男子校アニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの男子校成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月24日の時点で一番の男子校アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

56.8 1 男子校アニメランキング1位
この男子、人魚ひろいました。(OVA)

2012年11月9日
★★★★☆ 3.3 (68)
375人が棚に入れました
心にどこか寂しさを抱えている高校生の川内洲(かわうちしま)。祖父を亡くした日に、海辺で一人泣いているところ、足を滑らせ溺れてしまう。洲は美しい青年に助けられるが、なんと彼は人魚だった!?

イサキと名付け、一緒に暮らし始める二人。人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。そんな洲をやさしく包み込むイサキ。
次第に洲が寂しさを忘れ充実した生活を送れるようになった頃、洲とイサキにある変化が…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンプルなテーマに好感持てた

祖父が亡くなったのに両親は来ない。
そんな葬式の日の夜の海辺で物語はスタート。

主人公のシマは泣き虫だが気の優しい男子。
しかし孤独で寂しくてたまらない毎日に自暴自棄になりかけていた。

海でシマを救ったのは人魚。しかも男性の人魚!
シマからイサキと名づけられたその人魚は、
シマの家で一緒に暮らすことになるのだが・・・というお話。

童話の「人魚姫」とはまるで違う一種のファンタジーコメディ。
苦手な方もいらっしゃるかと思うので、あらかじめ伝えておくと
これ・・BL要素が強い作品ではある。
でも、すごく自然な成り行きで2人が心を通わせていくので
性別が同じだけで、芽生える感情は純粋なものだと思ったし
違和感はまったく感じなかった。
って僕が言ってもあまり説得力ないか(笑)

「この男子」シリーズの2本を比べると、個人的にはこちらのほうが
共感しやすく、物語としても綺麗にまとまっていたと思う。

さびしい自分を抑えて、いい子、心の強い子を演じていても
やっぱり誰かには自分の本音を見せたい、理解されたいもので。
愛情に飢えている、満たされないものを持った人間だったらなおさら
人の期待に応えてばかりで自分を見失う日々を捨て、
自分からすすんで何かをつかめるといい。

キャラデザに関しても、すごく好みは分かれると思う。
自分も決して好みではなかったが、シンプルながら共感できるストーリーに
久々気持ちがスッとしたので、いつのまにか気にならなくなっていた。

30分ほどの短編なので、気が向いた方は観てみてください。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

男子高校生×人魚の切ないラブストーリー。❤゜

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

山本蒼美によるオリジナルアニメ作品。
全1話(30分)

主人公は、寂しさを抱えた男子校生の川内洲。

祖父を亡くした日に、海辺で泣いていたら足を滑らせ
溺れたところを、美しい人魚に助けられる。

人魚の提案で、一緒に暮らし始める2人。
洲は人魚に”イサキ”と名付けた。

人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。
そんな洲をやさしく包み込むイサキ。

そして2人に訪れた変化…。


。・*゜・*。概要。・*゜・*。

独特で斬新な色彩や、30分にギュッと凝縮されつつも
笑いが散りばめらていたり、切なさに心揺さぶられました。

洲の寂しさに共感しちゃって思わず…(涙)

物語も綺麗にまとまっていて、声優さんも好みだったりで
観終わった後も気持ちよかったです♪

男子高校生×人魚(男)のBLだったり、作画も独特なので
好みは分かれると思いますが、素敵な作品ですよ。

心に触れるひとときになりますように。+゜

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

分岐点 B

人魚を拾うという時点で、それ以降の全てがシュールになってしまうコメディー・・・と思いきや、それだけではなく結構真面目に少年の心理を描いています。

キャラクターデザインを見てピンと来る方もいらっしゃると思いますが、本作はいわゆるBL系になるかと思います。私は、前作の「この男子、宇宙人と戦えます」を観ており、そちらは直接的なBL要素はなかったので、先入観を持たずにこの作品を見ることができましたが、レビューをいろいろと読んでから見る方々は、構えて視聴に臨むか或いはこの作品を避けるのではないかと思います。

ただ、BLとして十把ひとからげにするのはどうなのかなと。特別ではない一人の高校生の心情を、短い時間の中で丁寧に描いていると思いますし、そうした中にもクスリと笑える要素も上手く織り込んでいます。

BLというのが念頭にあると、作品中の全てが愛に方向付けるためにあるかのように見えるかもしれません。ただ、この作品では、愛情をそっくりそのまま友情に置き換えて描いたとしても、さして不自然ではなかったようにも感じました。そういう意味では、愛情と友情の分岐点をこの作品で見たような気がしました。ただ、今回はそれが男と男(人魚の)であっただけの話なのかな、と。

私自身は実際に男に恋愛感情を持つに至ったことはありませんが、男を好きになるのはこんな瞬間だろうかという場面に出くわしたことはあります。それがどのようなことなのかを説明するのは非常に難しい、というか不可能だと思います(説明を放棄しいているとも言います)。思えば、なぜ女性に恋するのか(又はその逆)を説明することも、男性は女性(又はその逆)を好きになるものであるという共通認識がそれ(説明)を不要としているだけで、そもそも不可能なのではないかとも思うことすらあります。だから、男が男を好きになることだっては、理屈を捏ね回すことで理解できるものではなく、ただ感じるか否かではないかと思うのです。強引過ぎたでしょうか。

ですから、直感的にBLを嫌っている人にはこの作品はお勧めしません。考えはそう簡単には変わらないと思いますので、見るように説得するつもりもありません。ただ、嫌いであるならば近寄らなければ良いだけなので、排斥するような真似はしないでください。偏狭は人間の小ささを図る物差しであると昔誰かが・・・いや、今私が考えました。

最後に、人魚って本当は生臭い!?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

63.7 2 男子校アニメランキング2位
風と木の詩(OVA)

1987年11月6日
★★★★☆ 3.5 (18)
74人が棚に入れました
ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン。

声優・キャラクター
佐々木優子、小原乃梨子、榊原良子、塩沢兼人、竹村拓、カシワクラツトム、西原孝子、向殿あさみ、速水奨

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

竹宮恵子原作の知る人ぞ知る少年愛の金字塔

竹宮恵子さん原作の知る人ぞ知る「少年愛」を描いた、
おそらく最初の漫画作品であり、安彦良和監督によって
アニメーション化された1987年の作品。

25年も前のアニメ作品というだけでなく、物語の舞台が
南フランスの全寮制の厳格な男子校ということもあって、
随分昔に観たマレク・カニエフスカ監督の『アナザーカントリー』や
ジェイムズ・アイボリー監督の映画『モーリス』などを思わせ、
セリフの語り口やナレーション、演出などがとてもフランス文学的なので、
個人的にはそのクラシカルな世界にけっこう惹き込まれた。

ただ唯一、残念に思えたのは少年達の声が年配の女性の声に
感じてしまったことかな。
でも男性声優を起用すると、この作品に流れる独特の透明感は
出なかった気がする。
だとしたら、登場人物とほぼ同世代である10代半ばくらいの声が理想かも。
とにかくこの作品を観て、アニメにおいての声の大切さを
真っ先に感じたのが正直な感想。

インテリジェンス漂う展開なので、エロシーンは皆無。
これをBLと呼んでいいのか迷うほど。

そんなことより、少女のように美しい妖艶な少年シルベールの
満たされない心の空洞を作っている事情や、
彼を出来る限り理解しようと、シルベールの心を少しずつ
開いていく同室の仲間 セルジュの大きな優しさ、友情のほうが
繊細に描かれていたと思う。

ただ、こればかりは仕方ないのだろうけれど、尺がとても短く、
原作の奥深さには到底辿り着けてなかったので、
古くからの原作ファンの方には、懐かしい反面、物足りなさが
残ってしまうかもしれない。

でも、性的なニュアンスを少し描いただけで騒がれるような時代に作られた
元祖BLとなるような少年愛を描いたアニメということで、
一見の価値はあると思う。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

耽美な世界

「地球へ…」でも有名な竹宮先生の作品。
少年愛というものがその昔どのように描かれていたのか、ということにほんの少しだけ、いやほんのちょびっとだけ興味があったので見てましたが、なるほど確かに「BL」ではないのだろうとは思った。
何故かおもくそ古い本作の方がなじみ深い、とすら感じるのですが、攻めとか受けとか出てきたのは多分割と最近なんでしょうね・・・古い少女漫画のフォーマットの耽美な香りがします。

真面目・・・と言っていいか分かりませんが、思春期における少年達の心の揺れを非常に丁寧に描いている辺りはさすがに名作です。が、尺の短さゆえに消化不良感は否めなかったですね。原作読まなきゃアカンのでしよう。古くさい台詞に笑ってしまいましたが、そりゃ仕方ないっちゃ仕方ないw
でも、私にはジルベールもセルジュも周りの男子全員女の子にしか見えなかったすね。むしろその方が自然に見えますけども。そこまで露骨な性描写もなく、あくまで耽美に描いていたのが古典映画見てるようでした。

このような耽美なアニメはやはり廃れてしまったのでしょうか・・・?
マ・・・マイネリーベ見る?w

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

風と木の詩が きこえるか 青春のざわめきが

こちらはとっても古い作品ですが,観たのはここ1,2年というところで(よく覚えてません)割と最近です。
原作は少女漫画で,1976年に連載が開始されたものだそうです。
自分が生まれる前の作品なわけで,当然知らなくて読んだことがなかったのですが,たまたまこのアニメが目にとまったので軽い気持ちで観てしまいました。

このアニメが目にとまった理由としてはキャラクターデザインです。
わたしが初めて目にしたのがジルベールがセルジュにせまっている場面で,それがレトロでありながら大変美しく見えたからです。
(まぁ何も知らなかったわたしはせまっている場面だとは知らなかったわけだけど…。)
その時は垣野内成美さんのようなタッチに感じて惹かれたわけなんですが,観てみると全然違いました(;´・ω・)
でBL作品だと知って,BLが苦手なわたしは一旦スルーしようとしたんですが,ネットで“BLという枠で括れないほど美しい物語”というような感想をいくつも見かけて「そんなに素晴らしい作品なら…。少し見てダメだったらやめればいいし」と思い観始めました。

観終わってまずの感想は「え?ここで終わり!?続きないの!?!?」です。
「まさかね」って思って調べたらほんとにない。
ショックでした。
全体的には確かに美しいです。
美しくも悲しい物語ってこういう物語を言うんだな。
ジルベールというキャラが退廃的で妖艶でとても魅力的なキャラだと思いました。
この作品を耽美なものにしているのはジルベールですね。
セルジュは普通の少女漫画でいったら主人公の女の子的な立ち位置の少年です。
正義感が強い彼はジルベールを放っておけないんですね。
ジルベールは人間に心を許していなくて威嚇してくる野良猫のようだと感じました。
そんな彼の凍った心をセルジュが少しずつではあるけれど解きほぐしていくのを,なんだか祈るような気持ちで見ていました。

とても古い作品であるだけに,今のアニメと同じ土俵で評価ができないです。
(作画と声優は評価せず★3.0のまま)
キャラクターデザインがレトロなだけでなく,やっぱり今と違って作画が安定していないし(シーンによって目の大きさが違ったり),色味や画質も今とは比ぶべくもありません。
主人公の2人は14歳ということで女性の声優さんが演じていらっしゃいます。
今の女性の声優さんは少年の声がほんとにうまいんですが,このアニメは女性の声のまま演じている感じがして当時はこれが普通だったのでしょうが今なら普通に叩かれそうだと思いました(;'∀')
これも時代というやつですね。
それに,最近だと思春期のキャラだと男性が演じることが増えてきているなと感じます。
わたしは女性声優さんが少年を演じたときの声が好きなので少し寂しく思っていたのですが,こちらのアニメでは女性が演じることで色っぽいシーンがエロよりも美しさの方に針がふれている感じがしました。

この物語の舞台が19世紀末のフランスの寄宿学校なので場景がとっても素晴らしいのに背景が水彩画のようなふわふわとしたタッチなのではっきりとしてない感じが臨場感を感じられなくて少し残念でした。
(あと全然関係ないのだけれど,19世紀末が舞台のアニメにもラジエーターが描かれているのに未だにセントラルヒーティングが普及していない日本って一体…。)
続きが観たいというのもありますし,そういった理由で是非再アニメ化してほしいです!!
最近,再アニメ化するアニメが増えてきていますし☆
こちらはわたしが再アニメ化を希望するアニメ№1の作品です!!!

こちらは見た目(作画)が…ではなく,物語自体が美しい作品だと思いました。
BLだからとスルーせずに観てみることにした当時のわたしグッジョブ👍って感じです。
耽美な雰囲気や美しくも悲しい物語が好きな方はBLだからと敬遠せずに観てみてほしいと思います。

{netabare}(原作ではこのあとも物語は続いていて原作を読むとまた感じ方が変わるそうですが,とても悲しい展開になるのを知ってしまい原作は読めていません。でも,いつか読んでみたいな。。){/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

63.2 3 男子校アニメランキング3位
八神くんの家庭の事情(OVA)

1990年5月25日
★★★★☆ 3.4 (13)
50人が棚に入れました
主人公、八神裕司は男子校に通うごく普通の高校生だが、たった一つだけ普通ではない家庭の事情があった。それは母親の野美が実母であるにもかかわらず異常に若く見え、自分と同年代の美少女にしか見えないと言うことである。
思春期を迎え、母親を女性として意識してしまう自分自身のマザコンぶりに悩む裕司だが、野美に恋する裕司の担任教師である四日市明、裕司に恋する美少女五十里真幸、裕司の父親に不倫願望を抱くOL七瀬密子などのサブキャラクターを交えつつ、八神くんの周りでは常にドタバタが繰り広げられるのだった。
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

マザコンは一生治らない 、男の子の病気

原作を幼い頃に読みました。
90年の作品なので、知っている方は少ないと思います。
けれど面白いですよ!
アニメは大人になってから視聴しました。

異様に若くみえて可愛い母さん、野美さん。
どう見ても17歳くらいにしか見えないです。

母さんが大好きな、、
母親ではなく1人の女の子のように感じてしまう悩める男の子、八神裕二くん。
四六時中いけない妄想でいっぱいの主人公。

少し変態じみていて、思春期特有な男の子の悩みや考えが詰まっている作品です。

どんどんややこしくなってゆく八神くんの事情
{netabare}
*八神くん野美さんとのマザコン
(八神くんの中で、一線を越えそうで越えない)

*八神くんの担任、四日市明が野美さんに惚れたり
(教師と保護者です。昼ドラのような展開へいきそうで絶対いかない。彼は27歳で純潔ならしいです!)

*八神くんと五十里真幸ちゃん
(清純なお付き合い 真幸ちゃんホンダのバイクでノーブレーキングで走ります、、
思い込みの激しい真幸ちゃん、あれ を喪失してしまうのか否か)

*八神くんの父親、陽二
その部下の魅力的な女性、美人OL七瀬密子が惚れてしまう。
(愛車セフィーロを爆走させる辺りが彼女の性格を表してます。不倫願望あり)
その後、陽二に似ている息子の八神くんに大人の女の魅力で強烈アタック。
(執念で既成事実を作りたい。大人のご奉仕をたっぷりしてくれるそうです)

*八百井刺激と言う名の、母さん瓜二つの男の子が現れて八神くんに惚れる。
(こちらは原作で登場しました。男同士の刺激的な熱い友情が繰り広げられます)
{/netabare}

けれど、野美さんは八神くんの父親、陽二を心から愛していて、
息子を母親として大きな愛情で包んでいるのです
野美さんは、母親として裕二くんに愛情をかけているだけなのです。
いつも裕二くんの空回りで終わります。

最後八神くんが野美さん(母さん)に勇気を振り絞って全部をぶちまけるのですが、
母さんの答えは、、
{netabare}
「全部分かっていたわ」

「男の子は誰でも お母さんが初恋の人なのよ。」

マザコンは一生治らない Boy's Sickness(男の子の病気)
{/netabare}


そう!
男の子は母さんが好きでいいじゃないか、それは仕方ないことなんだよ!という物語なのです。
そうですよね。
男の人が母さんのこと大好きなのは、愛情を沢山かけてもらった証拠だと思います。
私は良いと思います。(異常じゃなければ 笑)
大切な人が母さんの話をする姿、私好きですよ。
掃除、洗濯、看病の仕方、お料理、全部お義母さんに教えてもらえばいいんじゃないかな。
だって、唯ひとりの大切な大切な人を、この世界に生んで育ててくれた女性ですもの。
そしたら大切な人のこと、もっと分かると思います。


アクの強い絵とストーリーですが私は好きです。
アニメのほう、私の想像と声が合っていましたよ。

この作品から色々な言葉を沢山学んでしまいました。(特に原作のほう)
下ネタというより…そのまんまの言葉がいっぱいです。
子どもの頃は刺激的でしたが
今みると結構自然でマイルドなので、入門と言ったとこなのかな 笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23
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