聖剣で冒険なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの聖剣で冒険な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の聖剣で冒険なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.6 1 聖剣で冒険なアニメランキング1位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (858)
3479人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

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2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 71

World さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

面白くない

設定だけの出オチ。
そもそも慎重すぎるという設定が弱すぎる。目新しく無い。軸にできる程面白くない。
そして、そんなありきたりな設定を自らイジっている節があるのが最悪。1番寒い。やめてくれ。

ギャグパートの質も最悪。展開が読める。想像の域を出ない。
ギャグで予想できるとか最悪。ギャップと裏切り、これが無いギャグなんぞ何も面白くない。

緊張と緩和のバランスもぐちゃぐちゃ。
人が死んで1分後にヘラヘラしていたり、逆に安い変顔の1分後にはマジなトーンで語っていたりする。意味不明。
シリアスとギャグの繋ぎ目が不自然過ぎて、全てが安っぽい。薄い。つまらない。1話完結にしないなら、せめて筋を通してくれ。勇者が慎重すぎるという要素は筋ではない。そこを守ったからといって物語として成立すると思ったら大間違い。


ギャグつまらなくて、物語として成立してないなら、楽しむ要素は1つも無い。残念。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

69.0 2 聖剣で冒険なアニメランキング2位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (134)
680人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

63.8 3 聖剣で冒険なアニメランキング3位
勇者が死んだ!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (122)
397人が棚に入れました
剣と魔法、そして人類の敵として悪魔が息づく世界。 ちょっとスケベな農夫の少年トウカは、ある日自作の落とし穴に勇者シオンを落とし、殺してしまう! その事実を隠すため勇者の死体を埋めたが、翌朝トウカの体に異変が…!!? 落とし穴からはじまる、村人と美少女たちのちょっとエッチな冒険ファンタジー開幕!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

緊張感が死んだ!

死んだ勇者の設定が斬新な男性向けB級ファンタジーアニメ
いい意味でも悪い意味でもB級って感じで、狙って作っているんだと思うけど、アニメの質までB級にする必要はないと思う・・・

女の子の顔は可愛いけど、作者の趣味で胸が不自然に強調されているからバランスが悪く感じます
美少女に変態なことやらせることが最後まで合わなくて、やめろーって何度も心の中で叫びました

OPテーマは100点!さすがオーイシさん、アニメの雰囲気にあったいい曲ですねー、EDは変な曲だけどこのアニメに合ってると思う

そこそこ面白かったんだけど、変態シーンや下品なギャグが多くて変態性癖がかなり気持ち悪い・・・
でも笑える人なら楽しい作品なんでしょうねー

話はシリアスなんだけど、弱い主人公が悪知恵を働かせて戦うバトルシーンや、ニーソ好きな変態行動、仲間の変な行動によってシリアスシーンが何度も何度もギャグで台無しにされちゃうB級感を楽しむ作品
ギャグアニメなんだけど、決めるべきところでちゃんとシリアスに決めつつ、ちゃっかりギャグで落としてくるところは好きです
シナリオは設定が斬新なだけでけっこう王道で普通の話かな?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

太もも設定が活かせず。エロ・ギャグ・本筋のどれも中途半端。

1話 爆炎に期待してたんですけど、乗れずに断念。変わりはこれかなあと。設定が面白いのと、ギャグのテンポは全般的に軽快で見やすいし、お色気が萌えというよりギャグになっているのがいいです。「このすば1期」と「慎重勇者」の中間みたいな感覚です。くだらないのが面白い、でもストーリー性もキャラ性もあるよ、という感じです。
 変な展開で失敗すると「俺だけ入れる隠しダンジョン」ですけど、今のところ面白いです。

 ちなみにDアニメの1話のサムネの艶々の太ももは、一瞬だけだしあのクオリティーの作画はそのシーンだけです。他のサブスクは違うサムネなので見事に釣られました。


多分3話くらいから見てませんでした。

 なんというか中途半端です。エロさは「異世界迷宮でハーレムを」に負けるし、ギャグは「このすば」に負けるし、組み合わせても「不徳のギルド」に負けています。

 太ももとセリフでは連呼していましたが、そこをネクロマンスとか勇者復活と絡めるか魔力不足を太ももの何かで補うとかしないと、テーマ性?が中途半端になっていました。

 正直言えば作画…というか裸体の止め画は丁寧かもしれませんが、少年誌レベルです。ギャグかエロが何らかの意味を持つ設定に結びつけないと成立しないでしょう。

 ひょっとしたら、真面目な部分を追って行けば面白いのかなあ、と思ったりもしましたが、少なくとも3話終了時点ではその方向の面白さは出せていない気がします。

 お姫様的な少女との恋愛でなんとかなるかもしれませんが、興味が持続しませんでした。そうそう姫のデブになるギャグでがっかりした気が…アイデアはいいんですけど、もうちょっと面白くできなかったのかなあ。

 出落ち…かなあ。惜しい気がします。アニメ化のチューニングの問題で、ひょっとしたら原作はという気もしますが、少なくともそこまで確認する気にはなれず。断念します。


 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

太ももフェチな主人公のおバカな珍道中

単なる農夫だった主人公。それが村を訪れた勇者が主人公がモンスター用に仕掛けた落とし穴に落ちて死んでしまったことにより、勇者の代わりとして旅をすることに。

ノリが海外のB級コメディー映画っぽいチープな感じながら次から次へとドタバタな展開が繰り広げられます。声優陣は主要キャラがなかなか豪華で安定感があります。

ただ、王道から外れたファンタジーものゆえにクセが強く、観る人を選びそうですが、コメディーと捉えられるなら肩肘張らずに楽しめる作品ではないかなと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

64.7 4 聖剣で冒険なアニメランキング4位
叛逆性ミリオンアーサー 第2シーズン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (58)
269人が棚に入れました
聖剣『エクスカリバー』。ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。それを抜いた者は『アーサー』と呼ばれ、強大な力を手にした。だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、過去の地『ブリテン』へと降り立つ。彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。その数、およそ100万。これは、過去への叛逆。そして、未来(いま)を守る戦いである――。

声優・キャラクター
雨宮天、柿原徹也、竹達彩奈、花江夏樹、水瀬いのり、中村悠一、茜屋日海夏、高橋李依、東山奈央、芹澤優、三森すずこ、日高里菜
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺が好きなのは錬金だけど錬金じゃない

2話(12話)までの感想{netabare}
前期?が話ブツ切りで終わってその続きになるのだけど、これまでのおさらいといったものも無く、普通に続けるのねー。
それはそうと、げぇ、妖精と合体するのか…。
相棒と合体ってそりゃ昔からあるけど、あげだまにしろプラスターワールドにしろ、そういうのって最初からそう明かしてるじゃん?
唐突だしなんかミリオンアーサーには合わない気がする、ってかOPの時点で合体後のデザインダセェと思ってしまったり。

そして2話。
コルク抜きアーサー退治と団長目覚めさせ対決、2つの戦闘シーン詰め込むために仕方なかったのか展開が雑に。
前からこんなんだったっけ?{/netabare}

15話までの感想{netabare}
14話、らんま1/2のパロ回。
結局ヤマネコは記憶が戻ったのかどうかよくワカラン内容。
もう錬金アーサーだけ映してればいいんじゃないかな。
15話、料理の鉄人のパロ回。
…。
パロ続きすぎじゃね?
ってか「ミスター味っこ」も入ってたと思うのだけど、それって前期“ぱすてるメモリーズ”でやったばかりじゃないか、玉井☆豪さん?(この回の脚本玉井豪じゃないけど)
しかも作画が酷くて擁護し切れない。
包丁アーサーの能力発動シーンのテンポの悪さや、解説席の妖精の描き方が気の抜けた湖川友謙(“お前はまだグンマを知らない”辺り)っぽくて「まさか?」と思って調べたら違ってて、ホっとしたような残念のような。
総ではない作監は“デートアライブ3”でも関わってた人みたい。
もう錬金アーサーだけ映してればいいんじゃないかな。
しかも15話の弱酸性、男性キャラが女体化って…それ先週のネタじゃーん!?
あれ?なんで本編と合わせなかったんだ?{/netabare}

16話感想{netabare}
前回シリ構繋がりなのか“ぱすてるメモリーズ”っぽいと思ったら、今回はスクエニ繋がりなのか“グリムノーツ”っぽいような?
やっぱり錬金は赤ずきんなんじゃないか!
ってか赤ずきんに間違われるってのは原作ゲームのコラボネタだったりする?
あと微妙にガラスの仮面入ってた気がするが、最近正式にバンホーテンCMやってたせいでインパクトはイマイチ。
あれだ、“ヴァーチャルさんは見ている”やってた時、高須院長出演のCMの方が爆笑だったのと似た感覚。
今までの回と違ってどうにか辻褄を合わせようという姿勢は見えたが、結局「全員バカ」ということで纏めるのが限界だったのかなぁ?
とはいえ弱酸性の連勤アーサーは普通にウケた、ありきたりのネタをブチ込む勇気よ、ちょぼじゃなかったらつまらなかったと思う。{/netabare}

17話感想{netabare}
17話はキャプ翼の想区…またパロ回か!
だからよう、ぱすてるメモリーズとグリムノーツの雰囲気引っ張るのどうにかならんのか?
といいつつ作ってる側も元ネタを肩幅くらいしか知らないらしくシュートはテキトーだとぶっちゃけちゃう始末w
さすがに小次郎のタイガーショットはあったけど。
それより気になったのは観客がマインクラフトのような書き割れで…え、まさかこれって“メルヘンメドヘン”ネタ!?
…。
いいのかそれ、他に元ネタになりそうなの何かあったりする?
そしてキャプ翼以外の何か聞いたことある台詞を挟みつ進行して…あれ?ぱすてるメモリーズより面白いかも?
なんでそんな風に感じたんだろ?と考えたら、錬金アーサーが黒コゲになってたからかな?と思い至ることに。
あれだ、ぱすてるメモリーズもそうだけど、他のスマホ系作品って主役(女の子)にみっともない姿させるのって少ない気がする。
更には最近ちょっと思ってて…けもフレ2のことなんだけど、{netabare}それこそケロロのようにキュルルを黒コゲアフロにさせて「ケホッ」とか言ってポテンと倒れる役をやらせてたらもうちょいマシになってたんじゃないかなー?{/netabare}なーんてことを考えてたり。
どうなんだろう、それって古い発想なんかなー?
と思いつつこの回の脚本見てみたら長谷川勝己じゃねーか!
ああ、そういうことか(一応説明するとヒロインに暗い過去を背負わせるのが好きな脚本家、ヒロインイビりが得意と言ってもいい)。
ってか…「ワタシは今モーレツに感動している」ってあったけど、セルフパロじゃーーん!!(一応説明すると“VS騎士ラムネ&40炎”の脚本をやってる)
ってか太極拳ネタあったけど、多分長谷川は多少なりとも嗜んでるんじゃないかな。
うひい、今回たまたま知ってる脚本家だったけど、ちゃんと毎回チェックしないとアカンですかね?

それとこの回、サッカーメインだけど「11対11なんて無理、ただでさえメインキャラ12人なだけでキャパオーバー」とぶっちゃけてまして、まーそりゃそうだと。
むしろスマホ原作アニメはそんな無茶なオーダーをどう解決するかアニメスタッフの苦心ぷりを見るのが面白かったり。
最近ので一番ウケたのは“バトルガールハイスクール”だけど、先に挙げたぱすてるメモリーズとグリムノーツはそこんところは投げた印象。
同期だと“消滅都市”も投げちゃってるんじゃないかなー?
で、ミリオンアーサーはまだマシな部類だと思う、メインキャラ12人言うても半分は妖精だし、なにより話数多いし。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
後半は団員が妖精合体してく展開に。
…。
なのだけど、兎に角酷い。
作画?演出?どっちも悪くて、多分「作画が酷い(限界)のは分かってるので演出もそれに合わせた」予感。
ホビー系アニメだったら手を抜いてはいけない変身シーンに相当する部分を手抜きって…それは…それはないよー。
でもって妖精合体した後の姿もやっぱりカッコ悪い。
どうなってんだこれ?
元はゲームでデザイン頑張ってるんじゃないのか?アニオリじゃないよね??
錬金元に戻せチクショー(血涙)
…。
予算の関係なの?
なんかホビーアニメのダメな部分と深夜アニメのダメな部分を合わせた感じで見てるこっちが心が折れそうだった。
ミニコーナーの弱酸性が無かったら危なかったよ。
これだった普通に前半のノリのまんま最後までダラーっとやった方が良かったんじゃないかな、なまじ妖精合体なんて設定入れないでさ。
ああ、この感じってミリアサの1期と2期の間にやってた“グリムノーツ”と同じ感覚だ。
最終回含めた物語の後半が「スタッフ逃げた?」と思わせる雑な作りで…「カーリー何処行ったんだよ」ってのは私以外の方も突っ込んでたハズ。
スクエニっていつもこんなの?

と、後半はちょっとアレだったけど全体的には…1期と2期途中までは「1年アニメの中だるみ回」みたいなのが続いて、そういう系が好きな方には問題無いと思う。
それプラス弱酸性で、結果的には平均点以上?{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

団長ちゃんがッ!かわいいッ!

ゆいしょ正しい脱力系ソシャゲアニメ2期。

団長ちゃんがかわいすぎる。
すぐ調子に乗り、すぐ落ち込む。
私はそれが好きです。
落ち込んでいるアホ女子はかわいい。
いろいろな泣き顔がかわいい。
中身おじさんなのではと思ったりもしますがガワが女子ならかわいい。


ソーシャルゲームのアニメということで、たぶんこのジャンルのファンが多く見ていると思われます。
分かりやすく言えば、ウマ娘やファンタジスタドールやソラとウミのアイダ、絶対防衛レヴィアタンあたりとの共通点が多めに見受けられました。
2007年に放送したMoEにはすでにこれらに近い雰囲気もありました。
原作があり世界観の説明なども少しはあり、それ以前のドタバタコメディなどとはまた少し違う味わいを持つこのジャンル、オンラインゲームのアニメではもっとも由緒正しいパターンと言えるのではないでしょうか。
このジャンルを確立した先達と比べると、本作は必ずしも質が高いとは言えません。

ですが、「それでもやっぱりこういうのが好きなんだよね」と思える部分をしっかりとやってくれています。
もともと脱力系と言っていい作品群、楽しいな~と思えるところがそれなりに魅力的であればちょっとダメなところがあっても許せる気分になります。
これはアニメっていっぱい放送しているし、どうせならいっぱいのアニメを見たいなあと思うわたしにとっては、箸休めにとてもありがたい存在です。

名作を見た時、その次も名作だった時、ハードルが上がってきてその次が名作かどうか見極めてやろうとついつい身構えてしまったとき、こういったアニメを楽しむことが、私に許しの気持ちを取り戻させてくれるのです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

100万本のエクスカリバーを破壊せよ!

この作品は、「叛逆性ミリオンアーサー」の2期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。


聖剣「エクスカリバー」。
ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。
それを抜いた者は「アーサー」と呼ばれ、強大な力を手にした。

だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。
力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。
歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、
過去の地「ブリテン」へと降り立つ。

彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。
その数、およそ100万。
これは過去への叛逆。
そして未来(いま)を守る戦いである…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語を完走して改めて振り返ると、起用している声優陣が凄すぎてビックリです…
とにかく主役級の声優さんしか起用されていないのですから…

原作がゲームだから…?
そんなにゲームって儲かるのかな?
と思えるほどの声優さんが取り揃えられているんです。

団長アーサー:天ちゃん
錬金アーサー:いのりん
閣下アーサー:花江夏樹さん
鉄拳アーサー:柿原徹也さん
山猫アーサー:あやち
流浪アーサー:中村悠一さん

団長のサポート妖精(ナックラヴィ):茜屋日海夏さん
錬金のサポート妖精(ボダッハ):みもりん
閣下のサポート妖精(ブリギッテ):芹澤優さん
鉄拳のサポート妖精(ティターニア):りえりー
山猫のサポート妖精(クーピー):奈央ぼう
流浪のサポート妖精(ベトール):日高さん

天ちゃん率いるチームは、サポート妖精を含めこの12人です。

でも、これだけじゃないんです。
物語に彩りを添えるサブキャラの布陣も半端無いんですよ。

ファルサリア:かやのん
盗賊アーサー:あやねる
歌姫アーサー:まややん

どうです、この布陣…?
「鉄壁の布陣」って、きっとこういうのを指すんでしょうね。

一方、物語の方は新たな展開がお目見えします。
団長アーサーが心底悩んでいたので、きっと本作品の重要なポイントだったんだと思います。
「アクエリオン」系とだけ記載しておきましょうか^^

それ以外は至って平坦な道のりです。
ひたすらエクスカリバーを叩き折りつつ、時折、サブキャラとの掛け合いを眺めている感じ…
それでも、これほどの声優陣が揃っているんです。
これが面白くない筈がありません。
声優さんの演技でお腹いっぱいになれる作品…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ORESAMAさんの「OPEN THE WORLDS」
エンディングテーマは、パーリィ☆フェアリィによる「PEARLY×PARTY」
個人的にはオープニングに軍配です。

1クール全13話の物語でした。
キャラデザも好みでしたし、作画も安定していたので安心して見ていられる作品でした。
物語の内容というより、作品の勢いと熱量に圧された感じが悪くないんですよね…
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

60.2 5 聖剣で冒険なアニメランキング5位
聖剣伝説 Legend of Mana The Teardrop Crystal (TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (73)
158人が棚に入れました
ドミナの町近くに住む少年シャイロは、あるときから夢の中で謎の声を聞くようになる。 自分には使命があるという声を……。 ある日、シャイロは「珠魅」である二人と出会う。 珠魅はかつて、その胸に埋まる宝石を狙われて数多くの者が殺された種族だった。 そして今、世界各地で謎の宝石泥棒が次々と珠魅たちを襲う事件が発生していた。 珠魅の宝石をめぐる冒険にシャイロが旅立つ!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

雰囲気はいい

【感想】
原作ゲーム未プレイです
原作ファン向けアニメみたいでゲームをプレイしていないとよくわからないことが多くて不親切なのが欠点ですけど、哲学的なメッセージが見られてちょっと考えさせられます
綺麗な絵とふわっとしたファンタジーな世界観とデザイン、それから音楽がスゴくいい!!
サボテン君可愛すぎ!!

雰囲気は好きだけど、アニメ化に向いてない作品ですね

原作ゲームを見ないとよくわからないシナリオっぽいのでプレイ動画を見た感想ですが、原作の雰囲気をうまくアニメ化していて原作の再現度がかなり高い
ゲーム原作のアニメって、ゲームだと気にならなくてもアニメ化すると不自然なことが多くてつまらないことが多いけど、この作品はそのままアニメにすると不自然なことはうまく自然な会話に置き換えているみたいで原作ゲームの雰囲気をうまくアニメにしてると思いました
ただ、元々のゲームがミニシナリオのオムニバス形式で一つ一つの話に関連はあるけど話にぶつ切り感があって、うまくアニメ化しても結局はストーリーが飛び飛びで唐突な印象になっちゃうのかなー?

【原作ゲームについて調べてみた】 {netabare}
原作ゲームは全部で68のミニエピソードからなる物語ですが、プレイヤーが好きな順番でイベントをクリアしていくみたい
その中には3つのメインシナリオにかかわるエピソードがいくつかあって、3大シナリオの中の一つ「宝石泥棒編」の各エピソードが今回のアニメ化みたいです(サブエピソードもちらっと出てくる)
{/netabare}


【アニメではよくわからない部分を調べたことまとめ】(2話時点)
あまりによくわかんないので原作ゲームについていろいろ調べてみました
※アニメのネタバレになることは書いていません{netabare}
◆アーティファクト・・・原作ゲームではイベントをクリアすると入手できるイベントアイテムで、地図の上で置くと新しい街やダンジョンに行けるようになるみたいです
◆コロナとバド・・・ゲームでは町でお化けカボチャを召喚していたずらしていたところを主人公にこらしめられてから主人公自宅に居候するようになって一緒に冒険に連れていけるみたい
◆サボテン君・・・主人公の部屋に鉢植えになっているサボテンで何もしゃべらないけど、イベントが終わった後に話しかけて部屋から出ていくとこっそり鉢から抜け出してそれぞれのエピソードについて日記帳に好き勝手なコメントを書いてくれるみたい
◆トレント・・・主人公の家にある果樹園のしゃべる木で、いろんな種を植えて果物を採取できるシステムみたいです
{/netabare}
【原作のプレイ動画を見てわかった違い】 {netabare}
・原作は主人公がしゃべらないので、主人公と町の人や瑠璃や真珠姫の会話はほぼアニメオリジナルですが、ゲーム中のセリフはちゃんと違和感なくアニメでしゃべっているみたいです
・ゲームではあまり町の人同士のつながりがなさそうに見えたけど、アニメでは仲良さそうに見えます
・アーティファクトなどゲームにあったシステムをそのままアニメ化すると変なので、自然な形で登場させているみたいです
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

原作プレイ勢もガッカリ。SQUARE製作神ゲー原作アニメ

原作ゲームプレイ済み。全12話
SQUARE製作のプレステソフト【聖剣伝説LEGEND OF MANA】"通称聖剣LOM"の宝石泥棒編を原作としたアニメーション作品。

宝石を命の核として生きる珠魅(じゅみ)という種族の、特殊な存在が故の美しい半面、呪縛にとらわれた運命を描くストーリー。

原作ゲームをプレイした経験があり、かなり思い出に残っている作品なので懐かしさもあり序盤は割と楽しんで見てましたが、後半のストーリーが一気に進み始めてからはツッコミどころが多くなってきて残念でした。
原作もこんな話だったっけ?ってなってた。
原作も何も知らない初見勢はクソアニメ評価になるんじゃないかなと言うくらい後半酷かった。

物語抜きにしたら、思い出補正もあるけどゲーム音楽そのまま使っている所は最高に良かった。懐かしさも相まってテンション上がった。戦闘シーンの音楽も、家に帰ってきた時の音楽も凄くいい。アーティファクトも懐かしくていい。

プレイ経験ある人は、懐かしい音楽やキャラが動く姿をそれなりに楽しめると思うけど、毎話どんどん舞台変えるしキャラ数も多く、物語の進むスピードも早いのでLOMを知らない人はあまり楽しめないんじゃないかなと思います。思い出補正無しだと特別オススメ出来るレベルの作品ではありませんでした。

アニメの印象は残念な感じで終わったので、2021年にSwitch、PS4、PCでHDリマスター版発売された原作神ゲーをもう一度プレイしたいと思います。ゲームの方はオススメですよ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なんかまあ、普通のファンタジーですね… うーん…

私はファンタジーものは基本的には好きで、その割には世のファンタジーものはクオリティが低いのが多くて、いや普通のファンタジーなら見るのに、と常々思っているものです。

本作は… まあ、普通のファンタジーですね。

ファンタジーとしてイメージするのはだいたいこんなものです。
なぜなら聖剣伝説…というかファイナルファンタジーも、私にファンタジーのイメージを作った一本だからですね。
私らおっさんは、ドラクエとファイナルファンタジーで育ってるんですよ。

なんで聖剣伝説なのにファイナルファンタジーなのかというと、最初はファイナルファンタジー外伝聖剣伝説として出たんですよ。GBの頃は。
やがてファイナルファンタジー外伝という言葉は消えましたが。

だからまあ基本的な世界観は普通のファンタジーなんですよね。
で、普通のファンタジーなら見るのに、と思っているなら見たほうが良いと思うのですが…。
ぶっちゃけ、じゃあすごく面白いかと言われると別にって感じですね。
キャラクターを非常に好きになったか、悪くはないですが。
絵が素晴らしく魅力的か、悪くは無いですが。
世界観が素晴らしいか、悪くは無いですが。

そんな感じでちゃんと整った丁寧に作られた作品っぽいですが、なんか普通という枠を出るわけではなく…。

ま、可能なら見ても良いと思います。本数次第なので… 見切れなければ残念ですが。
いや普通のファンタジーなら見るつもりだったんですが、本数が多すぎて見られないなら仕方ないですね。


後にやっぱり本数の都合もあり一話切りしました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

計測不能 6 聖剣で冒険なアニメランキング6位
円卓の騎士物語 燃えろアーサー(TVアニメ動画)

1979年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (6)
38人が棚に入れました
文学者トーマス・マロリーが15世紀に著した『アーサー王の死』をベースに、中世イギリスのアーサー王伝説をTVアニメ用に翻案。登場人物の固有名詞などは原典に準拠している部分もあるが、基本的な物語は本作用にあらためて構築された。魔女の力を得た悪のラビック王の姦計により、キャメロット国の王は暗殺され、城を奪われてしまう。だが幼い王子アーサーは魔法使いのマーリンに救われ、騎士エクターの息子として育てられた。15歳の運命の時、アーサーは聖なる剣エクスカリバーを抜くことができたため、全ログレス7カ国の王となれる資格を誇示。ラビック王打倒を目指すアーサーはランスロットら頼もしき味方を得て、いつしか「円卓の騎士」と呼ばれることに。

声優・キャラクター
神谷明、玄田哲章、井上真樹夫、喜多道枝、藤本譲、柴田秀勝、内海賢二、坪井章子、久松保夫、田中秀幸

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

当時としては変わった題材。(それなりに斬新だった)

トーマス・マロリー原作の「アーサー王物語」を
題材にしたアニメですね。
ランスロット、トリスタン、ガラハット、パーシバルと言った
円卓の騎士は言うまでも無く、伝説の聖剣エクスカリバーもしっかり登場します。そのエクスカリバーのデザインが当時格好良く感じて、、
(なんせ、当時剣と言えば日本刀メインで、西洋の剣で宝飾が
施されているのが、とても珍しかった。)

現代で「コードギアス」や「Fate」を見ると、この話を
思い出したりします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
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