真下耕一おすすめアニメランキング 28

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの真下耕一成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年04月08日の時点で一番の真下耕一おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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60.5 1 真下耕一アニメランキング1位
黄金戦士ゴールドライタン(TVアニメ動画)

1981年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (20)
81人が棚に入れました
メカ次元から悪のイバルダ大王がこの世界に侵入、侵略行動を開始した。彼らを追ってきたメカ次元の戦士・ゴールドライタンは偶然、大海ヒロシと出会う。事情を知ったヒロシはゴールドライタンに協力し、イバルダが起こした事件に立ち向かっていく。最初は他の友達には内緒にしていたヒロシだったが、ある事件によって偶然そのことを知られてしまう。それをきっかけに、ヒロシたちはライタン軍団と力を合わせてイバルダ大王と戦う事を決意する。
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

メカニカル・ダンシング・ファイト~

敵が地球を襲ってくるからロボットがそれを倒す系のだいたい1話完結方式。
ライタンのデザインはライターが元だけあって金色ってこと以外は地味だけど
敵の体に手をねじ込んで体のパーツを潰すゴールドクラッシュは豪快ですw。

最初はあんまりだけど途中からヒロくんが
主人公らしくなってくるのがよかったです。
{netabare}途中からは他の塾の仲間たちにもライタンたちのことが
ばれて仲間になるわけですが
モンキーとビックの印象は他4人に比べて薄いと思う。
先生たちのほうが印象的。
そんなんだからか最終戦でもこの2人+トンボは
途中で落ちただけでなんの活躍もしなかったですね・・・。{/netabare}

でもそれなりに面白かったかな。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ライターが沢山!

メカモノも得意なタツノコプロの作品の中でも
少し毛色の違った作品でしたね。
考えてみれば、トランスフォーマーのような
意思を持ったロボットと
人間の共同戦線ものの
さきがけと言えるかもしれません。

主題歌の中にもあったメカ次元
(この次元と言う言葉が
当時斬新でした。空間とも時代とも違う設定)と言う
仮想次元から悪者が、日本に侵入し
それを追ってライタン軍団もやってきたはずです。
それほど格好良くもなかったし、
変形も驚くほど安易でしたが
逆にリアリティが完全だった為、
玩具等に商品化された作品ですね。
説明は不用かと思いますが、、、
念のために書きますと
ライタンは皆ライターに変形できます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

手乗り変タイガー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これの、

超合金変形ライターをもっていたのは自分だけではないはず。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

66.3 2 真下耕一アニメランキング2位
ツバサクロニクル(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (323)
2613人が棚に入れました
玖楼(クロウ)国に住む考古学者を志す少年小狼(シャオラン)と、その国の姫サクラは幼なじみ。ふたりは互いにひかれあっているが、どちらもその思いを口にできずにいる。
ある夜サクラは、彼女の持つ力を手に入れようとする飛王・リードの陰謀によって、記憶を失い、その記憶は無数の羽根と化して異世界へと飛び散ってしまう。サクラの命を救う手立ては、その記憶の羽根を全て集めて、サクラの体に戻すことだけ。
さまざまな次空に飛び散った羽根を集め、サクラの命を救うために、小狼は同行する事となった黒鋼、ファイ、モコナらと共にそれぞれの想いを胸に秘め異世界へと旅立つのだった…。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このサクラは「お姫様だっこ」ばっかりされてる眠り姫(笑)・・・OVAまで頑張って見続けると報われるかも?

※TV版(第1・第2シリーズ)、劇場版、OVA全部含めた感想・レビューです。

◆総評

本作のヒロイン(サクラ)、相手役(小狼(シャオラン))は共に14歳。
『カードキャプターさくら』のヒロイン(木之本桜)&その相手役(李小狼(リー・シャオラン))と同じ魂・同じ顔立ちを持った異世界の別人、という設定なので、同作を視聴済みの方は本作をより重層的に楽しめると思います。

但し、『カードキャプターさくら』の方が原作マンガとNHKで製作・放送されたTVアニメの世界観がほぼ一致していたのに比べると、本作の場合は

(1) 原作マンガは、後半(第15巻以降)に入ると、前半に撒いた沢山の伏線を回収しつつ、シリアスな展開となって目が離せなくなるのですが、

(2) TVアニメは、NHK製作・放送ということもあってか、シリアス展開に入る以前の原作マンガの無難なエピソードに、アニメ・オリジナルの類似したエピソードを水増しして、とりあえずご家庭で安心して見れる作品にまとめました・・・という感じが強く

(3) 辛うじて、OVA2作で、原作マンガの転換点となる重要エピソード(東京REVELATIONS)および、原作マンガで最も印象的なエピソード(春雷記)をアニメ作品としても鑑賞できるよう工夫をほどこした体裁になっています。

※TVアニメだけだと、原作マンガ全28巻のうち前半のほぼ14巻分(つまり、14/28=50%程度)のアニメ化に留まる。
※OVA2作まで含めても、原作マンガ全28巻のうち約20巻分(つまり、20/28=70%程度)のアニメ化に留まる。

つまり、本作は、原作マンガの一番美味しい部分(後半のシリアス展開)が、
(1) TVアニメだけでは、ほぼ全く伝わらず
(2) OVA2作までの視聴でも、まだ1/3くらいしか伝わらない
・・・とても惜しいアニメ作品になっていると思います。

それでも、個人的には、
<1> TV放送分だけでも『カードキャプターさくら』譲りのキャラクターの魅力が光っていて、十分に楽しめる作品でしたし、
<2> OVA2作では、「待ってました!」と叫びたくなるような、見事な伏線回収込みの急展開を堪能できました。

これから本作を視聴される方で、「いまいち面白さが分からない」という感想を持ってしまう方は、アニメ・オリジナル回(下記の*付きの回で、全52話中、16話もあります)は捨ててもいいので、とにかくOVA2作まで頑張って見続けると、それまでの視聴継続がようやく報われる気持ちになれるかも知れません。


◆シリーズ別評価

第1シリーズ        ★   4.0 (80点相当)
劇場版(鳥カゴの国の姫君) ☆   3.9 (78点相当)
第2シリーズ        ★   4.1 (82点相当)
OVA1(東京REVELATIONS) ★★  4.5 (90点相当)
OVA2(ツバサ春雷記)    ★   4.3 (86点相当)
---------------------------------------------
総合           ★  4.2 (84点相当)

※因みに 原作マンガ   ★★  4.6 (92点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
*付きは原作マンガにないオリジナル回


=========== ツバサ・クロニクル 第1シリーズ (2005年4-10月) ===========
{netabare}
第1話 必然のデアイ ★ 玖楼(クロウ)国の姫サクラの異変(四散する心)、異世界への旅立ち、次元の魔女
第2話 戦うチカラ ☆ 「貴方の代価は関係性」、ハンシン共和国
第3話 破魔のカタナ ☆ 1枚目の羽根回収
第4話 汚れなき放浪 ★ 目覚めたサクラ、サクラの本質
第5話 魔術師のバトル ☆
第6話 泣かないナミダ ★ 2枚目の羽根回収、戻らない記憶
第7話 砕けたカタミ ☆ ナユタヤ国
第8話 神の愛娘 ☆
第9話 妖しきオンナ ☆ 
第10話 別離のカガミ ☆
第11話 選ばれたアシタ ☆ 3枚目の羽根回収
第12話 暖かなエガオ ★★ 湖底の町を見る話、小狼とサクラの記憶の齟齬、※ようやく作品の雰囲気に慣れてくる
第13話 まぼろしのオトギ ★ ジェイド国スピリットの町、エメロード姫
第14話 真実のレキシ ★  
第15話 信じるココロ ★ 4枚目の羽根回収
第16話 強さと優しさ ☆ シュトルム国、心の強い人
第17話 桜の国のカフェ ★ 桜都(おうと)国、※回想シーンに注目
第18話 にゃんことワンコ ★ ※サクラの表情の描写が良い 
第19話 生きるカクゴ ☆
第20話 午後のピアノ ★ 
第21話 鬼児のスガオ ☆
第22話 消せないキオク ☆ ※すもも・琴子(ちょびっツ)登場回
第23話 消えゆくイノチ ★ ファイ、小狼、サクラが次々と・・・
第24話 死闘のヤイバ ☆ エドニス国、※千歳さん登場回、シナリオの適当さが残念
第25話 究極のゲーム ☆ 今回は羽根を回収できないまま次の異世界へ
*第26話* 最後の願い ★ ツァラストラ国(空中神殿のある村)、サクラの祈り、5枚目の羽根回収{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)14、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「BLAZE」
ED 「ループ」

※全26話中、アニメ・オリジナル回1


====== 劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君 (2005年8月) =====

*全1話* ☆ 35分弱の短編、{netabare}※トモヨ姫の出番多し {/netabare}

OP 「aerial」
ED 「アムリタ」


=========== ツバサ・クロニクル 第2シリーズ (2006年4-11月) ===========
{netabare}
第1話 危険なレース ☆ ピッフルワールド、異世界のトモヨ登場
第2話 三つのバッジ ☆ 
第3話 栄光のゴール ★ 6枚目の羽根回収、次元を渡る者
*第4話* 哀しいキセキ ☆ 再びツァラストラ国、7枚目の羽根回収
*第5話* 少年のケツイ ☆ 漁船ラゴスタ号
*第6話* 魔術師とデート ☆ 城塞都市ピット、ファイとちぃの話
第7話 阿修羅のイワレ ☆ 紗羅(しゃら)ノ国
第8話 終わりなきイクサ ☆ 阿修羅王と夜叉王、※珍しく作画乱れあり
第9話 ふたつのキオク ★ サクラ姫の「手当て」、小狼の謎、※物語が少し動きだす
第10話 時をこえるオモイ ★ 8枚目の羽根回収、時間を移動する力をも持つ魔女
*第11話* おえかきモコナ ★ エメロード姫の絵本の「物語」世界、9枚目の羽根を回収するが・・・
*第12話* 危険なロード ☆ 長距離バスで荒野を移動する話
*第13話* 始まりのワカレ ☆ 9枚目の羽根を再度回収
第14話 黒き鋼 ★ ニホン国諏倭(すわ)領、黒鋼&トモヨ姫の過去話
第15話 図書館のヒミツ ★ レコルト国中央図書館の「記憶の本」を求めて
第16話 望郷のカナタ ★★ 記憶の中の玖楼(クロウ)国、小狼の異変、10枚目の羽根回収
第17話 五つ目のチカイ ★ 黒鋼&トモヨ姫の過去話(続き)
*第18話* ケロちゃんとモコナ ☆ ケルベ国の守り神ケルベロス
*第19話* 二度目のクナン ☆ 再度ナユタヤ国へ
*第20話* 秘術のゴクイ ☆ キィシムの国、11枚目の羽根回収
*第21話* はたらくサクラ ★ 雪の町「ラグタイムワールド」
*第22話* 羽王カオス ★ タオの国、玄鶴の羽根
*第23話* 歪んだネガイ ★★ ※ここでようやく強敵登場、サクラ持て過ぎ笑
*第24話* 決意のナカマ ★
*第25話* 凍てつくミタマ ★ 囚われの姫、偽りの記憶
*第26話* 明日へのツバサ ☆ 12枚目の羽根回収、私たちの旅はまだまだ続くEND {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)11、☆(並回)13、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「IT'S」
ED 「風待ちジェット」

※第2シリーズは原作の第14巻途中までの内容で終了
※全26話中、アニメ・オリジナル回15(TV版通算だと全52話中、アニメ・オリジナル回16)


========= ツバサ TOKYO REVELATIONS (OVA) (2008年3月) =========
{netabare}
第1話 魔術師の伝言 ★★ 酸性雨に腐食された東京、迫る右目の封印切れ
第2話 少年の右目 ★★ 小狼(本体)の目覚め、写身(ウツシミ)の暴走、吸血鬼の双子
第3話 姫君の視た夢 ★★ サクラの気付きと決意、飛王(フェイワン)リードの企み {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.5

OP 「synchronicity」
ED 「さいごの果実」


※本OVAは原作第14巻途中~第18巻途中までの内容
※REVELATIONは「黙示録」「秘密の暴露」「意外な新事実」の意味
※{netabare}吸血鬼の双子(カムイ-スバル){/netabare}がルルーシュ似!!CLAMP作品なので当然なのですが、思っていた以上にコードギアスと作画が似ていて思わず嬉しくなってしまう。
※第3話に、「あの人({netabare}木之本桜{/netabare})」が登場するアニメ・オリジナルのボーナス・シーンあり


=================== ツバサ春雷記 (OVA) (2009年1月) ==============
{netabare}
第1話 ★ セレス国からの帰還、日本国の桜、
第2話 ★★ 夢の中の国、本体vs.写身(ウツシミ)、サクラ散る、再び玖楼(クロウ)国へ {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3

OP 「SONIC BOOM」
ED 「記憶の森」

※本OVAは原作第21巻途中~第23巻末までの内容


*(2018年1月26日) 誤字修正

投稿 : 2020/04/04
♥ : 33

シェリングフォード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自分をおぼえていない大切な人

考古学者の息子の小狼はよく長期間の遺跡調査に参加していた。
帰ってくると決まって出迎えてくれるのがその国の姫、サクラだった。
サクラとは幼い頃からの付き合いでとても仲が良かった。というよりも、サクラが小狼のことをとっても好いていた。
そんな花が風に揺れる平穏の中、突然何者かによって悲劇が引き起こされた。
サクラの記憶が手にとることのできる有形なものとなり、
さらにそれがたくさんの小さな羽のかたちをとり、散り散りにどこかへ飛んで行ってしまったのだ。
そして彼女はそのまま意識を失った。どれだけ呼びかけても起きなかった。
だが事態はそれだけでは収まらず彼らを実体の知れない何かが次々と襲ってきた。
混乱の最中サクラを救うため小狼は「次元の魔女」と呼ばれる人に会いに行くことになった。
魔法により小狼はサクラを抱きかかえ時空を超えて彼女のもとに行き着いた。
そこでは容赦なく雨が降り続けていた。そこは誰かの家の庭だった。
広く立派な庭だったが降り続ける雨のせいでそれを盛り上げる辺りに植えられた植物は孤児のように下を向いていた。
その空気はその庭全体に均一にばら撒かれ、目の前にある静謐さを旨として建てられたような建物がより一層その性質を際立てていた。
そこで小狼は「次元の魔女」にある重大な決断を迫られる。
「次元の魔女」は綺麗な黒髪をたっぷりと長く伸ばした背の高い綺麗な女の人だった。
小狼を見る瞳の色は赤く、そして中立的だった。
彼女を救う手引きをする代わりに小狼にとってもっとも大事なものをもらうと「次元の魔女」は言った。
そう、対価だ。
何も小狼だってそう簡単に物事が丸く収まるとは思っていなかったし(実際そうであればどれだけ嬉しいことか)彼女を助けられるならこの命も惜しくはなかった。
しかしそれを耳にしたときさすがの彼の心にも迷いなるものが一瞬過った。
対価はサクラの記憶の中の小狼だった。
つまり、もしサクラの記憶が完全に戻ったとしても小狼の存在はもとからなかったものとなるというのだ。
彼は込み上げてくる感情を必至に押し殺した。サクラの様子を見て自分にできることは何もないことはわかっていた。
だからこそここに来たのであり、ここで自分のできる限りのことをしようと決意してきたのだが、
「次元の魔女」が要求してくる対価は小狼にとって非常に辛く、孤独にさせるものであった。
しかし、ここでサクラを見捨てるわけにはいかない。そうどうあってもそれだけはできないのだ。
それ意外に解決の手段が見つからなかった彼はその条件を呑むことになった。
そこから小狼の大切な人の記憶を取り戻す旅が始まる。


サクラの記憶を取り戻しても自分の記憶だけは戻らない。
そんな小狼の気持ちを考えると胸が痛いです。
彼は口数が少なく、自分の心情について直接語ることはありません。ですが、それは彼の表情や、行動に自然と表れます。
そういう強さとかっこよさを彼は持っているのです。
それとは逆にサクラは明るくてかわいくてすごくいい子ですね。うん、ホントかわいいw

あんまりこのアニメを否定するようなことは言いたくありませんが、あくまでお話それ自体のことなのですが
ちと綺麗ごとが多いし、なんか上手く行きすぎじゃね?なんて思うこともたまにありました。あはは。
でも僕はこのアニメは基にしているもの(原作)はあるけれど独立したものであると思うのです。
このアニメは観てみればお分かりになる通り、動きが少ないですし、画も月並みで、台詞の一つ一つにも十分な時間を置きます。
物語の展開は特に遅いわけではないけれど、細部は丁寧に演出されゆっくりと進んでいきます。
一体何に重きを置いてこんな作りになっているのかというと、「音楽」にあると僕は思いました。
このアニメの音楽の担当は梶原由紀さんです。言わずとも彼女が手掛ける音楽は素晴らしいものです。
それによって静止画や、間を置く長さ、異国の雰囲気などこのアニメの世界観、
さらに作品の構成、そしてこのアニメの魅力ともなるものが作り上げられたのだと思います。
挿入歌もすごく好きです。気に入って聴いております。『ユメノツバサ』『風の街へ』『aikoi』


非現実性と空想を追及している物語。ちょっと不思議でバトルチックなファンタジー。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 19

MryvE15360 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

どうしてこうなった。

時空に飛び散った記憶の羽を探し、異次元/平行世界(パラレルワールド)の旅する。
終盤~ラストはオリジナル。
他のクランプ作品、とくに『ホリック』とは相互に要所で世界がリンクしているため、原作を読む場合は両方読むのがオススメ。
ただし、アニメ版は『ツバサ』『ホリック』ともに重なるエピソードは全削除し、完全に独立しています。
ただ、そのせいでどちらもシリアスベースの主軸/主筋のストーリーが丸っと削除され、アニメは本来の物語の謎や根幹部分は全く触れていない。
序盤や導入部分の明るく楽しい部分のみをフォーカスして引き延ばしている感じ。
しかも、原作の山場前に終了し、原作主筋には触れずにオリジナルラストを迎える。
結果的に、40話を越えても1話完結が延々と続くただの冒険潭になってます。
アニメだけ見ると少年誌どころか『男児』向け冒険潭のよう…どうしてこうなった^^;
こんなんで50話分やる意味あるのかと聞きたいです。

OVAを見てもらえばわかりますが、原作は主軸がかなりシリアスですし中盤~終盤は終始ドシリアスで、この部分が物語の根幹ですし主筋にあたるんですがね。
原作未読でアニメ→OVAだとガラッと印象変わるのでビックリすると思います。

物語の主筋や山場はもちろん、クランプらしいテーマがほとんど抜け落ちてアニメになってるのには面食らいました。
正直、作品レイプかなと。
アニメ製作側が何したかったのか分かりません。


※原作で『ホリック』『ツバサ』は要所で相互にリンクするストーリーですが、
その他にもクランプがこれまで出版したほぼ全ての作品がパラレルワールドの住人や世界観、準脇役として登場します。
ただし、こちらの方はホリックと違い、元ネタ作品とは似て非なるものなので、予備知識として一読する必要や作品の理解を深めるために後から読む必要は全くありません。
『カードキャプターサクラ』の『サクラ』との関連性だけはラストにコネタ?がありますが、こちらも両作品を読む上での影響はありません。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

54.8 3 真下耕一アニメランキング3位
.hack[ドットハック] 黄昏の腕輪伝説(TVアニメ動画)

2003年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (48)
392人が棚に入れました
「.hack」のTVシリーズ第2弾。
ゲーム版の事件から4年後、サイバーコネクト社(CC社)が、「The World」のプレイヤーを対象とした限定キャラクタープレゼントキャンペーンを実施する。その限定キャラは、「.hackers」という伝説のプレイヤーである「カイト」と「ブラックローズ」のキャラデータであった。それに応募した国崎玲奈(レナ)が見事当選し、双子の兄である秀悟(シューゴ)を誘い「The World」で遊んでいたが…。
(時系列順で参照する際は小説【.hack//AI buster】→アニメ【.hack//SIGN】→小説【.hack//ZERO】→第1期ゲーム【.hack】→漫画・アニメ【.hack//黄昏の腕輪伝説】→アニメ【.hack//Roots】→第2期ゲーム【.hack//G.U.】。)

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

銀漢いいよ。

ゲーム版の事件から4年後を描いている。
キャラは萌系?コメディ風の展開・・

.hackers限定キャラクタープレゼント
キャンペーンに当選した双子の兄妹
シューゴ「皆川純子」レナ「中原麻衣」を
中心にゲーム内で出逢う人々との交流
を描が描いている。

チーターとして追われつつ、未帰還者
となってしまった妹の玲奈を救うため
必死に行動する中で腕輪の謎に迫る。

プレイヤーとしての描写とリアルでの
描写の両面を解り易く描き分けている。

絵柄からも演出も子供向けの様な作風
で物足りなさを感じるけど物語自体は
解り易い文見易くなってる。

同作内のパロディも多く銀漢もでる。
声優も有名な人が結構出てる。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

画が他のシリーズに比べコミカルチックな幼い感じになっています。
特に可も鳴く不可もなく、好み的には面白くは無いです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

55.9 4 真下耕一アニメランキング4位
AVENGER アヴェンジャー(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (31)
176人が棚に入れました
時は遥か未来。舞台は赤き大地の広がる星・火星。地球に棄てられた火星の人々はドームの中の都市に住まい、火星の貧しい資源の分配は、各ドームの代表闘士による闘いで決められている。そして、火星に訪れた大きな受難。生まれなくなった子供、月の接近による天変地異。人々は、無敵の闘士ヴォルクと、女神ウェスタの下、子供の代わりとしてアンドロイド・ドールを愛玩し、緩やかな破滅の道を歩んでいた。
そんな時代に現れた一人の美しき女性闘士レイラ・アシュレイ。どの都市にも属さずに、大地に生きるバルバロイの彼女は、ドールであるネイと共に旅を続けていた。その目的は、ヴォルクへの復讐。人類の黄昏の中、レイラ・アシュレイとネイの旅の果てに待つものは…。

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

世界観と雰囲気を楽しむだけのアニメ

ストーリーは期待するだけ無意味
この手のアニメは世界観と雰囲気を楽しむためだけに作られている
それはOPEDからも見て取れる
こういう世界観の雰囲気を楽しもう というのがavengerの楽しみ方だ

ストーリーに気を取られていたり
ストーリーの評価性で見ていると
特にavenerは楽しめない


深夜に見たりするのが吉
こういう世界を速く汎用人工知能と万能量子コンピュータ完成した超越技術世界でフルVR世界で楽しみたいものだ

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

MameJ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

気持ちは察するけど

世界観はなんとなく感じたけど、描写や間がいちいちまどろっこしいでいで、
表現したいことや物語の展開が台無しになっているように思う。
なぜ復讐者になったのかや、月の話なんかは早めに出して、
その上で連れている子の正体を明かすほうが良かっただろうなぁ。
イッキ見しようとして途中できろうかと思ったほどなので、
退屈な展開なのは否めません。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

しーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

2016
惹き込まれる内容ではありませんでした

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

68.6 5 真下耕一アニメランキング5位
ダーティペア(劇場版)(アニメ映画)

1987年3月1日
★★★★☆ 3.9 (16)
84人が棚に入れました
希少鉱物「ヴィゾリウム」採掘プラントが何者かに襲われ、ウルダスとエディア両国の緊張が高まる。
派遣されたダーティペアは大泥棒のカースンの横槍にもめげずワッツマン教授を突き止める。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ご存知!ない方が大勢になってしまいましたが・・・

高千穂遙の「クラッシャー・ジョウ」と並んで大人気だった・・・スペースコミカルアクションの劇場版。
30分のTV版もよいけれど長目(82分)の劇場版はやっぱり面白い。
TV版・OVAと並んで「計測不能」とはモッタイナイ。
とはいえレンタルでのDVDがないのではショウガナイ。(オンライン通販ならばありますが・・・)
このシリーズを大雑把に言うと、トラブルコンサルタントのダーティペア(ユリとケイ)が事件を解決し、惑星の1個や2個は吹っ飛ばす話。
劇場版での事件は↑の「あらすじ」を参照のこと。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

nayotake さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

シリーズ最高傑作

シリーズ最高傑作だと思います。ダーティペアシリーズはとにかくテンポが良いのが作品の特徴だと思いますが、特にこの劇場版シリーズは最初から最後まで一気に見れる作品です。音楽も素晴らしく一番好きな作品です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

計測不能 6 真下耕一アニメランキング6位
スパイダーライダーズ よみがえる太陽(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (3)
21人が棚に入れました
地下世界を舞台に悪と戦う勇者の活躍を描くファンタジーアニメの続編7枚組BOX。インセクターの襲来を受けたヌウマ国を救うべく、ハンター・スティールら“スパイダーライダーズ”が活躍する。

声優・キャラクター
くまいもとこ、近藤隆、千葉紗子、小林沙苗、比嘉久美子、三宅健太、清水香里、浅川悠、子安武人、関俊彦、キンヤ、千葉繁、大塚周夫

映里 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これはどうかと・・・。

最後まで見ましたが、これは間違いなく続編です。
ハンターとコロナが両想いになったのは良いけど、ストーリーはなんかスカスカする。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

66.0 7 真下耕一アニメランキング7位
NOIR -ノワール(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (199)
1613人が棚に入れました
パリで裏の仕事を営むミレイユ・ブーケは、ある日、夕叢霧香と名乗る日本の女子高生から不思議なメールを受け取る。そのメールから流れてくるオルゴールの曲を耳にして、ミレイユは驚愕した。その音楽こそ、かつて家族が惨殺された日、現場で流れていた曲だったからである。
ミレイユは霧香にオルゴールの曲について尋ねるために日本へと飛ぶが、霧香は過去の記憶を失っていた。そして、とある事件がきっかけで二人はコンビを組み、裏社会の仕事人として仕事を始めることになる。ユニットの名は「NOIR(ノワ-ル)」。
様々な依頼をこなすうちに2人は真のパートナーとしての絆に目覚めていくが、そんな彼女達の前に秘密組織ソルダの影が忍び寄る。
ソルダとは一体何なのか?その正体は?そして「ノワ-ル」の名が持つ真の意味とは…?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「あなたと私の過去への巡礼…」

この作品は2001年春から放送された「銃と少女」をコンセプトとした2クールのオリジナルアニメ作品です。
作品に関する事前情報といえば、音楽を梶浦由紀さんが担当されている事くらい…

梶浦さんといえば、魔法少女まどか☆マギカやソードアート・オンラインといった超人気作の音楽を担当されていますが、コゼットの肖像やPandoraHeartsなど、少しマイナーでも梶浦サウンドを思い切り堪能できる作品が存在します。
そういった事から考えても梶原さん目当てで作品を視聴しても大きく外れる事は無いと思っていましたが、今回も予想通り外れクジではありませんでした。

この物語の主人公は、高校生の夕叢霧香(ゆうむらきりか)…パッと見は普通の女子高生…ですが、彼女には自分の過去に関する一切の記憶がありませんでした。
目覚めた時に彼女の持っていたモノの全ては「ノアール」という単語の記憶と飾りの入った懐中時計だけ…

そんな彼女の前に現れたのは銃を持った刺客の数々…
もちろん目覚めたばかりの彼女は銃を持った屈強な男たちに追われる理由なんか分かりません。
ただ一つ分かっている事といえば「自分が殺らなきゃ殺られてしまう」事だけ…
でも不思議と彼女には対処すべき技が身体に染み付いていて、次々と襲い来る刺客を次々と返り討ちにしていくんです。

「自分の過去を取り戻したい…」
こう考えるのはごく自然の摂理だと言えるでしょう…
彼女はパリで暗殺代行業を営むミレイユ・ブーケに一通のメールを発信するのです。

メールを受け取ったミレイユは、頭を金槌で殴られた様な衝撃を受けました。
メールから流れてくるオルゴールの音色はかつて両親の持っていた懐中時計のメロディーと同じだったから…
ミレイユの両親は、ミレイユがまだ幼い頃に何物かによって暗殺されていたのでした。
だからミレイユの頭の片隅には「両親の敵討ち」が離れる事はありませんでした。

日本に渡り霧香と接触したミレイユでしたが、霧香の持っていた懐中時計以外、彼女の敵討ちを進展させる情報を得る事はできませんでした。
「自分の過去を取り戻したい」霧香と、「両親の敵討ちしたい」ミレイユはお互いの利害関係が一致することから、パリで共同戦線…暗殺ユニット「ノアール」を立ち上げ物語が動いていきます。

銃自体の扱いに長けたミレイユと、全身とありとあらゆるモノを殺傷道具にしてしまう霧香とのコンビは最初はチグハグでした。
この作品の見どころの一つは、この暗殺ユニットの成長していく様だと思います。

ミレイユはこれまでずっと一人でした。
相手の事を考えながら生死を掛けた殺し合いなんてできる筈がない…
だってもしもの時の足枷になる…

確かにミレイユの考え方もある意味では正しいと思います。
有事の際のリスクを最小限にするという事においては…
でも「ノアール」での活動を通してミレイユはリスク以上のモノを手に入れたと思います。

活動の幅とバリエーションが広がり、戦闘時におけるリスクを分け合うことができるから…
誰とでも…という訳にはいかないと思います。きっと霧香とミレイユだからこそ、色んなモノを分かち合えたんだと思います。
お互いがお互いの背中を預けるに足るスキルを身につけている…これってやっぱりどんな場面でも大切な事なんですね…

二人が自分たちを「ノアール」と名付けたのは、かつての偉大な暗殺者の伝説にあやかったからでした。
でもこの世には「真のノアール」が存在する…という事実が明らかになった以降、物語の転がり方がこれまでと比べてだいぶ異質に変化したと思います。

これまでは二人の仲を育んできました。
でも、二人の間に様々な横やりが入る様になったんです。
それは物語の核心に近づいているから…

霧香とミレイユへの下に執拗に繰り返し送り込まれた刺客の数々…
全ての免罪符の様な「真のノアール」の存在…
それぞれに意味があり、それらは1本の糸で繋がっていました。
全ての手札が揃い、そして大鉈が振り下ろされる…
物事の真実と二人がどう向き合うのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ALI PROJECTさんの「コッペリアの柩」
エンディングテーマは、新居昭乃さんの「きれいな感情」
オープニングの旋律はかなり独特で一度聴いたらフレーズが頭から離れない系の曲でした。

2クール全26話の物語でした。
しっかりと物語が完結している事が素直に嬉しく思えます。
アニメの持つ販促性の高さも理解できますが、やっぱり腰を据えて制作頂いた作品は確実に見応えが増すと思います。
過去作の視聴も細々ですが、これからも継続していきたいと思います。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 14

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

黒百合物語

【概要】
 2001年春-夏に放送された全26話のオリジナルアニメ。dアニメストアで視聴しました。ノワールとは「黒」を意味するフランス語。

 パリに住み裏社会で名を馳せる殺し屋ミレイユ・ブーケ、記憶を失い本名すら忘れてしまったが超人的な殺人術を身に付けている夕叢霧香(ゆうむら きりか)。2人が出会い、暗殺ユニット「ノワール」を結成し「過去への巡礼」を始める美少女ピカレスク・ロマン。

【感想】
 序盤は1話完結形式で、2人の過去にまつわる話はじわりじわりと進行する。話が動くのは後半からですね。今のアニメに比べると台詞が少なめでスピード感に乏しく、同じシーンの繰り返しも多いので一気見はしんどいかもしれない。

 見所はやはりガンアクションでしょうか。色々凝った演出で楽しませてくれます。ただ後半はやや単調になります。ガンアクションの宿命か、当たると致命傷になってしまうので、当然のことながら主人公の2人はなかなか弾が当たらないんですよね。黒服に何人囲まれようが、弾を平然と交わしていきます(笑) 引き金を引くのを躊躇って取り逃がす場面が敵も味方も多すぎるんですが、これもピンチの場面ではそうせざるをえないガンアクションのお約束というものか。あと、放送当時は表現規制が厳しかったのか撃たれても流血することがなく、やや違和感あり。

 メインストーリー(真相)は引っ張ったわりにやや平凡な印象を受けた。マスターキートンにようにヨーロッパの文化・風習・歴史あるいはミリタリ蘊蓄を盛り込んで話に厚みを持たせた方がよかったかもしれない。

【作画】
 背景は良く書き込まれており、ヨーロッパの街並み・景観・自然はデジタル作画にはない絵画的な味わいがあって素晴らしい。

 キャラデザインはちょっと古い感じがします。あと目の大きいキャラと小さいキャラの差がありすぎるようにも思う。終盤に霧香が覚醒して目つきが鋭くなるのだけど、ややギャグっぽくなってしまった感があります。あと、アイキャッチが超ださい。

【音楽】
・オープニングテーマはALI PROJECT「コッペリアの柩(ひつぎ)」
・エンディングテーマは新居昭乃「きれいな感情」

 とにかくOP曲が耳に残ります。気が付くと「♪コッペリアの柩~♪」が脳内で無限再生されるので注意が必要。「ロッテリアのひつじ」に空耳するという声もある。ED曲はあまり印象に残らず。

 そして梶浦由記さんの音楽が最高に良いですね。ムードたっぷりで曲数も豊富。中でも戦闘時にかかる「salva nos」は必聴。

【百合】
 「ノワール」は深夜アニメにおける百合の古典としても知られています。暗殺者コンビ、ミレイユと霧香が紡ぎ上げる奇妙な絆に注目して見るべき作品です。

 すでにヨーロッパの暗黒街を舞台に「裏の仕事」を引き受け名も上げていたミレイユが霧香をパリまで連れていき一緒に生活し世話をするという保護者的な関係で始まる。
 
 2人で仕事をこなし死線をくぐるうちに強い信頼関係が生まれ、霧香はミレイユに対して親愛の情を深めていくのですが、実は戦闘能力にかけては霧香の方が数段上で、実際にミレイユはピンチを霧香に助けられる場面も多く次第に霧香に対してコンプレックスを抱くようになるのです。

 そこに「真のノワール」を名乗る第三の女、キリエが加わりますます混沌としてくる。やがて真実を知った後、非情な試練が2人待ち受ける…

 仕事のパートナー以上の存在でありながら、親友でもなく、姉妹でもなく、恋人でもなく、「ノワール」という固有の名称でしか表現できない関係性。殺し屋として罪を重ね続け、他の道を選べぬ呪われた少女にとっての唯一つのよすが。うーん、これこそが至高の百合なのかもしれないな。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 15

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「深夜アニメらしさ」とは

数年前、AT-Xで全話視聴


2001年に深夜帯で放送されたテレビアニメ

主人公の少女:夕叢霧香と、
単独で行動していた少女の殺し屋:ミレイユ・ブーケが、ある必然で出逢い、
かつて存在した伝説の殺し屋「ノワール」
の名を名乗って「仕事」をしていき、
やがて二人を引き合わせた「ソルダ」という組織の謎にせまっていく
美少女ガンアクションアニメ


本作の魅力を語ってみる。


本作は「雰囲気」と「音楽」のアニメ
だと私は思う。


雰囲気
まず本作は、多くのアニメファンから、
「深夜アニメらしい深夜アニメ」と言われる。
そう言われる理由は「雰囲気」だろう。

「殺し屋」というダークな題材もそうだが、
2001年という、もうデジタル制作がアニメーション
制作の主流になりつつあった時代の作品でありながら、本作は全編セル画制作である。

セル画制作であったことによって、
デジタル制作とは一味違う、独特な発色、そして薄暗さが出ている。
この独特な発色や薄暗さが、
本作のダークさ、そして「深夜アニメらしさ」を強めている。

一説によると監督の真下耕一氏が、
デジタル制作を嫌がったから らしいが、
本作において、この判断は正解だと思う。

この「ダークさ」や、「深夜アニメらしさ」が
強く出た「雰囲気」は、本作の大きな魅力の一つであろう。



音楽
梶浦由記の制作した劇中の音楽が素晴らしい。
本作を一度でも見た方なら、まず誰でも思い出すであろう、
戦闘中に流れるBGM「salva nos」を始め、
どの曲も、ダークな上、ヨーロピアンテイストな世界観の本作にかっちりハマっている。

音楽単体でも十分魅力的なのだが、
このセンスの良いお洒落な音楽が
本作の演出、そして本作の雰囲気、この両方をしっかりと支え、高めあっており
本作そのものも、音楽も、より魅力的にしている。



オープニング曲・エンディング曲

オープニング曲:「コッペリアの柩」
「salva nos」と並び、本作を代表する一曲、と言っていいだろう。
ali projectによる癖の強いボーカルが、
本作のダークさ、深夜アニメらしさを上手く演出している。
アニメーションもそれに拍車をかけて、一層高めている。

もし、本作を見るかどうか悩んでいる方がいたら、
とりあえずオープニングを見てほしい。
オープニングは、それほど本作らしさが出ている。



エンディング曲:「きれいな感情」
とても静かな曲である。かすれたようなボーカルの声が良い。
アニメーションは、本編よりも明るい色を用いた塗りが目を引いた。これも良かった。



本作は、アニメーションに対する規制の強い時期に
制作されたテレビアニメのため、
銃で撃たれ、人間が大量に死んでいくものの、
血が全く流れない。
流血があれば、もうちょっとダークでミステリアスになったかもしれないが、
まぁ仕方ない。こういうのも味だ、味。


深夜アニメらしい深夜アニメ
劇中の音楽が良いアニメ

そんな作品を見たい方にはオススメする
秀作でした。

下手くそな文章をお読み頂き、ありがとうございます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 11

62.0 8 真下耕一アニメランキング8位
.hack//SIGN[ドットハック サイン](TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (181)
1258人が棚に入れました
Project「.hack」の一環として製作されたTVアニメシリーズ第1弾。
2007年、人々はネットワークゲーム『The World』に熱狂していた。
その『The World』という仮想現実世界内の原因不明のトラブルによってゲームの世界からログアウト(退出)出来なくなった司は、自分の身に起きた異変を抱えたまま一人で彷徨っていた。
そんな折、正規には存在しないはずの外見を持つ猫型PC(マハ)との関係、そして謎のモンスター・ガーディアンとの関連を疑われ、プレイヤー有志によって構成される自治団「紅衣の騎士団」より『The World』を崩壊させる危険人物として見なされ、追われることとなる。
司はゲーム内で出会った仲間であるミミルやベア達と協力しながらログアウトの方法、そして『The World』に隠された謎について探索し、その過程で様々な事件に遭遇する。
(時系列順で参照する際は小説【.hack//AI buster】→アニメ【.hack//SIGN】→小説【.hack//ZERO】→第1期ゲーム【.hack】→漫画・アニメ【.hack//黄昏の腕輪伝説】→アニメ【.hack//Roots】→第2期ゲーム【.hack//G.U.】。)
ネタバレ

くろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

G.U.までやって初めて面白いと思える…かもしれない

しょっちゅうかかってる(笑)挿入歌が地味に神ってます
.hack//というゲームの前日譚みたいなアニメ
しかしゲームにいるキャラがアニメで出てこないw


初見はゲームやってなかったのでさっぱり分からず即切して
その次回作G.U.(ゲーム)の前日譚であるRoot(アニメ)も見て
サッパリわからず即切りwww


特に何のイベントも起きないまま淡々ともだもだした時間が過ぎて
最初と最後だけ何か起こる…的な?(正直あまり覚えてない



ではなぜ見終わったかになってるのか
アニメじゃなくてゲームの方がお勧めという話を聞いて、
GUを実況で見てたらドハマリして購入
その後無印(このアニメの後日譚)のゲームも実況で見てたけど
そっちはさっぱりダメだった


エヴァが流行ってた時代に作られた作品だったと思うが
今作、そして.hackにもその影響が見られる(キャラデザもエヴァの人だったかと)



しかし…{netabare} 事態はG.U.の主人公であるハセヲが、実はこの作品で出てくる
面白可笑しいぶっとび変人キャラ(でもキレキャラという)、
楚良と同一人物であるという設定と知ってから見方が一転した
あの厨ニ病罹患者ハセヲさんが…( ゚д゚)昔あんなだったなんて
しかも中身小学生wwwww(所詮2次元の設定だから何とも言えるけど
ハセヲは楚良だった頃のことを覚えてないようだが
布団にもぐってぱたぱたしそう


なんか途端にSINGが面白くなった瞬間でした
あと楚良の表面上は面白いのに人を食ったような物言いと危うさに
もう…楚良のシーンだけ数回見た気がする…
いつも楽しそうな人って見てて楽しい{/netabare}


変な所で楽しさを見つけてしまった私のような人以外には楽しめないかもしれない。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

はっぽうさい さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大人向けの群像劇

このアニメは後半、話の全容が見えてくる頃に急激に面白くなってきます。

登場キャラクターはゲーム内でキャラクターをロールプレイしており、
リアルについて殆ど語りません。
しかし、話の断片からどういう人物で何をしているのか、
というのが推測でき、そこがまたこのアニメの良さを引き立てています。

最初は主人公の司の性格が子供っぽく、好き嫌いが分かれますが
主人公と同年代のキャラ、年齢が大きく離れた年上のキャラそれぞれが
主人公 司を支え、励まし、様々な触れ合いの中で次第に司が自立していくビルドゥングスロマンとなってます。

また、演出が素晴らしく、戦闘シーンや派手な演出がないにも関わらず
絶妙な間の取り方や梶浦由記の音楽で盛り上げてきます。
特に梶浦由記のBGMは非常に完成されており、一聴の価値があります。

話の内容を推察しながら外堀(リアルの人間性)を理解していけば
キャラクターの話している内容や行動も納得できますし、
なんとなくでも理解し終わった頃、怒涛の盛り上がりを見せていくこの展開は素晴らしい。

物語のラストについては、ゲーム「.hack」に引き継ぐため、
ああいう終わり方になっています。
しかしこのアニメの真価は「終わり方」ではなく、「終わる過程」にあります。

2002年の作品でもあり、世界の説明や過剰な演出、作画、俺TUEE等を求める今風のアニメではありません。


はっきり言って、大人向けのアニメだと思います。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

トトと申しますよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ソードアート・オンラインの先駆けともいえる作品

 巷でSAOが面白いと評価されていますね。そんな方にはこの作品を見てほしいです。

 ゲームの世界にダイブして戦うというネタは既にこの作品で確立されています。しかもこの作品は2001年のアニメです。この頃は川原さんがSAOを書き始めた時期でもありますが、それよりも先に世間に出ています。
 ただ当時が当時だけに現在程のアニメへの関心は薄く、認知度はかなり低かったようです。そのためアニメに関する認知度が高くなった現代で放送されたSAOの方が人気はあります。

 この作品の主人公は女の子なのですが、家庭で起きたトラウマにより心を閉ざしゲームの世界に入り込んで出ようとしません。まるでエヴァのシンジみたいな性格です。しかも作品全体として陰鬱な描写が見受けられるので(その限りではないのですが)、現代で「俺TUEEEEEEE」や「主人公無双」が好きな方にはあまりオススメできないかと。

 ただ、皆さんが新しいと思っているジャンルには必ず試行的な作品が放送されていると思ってください。新しいジャンルというのは新しい時代が訪れないと確立できないものですので。

 ちなみにこの作品が.hackシリーズの始まりになります。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

63.5 9 真下耕一アニメランキング9位
ツバサクロニクル 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (158)
1221人が棚に入れました
第2シリーズ最初の舞台はピッフル国。
モコナに導かれてやって来たこの世界は「ドラゴンフライ」と呼ばれる空飛ぶ乗り物が飛び交う近未来のような世界だった。まもなく開催される「ドラゴンフライレース」の優勝商品がサクラの羽根だとわかり、羽根を手に入れるため、小狼たちはレースにエントリーする。サクラも運転の練習に励み、全員本選レース出場を果たすが、予選レース中に予期せぬトラブルが次々に起こるのだった…。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

異世界を旅する《サクラ&小狼》のもう一つの物語

本作のヒロイン(サクラ)、相手役(小狼(シャオラン))は共に14歳。
現在放送中の『カードキャプターさくら -クリアカード編-』のヒロイン(木之本桜)&その相手役(李小狼(リー・シャオラン))と同じ魂・同じ顔立ちを持った異世界の別人、という設定なので、同作の進行状況がもどかしい方は、こちらの方を併せて視聴していくと、より一層楽しめかも知れません。

本作のあにこれでの評価は、第1期が総合得点65.8点・ランキング1419位、第2期が総合得点63.6点・ランキング2126位(2018年2月26日時点)とイマイチですが、この機会に私の考える本作の良さを、思いつくままに挙げていくと・・・


【1】 一番分かりやすい美点として、「音楽」が素晴らしい

TVシリーズの挿入歌(全21曲)のうち“スピカ”を除く20曲全てを梶浦由紀氏が一括して作詞・作曲しており、“a song of storm and fire”、“ユメノツバサ”を始めとして、彼女の才能の煌めきが他のどんなアニメ作品よりも広く・深く堪能できること、に加えて、CLAMP作品には欠かせない歌姫・坂本真綾さんの歌うED“ループ”(第1期)、“風待ちジェット”(第2期)も、毎度ながら秀逸。
キンヤの歌うOP“BLAZE”、“IT'S”も決してダメな曲ではないのに、このEDと挿入歌の出来の良さの前に、その印象が霞んでしまうほどです。

・・・でも、本作の中で個人的に一番好きなのは、劇場版の主題歌“アムリタ”、そして二番目はOVA『ツバサ春雷記』の主題歌“SONIC BOOM”です(ともに歌:坂本真綾)。


【2】 王道「ヒーロー&ヒロイン」を片方に偏らず両立させた作品として貴重

名作・良作といわれる作品には、強く印象に残る「ヒーロー」「ヒロイン」が欠かせませんが、その場合でも、大抵は、「ヒーロー」側(※例として『コードギアス』のルルーシュ、『STEINS;GATE』の岡部倫太郎)、あるいはヒロイン側(※例として『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか&曉美ほむら、『マクロスF』のランカ&シェリル)・・・のどちらか一方に偏ったキャラクターに魅力が集中していて、その相手役の方はイマイチ印象が薄いか、全く描かれてさえいないことが普通です。

そして、その事情は、本作の派生元となった『カードキャプターさくら -クロウカード編・さくらカード編-』でも同様で、同作の場合、ヒロイン(木之本桜)の魅力は、これ以上ないほどに完璧に描き尽くされている一方、その相方(シャオラン君)の方は、確かに好感の持てるキャラクターではあるけれども、作中でのその立ち位置は、終盤になってグッと重みが増すとはいえ、「ヒロイン」兼「主人公」(※プロタゴニスト(*1)参照)のさくらに比べると、どうしても文字通り、「相手役」(※つまり、あくまでヒロインの「パートナー」であって「主役」ではない)という表現がピッタリくる描かれ方に留まっています。

ところが、本作の場合は、もともと『週刊少年マガジン』連載マンガが原作ということもあって、シャオラン君がちゃんと最初から魅力ある「ヒーロー(hero)」兼「主人公」として描かれている一方、サクラ姫の方も、最初から魅力ある「ヒロイン(heroine)」兼「(もう一人の)主人公」として確り描かれているので、結局本作は、作品全体を通して、シャオラン&サクラという「ヒーロー&ヒロイン」の、どちらかがメインでどちらかがサブという区別のない、完璧な「ダブル主人公」ものとして、成立しているように思います。

こういう作品は、私の知る限り、ちょっと他に見当たりません。
(※「ダブル・ヒロイン」ものや、「ダブル・ヒーロー」ものの名作・良作は多いけど、魅力あるヒーロー(少年)・ヒロイン(少女)が、対等な位置づけの「ダブル・主人公」となっている作品は本作以外に見当たらない、という意味です。)

(*1) 「主人公」・・・物語論による改まった表現だと「プロタゴニスト protagonist 演劇の主役 ← 語源 .prot+agonistes で《第一の闘争者》」というそうで、「ヒーロー hero (※英雄・勇士から転じて、物語の男性メインキャラの意味も派生)」「ヒロイン heroine (※heroの女性形で、物語の女性メインキャラの意味も派生)」とは一応、区別されるキャラ分類だそうです。


【3】 『カードキャプターさくら』のテーマの一部を引き継ぐ内容

『カードキャプターさくら』(※旧シリーズの方)では、主人公さくらにとって一番大切なものは、{netabare}「さくら自身の“誰かを好き”という気持ち」{/netabare}である・・・ということが繰り返し描かれていて、クロウカード編のラストでは、{netabare}「その気持ちをなくさないために」{/netabare}さくらは奮闘しますし、劇場版『封印されたカード』では、さくらに{netabare}「その気持ちをなくす」{/netabare}決断が迫られる点に、ひとつの大きな見所がありました。

結局、同作の場合は、そうした危機は辛うじて回避されるのですが、本作では、

 <1> サクラの側の{netabare}“好きという気持ち”が、その記憶とともに跡形もなく失われて{/netabare}しまい、
 <2> シャオランの側にだけ、{netabare}その気持ちと記憶{/netabare}が残ってしまう、

・・・という、『カードキャプターさくら』では描かれなかったIFストーリーになっている点で、同作を視聴済みの方には見所が多い作品ではないか、と思います。

因みに、上記の<1><2>の二人の関係は、原作マンガの中盤(※アニメではOVA第1作)に至って、{netabare}そっくりそのまま逆転{/netabare}してしまい、そこから先の展開が神懸っているので、せっかく本作を視聴し始めた方は、何とか頑張ってそこまで継続されると、大きく報われた気持ちになれるはずです。


【4】 「浮遊する神の愛娘」「霊感に憑かれた巫女」というヒロイン像が新鮮

巫女(みこ)といってもここでは、緋袴(ひばかま)を掃き千早(ちはや)を羽織った日本ローカルの「巫女さん」に限らず、東アジアの各地や古代ギリシャ・ローマにも存在した「霊感に憑かれて、その託言(神託・神意)を人々に告げる若年の女性(=宗教学でいう シャーマン shaman)」という広い意味で使用します。

「巫女」ヒロインを描いたアニメ作品は非常に多いのですが、そのほとんどは、「格好だけ」で、「巫女」とは本質的にどのような存在なのか?ということを確り描き出した作品は、なかなか思いつきません。

その点、本作の場合は、

 <1> ヒーロー(少年)の側は、困難を乗り越えるために常に身を挺して戦う存在(つまり、文字通りの「英雄・勇士」)
 <2> ヒロイン(少女)の側は、霊感に憑かれる特別な存在(つまり、文字通りの「神の愛娘」)

・・・として、ダブル主人公の間で、その役割・位置づけがきちんと描き分けられており、とくにヒロインの側に「美少女戦士」が登場する作品(*2)によくあるような、あくまで“男性戦士の亜流・劣化版”に過ぎない存在ではなく、「真性の巫女」というヒロインにしか不可能な役割が割り当てられている点が非常に良いと思いました。

(*2) 例えば、昨年の大ヒット作品『劇場版ソードアートオンライン』は、やはり、ヒーロー(キリト)&ヒロイン(アスナ)のダブル主人公構成ですが、その両者ともバトルに注力する「英雄・勇士」という位置づけに差異がなく、これでは、ヒーローの側はともかく、ヒロインの側に何か特別な存在意義があるのか?と改めて考えてみると「実は何もない」印象が強いように思います。

少し前に書いた、「変身(魔法)少女アニメ」の幾つかのレビューで、

(1) その大ブレイクの発端となった『美少女戦士セーラームーン』ではそれに先行した少年向けアニメと同じく、主人公(ヒロイン)に「敵を粉砕する戦士」という役割が割り当てられていたのに対して、
(2) その強い影響を受けつつ制作された『愛天使伝説ウェディングピーチ』・『ナースエンジェルりりかSOS』の2作品では、主人公(ヒロイン)に「敵をも癒し・浄化する天使」という役割が新たに割り当てられ、

・・・それが近年の『プリキュア』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』に至るまで、同ジャンルの主人公(ヒロイン)のあり方のデフォルトとして踏襲されているのではないか・・・ということを指摘しました。

本作の場合は、主人公(ヒロイン)は、そもそも戦わない(※その役割はもう一人の主人公(ヒーロー)の側に全て委ねられる)、専ら「霊感」によって周囲の人々の進む方向を導く存在・・・・すなわち本質的な意味での「巫女」「シャーマン」として、実は非常に個性的に(=他に類例が思いつかないくらいに特徴的に)描かれていると思いますし、その点だけでも視聴する価値がある作品ではないか?と個人的に思いました。

・・・もしかしたら、私がそういう主人公(ヒロイン)を描いたアニメ作品をたまたま知らないだけで、例えば、邪馬台国の女王卑弥呼を描いたアニメ作品があれば、こんな感じのヒロイン像になるのかも知れませんけど。


◆作品別評価

第1シリーズ           ★   4.3 (26話)
劇場版(鳥カゴの国の姫君) ☆   3.9
第2シリーズ           ★   4.1 (26話)
OVA1(東京REVELATIONS) ★★ 4.5 (3話)
OVA2(ツバサ春雷記)     ★   4.3 (2話)
-------------------------------------------------------------
総合                ★   4.3 (計52話+劇1本+OVA5話) 

※因みに 原作マンガ     ★★  4.6


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ         CLAMP(『週刊少年マガジン』2003年-2009年連載)
監督            真下耕一(第1シリーズ)、モリヲカヒロシ(第2シリーズ)、川崎逸朗(劇場版)、多田俊介(OVA)
TV版シリーズ構成・脚本 川崎ヒロユキ
劇場版脚本         後藤みどり・藤咲淳一・川崎逸朗
OVAシリーズ構成・脚本 大川七瀬
キャラクターデザイン   CLAMP(原案)、芝美奈子(TV版)、菊池洋子(OVA)
音楽           梶浦由記
アニメーション制作    ビィートレイン(TV版)、Production I.G.(劇場版、OVA){/netabare}


◆各話タイトル&評価(※3~4周目)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
話数の前後に*付きは原作マンガにないオリジナル回


=========== ツバサ・クロニクル 第1シリーズ (2005年4-10月) ===========
{netabare}
第1話 必然のデアイ ★★ 玖楼(クロウ)国、四散するサクラ姫の心、異世界への旅立ち、次元の魔女
第2話 戦うチカラ ★ 「貴方の代価は関係性」、ハンシン共和国、記憶の欠片(羽根)
第3話 破魔のカタナ ☆ 1枚目の羽根回収、サクラ意識回復 ※挿入歌「ユメノツバサ(Eng. ver.)」
第4話 汚れなき放浪 ★ 変わらないサクラの本質
第5話 魔術師のバトル ☆
第6話 泣かないナミダ ★ 2枚目の羽根回収、戻らない記憶
第7話 砕けたカタミ ☆ ナユタヤ国
第8話 神の愛娘 ☆
第9話 妖しきオンナ ☆ 
第10話 別離(わかれ)のカガミ ☆
第11話 選ばれたアシタ ☆ 3枚目の羽根回収
第12話 暖かなエガオ ★★ 湖底の町を見る話、小狼とサクラの記憶の齟齬、※ようやく作品の雰囲気に慣れてくる
第13話 まぼろしのオトギ ★ ジェイド国スピリットの町、エメロード姫
第14話 真実のレキシ ★  
第15話 信じるココロ ★ 4枚目の羽根回収
*第16話* 強さと優しさ ★ シュトルム国、心の強い人  ※挿入歌「ユメノツバサ」
第17話 桜の国のカフェ ★★ 桜都(おうと)国、※回想シーンに注目(「済みません」と「有難う」)
第18話 にゃんことワンコ ★ 戻らないサクラの記憶 ※『X-1999-』他CLAMP作品キャラ続々登場 
第19話 生きるカクゴ ☆ 謎の歌姫・織葉(CLOVER) ※挿入歌「風の街へ」
第20話 午後のピアノ ★ 小狼の剣術修行、織葉のサクラ接近 ※ラスト千歳登場、挿入歌「you are my love」
第21話 鬼児(おに)のスガオ ☆ 新種の鬼児、桜都国に干渉する者(星史郎)
第22話 消せないキオク ☆ 緊急事態発生 ※すもも・琴子(ちょびっツ)登場
第23話 消えゆくイノチ ★ ファイ、小狼、サクラが次々と・・・
第24話 死闘のヤイバ ★ エドニス国フェアリーランドの異変、いの一番の鬼児 
第25話 究極のゲーム ★ 緋炎抜刀、羽根を回収できないまま次の異世界へ ※OVAへの伏線多数 
*第26話* 最後の願い ★ ツァラストラ国(空中神殿のある村)、サクラの祈り、5枚目の羽根回収 ※挿入歌「ユメノツバサ」{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)13、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「BLAZE」
ED 「ループ」

※全26話中、アニメ・オリジナル回2


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====== 劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君 (2005年8月) =====

*全1話* ☆ {netabare}※トモヨ姫の出番多し{/netabare} 35分弱の短編

OP 「aerial」
ED 「アムリタ」
挿入歌 「ジャスミン」


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=========== ツバサ・クロニクル 第2シリーズ (2006年4-11月) ===========
{netabare}
第1話 危険なレース ★ ピッフルワールド、異世界のトモヨ、ドラゴンフライ・レース開始
第2話 三つのバッジ ☆ 
第3話 栄光のゴール ★ 6枚目の羽根回収、次元を渡る者
*第4話* 哀しいキセキ ☆ 再びツァラストラ国、7枚目の羽根回収 ※原作との設定矛盾は×
*第5話* 少年のケツイ ☆ 漁船ラゴスタ号、藤隆少年、亡霊の島
*第6話* 魔術師とデート ★ 夜の明けない城塞都市ピット、ファイとちぃの話
第7話 阿修羅のイワレ ☆ 紗羅(しゃら)ノ国、旅芸人一座、予定調和の旅の終わり
第8話 終わりなきイクサ ★ 阿修羅王と夜叉王 ※珍しく作画乱れあり
第9話 ふたつのキオク ★ サクラ姫の「手当て」、小狼の謎 ※物語が少し動きだす
第10話 時をこえるオモイ ★ 夜叉王の写身(うつしみ)、8枚目の羽根回収、未来の書換発生、時間移動の力を持つ魔女
*第11話* おえかきモコナ ★ エメロード姫の絵本の「物語」世界、9枚目の羽根を回収するが・・・
*第12話* 危険なロード ☆ 長距離バスで荒野を移動する話 ※挿入歌「風の街へ」
*第13話* 始まりのワカレ ☆ 9枚目の羽根を再度回収
第14話 黒き鋼 ★ ニホン国諏倭(すわ)領、黒鋼&トモヨ姫の過去話
第15話 図書館のヒミツ ★ レコルト国中央図書館の「記憶の本」を求めて
第16話 望郷のカナタ ★★ 記憶の中の玖楼(クロウ)国、小狼の異変、10枚目の羽根回収
第17話 五つ目のチカイ ★ 黒鋼&トモヨ姫の過去話(続き)
*第18話* ケロちゃんとモコナ ☆ ケルベ国の守り神ケルベロス
*第19話* 二度目のクナン ☆ 再度ナユタヤ国へ
*第20話* 秘術のゴクイ ☆ キィシムの国、11枚目の羽根回収
*第21話* はたらくサクラ ★ 雪の町「ラグタイムワールド」
*第22話* 羽王カオス ☆ タオの国、玄鶴の羽根
*第23話* 歪んだネガイ ★ ※小狼のライバル登場、サクラ持て過ぎ笑
*第24話* 決意のナカマ ★
*第25話* 凍てつくミタマ ★ 囚われの姫、偽りの記憶
*第26話* 明日へのツバサ ☆ 12枚目の羽根回収、私たちの旅はまだまだ続くEND {/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)14、☆(並回)11、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「IT'S」
ED 「風待ちジェット」

※第2シリーズは原作の第14巻途中までの内容で終了
※全26話中、アニメ・オリジナル回15(TV版通算だと全52話中、アニメ・オリジナル回17)


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========= ツバサ TOKYO REVELATIONS (OVA) (2008年3月) =========
{netabare}
第1話 魔術師の伝言 ★★ 酸性雨に腐食された東京、迫る右目の封印切れ
第2話 少年の右目 ★★★ 小狼(本体)の目覚め、写身(ウツシミ)暴走、吸血鬼の双子
第3話 姫君の視た夢 ★★ サクラの気付きと決意、飛王(フェイワン)リードの企み {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.5

OP 「synchronicity」
ED 「さいごの果実」


※本OVAは原作第14巻途中~第18巻途中までの内容
※REVELATIONは「黙示録」「秘密の暴露」「意外な新事実」の意味
※{netabare}吸血鬼の双子(カムイ-スバル){/netabare}がルルーシュ似!!CLAMP作品なので当然なのですが、思っていた以上にコードギアスと作画が似ていて思わず嬉しくなってしまう。
※第3話に、「あの人({netabare}木之本桜{/netabare})」が登場するアニメ・オリジナルのボーナス・シーンあり


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=================== ツバサ春雷記 (OVA) (2009年1月) ==============
{netabare}
第1話 ★ セレス国からの帰還、日本国の桜
第2話 ★★ 夢の中の国、本体vs.写身(ウツシミ)、サクラ散る、玖楼(クロウ)国へ {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.3

OP 「SONIC BOOM」
ED 「記憶の森」

※本OVAは原作第21巻途中~第23巻末までの内容

投稿 : 2020/04/04
♥ : 10

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

果てなく続く旅・・でも何時か必ず♪

「サクラの記憶の羽根」を求め、異世界を冒険する物語。

CLAMPなので『XXXHOLiC』等他作品に登場人物が出たり
相互出演しているキャラなどが居る。

冒頭から侑子さんが出たりする♪

サクラ(牧野由依)は、ある程度記憶を取り戻したが・・
小狼(入野自由)に関する過去の記憶は取り戻せない・・

それでも小狼はサクラの記憶の欠片である羽を探す旅
を諦めずに前向きに続けていく。

黒鋼(稲田徹)やファイ(浪川大輔)や、もこな(菊地美香)
と一緒に5人の異次元の世界への旅は続く。

パラレルワールドで、基本的に魂を同じくする者同士の
関係を「異世界の同一人物」「同じだけれど違う人」と表現
している為、登場人物の役割が世界により異なる。

概ね友好的なキャラはどの世界でも友好的、敵意を持つ
者は敵意を持つ関係になる事が多い※魂を同じくする者。
※関係性が浅いキャラは流動的な設定もある。

小狼の設定から・・已む無しなのですが・・無機質で
羽を集める為の機械人形みたいで・・どうしても良い
印象を持てない・・一途で一生懸命で良いのですが・・
その他のキャラが個性を発揮してるので面白いけど♪

相変わらず音の使い方もインパクトがあって好きだけど
もう少し・・映像も頑張って欲しかったかな・・
表情の中で眼線が殆ど移動しないのも違和感かな~・・
瞬きや顔の角度が変わっても眼線は定位置に収まる・・

音の迫力や効果で勢い任せに煽られていると感じる描写
が多く、再視聴してみると音に騙されたっぽい印象も・・
音がそれだけ好みに嵌って世界観に浸れたって事だけど。

エピソードが何らかのオマージュの様な感じだったり
これでも昔は科学者の端くれ。ポチッとな♪ とか・・
密かに声優繋がりネタも入ってたりします。


以下キャスティングなどはスターシステムの様に他作品
から魂は同一又は、別人として多数出ている。

サクラ/木之本桜(牧野由依)
小狼/李小狼(入野自由)
桃矢/木之本桃矢(三木眞一郎)
雪兎/月城雪兎(宮田幸季)
藤隆/木之本藤隆(川島得愛)
クロウ/サクラの父(水島裕)
知世/大道寺知世(坂本真綾)
初出は『カードキャプターさくら』

飛王・リード/飛王(中多和宏)
陰謀を目論むクロウの血縁者。本作オリジナルキャラ。

星火(小林沙苗)
飛王と同じ場所にいる謎の女性。本作オリジナルキャラ。

カイル=ロンダート(宮本充)本作オリジナルキャラ

鈴蘭(川澄綾子)本作のオリジナルキャラクター。


封真/桃生封真(岸祐二)
神威/桃生封真(宮野真守)
有洙川空汰(陶山章央)
有洙川嵐/鬼咒嵐(平松晶子)
浅黄笙悟(檜山修之)
初出は劇場版『X』の同名人物。

チィ(名塚佳織)
千歳/日比谷千歳(本多知恵子)
すもも(清水愛)&琴子(下屋則子)
初出は『ちょびっツ』のちぃ。

昴流(下野紘)
初出は『東京BABYLON』の皇昴流

蘇摩(甲斐田裕子)
初出は『聖伝-RG VEDA-』の同名人物。

春香/チュニャン伊藤静
初出は『新・春香伝』の同名人物。

「魔法騎士レイアース」「東京BABYLON」「CLAMP学園探偵団」他
CLAMPが関わった繋がりのある作品の同情人物が殆ど。

上記以外に島本須美・神谷浩史・豊口めぐみ等声優も多く
出演している。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

-?- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ツバサ2期、原作推奨(原作ちょい熱く説明)

1期同様残念です
やはり原作には程遠い(いや尺と内容的にNHKじゃ駄目なんだ・・・)
物語:1期参照

声優:1期参照

作画:だからなんでOP・EDで頑張っちゃうんだよ

音楽:作画同様(OP・EDともに非常にいい)


大体おんなじ感じです
とにかく足りない中盤途中からが本番・・・行く前で終わっちゃうんかい!って感じです

ちょい原作に触れますと初見だと後半わかりずらい物語です
(わかると非常に濃い、2回読むと色々と伏線がわかり非常にぐっと来る仕様)
この作品はいわばCLAMPのいわば集大成なので他の作品のキャラそ総出演です
(主人公とヒロインはC.C.の二人だし)
なのでほかの作品を読んでいればいるほど楽しめる作品だと思います
(特にC.C.とホリックは必読、四月一日がなぜ?なってしまうw)
とまぁ余計なこと書きまくりました

CLAMPファン、原作ファンにお勧めです
(原作見たならOVAは見るべきです)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

66.8 10 真下耕一アニメランキング10位
へうげもの(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (231)
1171人が棚に入れました
時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。
のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。
「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。
天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。

声優・キャラクター
大倉孝二、小山力也、江原正士、田中信夫、田中秀幸、鶴見辰吾

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

この物語は限りなくノンフィクションにて候

① 明智光秀 「敵は本能寺にあり!」

② 織田信長 「・・・是非もなし」

③ 信長、自分の首を明智に取らせないために、部下(大抵の場合、森蘭丸)に、本能寺に火を放つよう命じる

④ 信長、敦盛を舞う "人間五〇年~"

⑤ 信長、炎の中に消えていく、あるいは自害する

・・・というのが、同じNHKの大河ドラマで戦国モノだった場合の「本能寺の変」のお決まりの流れである。
今年の軍士官兵衛でも恐らくそうなるであろう。
要は、この決まりきった流れを、どの役者がどういう演出の元行うか、みたいなのが見所になってしまっている。

本作の序盤の見所も、やはり本能寺の変と「三日天下」と言われた明智のその後になってくるが、上記のようなテンプレ本能寺ではなく、実にオリジナリティーに溢れている。これは原作が良いのであろう。

本能寺の変は、陰謀説・真の黒幕が誰であったのか、など日本の歴史上最大の大事件として、様々な解釈がなされている。
「へうげもの」における、本能寺の変の顛末は実にこの作品らしさが出ていて面白く、その後の展開にも上手く繋がっていくので、実に巧妙である。

さて、この作品の登場人物はごく一部を除き、主人公・古田織部を始めとして殆どが歴史上実在した人物である。さらに、それぞれの人物が成したことや、政治や戦の時期・内容もほぼ史実の通りである。

フィクションとなっている部分の大半は、歴史的にはあまり知られていない主人公・古田織部の人柄や行動の部分であろう。
古田は決して、善人ではない。武人である前に「数奇者(すきしゃ)」(茶道や茶道具に熱心な人)としての己を高めることに飽くなき探究心を燃やし、時に他人の持つ名器をネコババしたり、狡猾な行動を取ることも厭わない。当然だが、イケメンでもない。

しかし、どうにもそんな彼のキャラクターが憎めないのだ。
血なまぐさい戦国の世にあって、武人として生きながらも、美しいものや、茶道のわびさびに傾倒する古田の姿は、一種の救いのようにも感じられる。

しかし、冒頭から最後まで時に古田以上に圧倒的な存在感を放っていた千利休がまた、このアニメに程よい緊張感を与えている。

しいて言うなら、「数奇の戦 in 茶室」と言ったところであろうか。戦国の世の様々な出来事や謀は、茶室から生まれたのではないかと思わせる程に、この作品における利休の怪しさが怖い。

豊臣秀吉がなぜ、一介の茶人でしかなかった千利休に切腹という重い刑を下したのか・・・というのは、理屈では分かっていても、理解し難く思っていた。
しかし、本作ではフィクションとはいえ、そのプロセスが精巧かつ、納得のいくように描かれており、非常に興味深かった。

さて、★に関しては全体的に過大評価と思われるかもしれないので、一応今回は理由を:

① 作画:私自身、茶道は嗜まないものの、陶器収集が趣味の「チョッピリ数奇者」である。その観点から、それぞれの茶道具や名器のもつ色合い、つや感、質感などが実によく再現されていた思う。あとは、ギャグ要素の多いこのアニメらしく、古田を始めとしたキャラクターの見せる変顔もGood!

② 声優:俳優・ナレーター・吹き替え声優・アニメ声優とごった煮状態であるにも関わらず、ほとんど違和感がなかった。主人公・古田を演じた大倉孝二さんも、主に舞台やTVドラマで活躍する役者さんのようだが、この人以外に古田は演じられないのではないかというくらい、ハマっていた。具志堅用高はちょっちゅねー・・・だが、そこも愛嬌に思えてくるほど、どのキャストも役にピッタリ合いすぎている。これが本来のキャスティングというやつなのだと思った次第。

③ 音楽:EDテーマの斉藤由貴が歌う「KIZUNA」は、歌詞から明らかに、登場回数は少ないが古田にとっては重要な人物である妻のおせんの心情を歌った内容だ。一見この曲の歌詞は、おせんのように、男にとっては実に物分かりの良い大和撫子的な女が、愛しい相手を陰から応援しているように表面上は受け取れるが、どうにも私にはその裏に、「私をほったらかしにして、数奇にばかり興じて!コラ!!」という恨み節が見え隠れして仕方がない。このこっそりと皮肉を込める感じが素敵★

本作で利休が投げかけ、それにより古田が迷走するきっかけとなる「創意ある侘び数奇」がこの作品にはある。歴史モノでギャグ満載なのに、どことなくハードボイルド感もあって、カッコいい。

歴史的事実をできる限り踏襲しつつ、創意・・・つまりオリジナリティーある解釈とエピソードを足すことで彩られたこの作品は、39話と長いが、観る価値は十分にあると思う。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 13

アジェル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

実は3回目の見直しでしたが、やはり良い作品です☆彡

感想タイトルにある通り、実はこの作品を観るのは3回目に
なります。何回見ても面白さを感じられる作品であり、ご存
知の方はアレですが、私の前の登録キャラ時代のレビューが
多くの方に評価されてましたので、今回は新しくした今の私
のキャラとして、内容は同じですが宣伝の意味を込めてまた
このレビューを書く事に致します(-^〇^-)

まずこの作品は、日本歴史の中でも人気の高い戦国時代をモ
チーフに書かれております。織田信長、豊臣秀吉などの天下
取りに名を馳せた大名や、伊達正宗、徳川家康などの後の世
で拡大してきた大名、はたまた福島正則、加藤清正、前田慶
次、真田幸村などと言った人気的な武将などが・・・
登場してくる!?のですが、主人公ではありません@@;

【古田織部】【千利休】皆様ご存知でしょうか?
利休に関しましてはそれ相応の大茶人としてゲーム、小説、
ドラマに映画と様々なメディアに名前を聞く人物です。
しかし、もう一方の古田左介・・・織部!?
ご存知の方は、なかなかの戦国通ですよ(笑)
そうなんです。その作品の主人公は、【古田左介】こと、
のちの従五位下織部正という官職を持たれた有名な方なの
です。また大茶人である利休の弟子の中でも筆頭とされ、
利休死後はその後を任された人物でもあります。

さて、本作品はこの【古田織部】を主人公として、【数寄】
についてを語る物語でございます。
【数寄】とは簡単に言いますと、本来「好き」の意味であり
特殊な当て字として流布しています。古くは「すきもの」と
は和歌を作ることに執心な人物をいい、桃山時代になってか
ら連歌から茶の湯へと意味を変えています。江戸時代には、
数寄のための家「数寄屋」も茶室の別称としてています。
この数寄者による、天下の裏事情というものが題材にされた
新しいジャンルの物語になっております。

その他にも、豪商、大名、有名武将など、茶の湯を心得た人
物を中心として、天下の形成について分かり合ってきた人物
達の違った方向からのせめぎ合い、または裏事情、交渉事、
実は・・・歴史はこうだったのではないかという通説などを
うまく組みう合わせたフィクションで構成されています。

ここだけの話、ネタバレではありませんが「利休」役の声優
様は「田中信夫」さんです。ご存じの通り「トリビアの泉」
「さんまのスーパーからくりTV」などでお馴染みのナレーシ
ョンをされている名優様です。
聞いていてなんだか説得力があると言いますか、なかなかの
しっくり具合に別の意味での感動を覚えます。

その他にも作画やグラフィック等においては、CG合成的な部
分や書き込み具合、織り込み等に関して、なかなか良い方か
と思われます。古い美術品におけるアニメ的な作画の再現力
やグラフィックとしては、数寄を題材にしているだけあり、
なかなかの魅力ある仕上がりになっている方だと感じます。
また登場キャラに関しても、面白系、コミカル系、おふざけ
的キャラ、本格派などの様々な人物が描かれており、作画も
さることながら、それぞれのセリフや口癖にも注意して観る
となかなか面白く仕上がっております。


今回も簡単なさわり部分のコメントだけに留めさせて頂きま
したが、是非ご覧になってみてください。
この作品は、総合的な評価こそまぁまぁな数値ではあります
が、戦国時代を愛する方や、芸術、文学を愛する方が観ても
悪い気はせず、楽しく見る事が出来る作品かと思われます。

それでは、また次回デビューにて^^

投稿 : 2020/04/04
♥ : 8

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感性類似判断のメルクマール

『侘び数奇とは?』

これを、アニメ作品全体で体現している。

作画、声優、BGM、演出、どれもこれも気に入らない部分が少しずつある。
「完璧」とはいえない。
どこか欠落している。

しかし、それが・・・なんとも「面白い」。

他のアニメ作品も素晴らしいのだが、完璧になろうなろうとして、
どこか力み過ぎている。みていて疲れる。
面白いように見えるけれども、なんだか面白くない。

そんな境地に達しているアニメ数寄者には、心地よいアニメになるのではないか。



アニメ数寄者の皆様は、これ以降をお読み頂く必要はございません。
蛇足というべきものにて。





~~以下蛇足~~

このアニメを「面白い」と感じる人とは感性が近いと思う。
その辺の嗜好を判断する良いメルクマールになるだろう。


よく知られている、織田信長らが活躍していた戦国時代。
この時代に、血縁ではなく、軍事力でもなく、経済でもなく、人と人を結びつけ、勢力構造に影響を及ぼしたファクターがあった。

「文化」である。

ここにスポットを当て、
それがどのように人々を結びつけ、成長させ、変化させ、破滅させていったか。
その点について、さすがNHKともいうべき、奥深い人物描写がなされている。

しかし、この作品、それらの表現がどことなく垢抜けない。ちょっとカッコ悪い。
だがそれがいい。

有名な画家の描いた風景画を見てみるとわかると思うが、山にしろ人物にしろ、決して主題となる対象物をキャンバスの中央に描かない。
中央に書かれているように見えるかもしれないが、必ず少しだけ左右にズレて描いている。

キッチリし過ぎは美しくない。
そういうこと。

キッチリした方が美しく見えるって?
気にしないことです。
それもまた「あなた」なのですから。







~~~以下、6話までの感想~~~

主人公は戦国時代に文化人としても生きた実在の武将。作中では使番(敵軍への使者)の任務をこなす。

冠婚葬祭など、ピーンとした緊張感が張り詰めた場所で、俗物的で場違いなことを考えたり、したりすると、無性におかしくなる気持ち、お分かり頂けるだろうか。
この作品、この種の笑いを描いていると思う。
これがハマる人にはハマるだろうし、ダメな人は全くダメだろう。
ただ、この笑いはおそらくメインではない。
茶の湯のシーンや有名武将同士の駆け引きなど、心のやりとりはとても深く、かつ緊迫感があって楽しませてもらった。
このような心理描写がメインだと思われる。

歴史モノは大好物なので、ここは文化面のみならず、その時代の作法、生活、合戦の状況など、細かい設定にまでこだわって描いて欲しい。
初回、丁寧な説明を省いて、いきなりストーリーが開始される。
なので、ある程度戦国史の知識がないと入りづらいと思う(「松永久秀の信貴山城篭城」と聞いて、すぐ把握できる方ならば大丈夫だろう)。

所々気になる部分はあるものの、現段階では、史実に沿ったストーリー展開、描写。
それでも、時代設定を維持したまま、ギリギリのところで笑いを取っている。
今後は、このラインを維持していって欲しい。
全39話が予定されているようだが、同じNHK放送の「十二国記」並みの好物アニメになるかもしれない。期待が高まる。

・・・しかし、秀吉のCVに江原正士さんは、ちょっと違和感がある。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 22

70.7 11 真下耕一アニメランキング11位
無責任艦長タイラー(TVアニメ動画)

1993年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (171)
1043人が棚に入れました
時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊してしまい、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。そして、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める……。

声優・キャラクター
辻谷耕史、天野由梨、速水奨、笠原弘子、関俊彦、麦人、西村知道、三石琴乃、成田剣、八奈見乗児
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

無責任で無鉄砲な漢。

疲れたとき見るのに最適!って感じですね。
スペースオペラ、ってなんだか敷居の高いものに感じられてしまうけど、この作品は設定を色々ゆるゆるにしてあってすごく見易かったです。

基本的な設定は地球とある惑星の間で繰り広げられる戦争。
宇宙を駆け巡っての艦隊戦が舞台です。

しかし。。。
初っ端から主人公のタイラーは軍隊への入隊理由として「楽がしたいからです!」と言い放って、そのままのらりくらりと戦争開始のどさくさに紛れて軍に入っちゃいます。
そんなのありえないだろ!と突っ込みたいところですが、戦争が始まっちゃったら仕方ないよな~人員不足だしな~と無理矢理納得させられてしまいます。

で、そのままのノリでタイトルの通り一隻の艦長にまで上り詰めます。

ここからが楽しいです。
タイラー擁する駆逐艦‘そよかぜ’はダメ軍人の流刑地だった、ということで乗組員にロクな人間がいないのです(笑)
一日中酒ばかり飲んでるのんだくれ軍医とか、
軍規に人一倍うるさい割に繊細で胃腸が弱い副艦長とか、
放っておくと乱闘騒ぎを始める世紀末なチンピラ兵士とか、
「お肌に悪いんで夜勤はパスねー」とか言って途中で寝ちゃう通信士とか。


例えると学級崩壊した小学校みたいなところです。
ここにダメ教師(艦長)であるタイラーが現れることで、皆が生まれ変わっていきます。
絆を深めていくクルー達、一向にやる気を出さない艦長。
反面教師タイラーです。


これ、原作のライトノベルのタイトルは『宇宙一の無責任男』ですが、アニメのタイトルの方が好きです。
タイラーがどう無責任なのか、具体的に示されているからです。
後から振り返ってみると、ああ・・確かにタイラーは無責任で最高の男だなって思えます。
{netabare}
つまり、艦長として、軍人としては失格ですが、人として大事な心を戦時中においても見失っていない。
敵であっても出来る限り殺したりしない。どんな時でも楽しく、自由に生きること。
タイラーが口だけの怠け者だったら失笑ものですが、彼は目立たない所できちんと自分のやるべきことをして、実行できるだけの力があるのです。
人間としては無責任どころか偉人の域でしょう。
{/netabare}

この男、何故か戦争で勝ちまくり女性にモテまくり。
それだけだと主人公が強いことに至福を感じるアニメかに思えますが、見進めていく内にじんわりとタイラーの人間的魅力が滲みだしてきます。
なんか、この絶妙さが素敵・・・(笑)


しっかりと宇宙の広大さを感じさせるシナリオも素敵です。
惑星ラアルゴン、っていう星の話がSFファンタジーっぽくてまた良い雰囲気です。
ライトノベルと一口に言っても、この頃のSFってけっこう侮れないというか、マニアックですよね。
面白おかしいだけじゃなくて奥深さが感じられました。



僕は『超時空要塞マクロス』が好きなので、マクロスが好きな人なんかには是非お勧めしたいですね。
ヒロインが皆可愛いし・・アザリンちゃんは特に異星人ヒロイン萌えの人にはたまらないです。


蛇足。
{netabare}
このアニメ、ヒロインの声優陣がすごく(個人的に)贅沢でした。

ユリコ・スター少佐・・天野由梨さん
キョンファ・キム中尉・・三石琴乃さん
ハルミ伍長・・岡本麻弥さん
アザリン・・笠原弘子さん
ユミ・ハナー&エミ・ハナー ニ飛曹・・かないみかさん


男性陣も速水奨さんや八奈見乗児さん、関俊彦さんまで出てて豪華すぎましたね。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 17
ネタバレ

アレイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

埋もれさせるには惜しすぎる作品。個人的には今再放送したら有名タイトルになれると思います。

無責任と自由をポリシーにしてるつかみどころのない主人公タイラー。
地球連合艦隊にふらっと面接に行くと、美人コンピュータ面接官がいて、そのやり取りからして自由奔放でコンピュータをショートさせて入隊してしまう。
タイラーはオンボロ駆逐艦そよがせの艦長になるがそこにはタイラーとは対照的な、生真面目ユリコスター少佐と生真面目副官山本大尉などがいた。そこからのドタバタコメディやシリアスな展開や恋愛や人情劇やSF展開や不思議な深層心理描写など盛りだくさんです。
この作品が凄いのはこれだけ要素ぶち込んで全く無理なくストーリーが進んでいく事。

駆逐艦そよがせにはタイラーに翻弄されるユリコスター少佐や山本副官(オチ担当)、酒飲みの医者やスパイの美人医者助手、突撃エースとエースの取り巻きほのぼの担当双子姉妹やその他全員魅力的なキャラばっかり。
敵国もお姫様アザリンやアザリン側近のドム艦長も物凄くいいキャラです。
どのキャラが一番いいのかと聞かれるとはっきり言って絞り切る事は無理です。それ程魅力的な方々なんですよね。

{netabare} 見所は味方司令室ではタイラーを危険分子として抹殺を図ろうとしたり、はたまた敵のお姫様や長髪の敵艦長ドムには偶然の自由戦法を買いかぶられたりで、敵味方がタイラーを逆視点で見る事。
あるいは意図的に戦争を止める艦のスレスレのすれ違いシーンなども見応え抜群でした。
タイラーが世話係として就いていた元提督のおじいちゃんのあのシーンは泣けました。
最後の方ではには味方司令室をの1人を少し認めさせるほどになります。
途中、タイラーの深層心理世界が描かれますがそのシーンも変わってて印象に残ってます。
エピローグ的な話も非常にいい余韻が残り、最後までいいアニメでした。{/netabare}

タイラーは自由奔放ですが、平和を愛する人物なので皆タイラーに惹かれてしまうのではないでしょうか。僕もその1人です。
責任感もホントはあるんじゃないかな(´∀`)♪

ほんっとうに全キャラ最高級の魅力あるキャラなのでオススメ致します(`・∀・´)

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最強の駆逐艦

無責任な艦長の一見悪く見える行動が結果的に
いい方向に転がっていく面白い作品です。

【良い点】
○キャラクター

・タイラー
まずはやっぱりこのキャラクターでしょう!
運の強さが最強で考えてないようで考えているようで
やっぱり考えていないキャラクターですが
人に対する優しさ心の広さは誰にも負けない。
最初はバラバラだった船員たちもタイラーの行動によって
徐々に結束を高めていきました。
{netabare}タイラーの良さはフジ中将のような人を騙し
蹴落として生きてきた人間には最後まで分からないけど
一緒に過ごしてきた船員たちやばい
ハナー元提督のような人にはわかる良さがあるキャラです。 {/netabare}
自分が軍人だったらこんな艦長と一緒に乗りたいですねっ!

・ヤマモト大尉
タイラーとのやり取りの面白さはナンバーワンだった気がします。
あとたまにかっこいいです!

・クライバーン特務曹長、アンドレセン中尉
最初の頃はただのあれくれ者といった感じだったけど
なんかどんどん好きになっていきましたねー。
ほんとに楽しそうな笑顔が素敵w。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

62.0 12 真下耕一アニメランキング12位
エル・カザド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (160)
1041人が棚に入れました
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者で1人の少女に巨額の賞金が懸けられていた。その少女の名はエリス。数多くの賞金稼ぎたちが彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにし、ふとしたいきさつから他の賞金稼ぎから救うことになる。そして、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことをきくという条件で、かくして賞金首と賞金稼ぎの、奇妙な逃避行が始まることになる…。

声優・キャラクター
清水愛、伊藤静、久川綾、三宅健太、宮野真守、三木眞一郎、立木文彦、井上麻里奈
ネタバレ

えこてり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のんびりと旅を楽しめる

「I reach for the sun」を最終回で聴きたい、
そして梶浦さんの劇伴が楽しみということで視聴開始しました。

ペルーで音楽取材したとのことで、全体的にアコースティックギター
やバンドネオン、木管中心の南米の雰囲気漂う感じでした。

ガンアクションですけど割と渋い使われ方をしていたせいか
それほど緊張感も無いのが良い方向に作用し
(派手なガンアクションを期待していた方にはちょっと物足りないのかも)
どこかほのぼのとした感じが漂ってます。

全話通して旅として楽しめる作品だと思いました。
あとはキャラクターさえ気に入ればのんびり観られるかと思います。

以下、断片的ではありますが音楽メインの感想です。乱文失礼
{netabare}
交戦シーンでよく使われる"el cazador"はかっこよく、間奏にとても美しいストリングスの旋律がある。

エリスと博士の回想シーン中盤での挿入歌"forest"は、その後の運命が何度も作中で描かれているので哀しい感じになるしかない。

歌っているのはEmily Bindigerという珍しく国外の方かな、最終話も同じ方。

二人の生活がそろそろ終わりそうだなぁ・・という所で"inca rose"。
なにこのオルガン?とアコギの哀しい旋律は。。

L.A.というイカれた人造人間が良い味出してる今作ですが、そのテーマ曲"L.A."もなかなか良い感じ。梶浦さんのピチカートの使い方がとても好きです。

物語のクライマックスとも言えそうなシーン、ナディとエリスが死んでしまい、リリオとブルーアイズでエリスを魔女の力で復活、エリスが魔女の力を初めて自分の意志で使う。初見ではちょっとプロットが弱く、なんで??
ってことになっちゃったんですが、
ナディ復活シーンで"paradise regained"が掛かると細かい事はどうでもよくなってしまう。
これは前奏部分しか使われないのが残念ですが、フルバージョンはとても美しいのです。梶浦さんの曲の中で、大げさかもしれませんが「神々しい曲」としては指折りの一曲です!

そして遂に最終話。戦いは前回で片付いていてナディとエリスは親切な初老の夫婦の元で暮らしています。
訳ありの二人に「このままここで暮らせばいい」と言ってくれて涙ぐむナディ、"I reach for the sun"挿入!
成長したエリスが「でも旅に出る」と言い、二人は再び旅立って行く。
梶浦さんの曲の中で、「前向きになれる曲」としてはこれもまた5本の指に入りますね!

2クールの作品としては気になる点が残ったり動機説明がイマイチ不十分だったりしたわけですが、そんな事どうでも良くなっちゃう程気持ちの良い終わり方でした。
そもそも私が"I reach for the sun"が好き過ぎて、
そこに映像とストーリーさえ加われば否応なく勝ち確だったわけですが、
かといって何でも良いという訳ではなく、
ちゃんとエル・カザドのキャラと物語が立っていたからこそ到達できたのです。
欲を言えば1番だけじゃなく最高の間奏から2番も流してそのままスタッフロールでEDにして頂けてたら最高でした。


ナディ、エリス、リカルド、ブルーアイズ、みんな良かった。あと一応L.Aもかな。そしてリリオが天使でした。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

音楽に騙されつつ・・

2007年4月2日 - 9月24日TV放送。全26話。

EL CAZADOR=ハンター・狩人 スペイン語ですが
メキシコを舞台にしたお話のようです。

女賞金稼ぎのナディ(伊藤静)はメキシコの田舎町で
巨額の賞金が懸ってる少女エリス(清水愛)を見つけるが・・

驚異的な身体能力で逃げられた挙句にエリスを匿っていた
占い師のサルマにエリスの事を託されてしまう・・

同業者からエリスを守る事になってしまったナディ・・
取り敢えず・・エリスが行きたがている南に向かい
二人の旅が始まるが・・其処に何があるのか?巨額の
賞金が架るエリスにどんな謎があるのか??

天然系不思議ちゃんエリスと凄腕のガンマンだけど
陽気で面倒見の良いナディとのコンビネーション?

各話 掴み所のないシナリオで不思議な雰囲気の会話。
BGMだけがその場の雰囲気に合わせ緩急を出す・・

OP/ED/BGM等良い感じで世界観にハマりやすい。
ツバサ・クロニクルや.hackの雰囲気に似ている感じで
緊張感を煽ったりミステリアスな雰囲気を醸し出す感じ。

キャラデザも世界観にハマりやすくてよかった。
キャラは幼女系美少女から幅広い年齢層のキャラが出る
が・・如何にも何か有りげな個性派が多い。

あまり物語の内容が解らないまま荒涼とした大地を只管
漠然と南に向かうだけの逃走劇に 同業者とのやりとり
や 行く先々で出逢う人達との交流等を描くが・・やや
情報を絞りすぎかな? 意味不過ぎてわけわからん??
とか思う人も多そうかなw 時々意味ありげにストーカー
っぽい少年L・A(宮野真守)が何の伏線なのかなぁ~程度。

時々入るジョディ “ブルーアイズ” ヘイワード(久川綾)
の台詞やナレーション等を聞き逃すと全く不明になる。

ダグラス・ローゼンバーグ(三宅健太)中央情報局「R-339」
室長のチラ見せ?陰謀めいた動きが有るよ?という伏線?

リカルド(立木文彦)リリオ(井上麻里奈)Bレディ1号(岡本麻弥)
メリッサ(豊口めぐみ)などの他 GUEST / SPECIAL GUEST等
エピソードの重要な登場人物としてゲスト声優が出演するが
大御所声優さんもいたりする。
賞金稼ぎのオカマA・B(神谷浩史・岩永哲哉)は複数話登場w

南に向かっているのは解るけど 実際にどの辺りから何処を
経由しているのかも・・どうでもいい感じで触れないので・・
焦れるというより現実味?実体感が無く・・

メキシコから南東ならマヤ? 壮絶な文明のコペテンでも
狙うのか?? 魔女やら異能っぽい伏線からするとマッド
サイエンスものっぽい方向ありえるかな??等とヤキモキ
していると この作品は楽しみにくいかも??

12話辺りでやっと物語に大きな動きが・・
でも直ぐに・・物理学者 故ハインツ・シュナイダー(三木眞一郎)
の過去回想など・・取り敢えずエリスの謎に迫ったものの・・
其れがどういう結末に向うのか・・というか2クールもだらだら
やるなら・・もう少し何処かに抑揚の有るエピソードとか多少
は派手な演出でのアクションなどやった方が良かったような気が。

アンバランスの妙?何だか愉しみ方が分かり難い作品でした^^;

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

浩平 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「わたしが、博士を殺したの・・・」そう言った賞金首と勝手気ままな賞金稼ぎ、2人の少女の逃避行の行きつく先とは・・・

本作は、前々作『ノワール』と前作『MADLAX』に続く真下耕一監督の美少女ガンアクション三部作の最終作とされている。


~あらすじ~
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者エリスには、何故か裏社会で巨額の賞金が懸けられており、数多くの賞金稼ぎ達が彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディもその一人である。ナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスにとぼけられた上、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにする。

エリスに逃げられたナディはエリスを匿っていた占い師のサルマに接触するが、逆に彼女からエリスを託されてしまう。サルマの願いを断り切れなかったナディはエリスを他の賞金稼ぎから庇うと、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことを聞くという条件で、エリスとの逃避行を始める。

はたして、エリスを取り巻く人間達の思惑とは・・・?




懐かしさとガンアクション作品が見たくなり再視聴です。

内容を全く覚えていないので楽しみです♪

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

62.3 13 真下耕一アニメランキング13位
MADLAX マドラックス(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (146)
958人が棚に入れました
近代化を推し進める政府の国王派と、それに反発する反政府組織ガルザとの間で12年の長きに渡り内戦を続ける、ガザッソニカ王国。
そこでは、あるエージェントの存在が、政府軍兵士と反政府ゲリラ双方の間で知れ渡っていた。驚異的な戦闘能力を誇る美少女の名はマドラックス。
一方、先進国ナフレスに12年前の記憶をなくしたマーガレット・バートンという一人の美少女が、何不自由ない普通の生活を送っていた。
全く別々の場所で対照的な生活を送る、マドラックスとマーガレット。しかし、マーガレットが自宅で見つけた赤い本の秘密を探り始め、ヴァネッサが内戦の原因を探るためにガザッソニカに飛んだことで、隠されていた二人の接点が明らかになっていく…。
ネタバレ

ヌンサ(亢宿) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

イニシエーション

「ノワール」(ずっと「NOIR」だと思っていたのですが、カタカナ表記が正式なタイトルのようです)「エル・カザド」と並んで"美少女ガンアクション三部作"と言われている作品の第二弾です。

例によって真下耕一監督アンド"美少女×銃"大好き人間なので、果たして皆さんが参考にできるレビューと言えるかはわかりませんが(笑)、やっぱり面白かったです!

マドラックスを執拗に追いかけるイメルダ・ユルグからは「エル・カザド」のL・A(性別は違いますが)、ナハルからは服装を含めて「ノワール」のクロエを感じる(クアンジッタ・マリスンはもちろんアルテナ)
など、"三部作"と言われるのも納得の既視感があります(だが、それが良い!)。マーガレット・バートンに至っては声優からしてモロ「ノワール」の夕叢霧香・・・(笑)

放送時は911から間もないということも関連してか、"戦争"が作品全体を薄っすらと覆っています。エリックが劇中で語る自分と世界の距離感というものは完全に「機動警察パトレイバー 2 the Movie」で語られたアレです。ガザッソニカのアジア感はベトナム戦争っぽくもあり、「BLACK LAGOON」のロアナプラっぽくもあり・・・。

飛行機事故のくだりで「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」を思い出したり、カロッスア・ドーンやフライデー・マンデーからムスカ臭を嗅ぎとったりもしました(笑)。終盤にマーガレットと二人でいる感じはまさにラピュタ(?)

声優陣では、有名かつ真下監督作品でもお馴染みの面々が名を連ねる一方、エリノア・ベイカー役の内川藍維さんに注目しました。ヘタウマな感じ(失礼)が非常にクセになります
(出演作品の数を見ると、長所になっているわけではないみたいですが・・・(^-^;)。

金田朋子さんもめっちゃ良かったです、っていうかキャラクターの中ではレティシアが一番かわいかったです!特に目。

梶浦由記さんによる音楽が素晴らしいことは言うまでもありません。彼女が音楽を担当したアニメをもっと見たい・・・と思ったら、たまたま僕が見ていない作品を担当しているだけでした(;^ω^)

年齢的に難しいのかもしれませんが、真下耕一監督の新作を是非見てみたいと改めて思いました。"美少女×銃"でも、「無限の住人」や「へうげもの」に通じる時代劇でも、監督の集大成と言えるテレビシリーズを切望します。(調べてみると、ビィートレインがアレしてしまってるみたいで心配ですが・・・)


P.S.めっちゃネタバレになるのでやめたレビュータイトル候補→{netabare}「私たちに翼はない」、「複製された女」{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

nori さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

隠れた名作ハードボイルド系

2000年代の深夜アニメでは1番だと思ってます。当時リアルタイムでも観て
DVDでも見ました。
張り巡らされた伏線、世界観BGM 世界も国をまたいで2世界と異世界もあるし
マーガレット以外のキャラクターが狙いすぎの萌えみたいなのがないし
女キャラ多いけど、エロとか萌えとかで釣るような内容じゃなくキチンとリアル気味に描写されていてそれぞれ生きている感が伝わってくる感じ
内容自体は人を選ぶかなりハードな内容ですはっきり言って娯楽感は捨ててる内容です これぞ深夜って感じでした。
真下監督のEATMAN辺りが好きな人に完全にはまります。
リアル気味に描写されてるけど、戦闘自体はファンタジーっぽい感じもあります主人公の存在理由にかかわりますがあと戦闘はあっさりです、戦闘のアクション自体が見どころの作品ではない感じです。 イカにもガンアクションが好きな人にも向かないと思います ネットとかでキャラクター人気とかがいまいち出なかった理由もわかります、ハードすぎる話で見る視点によればつまらないと感じるでしょう、 人がいきる意味 自分探し的な要素 家族愛と戦争 憎しみ など テーマは重いですが見ごたえあります。マーガレットのキャラ絵で萌え系の軽い作品かなと思ってみるとなんじゃこりゃーとなりますのでご注意を。
EATMANもそうでしたが視聴後に考えさせられる作風です。鬱気味になるかもしれません。
 追記 今さらで古いですが BGMが相当良いので サントラ1と2
は聞いた方がいいです kalafinaになってからの梶浦より良いと思いました
MADLAXのサントラは定期的に番組とかで切り出されて使われてるようです。
マイナーな楽器チェンバロみたいな古楽器が使われてたりしてクオリティは高いです。 マスタリングは言うほどでもないので高給なオーディオで聞くと粗が見えますが、クラシック聞いてる人でも聞けます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

パスタのお姫様

NOIRに続く真下耕一監督のオリジナルガンアクションアニメの第二弾!!
巷で有名なヤンマーニ作品です。

非常に評価に窮する作品でした。
何故か?
他の評価項目の追随を許さないほど、梶浦サウンドの出来が良すぎです。
ヤンマーニばかりがfutureされる本作ですが、その他の劇伴も非常に素晴らしい。特にMargaletとElenoreは必聴です。

NOIRに引き続き法ちゃんが主役で出演していますが、前作以上の難解さで週一での視聴ではストーリーが全く理解できなかった記憶があります。
一方で、静と動の対比の美しさも磨きがかかっています。特に第1話のつかみは完璧でした。最後の○○を撃ち落とすシーンはミロのヴィーナスのようで神々しくも見えます。

OP曲「瞳の欠片」も超名曲。イントロだけで震え、南里さんの切なくて透き通る声に酔いしれます。歌詞にも作品の伏線が散りばめられていて、かなり衝撃を受けました。

しかし如何せん物語の描写が抽象的すぎ。
NOIRもそうでしたが、舞台が日本人に馴染みの薄いマフィアや紛争地域としている割には、世界観の描写不足が否めなかった印象です。もう少しキャラの掘り下げに話数を費やした方が良策な気がしました。

それでも最終話の感動は今でも忘れられません。視聴者を選ぶ作品であることも確かですが、全26話を3日くらいで見ると本作のテーマが伝わりたやすいのでは思いました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 8

57.0 14 真下耕一アニメランキング14位
.hack//Roots[ドットハック ルーツ](TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (104)
726人が棚に入れました
西暦2017年、世界最大のプレイヤー数を誇るネットワークRPG『The World』。司やカイト達がプレイしていた時から7年が過ぎ、現在は『The World R:2』として運営されている。
前作より格段にバージョンアップされている『The World R:2』だが、プレイの自由度が高い故に秩序は崩壊していった。現実逃避から『The World』を始める者が多く、ハセヲもその一人だった。
キャラクター属性黒の錬装士を選んだハセヲは初めてログインし無法地帯と化した世界でいきなりPK(Player Kill)されプレイする気を無くす。そこにオーヴァンと名乗る見知らぬ男性PC(プレーヤーキャラ)に蘇生されるが不可解に感じ、その場を離れる。しかし、『The World』内で特異な存在として知られているオーヴァンとの接触はハセヲを孤立させていくのだった。そんな中、オーヴァン率いるギルド『黄昏の旅団』の一員の少女キャラ・志乃(しの)との出会いがハセヲを変えていく…。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ロストワールド

前作の未帰還者事件が一応解決した後で
リビジョンUPされたThe World R:2を舞台
にゲーム内の出来事を綴った話。

ゲームキャラの描写が主ですが、会話等
に「マニュアル」を読めとか「電話が来た」
といってキャラが放置状態になる描写や
可愛いPC(プレイヤーキャラ)が野太い声
の男性だったり解りやすく描写している。

あくまでゲームのプレイヤーと強調する
シーンを織り混ぜているのが特徴。

冒頭から意味ありげな伏線を張った展開。
音楽 - ALI PROJECT世界観に浸れる。

高校の友人の勧めでゲームを始めた主人公
ハセヲ「櫻井孝宏」は聞いていた話と大きく
違い・・PKが横行する殺伐とした雰囲気に
戸惑いを隠せなかった・・どうやら聞いて
いた世界観はR2以前のゲームの話・・

PKされた所をオーヴァンに助けられ一応は
もう少し続けようとするが、モラルの低い
プレイヤーにカモの様に狙れ心が折れそう
な時・・志乃に出逢う・・

二人が所属する「黄昏の旅団」・・

旅団に入ったばかりのタビー「 豊口めぐみ」
旅団の先輩「匂坂」置鮎龍太郎の交流を中心に
キー・オブ・ザ・トワイライトの謎を追う。

謎に近づくに連れ・・ゲームの根本を脅かす
大きな問題に直面してしまうというもの・・

唯一ハセヲが自分から接するフィロ「滝口順平」
が・・何とも云い難い味わい深さを出してる。

中々謎に辿り着かず、少し謎が溶けると別の
大きな問題が起きて更に謎が深まる仕様。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

コヤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

※注意!ゲームをやる予定がなければ視聴しないで下さい!

先ず始めに、本作品はゲームであって、アニメではない!と忠告させて頂きます。
.hack//G.U.というゲームをやる為の作品となっております。
.hack//?と言う方に。
.hack//はPS2で発売されたRPGです。.hack//G.U.はその続編?いや、2と言った方が正しいですね。アクエリオンとアクエリオンEVOLみたいなものでしょうか。.hack//G.U.からやっても良いですが、先に.hack//をやっていると尚面白い!!
.hack//だけで4本出ていますが、vol.1~vol.4で1本の作品となっております。4枚組ではないのでご注意を!!
.hack//G.U.はvol.1~vol.3までです。
PS3もPS4も持ってないので移植されているかは不明。VRで移植されたら手を出すかもしれませんが、きっと廃人になってしまうので手は出さないかもです。
ゲームのジャンルはVRMMOを題材にしたRPGですね。キャラデザはエヴァンゲリオンの貞本義行。VRMMORPGと言うことで、SAOに似ています。ただ、ストーリーはこっちの方が断然面白いのです。まあ、アニメとゲームを比べても比べられないですが。
このアニメはゲーム中のストーリーの空白の期間が描かれたものなので、終わってません。続きはゲームで・・・って感じですね。なので、ゲームをやる予定がなければ視聴しないで下さい!!
絶対後悔します。してしまいます。
それでも、個人的にはこのゲームは神ゲーでした。前作の.hack//も面白かったですが、2作品目の方が面白いと思えたゲームは初めてなのです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

.hackシリーズで一番好きです!!

あらすじ飛ばして感想です。全26話です。

内容としては、SAOみたいなオンラインゲーム内での出来事を
描いた物語。
ただ、閉じ込められるとかではなく、ゲームをしてる中の
世界を描いてるって感じかな。

思い返すとMMORPGを題材にする先駆け的な作品ですよね。
当時としては、新鮮味があって興味深い設定や内容だし、
ストーリーもわりと良く結構楽しめたアニメですw

ただ、最初に言っちゃうとこの作品は完結しません...
ですが、 『劇場版.hack// G.U. TRILOGYk』で、
完結なので問題ありませんw

なので、あらすじとか読んで、気になった人は見てみても
完結はしてるので大丈夫ですw
個人的には結構楽しめたのでわりとオススメ。

あと、.hackシリーズって色々あるので、root見終わって
気に入ったなら他のシリーズを見てみるのもアリだと
思います。

キャラや名前は違いますが、操作してる人間が同じとか
関連性があったりもするので、そういう点では
面白いです。
ストーリーではなく、あくまでそういう点ではですけどねw
ここかなり重要です!!

ってか、今気づいたんですが、総合評価57点って酷いですね...
う~ん、ちょっと自分に自信がもてなくなってきますねw

まぁ個人的には好きな作品でなかなか楽しめた作品でした!!
よしっ世間に負けずに押し切ったw

投稿 : 2020/04/04
♥ : 9

61.8 15 真下耕一アニメランキング15位
無限の住人(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (75)
464人が棚に入れました
「剣道とは勝つことへの道」を標榜する剣客集団・逸刀流。彼らに両親を殺された少女・凛は仇討ちを遂げるため、不死の肉体を持つ男・万次に用心棒を依頼する。

声優・キャラクター
関智一、佐藤利奈、野島裕史、中井和哉、江原正士、小西克幸、浪川大輔、能登麻美子、豊口めぐみ、森川智之、三木眞一郎、坂本真綾、菅生隆之、関俊彦

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

刮目せよ! 凶気の宴、ここに開幕!

この作品の原作は未読ですが、2019年の秋アニメで「無限の住人-IMMORTAL-」が放送されることを知り、是非先に視聴しておきたいと思い、この作品を手に取りました。
本当はもう少し早めに見終えたかったのですが、リアタイ作品の視聴に追われ今まで時間を要してしまいました。


「勝つ事こそ剣の道」と断ずる逸刀流統主・天津影久に両親を惨殺された
少女・凜は、身に血仙蟲を埋め込み不死身となった100人斬りの男・卍を
助っ人とし、仇討ちの旅に出る…!

1993年、アフタヌーン誌上に登場するや、その圧倒的な画力・大胆な演出、
斬新な殺陣…等々により「時代劇」というジャンルを一躍エンターテインメントの
主流へと蘇らせた[ネオ時代劇] 遂にアニメ化…!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

本作が放送されたのが2008年なので今から10年以上前になります。
確かに若干の古さは感じましたが、キャラデザなんかは今でも十分通用するほど綺麗だったと思います。

少し気になったのが放送期間です。
全13話であるにも関わらず、7月から12月までの2クール分を使って放送されていたんです。
これも大人の事情が関連しているのでしょうか。

それと起用されている声優さんは、今でもバリバリ活躍されているベテランの方々です。
主人公の卍が関智一さん、ヒロインの浅野凜がサトリナ、これに能登麻美子さんまで出てくるのですからテンションは上がりまくりです。

そして一番気になったのは何故全13話だったか、ということです。
それは、全13話で物語が完結していないからです。
アニメの放送期間が2008年の7月~12月で、漫画の連載が2012年の12月まで続いたようなので、アニメが連載に追い付いてしまったからでしょうか。
妙なアニオリエンドにしてしまうと作品のイメージを崩しかねないから、途中で終わらせたのかもしれません。
それなら何故続編が制作されなかったのでしょう。

親の仇打ちの旅…
それは仇討ちが決して楽な旅じゃないことを思い知る旅でもありました。
何度も心が折れそうになりました。
確かに凜は無天一流当統主の一人娘です。
ですが、統主の子供が必ず強いという訳ではありませんし、ましてや凜は非力女の子なんです。

そし相手は仮にも統主…力の差は歴然としています。
だから卍の力を借りたんです。
自分の使えるものは全て使って倒す相手が親の仇…
ようやくそう前を向くことができたというのに…
ここで終わってしまったら、ただの販促作品になってしまいます。

だから、10年もの時を経て今回アニメが制作されたのかもしれませんね。
「無限の住人-IMMORTAL-」は未だ視聴していないので、物語がどこからはじまるかが物凄く気になります。
本作の続きでも構いませんし、10年間に進化した技術を駆使して物語の初めからでも良いと思います。
でもせっかくなら個人的には後者であると嬉しいですけど。

そういえば、AパートとBパートのアイキャッチ画像がやたら現代風でした。
本作は時代劇であるにも関わらず、アイキャッチ画像には高層ビル群が描かれていましたから…
両者がどの様な関係があるのか…最後まで視聴しても分からなかったのが少し残念です。

オープニングテーマは、枕草子さんの「赤いウサギ」
エンディングテーマは、GRAPEVINEさんの「wants」

1クール全13話の物語でした。
思いのほか堪能できた作品でした。
そしていよいよ「無限の住人-IMMORTAL-」を視聴したいと思います。
今度は物語が完結するまで描かれることを期待しています。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 9

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

きむたく

中途半端で終わってる、触りだけかな?

ストーリーは、不死身の力を手に入れた主人公が家族の仇討ちをする少女に力を貸す、というもの。

前述の通り中途半端で終わってる、オリジナル展開ですらないんじゃない?原作知らんからわからないけど。正直言ってそんなに面白くない、襲った連中を一話or二話一人ずつ倒していく、こういう復讐劇なのはいいとしても、出てくるキャラ説明が無いし、話の飛び方が大きくて話数が変わるとき困った、何とかウィキ見て理解したけど・・・

この作品のもう一つの悪いところ、絵が暗い。明るい時(時刻)はいいのだが夜などの暗い時での戦闘シーンはものすごく見づらい、元々そんなに作画が精巧な作品ではないため戦闘シーン自体も見どころと言う程ではないのだが・・・

主要人物の声優はそこそこ豪華、まあキャラのカッコ良さ可愛さがあんまし無いから声補正といったところかな。

ご存知の通り実写映画はキムタク主演、「無限の住人」で検索したとき「大コケ」って出たからそんなに評判良くなかったのかな?


投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作はグダグダ

アニメはまあ中途半端には終わるね
漫画完結してなかったから

そんでアニメ→漫画と見たけど
漫画は何というか
本来の目的忘れてたと思う

この作品の本題は
ヒロインの復讐を果たす事なはずだけど
続きの漫画では、復讐を果たすどころか
復讐者と出くわして話す事が多々ある

もっというと
復讐を果たすという目的から
それながら復讐を果たそうとする作品
グダグダ漫画だと思った

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

61.4 16 真下耕一アニメランキング16位
爆れつハンター(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (44)
276人が棚に入れました
主人公のキャロット・グラッセは闇の仕置き人(ソーサラーハンター)の一人。お調子者で三枚目、女の子にはてんで弱いスケベ男。しかし、魔法を吸収することにより巨大な怪物の姿へと変身する能力を持を持っている。他の仲間達もそれぞれ特殊能力を駆使して悪しき魔法使い(ソーサラー)から庶民を守るために活躍する、愛と涙とお色気の物語。

声優・キャラクター
古本新乃輔、林原めぐみ、水谷優子、真殿光昭、梁田清之、玉川砂記子、島本須美、銀河万丈

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

【萌え系FT】【感動】FT版必殺SM仕事人

FT世界で一話見切りの仕置きをしていくコメディ色強めの物語。
元々は小説/漫画で、ヒロインが上半身裸でムチを振るうSMセクシー路線と、頭カラッポで見れるぬるーいノリが楽しみ所でしたが、TV版では規制?なのかコスチュームが水着みたいなのになっていてセクシー度大幅減。
また、一話見切り作品の宿命か、特にお色気もないシリアス話が続くと同じパターンのループに見えてだんだんと飽きてきますが、たまに神回もある侮れない作品です。

お気に入り回
5:湖畔の夢少女(主人公がCoolすぎる
14:神様は大たわけ(飯代が足りないシーンでドキドキ(1時間ジブリ作品見る位感動します

時代を経て作画が劣化しても演出やシナリオは劣化せず、良回は近年の作品よりも感動するので、お手頃に感動したい時に14話のみ視聴を万人にススメます。

OP/EDも当時はスタイリッシュでしたが、今見ると流石に時代を感じますね。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1
ネタバレ

XrJne07636 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

個々の話で見るか、大筋で見るか

1話完結型の作品なので、
1つ1つのお話では面白いものもありました
5話・13話・20話あたり

{netabare}ただし、対ラスボスという大筋に関して言えば、結末がはっきりと描かれずに終わるので、スッキリしない部分も
そういった余白を想像して楽しむことができる人ならおすすめ
逆に、白黒はっきり付けて終わらせろよ!という人にはあまりオススメできません
そういう人は先に挙げた話を(他にもいくつかありますが思い返して特にわかりやすく面白かったのがこの辺)見てみるのはアリかな{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

namichoooo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

リアルタイム世代です

当時小学生の私はこの作品に衝撃を受けたのを覚えています。
爆れつハンターとエヴァンゲリオンを見て私はアニメを好きになりました。

歌もキャラも魅力的でよくマネをしていたのを思い出しますw
今でもカラオケで歌う曲のひとつです!

今見るとかなり古いアニメだなと感じますが、OPもEDもとても良い曲なので是非聞いて頂きたい。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

67.3 17 真下耕一アニメランキング17位
未来警察ウラシマン(TVアニメ動画)

1983年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (31)
167人が棚に入れました
タツノコプロのSFポリスアニメ。映画「幻魔大戦」や2004年度版「鉄人28号」などで活躍のなかむらたかしがキャラクターデザインに参加。20世紀から2050年にタイムスリップしてきた謎の青年。大都会ネオトキオの機動メカ分署マグナポリス88の権藤警部は、この青年にウラシマリュウと名づけ、署の一員に招き入れた。リュウは超能力を活かし、仲間のクロードたちと活躍。だがネオトキオの犯罪組織ネクライムの総統ヒューラーにはリュウと何らかの関係が…?

声優・キャラクター
小林通孝、神谷明、よこざわけい子、大平透、勝生真沙子、塩沢兼人、北浜晴子、田中真弓、丸山詠二、曽我部和恭、玄田哲章

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お気楽さとバカバカしさ(褒め言葉)とカッコ良さとシリアスの絶妙な融合作品!。

今回BD版での再視聴です。
DVD版では画質がかなり苦しかったのですが、BD版では随分改善されていました。

タツノコ作品というと、何となく”子供向け作品”ってイメージされる方が多いと思います。
自分も最初そうでしたが、だからこそ逆に驚かされました。

まず初見時に受けた衝撃といえば、何といってもOPとEDでした。
どちらも音楽・歌詞が胸に焼き付いて離れず(今もなお!)
作画のスタイリッシュさにシビれました!!。
次回予告の”ダッダッダッダッ♪”で入る音で心が躍り
そのあと入るED曲で毎回ココロ鷲掴みにされてしまいます。
(とりあえず未見の方はOPとEDだけでも観てみてほしいです♪)

音楽はBGMもとても素晴らしかった!(SOUND TRUCK購入済)。
苦境のシーンがあっても、いつの間にか”お気楽な雰囲気”にさせられる♪。
でもシリアスなシーンでは、ちゃんとグッとさせてくれる。

お気楽とバカバカしさ(褒め言葉)担当としては
主人公のリュウと、コンビを組むクロードが最高でした!!。
神谷明さんは数々の有名キャラを演じられていましたが
個人的にクロードが一番ハマっていたように感じます。
この2人はもちろんのこと仲間での紅一点キャラ、ソフィアも顔芸満載でした!!。

シリアス面でいうと、まずウラシマンという呼び方の語源となる”ウラシマ効果”。
SF要素でガッチリ心つかまれてしまいました。
さらにその映像表現がまたスタイリッシュなんです!。

さらに、本作は敵キャラも魅力満載です!!。
”〇の美学”なんて予想外すぎました!!。
総統〇〇〇〇の正体も、いろいろ想像させてくれて楽しかった。
敵キャラにもバカバカしさ(褒め言葉)担当がいたのですが
なんか田中真弓さんの演技がダッシュ勝平カブってた気がするw。

カッコ良さではマグナビートル(クルマ)、マグナチョッパー(バイク)、
マグナブラスター(銃)、シーケイド号(宇宙要塞)など、レトロ感のカッコ良さも。


何年かぶりの再視聴だったので、忘れてしまってた話も多かった(終盤も全て)。
おかげでラスト手前からラストの展開も純粋にワクワクさせられっぱなしでした。
次回予告のラスト手前では、親切にもリュウが〇〇〇〇ってお知らせしてくれて
ワクワクをさらに加速させてくれました。

まあとにかく今から35年も前の作品なので、いろいろ古いのはモチロンなのですが
描かれている時代は2050年と、まだ32年も先の話なのです。
ちょうど今、中間地点くらいなのかな?。

再視聴を終えて確認できました。
やはり本作は今なお色褪せない、魅力溢れる作品です!!。
大人が見ても十分楽しめる作品ですね(ある意味、お仕事アニメでもあるし)。
個人的には、タツノコ作品といえば間違いなく本作なのです!!。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 8

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

夢より遠い世界 B+

コミカライズ作品 既読

アニメ放送と並行して、少年チャンピオンにコミカライズ作品が連載されたと記憶しています。
どちらかというと、こちら(漫画)の方の記憶が残っています。

漫画版は、登場人物がスリムで格好の良いバージョン(前半)と、ギャグタッチで描かれたバージョン(後半)の二通りがありました。
アニメの方は、これら二つを足して2で割ったような、2.5枚目のキャラクターで描かれています。

主人公のウラシマ・リュウは、車の事故がきっかけで50年以上も未来にタイムスリップして、記憶もなくしてしまいます。
名前が変なのは、本名を思い出すことができなかったことと、過去から未来に転移することをウラシマ・エフェクトと定義しており、ウラシマ・エフェクトによって超能力を身につけた人間を2050年の世界では「ウラシマン」と呼んでいたことによるそうです(かすかに記憶にあった程度なので、調べなおしました)
そして、2050年のネオ・トキオという都市で機動刑事となり、犯罪組織ネクライムと対決していくこととなります。
ネクライムっていうネーミングセンスがある意味抜群に良いですよね。

漫画とアニメでは最終回が違っていて、漫画ではネクライムの総統フューラーが、実はリュウの未来の姿だったという最後を迎えていました。
アニメ版の最終回は、この前見る機会があったのですが、完全に忘れていました。
詳しい内容は言いませんよ、勿論^^;

さて、漫画の格好良いバージョンでは、ヒロインのソフィアはかなりの美人に描かれていたのですが、久しぶりに見たアニメではこんなんだったっけ・・・状態でした。
思い出は美化するものなんですねぇ。

2012年にTOKYO MXで行われたタツノコプロ名作アニメ総選挙では、最多得票を獲得するなど、根強い人気を誇っているようです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

微笑ましい友情と耽美的な敵役

【未来警察ウラシマン】は、1983年から2050年にタイムスリップしたウラシマ・リュウ青年が、未来の世界で孤独と焦燥感を乗り越え、仲間の青年クロード(二枚目でカッコつけだが友情に厚い)と、元修道女とは思えないソフィアと共に、警察の特殊部隊・機動メカ分署マグナポリス38でチームを組んで戦う物語です。

敵は巨大犯罪組織ネクライム。
ネクライムの総統フューラーは謎の老人で、何故かウラシマ・リュウに執着します。
その幹部のルードヴィッヒは犯罪哲学を美学の域にまで高めており、単独で部下たちに絶大なカリスマを示します。
ルードヴィッヒは総統フューラーから一定の距離を保ち、ウラシマ・リュウと総統フューラーに対する第三極の位置にあろうとします。
ルードヴィッヒの部下ではミステリアスな女性ミレーヌと、いつも地団駄を踏んでいるような小男ジダンダがいい味を出しています。

この作品の見所は、リュウと相棒のクロードとの微笑ましい友情に、それを優しく見守る、活動的でオッチョコチョイでぶりっ子のソフィア、そして全体をまとめる父親的な署長との家族的な繋がりと、それに対比するようなルードヴィッヒの耽美的な生き様です。

この作品では、当時の真下耕一監督らしく、赤い色と青い色を派手に使った独特な画面効果が使われています。
これはこの作品の前に真下耕一が監督をした、1982年の【ゴールドライタン】でも使われた演出ですが、犯罪を美学として扱う、耽美的なルードヴィッヒ側を描くには合っていたと思います。
真下耕一が1986年に監督をしたOVAの【アイ・シティ】では、この演出が多用され過ぎていて、映像的には行き過ぎのように感じましたが(内容は好き)、最近の真下耕一作品ではこのような演出は見かけなくなりましたね。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

55.5 18 真下耕一アニメランキング18位
吟遊黙示録マイネリーベ(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (21)
150人が棚に入れました
1935年、ヨーロッパのとある島国にある全寮制の名門校。
国の未来を担う使長を目指す5人の若者、オルフェ、エド、カミユ、ルーイ、ナオジは、その第一歩となるローゼンシュトルツ学園のシュトラールとなるために、日々学園で、勉学や武術に励んでいた。
そんなある日、エドを中傷する噂が学園を流れる…。

しーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

2016

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

64.5 19 真下耕一アニメランキング19位
ポポロクロイス物語(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (24)
138人が棚に入れました
ガミガミ魔王が、自分の発明した機械を使って国を乗っ取ろうと企んでいた。しかし、その機械の運転に失敗し、その時のはずみで機械が暴走を始め、時空の裂け目から1人の少女と、2匹の謎の生物が落ちてくる。少女は「風族」で、名前は「ヒュウ」という。その後、ガミガミ魔王がピエトロの竜の力を手にし、とうとう王国を乗っ取ってしまう。ピエトロ王子は国をガミガミ魔王から彼女を元の世界に戻すために、そして竜の力を失ってしまった自分が強くなるために旅に出る。

ハックロー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

風と魔法と竜と人間

小学生の時に見てました、

楽しさ、切なさ、思いやり、勇気。やさしい気持ちのたくさん詰まった作品でした。
ファンタジー色も強く、
たまにあるミュージカル調な所もいい。
ゲームには出てこない風族のヒュウはナルシアに負けないぐらい健気で儚いキャラでした。

楽しい世界観に子供には切ないストーリー。
いい作品です。ゲームの方は大人でも楽しめるしね。

サントラも凄くいい作品です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 2

58.8 20 真下耕一アニメランキング20位
科学忍者隊ガッチャマンⅡ(TVアニメ動画)

1978年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (13)
76人が棚に入れました
総裁Xが宇宙に去ってから約3年の年月が流れた。マントル計画も順調に進み、地球は平和を取り戻した。国際科学技術庁が科学忍者隊の解散を決定した矢先、総裁Xが火の玉となって南太平洋ギルバード諸島後方100キロの海上に襲来。そこを航行中だった豪華客船クイーンマーガレット号(第50話では船名がエリザベス・ムーア号とされている)は沈没してしまう。総裁Xはそこに乗り合わせていた子供を特殊な装置に掛け、3か月程度で大人に成長させる。そしてその子供をギャラクター司令官・ゲルサドラとして仕立て上げギャラクターを復活させ、再び地球征服を狙い始めた。

声優・キャラクター
森功至、ささきいさお、杉山佳寿子、塩屋翼、兼本新吾、大平透、井上瑤、上田みゆき、池田勝、田中信夫、仲村秀生

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やはり、ジョー

ガッチャマンⅡですが、
この作品のポイントも
やはりささきさんのジョーですね。
復活を果たすのですが、、
どうやら幾つか問題と言うか
謎が満載なのを演出として見せびらかしていました。
そして、その秘密と共に
その体内にはとんでもないものが
隠されているが終盤明らかになります。
そして、ジョーと共にやはり外せないのが
ベルクカッツェの後任、ゲルサドラ。
彼は生い立ちと言うか出生の謎が
えぐくて終盤はとてもせつないのですが、
ファーストでのカッツェの影響が強すぎたのか
そのイメージを踏襲してしまった為に
2番煎じになっていました。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

グワシにして突撃

ガッチャマン2作目。しかし天野画は…大鷲の健は18歳…
ベルク・カッツェに代わるゲルサドラ
1作目との違いはゴッドフェニックスが合体メカから空母に変わた所が大きいかな。
ゴッドフェニックスの学忍法火の鳥は子供心に強烈でグワシにして突撃させて遊んでいた。
2作目から上記キャラデザが天野&高田明美という、すげーっって思う。

100点中68点

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

このころの続編の中では良かった

前作が大人気でそのあおりを受けて製作されたので

最初はあまり期待していませんでしたが、意外と楽しめました。

まぁジョーがあんな形で帰ってくるのかって所とゴッドフェニックスが前作よりかっこわるくなったところがイマイチでしたかねぇ

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0

63.7 21 真下耕一アニメランキング21位
ロビンフッドの大冒険(TVアニメ動画)

1990年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (11)
59人が棚に入れました
NHK衛星第2放送にて放映された、アレクサンドル・デュマの名作『ロビンフッド』を原作にした、当時社長でもあった九里一平、自らがプロデューサーをつとめたタツノコプロ入魂の冒険アニメ。12世紀のイングランド・ノッチンガム州では、領主アルウィン男爵が領民へ圧制を強いていた。その男爵に反抗したハンティングドン家は、館を焼き討ちされてしまう。辛くも逃げ出したロバート(通称ロビン・フッド)とその従兄弟たちは、シャーウッドの森に逃げ込む。ロビンは父の形見の弓を手に、男爵に立ち向かう事を決意する。

声優・キャラクター
伊倉一恵、松井菜桜子、三田ゆう子、川村万梨阿、池本小百合、島田敏、田中真弓、関俊彦、緒方賢一、江原正士、島香裕

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とにかく美しい・・・・・

衛生アニメ劇場。
かつて日曜夜に放送していた世界名作劇場に並ぶ、各国のさまざまな名作を原作にたくさんのアニメを制作・放送してくれました。今振り返ると主人公みんな外人さんでした。原作があり制作局がNHKということもあって難解な設定はほぼなく、非常に見やすいアニメが多いです。

ロビン・フッド。中世イングランドの伝説上の弓使い。
多くの童話や映画などで登場するかの英雄を知らない日本人は少ないでしょう。最近は弓使いと言ったら「理想を抱いて溺死しろ!!」キャラかもしれませんが、ロビン(マスクじゃないよ)もカッコイイです。特に草笛のシーンが印象的で、あんな姿を魅せられたらそりゃあヒロインはイチコロ(死語か?)ですよ。

本作の監督は「NOIR」、「MADLAX」などで有名な真下監督。真下(サンタマリアじゃないよ)監督の描くヨーロッパの風景は本当にリアルで美しい・・・。本作はガンアクションアニメと違って森が舞台ですが、それこそ中世の御伽噺に出てきそうな、幻想的な作画です。ここで繰り広げられるロビン達とクソ悪徳領主との戦いは非常に痛快です。

主題歌も非常に美しい。
特にOPは20数年がたった今でも普通に暗唱できるくらい好きです。
やはり御伽噺の始まりを告げるような特徴的なイントロとフーガ調のAメロ。解りやすく作品のテーマを端的に伝える印象的な歌詞。サビの♫いーつでも、一人じゃない。森の優しさに抱かれるとき、人は、強く生きること思い出すよ♫ は今聴いても心に染みる深い言葉です。幼稚園や小学校などの音楽でぜひ流して欲しいです。

とても古い作品ですし、4クール全52話と長いこと(当時は短い方でしたが...)、作画など、今のアニメファンには少し馴染めないところもあるかもしれませんが、子供心に帰って楽しむことのできる名作中の名作です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

初心人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作が見てみたいです。

ロビン・フッドのアニメ化と思いきや、
奇想天外の話しでびっくりしました。

声優の松井さんやギルバート役の関さんが良く演じてますね。
楽しそうに見えます。キャラは魅力的に感じます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 0