親友おすすめアニメランキング 320

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75.9 1 親友アニメランキング1位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (444)
1529人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保
ネタバレ

isislove さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

麗しき7人の魔法使いと勢女カタリナ

略称「はめふら」。原作なろうweb小説は完結済。
小説書籍版で2巻まで、コミカライズは4巻までがweb版の本編相当。
3巻以降は書籍用の書き下ろしで2020年4月現在9巻まで刊行済。
コミカライズ5巻以降もこれからまだまだ続く予定。

アニメは全12話でweb版本編の結末までを描いて
ちょうどの区切りで綺麗に締め括ってすっきり。

当方原作ファンである。

転生ものというよりも、ラブコメディとしてかなりオススメの作品。
多くの視聴者は、主人公カタリナを愛さずにはいられないだろう。
なぜかは観てのお楽しみ。

声優の実力、マッチング共に申し分ない。

キャラデザは作風にぴったり。
鮮やか、優しさ、癒しなど場面に応じて絶妙に変化する色調の背景。
絵画的でとても気に入った。

OP&ED、そして劇伴のセンスがとても良く
アコースティカルな魅力が素晴らしい。
カタリナ子供時代の宮廷音楽風の音楽、
そして学園編からは、穏やかで癒しのある
素朴で繊細な魅力ある楽曲も加わる。

コメディ要素も劇伴と作画で程よく演出していた。

<あらすじ>
{netabare}
主人公の女子は、木登りの得意な野生児で
小学生までは野猿と呼ばれていた。
そして、中学入学後に出会った親友の影響で
アニメ、ゲームなどのオタクになった。
その無二の親友と一緒の高校に進学。
高校生になっても現実の恋愛にはまるで縁が無く、
成績もぱっとしない残念な子。
学校では、親友とオタクトークで盛り上がる日々。

そんな高二の17歳のある日、
親友推しの乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』にド嵌りして
夜更かしで大寝坊。あわてて自転車で学校に向かう。
しかし制御不能の暴走の結果、交通事故で死亡。

なんと生まれ変わりは、とても裕福な公爵令嬢だった。
両親の愛情にも恵まれ、何不自由なく育った8歳のある日、
初めて前世の記憶が蘇った。

すると間もなく、衝撃の事実に気付く…。
このまま無為に過ごすと8年後に殺されるか、
国外追放されるかの二択の未来が待っている。
人生破滅して詰んでしまう…。

超絶鈍感な頓珍漢だが、
まっすぐで裏表のない明るい性格が取り柄の彼女。
長生きして膝に猫をのせて日向ぼっこして暮らすような
優雅な老後ライフが目標の彼女。

そんな彼女は果たしてその危機を乗り越えられるのか?
{/netabare}

★ 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」
{netabare}
<おでこの×はダメな子の印か?>

アバンで状況説明完了。
そして、ジオルド第三王子と義弟キースの攻略完了。
カタリナ、天然タラシの実力発揮。
それを無自覚なのもカタリナの魅力だ。
打算など出来ないのだ。

カタリナ役の内田真礼は実に巧いしキャラによく合っている。
カタリナ脳内会議の5役の演じ分けは実に見事。
もうこれだけでも声優評価5.0確定
{/netabare}
★ 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」
{netabare}
<笑顔で会話しているといって仲良しとは限らない>

ジオルドとキースは恋のライバルになった。
カタリナは恋の対象が自分とは思わず、
二人の牽制の会話を意気投合してると勘違い。

カタリナ、前世の記憶覚醒後、
日本人の庶民的行動で母親ミリディアナの悩みの種になる。
成長したキースはそんな予測不能なカタリナのお目付け役となる。

今回は、侯爵家令嬢四女メアリ、アラン第四王子の攻略完了。
メアリとアランは婚約中なのに…だ。
もはや男女問わず今回も恋泥棒としてハートを射抜き絶好調。

アランだけは、自分がカタリナに恋したことに無自覚なのはご愛嬌。

本能とノリで突っ走るカタリナは、重要な攻略台詞を無意識ながら
絶妙なタイミングで真心こめて使っちゃうから攻略できて当然なのだが、
誰も傷付けないから結果オーライなのだ。
しかも、二人の根深いコンプレックスまでも解消しまうとは
もはや恋の達人と言えよう。

今回は、アランの最後の吹っ切れた笑顔がとても良かった。

ところで今回初登場のメアリ役は岡咲美保。
エンドロールで確認するまで「転スラ」リムルのイメージが強過ぎて
彼女とは全くわからなかった。
{/netabare}
★ 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」
{netabare}
<一体どれだけたらし込めば気が済むんだ...>

伯爵家長男ニコルとその妹ソフィア攻略完了。
カタリナは今回で合計6名の美男美女に愛されるようになった。

カタリナはゲームでの体験から、
友人たちそれぞれの恋の相手を予測するのだが、
実際はそれは妄想。
その対象が自分だけに集中してるとは全く気付かない。
全く罪な女だが、根が善良なので誰も憎めないのだ。

次回はいよいよ学園編。
ゲーム内で主人公の(はずの)早見沙織演じるマリア登場か?
{/netabare}
★ 第4話「魔法学園に入学してしまった…」
{netabare}
<イベント乗っ取り魔はゲーム本編突入後も勘違い>

いよいよ魔法学園に入学。二年間の学園生活のスタート。
一年後の上級生の卒業パーティーが、
カタリナの人生総決算、生死の分かれ目だ。

魔法学園は、少しでも魔法の才能を持つものは
義務教育で必ず入学しなければならない。
カタリナのようにしょぼい魔力でも入学を拒否できない以上、
破滅回避に情熱を傾けるは道理ではあるが...。

周りを傍観してても自身を客観視できないと
カタリナの恋の犠牲者は増えるばかり。

カタリナよ、自身の破滅フラグを折ることに執着するのはもう止めよう。
前世の記憶覚醒後の彼女は、
破滅フラグに恋愛フラグを上書きし続ける日々だった。
彼女の破滅フラグは今やとうに存在してないのだ。
とは言え、視聴者のそんな声が聞こえるわけもない。
だから話はどんどん面白くなってるのだ。

<カタリナ、食い意地の権化が吉と出る>

当面のカタリナの心配は、ゲーム主人公マリアの存在。
マリア攻略を成し遂げるのは誰か、を心配するのはいいのだが
やはり決め台詞はカタリナが使ってしまう。
最終的に、身分差を全く気にしない姉御気質のカタリナの魅力で
マリアを順調以上に攻略し、カタリナへの好感度はうなぎ上りになった。
{/netabare}
★ 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」
{netabare}
<カタリナと仲良くなると笑顔の輪が広がる>

前回で仲良くなったはずのマリアだが、
どこかまだ心の距離を感じていたカタリナ。
さらなる蛮勇?でマリアのハートを射抜く。

告白イベント「友達になって下さい」大成功!
マリア、ソフィア、メアリは皆、
カタリナを中心とする親友になった。

カタリナは、友達として大事にするマリアだったが
カタリナの傍では、なぜかマリアの頬に赤みが増す。

そしてカタリナは友人として
マリアの恋をサポートしようと決心するのであった。
マリアにグイグイいく異性がいないのは
実はカタリナのせいなのだが...

<カタリナ、畑好き転じて福となす>

ゲーム主人公マリア攻略はさらに続く。
カタリナとキースの二人は、休日に田舎の畑を初めてお忍び見学。
そしてたまたまマリアが帰省中の村の傍を取り掛かったので
マリア宅を訪問することに。

結果としてマリアとその母親の
ぎくしゃくの原因となっていたわだかまりまでも解消。
マリアの真の笑顔を蘇らせ絆が深まる。

今回は、マリアとその母視点の丁寧な心理描写があったが
そのおかげでキャラの深みが増し感情移入しやすくとても好かった。

また田園風景も実に絵画的で落ち着きと人の温もりがあって癒された。
{/netabare}
★ 第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」
{netabare}
カタリナの魔法学園1年生の夏休みはギャグに満ちていた。

「カタリナ・クラエスの華麗なる夏休み」とお題の小ネタ集。
絵日記風の題字背景がとってものどかでグッド!
原作にあるネタも多いけど、ほとんどのオチはアニメオリジナル。

Web版原作結末までストレートに描くためだけなら
アニメではおそらく10話以内で十分と思われる。
今回はそのゆとりを上手く生かし、
前回までの7人の攻略完了のタイミングに相応しい回だった。

しかも、アニメ後半の大筋に向けての伏線も散りばめ、
カタリナと7人のキャラの関係性を丁寧に描いていた。
単なるコメディに収まらない意外と重要な回だったと思う。

<その1 やっこらせいのっ。。。どっこいせい!>
カタリナは努力の方向性はいつもズレてる。
しかしクラエス家の使用人に
すごく愛されていると分かるのがちょっといい感じなエピソード。

カタリナの、中身おばあちゃん的な本質と
母親の顔の皺を増やしてしまう、お約束となりつつあるやり取りを
軽妙に演出していて冒頭から掴みオッケーだった。

<その2 スイカもいいけどトコロテンもね♡>
キースとカタリナの姉弟の絆が本物だと何気に分かる小ネタ。

<その3 カタリナと7人の仲間たち>
湖までの道中、キースの邪魔が入るまでは原作にもあった。
しかし、カタリナ含め8人全員集合の
湖畔ピクニック以降は完全アニメオリジナル。
おそらく、アニメ後半では平和な日常は滅多に見られないので貴重かも。

<その4 カタリナたちのお買い物>
原作では味わえない脳内カタリナズが可笑しい。
魔性のニコルを若干クローズアップ。
たぶんアニメオリジナル。

<その5 アニメ後半の伏線はパーティ会場の中に>
アラン王子が相変わらず自分の想い人が
カタリナだと気付かないのがよくわかる。
また、メアリが意外と腹黒なのも…

<その6 夏休みあるある>
ありきたりなネタではあるものの
カタリナの見た懐かしい夢が意外と重要なエピソード。
{/netabare}
★ 第7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」
{netabare}
その大筋はアニメオリジナル。
ダンジョン攻略というミッションでファンタジー感を演出。
学校の課題なのに命がけなのはコメディとしての愛嬌。

カタリナを取り巻く7人が優秀な魔法使いだということを
このタイミングで伝えるのも次回以降の展開のためにも重要と思えた。

今回、原作の「きのこ」ネタを無理やり入れた感あり。
また今回の作画はちょっと微妙だったのは残念。

<当たり前に続くと思っていた日々…終わりは突然やってきた>
何はともあれ、今回の肝はソフィアの見た夢だろう。
宿縁をさりげなく織り込み人間関係に深みを与えている。
個人的に原作が好きな点だ。
{/netabare}
★ 第8話「欲望にまみれてしまった…」
{netabare}
今回もアニメオリジナル。
閑話としてなかなかのエピソード。
前回のアニオリ回よりもよく出来てたと思う。

<台風カタリナの被災者たちはいい迷惑>

またもやカタリナは、ポチっと自爆してトラブルの渦中に。
そして相変わらずカタリナに金魚の○○状態の7人は振り回され、
一緒に魔法書のトラップに嵌ってしまった。
確かにカタリナの傍にいると飽きることのない楽しさがあると妙に納得。
カタリナの食欲は魔法書のトラップをも凌駕するというオチが「カタリナらしくて」いい。

<今回の原作では味わえない、微笑ましかった点>

カタリナの食い意地をギャグとして上手くアレンジ出来ていた。
また、特にCパートでアラン、カタリナ、メアリの
三者の関係性がよく描けていたのが好かった。
未だ自分の恋心に気づいてないアランが純情で好ましい。
青春だ。

次回、カタリナの直属メイドのアンにスポットが当たるフラグあり。
{/netabare}
★ 第9話「パジャマパーティーで盛り上がってしまった…」
{netabare}
またもやアニメオリジナル。
但し、今回のアン絡みのエピソードは原作にもあり。

サブタイトルに騙されそうになるが、
今回はアンとカタリナの関係の方がメインテーマだろう。

<カタリナ様は私を、アン・シェリーと言う一人の人間にしてくれた>

カタリナを取り巻く7人のキャラの心情を
唯一、正確に客観的に俯瞰できるメイドのアン。

令嬢としてはダメダメなカタリナにとって、
アンは自分らしく貴族界で生きていく上でかけがえのない存在。
アンにとっても、
自分の存在意義を与えてくれたカタリナはかけがえのない存在。
そんなエピソードは、個人的に原作の中でも好きな部分で、
アニメでも描いてくれてうれしい。

今回その他、パジャマパーティー他でのギャグ要素は
目新しさが無い分まあまあ。
ただ、全体的に各キャラの持ち味を上手く掴んだ上での
人間模様が描けていた点はよかったと思う。

Cパートで、次回でようやく本筋に復帰しそうでちょっとホッとした。
{/netabare}
★ 第10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」
{netabare}
6話から9話迄、閑話要素多めで
破滅フラグ回避の本筋から離れ気味で若干テンポが悪く感じたのだが...

<閑話休題。いよいよお待ちかねの断罪イベント到来なのだ>
8,9話は、カタリナファイブの出番がなかったが、
久しぶりにカタリナファイブ脳内会議復活。
ヒゲ議長を気に入っていたのでちょっとうれしい。

ここで新登場!闇の魔法。
本作のシリアスな負の要素を一手に担う。

カタリナファイブ登場後は、あっという間に
今までのほのぼのコメディ路線から完全脱却。
マリア失踪で動き出す物語。
カタリナもピンチに陥ったのだが…

とは言え、
今回もカタリナの食い意地が無双だったのが最も印象的だった。
{/netabare}
★ 第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」
{netabare}
本作を視聴初期から物語評価5にしたのは、
実は今回の描かれた原作エピソードを非常に気に入っていたからだ。

<Sleeping Beauty 夢で逢いましょう>

失われた過去に戻る夢。
家族と親友との再会。
当たり前だと思っていたあの頃。
あの頃は幸せだった。
カタリナの前世の女子高生の目は
今回、初めて描かれ顔の全体像が分かる。
(名前は相変わらず不明のまま)
原作では、本人曰く母親譲りの狸顔とのことだが、
アニメで可愛く描かれていてよかった。

<学校は楽しい?>

失うなんて絶対に嫌!その想いは皆に伝播し絶望から希望に。
今までのエピソードと細やかなキャラの回想シーンで
伝わる7人のカタリナへの深い想い。
それがカタリナ復活の鍵となる。

<今度はソフィアとしてずっと傍にいるから>

あっちゃんとの本当の別れは切ないがそれでいいのだ。
{/netabare}
★ 最終話「最終イベントが来てしまった…」
{netabare}
<勢女なだけでなく、聖女でもあったカタリナはやっぱり無双>

あなたが苦しんでいるのを救ってあげることは出来ないけど、
傍にいることは出来るから。……だから一人で泣かないで。

カタリナのまっすぐな優しさは、
隠しキャラの亡き母親の愛情と同質で
荒んだ彼の心を完全に解きほぐし、
彼は人生のやり直しが出来るようになった。
すべてのヘイトは、彼に取り憑いていた
怨嗟の塊の怨霊とも呼ぶべき存在が全て被り、
誰も悲しむことなく大団円で隠しキャラ攻略完了。

<これからもずっと、あなたの傍にいさせてください。>

後半、最終メインイベント、2年生の卒業パーティーへ。
カタリナファイブ脳内会議も19,800回目で一応終了のようだ。
結果的にエピローグの状況と化したラストイベントなのに、
カタリナは相変わらずピント外れなのはお約束。
また一人、無自覚にたらし込むカタリナは流石なのであった。

<ゲームのシナリオにはなかった新しい季節がやってくる>
祝アニメ二期製作決定!
学生から学園卒業後の社会人へ。
闇の魔法をめぐる新たな攻防。
新たな人間関係も生まれる。
カタリナの人たらし道はまだまだ続く。

小説版で原作の描かれる範囲にもよるが、
外国も登場し、スケールも広がる可能性ある二期。
どう描かれるか楽しみだ。

新物語へごきげんよう!!

余談だが、エンドロール直前、
ラファエルが就職先で
事務仕事でこき使われてるっぽい一瞬の画に
二期登場の新キャラの一人がいた。
原作の流れでは、まだそこにはいないはず。
時系列がおかしい。
単なる二期フラグのために登場させたのか?
それとも原作カットして登場させるつもりなのか?
ちょっとだけ気になった。
{/netabare}

◎「はめふら」で見つけた新鮮な主人公像
{netabare}
<ダメな子ほど可愛い>

この作品、見事なまでの逆ハーレムなのは明白だが、
カタリナは想われる一方で決して両想いにならない。
それはドロドロな愛憎劇を回避させ、
誰一人傷つくことなく
どこまでも笑えるコメディとして成立させる必要条件なのだろう。

カタリナは、前世からリアルな恋愛には全くの無縁であり
異性に免疫がないから、リアルな求愛アプローチが自分に向かうと
キャパオーバーで対処不可能になり現実逃避になりがち。
理解不能なこと、不都合なことはあっという間に忘れる。

恋愛は、ロマンス小説での疑似恋愛だけでも満足なのだろう。
前世も、ラノベやアニメ、乙女ゲームで満足していたオタク女子。
ゆえに耳年増な恋愛スキルはそれなりで
それがゲーム内の今世では逆ハーレムを作ってしまう。
しかし彼女自身はその現状を全く認識できない可笑しさが本作の肝だ。

カタリナに1ミリでも計算高い狡猾さがあり
この現状を意図的に導いていたとしたら
一気につまらない作品になるだろう。

カタリナの性格は裏表なく真っ直ぐ打算などできない。
一応破滅フラグ回避の打算が働く行動は多々あるのだが
それはズレてて、相手を思いやる気持ちで一杯で微笑ましい。

カタリナの本質は善良、友愛の塊だから
その頼りなさ、単細胞さは周りの父性母性的な保護欲を刺激する。
悪気なく恋愛に鈍感な彼女を恨むことなど誰も出来ない。
結果、カタリナへの恋の犠牲者は死屍累々でも悲惨さは皆無。

<そしてカタリナの老後プランには配偶者や子孫のビジョンがない>

彼女は例え貴族階級からパージされても
農業で自活さえ出来れば構わないという執着心無く剛毅なお方。

出世欲は皆無。
美味しいものを沢山食べ、
ロマンス小説を愛好し、農業という趣味と実益を兼ねたもので
只今を明るく楽しく逞しく生きれればそれでいい。
孤独は嫌だが、多くは望まず最低ペットさえいてくれればいい。
それが彼女の生きる道。

普通、主人公が健全な若い男女なら、
自身が異性にモテることに興味があるのが当たり前なところを
あえて外し、自身の色恋には無頓着にして、
他作と差別化した主人公キャラ。
その徹底したブレなく、かつ脳天気で裏表のない性格。
本作の魅力的な個性で新鮮に思う。
作者のセンスの良さを感じる。

<主人公カタリナ、実は最強説>

異世界転生&召喚系の主人公最強設定のアニメは非常に多い。

ではカタリナはと言えば、
魔法、武術、芸術、学力、知略すべてポンコツ。
一見能無しで残念な主人公。

しかし原作小説を9巻まで読んで感じたことがある。

転生時に、彼女が天より与えられた
世渡りの武器となるギフトと言えば
「強運」じゃないだろうか?
特に、
「出逢い運」「人から愛される運」「問題解決運」
に関しては最強かと。
(まあ意地悪な見方なら、作者のご都合主義の結果、
すべてがたまたま上手くいってる、と言えなくもないが)

ともかく彼女は出会う人すべてに愛される。
しかも、その多くは身分が高かったり、能力が非常に高いのだ。
彼女に接する多くの人は、
権謀術数渦巻く封建階級社会に在って
野心乏しく裏表のない善良さは希少価値で新鮮。
結局、彼女の足りない能力は周りが常にフォロー。
常に多様な実力者から多大な援助が得られ
ピンチもスルリと潜り抜けられる。
彼女は常に向上の努力は欠かさないから怠け者ではない。
的確な努力の方向性を見極めるセンスが無いだけ。

彼女の本質は、自らを卑下することない根明な楽天家。
自分自身にはからっきしだが、他者に対しては
時に人間理解の鋭い正鵠を射た慈愛豊かな直感が発現する。
さらに出会う人を健やかで豊かの人生の流れに変える力がある。

以上から彼女には「無垢なる導師」という称号を与えたい。

今は志が低いけど、
人生いずれ志が高くなるようなことがあれば
「俺TUEE」な主人公より労せずに
よっぽどすごいができる可能性を
秘めているんじゃないないか。

自分が強いことも大切だが、
人は一人では生きていけないのだから、
自分で何でも出来るより
他者に活躍の場を与え、
生き甲斐を与えられる方向に特化したような
そんな彼女の才能もいいもんだと思う。
{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 28
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作ラノベのタイトルがダメダメなほど,何故か作品自体は面白い件

タイトルがダメですw
しかし,今までの経験上得た教訓は,そういう作品に限って,実は面白いと言うことです。多くの人の「タイトルアレルギー」を吹き飛ばしアニメ化されるだけの力があるって事なのでしょう。

始まってまず感じたことは,背景が美しいと言うことです。ただ美しいだけで無く,王都の全景を描いた場面を見るとかなり緻密に設定され描き込まれていることが感じられます。

話はNHKの大河ドラマ張りに子供時代からスタートします。本好き司書風にも感じます。この子供時代の存在がキャラクター達に感情移入をしやすくすることに大きく貢献しているように思いました。スタートからキラキラ王子様キャラだらけだと自分にはちょっとハードルが高すぎるのですが,最初は子供の状態でスタートしてくれているので耐性が出来ていてアレルギー反応は起きませんでしたw

そして,とにかく主人公のカタリナが魅力的です。本人の意識としては破滅フラグ回避のためあれこれ策を弄しているのですが,天然で人を惹き付ける力があるようです。しかも,自覚無しに周囲に良い影響を与え,カタリナに接した人々は次々に悩みやコンプレックスから解放され性格まで変貌して結果幸せを引き寄せています。作中ではカタリナについて、「人垂らし」との表現も使われています。
{netabare}最初から最後までほぼ,ストレス無く安定して幸せな気分で見ることが出来ます。
自己中で破滅フラグを避けられない運命だったカタリナが彼女を破滅に導いて行くはずだったキャラクターたちと友情(愛情?)を育みリア充化する,{/netabare}この作品は,単なるご都合主義というよりは,誠心誠意周囲の人間に接すれば自ずと環境は変わり,人は幸せになれると言う力強いメッセージを発しているように感じられます。カタリナの存在そのものが、この世界での「闇の魔法」に相対する「光の魔法」だったのではないかと思います。

視聴中または視聴後連想したもの
OPイントロ「キャンディーキャンディー」OP
「愛少女ポリナンナ物語」(ポリアンナは実は前向きでは無く現実逃避型で「ポリアンナ症候群」という言葉もあるそうですが・・・f^^;)
「ルパン三世 カリオストロの城」の銭形警部の最後のクラリスへの台詞

投稿 : 2020/09/19
♥ : 16
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こ、これは。。愉快だけど涙腺も緩む快作

2014年から掲載された、いわゆる「なろう系」のラノベ原作(未読)。

これも、あにこれに入っていなかったら多分観なかったでしょう。。

てっきり、令嬢に転生した男の物語かと思って、敬遠してたんですが。。

~{netabare}
女性→女性の転生だったんですねw
設定にも意表を突かれたし展開も面白かったw

周りのキャラがヒロインに惹かれる過程は、冷静に考えてみると安易過ぎとも言えなくもないけど、視聴中はそんな気持ちにはあまりならない。
それだけうまく感情を動かされたからだと思います。
思うに、作中の音楽や演技が、自分に刺さったのでしょう。
{/netabare}~

女同士の友情?愛情?みたいな他愛もないシーンなのにウルっときている自分にツッコミを入れたくなりましたw

それに声や演技が堪能できる作品でもあったかと。
エンドロールにどんだけ内田真礼さんの名前が載っていることかw
他の声優さんたちの演技も含めてちょっと楽しい。

キャラデザ的には、メインヒロインはツボではなかったけど、
サブヒロインの3人はそこそこ刺さった。。
主人公が男性だったら、自分に置き換えて誰を選ぶかグリムガル並みに悩んだかもw

参考までに個人的に好きなのは。。
~{netabare}
顔:メアリ 雰囲気:ソフィア 総合:マリア かなw ちなみにカタリナ現代版やメイドのアンも・・・節操なくてスミマセン・・

あと、幼少期のキャラはちょっと「本好きの下克上」とかぶって見えたかな。
{/netabare}~

なかなか面白かったし、ちょっと涙腺も刺激された、快い作品でした。
2期決定らしく、また楽しみがひとつ増えました。

(2020年SILVER LINKによりアニメ化。
 Fateシリーズ、賢者の孫、防振りなどラノベ原作が多い会社のようですね)

投稿 : 2020/09/19
♥ : 20

93.0 2 親友アニメランキング2位
宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (2220)
7411人が棚に入れました
いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。

声優・キャラクター
水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

会話のテンポやキャラの動きが抜群!

最終話まで視聴しました。
この作品はマジでヤバいです。
軽く死ねます(笑)。

物語として抜群に面白い。
背景は綺麗。
登場人物は表情豊か。
良く動くキャラ。
そして、何と言ってもこの作品の1番の魅力は女子高生4人組のテンポの良い会話。
さすがの豪華声優陣。

こんな作品に出会えるから、アニメは止められない!

OPの曲と画だけで引き込まれる作品。
OPの4人の女子高生の笑顔が眩しい。
OPだけでも思わず泣きそうになってしまう。

見ているだけで心が躍る名作。
未来に語り継ぐべき名作。
誰にでも安心して勧められる名作。

お気に入りの棚へ直行です!

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
起承転結の「起」としては上々。
一気に物語に引き込まれた。

何かしなきゃと思いつつ、なかなか行動に移せなかった主人公。
立ち上がりは明らかに『けいおん』っぽい印象。
唯ちゃんもこんな感じだったよね。確か・・・。

南極に行くことを夢見ている少女との出会い。
そして、コンビニ店員の少女の意味深な行動。

広島に出発する前、家族にも見付からないようにこっそりと、部屋を綺麗に掃除してから出発するところは感動した。

主人公(玉木マリ)の決意が伝わってくる名シーン。

【第2話】
コンビニ店員の日向(ひなた)が加わり、報瀬(しらせ)のポンコツぶりが明らかになった第2話。

ラストに出てきた少女が4人目のメンバー?

キャラは良く動くし、背景も綺麗。
会話のテンポも抜群。さすが豪華声優陣。
ますます目が離せない作品になってきた。

【第3話】
結月登場。物語が大きく動き出す。

相変わらず、会話のテンポが抜群。
さすが、豪華声優陣!

【第4話】
いよいよ、南極チャレンジの隊員としての訓練が始まる。

相変わらず会話のテンポが抜群。
キャラの動きは軽快だし、表情も豊か!

一つの目標に向かって、一致団結している姿が美しい。

これはきっと、名作になるに違いない!

【第5話】
結月はしっかりプロの仕事を披露。
対して報瀬は再びポンコツぶりを披露。

少し気にはなっていたんだよね・・・。
めぐみちゃん。
キマリの『絶交無効!』はとても良いセリフだと思った。
皆が少しずつ成長していく物語。

【第6話】
相変わらず、良く動く。表情豊か。会話のテンポが抜群。
そして、良く出来た物語。

シンガポールに到着した4人。
何故か、ひなたの様子がおかしい・・・。

ここから始まる『ちょっぴり心温まる』コメディ回。

【第7話】
真顔に戻った香苗のセリフ『3年前、あの時約束したように、あの時のメンバーは全員帰ってきました・・・。』
この時の、メンバー全員の表情が非常に良かった。

本来ならばいるはずの貴子の姿がそこにはない・・・。

そして、報瀬の挨拶。
どこか貴子の面影を残す報瀬の挨拶。
メンバー全員が盛り上がらない訳が無い。

相変わらず表情豊かで会話のテンポが良い。

プロとしての仕事を見せる結月とは対照的な報瀬のポンコツリポート再び!

さあ!いよいよ出発だ!

【第8話】
観測船に乗り込んで、いよいよ出発!

船内でのリアルな日常が笑える。

船酔いで苦しむ4人。思わず心が折れそうになる。
「選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ、ここを」
「選んだんだよ!自分で!」
キマリの言葉に、初心を思い出し再び奮い立つ4人。
日向「良く言った!」
結月「どこいくんです?」
日向「・・・、トイレ」
しっかりオチ付きで。
こういう所がこの作品の魅力。

【第9話】
この作品は、本当に1話1話が神がかっている。
物語の構成が絶妙だ。
笑いと感動が上手く散りばめられている。

前半はコメディ。
4人に財前、弓子が加わった6人でのテンポの良い会話が笑いを誘う。

中盤~後半は感動的な話が続く。

《吟と報瀬のくだり》
吟が、『報瀬は自分を恨んでいる』と考えるのは当然だろう。
最終的に貴子の捜索終了を決めたのは、隊長であった吟なのだから・・・。
報瀬が、『吟のことを恨んでいるかどうか分からない』のも理解できる(気がする)。
母と吟の繋がりを、小さな頃から見てきたのだから・・・。

《砕氷船のくだり》
南極観測について、日本が諸外国からひどい扱いを受けて・・・。
という話は、以前聞きかじったことがあったけど、アニメとはいえ、映像付きで見せられると迫力がある。
報瀬は、幼い頃、吟からこの話を聞かされていた。
『何度も何度も何度も・・・。諦めかけては踏ん張って進んだの。』
だから、報瀬は諦めずに南極を目指した・・・、という話との繋がりが美しいとさえ思った。

《『ざまぁみろ!』のくだり》
報瀬の『ざまぁみろ!』
今回の観測隊メンバー全員の『ざまぁみろ!』
それぞれの思いが詰まった『ざまぁみろ!』

南極観測で諸外国からひどい扱いを受けた先人たちも、恐らく『ざまぁみろ!』と叫んだであろう。
そんな事まで想像させてくれる、名シーン。

【第10話】
ツボ魔人の回。
んっ?違った!

『友達ってなんだ?』の回。
小さな頃から芸能活動をしていた結月は、友達の作り方が分からない。
そもそも、どうなれば友達なのか?
「私、一度も言われていません。”友達になろう”って」

だから、『友達誓約書』なんておかしな物を作ってしまう。
子供の頃から”契約”の世界にいた弊害だろう。

結月以外の3人も、傍から見ている我々視聴者も、苦楽を共にする中で、彼女たちが『親友になれた』と思っていた。
結月自身には全く悪気も悪意も無いので、キマリが泣いちゃう気持ちもよく分かる。

色々考えさせられる回でした。

【第11話】
日向の過去~心の闇編。

いつも底抜けに明るく、ムードメーカーの日向。
だけど彼女には、ついつい忘れそうになるけど、『高校を中退した』という過去があって・・・。

普通のアニメなら、『仲直り~ほのぼの的』な展開になるだろう。
しかし、この作品は一味違う。
本物の親友達が、親友の気持ちを、痛烈な言葉で代弁する。

いやぁ、凄い回だった。
素晴らしい物語だった。
こういうのを”神回”と呼ぶんだろう。

第1話からの物語の全てがネタ振りになっている、完璧な物語。
第1話から完璧に安定している作画から生まれる、豊かな表情。

この作品はどれだけ笑わせて、どれだけ泣かせてくれるのか・・・。
未来に語り継ぐべき作品となるのは、もはや間違いないでしょう。

【第12話】
ついに報瀬の母が行方不明になった、その場所へ・・・。

まさか、11話に引き続いて12話も神回とは!

確かに報瀬は、南極行きが決まってからも、南極に到着してもずっと、日本にいた時と同様に、普通に過ごしていた。
南極まで来ても、母親の死が実感出来なかったせいかも知れない。

しかし、ここまで積み重ねてきた報瀬の日常が、この日ついに覆される。

そこには、母親の大事なPCがあった。

ロクインPASSは報瀬の誕生日。
母親にとって、報瀬がどれほど大切な存在だったのかが、我々視聴者にも伝わってくる名シーン。

報瀬はメールの送受信を・・・。
すると、この3年間、報瀬が母親宛に送り続けていた大量のメールを受信する。
報瀬が母親の死を実感し、受け入れることが出来た瞬間を描いた名シーン。

【第13話】
神回、感動回の連続のこの作品。
「13話こそ泣かずに視聴しよう」なんて私の思いは、軽々と粉砕していきます(笑)。

最終回なので、EDが特別なのはありがち。
EDのスタッフロールが【藤堂 吟 能登麻美子】から始まる。
「あぁ、特別なEDが始まるんだ!」
否応なしに期待に胸が高鳴る。

キマリの「ここで別れよ」は、とても良かった。
普通なら北海道に帰る(だろう)結月と別れて、報瀬と日向、キマリの3人で帰ることになったはずだ。
しかし、それでは結月のみに”ボッチ感”が出てしまい、我々視聴者にとって、悪い印象が残ってしまう。
それでは、ここまで積み重ねてきた4人の友情物語が台無しになってしまう。
それを避けるための、自然な演出。
お見事です。

日向とキマリがアルバイトをしていたコンビニの張り紙も、とても良かった。
本文中にも、全く手抜きが無く、実にリアル。
『三宅日向 南極に行ってます!』
「コンビニ自慢の看板娘、三宅日向さんが・・・」
「当コンビニは、4人を応援しています!がんばれ!女子高生リポーター!!」
店長の心温まるメッセージ。
11話に登場した、日向の”元”友人達とは違う、本当の愛情が感じられてとても良かった。

ラストのめぐみちゃんマジか!?
北極って!?
{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 207

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「女子高生が南極探検」とは、めっちゃ気になる!→ 圧倒的エピソード密度:「引き算」の演出の妙(12話: トップ確定からの13話: 最高のエピローグ)

タイトルの「宇宙」は「そら」と読むらしい。

タイトルのひらがな部分をつなげた「よりもい」が公式ホームページで原作としてクレジットされているので、おそらくこの「よりもい」を公式略称とするのでしょう。

オリジナルTVアニメーションということで、公式ホームページやPVくらいしか事前情報は入手できていないわけですが、2018年冬作品の中ではかなり気になっています。

あにこれのトップページでも取り上げられていましたが、基本的には「普通には行けない場所であるはずの南極へ行くことを、主人公を含む女子高生が目指す話」ということみたいです。

「協力: 文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(一財)WNI気象文化創造センター」とありますので、南極探検隊的な考証部分については期待できそうです。

PVには南極観測船しらせ(2代目)が出ていましたが、「これはガチで3Dモデリングされているのかな?」と思わせる感じでした。

ちなみにリアルでは来年2018年11月に第60次南極地域観測隊の派遣が予定されているのでちょっと「記念イヤー」的な感じがしますが、そこら辺はもしかすると連動企画だったりするのでしょうか…?
==[以上、視聴前のレビュー]==

第1話観ました。これは青春ものとしてけっこう期待できそう。視聴継続決定です。

2018.3.15追記:(各話の話ではなく総論なので追記冒頭のここで書きます。)
この作品の長所はやはり脚本と演出、つまりストーリー部分だと思います。

各回での起承転結を踏まえているのでその回の問題を次回に引きずることはない一方で、ED後のCパートで次回への興味を切らさず継続視聴につなげていますし、各回でエピソードは完結しているようで、以前の回のエピソードがキッチリと後の回への伏線になっていたりします。

それだけではなく注目したいのが「引き算」の演出です。序盤では通常の学校生活、中盤の訓練回や南極への行程、あるいは南極での作業などにおいてキーになるシーンはきっちりと見せてくれますが、誰が作っても大差なさそうなシーンはバッサリとカットされます。

また11話の終盤での中継準備シーンで報瀬の台詞に対する「日向の友人」の表情が画面に映っていないように、解釈を視聴者自身に任せるような演出も見られます。

またOP背景アニメも本編と関連したかなり大量の情報に溢れており、本編を補完する映像になっていますね。

全体的にハイコンテクスト気味に作られていて、かなり視聴者を信用することで尺を稼いだ作りになっていると思います。

結果として本編のエピソード密度を高め、視聴後の満足感が毎回高い作品になっていると思います。また、映像化されない部分については視聴者が各人の経験に寄せて解釈する余地を設けており、ハマった人は本作を2018年冬クール上位の評価を与える結果につながっていると思います。

なお、稼いだ尺の一部をコミカルなシーンに充てるのは視聴者によって好みの分かれるところかもしれませんが私は好きです。(← シリアスだけで通されると、息が詰まって死ぬかも。)
==[総論追記分: ここまで]==

2018.1.10追記:
メインキャラと思われる人たちがほぼ画面に登場した感じがします。このアニメは背景による演出に命掛けないと死んでしまうのかと思うくらい、背景が美麗で演出ととても噛み合っていますね。

主人公の玉木マリは、もうみんなから「キマリ」と呼ばれるみたいです。

キマリは第1話での部屋の片付けを見ても「やればできる子」なんだろうけど、臆病なんでしょうね。報瀬(しらせ)ちゃんとの出会いで好転しつつあるようですが。

報瀬(しらせ)ちゃんのポンコツぶりがとても良かったです。対して日向(ひなた)ちゃんは一見軽いノリに見えて意外と地に足が着いている感じ。

白石結月(しらいし ゆずき)ちゃんの詳細は第3話待ちですかね。

2018.1.17追記:
第3話視聴終了。ストレスのかからない気持ちの良いストーリー進行。この良さ、軽く死ねますね。

2018.1.26追記:
第4話まで視聴完了。テンポの良さとストーリー進行は素晴らしい安定感を示しています。3、4話と高橋めぐみの動向が気になる演出…。

2018.2.14追記:
第7話: オリジナルTVアニメにして抜群の安定感。たぶん4人が他の隊員たちにとっても「単なる同行者」ではなくなった瞬間…。

2018.2.28追記:
第9話: 豪華なステーキの横で食べる魚肉ソーセージは切ない。そして今回は「ざまあみろ!」って言ってやる、の伏線回収。

ラミングによる砕氷シーン、カッコ良かったですね。砕氷時に海水を融雪剤に使うっていうのはいつからあったアイディアであったのかは知りませんけど、しらせ、もといペンギン饅頭号にはこれが装備されています。


デッキに出ているときに素手で手すりに触っているような気がするのは、もしかしたら作画ミスかもしれません…。

2018.3.15追記:
第11話: 結月:「ひどいですねぇ。」 ……酷いのは報瀬じゃなくてキマリの方だ(笑)!

2018.3.21追記:
第12話: タイトル回収回で、2018年冬アニメトップ確定!(個人の感想です。)

凄い回でした。ここまでのシリーズ構成、単話脚本、演出、作画、演技、劇伴音楽どこを取っても大勝利です。

もう、これをやれたのなら残り1話は何をやっても私は許します(笑)!
(たぶんアバンだけ南極に使って、本編はエピローグ?)

メモ:「送信トレイ (1)」

2018.3.28追記:
最終回の第13話: めぐっちゃん、やってくれたな(笑)!

前回観終わった後に「残り1話は何をやっても私は許します」と書いたのですが、想定を大きく上回る素晴らしいエピローグでした。

何か間違って「あンた背中が煤けてるぜ」とか言い出しそうな報瀬も良かったです(笑)。

何というか、笑わせに来たりもしているのにシナリオに無駄がない。花田十輝先生のキャリア・ハイというかパーソナル・ベストというか、そんな感じのシリーズ構成・脚本でした。
(もちろん、今後も良い仕事は期待していますよ!)

あと、Web版次回予告のシナリオも担当されてたみたいですがこれも毎回笑いどころがあってコントみたいで良かったです。

演出の方もバッチリ。キマリが電車に乗るときにドアの敷居(?)を意識するとかの細かい描写やコンビニ店長のバイト店員への愛も素晴らしい。監督のいしづかあつこ氏もおつかれさまでした。

2期とか劇場版とか考えないで全13話に全てを込める潔さを感じる、素晴らしい作品でしたね。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 116
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門に選出!(それぞれが一歩踏み出す物語)

女子高生が南極に行くという突拍子もない話を丁寧に描ききった名作。
1話を初めて見たときから、これは良い作品になるのではないかと思っていたが、その通りに、最初から最後まで夢中にさせてくれる優れた作品だった。

様々な悩みを抱える多感な高校生たちが、何かを変えるために南極を目指すというストーリーが新鮮だったし、ほかにはないオリジナリティをもっている。そして、主人公の4人たちがお互いを思いやり、自分たちの悩みを昇華させていく各話の見せどころがしっかりと描かれており、胸に迫ってくるものがある。

見終わったあとに、自分も何かに挑戦してみたくなる素晴らしい作品だ。
(2018年3月29日初投稿)

(2018年5月17日追記)
{netabare} 100万円の札束を落としたことがきっかけで、それを拾った少女とともに最後はタレントまで巻き込んで、南極行きを成功させる。
これを字面だけ見たら、「そんなことあるわけない」のひと言で終わりだろう。
だいたい携帯で決済ができる時代に札束を持ち歩くことがどれだけ現実離れしているのかは、作り手も十分に承知している。観ている私も「オイオイ」と突っ込みながらも、100万円という現金からつながっていく展開と関係性がとても面白かった。

そして、現実では女子高生は南極に行くことはできない。
ツアーなどで行く方法はあるが、昭和基地に行くためには、南極観測隊の乗組員になるか「しらせ」の同行者になるしかない。同行者は、研究者や新聞記者、教員などの人々で構成されている。これまでの最年少参加者は設営のエンジニアで20歳の男性だという。

しかし、これはそれほど重要な部分ではない。
そもそもこの作品は、「女の子たちが頑張る青春ストーリーがつくりたい」「行ったことのない場所を描いてみたい」というのが出発点。それをいかに「本当のことらしく」「テンポ良く」描いていくのかというのがポイントで、そういう意味では、この作品は十分に成功していると思う。

4人の友情関係に至る部分に説得力がないという意見もあるが、全くそうは思わなかった。友人になるときの描き方は難しいもので、これは本当に人それぞれだと思う。気の合う者同士だと一瞬にして何年も交流があったような深い関係になることもあるし、長い時間をかけて構築していく関係性もある。お互いの性格や、その時に何を欲していて、何を目指しているのかということも影響すると思う。
そういう意味では、4人は自分たちが欠けているものをそれぞれ補って、ひとつのことを共に目指していける絶妙なキャラクター像だと感じた。
報瀬とキマリが仲良くなる描き方はとても腑に落ちたし、結月がほかの3人と一緒なら南極に行くと宣言する話はとても好きだ。3人と結月との関係性の深め方は、私にとっては説得力があった。全体的にコメディタッチの部分とシリアスな部分の匙加減が心地良く、楽しく見せるための工夫がなされていると感じた。

全話を13話で終わらせなければいけないというオリジナルストーリーの関係上、カットしなければいけなかった部分は多々あったと思う。しかし、女子高生が集まって、南極まで行って帰ってくる。しかも、行方不明になった母親への想いを決着させるという大きな問題をはじめ、4人の問題を何らかの形で解決させることをこの話数で完結させたのは、本当に素晴らしいと思う。無駄と思えるシーンはなかったし、やり切っている。

南極のシーンや仕事ぶりをもっと見たかったという意見もあるが、この話は、そこがテーマではない。女子高生たちが自分たちの悩みを昇華させて一歩踏み出すことが最も重要で、それをやるために余計なものは全てカットしている。しかし、もちろん南極についてかなり突っ込んで調べていて、公式サイトをチラッと覗いてみただけでも、この作品のためにどれだけ綿密にしっかりと取材を行ってきたかということを垣間見ることができる。

また「環境汚染をすすんで行っているバカな話だ」という間違った批判は放映直後からあった。赤いシロップで線を引いてソフトボールで遊ぶ最終回のシーンのことだ。これは、実際に観測隊がレジャーに行っていたことを取り上げている。何もない場所なので、どんなことをするにしても面白いイベントにしようとしていたという実際の楽しみ方がよく分かるシーンだ。シロップで氷上に線を引いたところで環境汚染になる可能性は極めて低いそうだ。

しかし、もちろん、試合が終わった後、そのシロップの部分は全て掬い取って、皆でかき氷としていただいたのだという。やはり、少しでも環境に影響を及ぼす可能性があることはやらないように最大限に配慮していることはHPでも紹介されている。研究者たちも赴いている地で、さすがに変なことをやるわけがない。まぁ、アニメでもそこまで描写していれば良かったのだが、かき氷を食べるのはその前のシーンでも登場しているし、わざわざ再度やる必要もないという判断だろう。

ラストの100万円を置いていくところ、めぐっちゃんが北極に行っているところなどは、驚かせてくれたが、このまとめ方も悪くなかったと思う。特にこの100万円は、始まりであり、終わりでもあったというのは清々しい。現実的には100万円を持って帰るのは当然のことだが、南極に行くためにずっと苦労して貯めたお金がきっかけだったが、それを何とも思わなくなるほど大切なものを得たということだ。そして、再度、南極に来る理由にもなるだろう。
めぐっちゃんのシーンは色々な考え方があるが、めぐっちゃんの性格などを考えたのと、尺の問題だったかなとも思う。あの5話に決着をつけようと思うと、なかなか難しい。苦肉の策だったようにも思えるが、私にとっては大きな問題とは感じなかった。

全体を改めて思い起こしてみると、1話からのテンポ感、どこをどのように時間をとって見せていくのかというバランス感覚が絶妙で、とても完成度が高い作品だと思う。見せるところはしっかり見せ、感動させるところは、じっくりと描き切り、笑って泣ける作品に仕上げた。このストーリーを13話でやり切ったということに敬意を表したい。 {/netabare}

(2018年12月10日追記)
NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出

12月4日のニュースなので、もう知っている人も多いかもしれないが、よりもいがNYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出された。これはドラマも含まれた中からというから大したものだと思う。選評の訳文は以下のもの。

日本の南極の研究機関への科学的探検に参加した4人の10代の少女についての、大胆で楽しいアニメシリーズは、かなり特定の視聴者向けの番組に思えるかもしれません。しかし、脚本の花田十輝、監督のいしづかあつこによる『宇宙よりも遠い場所』は、年齢や文化の境界を越えて翻訳されるべき面白く感動的な成長物語です。この作品は、友情がどのように青年期の不安や悲しみを克服できるのかということについての絶対的に本物の描写をしています。

選出された10本には、ヒュー・グラント主演のイギリスの実話ドラマ『英国スキャンダル』や2011年から続くスウェーデン・デンマーク合作の『ザ・ブリッジ』、世界的に評価されているスペイン・ドラマ『ペーパー・ハウス』などの人気作が名を連ねている。全体で600本を超える作品のなかから厳選されたとのことで、アニメは、よりもいだけだ。NYタイムズは世界的に知られる新聞だけに、これをきっかけにより多くの人々に視聴されれば嬉しい。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 151

64.8 3 親友アニメランキング3位
啄木鳥探偵處(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (72)
238人が棚に入れました
時は、明治の末――金欠に苦しむ天才歌人・石川啄木は、とある殺人事件をきっかけに下宿で探偵稼業を始めることに。その名も、「啄木鳥探偵處」。「浅草十二階の幽霊騒動」「雪降る夜に街を徘徊する人食い人形」……奇怪な事件に次々と首を突っ込む啄木の助手を務めるのは、同郷の先輩・金田一京助。文士仲間の野村胡堂、吉井勇、萩原朔太郎、若山牧水らを巻き込んで、人たらしの天才歌人・石川啄木が文明開化の東京を駆け抜ける!

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、櫻井孝宏、津田健次郎、小野賢章、斉藤壮馬、梅原裕一郎、古川慎、林幸矢
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

岩手のケンミンSHOW

原作小説未読


石川啄木を探偵に、同郷の先輩金田一京助を助手に。1996年発表の小説が元ネタのようです。
クズな逸話に事欠かない啄木をどこか憎めない人間に仕上げてて面白いのですが、そもそもピックアップしたのが啄木とはマイナーじゃないですかね?教科書の副読本『文学史』にちらっと出てくる人じゃなかったかしら。知名度は漱石や芥川にはもちろんのこと歌人としても与謝野晶子や正岡子規には言うに及ばずで、おおむね二葉亭四迷だったり河東碧梧桐程度のシャドウストライカーみたいな位置付けだった気がします。

と言いながら当方の視聴動機は石川啄木です。岩手出身の身としては断る理由がありません。他県の方への訴求力のあるお名前かは心配。

もう一つの心配事。こういった文豪ものは先駆者がいてたりで、それがまた美形男子逐次投入と腐向けの臭いがするため嫌気されがちです。私も先駆者作品は只の一度も観たことありませんし興味もありません。太宰の深淵も知らずにとりあえずアンニュイにしてみました、みたいなことして見繕っているんでしょ?くらいの小馬鹿にした先入観を持ってます。


 {netabare}視聴前ハードル高杉{/netabare}


県民以外に誰得なんよ?なツカミと思いきやなかなかどうして…味のあるお話でした。わりと私好きです。それに腐向けではないと断言できますな。厳密にはどうか知らんけど表向きは皆無なのでその点はご安心頂ければと。啄木なんかもそうですが文豪たちの人となりや人間関係なんか現実のそれを踏襲してたんじゃないかしらと思われます。
ハードルと事前に想定してた要素はさほど気になりませんでした。


だがしかし諸手を挙げてお薦めは出来ません。『きつつきたんていどころ』その名の通り探偵謎解きものです。それなのにミステリーの解に膝を打つような気持ち良さがあるかというとまるでない。
主人公の啄木もなかなかのクズっぷりで金を借りて遊ぶわ返す気配なしで悪びれることもないわなかなか共感を得にくい人物です。才能と人格は同居しないとはいえ支持される性格とは程遠い主人公。
コナン君や金田一少年がゲスな性格をしていて謎解きも普通な感じ。そこは否定しないです。


自分は郷里アドバンテージなのか、いまいちミステリやゲスの極み主人公はさほど気にならず。
いや観ているうちに「気にならなくなった」が正しいですかね。完走してみるとわりと謎解きは副次的要素に追いやられて金田一との友情話が主旨だとわかります。
そもそも石川啄木が夭折した明治期の歌人であります。


 {netabare}命短シ恋セヨ乙女{/netabare}


きちんと初回からメッセージを発してます。短い生涯を精いっぱい謳歌するという点で啄木自身も実践していたように思えますし、金田一の視点も限りなく優しい。
それに現実の啄木が詠んだ歌だって故郷を追われるようにして出てきて郷里を懐かしむ歌が多い。二度と戻れぬ時間や場所への追憶が創作の原点ならば、きちんと懐古上等な物語に仕上がっております。


振り返って“悪くはなかった”としたのは事実ですし、なんだかんだ序盤からけっこうジワる小ネタで刺激されたこともあり完走するにあたって特に苦労は無かったですよ。

・{netabare}第1話から複数回名前が挙がってた軍医森林太郎。屋号の“鴎外”をおくびにも出さないところ{/netabare}
・ライデンフィルムも天災で『はねバド!』1話分飛ばしてたのに今回のコロナ禍では貫徹。感謝!
 ※{netabare}そして同作品の羽咲綾乃役だった大和田仁美さんが登場。お久しぶりです{/netabare}
・石川啄木/金田一京助に続いて野村胡堂(CV津田健次郎)も岩手出身。しかも同世代
・石川啄木(CV浅沼晋太郎)。浅沼さん出身盛岡だし。ますます岩手県民必見な気がする
・金田一京助(CV櫻井孝宏)。挙動不審な櫻井さんの演技は初かもしれない
・名義貸しで名探偵に仕立てられ挙句には「名をかけて」じっちゃんにされた言語学者が探偵ものに
・{netabare}書生が活躍!?の人情話第3話。書生の名は平井太郎。小道具に銅貨出てきたのがなかなか渋い
 ※{netabare}江戸川乱歩の処女作が『二銭銅貨』ってなかなかの伏線です{/netabare}{/netabare}

{netabare}個人的にはこの3話がミソ。遊女の悲恋といいますか、金田一を恨みながらも真相を知らせない啄木の優しさ。言ってどうなるものでもないしね。{/netabare}



※ネタバレ所感

■元服って…

齢十五歳で昔は大人扱いだったとか。

『不来方のお城の草に寝転びて空に吸はれし十五の心』

“こずかた”と読みます。不来方は盛岡の雅称。東京にて当時を思い出し詠んだ歌と言われてます。無限の可能性がありそうな若かりし頃ってやつ。

{netabare}加世の年齢を聞いた時から予感はあって、さすがに最終回で岩手山の遠景から石垣の見える草むらに寝ころぶ加世(CV大和田仁美)を見てこの歌を詠まれるだろうとその通りでした。加世は十五歳です。{/netabare}
{netabare}少し前の回の同じ場所で今度は身を投げようとして金田一に止められた二十代半ばの啄木の姿がありました。その加世との対比が物悲しい。{/netabare}

 命短シ

花の命は短いって意も当然あり。しかしあらためて、兄弟五人も入れば一人くらい乳幼児死亡や死産など当たり前でこれらが平均寿命を40歳代くらいに下げてた明治時代。70歳を超えて生きてれば長老もいいところ。平均寿命が上がったのはたかだかここ50年くらいの話です。文字通り命短し。
人生の折り返し地点だったり、今でいうところの『終活』を考える年代が現代より早かったわけで、短い人生なら己の好きなようにという力学が働くのはその通りで、「どうせあの世に持っていけないし」と生活が回る銭があればって感覚も理解できなくはない。蓄財より使ってナンボみたいな当時のエピソードには事欠きません。

{netabare}もちろん金田一京助以外の友人たちは啄木への異議申し立てをしっかりしてますので彼がクズなのは前提なんです。ただし微妙にお金の捉え方がずれている気がします。啄木の無心に付き合う京助の金の使い方に対しても友人たちはあまり口出ししません。たぶんそういうところ。{/netabare}

{netabare}人生が短いのであれば十五歳といっても現代の十五歳とは背負うものが違う。そんなことが透けて見えていたのが加世でした。同じく夭折の天才歌人も似たようなもんだったかと。{/netabare}



いたずらに昔を懐かしみたいわけではありませんよ。

『教室の窓より遁(に)げてただ一人かの城址(しろあと)に寝に行きしかな』

心を空に吸われる前段階で、授業をサボって教室を飛び出し、一人になれる場所に向かってます。
あーこの感覚は変わらないのでしょうね。何十年後かの夜に自由を求め続けて盗んだバイクで走りだしてる十五歳と心根は一緒だと思います。今の十五歳にもぜひ悶々としててほしいものですね。



■啄木と私
 ※アニメ関係ないので畳みます

{netabare}『ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな』
『石をもて 追はるがごとく ふるさとを 出でしかなしみ 消ゆる時なし』


離れて暮らす故郷を想って詠んだ歌が心に響く歌人という位置付けです。
{netabare}だからこそ東京で絶望した本作の登場人物らが、ある者は自ら命を絶ち、またある者は故郷へ帰っていくこの物語に意味を与えます。{/netabare}


故郷を離れて壁にぶつかるなり抱えるものが増えたりするなりしてくると響いてくる短歌でしょう。
家内からの指摘で、新幹線駅を降りて自宅へ向かう途中に北上川にかかる全長500Mくらいの橋を渡るんですけどその景色が岩手に来たぞって感覚らしいのです。

『やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに』

北上=北上川のこと。指摘されて初めて気づく感覚でした。それと、第1話ボソッと呟いてたこの歌。

『ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく』

ずうずう弁聞きたいがために上野駅に向かうという設定だったかと思います。そんなん実家戻れば勝手にそうなるしわざわざ花の都大東京で地元訛りを聞く感覚とはなんぞや?と思ってました。
{netabare}不幸なことに東日本大震災の時に痛烈に掻き立てられました。“停車場”から“TV”へとモノは変わってますが、遠く離れた地で聞く身体の奥底に根付いた言語。それを話す人たちが苦境に立っているのに帰るに帰れない。多くは語りませんが故郷への想いが強くなるとともに思い出したのが地元の歌人のこの歌でした。{/netabare}

こうみると意外と覚えてるもんです。{/netabare}



全くもってミステリがどうでもよくなった事情はこれまで書いてきたようなことでした。
この作品の一番の謎は、原作者の方はもうお亡くなりになられて久しくあまりプロモーションの必要性も感じないのになんでアニメ化したのかしら?ってことでしょうか。

あとEDは最初から最後までアカペラで貫徹したらよかったのに、と思ってます。
{netabare}大正時代の曲が原曲です。明治時代の物語で大正浪漫かよ!と思いかけましたが、物語が繰り広げられた明治後期を金田一京助が振り返る頃合いが大正時代なのでむしろとてもしっくりいい感じでした。{/netabare}


あまりお勧めではないけど自分は評点高めにしとく感じです。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.07.14 初稿

投稿 : 2020/09/19
♥ : 28
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

金田一京介も石川啄木も、我が郷里岩手の代表的県人だが、だからといってアニメの評価では贔屓しない(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
金田一京介、石川啄木が探偵として事件を解決するという探偵モノ。

また、文豪達がなんかワチャワチャと楽しそうに絡んでいました。

う~ん、不愉快な感じもなかったけど、特に面白いと思えるところもなかったかな。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(7話まで)】
{netabare}
ど~~にも、推理が面白くなかったな。

例えば、遊女の殺人の謎解きが、「利き手が逆」って、手垢つきすぎて逆に驚いた。

そんな感じで、どの推理を観ても、面白さがなかった。

この場合の「面白さ」とは、「謎解きの知的な面白さ」と「解決のエンタメ的な面白さ」があるが、その両方が面白くなかった感じ。

というか、私の中で一番打率低いのが、ミステリーな気がしてきた。面白いミステリーアニメって、あんまり記憶にない。

また、「文豪がイケメンになって仲良くしてる」みたいなのも、なんか苦手だと思えてきた。

というこで、何においても楽しめませんでした。あ、7話は多少面白かったです。稼いだ500円を、ドッキリに全部使っちゃうってのは、なかなかよかったです。
{/netabare}

【余談~ あの啄木の日記、有名なやつですねw ~】
{netabare}
2話に出てきた啄木の日記には、有名なエピソードがありますねw

啄木は、自分の生活を、ローマ字を使って日記に書いていました。彼は病床に伏し、妻に言います。

「この日記には、私の歌のアイディアが書いてある。誰かに盗まれないように、あえてローマ字で書いている。もし、私がこのまま死んでしまったら、これは燃やすように」

果たして彼は、若くして亡くなってしまいました。

しかし妻は、「愛する夫が遺した日記。とても燃やせません。私にはローマ字は読めないけれど、親友のあの方にだったら」

と、金田一京介にその日記を渡します。

果たしてそこにあったのは、詩のアイディアなどではなく、啄木の「風俗日記」「浮気日記」でした。

それがまさか、後の世に公開され、本にまでなるなんて、流石の啄木も想像しなかったでしょう(笑)

余談の余談ですが、啄木の妻、節子は、本当はローマ字が読めたという説もありますよね。外国人から英語を習い、教師もやっていた才女なので。

よって件の日記は、「散々に振り回された、節子のリベンジ」という話もあるんですよね(その風俗に行く金を貸し、一緒に風俗遊びをしていたのが、金田一京介ですから)。真相は、「藪の中」ですが(笑)

ちなみに、私は啄木をカスだと思っていますが、啄木の作品をカスだとは思ってなくて、芸術作品というのは、作者の人間性と切り離して評価するものだと思ってなくているので。

てゆうか、「普通の人間には、普通の物語しか書けない」「異常な人間だから、異常な物語を書ける」という考え方もあるわけですしね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
岩手県人二人だな(笑) 啄木の歌が散見。鴎外まで。別に捜査は面白くない(笑)

2話目 ☆2
まあ、実際は京介も啄木と一緒に遊女のところに行ってヤってるけどな。啄木の、女遊び日記だね(笑) まあ、嘘をつかず、京介を助けるためだよな。クレジットで分かったけど、朔太郎かよ(笑)

3話目 ☆2
朔太郎の推理、やべぇな(笑) 童貞には甲斐性がない(笑) 今度は芥川。藪の中ネタか。今度は、乱歩。いよいよ本物じゃねぇか(笑) 右利き、左利きという、めちゃんこ古典的な推理。

4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆2
牧水は結構好きだな~。なんだろう。全く面白くないな(笑)

7話目 ☆3
友情の話。稼いだ500円を、ドッキリに全部使っちゃうってのは、なかなかよかった。伏線が効いていたし、初めてちょっと面白かったかな。

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

命短し恋セヨ乙女

原作未読 全12話

時代は明治または大正時代、歌人の石川啄木と仲が良い金田一 京助の2人が「啄木鳥探偵處」を作り、数々の事件を解決するお話です。

推理ものとして興味があったので観て観ましたが、主人公の石川啄木が捉えようのない難解な性格で、余り魅力を感じませんでした。

この2人で幾つかの事件を解決して行きますが、2人の関係性や石川啄木の理解できない行動に振り回されて、どんな事件でどんな解決をしたのか余り記憶に残りませんでした。

名のある文学者が出てきますが、飲んでいるシーンが多く、あまり文学者という感じはしません。

お話はきちんと終わっています。主人公の石川啄木は、私には合いませんでした。逆に合えば面白いかもしれませんね。

OPは古川慎さん、EDはNOW ON AIRさんが歌っています。EDの「ゴンドラの唄 」は、印象深くて歌詞の一部をタイトルにしましたが、大正時代の曲なのですね〜現代風にアレンジしていました。

最後に、この時代の作家さんは破滅願望があるのかというほど、メチャクチャな生活をしていますね。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 18

90.8 4 親友アニメランキング4位
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1307)
5217人が棚に入れました
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。


声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

なるほど、酷評をする人はコレがパクリに見えるわけですね、その価値観を変えるのは出来んのでしょうが、コレがゼロ年代ヲタク文学への愛のあるアンサーであることは明白!

『さくら荘のペットな彼女』を手掛けた鴨志田一先生と溝口ケージ先生が再タッグを組んだライトノベルが原作の全13話のSF、略称は『青ブタ』
『さくら荘』が学園青春ラブコメだったのに対し、長く続いた『さくら荘』でファンの年齢層も上がったことだろうということで、お二人は担当編集の反対意見を押し切り(笑)意図的にターゲット年齢層高めのSF作品にすることで切り返しを計っています
制作はA-1高円寺ことCloverWorks
監督は増井壮一で構成と脚本は横谷昌宏ということで奇しくも“さくら”繋がりの『サクラクエスト』コンビが手掛けました


梓川咲太(あずさがわさくた)はニヒルな高校2年生
梓川サービスエリアの梓川に、花咲く太郎の咲太で梓川咲太
彼はある日の休日、野生のバニーガールに遭遇する
その正体はかつて国民的人気を誇った芸能人で今は休業中の同じ高校に通う3年生、桜島麻衣(さくらじままい)
彼女は有名人でありながら他人から存在を全く認知されなくなった“思春期症候群”と言われる不可思議な都市伝説に巻き込まれているという
思春期症候群に遭遇した経験を持つ咲太は麻衣先輩から「忘れなさい」と忠告を受けるも麻衣先輩が美女であることを含め放っておけず、思春期症候群の世界に首を突っ込み始める
やがて咲太のざっくばらんな性格や隠されていた誠実さに麻衣先輩も心を開き始める…
主人公の咲太を取り巻く6人の美少女と彼女達の身に起きる不可思議現象を紐解いていく青春SFストーリー


今作、正直2018年のテレビアニメの【最高傑作】と言って過言では無いでしょう
放送当時、あまりにも仕事が忙しくて視聴をかまけていたのですが、ラジオ番組でライターの前田久さんが紹介されてるのを機に、完結篇になる劇場版ももうじき公開されることだし、ってことで一念発起して半年遅れでイッキ観してみました


いや、本当に面白い
なんでもっと早く教えてくれなかったんだよ!w
何話が面白いとかじゃなく、全話捨てるとこ無し!
そもそもよく原作をここまで短く纏めることが出来たと思います
横谷さんの一人脚本すっご


あにこれでも2019年4月現在、放送時期ランキングでアレほど話題を集めた『SSSS.GRIDMAN』や『ゾンビランドサガ』や『若おかみは小学生』を抑えてベスト1に輝いています
こーゆー名作をちゃんと評価する辺りが、オイラがあにこれの皆さんを信頼する理由ですねぇ
しかもその内訳が「大絶賛」してる人と「大酷評」してる人に真っ二つに別れているwww
その上での1位って王道中の王道じゃないですかw
『エヴァンゲリオン』かってのw


まずアニメやラノベに詳しい人ほどこの作品に漂う既視感に絶えられないという批評が多いようです
が、その認識は間違っていないと思います
鴨志田先生はハッキリとお答えになったわけではありませんが、この作品は鴨志田先生の青春であり、我々の青春でもあるゼロ年代(2000年~2009年)のヲタク文学への鴨志田先生なりの愛とリスペクト、そしてアンサーが詰まった作品に仕上がっているんですよ
具体的に言うなれば『AIR』『Kanon』『涼宮ハルヒの憂鬱』『化物語』といった作品群へのオマージュが満載なのです
これらの「パクリだ」と声を荒げるのは簡単なのですが、SFなんだけども既存SFファンからは白い目で見られていたこれらゼロ年代ヲタク文学作品達に、愛と敬意と科学的根拠を用いた解答を提示したのが今作なんですね
つまり『青ブタ』とはゼロ年代ヲタク文学の総決算だということです!


例えば有名人であるが故に周囲に溶け込もうと周りとの関係を断ち、周囲も無視を決め込んでいた末に他人から存在を認知されなくなった桜島麻衣先輩の症状
これは観測する事で存在が確定する“シュレディンガーの猫”で説明が出来、誰にも観測されなくなった麻衣先輩は存在が消滅するのだという展開に広がるのです


これSFかー?って批判もある事でしょうw
でもそれまんま『涼宮ハルヒ』の頃に世間で錯綜していた批評感なんですよねw
歴史は繰り返すw


田村里美さんのキャラデザや高田晃さんの作監もあって画面クオリティは凄く高いです
高田晃さんの顔の内側にまつげを描くと『青ブタ』のキャラっぽくなる、という発見は流石のお仕事ですb
2~3話に一度クライマックスを迎える構成なので結構泣くシーンが頻繁に登場して画面からは目が離せない
6話で何度も通り雨を印象付けた上で泣くシーンに合わせて雨降って→雨上がる、って構成と演出もズルいですねぇ、素晴らしいですねぇ


画面が良く出来ているので音響面の演出は抑え目にしてリアリティを追求した、と岩浪良和監督は仰ってました
会話劇なのでセリフを聴かせようということですね
劇伴なんかも控えめです


例えばパク音と言われる咀嚼音がありますが、キャラが飯を食う時に声優に「はむっ」って言ってもらうアレです
今作では食事シーンが多く出てくるのでリアリティ追求の為にあえてパク音はやらなくていいよ、と岩浪監督は指示したそうです
「はむっ」とか言いながら飯を食う人間は現実にはいませんからね
ところがよく聞くと梓川かえでというキャラだけはこのパク音、わざらしく言ってるんですねーw






























いやー、伏線は張られていたー!
怖い怖いw
そもそも久保ユリカさんがシリアスな芝居をしている時点で察しが着きそうですw
あの久保ユリカの説得力の無い声(笑)でシリアスな役を演っているんですよ!?
つまりソコには意味があるわけです
いやはや恐れ入った;


9話と10話で麻衣先輩とは全くの別人を演じ分ける瀬戸麻沙美さんも凄い
岩浪監督曰く、瀬戸さんと石川界人さんは特に指示しなくてもなんでもこなせて若いのに凄いらしいです


あとは双葉理央の孤独感を出す為にアフレコ現場では種崎敦美さんにわざと声を掛けず、孤立するように仕向けたって話も好きですw
種崎さんが可哀想w


そして妙にしっとりとした劇伴
最初に観始めた時にオシャレだけどなんか引っ掛かるなーというか違和感というか異化効果を感じていました
そしてあのEDテーマ…


裏拍を打っている…!コレはジャズか…!


ってなって背筋ゾクってなりましたわ
fox capture planといえばドラマの劇伴なんかで最近よく目にするようになりましたがアニメを手掛けるのは恐らく今作が初
いやまた凄い人達を連れて来ましたね
個人的に増井監督作品はしっとりとしたEDが多い印象です
『すてプリ』とか『サクラクエスト』とか


さて、完結篇となる6月の新作劇場版が今から楽しみで仕方ない
最近『グリザイア:ファントムトリガー』のクリスとムラサキを足して割ったようなキャラがもしいたら最高なんだけどな~、って思った矢先に観始めた『青ブタ』で双葉理央を発見してしまったので好きが止まりませんw
以上、双葉理央の作ったカレーを食べたいけみかけでしたー


「流石けみかけ、ブタ野郎だね」

投稿 : 2020/09/19
♥ : 37
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「もてあましてるフラストレーション」の具象化 

2019.01.05記


原作未読


You've got an easy day …と直ぐ脳裏に浮かんだ方は立派な“かつての青少年”です。

前評判の高さが視聴動機。
ラノベってもう少しタイトルなんとかなりませんかね?家族共有のHDDに2018年秋期に並んだタイトル・・・
「青春ブタ野郎・・・」
「エロマンガ先生(地上波再放送)」
「幼女戦記(同じく地上波再放送)」
言い訳するのがたいへんなのです。


峰ヶ原高校に通う2年生、梓川咲太(CV石川界人)が目を覚まし、自分では見覚えのない一冊のノートに目を向けると、そこには信じられない事が記されていた――。
「5月6日、野生のバニーガールに出会った。」

で始まる本編。思春期特有の不安定な精神状態が引き起こす不思議な現象“思春期症候群”が引き起こすトラブルを巡り繰り広げられる青春ドラマです。
『思春期症候群』もちろん架空の現象です。クラスメイトや家族など人間関係のひび割れ、本人の内なる心の葛藤、確かに思春期にぶつかりそうな問題を引用してヘンテコな現象を仕立てあげてます。その理論的支柱役を咲太の同級生リケジョ双葉理央(CV種崎敦美)が担います。支柱といってもTHE中二感を出すための柱です。「人と話すのが嫌い。性格も暗いし、中学のころは友達もできなくて、一人でずっといた」ような子ですが、彼女の口から「ブタ野郎」と言われるとご褒美以外のなにものでもないですね。
そして先述の野生のバニーガールが本作のヒロイン桜島麻衣(CV瀬戸麻沙美)さん。「桜島麻衣の桜島に、桜島麻衣の麻衣」と自己紹介するくらい自分に自信をもってますが、けっこうな頻度で咲太に赤面したり恥じらったりする典型的!?ツンデレさん。年不相応・年相応な振る舞い、両面性ある魅力的な女子です。なにより咲太をすごい好きなのが良い。

鴨志田一原作で手堅く、数話ひとまとまりのオムニバスで進むストーリーはテンポもよく見易いです。原作1巻につき数話を使い、、、こんな感じ↓

{netabare}1-3話  第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
4-6話  第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
7-8話  第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」
9-10話  第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」
11-13話 第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」{/netabare}

各エピソード毎に別のヒロインを立てる仕様となっており各々これがまた魅力的です。手堅い作風はなにかしら既視感を生むようですが、ベタなものとはそんなもんでしょう。
どのエピソードも、当番ヒロインの魅力とほどよくエモい脚本で飽きません。むしろいい話ばかりなり。ED「不可思議のカルテ」を当番ヒロインが務めたりとこのへんも鉄板でありベタな演出です。
ベタについて、その昔『くりぃむ○ちゅーのたりらリラ~ン』という番組で“クイズよくあるパターン ベタの世界”という名物コーナーがありました。アンケートに基づいて作られたベタなドラマを観ながら次の展開を予想するクイズコーナーです。
そのドラマの完成度がこれまた高くて、ベタとはわかりつつ涙腺が緩む回答者多数。TVの向こう側のこちらも似たようなものでした。私の既視感を挙げるとしたらこんな感じです。


本作が好感なのは、野生のバニーガールが物語の進行上必然性があって“タイトル詐欺”になってないこと。それに咲太と麻衣のカップリングの柱に揺るぎがなく安易なハーレムになってないこと。当番ヒロインに流れることなく作太は麻衣さんが好きで、麻衣さんも埋没せずに要所で顔を出してきます。
ベタな中にも筋を通していることで、数多の類似作品より頭一つ抜けてる感がします。変態的なタイトルは置いといて、サクッと観ることができる良作です。
なんやかんやで桜島麻衣のヒロイン力の高さを満喫した全13話でした。


■余談
{netabare}お前の出身校のグラウンドで男子高校生が大声で叫ぶアニメだぞ、と本作のモデルとなった七里ヶ浜高校出身の知人に、、、{/netabare}

{netabare}お前の出身校が毎度破壊されるアニメだぞ、とグリッドマンでのモデルとなった都立井草高校出身の知人に、、、{/netabare}

このクールは知人の出身高が相次いで登場しました。ウチの母校もそのうち出ないかしら。敷地の広さと雰囲気なら「やがて君になる」の舞台とそう変わらないと自負しとります。どこかの製作会社さん検討いただければ。。。



視聴時期:2018年10月~12月 リアタイ視聴

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2019.06.20追記

観了から半年経ち劇場版も公開されました。評判良さそうなのでこちらもチェックですね。
この間、1月~4月~と再放送をやっていて、これもついうっかり観てしまうのです。桜島先輩の破壊力のたまものだと思います。


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2020.03.27
《配点を修正》+0.1

麻衣先輩が最強だから


2019.01.05 初稿
2019.06.20 追記
2020.03.27 配点修正

投稿 : 2020/09/19
♥ : 101
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

豚色キセキ・豚物語。双葉に羽川翼がオーバーラップして見ていて辛い

1話
見ていると人によって様々な既視感が生じるわけだが…{netabare}私は思春期症候群の設定がなんとなく「ココロコネクト」に似てると思った。高校生男女が超常現象に悩まされる展開は同じだし。
主人公の声優が「サクラダリセット」と同じなのでそこが似るのは仕方ないだろう。

主人公が過去に同級生を病院送りにした武勇伝(笑)を持っている(周囲の誤解だけど)、俺は学校の同調圧力には染まらないぜみたいなイキリ陰キャひねくれ野郎なのは印象悪いよなw今ちょうど一番バカにされやすいキャラを主人公に持ってきた感ある。
あと原作が2014年の作品でいまだにシュレディンガーの猫の話を持ち出して観測されるされないとか言ってるのはうんざりする。{/netabare}

映像はA-1 Picturesの分家のCloverWorksで作画・背景美術は良く出来ている。大勢のモブがぞろぞろ動いているが3DCGを上手く使っているっぽい。citrusでもやってたね。

2話
セリフが痛い…村上春樹と西尾維新を足して割ったような痛さ…。
と言いつつ桜島先輩のようなキャラは好みではある。
でも咲太の先輩攻略のプロセスには一抹のキモさは感じる。
{netabare}母親ですら桜島先輩の事を忘れ…だからって岐阜まで行くのは唐突やな。
ホテルで普通に一緒に寝てるのはオイ!と思った。男は下で寝るのがデフォやろ。
学校の生徒は先輩を忘れてないという辺りが解決の鍵なんだろう。
CLANNADの風子の話に似てるような気がしてきた。{/netabare}やはり既視感の塊だなこのアニメ。

3話
うっわーこれは恥ずかしいわ…でも嫌いじゃないw
{netabare}寝てはいけないって苦行すぎる。
先輩に睡眠薬を盛られて1話の最初の29日になるがノートは全然役に立たなかったと言う。
でも愛の力で思い出して、告白で全部解決!{/netabare}いやー…こっぱずかしいアニメだわ…でもそれがいいのか。
ちなみに量子力学をテーマにしたラノベは「紫色のクオリア」が多分最高傑作だと思う。

4話
これってさー化物語と全く同じ構成だよね。{netabare}ロング髪ヒロインが不思議なことで困っていて、助けてあげて結ばれて、その後は別のヒロインを次々に助けてあげる。
そして今回はエンドレスエイトの巻。まぁうる星やつら2BDの方が先だが。
ループからは意外に簡単に脱したが古賀さんとニセコイ関係になるのであった。古賀さんは咲太と本当にくっつくのを狙ってるようだが桜島先輩も黙ってないしドロドロしてきたな。隠れ爆乳の双葉もなんか恋愛がらみでごちゃごちゃ言ってたけど。{/netabare}
CMで続終物語やっててなんだかなぁと思う。

5話
今回も見ててきっつい内容だな…咲太はキモいセクハラ発言ばかりするし、会話は村上春樹もどきで痛いし…でも今期最高評価だけど。不作クールだな。
{netabare}相変らず学校の同調圧力(ユリ熊嵐的には透明な嵐とも言う)との戦いの話。
いきなり暴力行為に出てびっくりしたが…復讐されるんじゃね?
今回は思春期症候群が発生しなかったが、古賀は別れたくないから最後の日でループが始まりそうだね。{/netabare}

6話
だいたい予想通りの内容だったが…
{netabare}ただ6月まで戻るとは。古賀が大きく成長して嫌な奴の告白をはっきり断る所からの分岐になったということか。
次はいのりんキャラの話か?{/netabare}

7話
{netabare}次は牧之原翔子の話かと思ったらそうではなく羽川翼ポジションの巨乳リケジョ双葉理央のターンか。二人に分裂した理由は検討がつくが…国見が付き合っている赤髪女が前から感じ悪くて嫌だな。{/netabare}

8話
やはりどうしても納得がいかない。
どうして国見は双葉でなくあの性格がクソ悪いクソ貧乳クソ女と付き合ってるのか。咲太に国見の評判が悪くなるから関わるなと言うようなクソ貧乳女に良い所があるとは思えない。双葉と出会った後から付き合いだしたそうだし不可解極まる。
傷物語・化物語・猫物語の羽川の扱いも理不尽に感じてトラウマになっているが、また似たような眼鏡巨乳ヒロイン虐めを見せられて本当に嫌な気分になっている。
精神破壊力が強いのはアニメとしての完成度の高さの証ではあるのだけど。

9話
今度は{netabare}入れ替わり{/netabare}かーますますココロコネクトやな。まぁ{netabare}入れ替わり{/netabare}なんてそれ以前からいくらでもあるだろうけど。
またあの国見の彼女の性格悪いクソ貧乳女が出てきて気分悪かった。

10話
{netabare}お姉ちゃんのほうがアイドルとしても成功するのは読めた。
戻る瞬間は不気味だったな…。量子テレポーテーションで変わっていたとかまた適当に量子力学ネタを。まぁ量子力学はわからんけど。
次からスキャンダルをどうにかしつつ妹を救うのかな。{/netabare}
このアニメはほんと作画だけはいいよな…話は後半からつまらなくなったけど。

11話
{netabare}スキャンダルは割とあっさり解決。桜島先輩に頼りすぎだよな。全く釣り合わないカップル。
牧之原翔子についてはアニメ見てても良く分からんな。二重人格なのか?真相は劇場版でってことなのか。
最後は妹のかえでの話のようだね。引きこもってる人間はもっと卑屈だと思うんだが…。
脱ヒキのリハビリは順調に進んでいたが、かえでは実は記憶喪失でした。{/netabare}
かえでの声がラブライブのかよちんと同じ人でそっくりだけど、見た目は古賀のほうがかよちんに似てるなw

12話
{netabare}妹のカウンセリングは続く。母親は治らんまま終わりそう。
上野動物園の作画は三ツ星カラーズよりいいなw
かえでが突然元に戻ったが…本当はギャルっぽい子だったんやね。
記憶が戻ると記憶喪失の間の人格が消えてかわいそうというのは3×3 EYESであったな。{/netabare}
作画がちょっと怪しい所があったが今期作画が完璧なアニメはもう無いということか。

13話
{netabare}まあ咲太のショックも当然。
牧之原翔子は幻覚にしか見えないが…真相は劇場版で?
桜島先輩はめんどくせえ女だな。
最後は金沢とかあかねさす少女とかぶったけどちくわ様のお導き?
妹はすっきりしないなあ。2年間の人格が復活しなかったのはご都合主義ではないと言えばそうだが…少しの間だけ戻ってお別れを言って消える、くらいで良かったのでは?{/netabare}
最後は劇場版見ないとダメな感じで終わってすっきりしないね。

【総評】
この作品はストーリー構成・キャラクターが「化物語」の丸パクリなのだが(根拠は分かりきってるだろうが、「偏差値40の奴にもわかるように書く」は鉄則なので共通点を書いておく。あにこれには俺以外そういう輩しかいないのだし。
{netabare}・主人公が非リアで性格がひねくれている
・ヒロインたちに不思議な現象が発生してそれぞれが困っている
・メインヒロインがツンデレ黒髪ロング。最初にそのヒロインを助けて結ばれる
・その後、他のヒロインを次々に助ける。告白されたりもするが振る。
・主人公を助けてくれる頭のいいヒロインが巨乳メガネで、別人格が発生する。恋愛では不遇
・主人公に妹がいて、その妹も不思議な現象で困っている{/netabare})、
思春期症候群で起こる現象が「夏色キセキ」と全く同じという指摘があったので調べてみた(私も見ていたのに気づかなかったのはそれだけ夏色キセキが印象に残らない作品だったということだがwもちろんそれは盗んでよい理由にはならない)
{netabare}左が夏色キセキ、右が青ブタ
8~9話の水越紗季の透明化→1~3話の桜島麻衣の透明化
11~12話のループ→4~6話の古賀朋絵のループ
6話の逢沢夏海の分裂→7~8話の双葉理央の分裂
4話の花木優香の入れ替わり→9~10話の豊浜のどかの入れ替わり{/netabare}
…まぁ結局はあの花→七星のスバルに匹敵はしないまでも準ずるぐらいの酷い盗作であったという事実は否めないだろう。
それぞれの個々のネタが化物語や夏色キセキ以前にあるのはもちろんだが、だから問題ないというのは「構成」というものをあまりに軽視した見方である。
ただもっと大きな問題はパクり云々よりも「続きは劇場版で!」みたいな終わり方の方だろうけど。

ともかくアニメとしてのクオリティ自体は高いので見る価値はある作品だとは思う。今期が不作なのでそう感じたのもあるかもしれないが。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 29

88.5 5 親友アニメランキング5位
TARI TARI(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (4333)
19803人が棚に入れました
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか

声優・キャラクター
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿

albesh さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

綺麗なのは作画だけじゃない

PAさんの中では一番好きな作品である
合唱を基盤にしたアニメ故に盛り上がりに欠けると言われるかもしれないが
話の進み方 動かし方については非常に素晴らしい
1人1人が抱えた特有の悩みを無理繰りなく晴らしていくところは 江ノ島一帯の爽快な雰囲気と非常に合っているだろう
それゆえにさりげなく入ってくるギャグが見事である
作中に出てくる合唱曲も名曲だろう 合唱祭で歌いたかった

すごい 神アニメ というよりは 綺麗な作品だという方が妥当かもしれない
綺麗な作品だから 紗羽ちゃんが可愛いだとか
紗羽ちゃんの胸が大きいだとかについては書かないことにする

投稿 : 2020/09/19
♥ : 4
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

音楽は人をつなぎ 心をつなぐ 【12月20日 聖地 江の島訪問の日記追加】

そのすべてがキラキラしていて とっても眩しかった…

メロディーは私の耳に心地よく響いて…
歌声のハーモニーは胸の奥まで届いた…

それは、やさしい何かに包まれていくような…
…不思議な感覚?

言っておきますが覚悟してくださいね♡

この物語にはいっぱいいっぱい、これでもかと青春が詰まっているので ...

青春時代のまばゆさはまるで太陽みたいにキラキラで、空を見上げたら思わず目をつぶっちゃうような…

歌うこと楽器を演奏をすることが好き!
そんな「音楽」が大好きな合唱部の5人が部活動を通じて共に成長していく姿を描きます。

舞台ですが神奈川県の江の島界隈。
青い空と海がとっても印象的で、その青さが私の身体の中をも晴れさせてしまうようなそんな街…
よく訪れる馴染みの場所ばかりなので、なんだか近しく感じてしまいます。

高校最後の夏
学生時代の不安定な空気、思春期の強い感受性と繊細さがしっかりと表現されています。

その一瞬一瞬はいつしか かけがえのない輝きの時となり彼らの青春に刻まれることでしょう。

仲間たちとの友情を、優しい時間で描いています。

その 時の流れがとっても心地よくて...
流れるピアノの音色と合唱の歌声に魅せられました...

「心の旋律」

風 新しく緑を駆ける


どこまでも遠く澄み渡るよ


今軽やかに光は回る


全てをやわらかく照らすだろう


合唱曲の独特なメロディーラインをきいて
ふと思い出す当時の光景。
学生時代を曲と共に思い出しました。
その当時の記憶や感情までもが蘇る...音楽のチカラはすごいですね...

皆の心と音がひとつに重なって生まれた合唱に魅了されました。
それは、明日からまた頑張ろうと思うエールみたいに聴こえた....

部の仲間と思い悩み抜いた時間こそ、まばゆいくらいの爽やかな青春...

海と、空と、唄声があふれる素敵な作品!!

最後に・・・・
青春とは永遠♡


※ネタバレは一切ありませんが聖地訪問のため閉じます。

【2015年6月28日(日) 江の島】
{netabare}
タリタリの皆の生活エリアにお邪魔しました♪

江ノ島はそんなに遠くないので、ときどき天気の良い日は海沿いにドライブ♡

そんな感じで聖地巡礼とは違うかな?

この日は留守番してもらったけれど・・江の島にはよく一緒についてくる子がいます。

紹介します。愛犬チワワのcoco(ココ)女の子です♪
一緒に入れるお店が多いのを知ってのことか外出前にいつもわたしから離れなくて大変っ!
今日はごめんね。。と言いきかせ出発しました。

この日の湘南エリアですが・・・
晴れ渡る空!青い海!燦々と輝く眩しい太陽!
晴天に恵まれ絶好のドライブ日和でした♪

わたしの目に映るのはきらめく海。弧を描く海岸線。

海沿いを走行。爽やかな風を感じます...

気付けば隣には江ノ電が並走。ちなみにわたしは緑の江ノ電がすきです♡(茶色とか走ってます)

江の島着。江島神社の参道からスタート!このレトロな町並みに癒されます...
青葉が輝く季節です豊かな自然 そんな心安らぐ素敵な場所です

この日は行かなかったけれどLONCAFE(ロンカフェ)はよくいきます。美味しいフレンチトースト、見た目もとっても可愛いんですよ♡ 是非行ってみて下さい♪

山を降りてきたら「えのすぱ」こと江の島アイランドスパへ。
湘南の広がる海を眺めながら温泉に入ってトリートメントスパを堪能!日常を忘れる休息タイム♪

スパを出たら響き渡る潮騒をききながら近くを散歩。
楽しい会話。ゆったりのんびり時間をかけて楽しんで...そんな休日でした♪

海をいつも身近に感じられるこのエリアは本当に魅力にあふれています
もしかしたらここは沢山の人の思い出の重なる場所なのかなぁと思うのです... {/netabare}

【2015年12月20日(日) 江の島】
{netabare}
穏やかに降りそそぐ太陽の光があたたかな冬の日でした。
タリタリの皆の生活エリアである江ノ島界隈に到着。
この街並みって訪れる度に、あまり人には教えたくないようなヒミツの素敵な場所を発見できちゃうんです。
それは、お店だったり、路地裏だったり…ね*。♬

湘南の街並みを颯爽と走行する緑の江ノ電。
紗羽がサブレ(馬)で疾走していた道路や、OPで5人が楽しそうに駆け抜ける江ノ島弁天橋etc
空を見るだけでみんなと繋がれてる気がして、5人の存在を感じて心の中ではいつもこっそりワクワクしてしまいます♪

今日はまず、、
正面に海が広がる黄色の一軒家イタリアンレストランへ、前から気になっていたのですが今回初めての訪問です。
地元で揚がる旬の魚介がふんだんに使われたお料理をいただいてハッピーな時間。
テラスは眺めが素敵そう。次はあたたかい季節かな♪

そして移動…
散策していたらいつのまにか夕暮れにさしかかっていました。
今は冬。空気が澄みわたり風景がきれいに見える季節ですね。
冷たい潮風が顔に当たって私の身体を冷やします…

でも平気…
この時期、この季節だけのきれいな夕焼けが目の前に広がっているのだから…
江ノ島弁天橋から望む真っ赤に染まる優美な富士

空と海と富士山をめいっぱい感じれたのでした

…そして橋を渡った先が本日一番の目的地です。
江ノ島イルミネーション
シーキャンドルライトアップ
…その点灯する瞬間を見るためしばしの待ち時間。
そしてついにその時が

*・゚*。✧「点灯」✧*。.:*・゚
想像以上のきれいさに「わぁ~」って思わず声が…
園内がイルミネーションに彩られ光に包まれます。
日常を離れたとてもロマンティックなひとときへと

時間帯によって色々な表情を見せた江ノ島のメインディッシュ。
楽しい一日でした。

今度はあたたかい春になったら電車を乗り継いで、江ノ島へ行こうかな.:*。♬
{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 114
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

教頭>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>美城常務

合唱部の話。男女いるけど恋愛要素はほぼ無し。
全員高3なので後が無いというのが話のキモになっている。
{netabare}廃校{/netabare}の話が出てきたり同じ音楽系ものだったりとラブライブに似ていると言えば似ている(ラブライブは雑誌の原作は先でアニメは後なのでどっちがどうだということは言わないけど)。

響け!ユーフォニアムとの対比でも気になった。
このアニメはユーフォニアムのような音楽系部活の本格的な技術描写は無く、辛い練習と音楽を楽しむ事との折り合いの付け方もユーフォニアムのほうがリアリティがある。
このアニメを見てユーフォニアムの偉大さがわかった。
リアリティは取材による地道な裏付けにより生まれるものなのだろう。

それと登場人物の音楽に対する姿勢にイライラさせられ続けた。
ラブライブのにこの
「アイドルは笑顔を見せる仕事じゃない、笑顔にさせる仕事よ」
という言葉を聞かせたい。このアニメの登場人物は笑顔を見せているだけだ。お前ら歌よりバドミントンや乗馬やショーテンジャーのほうが好きじゃないか!と言いたい。このアニメで音を楽しむとか言ってるのは音楽を真面目にやらないことの詭弁にしか聞こえない。本来なら真面目にやることと楽しむことが両立できるように努力すべきだろう。それをしていない。
それと教頭の呼び出しの時とか、男二人がだらしなさすぎる。

前半はそういう不満ばかりを感じた。後半から盛り上がるが、{netabare}親の死や廃校{/netabare}を叩き台にして無理やり感動させようというのは古いドラマ的手法だと思う。
ここではやたら高い総合得点がついているが、ラブライブとユーフォニアムの後ならもっと低かっただろう。

あとこれは作品の欠点ではないが、紗羽の裕福さに寺ばかり儲かる現実社会が見えて不快になった。身内に葬式があるとわかるが、寺と葬儀屋というのはつくづく儲かる商売だ。でも寺が大金持ちでこの国の勝ち組という現実を晒すという意味では意義のあるアニメなのかもしれない。

それと、教頭と和奏の母は映画アマデウスのサリエリとモーツァルトの関係を思い出した。

追記
デレマス後半に美城常務という教頭そっくりのキャラが出てくるが、こちらのほうが遥かにしっかりと人物描写が出来ているので、バランスをとるために点数を上方修正する。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 27

70.0 6 親友アニメランキング6位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (368)
1446人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲスを気取ったヘタレに需要無し ※酷評注意

原作未読


うーん、、、小道具の“ベンチ”だけが面白かった作品。
なんならベンチにスポットライト当ててヘンデル『ハレルヤ』でも流せば上方修正してたかも。

原作小説はアンチ学園ハーレムが執筆動機っぽいのですが、少なくともアニメでは「どこが?」って感じでハーレム色は濃かったように思えます。

他のレビューでも吠えてますし、あらためて自分の嗜好を言っとくと、ラブコメはキャラの行動言動で“キュン”と出来るかが評価基準。キモくてもしゃーないです。
二次元の外見に惹かれたり「かわいいからまぁいっかー」となることはまずない。
その視点で本作を捉えると、、、面白くないです。
いくら可愛い(という設定の)女子を逐次投入されたところで「そこじゃないんだよ!」となるわけです。

女子の中ではメインの三色院菫子(CV戸松遥)/パンジーの魅力に引っ張られ完走することはできましたので、需要はゼロではないと思いますよ。以下、ダメな理由。


■取り巻きの女子がちょっと…

パンジー以外浅い。考えたり悩んでたりしてる形跡なしですよね。ビッチだとかアバズレだとか主人公くんに形容されてキャラ付けの努力はしてたのでしょうが、それ以前の問題で思考が現実の女性とは乖離し過ぎていてついていけません。
ひまわり/コスモス/あすなろ/ツバキ/サザンカ等々記号的な存在を超えないため、パンジーとの三角関係発展すら想像だにできなかったし、ひまわり/コスモスに至っては早々に私はモブ扱いしてました。
ラブコメのメインストリームを担える女子がいませんでした。


■ゲスではなくヘタレ

ジョーロがしょぼい。
1.{netabare}その発想はないっしょ
 恋愛マニュアルに沿った行動して、それすら能動的に女の子にアクションをかけるものではない。そのくせ、意に反した反応を女の子がとれば“ビッチ”“アバズレ”認定してしまう典型的な童〇思考。
 実践なきヘタレ野郎っぷりが第1話から展開されてたので正直きつかったです。そう第1話からさっそく無理ゲーでした。{/netabare}

2.{netabare}終盤でもそうなん?
 ホースの進撃からいったん身を引いて土壇場で反転攻勢!への共感ができないできない。
 本件に限らず「あなたは勝てますよ」と他人に担保してもらわないと動けないのはヘタレ以外の何者でもないのであります。{/netabare}


主人公のジョーロくんが策士っぽい設定だったからこそ、それとの乖離が気になった次第です。


■最近の流行なのかもしれませんが…

{netabare}TV放映分での結論が出てません。
終盤の重要キャラ“ホース”の登場も最終話手前の第11話。収拾つけるのは難しいしつけませんでした。{/netabare}

{netabare}“気になるので続編wktk”となるか“は!?だったらみねーよ”となるか。迷うことなく後者ですね。さようなら!{/netabare}



「実践」に勝るものは無し。もちろん書籍から得る「知識」だって糧となることを否定はしません。
リアリティをもって感情を揺さぶる筆力のある者か、エモさ全開でエンタメに振れる筆力のある者の作品を商業ベースでは主流にしてほしいもんです。
たまたまなのかアニメ化されるラブストーリーないしラブコメってこんなのばっか。

童貞か引き籠りが妄想で書いた自己満の作文見せられてるようで耐え難い。浅くて薄くて時間の無駄。


奇しくも自己満足作文ばかりを読んで育つとこうなりましたみたいなのが主人公ジョーロくんと言われればとてつもなく説得力あるんですがどうなんでしょうね。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------
2020.07.11 追記

最終回後、原作者がラジオで「原作知ってれば1クールで収まることないのわかりきってたことじゃないですか」と仰られてたとか。
…たぶんこういうところなんだと思います。


2020.01.08 初稿
2020.07.11 追記

投稿 : 2020/09/19
♥ : 53
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何やってるんだか分からなくなってきた。
なんかこう、イマイチ考え方に共感どころか理解すらできない。
ジョーロはハーレム目指しておきながら他人(他の女性)が何か下心ある素振り見せたらビッチ呼ばわりなの?
本絡みの一件は、キッズアニメでよくある「一人で抱えないで仲間を頼れ」って前提の元、そうでない行動をした主人公が責められてた…のか?
どうでもいいプライドにしがみついた結果誰かを傷つけたのなら責められても仕方ないけど、誰か傷つけたっけ?
まぁ本絡みに関してはまだ続くのかな?探すのを手伝ってくれた二人はこの後出てくる?{/netabare}

最終回?までの感想{netabare}
ありゃー、参ったね。
最終回の終わり方についてあれこれ下書き書いてたのだけど、そうしてる間に同期放送作品の“星合の空”の最終回が放送されて、そっちのがもっとアレだったらしい。
そっちの作品は私は1話で視聴切っちゃってたんだけどね…見続ければ良かった?
ってことでゴチャゴチャ書いてた下書きもどーでもよくなっちゃったw
それにしても今期ちょっとヤバいの多くない?
これまた他の作品の感想で触れたけど「ちゃんと締めてるだけマシなのかも?」という、我ながら基準がもう訳ワカラン。

と、とりあえずこの作品に関して言えば、3話まで見れば良いんじゃないかな?
そこから先は見ても見なくてもいい。
個人的に一番期待してたのは、前半パンジーが余裕ぶっこいてるポジションだったので、それが吠え面かく展開来ないかな~と思ってたのだけど…実際それに近い展開にはなったのだけど、その一方で今度はツバキという余裕ぶっこいてるポジが登場しちゃって。
じゃあ次はツバキが吠え面かく展開を…となるだけで、キャラの役割が変わっただけで構成は一緒なのを繰り返してる様に感じてしまった。
表現が辛辣すぎるかもだけど、引き出しが少なすぎじゃね?と。
主人公の心変わり自体はそれがテーマだろうからいいとしても、他のキャラの心変わりっぷりはなかなかついてくのが難しかった。
でも最後の恋敵を蹴落とすための裏切り投票は「ですよねーw」って感じで笑えた…のだけど、それがよりにもよって「続く」でウラがあるような無いようなで素直に受け止められない。
なんでこんな作りにしちゃったんだろう…それでも“星合の空”に比べればマシなのかなぁ?と思うと…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 15

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

謎ハーレムアニメ

ハーレムアニメだとは思うけど、何か違う。
見てて楽しいと思えない。
出て来るキャラのほとんどが腹黒で、高校生らしくない。

【簡単に作品説明】
主人公ジョーロは、幼馴染のひまわり、生徒会長のコスモスの二人から、親友であるサンちゃんと仲を取り持って欲しいとお願いされ引き受ける。
謎のベンチに座って!!

話が進むとヒロインが増え、恋愛話を持ち掛けられたりする。
謎のベンチに座って!!

一応、物語は3話で完結し、4話以降はおまけというか何というか。
ほんと、何だろうね??

【感想】
キャラにはそれぞれあだ名が設定されていて、本名からこの文字を取るととか、名前を並び替えるととか、変なあだ名で正直寒い。

内容に関してもワンパターン過ぎて、面白いと思えなかった。
一番ネックになったのは、ラブコメなのに人間関係がギスギスしている感が強く、楽しめなかった事。

最後まで見れば何かあるかな?と思っていたけど、何も無し!!
12話の最後に『おわり』と出て来るけど、
ジョーロ「まだ終わりじゃねぇ!もうちょっと続くんじゃっ!」と謎の台詞。
これは続き見たければOVAで、っていう感じらしいけど、その頃にはもう見る気は失せているだろう。

【まとめ】
キャラを好きになれない、物語も特にない、笑えるところもない。
という事から、一体何を見ているのか分からないまま終わった感じ。
これから見ようとしている人は、3話で満足する事をオススメします!!

投稿 : 2020/09/19
♥ : 19

73.9 7 親友アニメランキング7位
恋する小惑星(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (309)
1060人が棚に入れました
幼いころ、キャンプ場で出会った男の子と “小惑星を見つける" という約束をした木ノ旗みら。 高校では天文部へ入部しようとしたが、 今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」に……!? 地学系女子たちと一緒に、いろんなキラキラを探しに行きませんか?

声優・キャラクター
高柳知葉、山口愛、指出毬亜、東山奈央、上坂すみれ
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジックリと人間観察やキャラ採集も楽しめる地学アニメ

原作未読。

【物語 4.0点】
幼い頃、あの子と約束した小惑星を見つける!
といった一応の目標はあるが、
本作は全力疾走する青春夢物語が暑苦しく牽引するタイプではなく、
そんな夢を抱いたり抱けなかったりする美少女たちと
ゆっくり歩みを共にすることで見えて来る人間模様が醍醐味の日常作品。

水着回に温泉回にメイド服と、きらら日常系の萌え要素は一式用意されており、
ボンヤリ眺めているだけでも癒やされる。

が、やはり本作は、積極的に天文学や地質学に関心を持って、
掴みに行くことでより一層、楽しめる。

そして、その視聴姿勢は、
夢を持って学び行動すれば広がる世界。
天文&地質が合体した部活動を舞台に、
異なる趣味を持った仲間との交流でさらに視野が広がる。
といった登場人物との体験共有という形で報われる。


【作画 3.5点】
天文絡みとあって星空の背景美術等には並々ならぬこだわり。

厳密な作中世界の時季設定に基づいて配置したと言う星座。
より現実に近い暗い夜空をベースに、
許容範囲内で明るさを付加したと言う微調整により、
引き込まれる星空を演出。

かと思えば、リアル志向で描き込んだ建物の壁に、
SNS画面を投影するなどの
大胆さも交えてリズムを生み出して来る。


一方の人物作画。
赤だの青だの相変わらずのカラフルな髪色に、
パワーストーンの如き瞳の輝き。

ただ、色彩のタッチは淡く、萌えの押し売り感は控え目な印象。
ここでも視聴者の側にピントを合わせることを求めるようなデザイン。

安定感の方は、中盤の総集編後に、やや息が上がる場面も……。


この2020冬クール、いや今年は、新型コロナ禍もあってか、
道中、作画やスケジュールが苦しくなる作品が多いなぁ……。


私のツボ:{netabare}「二人分頑張りますから」と、さくら&モンロー先輩に決意表明する
イノ先輩の反復横跳び?な珍プレイ動画。{/netabare}


【キャラ 4.5点】
単体で趣味やこだわりを持ったキャラを人間観察するのも楽しいが、
みら&あお、イノ先輩&さくら先輩、さくら先輩&モンロー先輩
などとカップリングで観察すると、さらに味わいが滲み出てくる。


例えば、{netabare}素直になり切れない、さくら先輩を眺めるイノ先輩とか

モンロー先輩の夢を語る姿を、
目標を見つけられない自身を自嘲しながら眺める、さくら先輩とか。{/netabare}

ずっと、あの人を見つめ続けて来たからこそできる、
あなたって、やっぱりそういう人ですよね。
と言わんばかりの達観した表情を発見した時に、
ボーリング調査級のキャラの深掘り感を覚えるのは、
きっと私が抜け出せない百合の沼に足を突っ込んでるからなのでしょうねw


終盤、新規追加された後輩キャラには唐突感は覚えないが、
深部への掘り下げまでは、まだ行っていない印象。可能性は感じさせる。


これは是非2期やってボーリング調査してもらわねば♪


【声優 4.0点】
みら役・高柳 知葉(ともよ)さんといったメンバーらを、
きらら系のヌシ?(笑)のモンロー役・東山 奈央さんが取り仕切ったという?
たのしーアフレコ現場。


配役はナチュラルさを重視した適材適所。
各種萌え成分等は雰囲気を壊さないように添加。

こうした配慮が、いざ真剣に目標などの想いを語るシーンで生きてくる。


【音楽 4.5点】
音楽制作・フライングドッグ。劇伴は伊賀 拓郎氏。
「Asteroid in Love」などの神秘的なピアノの音色で夜空を演出しつつ、
「地学部活動2 浮き立つ心」何かでは、アコギとバイオリンなどを疾走させ
地学部活動のウキウキ感もアシストする。

OPは東山 奈央さんの「歩いていこう!」。EDが鈴木 みのりさんの「夜空」。
共にピュア成分配合の歌声でしっとりと癒やしつつ、
着実に前に向かって急がず休まず歩んでいく作品世界とシンクロ。

自慢の空模様を多用したED映像は感動的。




【6話迄の感想】知性と感性がもたらす癒し

長くなるので折り畳みw
{netabare}
見上げてごらん夜の星を♪

ほら 足元を見てごらん♪


古今、色んな歌が元気づけようと顔面の上下動を勧めて来るわけですが、
空を見たって、天体について何も知らなければ感動は続きませんし、
地面を見たって、ただの石ころが転がってるだけと思えば、不貞腐れるだけ。


天文部と地質部が合体した‶地学部”の活動を描いた
このきらら系を見ていて、学問とは成功などの現世利益を得たり、
論戦で相手をねじ伏せるだけの物じゃない。

各々が興味を持って探求して身に付いた知識。
仲間の趣味の視点も共有して広がる見識。

それらに育まれた感性のアンテナが夜空や道端にある驚きを感知していく。
きららの萌えキャラから思いがけず学びの本質を諭されつつ、
癒される今日この頃です。


天文学や地質学においては、対象を時間をかけて観測することで見えてくる物がある。
その視点が人物描写にも当てはめられるのが本作の渋くて良いところ。

この後輩はずっと先輩を見てきたからこそ、こういう表情をするんだなとか、
じっくりと観察することで、彼女たちの新たな一面を発見し癒される。


また楽しからずや。{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 42

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

いやー、なんでかな。

短めに評価を。

いやー、本当になんでだろう。
今までの感じから言うと、この手の作品は好きな部類に入るはず。

どっちかというと日常系。
たくさんの女子キャラ。
わちゃわちゃ部活系。
手ごろな1クール。
絵はそこそこキレイ。

が、しかし・・・

残念ながら、この作品はあまり魅力的には感じられなかった。
そして、楽しいという感覚もあまり湧いてこなかった。
何が足りなかったのだろう、
何が合わなかったのだろうと考えてはみたのだけれども、
よくわからない。

キャラクターに魅力を感じなかった、というのが第1の理由かもしれない。

観る前までは、好みのタイプの作品であろうと期待していただけに、
個人的には少々残念でした。

私にはあまり合わなかった、という評価になります。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 11
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

僕らが描いた未来は遥か遠い道の途中・・・

このアニメは、とても癒されます。そして、不思議となぜか、未来への希望と新しいことに挑戦する勇気をもらえます。

主人公のみらは、小学生のときキャンプで出会った男の子と一緒に小惑星を見つける約束をしました。
その約束を守るため、みらは高校に入学すると地学部に入部します。
でも、みらが男の子だと思っていた相手は、実は女の子。しかも同じ地学部に入部したあおでした。
二人は直ぐに意気投合し、未知なる小惑星の発見に挑みます。

みらもあおも純粋です。しかもこの物語には悪い人は誰も登場しません。
みんな困っている仲間のために懸命に頑張るお人よしばかりです。
{netabare}
引越しで遠くに行くあおと離れないよう、皆で集まって対策を考えたり
沖縄にいるみら達のために、茨城県にいる部員がテルテル坊主をつくったりと。
{/netabare}
もし私が、こんなことをしてもらったら、涙を流すほど感動するでしょう。


また、この物語に登場する『地学オリンピック』や『きら星チャレンジ』は、実在するものです。
だからテレビを見ている誰にでも、夢を実現できる可能性があります。
皆さんも素晴らしい未来を見つけるために、挑戦してみませんか?


ところで、この物語には主人公のみらやあおよりも、もっと魅力的な生徒がいます。
それはみらのひとつ年上のイノ先輩。

イノ先輩には特技があるわけでもありません。みらやあおが簡単にできることも、イノ先輩は失敗することがたびたびです。
でも、イノ先輩はいつも一生懸命に努力します。そして、地学の研究をするときは、誰よりも目をキラキラと輝かせます。
さらにイノ先輩が皆に語る話は、常に明るい未来を目指した内容で、心地好く響きます。

だから私は、いつかイノ先輩が主人公で活躍する映画をつくってもらいたいと願っています。


このアニメのオープニング「歩いていこう!」は元気をもらえる歌。そしてエンディング「夜空」は美しい歌。
二つの歌の共通点は、このアニメにも描かれているように、決して無理をせず、一歩一歩と未来に向かって歩いてゆく、そんな歌です。

ほんの一歩、昨日の自分よりも前向きに進むこと。
それを積み重ねてゆけば、きっと素晴らしい未来が待っています。

千里の道も一歩から…と、ことわざにもあります。
だから、一緒に頑張りましょう(^_^)。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 59

92.6 8 親友アニメランキング8位
コードギアス 反逆のルルーシュ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★★ 4.3 (10090)
35796人が棚に入れました
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器により世界の3分の1を支配下に収めた。しかし、その圧倒的な支配にも亀裂が生まれようとしていた。

声優・キャラクター
福山潤、櫻井孝宏、ゆかな、小清水亜美、名塚佳織、折笠富美子、大原さやか、杉山紀彰、千葉紗子、白鳥哲、井上喜久子、成田剣、渡辺明乃、中田譲治、田中一成、新井里美、高田裕司、真殿光昭、飛田展男、若本規夫、皆川純子、南央美

志賀丸太 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

ファイナルファンタジータクティクスとデスノートの盗作。

★信者はさっさと俺をブロックしてね。関わりたくないので。
評価が高いので見てみたのですが、アニメよりずっと先に発売されたゲーム「ファイナルファンタジータクティクス」(以下FFT)に酷似しているんですよね。
主人公のルルーシュはFFTのディリータ、スザクはラムザにそっくりです。貴族と平民の身分は逆にしていますが。
ディリータは妹がいるのも似ている。そもそも政治的な策謀や貴族と平民の対立構図からしてパクってるし…。

このアニメのファンは全員FFTをやってみてほしいと思います。

それと、右翼団体をただのテロリスト扱いしているのが非常に不快でした。
OPで日の丸が出てくるので保守主義思想に基づくアニメかと思ったら、偽装右翼の左翼系アニメだったとは。

このアニメを後から見て持ち上げてる人ってほどんとがBD買ってないですよね。
私のようにまどかのTVや映画のBDを買っている本当のファンとは違うということを自覚しなさい。
★文句があるなら今からBOX買えば?買わないのは心の底から最高のアニメだと思ってない証拠。

定期age。スクエニと集英社の著作権を侵害しているのは許せん。
信者からこのレビューに対して言論弾圧メールも来ました。最低のクズだね。サクっとブロックしたけど。

また他所でギアス信者に誹謗中傷されたが、本当にネットで一番悪質な信者集団だわ。ギアスを高評価しているやつを全員ブロックする機能が欲しい。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 30

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

戦慄を覚えるほどの超展開。

ルルーシュが天賦の才と絶対遵守の力(ギアス)を駆使し、超大国の破壊を目論む反逆革命物語であり
想像を絶する十字架を背負う覚悟で指導者としての仮面を被り、私設軍隊を率先垂範する貴種流離譚。
個人という無力の存在から解き放たれ、主体的行為者として、世界の変革に身を投じる姿は冷徹であり
予期しない悲劇に動揺を隠し切れない修羅場もあるが、希望を掴むために自己を押し殺し遂行していく。
その上、大多数に共有される「正義」ではなく、個人(ルルーシュ)の「正義」を、初志貫徹する構成により
アンチヒーロー像を演出しており、チェスの如く戦争論をゲームと捉え軽視しているのも、それ故である。

従来の正義と悪を反転させたかの如きルルーシュとスザクの対立図式や戦術はケレン味に溢れており
先が読み難い螺旋状に張り巡らされた幾重にも交錯するドラマは戦慄を覚えるほどの「超展開」である。
谷口悟朗の旧作と比較しても、最も大衆向けに特化されており、娯楽的な要素も多く盛り込まれている。
次話への期待が自ずと高まる引っ張り方やスピーディーな展開は隙が見当たらない完璧な構成であり
この領域に絞ると旧作以上の水準であり、特に最終ラストは必然的に続編への視聴意欲を掻き立てる。

しかし、反則級の引っ張りの巧さがハードルを著しく上げてしまったのは何とも言い難いところではあり
個人的には、本作の方を高評価するが、続編においても「超展開」は顕在であり、瞠目すべき点もある。
ルルーシュとスザクの擦れ違う想いを対比させることによって、哲学的思想的諸問題も肝になっており
そういった部分では、「プラネテス」とは異なるジャンルながらも、根底に根差すものは意外に似ている。
尚、谷口悟朗が助監督として制作に携わった、「ガサラキ」と類する人物像や世界観が内包されており
決して大衆向けではないが、本作をお気に召された方には、関連性を踏まえ敢えての視聴を推薦する。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 49

鯨太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

最高峰のアニメ

 今まで数々のアニメを見てきたけど、このアニメを見て「ああ、アニメってこれだ」と思った。今まで絵柄のせいでこのアニメを敬遠してたが、どうして早く見なかったのか悔やまれる。早く続きが見たいと本気で思えるアニメ。
 ストーリー、展開、アニメーション、声優陣、どれをとっても素晴らしい。特にアニメーション好きな自分にとって、手描きであそこまで、しかもロボットを動かすのは感激だった。スピード感あふれるロボット同士の闘いは見入ること間違いなし。
 声優陣も文句はなく、それぞれキャラに見事に合う声優が使われている。ルルーシュの悪役っぽさやロイドのお気楽そうな声、C.C.のなんともいえないマッチング感。素晴らしい。
 そしてなんと言っても超展開。「え、まじか」と思うような展開が続出。ここで言うのはあれだが、R2のラストには皆驚いたことだと思う。そして一話一話の最後が必ず「続きを知りたい!」と思わせるような終わり方をする。
 ロボットアニメとも心理アニメともつかない絶妙なアニメ。デスノートが好きなら~とは言っているものの、デスノートとはまた違った味が出ていると思う。
 また、深く考えこむようなアニメでもなく、その場の勢いにまかせて見るアニメでもあると思う。その方が面白い。そもそもアニメって面白さを追求したものなんだから、そんな深く考えちゃダメだと思うんだ、うん。

 結論言えば、何をとっても素晴らしいアニメ。不満があるといえばキャラの首が長すぎるような気もする。作画自体は物語やキャラを引き立てるのに非常に良い絵だと思う。
 うん、首。それだけ。

 とにかく見たことない人は一話でも見るべし。一話見てつまらないと思ったらその先もきっとつまらないので見なくてよし! とにかく一話! それで見るか否かが決まる!

投稿 : 2020/09/19
♥ : 30

90.0 9 親友アニメランキング9位
けいおん!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★★ 4.2 (9395)
35480人が棚に入れました
私立桜が丘高校に入学した1年生の平沢唯は新しいことを始めようとするが何も思いつかず、2週間もの間部活の入部届けを書けずに日々を過ごしていた。同じく1年生の田井中律は幼馴染で一緒に入学した秋山澪と共に軽音楽部の見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。合唱部の見学に来るつもりで間違えて軽音楽部に来てしまった1年生の琴吹紬は、律と澪の掛け合いを聞いているうちに彼女達が気に入り、入部することに同意する。3人は部の存続のため、あと1人を入部させるべく勧誘活動を開始した。

声優・キャラクター
豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈、真田アサミ、藤東知夏、米澤円

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

私に日常系の楽しさと萌えを教えてくれたアニメ(83点)

全14話。
4コマ漫画原作。原作未読。

個人的満足点:83点
アニメ系統:日常系

私は正直、ほのぼの日常系は大の苦手である。
いつも3話程度で飽きてしまう。
下手をすると1話で封印なんていうことも。

「けいおん」も日常系ということで、ずっと敬遠してきた。
アニメから遠ざかっていた私の耳にもその名前は届いているぐらいの社会現象にまでなったアニメ。
アニメ好きならば避けては通れないということで、意を決して視聴することにした。

まず、日常系が苦手な私でもあっさり完走できてしまった。
日常系なのでストーリー展開でぐいぐい引き込むという
作りではないが、細かいイベントをうまく見せているので
飽きずに視聴することができた。
イベントのつなぎも高校生活を連想させる季節感のあるイベント。
入学→入部→夏合宿→文化祭→クリスマス→正月→・・・
と実に連想しやすいイベント構成、軽快なテンポ。
これが飽きずに視聴を可能にしていたと思われる。

「けいおん」らしからぬ、練習風景の少なさw
ほぼ部室でお茶を飲んでいるのではあるが、
いざ、学際ライブなどの音楽イベントをアクセントにもってこられると
自分の高校時代の学際なんかを思い出してしまい感動してしまう。
泣くまでは行かなかったものの、こんなメリハリが良かったのだろう。

作画もきれいで細かく見やすい画で非常によかった。
演奏中の動きなどはすごいの一言。
よくもまあ、あそこまで動くなあと関心する。

そんな中でも、このアニメの特質はキャラではないだろうか。
それぞれのキャラの個性が生きていて非常によかった。
お気に入りのキャラを見たいがために次見るという所も大きいと思う。

特にメインキャラの5人がすごくいい。
思わず
「萌か?そこが萌えなのか!」
と思ってしまったw
私が新しい能力「萌え」を習得した瞬間であった。
貴方の好みのキャラもきっと見つかることであろう。

そして、「けいおん」らしくOPEDと作中の曲がいい。
OPED曲と作中の曲は雰囲気が全く違う。
これは、設定が異なるためと思われる。

OPEDは彼女達がプロになっている設定で歌われている。
そのため、音楽のレベルが高い。
素人の私が聞いていてもドラムとか難しいんじゃない?と思う。

打って変わって、作中の音楽はまさに女子高校生が作った感を出すためであろう。
可愛らしい歌詞に音楽のリズムもオーソドックスな物が多いように感じた。
そこに、この作品のすごさを感じた。
もし作中でOPEDなみの曲を入れていたなら、ほのぼの日常系の世界を壊していたのではないかとさえ思う。
そんなバランス感がなんとも良いと言える。

まあ、それでも個人的にお気に入りはEDなんだけどね。
そして、作中の曲をかき集めたのは言うまでもない。

さらに、「けいおん」のすごさは大人から子供まで楽しめることにあると思う。
例を挙げるなら、女児向け「プリキュア」大人向け「銀英伝」などと区別されることが多いが
「けいおん」は女児からおっさんまで、どちらの層にもうけている。
なかなかこういった幅広い年齢層にうけるアニメというのは無いように思う。

私は、この「けいおん」には本当に感謝している。
私に日常系の楽しさと萌えという感覚を教えてくれた。
私にとって貴重な作品となった。

私のように日常系が苦手で敬遠している方も1度見てみてほしいものである。
きっと新しい発見があることと思う。


と、まあいろいろ書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

貧ニューではないが、澪に萌えた(`・ω・´)キリ

投稿 : 2020/09/19
♥ : 86

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

つきぬけるような楽しさ!

原作未読です。

特にやることも決めず、高校に入学した「平沢唯(ひらさわゆい)」。
ちょっとしたきっかけで軽音部に入部することになります。
そんな軽音部で繰り広げられるゆかいな日常。


レビュー用のメモの中で一番多かった単語は「楽しい」でした。
普段、そんな抽象的な言葉は使わないです。
……が、このアニメはとにかく「楽しい」が目立ちました。
全編を通してあふれ出る「楽しさ」。
それが、このアニメのテーマであり魅力でもあると思います。

キャラクターが楽しそうにしていると見ているこっちまで楽しくなってきます。

音楽という身近な素材。
かわいらしくて良く動く、個性的なキャラクターたち。
誰にでもわかる、テンポがいいボケとツッコミの応酬。
みんな仲良しで、見ていてほほえましいです。

全編通して、肩の力を抜いて見れました。
つらさや苦しさといった、「現実だけで十分!」と感じるような要素がほぼありません。

今考えると、学校ってよくできているなと思います。
社会人になってからは、毎日毎日同じことの繰り返し。
でも、学校では、自分からアクションを起こさなくても、イベントがやってきます。
黙っていても新しいことを積み重ねていけるんですよね。

そんな学校を舞台に、理想的な友人関係を築き、学校生活を送る「けいおん!」の世界。
そりゃ「楽しさ」がにじみ出てくるでしょう。


なお、音楽を題材にしたアニメなのに、演奏シーンが少なめです。
毎回演奏会をするような展開や、「努力、根性、勝利」なんかを期待すると面食らいます。
あくまで主な内容は、キャラクター同士の交流にあります。


ただし、BGMを含め、流れる曲自体はとっても良いです。
特にEDテーマ「Don't say "lazy"」は、映像と相まってハイクオリティ!
日本にすると「『サボってる』なんて言わないで!」って感じでしょうか。

活動内容は、

・お茶を飲む
・おしゃべりをする
・お菓子を食べる
・買い物に行く
・そしてたまに練習する(これ重要)

ですからねぇ……。
まさに「けいおん!」のイメージそのものを表してるタイトルです。

・嫌な展開がない
・とにかく楽しさがあふれてる
・良質な音楽のグルーブ感

これだけでも、たくさんの人に合う作品だと思います♪

投稿 : 2020/09/19
♥ : 128

BLUEskY さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

絵柄だけ見て作品を決め付けるのは損!

キャラに個性があり、自然な流れで笑いや感動があり、観ていて心が和みます。
誰もが1度は話したことがありそうな話題や、主人公達が高校生ということもあり、懐かしさも感じます。
バンドを主軸の一つに置いた話ということもあり、音楽も力が入っていて、とても好きです。
絵もきれいで、夕方の雰囲気や廊下の光の入り方など、背景にもこだわっている印象を受けました。

良い意味で、人間の汚い感情の描写や恋愛要素がない事で安心して観ることができます。また、深夜の時間帯にありがちな描写がほとんどないことも、この作品の価値をあげている要因の一つだと思います。


この作品は初めてみた日常作品であり、萌えと言われる絵柄の作品でしたが、日常及び萌えというジャンルの印象を大きく変えてくれました。
まだ観ていない方がいたら、ぜひお勧めします。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 19

93.0 10 親友アニメランキング10位
コードギアス 反逆のルルーシュ R2(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★★ 4.4 (10324)
34463人が棚に入れました
ブリタニアの皇子として生まれながらも、ブリタニア帝国に復讐を誓い、反帝国組織「黒の騎士団」のリーダー“ゼロ”として覇道を歩もうとするルルーシュ。元日本首相の息子でありながら、ブリタニア軍に所属し、正直さと公平さを捨てることなく正道を歩もうとするスザク。二人の歩みが超大国ブリタニア帝国、そして世界を震撼させる!
対峙したルルーシュとスザク、そして響く銃声…あれから1年、ルルーシュとスザクは生きていた。スザクは帝国直属の騎士のひとりになっており、ルルーシュは以前と変わらず学園に通っていた。ただし、弟のロロ・ランペルージと一緒に…!
彼らに何が起きたのか、何が起きていくのか…。

声優・キャラクター
福山潤、櫻井孝宏、ゆかな、水島大宙、小清水亜美、緑川光、保志総一朗、後藤邑子、大原さやか、折笠富美子、杉山紀彰、渡辺明乃、真殿光昭、田中一成、高田裕司、二又一成、島香裕、私市淳、中田譲治、倉田雅世、新井里美、若本規夫、名塚佳織、千葉紗子、幸野善之、松元環季
ネタバレ

ふうこの☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

シャーリーについて。(ネタバレ)

シャーリーについて。

(物語全体、本編及びR2の感想は、本編の方にネタバレ無しで書いてあります。)

{netabare}

あまりにかわいそうな存在である。一度は、ルルーシュと結ばれる寸前まで行きながら、記憶を消されて、友人以下の存在まで戻されてしまう。がんばって、なんとか記憶が戻る寸前まで行って、ギアス解除により記憶が戻ったその日に死んでしまう。

なぜここで死ななければならなかったのか?「王の力は人を孤独にする」すなわち王になるためには孤独でなければならないからか。ルルーシュが王になるためには、シャーリーの死が必要だったのか。

ここで思い出すのは、『銀河英雄伝説』のキルヒアイスの存在である。皇帝ラインハルトの親友にして右腕。ラインハルトが人間的英雄ならば、キルヒアイスは清き聖人。その存在感の大きさは敵将ヤン・ウェンリーと物語の存在感を3分するほどであった。しかし、キルヒアイスは、物語の中盤ほどで、ラインハルトをかばい、銃弾に倒れ死んでしまう。その時の喪失感の大きさは、物語自体の価値を半分ほど消失させるほどに感じたほどだった。まさにキルヒアイスを殺したのは、作者の失敗であったと、私は今でも思っている。
それがラインハルトを孤独な王にするために必要な出来事であったとしてもである。その後の「銀河英雄伝説」は、最後までキルヒアイスの影を引きづりながら、彼がいればという物語になってしまっていた。そう感じたのは自分だけなのかもしれないが。

「コードギアス」のシャーリーの死は、なくても良かったのではないか。中途半端過ぎて、シャーリー自信が哀れである。瀕死の重傷で止めておいて、生かしたままで、最後まで物語を厚くする存在にしたほうが良かったのではないだろうか。

C2やナナリーを生かすより、シャーリーを生かして欲しかった。

{/netabare}



個人的な意見ではある。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 29

猫☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

嘘の涙は人を傷つけ、嘘の笑顔は自分を傷つける・・・それで人は“自分”という存在を隠すのでしょうか?

コードギアス1期の続編。
作品の雰囲気だけで感動させられる類
やはり、作画、音楽と共に完璧でしたね。
この空気作りは本当に凄いと思いました。

ひとつひとつを取り出したときの
緊張感や勢いといったものは
他の追随を許さないくらい凄いです♪
キャラクターの思いのすれ違いによる
フラストレーションも、「話し合いなよ」と思いつつも、葛藤する様が見事に表現されていて
素晴らしかったと思います。
音楽などの演出も場面に合っていたと思うし、
ギャグパートとの繋がりも
シリアスの雰囲気を壊さずに
行われていたので見事でした。
最後ストーリーを詰め込みすぎた感があったので
そこは少し否めませんね;;

前作の物語の中途半端なところでの
終了を受けて当然のように
作られた続編ですが(続編のために中途半端なのでしたが)
あいかわらず(いや、むしろ前作以上の)
急転直下な展開の
連続で飽きさせないのはさすがで、
先を観ることに退屈さを
一切感じず、卓越した演出はもはや冠絶
していると言えます。
しかし登場する新メカ群の性能の激しい
インフレなどは前作に
比べリアリティの落としどころが
少し低いところになっていて
今作から登場の新キャラも
前作からのキャラに比べてキャラが
描ききれて無い印象があるので、
そのあたりは少しマイナスでしょうか?(少しですよ!

ルルーシュ劣勢の中、
それでも、世の中変えようと
頑張っているキャラ達が様々な矛盾などと
葛藤しつつ戦っている様子は熱かったですし、
戦闘シーンは総じてクオリティが
高く楽しませてもらいました。
ペルソナの話も面白かったですね。
内容は娯楽感があり、とても面白く、
たまに、ギャグが入っていて最高でした。
こういった雰囲気アニメは楽しめるので好きです。
ただ、カタルシスは感じられないので
いい意味でもやもや感が残りますね。

「感想」
「平和」を目指すという想いは同じなのに、
争いが起こる。これがこの作品のテーマなのでしょうね。
前作は頭脳戦が熱かったのですが、今作は、
悲しい話が印象的でした。
特に最終回は涙腺崩壊です;;
ルルーシュのやり方が正しかったかは
わかりませんが、それでも妹のために争いのない
平和な世界を、自分の全てを投げ打って
実現しようとしたルルーシュの生き様には心打たれました。
 
「撃っていいのはな、撃たれる覚悟のあるやつだけだ!!」

投稿 : 2020/09/19
♥ : 86
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イエス・ユア・マジェスティ

今観終わりました。

1期比べてバトルに比重を置かない分、より人間関係を重視している内容ですね。

1期よりグっとする内容が多かったです。

{netabare}
C.C.が奴隷時代の記憶に戻った時に怪我した後に言った、

「だから平気です!外から痛いほうが中から痛いよりも」


それまで長い間生きて、色々な経験をして来て達観した彼女が言う台詞もいいのですが、最初に戻ったC.C.のこの一言がグっとときましたね。ルルーシュも肩が震えていたし。

スザクの迷いと決意、カレンの忠誠心と恋心、シャーリーの永遠の愛に感動し、ロロの妄信的・献身的な思いに涙し、そしてC.C.との絆、ルルーシュのみんなを思ってあえて悪役を演じ、でもナナリーには盲目的て純粋なところがあって、不覚にも何度も涙しました。
{/netabare}

毎日DVDを1枚ずつ観ていたのですが、次の日が楽しみで早く続きを観たいと思わせる作品です。

このアニメを観ているとルルーシュは、思い入れのある銀英伝のラインハルト・フォン・ローエングラムを思い出させてくれました。

すごく見応えのある作品ですね。好きな作品の一つになりました。みなさんのレビューに感謝です。

まだ観ていない方でバトルが苦手な方もいらしゃるとは思いますが、オススメできる作品です。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 102

83.9 11 親友アニメランキング11位
電脳コイル(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1858)
10569人が棚に入れました
今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。

声優・キャラクター
折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

怒涛の超展開。これぞ、NHKの本気。

ヤサコとイサコを中核に電脳メガネに関わる少年少女の目線でARの普及した近未来世界を描いており
謎と不思議に満ち溢れる未知数概念を、都市伝説や専門用語の多用により、効果的に具現化している。
シュールなメッセージ性を根幹に斬新かつ洗練された各種設定など、視聴者を釘付けにする要素満載。
緻密かつ丁寧なストーリーも然ることながら、怒涛の超展開を繰り広げる近未来系SFアニメの最高峰。
特に序盤から中盤にかけ散布された伏線を巧みに利用・回収する終盤の展開は圧巻に次ぐ圧巻であり
表向きは子供向けの顔をしながらも、大人が鑑賞するに十二分に耐え得る汎用的な内容となっている。

現実と虚構の狭間で揺れ動く思想・価値観の変化を通じ、ジュブナイル的成長が顕著に描写されており
それと同時に、子供・大人の分け隔てなく巧い具合に近年のネット社会に対する警鐘が鳴らされている。
ただし、ユーモアも込められている故、堅苦しい感は皆無に等しく、ビジョンの在り方が示唆されている。
コミカル・ハートフル・シリアス・ミステリー・ホラーなどジャンルも幅広くSF大賞・星雲賞など数々の賞を
受賞するだけあり、どれもこれも一級品のレベル。因みに、第12話「ダイチ、発毛ス」は、SFファン必見。

また、小難しいストーリー構成とは対照的にジブリを彷彿させる愛嬌あるキャラを著しく際立たせており
非常に良く動く躍動感・疾走感のある映像は独創性にも富んでおり、本作を象徴する魅力の1つである。
ノスタルジックな雰囲気が漂う昭和風テイストの町並みとサイバーパンクSFの融合も綺麗かつ鮮やか。
しかし、作画以上にストーリーが素晴らしい。心の痛みを乗り越えて、成長していく過程の集大成であり
感動の最終話は、涙なくしては見られないと言えるほど凝縮されており、これぞ、NHKの本気と言える。
新たなシャープな切り口としてアニメ業界以外にも大変意義のある功績・可能性を示した秀作であろう。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 53

医薬部外品 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オタクアニメが苦手な人でも観れるミステリー系

子供の頃、駄菓子屋で買ってきたものでみんなで遊んだり、いたずらしたり。
そんな子供の遊びがそのまま進化した未来を描いていて、未来アニメなのにどこか懐かしくなってしまう。
子供っぽい設定とは裏腹に、巧妙な伏線と、次々に深まる謎、徐々に大人も巻き込んで進む話は質の高いミステリーとして確立している。

毎回キャラクター全員が、追いかけたり捕まえるべきところで、名前を叫ぶだけで棒立ちしていることには整合性がなさ過ぎてイライラしてしまうが、そこを除けばかなり出来がいい。

美形、萌え、BL、百合のような、商業目的な画やキャラクターは一切なく、全く媚びていない所も評価できる。未来物でお約束のメカですらシンプルでメカっぽいものがなく、物語や人物像、世界観を深める上で邪魔なものはこれでもかと排除してあり、いわゆるオタクっぽいアニメが苦手な人でも観やすい。

試しに、人に聞かれて恥ずかしくない程度のアニメから観始めたいって人にはお勧めです。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 8

うい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

人と人をつなぐ心の道は、細く途切れ易いそうです

どんなお話かというと...電脳メガネと呼ばれる街のどこからでもネットに接続できる機能を持ったアイテムを子供たちが持っている時代。
優子という女の子が小学校最後の夏休みを前に引っ越すことになり、そこで出会う子供たちと共に電脳空間と呼ばれるところでいろんな出来事を体験することになる。その先には...


登場する子供たちは大体が小学6年生ということで、よくある女子が『ちょっと男子!!ちゃんと掃除しなさいよー』的なノリもあって懐かしい!?感じがします。(まさかあにこれユーザーに小学生っているのかな(@_@;))

前半はそんな小学生っていう感じもありながら物語が進んでいきますが、後半から一気に物語が動き始めます!!様々な伏線もあります。、子供向けアニメとなめてました(T_T)
OP,EDもとてもやさしくて個人的には好きでした。

最近流行りの萌え( ゚∀゚)o彡とか、グロ、エロ要素はありません。
見終わるとなんか心暖まる...そんなアニメです。

そんなアニメですが、ある回の1シーンだけモザイクがかかっています笑 あれはウケました(^^ゞ

見たことのない方はぜひ見てみて下さいね。(モザイクのシーンじゃないですよw)

投稿 : 2020/09/19
♥ : 32

80.8 12 親友アニメランキング12位
たまこラブストーリー(アニメ映画)

2014年4月26日
★★★★★ 4.1 (1146)
6136人が棚に入れました
少女は、知らなかった。

将来、当たり前のように家業をついて、ずっとこの場所で
このままでいられるんじゃないかって、無意識のうちに感じていた。
そうであればいいと、願っていた。

けれど、幼なじみも友達も、少しずつ変わって行く。
少しずつ大人になっていく。
家族がいて、商店街の人たちがいて、変わらないものと変わっていくもの。

高校3年生の春。
そんなことを思い始めた少女は恋をする。

北白川たまこは、知らなかった。
それは、「宇宙の入り口」に立ったような感覚。

そして少女は、一歩を踏み出す。

たまこ、むけました。

声優・キャラクター
洲崎綾、田丸篤志、金子有希、長妻樹里、山下百合恵、日高里菜、藤原啓治、日笠陽子、西村知道、立木文彦、ゆきのさつき、小野大輔、辻谷耕史、津久井教生、岩男潤子、渡辺久美子、家中宏、成田剣、川原慶久、山下大輝、野坂尚也

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

眩し過ぎるくらいド直球 恥ずかし過ぎるぐらい純愛 しつこ過ぎるくらい山田尚子 『けいおん』のスタッフが挑む「日常系アニメ」という「モラトリアム」からの脱却

テレビシリーズ『たまこまーけっと』から実に1年ぶりの新作
そして完全新作による続編映画です


タイトルが指し示す通り『ラブストーリー』です
『けいおん』から受け継がれたキャッキャッウフフ感、人情溢れる商店街のみんな仲良くほんわか感、軽快なギャグのテンポ感
この辺を本筋から外してしっかり青春モノ、しっかり純愛モノしています


【なんせ冒頭の短編を除いて『たまこま』の代名詞とも言うべき「デラちゃん」がほとんど出ません】


オープニングも藤原啓治ボーカルの「あのロックナンバー」が流れます
これがまたback numberかflumpoolがタイアップで提供したんじゃないかと思う程の独特の違和感
初っ端からテレビシリーズのファンをある意味で裏切ってます、凄いですね


気持ち的には普通に「純愛映画」を観終えた気分です
一部のコミカルなタッチを除けば露骨に実写映画を意識してます、アニメファンだけに向けたモノではないのは明確


その反面、山田尚子監督の得意技である一つのカットからコマを抜いていく(抜いたように見せる)演出が『けいおん』以上に炸裂しています
これまでの京アニ作品の中で最も監督個人の個性が際立った作品ではないでしょうか


肝心のお話
テレビシリーズで描かれた通り、王子のお后探しやみどりちゃんのやり場の無い心境など・・・必ずしも「コイバナ」とは無縁という訳では無かった餅屋の娘「たまこ」
しかしトロいように見えて実家と商店街を守る!という固い意志と、その鈍さ(笑)故にコイバナの中心にいながらもたまこ自身の気持ちがブレるようなことはありませんでした


ところが今作では進路を決めていく同級生や幼馴染からの告白でたまこの気持ちが初めてブレまくります
しかも無理矢理に新キャラクターとか出すんでなくって、全て既存キャラだけで描いております
これはつまりテレビシリーズのお話から純粋にキャラクター達が成長する姿を描いた作品なんですね


『けいおん』とか『らきすた』とかって、ゆるーいほんわかな日常が半永久的に続いていって、例え高校とかを卒業してもキャラクター達の関係が変化することはなくって
そーゆー永遠にモラトリアムが続いていく感じが魅力だったわけです
ですが今作は「女の子」が「女性」に変わっていく姿を淡々と描いた映画となっており、所謂「日常系アニメ」から一歩前に出てきています


とても賛否が分かれそうな一作ですが、オイラとしては今作は『けいおん』という日常系を極めたスタッフの新たな挑戦なんだと素直に受け止めたいところです


テレビシリーズをご覧になった方はもう既にお察しかと思いますが、今作の実質的な主役はやはり「もち蔵」です
男女両目線共に「恋愛」という要素を丁寧に描いておりますので、デートムービーとしては最高の部類だと思います


あえて粗探しをするのであれば「みどりちゃん」の立ち位置がテレビシリーズを観てないと誤解を招きかねないことでしょうか

ああ、ちなみにガチ恋愛モノって言っても多少バトン部やあんこタソにハァハァ出来る要素もありますぜ(キリッ

投稿 : 2020/09/19
♥ : 63
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

想いを伝える細い糸…

。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚

企画・原作・アニメーション制作 - 京都アニメーション
監督 - 山田尚子
脚本 - 吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督 - 堀口悠紀子
絵コンテ - 山田尚子
演出 - 山田尚子、小川太一、河浪栄作、山村卓也
作画監督 - 堀口悠紀子、丸木宣明、引山佳代
美術監督 - 田峰育子
色彩設計 - 竹田明代
撮影監督 - 山本倫
設定 - 秋竹斉一
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 片岡知子、マニュアル・オブ・エラーズ
音楽プロデューサー - 中村伸一、山口優
編集 - 重村建吾
製作 - うさぎ山商店街
公開 - 2014年4月26日
上映時間 - 83分

(以上Wikipediaより引用)

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〜Tamako Love Story〜
「たまこラブストーリー」

もうタイトルから想像するだけで、心がキュンとなる
くらいの響きです。

前作「たまこまーけっと」をご存知の方ならあの純真無垢
なたまちゃんにラブがついちゃう。
なんだか嬉しいような寂しいような…
相手は誰?
と思いつつも思い浮かぶのは1人だけ…

1人の少女が恋する事への驚きと葛藤、そして喜びを
感じながら、1人の女性へと成長していく一歩手前の
過程を描いた、とても優しい愛おしさと切なさが感じ
られる作品でした。
そして思春期ならではの性への関心や友情が繊細な心情描写と
ともに優しいタッチで描かれています。

掛け値なしの純愛物語。
京都アニメーションが贈る83分間。
青春の輝きをどうぞ感じて下さい。


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
美味しいお餅ありますΩ~ 

{netabare}
作品冒頭から登場する1つの林檎。

もち蔵が何気にコロコロしてて、最後にカウンターから
ぽろりと落ちる林檎。

何だか意味深な物語の始まり方でしたね。

今回は、お喋りなMr.鳥さん「デラちゃん」の登場は
ほとんど無く(最後の方でワンカットだけ、
あっ!デラちゃん!って思ったら消えちゃった…)、
たまこともち蔵を中心にお話が進みます。

そしてたまこともち蔵の恋のお話に絡めて、周りの人々も
成長していくお話しでもあったと思います。

物語序盤の方から、かんなちゃんの登場も多くて
相変わらずのシュールさに、ここは私的に嬉しい演出
でした。
いつの間にかバトン部員に「部長」って呼ばれているし…
実際部長では無いんですが、凄いですね、あの説得力。

「お餅だけを丸めて青春を終える気ですか、
たまちゃん‼」

「お餅は一生丸められますが、我々バトン部の青春は
今だけなんですよーー!たまちゃん‼」

やっぱりかんなちゃん、謎のカリスマ性あります。

みどりちゃんはいつも通り、たまこが大切な存在。
少しだけもち蔵に意地悪な事を言ったりするけれど、
私的には大事なたまこにもち蔵がどれだ本気でたまこの
事を好きなのか、あるいは自分から見て相応しい存在
なのか、彼女なりに試しているようにも見えました。
ただ、邪魔するだけでは無くて。

私はかんなちゃんとみどりちゃん、この2人の存在が
たまこラブストーリーでの大きなキーマンの1つ
だったとも思います。
そして物語の終盤ではこの2人にも大きな変化と絆が
生まれます。

そんなこんなで、お話しは進みますがやっぱり私的にも
最大の関心事は、

「もち蔵、いつ告るん?」

ていう事でした。興味津々。
でも、ドキドキ…

中々踏ん切りのつかないもち蔵。
うなされる様な毎日。寝ても覚めても

たまこ…たまこ…たまこ…

流石にたまこまーけっとよりも好きのグレードが
ワンランクアップしてますね。

わかるよ!もち蔵の気持ち。ましてや幼馴染み。
いつもの生活の中にたまこが普通にいるんだもん。
どうしたらいいのか分からなくなるよね。

そんなもち蔵にみどりちゃんがちょいアシスト。
ここもちょっと、みどりちゃん的にはもち蔵を
試している感じみたいだったけど、結果的にもち蔵に
告白するきっかけを与えた形になりました。

夕暮れの河原にたたずむたまこともち蔵。

作画的にもとても素敵なシーンです。
黄昏時の空にキラキラ輝く水面。
背景の美しさはもちろんですけど、やっぱり
堀口悠紀子さんデザインの横顔は大好きです。

幼い頃2人でよく遊んだ飛び石の上でたまこが
おもちを大好きな理由を語ります。

「あのさ、おもちってさ、ちっこいのに色んな人を
幸せに するんだよね。」

「柔らかくてさ、白くって、優しくって、
いい匂いがしてさぁ、あったかいんだもんなぁ。」

たまこにとっておもちはお母さんのイメージだったん
です。だから大好きで大好きでたまらないんです。
商店街と同じでかけがえの無いものなんですね。

川に落ちそうになるたまこの手首を握りしめるもち蔵。
たまこに東京の大学に行くと告げます。
たまこの潤んだ瞳の横顔、凄いです、いいですね。

そして、

「俺、たまこが好きだ!
めちゃくちゃ好きだ!だから…」

言っちゃた…

もち蔵には早く告白して欲しかったけれど、
実際、この一線を越えた言葉を聞いたら私まで
何かが壊れた、何か大きな物を失った様な気が
しちゃいました。

「ドーン!」って感じ?

「かたじけねぇ…かたじけねぇ…」

たまこのこのセリフ。私までビックリです。
そこまで、動揺するとは思ってなかったので…

でもいつもたまこの生活の中にいたもち蔵。
普通に家族の様に思っていたもち蔵。
そんなもち蔵からの「好きだ。」の言葉。
しかも、「めちゃくちゃ好きだ。」なんだもん。
たまこには今までの世界が見えなくなるのも
当然だったかもしれません。

「あっし、先に失礼するでござんす。」

これは重症ですね。

それからというものは、たまこまでもち蔵を意識して
しまう毎日。
お家のお手伝いも、バトンの練習もままならない毎日。

ここで、このお話のキーワードの1つは「キャッチ」
って言葉なんだなぁって思いました。

かんなちゃんがバトンをキャッチ出来ないたまこに言った

「磁石入りグローブを作るのです。バトンにも磁石を
くっ付ける。あら不思議、引き付け合うS極とN極。」

「どうしようもなく引き付け合うのです。」

多分、かんなちゃん的には深い意味は無かったと
思うんですけど(いや、彼女の事ならあり得るのかな?)
その話を聞いていた、たまことみどりちゃんの
(特にみどりちゃん)の表情が凄く意味深でした。

そして度々、出てきます林檎。
林檎と言えばニュートンの万有引力の法則。
引き付け合うんですね。どうしようもなく。

ここで私がちょっと思い出したお話がアダムとイブの
食べた禁断の果実「林檎」でした。
(あれは林檎では無かったと言う説もありますが、
ここは一応、林檎ということで。)

かなりうろ覚えなのですが、蛇にそそのかされて
林檎を食べてしまったアダムとイブが楽園を追放され、
それまで無かった恥じらいという感情を覚えて、
イチヂクの葉っぱでそれぞれの性器を隠してしまう
というお話しです。

そしてアダムの食べた林檎は喉仏に、イブの食べた林檎
は乳房になったと。

成長期、男性は喉仏がふくらみ、女性は乳房がふくらみ
ます。そして恥じらいを覚えます。

このお話の序盤でもたまこが急にお尻やおっぱい
のおもちを作ると言い出して、みどりやかんなのお尻を
触ったり、うさ湯でボインの女性と自分の胸を見比べて
もの哀しげな顔になったりしています。
そしてもち蔵に対しても恥じらいを見せる様になりました。

この辺り、たまこには無縁だと思われていた女性としての
性的な成長過程も柔らかいニュアンスで表現してるの
かなぁとも思ったりしました。

だから1つの林檎が登場する事で色んな事が想像出来ます。

英語のことわざで
「You are the apple of my eye」
という言葉があります。

日本語で言えば「目の中に入れても痛くないくらい
可愛い」という言葉に該当するのかな。

もち蔵にとってたまこは色んな意味で林檎だったの
かもしれません。
だからお話の冒頭で林檎をコロコロしてたのかなぁって。

そしてもう1つ私が感じたのは、たまこともち蔵の
ラブストーリーを通して周りのみんなも一緒に
成長した事でした。

中でも終盤のかんなちゃんとみどりちゃんのやりとりには
心を打たれました。

嘘をついてまでたまこをもち蔵の元へ送り出した
みどりちゃん。
1人残った教室にやって来ましたかんなちゃん。

このあとの2人の会話がとても素敵でした。

かんな「策士ですな。でも、そういうの好きですよ。」

「今ちょっといい顔してますよ。」

みどり「サンキュっ!かんなっ!」

かんな「ねぇみどちゃん。私も高いとこ登って
みますかね。」

もう、何とも言えないくらい2人の間の言葉以上の物が
伝わってきて、つい涙が出ました。

大好きなたまこの幸せを願って送り出したみどりちゃん。
1歩成長しました。
そんなみどりちゃんを見て、自分も前に進むもうと思った
かんなちゃん。
木に登った時のかんなちゃんの顔がとても素敵でした。
登った時の景色、今まで見たこと無い景色だったのかも
しれません。

この作品を見て私が感じたのは人を好きになるという
事は当たり前かもしれないけれど、とても切ない事
なんだって事。
好きになる方も、好きになられる方も。

何処かに私が置き忘れてきた思い出かもしれません。

そして「ちはやふる」を見て出会った私の好きな
一つの和歌が思い出されました。

しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は
     ものや思ふと 人の問ふまで

歌意:
私の恋心は誰にも知られない様にと心に決めて
耐え忍んできたのに、とうとうこらえきれず
顔に出てしまっているみたいです。
何か物思いでもあるのですかと人が尋ねてくるほどに。

という隠せば隠すほど表情に表れてしまう悩ましい恋心
を表現した歌です。

たまこともち蔵を見ていたら、凄くこの歌が心に
染みてきました。

最後の駅のホームでのシーンはもうなんと言ったら
いいのか分からないくらい、純愛の美しさが表現
された演出だったと思います。

今まで何度もキャッチ出来なかった糸電話。
その糸電話を見事キャッチしてからの、

「もち蔵、大好き!どうぞ!」

たまこらしい最後の言葉でした。

このあと、私にはたまこの

「やっと…やっとね…キャッチ出来たよ。
糸電話ともち蔵の気持ち‼︎」

という言葉も聞こえた様な気がしました。
いえ、確実に聞こえました。

それにしても、もち蔵泣き過ぎ…
でも、そういうもち蔵、私も好きです。
嬉しすぎるもんね!私まで…涙出ちゃうよ…

子供が大人になっていくのは嬉しいけれど寂しい気も
します。
それは作品を通して、豆大さんや吾平さん夫妻から
凄く感じました。
お互いの両親はわかっていたけれど、黙って見守って
くれてました。
でも、みんな色んな事があって今、ここにいるんです。
これから、たまこともち蔵も色んな経験をしていきます。

これから先の2人を見てみたい気もするけれど、

それは、やぶ蛇でしょうか…

〜Tamako Love Story〜
「たまこラブストーリー」

本当に出会えて良かった作品でした。
2人の幸せを祈って…



【主要登場人物・出演者】

北白川たまこ - (CV:洲崎綾)
大路もち蔵 - (CV:田丸篤志)
常盤みどり - (CV:金子有希)
牧野かんな - (CV:長妻樹里)
朝霧史織 - (CV:山下百合恵)


【主題歌】

主題歌「プリンシプル」
作詞 - 愛鈴 ⁄ 作曲 - 藤本功一 ⁄ 編曲 - 谷口尚久
歌 - 洲崎綾

オープニング曲「KOI NO UTA」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ
歌 - 北白川豆大

エンディング曲「こいのうた」
作詞 - 北白川豆大 ⁄ 作曲 - ダイナマイトビーンズ
歌 - 北白川たまこ


【劇中曲】

「恋の歌」
作詞 - 北白川豆大 / 作曲・歌 - ダイナマイトビーンズ
「Excerpts from "The Return Of The Drowing
Witch"(Part1 - Part9)」
作曲・編曲・演奏 - Hogweed

「qum Daiwtiigyam」
作詞 - Gunung Bangep / 作曲 - Ro ga-nang / 歌 Daniels

「豆大さんへ」
作詞・作曲・歌 - ひなこ

「上を向いて歩こう」
作曲 - 中村八大 / 編曲 - 片岡知子
{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 94
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たまこの大人の女性への一歩、恋です。

青春ラブストーリーです。

たまこまーけっとの続編となる劇場作品です。たまこまーけっとは
小さな心の揺れを描いたお話でしたが、たまこラブストーリーは
たまこともち蔵の「恋」を描いています。


たまこともち蔵は幼なじみ。

幼なじみって何も考えず、自然にありのままの自分を見せられる最初の人
なのかなと思います。そしてその関係を絶対に壊したくない尊い存在です


特別な想いを伝えてしまえば、今までの関係も壊れてしまうのではと
恐れる気持ちは当然でしょう痛いほどですね


近くて遠い、幼なじみの恋ですね...

{netabare}

たまこに片想いのもち蔵。空回りし続けてきた想い

けれど伝えなければ、進まなければきっとずっと近所の仲良しの幼なじみの
ままです。恋に気づいた時から、そんな風にはいられないのです。

好きな気持ちを伝えなければ後悔しか残らないと

胸が苦しいほど想う、伝えたい、好き!という気持ちが心から溢れ出す


~もち蔵の告白シーン~

夕焼けに照らされ、川に西日が反射して金色に輝く。川の飛び石で
もち蔵とたまこが、ふたりになるシーン

もち蔵の「俺、たまこが好きだ!」もち蔵の想いに胸が熱くなりました。
たまこは、その気持ちを知り、もち蔵をはじめて意識した瞬間でしたね。


きちんと受け止められないたまこ。変わってしまったことだけは
理解出来ていましたね。
でも皆、悩んで踏み出すんだよ、一歩を踏み出す勇気を教えてくれた人が
幼さなじみのもち蔵だなんて、幸せだよね!


映画のテーマである大人になることを示唆するレコード屋のマスター

「若さとは急ぐこと スプーン一杯の砂糖が溶けるのも待てないくらい
後悔の苦さは何かをした証 一つ一つ味わいになる」


マスターの言葉、経験談からでしょう深いですね。一つ一つの言葉に
重みがありました。


もち蔵が気持ちを伝え、変わった日常。その変化をもたらしたもち蔵に
マスターは後悔も大事なことであると伝えてくれました。

自分から動かないと、変化は訪れません。そのために後悔をすることも
人生においては仕方のないことです。そうして大人になるのですから...


ラストシーン、糸電話。たまこがもち蔵に告げる一言
糸電話で気持ちが伝わりました。

変化にとまどっていた、たまこの自らの行動でした
キャッチコピーの「たまこ むけました」ですね。

{/netabare}

私自身の初恋を思い出しました。

この作品のふたりを観ていたら、過ぎ去った少し遠い日のピュアな気持ちを
思い出しましたね。

初恋は中学1年生です。1つ上の先輩。初めての彼氏でもあります。
告白のワンシーンって鮮明に心に残っているんですよね。
夕方、帰り道、公園の前、自転車、彼の顔、当時流行っていた曲

初恋。まだ何も知らない故、純真で眩しい、時々切なかったり
あの時だけの気持ちを思い返して優しい気持ちになれました。

ここのサイトに参加してからレビューを読ませてもらい参考にした
おかげで素敵な作品との出会いが沢山あります。
私は更に貪欲に思うのです!心揺さぶられる素敵な作品に出会いたい!
感動で心を満たしたいと!

たまこラブストーリー素敵な作品をありがとうございました!

投稿 : 2020/09/19
♥ : 72

75.8 13 親友アニメランキング13位
ゆゆ式(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1220)
5590人が棚に入れました
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式(ルール)”

声優・キャラクター
津田美波、種田梨沙、大久保瑠美、茅野愛衣、潘めぐみ、清水茉菜、堀江由衣

祭理@クソアニメ好 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

まさに『何もない』アニメ

原作既読


タイトルの通り『何もない』アニメである。

……というのは言いすぎですが、とにかく全話通してストーリーが乱高下するようなイベントもない、女子高生の日常をただただゆるゆると描いています。
他の日常アニメと違うのは、それを徹底していること。
観ることにストレスを感じない。それでいてキャラが可愛い。
正にベストオブ日常モノ。
それでいてやたら細かい表情やら仕草やらをきっちりと画面に入れ込んでいて、スタッフさんの苦労を思うと頭が上がりません。

それとあまり評価にあがってませんが、作画の安定感は近年のTVアニメの中でも屈指の出来ではないかと思います。
お母さん先生の部屋で行う鍋だったり、ジャムをかけて食べるアイスクリームだったり、ハムレタスサンドであったり、やたら食べ物の作画が凄いです。

音楽の面でも、ネット界隈で有名な様々なクリエイターさんを起用していて、どの曲も色が違っていて聞いていてとても楽しいです。



結論としては、おもしろい!!

投稿 : 2020/09/19
♥ : 11

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんでもないようなことがおもしろかったとおもう。<改稿>

まずは正直ゆゆ式すげーってのが感想。日常系の枠に入る事は確かなんだけど、日常系にも、ある程度の非日常と言うか、パロネタとか不思議な世界観とか、それなりに魅せる要素があるのが定番なんだけど、本作は無いんですよね。日常を描いた日常系。

ギャグって程ボケたワードでもないし、どこかに出かけるとかイベントも少なく、出かけたとしても、そこをネタにする気が全くない。ゆるいとか、ほんわかとかそんなんじゃない何かがこやつにはある。

学生の時ってノリって大事じゃないですか。無茶振りされても必死で面白くさせなきゃいけないみたいな。そんな強制されたものじゃないんだけど、程よく楽しめる関係性で築き上げられた、とりとめのないJKの単なる会話で、これが何でこんなに虜にさせる毒を持つのか、、

日本語って面白いなって改めて感じる作品。日本語に潜むちょっとヘンな部分や、間違って使っているフレーズへの気づきとか、ゴロの響きとか、そんなありふれた会話を、ありふれた女子高生でひたすら見せる。これが何気なく心地いい。

電話かければ誰かと話せるみたいに当然で、そこには何もかけた理由なんてないんだけど、いざ会話を始めると楽しいみたいな感じでしょうか

投稿 : 2020/09/19
♥ : 40

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

スローカーブな日常系

制作はキネマシトラスで原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。


ゆずこ、唯、縁の三人の女子高生の日常を描く。


ゆるい。
とにかくゆるい。
中身がないというのはまさにこのこと。
正直キャラデザも私好みではないし、キャラ自身もそんなに好きではなかったです。
でも、見ていると落ち着く。
不思議。
折り返し地点くらいからは、なんだか楽しくなってきます。
ぼーっとしながらお菓子でも食べ、茶でも飲みながら見るのがベストなのでしょうねw

本作では主人公グループの他にもう一つのグループが出てきました。
この二つのグループの距離感などは結構リアル。
主人公たちの距離感もそれぞれ違うのが描かれていたりします。
距離感を日常系にしっかり取り入れているのは珍しいかもしれません。
でも、もうちょっとキャラの掘り下げが欲しかったかな。


総括して、本作は結構直球の日常系でした。
何も起きないw
本作が気に入ったら、同系統の「Aチャンネル」なんかも気に入るかもしれません。
個人的には「Aチャン」の方がツボったかな?
きららキャラット購読者っていうのもあるけどねw

投稿 : 2020/09/19
♥ : 52

73.1 14 親友アニメランキング14位
ハイスクール・フリート (はいふり)(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (860)
3722人が棚に入れました
「海に生き、 海を守りて、 海を往く--- それがブルーマーメイド!」今からおよそ100年前、 プレートのずれにより、 多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、 次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、 海の安全を守る多くの人員が必要となっていった。それに伴い、 働く女性の海上進出も進み、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていった。そんな時代、 幼馴染の岬明乃(みさきあけの)と知名もえか(ちなもえか)は、「ブルーマーメイドになる」という同じ目標を持つ仲間たちとともに、 横須賀の海洋高校に入学する。

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、雨宮天、古木のぞみ、種﨑敦美、澤田美晴、田中美海、丸山有香、田辺留依、中村桜、久保ユリカ、五月ちさと、大地葉、宮島えみ、山下七海、藤田茜、小林ゆう、黒瀬ゆうこ、大津愛理、麻倉もも、伊藤かな恵、阿澄佳奈、高森奈津美、相川奈都姫、小澤亜李、金子彩花、新田ひより、大橋歩夕
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

これ迷家よりクソなんじゃね?

放送前の情報では、港の海洋女学校でみんなが青春を送るような平和な日常物かな~って…思って…いや。

ま、オリジナルアニメだしさ、実際の内容は見当ついてたけどね…

{netabare}がっこうぐらしのようなミスリードをするってことはね!みえみえだったよアニプレックス!
教官がいきなりバンバン砲撃してきて、魚雷で反撃したら反乱軍扱いとはね!

そしてラストは関東が水没した絶望的世界を映すカット。

うん、これでこそ今時のアニメの正しいミスリードだよ!

さーて何人死ぬのかな~。

まぁ船の操舵や攻撃とかはかなり本格的なんだと思う。ミリオタじゃないからわからんが。

ところで正式名称はハイスクールフリートらしいけど、あにこれのタイトルも変更するんだろうか?{/netabare}

2話。
{netabare}日露戦争後にメタンハイドレートを採掘しすぎて地盤が沈下して都市が水没…不戦の意志を示すため女性を船員にした…気球はあるけど飛行機は発明されてない世界…(なおスマホやかっこいい水上バイクはある)。
ねーよwwwww吉田玲子さーんこれだめでしょwまぁいいや。

設定ガバガバもそうだが、ストーリーも無理矢理戦闘に持ち込み過ぎでちょっと無理がある。晴風は戦いたくないはずなのに。

白旗あげても機関停止しないと降伏とは見做されないって坂の上の雲の日本海海戦で読んだな。

主人公が超人的に活躍してるけど、このままだと心労で倒れそうだな。{/netabare}

3話。
{netabare}今回も無理矢理戦闘を発生させた感じ。魚雷ってああやって目視で確認してから舵を切ってかわせるものなのか?
この事件の黒幕は歴史の改変を狙う未来人じゃないかと予想している。根拠はOPの歌詞の「未来と過去が交差する100年目の歌」。{/netabare}
ただTwitter見てるとガルパンの方が何もかも良かったように言ってる奴が多いがそれは無い。ガルパンはTVやってた頃はさほど評価されてなかった、あにこれの点数が80点越えてないのがその証拠。なおSHIROBAKOもユーフォもガルパンの点数は超えてるのでそれ以下の評価ってことだ。

4話。
{netabare}あの赤い目のハムスターのせいで人間も赤い目になって凶暴化して攻撃してしまうようだね。機関砲ぶっ放した割には処分が甘すぎる気がするがw
これでだいたい先が見えてしまったような…どうせ武蔵と対決するんでしょ?{/netabare}
それにしてもキャラ多すぎ。

5話。
{netabare}いくら武蔵でも現代の艦船に囲まれてあんなに無双できるものだろうか。主砲の連射も旋回速度もありえないって言われてる。そこはネズミたちの助力や妨害によるものなんだろうけど。{/netabare}
その設定がだめだよね…。このしらける前提条件でバトルにリアリティがなくなってつまらなくしている。

6話。
今日唯一面白かったのは{netabare}にわか仕込みのドイツ料理にミーちゃんが突っ込み入れる所。それ以外は全然だめ。
凶暴化ウイルスとか、今更ひぐらしをパクってどうするよ…嘘だッ!{/netabare}

7話。
{netabare}今回はバトルでなく海難救助の話。ブルーマーメイドはこれが本来の任務だよね。そのせいか今までよりは良かったような。バトルより心理描写ができるからね。
前半の水不足は女の子にはきついな。{/netabare}
そういやこのアニメって入浴シーンに白い光全然入れないよね。それ故にその筋には根強い支持があるのだろう…。

8話。
{netabare}雛見沢症候群もどきの説明と比叡から逃げ回って座礁させるバトル。どっちもすっきりしない。{/netabare}設定上、敵の人物を全く描写できないからつまんないんだろうね。{netabare}ウイルスで狂ってるのを映すのを避けてるから。{/netabare}

9話。
えー!?{netabare}ミーちゃん離脱って誰得よ。てっきり晴風と同行するんだろうなと思ったら。
今回はずっとバトルだったけど乗り込んでからの白兵戦はリアリティゼロで酷かったな。ドイツ娘が皆あんなちびっ子ばかりでなぜかウイルス強化が無くて弱いのっておかしいでしょ。
テオ艦長とミーちゃんはカチューシャとノンナ思い出した。いつも通り時間無くて全然新キャラが描けてないけど。{/netabare}
もうキャラを愛でるしかなくなってるのにそれを妨害するとかますます悪い方向に向かっていくな。

10話
{netabare}ぐだぐだ日常回。腐ってるクロちゃんの機嫌を直させるという意義はあったが、やはりミーちゃんがいないのが痛い。この場にミーちゃんが居ればどんだけ面白かったかとそればかり考えてた。{/netabare}

11話
TV見ながら「これまたネットで叩かれるだろうなぁw」ってニヤニヤしてしまった。もうなんかどうでもよくなってくるw
{netabare}ブルーマーメイド無能すぎ!電子兵器狂わされるのは知ってるのにまた繰り返すし、気球なんかすぐに落とされるのは当然だし、武蔵一隻に対し有利な状況なんだから他に打てる手いくらでもあるやろ!最悪全艦で体当たりでもええやん。
艦長の明乃もこの期に及んで急に落ち込んで鬱状態になるとか、ほんとしょうもない。みんなで励ます展開にしたいから落ち込ませただけ。やっす~。
クロちゃんが活躍するのは10話からの流れなんだろうけど、{/netabare}その程度じゃどうにもならない糞っぷりだわ。

12話
{netabare}武蔵の斉射をあれだけ浮けて直撃しない晴風…晴風以外は間に合わないと言われてたのに金剛とか援軍が沢山間に合ってるのはなんでだろうね。相変わらずまりこうじさんのなぎなた攻撃が無双すぎるし。
あと一番の問題はウイルスをまき散らす原因を作った責任者が処分されなかったことだよね。
最後、晴風が港で沈むのは映画「Uボート」のオマージュだろう。そこはニヤリとした。{/netabare}

【総評】
駆逐艦の操船のリアルな描写と{netabare}(でもひぐらしもどきの凶暴化ウイルスのせいでバトルが茶番臭くなってるが){/netabare}、女の子のキャッキャウフフな日常描写、それぞれはそれなりによくできている。だがその2つが水と油のように分離していて全くなじんでいない。それをなじませることを吉田玲子に期待されたのだろうが、全く果たせなかった。

このジャンルで一番の成功事例は蒼き鋼のアルペジオだろうが、アルペジオは非戦闘パートではメンタルモデル達のかわいそうな境遇や苦悩、そこから生まれる少女たちの共感と友情を描いているので、それが少女達の共闘につながっていて、戦闘と非戦闘パートがシームレスに感じ取れた。

艦これは非戦闘パートで「艦娘とはかくあるべきか」というテーマを描こうとしてはいるが、アルペジオと違い忠節の対象の提督が透明人間であるため、主従の信頼関係は全く描けていなかった。少女達の絆については吹雪と加賀・金剛・大和のふれあいはそこそこ描けているが(百合ハーレム…)もの足りなかったのは事実である。それでも日常で戦いに必要な絆が生まれる過程を描こうとはしていた。

はいふりは上記2つ以前のレベルである。バトルと日常の両方を描くことに何ら必然性は無い。バトルが日常に降りかかる災難だから仕方が無いとはいえ、面白くないのには変わりない。★また設定の都合上、バトルで敵の乗組員の様子を映せないのがつまらなさに拍車をかけている。 {netabare}ウイルスで発狂している様子を見せちゃってもいい気もするけど。{/netabare}
晴風を無理矢理活躍させるためにブルーマーメイドを極端に無能に描いているのもしらける。
吉田玲子はハルチカに続きやらかしてしまったわけだが、その上のPと監督は大反省してもらいたいと思う。アニプレのまどかファンとしてもこんな酷いアニメばかり作られては困る。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 34
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

萌燃同舟でピンチ!?

この種の軍艦が活躍する作品を観ると常々感じることですが、
物語で艦隊戦を実現するための世界観構築ってホント大変だなぁ~と思います。
制海権重視の時代維持の観点から航空機排除は絶対条件。
本作みたいに航空学の発展を飛行船までに止めておくか否かがまず悩み所。

海軍を増長させるための歴史の枝分かれの末、
資源採掘による地盤沈下で日本が多くの国土を喪失し海上都市国家へ……。
という大胆極まりない歴史改変は最初は面喰らいましたがw
艦隊戦をやるには、これ位の思い切りの良さが必須なのかな?と再認識しました。

その上、軍艦に女性ばかりを乗せるとなれば、
さらに社会を女性活躍方面に改変しなきゃだし、
彼女たちが美少女萌えキャラ群ならば、世界のゆるふわを守るため、
無闇やたらと死傷者を出すシナリオも回避したい所。


どの設定を積み、どの設定を捨てるか。
隘路を強行突破するような作品世界構築。

よって私は観始めた当初、世界観設定に地に足がつかないような
(実際、舞台はほぼ船上ですが)
ジェンガでもやっているかのようなソワソワした感じがして、
中々落ち着きませんでしたw


船内では艦船運用のための専門用語が飛び交い、
海軍マニアでもない私は緊張感を持って集中しないと状況把握追い付かないし。
かと思えば、唐突に萌え四コマ原作の日常シーンみたいな、
ゆる~いトークが展開され、キャラ把握に追われるしw

何より教育艦「晴風」の乗組員は変人ばかりですしw
序盤は比較的常識人に見えた宗谷さんにしがみついて、
晴風クラスの観察と本作との折り合いポイントを探る日々でしたw

例えば操舵担当のリンちゃん。
CVシカちゃんボイスで情けない声を上げないで~(苦笑)
半泣きで“面舵一杯~”って言われても進路がこれで良いのか自信無くしますw
ただリンちゃん操舵の結果自体は{netabare}大艦巨砲相手に敵前大回頭{/netabare}をかます等、
かなり大胆なんですよね。もっと自信を持てば良いのに……。

ふわふわした日常光景等を眺めていると忘れそうになりますが、
成績下位とは言え、彼女たちは“ブルーマーメイド”候補生。
凡人の私如きには及びもつかないエリート。
ピンチ!を前に、常人離れしたミッションを
やってやれるだけの努力とスキルを積み重ねているのです。


もがきながらも、ようやく自分なりの『はいふり』の楽しみ方を掴み始めると、
リーダー論の相克など、チームワークについて考えさせられる益も出て来ました。

艦長みたいに、部下は家族。乗組員には猫に至るまで丁寧に挨拶するw
みんなのピンチには、船を飛び出して、先頭を切って駆け付ける、
情に厚いリーダーか。

副長が望む艦長像みたいに、ボスはテッペンで動じずドッシリと構えて、
カリスマ性を持って、指示を飛ばす大黒柱のようなリーダーか。

一概には決められない難しい問題です。

それらのわだかまり等も越えて、一致団結した終盤戦。
俺は特にマヨラーではありませんが、グッと来ましたよ♪


随所に見られたデザイン性の高さに好感した作品でもありました。
制服もシンプルながら、制帽、飾緒との組み合わせも良好な、
セーラー服が海軍服起源であることを改めて実感させられるグッドデザイン。
(あとはジャージとかスク水とかとの着合わせにも
私はテンションが上がりハッピー!な気持ちになりますw)
連合艦隊の戦艦の勇姿だけに頼らない画面作りができていたと私は思います。


国土の多くが水没した設定にも関わらず、
横須賀など“聖地巡礼”が成立しているというのも驚異的だと思います。

私は本作に関しては海のイメージが強くて、
“巡礼地”にはあまり興味が沸かないのですが、
ただ、やはりデザイン良好だった“晴風カレー”は食べてみたい欲求は私にもあります。

また横須賀海軍カレー本舗辺りが
期間限定で“晴風カレー”とかやらないかなぁ……と思ってみたり。


萌え重視ならシリアス過ぎるかも?
シリアス重視なら萌えが邪魔かも?
バランス重視ならカオスかも?

そんな感じて照準が定まらない方もいるかもしれませんが、
並の制作者なら設定配合でミスって自沈していたコンテンツであるのも確かだと思います。

私も必ずしも本作がベストな世界観だった感じはしないのですが、
来年初頭の劇場版公開にまで漕ぎ着けた突破力には、素直に脱帽致します。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 31
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

世界線は変わってもアドミラル・トーゴーは偉大なのです

オリジナルアニメ 全12話+OVA


2019年1月からの地上波再放送で。
地上波の再放送は重宝してます。劇場版や続編を控えているという事情はあるにせよ、それはフォロワーがいる証。数多ある作品の中からわりと受け身で佳作以上のものに当たる確率が高いと言えます。
そして本作『ハイスクール・フリート(はいふり)』。自分からは手を伸ばさなかったであろう作品。あにこれの評点見る限り可もなく不可もなく、キービジュの桜並木を歩く女の子たちのショットは平和そう。事前情報・予備知識なしで突入です。


日露戦争後、メタンハイドレートの採掘による地盤沈下で土地の大部分が海中に没した架空の日本。{netabare}公式では、第一次世界大戦で欧州が疲弊したことで、第二次世界大戦は起こらずアメリカとも仲が良い模様。日本が戦わずに済んだのは自前資源があったからでしょうか。それなら海没も悪いことではないかもしれません{/netabare}
海洋国家として発展し、諸事情により、女性が海上乗組員の主流となり海の安全を守ってます。海洋国家とは現実の日本も同じ。領海及び排他的経済水域を合わせた面積は世界第6位ですから、もう少し海保には予算をやっておくれ。

そんな日露戦争100年後くらいの日本の平和は女子高生に守られているというお話と思いきや、{netabare}外敵設定はないけどドンパチするという…{/netabare}艦隊ものでした。
ポンコツ組が集まって、すったもんだしながら絆を深めて成長して・・・が基本の流れとなります。


実は観終わってけっこう満足してます。
ざっくり序盤◎→中盤△→終盤○でした。

ツッコミどころは少なからずあるアンバランスな作品ではあります。
艦隊戦+日常の描写が多く、サブタイは10話を除き“〇〇でピンチ”と心の落ち着くしまがないはずなのですが、どうにもこうにもゆるい。軍規など語りだしたら説教が止まらなくなりそうです。登場人物も旗艦“晴風(はれかぜ)”の乗組員が31名、まず覚えられません。キャラ名を覚えてもらえるような名前連呼もなく、某ウマ擬人化アニメのようにお名前テロップが出るわけでもなく、本名・あだ名・役職名入り乱れるため私は諦めました(笑)

もしかすると擬人化したほうが収まりが良かったかもしれません。戦(いくさ)と日常の繰り返しがメリハリや緩急ではなく同時進行していて、感覚としては水と油を同時摂取するかのよう。

とはいえ擬人化しなかったことがなにより本作をユニークな存在に仕立てました。艦隊戦の見た目の迫力たるや、武蔵や比叡の大砲ズドンはワクワクしますし、きちんと戦(いくさ)が描かれてるので面白いのです。

冒頭良いスタートをきれました。
{netabare}第1話。ポンコツ主人公かと思いきや、初っ端のピンチで以下3点。
・真っ先に交戦する艦との通信に着手。始めは音声信号、切り替えて手旗信号、と優先順位を間違えてない。
・頓挫したら、現場離脱を目標に設定し、現有戦力で取り得る最適解を導き出してる。
・晴風の他の乗員も即時報告を挙げてくるし、それが簡潔で適切。
この子達すごいな~と自分的にはつかみはバッチリでした。{/netabare}

中盤ダレるというよりはなんか変でしたね。すぐ水着になって風呂入って、{netabare}トイレ事情でけっこうな尺を取ります。{/netabare}そしていつまでたっても誰が誰だかわからない。名前覚えられない問題は口癖や行動が各人ごとにくっきりと別れてるため、脳内でキャラの棲み分けは不思議とできてはいたことが救いです。そのうちまぁいっか、と気にならなくなりました。
へんてこな日常シーンも気にしなければ味になります。そのうち、「もともとセーラー服は水兵が元だし、むしろJKが乗艦してるのが自然だ」と都合よく脳内変換し始めるように調教されてきます。


けっこうだれてても寛容でいられたのは、期待したかったからです。いつかOP映像で見せる良い面構えの彼女たちを拝める時を。
本作のOP「High Free Spirits」は気持ちが高揚する良曲でした。AメロBメロそしてサビと聴けばわかるのカッコいい仕上がり。数十秒後にきゃっきゃうふふをおっぱじめる子たちとは思えぬ映像にしびれます。{netabare}特に航海長りんちゃんが舵を切る一瞬のカットに鳥肌が立つ私でした。{/netabare}
果たしてそんなイケメン顔の彼女たちを拝める日がくるのか?またはそのまま終わっちゃうのか?は本編でお確かめください。先述の“終盤○”への回答があります。

{netabare}振り返ってみれば、“赤道祭”に象徴されるグダグダな日常描写は、最終回に彼女らを輝かせるためのフリなのです。{/netabare}


そんなアンバランスさが王道とは一味違う本作ならではの味わいを醸し出してました。おおっぴらにお薦めというほどでもありませんが、なかなかの良作だったと思います。



※オマケ
■リアルではメタハイきちんと研究してほしいやね

太平洋側の砂層型のメタンハイドレートなら地盤沈下も少ない可能性であるかもしれんが、シェールガスの悪イメージそのまま流用している感じ。
日本海側の海底から湧くプルームタイプのメタハイならまずありえません。OP開始直後は海底から泡が出る描写から。これ日本海タイプ。


■東郷平八郎に始まり東郷平八郎に終わる

言わずと知れた日本を代表する海軍提督。めっちゃイケメンです。
日露戦争以来、戦争してない世界線なら自国の直近の戦史が日本海海戦だったりするんでしょうか。よく勉強しているJKたちです。

{netabare}第2話。「降伏するのであれば、その艦は停止せねばならない。しかるに、敵はいまだ前進している。」有名な逸話を彷彿させる一言がましろさんから発せられてましたね。{/netabare}
{netabare}最終話。「やりました!敵前大回頭!」ココさん、それで日本海海戦の趨勢が決まりましたからね。{/netabare}


なお、あんだけドンパチやってるのに{netabare}戦死者が出ない{/netabare}…との指摘はごもっともです。
ただそんな疑問にも東郷閣下は答えを用意してくれてたのです。
幼年学校で教鞭をとられていた閣下がある日生徒に陸軍海軍どちらに進むべきかと問われて一言!

「だったら海軍が良い。陸軍は死ぬからな、入るのなら海軍だ」




視聴時期:2019年1月~3月再放送

2019.03.11 初稿
2019.08.07 加筆修正

投稿 : 2020/09/19
♥ : 42

87.1 15 親友アニメランキング15位
約束のネバーランド(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (809)
3614人が棚に入れました
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。ここグレイス=フィールドハウスは親がいない子ども達が住むところ。至って平穏なこのハウスでささやかながらも幸せな毎日を送る三人の主人公エマ、ノーマン、レイ。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた…

声優・キャラクター
諸星すみれ、内田真礼、伊瀬茉莉也、甲斐田裕子、藤田奈央、植木慎英、Lynn、河野ひより、石上静香、茅野愛衣、日野まり、森優子、小澤亜李
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作既読組にとって、この手の作品は・・・?

原作既読。最終話まで視聴。

週刊少年ジャンプは40年近い愛読書です(笑)。
連載開始当初から、緊張感満載のこの作品はお気に入りの作品でした。
お気に入りの作品のアニメ化なので、本作も、とても注目していました。

【原作既読組にとって、この手の作品は?】
原作既読組は、当然、先々の展開を把握しています。
そんな状況の中で、この作品の一番の魅力である『緊張感』を楽しめるかどうか?
そこが、この作品の評価の分かれ目だと思います。
{netabare}
私は、言うまでもなく、先々の展開を把握しています。
それでもハラハラドキドキが止まりません。

力のこもった作画。
巧みな演出。
映画のようなカメラワーク。
声優さんの熱演。

全てが上手くかみ合った本作は、『名作』に分類されるべき作品だと思います。{/netabare}

【正直、原作と比べるとかなり話が省略されているんだけどね・・・】
{netabare}全ては、大感動の11話~12話へ繋げるため。
ここから逆算して、必要最低限の物語を紡いでいったという印象です。

エピソードはもっとたくさんあるんだけど、あえて必要最小限のエピソードに絞った。
第2期に回せるエピソードは第2期に回す。

そんな制作陣の苦渋の選択が伝わってきます。{/netabare}

【食用児・・・って、凄い単語ですよね】
{netabare}この単語だけで、この物語の世界観が凝縮されている気がする。
エマをはじめ、子供たちの必死さが伝わってくる。
何かが狂った世の中であることが、ひしひしと伝わってくる。{/netabare}

【ところで、各話のタイトルの意味って分かりました?】
{netabare}各話のタイトル、例えば第1話なら『121045』。
これの意味って分かりました?
{netabare}あれって、『日・月・年』なんですよね。
『121045』=『2045年10月12日』という意味。{/netabare}
要するに、1話から9話までは20日余りしか時間が経過していませんが、9話と10話の間だけでも2か月以上に時間が流れていることが分かります。

この間、エマたちはママだけではなくレイの目も欺き続けたことに・・・。
だから、11~12話にかけて、レイは驚きっぱなしだったんですね。{/netabare}


第2期も期待しています。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 73
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

生きていくんだ それでいいんだ

それは田園 こちらは農園 ・・・ふっ

・・・あ、ちょっと待って、{netabare}いやっ、行かないで~、、、{/netabare}な全12話。


原作も未読であれば、ジャンプももう何年も読んでませんね。週刊少年ジャンプの人気連載作品ということで、子供とTV前で待機。
第1話を観終えて彼らは静かに去っていきました。お子様と一緒に視聴するにはご注意ください。我が家でR12指定となった “ほんとに少年向けなんかいな?” な世界観です。


いやぁ毎週面白かったですね。なにせ間髪入れずもう一周しましたから。
導入良し→つなぎも良し→締め最高、、、と1話1話退屈せず、連載継続中ながらきちんとアニメを12話で決着をさせてたのも好感です。結末を知って価値に気づきがちな序盤~中盤を面白く仕上げてもらってほんとにありがとう。2018年冬期の作品群の中でもトップクラスの出来でありました。
続きのある物語ではあるので、早々に2期が決まったことで、今後の楽しみが一つ増えた幸福感もありますね。


幕明けの舞台はグレイスフィールド(GF)ハウスと呼ばれる孤児院から。ママ・イザベラのもとで上は11歳までの子供たち30余名が一緒に暮らしてました。
ロケーションは大草原の小さな家。孤児院と聞けばあしながおじさんや若草物語のようなものを事前には想像してました。違うんだけどね。
そこの子供たちのうちエマ(CV諸星すみれ)、ノーマン(CV内田真礼)、レイ(CV伊瀬茉莉也)の3人が物語の主役。・・・とありますが彼らだけじゃなく、ハウスの子供たち全員が主役の物語だったのでは?と思います。
6歳から12歳までの間に里子に出されるとママから聞かされている子供たち。うち一人コニーとのお別れの日。別れを済ませた後、ぬいぐるみを忘れてることに気づいたエマとノーマンがコニーに届けようと後を追って。。。

そこから物語は一転。第1話ラストから最終12話までノンストップな子供と大人の心理戦?サスペンス?スリラー?またはホラー?が展開されます。
詳しくは本編で。農園の意味は早々にわかりますので、そこからハラハラドキドキを楽しみましょう。私的今期(2019年冬)のベストでした。


以下、思ったことを五月雨に。※ネタバレ

■ホラーやスリラーではなく心理戦でした
猟奇的な世界観で色濃く印象的だったのは、エマら子供たちとママ・イザベラ(CV甲斐田裕子)、シスター・クローネ(CV藤田奈央)の大人らとの駆け引きです。この腹の探り合いに集中できたのは不要なホラー演出を削いだからなんじゃないかと思ってます。
{netabare}例えば、子供らが謀議している最中に物陰からニュッとママやシスターが登場するような演出は皆無でした。双方に企みを盗み聞きしたり直接知るような描写がありません。状況証拠や間接的な言動からの探り合いに絞ってました。{/netabare}
{netabare}ママもシスターも元はと言えばフルスコア。さらにトレーニングを積んで派遣され実地で鍛えられた猛者です。直接でなくてもなんでもお見通し、一筋縄ではいかないラスボス感を十二分に引き出す効果がありました。{/netabare}


■絶望からの分岐
絶望を知った後にどう分岐していったか?の対比が好きです。
{netabare}言うまでもなくエマ、シスター・クローネ、ママ・イザベラの3名です。
エマ:抗う人。もちろんそこは主人公。けっこう身も蓋もない世界なのにエライよこの子!
シスター:堪えられなかった人。躁鬱の躁。壊れてましたね。選ばざるをえなかった道もイバラの道。自分♂ですがシスターやママやってたら正気を保てる自信がありません。
ママ:受け入れた人。ってまんまですが、シスタークローネが壊れてた分余計に底の知れぬ深い絶望を受け入れたことがわかり、そのことが最終盤効いてきましたね。{/netabare}
{netabare}一周めはノーマン、レイ、エマの3人を中心に観てました。最終回を見届けて今度はエマ、クローネ、イザベラの3人に焦点をあてて。けっしてクローネはネタキャラではないのです。{/netabare}


■イザベラ
{netabare}マンドリンの少年(レスリー)の曲が印象的な本作。イザベラにとってどういった意味を持ってたんでしょうね?
第1話コニーを門まで送る時の鼻歌が初出。第10話ノーマンとの別離。第11話でレイが火をつけた時。せめてもの手向けなのかレスリーの記憶を留めておきたかったからなのか。
ハウスで過ごした記憶の欠片を手離してなかったことに意味があったんじゃなかろうかと思います。{/netabare}

{netabare}「絶望に苦しまずに済む一番の方法は諦めることよ。抗うから辛い。受け入れるの。楽になれるわ。簡単よ。」

{netabare}かつてのイザベラが現在のエマだっていうのが、これまた切ないのでした(語彙力)。頼れる仲間がいたかどうかの差なんです。{/netabare}{/netabare}


■声優さんの演技
あらためてやっぱり声優さん凄いな~と思いました。
ノーマン役の内田真礼さん。ギルダ役のLynnさん。演技の幅って無限に広がるんですね。
それと短いセリフに込められ感情の豊かさでしょうか。※特定シーンのため閉じます。

{netabare}・「うん」エマ
ノーマンと別れの際、絞り出した「うん」その数8回。どれも違っていて、ないまぜの感情が伝わってくる名演です。{/netabare}

{netabare}・「いってらっしゃい 気をつけてね」イザベラ
絵と音の力ではないと思うんだよな~。憑き物が取れた嘘偽りない「私のかわいい子供たち」に聞こえました。ダメねこういうの(T_T){/netabare}



次が気になる展開、裏をかいてまたその裏をかいての緊張感の続く化かし合い。どれも満足できるものでした。
その根底で「絶望」との向き合い方で別れてしまった3人の登場人物に強いメッセージ性も感じました。
OPEDも作品に合った良いチョイスですね。


{netabare}・識別番号は連番ってことはなさそう。意味はあるのか?
・2期は頭脳戦からサバイバルみたいになるんだろうね。趣きはだいぶ変わりそう。
・イザベラ処分されるんだろうな。
・てかノーマン{/netabare}

きちんと謎や伏線は残したまま2期へと繋がるわけですが、もやっとした感情は無く、終わり方含めなんともすっきりした全12話でした。


それにしても、、、
{netabare}ヒーロー願望というか、男は死にたがるというか諦めが早いというか自意識が強いというか。女性の胆力の強さをまざまざと見せつけられた気分になりました。{/netabare}



-----
2019.09.17追記
《配点を修正》 +0.1


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴


その後もやっとしたとこを他のレビュアーさんからいろいろ教えていただきました。ありがとうございました。
2期前提でありながら、その2期への繋ぎ方と一作品としてのまとまり具合に嫌みがないこと。他の作品とのバランスを考慮し加点しておきます。



2019.04.13 初稿
2019.09.17 追記/配点修正

投稿 : 2020/09/19
♥ : 74
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

幸せな一生

アニメーション製作:CloverWorks、監督:神戸守、
シリーズ構成・脚本:大野敏哉、
キャラクターデザイン、総作画監督:嶋田和晃
原作:白井カイウ、出水ぽすか

森の中に佇む、グレイス=フィールドハウスと呼ばれる孤児院。
そこでは12歳までの子供たちが楽しく暮らしていた。
周りとは隔絶された世界。
外部とつながっている場所には鉄製の大きな門。
そのほかは深い森に囲まれている。
優しいママのいるハウスは子供たちの楽園。
里親が見つかった子供たちは、
定期的にハウスから去っていくのだった。

タイトル名はよく考えられており、
ふたつの言葉を合わせたものだろう。
旧約聖書の創世記12章に記されている、
イスラエルの民に神が示した土地である「約束の地」。
そして『ピーターパン』で、
森林の奥地に住み、親のいない
年をとらなくなった子供のいる国「ネバーランド」。
物語のストーリーをイメージしやすくなっている。
「ネバーランド」というと、
マイケル・ジャクソンの邸宅も思い浮かび、
その内実を思うと、さらに印象深い。

主人公のエマ、ノーマン、レイの3人がいい。
ストーリーはもちろんだが、このキャラクターたちが
物語のなかにどんどん引き込んでくれる。
真っ直ぐな性格で頭が良く、運動神経に優れるエマ。
ずば抜けた頭脳を持ち、正しいことを知るノーマン。
冷静な判断力と鋭い観察眼、卓越した記憶力を持つレイ。
彼らの動きや考え方を見ているだけでも楽しい。
いわば、小学生のときのクラスにいた、
何かするたびに驚かされ、私たち凡人を
いつもワクワクさせてくれる同級生たちを想起させる。

3人が互いに想いをぶつけ合い、理解し、
不可能なことをやり遂げようとする。
そして、それぞれに対する複雑な感情を抱えたまま
自らが信じた道を選び取ろうとする。
この関係性の妙が、作品の最も優れている部分だ。

1話からの構成力も見事。
原作の良さはあるのだろうが、
アニメスタッフの力も大きいことが分かる。
大きな流れを1話目で理解させ、
そこから各話ごとに盛り上げていく展開力は出色だ。

良質なハリウッド映画を観ているような感覚。
時代を象徴するような物語も含め、完成度が高い。

幸せな一生とは、どのような人生なのか。
子供たちやママの一生を考えさせられる。

{netabare}最終回でのイザベラの描写が秀逸で、
この時点で物語は完結している。
後のことを描くことが蛇足にならないかのほうが不安だ。{/netabare}
ここまでで実写映画を作っても十分に成立するだろう。
(2019年4月19日初投稿)

※EDのCö shu Nie 「絶体絶命」がお気に入り。
ピアノの打ち込みとベースが抜群にカッコ良い。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 85

65.6 16 親友アニメランキング16位
君のいる町(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (657)
3590人が棚に入れました
桐島青大は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。そこで出会った、気が強く、胸が小さいことを気にする御島明日香、長髪で女好きの風間恭輔、そして、柚希の奔放な妹・懍。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。そして、見つけた本当の気持ちとは?。東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。

声優・キャラクター
細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔、増田俊樹、タカオユキ、高野菜々、藤田咲、遠藤綾、たかはし智秋、矢作紗友里
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

期待はずれ(最終話まで

□関連リンク
アニメ公式 http://www.kiminoirumachi.com/
公式トゥイッター https://twitter.com/anime_kimimachi


あらすじ

広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に、父親の知り合いの娘という、枝葉柚希という少女が突然居候として東京からやってきた。青大はクラスメイトである神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中で、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。


○総評
スクイズ展開期待してまったが単なる恋愛物語だった。しかもかなり現実的でもあるしリアルな行動でもある感じは評価出来るんだけどアニメでこういうのは需要無いと思う。昼ドラでも見てたほうが面白い気がする。
主人公はあっちこっち浮気的な感じだが割りと誠実でSEXしちゃうような展開は無いので割りと誠実だと思う。ってか個人的に凄い共感できるような感じはあったので。
まぁニコニコとかじゃ叩かれ気味だけど割りと王道の青春ラブストーリーでした。


各話感想
{netabare}1話
事前情報はあらすじだけ。
なんか男の作画が変。OPなんで胸の水着着てないのか?
部屋きったねぇーーー。最悪な姉貴だな。
たまに目が気持ち悪い時がある。
広島訛りなのか。
君の望む永遠みたいになるのかなぁ…
なんか作画が安定しない印象だなぁ目が時々変にタレ目になるきがする。
うーん1話はあらすじだけだったなぁ。
EDなんで実写使ってんだろう。なんか世界の中心で、愛をさけぶを思い出した。
これからの展開に期待。期待値6/10。


2話
主人公ストーカーなのか?エヴァ?エバ?
謎の妹が君望のアカネっぽい。
エバユズキ。お茶こぼしてるw無重力みかんw
エバうざキャラなのか。ビッチ臭しかしない。
なんかエロアニメ臭がしてきた。
いちいち止め絵が気になる。
ひっぱたくシーンなんで書かないのか。
なんか色々おかしい。声とか絵とか音楽とか。


3話
アルト君がいないと何も出来ない…
あれ?あっそうかエバと同居してんだっけ。
トマトうまいじゃねぇか。トマJ最高!
疲れてるだけかと思いきや倒れた主人公。
エロ本別に隠さなくてもいいだろ。
兎に角好きだからキスしたんですねわかります。この手よく使うわw
なんで切れてんだよ意味不。え?逆切れはおまえのほうだろ?
なんなんだこのアニメ…何回か見なおしても良くわからん。
軽いノリでキスしたのと東京に行ってた間に何があったかわからない不安でイライラしたのかってのはなんとなくわかるが…
なんというあざとい女。
は?遅いのよ?
ハルトくんがいないと何にも出来ないもん?あざといわ。
回想終了。
この妹うざいわー。姉妹の髪の色くらい揃えろや。
女子校の学園祭はそりゃー行きたいさ。問答無用で行きたいさ。
高校時代女子校の学園祭チケット手に入れるのに必至だったっけ。
だけどハルトは別の理由がありそうだな。
なんなんだこの減点する女うぜー。
まぁされたら嫌なことを何も言わない子よりは全然いいけど。
お化け屋敷デートは最高だよね!
おっぱい揉み放題ってより自分からくっつけてくる所が堪らない。
まっ定番ですよね。
ユズキ…
あ…れ…?そういう展開!?なんだと!?
付き合ってる人がいるだと?嘘なんだろうけど嘘とも思えないから困る…
あぁ先がメッチャ気になる。


4話
えっ下着で寝てる女の下で寝袋で寝てるのか?ってか下着女誰よ。姉貴?
ナゴシは主人公に惚れてるのか?
3Pだと!?っだよバイクかよww
完全にストーカー男ですね。未練たらたらだな。
俺だったら他の男と付き合ったらもういらんけどなぁ。
風間は親友なのか。
なんだ料理長になりたかったのか。
なんで倒れた?貧血かよw
アスカも主人公が気になってるのか?
まぁひどいと言えばひどいがビッチ体質なんじゃね?
言い換えると惚れっぽいもしくは遠距離には耐えれなかったんじゃね。
走ってるシーンから扉開けるまでのシーン使い回しだろこれ。
はいはいエヴァ登場。大体読めていたさ。
はじめましてwwうぜええwハッキリ言えよ糞女。後々もつれる可能性高いのにここで嘘付くのは糞だな。
まっハッキリしちゃったら物語としてつまらないから突っ込んでもしょうがないけど。
まぁ諦めるわな普通。ってか嘘付き女だし親友と付き合ってりゃどうでもよくなるわ。
ってか親友とも距離を取りたくなるな。
エヴァからしたら良い男見つけたからってなるんだろうが、悪く言えば尻軽女だよな。
信用がなさすぎる。まぁリアルでもこんなもんだが。俺も大差無いな。
やる分にはいいがやられるとたまったもんじゃないよな。
ただ別れてから新しいやつに乗り換えるだけマシか。いやその辺も怪しいよなぁ…


5話
過去回想か。
ん?これは付き合ってた頃の話か?一緒に暮らしてた時の話か。
ってか神崎は何者なんだっけ。あっそうか神崎は好きな相手だっけなんだっけ。OVAであったっけ。
片思いしてるんだってどうしてそうなったww意味不w
エヴァどいてどいてって意味不明なこけ方だな。ブレーキでも壊れたならわかるがわけわからん。あざといな。
作画がひどいww
え?エバから告白してたのか?なんだエバから好きになってわかれたのかよひっでぇやろうだなこいつw
えっ写真の誰なんだ?なんだエバだったのかよ。
山と田んぼばっかで泣くのかよw謎の田舎ディスw
なんというマイナースポット。
なんだ祭りの一日しか会ってないのか。そりゃ忘れるわな。
ロリエバ可愛いがだが将来…
そして現代か。付き合えなくなったとかただの尻軽だろ。
えっEDなんで脱いでるのwエロゲかよw


6話
カッターキタ━(゚∀゚)━!ナイスボート展開来るのか!?
ショートカット誰かと思ったらエバだったのか。
妹と何があったんだ?
エバ絶対話盛ってるだろこれw
1年で死ぬ病気?病気で同情誘ってんのか?そして釣られましたと。
秘密にしておいて欲しいの?なんだそれ。
まぁ間違いなく親友ではいられないわな。
主人公クズってるww別れてるのに何を言ってんだw
エバの気持ち無視して勝手に話進めんなw色々カオスw
バットで殴りつけるのかと思ったww
胸当ててんのかよ。こいつも主人公狙いなのか?
病室の空気ww色々ひどいw
卵焼き1個しか残ってないってどういう事w
笑った顔見たっけ?過去の話か?
エバちょろすぎワロタww
なんというフラフラした気持ちの女だ。
あら?そういやカッターなんだったんだ…
ざっくり刺されちゃうような展開期待してたんだけどなぁ。


7話
助かるかもしれないだと!?で、誰よこの女…
いきなりひっぱたくだと…?人殺しだと?
なんだ恭介モテモテなのか?キヨミ。一体何者なんだ…
なる程おささなじみなのか。やっぱ恭介が好きなのか。
まぁ実際これは無くは無い主人公の選択だと思う。
親友だからこそ嘘を付きたくないし本音を言い合いたいってのもわからなくもない。
「ユズキのパンツ拝めてよかったじゃん霧島。」
ユズキ完全にビッチだなぁ…死なねぇかなぁ…なんなんだろうなぁこういう他の男とのエロ話する女って死んでくれねぇかなぁ…
自分の女とか好きな女にこんな話されたら別れることを考えるけどなぁ真面目に。
恭介もう学校来ていいのか。なんだエバの笑顔が気に入ったのか。
ダメだ感覚が違いすぎるなこの作者と。
手術終わるまで手を出さないとか誰が信用すんだよ。
結局手術したのか…10時間の手術ってどんな手術したんだよ。
脳神経外科でもあるまいし。
なんで傘をおいて行ったんだ?誰か死んだ場所なのか?
ちょw工エエェェ(´д`)ェェエエ工
いきなり死んだし…なんだこの糞展開ww糞すぎて笑えるww
アスカけろっとしてんのかと思いきやそういう事か…(´;ω;`)ブワッ
手術失敗か。
エバ抜け抜けと呼び出してるんじゃねぇよ。
「もう会うことも無いのかな?」
うぜぇなんで疑問形なんだ?これ明らかにそんな事無いって言わせたいセリフだよな。
マジでうぜぇ。
自分からは言わないけど全て相手に言わせる卑怯極まりないタイプの奴だわ。
本当にこういうタイプ嫌いだわ。死んでくれねぇかなぁ…
おい最後の裸のアスカはどういう事だってばよ!

あぁもうなんかこのアニメ見てるとイライラしてしょうがないがスクイズばりのスッキリ演出を期待してしまう…
昔女に浮気されたせいもあってかもうホントこういうエバみたいな奴ムカつくわ。
とかなんとか言って自分も好きな人出来たから別れてとはやった事あるからなんとも歯がゆい…
恋愛なんて糞食らえだなぁほんとうに。


8話
なんでキスしたwwwこれはひどい展開wいいでしょ別にっておいw押し倒したくなっちゃうだろw
アスカと突き合っていただと?また回想話なのか?
ハルト出てくる女と片っ端から付き合ってるのかよ。
告白されて付き合ったのか。
リンちゃんってエバの妹だっけ?カッターはなんだったんだ?
せめて髪の色くらい統一して欲しいなぁ。
姉だなんて思ってませんだと?何故なんだその理由は明かされるのか?
あら?裸で切れるとかアスカとはまだHしてなかったのか?
合コンの頭数合わせに行っておいでと言う奴は信用出来ない。
大体浮気してるだろそういうやつw
あれ?時系列的にもうあいつは死んだからフリーなのか?
合コンなんか初めてなんだからとか超嘘だろww誰がそれ信じるんだよw
リンは種違いかなんかなのかな?ようわからんな。
彼女いるのにメアド変えたのとか伝えてくるとかあざとすぎる。寝とる気満々だなこいつw
アスカパンツ丸出しアングルどうなんですかこれwwまぁ全裸だったし問題ないかw
うわうわリンなんでばらしたしwどういう腹なのかわからん奴だな。
まぁ普通は合コンでエバ(元カノ)に会ったからって言わないわな。そもそも合コン行かないだろっていう。
リンも主人公好きなのか?姉への嫉妬なのか?わけがわからない。NTR属性なのか?
猛烈にうざったい女だなこいつ。煽ってくるなぁこいつw
全力で釣られやがった主人公w話し的には盛り上がるなw
リアルでいたらぶん殴ってるけど。


9話
リンと遊園地だと?なんで行ってくればってなるんだよwおかしいだろw
うわっエバかよwリンの策略か?まぁそうなるよね。
どうするもなにもねぇだろ。
でたーーwハルト浮気発症wそしてエバも寝取り属性w
「まぁそうなちゃいますよねー」リン見てたのかよ…
何がしたいんだほんと。くっつけたいのか?
アスカと別れさせたいのか?わけがわからん。
うっぜぇなこいつ。完全に営業妨害だな。
ハルトになんか恨みでもあんのか?
エバの事は言わないんだな。
まぁ寝落ちですよねやっぱり。エロ展開無いのかなこのアニメ。
人の携帯勝手に出た感じか?誰からだったんだろう。
あっリンからだったくさいなこれ。
旅行行くのか。
うわー今度は仕事場にエバかよw寝取る気満々すぎるw
え?ハルトの実家に挨拶?は?脇から固めてくるタイプなのか。
うわー彼女と旅行かエバと実家か悩むんだろうなぁこれw
パンチラw
ヘルニアの手術はヤバイ。旅行中止かよw
悩みもせずにエバと実家コース決定だなこれww
おいアスカから実家帰り勧めるのかよw
お?エロ展開来るのか?姉キャンセルかよww
割りと純粋な付き合いなんだな。
えっなんでエバへの昔のプレゼントなんかもってんだよ。
捨てろよクズw俺なら別れたら即刻全部処分するけどな。
うーん期待したほど面白くなかったなぁこのアニメ。なんかダイジェスト見てる感じがする。


10話
種も仕込んだんだし?ヤッたって事かw
帰ってきたらHフラグキタ━(゚∀゚)━!しかし地元に帰ってまたエヴァに乗り換えると。
うわうわエヴァにプレゼント結局上げるのかよwクソすぎるw
安定のクズ主人公wケリを付けるとか何言ってんだよw未練たらたらすぎんだろw
9日にばったり会うんですねわかります。
神埼がアスカと見分けが付かない。どうして両方同じ髪の色なんだか。
はい。エヴァの話wそして回想w
今はしてなくても浮気これからする気満々だろwwもうエヴァの事しか考えてないなこいつw
うわー展開がベタだなぁーwやっぱりいたかwそしてしっかりネックレス付けてるとw
「私も前に進むことにしたの。ハルトくんと一緒にね。友達として」ぜってぇ嘘だ友達とか思ってねぇだろw
そもそも元カノ元カレで友達はあり得ねーよ。セフレ目的か戻る目的しかないだろ。
回想多いなしっかし。
出たなうっざい女wこいつなんなんだよまじで。
っつうかなんでエヴァ姉妹まで家に呼んでるんだよ。
タカヒさんみたいにすぐに口説いてこない人が好みですwwしねよww
死んでから何年経ってるんだっけこれ。
元カレとしてじゃねぇよw何元カレ風吹かせてんだよw未練たらたらすぎ。
おつまみ買いに行ってただけとかもうねぇ誰が見ても浮気だろ。
言いたかった事?次回浮気回かw
これじゃその辺のドラマ並であんま面白くないな。
アニメなんだからスクールデイズばりにぶっとんで欲しいのになぁ。


11話
ん?言いたいことってなんだったんだ?話飛んでる?
なんで祭りでデートしてるんだ?あら?なんかわけがわからない。
なんで二人でまったりしてるんだ?花火二人だけで行こうよとかどんだけNTR属性なんだw
さっきの縁側の話は祭りの前の話なのか。時系列がわけわらんw
ホントに何をしとるんじゃww意味がわからないよw
ってかデートしてる時点で浮気だよ浮気。
なんで泣いてるの?勝手な妄想でハルトしゃべんな。
えっと…好きですっておまw寝取り女こええなぁ。っつうか自己中女だな。
ってあれ?寝取る気ではないのに好きですっておかしいだろ。
ネックレス投げる位ならこっそり捨てろよ会わずに。なんなんだこいつ。
わけがわからないよ。実に不誠実な二人ですね。
ネックレス拾いに行ってるしwなんなんだこいつらw
なんで抱きとめてんだよwwどっちもクズすぎるwってかエヴァにはめられたともとれるなw
そしてこのタイミングでの彼女の電話w別にうちおるけどww
あざてぇ女だなエヴァ。なんとも予定調和。
くっそ何やっとんじゃじゃねぇよww意味不w
フッラフラふっらふらしやがって。何その手の絡みw
なんか良くある妻とは別れるからちゃんと決めるからっていう男みたいだな。
アスカww「ウソつき。」修羅場か。


12話
ニコニコのコメント荒れてるなぁw
あれ?そういや妹ちゃんが無駄に絡んでくる理由がさっぱり不明だったな。
「クズって感じで」全員クズしかいねぇだろおまえも含めてww
あっ死んじゃった奴は良い奴だったか。
アスカ振ったか。クズとは言われるが二股するよりは100万倍ましだけどなぁこれ。ある意味誠実。
かなり現実的な感じでもある流れだけどアスカ可哀想だな。
あれ?アカリちゃんってだれだっけ。
まぁ間違いなく寝とってるしな。いや寝てないかまだw作中では無いからわからんがw
良いのかーい!ナンテドラマチックナンダー!
え?事後?どういう事?何これ?売春婦?ってか誰?
妹一々うぜぇな。っつうかいつまでもかまってる主人公の気持ちがさっぱりわからない。
なんで全裸待機wwギャグかよw
引っ越しとか同棲フラグか。何故止め絵ww
「ゆずきちゃんとダメに成ったら戻ってきて」
アスカ都合のいい女になっちまった…これはショックだなぁ…
まぁ別れ際にというかケリをつけるのに最後にキスってのは実際同じ体験したことあるから実に色々昔の過去を思い出してしまった…
アスカに感情移入するといくらか感動するけど、ハルト視点だと俺達の戦いはこれからだENDでしかない。
ってかこれが最終回でいいのかよw{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 43
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女性が美形なので、妙にエロいです。<追記;OVA>

東京と広島庄原を舞台とした、ヘビーな恋愛アニメです。
三角関係がベースとは言え、凄惨な修羅場はありません。
登場人物の性格がさっぱりしているため、私にはさわやかな修羅場と映りました。

幼少期~高校・大学と、時の経過とともに、移ろいゆく心が巧みに表現されています。
はた目には、引いてしまいそうになる行動も過去の蓄積があってのこと。
その赤裸々感が胸を締め付けます。

ヒロインの妹、小悪魔懍ちゃんは実に正直な性格ですね。
ビシバシと主人公青大の恥部を白日のもとに晒します。
懍ちゃんがこんな行動をとるのも寂しいからか?
勝手な妄想だけど、最終話の雨のシーンにそれが凝縮されているような気がします。

主人公青大はベタな広島弁。
私のふるさとの言葉に似ているので、親近感があります。
広島を舞台にしたアニメで、広島弁は記憶にありません。
少々、もの珍しさを感じました。

<追記;OVA>
OVA4話分、以下の3編を視聴しました。
 黄昏交差点(2話分)
 ウチがきた町
 約束の場所で
 
・黄昏交差点
{netabare}時系列で言うとはTV版前です。
東京への修学旅行時に会えるか否か!って話。
なんだかんだですれ違い。
だけど・・・

そんなことはどうでもいいんです。
大事なのはお風呂シーン。
OVAならではですね。
「えー、ちょっとぉ」ってなりました。{/netabare}

・ウチがきた町
{netabare}TV版前夜、庄原での出来事です。
月(あかり)が主人公かな。
ラストキスの想いは?
「約束の場所」でその真意が明らかになります。{/netabare}

・約束の場所
{netabare}TV版の数年後、本当の最終回といえるでしょう。
今回は懍ちゃんが主人公かな。
相変わらず突っ張ってて不器用な生き方。
いくら虚勢を張っても吹っ切れません。
そんな中、自分をわかってくれる会社の先輩。
不器用はしかたないけど、いい方向に変わっていくでしょう。

ラストのカットは笑顔いっぱいの写真。
やっぱりみんな幸せに・・・{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 49
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

主人公がSchoolDaysの誠と同じかそれ以上のクズ野郎なんじゃあ!

ぽすれんでレンタル。私の好きなドロドロ恋愛アニメらしいので見てみた。
…まぁ確かにドロドロしてるのだが、主人公が女にだらしなくなければほぼ何もおこらなかったという。
{netabare}青大は神咲→柚希→明日香→柚希と女をホイホイ乗り換えてるが、最初の神咲から柚希に変わったのが描かれなかったのは1クールだから無理だったのだろうか。
青大は後で振った明日香と事に及ぼうとまでしたのだし、SchoolDaysの誠とやってることは何ら変わらない。むしろ流される誠よりも積極的に浮気しているのでもっとひどいような。

最後に懍に青大がクズだと断罪されたのと、懍が最初から何もしなければ何も起こらなかったねと総括されてたのはまあ良かった。できれば不治の病要素が無ければもっと良かったと思うけど。恋愛物で不治の病キャラが出てくるとまたかと思う。{/netabare}

広島弁の主人公の青大の声優が広島出身なのはこだわりのキャスティングじゃのう。人気声優だからたまたまかもしれんけど。
でもEDの歌はヘタやな。
佐倉綾音も{netabare}失恋キャラ多いな。今作の振られ方はかなり強烈だったが…キタエリ二世襲名やね。{/netabare}

作画については喋ってる時に口が動いてないことがあるのが気になった。意図的な演出かもしれないが良いと思えなかった。

でもなんだかんだ言いつつこういう恋愛物は好きなので結構評価は高いのであった。{netabare}「死んでも別れられない」→「ごめん、他に好きな人ができた」は爽快ですらありましたね。{/netabare}

投稿 : 2020/09/19
♥ : 18

80.5 17 親友アニメランキング17位
SSSS.GRIDMAN(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (785)
3027人が棚に入れました
1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。
まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、 現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。

そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定!
アニメーション制作は、2015年日本アニメ(ーター)見本市で公開された 「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を制作したTRIGGERが担当する。
監督は、同作でも監督を務めた雨宮哲。
あの時の未来が現実になった2018年、グリッドマンがアニメーションの世界で蘇る――。

声優・キャラクター
広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈、高橋良輔、小西克幸、悠木碧、松風雅也、鈴村健一、稲田徹、新谷真弓、三森すずこ、鬼頭明里

えたんだーる さんの感想・評価

★★★