャアという男とその妹のジュブナイルが基軸となります
ちなみにあくまで『THE ORIGIN』のアニメ化であり、【ファーストガンダムそのものとは設定や時系列が異なっている】ことを断っておきたい


まずアバンタイトルで描かれるのはシャアが赤い彗星の異名を取ることとなり、アニメでは詳細が描かれなかったルウム戦役
今作ではモビルスーツは基本的に3DCGで描写されます
このルウム戦役の迫力の戦闘シークエンスを描くのは北野三郎・・・じゃなかったw板野サーカスこと板野一郎
ハイスピード、かつ膨大な情報量で混沌とした艦隊戦を潜り抜けるシャアの姿が描かれます


そして時を遡り開戦の11年前、宇宙世紀0068
地球連邦からの独立を図るスペースコロニーサイド3のムンゾ共和国が舞台となります
指導者ジオン・ズム・ダイクンは彼の家族を巻き込みながらも宇宙移民の自治権確立に奮闘する日々を過ごしていた
しかしある日、彼は狂気の中で突然に息絶えてしまう
ダイクンの死は謀略だと民衆は暴動を起こし、それを鎮圧する地球連邦は軍を投入、この混乱に乗じてムンゾの実権を握ったザビ家の暗躍
そしてダイクンの遺児こそがキャスバル=シャア、そして妹のアルテイシア=セイラだった
これまで設定のみで深く語られることの無かったダイクン家とザビ家の確執、政治ドラマ
ダイクン家に助力するラル家の親子、特にファーストでは名前だけが語られていたジンバ・ラルの登場
『THE ORIGIN』のオリジナルキャラであるザビ家の次男、サスロ・ザビの存在も忘れてはいけない
そしてクラウレ・ハモンやクランプといったキャラの活躍もファーストファンには心躍るところでしょう


さてところで、この作品はガンヲタとかガノタとか呼ばれる一部のマニア専用の作品では決してないということを強く主張しておきたいです


まず先にも言ったとおり旧作の設定はほとんど意味を成していないのでむしろガンダム初心者の方がすんなりと今作を受け止められると思います
独立運動に心身を疲弊しながらも奮闘する父の背中を見て育った少年が、今度はその父の死をキッカケに故郷を追われる身となり、やがて一族を貶めた者達への復讐を誓う・・・
そう今作は何も複雑なSFとかじゃないんです、【ピカレスク・ロマン】なんですね
強いて言うならタイトルにもある【“ガンダム”が一切出てこない】ことだけはご了承願いたい


最大の見どころは“安彦絵の完全再現”
近頃のアニメでは珍しくなった三白眼、長い下まつげ、ハイライト少なめな頭髪といったデザイン面
そして劇中でのコミカルなタッチ、正真正銘のテレビまんが感
特にガンダムのようなシリアスな作品ではもうあまり観られないであろうオーバーな表情芝居は古き良き時代を生きた漫画家ならでは感性ではないでしょうか
それを(天才)西村博之が細かいカット一つ一つにまで拘って作り込んでいるのが見えてきます
また現場では安彦が直接アニメタを指導するという姿もあるようで、とても貴重な環境が整えられた制作現場であることが伺えます


特に安彦ismが如実に現れているのが“ロリテイシア”ことアルテイシアですかね
喜・怒・哀・楽、今作で全部魅せてくれます
すごく楽し、いやw可愛い(^ω^)


それとクライマックスで登場するオリジナル設定の初期型ガンタンクによる“戦車道ならぬガンタンク道”
陸上自衛隊も取材協力に応じたとかで『ガルパン』ファンにも是非観ていただき一戦に仕上がってますね


ところでキャストがほぼ一新されたのが気になりましたね
故人等も多少絡むためキャスティングには苦労されたのでしょうが、折角新しいガンダムをやるんだから、と思い切って冒険をした新キャストがちょろちょろと
特にハモンに沢城みゆきを起用したのは驚きました
そしてこれは成功と言えるんじゃ?とこの挑戦的キャスティングに拍手


一方で銀河万丈のギレンと池田秀一のシャアは全く変わり映えのない安定感で、定着した二人を変えることは不可能だったという結果も見えてきました
35年も経ったのに銀河万丈や池田秀一の代役って未だ誰も出来んのですね・・・まさにオンリーワンか

投稿 : 2019/09/14
♥ : 29
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