渋谷で学園なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの渋谷で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の渋谷で学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.6 1 渋谷で学園なアニメランキング1位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (452)
2417人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

西條拓巳に憧れた宮代拓留の皮肉な末路

第0話「CHAOS;HEAD」
{netabare} 主人公・西條拓巳がコンテナで寝泊まりする訳。”ニュージェネ”の名前の由来、そしてあの石田彰氏があっさり退場しちゃってるワケ(いやこれは重要じゃないかな)。外部から得る情報がちょっとザックリ過ぎるかな(初見の時は新参者に優しくないダイジェストだなって)
でも6話までしっかり見ると、0話で抱いたモヤモヤが大分ハッキリしてくるので、『~CHILD』の”カエル(人形?)”も含めてこの0話は侮れないです。渋谷を覆いつくほどの謎の広大な閃光から主人公や『~CHILD』の主役・宮代拓留はどう影響されたのか?とても行く末が気になります。
ところで0話は『~HEAD』内の何話に該当するパート? {/netabare}

第1話「情報強者は事件を追う」
{netabare}ラブホで男がロープに巻かれて絞殺された後の鮮血。あそこの音響・血飛沫がさっそくエグさ全開でした。Aパート終了直後の血が滴り落ちる音も余計にスプラッター度合いを加速させてました(よくこれでモザイクだとか画像修正、避けれたなあ)。
8話までクリアすると見えてくる伏線ありで、”カエル”であったり”乃々”であったり、見えぬものが見えました。やはり渋谷の8年前のあの閃光と関係あり?あとメガネで胸が大きい香月華の活躍は如何に! {/netabare}

第2話「事件が彼らを嘯く」
{netabare}Aパート終了間際の墓前の”誰か(アングルから見て南沢泉理ですね)”に呟く乃々。拓巳のセリフ(”最高の結果になれば、先手を打って犯人の目星は付く。最悪でも無駄骨だったで終わる”)等々既に伏線だったんだね。「AH東京総合病院」も登場して、振り返るとここからがスタートラインだったんだね(乃々が刺される最終カットも、アニメ本番の合図みたいで)。
でも乃々はカメラのこと、どこで知ったのかな?それにカメラ回収もちょっと手が早すぎるし、よくよく見ると終盤のシーン、いくらか謎で染まっていたな。{/netabare}

第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」
{netabare} 能力者が主犯なのはここで大分ハッキリしたけど、力士シール嘔吐による窒息死は「物質転移」?でも現状そんな能力持ってる奴って居ないはず(7話までの流れを見て)。今のところ「思考誘導」が絶対的にクロだけど、この事件もその能力で発生させたケースの一つ?楽屋から登壇までさほど時間はないはずなのに、力士シールを身体が膨張するほど飲める猶予があるかな…。まだ謎の渦中だから解決までは時間があるし、モヤモヤは最終回で晴れることを祈るのみか。
しかし拓巳ら新聞部が『名探偵コナン』のまるでコナン扱いなとこは吹いたし、題名も内容の的を射てたね。悪くない。 {/netabare}

第4話「お話の裏側が妄想を始める」
{netabare}ここでも伊藤は運ナシかよw逃げるために解剖室へ隠れる羽目になった上、中は既に先客が眠っていたオマケつき(笑)案外乃々と伊藤ってこのアニメの災難役だな。
脳への人体実験に性格診断テスト(「ロールシャッハテスト」)を駆使。ロボトミー手術といい、脳は研究に役立つのかな?「ディソード」「ギガロマニアクス」のキーワードが登場して、「AH東京総合病院」が実験のための隠蔽場所と、かなり設定の掘り下げを一気に仕掛けてきたね。
悪くないけど他のアニメもやっぱり見ておくべきだったかな?{/netabare}

第5話「妄想の住人が騒ぎ迫る」
{netabare}妄想が現実を侵食、パイロキネシスを操る女…能力者モノ要素が今回一気に増加し出したね。有村の「ディソード」は防衛反応で発現ぽいが、拓巳のディソードは彼の能力「妄想の現実化」の影響から?ここは謎が晴れるどころか、余計に増しただけだから、モヤモヤする人いるかもね。それどころかうきも能力持ちだけど詳細は謎。病院の地下にうずくまってる背中がとにかく不穏だった。味方なのか敵なのか、あまりに不審が多すぎる。
ここはまあ溜め回かな?{/netabare}

第6話「侵した過去に間に合うために」
{netabare}また”カエル”の1カット、パイロキネシスの妄想トリガー、妄想以後の眼からの出血。大分カードは出揃ったな。ここで乃々が南沢泉理の容疑を否認する行動、ニュージェネの再来を無傷で死なずに生き残った事実。これね初見の時とにかく不穏で不安でしょうがなかった。そしたら次の7話でねえ、あんな事になるんだからさ……だからこの手の死体の山が積まれる話の死者ゼロは相変わらず信用におけないんだよ。困ったものですw
さて8話まで見終えたあとだと、南沢泉理と思われた子や、何気ないメニュー手渡し……これらが今回の妄想への伏線と思っていいでしょうね。{/netabare}

第7話
{netabare}アニメ見て目が潤んだの、いつ以来だったかな…実は事前に7話のネタバレ、画像付きで知っちゃったんで、もはやゴアに走ったような気がして、見るの迷いました(そしたら録画ミスったんで、嬉しいやらそうでないやら)。
今やっとネットフリックスで7話を無事観れましたが、これホントに辛いけど、演者の方々巧すぎですね。まず伊藤役・藤原さんは思考誘導下の伊藤と自我が戻りかけた伊藤、それに両方がごっちゃになって混乱する伊藤の声をよく表現できたものだと、今書きながら驚いてます(改めて声優という役者の凄さを実感しました)。これ相当伊藤の心に寄り添って洞察しなきゃまずできないはずですよ。事前にネタバレ情報が頭の中にあったおかげか、問題の残虐描写にショックは大分薄れましたが、ゆえか今回二人の芝居に終始圧倒されてました。
もう一人は乃々役のブリドカットセーラ恵美(本名だったとは)。この人のお芝居見たのは『ハルチカ』が初めてでしたが(『RDG』も出てましたけど、ほとんどアニメ覚えてなくて)、あの時は快活な天然百合持ちっ子でしたね(あくまでこっちの命名です)。でも今回は家庭的な、まあ堅物女の子で、でも本質は心の優しい作品の良心みたいな子です。これまで誰かに刺されたり、拓巳に”家族じゃない”と言われたり、ちょっと不憫なことばかりが先行しているだけでしたが、今回初めてブリドカットさんの芝居の力を実感しました。特に”箱詰め(そのままの意味です)”された結衣を抱きかかえて泣き叫ぶ声、もうね見てるこっちまで辛くなってしまいました。あそこで自我が崩壊せず、真犯人に問い詰めるのが、なお余計に起きた悲劇を一層引き立ててましたし…。
作画もキャラに寄り添いながら、残虐場面をゆるくさせず、より切実に最悪な事態を僕らに突き付けてました(日中で見た方がダメージ少しは減りますよ)。
ようやく見れて感じたのは、ビビらずちゃんと録画すれば良かったという後悔と、夜見ないで正解だったと思える安堵感でした。取り敢えずこれから見る人、心の準備をしといてください。レビュー。ここまで長くなるとは…。
追記:ところで題名がなかったのは、何故なんだ?{/netabare}

第8話「錯綜する光と影に惑う思いは」
{netabare}拓巳の知っていた来栖乃々=南沢泉理だという事実と、親友の為にギリギリまで助けようと動いた伊藤。それぞれの仲間たちが決意のもとに動くところは感動とはいかなくても、胸が熱くなりました。
遂に”カエル”の謎を明かして、犯人は二人いることが判明。その内の一人ですが、どう考えても”あの子”としか思えない最後でした。これね、夜に本編見るとやっぱり怖くなりますね。寝る前とかには絶対になるべく見たくないですね(苦笑){/netabare}

第9話「錯綜する思惑の行き着くところ」
{netabare}西條拓巳に憧れて、西條拓巳と同じシチュに。でも拓留は『CHAOS;HEAD』の「将軍」でしたの種明かし回(拓巳のポジは世莉架だった)。
ほとんど室内劇なうえ、アクションはキャラの会話だけ。なのに目が離せない展開が待ってました。別に斬新で驚きの展開というわけでないけど、ジワジワっと受け入れさせる話の流れは見易かったです。”イマジナリーフレンド”がいつどこで誕生したか。渋谷地震と白い光、ギガロマニアクスとの関連。発生因子の”頭痛”直後に起きた動き、その他諸々。ここで大分伏線を一気に吐いてきましたけど、かなり知的好奇心を擽るワードがいっぱいでした。
面白いけどどう終わるか、今はそこが気になってきました。{/netabare}

第10話「迫りくる過去の記憶」
{netabare}拓留の孤独が世莉架を生んで、ニュージェネの再来を生んだ。これで6か8割ぐらい全容開示されたかな?溜め回だし動きは微少、でも悪くはなかったかな。尚更ここまで駆け足すぎた流れが悔やまれるところだけど。
佐久間恒の異常性や拓留の親がネグレクト。もっともそれを異常だとは向こうは思ってないんだろうね(殺人鬼なり人間ってのは自分を正しいと思い込むしね)。現に親は拓留の抵抗、訳が分からず顔だったし、あとは佐久間恒の反応がどうなるかに注目かな?
”統合失調症”にしても、”エピソード記憶のすり替え”にしても、脳はホントに研究者にはうってつけなんだろうな…。ただそれが世莉架のようなグレーゾーンな時ならまだしも(良くはないけど、マシって意味で)、佐久間のように輩の場合はさすがに勘弁してほしいな。もう唯一マトモな大人って神成刑事と百瀬さんだけ?{/netabare}

第11話「彼の戦い」
{netabare}やっと拓留が主人公ぽい活躍見せると思いきや、ラストでKOされるとは、残念ですけど仕方ないか(あそこでクリアは早すぎるしね)。でも彼が仲間にどれだけ支えられて、大事にしてるか。幸せだった回想シーンの効果もあって伝わりました(痛いほど)。
まあ佐久間恒に関する感想は”はしゃいでますね”。やってることの異常性は今更語る必要ないけど、あそこまで活き活きしていると、演者は子安にオファーが良い気が(子安がやるとすべてネタキャラ一択で終わりますし)。
いよいよ次で最終回。今回作画が危なげだったし、締めはしっかりお願いしますよ!{/netabare}

第12話「彼女の思惑」
{netabare}落とし前をつける道を選んだ拓留にグッと来ました。妄想が具現化して、願いを歪に叶えてしまう。中々苦いし救われたのか救われなかったのか曖昧で、でもその曖昧さが何ともいえぬ余韻ですね。
まあ1クール圧縮は無茶と無理がありすぎたので、残念ながら『ロボティクス・ノーツ』以下と言わざるを得ないです(あれはちゃんと決着付けたし、好きな場面も沢山でした)。
にしても次エピソードは劇場公開作品とは。それ果たして利点あるの?と最後に言っておきたいかな。
まあ酷評するほどではない作品でしたけど、過去シリーズを凌駕したとは絶対言えない出来でした。ゲームの『らぶchu☆chu!!』ってこれの続きで合ってるかな(多少気にはやっぱりなるので)?{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

桃太郎のストーリーを140文字以内で述べよ

原作プレイ済み。

推理モノと妄想・超現実をかけ合わせた作品。
ショッキング・グロシーンが多いので、苦手な方は注意です。

CHAOS;HEAD(カオヘ、https://www.anikore.jp/anime/1267/)の続編にあたります。
続編と言っても、本編内で重要事項の解説があります。
カオヘは未視聴で問題なし。


問題なのはストーリーの密度の高さです。
シュタインズゲートの1.5倍という文量に対し、発表された話数は12話+α。
原作プレイヤーからは「尺が足りないだろう」と言われていました。


結果、尺が足りませんでした。

内容はほとんど原作通りであり、悪改変もありません。
しかし、尺が足りなすぎて、視聴者が単なる傍観者でしかなくなっています。

* 主人公の心理がわからない
* 日常がカットされているので、キャラに愛着がわかない
* 情報量が多く、眺めているだけでは置いていかれる
* 伏線設置が一瞬過ぎて記憶に残らない
* 演出が短いので感傷に浸れない

原作では、日常が壊れていく感じとか、疑心暗鬼になっていく感覚などの心理的効果が大きいです。
売りのひとつであるアフターエピソードも6月ですし、TV放送ではありません。
この時点で魅力は激減。


ただ、制作スタッフは頑張っていると思うんですよ。
限られたリソースを工夫して、ドラマチックに見せようとしているのが伝わってきます。
声優も美術も音楽も悪くないです。

正直言うとね、12話で泣きました。
気持ちを知っているし、気持ちがこもっているから。

でも、流し見してきた一見さんは12話でポカーンの可能性があります。


時間が足りないとどうなるか、名作「桃太郎」を例に出してみましょう。
Twitterの制限文字数で収めます。


「桃から生まれた桃太郎は犬、猿、雉を連れて鬼を倒し、財宝を持ち帰りました。」

ただの強盗殺人です。


「昔々の話。
桃から生まれた桃太郎は、鬼退治に向かうことにしました。
途中で犬、猿、雉をお供にし、鬼ヶ島へ到着しました。
鬼を退治した桃太郎は、財宝を手にしました。」

賞金稼ぎの桃。
こまけぇこたぁいいんだよ!!


「昔々、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
桃を割ると中から元気な赤ちゃんが生まれ、桃太郎と名付けられました。
成長した桃太郎は、きびだんごを手に、犬と猿と雉をお供にし、鬼ヶ島を目指しました。
鬼を退治した桃太郎は、金銀財宝を手に無事に家に帰りました。」

これで140文字です。


いやー、ストーリーを曲げず、なるべく多く語るのは難しいですね。
でも、肉付けは全然足りない。おじいさんいないし。。。


「情弱と情強の差」というのがストーリーに関わってくる本作。
骨組みは一緒でも、情報量によって大きく印象が変わる、というのをアニメ自ら実演してくれていますね。


原作を知っている人にとっては、「キャラが動いてる!」という感動はあります。
実際楽しめました。

知らない人にとっては、
「ショッキングだけど、結局なんだったの?」とか、
「なんとか理解したけど、気持ちがわからん」とか、
「何この{netabare}茶番{/netabare}」という感想が出そう。


販促としてはきつそうですし、ネタバレダイジェストをしている本作は、原作の驚きを低減させます。
ちょっと厳しい立ち位置にいるかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 52

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

カオスヘッドの続編

カオスヘッドの続編だそうです。

アニメに限っての話ですが
「シュタインズゲート」は傑作。
「ロボティクスノーツ」もかなり面白かった。
で,カオスヘッドはというと,以前にレビューに,どうしても途中で寝てしまい話が断片的になってしまうため評価不能と書いたのですが・・・
今はっきりと書きますが,つまらなくて眠くなったのです(笑)

で,その続編です。正直言ってあまり期待はしていません。

が!1話で力士シールの設定が出てきます!ちょっと期待しちゃうってもんです!!
が,やはりカオスヘッドをひきずちゃっています,1話は拡大版で丁寧にカオスヘッドのおさらいまでしているくらいです。

あきらめかけてきた頃,8話の乃々の(←「の」×4^^;)告白でちょっと面白くなってきたかと思ったのですが,最終的にはタイトル通り,カオスの内に終わります。何が現実で何が妄想かさっぱり分かりません。言い換えると,何が起こって,何が起こらなかったのかすらよく分かりません。

それと,言葉の使い方に違和感を覚える場面がちょくちょくありました。
最も気になった例を挙げると,「AとBは共通の人物だと思われる。」って台詞です。この場合「AとBは同一の人物だと思われる。」が一般的な言い回しかと思います。ここまで極端では無いにしても,違和感を感じる台詞がちょいちょい出てくるのです。こう言うのって自分はちょっと気になっちゃうのです。(いや,このレビューの言葉の使い方も変だろうという突っ込みはご容赦下さいm(_ _)mこれは素人のお遊びなので^^;)

最終的な感想は,やっぱりカオスヘッドの続編だなーというものでした。妄想を設定の中心においているのでどうしてもわけが分からなくなってしまうのでは無いかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

72.9 2 渋谷で学園なアニメランキング2位
ささみさん@がんばらない(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1335)
6828人が棚に入れました
引きこもりの「ささみさん」と奴隷体質の「お兄ちゃん」のささやかな生活に降りかかる、八百万の神々による怪奇現象。
そして、個性あふれる「邪神三姉妹」とのありえないラブコメ。
そんな日常系として描かれる非日常の物語。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、斎藤千和、花澤香菜、野中藍、大塚芳忠、沼倉愛美、日高里菜
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

がんばらないで見るのが調度良い、シャフト演出が光る作品

2013年1月より放送
全12話。


【前置き】

「物語シリーズ」「まどか☆マギカ」等で有名なシャフト制作。
放送当時も見ておりましたが、ふともう一度この独特の世界観に触れたくなりDVDで視聴しました。

シャフト制作アニメは毎作DVD版で、「そこまでこだわらなくて良いでしょ!」って思う程の異常な量の作画修正をしてくれるので、2度見するのもまた楽しいですしね。



【あらすじ】

主人公、『月読 鎖々美(つくよみ ささみ)』通称「ささみさん」は、ヒキコモリです。
着替えるのも、食事をするのも、とにかく「がんばらない」。
その生活の面倒を見るのは、異常なまでの奴隷体質の「お兄ちゃん」唯一人。

そんな彼女は、実は神霊「最高神のちから」をその身に封じた『月読の巫女』であり、これまでの環境や辛く非人道的な修練の日々から、遂に逃げ出して来ていたのでした…。

この兄妹と、難癖もある『邪神(やがみ)三姉妹』を中心に、八百万(やおよろず)の神々による怪奇現象が、面白おかしく時に残酷に…彼女の身に起こっていきます…。


【論じてみる】
{netabare}
本作は、シャフト制作作品の中では今一つの知名度ですね。
しかし、その独特の雰囲気や演出は、まさにシャフトらしさに溢れています。
前知識が無くても、これ「物語シリーズ」っぽいっと思った方もいらっしゃったのではないでしょうか。

キャラクターも皆可愛らしく描かれ、それを彩る作画に関してもシャフトの中でもかなりのクオリティ。
ささみさんの部屋でのみ入る、シャボン玉越しに画面を眺めているような淡い七色タッチの演出も、とても独創的でしたしね。
本編が終わったかと思えば、エンディングでは毎回キャラクター達のガヤが激しかったり、次回予告でも趣向を凝らしたヒキコモリ小ネタが色々と用意されたり…。

こういう、普通ならただ仕上げるだけで終わるところに
「もう一癖入れてやろう!」
という製作者の心意気を感じたのが、私が本作をもう一度見たくなった理由だったのかもしれません。

ただ…、肝心のシナリオに関しては、改めて観直してもイマイチでしたね。
原作が完結していないこともあり、全12話で全容が全く描ききれていない…、もとい描き切ろうとする感じすらなかった点が、何よりの残念要素だと私は思います。



冒頭は、まさに謎だらけのキャラクター達の理解不能な展開が続き、置いてけぼりをくらいます。
(この時点で、既に初見の人は視聴をやめかねないかもしれませんね…。)

世界観の説明は、第3話での「ささみレポート」。
ここでやっと、この「日本神話」を主軸にした世界観と、人物設定が明かされていきます。
ささみさんが、これまで色々な柵に縛られていた自分を断ち切る為に、あえて今は「がんばらない」ことにしていることが垣間見えてきましたね。

ただ「最高神のちから」と一言で言われても、意味不明な人も多かったかと思います。
とても分かり易く言えば「涼宮ハルヒ」に近いチカラを、ささみさんも持っていると思えば大きな差異もないかと…。
ただ、ささみさんはハルヒと違い、その自身のチカラを理解し、コントロールしようとしているのですが…。



さて、どこかファンシーな ささみさんの雰囲気とは違い、描かれるのは日本神話を元とした八百万の神々達。
これを、シリアスに見たらいいいのか、気楽に見たらいいのか…。

それこそ、タイトル通りの「がんばらない」。
世界観や台詞を覚えて、シナリオを熟知しようというよりは、基本的に演出や小ネタを見て気楽に楽しむが一番の作品のように私は思いました。
そうして身構えていないからこそ、世界観がガラリと変わった時も余計に楽しめるかと思いますしね。

何より、キャラクターがそれぞれ可愛いので、そう楽しむのが一番です。
変に萌えに走りすぎていないキャラクターデザインも、個人的には好みでしたし。


ささみさんは、阿澄佳奈さんの声が非常にマッチしていて、気怠さと頑張らなさ加減が光っていましたね。
「邪神三姉妹」も、でっかいロリから、ロリババァに加え、メカ女子高生と、バラエティーに富んでますし。
この姉妹に関しては人によって好みが大きく分かれるので、論争の火種にもなりそうですが…(笑)

ちなみに私は断然、次女のメカ女子高生『邪神 かがみ』派でした。
ちびまる子ちゃんのような黒髪ショートの髪型は勿論のこと、特徴的な「~のです」の喋り方や、時に挟む暴言、さりげないオヤジギャグ等々。
そしてそして、毎度眠たがる際の彼女の

『ふにゃぁ~~♪』

に、私はもぅイッチイチと悶え苦しんでおりました。
(この苦しみには、恍惚がブレンドされています。)

声を演じられているのは大人気声優の「花澤香菜さん」。
私としては、彼女が演じた数多くキャラの中でも、このかがみが個人的にかなり上位に食い込む程大好きなのです。
「千石撫子」「黒猫」「結城美柑」「天使ちゃんマジ天使」と、少し上げるだけでも名立たる超有名キャラが揃い踏みですが、それでも決して負けてはいません。
不器用ながら、とても友達思いの良い子ですしね。

いやまぁ、後の姉妹も良いんですけどね。
ロリにロリですし(*´Д`)ハァハァ



さて、物語としては中盤の、ささみさんとお母さんとの回が最高潮でした。
ここに関しては、本作をアニメ化にまで押し上げる人気となっただけの良エピソードだったと思います。
あのお母さんの、頑なな姿勢とその反面の内にあるデレっぷりは、とっても可愛かったですしね。
(しかしまぁ「働きたくない」「がんばりたくない」に加え「死にたい」を連呼するお父さんといい、ささみさん一家のキャラは濃すぎますね…。)

ただ、以降のエピソード「悪徳オカルト結社『アラハバキ』との一戦に関しては、かなり投げっぱなしで終わっている感が強く、多くが謎のまま先の展開を暗示せず物語が終わります。
この点が、本作最大の短所と言えるでしょう。
シャフト制作では、原作シナリオを忠実に再現することが多く、このように話が途中で終わるケースが多少ありますが、「化物語」などはそれでも物語の区切りはしっかりしておりました。

今現在の話題性を顧みて、まず2期がないことを考えると、本作は結局ただの原作販促アニメでしかなくなってしまい、非常に残念です。
決して内容が悪くないだけに…、余計にそう思います。
{/netabare}



【変態お兄ちゃん、月読 神臣(つくよみ かみおみ)】
{netabare}
さて、前述でも述べた通り本作は、ささみさんや邪神三姉妹が、可愛く個性的なキャラ立ちを見せるのですが……。
私的には、この奴隷体質の「ささみさんのお兄ちゃん」の強烈なキャラ立ちに、全部食われてしまったのでは…とすら感じましたね。

作中一切顔を見せないその風貌だけでも、既にかなり異質に見えるのは当然として…。
(この顔を見せない演出も見所!)
その行動や言動は、全て妹のささみさんへの溺愛に満ちており、


『お兄ちゃんはいつでも、ささみさんの側にいますよ~。

 お兄ちゃんを1人見かけたら、30人はいるものと思って下さ~い。』


なんてゴキブリ染みた変態発言は、最早日常茶飯事。

彼女への奴隷的な振る舞いも非常に板についており、回転寿司での一コマでは会話の合間にある

「あっ、次サーモン」「シャリ半分にして」「ワサビ嫌い」「シャリにお醤油付けたら殺す」「フーフーして」

という、ささみさんのワガママ要望に全て迅速に対応したりと…、気持ち悪い反面なんだか私もこんなお兄ちゃんが欲しくなっちゃいました。
…いやまぁ、その後すぐ全裸になって、

「僕を…、僕を食べて下さ~~~~~い!!!」

と言って、回転台から流れてくるような人なんですけどね……。
まぁ一応ちゃんと、お寿司を乳首に乗せてはいたようですけど。(←なんのフォローだ!)


ただ、基本的にゴキブリのような扱われ方をされているワケですが、その実ささみさんも

「お兄ちゃんが変態だったから、私は落ち込んでいる暇もなくって…。

 ……おかげで救われた。」

と言っているシーンもしっかり描かれているのが、また良いんですよね。
にくい兄貴ですね、こういうキャラクターはホント大好きです。


声優「大塚芳忠さん」(ワンピースの「Z」や、NARUTOの「自来也」等を担当されています)の起用は、「お兄ちゃん」というにはいささか高齢の声に思えましたが、それを補って余りある演技力に脱帽しました。
あの低い声での剽軽な言動の数々は、非常に耳に心地良かったです。

彼のその異質さの起因は結局、作中で明らかになることはありませんでしたが…、そのミステリアスさも含めて作中でもダントツのインパクトでした。
お母さんから「哀れな存在」と呼ばれていた彼ですが、その言葉にはこの個性以上の何かが、きっとあるのでしょうね…。
{/netabare}



【総評】

やはりアニメ単体として見る限り、説明不足で尾を引く展開のまま終わっていることは大きなマイナス。
あえて説明していない点があるにしても、それが人気に繋がらなければ商業作品としては失敗と言っていいでしょう
そういう点からも、人には自信を持ってオススメは出来ない作品です。

ですが中盤までの展開は、日常とシリアスを上手く表裏させた作りで、高クオリティの作画で彩られる可愛いキャラクターと、その演出や多くの小ネタも含めて、個人的には大いに楽しませてもらいました。
オープニングの「Alteration」(ZAQ)も、とても好みでしたしね。


しかし、やはりなんといっても…、ささみさんのお兄ちゃん。

『婚姻届は既に、ささみさんの名前を書くだけのものを用意してありますからね!

 法律だけが、僕らの敵ですねぇっ!!!』

なんて異常な台詞を繰り返す、この上なく残念なキャラクターを愛でる、そんな作品でした。
視聴の際は、是非がんばらないで♪


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月読 神臣(お兄ちゃん)』 声 - 大塚芳忠さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『邪神 かがみ』 声 - 花澤香菜さん



以下、私がもし「お兄ちゃん」になったら……。
(※どーでもいい話なので〆ますね。)
{netabare}

ちなみに私も、ささみさんのような可愛い妹がいたら、

きっと本作のお兄ちゃんみたく、この上無い愛情を行動で示そうと躍起立つのではないかと思います。


ともすれば当然、私も彼と同じように、妹に美味しく食べられたいという気持ちから、

回転寿司で、妹の眼前に全裸で流れてしまうのでしょうね。


あぁ一応、ネタとしては「おいなりさん」となります。


どうでしょう…。

こんなお兄ちゃんで良かったら………。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 41

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

内容の把握にはちょっとがんばる必要があるかも…

まずストーリーは端的に言うと
主人公のささみさんはどこにでもいそうなひきこもりの少女。
だが実は彼女には最高神アマテラスの力を身に宿していた。
その彼女を剣、玉、鏡の三姉妹が外敵から守るというお話。

正直に言うとこのストーリーを把握するのに
結構時間がかかった。
1話を見て、後半の展開が「なんでこうなったの!?」
と急展開すぎてわからなかった。
だけどだんだん話数を見るごとに理解できるようになった。
無論内容が理解できれば、面白い作品だ。

それに作画もシャフトなだけあって
独特な世界をかもし出していて
特に背景が例えるならば「化物語」のような雰囲気
に似ていると思った。

このアニメを見るにあたって
1話を見る前に事前に内容を把握した上で
見ることをおすすめする。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 57

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ささみさん@がんばったお☆

原作は未読なので最初は全く内容が分かりまでした(笑)

いや...終わってみてもあんまりよく分かりませんでした(笑)

でも1話1話は楽しめたし、シャフト制作ということで作画とか演出はさすがなものでしたヽ(=´▽`=)ノ

あらすじ

いつも引きこもりのささみさんとシスコンのお兄ちゃんとのちょっと変な生活の中に起こる八百万の神々による怪奇現象。
なんだか不思議で個性的なキャラクターたちとの日常?
そんなよく分からない日常で日常っぽくない怪奇ファンタジーアニメです♪


私は神話とか好きなので、そういう面では良かったのかな?

でもやっぱり終始不思議なアニメでした(≧∇≦)☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 58

67.7 3 渋谷で学園なアニメランキング3位
ゴーストハント(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (437)
2304人が棚に入れました
舞台は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校。
旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調査にやってくる。事故で助手に怪我を負わせ、高価な機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。

声優・キャラクター
名塚佳織、泰勇気、成田剣、浜田賢二、釘宮理恵、岡本信彦、鈴木真仁、岡野浩介

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

心霊ホラーで一番怖い作品

心霊ホラーで一番怖い作品です。
実写のリングよりも怖かったです。
流石に呪怨ほどではありませんでしたが。笑


内容も実際に使われている神仏や経文、呪術など、またはそれに関係する用語や設定
作中登場する超能力とかも、PKとかESPなど、丁寧に解説したりもしていました。
また霊媒師、坊主、巫女など、様々な超能力者達が集まり事件を解決していくので
より恐怖を掻き立てている感じがしました。


上記で説明した様に細かく、丁寧な設定、そして用語説明をしているので
妙にリアル感(現実感)があり、それに加え、私はホラーは夜中にしか観ないのもあり
背筋がゾクゾク!ってなりました。
日本のホラー映画特有のビビらせ方ですね。
海外のホラー映画の意味が分かると怖い系ではなく、ビックリ系です。


自称ホラーアニメ専門官の私の舌を巻かせることが出来た作品でした。
ホラー苦手な人はまず無理な作品だと思いますので
視聴の際は気を付けて観て下さいね。笑
実はもう貴方の後ろに......

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本格的なミステリーホラー

主人公の麻衣は、「渋谷サイキック・リサーチ(SPR)」という事務所でバイトをしている女子高生。所長は麻衣と同じくらいの年の少年・ナル。SPRでは依頼のあった心霊現象による様々な事件を、霊能者らと協力しながら調査している。

物語は全25話、大きく分けて8つの話があります。心霊現象による事件の内容はポルターガイストや呪い、祟り、超能力にまつわる話などなど。

この作品は、単に「心霊現象コワイ」といった恐怖の演出があるだけではありません。
この事件を起こしている亡霊の正体は○○だ!と確信して徐霊に踏み出すも、全く見当違いで逆に返り討ちに合うなどと、事件の真相には裏があったりして推理物の要素も強いです。さながら「心霊探偵」といったところ。犯人を亡霊に置き換えた「金田一少年の事件簿」のようでした(例えが若干古いですがw)。

心霊現象を調べていく手段として、高感度カメラや集音マイクといった精密機械を使って、科学的に分析していくのは斬新でした。怪現象が起きるとノイズやカメラの映像の乱れ、温度の急激な変化などがおこり、データとして記録されるので妙な説得力があります。それをもとに類似の例や過去の事件などと照らし合わせ、調査を進めていきます。

でもいざ亡霊に襲われた時や、徐霊・浄霊するときに活躍するのはやっぱり霊能者たち。その仲間たちは坊主、巫女、エクソシストなど様々。肩書きだけ聞くと何だか堅苦しいイメージの人々ですが、実際はもっとくだけた人たちです。



せっかくなので、簡単に主要キャラの紹介もしておきます。


谷山麻衣:
元気いっぱいの明るい性格で、困ってる人を放っておけない、まさに主人公気質の女の子。

ナル:
イケメンな所長。クールでナルシスト。プライドが高く毒舌だけど、心霊現象に関する知識は豊富。

リン:
ナルの片腕的存在。何考えてるか分からない長身で寡黙な中国人。中国呪術を使います。

滝川法生:
長身長髪で陽気なぼーさん。見た目はチャラいけどいざというときはすごく頼りになるみんなの兄貴分。お札や念仏などの法力で徐霊します。

松崎綾子:
ド派手な衣装と化粧をしてる、色々と騒がしいおばさ…お姉さんの巫女。いまいち能力を発揮できないけど、条件さえ揃えばその力は絶大。

ジョン・ブラウン:
悪魔祓いが得意なエクソシスト。なぜか怪しい関西弁をしゃべる、綺麗な顔した外人さん。温厚な性格。聖書や聖水などを使います。

原真砂子:
プライドの高いクールな着物少女。霊を自分に憑依させる、口寄せが出来る霊媒師。


ナルとリンさんはちょっと冷たい感じですが、普段は基本的にみんな仲が良く、キャラクター同士のやりとりもおもしろいです。
麻衣と真砂子はナルを巡って恋のライバル(?)といった関係で最初は仲が悪いですが、様々な事件でピンチの際に助け合ったり、互いの苦悩を理解しあったりしていくうちに仲良くなっていきます。デレた真砂子可愛い!
ちなみに、麻衣とナルは霊能力がないように見えて、実は色々あるんですがネタバレになりそうなのでここでは伏せておきます。



作中では多くの心霊現象や霊能術が出てきます。専門用語とか出てきてちょっと混乱しそうですが、ナルをはじめ専門家の方々が素人である麻衣に説明がてら、視聴者にも詳しく解説してくれるのでその点は心配ないと思います。色々盛りだくさんなので、ホラー好きの方はぜひチェックしてみて下さい!


長々と駄文を書き綴ってしまいました…。ここまで読んで下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白い

アニメ視聴後、漫画コミックで最後まで読みました。
アニメ放送時は完結していませんでしたので(といっても半端な終わり方ではありません)。
怪奇現象の原因を推理、追究して解決する事を生業とする会社に最初の事件で関わった主人公がバイトで働きはじめて物語は進んでいきます。見所は主人公とほぼ同い年の天才所長との掛け合い。この所長の性格が極端なナルシストで口が悪いからいつも大変なんですよ。
ホラーが苦手という方もこの作品は大丈夫ですよ。

私のツボ:ジョン


二回目視聴後(2019.7)
夏といえばホラーではないですが、ちょっとそういった系観ようかなと(ハードなものは自分厳しいので・・・)。かなり前に観てるので評価甘めですね。今なら3.7位ですかね。ちょっと主人公の女子高生の言動や行動が鼻につきます(苦渋の選択に代替案を提示するわけでもなくヒステリックに自分はいいこちゃん論を吐く。無論自分に責任が及ばない立場で。周りへの迷惑も考えず独断専行。無論、御都合で誰か助けてくれる。結局、天才所長を自分のものだと意識している。まぁ、観る側の代弁者的な立ち位置ではあるのですがイラッとします(無論、年齢や生い立ちを鑑みると彼女が周りに自然と甘えてしまうのも理解はできます)。それでも苦にならず2回目(25話)を一気観できるポテンシャルは大したものだと思っています(私感)。

私のツボ:この作品は実写化のハードルそこまで高くないと思うけどね。オタ恋とかするくらいなら・・・(ネタないにしてもサブカル興味ない層には共感0だと気づかないのか?だから最近のTVドラマは駄目なんだよ 笑)。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
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