おすすめ親子愛人気アニメランキング 18

あにこれの全ユーザーが人気アニメの親子愛成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月23日の時点で一番の親子愛アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.0 1 さよならの朝に約束の花をかざろう(アニメ映画)

2018年2月24日
★★★★★ 4.3 (393)
1972人が棚に入れました
一人ぼっちが 一人ぼっちと出会った

出会いと別れが紡ぐ永遠の一瞬

少女はその時 愛にふれた

『あの花』『ここさけ』の岡田麿里、初監督作品。

声優・キャラクター
石見舞菜香、入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明
ネタバレ

oneandonly

★★★★★ 5.0

時の流れが織りなす母子の愛と別れの物語

世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:9
キャラクター:8
情感:10
合計:44

【あらすじ】
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆――。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
(公式サイトより抜粋)

【視聴経緯】
特に好きなシリーズとかではなかったものの、あにこれでの評価が良かったので劇場まで足を運んできました。もう少し後ならリズと青い鳥が観れたのにと思ったタイミングでしたが(あまり自由が利かないので)、結果的には本作を劇場で観ることができて本当に良かったです。

【未視聴者に向けて】
個人的にもこの評価点は劇場版の尺での最高値ですし、滅多に超えない4.7のハードルを越えているので、私の評価点に概ね共感を持たれている方は、おそらくは楽しめると思います。なので、特に先入観を入れることも必要なく、劇場で見ることをおすすめしたいと思います。

【ネタバレなしでいくつか見どころや注意点を教えてほしい方に向けて】
(ネタバレはありませんが、何も情報はいらないという方のために閉じておきます)。
{netabare}作画の水準が非常に高いのがまずは見どころです。ヒビオルの塔の内装、様々なシーンの空と雲や、雪景色、煙の出ている町の風景、などが特に印象に残っています。

映画の2時間の間に、たまに飛び飛びで時が流れます。テロップなどはないので、言葉等で気づく必要があります。国家間の戦争等も描かれますが、中心は主人公マキアと縁あって育てることとなったエリアルとの母と子の愛情、人間関係の変遷がむしろ中心として描かれているのが一番の見どころです。

女性のほうが感動できるかもしれないと思うのと、男女共通で、それなりに人生経験のある大人のほうが感動できると思います。

劇場版となると、観客を笑わすコメディが入ることがありますが、本作は皆無。ひたすらシリアスなので、シリアスが苦手な方は楽しめないかもしれません。

注意点としては、若干、専門用語があります。ヒビオルが代表例でしょうか、織物のことと思って見ていると、違った表現をされたりします。織物にメッセージのようなものを記録できるようで、それが広めの言葉として使われることがあるように思いました。イオルフは主人公の種族(エルフ的な)、レナトは竜のことです。

また、最初は、マキア以外のイオルフのキャラの見分けがつきにくくて混乱するかもしれません。紛らわしいのはレイリア、長老、クリムの3人でしょうか。長老は序盤以降は出てきませんので、女性はレイリア、男性がクリムと思えば多分大丈夫かと。{/netabare}

【ネタバレを含む感想】(視聴した方のみどうぞ)
{netabare}
本作の表面上のテーマはプラスティック・メモリーズに近いように思いました。プラメモはギフティア(人間そっくりのロボット)の寿命のほうが短く、ギフティアとの間で思い出を作る意味があるのか、というテーマでしたが、本作は主人公のほうが何百年の寿命を持つイオルフであり、別れの一族と呼ばれ、人を愛せば本当の独りになるという教えに背いて、人間を愛することに意味があるのか、という話と捉えれば、その類似性がわかると思います。

プラメモは設定が甘すぎで、作品としては泣けるラブコメ萌えアニメ(私はお気に入りですが)といった感じでしたが、本作は壮大なファンタジー世界で重厚さがありました。時代としては中世~近代をモデルとしつつ、大きな破綻は見当たらず、無理なく世界に入っていけました。

ちょうど、今シーズン(2018冬)ではヴァイオレット・エヴァーガーデンが放映されていますが、京アニの大作と比較しても、作画面でも劣っていないどころか、個々の画では上回っていますし、戦争の表現とキャラクターの乗せ方はこちらのほうが自然で成功しています。

外見の成長が止まる(老いない)という点も、声優の声や演技を変えなくて良い、主人公の外見の美しさを維持できるという面で非常に優れた設定と言えるでしょう。

ストーリーは、2時間映画で描き切るにはそもそも大きな物語なので、若干駆け足になったところや、最終盤の東京マグニチュードを想起させる回想シーンは少し強調しすぎだったように思いました。時の流れを使った表現は、P.A.WORKSの得意技で、もちろん良いシーンではあったのですが。

それから、リアリティ面にも響いたのが、レイリアの飛び降りシーン。ようやく我が子と対面して、直前では子供を抱きたいと言ってクリムを拒絶していたこともあったのに、なぜスルーなんだと。竜に助けられたのも見ていた時には全く偶然と思いましたしね。後から考えると、レイリアは「あなたたちのことはヒビオルに織らない」と生きることを前提の発言をしているので、レイリアにはマキアが竜で助けにきてくれたのが見えていたと解釈するのでしょうね。それでも、竜に乗れる保証はない状況で飛び降りれるレイリアは凄すぎです。

母子の愛情は、母からの無償の愛にも感動しましたが、子の側のその受け取り方、成長に応じた関係性の変化なども心情描写とともに細やかに描かれていました。お互いの思いの行き違いで、エリアルは、マキアのことを母親とは思っていないなどと言って、家から出ていってしまいます。そして、仕事に就き、結婚もして父親になるというところで二人は再会。

マキアが何て呼ばれてもいいと言った後の、エリアルが「母さん!」と叫ぶシーンは、本作屈指の名場面だったと思います。母親でいることを貫いてきたマキアにとって、本来は嬉しい言葉ですが、相手は父親になった大の大人。子離れをしなければならないと思ったのか、複雑な表情をして別れを選びます。

情感面の話、実は中盤まではそこまで盛り上がりがありませんでした(ほっこりの状態が長かったのですが、その時点でも近くの男が泣いている様子で、今の泣きポイントだったの? と思っていました←後から考えると2回目とかだったのかも)。しかし、終盤は怒涛の追い上げで、結果的には久しぶりに涙腺崩壊しました。

エリアルの死期に立ち会ったマキアは、いまだ妖精のような美しさで神々しかったです。生活感もしっかり感じさせる地に足をついた物語でしたが、最後に神話になったような、充足感に満ちた作品に映りました。

タイトルの約束の花はタンポポで、タンポポの花言葉には「真心の愛」などあるのですが、綿毛は「別離」。別れは、現在の場所から巣立っていく人に贈る前向きな言葉にもなります。マキアの最後のシーンの言葉にも表れていましたが、別れを力強く肯定することがこの作品のメッセージと受け取りました。

岡田麿里氏の初監督作品というのも話題でしたね。同氏が脚本を手掛けた作品では、あの花、ここさけ、(全話でなければ、)とらドラ!、さくら荘、絶園のテンペスト、凪あす、花咲くいろは、など見てきていますが、個人評価を調べてみると、3.8~4.5と凡作はゼロ、並作すらほとんど出さない優良クリエイターさんです。スタッフに恵まれたことももちろんあるでしょうが、いきなりこのレベルの作品を送り出してくるとは…。今後のご活躍を期待しています。{/netabare}

【ネタバレを含む感想2】(2回目鑑賞後)
{netabare}同じ映画を2度も劇場で見たのは初めてです。自身で高評価をつけながら、調整すべきか考えていたのと、1度ではわからない場所があったので。

情報を何も入れずに見た初回と比べると、かなり理解できました。疑問点や新たな発見について、箇条書きにしてみます。

<なぜレイリアはダイブしたのか>
{netabare}初見時の一番の疑問点でした。直前まで、子供に執着を感じさせる発言をしていたので。
まず、ダイブ直前にマキアが「レイリア、跳んで!」と叫んでいて、建物と思える白壁に大きな影が動く描写がありました。レイリアがそれを確認できていたかはまだよくわかりませんでしたが、それに気づいていて、死のうと思って跳んだわけではないのでしょう。

一瞬のうちにメドメルと別れを選んだ理由は容易に消化できるものではないですが、成長の早さを見て、既に子供の成長過程において、自分の存在が意味を持っていない(ヒビオルに織られていない)ことを悟ったということでしょうか。事実、メドメルは母が飛び去っても泣きもしなかった、そういう関係性になってしまっていたわけで、自分だけが一方的に子供に依存する関係になりたくないと思ったのではないでしょうか。

「私のことは忘れて! 私も忘れるから」と気丈な発言をしながら、レナトの上では忘れられるわけないというマキアの言葉に涙する形で締められていましたから。{/netabare}

<イオルフの一族はどうなったのか、レイリア以外の捕らえられた女性は?>
{netabare}レイリアとマキア以外の女性がどうなったのかは描かれていません。

メザーテ軍が襲撃時に「抵抗するならいっそ切り捨てて構わない」と言っているので、抵抗して殺された者も多数いたのではないかと思います。連れ去られた他のイオルフたちは、あえて描かなかったのだと思います。

エンドロール後に一枚絵で、滅んでいないことを示していました。{/netabare}

<クリムについて>
{netabare}本作で一番救われないキャラクターがクリムでしょう。しかし、時の流れがあらゆる関係性を変えていく本作において、その変化に抗った存在として仕方のない結末でした。初見時にはマキアに恨み節を吐いたり、レイリアと心中しようとしたりする、仲間とは思えないキャラでしたが、2回目では、彼があらゆる手で恋人を奪還しようとしていて(別の作品であれば、イオルフの正義のヒーローとして描かれたでしょう)、美しい悲劇に同情します。{/netabare}

<シーンが飛び飛びでわかりにくい>
{netabare}2回見るとほとんど違和感がなくなりました。初見時はマキアを連れ去ったのが誰なのかわかりませんでしたが、クリムでしたね。でも、そこからマキアの髪を切るまで何をしていたのかはいまだによくわかっていませんが。

初回で全て理解するのは難しいのは減点要素ですが、劇場の尺まで徹底的に無駄を削ったのも、芸術性を重視する私にとっては良かったです。必要なシーンは描けていたと思うので。{/netabare}

<バロウが長老の子どもである説について>
{netabare}「外の世界で出会いに触れたなら、誰も愛してはいけない、愛すれば、本当のひとりになってしまう」とマキアに話していた長老。イオルフの掟だと思っていましたが、レイリアかクリムの言葉では、よく長老が言っていたことという表現だったと思います。

そして、イオルフの集落にいなかったイオルフであるバロウ。彼はマキアのことを知っていて、その後、メザーテでマキアのことを助けてくれ、ラシーヌと呼ぼうとした後に長老と言い直したり、最後にも登場します。

そこで、バロウは長老の子どもという説があります。直接的に描かれている場所はありませんが、裏設定としてその可能性は十分にあると思います。長老の愛した人は悲劇に遭い、子供もイオルフの集落に受け入れられなかったことを想像すると、より深い物語性を感じられます。{/netabare}

<マキアとエリアルの恋愛感情について>
{netabare}これも、人によって全く捉え方が違うようです。私は両者とも恋愛感情に至らなかったと思っています。酔っぱらったエリアルがキスをせがむシーンはありましたが、子どもの頃にしていたのはおでこのキスなので。お互いにお互いの関係性がよくわからなくなってきていたことの表れのひとつと捉えています。{/netabare}

他にも、ラングやイゾル視点でも心情描写がされていたり、2回見ても満足できる作品でした。{/netabare}

(参考評価推移:5.0→5.1)
(2018.3劇場にて鑑賞)

<2018.7.28追記>
遅ればせながら、上海国際映画祭におけるアニメーション最優秀作品賞(金爵奨)の受賞、おめでとうございます!

本作は円盤購入を考えていますが、10月26日発売とのこと。結構引っ張りますね…。
映画のパンフレットがすぐに売り切れになってしまい、後日、P.A.WORKSのネットショップで追加販売されたようですが、私が気づいた時(数日で)には完売とどっぷり嵌ったファンが多数いるようで。かく言う私もその一人でして、円盤購入(縮刷版劇場パンフレット)でゲットしようかなと思っています。

<2019.1.9追記>
2018作品ランキングの1位にした作品で、レンタル開始後に視聴された方の評価を見るに過大評価だったかなと思ったりもしましたが(私は作品の芸術性を評価しているので、物語が完成された作品(短いほうが有利)が点数は高くなりやすい)、やっぱり本作は大好きでして。115分でこれだけのものが創作されたこと、マリーをはじめ制作陣に感服です。

テーマはわかりやすいし、ストーリーも言葉にすれば単純で、ラストがどうなるかもすぐに予測できるものです。しかし、登場人物の人間関係の変化や、マキアとレイリアの対比等を巧みに使った設定があり、演出も全体的に素晴らしいです。

心情描写の好きな方や、シリアスな作品が好きな方におすすめ。私は感動をウリに宣伝するつもりがありません。{netabare}最終盤の回想シーン{/netabare}により涙を強要してくる作品と言われる節がありますが、そんなところは付随的な部分で。

例えば、{netabare}幼児のエリアルに当たってしまい(育児における悩みあるあるです。もぞもぞ虫遊びの使い方も良かった)、出て行ったエリアルを探して見つかった時の安堵(大雨で水嵩が増した水路を映すシーンでマキアの恐怖を共感){/netabare}といった場面だけでも込み上げるものがあります。

初見の方の多くは{netabare}レイリアのダイブが理解不能となっていそうですが、自分が思い続けてきた子の中に、自分が存在しないことがわかる場面なんて容易に想像できないし、仮にあれが身投げであったとしても、説明できなくはないかなと。{/netabare}

ファンタジーが舞台ながら、人間にとって普遍的なもの(「愛」が当てはまると思いますが、尊く重たいもの)を扱っていて考えさせられつつ、視聴後に心が洗われるような作品。いや、あまり視聴のハードルを高めたくないので、むしろ感動できるよ!と軽く薦めるべきなのか(笑)

本作は視聴者が少ないのが残念でもったいないので。

<2019.1.28追記>
今回は、購入していた円盤を最近視聴したことに加え、以下のレビューを読んで思うところがあったので追記します。既に視聴している方は参考に読まれてはいかがかと思います。

「ナナメ読みには最適の日々」
⇒http://ishimori-t.hatenablog.com/entry/2018/03/16/085105

{netabare}私が理解したところを大まかに言うと、本作は「物語についての物語」であり、物語の語り手であるイオルフが語られる側の人間と関りを持つ構造になっている、というレビューなのですが、結構説明できていて、こんな見方があるのかと唸ってしまいました。

本作は物語を創る職業である脚本家の岡田麿里氏が、全てを出してほしいと言われて監督を志願し、創り上げた作品です。物語の語り手を暗に登場させている可能性はあり得ますし、作者は世界の生みの親ですから、それが親子の関係により描かれるのは自然です。ついでに、クリエイター側に共感できる私が惹かれた理由の説明にもなっています。

まず、ヒビオルについて。本作は色々と独創的なモチーフがあって、流し見しようものならすぐについていけなくなる危険があるのですが(このわかりにくさが評価を下げる一因となっている)、その最たるものがヒビオルです。これを削らず、ネーミングも一般的にせず、物語で何度も登場させ、エンドロールでヒビオルを織るシーンを流した作者の意図は考えられるべきでしょう。

ヒビオルは単なる美しい布というだけではなく、言葉を織り込むことができます。縦糸は流れゆく月日(時間)、横糸は人の生業(出来事)ということで、日々を紡いでいくという設定です。初見時の感想において、私はヒビオルをイオルフそれぞれの「日記」(自分史)のようなものと受け取りましたが、これを脚本家(P)それぞれの「物語」と訳してみます。

高値で売れるので、イオルフの民はこの機織りを生業としているように描かれていますが、ヒビオルと同様の織物がイオルフ以外に作れない説明はないですし、教えればエリアルのように人間にも織ることが可能です。

この点、脚本家は物語の語り手であり、物語ることを生業としている。物語の世界とは一線を画し、当然、物語世界の住人よりも長く生きることができると当てはめて解釈することができ、前述のレビューのとおり、禁忌との関係で捉えることも可能です。マキアの神出鬼没さも、語り手側ゆえかもしれません。

マキアはエリアルと出会い、彼を私のヒビオルと言います。初見時の解釈(=日記)ではここを理解できず、大事な物という意味もあるのだろうとうやむやにしましたが、マキアにとっての物語と読むとスムーズです。その後、マキアが織物であるヒビオルを織るシーンは削られておりほとんどなく、エリアルが成長するまでの時間を共に過ごし、終盤手前の再会時に、自分を織りあげたのはエリアルだと言います。

ここを訳すと、マキアのヒビオル=エリアルを主人公とした物語=マキア自身、となり、物語の作者は、自らが生み出した物語によって、作者自身が作り上げられているという関係性を表わしていることになります。岡田氏がそのような意図を込めていたかはわかりませんが、岡田氏にとって自身が創った物語は自身の人生の一片であり、そこに関係した存在(物語世界を含む)への感謝を作品に乗せていることは推察されます。

ヒビオルのエンドロールは、この作品が物語の物語であることの暗喩であるとも、この物語が続いていくことを単に表現したとも、視聴者も各自の物語を紡いでくださいというメッセージとも、自由に捉えられるように思いました。

様々な視点で解釈ができる作品ですね。個人的には、結局のところ脚本家にとどまらず、視聴者自身が自分の人生における物語をヒビオルに当てはめて視聴することを許容している作品だと思います。

ついでにレナトという名の竜について。これも、単に竜などの名称を使わなかったことに意味があるはず。

レナトは、「生まれ変わる、再生する」を意味するラテン語「レナトゥス」に起源を持ち、古代ローマ初期よりキリスト教徒が用いてきた名前から連想され、古代から神聖とされた存在の象徴として命名されたとも考えられます。
{/netabare}

<2019.3.8追記>[New!]
今週月曜に有楽町のマルイで開催されているさよ朝展を見てきました。一部、撮影可能だったので美しい背景美術等、カメラにおさめてきました。
劇場では完売していたグッズなどの販売もあって、クリアファイルを購入させていただきました。

さて、ネット上のレビューで私が最も共感したもののリンクを掲載して、取りあえず本レビューは終了としたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。(リンク切れだったので修正しました(2019.9.16))

「『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観て、「"物語"とは何か」について考えた」{netabare}
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886369977/episodes/1177354054886374977
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 63
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 4.0

いのちを紡ぐ

P.A.WORKS制作。
岡田麿里初監督作品。

人里離れた土地に住みヒビオルと呼ばれる布に、
日々の出来事を織り込みながら静かに暮らす。
10代半ばで外見の成長が止まり、
数百年の寿命を持つイオルフの民の物語。

幻想的な世界でありながら、
緻密な構成と書き込みの密度が高く、
臨場感あふれる世界観に圧倒されます。
見た目はさほど変化せず悠久の時を生きる、
イオルフの少女マキアは運命に翻弄されて行く。

愛すれば1人になる。
この道はきっと「孤独」に繋がる。
{netabare}肯定されるべき感情がここではそうはならない。
死なない身体とはそういうことだろう。
多くの別れを見送って、
それでも時は立ち止まらずに進んで行く。{/netabare}

いのちを繋ぐこと、紡ぐこと。
懸命に生きる人々の呼吸に満ちている。
愛すると言うこと家族を持ち子を育てること。
躊躇いはやがて尊い「生」の肯定へと至る。
生きるということはそれ自体が学ぶことだ。
素敵な邂逅はきっと僕たちを成長へと導いてくれる。

だからこそまた出会おう。
力強く前に前に歩を進めて。
きっと物語は終わらないだろう。

愛して良かったのだ。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 54

◇fumi◆

★★★★★ 4.8

さよならの宿命を負った女性の揺れる心 愛は忘れじの花のごとく

2018年 公開中の劇場版アニメ 120分くらい

原作監督脚本 岡田摩里 副監督 篠原俊哉 キャラデザ総作画監督 石井百合子
音楽 川合憲次 制作 P.A.WORKS

凪のあすからの製作スタッフが再び集結したスチームバンク風ハイファンタジーアニメ。
実力派の人気脚本家岡田摩里女史が初監督ということで話題になっているようです。
長井龍雪氏や「花咲くいろは」の監督安藤真裕氏や「サイコパス」の監督塩谷直義氏、「プリンセスプリンシパル」の監督橘正紀氏、「TARITARI」の監督橋本昌和氏などが参加しています。
豪華というより岡田さんとのつながりが深い人たちの協力でしょう。

マキア CV石見舞菜香 長寿族イオルフの女性
エリアル CV入野自由 マキアに拾われた赤ん坊

美しい中世ヨーロッパ風世界を舞台に二人の生きざまが描かれます。
プロフェッショナルの集結した作品ということで声優も新人ベテランともに実力派揃いです。
茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、杉田智和、平田弘明

この作画は本当にすごいです。
ジブリ、サンライズ、ガイナックス、マッドハウス、京アニ、新海誠と比べても、
キャラの親しみやすさを上乗せすれば史上最高といってもいいくらいです。
石井百合子作監に長井氏を始めとする実力派たちの相性が非常に良いことが、
奇跡のようなアニメーションを生んだのだと思います。

「さよならの朝に約束の花をかざろう」
よく読むと非常にそっけない感覚のタイトルですが、
思いっきり泣かせようという趣旨はないようです。
なんだか岡田氏特有の斜め上なフェミ思想が根底に見えたような気がして、
物語評価は満点にはなりませんでした。
泣かせを狙わなかった分、物語はシリアスな大河ドラマ的広がりを見せ、
物凄い作画と相まって圧倒されてしまいました。
描かれていない世界観の広がりも空前絶後だと思いました。

スチームバンクと書きましたがモクモクと煙を上げる工場の描写は、
プリプリの橘氏のコンテでしょうが?
この描写の迫力も空前絶後です。
でもちょっと温泉街の湯煙っぽい感じにはニヤリとしました。
花咲くいろはの監督さんもいますから。

女性の半生記を描いた大河ドラマとして非常にすぐれた作品ですが、
それ以上に、岡田さんの半生で出会ったプロフェッショナル達の集大成に見えてしまったのは、
私がもう若くない証拠かもしれません。
素直に物語に感動できる人なら一生忘れられない体験となる名作アニメだと思います。

とにかく素晴らしい作画!絶対に劇場で見るべき逸品です。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 41

88.6 2 TARI TARI(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (4230)
19117人が棚に入れました
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか

声優・キャラクター
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿

albesh

★★★★★ 4.7

綺麗なのは作画だけじゃない

PAさんの中では一番好きな作品である
合唱を基盤にしたアニメ故に盛り上がりに欠けると言われるかもしれないが
話の進み方 動かし方については非常に素晴らしい
1人1人が抱えた特有の悩みを無理繰りなく晴らしていくところは 江ノ島一帯の爽快な雰囲気と非常に合っているだろう
それゆえにさりげなく入ってくるギャグが見事である
作中に出てくる合唱曲も名曲だろう 合唱祭で歌いたかった

すごい 神アニメ というよりは 綺麗な作品だという方が妥当かもしれない
綺麗な作品だから 紗羽ちゃんが可愛いだとか
紗羽ちゃんの胸が大きいだとかについては書かないことにする

投稿 : 2019/09/21
♥ : 4
ネタバレ

Yulily

★★★★☆ 3.9

音楽は人をつなぎ 心をつなぐ 【12月20日 聖地 江の島訪問の日記追加】

そのすべてがキラキラしていて とっても眩しかった…

メロディーは私の耳に心地よく響いて…
歌声のハーモニーは胸の奥まで届いた…

それは、やさしい何かに包まれていくような…
…不思議な感覚?

言っておきますが覚悟してくださいね♡

この物語にはいっぱいいっぱい、これでもかと青春が詰まっているので ...

青春時代のまばゆさはまるで太陽みたいにキラキラで、空を見上げたら思わず目をつぶっちゃうような…

歌うこと楽器を演奏をすることが好き!
そんな「音楽」が大好きな合唱部の5人が部活動を通じて共に成長していく姿を描きます。

舞台ですが神奈川県の江の島界隈。
青い空と海がとっても印象的で、その青さが私の身体の中をも晴れさせてしまうようなそんな街…
よく訪れる馴染みの場所ばかりなので、なんだか近しく感じてしまいます。

高校最後の夏
学生時代の不安定な空気、思春期の強い感受性と繊細さがしっかりと表現されています。

その一瞬一瞬はいつしか かけがえのない輝きの時となり彼らの青春に刻まれることでしょう。

仲間たちとの友情を、優しい時間で描いています。

その 時の流れがとっても心地よくて...
流れるピアノの音色と合唱の歌声に魅せられました...

「心の旋律」

風 新しく緑を駆ける


どこまでも遠く澄み渡るよ


今軽やかに光は回る


全てをやわらかく照らすだろう


合唱曲の独特なメロディーラインをきいて
ふと思い出す当時の光景。
学生時代を曲と共に思い出しました。
その当時の記憶や感情までもが蘇る...音楽のチカラはすごいですね...

皆の心と音がひとつに重なって生まれた合唱に魅了されました。
それは、明日からまた頑張ろうと思うエールみたいに聴こえた....

部の仲間と思い悩み抜いた時間こそ、まばゆいくらいの爽やかな青春...

海と、空と、唄声があふれる素敵な作品!!

最後に・・・・
青春とは永遠♡


※ネタバレは一切ありませんが聖地訪問のため閉じます。

【2015年6月28日(日) 江の島】
{netabare}
タリタリの皆の生活エリアにお邪魔しました♪

江ノ島はそんなに遠くないので、ときどき天気の良い日は海沿いにドライブ♡

そんな感じで聖地巡礼とは違うかな?

この日は留守番してもらったけれど・・江の島にはよく一緒についてくる子がいます。

紹介します。愛犬チワワのcoco(ココ)女の子です♪
一緒に入れるお店が多いのを知ってのことか外出前にいつもわたしから離れなくて大変っ!
今日はごめんね。。と言いきかせ出発しました。

この日の湘南エリアですが・・・
晴れ渡る空!青い海!燦々と輝く眩しい太陽!
晴天に恵まれ絶好のドライブ日和でした♪

わたしの目に映るのはきらめく海。弧を描く海岸線。

海沿いを走行。爽やかな風を感じます...

気付けば隣には江ノ電が並走。ちなみにわたしは緑の江ノ電がすきです♡(茶色とか走ってます)

江の島着。江島神社の参道からスタート!このレトロな町並みに癒されます...
青葉が輝く季節です豊かな自然 そんな心安らぐ素敵な場所です

この日は行かなかったけれどLONCAFE(ロンカフェ)はよくいきます。美味しいフレンチトースト、見た目もとっても可愛いんですよ♡ 是非行ってみて下さい♪

山を降りてきたら「えのすぱ」こと江の島アイランドスパへ。
湘南の広がる海を眺めながら温泉に入ってトリートメントスパを堪能!日常を忘れる休息タイム♪

スパを出たら響き渡る潮騒をききながら近くを散歩。
楽しい会話。ゆったりのんびり時間をかけて楽しんで...そんな休日でした♪

海をいつも身近に感じられるこのエリアは本当に魅力にあふれています
もしかしたらここは沢山の人の思い出の重なる場所なのかなぁと思うのです... {/netabare}

【2015年12月20日(日) 江の島】
{netabare}
穏やかに降りそそぐ太陽の光があたたかな冬の日でした。
タリタリの皆の生活エリアである江ノ島界隈に到着。
この街並みって訪れる度に、あまり人には教えたくないようなヒミツの素敵な場所を発見できちゃうんです。
それは、お店だったり、路地裏だったり…ね*。♬

湘南の街並みを颯爽と走行する緑の江ノ電。
紗羽がサブレ(馬)で疾走していた道路や、OPで5人が楽しそうに駆け抜ける江ノ島弁天橋etc
空を見るだけでみんなと繋がれてる気がして、5人の存在を感じて心の中ではいつもこっそりワクワクしてしまいます♪

今日はまず、、
正面に海が広がる黄色の一軒家イタリアンレストランへ、前から気になっていたのですが今回初めての訪問です。
地元で揚がる旬の魚介がふんだんに使われたお料理をいただいてハッピーな時間。
テラスは眺めが素敵そう。次はあたたかい季節かな♪

そして移動…
散策していたらいつのまにか夕暮れにさしかかっていました。
今は冬。空気が澄みわたり風景がきれいに見える季節ですね。
冷たい潮風が顔に当たって私の身体を冷やします…

でも平気…
この時期、この季節だけのきれいな夕焼けが目の前に広がっているのだから…
江ノ島弁天橋から望む真っ赤に染まる優美な富士

空と海と富士山をめいっぱい感じれたのでした

…そして橋を渡った先が本日一番の目的地です。
江ノ島イルミネーション
シーキャンドルライトアップ
…その点灯する瞬間を見るためしばしの待ち時間。
そしてついにその時が

*・゚*。✧「点灯」✧*。.:*・゚
想像以上のきれいさに「わぁ~」って思わず声が…
園内がイルミネーションに彩られ光に包まれます。
日常を離れたとてもロマンティックなひとときへと

時間帯によって色々な表情を見せた江ノ島のメインディッシュ。
楽しい一日でした。

今度はあたたかい春になったら電車を乗り継いで、江ノ島へ行こうかな.:*。♬
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 114
ネタバレ

noindex

★★★★☆ 3.5

教頭>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>美城常務

合唱部の話。男女いるけど恋愛要素はほぼ無し。
全員高3なので後が無いというのが話のキモになっている。
{netabare}廃校{/netabare}の話が出てきたり同じ音楽系ものだったりとラブライブに似ていると言えば似ている(ラブライブは雑誌の原作は先でアニメは後なのでどっちがどうだということは言わないけど)。

響け!ユーフォニアムとの対比でも気になった。
このアニメはユーフォニアムのような音楽系部活の本格的な技術描写は無く、辛い練習と音楽を楽しむ事との折り合いの付け方もユーフォニアムのほうがリアリティがある。
このアニメを見てユーフォニアムの偉大さがわかった。
リアリティは取材による地道な裏付けにより生まれるものなのだろう。

それと登場人物の音楽に対する姿勢にイライラさせられ続けた。
ラブライブのにこの
「アイドルは笑顔を見せる仕事じゃない、笑顔にさせる仕事よ」
という言葉を聞かせたい。このアニメの登場人物は笑顔を見せているだけだ。お前ら歌よりバドミントンや乗馬やショーテンジャーのほうが好きじゃないか!と言いたい。このアニメで音を楽しむとか言ってるのは音楽を真面目にやらないことの詭弁にしか聞こえない。本来なら真面目にやることと楽しむことが両立できるように努力すべきだろう。それをしていない。
それと教頭の呼び出しの時とか、男二人がだらしなさすぎる。

前半はそういう不満ばかりを感じた。後半から盛り上がるが、{netabare}親の死や廃校{/netabare}を叩き台にして無理やり感動させようというのは古いドラマ的手法だと思う。
ここではやたら高い総合得点がついているが、ラブライブとユーフォニアムの後ならもっと低かっただろう。

あとこれは作品の欠点ではないが、紗羽の裕福さに寺ばかり儲かる現実社会が見えて不快になった。身内に葬式があるとわかるが、寺と葬儀屋というのはつくづく儲かる商売だ。でも寺が大金持ちでこの国の勝ち組という現実を晒すという意味では意義のあるアニメなのかもしれない。

それと、教頭と和奏の母は映画アマデウスのサリエリとモーツァルトの関係を思い出した。

追記
デレマス後半に美城常務という教頭そっくりのキャラが出てくるが、こちらのほうが遥かにしっかりと人物描写が出来ているので、バランスをとるために点数を上方修正する。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 26

79.0 3 精霊の守り人(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1143)
5984人が棚に入れました
女用心棒のバルサはふとしたことから新ヨゴの第二皇子チャグムの護衛を依頼される。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムは、威信を守るため息子を秘密裏に殺そうとする父帝と、ニュンガ・ロ・イムの卵を食らうナユグの怪物ラルンガの両方から命を狙われている。チャグムを連れて宮から脱出したバルサは、卵がチャグムの体を離れる夏至まで、幼馴染の呪術師タンダやその師匠のトロガイと共にチャグムと暮らし始める。

声優・キャラクター
安藤麻吹、安達直人、辻谷耕史、真山亜子、野島裕史、楠見尚己、松風雅也、西凜太朗

トッポポ

★★★★★ 4.7

正統派アニメ

子供の時代に原作にはまりました
ファンタジーの内容ですが、設定に無理がなく世界観もしっかりとした正統派アニメです
主人公も女性ですが、可愛い少女ではなく三十路のおばさんです
原作は
児童書 上橋菜穂子 守り人シリーズ 全10巻だと思います
アニメは1巻目の用心棒バルサと数奇な運命を背負ったチャグム王子の話です
原作ファンからすれば色々物足りなかったりイメージが違ったりとあると思いますが、子供の頃好きだった本がアニメになったことだけでも嬉しいです

アニメが良かった人は是非原作も読んでください

投稿 : 2019/09/21
♥ : 10

楽しい

★★★★★ 5.0

かなり偏見だと思うけど

タイトル通りです!!
今見終わったんですが、なにもかもが最高でした!!
多々原作とちがうところがあったんですが、そのオリジナルの場面場面、とても楽しめました。(サグム、ガカイがイメージとちがったけど、最高すぎた)
もちろん、原作通り進みます。
ただし、原作を読んでないと理解に苦しむ用語や人物、行動が飛び交う時もあるので、原作を1巻~3巻くらいまで読むことを強く?勧めます。
生活シーンは情緒豊かな短編もあり、この物語ならではの文化・背景が見れて最高(音楽も)、ハラハラドキドキする戦闘・逃走シーンも最高、グロエロお笑いはないけれど、暇があったら一度みてください!!
この作品が多くの人に愛され、続編がでることを祈っています。(ムリかな^^;

投稿 : 2019/09/21
♥ : 11

みかみ(みみかき)

★★★★★ 4.5

本作が名作であるというのは、わざわざ言うまでもないことだいう感覚なのだが

1.中世ファンタジーでありながら、人間と社会のリアリティを高度に立ち上げる

 知人に、本作をファンタジーであるということを理由に敬遠している人が何人かいて、あまりにもったないので、
 本作を知らない人のために書くと、
 本作は「子供向けファンタジーアニメ」ではなく、
 「攻殻好きのためのファンタジーアニメ」である。
 その理由は、監督がそもそも神山さん(攻殻S.A.C監督)であることにもよるが、たとえば「組織」をめぐる描写の水準が。戦争における戦略/戦術等の駆け引き等の描写の水準が。人物の心情描写の細かさの水準が、いわゆる厨二的なB級ファンタジーアニメとは、一線を画している。まあ、汚い言葉遣いを承知でいえば、「あんなくそファンタジーと一緒にすんなボケ」と申し上げたい。
 そうは言っても、むろんファンタジーがベースなので、ある程度は「ご愛嬌」というべきところはあるが、『精霊の守り人』は、ファンタジーというご都合主義なカタルシスが蔓延しがちなジャンルにおいて、厨二的では<ない>、世界のリアリティを描写しようとしているという点において、偉大な作品である。これが神山さんの業績によるところが大きいのか、それとも原作者の上橋菜穂子の手腕によるものなのか、は原作を読んでいないので、わからないが、まず、それは大前提として確認しておきたい。
 もちろん、近年では、橙乃ままれによる「まおゆう」だとかはこれに近いものを描いてはいるが、まあ、まおゆうは社会科学的にはイケてるけれど、人物の心情描写とかはぶっちゃけザルなので、人物の心情描写と社会の複雑さの多層的なリアリティをきっちりと立ち上げているという点においては、やはり『精霊の守り人』は、ずば抜けた作品である。
 それは、もう、わたしにとって、わざわざ言うまでもない大前提だと思っている。

2.顔の皺

 で、本作が名作であるということの証左がどこにあるか、といえば、大筋の物語の枠組みとかは、まあそれほどどうでもよい。
 繰り返しになるが、人物同士の相互行為の描写のこまかさや、中世アジアの地方王権の「組織」構造の描写、その意思決定メカニズムや、ヒエラルキー構造などの構想力にすばらしいものがある。ここらへんは、けっこう細かい話になるので、割愛する。

 とりわけ、本作に特徴的な凄みを探すとすれば、人物の「顔の皺」の描写だろう。人物の感情がわー、っとあふれ出すようなところの描写はほんとうにすごいな、と。しみじみ、すばらしいものを作ってくれた、と思う。



追記@2011年10月19日:本作とは全然関係ないけど、日本における「ファンタジー」受容の文脈に対する、カウンターとして九井諒子『竜の学校は山の上』はすごい。一昨日はじめて読んで、けっこうベタにたまげた。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 19

66.6 4 レ・ミゼラブル 少女コゼット(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (74)
423人が棚に入れました
フランス革命以降、いまだ混乱のなかにある19世紀前半のフランス。ファンティーヌは3歳の娘・コゼットとともにパリ郊外の村・モンフェルメイユにやって来る。ファンティーヌはそこで出会ったひと組の母娘の微笑ましい光景を見つける。それはこの村で宿屋『ワーテルロー亭』を営んでいるテナルディエ夫人と娘のエポニーヌ、アゼルマの母娘が遊ぶ姿だった。その風景にファンティーヌは安心し、夫のテナルディエにも丸め込まれたこともあり、金を払って夫妻にコゼットを預け、仕事があるというモントルイユ・シュル・メールに旅立つ。

声優・キャラクター
名塚佳織、松元環季、菅原正志、萩原えみこ、松山鷹志、小林由美子、勝杏里、笹本優子、大塚友稀、間宮くるみ、鎗田千裕、矢部雅史、堀越真己、かないみか、小村哲生、島田敏、竹本英史、岸祐二

Mille

★★★★★ 4.4

メッセージ性が高く、感動できる名作

隠れた名作。何度も泣かされました。

「こういうのは子供が見る作品だろう」と思っていたのですが、
ときには考えさせられ、ときには感動する、
逆に大人になってからみてほしいと思える作品です。


この物語の原作は有名な、ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル(邦題:ああ、無常)」。
舞台は1800年代フランス革命あたりの時代を描いています。
原作と異なり、貧しくも懸命に生きる少女、コゼットを主人公にしてストーリーが進んでいきます。


詳しくはまた今度書きますが、
格差・差別・貧困という社会問題を背景に、
人としての在り方や家族愛など、
さまざまな問題提起をしてくれる作品。

最近のアニメからは失われつつある、
メッセ―ジ性のある、大切な作品の1つだと思います。


・・・あ、あと主人公がかなりかわいいです(笑)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3

ななりす

★★★★★ 4.3

隠れ過ぎている名作!涙なしでは観られない感動ストーリー、もっと多くの人に観てほしい

全52話
ジャンル:感動
テーマ:人は変われる、親子愛

世界名作劇場シリーズとして、BSで4クール1年かけて放送された作品。このアニメはとにかく何度も感動して涙が出ました。4クールと少し長いですけど、凄く良いストーリーです。

物語は19世紀のフランスが舞台。当時の貧困に苦しむ人々の生活を中心に描かれています。前半はとにかく観るのが辛い。まるで同じ世界名作劇場シリーズの「小公女セーラ」を彷彿させる展開。理不尽過ぎて、もうやめてあげて~!と言いたくなる。それに鬱な展開もあってブルーな気分になりますが、とにかく前半は辛くても我慢が必要で、コゼットの健気さに心を打たれます。

この作品はうまく丁寧に伏線を回収していくので、その伏線を回収していく中盤からが特に面白いです。途中群像劇が楽しめ、私の好きな「MONSTER」を観ているようなのがとても良いです。その中でニアミスやすれ違い多数で楽しめ、私はもうハラハラしっぱなしでした。

ジャヴェールという刑事が「MONSTER」のルンゲ警部のように、キレ者で職務に忠実かつ信念を曲げなく、執念深いような所が凄く似ていて良い味を出しています。もう一人、テナルディエというキャラがいるのですが、こいつは終始イライラさせられます。でも、物語を盛り上げる良いキャラだったような?気がします(苦笑)。私はエポニーヌがコンプレックスを持って人間らしさを持った良いキャラだったと思う。前半は嫌いなキャラだったけど、中盤から後半は感情移入してしまいました。38話とかかなり見所だと思います。

また、前半から後半まで人生観を変えるような名言が沢山出てきます。もう良い言葉ばかりで一つ一つに感動を覚えました!次に恋愛もあって、「ロミジュリ」みたいに胸キュンな純愛に描かれています。あるキャラのおかげで恋愛作品によくあるような甘酸っぱく切なく描かれているのも特徴。想いが中々伝えられないとか凄く切ないです。

前半から最終話まで親子愛も丁寧に描かれていて、私の心に凄く響いてきました。優しい愛に包まれている感じが凄く伝わってきます。人と人との繋がりや絆も描かれていて感動しました。全体的に運命的な展開が面白く、とてもドラマチックな内容で、また心温まる作品でした。特に後半は涙が止まらない。あにこれに登録していなければ観ることのないようなアニメだったので、偶然の出会いに感謝しています。少し長いですけど子供から大人まで楽しめるアニメで、ストーリー重視で感動したい人は是非観てみてください。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 15

如水

★★★★★ 4.1

作画で切るな!序盤は耐えろ!

「世界名作劇場」の作品。
子供向けと侮ってはいけません、感動できる大作です。

作画については好みが別れると思いますが、作画だけで判断するのはあまりにもったいない作品です。

後少しですべてが順調になるのに、あと一歩というところでうまくいかない。空回りしてしまう。
物語を悲劇的にするにはいつだってそんな展開が用いられます。

この物語もその例にもれず、物語の序盤は多くの不幸が登場人物を苦しめてしまいます。
その姿を見ているこちらも辛さやもどかしさを感じることになるかもしれません。
実際、私も何度か続きを見るのをやめようかと思いました。

しかし、そういう人にこそぜひ最後まで視聴していただきたい。
きっと最後には、見てよかったと思うことのできる作品です。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 4

87.1 5 機動戦士ガンダムSEED[シード](TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1863)
9353人が棚に入れました
コズミック・イラ(C.E.)70年に「血のバレンタイン」の悲劇によって引き起こされた、ナチュラルを代表する地球連合軍(O.M.N.I.Enforcer)とコーディネイターを代表するザフト軍(Z.A.F.T.)の緊張は頂点に達しやがてコーディネイターのみからなるスペースコロニー国家「プラント」は、ナチュラルの国家群からなる国際機関「地球連合」に対し独立を宣言し、戦争が始まる。\n中立国オーブのコロニーヘリオポリスで平和な学生生活を過ごす学生だったキラ・ヤマトは、ザフト軍の襲撃に際し秘密裏に製造されていたモビルスーツストライクガンダムに乗り込み、撃退する。軍の最重要機密に触れたという理由で拘束されるが、その優秀なパイロット能力などから、人員不足のアークエンジェルにおける主戦力として、ストライクのパイロットを務めることになり、激烈な戦火の中に身を投じていくこととなる…。

声優・キャラクター
保志総一朗、三石琴乃、桑島法子、子安武人、豊口めぐみ、高戸靖広、井上隆之、白鳥哲、鳥海勝美、渋谷茂、千葉一伸、大川透、宝亀克寿、石田彰、摩味、関智一、笹沼尭羅、関俊彦、川津泰彦、田中理恵、西川貴教、進藤尚美

蒼月

★★★★★ 5.0

歴代アニメで堂々1位。

賛否両論あるみたいですが、私の中では歴代アニメ第1位ですね。

ガンダムの戦闘シーンはたくさんあり楽しめるし
友情や恋愛、人間関係なども深く考えてあり
青春期の主人公のもどかしい気持ちに感情移入もしやすかったです。

なんと言っても主人公のキラが強くかっこいいです。
キラが物語が進むにつれ成長していく姿も必見です。

私が見てきたロボット系のアニメは大体どこかがぬけてる(恋愛系が納得いかないものが多い)んですが
SEEDに関しては恋愛、友情、感動、涙、もどかしい気持ち、戦闘シーンなど、すべてにおいて完ぺきだと思います。

みだしたら止まりません!
全力ですすめたいアニメです。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 9

偽ニュー隊長

★★★★★ 4.1

宇宙世紀シリーズしか認めない人でも

SEED前後のガンダム作品は宇宙世紀シリーズとは異質の物が多い。
宇宙世紀シリーズ以外認めないなんて人も結構いるのではと思う。
(私もGなど設定読んだだけで嫌悪感が)
ガンダムSEEDはそんな人にもお勧めできる。

私も最初は、ガンダムが5体も出てくるのかよ、とか
美男美女の話かよ、と思っていた。
この当時のガンダム(W以降)作品は女性視聴者獲得のため
イケメンが数多く出てくるのは否定できない。
そして、やたらと「ガンダム」が強い。
ガンダムはロボットではなく人だろ?と今でも私は思っている。

そんなマイナスイメージしか持っていなかった私ではあるが
視聴開始すると同時にマイナスイメージは吹っ飛んだ。

物語の本質は初代ガンダムを髣髴とさせる。
戦争の残酷さや過酷さ、お互いの主張のぶつかり合い。
そして戦争に対する心の葛藤。
見始めは初代ガンダムに似てるとさえ思わされた。

「ナチュラル」vs「コーディネータ」という図式は
ファーストの「地球人」vs「スペースノイド」のそれに似ている。
まさに、初代ガンダムを現代風にアレンジした作りになっている。

初代ガンダムファンには嬉しいシチュエーションが盛りだくさんだ。
宇宙世紀以外にアレルギーのある方はこれを観れば
少しは抵抗がなくなるのではと思う。

また、作中の音楽がすばらしかった。
OPのインヴォークを始め名曲が多い。
暁の車はその中でも特にいい。

作画は当時にしてはがんばっていると思う。
それまでのCG作品は違和感たっぷりだったが
これはまあまあだったといえる。
使い回しが多いのは目をつぶろうw

まだ、見てない方や宇宙世紀シリーズ以外認めないって方
是非1度ごらんあれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

当時、カガリとラクスでどっち派なんて言ってたもんだw
私はカガリ派(`・ω・´)キリ

投稿 : 2019/09/21
♥ : 26

大和撫子

★★★★★ 5.0

ガンダムシリーズで最高傑作

批判もかなり多い作品ですが、キャラの魅力さ、MSの格好良さ、シナリオ、戦闘シーン、恋愛要素、音楽どれをとっても私はガンダムシリーズの中で一番良かった作品だと思います。
実際アニメ―ジュなどのランキングでもいろいろな部門で1位や上位ランクを獲得しています。
とくにSEED覚醒は見ていて楽しい演出です。
しかし、これほど賛否両論になるのも珍しい。
好きな人は絶賛してるし、嫌いな人はとことん批判してますから・・・。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

83.0 6 Kanon カノン[京都アニメーション版](TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1715)
9160人が棚に入れました
静かに雪の降り積もる北の街。高校2年生の相沢祐一は、両親の都合で、7年前によく訪れていた北の街に住む叔母の家に居候する事になった。従姉妹の名雪とも7年ぶりの再会になる。名雪に街の案内をしてもらっていた祐一は、月宮あゆという少女と出会う。そして偶然知り合ったにも関わらず、追われているという彼女と一緒に逃げる羽目になってしまい…。

声優・キャラクター
杉田智和、堀江由衣、國府田マリ子、田村ゆかり、佐藤朱、飯塚雅弓
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 3.9

泣ける!ただ麻枝+いたる絵三作品連続は飽きる!

それは君のせいではなく自分のせいです。

一通りKeyの泣きゲー系列は踏破した感じ?
『CLANNAD』『AIR』ときて、締めはこちら『KANON』となります。

今回はあまり内容に触れません。


で、似てるんですよね。キャラデザ/音楽/シナリオ作る人一緒だし、こうして一通り観た後だと比較しながら総括したくなるところです。

一連の作品群は、

1.キャラデザインを不問にする
 ⇒俗称“いたる絵”。頭身低くして野球帽被せたらパワプロで使えそうな勢いです。
2.電波な女子を不問にする
 ⇒メインもサブもだいたいキツイです(当社比)。
3.リアリティには目を瞑る
 ⇒奇跡という名のご都合主義

こちらは少なくとも私の場合は、視聴する上で最低限のお作法でした。
そこまでして観る必要がないと判断すれば放置するか、どれか一つを手に取ってみて相性をはかってみる、が吉でしょう。
私はこれで3本目になりますので、そもそものところでは気に入ってはいるのです。


それで本作『KANON』です。
女の子につける名前ランキング2018年/30位。放送当時2006年/26位。となかなかの人気です。東映アニメーション版の2002年はデータがありません(明治安田生命版)。音の響きが素敵でリアル周囲での“かのん”ちゃん率けっこう高めです。え!?違う?
アニメの『KANON』は元ネタが“パッヘルベルのカノン”がモチーフということらしく、こちらは誰もが聴いたことある音の響きが素敵な楽曲だったり。
正式名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジークニ長調」の第1曲。カノン自体は、輪唱のように複数の同じメロディーをずらして演奏する技法、またはその様式の曲のことです。身近なところでいえば“カエルの歌”。

{netabare}作中では佐祐理曰く
「同じ旋律を何度も繰り返しながら少しずつ豊かに美しく和音が響きあうようになっていくんです。」
「そんな風に、一見違いのない毎日を送りながら、でも少しずつ変わっていけたらいいですよね。」
だそうです。(第14話){/netabare}

複数のメロディーを構成する人達は以下の通り。けっこう多いんですよね。

相沢祐一(CV杉田智和) 主役
月宮あゆ(CV堀江由衣) うぐぅ たいやき 
水瀬名雪(CV国府田マリ子) 祐一のいとこ 
川澄舞(CV田村ゆかり) 魔物討伐
美坂栞(CV小西寛子) 病弱
沢渡真琴(CV飯塚雅弓) あうーっ 肉まん 
倉田佐祐理(CV川上とも子) 舞の親友。料理上手
水瀬秋子(CV皆口裕子) 名雪母
美坂香里(CV川澄綾子) 名雪親友
北川潤(CV関智一) ムードメイカー
天野美汐(CV坂本真綾) 不愛想

ギャルゲの宿命のようなもので、主人公祐一が女の子たちを単体撃破していくような体裁をとってます。標的はあゆ、舞、栞、真琴がコア。すでに3つのヴァイオリンの数を超えております。コアに準ずるサブとしては名雪が頭一つ出てますが、残りの女の子たちにも相応のエピソードを用意し全方向です。

欲張り過ぎちゃった気がしております。

尺は充分なので掘り下げが足りないことはなく、それこそ繰り返すメロディーが次第に美しい和音となって響いたかを注視してた私にとっては微妙でした。“名実ともにタイトル回収できたん?”についてイマイチだったということです。{netabare}例えば美汐は、真琴のエピソードが終ればお役御免でその後出てきません。{/netabare}
戦線拡げ過ぎちゃってにっちもさっちもいかなくなった大日本帝国のような印象を受けました。例えがアレですがね。


とはいえ泣きゲーの元祖とも言われた名作ゲームが元ネタです。やはり面白い部分は面白いのです。
季節は冬で舞台は北海道。『CLANNAD』が春、『AIR』が夏、と季節感を上手く取り入れたシナリオとそれを視覚に訴える作画で応えてくれた京アニの作画班。『KANON』においても同様です。
繰り返しですが、レビュー冒頭でのお作法をクリアすればヒット率は上がるでしょう。複数あるサブストーリー(個別エピソード)は良いお話がほとんどです。
ラストもハッピーエンドと言えるオチのつけ方をしてきましたし、サブストーリーのネタを集約しようと試みている節も確かにありました。このへんスタッフサイドの纏める苦労がしのばれるところです。


そうです。努力が垣間見えるのでした。
ゲームまで遡ればおよそ20年前の作品です。アニメとしては2002年の東映アニメーション版と先例のある歴史の古い作品です。
エヴァンゲリオンやハルヒなどその後の流れを作った名作同様、泣きゲーアニメ展開の始祖とされたのが本作。0から1を産み出そうとしたものです。その後、1から100を目指す作品が産まれその多くを目にしてきたな、というのが今なのです。
となると、それはクラシックカーを愛でる感覚に近い。スペックやユーザビリティは劣っていても当時の技術の粋を集めたものに憧憬を覚えるような感覚をこの作品からは受けました。後続の手垢のついた手法を考えなしになぞったようなものとは違うなにか。
よって自分はこの独自性を買い、評点に下駄を履かせときます。
戦線拡げたと文句を言うのは簡単ですが、同時にアメリカ、イギリス、ソ連、そして中華王朝に喧嘩を売るなんて芸当は到底できないことです(結局それかっ!?)。

個別展開が集約されてくるであろうリアル“カノン”な物語は他の作品で触れることにいたします。


■ちょい反省
“マンガ日本昔ばなし”のように捉えとけば良かったかも。
ガッツリファンタジーだけども示唆や教訓に富む各ルートの集合体。各々ばらけてても気にならなかったことでしょう。

■オマケ
パーティでの楽曲“ワルツ”はいい感じ。
別の作品で登場した{netabare}(『四月は君の嘘』で公生と凪が連弾した){/netabare}曲。聞き惚れてしまいました。


2019.05.26

投稿 : 2019/09/21
♥ : 39

せもぽぬめ(^^*

★★★★★ 4.7

私は「奇跡」を信じたいです!!

■Kanonの魅力って
ご存知の方も多いのですが、Kanon・AIR・CLANNADは同じkey作品としてよく比較されますよね♪
「key作品らしさ」とよく耳にしますが、「らしさ」ってどんな所だろう・・・(*'ω'*)うぐぅ~?
作画!? キャラクター!? 演出!? そうですね!!
視覚・聴覚で「似ている」って感じる部分は少なからずともあると思います!!
では、観ている人に伝わるメッセージ的な点で考えた場合はどうでしょう・・・(^・ω・^)あぅ~?
友情や家族愛といった人と人との繋がり「絆」だと思うのです♪
そういう、「らしさ」にもうひとつのメッセージを練りこむことによって別々の「らしさ」が現れて
三者三様に魅力的な作品となっているのだと思います。たとえば・・・
AIR →「運命」、CLANNAD →「人生」
では、Kanonはといいますと、ずばり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「奇跡」・・・・・っだよ!!
奇跡って想いがあれば誰もが起こせる可能性はあるのですよ♪
信じる気持ちがなければ、それは奇跡ではなくただの偶然なのですね♪
まだ、観ていない人は是非「Kanon」の感動のストーリーを体験していただきたいです。
 
■物語のポイント
物語の前半は、(〟-_・)ン?って思うシーンが沢山でて来るのです♪
最初のうちはちょっと不完全燃焼って感じなのですが、これが後々なるほど!!となるので
記憶力の良い方は沢山覚えておいてください。
特に主人公の祐一を筆頭に7年前から失くしてしまっている、記憶とはどんな記憶なのか注目です♪
 
物語の中盤以降からは、ちょっと悲しいストーリーが多いかもしれません。
そして、主人公の祐一と真琴・舞・栞の3人の女の子とのストーリーが動きだしていきます。
思い出す記憶の欠片と共に涙を流さずにはいられないシーンが出てきまよq(T▽Tq)
しかし、まだ完全にすべての謎が解けぬまま、物語の後半へ・・・
 
いよいよ物語は盛り上がって行きます。
祐一・あゆ・名雪・秋子 それぞれの記憶欠片がすべて揃う時・・・・・・・・・
ぜひ感動して涙してください♪
最終話はちょっと急ぎ足になってしまいましたねw
終わり方はとっても好きな終わり方ですが、もうちょっと余韻を楽しめるように構成して
欲しかったかなってちょっとだけ思っちゃいました♪
 
●総評
「Kanon」に出てくるキャラクターって誰ですか?というよりも、どのストーリーが良かったですか?
と聞いたほうが良いかもしれませんね♪
大きな物語の流れの中に、うまくショートストーリーを組み込んだような感じがしたのです!!w(゚o゚*)w
しかも、真琴中心のストーリーのイメージを次のストーリーにどうしても引きずってしまって、ひょ
っとしたらこの子も・・・って思っちゃうと先のストーリー展開が読みにくくて逆にそれが良かった様な
気もしましたよ♪
Kanonでも案の定たくさん涙を流しちゃいましたwやっぱり名作ですね♪
 
▽お・ま・け
1話でメインキャラクターがすべて登場していたのですが、皆さんは気付きましたでしょうか(゚ロ゚;)エェッ!?
真琴に関してはキ○○ですがw2回目観てみようと思われた方はちょっと注目してみてくださいね♪
 
 

投稿 : 2019/09/21
♥ : 55

U-tantan-U

★★★★★ 4.3

負けたよ、俺では使いこなせなかった。「うぐぅ」はお前だけの物だ。

作品の性質上、CLANNAD等のほかのKEY作品と比較してしまうところが多々ありますが、大目にみてくださいね^^


作品のボリュームはCLANNADのほうが上だし、AIRほどの内容の複雑さは感じない。この程良さがこの作品のいいところなのではないかなと感じました。
浅すぎず、深すぎずなので、見ていて不快感を感じたり退屈に感じたりすることがあまりありませんでした。


CLANNADと同様に....いやそれ以上に絵に"京アニらしさ"が出ているので、そこでの脱落者が結構出てしまうかもしれませんね^^;
私はCLANNADでこの絵に慣れたのでいけましたが、kanonから入ろうとしてダメだった方は、一度CASを見てから見ると多少緩和されているかもしれません^^


原作未プレイです。
京アニのKEY作品に共通して言えることですが、やはり原作への愛情、リスペクトは未プレイでもわかりました。さすが京アニといったところです^^
涙腺崩壊とまではいきませんでしたが、泣き所がしっかりしていて、最後の落ち着いた感じは非常に好印象でした。


総合力では当然にCASのほうが上だったのですが、余韻という部分と、サブヒロインの話の構成力という部分ではkanonのほうが勝っていたかなと思います。
メインの話がもっと強ければ、CLANNADくらいの評価を受けていてもおかしくなかったかも....
まあただ、サブヒロインが全員平等に扱われていたことで、後々の選択に自分は違和感というか、腑に落ちない部分を多少感じはしました。ほんとに多少ですが^^;


雪と奇跡がこの作品のテーマですね。この2つの絡め方は抜群に良かったと思います。冬の温かく切ない奇跡の物語とまとめておきましょう^^


自分的に、杉田さんは大好きな声優なのですが、祐一は少し合わなかったかな--と思ってしまいました。イメージどおりでは無かったです。


全体を通してみると、良作の部類ですね。ただやはり万人受けの作品とは言えないと思うので、ここの評価、点数にはある程度、納得している作品でもあります。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 39

69.6 7 NO.6 ナンバーシックス(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1040)
5718人が棚に入れました
2013年、理想都市『NO.6』に住む紫苑は、9月7日が12回目の誕生日であった。だが、その日は同時に彼の運命を変える日でもあった。ふとしたことから、『矯正施設』から抜け出してきた謎の少年、ネズミと出会う。彼を介抱してあげた紫苑だが、それが治安局にばれてしまい、NO.6の高級住宅街『クロノス』から『ロストタウン』へと追いやられてしまう。それから4年、謎の事件をきっかけに彼は様々な事件に巻き込まれ、いろいろな人々と出会う。そして、理想都市が成り立っている裏側にある現実・『理想都市 NO.6』の隠された本質と意図を知っていく・・・。
ネタバレ

偽ニュー隊長

★★★★☆ 3.4

微腐(65点)

全11話。
近未来小説原作。原作未読。

個人的満足点:65点
アニメ系統:世界系SF(微腐w)

NO6という近未来都市で物語りは展開する。
正直レビューの仕方に困る作品。
基本、序盤に伏線をばら撒きながら
徐々に回収していくスタイル。

話自体もシリアス調で個人的には好みなのだが
所々で親密な男の友情(微腐)が入るw
これって必要なのかなと少々疑問はある。

それでも中盤から終盤にかけ徐々に謎があかされていき
物語の盛り上げ方は良かったと思う。
ただし、最後が駆け足ですぎさった。
何だか謎も謎のまま終わってしまった部分もあり
伏線を回収しきれていない印象。
こういう物語はきっちり回収してくれないと
不完全燃焼で終わってしまうのでもったいない。
最後の閉め方もおいおいおいと突っ込みたくなった。
世界観など好みだっただけに残念で仕方ない。

映像、音楽はなかなかよかったように思う。
個人的にはED曲「六等星の夜」が好み。
しっとりとした曲調が良かった。

素材、絵、音楽、展開となかなかの物だっただけに
残念な印象になってしまった。
原作はもっと面白いのかな?
原作既読者のご意見も聞いてみたいものだ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

「微腐」という新語が生まれた記念すべき作品。



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以下、これまでの感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
近未来都市NO.6には何か隠されているようだ。
まだまだ謎だらけ。
こういう世界は個人的には好きだが
物語の展開しだいでどうにでも化ける。
いい方向に化けてくれればと思う。

作画はすごく綺麗。
幻想的で美しい描写がよかった。

個人的にはこの先の展開に期待。


2話視聴。
展開が早い。
これは、おもしろそうだ。
かなりシリアス欝な展開になりそう。
好物の気配がする。
来週にも期待せざるを得ない。


3話視聴。
ぐっと盛り上がってきた。
これからNo6の謎に迫るのかな。
こういうシリアスな話はいいねえ。
来週にも期待。


4話視聴。
少し西ブロックがどういうところか見えた。
そして、NO.6と繋がりがある人物も。
表と裏といった感じか。
NO.6の裏側が気になるね。

しかし、紫苑にイライラするわw
何でこんなにイライラするんだろうか。

5話視聴。
色んな意味でドキドキしたw
これBLではないと思うのだが
所々BL臭が香るw
そして、サフが急にからんできた。
ただの幼馴染だと思っていたのだが
話の根底にかかわってくるのか?
まだまだ謎がいっぱいだが、先が気になる。

6話視聴。
否な予感が的中した。
NO6恐るべし。
そして、ネズミがとる行動は?
理想を追いかけるシオンと現実に生きるネズミ。
そんな構図になってきたのか?
なかなか盛り上がってきた。

7話視聴。
腐腐腐
何という腐な展開w
でも意外と否な感じはしない。
熱い友情ものに近いからか?
紫苑とネズミの想いがぐっと近づいた感じ。
いい感じで盛り上がってまいりました。
来週も楽しみ。

8話視聴。
いよいよ核心に迫ってきた。
まだまだ謎は多いがNO6の本当の姿が少しずつ見えてきた。
紫苑とネズミの行動から目が離せなくなってきた。

9話視聴。
人間狩りがすごかった。
NO6のやり方がえげつない。
しかしながら、矯正施設へ潜入。
果たして、2人の運命は。
そしてサヌはどうなったのか?
残り2話最後の盛り上がりに期待。

10話視聴。
緊迫した展開。
潜入に成功した2人。
紫苑に異変。
そして、サフとついに。
来週で最後。
どんな結末になるのか。
何か色々謎のまま終わってしまいそうな気がしないでもない。

11話視聴。
なんだか無理矢理終わらされた感じ。
しかも最後この鬱な展開とwktkしてたのに拍子抜けした。
なんだか勿体無い印象だけ残して終わっていったなあ。
そういえばCの時もこんな感覚だった気がする。
11話ってやっぱりきついんじゃね?
なぜ11話にこだわるのか謎だわ。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 38

せもぽぬめ(^^*

★★★★☆ 4.0

外部から内容を補完しないと感動できないって・・・(>o<")

■NO.6ってどんなアニメ(*゚・゚)ンッ?
「NO.6」ってなんの事だろう・・・っと思いつつ見始めました!
ジャンル的には近未来SFという事でしたね♪
そして背景はというと、世界が荒廃した後に、人類は6つの理想都市でやむなく生活することになったのです。
そんな6番目の都市「NO.6」では住民を完全管理して住民に安全で不自由のない生活を与える反面、少しでも疑問を持った住民に対しては非人道的な処置を行うような裏の顔を持った都市でもあったのです。
そんな管理社会に疑問をもったNO.6の外に住む住民とNO.6の治安局との対立と、殺人蜂の事件から愛するものを守るために立ち向かう主人公のシオンと、NO.6に憎悪の念を向けるネズミという少年との出会いからお互いに変化する心情を描いた壮大な世界観の物語なのです♪
 
 
■前半までみた感想なのですよ(*^o^*)
1話はプロローグって感じなので、2話でいきなり4年後のお話になっちゃうので本格的な本編はここからですね(>o<")
なので、1話で切ってしまうというのはやめたほうが良いような気がします♪
 
印象的には近未来SFという事で、設定自体はありふれている感じですよね♪
なので、力で押さえつける社会に立ち向かう構図に「またかっ!」って思う人もいるかもしれませんけど、アタシσ(゚-^*)は嫌いじゃないですし、ベタとも言う設定の中でどれだけの個性を表現できるかに注目していきたいと思っています♪
 
そしてこの作品でよく耳にする「BL」やら「ホモ」についてはまったく当てはまらないと思います!
もともとアタシσ(゚-^*)自身が「BL」苦手なので、この作品を後回しにしていた原因だったのですけど、いざ見始めたら何てことはありませんでしたよ♪
シオンとネズミの出会いが、お互い自分では今まで気付いてなかったけど、心の奥底で求めている物を持ってると感じたから惹かれあって、それが「性的な愛」ではなくって「家族愛」的な感情だったのではないかと思いました。
なのでそんな愛を表現した描写がちょっとそれっぽく感じられるのかもしれませんけどね♪
*** 追記 start ***
って思ったのですけど・・・最終回を観て前言撤回です♪
キスシーンの手の添え方は・・・ゾクッと鳥肌が・・・私的にアウトー!!でしたΣ( ̄ロ ̄lll)
*** 追記 end ***
 
とにかく、ちょっとダークで壮大な世界観と、その中で自らの運命に抗うように行動を起こすシオン達の心理描写が丁寧に描かれている印象なので、後半に向けての展開にも大いに期待が持てますね♪
 
ネズミが「シェイクルピア」の『マクベス』が好きだっていう設定もちょこっと注目してみたいです♪
宿命の名の下に自らの野心と罪を正当化して、責任を免れようとしたマクベスの弱さから、自ら悲劇を招いたような内容の物語なので、ネズミがどのように感じて好きになったのかも何気なく注目していこうと思ってます♪
 
後半に向けて、殺人蜂の謎が何なのか、サフちゃんはどうなるのか、そしてシオンとネズミの関係は今後どのような方向に向かっていくのか、見所が多いだけに楽しみですね♪
 
 
■総評(最終回を観終えて♪)
作品としても・・・物語としても・・・残念な結末になっちゃいまいたね(>o<")
全体的に感じた印象は自ら課した壮大な世界観や設定を生かしきれずに終わってしまった感じです!
そもそも、1クールで纏められる内容ではなかったって事でしょうね。
特に最終回を見終わって、(゚Д゚) ハア??って思ったので、色々内容を見直し補完した上でもう一度最終回を見直しました∑(; ̄□ ̄A アセアセ
その上で、パチッ☆-(^ー'*)bナルホドそういうことかって、やっとジーンと感じることができました!
 
この作品の肝でもある、『ネズミ』と『森の民』と『エクステリア』と『NO.6』の関係や、と『サフちゃん』と『エクステリア』の間で結ばれた約束など・・・その他たくさんの大切な部分の描写がごっそり抜けているような気がします!!
それと、シオンとネズミの関係も、最後の結末に行き着くまでのプロセスでそんなに力をいれて描く必要があったのかも疑問です、微BL臭と言う中途半端な描写をするならもっとクローズアップするところがあるでしょって“(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!!しちゃいました!!
途中まではよかっただけに・・・あぁ~もったいないって印象です♪
 
それと、原作は読んでないですけど、おそらくこの作品は原作小説で楽しむべきなんだと悟っちゃいましたw
原作小説を読んだことのある人のレビューを読んでみたいですね(>o<")
 
 
■MUSIC
OP曲『Spell』
 歌:LAMA
 ナンバーガール・SUPERCARを知ってる人には嬉しい曲ですね。
 シンセの音色が心地よいオルタナ・ロックでこの曲を聴いてNO.6を観る決意をしましたw
 
ED曲『六等星の夜』
 歌:Aimer
 Aimerさんって1st singleがこの曲だったのですね♪
 ちょっとハスキーなボイスが切なさを感じさせるしっとりしたナンバーです♪
 
2011.09.04・第一の手記
2011.09.17・第二の手記(追記:総評/MUSIC)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 61

じゃんご

★★★★☆ 3.2

もったいない感じ。

近未来の世界の『No.6』という都市で生活する人々。
そこはすべてが満ち足りた理想郷。
そんな中、運命的に出合った二人の少年。紫苑とネズミ。
憎しみを抱え『No.6』の破壊を望むネズミ。
決意を抱え『壁』の破壊を望む紫苑。

理想を求めて、人々の幸せを願って、
作り上げた世界はいつのまにかただの幻想で、
その想いは純粋なものだったのにどこからか間違っていて、
それにすら気付くことができなくて。
従順な人、反抗的な人
頭のいい人、頭の悪い人
若人、老人
すべてを仕分けして、不必要なもの危険なものを排除して。
そうやってどんどん人としての感覚がマヒしていく。
でも、本当の幸福は他人に作られるんじゃない。
自分たちで作るんだ。


そんなんかなー。と思いました。

原作はどうやら小説のようです。読んでません。
一言でこの作品に感想を言うなら、
「もったいない」
それに尽きます。
原作は全9巻。アニメは全11話。
足りるわけがない。
もっと丁寧に作ればすごく面白くなれたんじゃないかな。
話がぶっ飛びすぎてて意味不明なことがたくさんあります。
それゆえに、見終わった後の不完全燃焼具合がすごいです。
でも大筋の話とか設定とかはとても私が好きなタイプだったので機会があれば本を読んでみたいな。


ところで、微腐な感じは見る前からみなさんのレビューで知ってはいたのですがマジでした。
苦手な方はあまりオススメしません。

頭の撫で方がっ!!!Σ(´д`ノ)ノ

とか

キスのときのその手っ!!! Σ(゚д゚lll)ガーン(←キスより手がヤバイ)

という衝撃を私は受けました。ムズムズしました。
きっとそういうの抵抗のない世界なんだわってくらいナチュラルに。


あとは、音楽が重要な役割を持つんだけど、
とにかくそれがダサイ・・・・
人それぞれ好みがあるのであくまで私個人の感想としてだけども。


あとあんまり関係ないけど、ネズミがとにかく可愛いです。
あ。男の子のネズミではなくて3匹の小さなネズミ。


まぁ、結論として最後まで見れたのでそれなりに楽しめた作品ではありました。
もし見るのであれば2話まで見てから続きを見るか判断するのがいいと思います。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 9

62.3 8 ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (512)
2739人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。

ジェクト

★★★☆☆ 2.7

1期>2期>>3期

原作を読んでいるから分かるが3期は意味不明。
作画も微妙だし原作を読んでいないと分からないキャラが出てくるしとても残念だった。
オリジナルストーリーよりも原作に沿ってほしかった。
1期は作画も好みだったしストーリーも好きだった。52話まであったがすんなり見れる。2期は完璧に原作通りだったからまぁあ普通。
それにしても3期の作画は最悪だった(泣)
4月に4期があるらしいけど3期と同じようだったら誰も見ないんじゃないか(笑)
頼むから4期は原作に沿ったストーリーにして欲しい!

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3

エウネル

★★★★☆ 3.7

イマイチだったなー

ハヤテのごとくは原作を読んでいるので見てみました。

原作とは別のストーリーでした。正直、あまり面白いとは言えない内容で気づいたら終わってました。結局なんだったのだろうという感じです。

ハヤテのごとくのキャラは結構好きなんですが、今回はあまりキャラの魅力も出てなかったような気がします。原作では登場していない新キャラもいましたが、イマイチ魅力のないキャラ。水蓮寺ルカは原作でも登場したばかりのころでしたが、登場していました。ルカは最近気に入っているのですが、この話においてどんなキャラなのかよくわからない。原作で好きなキャラである西沢さんやヒナギク、瀬川さんもイマイチでした。

OPは好きです。なんか雰囲気が良いんです。EDは水蓮寺ルカが歌っていました。これはカッコいい感じの曲です。

原作や今までの1期、2期とは別物だと思っていたほうがいいです。今までのハヤテのごとく!が好きな人は僕同様あまり楽しめないかもしれません。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 27

Yuyu

★★★★☆ 3.6

ドタバタ喜劇か普通の物語か

1期2期のハヤテのごとく!を期待した人はガッカリかも。
逆に、1期2期がダメだった人はもし、ある程度バックグランドを理解できてるなら、飛ばして、こちら見てもいいと思う。

自分は普通に面白かったと思いましたね。ストーリーとして、きちんとしてましたし、オチも好きです。

まぁ50話以上なので飽きもありますが、自分は1期の学園長当たりのゴミ話(執事バトル)のせいで、メタ的なノリにも正直、気持ちが折れてしまいました。

なので、普通にこの作品は楽しめました。

序盤、知らないキャラが出てきたり、謎のアパートがでてきましたけど、メインストーリーと一切関係ないし、ハッキリ言って、どうでもいい、気にする人は神経質だと思います。

原作ファンがオリジナルで駄作だと怒ってるレビューを投稿してますけど、これ謎のアパートとかでてるし、原作の話じゃないんですかね?オリジナルだったら、出さないと思うんですけど……。その辺が他の人のレビュー観て思った疑問です。

作画は怪しいと思った箇所がありましたけど、崩壊なのかキャラデザなのか、よーわかりません。動いてない絵の場所だったし、原作をちらっと立ち読みする機会がありましたけど、原作者の絵って正直言って下手すぎ。アニメの絵の方が何倍もまし……。

しかも、序盤で怪しいところが出現していたので……まぁでも許容範囲かな。

つらつら、書いてみたけど、まぁ面白かった。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 0

71.9 9 食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (238)
1201人が棚に入れました
遠月学園高等部1年生二学期最後の大イベント「進級試験」の季節に突入! しかし、進級試験では薊政権の方針に従わない者を排除するとほのめかされ、暗い顔になる極星寮の面々。一方、そんな様子を眺め何かを思案する創真のもとへ、えりなが訪れる。えりなから彼女の心情を聞いた創真は、彼女にゆきひらの料理を味わわせると調理を始め…!?

声優・キャラクター
松岡禎丞、金元寿子、高橋未奈美、石田彰、伊藤静、梶裕貴、櫻井孝宏

たわし(ガガ)

★★★☆☆ 3.0

ネタはバレていますよ。。。

好きな人には申し訳ないが、ほぼ同年代の人間からするとこの人の絵には個性がない。。。というか、10年くらい前に人気だったエロ漫画家の絵柄にそっくりである。

著作権を訴えられたらどうなのかはわからないが、まあリスペクトしてるという意味では良いのかもしれないが、本家の人がさほど儲かってもいないのに、ジャンプの屋台骨として売れているとなると結局、莫大な広告費で宣伝したもの勝ちの資本主義社会でしかないと思うと非常に残念で仕方がない。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

Dkn

★★★★★ 4.1

途中で終わる「遠月列車篇」。この後が続くかどうかが気になる所。(続かなかったら泣けるわw)

食戟のソーマ第一期第一話からヒロインであり、同世代での頂点に立つ神の舌を持つ“薙切えりな”

彼女を中心としたストーリーがこの分割2クール後半「遠月列車篇」で展開されていきます。

この為に1期から全部観直しました。やっぱりソーマは面白い・・。何も考えずただ楽しいと思えますね。
えりなの人生を変えたある人物との繋がりが明らかになり、学園を変革しようとする意志とも繋がった最終回から
反撃の狼煙を上げる反逆者「玉」の世代たち、そしてそれを迎え撃つ学園最高権力「新・遠月十傑評議会」

激化するバトルの舞台は食材の宝庫“北海道”―――熾烈な戦いは、思いもよらぬ展開を迎えることとなる。



幼少期から類まれなる味への感覚を持ち、美食界の頂点に立つ薙切家の令嬢として跡継ぎとして育てられた少女、
『薙切えりな』は食戟のソーマにおいて主人公の『幸平創真』とは対照的であり対になるような存在だと思います。
そんな彼女にスポットが当たる遠月列車篇ですけど、張り詰めていたものがほぐれて様々な表情を見せるようになり
ました。…いや、元から隠せてはなかったですが。今作ではそんな薙切えりなの変化を見るのが楽しいでしょうね。

このアニメで思わず笑ってしまうのが、悪役側はどんなに非道な人間だろうと「料理が美味い」を達成してしまえば
合格点を出すし、過去の美しい思い出を蘇らせ改心したりと、火サスの崖前くらいアッサリ事が進むのです(笑)

《料理ができなければ即退学!》そんなルールがあるのに、退学処分にしたいはずの跳ねっ返りを料理の美味さで
野放しにするのは、仮にも美食を愛する人間が味に嘘をつけない!なんて純粋さがあるように思えておもしろい。

どんなに嫌なやつであろうと食への探究心という点で一流であれば、一目を置かれるし美味いものは美味い!!!
と絶賛されます。実力世界であり、芸術にも近いのかもしれません。


十傑や玉の世代をはじめとする、互いの正義がぶつかり合う後半戦「遠月列車篇」は、現在絶賛放送中です。


【最終話視聴後:追記】

続くみたいです(笑)連載は読んでないのですけど、ジャンプは読んでいるので一段落したことは知ってます。

続きが見たいけれど漫画で先に読んでしまうのが勿体ないので我慢します。


火サスの崖前なんて表現を前にしてますが、ホントに火サスみたいにお約束が固まってきて安定してますね。
先の展開はだいたい読めるしどうせこうだろ?と思う所から一捻りするポイントで毎回唸らされてます。

ソーマは、服が脱げる料理漫画のお約束はあくまでオマケ。見所は脚本の丁寧さで、いつも嬉しくなる。

アニメ視聴中にこの展開は上手いなあ!と思った所があったのですけど、忘れちゃいました!!(笑)



この手のアニメはレビューを書く前提で観ると面白く無いので、パッションで観ようぜ?(忘れた言い訳)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

衛狸庵

★★★★☆ 3.7

意味不明な面白さ

内容なんなてなくても乗りと勢いで見ている者を引き付ける作品です。
そもそも料理の蘊蓄なんて意味はない。
それを如何に美味しそうに見せるかが上手い。
おはだけにおはじけ、なんじゃそりょと突っ込みたくなるパワー、好きです。
その勢いの中に食戟という勝負の緊張感を盛り込み、上手く出来たストーリー展開だと思います。
大勢いるキャラ達の色付けもしっかりしていて混乱しません。
女の子達みんな可愛いです。
でも、そろそろマンネリ感も感じます。しょうがないかも。
今回、北海道でのジビエ料理対決も、少し色を変えただけで、以前と流れは変わっていません。

次期はあるんですよね?
これで終わりじゃないですよね。
次期があれば、新鮮な展開を期待します。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 2

65.1 10 ミチコとハッチン(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (221)
1189人が棚に入れました
舞台は、太陽と原色に溢れる国。そこは貧困によって街は荒廃している上に、国を出た先は荒野が広がる危険な無法地帯。そんな中で、人々の心は欲望に満ち溢れていた。その国で暮らす少女ハナ・モレーノス(通称:ハッチン)は、養家の家族から酷い仕打ちを受けており、密かに家を出て自由に暮らす事を望むが、自ら行動を起こせず、ただ、いつか誰かが迎えに来てくれる事を祈るばかりであった。しかしある日、ハッチンの前に脱獄不可能と言われた監獄要塞を突破した謎の美女ミチコ・マランドロが、突如現れる。彼女はハッチンの母親を名乗り、ハッチンを誘拐して逃亡。訳も分からず、ミチコに着いていくハッチンは、彼女に翻弄されつつ、旅に同行する事になる。

声優・キャラクター
真木よう子、大後寿々花、坂井真紀、津田寛治

みかみ(みみかき)

★★★★★ 4.5

バカで、かわいくて、かっこいい

 とにかく、スタイリッシュな映像を見る快楽にひたりたいのであれば、これほどのアニメに出会える確率はごく稀なことだろう。



 ミチコはどこまでバカで、ハナの後日談もいい。ハナの声優を大後寿々花が担当している、というのはアニメの作法からすると、いささか違和感も残る。けれども、大後寿々花のキャラ自体が非常にたっている女優なので、大後寿々花が声をあてている、と思うとそのこと自体にも味を感じる。

 ヘタレは、やっぱりヘタレでクズとして描きながらも、それでもその一方でヘタレをどうしようもなく愛するという眼差しもすばらしい。

 とにかく格好のいい映像をつくった。日本のアニメのなかにこういうものがキチンとある、というのは実にすばらしいことだと思う。

■関連推奨作品

 バカかわいいヤンキーの暴力女と、理知的で気丈ながらも頭のネジがどこかはずれている女の子…という組み合わせは、『下妻物語』を彷彿とさせる。未見の方はぜひご覧あれ。

 一方で、丁寧に描かれた南米の風景は、『City of God』『City of men』『Carandiru』といったロクデナシだらけのブラジル映画を見ているような気分にもなる。ブラジルをスタイリッシュに描いた作品、ということではここらへんの映画がネタもとになっているのではないだろうか。

 また、アニメとしては、これに先行するかっこいい作品としてはやはり『cowboy bebop』を挙げないわけにはいかないだろう。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 10

ソーカー

★★★★★ 4.8

これぞ大人の嗜み、もっと評価されて欲しいアニメNo.1

舞台は南米。
脱獄囚ミチコは、養家で虐待を受けていた娘ハッチンを救いだす(誘拐?w)
そのまま一緒に父親を捜すため逃走劇をくりひろげる。
全22話のアクション・ロードムービー風アニメである

スタイリッシュなOP、渋くてクールな作風から
「カウボーイビバップ」と比較されやすいが、ビバップとは全く違うものとして見た方がよい
ビパップはハードボイルドを突き詰めた作品で娯楽性も抜群だが
「ミチコとハッチン」は全然違った趣向の作品です
迫力と疾走感溢れる描写も結構あるので
単純な娯楽作品としても見れなくもないが、クールでかつ趣深い作品。

バイオレンスなシーンは多いが、爽快感が得られるアクションはむしろ少ない
そういったカタルシスを得るアニメではないということです
むしろ、ミチコとハッチンの二人を中心とした人間ドラマを描いた作品です
各エピソードは不意に終わったり、しみじみとした終わり方だったりする。
もちろん大筋のストーリーはあるが、繋がりの薄いところもあるので、ひとつひとつの物語を噛みしめて見るべき。

ミチコとハッチンは二人とも非常に人間味溢れる魅力的なキャラクター
世間の理不尽さをかっとばしながら、ぎこちなくも親子愛を育んでいく
そんな人間味溢れる二人を中心に人間を描き出す

愚かな大人と無垢な子供、どうしようもない世の中と二人の絆
これらを巧みに対比をして人間を描いたハートフルな物語である
しかし、必要以上に視聴者に感情移入は求めない。
暗い話しみじみとした話が多いが、しつこくもなく重く感じることもなく、むしろ心地良い。

声優に俳優を使っていることに否定的な意見が多いが、個人的はむしろ味があって良かった。
人間味溢れる独特なキャラクター性を作り上げていて、悪くない
もちろん拙い場面もあるが、徐々に上達していくので問題ないw

これだけ独自のスタイルを貫いたアニメは本当に珍しいし
あらゆる面において非常に完成度の高い作品で、
もっと評価されてほしい作品の筆頭ですが、あまり万人受けはしないかも。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 26

兎ツ音

★★★★★ 4.1

ヒロシはいったいどこにいるんだ!?

まず特徴としては
有名俳優さんなどが声優を担当してます。
あまり気にしない方はいいかもしれないが
個人的には、ちゃんとした声優さんにして欲しかった;
まぁザックリと内容を言うと
ミチコと八ッチンがヒロシと言う男を捜す話です!
作画はとてもいいです。
キャラも背景も独特で
動きがあり、世界観だけでも観ていて楽しい!!
内容は
少し分かりづらいと感じるとこもありますが
しっかりと観れば分かるかな;
想像力などが問われるかも・・・
あと暴力シーンや虐待シーンもあるので
苦手な方は、好きにはなれないかも^^;

とにかく、世界観、躍動感、キャラなど
魅力的な部分はたくさんあるので
観てみて欲しいですね。
まぁそれだけに
内容をもっと細かく分かりやすくとか
声優をプロの方にして欲しかったとか
悔やまれる部分も強く感じました;

投稿 : 2019/09/21
♥ : 1

64.9 11 装神少女まとい(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (258)
1038人が棚に入れました
西暦2016年――。釜谷市にある「天万神社」で、巫女のアルバイトをしていた中学2年生、皇(すめらぎ)まとい。幼少の頃に母と生き別れになった彼女は、父方の祖父母の家に長年預けられており、三ヶ月前からようやく父である伸吾とふたりで暮らし始めた。そんな境遇からか、まといは平凡で穏やかな日常に憧れていた。

まといの親友で、バイト仲間である草薙(くさなぎ)ゆまは、「天神社」の神主一族に生まれた次期巫女候補であった。彼女は、一族が悪霊を払うための「退魔行」を先祖代々行っていたことを知り、まといを誘って「退魔行」にまつわる儀式「神懸りの儀」にチャレンジしようとする。

学校が終わり、いつものように神社へと向かったふたりであったが、そこで荒らされた境内と、傷つき倒れたゆまの両親に遭遇する。さらに、刑事である伸吾が捜査を行っていた怪事件の重要参考人で、どこか正気でない雰囲気を纏った男の姿もあった。暴れる男を抑えようと、ゆまは咄嗟に「神懸りの儀」を執り行ったのだが、異変が生じたのはゆまの方ではなく――。

平凡で普通の生活を求めていた少女に与えられたのは、神を纏って悪霊を払う能力!? 皇まとい、誰にも邪魔されない穏やかな日々を取り戻すため、退魔活動(タイカツ)に励みます!

声優・キャラクター
諏訪彩花、大空直美、戸松遥、東地宏樹、川澄綾子、檜山修之、阿部敦

◇fumi◆

★★★★★ 4.4

装神→全裸じゃもう服がないよ。服を買いに行く時に着る服も無い。

2016年放送のテレビアニメ 全12話 ほかにOVAあり

監督 迫井政行 構成脚本 黒田洋介 キャラデザ 戸田麻衣
制作 WHITE FOX

新興会社でありながら矢継ぎ早に名作を生みだしたWHITE FOXの初の完全オリジナル作品。
ゼロから始める異世界生活に続く形で放送され、まさに絶好調の時期です。

神奈川県内にある架空の市を舞台に描かれる和風魔法少女アニメ。

皇まとい CV諏訪彩花 中学2年生の少女 父と二人暮らし 巫女のバイト
草薙ゆま CV大空直美 中学1年生の少女 天万神社の娘 まといのいとこ
クラルス・トニトルス CV戸松遥 15歳の少女 ファティマに所属

えーこれも全裸系魔法少女アニメです。
巫女風魔法少女に変身すると、着ていた服は消滅して元の姿に戻ると全裸という設定。
なので、主人公まといは嫌がっているのですが、後半は少し慣れてきます。
「魔法少女なんてもういいですから」と違って目的があると慣れるし工夫も考えるのです。

オリジナルなのできれいに完結していますから安心して見れます。
3人の魔法少女はもちろん、他キャラも非常に魅力的でレベルの高い魔法少女アニメです。
巫女服の退魔少女という設定もありがちですが、可愛くてかっこいいし面白いです。
戦闘シーンは今一つ印象に残りませんが全裸シーンでカバーしてるんでしょうね。

ただ、ストーリーはひねりがなく一直線で驚くような場面はありません。
分かりやすいと感じるか、つまらないと感じるかは体調次第かもしれないですね。
テーマとなる家族愛ですが、いまひとつ表現しきれていないような気がします。

最後のほうはともかく全体的にコメディ系が前面に出ていて、
コメディとしてみれば笑えるシーンも多く、満足できる作品でしょう。
実際、コメディアニメのラストに急展開を入れただけという見方のほうがいいような気がします。

大風呂敷を広げたように見せかけた適当魔法少女コメディアニメとしてなら文句なしに楽しめる良作です。
服が無くなってもみんなのために装神し続けるまといになんかいじらしさを感じて・・・

おそらく原作の中心人物であろう黒田洋介さんのベテランの味が最大の見どころかと思います。

もちろん、三人の退魔少女は可愛くて面白いので軽い気持ちで見れる作品かと思いました。
ランキング低すぎと思いましたが、レンタルしにくく(人気あるのか?)
ほかに見る方法があまりないのが原因かもしれません。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 31
ネタバレ

〇ojima

★★★★★ 4.1

実は・・・・毎週楽しみました

キャラクターからして今まで観るジャンルではありませんでしたが、
つい1話観たらなかなか面白く視聴しています。
親子の関係やら友情の話。3人のヒロインで話が進むようで結構内容がしっかりしていそう。
6話の装神少女ゆまちんはおもしろかった!

7話はサービス水着回でしたが、他の回の方が刺激(サービス)が強いですね。不思議。

最終回まで観終わりました。
正直、もう一話あったらなぁ・・・
{netabare} 24次元の厳しさを知りたかった。
そしてお母さんと一緒に敵を倒して大団円して欲しかった。
(母親の愛情は無敵です)みたいな!
普通が良いといっても退魔少女の非日常が続いてゆくところは
本アニメの一貫性のある楽しい一場面です。{/netabare}

ゆまちん、クラリス3人の友情を通して良い仕事してました。

この類OVAが面白そうですよね。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 45
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★☆ 4.0

纏創(てんそう)の巫女

巫女ヒロインでセカイ系というと、『神無月の巫女』(※個人評価 ★4.1)が直ぐに思い浮かびますが、本作はその次くらいに面白かったかな。

◆私たちは《少女が世界を救う話》に多くを期待し過ぎてるのかも?

今期の放送アニメの中では余り話題になっていなかった印象の本作ですが、たまたま第1話を見てみたら、中学2年生ヒロインの魔法少女ものらしい展開だったので、ちょっとだけ期待してしまいました(本作が「セカイ系」に化けることを)。

『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年冬)のヒロインたち(鹿目まどか、暁美ほむら)も、『結城友奈は勇者である』(2014年秋)のヒロインたち(結城友奈、東郷美森)も、中学2年生でしたし、きっと本作のヒロイン=皇(すめらぎ)まといも、{netabare}セカイを救うためにどこかのタイミングで、悩み悩んで心を決めるのだ{/netabare}、と。

そして、今日、最終第12話を見終えて・・・うん。普通に面白かったよね?きっと。
『まどマギ』や『ゆゆゆ』が普通でなく面白かっただけで、決して本作の出来が悪かった訳ではない、と思います。
下記のように不満点は色々ありましたが、数あるこの手の作品の中では、ヒロインも可愛くて、世界観も割と面白い方だと思うので、視聴するかどうか迷ってる方はとりあえず第1話だけでも見てみてはどうでしょう?


◆視聴メモ

・キャラクターデザイン/作画がちょっと古風で、まるで10年くらい前の作品のような気がする。
・まといの纏装後のコスチュームや纏われる神様の容姿が全然神道っぽくなく、チグハグ感が否めない。
(※多分ここが本作の一番残念だった点)。
・ギャグの感覚が微妙にズレてて、いまいち乗れない。
・本作の山場のはずの第11-12話でさえも、展開が冗長な気はした。
・とくに、第11話で、{netabare}主人公まといが頂次元へ旅立つ選択をするシーン{/netabare}で、『まどマギ』の{netabare}まどかが魔法少女になる決断をするシーン&それをほむらに告げるシーン{/netabare}を思い出して、改めて『まどマギ』のその2つのシーンは神懸っていたんだな、と思った。
・それを再確認出来ただけでも本作を視聴した意味があったと思う。


◆作品情報

原作         BOWI
監督         迫井政行
シリーズ構成     黒田洋介
脚本         黒田洋介
キャラクターデザイン 戸田麻衣
音楽         加藤達也
アニメーション制作  WHITE FOX


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


================ 装神少女まとい (2016年10-12月) ==============

{netabare}第1話 私、神懸かってます ☆ 神懸りの儀 ※魔物&ゆまちんのパパが残念・・・
第2話 神様、纏いました ☆ まとい&ゆまちん退魔活動開始、クラルス来援
第3話 神様は知らんぷり ★ 高次元生命体、強敵ナイツ来襲
第4話 彼女の覚悟と私の理由 ★ クリードキラー、八百万の神の力の召還
第5話 特別な普通 ★ レガリアの護衛、封印解除(まゆちん憑神=高次元体) ※原宿~明治神宮が舞台は◎
第6話 ごめんなさい ☆ ゆまちん纏創、伸吾君の心配
第7話 海と温泉、ときどき悪霊 ★ 天海神社の巫女(雨音弥生)、水龍の神
第8話 ちいさな願い ★ 纏創の巫女、まといの願い ※土偶形の魔物&七支刀は○
第9話 ありがとう ★ 展望タワー閉じ込め事件、しおりの御守り(サフィラス消滅)
第10話 開かれし門 ★ 次元の穴、10年前の事故、ルードス来襲 ※ここでセカイ系に
第11話 いってきます ★ まといの選択、頂次元へ 
第12話 普通がいちばん ★ 続き、後日譚{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)9、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.0

OP 「蝶結びアミュレット」
ED 「My Only Place」


=====================================================
※以下、本作の第1話視聴直後に書いたレビューです。

リゼロの凄いクオリティを見て、大いに見直したWHITE FOXさんが制作している中学2年生ヒロインの魔法少女もの?
だが・・・こっちは白狐の2軍が作ってるんですか????と突っ込みたくなるようなジャンクな作風なのですが、大丈夫?

そろそろ「結城結奈は勇者である」みたいな大穴面白アニメをまた見たいのですが、無理かな?

点数は期待を込めて高めに付けています。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 28

65.5 12 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI(アニメ映画)

2000年7月8日
★★★★☆ 3.6 (127)
886人が棚に入れました
美しい高原の街「グリーンフィールド」に父親のシュリーと共に暮らすミーという少女がいた。

ある日、父親が遺跡の調査中に行方不明となった。父親が残した奇妙なカードをミーが並び替えた時、謎のポケモン「アンノーン」と共にエンテイが現れた。

一方、サトシたちも旅の途中で「グリーンフィールド」を訪れていた。突如グリーンフィールドがクリスタルで囲まれたことに困惑するサトシ達の前にエンテイが現れ、偶然現場に居合わせたサトシの母親を連れ去ってしまう。

サトシは母親を救うため仲間と共にグリーンフィールドの中心に出来た結晶塔へ向かう。

天上しょーと♪♪

★★★★☆ 3.7

おっけぇぇぇぇぇぇい!

凄く久しぶりに見ました。懐かしすぎて・・・というのは置いておいて

この映画はポケモン映画2作目で今回は「家族」がテーマ?の作品です。
金銀時代真っ盛りの頃の映画でサトシのポケモン達のポケモンや登場する
ポケモンも赤緑時代と金銀時代が入れ混じっています。

内容自体は前2作と比べてもそんなには面白いと思わなかったけども(期待しすぎちゃったのかも?
エンテイかっこいいしこの頃のポケ映画の映像の美しさとかでそれなりに楽しめました。

あとロケット団は今回もいいキャラでした。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 2
ネタバレ

セレナーデ

★★★★☆ 3.6

全アニポケ映画短文感想

うっかり全部観てしまいましたので、まとめて評価したいと思います。1~5点で採点。以下常体。

{netabare}第1作 ミュウツーの逆襲 4.5点
追加シーンの入った完全版があるけど、作品としては通常版の方が好き。
やっぱりオープニングシークエンスは10分以上あるとダレる。

第2作 ルギア爆誕 3点
観光客に肉体労働させる理不尽な祭りの儀式に強制参加させられて文句ひとつ言わないサトシさんマジイケメン。
ヒールが後半空気だけど、サトシさんの行動の目的が「宝を集める」に一貫されてるのでカタルシスはある。

第3作 結晶塔の帝王 5点
芯が通った作品は面白い。

第4作 時空を越えた遭遇 2点
タイムスリップ要素の押しが弱い。ヒールも実は過去からやってきたくらいの設定はあってもいい。

第5作 水の都の守り神 3点
手堅い出来。「心の雫」なるキーアイテムが終始物語の動向を支配してたのは、キーアイテム然としててよろしかったかと。

第6作 七夜の願い星 4点
今年のアニポケ映画がこれくらい面白くなりますように。

第7作 烈空の訪問者 2点
キャラ多すぎ。欲張って面白みを増やそうとするからこうなる。作画もこれがシリーズ最低。
半ばにあった機能停止都市でのサバイバルはB級映画の雰囲気でワクワクした。

第8作 波動の勇者 2点
評判いいから期待してたけど全然フックにかからなかった。テーマは明確でも、話にメリハリが足りない。
具体的に言うと中盤に展開がない。アーロンさんがルカリオさんをかばってたことなんて冒頭ですぐ分かるのに、道中ルカリオさんは「アーロン様は裏切った、人間信じられない」とか言って同じフラグを立てまくる。終盤までずっと「アーロンは実はいい人」とだけ言い続けられてるようで、いい加減しんどくなってしまった。
あと「時間の花」なる便利アイテムで過去の出来事を発表していくのも機械的で面白みに欠ける。

第9作 蒼海の王子 4点
販促ハンデに負けずよく丁寧に作りあげた。
一見なんとかレンジャーの登場で低年齢層向け臭がキツいけど、心情表現は直截的なそれを避けており、キャラのリアクションに情緒ある余韻を生み出している。
これはこれで、考えて脚本書いたんだなという感じがした。全体の構成もよかったと思う。
ただし最後の舞空術はやりすぎ。

第10作 ディアルガvsパルキア 3点
お話はあれだけど、雰囲気がいい。控えめで、不気味で、厳かな音響演出にシリーズ異色の味わいがある。
それだけで、割と好きと言えてしまったりする。
キャラの掛け合いもけっこう好み。

第11作 氷空の花束 3点
お話はあれだけど、今度はシェイミさんのキャラがいい。生意気で、図々しくて、ツンデレな性格にシリーズ屈指の愛嬌がある。
しかし変身能力は正直要らない。見れば見るほどなんだあのデザイン。

第12作 超克の時空へ 2.5点
微妙に面白くない。なによりアルセウスさんが意外に非力で肩透かし。創造神たる存在が水銀で溺れ死にかけるとかどうなの。美輪さんだったら水銀くらいオーラで蒸発・無毒化させると思う。ていうかアレは水銀なのか。

第13作 幻影の覇者 2点
要素盛りすぎ。もっと添削できる。開幕のスポーツの件はいらない。スパイのねーちゃんもいらない。三犬は絶対いらない。
残るのはセレビィさんとゾロア親子だけど、なんならこれもどちらかひとつに絞れそう。
ゾロアのかわゆさだけが救い。

第14作 黒き英雄(白き英雄) 1点
ぶっち切りでつまらない。話はなかなか動き出さないわ、動機作りは突貫工事よろしくの粗雑さだわ、ヒールは若気の至りで世界を滅ぼしかけるただの迷惑な青二才だわ、なんでこんな箸にも棒にもかからない仕上がりになってしまったのか、現在事件事故の両面から調査中です。

第15作 キュレムvs聖剣士 3点
思ってたより悪くなかった。ポケモンの擬人化が濃厚で低年齢層向け臭は特にキツいし、もっと面白くできたとも思うけど、シリーズの中ではテーマがブレてない方。ケルディオさんが一人前になるまでの物語にひたすらプライオリティを置き続けてくれたので、カタルシスを得ることができた。
そういう意味で、サトシさんにクライマックスを任せなかったのはいい判断だったと思う。

第16作 神速のゲノセクト 2点
副題詐欺。
ビル街でのバトルはちょっとよかった。けど、それだけ。

第17作 破壊の繭 2点
なんちゃってもののけ姫。こっちのシシガミ様は考えなしに人をヒョイヒョイ助けるから困る。

順位
一位 結晶塔の帝王
二位 ミュウツーの逆襲
三位 蒼海の王子
四位 七夜の願い星
五位 ディアルガvsパルキア
六位 水の都の守り神
七位 氷空の花束
八位 ルギア爆誕
九位 キュレムvs聖剣士
十位 超克の時空へ
十一位 烈空の訪問者
十二位 時空を越えた遭遇
十三位 波動の勇者
十四位 幻影の覇者
十五位 神速のゲノセクト
十六位 破壊の繭
十七位 黒き英雄

■総評とか

なんて懐古厨の血にみなぎった採点。

けどやはり『結晶塔』と『逆襲』が頭ひとつ抜けてると思った。シナリオ・演出ともにハイクオリティで他とは格が違う。

中でも、シナリオが、私的面白作品の十分条件である「描きたいテーマの明確さ」を高い水準でクリアしてたことがポイント高い。『結晶塔』だと「ミイの”家族”への渇望」がドラマの中心となってた。脇役のバトルやリザードンさんの救援など様々な面白みがあるけど、それら全て「ミイの”家族”への渇望」のドラマの土台の上で展開されている。ミイが持つドラマの影響を受けずに役割を与えられてるキャラは一人もいない。全てが、家族を慕う余り作り上げた虚構にミイが気づくまでのドラマの一部であり、そのスタイルが徹頭徹尾貫かれている。そういう意味で、『結晶塔』と『逆襲』は芯が強い。だから面白かった。

あと、冒頭をナレーションに任せなかったところも地味に感心した。他の作品だと、運昇さんのナレーションだけで、サトシさん一行が目的地へ赴く動機や、登場人物のバックボーンをペラペラ説明して勝手にストーリーを進めることがある。だけどこの2作は、事件の発端はきちんと風景で表現して、かつナレーションは最低限に抑えており、ナレーションで不要にストーリーを進めることはない。この手法が「ツカミの巧さ」に繋がってると思ったし、作品の満足度自体にも少なくない影響を与えてるとも思った。

一方、不満で終わった作品は近年のものに集中した。やはり、テーマがブレてたり余計なドラマが多かったりと芯の軟弱さを感じたものが多い。結局何を言いたいのか分からない。明らかに主役ポケモン(伝説のポケモン)を無理に複数採用するスタイルが祟ってる。原作ゲームのイベントの一環とは言え、作品のクオリティが下がるのは恨めしい。

順位について。
四位と五位の間にはかなり開きがある。二位と三位の間にも開きがあるけど、それ以上。
五~九位は五十歩百歩。形だけでも『ディアパル』がTOP5入りしたのは自分でも意外。
十一位~十四位もどんぐりの背比べ。
「良」と「悪」のボーダーラインを設置するなら九位と十位の間。{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5
ネタバレ

シェリングフォード

★★★★☆ 4.0

虹がうまれた日

あるお屋敷の女の子、ミイはお父さんが大好きなのだけれど仕事が忙しくなかなか遊んでもらえない。
お父さんは考古学者でアンノーンの研究をしていた。
その日も貴重な遺跡が見つかったとの情報が入って急遽、現地に行かなければならなくなった。
「なるべく早く帰るよ。」と約束を残して出て行ってしまったきり、戻ってはこなかった。
彼は遺跡調査中にアンノーンに取り込まれてしまったのだった。
アンノーンは独りになってしまったミイの寂しさにも反応した。
その力は凄まじかった。ほとばしる力は波状に広がっていく結晶により辺りは凍結してしまった。
結晶は部屋を覆い、扉を抜け、屋敷全体を覆ってしまった。
まさに花のようだった。
左右対称に造られた屋敷の両端の塔のように伸びた部分は2本のめしべであり、
それを中心に大きく広がる結晶は色も赤くとてつもなく大きい花弁のように見えた。
アンノーンの力は屋敷をミイだけのものにし、さらに父親としてエンテイを造った。
彼は言う。「ミイが望めば何でも手に入るよ。」ミイは母親を望んだ。
それにエンテイは応えなんとサトシのママを連れ去ってしまったのだ。
サトシたちははたしてママとミイを助けることができるのでしょうか。

話の骨子について{netabare}
このお話の題材が冨樫義博さんの漫画『レベルE』で用いられていた1920年代イギリスで起こったロバート一家の事件に似ていました。
この事件が本当にあったかはわかりませんが、まあ似ていましたw
ロバート一家は夫と妻、そして6歳の女の子のごく普通の三人家族。
ただ一つ異質なのは夫と妻の仲がすこぶる悪いということ。
ある日の夕食前にまた夫婦喧嘩勃発かと思ったら急に夫が消えてしまった。
あまりの出来事に驚きながらも妻は警察に届け出たがもちろんとりあってもらえず
数日がたち妻も少女も憔悴しきったところに突然夫が消えたときと同じ姿で現れ彼女らを抱きしめ号泣し始めた。
妻は夫をなだめながらどこに行っていたのか聞くと夫は「娘の心の中にいた」と答えた。
「娘の心の中で自分と妻がどれだけ恐ろしく醜くいがみあって見えていたのかを思い知らされた。」

極度のストレスによって引き起こされた超能力現象です。
6歳の少女が父親を潜在意識内に移動させたというお話です。
骨組みはほとんど同じですね。なにか元になっているものがあるのかな。{/netabare}


本作はポケモン映画第3作目です。
この映画は一つの分岐点だったと思います。
これ以降のポケモン映画の多くの伝説のポケモンは小さく可愛くなって、
さらになんだかよくわからないマシーンにやられてそれをサトシ達が助けるといったストーリーに変わります。
だからポケモンバトルがメインになっていて作品として見応えのある面白いものはミュウツーと本作だと思います。
それも今みたいにCGをばりばり使って技を綺麗に見えるようにするのではなくて
カメラワークなんかを工夫しながらポケモンをグッと動かしてよりイキイキとみせくれます。
そこがこの映画の醍醐味の一つです。

本作は雰囲気も非常に良いです。
雰囲気、空気感とでも言いましょうか、綺麗でありながら切ない印象を与える結晶を背景に繰り広げられていく物語、
ときにはアンノーンの力で空想を現実に持ち込んできてしまう、この入り組んだ世界観がなんとも心地良いです。
話の作りも決して雑ではないので飽きたり、辟易することはありませんでした。

op,ed共に良かった!
やっぱりopは主題歌をバックにバトルですね!ここは変えないで欲しい。
edは曲は少し悲しさ含んでいて、アニメーションはサトシ達の旅のゆったりとした情景です。これも変えないで欲しいw

ファンタジーに包まれた少女の苦悩の解放を描いた物語。
悪くない一作です。


{netabare}

独りよがりな考察

結晶に包まれた屋敷は花がモチーフになっていました。
2本のめしべはおそらくそれぞれ失ってしまった父親と母親を示しているでしょう。
屋敷内で父親としてエンテイを求めたことそして母親を求めたことから
話が進むにつれて閉じていく花弁がすでに屋敷内に欲望を満たすものが揃ったことを語っています。
構造だけ見れば「花」そして「人を寄せ付けない水晶」は『Sleeping Beauty』のような気もします。
水晶は満たされた屋敷内の時空間凍結のメタでもあると思います。永遠のひととき。
本作はこれまでのポケモン映画の中ではなかったほどに幻想的特色を帯びた作品でした。
ミイの服装もおそらく意図的でしょう。青と白のドレスと言えば、アリスです。
ディズニーがアニメーション化したことで広まったこのイメージ。
本作ではファンタジーの世界に入るということでこれを借りてきたのでしょう。意味もなくあの服装ではなかったということです。


話の方も構成はとても良かったです。
戦いばかりにならず、話し合いばかりにならず、しっかりと柱を建てつけたストーリーでした。
リザードンかっこよかったです!いや、ホントかっこよかった。
ちょっと涙が滲みましたw サトシのためにはるばる飛んでくるなんて。ヒトカゲの頃から知っているからグッときてしまいましたw
タケシやカスミの先に行け的なシーンも良かったです。僕は好きでした。
ミイの前に立ちはだかる2人が急に人が変わったように見えるほどかっこよかったです。ちょっとドキッとしました。
ぜんぜん関係ありませんがカスミは髪をおろした方が可愛いですよねw

アンノーンは一体何だったのでしょう。
ポケモンの謎には好奇心がくすぐられます。


{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 9

65.2 13 王室教師ハイネ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (185)
843人が棚に入れました
個性的な4人の王子の教育を任された家庭教師が奮闘する王室コメディアニメ第1巻。王族が住まう王宮にやって来た新しい王室教師・ハイネ。しかし、彼は受け持つ4人の王子から「王室教師とは認めない」と言われてしまう。

声優・キャラクター
植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太、浪川大輔、立花慎之介、森川智之、江口拓也

ようす

★★★★☆ 3.7

「教師とは、生徒の心に傷を作るのではなく、希望を作るもの。わたくしは彼らの王室教師です。」

月刊Gファンタジーにて連載中の漫画が原作のアニメ。

現在も原作は連載中ということですが、
伏線をしっかり拾ってきれいに物語は完結しているので、

このアニメだけで十分満足できました^^

全12話です。


● ストーリー
グランツライヒ王国の皇太子(長男)を除いた4人の王子。

第二王子・カイ    :「ジロリ王子」
第三王子・ブルーノ  :「高圧インテリ王子」
第四皇子・レオンハルト:「プライドエベレスト王子」
第五王子・リヒト   :「チャラ王子」

彼らの王室教師として招かれたのは、
ハイネ・ヴィトゲンシュタイン(♂)。

四人の王子たちは一筋縄ではいかない存在で、
これまでの王室教師たちはすぐに辞めてしまったという。

果たしてハイネは王子たちと信頼関係を結び、
彼らを立派な王位継承者に育てることができるのか。


クセが強い王子たちと向き合い、
絆を結ぶところから物語は始まります。

1話完結で王子たちのことを知ったり、
一緒に困難を解決したりします。

イケメンキャラばかりなので、
キャラアニメなのかと思っていましたが、

ストーリーにも入り込めて、
普通に楽しむことができました^^

それぞれの王子たちの特徴や個性に合わせたストーリーで、
しっかりとスポットライトが当てられているところもいいですね♪

大きく盛り上がるような特別な話はないのですが、
飽きてやめたくなるほどつまらなくもなく。

内容も重たくないので、
さくさくっと気楽に見ることができます。

ハイネの過去や国王との関係など、
気になった伏線についてはしっかりと回収され、

特に最終話は今までの話を活かして、
とてもいい話になっていました。

この最終話で、
私はこの作品がより好きになりました^^

教師を感動させるのは、
いつでも教え子の成長した姿なのだ…(´;ω;`)


● キャラクター
四人の王子とハイネ。

やはり王子様がメインということもあってか、
全体的に画面がキラキラしていますw

そんなキラキラ王子たちに負けず、
主人公としての位置を確立しているハイネ。

無表情で淡々とした話し方をしますが、
ボケでもツッコミでも、なんでもこなしちゃうスーパー先生w

見た目は幼く見えますが、
成人男性らしいです。

プチキャラ化することも多く、
とてもかわいい♪

だけど大人の色気を漂わせることもあって…(*´Д`)ハァハァ

かわいくてかっこよくって…
って、最強なキャラだなと思いました。笑


ハイネに比べると四人の王子は少しキャラが弱い気もしますが、
その中で私のお気に入りは第四皇子のレオンハルト♪

勉強が嫌いなので一番ハイネに噛みついていた子ですが、
根は単純で子どもっぽくて、優しい子。

そんな子がハイネに懐くようになると、
あらまあ、なんとツンデレ可愛いww

おバカなところがまた可愛くて、
この作品のギャグの大部分は彼がいるから生まれています。


声優さんは俳優としての活躍が多い方が多く、
初めから舞台化が視野に入れられたキャスティングだったのかしら。


●音楽
【 OP「しょっぱい涙」/ 阪本奨悟 】

アニメでは一番と二番の歌詞がごちゃ混ぜで使われています。

明るい曲調ですが、
歌詞は王子たちの苦悩とぴったり重なります。


【 ED「Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~」
  / P4 with T(王子4人+ハイネ)】

私はEDの方が好きかな♪

途中の回で声優さん達がダンスしている
リアル映像バージョンが流れた時はびっくりしましたw

初めは「これはダメだわー。」と引いていましたが、
ついつい繰り返し見たくなっている自分もいてw

ダンスはちょっとダサいんだけど、
コスプレだけでなく表情とか動きとか、きちんとキャラに合っていて、
俳優さんってすごいなーと思いました。


● まとめ
最初はどちらかと言うとイケメン要素に期待していて、
ストーリーにはそこまで期待をしていなかったのですが、

最終回がよくて、
いいアニメだったと思いました!

予想以上に楽しめました♪
この作品の評価は尻上がりです^^

キラキラな王子たちにときめくもよし、
ハイネの「教育的指導です。」に背筋をシャンとさせられるもよし、
先生と生徒のコメディに笑うもよし。

女性人気が強そうですが、
男性でも楽しめる作品なのではないかなと思います。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 25
ネタバレ

おぼ

★★★★☆ 3.1

ショタ教師とイケメン王子達のほっこり日常になるはずだったが……?/続編の可能性追記(8.2)

原作未読/全12話

序盤のうちは楽しめたものの、後半失速(;´Д`)
そして最後に大きく失望しました。

※レビューにネタバレはほとんど含みません

( 'ω'o[総括レビュー]o
{netabare}
1話で「男でもいけるかも?」と思わせつつ、
2話、3話の丁寧なキャラ紹介で完全に引き込んでいくstyle。

ちょっと笑えて、ほっこりできる話が多く、
6話~8話ぐらいまでは確実に面白かったと思います。

ただ、そこから失速_(:3 ⌒゙)_
なんだろ……、面白さは変わってないんだけど
単純に話に飽きてきてきたかな?といった印象でした。

そして終盤の11話で失望。゚(⊃Д⊂゚)゚。
ハイネの正体に魅力を一切感じなかったです。

終わり方は無難で良かったですが、
[ストーリー]といった目線ではそこまで高い評価はつけられない作品だと感じました。

ただ、腐女子向けにしては男子でも楽しめたし、
及第点はあげたいです。

後ひとつだけ。


7話の実写ED。ダメ、絶対。{/netabare}

( 'ω'o[観点事のレビュー]
{netabare}
[物語]/3.0★★★☆☆
ほっこりできる話が多くて良かったが、
最後のハイネの正体で失望
あれはないでしょ……(;´Д`)

[作画]/3.0★★★☆☆
普通、終始安定してました。
幼女良かったです!

[声優]/1.5★‪✯‬☆☆☆
主要キャラのうち、4人が俳優。
なんで声優を起用しなかったのか……(;´Д`)

[音楽]/4.0★★★★☆
OPのしょっぱい涙が物凄く気に入りました!
それだけなら星5にしていたのですが、
EDの実写が((

[キャラ]4.0★★★★☆
ショタハイネがとても可愛かったです!
いや……_(:3 ⌒゙)_ショタコンじゃないですよ(*`・ω・´)
マスコット的な可愛さがあるんです。。゚(゚⊃Д⊂゚)゚。

[総評]/★3.1{/netabare}

簡易点数【60点】

[続編の可能性]
{netabare}
※上の方が優先度高めです
※あくまでも個人的な意見です
※オリジナルアニメの場合は原作ストックは評価対象に入りません

※総評星評価の基準
---------------- 8×キリトリセン ---------------- 
★★★★★/80%~100%
★★★★☆/50%~79%
★★★☆☆/30%~49%
★★☆☆☆/15%~29%
★☆☆☆☆/15%未満
---------------- 8×キリトリセン ---------------- 

[円盤売上]/★★★★☆
※1巻6532枚/平均6532枚(暫定)/全巻データ出揃ったら追記

[原作ストック]/評価不能
※アニメは原作改変展開+色々な話を繋げており、2期を作らないのが明白

[終わり方]/★☆☆☆☆
※原作でまだ明かされていないハイネの正体を明かしてしまっている時点で致命傷+原作と設定を色々改変している

[作品評価]/★★☆☆☆
※多数のサイトで微妙評価。
ただ、女性の評判はいい模様。

[制作会社]/★★★☆☆
※『ブリッジ』
みつどもえのみ続編を制作しています。
それ以降はなし。

[総評]/★★★☆☆
※原作改変+勝手な設定変更により、続編は不可能だと考えられます。

と、思っていましたが円盤が予想以上に売れた+普通に日常日常していたら問題なく作れるので、2期が発表される可能性はあると思います。{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 47
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 4.1

王室教師と4人の王子の日常

原作未読。最終話まで視聴。

王室教師とは、王子を国王にふさわしい人物になるように教育する、専属家庭教師のこと。

国王は長男に万一のことがあってはと考え、4人の弟のための王室教師として主人公のハイネを呼び寄せる。
ところが4人の王子はそれぞれ一癖も二癖もあって・・・。

王室教師と4人の王子の日常ほのぼの系コメディ。

正直あまり期待していませんでしたが、4人の王子の個性が際立っていて、面白かったです。
最終話にしっかり感動要素もあったところは高評価。
やっぱり、ほのぼの系には多少の感動が無いと成立しませんから。

最後に少し苦情を・・・。
1.主役が台本棒読みなのはいただけない。やはり俳優ではなく声優を使うべきでは?
2.ハイネの容姿と声があっていないような気がした。最後まで違和感があった。
3.7話のEDの{netabare}実写版{/netabare}は、いらなかったかな?

投稿 : 2019/09/21
♥ : 31

64.7 14 みどりのマキバオー(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (106)
545人が棚に入れました
主人公であるミドリマキバオーが、北海道勇払郡鵡川町のみどり牧場に生まれるところから始まる。母のミドリコが堀江牧場(通称・ひげ牧場)に売られてしまったため、マキバオーは母親に会うべく、生まれどころのみどり牧場から脱出。森の中で親分肌のねずみ、チュウ兵衛と出会うことによって、さまざまな困難を乗り切り、母親と会う。その後、カスケードらライバルとの競走によって、ミドリマキバオーは成長していくのである。 ちなみにみどりのマキバオーの世界では人間と動物が普通に話し合える世界となっている(ただし物語序盤ではそのような設定はなかった)。

声優・キャラクター
犬山イヌコ、千葉繁、高山みなみ、飯塚昭三、緒方賢一、桜井敏治、石田彰、玄田哲章、有馬端香

ラスコーリニコフ

★★★★☆ 3.3

絵の割に本格的

汚い絵とウ○ に耐えれれば、かなりの良作
かなり落ちるんで、それはもう落ちるんで、耐性ないときつい

ニコのこれのGONGのMADはこの作者も絶賛してたけど、
アニメ見る気も漫画読む気もないなら、それだけでも。

漫画はこれの他に・・「ダービージョッキー」を。
というか、競馬漫画どれも選べないな。全部読んでもらいたい
ちょっと検索してみたけど、やっぱり名作多いっぽい。
漫画じゃ競馬はハズレの少ないジャンル

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3
ネタバレ

ヒロ(4代目)

★★★☆☆ 2.9

ウ・・・ウマなの コレ?

完全にこの作品は競馬ファンでも 好き嫌いがはっきり
分かれる作品だと思います。 この作画(絵) で。

結構 物語は真面目に競馬をやってるんですが
ネタにしか見れない人間も結構いるんで
そこで競馬ファンからも評価が分かれてます。

ただ 内容はしっかり競馬をやっていて結構詳しいなと
思わせるような 部分もチラホラ ありますね。

OP は 走れコウタロー のカバー曲「走れマキバオー」

内容はしっかりしてるんですが 
    自分はネタにしか見えないので
         やっぱり受け付けなかったですね。

なんで サラブレッド ってのはあの形が
素晴らしいわけでこんな丸っこい生き物が
速い訳ないじゃないか。

ただ 今現在競馬関係のアニメって
       これくらいしかないのじゃないかな・・・。
{netabare}
ベアナックル は かなり好きだった。(ギャグ担当で。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3
ネタバレ

ちゅけちゅけ

★★★★☆ 3.8

JC ← ジャパンカップ

現実にはありえない話ながらも、当時の競馬事情も反映されてるし、コアな競馬ファンにも楽しめる話になってる。

ピーターⅡ、アマゴワクチン兄弟が父ホラフキー(ホリスキー)の影響で脚が弱いとか、結構ムフフと思わせるエピソードがある。

{netabare} ~
3歳の有馬記念で終了の方よかったと思う。
あれ以上のクライマックスはないでしょ。

ベアナックル大好きだわ~{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 0

64.6 15 飛べ!イサミ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (51)
422人が棚に入れました
花丘イサミ、月影トシ、雪見ソウシの三人は幕末に活躍した新撰組の子孫。ある日、花岡家の蔵で新撰組の秘密基地を発見し、光を放つ不思議な剣を手に入れる。そして、世界征服と花丘魁博士(イサミの父)の誘拐を企む悪の秘密組織「黒天狗党」と戦っていく。初期は少年探偵ものの方向性で、「しんせん組」で巷で起こる事件を追い、主にイサミが剣を用いて悪党と戦うという内容だった。中盤から黒天狗党が本格的に暗躍し始め、しんせん組もパワーアップを果たして「ヒーローもの」の方向にシフトしていく。

ヌンサ(亢宿)

★★★★★ 4.8

アイキャッチもめちゃくちゃカッコいい

小さいころに何となく見ていて記憶に残っていたアニメ作品なのですが、佐藤竜雄監督ということで今の年齢になって改めて視聴してみました。

いやぁ、子供向けアニメとは思えないクオリティですね。多分、ものすごく複雑な裏設定とかがある作品だと思うのですが(細かい科学技術や人間関係とか絶対ありそう)それを真綿で包んだかのような柔らかさと優しさがある感じです。子供向け作品なので、敵キャラが親切で非常に微笑ましいです。難しいことも噛み砕いて説明されていて、ここまで大人も子供も両方が楽しめる作品は珍しいのではないでしょうか。

そして、今の自分の年齢だからなのか、女性キャラクターがやたら可愛い印象があります。いや、全員可愛いです!ここまで女性キャラにときめいたのは初めてかもしれません(笑)。特に高木はるかと烏丸ヒロ子にメロメロでした。さらに男性キャラクターも印象的な人物が非常に多くて、各キャラクターを掘り下げたエピソードをもっと放送してほしかったなと思いました。

声優陣も実力者ぞろいの中、主人公の花丘イサミを演じていた中嶋美智代さんの声が非常に存在感を出していました。少し上ずった感じの非常にかわいらしい声で、もっと色々な作品に出演してほしかったなと思いました。プロ野球選手の奥さんだと最近知って、非常に驚きました。

全50話で足りないと感じてしまうくらい各話のクオリティが高くて、なおかつ軽い気持ちで見ることができる作品だと思います。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

101匹足利尊氏

★★★★☆ 3.7

チャリンコヒロインの悪党退治♪

最近、ジャニーズの某メンバーが
うわさのキッスの件で謝罪する会見映像を眺めていて、
そう言えば、TOKIOは若い頃、“やるじゃん♪なかなかやるじゃん♪やるじゃんあいつ♪”
と子供向けのヒーローアニメでテーマ曲歌ってたな……。

という感じでふと思い出してみた、
1995年~教育テレビ放送のNHKオリジナルアニメ。


新撰組局長・近藤勇の末裔である主人公小5ヒロイン・花丘イサミが、
同級生少年のトシ&ソウシとのトリオで、
「しんせん組」を結成し、先祖伝来の「龍の剣」などのアイテム&からくり発明品を駆使して、
町内と世界の平和を守る。


本作で私が特に好感するのは、子供の世界を大事にしつつ
ヒロイズムを完遂している点。

象徴的なのはイサミたちの移動手段が一貫して自転車であること。

「黒天狗党」との鉱石「ルミノタイト」を巡る攻防は、
中盤以降、巨大ロボや巨大宇宙船も乱入しつつ、
歴史の裏側やSFも絡め激化していきますが、
それらは時に三輪車幼児も従えるイサミたちの活躍により、
概ね自転車出動圏内で、片付けられます。

「しんせん組」の攻撃方法もイサミの剣、ソウシの弓矢は王道として、
トシに至ってはボールを投球したりシュートしたり……。

あくまで子供たちのチャンバラごっこや秘密基地など、遊びの延長線上で、
お子様に対して適宜ギャグも交えてフレンドリーに正義を示して行きます。

特に前半は後半のような「しんせん組」変身コスチュームもなく、
小学生たちが通学した私服で、
そのまま悪党退治に直行する放課後ヒーロー感。

視聴当時、私の中では既に、小さな子供のコミュニティー内で、
世界の一大事が完結するシナリオをガキ向けと斜に見る擦れた精神が芽生えていましたがw
本作の姿勢に関しては当時も今も親近感を覚えます。

子供の遊び感覚で世界が救われるものかwと大人は馬鹿にするのでしょうが、
夢の移動手段・自転車を獲得し、「はじめてのおつかい」レベルから、
活動領域を急拡大している小学生らにとっては、
チャリで遊び回ることができる範囲こそセカイの全テ。
この時めきを大事にする本作のセンスにグッと来ます。

子供たちの正義に対して作品内の大人たちも真剣なのも好印象。
狭い世間で、家族親戚、小学校関係者一同、
発明、隠密と、しばしば裏の顔も使い分けつつ、
少年少女のヒーローへの憧れ具現化を裏に表にサポート。

子供だましにお付き合いと見せかけて、
大人が秘めた親子愛や、思わぬヒーローオタク趣味などw
今風に言うところの“大きなお友達”が楽しめる要素もスパイスされており、
なかなかに侮れません。


私にとっては、某・東の名探偵と共にストライカーのヒーロー適性を確信させてくれた。
また某・木ノ葉隠れ里のくノ一や某・ぶっちゃけあり得ない黒いプリキュア戦士に先駆けて、
ボーイッシュヒロインとスパッツの相性を脳裏に刻みつけてくれた。
心の中で結構、重要な位置を占めるアニメです。


蛇足:で、またTOKIOのOP主題歌「ハートを磨くっきゃない」について……。

デビュー曲の「LOVE ONLY YOU」からの、
聴いていて赤面する位はずい求愛ソングの流れを引き継いだ4thシングルですが、
これがまた、作品内容と全然合ってないw(苦笑)

それでも、スタッフは、ミスマッチにめげずに、本作シナリオの切ない要素や、
小5ヒロインや女教師が秘める色気などを掘り起こしてOPアニメーション化しつつ、
ネオン風の演出も交えて、ジャニーズ曲を懸命にテーマ曲化。

そんなお子様向けアニメの背伸びしてる感も意外と印象的だったりします。


今回、あのメンバーが結局、何をやらかしたのか、真相は私には分りませんが、
NHK並びに同局が展開する若者及び子供の世界は、本作のご町内の皆様も含めて、
それこそ「Rの法則」が始まるずっと前から、TOKIOをひいきにして来たわけです。

その恩を、番組が吹き飛ぶレベルのご迷惑という仇で返すとは……。
何か、ホント言葉がないです……。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

らめええええええええ

★★★★☆ 3.8

ぜひ再放送していただきたい

NHK圧倒的・・・!圧倒的製作の...オリジナルアニメ
内容的には主人公と狂ってなきゃ、逸脱してなきゃ悪魔は殺せない…!の組織のドタバタモノという定番ものではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!
引き際っ…!勝ち逃げ…!分相応……!全てを飲み込む…強運…!のキャラを潰滅的手抜きせずに描いていたんだっ・・・!分かれよっ・・・!...!マンネリというのは...あまり感じなかったっ・・・・!むしろっ・・・!真の敵は‥‥あの男っ‥‥‥‥会長っ‥‥‥!幹部四カモが悪魔を殺す悪魔的奇手を変え品を変えてイベント?を発生させるんだっ・・・!分かれよっ・・・!っ・・・!飽きることなく見られました...!過度な恋愛描写がどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・わけもなくっ・・・!悪党らしい悪党もい馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!
終始軽快にストーリーはっ...進みますっ・・・!
最初はイサミ本当に欲しい物を手に入れたいなら結局これはもう金しかない…!潰滅的戦闘できなかったのっ...が...!後に男の子二人も戦闘可能にっ...なり...!主人公たちのピンチだけど…チャンスッ…にっ...必ず現れて危機を救う謎の卑劣っ・・・・! 最悪に醜悪な男・・・・!と主人公の関係っ・・・!どっ...ピンクの衣装で登場常軌を逸するくの一と...謎の卑劣っ・・・・! 最悪に醜悪な男・・・・!の妙なナイス雰囲気...!徐々に明かされる真の敵は‥‥あの男っ‥‥‥‥会長っ‥‥‥!組織の潰滅的正体とっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…構成員の...正体・・・ふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!ふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!っ・・・!かなり周到にストーリーも構成され...!伏線もっ...きっちり回収しながらラストへと向かっていきたっ・・・!っ・・・・!
ホンコンから招聘された三姉妹が登場したあたりから...!話が一気に進展して1050年地下行きますっ・・・!...!
ギャンブルでは辺で圧倒的・・・!圧倒的ターゲーットがっ...子供だけではゼロゼロゼロっ..ありませ~~んっ...と気づかされたっ・・・!

投稿 : 2019/09/21
♥ : 2

63.1 16 昆虫物語 みなしごハッチ(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (28)
159人が棚に入れました
平和なミツバチの巣が悪いスズメバチの大群におそわれた。女王様はわずかの供を連れて逃げ、とり残されたハッチは、親切なシマコハナバチのおばさんに育てられた。あの日、おばさんが買物に出た留守に、いいつけを破って外の探険にでかけた。途中カマキリに襲われたりしたが、おばさんの心配をよそに無事家にたどりついた。やがてハッチは、おばさんから自分がおばさんの本当の子供でないこと、ミツバチの子はミツバチでなければ育てられないことを教えられた。ハッチは本当のママをさがし、ミツバチの王国をもう一度つくるため、やさしいおばさんに別れを告げ、大空に飛びだした。
ネタバレ

ゅず

★★★★★ 4.4

昆虫だっていろいろな生き方がある

それぞれの昆虫の特徴をとらえて
昆虫ならではの世界観や視点がしっかりしている

1話1話の内容もすごくいいし、
お気に入りの話
{netabare}
12話 シロアリのゆうき 
13話 5ひきのサムライ
15話 おそろしい湖
16話 テントウムシの星
19話 ムシのコンサート
21話 恐竜のオアシス
22話 雪山をこえて
33話 流されたハッチ
35話 さいごのウソ
37話 薬草をもとめて  
38話 ハッチとサムライ
{/netabare}
12話、16話、19話、37話が特にいいかも!

私は家にビデオがあって
ハイジと同じくらい繰り返し見て
お世話になった作品でもある
でも最初も最後も途中も話がたくさん抜けていたので

見終わったとは言えない;

投稿 : 2019/09/21
♥ : 15

天神 羅愚羅

★★★★☆ 3.9

憎いヤツだよスズメバチ

「みなしご」って、今じゃ使っちゃいけない言葉でしょうかね?(゜-゜)
ちなみに、ハッチはみなしごじゃありません(゜-゜)
ちゃんと、八代亜紀・・・じゃなかった、お母さんに会うことが出来ます(´ω`)
 
母を捜す冒険の旅の途中で、様々な仲間を作り、敵対した相手とも協力して更に
強大な敵と戦う・・・
後の作品や、ゲームのシナリオなんかに影響を与えていないとはいえないでしょうね(´ω`)
 
主題歌はイイですね(゜Д゜)
演歌とロックが融合したような、カラオケで熱唱できる歌です(゜Д゜)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

kuroko85

★★★★☆ 3.9

何故昔はあそこまで肩入れ(感情移入)できたのか、、、

ちなみに現在でも簡単にタイトルに「みなしご」
って使えるのでしょうか?
この当時は、結構これらのテーマが多いです。
有名ところではタイガーマスクのエンディングは
「みなしごのテーマ」ですし、、
「母をたずねて三千里」は当初みなしごではないのに、
自分からみなしごになりに行く話です。

スズメバチに襲われ母と離れ離れになってしまったミツバチのハッチが
まだ見ぬ母を探して苦難の旅をするストーリーですが、
ハッチの顔が情けないです。
というか、ハチの擬人法に
何故昔はあそこまで肩入れ(感情移入)できたのか、、、
ただ、妹とかいるんですよね。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

67.0 17 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (32)
124人が棚に入れました
新幹線超進化研究所は「漆黒の新幹線」が生み出す巨大怪物体から
日本の平和と安全を守るため、「新幹線変形ロボ シンカリオン」を開発した。
シンカリオンとの高い適合率を持つ子供たちが運転士となり、
研究所員たちと力を合わせて強大な敵に立ち向かう!
果たして「漆黒の新幹線」の目的は…。子供たちは日本の平和と安全を守れるのか…。
チェンジ!シンカリオン!

声優・キャラクター
佐倉綾音、沼倉愛美、村川梨衣、うえだゆうじ、竹達彩奈
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★★ 4.2

俺の好きな“四文字熟語”は「変形合体」だぁぁ!

観終わって……

色々な意味で“つなぐ”というテーマを押し出した
前向きで明るいロボットアニメの良作だったと思います。

『エヴァ』とのコラボも交えて、“子供向け”のロボット番組と、
内部世界に沈降するなどマニアックな路線を独走した
“大人向け”のロボット作品の趣味とをつなぐ。
(他にも三倍のスピードで動く赤い機体とか、
ジェットストリームなアタックを仕掛ける黒い三機体とか、
『ガンダム』ネタもあって、くすぐったかったですw)


“シンカリオン”の線路で全国各地、地底世界をつなぐ。
鉄道、射撃、地形に剣道。漁に料理。果ては忍術や戦隊ヒーローに至るまで、
多種多様な“好き”をつなぐ。

好きが振り切れ過ぎた人間を“オタク”と敬遠したりネタにしたりする風潮……。
本作でも主人公少年のあらゆる事象を鉄道ネタと結びつける言動には、
置いてきぼりを喰らうことがしばしばでしたがw
このアニメはこうした好きを({netabare}好きが振り切れた少年少女はシンカリオンとの適合率が高い{/netabare})
と言う設定面でもアシストしつつ、肯定して来るところが清々しかったです。
あぁ、俺……オタクで良いんだなって感じで励みになり?ますw

一方で本当の好きとは何か?と問う件では、
自分に本当の好きはあるのか?と自答させられました。

すなわち、“人気JSユーチューバー”上田アズサが、
自分の動画好きは、他のみんなとは違う、理由のある好きとの、達観を語る場面。

例えば私のアニメ好きは、昔はゲームや映画観るのが主な趣味だったこともあったけど、
時間や集中力が無くなってきて、一話30分以下から見続けられるアニメに比重が移って来た。
とか結構、理由があったりします(苦笑)
少なくとも速杉ハヤトの鉄道レベルにアニメが好きかと言うとそこまでではないかと……。

ただ、本作のバトルシーンでの直球勝負な新幹線の巨大ロボへの変形・合体、必殺技。
毎回、多少シナリオが散乱しても、ロボット観れば、
今日もシンカリオンは楽しかったと幸せな気分になるこの感覚。
これは理由のない好きだと断言できますw

だって、いい年こいて、ロボットなんて何で楽しいの?と問われても、
変形、合体は男のロマンだ!とか理由にならない理由しか浮かんで来ませんものw


誠に残念なことに、最後は実にTBSらしい不可解な製作方針とやらにより、
『ゾイドワイルド』共々、こどもアニメ枠もろとも吹き飛ばされる形で、
打ち切り感が否めない終了となった『シンカリオン』

(※収まらない私のTBSへのさらなる毒舌。アブナイので封印しておきますw
→{netabare} TBSは90年代、日替わりバラエティ枠“ムーブ”をやりたいからか、
『ダイの大冒険』を枠ごと打ち切った頃からそうだけど、相変わらず頭悪いよな。
視聴者が着実にその時間帯に愛着を持った頃に、土台もろとも吹き飛ばす。
そんなんだから、たまにヒット作が出ても、ずっ~と視聴率下位争い。
『まんが日本昔ばなし』も『水戸黄門』も何の文化も残らないスカスカなチャンネルのままなんだよ。
『水戸黄門』はBS-TBSで細々と続いてはいるようですが……。{/netabare})

それでも、年末に劇場版公開が発表されて少しは溜飲が下がった私。
当然、お子様連れの観客に混じって観に行くつもりです。
無論、理由なんて必要ありませんよねw


レビュータイトルは「俺の好きな四文字熟語は~だぁぁ!」などと
心情をアピールする大門山ツラヌキの決め台詞が元ネタ。
因みに“四文字熟語”は誤用w
終盤、話のドサクサに、アズサに指摘されて以降、
しれっと“四字熟語”に修正されたのが地味にツボでしたw



以下、過去投稿レビュー


いずれも長いので折りたたみw

【64話迄の感想】ありがとうシンカリオン。ロボット魂は次代に継承された。

{netabare}
およそ5クール消化して、物語が一つの区切りを迎えたので感想を……。

新幹線と共に、変形とか、合体とか、必殺技とか、
合金っぽい古のロボットアニメの良さを語り継いでいきたい。
そう言わんばかりのスタッフの熱量に押されて、視聴し続けていたら、
いつの間にか一年以上経過していました。

プラレールなど関連玩具も中々販売好調なようで、
その辺りの秘密を直撃したインタビュー記事などもチョクチョク拝見。

中でも興味深かったのは、
 「子供は想像力が育ちきっていないので、100%架空のストーリーやメカには乗り切れないんです。
出だしはよくても徐々に失速して、如実に数字に出ます。やっぱり実在のメカの要素が入っていたほうがいい」
との関係者の一言。
(※「少子化でも"プラレール"が過去最高の理由」 2019/2月 President Onlineより)

だからこそ、子供向け作品で成功するための、現実世界との地続き感を重視。
新幹線なら全国各地を走っていて、
子供たちもリアルに“等身大”のシンカリオンに会いに行けるどころか乗りに行ける。

決して安直なプラモ販促アニメではない。
JR東日本の理解と協力の元、リアリティーを感じられる世界観を構築し、
玩具展開からアニメ放送開始まで三年の構想・制作期間をかけて作品を醸成し、
子供の世界において息が長いコンテンツとなる挑戦権を得た。
これをロボットアニメでやってのけてくれたのがイチイチ嬉しいです♪


『エヴァ』とのコラボも楽しかったです。ただ、ネタになるだけでなく、
家族関係が良好な“明るいエヴァ”として、『エヴァ』っぽい設定をなぞることで、
家族と言うテーマについて考える材料を与えてくれる良いコラボレーションだったと思います。

『シンカリオン』の小学生主人公の家庭には、
({netabare} 共にシンカリオンに搭乗、合体して必殺技かます位{/netabare})絆で結ばれた父子関係があり、
事情を詮索せずに男の子の成長を見守ってくれる最強の母ちゃんがいる。
(となると主人公にツッコんで引き締めるのは気だるげな妹の役割か?)

『エヴァ』における母の喪失と、父子の確執。
思い出し、比較しながら、本作における、
盤石の家庭が与えるパワーの大きさをより強く感じました。
(もっとも『エヴァ』は本作とはまた別の意味で母ちゃん最強ですが)


「時間と言ったことは守る男」を自認する速杉ハヤトの主人公力も清々しいです。
口にする鉄道ネタはマニアック過ぎて付いていけませんがw
心の障壁などレールを敷いて乗り越えるとばかりに、
全国各地の「運転士」の少年少女や関係者らを惹き付け“チーム・シンカリオン”台風の目となり、
敵までも、その共感の渦に巻き込んでしまう小学生男子の突破力に惚れてしまいます。


2010年代、ロボットアニメはふるわないと言われる中でも、
印象的な作品も数多く生み出されましたが、
次の世代がロボットに乗り込む入り口になったという点において、
本作は後々、重要な思い出として語り継がれることになるのかもしれません。{/netabare}


【一話感想】日本の未来と鉄道ダイヤはシンカリオンが守り抜く!!


{netabare}
ジェイアール東日本企画×小学館集英社プロダクション×タカラトミー。
三社合同ロボット玩具プロジェクトがTVアニメまで延伸♪

「漆黒の新幹線」から発生する謎の巨大怪物体。
日本の平和とダイヤを乱す不届き者を成敗するため、
さいたま市大宮区・鉄道博物館の特務機関本部を拠点に、
巨大ロボに“超進化”する全国津々浦々の超高速新幹線「シンカリオン」と、
その適合者である「運転手」の少年たちが立ち向かう。


清々しいまでに直球なキッズ向け巨大ロボットアニメだと好感しました。

あらすじからして、ギャグアニメの作中ネタ何かにありそうな設定。
変形シーン、兵器設定、バトル映像も“大きなお友達”の私にとっては、既視感のあるお馴染みの構図。
列車が変形するロボアニメを視聴するのも、これが初めてでもありませんし……。

けれど本作は「日本の夢と技術が詰まった新幹線」に絶対の自信があるのか?
鉄道と巨大メカへの憧れを、迷い無く、真剣にぶつけて来る辺りに感心しました。
観ていて私の中で失いかけていた熱いロボット魂が再燃してきました♪


鉄道ロボということで、主人公少年・速杉ハヤトの夢は、E5系はやぶさの運転手。愛読書は時刻表。
そこから憧れの新幹線乗り換えはしごツアーの最適ルートを企画。
私は特に鉄ちゃんでもないので、
主人公の鉄道マニアぶりには一話にして既についていけませんw

その他にも、本作の少年少女はマニアな自己実現ぶりが振り切れています。
例えば{netabare}11歳にして「JSが初めて○○してみた」で人気を博す女子小学生ユーチューバーとかw

さらに、HP等を眺めていると{netabare} ビームライフル競技凄腕の銃マニア少年とか。
「金沢の土木王」を自称する建築物、地形マニア少年とか。{/netabare}{/netabare}
今後も、趣味の濃度が凄そうな小学生「運転手」等がまだまだ控えている模様w

古い価値観に囚われていると、日本の将来が心配になってきます(苦笑)
果たして、この子供たちが守った日本の未来に、
“大きなお友達”の居場所はあるのでしょうかw


戯言はさておき、名古屋のご当地男性アイドル・BOYS AND MENが熱唱する主題歌を聴いているうち、
こうしてレビューを書きたくなる程度にはテンションが上がって来たので、
もう少し追い掛けてみようと思います。
「光のスピードで変わってく世界 流されるよりも 乗りこなせ♪」


深夜アニメ等では苦戦している印象の巨大ロボですが、
キッズ層にこういう作品で鉄道マニアの底辺拡大と共に、
ロボット魂が継承されることを願います。

……あと、その若年層の中から、いくらか脱線して、
主演の佐倉綾音さんとか、新人オペレーター役の雨宮天さんとか。
大人になってから、声優について思い出話を語り合える、
“大きなお友達”の補強についても、ダメ元で淡い期待を抱きたいと思いますw{/netabare}

【六話感想】“陸の孤島”北陸にとっての鉄道とトンネル


{netabare}
石川県民として、大雪との苦闘が続く最中、
私にとって色々、感傷に浸る要素が多い地元回だったので二さん感想を……。

「金沢の土木王」視点で公共事業の重要性を説諭されるような流れ。
普段だったら、ま~た保守王国の利益誘導が始まったのかwとゲンナリする所ですがw
今回の雪で、北陸が県境を山々に囲まれ、
一度、災害が起きると交通が寸断され孤立する“陸の孤島”だったことを
改めて思い知らされた後だと、色々と刺さる要素がありました。

{netabare} 盗難され「巨大怪物体」になったと言う、件の蒸気機関車と同一かは確信できませんでしたが、
金沢に解体展示されたSLは私も幼少の頃、実際に触れたことがあります。
「大門山建設」が掘削に勤しんでいたトンネルと併せて、
交通、物流の困難を何とか解決しようと奮闘してきた
先人達の意志も噛み締めながらの視聴となりました。


ガタイも肝っ玉もエラく逞しい、お母ちゃん建設会社社長も登場。
某旅館アニメと併せて、石川には強烈な女経営陣が多数、跋扈しているのでは?
と思われそうですがw
実際、石川県内の企業には後継者不足もある中で、
夫の遺志を継いだ女社長なんかがチラホラいたりします。
そして、大体、男より強いですw


バブル崩壊後の公共事業削減策もあった中で、
縮小傾向が続く地方の建築業は北陸でも例外ではありません。
今回の弱小土建屋の姿はそんな寒風も感じる設定でした。
社会の基本インフラが一通り揃った中で、地方の建築業を生命維持するために、
国や大都市に財源をせびり続けるのはおこがましいと理解はしていますが……。

一方で雪国において建築業者や自治体の土木課職員は、
設備共々、重要な除雪戦力でもあります。
近所の除雪に建機を出動させてくれている零細建築業者らに感謝しつつも、
1メートル前後の積雪で苦戦を強いられている、かつての豪雪地帯に、
自治体や地域の地力も含めて、着実に社会基板が脆弱になっているな……と一抹の寂しさを覚えながら、
「大門山建設」の事業継続により街を生き残らせる決意に耳を傾けていました。 {/netabare}


過去回には東京を練り歩きながら地形やインフラ等から歴史と魅力を再発見する、
『ブラタモリ』みたいなシナリオもあったり。
次々と盛り込まれる『エヴァ』っぽい要素で“大きなお友達”にジャブをかますだけでなく、
全国津々浦々の日本再発見番組としての期待も高まって参りました。


それにしても、この大雪で北陸の道路、交通機関が壊滅する中で、
淡々とほぼ通常運行を続けている北陸新幹線。

何か「かがやき」も「シンカリオン」に変形しちゃうし、
その最強ぶりに「土木王」とは違う王の称号とかを授与したい気分ですw{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 21
ネタバレ

yuugetu

★★★★☆ 3.4

個人的には大人よりも子どもをもっとたくさん描いてほしかった(最後まで視聴)※酷評注意※

2018年1月~放送中。
9話くらいまで視聴。

お話は面白いけど、ハヤトの「お父さんのためなら戦いに行く」というような台詞が引っかかって、その時点で正直身が入らなくなってしまいました…
アキタ、ツラヌキ、シノブが登場するまでは見ましたが、親の存在が大きく描かれすぎていてあまり楽しくない。子どもが自分で意志決定をして、自分から積極的に動く作品が見たいのですよ。

幸いその点では現在放送されている他の子ども向けアニメで十分満足できるので、本作は断念としました。
細身のロボットが好みでないというのもあります。
(2018.11.19)


【再視聴感想・最終話まで視聴完了】
2018年1月~2019年6月放送。全76話。
色々思うところがあって、結局最終回まで視聴しました。
最終クールは良い所が多かったと思います。でもすっごく疲れた…
あと、CMパロネタは凄く嫌いでした。

【良かった点】
{netabare}
アズサはとても良いキャラクターでした。
新幹線のこと以外は控えめで我を出さないハヤトが、作中で不満や不安を思いっきりぶつける唯一の相手なんですよね。親にも言わないことを幼馴染のアズサにだけは言えるのが良いなと。
アズサ自身も好きなことをやって好きなことを言って、楽しんで生きている。このアニメは運転士の日常をほとんどやってくれないんですが、アズサは彼らと日常との接点にもなってくれていて癒されました。
最終クールでは特にアズサの重要性が増し、それに比例するように子ども達が自立していくのは楽しめました。

セイリュウの描写・変化と、四神の関係性は良かったです。
とても丁寧だったし、セイリュウのために団結するビャッコ・ゲンブ・スザクがすごく和んで好きでした。
セイリュウとハヤトが控えめでゆっくり仲良くなっていくのも良かったし、世話焼きのアズサが時には間を埋めてくれるのも好きでした。
ゲンブが美味しいものを食べて、3人を思い浮かべるのもとても良かったです。

最終クールは面白かったし楽しかった。
子ども達にきちんとスポットを当てた単発回から最終決戦に上手く繋げていて、流れも良かったです。
最後の一般市民がシンカリオンを応援する展開は好きなんだけど、その展開をするなら最初から守るべき人や街をしっかり描いて欲しかったなあ…
{/netabare}


【苦手だった点】
最終クールは苦手な所がだいぶ減ったのでまだいいんですけど、第1クールから第5クールまではかなり辛かったです。
感情的・感覚的に書いてあるので好きな人は気を付けてください。
{netabare}

私、このアニメの大人キャラ本当に苦手なんですよ…
第1話でハヤトは「お父さんのためなら戦いに行く」と言いますけど、命懸けなだけじゃなく最悪殺し合いになるってわかっているのかな?と思ってしまいました。止めない大人が本当に腹が立つ。
大人達が何度も「子どもを乗せ続けるわけには行かない」みたいなことを言いながら結局何の対策も出来ずに乗せ続けるのも嫌だし(だったら子ども達が自分の意志で乗りたいのなら仕方ない、みたいな流れをしっかり入れれば良いのに)、お父さんが乗れるようになっちゃったのも個人的には結構モヤる。
しかも最終回でフタバが「私たち大人はシンカリオンを兵器として見ていたけど、子ども達はそうじゃなかった」って言っちゃうんですよ…。結局子ども達が解決したから良い結末を迎えられただけなんじゃないの?と思ってしまいました。
本当にもういい加減にしてくれ…みたいな。


活躍するキャラクターの異常な偏りも好きになれないです。
リュウジは好きなんですが、リュウジよりもアキタ・ツラヌキ・シノブをもっと重要なポジションにして欲しかったし、大人の話とかに丸1話使う位ならシノブや九州の子ども達の単独の活躍回をきちんと作って欲しかった。ここでも大人が要らないと思ってしまいました。


あとシャショットも好きになれなかったです。
シャショットは子ども同然でAIを成長させるために搭載しているという話で、ただでさえ不慣れな子どもの運転士にさらに仕事増やすの?みたいなことを思ってしまいました。
成長後の役割は説明されたし物語にも組み込んでいたのは良かったけど、キャラクターとしてははっきり言って居ても居なくても変わらなかったと思う。
戦闘中にもサポートも作戦立案等もしませんし、もうちょっと活躍させて欲しかった。


あとこれは私だけかもしれないんですけど、「対話」という言葉にはもっと説得力を持たせることが出来たんじゃないかと思っています。
喧嘩や誤解で物語を展開していながら、直接相手に気持ちをぶつけて問題解決しない回が度々あって気になる。
13話・14話のリュウジ初登場のエピソード、ハヤト自身が「シンカリオンで戦いたい」という気持ちを父親に伝えていなかったことが根本的な問題じゃないかなあ、とか、リュウジにもそれを伝えようとしないから面倒臭いことになるんじゃないの?とか色々引っかかりました。
35話でタカトラ・ギン・ジョーの仲違いの時もハヤトが間に入るだけじゃなく3人の和解まで見せて欲しいし、54話のリュウジとタツミの回でも「言葉の無い対話」だけでは全く解決してないのに兄弟同士は結局話し合ってないし…
敵に対話とか言うなら人間同士ももうちょっとしっかり話し合って欲しい。
{/netabare}

子ども達は皆好きだったのに残念な所が多すぎました。
好きな人にはごめんなさいなんですけど、大人さえ出しゃばらなければ、と思わずにはいられませんでした。
(2019.7.22)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 9

えたんだーる

★★★☆☆ 3.0

正しく子供向けな感じ。変形ロボは無難にカッコいい。(「漆黒の新幹線」=「四国の新幹線」?)

このレビューを書いている時点で、第2話まで視聴しました。ちなみに第1話でレビューを書かなかったのは、主人公が第2話まで初戦闘しないからですね(笑)。

プラレールを商品として持つタカラトミー、新幹線を営業路線として持つJR東日本がスポンサーとして付いています。
(JRは放送地域によって違う提供かも?)

子供向けのロボットアニメとしては、そんなに悪くないです。アニメでの例えじゃないですけど、戦隊物でいえばキョウリュウジャーレベルのある程度出来の良い奴を観るくらいの期待はできそうですね。

充電池のせいではないのですが敵を捕縛するフィールドの性能による活動限界、パイロットとシンカリオンの適合率、初期の段階で敵の正体は不明な点など、戦闘時の演出においてはエヴァンゲリオン的になりそうな設定になっています。

新幹線車両形態からロボットに完全変形するシンカリオンの玩具はモーターこそ入っていないものの、プラレールの軌道上に載せることは可能なようです。ハイパーレスキューに匹敵する変形ロボット玩具として、結構力は入っている気がします。玩具の出来の良さでいうとわりと凄い!

とりあえず1、2話時点でシンカリオンはE5はやぶさ、E6こまち、E7かがやきの3体が存在する模様。とりあえずエヴァほどのシンクロ率は必要ないかもしれないですが、各シンカリオンは適合者でないと操縦できないようですね。

玩具を見る限り、E5~E7で基本的な変形時のフレームの仕組みは共通みたいです。

アニメ第1話の時点で既に人類は巨大怪物体との接触を果たしており、新幹線超進化研究所が一般民には秘密裏に開発したシンカリオンによる戦闘を経験済みのようです。E6、E7については(顔は出てきませんでしたが)研究所プロパーの正規パイロットがいるようですがE5については適合者がおらず、第1、2話でのさまざまな経緯を経て主人公の速杉ハヤトが最高レベルの適合者として小学生ながらシンカリオンのパイロットになるという流れでした。

巨大怪物体とシンカリオンに関しては、一般国民に対しては完全に隠蔽されているようです。恐るべき情報統制ですが、このあたりは今後ストーリーでどう扱われるのでしょうか(笑)。

3話以降、ハヤト以外にも高い適合率を示す子供のパイロットが選出されそうなのですが、そうなるとこれまでの正規パイロットは降ろされるんでしょうか(笑)!?

そしてこの放送枠ということは、これを視聴し続けると1年間は付き合うことになるのかな…?

おまけ: 巨大怪物体がオペレーションルームを襲う場面を見て「エヴァのゼルエル」って思った人、手ぇ上げて(笑)!

2018.4.21追記:
ミクダヨーさん、ではなく初音ミク登場!
次回、第16話にも登場予定!

2018.7.9追記:
「漆黒の新幹線」=「四国の新幹線」というのは、うちのかみさんが唱えていた珍説。「敵のシンカリオンを出すのにあたって、実在する列車をモデルにするとまずいから新幹線の走っていない四国をもじって『漆黒の新幹線』を登場させたのでは?」とか言っていました。

何の裏付けもない荒唐無稽な説のようで、妙な説得力があります…(笑)。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 23

計測不能 18 ソマリと森の神様(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
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人外の存在に支配された世界で、人間の少女・ソマリが森の番人であるゴーレムと旅をする様子を描くファンタジー作品。ソマリはゴーレムを「おとうさん」と呼び、ゴーレムは自分を父として慕ってくれるソマリのため彼女の両親を探す。同作は月刊コミックゼノン(徳間書店)のWebマンガサイト・WEBコミックぜにょんで連載中。
アニメはサテライトが制作し、「マクロス△」「博多豚骨ラーメンズ」の安田賢司が監督。キャラクターデザインは「プリンセスチュチュ」「長門有希ちゃんの消失」などで知られる伊藤郁子。ヒロインのソマリ役は水瀬いのり、ゴーレム役は小野大輔

声優・キャラクター
水瀬いのり、小野大輔
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