2015年度の熱血おすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2015年度の熱血成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月24日の時点で一番の2015年度の熱血おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.3 1 2015年度の熱血アニメランキング1位
俺物語!!(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1180)
6138人が棚に入れました
巨漢で真っすぐな性格のため男からは厚い人望を得るものの、女性に縁のない高校1年生の猛男と、心優しい少女・大和、猛男の幼なじみでイケメンの砂川誠を中心に、互いを思いやる心の交流が描かれる。

声優・キャラクター
江口拓也、島﨑信長、潘めぐみ、井上喜久子、浪川大輔、青木和代、玄田哲章、北川里奈、前田玲奈、茅野愛衣
ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

キャラが違うだけで、少女漫画が一変

内容はごく一般的な少女漫画ですが、
主人公の男の子のキャラがいい!笑

ヒロイン役の女の子は天使のようにかわいいです。

普段おもしろいのに、突然のありえない少女漫画展開があります。
{netabare}(上から鉄骨が落ちてくる、お店が火事になる、子供が川に流される、など){/netabare}
まあ、ベタベタすぎて逆におもしろいです。

今のところ今期いちの期待です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

泣いた赤鬼

現在進行形アニメについてはあまり書かないんだけど、
観ててとても気持ちいいんだよね、
これが別冊少女マーガレット?
男性誌にも掲載してほしいね、
少女誌に真の漢有りってのもいいけど、
マーガレットは「エースをねらえ」以降既読ないし原作未読はご勘弁、

二話時点で早早泣かされた、
大事な人を命がけで守るのは男の勲章とは言え、
歳食って涙脆くなってんのかな、
脆くってより「もうろく」してるのかも知れないけど、

一話冒頭に流れるのは「泣いた赤鬼」、
{netabare}
人間と仲良しになりたい心優しい赤鬼の為、
悪役買って出る青鬼、人と仲良くなれた赤鬼の幸せ見届け、
青鬼は一人去ってゆく、みたいな、
{/netabare}
全てはこの寓話に集約されてるって事なのかな、
{netabare}
剛田 猛男
ガタイデカくて厳ついけど心根優しい、
正義感が非常に強く困った人を見かけると、、、
脊髄反射的に!?助けに行く
女性には徹底してモテないが男からは頼られ慕われる

大和 凜子
天然おっとり感受性豊かな可愛い女の子
痴漢遭ってた処猛男に救われ猛男に一目惚れ、


砂川 誠
猛男とは3歳からの幼なじみ親友のクールな超イケメン、
モテまくりだが言い寄る女性須らく猛男の悪口言ってたため、
全て断る、女性に無関心なれど猛男理解し惚れた大和には好印象持つ、
親友猛男の幸せを誰より願ってる、
{/netabare}
現時点主要登場人物3人いずれも気持ちいいくらい、
無茶苦茶いい奴らなんだけど、私的キーは誠かな、

一見猛男赤鬼で誠青鬼かなって感じだけど、
どちらも相手の幸せ願う青鬼なのかも知れないね、

3話で、これで終わってもいいんじゃね?的幸福感あったけど、
4話でまた泣かされた、マイッタな~。。。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爆笑

■1話、視聴後の感想
面白い作品は1話目から光る物があると改めて感じた。

wikiで調べたところ↓

・日販“この1巻がキテる!フェア”対象銘柄。
・第1回マンガ秋100にて第1位。
・2013年版「このマンガがすごい!」オンナ編1位。
・2013年、講談社漫画賞少女部門受賞。

原作知ってる方には有名作品な様ですね
1話現在、伊達じゃない。

久しぶりに全話見れそうだ
24話、完結後視聴予定(期待外れにならないと良いな)

■1クール視聴後
面白い!
少女漫画原作でありながら、かなり男向けな感じがする(漢アニメじゃんw)

ハートがイケメンの主人公
周りには、人を思いやる優しい方達であふれ
ド・ストレートなセリフが心に響き、微笑ましい気持ちで視聴出来ます。

■声優
大和 凜子(潘めぐみさん)可愛い声ですね。
砂川 誠(島﨑信長さん)石田彰さんに声似てません?
砂川 愛(井上喜久子さん)面白いわぁ
剛田 豊(玄田哲章さん)顔と合ってるw

■爆笑 {netabare}
「距離感が掴めないんだ人間でないとw」

幸せは長くは続かない、こんな良い娘には
さぞ重い秘密を隠してるのだれろと思っていたら
結果w
作品の雰囲気が壊れない良い秘密でしたw {/netabare}

★3以下を切り続けたおかげで良い作品に出会えました
残り12話、早く見たいものです。

15話、かっこ良くて面白いwwこの回好きだなぁ

16話、良い話だ
心理描写しっかりしてるしワンクールなら、ここで最終回でも自分は満足
ここまで★4.5

■完結後
終盤低迷し総評★4.0
面白かったし、砂良い奴だなぁ
好きだーーー!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

65.0 2 2015年度の熱血アニメランキング2位
聖剣使いの禁呪詠唱(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (824)
5380人が棚に入れました
どこからともなく現れる異形の怪物『異端者』を倒すことの出来る者たち<<救世主(セイヴァー)>>の育成のために、前世の記憶を持つ人間が集まる亜鐘学園。ここで二つの前世を持つ少年・灰村諸葉(はいむら もろは)が、前世で出会った少女達と再び出会う。


声優・キャラクター
石川界人、竹達彩奈、悠木碧、小倉唯、内田真礼、上田麗奈、Machico、小見川千明、大森日雅、佐倉綾音、皆口裕子、羽多野渉、中村悠一、小林ゆう、大川透、杉崎亮、石田彰、子安武人、釘宮理恵、緑川光、森沢芙美
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

綴る!「全ては水より始まっ・・・」“ウロボロス!”という禁呪が・・・

あわむら赤光によるライトノベルを原作とする作品です。

全12話、原作未読


異形の怪物「異端者」を倒すことの出来る存在である救世主と呼ばれる

者たちを育成するためにその力を持つことが出来る前世の記憶を持った

者たちが集まる亜鐘学園。自分の前世の事をほとんど覚えていない少年

灰村諸葉はその学園で前世で出会った少女と再び会うことになる・・・


とにかくツッコミ所の多い作品だったように思います。

ですが私個人としてはそれらの部分が特に何も思わず普通に楽しめたと

思います。色々言うとバトルシーン全般で動きがカクカクと妙に違和感

があるとか力尽きてしまったのだろうと安易に予測がつく例のシーンなど

問題だらけで世に送り出していく作品としては不十分な点が多いのだろう

と思います。でも私は様々な作品を毎週1話1話と見ていく中でこの作品

が1週間の中で1番楽しかったです。(大げさかもしれませんが・・・)

どんな名作良作、話が丁寧に作られている作品なんかよりもその見ている

瞬間が濃く感じました。


物語はそんなに面白いわけでもなく展開も飛び飛びで原作をかなり

掻い摘んで端折りながら作られているのだろうなぁと思う感じです。

その分キャラの一挙一動やバトルシーンにどんな形であっても何かアクセント

になるものを織り交ぜていると感じます。それが動かないとか制作が間に合わ

ないとかのような限られた事情の中でクオリティとか物語性とかキャラ立て

とかといった良さとは違う所に別の光を引き込んでいると思います。


OPはアリプロで今まで私が視聴した作品では記憶にはありませんが

癖になる感じで私は好きでした。


最後に私自身はこの作品を大いに楽しんで視聴しましたが、私自身の楽しさ

を感じる部分に当てはまっていたというだけの事であり、物語は私はあまり

面白くなかったと思っています。元々原作を掻い摘んでしか作れないわけで

それならこっちもそれに対応した形式を取るという形にしたまでであるだけ

です。(別にアニメを掻い摘んで見ているわけではありません)

とにかく私は楽しかったと感じたということです。

◆個人的点数評価 81.130点



余談(個人的点数評価について)

{netabare}
プロフにある程度は載せていますがその事を書いたのもだいぶ昔ですし

ちょっとばかり整理をという感じです。

(まあ大半の人はどうでもいいと思っているとは思いますが・・・)


文字通り私個人の感覚による点数評価です。大まかに言うと二つの部分に

分かれていて1つは作品としての出来、もう1つはその時間がどのくらい

良かったのかの二項目でできています。

作品としての出来というのはあにこれの星評価に私なりのアレンジを

加えたものです。いくつかの項目にそれぞれ点数をつけて合算するという

だけです。ただそれぞれの項目には基礎点があってその影響で最終的な

点数は60点は必ず、そして70点ほとんど場合で下回ることはありません。


もう1つはどのくらい良かったかであるがそれは楽しかった面白かった

などのアニメを視聴していた時の様々な感覚を総括して決めます。

これはデフォルトの値があり、そこから上下します。


点数の内部比率は前者が点数への直接的な影響力は後者の方が大きく

なっています。それは私がクオリティ等云々よりも楽しい時間を強く

求める傾向にあるからです。

まあこんなところかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

麻薬のようなクセになるアニメ(再評価)

ちょっと2回目視聴したので再評価します。

初見二日で12話一気に観てしまいました。あにコレの採点システムではこの作品を評価するのは難しいと感じる、愛すべきクソアニメ(失礼)です。

簡単に説明。舞台は現代の学園もの。戦士養成学校みたいなとこ?(もはやこんなことはどうでもよくなるのですが)主人公は前世で超最強の存在で、前世の記憶を思い出すことで覚醒し、強敵を倒して行きます。

オープニングから甲高い声のルルーシュのエンディングみたいな曲で、とてもヤバイアニメじゃないかと不安にさせますが、安心してください。その予感は正しいです(^-^;

このアニメは普通に観ると微妙かもしれません。
たしかに作画もバラつくし、動きも変な動きが沢山です。但し少ない予算、極限まで削られたスタッフ、迫り来る期限。その中で主旨選択に迫られる中ある意味最適解を導き出したのがこのアニメだと思います。色物アニメっぽいですが主人公の諸葉は全然ブレなくて主人公してるし、冥王と剣聖の二つの前世を持つ最強キャラっぷりが痺れます。
ヒロインのサツキ(おバカ系妹)静乃(セクシー正妻)も良いキャラしてるんですよね。特に静乃はとても良いです。

変な動きだったり変な背景だったり、持ってたものが消えたり色々酷いんですが、妙なおもしろさがあります。あと1話見終わったらネットの感想サイトで復習すると三倍くらい楽しめます。(あにこ便の感想読みながら観ると爆笑必至です)
観てない人は勿体ないので観てください。色んな意味で幸せになれるアニメです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こういうアニメはきっ…嫌いなんだからねっ!

よくある学園ハーレム異能アニメです
色々な意味で最初から最後まで面白いアニメでした
ネタアニメとして優秀だと思います

前世と現世を繋ぐ物語で設定は良いのですが、
演出が悪いのか分かりませんが、様々な場面で笑ってしまいます
ツッコミ所が多すぎて逆に気持ちいいくらいです
『思い出した!』はギャグですよね?
はい、私はこの作品わりと好きです


主人公たちは前世を思い出すと強くなります
概念はよく分かりません
バトルは熱いのですが、詠唱(?)を高速で書くシーンには謎の面白さがありました


キャラはなかなか良かったと思います
可愛い/かっこいいキャラというよりは面白いキャラが多かったですね
一人一人の扱いが雑で(良い意味で)笑えました
モブ顔すぎるモモ先輩がお気に入りです


OP「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」 歌ーpetit milady
ED「マグナ・イデア」 歌ーfortuna

OPの曲調かなり好みですね
和のテイストも素敵です
CMでこの曲のPVちょっとだけ見ましたが、悠木碧さん妖艶すぎぃぃ
こんなに綺麗でしたっけ
EDも何気に良い曲でした


物語性や展開を楽しむというよりは、
登場人物同士のやり取りを私は楽しんでました
色々な点にツッコミながら観るのも悪くないものですね
最終回の諸葉の後転には草不可避です

この作品の目指す方向性が気に入っています
悪気はありませんが、ネタにしやすいです
もうやだこのアニメw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 42

69.7 3 2015年度の熱血アニメランキング3位
Classroom☆Crisis(クラスルームクライシス)(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (603)
3299人が棚に入れました
火星に作られた日本の新たな都道府県のひとつ、「第4東京都」。この都市の経済特区である「霧科市」に、
航空宇宙事業で名をあげた超一流企業、「霧科コーポレーション」があった。
この会社は様々なジャンルにシェアを広げつつ、「霧科科学技術学園」という私立学校も運営していた。
これだけでも特殊なのだが、さらに異彩を放つクラスが学園内にある。
昼は学園で生徒として勉学に勤しみ、放課後は社員として会社に出社し発展型試作ロケットの開発という重要なプロジェクトに携わっているのだ。
それが「霧科コーポレーション先行技術開発部 教育開発室」――通称「A-TEC」である。

この部署の室長を務める若き天才エンジニア瀬良カイトは、学園に通うA-TECの生徒達の
担任教師でもあり、熱血ロケット先生と呼ばれ親しまれて(?)いた。

物語はこのA-TECに転校生・霧羽ナギサがやってくることから始まる。
創業者一族の名を冠するこの男は、先行技術開発部部長に就任するやいなや、A-TECがこのまま高コストのお荷物部署であり続けるようならばメンバーをリストラし、部署を解散させると宣告する。
それを防ぐには今まで湯水のように使ってきた予算を節約し、開発コストを大幅に削減しなければならない……。
今まで目を逸らし続けていた現実をつきつけられたカイトは、果たしてA-TECの危機を乗り切ることができるのか。
そして霧羽ナギサの真の目的とは――。

声優・キャラクター
森久保祥太郎、雨宮天、小澤亜李、洲崎綾、夏川椎菜、津田美波、豊永利行、南條愛乃、近藤孝行、堀江由衣、阿澄佳奈

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

5.5話を観なかったら 評価するの忘れてたw

一話を見て 今後このクラスの行く末を観たいと思いました
面白いかは 最後迄見る事が出来たとき改めてコメントします

とりあえず 面白そうな気がしたので 観て観ようかな~

※その後の追記
 最終話を見終えた後 評価にいたるまで だいぶ時が経ってしまいました
 5.5話が放送を観た時 改めて あぁ~ 面白かったな~って思い
 
 なんか かなり贔屓目な ☆になってしまったかもです
 其処は、私の気紛れで 減点するかもです

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最初の1~3話からは想像できない面白いシナリオです。

十分楽しめる作品です。最初の印象とは全然違う話になっていき、1話目からは全く想像できない最終話でした。私は今夏の作品の中で一番好きな内容でした♪

最終話{netabare}
霧羽ナギサ救出作戦とA-tecの新エンジン公開プレゼンを同時にやってのけ、霧科コーポレーションから独立宣言をするカイトとナギサ。爽快な終わり方で良かったと思う。ただ、続きがあるんじゃないかな・・・?と思わせるエンディングで2期があったらいいなぁ…とも思うが、これはこれで、完結ということでも十分に楽しめたシナリオでした。{/netabare}人間関係とビジネス感の融合度合いが非常にいい割合で、一定の距離感がある人間関係の構図がうまく描けていたと思う。グダグダでドロドロな人間関係に陥らず、常に前向きな方向へ動こうとするカイトとA-tecの仲間たちの爽快さが観てて気持ち良かった。淡白な人間関係に見えて芯では結びついている信頼関係の描写はしっかりと受け止めることができました。
12話{netabare}
ユウジに囚われの身になったナギサの救出のために、ハナコ達はユウジのアジトを突き止めるが、ナギサは救出できず、ナギサは超高性能なロケットエンジンを積んだ宇宙船でコールドウッドへ飛ばされ、7時間後にはそのまま爆死ということになるのだろう。ハナコはユウジに銃で撃たれるし、緊迫の展開でした。来週はどうなるんだろうか・・・。本物の科宮ナギサ(イリス)は守れたわけだが、コールドウッドへ向かったナギサ(霧羽)を救えるのはA-tecの再生計画のプレゼンで使うジェットだけじゃないかな?カイトはその腹づもりみたいだし、来週も緊迫した内容になりそうだ。ハナコは生きてて欲しい!!{/netabare}
11話{netabare}
ナギサを中心に目まぐるしく変わる状況の推移が非常に分かり易く紐解かれてきました。自分が守ろうとしたA-tecをカズヒサの策略から守りきれないと一度はあきらめるが、ミズキのひたむきなエンジニアとしての生き方に触れ、ナギサはカイトと共にA-tec再建計画を図ろうと動き出し始めた矢先に・・・なんと、ユウジに刺されてしまう。
また、イリスは幼き頃のナギサとのいきさつの記憶を徐々に取り戻し、ナギサに話そうとするが、ミズキとナギサの抱擁・キスシーンを目の当たりにし走り去ってしまう。記憶を失くす前のイリスはナギサを好きだったんだろうな・・・と思わせる描写に見えたが・・・。
しっかりと考えられた展開で、事件と人間模様が絡み合っていて、よくできたシナリオだと思います。今夏NO.1といえる内容じゃないかな?次週、ナギサとイリスがどうなるのか・・・また、A-tecは存続できるのか、興味は尽きない緊迫感のある状況となります。{/netabare}
10話{netabare}
常務取締役に昇格したナギサは役員会でA-tecの存続を訴えつつ、カズヒサの解散政策に批判的なプレゼンをするが、ナギサ以外の全員が反対に回り、権力構造の中の裏切り・策略の罠にはまった感じがする。一方、A-tecでは新型のロケットを開発し、イリスがテスト飛行に出るが、アクシデントに見舞われ、過去の記憶が呼び覚まされていく。イリスは自分が科宮ナギサであることを思い出す。会社で窮地に追いやられた霧羽ナギサとパイロットのイリス(科宮ナギサ)との関連性はかなり明確になったが、A-tecc存続のために霧羽ナギサがこれからどのように奔走していくのか、色々と興味は尽きない。見続けてよかった♪どんどん面白くなっていきます。{/netabare}
9話{netabare}
ナギサはA-tecを踏み台にしてユウジとカズヒサへの復讐を仕掛ける。まずはユウジを蹴落とすことには成功。カズヒサとの抗争が見物です。
しかし、A-tecを見捨てるような今回の行動は当然カイトを怒らせた。
今後はカズヒサとの抗争がメインになるのか・・・。
しかし、ナギサとイリスとの関係が曖昧だし、イリスの記憶に関しても未だ謎。A-tecのロケット開発の話がここで流れるような感じでもないので、A-tecと霧科コーポ抗争をどう絡めていくのかが非常に興味深い。なかなか面白いです!!{/netabare}

8話{netabare}
A-tecの予算を不正流用していることが判明し、霧羽ユウジをどう追い込んでいくのかが今後のみどころの一つです。ユウジの不正を暴けば、A-tecの開発予算も作れそうだし、霧科コーポレーションも大きく変わりそうです。
宇宙開発費用を捻出するために、やはり政治家やスポンサー会社が必要で、それを悪用する人をどう成敗してくれるのか・・・ナギサ君の手腕が試されるとこだね。{/netabare}

7話{netabare}
話が複雑になってきていますが、最初の頃よりもずっと面白くなってきています。霧科コーポにおける覇権抗争もありそうで、A-tecのメンバーがどのようにナギサの心を動かしていくのか、物凄く興味深い感じに深まっていきそうです。アンジェリーナ先生強い~~!!カッコ良かった!!
{/netabare}

5・6話{netabare}
霧科コーポレーションの内部事情は込入っているけど、話の辻褄は合っていると思う。ナギサの本心はどうなのか・・・?
ストーリーの焦点はどこにあてられているのか明確ではないけど、これから面白味が増しそうな予感もするし、学園青春ものに落ち着いていくような危惧もある。{/netabare}
 
4話
ようやくこの作品の面白い部分が見えてきた感じです。イメージとしては学園の予算を確保するための{netabare}半沢直樹的な感じの話になるのかな?エンジニアの資金確保の難しさを通して、アニメ制作における資金集めの大変さがメタファーとしてあるのかもね?
お仕事アニメのカテゴリーに突入していくようなら、{/netabare}それはそれで面白さがある。興味深くなってきました!!
 
3話{netabare}
3話でアンジェリーナという経理のプロが登場し、ごもっともな経費論を盾にAtecの杜撰な現状を戒めにかかる。当然のことではあるが、ビジネスにはコスト意識が必要だ。ただ単純に夢だけ追い求める若者や教師の話で終わらないのなら、もっと視聴しようと思う。社会の薄汚い一面も影に隠れていそうだし、展開次第ではもっと面白くなりそうな気がします。
先生が、自分の思い通りにいかなくてホッピー飲んで騒いで酔い潰れるシーンは同情もできないし、逆にこんなやつが過去の栄光を背負って教師面してんなよ・・・とも思ったが、この先生も含めて、残った生徒達の奮闘も今後の楽しみな点です。
論理的なアンジェリーナは色ボケしなければ、個人的にはとても好きなキャラだったのだが・・・。
{/netabare}

1・2話
正直パッとしないお話で始まりましたが、キャラは嫌いじゃないし、ただの学園ものでもなさそうなので、一応継続視聴してみます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

しるまりる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おもわぬところで名作に出会った

この作品はタイトルで損しているかなと。
このタイトルだと、教室で起きる危機的状況から大きく逸脱するような展開は想像しにくいです。が、実際は物語は教室にとどまらず、会社組織における暗闘あり、政界の手練手管あり、宇宙をロケットで駆け抜けるシーンありと広がりを見せます。

僕は評価の点数をつけるときに滅多に5.0はつけないのだけど、この作品は「物語の評価」に5.0つけちゃいました。
後半の怒涛の展開と思わぬ伏線回収には涙を流さずにはいられませんでした。
第1話と最終話の対になる物語構成もすばらしいですね。

主人公2人のギミックが面白く、片方が上司で生徒、片方が部下で先生という関係性なので、物語の場面場面で立場の強弱が変わります。
部下が稟議書を上司に止められたかと思えば、生徒が先生に赤点で補修にされるなど、ころころ目まぐるしくて面白い関係が物語を通して描かれ、非常にいいスパイスになっています。僕の見てきたたくさんのアニメでも、こういうギミックはなかったはず。

ヒロイン2人の設定もよく、それぞれが主人公の片方を好きになる理由に筋が通っていて、見ていて気持ちがよく、応援したくなります。ハーレムアニメの、謎の好きになる理由とは一味違います。

主人公ズとヒロインズ以外の登場キャラクターもみな魅力的。物語のためだけに存在するかわいそうなキャラは見当たらなかったですね。みんな生きています。

さらに、べたに水着/温泉回も備えていて隙なし。

このアニメは奇麗に完結しているうえに次回作を出す余地が残されているので、次回作がもし出るなら絶対観たいですね。

髪の毛のロングで両側にリボン結んだ子がかわいいです!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

62.6 4 2015年度の熱血アニメランキング4位
電波教師(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (417)
2794人が棚に入れました
学園を舞台に「やりたいことしかできない」
自称YD病の天才オタク青年 鑑純一郎が、高校教師として個性あふれる生徒たちを独自の価値観と指導方法で成長させていくパワー全開の熱血アニメ。
天才オタク青年・鑑純一郎が繰り広げる学園改革とは…! !

声優・キャラクター
神谷浩史、松井玲奈、雨宮天、三森すずこ、大西沙織、日高里菜、田所あずさ、佐倉綾音、豊崎愛生、細谷佳正、続木友子、高垣彩陽、M・A・O、浪川大輔、花澤香菜、平野綾、松田利冴、松田颯水、種田梨沙、夏川椎菜
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

これは原作の方が100倍は面白いです。

<3話までの総評>
「ありきたり」「あざとい」ばっかりでつまりません。
そして特に、柊暦(ひいらぎこよみ)のキャラが原作のものからブレ始めてます。

個人的には『暗殺教室』と『電波教師』は近年稀にみる学園漫画の傑作と思ってます。しかしアニメ版となると話は別。
原作を丁寧にトレースしている暗殺教室は秀作でまとまりそうに対し、電波教師は凡作もしくは駄作で終わりそう。
原作改変がクオリティダウンの方向でがっかりしました。

<ゴールデンタイム、全国ネットの放映って曲者で、地雷が仕込まれてることが多いみたいですね>
深夜枠と違い視聴率確保のためなら何でもありみたいな戦略がありそう。
裏番組(境界のRINNE)に負けられませんから。
幅広い視聴者層の囲い込みのために無難でウケ狙いな原作改変があるのも至極ごもっとも。
改変の方向性から言って、少年誌を読まない年頃の男の子や女の子まで取り込もうとしてるのがバレバレ。
声優にアイドル起用も、彼女のファンを取り込む意図と彼女自身のプロモ-ションのためなのかとも勘ぐれます。

<カレーも銘柄や辛さ度合いで人の好みも様々>
原作の辛口の大人の味を選ぶのも、アニメの子供向けの甘口を選ぶのも個人の自由。
この作品が面白いと思う方を否定するつもりはさらさらありません。
私は、この味では頂けませんので次回、4話だけチラッと様子見したら、
ほぼ間違いなく視聴リタイアするでしょう。


原作の大まかな骨子について
{netabare}
<パターンは単純、プロセスは意外>
常に読者の予想の斜め上を行く展開があって、
先が全く読めないのがこの原作の最大の魅力なんです。

<様々な勝負(ゲーム)という形でいろんな人間を導く鑑純一郎>
結果は純一郎側が勝つだろうと大方予想はつく。
でもそのプロセスが面白く、勝ち方がギリギリまでわからないのが醍醐味。

<純一郎は自分勝手な理由で傍にいる自身の選んだキャラを振り回す>
選ばれた理由は、読者も登場人物も解せない。
しかし彼に選ばれチームメンバーとなるものは皆、彼と一緒にその勝負の試練を乗り越え、
一皮以上脱皮するか成長する、という結果オーライパターンがお約束。

<昨日の敵は今日の友>
純一郎たちが勝負を終えた後は対戦相手の長所を認め、彼のシンパが増えていく。
その中にはほんの5分前までは彼を忌み嫌う敵だったりすることも多い。
{/netabare}
以下は、原作とアニメの違いという観点からの感想です。

★2時限目「社会のルール」
{netabare}
<原作にリスペクトがない>
万引き犯はアニメでは担任のクラス委員の生徒で理由は単なる憂さ晴らし。
しかし原作では純一郎に目を付けた、まだ10代の女理事長柊暦。
偶然コンビニでの純一郎の生徒との一件を目撃して
彼に興味をもった彼女は、わざと万引きして彼の反応をテストしてみたくなったという次第。

原作の学校を辞める理由は、正規採用の海外の大学卒の先生が見つかったので
臨時採用枠の純一郎は必要無くなったため。
痴漢スキャンダルなどではない。
生徒を庇ったかのようにいい話っぽくしてありきたりな学園ドラマに改変されてしまった。
エリートを鼻にかける新任教師をギャフンとさせる原作通りの展開のほうがスカッとして面白いです。
おそらく、高学歴を皮肉ってますので教育上の配慮でしょう。

<大人の事情でしょうか?>
物語が進むほど存在感の増す重要なキャラにも関わらず
妹、鑑純音役に声優ど素人さんをキャスティングしてしまったことはこの作品の質を下げてしまう。

私は、1話はそれほど兄妹の絡みがなかったためか気にならなかったけど
2話以降、声優としてのプロとアマの差がはっきりでてしまい違和感あってドン引き。
喜怒哀楽の怒の演技はまあ許せるんですが、それ以外がどうにもだめ。
キャラになりきってなく他から浮いてしまってると思う。
{/netabare}

★3時限目「チェイス in 秋葉原」
{netabare}
<ここで柊暦と純一郎の対決シーンは原作ではあり得ない>
今回改変が酷過ぎて視聴後に評価を下げて更新しました。
どんどんアニメオリジナル菌が原作君の健康な体を蝕んでる感じ。
原作知らなかったら、まだそれなりに楽しめたかもだけど。
原作読んだことない視聴者にアニメ終了後、原作読んでもらってどっちが面白かったか聞いてみたい。
おそらく初期の内に、純一郎の有能さを派手な捕り物を通してアピールしておきたかったのかと思われます。

<原作の柊暦>
彼女が陰謀で動く姿は読者には一切明示されず周りにも一切気付かれないし、底の見えない謎がずーっと続く。
国家秘密級の情報の入手、頑丈なセキュリティを誇る場所にも自由に出入り可能、
個人情報すべてお見通し…コネは半端無いのはよく分かる。
多少の強引さあっても、老練の策士かと見紛うほどに手口が巧妙。
表で彼女が動くとき純一郎も理解不能なほどのイベントが用意される。
表面上は、取り巻きも少数。ほとんどが彼女の単独行動に見える。
銀杏学園スカウトも、穏やかでしたたかに純一郎が自発性を持って
やる気になるよう仕向けるのが超一流の策士たる彼女の魅力。

<アニメの柊暦>
既視感ありありの権力者キャラで新鮮味ゼロ。魅力半減以下になっちゃった。
自分の記憶の中での原作の彼女は、アニメみたいに大勢の部下を従えて登場、なんてことなかったように思う。
どっかから手配した大勢の某マニアとか、純一郎が戦いたくなる相手を差し向けることはありました。
そもそも、原作なら逃げた人間を執拗に追っかけるような真似しないでしょうね。
原作の彼女は電波系&ゆるふあキャラなので。
アニメ内で探索の手口を妹や視聴者に明かしちゃってますけど、これが地雷。
この時点で彼女のキャラはぶち壊れました。
ついでに言わせてもらうと、妹と捜索する状況作ったのは妹の出番増やしたかったのか、と勘ぐってしまう。

あと、アニメではこのタイミングで出すべき重要キャラを外してます。

だめだこりゃ^^;
{/netabare}

最終的には4話までは観ました。気のせいか純音、出番多い割に台詞あまりない。もしかしたら…。
残念ながらやはり面白くありませんのでリタイア決定です。

この作品、深夜枠で制作してれば、どうなったでしょうか。
少なくても既存にない主人公のキャラ像がもっと生き生きできたような気がします。

アニメはいまいちなんだけど、鑑純一郎に何か心惹かれた方は、原作を読んだら嵌れまると思います。

以上でレビューは終了します。
ファンの方は引き続きお楽しみ下さい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

理事長って一体何者だったんでしょう^^;?

土曜の夕方枠のこの作品・・・正直結構な視聴数があったので視聴するか迷いました。
ですが主演が神谷さんだったので、「まず視聴してみよう」と思い視聴したら、これが結構面白い・・・結局完走しちゃいました^^

この作品の主人公は鑑 純一郎(かがみ じゅんいちろう)。彼は、「やりたいことしかできない(YD)病」を患っており、その病症を理由に漫画やアニメ、ゲームなどをこよなく愛するオタクです。
その体たらくな生活を見かねた妹の鑑 純音(かがみ すずね)が、純一郎を学校の先生にしてしまい・・・物語が動いていきます。

まず凄いのは、やはり主人公である純一郎です。YDのため、やりたい事以外には見向きもしませんが、一度やる気スイッチが入った時のポテンシャルは半端無いです。
もともと天才肌・・・17歳で「どこでもドア」の理論を提唱するだけのことはあります。
この高いポテンシャルが、学校が抱える様々な問題児の更生にピシャリとハマるんですよね^^
純一郎の妹が何故星の数ほどの職種がある中で教師を選んだのかは分かりませんが、結果的に抜群のセンスだったと思います。

純一郎は高校の先生になるのですが、高校生といってもまだ子供・・・精神的に脆く不安定な年頃です。
ここで踏みとどまらないと、きっと一生後悔する・・・
自分が間違った道を進んでいるのは分かってる・・・けれど、きっかけが掴めなくて戻れない・・・
様々な理由で自分自身の枷が外せない人ってリアルでもいると思います。
そういう時に誰かが手を差し伸べてくれたら・・・という時にサッと手を差し出す純一郎先生は格好良かったですね。

しかしこの作品・・・これでもか、という程たくさんの問題児が登場します。
不良仲間と手を切れずに困っている生徒や、自分の声にコンプレックスを持っている生徒、自分の趣味にトラウマを持っている生徒や、はたまた幽霊の生徒まで登場するのですが、先生の授業・・・結構感動するんです^^;
特に幽霊の生徒の物語・・・まさかの予想もしない展開に不意を突かれ、ラストは涙で前が見えなくなってしまいました(//∇//)
こういう不意打ちがあるから、視聴が止められないんですよね^^

こうして教師として彼なりの授業が行われていくわけですが、一方で純一郎は天才科学者でもあるのです。
彼の才能を欲しがる組織があっても何らおかしいことではありません。
そしてそういう組織からスカウトもされるのですが・・・純一郎は自分自身と向き合い答えを導き出します。
どんな答えかが、是非本編でご確認下さい。

「本当に自分がやりたい事」って、一体何なのでしょう・・・^^?
今その瞬間、本能的にやりたい事が本当のやりたい事というのも違いますし・・・
きっと「本当にやりたい事」って持続できる事なんでしょうね。
持続していく中で、時には苦痛や苦労を伴う事だってあると思います。
それらを全部ひっくるめて「好き」と思える事が大切な気がします。
そう考えると「石の上にも3年」の名言は、物事の本質を見極めるために必要な時間・・・と解釈できるのでしょうね^^

オープニングテーマは、TrySailさんの「Youthful Dreamer」と、スフィアさんの「vivid brilliant door!」
エンディングテーマは、東京パフォーマンスドールの「DREAMIN'」と、9nineさんの「MY ONLY ONE」
オープニングは2曲とも車で聞いています^^

2クール24話の作品でした。この作品に対する見解は色々あるようですが、個人的には楽しめた作品でした。
この作品・・・確かに主人公の純一郎は凄いのですが、それに目を付けた理事長がこの作品の影の立役者だと思います。
この理事長、色々と顔が広いみたいですが・・・一体何者なんでしょうね^^
同じタイミングで放送された「境界のRINNE」は続編の放送が決定しました。
こちらはどうなんでしょうか・・・もし続編があるなら視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

プロ声優さんのスゴさがわかるアニメ(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
週刊少年サンデー原作の、一応、教育アニメってことになるのかな? このジャンルは、個人的に凄く好き嫌いがはっきりしてしまいます。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(1話まで)】
{netabare}
私は基本的に、中の人にはこだわらないし、詳しくもないです。アニメってストーリーとかキャラを楽しむもんだと思ってるんで。

というのは、ある意味、この作品に出会う前の話です。いや~、ストーリーやキャラが崩壊する声ってあるんですね^_^;

アイドルの方がやられてるとのことでしたが、そういう予備知識なしで観た私でも気付く違和感。1話で切ってしまいました。

いや、そのアイドルの方は悪くないと思います。他の方のレビュー観ると、そのアイドルの方もかなり努力されてるらしいので。

悪いのは製作陣です。プロなんだから、オーディションで実力は分かってるでしょうに。それに、あのハスキーな声を使うなら、それなりのキャラやセリフがあれば、きっと良い感じになったでしょう。ミスマッチが問題です。(でも、この辺はシロバコを観て、補完されましたw)

とはいえ、やっぱり、プロの声優って凄いんですね。それを実感できるアニメとして、資料的な意味では後世に残したいアニメです。一見の価値ありです。

ただ、噂によると、原作は結構おもしろく、アイドルの方も、後半はだいぶハマってきたらしいので、しっかり視聴できたら、評価は変わるかもしれないですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

54.4 5 2015年度の熱血アニメランキング5位
コメット・ルシファー(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (323)
1702人が棚に入れました
青く輝く鉱石、ギフトジウムに覆われた大地、惑星ギフト。

ソウゴ・アマギはギフトジウム採掘で栄える街、ガーデン・インディゴに住む純朴な少年。希少な鉱石を集めるのが趣味のソウゴは、ある日、同級生のカオン、ロマン、オットたちが引き起こす騒動に巻き込まれ、鉱山跡深くの地底湖へと迷い込んでしまう。

そこでソウゴは不思議な少女と出会う……

風にそよぐ青い髪、まっすぐに見つめる赤い瞳。

いったい彼女は何者なのか、この出会いがソウゴに何をもたらすのか。

そしていま、結ばれた絆が冒険への扉を開く――。

いま冒険の旅がはじまる。君と仲間と、運命を連れて。

声優・キャラクター
小林裕介、大橋彩香、高橋李依、寺島拓篤、諏訪彩花、水瀬いのり
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

何年経っても色褪せない駄作w

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ボーイミーツガールの冒険譚。エウレカを700倍に薄めた感じ。はっきり言って、駄作です。でも、ここまでの作品は少なく、視聴から2年経っても記憶が薄れません。むしろ、なんだか愛しくなってきましたw アニメ上級者?の方へ、ネタ的な意味合いでなら、視聴をオススメしますよ♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
第1話、まずまず面白かったです。古き良き、といったドタバタ展開の中で巻き起こるボーイミーツガール。不可思議なロボットと謎の少女。名作、エウレカセブンを思い出させる始まりでした。

私の好き系の話で、この時点ではワクワクしましたよ、ええ。(てか、この1話目が最高潮です。鳥人間コンテスト並の低空飛行だけどねw)

しかし、回を重ねていくごとに、加速度的につまらなくなっていきます。特に、ラスト3話くらいはヤバいです。

どこがどう、というと、枚挙にいとまがないです(ドモンの無意味な死に様とか、最終話で新設定の説明会が始まるとか)。

とにかく、「設定を詰めるだけ詰め込んだのに、まとめる力も話数もなく、最後は超展開で無理矢利まとめる」という、一期尺の世界系アニメでやりがちなミスを思いっきりやってます。オリジナルアニメって、難しいですね^_^;

思えば、IS、武装神姫と、監督の菊地さんと合わないのかもしれせん。

久々に、「時間の無駄」を感じたアニメ。でも、なぜ、最後まで視聴したんだろう? やっぱ、何かを期待したのかな? よくよく考えると、意外と、評価2は途中で切るのに、評価1は結構最後まで観ている、謎(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

PPN さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

オリジナルとは、何かね…(´∀`; )

謎の少女フェリアをめぐり主人公たちが繰り広げる
冒険を描いたSFファンダジー作品。
全12話。
エイトビットによるオリジナルアニメーション。


はじめに
この作品好きな方には申し訳ない内容です。
にわか者の感想文です、ご了承下され。


う~ん、何て言えばいいのか…ツッコミ所多々…(;´∀`)アハハ
決して面白くない訳ではないんだけどねぇ。
ストーリーに深みが感じられないっていうのが率直な感想。
バトル、恋愛、キャラの掘り下げなどなど全てにおいて
中途半端で見事に物語全体をボカしてしまっていましたね。
なので、敵・味方双方のキャラクターの存在感もイマイチ。

他作品の良いところをかき集め、詰め込めるだけ詰め込んで
失敗したという印象しか残りませんでしたねぇ。

ロボットのバトルシーンは丁寧かつ迫力ある動きが見られます。
声優陣も若手をメインに起用しフレッシュで好印象。
作画や音楽などもそんなに悪くなかっただけに……。
やはりストーリーの出来が残念な作品だったなぁと(´Д`)


せっかくのオリジナルアニメ、制作側の腕の見せ所のはず。
エイトビット、初のオリジナル作品という事もあり
守りに入ってしまったんでしょうか。
作品の特徴や個性をハッキリと描かなければ勿体ないですね。
次回のオリジナルアニメはもっと個性的、もっと思い切った
「エイトビットならでは!」という作品を期待しています!!



《キャスト》

ソウゴ・アマギ(CV.小林裕介)
フェリア(CV.大橋彩香)
モ・リティカ・ツェツェス・ウラ(CV.水瀬いのり)
カオン・ランチェスター(CV.高橋李依)
ロマン・ヴァロフ(CV.寺島拓篤)
オット・モトー(CV.諏訪彩花)
ハジメ・ド・モン(CV.三宅健太)
マルヴィナ・アニアンス(CV.三森すずこ)
ガス・スチュワート(CV.浜田賢二)
パトリック・ヤン(CV.田村睦心)
アルフリード・マッカラン(CV.間島淳司)
ジュード・プライス(CV.速水奨)



《主題歌》

OP
『コメットルシファー~The Seed and the Sower~』/fhána
ED
『おしえてブルースカイ』/大橋彩香(第1話~第4話)
『裸足のままでもこわくない』/大橋彩香(第6話~第8話)
『追憶のかなた』/fhána(第9話)
『ヒトツニナリタイ』/大橋彩香(第10話~第12話)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 47
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

イライラ劇場

ハイ?
何が起こったかわからない。
えっええええって感じです。
結局、フェリアは何?
ソウゴは何故ああなった?
とにかく???です。
物語冒頭からの重力無視展開に嫌な予感はしたのですが・・・
最終的に疑問符の嵐です。

結局、このアニメはフェリアの可愛さを楽しむアニメなのか?
にしても、ロリフェリアの言葉使いにイライラ。
{netabare}突然成長したフェリアの胸{/netabare}にイライラ。
フェリアの前髪が鬱陶しくてイライラ。
「いい加減、切れ!」とキレそうでした。

とにかくイライラが積もるアニメ。
まともなのは、じゃも君だけか。
あ~あ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

54.5 6 2015年度の熱血アニメランキング6位
Lance N’Masques(ランス・アンド・マスクス)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (257)
1342人が棚に入れました
僕の名は、花房葉太郎。現代社会の片隅で、人知れず続く騎士団の末裔だ。小さい頃からの「特訓」のせいで、ピンチの女性を無意識に助けてしまう「騎士道体質」を刷り込まれてしまった…! 普通の生活を求めて逃げ出したあの日、僕は、彼女と出会った。その子の名前は、鬼堂院真緒。大きな屋敷に、たったひとりで暮らしていて、助けてくれた仮面のヒーローに憧れる、ちょっと不思議な6歳の女の子。──でも、さっきキミを助けたのは、仮面を付けた僕なんだ。騎士と淑女の、ヒミツの!?共同生活が始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、小澤亜李、沼倉愛美、三森すずこ、諏訪彩花、M・A・O、花守ゆみり、田中あいみ、Lynn、竹達彩奈、内山夕実、小山茉美、石田彰
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

騎士道ロマンか?と序盤に期待した分、温泉回以降の展開にはガッカリ。

第6話(温泉回)まで見て「何か期待していたのと違う・・・」と思って以降、長らく放置していた本作ですが、ようやく完走しました。
・・・が、ほとんどタイトルに書いたとおり。
「ぷりゅぷりゅ」と喚(わめ)く白馬くらいしか印象に残らなかったような・・・どうしてこうなった?
ヒロイン真緒(まきお)(※御年わずか{netabare}6歳{/netabare}!の御令嬢)が、可愛いといえば確かに可愛いので、そういうブッ千切った年少ヒロイン設定が好きな人にはお勧めできる作品かも知れません。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================
{netabare}
第1話 本物の騎士なのだ ★ 葉太郎と真緒(まきお)の出遭い
第2話 その覚悟があるのか ☆ 葉太郎vs.金剛寺鎧
第3話 お待たせしました、レディ ★ 続き、聖槍ロンゴミアント
第4話 パーパ ☆ 森羅学園編入、騎士部創設(のり先輩、シルビア、冴etc.)、ユイフォンとの出遭い
第5話 今日から家族だ ☆ ユイエンの冴誘拐、ユイフォンvs.依子 ※ラスト微妙だが笑えるので○
第6話 今日だけは特別だからね! × 温泉回(騎士部夏合宿) ※シナリオが色々安直
第7話 オレのものになれよ ☆ ドルゴンの襲撃、蓬莱島へ、現世騎士団東アジア区館長スンの思惑
第8話 勇気をください ★ シルビア離反(シルバーランサー)、サニーランサー、館長vs.ローズタンサー(依子)
第9話  突撃 ★ 続き
第10話 なりたい自分になれ ★ 葉太郎vs.ドルゴン、葉太郎アークナイト昇格
第11話 騎士道 ☆ 葉太郎・真緒の異変、アフリカ区館館長ラジヤの接触 
第12話 それが僕の騎士である意味なんだ ☆ ※森と結真(ゆうま)の過去を音声だけで済ませたのは×{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)6、×(疑問回)1 個人評価 ☆ 3.5

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」

-------------------------------------------------
※以下、以前 (2015年秋の放送当時)のレビュー

中世騎士道の華といえば、第3回十字軍を率いて、はるばるエジプト・シリアまで遠征しアラブの英雄サラディンと死闘を繰り広げた、12世紀末のイングランド国王リチャード獅子心王(Richard the Lionhearted、リチャード1世)ですが、本作のEDのタイトルが『Little*Lion*Heart(小さな獅子のハート)』となってて、ちょっと良いなと笑。

また、OP『Light for Knight(騎士の光)』の作画を見る限り、本作のヒロインは、{netabare}小学一年生(6歳)の何やら重大な秘密を背負った令嬢{/netabare}のようですが、そこは深く考えないことにしましょう(同じStudio五組制作の『織田信奈の野望』が楽しめた人なら十分楽しめるはず)。
主人公の騎士は一応、{netabare}高校生ですし、ちゃんと同級生のサブヒロイン?{/netabare}も登場するので。

それから、Studio五組にしては作画や演出がイマイチという意見もありますが、『結城友奈』『織田信奈』の作画・演出が良過ぎただけで、個人的には本作も問題なく楽しめる範囲だと思います。

あとは、ラノベ原作ということなので、シナリオがそこそこ確りしていれば、なお良いのですが(そこが一番問題かも笑)。
暫定評価は期待を込めて、少し高めの点数にしています。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================

{netabare}第1話 本物の騎士なのだ ★
第2話 その覚悟があるのか ☆
第3話 お待たせしました、レディ ★
第4話 パーパ ☆
第5話 今日から家族だ ☆

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

超展開w

ある意味1話で切るのはもったいないです( ´∀`)
前半のまったり展開と違い中盤より新キャラやら黒幕やらがわっさわっさ出てきます(^_^;)))
しかも、ほとんどが主人公に対して偏愛がありますww
お子様向けヒーローアニメって感じですが、見ていて面白かったです(*´-`)
でも、子供に見せられるレベルではない…(;´д`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

騎士とか、大好物なのですが……

[文量→小盛り 内容→酷評系]

【総括】
王道といえば王道。ロリ好きなら楽しめると思います。ある意味では、あまり類似品のない作品かと思いますので、試しに一度観てみるのも良いと思います。多分、1話を観て楽しめれば、ずっと楽しめますよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴断念】
{netabare}
(家に居て)別に、誰に見られてるわけではないんですが、流石に恥ずかしくなって、視聴を断念しました。どうやら、私には、まだ越えることの出来ない一線があったようです(笑) そこ(ロリ)を越えられるのなら、楽しめたのかな?

私のラノベの出発点でもあり、ゴール地点は「ロードス島戦記」なので、騎士とか大好物です。が、その騎士を想像してると、まったく違います。どちらかというと、ヒーローでしょうか。3話まで観ただけですが、「セーラームーン」の「タキシード仮面様」を思い出しました(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

57.6 7 2015年度の熱血アニメランキング7位
デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」(アニメ映画)

2015年11月21日
★★★★☆ 3.3 (107)
831人が棚に入れました
君と 出逢った。この世界が選んだ現実と 選んではいけない、未来。 だから今、俺はここにいるー

声優・キャラクター
花江夏樹、三森すずこ、細谷佳正、田村睦心、吉田仁美、池田純矢、榎木淳弥、M・A・O、坂本千夏、重松花鳥、山口眞弓、櫻井孝宏、山田きのこ、竹内順子、松本美和、徳光由禾
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

無限大な夢のあとの……

【良かった点】
・デジモン
  進化演出など違和感もありましたが、昔の声そのままだっただけで大満足です。
・コンセプト
  内容そのものはともかく、主人公たちの成長に伴う葛藤を描くというのはいい路線だと思います。

【良く思わなかった点】
・全体像
  序中盤は悪くなかったはずですが、終盤の超変化球により、作品として瓦解してます。
  あからさまな尺調整、序中盤との整合性のなさ、描写不足による感情移入のしづらさ、不自然な設定などなど。
・コンセプトと現実の差異
  前述の通り、大人になった子供たちをターゲットにしている点は問題なし。
  だがしかし、それとは真逆に薄くなった印象を受ける点が多いです。
  キャラデザイン然り、音楽(アレンジの仕方)然り、演出然り。
  主人公たちは学生だけど、主なターゲット層は学生じゃないはず。もっと厚み出せるでしょうに。
・作品愛への疑問
  なんでしょう。
  こうすると熱いよね、ここは拘りたいんだよね、というより、こうしとけば満足でしょ、ここまでする必要ないよね、という声が聞こえてくるんですよね。
  単純に落とし込めていないだけなのか、実際にそうなのかは分かりませんが、一ファンとしてはとても悲しいです。

以下は無駄な構想。
{netabare}
  今まで引っ張る側だった太一が立ち止まったり、闇落ち経験のあるヤマトが逆に引っ張ろうとする、というのは良いと思います。
  問題は設定、描写不足なんですよね。
  街を破壊してしまうから戦えない?
  普通は、目の前で人が傷つきそうになってるのに何を言ってるんだコイツは、ってなりますよね。
  これが街ではなく人になるだけで、大分違います。
  それに加えて、太一が自分の意思とは無関係に他人を傷つけてしまったことがある。(サッカーの試合で誰かに後遺症レベルの怪我を負わせてしまい、今はサッカーから離れているとか、不良に絡まれているソラを守ろうとした際の過剰防衛で、相手を大怪我させてしまったとか)
  などの設定があるだけで大分太一の行動に説得力を持たせられるはずです。

  終盤は……どうしようもないですね。
  とりあえず前中盤の流れを継ぐのなら、成熟期以上への進化は制限されていることにする。理由は後作品でも良し。
  一番の難敵はアルファモンですよね。
  正直、コイツが動いていることも、コイツから逃げ果せていることも不自然だし、戦闘云々で渋々撤退するなんてのはとてもじゃないが考えられない。
  もともと捕まえる気がなく、別の目的があった。など正当な理由が必須でしょう。

  あと、仲間たちが余りにも近くにいるのが気になりますね。
  これだけでリアリティも、バラバラになっていた仲間たちが徐々に集まってくるという熱い展開も奪われてしまっているのが残念。
  離脱組は絶対必要だったと思うんですけどね。
  その相棒デジモンは進化できないという枷、そこから生じるピンチに離脱組の復帰、これだけでもうドラマじゃないですか。
  群像劇、面白いのになぁ。ああホント、もったいないなぁ……。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

【復権】ではなく【懐古】に浸る作品ですが、なぜ高校生?なのかが全くもって理解出来ず・・・;

1999年に『ポケモン』や『おジャ魔女』と並んで世の子供達(つまりはオイラ世代)を熱狂の渦に包んだ伝説的名作『デジモンアドベンチャー』の正当な続編


正直色んなところでのアニヲタへの人気アンケートを見るに、『デジモン』シリーズ全ての作品の数字を足したとしても長く多大な日本のアニメ史の中では埋もれてしまう作品なのでしょう
しかし所謂『無印』とか『初代』とか呼ばれる『デジモンアドベンチャー』だけはある特定の世代には神格化されているのだとオイラは分析しています
(決して『テイマーズ』がツマラナイとは言ってない!『テイマーズ』は知る人ぞ知る名作!)


そして『無印』終了から15年、その続編である『02』からは14年の時を経てまさかの続編登場
デジタルモンスター、通称デジモンと呼ばれるキャラクターとパートナーになり、かつてデジタルワールドと現実世界の危機を救った「選ばれし子供達」と呼ばれる8人の少年少女とそのパートナーデジモンの冒険を描きます


今作の監督は元永慶太郎、シリーズ構成は柿原優子、キャラデザ原案は宇木敦哉、音楽は坂部剛


舞台は『無印』から6年、『02』から3年後
八神太一は高校2年生になり、選ばれし子供達は部活やバンドや受験勉強にと、各々の青春を謳歌しつつも少し散り散りになった生活をしていた
しかし現実世界のお台場に突如としてクワガーモンが出現
破壊活動を続け街は大混乱に陥る
暴走するクワガーモンを前にして何も出来ず立ち竦むだけだった太一だったが、肌身離さず所持していたデジヴァイスが突如眩い光を放ち出し、懐かしい声と共にかつて世界の危機を救ったパートナー、アグモンの姿が飛び出してきた・・・


ターゲットは完全に当時の『デジモン』ブームを知る世代、つまり我々(今の20代)に絞っています
デジタルワールドやデジモンなどの世界観については特に説明は無く、OPは和田光司のButter-Fly、EDはAiMのI wish、そしてデジモンが進化する際のBGMは宮崎歩のbrave heart
凄い、本当に僕ら『デジモン』世代しか相手にしていないことがわかります
この潔さには拍手
それに当時はまだ珍しかった3DCGを用いた「デジモン進化」のバンクカットは当然最新の美しく滑らかなモノに差し替えられていつつも、当時の演出を極力再現せんとする“『無印』へのリスペクト”を熱く感じます


デジモン役のキャストは全く色褪せず当時のまま、一新された“フレッシュな”選ばれし子供達役もリアルにデジモンを体感している世代ですし、役どころをしっかり理解しているのが聴いて取れる
ただお話自体には正直ちょっと冷めてしまいました;


だってコチラとしては15年経って当時小学生だったオイラには想像付かない様な毎日を過ごしているし、ランドセル抱えてた頃とは背負っているモノがまるで違う
なのに太一達はデジタルワールドから帰ってきて経った6年間ですよ
その6年間をあたかも15年間アグモン達と会っていない、かのように話すのは違和感しか無かったです
オイラとしては“大人になってしまった選ばれし子供達”を描いて欲しいし、劇中で描かれる太一達高校生の抱える苦悩や葛藤なんてちっぽけとまでは言わないでも【青臭過ぎて】お話の内容が少し安っぽく感じてしまいました
登場人物が軒並みガラケーを使っているのも今の時代では違和感しか無い


デジモン同士のバトルシーンは重厚感あって迫力あるものでしたが、逆にそれ以外のカットの作画はとても低調で、99年のテレビアニメなら兎も角2015年今日のOVAとして考えると現代の水準を満たせているとはお世辞にも言い難い
デジタルワールドではなく現実世界をメインの舞台としていることから、どことなく『テイマーズ』臭を匂わせている点は評価したいです
ただ今後もこの安い感じの青春ドラマが続くと思うと少し評価を下げざるを得ない・・・;
ちなみに劇中キャラがセレクトショップのBEAMSとコラボすると聞いた時が一番腹抱えて笑いましたw
(もちろんカッコ良かったのですがw)
劇中で一番面白かったのは例のタケルの問題発言ですかねwww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

恐らく地上波でも放送するでしょう

興行によっては。

対象は基本的に20~25前後の15年前に子供だった世代でしょう。

少年少女の物語から青年になり、恋愛が絡んでくるのが「君の名は」や「あの花」や「ここ叫け」、あるいは少女漫画好きで、アニメ好きな世代に向けて作っていますね。

しかし、作画のクオリティはテレビアニメレベルなので恐らくは全6章の後、地上波放送するでしょう。

東映アニメーションなので放送枠はバッチリだし、世代の人のアピールもあるかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
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