発明でショートアニメなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの発明でショートアニメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の発明でショートアニメなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.1 1 発明でショートアニメなアニメランキング1位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (408)
1757人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

もっと不器用でよい

原作未読


1回につき5分×2話で15分と短尺。基本的に1話完結型のギャグアニメ。
昨年(2018年)は『あそびあそばせ』『ポプテピピック』『ヒナまつり』『ちおちゃんの通学路』ことごとくスルーしてきたので、年始に「ギャグ枠なんぼのもんじゃい!」と誓いをたて臨んだ一作。
あまり食指が動かない系統であるとはじめに自己紹介しときます。


上野(CV芹澤優)、田中(CV田中あいみ)、山下(CV影山灯)の科学部三名が主要キャラ。上野(♀)さんが、タイトル名の通り不器用ながらもあの手この手駆使しながら田中(♂)の気を引こうと空回り、山下(♀)が緩衝剤(時にはボケ、時にはツッコミ)として機能するという関係性。放課後の部活動がほぼ作品の舞台で、わりと閉じられた空間で展開されます。
その気の引き方の変態っぷりがギャグの主成分であり本作の柱になってます。第1話から全開なためノリに合わないと判断したら切っちゃってよろしいかと。

科学部三名皆マイペースで、そのコミュニケーションのズレも笑いのポイントなんですが、キャラが固まる前の早い段階{netabare}(第3話){/netabare}でゲストキャラが登場してきました。ゲストキャラの声優さん達とても豪華なのですが、投入をもう少し遅くしても良かったんじゃないかなぁというのが気になるところです。
主演の芹澤優さんは、昨年(2018年)私が視聴した『3D彼女』『魔法少女サイト』とはまた違うキャラクターを全力で好演してます。・・・が、


まあこれが面白くない。クスリとも笑えない。渾身の第1話でさえゴミを見るような目の自分がいたし、リカバリの第2話では寝落ちしました。ギャグ作品で面白くないと致命的です。
なお、“お笑い”については面白かった面白くなかったが全て。笑いのツボこそ人それぞれで、シンプルにツボにはまったかそうでないかと思ってるので、あまりグダグダ言うのもなんかね。


少しフォローしとくと、本作で上野さんのド下手(≒不器用)な愛情表現、田中の馬耳東風、山下の宇宙人っぷりの絡み具合のバランスであったり、ネジの飛んでるゲストキャラ達であったり、ド○えもん/キテ○ツ大百科を彷彿させる珍妙な品々であったりと、こと材料は悪くありません。
そこを増加倍加させるための上野さんの不器用さっぷり変態っぷりだけは尖っていて好感です。
予定調和のお笑いは毒にも薬にもならないと思えば、本作『上野さんは不器用』は挑戦的な意欲作と言えるでしょう。


そしてちょっとだけグダグダ言うと、私としては一般的には度を越してるように見えるところ、もっともっと欲しかったですね。メーターを振り切ってほしかったのです。

{netabare}第5話の山下の失禁シーン。ここでこそ濾過器の登場でしょうに!{/netabare}
{netabare}第6話の山下の激おこシーン。意外とも思わず、上滑ったと感じたのはこれまでの積み重ねで作品にネガティブな印象を持ってしまってたからですね。限界です。{/netabare}

振り切って欲しかったから、上野さんの恥じらいの裏返しみたいな軽いデレ。アレいりませんでした。入れるなら散々イジリ倒されてからの終盤ないし最終話くらいなら破壊力があったでしょうに、、と思います。
ただしそれは{netabare}上野さんが田中に惚れているという{/netabare}作品の構成上、実現は難しい。この度はご縁がなかったものと思うことにします。


15分と短尺でダメージも少ないため多少引っ張りましたが、6話で断念しました。



-----
2019.08.23追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴



2019.03.26 初稿

投稿 : 2024/04/20
♥ : 45

59.4 2 発明でショートアニメなアニメランキング2位
シスター・プリンセス~リピュア~(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (58)
341人が棚に入れました
本作は、「ストーリーズパート」(Aパート)と「キャラクターズパート」(Bパート)と呼ばれる全く別傾向の2作品をそれぞれ15分ごとに分けて放送する、二部構成のアニメ放送枠として制作されている。
ストーリーズは、翼多(つばた)市と呼ばれる海に面したトラムの走る街で、家庭の事情により兄と離れて暮らす12人の妹達の日常のエピソードを、街の広場にある古びた時計台の謎を織り交ぜながら描いている。
キャラクターズは、原作単行本『キャラクターコレクション』各巻に収録されているエピソードから1話を拠り抜き、独自のアレンジを加えて映像作品にしたものである。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

やさしすぎる兄と可愛い妹たちの物語

1期を知らずにこの2期全13話のみを視聴したせいか、
比較対象がない分、素直なままにこの物語を観ていた。

まず、12人の妹それぞれが、兄に対しての呼び方を変えてることに驚き。

にぃや、おにいちゃん、アニキ、あにぃ、兄さま、お兄ちゃま、兄くん、
兄ちゃま、お兄たま、兄上さま、あにいさま、兄君さま・・・
よくぞこれだけ呼び名があったものだと感心してしまったw

1人の兄(一軒家に1人住まい)と、
12人の妹もそれぞれ一軒家があったり療養所にいたりと、
両親も親戚も登場しないまま兄と妹たちだけの世界が
繰り広げられていることには、多少ツッコみたくもなったが、
もともとリアリティのない設定なのだから、あえてそこは特に
問題視しなくていいような気もする。

むしろそういった設定の中にありながら、ひとりひとりの
妹が想う兄への気持ちにはとてもリアルな部分があり、
深く共感できるエピソードもいくつかあった。

ただ・・・ストーリーそれぞれ単体で観る分には特に問題ないが
1話から最後まで観ていった場合、ストーリーパートとキャラクターパートの
2部構成というのが、とても観づらく感じてしまった。
せめて、ストーリー編とキャラクター編が1話の中で同一の人物なら
良かったのだが、別の妹を持ってくると少々雑な構成に感じてしまい、
もったいないなと。

12人それぞれ個性豊かな妹たちの中、
大人っぽさと妹らしい可愛さを併せ持った咲耶と、
謎めいて落ち着いた魅力のある千影、
ドイツ育ちなのに日本的な古風さがあり、つつましくもおきゃんな雰囲気の
春歌・・の3人が、個人的にはとても可愛く感じた。

エピソードで一番気に入っているのは、春歌編の七夕の夜の縁日デート。
雨になってしまってうなだれている妹に、傘を差し出すところから最後までの
シーンのすべてが目に焼きついてしまっている。
特に、雨上がりの星空を映した水たまりを天の川に見立てて
あえてそこをまたがせる・・・というシーンが繊細でロマンティック。
セリフで説明することもなく、ともすると見落としそうなほど
あっという間のシーンなんだけれど、あぁ2人は地上の彦星と織姫だなと
ちゃんと川を渡って出逢えたとホッとしながら、感動してしまう部分だった。


それと、地味ながらも穏やかで深い兄妹愛を感じさせた鞠絵編も印象深い。
あと、発明家の孫であり自身もロボットなど作っている鈴凛編も、
爽やかでありつつ、じわっとくるラストシーンがなかなか良かった。

というわけで、印象に残った物語はほとんど「キャラクター編」のほうで
しかもこちらは、今は亡き岡崎律子の歌うEDが、
ぞれぞれのキャラの物語にあわせた歌になっており、
そのすべてに感動できたのもポイント高い。

ちなみに、キャラクター編での兄の描き方は顔を描かないモブキャラ
なのだが、個人的にはそのほうが兄の表情をイメージすることができて
良かったのではないかと思っている。

12話の咲耶編「ホーリーウェディング」も良かった。
時間の流れ、兄の些細な変化を描きつつ、いつかは兄も妹である自分も
他の誰かと結婚してしまうであろう現実に、身を震わせながら
変わらぬ想いを胸に秘め、一歩前へと彼女を成長させた展開に
単なる兄妹ハーレムものでは終わらない点を感じ、とても好感が持てた。

そして咲耶編の最後の、木の枝にあった新芽2枚の意味・・
最初観た時は、生まれ変わっても1つの枝に一緒に生えてこれた2人を
意味しているように感じたのだけれど、今回二度目に、観た時は
ひとつの枝に生えながらもやはり距離はあり、触れ合い重なることはできない
そして葉同士では実を結ぶこともできない・・あくまでもどこまでも
兄は兄、妹は妹でしかないのだ・・という揶揄にも感じてしまった。

同じ人が観ても、そのときの心境や状況で、
それぞれ違う受け取り方になるであろう意味深なカットなので
この作品はまたいつか、時間を経てもう一度観てみたいと思う。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

かなりの低予算だったのだろうか

「シスタープリンセス」の2期にあたる作品です。
しかし時系列的な繋がりはなく、
キャラは同じでも別物と捉えてしまって良いかと思われます。



感想です。
あちゃ・・。
妹たちの可愛さは1期から引き継げてると思いますが
1つの作品としては、これは酷いと感じました。



まずシナリオ構成。
1話のなかで15分ずつ、ストーリーズパートとキャラクターズパートに分けて作られているのですが、もう何がしたいのか分かりません。
兄と妹一人一人の日常ではあるのですが、作りが雑でして。
1期はこの日常がけっこう面白かったんです。
が、今回ははっきり言って退屈です。
話のオチはたまにしかないですし。
可愛らしい妹たちでカバーするのがやっと・・。



次に主人公(兄)の改変。
これは私にとって大きな痛手。
別に前作の主人公が好きだったわけではありません。
ですが、続投して頂きたかったと今になって心から思います。
今回のは妙に落ち着いてて違和感だらけでした。
(でも原作の兄に一番近いらしい)



良かった点は、また妹たちを眺められたこと。
兄との関係性は多少なりとも変化してるとはいえ、
彼女たち自身は私の好きな子のままでいてくれました。
何だかんだでやっぱりこれが大切です。
展開に飽きながらもわりと楽しく観れたのは、
妹の貢献なくしてあり得ません。


何となく花穂のお話が多かったように思えます。
気のせいかな?
どちらにせよ花穂はお気に入りなので、満足です。


・ストーリーズパート
OP「まぼろし」 歌ーcan/goo
ED「君と生きていく」 歌ーcan/goo

・キャラクターズパート
OP「A Girl in Love」 歌ー※各話登場キャラで異なる
ED「※各話で異なる」(12曲もあるため省略)歌ー※全て岡崎律子


--------------------------


『シスプリ』という作品そのものは好きなんです。多分。
それだけに、もう少し力を入れて製作して欲しかったとはどうしても思ってしまいます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

1期にかなり劣る内容

1期に比べて極端に内容が薄っぺらになった作品。
何の説明もないので、1期の続編なのかそれとも1期とは別物と見るのかすらわからないです。
この2期は前半と後半とで2つのパートに分かれ前半パートは日常エピソード、後半パートは各回ごとに12人の妹ひとりずつにスポットを当てたエピソードを展開。
ストーリーは全体的に乙女チックで兄妹愛美化な内容になっており、はっきりいって面白くない。
また兄の性格が変わり、美青年タイプになったのと声優の変更で違和感がありすぎる。
特に後半パートでの兄の存在は顔を描かないモブキャラ扱い。
いろいろな意味で1期と2期でなぜここまで変わってしまったのか?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

67.6 3 発明でショートアニメなアニメランキング3位
ぬるぺた(Webアニメ)

2019年10月1日
★★★★☆ 3.5 (95)
324人が棚に入れました
天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。でも大丈夫!持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』

声優・キャラクター
和氣あず未、上田麗奈

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

貴方はご飯をちゃんと食べてますか?

このサイトに集われる方で、一人暮らしをされてる方も多いと思います。

あなたがもし、学生でしたら
貴方はご飯をちゃんと食べてますか?
学校にはちゃんと行ってますか?
友達をつくってますか?

そういってくれる方がいるのでしたら、
貴方は、その方からとても愛されています。

この物語は、そんなことが最後にわかるアニメです。
最後に優しい気持ちになれます。
但し最後まで見ないと、このアニメの良さは理解できないでしょう。

全話で80分もかかりませんので、視聴されることをお勧めします。

ところで、
物語に出てくる紫色の暗黒チャーハン。
あれは、好奇心で一口だけ食べてみたいですね。
でも二口以上は、絶対に食べたくないです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ショートアニメとしてはよくできた作品かも

小学生の女の子、「ぬる」が、お姉ちゃん「ぺた」を実験で作り出して一緒に暮らすお話。

5分のショートアニメで全12話になります。

あらすじを見ても何がなんだかわからないと思いますが、見始めた私も何がなんだかわかりませんでした。。

すごいシュールなギャグアニメだなーと思いながら見てたんですが・・

お話が進むにつれて、ぬるの背景がだんだん見えてきたような・・

ぬるは頭の良すぎる女の子。
でも学校の子たちと話が合わなくて、いつの間にか学校に行かなくなって・・
そんなぬるには優しくていつもぬるを心配してくれるお姉ちゃんがいたけど・・

という感じかな、となんとなくお話がわかったつもりだったんですが、終盤の展開にびっくり!

{netabare}実は事故にあったのはぬるの方で、今までの出来事はぬるの夢の中の出来事だったなんて。
だから、何でもありの世界だったんだね。
そして夢を作り出したぺたお姉さんの方が天才っ子だったのかな?{/netabare}

最後はうまくお話をまとめていたと思いましたし、オチもいい話でしたが、途中のバグの話とかはいらなかったかな。。
ああいうお話よりも、姉妹のじんわりするようなお話をもっと入れてくれたら良かったな。

とはいえ、5分ショートアニメとしてはよくできた作品だと思いました☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

満ち溢れている愛情

小学生なのに天才発明家の ぬる。
姉の ぺた が交通事故で亡くなってしまい、ロボットを作って姉の面影を残そうとした。

ジャンルとしてはSFコメディなのかな?
ロボットが出てくるのでSFという事にします。

作中のチャーハンは愛情の塊。
見た目は……体に悪そうな色をしていますね。
ぺた姉の料理が無理ならば、ぬる妹が作ったらいいのです。
逃げてばかりが得策ではありません。
対案を提示しないと現状打破できませんし。

テーマは家族愛でしょうか。
食事を作る。
家事としては普通の事です。
日常の事なので気が付かないことが多いですが、
毎日、3食作る事は難しいです。
栄養バランス・美味しさ・見た目などなど、キチンと献立を考えます。
料理を作ってもお金は貰えません。
何故、料理をつくるのでしょうか?
それは、愛があるから。
所謂、「無償の愛」という奴です。
赤の他人に料理を振るう事は少ないです。
そこには家族愛がありませんから。
料理は愛情。
料理をする、という作業に感謝しながら食べないと罰が当たりますよ。
お腹いっぱいなら仕方がないですが、残す事は御法度。
出された料理は完食して、片付けなども手伝って下さいね。

ぺた姉役の声優、上田麗奈さん。
最近、CDを発売したという事でラジオや曲をチェックしてみました。
普段の話や歌声。
抜群です。
特に息を吐き切って空気を吸う音。
ブレス音という奴なのかなぁ。
上田さん自身は意識していないのでしょうが、とても魅惑的な声。
あとはキャラを演じた作品が売れるだけ。
今のうちから推しておくと良いですよ。

1話だけ視聴した人と完走した人とでは本作品に対する印象が違います。
それは終盤を見ないと分かりません。
3話切りしないで下さい。
ショート作品なので、完走する事は簡単です。
家族愛が垣間見れる貴重な作品。
見逃すなんて、もったいない。
もったいない お化けです。
今日も家族団欒。
家族を大切に想う事ができます。
短いショート作品だと侮る事無かれ。
愛情が見られる素晴らしい内容。
気になっているだけの未視聴の人の背中を押す事となったら幸いです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

61.9 4 発明でショートアニメなアニメランキング4位
マリー&ガリー(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (20)
128人が棚に入れました
無口でゴスロリファッションの中学生・マリカはある日、ひょんなことから有名な科学者達が住み着く「ガリハバラ」という街へ迷い込んでしまう。科学が苦手なマリカはガリレオを始めとする個性的なガリハバラの科学者たちと一緒に触れ合い、少しずつ科学を理解しそして成長していく。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

科学&ゴスロリが融合したNHKの5分アニメーション

ゴスロリファションが特徴の主人公マリカはガリレオ、ニュートン、マリキュリー、フレミングなどの多くの科学者が暮らしているガリハバラという不思議な島に迷い込みます。その島でガリレオから「科学を理解しないとこの島から出られない」と告げられたマリカは科学者と一緒におもしろおかしく科学を学びます。キャラクターデザインは「おジャ魔女どれみ」や「ハートキャッチプリキュア」でお馴染みの馬越嘉彦さんが手掛けており、彼が作画を担当した回もいくつかあるためハイレベルな作画アニメーションとしても楽しむ事ができます。また、NHKアニメ特有のお子様では理解できないギャグやメタ発言が飛び交い、どちらかと言えばお子様より大人をターゲットにした作品だと思いました。全40話の5分アニメーションなのでお時間のない方も気軽に楽しむことができます。気に入ったら2期もご覧下さい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バカじゃないのかNHK・・・いや東映さんがやらかしたのか・・。

教育テレビで放送されていたショートアニメ。あんまり知ってる人がいないのよね。
製作は東映のハトプリ、おジャ魔女スタッフ他のベテランラインナップ。
キャストも、どれみ役のあの方。他にもチョーさん、野沢さん、小杉さんほか錚々たる顔ぶれ。

すごくかわいいアンニュイなゴスロリ中学生マリカがガリハバラという歴代の科学者たちが住む不思議な街に迷い込む。
序盤からなんの脈らくもなくなげっぱなしで意味がわからないw。
科学をテーマにした子供むけアニメなのだが発明家ってだけでエジソンが鉄人の正太郎(ちなみに正太郎は発明家じゃねえし)、キュリー婦人がメーテル(声はなぜか鉄郎・・もちろんカメハメ波を打つ)、フレミングがあの手ってだけでラッパー、ダーウィンがロボットだから進化しねえよwwっていう。ネタすぎる・・・・どう考えてもお父さんが笑うアニメだがテンポがいいのでついでに子供にも人気があったらしい。

肝心の科学については一応説明はしてるがギャグのネタにするだけで子供に教えようという気はほとんどない。まじで。

子供向けの皮をかぶったギャグ、ロリ、ご褒美、アニメです。なんて素敵な作品をつくってくれたんでしょう。さすがはNHK・・好評につきVer2こと続編もあります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かがくの国のマリカ

NHK教育で※1世界天文年2009の公認イベント作品として放映された5分間アニメ。全40話です。

お話の舞台「ガリハバラ」は、どこかで名前を聞いた事がある様な、科学にまつわる有名人のあの人やこの人でいっぱい。中学生のマリカはひょんな事からその不思議な世界に迷い込んでしまいます。

科学を題材としたアニメには同じ年に放映されていた「エレメントハンター」や、前期の「タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~」とかがありますが、それらが物語重視、前者が化学を中心とした内容、後者が電磁気学に絞った内容であったのに対し、こちらは全て1話完結(最終3話を除く)のお話で構成されており、紹介される分野も天文、物理を中心に、科学全般の話題を広く扱っている点に大きな違いがあります。

以下はサブタイトルのリスト。アニメの雰囲気が少し分かります。
{netabare}
第1話 ふしぎな街のマリカ
第2話 ふしぎな街 ガリハバラ
第3話 愛とリンゴの万有魅力!
第4話 ラーメンと干渉のひみつ
第5話 電磁力!歌え!ラブコイル
第6話 我 おでんに発見せり
第7話 作ってこわして!ダビンチ大発明
第8話 ラジウム温泉にようこそ
第9話 虹のひみつはドレミファソ?
第10話 宇宙は大きな万華鏡?
第11話 マリカついに目覚める?
第12話 お熱いのにご用心
第13話 こすってみがいて火をつけて
第14話 ガリバ嵐の恐怖
第15話 こちらFMガリハバラ
第16話 果てしなきヘルツの麺修行
第17話 ロボペットをつかまえて!
第18話 気まぐれ橋はなぜ消える?
第19話 ハローは素敵な言葉
第20話 電車に乗って宇宙旅行
第21話 ペット危機一髪
第22話 大発明?エジソントースター
第23話 ガリバ薬局?
第24話 カメ救済プロジェクト
第25話 一人ぼっちの誕生日
第26話 大漁!ガリバ釣り大会
第27話 雷電気はなぜおこる?
第28話 ガリバ流缶けり!?
第29話 カラフル!ロボット大戦
第30話 マリカのお手伝い
第31話 ガリーって偉い人?
第32話 ピザなのにパイ
第33話 へびつかい座の女
第34話 恐怖!ブルーノからの招待状
第35話 バチッ!バチッ!大嫌い
第36話 チキチキ!ガリバカーレース
第37話 月は落ちている!?
第38話 ガリレオ、逮捕される!?
第39話 それでも地球は動いている!
第40話 最終回なんですけど
{/netabare}
お勉強番組としての敷居はとても低く、ギャグ&パロディ満載で、テンポも良く、キャラたちの豊かな表情にも笑かされ、涙を誘うシーンもちらほら、肩肘張らずにらく~に見れる、愉快な科学番組になっているのではないでしょうか?

主人公のマリカはゴスロリ服で身を装った、科学嫌いで冷めた感じの女の子。(相棒の"※2ペット"といつも一緒)そして案内役のガリレオ(ガリー)は心は熱いけど冴えない風貌の中年のおじさん。この二人を中心に、緑のドレスを纏ったZ戦士(笑)のキューリ夫人、もといキュリー夫人、「エウレーカ~」とばかりにふんどし一丁でハッスルする、何故かおでん屋のアルキメデスさん、ひらめく天才、悪どい商才、見た目は子供のエジソン君など、面白おかしなキャラたちがアクション満載、歌なども交えて様々な不思議を解説していきます。

5分番組なので、それほど深く掘り下げた内容は無いものの、声優さん達の素晴らしい演技に支えられた説明は簡潔かつ明瞭。科学嫌いな子供にも、勉強から離れた大人にも、直感的に理解されやすいよう工夫された動きの多い演出にも気遣いが感じられます。科学への興味を強めたり、思い出したり、40話見終える頃には、きっとマリカのように科学の事がちょっとだけ好きになっているはず‥。

甘く静かな声でマリカを演じる千葉千恵巳さんを始めとし、チョーさん、野沢雅子さん、小杉十郎太さんなど、豪華声優陣にも大きな魅力があります。

心地良い脱力感が癖になる主題歌「ガリハバラ!」、フレミングの左手の法則を歌って覚えられる劇中歌「ラブコイル」もノリが良くて楽しい曲ですよ‥。

ver.2.0も製作されていますので、本作でガリハバラの住人に魅了されてしまった方は是非合わせてお楽しみあれ。

お勧めのアニメです。


※1:ガリレオ・ガリレイが天体望遠鏡を用いて初めて天体観測行った年から400年目に当たる。

※2:ペットは名前。マリカが自分の服を仕立てた時に、余ったはぎれから作ったぬいぐるみ。ガリハバラに来てから動ける様に‥。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ページの先頭へ