相棒アニメOVAランキング 14

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの相棒成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番の相棒アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.2 1 相棒アニメランキング1位
ストライク・ザ・ブラッド OVA 後編(OVA)

2015年12月23日
★★★★☆ 3.6 (169)
1277人が棚に入れました
いつものように登校している古城と雪菜。そこへ突然現れたのは何者かに追われているラ・フォリアだった。彼女を追ってきた大男と刃を交える雪菜。本格的な戦いが始まるかと思われた時ラ・フォリアは衝撃的な発言をする「お父様、この方が私が初めてをささげた第四真祖、暁古城です! 」ラ・フォリアは父ルーカスから結婚相手を決めるよう言われていたため、その相手に古城を選ぶと宣言。それを認めないルーカスだが、そこにラ・フォリアの母ポリフォニアが現れ、詳しい話をするために古城と雪菜をパーティーに招待することに。だがそのパーティー会場には、浅葱や矢瀬、凪沙や紗矢華まで招待されていた。どうやら古城と関係のある人物を招待したようなのだが…古城をめぐり女性陣のある意味熱いバトルが展開される!?

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、葉山いくみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「先輩のばか〜っ!」←雪菜ちゃん可愛すぎです(//∇//)

前篇からの続きです。
とんでもない輩が使ったカード・・・この影響はアルディギアを揺るがさんとする一大事に発展・・・するかと思っていたのですが、ポリフォニア王妃(CV:能登麻美子さん)の一言が事態の最悪化を食い止めてくれました。
王族って・・・我々の知らないところで色んな重責を背負ってるんですね^^;

この調印式のタイミングで事件が起きたという事・・・やはり犯行グループの狙いは調印式だった訳ですが、後篇で重要なのはそこじゃ無く一度動き出し暴走した列車を止めようとそれぞれの役割をしっかり果たしていく皆んなの言動です。

先陣を切って動き出したのは煌坂・・・獅子王機関の舞威媛らしく煌華麟を片手に戦乱のど真ん中に突っ込んでいくのですが、その勇姿はとても華麗・・・日常のツンデレも可愛いですが、戦場を駆け巡る勇ましい彼女も嫌いじゃありません。
・・・というか最高なんですけど(//∇//)

事態の深刻さを肌で感じた浅葱・・・「自分の居場所はここじゃない」事をいち早く察知した彼女は、相棒のモグワイと共に、事態の対処にあたります。
天才的なプログラマーとして名を知られている彼女が今回挑んだのは暴走する列車の物理制御でした。でもその列車・・・国家機関の重要機密級なんです。
そんな巨大な相手を前に冴えまくる彼女の頭脳・・・格好良くて痺れちゃいました(//∇//)

彼女を襲った事態は最悪・・・でもラ・フォリアは決して最後まで諦めめませんでした。
絶対絶命だと思ったその場面でも決して動じる事のない彼女・・・何よりここ一番で見せてくれたあの機転には脱帽するしかありません。

そして今回一番辛い思いをしたのが彼女・・・姫柊だったと思います。
拘束されて・・・目の前で繰り広げられる光景は、一番見たく無かったモノ・・・
猿轡で喋る事さえできずただ見せ付けられるだけ・・・
扉の向こうに消えていく姿に彼女は何を想うのか・・・
でも、事態をひっくり返す起爆剤・・・やっぱりそれは彼女自身でした^^
美味しいところを持って行きましたね♪

そして万を辞して登場する暁古城・・・あとは彼の無双っぷりを堪能すればおk。
「ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」
「いいえ、先輩。私達の聖戦(ケンカ)です!」
この決まり文句もしっかり織り込まれていました・・・やっぱストブラはこの決まり文句が無いとしっくりきませんよね^^

オープニングテーマは、井口裕香さんの「リトルチャームファング」
エンディングテーマは、分島花音さんの「君はソレイユ」
前篇でオープニングを聴いた時から思っていましたが、本編の雰囲気をそのままOVAに移植してきた感じの曲です。本編のオープニングも格好良かったですが今回も相当です。
OVAでしか使わないのが勿体無いくらい曲も背景も格好良かったと思います。
オープニングが「動」ならエンディングは「静」・・・分島さんの曲は聞いててとても気持ちが良いです^^

OVA2話でしたが、ヒロインの魅力が濃縮されていたのではないでしょうか^^;?
ストブラファンなら堪能できること間違いなしだと思います^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

戦い、戦い、エロ、戦い

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
わりと真面目にバトルしとる(笑)

前編と後編で、作風がかなり変わるOVA。完全にファン向けであり、初見には向かない。

こういうアニメがウケてた時代でしたね~。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
JCの汗をしっかりフォーカスとか、フェチが過ぎますよ(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

若いフェロモンには敵わないのが必然( *´艸`)

ヴァルキリアの帝国編の後編です
この前の続き~
前回に比べて目に見えてのお色気がないのが落差になってしまって残念

{netabare}
古城たちが誘拐された模様…王女解放の条件はアルディギアの重犯罪者の解放を
アルディギアはテロには屈さない…
ラフォリアのたわわ具合すごいな
トリーネホールデン、フリーテロリストか

ヴァトラーさんが本気で暴れてるとこも見てみたいかな
古城さん完全に手籠めにされてるなw
雪菜の煽り方わかりやすいな~(笑)
はい古城さんベッドインwwwww

本気を出した古城さんは半端ないな
古城自身も人質ということなわけね
アルディギアの船乗っ取られて…新型装甲飛行船

テロリストの目的はヴァトラーの暗殺か
そのためにラフォリア…
ラフォリアさん本気でアルデアル候を…

調印式にあれでつっこまれたらな~
夏音ならラフォリアの代わりもバレないか
ラフォリアの腹芸すごいな~

アルディギア利用されてるな~
紗矢華舞威姫ってるな~
そういえば那月ちゃんが登場してないな今回

浅葱…軍艦を乗っ取るつもり
エクステに爆薬ww
ラフォリアと雪菜古城と戦うのか…

浅葱さんさすがだわ~(*´▽`*)
でも…ミサイルが放たれて…間一髪浅葱さんがやってくれたみたいね♪
今度は古城の眷獣を使って…

なるほど雪菜を汗だくにしたのはこのためか
雪菜のいい匂いで古城目覚める(*´▽`*)
フェロモンで虜にする能力者とか…
雪菜のフェロモンの方が勝るよな~(笑)
ラフォリアさんの狸具合好きだわ~

那月ちゃん今回は宅配便w
雪菜と古城の前に立ちふさがるものなしだな
おっとついついやりすぎちゃうのが古城さんである(笑)

婿入りの話は終わってないみたい(笑)
そして王様の対抗意識ww
操られてた時の記憶はw
雪菜のやきもちかわいいカワ(・∀・)イイ!!染まってきたな~
{/netabare}

ちゃっかりラフォリアさんだけ脱いでいないような…?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

70.3 2 相棒アニメランキング2位
機動警察パトレイバー 初期(OVA)

1988年4月25日
★★★★☆ 3.8 (168)
892人が棚に入れました
クリエイター集団「ヘッドギア」が送り出したOVAで、後に劇場版やTV版なども製作された人気シリーズの原点ともいうべき作品。近未来都市、東京。続発するレイバー犯罪に対抗すべく、警視庁は本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称特車二課パトロール・レイバー中隊…パトレイバーの誕生である。

声優・キャラクター
冨永みーな、古川登志夫、二又一成、池水通洋、郷里大輔、井上瑤、千葉繁、阪脩、大林隆介、榊原良子
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

色眼鏡の功罪

アニメ版パトレイバーの原点という事で、このシリーズ好きなら参考に見といてもいいかもです。
因みに当時の評論家はボロクソに言ってましたw








以下は作品とは関係ない話で読んでも不快だろうから隠しときます。
{netabare}私、パトレイバーって発表当時は好きじゃなかったんですよね。
なんでかというと、パトレイバーが世に出る前に士郎正宗に出会ってしまったから。
べつに関係なくね? と思われるかもしれませんが根がガキだった私には大有りでした。
究極超人あ~るは読んでたので、ゆうきまさみの漫画は嫌いじゃなかったんです。
が、たまたま買った初期作品集にチラッと大々的に発表される前のパトレイバーらしき絵が混じってたんです。
別に今にして思えばその時点でアニメも漫画も企画は固まってたんでしょうが、幼くて馬鹿な私は勘違い。
士郎正宗の路線、パクリやがった ってね。

ガキだからそう思いこんじゃうと、冷静に作品の出来不出来なんて判断出来なくてね。しかも、アニメ化の第一弾だったコレが4話までパロディ路線なもんだから意味もなくムカつきましてね。
(5・6話も天皇のいない八月のパロディとも言われてますが)
まぁそれでも、当時のアニメとして注目度は高かったから目は通しましたけどw

だから劇場版見たのも親しい友人が猛烈に勧められたからでした。
流石に劇場版の出来見たら黙らざるを得なかった。士郎正宗の受けそうな要素だけパクるなんて志低い作品じゃないの理解出来ましたしね。

こんだけ作品が乱発されるアニメの現状でいけば、どこかで見たこと有るな~とか何かと似てる~とかって状況増えてもしょうがないと思うんですよね。
そもそも原作付ならば、話の筋自体は原作の出来を問うべき話であってアニメ自体はその見せ方・演出で勝負するしかない訳で。

それはアンタの観方だろ って言われるの目に見えてますが、なんかこき下ろさんが為に書いてねえ?ってヒドいレビュー見ると作り手側がちと気の毒で。
まぁヌルい評価で甘やかす事の方が罪 と言う見方もあるでしょうが・・・ {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

陸自クーデター事件込みの《警察組織のリアルロボットもの》

同じ陸自クーデターものの『ガサラキ』のレビューを上げているので、それとの比較で、

①同じく、リアルロボットものアニメであり、
②題材として、自衛隊クーデター事件を扱っている作品

・・・ということで、本作のレビューも併せて上げておきます。

◆総評

WIKIPEDIAによれば、監督の押井守(おしい・まもる、1951年8月8日-)氏は、東京都大田区大森出身、東京都立小山台高等学校を経て東京学芸大学教育学部美術教育学科を卒業。2008年度から2009年度まで東京経済大学コミュニケーション学部の客員教授を務める。日本SF作家クラブ会員。

→つまり 1970年(昭和45年)11月25日に起きた作家・三島由紀夫氏の自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)東部方面総監監禁・自決事件の直撃世代(事件当時、押井守氏19歳。なお本作の脚本を担当した伊藤和典氏は15歳)。

・・・ということで、本作でも、その後制作に携わることになる『攻殻機動隊 2nd G.I.G.』(ストーリーコンセプト担当)でも、自衛隊や内閣組織内部からの政府転覆(=クーデター)未遂事件を変な執着を持って描き出す作風にひとつの特徴がある方のようです。

この初期OVAを総評すると、

(1) 1988年という制作時期を考えれば、とくに作画や演出の面でかなり丁寧で良質な作りの作品であり、
(2) また、中途半端な謎テクノロジーをロボット側に混入させていない点で、最も文字通りの意味での「リアル・ロボット」作品といえると思いますが、
(3) その一方で、監督(押井守氏)及び脚本家(伊藤和典氏)が、共に全共闘世代(ないし三島由紀夫自決事件世代・ベトナム戦争世代)ということで、シナリオにある種の臭みが漂う点は留意しておいた方がいい作品

・・・ではないか、と思いました。

※なお『機動警察パトレイバー』シリーズは、本作を第一作として、この後さらに、(1)長編TVシリーズ(全47話)、(2)続編OVA(全16話)、(3) 劇場版(全3作) が制作されており、そちらの方もいずれレビューしてみたいです。


◆制作情報
{netabare}
原作         ヘッドギア(ゆうきまさみ、出渕裕、高田明美、伊藤和典、押井守)
監督         押井守(第1-6話)、吉永尚之(第7話)
シリーズ構成・脚本  伊藤和典
キャラクターデザイン ゆうきまさみ(原案)、高田明美
メカニックデザイン  出渕裕、佐山善則
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

===== 機動警察パトレイバー (アーリーデイズ) (1988年4月-1989年6月) ====
{netabare}
第1話 第二小隊出動せよ! ★ この年代にしては作画良好だが一部のキャラのウザさには閉口
第2話 ロングショット ★ ニューヨーク市長来京・テロ防止任務、カヌカ着任
第3話 四億五千万年の罠 × 東京湾の巨大謎生物 ※オチがなく脚本安直
第4話 Lの悲劇 × レイバー隊の富士研修 ※陳腐な怪奇譚でガッカリ
第5話 二課の一番長い日(前編) ★ 年末休暇、篠原重工の極秘開発メカ、陸自クーデター発生
第6話 二課の一番長い日(後編) × 核ミサイル回収作戦、空挺用レイバー投入、クーデター鎮圧 ※首謀者の小物感&陸自クーデターの目的の偏向ぶりは×
第7話 特車隊、北へ! ☆ 盗難パト密輸未遂事件 ※脚本が分かり辛い点&この回も犯罪者が小物過ぎる点は×{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)3、☆(並回)1、×(疑問回)3 ※個人評価 × 3.2

OP 「未来派Lovers」
ED ※毎回変わる

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

OVA業界の先駆者

一本1000万円で作れば採算が取れる。
これが初期パトレイバーのコンセプト。
以後OVAの黄金期の始まりです。
パイロット版にちかくまじめな話なのにコミカルな要素が強い。キャラもほんのすこし破天荒で方向性を模索している感じがする。
個人的に一番荒削りで好きかもしれない。
ストーリーは秀逸で初期シリーズだけでしっかりと収まりきっています。パロディを多様しているのですが・・言われなきゃきがつないようなネタばかり・・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

69.2 3 相棒アニメランキング3位
ルパン三世 ワルサーP38(OVA)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.8 (130)
766人が棚に入れました
某国副大統領の誕生パーティーに潜入したルパン。まんまと建物内に忍び込み、金庫のロックを解除した瞬間、銭形警部率いる警官隊に取り囲まれる。「なめたまねをしてくれたなぁ、ルパン!」と、予告状を手にルパンに迫る銭形に対し、「ん~なモン出した覚えがねぇ~んだよ。だから今日はそいつを確かめに来たの」とルパンは意気揚々と答える。ルパンがなんと言っても銭形が信じるはずもなく、警官隊がルパンに飛びかかる。閃光弾で警官隊を目つぶしにしたルパンは、ひらりと身をかわして逃亡。銭形・警官隊とオニゴッコを展開する。だが、突然パーティー会場に謎の暗殺集団が現れて殺戮を繰り広げる。混乱に乗じて屋外に脱出したルパンに銭形の銃口が向けられる。「追いかけっこは、もうおしまいだ!」と銭形がコートの内ポケットにある手錠に手をかけた瞬間、建物の二階から銃声が鳴り響き、銭形の胸を銃弾が撃ち抜いた。銃弾が発射された方向にルパンが見たものは、手の甲にタランチュラの紋章のある手に握られた、シルバーメタリックのワルサーP38だった。

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

貴様だけは容赦しねぇ、ワルサーは2丁もいらねえんだ

個人的に、テレビシリーズ映画OVA含めて一番好きなルパン。
カリオストロもいいんだけど、大衆向けのエピソードよりも泥棒稼業らしくアングラっぽさが光る話のほうが好みなのだ。
謎の暗殺集団。各国政府の極秘事項になっている謎の島。島のガスに反応する毒薬。大量の金塊。衛星から狙撃されるレーザー。と、色々無茶もやってるけど、なかなか見ごたえのある話だと思う。
とっつぁんを狙撃した犯人が誰なのか。ルパンの過去にも関わっているその人物を探し出すフーダニット的な要素もあって、こいつ怪しいなーとかあれこれ予想しながら見るのもけっこう楽しいと思う。

いつも飄々としているルパンにしては珍しくも、殺気を漲らせるシーンが見られる。
タイトルの台詞なんかはなかなかの鳥肌ものだと思う。
ルパンのテーマ曲に沿ってナイフアクションや肉弾戦が流れるシーンは演出作画共に大変よく満足な代物だったと思います。
ルパンが好きな人には是非ともお薦めしたい作品です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

hhiyama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

限りなくシリアスなルパン

金曜ロードショールパンの中で一番大好きな作品。
ちゃらい、すけべなルパンはグッと抑えられ、栗田貫一の低い声が生かされたルパン史上最高に渋いモノになっている。
今作は一味の面々やとっつあんにあまり出番はなく、ルパンとルパンの過去、ヒロインに焦点が当てられている。

サブタイトルにあるルパンの愛銃「ワルサーP38」がつなぐストーリーは終始シリアスで、いつも以上にハードボイルドな仕上がり。作画も金曜ロードショー系の中では特に丁寧で、近年のルパンには見られないクオリティの高さがある。

ルパン作品の中でも異色の部類に入るであろう今作は、ルパンの魅力のなかでもその「渋さ・シリアスさ」に特化したオトナの作品だ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
ルパンが特殊な毒を投与され、とある島から出られない身体にされる。「ルパン三世を裏切った過去の相棒」が登場する作品。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル9作目(1997)、ルパン中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。

【あにこれ評価(おおよそ)】
68.8点

【個人的評価】
トップクラスの閉塞感で怖かった作品。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 「もうルパンはこの島から出られないの!?あんなに自由だったのに、もうマスクしないとお外で泥棒さんできないんだ!」という我ながら可愛らしくハラハラドキドキしながらみた作品。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

68.7 4 相棒アニメランキング4位
ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~(OVA)

1998年7月24日
★★★★☆ 3.8 (73)
510人が棚に入れました
時価二千億とも言われる徳川家の財宝。それは今でも東京のどこかに眠っており、その在処は徳川慶喜を写した2枚のガラス乾板、通称「巽の慶喜」と「乾の慶喜」に記されているという。月曜日、さっそくルパンは、若き実業家・マイケル・スズキの依頼で銭形が運搬担当している「巽の慶喜」を狙うが、銭形の機転で計画は失敗。火曜日、次元に協力を求めたルパンであったが、次元は虫歯のために銃を撃つのもままならないありさま…。協力を断られたルパンは、仕方なく単独で行動を開始した。一方、銭形のもとには雑誌記者のまりやが取材に押しかけてくる。取材攻勢にあいながらもガラス乾板を届けた銭形は、マイケル・スズキが造ったテーマパーク「アクアポリス」の警備を命じられてはりきっていた。銭形の警備のもと、残る「乾の慶喜」をトラックで輸送することを知ったルパンは、輸送中にガラス乾板を盗む作戦を実行する。
ネタバレ

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TVスペシャル第10弾(1998)

世界を股に駆けて盗みを働くルパンだが、今回の舞台は東京、お宝は徳川の埋蔵金。
虫歯で銃を撃てないガンマン(次元)と剣を盗まれた剣士(五ェ門)を相棒にどうする?ルパン?
前回、怪我でお休み(?)だった銭形警部が活躍する回でもある。
その他、いろいろ見所あり。
・中島誠之助氏「いい仕事してますねぇ」。
・とっつぁんの下の名前{netabare}「幸一」{/netabare}が登場。
・この11年後対決するコナンの後姿がOPに登場!(灰原哀は声のみ出演。)
 「ルパンvsコナン」の伏線か?(そんな訳ねぇ~だろ)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
東京を舞台に、ルパンが実業家の陰謀を暴く。予知能力を持つ女性と銭形がいい感じに……。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル10作目(1998)、銭形中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。銭形ファン必見。

【あにこれ評価(おおよそ)】
67.9点。

【個人的評価】
トップクラスに好きなルパン作品。ヒロインの可愛さと悪役の腹黒さがトップクラス。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 
 ルパン作品を書き散らした結果、私はどうやら年代で言うと世紀末付近のTVスペシャルと、それ以前の映画版が好きだったらしいということが分かりました。思い返せるほか作品との違いとしては作画か。そのあたりで丁度作画が急成長したかもしれませんね。で、その直後にセル画じゃなくなって、作画の面白みが無くなって低迷したのかな。
 無垢な私は作画でアニメを観てたのか。今は作画はあまり重視してないなあ。

 これもすごく印象に残っている好きな作品。でもこの作品のとっつぁんですら、すこしかっこよすぎると感じていた。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

61.4 5 相棒アニメランキング5位
ルパン三世 天使の策略(タクティクス) 夢のカケラは殺しの香り(OVA)

2005年7月22日
★★★★☆ 3.5 (64)
315人が棚に入れました
アメリカのネバダ州にあるグレーム・レイク空軍基地エリア51に保管されている「オリジナルメタル」は、何と墜落したUFOの破片。この地球には存在しない宇宙金属こそ、ルパンが狙いを定めたお宝だ。しかも五ヱ門の斬鉄剣でも斬れないというとんでもない金属である。だが、「オリジナルメタル」を狙っていたのはルパンだけではなかった。ジークンドーの達人・ジョー、重火器のリンダ、妖刀紅桜を持つ辻斬りカオル、そして毒使いソフィという女4人組・ラッキークローバーをリーダーに持つテロ組織、ブラッディエンジェルスである。さらに銭形警部と女性捜査官・エミリーのでこぼこコンビも加わり、「オリジナルメタル」をめぐる壮大なスケールの争奪戦が始まった!

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ルパンファンには衝撃的

UFOの欠片をめぐって女テロ組織と争奪戦を繰り広げるストーリー。
ロズウエル事件を題材にしたのはいいアイデアでしたが、その設定をあまり活かされていないのが残念。
盗みよりも戦闘とロマンスを楽しむといった感じになっています。
この作品、実は衝撃的なシーンがあって、ルパンのポリシーにこだわる人にはあまりお勧めできない作品でもあります。
その衝撃シーンを作った脚本家は相当批判されたらしいですし・・・。
またこの脚本家の影響で敵が戦隊モノになってしまったのもこの作品が批判を受ける要因のひとつ。
私としては十分に面白かったのですが・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

イマイチ

もうこんなこと突っ込んでも仕方ないのかもしれないが、すべてが安易で粗末。敵方の大ボス=エミリーが登場時点から“怪しい”と思わせた点は置いといたとしても、あの豹変振りは何なんだ?本性を通り越して“精神異常者”になってどうするんだ。他の敵メンバーの女たちも、そろいもそろってオカシイ…。それぞれ秘めた思いがあるのかと思ったら、ただの乱射バカだったり、ただの男装バカだったり。
致命的なのは、そういうおかしい敵たちをルパン一味が、あからさまに殺してしまっている点。まぁそりゃ今までも散々殺しはしてるんだろうけど、そうことごとくそれぞれが殺っちゃたらダメなのではと感じました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

59.4 6 相棒アニメランキング6位
AIKa -アイカ(OVA)

1997年4月25日
★★★★☆ 3.2 (69)
310人が棚に入れました
西暦2016年、地球規模の大災害により陸地の一部が海底に沈んでしまった。それから20年後、世界では先の大災害により海底に失われてしまった国家や企業のデータ・物品の回収が目的の、「サルベイジャー」と呼ばれる新しい職業が活躍していた。その中でも皇 藍華は、抜群の美貌と格闘センス、冷静な判断力を合わせ持つ超一流のサルベイジャーである。ある日、藍華は某クライアントから、先の大災害と関わりのあるエネルギー物質「ラグ」の調査・回収を依頼される。しかしその途中で、ラグを利用しての人類文明一掃とユートピア建設を画策するルドルフ・ハーゲンや妹のネーナ、そしてその配下のデルモ達との戦闘に巻き込まれてしまう。

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ミニスカ ローアングルアクション物(笑)

AIKA といえば わざとらしい 
定番のローアングル

パンチラとは名ばかりの・・・パンモロ。 
わざとらしく こだわった ローアングル。

 ここまで パ○ツが出てくると 。
おなか一杯ですと 言いたくなる作品。

話の内容は まぁ 所謂 アクション物の名を
借りた どうやってパンチラ(パンモロ)を映すか
に気合を入れた アニメだと思う。(笑)。

こういうアニメも あってはいいと思うよ。(笑)
TOP絵の 画像は AIKA の物では なく 
           続編のAIKA R-16 の物です。
      (当然 それも視聴済み。)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

業界最多パンチラ!コンセプト通りですね(笑)

かなり古いアニメですが当時は作画もよく出来ており
今見ても女体デザインは素晴らしいバランスです。

カメラアングル、衣装デザインの全てがパンツを
見せるためだけに設計されており、とても清々しいです!

戦闘機や潜水艦といったメカも多く
まさに男の子が好きな物を上手に取り入れてます。
メカと美女の組み合わせは何故かテンション上がります(笑)

制作コンセプトはバカバカしいですが
バカな事に熱くなれるのは素直に羨ましいですね!

この後にリリースされたAikaシリーズは
制作側に当時のオリジナルほどの熱意がないという印象です
作画の質も一気に落ちましたね、残念です。

今後もこんな熱意のある作品が増えて欲しいです♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

遥か彼方 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

何でそこまで見せるの!w

タグェ・・・解っていました。
あらすじもキャラデザも好みだと思い、ちょっとエロそうだなあと期待と不安混じりつつ視聴。
銃も含めた派手なアクションにおお!と惹かれて観ていた瞬間、1パン2、すぐに2パン2・・・アングルおかしい!ぶっ飛ばされて画面にドアップパン2の連続・・・。
そう言うアニメってこう言うものなのかと、泣く泣く視聴断念。思う存分堪能したい人は、アクション、可愛いキャラ等美味しいオプション付きで楽しめますよw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

66.7 7 相棒アニメランキング7位
今日から俺は!!(OVA)

1993年4月1日
★★★★☆ 3.6 (64)
281人が棚に入れました
同時に美容院と理髪店から出て来たふたりの高校生は一時間前とは見違えるヘアスタイルになっていた!金髪パーマの三橋、バリバリ・ウニ頭の伊藤。それぞれ千葉県の新興住宅地にある軟葉高校への転校をきっかけに”今日からツッパリ”を決意したのだ。その翌日。軟高2年4組の派手な転校生2人は、一躍全校に名を轟かすことになった。シメにかかる番長グループも、正義感・伊藤とヒキョーな三橋の攻撃の前に敗退。軟高を支配下にいれた2人だが、彼らの本当の試練はまだ始まったばかりであった…。

ANK2gou さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作未読。OVA全10巻

第1巻 (サブタイトルなし)     約60分
第2巻 夕陽に赤いヒキョー者  約45分
第3巻 日本一のワガママ男   約50分
第4巻 なのに あなたは京都へ行くの! 約55分
第5巻 名もなく 貧しく ズルッこく  約37分(以下同じ)
第6巻 逆襲・暴徒たちのララバイ
第7巻 マブダチ作戦 GO! GO! GO!
第8巻 道場やぶりをブッ飛ばせ!
第9巻 ワンス・アポン・ア・タイム・イン千葉
第10巻 極道のつまはじき達

不良の話だが基本的にギャグ、コメディー路線なのでシリアス場面でも酷いグロ表現などはなかったはず。(随分昔に見たので記憶が曖昧)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

ISSA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

TVドラマで再び脚光

原作 西森博之
少年サンデー連載中はこれが目的でハマっては読んでたヤンキー×ギャグ漫画
金髪の三橋、ツンツン頭の伊藤、ヒロイン赤坂理子の「三ちゃん~」だけは今でも記憶に…

アニメ化されるも、なぜかOVAで作りもの雑だった印象でした、漫画めっちゃ笑えて面白かっただけに残念。
TVアニメシリーズで作りが良ければヒットしていたはずなのに…

西森博行さんの次のシリーズ、「天使な小生意気」はアニメ化でもヒットしていただけに、「今日から俺は!!」の扱いが何故って思いでした。
TVドラマで再び脚光浴びて良かったかな。

ちなみに現在連載中の「柊様は自分を探してる。」面白いのでアニメ化あるかも?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

たっぷりおから さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

きっかけは偶然、見始めたらド嵌りしたシリーズの一つ

2000年代前半「今日からマ王」が放送していた時期、手抜き検索をかけたら出てきた不良漫画の傑作。検索して出てきたのは漫画の方であり、しばらくあとでOVAアニメが出てると知って驚いた記憶がある。

数ある不良ものとは違い主人公2人は根からの悪人ではなく「今日から不良デビューして思う存分ツッパろう」とかなり短絡的なきっかけで不良を始めており、序盤実際に出会う不良たちにビクビクしながらツッパる彼らがおかしく見え、笑いを禁じえなかった。このような異色の冒頭から始まる不良漫画は他に「エリートヤンキー三郎」くらいしか知らない。

不良ものの定番と違い不良ならではのかっこよさを追求するものでなくかなりギャグ寄りである。シリアスな場面ですらボケ倒す登場人物達、3枚目要素ばかり前面に出る作風の前には「不良ものの設定はギャグのおまけ」くらいにしか感じられない。

アニメも原作準拠、ギャグよりのシナリオである。1話40分とやや長いが、全10話と物足りなさも感じた。ジャンプ漫画アニメやコナンのように長々と放送されても見なかったと思うが…。ともかく、ギャグアニメが見たいならこのアニメもおすすめする。これもなかなか面白いはずだ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

59.2 8 相棒アニメランキング8位
switch スイッチ(OVA)

2008年10月24日
★★★★☆ 3.5 (37)
186人が棚に入れました
関東信越厚生局麻薬取締部の新人捜査官、衛藤快(カイ)と倉林春(ハル)は、個性的な上司や同僚とともに、麻薬中毒者や密売組織の摘発に携わっている。彼ら麻薬取締官(通称「麻取」)は、薬物犯罪に関しては逮捕や家宅捜索など、警察とほぼ同等の権限を持つ。加えて警察にはできない「麻取の専売特許」であるおとり捜査や、身分を偽っての潜入捜査などを駆使して、時には危険に身をさらしながら犯罪者たちを追い詰める。一度は日本から撤退した中国の密売組織龍玄が、再び国内で活動を始めた。捜査を進めるうちに、やがて"switch"という単語が浮かび上がってくる。それは16年前、捜査線上に浮かんだ関係者に次々と死をもたらし、ついには捜査官の命までも奪ったうえ、一切の捜査資料とともに忽然と消えた「幻のドラッグ」の名前だった…

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

核心部分は謎のまま~ρ(´ε`*)イジイジ

OVA1・2巻からなる約1時間のストーリー。
原作は漫画(未読)で、本OVAは完全オリジナルストーリーなのだそう。

舞台は関東信越厚生局麻薬取締部【通称:マトリ】の捜査官である、

・衛藤 快【エトウ カイ】cv.福山潤
→心優しく、仕事熱心、春のお役に立ちたくってしょうがない。赤毛のクセっ毛くん。
→仔犬のようにめんこい男の子(*´艸`)

・倉林 春【クラバヤシ ハル】cv.櫻井孝宏
→とってもクールなヤツ。かなりできるヤツ。なんだかんだ言って快の面倒をみちゃう。メガネ+金髪サラサラくん。
→多少冷たくされても追いかけたくなっちゃうヤツ(*´艸`)

のふたりを主人公とし、潜入捜査・おとり捜査を駆使して、【ファニーエンジェル:FA】という麻薬とその背後にある取引組織の真相を暴いていく、、といったストーリー。

【他キャスト:中井和哉・諏訪部順一・杉田智和】

原作を知らずとも、時間の割には楽しめたし、できたらもっと続きがみたいって思った。
黒幕はみるからに明らかで、誰もがすぐ気づいてしまうだろうと思うので、その点はどうかとは思うけど、別段、推理アニメではないので、そこら辺は全然いいんじゃないかと思う(・ω・)b

ところどころ原作からのキーワードがぽろぽろ…というかゴロゴロ…と転がっていて、事の真相がやたら気になってしまったのは、『気になったんなら、漫画買おうぜ~♪』な製作者の意図にばっちり絡めとられたということなのだろうww
まんまと術中にハマった僕…(*ノε`*)アチャー

ついつい気になったので原作を調べてみたら、
“naked ape”というストーリーと作画に分かれて制作している女性2人の方であると知る。
表紙絵がちと独特で気になる。
全13巻、2008年に物語は完結…。
さて、、どうしようかなぁ…ww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

peko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハルくん・カイたん☆

switchのタグがあるなんて><
と感動しております。
naked ape先生のファンならば知らない人はいないというのがswitch
この作品、ovaではswitchの意味がわからないまま終わりますが、若手の麻取がいろいろやらかす!と楽に考えて観ると面白いです。
私はこのovaを観て原作にどっぷり浸かりました。
ストーリー展開も中盤からドキドキ・ハラハラで、観終わると「続きが観たい!」
と気になります。
ちなみに原作でこのovaの場面はありません。
…が、もっと緻密な構想になっていますし、絵も綺麗です。

お試し感覚でいいので1度観て欲しい作品です!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

面白さはあるが、2話でまとめるには流石に無理がある。

え~と、内容を大まかに言うと麻薬捜査官のお話。全OVA2話。

ストーリーとしては面白いとは思うんだけど、やっぱし全2話では
圧倒的に尺が足りてないというのが正直なトコ。
ストーリーの展開速いし、キャラクターの人物描写はもっと欲しい。
それに、尺が足りてないんだから当たり前なんだけど、謎も残る....

なんだろうな!? 1クールでやれば、わりと楽しめたかもだけど、
OVA2話では「それなり」ってのがいいところかな。

個人的には、事件モノ好きな人にもオススメは出来ない作品です。
作風としては嫌いじゃないけど、完成度的にはあんまりねって
感じの作品でしたw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

63.4 9 相棒アニメランキング9位
うしおととら(OVA)

1992年1月1日
★★★★☆ 3.4 (40)
183人が棚に入れました
主人公・蒼月潮(あおつき うしお)は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおがとらと名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、 2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた獣の槍(けもののやり)であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げ、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。

ちゃっぴぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

妖怪にだっていろんなヤツがいる

おススメ度 2

正統派の妖怪バトルもの。
1992年のアニメだから古臭いのは仕方ないとして
ほんのさわりの部分しかなかったのが残念。
ラスボスはオープニングにちらっとでてるだけ。
これじゃ全体像はわからない。

10話だけしか作れないというのなら
もっと潮の人柄や妖怪の思いが前面にでている話を
アニメにしてほしかったな。
最後の2話、「風狂い」のような。
これは原作でも泣いたから。

CVには最後までなじめませんでした。
声優さんの演技が悪いわけじゃないんです。
ただ、私がイメージしていた声と違いすぎていただけ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

夕永 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

うしおととら(珍しくネタばれのようでネタばれじゃない)

やはりそうだったか!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
------------------------------------------------
・声優がすごくあってた演技も上手!
・主人公が好感度が高いだろうキャラ設定
・OPがなかなか王道少年アニメらしいもの
------------------------------------------------
・印象さに欠けていた
・ストーリーが短すぎた
・↑のため終わり方があまりよろしくなかった
・絵が見にくい
------------------------------------------------
◎また『犬夜叉』という作品と少し似た部分があった
(憎悪→信頼関係へ)『犬夜叉』が好きな人は楽しめるかも?

◎あと、調べて見たらやはりこのアニメ(漫画)はサンデー!
サンデーは恋愛要素ものが多い。私はあまり恋愛要素が入ってないほうがうざくなくいいのだがどうだろうか…うーむ。
(特に最近で言えば方向性と設定が迷走している天才小学生。あれはひどい…)


口大変満足 口満足 ☑普通 口不満…"φ(・ェ・o)~カキカキ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

第4話はオリジナルストーリーだが…

全10巻で槍伝承者編手前のかまいたちまでの漫画の面白いストーリーの一部を抜き出して短編集にしている感じ。
とら街に行く等何本かのストーリーは前篇後編になってて原作と同じで見応えあるストーリーになっている。
ただ漫画を知らないと時系列が飛び飛びになってしまう…そこは若干残念なのだが原作の量を考えると仕方ないところなのかなと…

個人的には羽生編は欲しかったなぁと思う。
因みに第4話の転輪疾走はOVAオリジナルで漫画にない話。10巻しかでないOVAに何故かオリジナル?と思う所もある。そして面白くない…
原作では最後の決戦でちょっとだけ、この話に出てくる妖怪のつぶらも登場する。


TV版でもつぶらが最後出てこないかなとか少し思ったり。
TV版との違いは上でも書いたがTV版は前編後編ではなく1話に纏められている。その代わり大きなストーリー展開は忠実で10話でお守り様に到達する。
うしおととらは短編を重ねあわせて白面の者を倒す大きなストーリーにつながっていくのでOVA版だと10巻で終わるためその色を出せない所が残念。

100点中65点

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

64.3 10 相棒アニメランキング10位
HERO MASK(Webアニメ)

2018年12月3日
★★★★☆ 3.3 (38)
123人が棚に入れました
刑事ジェームズ・ブラッドの前に現れた謎のマスク。
そして、それを持っていたのは、存在してはいけない人間だった。
マスクとは・・・一体・・・?
美しき街を舞台にしたクライムアクションここに開幕!

声優・キャラクター
加瀬康之、甲斐田裕子、森田順平、高野憲太朗、内山昂輝、青山穣、菅生隆之、仲野裕、渋谷はるか、志村知幸、烏丸祐一、藤井ゆきよ、宮寺智子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スタジオぴえろ制作の完全オリジナルアニメーション

NETFLIXで独占配信されている作品です。
前からずっと視聴したいと思っていましたが、中々機会が無く視聴できませんでした。
今回この作品が視聴できたのは、コロナ禍の影響で今期放送予定の多くが延期を余儀なくされた結果、視聴時間にゆとりができたから…
あにこれの「見たい」棚に入れている作品なので、コロナが無くても視聴する予定でしたけれど。


首都警察・特殊捜査部(SSC)の有能だが型破りな刑事・ジェームズは、
恩人の女性検事の殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす《マスク》をめぐる謎に辿り着く。

そこに立ちはだかる、かつてのSSCの相棒・ハリー。
彼は、巨大企業・ライブ社の人間となっていた。
そこでは、主任研究員・コナーが《マスク》開発を違法な方法で進めていた。

ジェームズたちSSCは、ライブ社会長・スティーブンが雇った武装集団による度重なる妨害を乗り越え、
《マスク》研究にまつわる人物関係を突き止め、
ついにそのライブ社の陰謀の核心へと迫ろうとするが……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

かなり本格的なミステリー・サスペンス作品です。
そしてこの作品もR15なんだそうです。
NETFLIXって、年齢制限のハードルが少し高過ぎなんじゃありません?
確かにドンパチやり合うシーンはありますが、普通に民放で放送される映画とほぼ変わらないレベルですよ。
…と思って少し調べてみたら、ヴァイオレト・エヴァーガーデンもR15指定だったり。
現在放送中の「とある科学の超電磁砲T.」もR15指定…
フルーツバスケットや食戟のソーマはR12指定でした。
もしかして年齢制限があるのはアニメだから!?

こうなると全年齢に適したアニメが無いかが気になります!
もう少しググってみるとありました…
「よりもい」「魔入りました、入間くん」「のんのんびより」
全年齢適応作品がゼロでは無いのは分かりましたが、ホント平和チックな作品ばかりですね^^

すみません、思い切り脱線してしまいました^^;

「HERO MASK」というタイトルから想像できるのは、マスクを被ったヒーローによる勧善懲悪モノ…
という感じなのですが、これまで視聴している限り私の想像は1㎜も合っていないようです。

主人公のジェームズ・ブラッドはバリバリの刑事で、いつでもどこでも素顔丸出しです。
ヒロインのサラ・シンクレアも検事なのでマスクとは縁遠い存在…
但し、SSCが追いかけている事件の渦中にはマスクが潜んでいますが、どうもそのマスクの尋常じゃない感じが半端無いんですよ。
他にもこのマスクには秘密が隠されていそうな感じがします。
この辺りはPart2で明らかになるのを期待しています。

1クール全15話の物語でした。
尺の長さを気にせず作成できるのも、NETFLIXの旨味だと思っています。
本作品も第1期は全15話…TV放送なら枠をはみ出しかねない話数ですからね。
引き続き、Part2を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

導入部まで<46>

5話まで視聴。
ってか、5話途中で視聴が止まってたけど時間切れ。
ネトフリから声かかったから洋ドラ風のをやろうって印象で、とはいえいかにも和アニメな思いつきレベルに見えるマスクに興味を惹かれることもなくといったところでお片付け。
2期があるという情報も視聴意欲を削いだ。

シロシロショー<52>
1話視聴。
ネトフリでやってたやーつーか。
冒頭の追跡劇から攻殻みたいなのかと思いきや、その後はサイバー感薄めの刑事モノへ。
海外で受けそうな作品、というか海外で受けそうなのを狙った作品といった感じ。
細かい表情や仕草が合ってないような気がするシーンが散見。

今時北欧でもムスリムに席巻されてるのに登場人物やたら色素が薄いのばっかで違和感があるなぁ、首都つってるだけで架空の国みたいだけど・・・ってロンドン?マジ?
監督のインタビュー発見。アニメだから無国籍風ってことで白人ばかりでもいいだろ、でも見る人が見れば(ロンドンと?)わかりますってなこと言ってら。
うーむ、2020年に放送開始してたらBLMの魔女狩りにあってたかもってな内向きな感覚じゃのう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

米国刑事モノ。マスクという軍事研究を追います。

タイトルから期待してたのはヒーロー物だったんですが全然違いました。
主人公が首都警察の刑事?いや、群像劇って感じです。主人公何人かいるって感じかな。
マスクっていう超能力を引き出す軍事研究の被検体が襲ってきて、その謎を追います。敵は軍事企業。実験体を追いつつ、裏切り者を探しつつ、親友が敵側に付き戦闘、暗殺者までやってくる~。米国刑事モノになるのかな。

登場人物は、主人公っぽい首都警察の刑事、検察の女性、警察にも何人か焦点あたってる人いますね。敵側にも何人か焦点が当たります。まさに群像劇ですね。

作画は良いです。動きはあまりないですが、崩れにくいと思います。戦闘ではまま動いてる。絵柄が欧米人意識してるのか独特。

1期まあまあ面白かったです。
2期は死にました。そのレビューはそっちでします。もはや監督交代したんじゃね?ぐらいのレベルで作品が変わったんで・・・。

1期はまあまあおすすめです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

61.5 11 相棒アニメランキング11位
COBRA THE ANIMATION ザ・サイコガン-コブラ ジ アニメーション(OVA)

2008年8月29日
★★★★☆ 3.6 (25)
111人が棚に入れました
クリスマスイヴにのんびりと車を走らせていたコブラの前に、海賊ギ ルドに追われて疾走するトラックが衝突する。トラックに乗っていたのは、かつ てのコブラの恋人・ドミニクに生き写しの美女・シークレットだった。
彼女から "シバの鍵"をガロン星に届けて欲しいと言われたコブラは、海賊ギルドの飛行メカをサイコガンで撃破するが、破片の下敷きになり、重傷を負って病院に運ばれてしまう。一緒に運び込まれたシークレットと"シバの鍵"を狙って、海賊ギルドの女戦士・ブラックボーンが襲ってくる。シークレットを狙っているのが宿敵・海賊ギルド だと知ったコブラは、彼女を守って戦うことになるのだが… 。

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タイトルなし

「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」という素晴らしい台詞ぐらいしかコブラを知らなかったので、ネカフェで視聴。

典型的なハードボイルド作品で、リアリティ性は薄いけど、なかなかに格好良い。言葉選びが良い感じ。まぁでも作品としては詰め込んだ感じで深みは感じなかったかな。

一つ発見したのは、ハードボイルドの男側の愛はアガペーなんだね。恋愛ではない。あくまで愛の言葉は女性に近づく口実という側面も強く、コブラは愛の言葉を口にしても恋愛的に愛してなんて全然いないのが分かる。だから罪づくりな男になるのだな、ハードボイルドは。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

男の生き様を止められはしない

左腕に<サイコガン>を持つ不死身の男、コブラが宇宙を駆けめぐる!

コブラ30周年を記念してスタートした新作アニメーションシリーズ。
左腕にサイコガンを持つ不死身の男コブラが、美しき相棒アーマロイド・レディと宇宙を駆けめぐる!

広大な世界観、癖になるセリフ回し。
ダンディでユーモラスな主人公コブラの魅力は語るまでもない。

作品のファンであれば視聴は必須だろう。

コブラを知らない、見たことがないアニメファンにも見やすい作品だ。



自分用メモ

{netabare}
ただの海賊ギルドの殺し屋だ

まて、あの構えは!?サイコガン……コブラ!!

お前の様な神父がいるか。

求めよ、さらば道は開かれん。

「悪いのは俺の半分だ」「もっと悪い」

「涙を流すから、悲しくなるんだ」

「貴様は俺の悪夢だ」
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なぁーんてこったぁ

私は幼少の頃からのコブラファンではありますが、このリメイク版については正直、興味がありませんでした。まあリメイクではありますが、原作からも初期テレビ版からもかけ離れた絵柄にちょっと違和感を感じておりまして。それに、どうせ声優も総とっかえだろ、ぐらいに思っていたのです。
先日、ふとアマプラにこの作品があることを発見して、気まぐれに観てみたところ、なんとコブラ役が野沢さんではないですか!そしてレディも榊原さん!
これだけで、一瞬「神!」と思ったものです。

しかし……見ればみるほど、なんだかなあ、と。
監督が原作の寺沢さんですから、原作者の意図どおりなのであれば、黙るしかない。
以下に箇条書きします……。

1 野沢さんの声は嬉しいですが、年齢なのかブランクなのか正直かなり無理がある……。(レディはブランクを感じませんが)
2 劇伴があっていない。そればかりかあからさまなパクリではないか?という曲がある。つうかパクってるでしょう。(戦闘時の曲。スターウォーズ。ファントム・メナスからでは?)
3 まあこれは時期的に仕方ありませんが、浮きまくりのCG
4 本来であればおふぇみさん方が大騒ぎするであろう女性キャラのヒップが貧素過ぎる。

セリフ回しも今の時代的にどうなんだって感じるところもあります。原作どおりっちゃあ原作どおりですが、あの時代にあの絵柄だからハマったわけで、今の時代にあの絵柄であのセリフはちょっと違和感すら感じます。

とはいえ、原作者が監督してるんですよね。そうなんだと受け入れるしかありませんが、作品の評価的には残念な感じです……。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

60.3 12 相棒アニメランキング12位
ボトムズファインダー(OVA)

2011年4月7日
★★★★☆ 3.6 (23)
104人が棚に入れました
 遥かに深い崖の底にある世界“ボトムズ”。そこに、崖の上にあるという世界“トプ”へと想いを馳せる少年が居た。少年の名はアキ・テスノ。持ち前のAt(アルトロ)操縦技術からタンブラー(曲芸師)と呼ばれている。その彼に突然トプから、ディアハルトという男によってボトムズの地に誘拐された少女を助けて欲しい、との依頼が舞い込んでくる。二つ返事で引き受けるアキ。相棒のエイビィと“島”と呼ばれる廃墟へ向かい、ディアハルトのAtと対峙する。そして無事に少女の救出に成功!―――と思いきや、事態は予想外の方向へと!?

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ストーリーは嫌いじゃないけど、背負った名前が別格過ぎる

『ボトムズ』シリーズ第九作。
前作はテレビアニメ版と同じ世界観でキャラを一新した話だったけど、今作は完全な新作でATの形も全く違う、というか名称も違う。

とりあえず『ボトムズ』の名を借りた別作品、そもそもボトムズの意味も違うし。

ストーリーは「敵だと思っていた奴と協力して悪人だった依頼人と戦う」っていう簡単な話だけど、個人的には嫌いじゃない。ATを襲う野生生物も出てくるし、作品としては悪くない。
ただ『ボトムズ』かと聞かれれば絶対に違う。もしこれが別作品だったら物語評価2.5にしてたけど、『ボトムズ』と言われれば1.5にせざるを得ない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

65.5 13 相棒アニメランキング13位
ライディング・ビーン(OVA)

1989年2月22日
★★★★☆ 3.7 (23)
60人が棚に入れました
アニメクリエイター兼漫画家の園田健一が原作をはじめ全体の構成を務めたストリートアクションOVA。 夜のシカゴを激走する700馬力の真紅の車バフとそれを追うパトカーの一団。バフに乗っている大男はビーン・バンディット、法外な金額で依頼人を望みの場所へ連れてゆく運び屋「ロードバスター」だった。今夜もビーンは二人組の強盗を逃亡させるが、その二人の片割れセマーリンは翌日、変装してビーンのもとに来訪。大富豪グリムウッド家の警備員モーリスと名乗り、同家の令嬢チェルシーを屋敷まで運んでほしいと願う。ビーンとそのパートナーである射撃に長けた美女ラリーはこの依頼を5万ドルで引き受けるが、その直後にモーリスは謎の襲撃で弾丸を身体に受けてしまう。やむをえずチェルシーをバフで屋敷へ連れて行くビーンとラリー。だがやがてモーリス=セマーリンは回復。すべてはビーンを誘拐犯として仕立て上げるための作戦だった……。 本作の実制作はアートミックとAICが担当。

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

サントラが凄い!

物語は面白いです。

でも何より言いたい事は、サントラが凄いんです!!

当時のL.A売れっ子スタジオミュージシャン軍団であるデヴィッド・ガーフィールド、マイケル・ランドゥ、カルロス・ヴェガ等(殆どカリズマ兼ロス・ロボトミーズのメンバー)が全曲作曲・演奏している超豪華なサントラです。
・・・当時の時代背景が伺えますねwww

サントラにしておくには勿体無い位、ハイレベルなCDなので、ジャズ/フュージョンが好きな方は絶対聴くべきです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ハードボイルドな世界で展開される痛快アクション

往年のアメリカ映画のようなストーリー展開ですが、実写に負けないぐらいの迫力あるカーチェイスは一見の価値ありです。


金さえ払えばどんな場所へも依頼人を送り届けることで裏社会では有名な運び屋「ロードバスター」。

愛車バフを乗りこなし仕事をこなす荒くれ者のビーンと、依頼を受け彼を射撃でサポートする冷静沈着な美女のラリー。

このコンビがある依頼を切っ掛けに警察とマフィア両方に狙われる羽目になり、事の真相を突き止めるため奔走する・・というのがあらすじです。


何よりこのアニメの特徴は、ド迫力なカーチェイスが本編のほとんどを占めていること。

ビーンの愛車バフは元々の超馬力に加え、特殊なギミックが凝らしてあってどんな道でも突き進んでいきます。

このバフの形振り構わない暴走っぷりは圧巻の一言です。
また、激しい動きを手元のシフトレバーの捌きで表す所もマニアックで良いです。


男も女も堅気でないためか、一般人離れした能力と精神力を発揮しています。

一見普通の女性に見えたラリーもやはり裏稼業の人間だけあって、いざというときには人殺しも厭わないようなハードボイルドな作品世界が展開されています。


小気味良いサウンドとアクション、シナリオが綺麗にまとまっていて意外な完成度に驚きました。

最初はビーンの尖がった顎に目が行くかもしれませんが、見ていく内に全く気にならなくなります。

当時隆盛を誇っていたAIC・アートミックのタッグは伊達じゃないです。納得のクオリティだと思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

HINAKA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シナリオライターの立場がない作品の筆頭!

アメリカン・バイオレンス・アクションの、良い意味での日本アニメ版。
ガン・アクションに、カーチェイス、無理と無謀なストーリーと超強引な展開を越えた、超人と変人の成り行き対決!?ともかく血と破壊と、レズ行為に嫌悪感を感じる人は、見てはイケナイ類です。
逆に何も考えずに、クライム・アクションをひたすら見ているだけで、スカッとしたい!人には大いにお勧めです。こう言っては何ですが、「ガン・スミス・キャッツ」のマンガ家・園田健一氏のアニメ作品としては、唯一の成功作?だと思います。
何より驚きは、主人公の相棒の女性ガンスリンガーが、金髪白人女性のラリー・ビンセント(後のマンガ及びそれを原作としたOVAの、主人公ですが髪と肌の色が違います)だったと言う事です。当時は続編期待でしたが、今ではもう無理でしょうねェ~。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

計測不能 14 相棒アニメランキング14位
CATBLUE:DYNAMITEキャットブルー・ダイナマイト(OVA)

2006年12月22日
★★★★☆ 4.0 (3)
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PS2ゲーム「GUNGRAVE」(ムービー演出・絵コンテ)や士郎正宗原作アニメ「TANK S.W.A.T 01」(監督)で知られる気鋭の映像クリエーター・ロマのフ比嘉氏が監督・脚本・キャラクターデザイン・アニメーション制作を手掛けた新作。1970年代を舞台に、猫の耳と尻尾をもち3丁の拳銃を操る女性「猫のブルー(CATBLUE)」が活躍する“アクションムービー
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