赤ん坊おすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの赤ん坊成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年05月12日の時点で一番の赤ん坊おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.6 1 赤ん坊アニメランキング1位
さよならの朝に約束の花をかざろう(アニメ映画)

2018年2月24日
★★★★★ 4.3 (533)
2898人が棚に入れました
一人ぼっちが 一人ぼっちと出会った

出会いと別れが紡ぐ永遠の一瞬

少女はその時 愛にふれた

『あの花』『ここさけ』の岡田麿里、初監督作品。

声優・キャラクター
石見舞菜香、入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いのちを紡ぐ

P.A.WORKS制作。
岡田麿里初監督作品。

人里離れた土地に住みヒビオルと呼ばれる布に、
日々の出来事を織り込みながら静かに暮らす。
10代半ばで外見の成長が止まり、
数百年の寿命を持つイオルフの民の物語。

幻想的な世界でありながら、
緻密な構成と書き込みの密度が高く、
臨場感あふれる世界観に圧倒されます。
見た目はさほど変化せず悠久の時を生きる、
イオルフの少女マキアは運命に翻弄されて行く。

愛すれば1人になる。
この道はきっと「孤独」に繋がる。
{netabare}肯定されるべき感情がここではそうならない。
死なない身体とはそういうことだろう。
多くの別れを見送って、
それでも時は立ち止まらずに進んで行く。{/netabare}

いのちを繋ぐこと、紡ぐこと。
懸命に生きる人々の呼吸に満ちている。
愛すると言うこと家族を持ち子を育てること。
躊躇いはやがて尊い「生」の肯定へと至る。
生きるということはそれ自体が学ぶことだ。

だからこそまた出会おう。
力強く前に前に歩を進めて。
きっと物語は終わらないだろう。

愛して良かったのだ。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 77
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

時の流れが織りなす母子の愛と別れの物語

世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:9
キャラクター:8
情感:10
合計:44

【あらすじ】
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆――。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
(公式サイトより抜粋)

【視聴経緯】
特に好きなシリーズとかではなかったものの、あにこれでの評価が良かったので劇場まで足を運んできました。もう少し後ならリズと青い鳥が観れたのにと思ったタイミングでしたが(あまり自由が利かないので)、結果的には本作を劇場で観ることができて本当に良かったです。

【未視聴者に向けて】
個人的にもこの評価点は劇場版の尺での最高値ですし、滅多に超えない4.7のハードルを越えているので、私の評価点に概ね共感を持たれている方は、おそらくは楽しめると思います。なので、特に先入観を入れることも必要なく見ることをおすすめしたいと思います。

【ネタバレなしでいくつか見どころや注意点を教えてほしい方に向けて】
(ネタバレはありませんが、何も情報はいらないという方のために閉じておきます)。
{netabare}作画の水準が非常に高いのがまずは見どころです。ヒビオルの塔の内装、様々なシーンの空と雲や、雪景色、煙の出ている町の風景、などが特に印象に残っています。

映画の2時間の間に、たまに飛び飛びで時が流れます。テロップなどはないので、言葉等で気づく必要があります。国家間の戦争等も描かれますが、中心は主人公マキアと縁あって育てることとなったエリアルとの母と子の愛情、人間関係の変遷がむしろ中心として描かれているのが一番の見どころです。

女性のほうが感動できるかもしれないと思うのと、男女共通で、それなりに人生経験のある大人のほうが感動できると思います。

劇場版となると、観客を笑わすコメディが入ることがありますが、本作は皆無。ひたすらシリアスなので、シリアスが苦手な方は楽しめないかもしれません。

注意点としては、若干、専門用語があります。ヒビオルが代表例でしょうか、織物のことと思って見ていると、違った表現をされたりします。織物にメッセージのようなものを記録できるようで、それが広めの言葉として使われることがあるように思いました。イオルフは主人公の種族(エルフ的な)、レナトは竜のことです。

また、最初は、マキア以外のイオルフのキャラの見分けがつきにくくて混乱するかもしれません。紛らわしいのはレイリア、長老、クリムの3人でしょうか。長老は序盤以降は出てきませんので、女性はレイリア、男性がクリムと思えば多分大丈夫かと。{/netabare}

【ネタバレを含む感想】(視聴した方のみどうぞ)
{netabare}
本作の表面上のテーマはプラスティック・メモリーズに近いように思いました。プラメモはギフティア(人間そっくりのロボット)の寿命のほうが短く、ギフティアとの間で思い出を作る意味があるのか、というテーマでしたが、本作は主人公のほうが何百年の寿命を持つイオルフであり、別れの一族と呼ばれ、人を愛せば本当の独りになるという教えに背いて、人間を愛することに意味があるのか、という話と捉えれば、その類似性がわかると思います。

プラメモは設定が甘すぎで、作品としては泣けるラブコメ萌えアニメ(私はお気に入りですが)といった感じでしたが、本作は壮大なファンタジー世界で重厚さがありました。時代としては中世~近代をモデルとしつつ、大きな破綻は見当たらず、無理なく世界に入っていけました。

ちょうど、今シーズン(2018冬)ではヴァイオレット・エヴァーガーデンが放映されていますが、京アニの大作と比較しても、作画面でも劣っていないどころか、個々の画では上回っていますし、戦争の表現とキャラクターの乗せ方はこちらのほうが自然で成功しています。

外見の成長が止まる(老いない)という点も、声優の声や演技を変えなくて良い、主人公の外見の美しさを維持できるという面で非常に優れた設定と言えるでしょう。

ストーリーは、2時間映画で描き切るにはそもそも大きな物語なので、若干駆け足になったところや、最終盤の東京マグニチュードを想起させる回想シーンは少し強調しすぎだったように思いました。時の流れを使った表現は、P.A.WORKSの得意技で、もちろん良いシーンではあったのですが。

それから、リアリティ面にも響いたのが、レイリアの飛び降りシーン。ようやく我が子と対面して、直前では子供を抱きたいと言ってクリムを拒絶していたこともあったのに、なぜスルーなんだと。竜に助けられたのも見ていた時には全く偶然と思いましたしね。後から考えると、レイリアは「あなたたちのことはヒビオルに織らない」と生きることを前提の発言をしているので、レイリアにはマキアが竜で助けにきてくれたのが見えていたと解釈するのでしょうね。それでも、竜に乗れる保証はない状況で飛び降りれるレイリアは凄すぎです。

母子の愛情は、母からの無償の愛にも感動しましたが、子の側のその受け取り方、成長に応じた関係性の変化なども心情描写とともに細やかに描かれていました。お互いの思いの行き違いで、エリアルは、マキアのことを母親とは思っていないなどと言って、家から出ていってしまいます。そして、仕事に就き、結婚もして父親になるというところで二人は再会。

マキアが何て呼ばれてもいいと言った後の、エリアルが「母さん!」と叫ぶシーンは、本作屈指の名場面だったと思います。母親でいることを貫いてきたマキアにとって、本来は嬉しい言葉ですが、相手は父親になった大の大人。子離れをしなければならないと思ったのか、複雑な表情をして別れを選びます。

情感面の話、実は中盤まではそこまで盛り上がりがありませんでした(ほっこりの状態が長かったのですが、その時点でも近くの男が泣いている様子で、今の泣きポイントだったの? と思っていました←後から考えると2回目とかだったのかも)。しかし、終盤は怒涛の追い上げで、結果的には久しぶりに涙腺崩壊しました。

エリアルの死期に立ち会ったマキアは、いまだ妖精のような美しさで神々しかったです。生活感もしっかり感じさせる地に足をついた物語でしたが、最後に神話になったような、充足感に満ちた作品に映りました。

タイトルの約束の花はタンポポで、タンポポの花言葉には「真心の愛」などあるのですが、綿毛は「別離」。別れは、現在の場所から巣立っていく人に贈る前向きな言葉にもなります。マキアの最後のシーンの言葉にも表れていましたが、別れを力強く肯定することがこの作品のメッセージと受け取りました。

岡田麿里氏の初監督作品というのも話題でしたね。同氏が脚本を手掛けた作品では、あの花、ここさけ、(全話でなければ、)とらドラ!、さくら荘、絶園のテンペスト、凪あす、花咲くいろは、など見てきていますが、個人評価を調べてみると、3.8~4.5と凡作はゼロ、並作すらほとんど出さない優良クリエイターさんです。スタッフに恵まれたことももちろんあるでしょうが、いきなりこのレベルの作品を送り出してくるとは…。今後のご活躍を期待しています。{/netabare}

【ネタバレを含む感想2】(2回目鑑賞後)
{netabare}同じ映画を2度も劇場で見たのは初めてです。自身で高評価をつけながら、調整すべきか考えていたのと、1度ではわからない場所があったので。

情報を何も入れずに見た初回と比べると、かなり理解できました。疑問点や新たな発見について、箇条書きにしてみます。

<なぜレイリアはダイブしたのか>
{netabare}初見時の一番の疑問点でした。直前まで、子供に執着を感じさせる発言をしていたので。
まず、ダイブ直前にマキアが「レイリア、跳んで!」と叫んでいて、建物と思える白壁に大きな影が動く描写がありました。レイリアがそれを確認できていたかはまだよくわかりませんでしたが、それに気づいていて、死のうと思って跳んだわけではないのでしょう。

一瞬のうちにメドメルと別れを選んだ理由は容易に消化できるものではないですが、成長の早さを見て、既に子供の成長過程において、自分の存在が意味を持っていない(ヒビオルに織られていない)ことを悟ったということでしょうか。事実、メドメルは母が飛び去っても泣きもしなかった、そういう関係性になってしまっていたわけで、自分だけが一方的に子供に依存する関係になりたくないと思ったのではないでしょうか。

「私のことは忘れて! 私も忘れるから」と気丈な発言をしながら、レナトの上では忘れられるわけないというマキアの言葉に涙する形で締められていましたから。{/netabare}

<イオルフの一族はどうなったのか、レイリア以外の捕らえられた女性は?>
{netabare}レイリアとマキア以外の女性がどうなったのかは描かれていません。

メザーテ軍が襲撃時に「抵抗するならいっそ切り捨てて構わない」と言っているので、抵抗して殺された者も多数いたのではないかと思います。連れ去られた他のイオルフたちは、あえて描かなかったのだと思います。

エンドロール後に一枚絵で、滅んでいないことを示していました。{/netabare}

<クリムについて>
{netabare}本作で一番救われないキャラクターがクリムでしょう。しかし、時の流れがあらゆる関係性を変えていく本作において、その変化に抗った存在として仕方のない結末でした。初見時にはマキアに恨み節を吐いたり、レイリアと心中しようとしたりする、仲間とは思えないキャラでしたが、2回目では、彼があらゆる手で恋人を奪還しようとしていて(別の作品であれば、イオルフの正義のヒーローとして描かれたでしょう)、美しい悲劇に同情します。{/netabare}

<シーンが飛び飛びでわかりにくい>
{netabare}2回見るとほとんど違和感がなくなりました。初見時はマキアを連れ去ったのが誰なのかわかりませんでしたが、クリムでしたね。でも、そこからマキアの髪を切るまで何をしていたのかはいまだによくわかっていませんが。

初回で全て理解するのは難しいのは減点要素ですが、劇場の尺まで徹底的に無駄を削ったのも、芸術性を重視する私にとっては良かったです。必要なシーンは描けていたと思うので。{/netabare}

<バロウが長老の子どもである説について>
{netabare}「外の世界で出会いに触れたなら、誰も愛してはいけない、愛すれば、本当のひとりになってしまう」とマキアに話していた長老。イオルフの掟だと思っていましたが、レイリアかクリムの言葉では、よく長老が言っていたことという表現だったと思います。

そして、イオルフの集落にいなかったイオルフであるバロウ。彼はマキアのことを知っていて、その後、メザーテでマキアのことを助けてくれ、ラシーヌと呼ぼうとした後に長老と言い直したり、最後にも登場します。

そこで、バロウは長老の子どもという説があります。直接的に描かれている場所はありませんが、裏設定としてその可能性は十分にあると思います。長老の愛した人は悲劇に遭い、子供もイオルフの集落に受け入れられなかったことを想像すると、より深い物語性を感じられます。{/netabare}

<マキアとエリアルの恋愛感情について>
{netabare}これも、人によって全く捉え方が違うようです。私は両者とも恋愛感情に至らなかったと思っています。酔っぱらったエリアルがキスをせがむシーンはありましたが、子どもの頃にしていたのはおでこのキスなので。お互いにお互いの関係性がよくわからなくなってきていたことの表れのひとつと捉えています。{/netabare}

他にも、ラングやイゾル視点でも心情描写がされていたり、2回見ても満足できる作品でした。{/netabare}

(参考評価推移:5.0→5.1)
(2018.3劇場にて鑑賞)

<2018.7.28追記>
遅ればせながら、上海国際映画祭におけるアニメーション最優秀作品賞(金爵奨)の受賞、おめでとうございます!

本作は円盤購入を考えていますが、10月26日発売とのこと。結構引っ張りますね…。
映画のパンフレットがすぐに売り切れになってしまい、後日、P.A.WORKSのネットショップで追加販売されたようですが、私が気づいた時(数日で)には完売とどっぷり嵌ったファンが多数いるようで。かく言う私もその一人でして、円盤購入(縮刷版劇場パンフレット)でゲットしようかなと思っています。

<2019.1.9追記>
2018作品ランキングの1位にした作品で、レンタル開始後に視聴された方の評価を見るに過大評価だったかなと思ったりもしましたが(私は作品の芸術性を評価しているので、物語が完成された作品(短いほうが有利)が点数は高くなりやすい)、やっぱり本作は大好きでして。115分でこれだけのものが創作されたこと、マリーをはじめ制作陣に感服です。

テーマはわかりやすいし、ストーリーも言葉にすれば単純で、ラストがどうなるかもすぐに予測できるものです。しかし、登場人物の人間関係の変化や、マキアとレイリアの対比等を巧みに使った設定があり、演出も全体的に素晴らしいです。

心情描写の好きな方や、シリアスな作品が好きな方におすすめ。私は感動をウリに宣伝するつもりがありません。{netabare}最終盤の回想シーン{/netabare}により涙を強要してくる作品と言われる節がありますが、そんなところは付随的な部分で。

例えば、{netabare}幼児のエリアルに当たってしまい(育児における悩みあるあるです。もぞもぞ虫遊びの使い方も良かった)、出て行ったエリアルを探して見つかった時の安堵(大雨で水嵩が増した水路を映すシーンでマキアの恐怖を共感){/netabare}といった場面だけでも込み上げるものがあります。

初見の方の多くは{netabare}レイリアのダイブが理解不能となっていそうですが、自分が思い続けてきた子の中に、自分が存在しないことがわかる場面なんて容易に想像できないし、仮にあれが身投げであったとしても、説明できなくはないかなと。{/netabare}

ファンタジーが舞台ながら、人間にとって普遍的なもの(「愛」が当てはまると思いますが、尊く重たいもの)を扱っていて考えさせられつつ、視聴後に心が洗われるような作品。いや、あまり視聴のハードルを高めたくないので、むしろ感動できるよ!と軽く薦めるべきなのか(笑)

本作は視聴者が少ないのが残念でもったいないので。

<2019.1.28追記>
今回は、購入していた円盤を最近視聴したことに加え、以下のレビューを読んで思うところがあったので追記します。既に視聴している方は参考に読まれてはいかがかと思います。

「ナナメ読みには最適の日々」
⇒http://ishimori-t.hatenablog.com/entry/2018/03/16/085105

{netabare}私が理解したところを大まかに言うと、本作は「物語についての物語」であり、物語の語り手であるイオルフが語られる側の人間と関りを持つ構造になっている、というレビューなのですが、結構説明できていて、こんな見方があるのかと唸ってしまいました。

本作は物語を創る職業である脚本家の岡田麿里氏が、全てを出してほしいと言われて監督を志願し、創り上げた作品です。物語の語り手を暗に登場させている可能性はあり得ますし、作者は世界の生みの親ですから、それが親子の関係により描かれるのは自然です。ついでに、クリエイター側に共感できる私が惹かれた理由の説明にもなっています。

まず、ヒビオルについて。本作は色々と独創的なモチーフがあって、流し見しようものならすぐについていけなくなる危険があるのですが(このわかりにくさが評価を下げる一因となっている)、その最たるものがヒビオルです。これを削らず、ネーミングも一般的にせず、物語で何度も登場させ、エンドロールでヒビオルを織るシーンを流した作者の意図は考えられるべきでしょう。

ヒビオルは単なる美しい布というだけではなく、言葉を織り込むことができます。縦糸は流れゆく月日(時間)、横糸は人の生業(出来事)ということで、日々を紡いでいくという設定です。初見時の感想において、私はヒビオルをイオルフそれぞれの「日記」(自分史)のようなものと受け取りましたが、これを脚本家(P)それぞれの「物語」と訳してみます。

高値で売れるので、イオルフの民はこの機織りを生業としているように描かれていますが、ヒビオルと同様の織物がイオルフ以外に作れない説明はないですし、教えればエリアルのように人間にも織ることが可能です。

この点、脚本家は物語の語り手であり、物語ることを生業としている。物語の世界とは一線を画し、当然、物語世界の住人よりも長く生きることができると当てはめて解釈することができ、前述のレビューのとおり、禁忌との関係で捉えることも可能です。マキアの神出鬼没さも、語り手側ゆえかもしれません。

マキアはエリアルと出会い、彼を私のヒビオルと言います。初見時の解釈(=日記)ではここを理解できず、大事な物という意味もあるのだろうとうやむやにしましたが、マキアにとっての物語と読むとスムーズです。その後、マキアが織物であるヒビオルを織るシーンは削られておりほとんどなく、エリアルが成長するまでの時間を共に過ごし、終盤手前の再会時に、自分を織りあげたのはエリアルだと言います。

ここを訳すと、マキアのヒビオル=エリアルを主人公とした物語=マキア自身、となり、物語の作者は、自らが生み出した物語によって、作者自身が作り上げられているという関係性を表わしていることになります。岡田氏がそのような意図を込めていたかはわかりませんが、岡田氏にとって自身が創った物語は自身の人生の一片であり、そこに関係した存在(物語世界を含む)への感謝を作品に乗せていることは推察されます。

ヒビオルのエンドロールは、この作品が物語の物語であることの暗喩であるとも、この物語が続いていくことを単に表現したとも、視聴者も各自の物語を紡いでくださいというメッセージとも、自由に捉えられるように思いました。

様々な視点で解釈ができる作品ですね。個人的には、結局のところ脚本家にとどまらず、視聴者自身が自分の人生における物語をヒビオルに当てはめて視聴することを許容している作品だと思います。

ついでにレナトという名の竜について。これも、単に竜などの名称を使わなかったことに意味があるはず。

レナトは、「生まれ変わる、再生する」を意味するラテン語「レナトゥス」に起源を持ち、古代ローマ初期よりキリスト教徒が用いてきた名前から連想され、古代から神聖とされた存在の象徴として命名されたとも考えられます。
{/netabare}

<2019.3.8追記>
今週月曜に有楽町のマルイで開催されているさよ朝展を見てきました。一部、撮影可能だったので美しい背景美術等、カメラにおさめてきました。
劇場では完売していたグッズなどの販売もあって、クリアファイルを購入させていただきました。

さて、ネット上のレビューで私が最も共感したもののリンクを掲載して、取りあえず本レビューは終了としたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。(リンク切れだったので修正しました(2019.9.16))

「『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観て、「"物語"とは何か」について考えた」{netabare}
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886369977/episodes/1177354054886374977
{/netabare}

<2020.3.20追記>[New!]
公開から2年以上経ちましたが、いまだに予告編PVを見たり、Yahooのリアルタイム検索で「さよ朝」を検索しています。遅れて視聴した方の反応は概ね良好で、ドリパス(リクエスト投票数が多くなった映画を劇場で上映するもの→https://www.dreampass.jp/m361183)では今年2月に上映を達成したところ、既にまた7位まで上がってきています。
劇場で鑑賞したい方はお見逃しなく(本作は劇場をおすすめします)。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 76
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

時を越えて君を愛してみた

岡田麿里初監督作品 / 劇場版オリジナルアニメ


ふと映画を観たくなったもので。
『あのはな』地上波再放送中。2019年夏期『荒ぶる季節の乙女どもよ。』でシリーズ構成担当中。新作映画『空の青さを知る人よ』も控えてる。氏の作品の露出が多くなってる最中で手を出してみました。

映画は引き算の作業。TVシリーズと比べ尺の関係で観客に解釈を委ねるものが少なくありません。こちらは想像と妄想の翼をいくらでも広げることができますし、鑑賞にあたってはフラットな視点で楽しむことが肝要かと思います。
とりわけ、「泣ける」「感動した」との評は処し方が難しい。「泣ける」「感動した」は感想を持ちよって共有するのに適していて、鑑賞前の指標とするのはあまり得策ではないと個人的には思ってます。想像と妄想の翼が上手く広がらなくなる恐れがあることが理由です。
なんのことはありません。要はこれまでよく失敗をしてきましたよ!ってことです。ハードル上がりまくってませんか?これw


そして『さよ朝』は劇場版の良いところである “ 説明がうるさくない ”ことを満喫できた作品です。
これからの方は、“めっちゃ綺麗な映像”“物語を邪魔しない劇伴”“キャラに合う声優の選択”。この3点において高いレベルの作品である、を理由に鑑賞の優先順位を上げて良いと思います。


中身はファンタジー。イオルフという長命種族の少女マキア(CV石見舞菜香)とその息子で人間のエリアル(CV入野自由)を中心とした物語です。
親子の愛。愛あるが故の葛藤に心を揺さぶられますが、おそらく監督が描きたかったかもしれない


 “ 時間は有限であるからこその尊さ ”


に説得力を持たせるには齢400年余のファンタジー設定は不可欠でした。ゴリゴリのCG使った実写でも不可能ではありませんが、アニメだからこそ成立し得る傑作といって差し支えないかと思います。

丁寧に親子の感情の揺れを綺麗な映像に落とし込みながら、私達が無為に過ごしているかもしれない“時間”について思いを馳せるところまで踏み込んだ内容となっています。

大切に想う者同士を隔てるもの。それは互いの残された時間の差。


 あなたは先逝く者にどんなことを伝えたいのだろうか?
 あなたは先逝く身としてどんなことを伝えたいのだろうか?
 あなたは残される者として何を自分に留めておくのだろうか?
 あなたは残される者へのどんな想いを胸に抱き旅立つのだろうか?


けっして軽くない題材を扱いながらわりと俯瞰的に捉えた抑えめ演出だったことが意外であり印象に残りました。あの岡田さんがってやつです。


ファンタジー大作。とりわけ実写だとアクロバティックにドラマティックになりがちなわけで、もし『さよ朝』が仰々しい演出全開だったら持ち味がだいぶ削がれてしまったことでしょう。
そんな繊細なバランスの上に成り立った115分。お薦めです。





※以下ネタバレ所感

“ 時間 ”に絞って本編の良かったところ


■機を織る民

{netabare}中島みゆき『糸』。ap bank bandがフェスでカバーしてブレイクしたあまりにも有名なこの曲。映画冒頭で脳裏をよぎった人は私だけではありますまい。
「縦の糸はあなた 横の糸は私」と二人の繋がりを唄い、ハッピーエンドを示唆して閉じる名曲です。
これだけでも深みはあり一本映画ができそうですが、…といってたらホントに2020年に『糸』から着想を得て一本封切られるみたいですw

本作ではさらに

{netabare}「縦糸は流れ行く月日 横糸は人のなりわい」{/netabare}

時間軸の要素を入れて織り成し加減が複雑になります。というより「あなたと私」を見せてさらに「時間と私たち」を見せる仕様。筋が通ります。
長老ラシーヌ(CV沢城みゆき)がメザーテ軍人イゾル(CV杉田智和)に対し「布を織り日々を織る単調な繰り返し」と言ったイオルフの生活はいわば

“縦糸は日々を織る 横糸は布を織る”

とも置き換えられるでしょう。布=人のなりわいです。“ヒビオル(布)”がマキアにとってどれほどの意味を持っていたのか察して余りありますね。
ヒビオルがいろんなとこで暗喩的に使われてました。いいっす。まじいいっす。{/netabare}

そしてよく115分に纏められたなというくらいの壮大さ。



■体感時間の差異

物語のテーマが“流れゆく月日と人のなりわい”だとしたら、その時間と人を描くための主たる要素となったのが“体感時間の差異”でしょう。

{netabare}レイリア(CV茅野愛衣)とクリム(CV梶裕貴)の行き違いなんかがそう。

レイリアの意に反して交わらざるを得なかった人間だ、とのクリムの見立ても間違っていません。同一種族でまた平和なあの頃にと思う彼を責められはしないのです。
レイリアが経験してクリフが経験できなかったこと。それは自分より寿命の短い人間つまり娘メドメル(CV久野美咲)を愛するという体験です。

映画冒頭から劇中の時間はおおむね20年経過してた頃合いでしょうか。イオルフと人間との間には時間の捉え方にずれがあります。
イオルフ、ここではクリムにとっては瞬間であったろう20年間。目の前で最愛の人をさらわれたのはついこの間という感覚のまま、そしておそらくレイリアの心境の変化を理解できぬまま斃れたクリムがただただもの悲しいのでした。
人間のライフサイクルを知っていればクリムのレイリアへの声のかけ方も違うものになってたでしょう。{/netabare}


{netabare}イオルフのレイリアは人間の子を宿しました。
イオルフのマキアは人間の子を育てました。
人間のディタ(CV日笠陽子)は人間の子を産み育てました。

3つの異なるタイプの母親が登場します。ずっぷり関わったマキア。娘を拠り所に孤独を慰めたレイリア。私たちとおんなじディタ。

異なる体感時間を持ってようが、いくら孤独を恐れようが、母から子への眼差しはとことん暖かいことに普遍性を感じます。
イオルフに感情の起伏がないように見えたのは寿命の長さが関係しているはずですね。時間は限りあるからこそってやつです。{/netabare}



■別れが来るから 情が移るから

{netabare}愛する人を必ず先に見送らなければならない(単身者向け)

我が子を必ず先に見送らなければならない(家族持ち向け)

彼女もいない俺はどうすりゃいいんだー(・。・; ・・・という話ではありません。
出会いがあれば別れがあるわけであります。
そのつらい別れを自分が経験することが確定しているとわかりきってるのに踏み込みますか?踏み込めますか?を突きつけられる作品でもあります。

作品で出された答えは明快です。

 A 踏み込むでしょう!

時間は有限であるからこそ人は一生懸命生きるのだよ、ってね。{/netabare}

{netabare}そのメッセージは明快かつ前向きです。
ハーフのバロウ(CV平田広明)さんの締めが良い!

「(長老は)笑うだろうよ。おまえが苦しいだけじゃない別れを教えてくれたことが嬉しくってな。」{/netabare}





繰り返し観たいと思える作品でした。

 感動したか? 
 泣けたか?

いにしえのドラゴン“レナト”よろしく赤目病に罹ったかのように目を真っ赤にはらしてたかと。
こういった時間という縦軸で魅せる作品に自分はめっぽう弱いのです。






■オマケ
・ヒビオルは高級品に納得

{netabare}エリアルと出会った時に彼を包んだヒビオルを時は流れて看取る時にかけてあげてましたがものすごく耐久性良いですね。{/netabare}


・配役ミス?

杉田さんが出てくると真面目なところもそうでなく見えてしまい残念な気持ちに。沢城さんと掛け合うとさらにその思いを強くしますね~



視聴時期:2019年9月

--------
2020.03.18
≪配点を修正≫ +0.1



2019.09.15 初稿
2020.03.18 配点修正

投稿 : 2021/05/08
♥ : 60

67.2 2 赤ん坊アニメランキング2位
べるぜバブ(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (518)
3515人が棚に入れました
超不良高校「石矢魔高校」でも特に『アバレオーガ』の異名を取る最強の不良・男鹿辰巳がある日ケンカをしていると、川から大きなオッサンが流れてきた。助けてみるとオッサンが2つに割れ、中から赤ん坊が出てきた。赤ん坊に気に入られる男鹿だったが、実は赤ん坊は人類を滅ぼすため魔界から送られた大魔王の息子、カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)だった。

声優・キャラクター
小西克幸、沢城みゆき、伊藤静、水島大宙、豊崎愛生、岸尾だいすけ、関智一、杉田智和、荻野晴朗、高木渉、高橋広樹

サモハン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おもしろいよ!

このアニメは小学生の息子から進められて観ましたw
毎週息子と楽しみにしてたんですけどね、終わっちゃいました><
内容が不良が悪魔の赤ちゃんを育てるアニメだと聞いて、最初は「面白いの?」って半信半疑で観始めたんですけど、結構面白くてハマってしまいしましたw
声優さんも有名面子で、小西さんとか杉田さんとか岸尾のダイちゃんキャラにも合ってました。
コメディーアニメなので子供も大人も楽しめるアニメだと思います。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 5

Nasty.* さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ま~ま~かな?w

最後の終わり方が急いでしまっていた所があって少し残念だった、でもトータルではなかなか良い作品だった、漫画のほうも読んでいるのでこれからはそっちに期待しています^^

投稿 : 2021/05/08
♥ : 5

haws さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

基本的にはギャグ

ヤンキーしかいない超不良高校の、中でも
凶悪無比で最強の不良である男鹿 辰巳(おが たつみ)
がいました・・・

ある日、男鹿が不良を川で洗濯をしているときに
おっさんが流れてきて
そのおっさんを二つに割ると赤ん坊が出てきて
なつかれしまい、育てることになります。
(あとでその赤ん坊が魔界の王子であることを知る。
ベル坊って呼ばれてる)
ベル坊を背負いながらケンカや行動をしているうちに
「子づれ番長」と呼ばれるようになり
一緒に成長していくっていう話です!

学園、不良、恋、、スポーツ、魔界にいったり、魔力を使って悪魔とバトルとか
いろんな要素をぶっ込んでいますw

まあそんなのはどうでもよくて
腐れ縁の古市や最初は、敵だった人達と仲間になっていき、
それぞれのキャラとの絡みやギャグが
面白いところだとおもいます^^

アニメオリジナルストーリーは別にして、アニメは長くて
子供向けな感じがするんで
見るならテンポがいいマンガをおススメしますb

投稿 : 2021/05/08
♥ : 4

73.2 3 赤ん坊アニメランキング3位
伝説巨神イデオン 接触編・発動編(アニメ映画)

1982年7月1日
★★★★☆ 4.0 (115)
493人が棚に入れました
ソロ星衛星軌道をバッフ・クラン星人を乗せた宇宙船が周回していた。ソロ星は近年地球からの移民が続いている星だった。宇宙船から、バッフ・クランの軍総司ドバの娘カララを乗せて小型機が下降、指揮官のギジェは部下達に彼女をつれ戻すように命令する。二機が攻撃を浴びたことにより、戦いが始まった。ソロ星のコスモ、デク、カーシャ、シェリル、ベスたちは遺跡にあった三台の機械が自ら変形し、ひとつになり、巨大なロボット、イデオンの姿になったことを知った。バッフ・クランたちはこの巨大な姿に無限の力--イデの存在を感じた。戦いは激化してゆき、遺跡であったはずの宇宙船がソロシップとなって、イデオンを乗せて上昇しはじめた。

声優・キャラクター
塩屋翼、田中秀幸、戸田恵子、井上瑤、白石冬美、松田辰也、井上和彦、塩沢兼人、佐々木秀樹、よこざわけい子、山田栄子、林一夫、一龍斎春水、石森達幸、加藤精三、木原正二郎、鵜飼るみ子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

21世紀のアニメファンであれば固いことは言わずこの総集編でも間違いないでしょう

ガンダム、イデオンと2作続けて打ち切りとはどういうことなんでしょうか

ライディーンを途中でクビになって、長浜3部作では偽名で参加したなど、
悪名とどろく人物であった上に、ザンボット3という当時まだ確立していなかった鬱アニメで初の完走となった要注意人物
いろいろ考え直したのか「ダイターン3」という明るい作風で見直され、いよいよ本番という2作がこの結果です

ガンダムは打ち切りの後のストーリー(アムロ死亡)は捨てて、テレビ版の作画修正で劇場版公開となりました これは大成功 マスターピースです

イデオンは詰め込み過ぎの総集編と真のラストの2作セットと不可解な登場となりました
見るなら、テレビ版全話→発動編

大名作であることは間違いないので、気が向いたときにどうぞ

冨野さんは鉄腕アトムからの大ベテランで、海のトリトンでは実質監督だったようです
また、巨人の星などの鬱回を担当していたらしいです

いわゆる、続きは劇場版での先駆でしょう

投稿 : 2021/05/08
♥ : 22

たわし(冨岡) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

物事を「単純化」しない姿勢

宮崎駿や庵野秀明、押井守、そして富野由悠季が何故「巨匠」なのかといえば、

世界を善悪で「単純化」せずに捉えるその姿勢に「作家性」というものを感じるからである。

昨今のアニメに決定的に足りないのはこの「姿勢」にあり、まるで竹を割ったように単純な企画しか通らない。。もしくは「観る側」の劣化が伺える。

人間がいる以上、そこに単純な善悪を持ち込めば誰かが「勝った」誰かが「負けた」といった二分化する危険思想が芽生え、第一次世界大戦や第二次世界大戦がそういう思想によって引き起こされたことを学ばなければならない。

明るく楽しい作品も結構だが、哲学なき芸術に明日はないのだ。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 21

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

これは見なくてはならない。

エヴァの元となった迷作。
ほかの惑星拾ったでジム神様イデオンの惑星すら破壊する気まぐれな活躍に振り回される少年、少女たちの物語。
皆殺しの富野の二つ名を不動のものにし、
その有名なエンディングはいろんな意味で禁じ手とされ現在に至る。

で、好きで殺してるんではなくてギャラが払えないから殺しているそうです・・・。

いろんな人に天才だといわれるのは、劣悪の製作環境でとこのような伝説的な大技を考えるから。


坂井真紀がツイッターでエヴァよりイデオンだろ!と引いちゃうほど熱く語りだしたのがちょっとセンセーショナルでした。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 9

72.8 4 赤ん坊アニメランキング4位
家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン](TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (749)
4285人が棚に入れました
運動も勉強も苦手で何事もすぐに諦めてしまう、うだつのあがらない少年・沢田綱吉(通称ツナ)の前に家庭教師として現れたのは、ヒットマンを名乗るリボーンという名の赤ん坊。
リボーンの目的はツナをイタリアンマフィア・ボンゴレファミリーのボスとして立派に育て上げるために教育する事。
打たれる直前に後悔した事を死ぬ気で頑張ってしまうという「死ぬ気弾」を使いツナをマフィアのボスに相応しい人間とすべく家庭教師リボーンの「教育」が始まった…。

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

死ぬ気で見てください(゚∇^*) テヘ♪

~あらすじ~
運動も勉強もダメで何事もすぐに諦めてしまう落ちこぼれの少年・ツナ(主人公)の前に家庭教師として現れたのは、ヒットマン(殺し屋)を名乗るリボーンという名の赤ん坊。リボーンはツナをイタリアンマフィア・ボンゴレファミリーの10代目ボスとして立派に育て上げること。笑いありバトルあり、感動ありの話です。

※「あらすじ」はウィキペディアを参考にさせて貰いました。

最初は、殆どギャグで、面白かったのですが、
後から少し飽きてきました。

でも、少したったら、伏線を一気に出してきて、
次は、殆どバトルになりました。

戦いも迫力合って、駄目だと思っていたツナがどんどん
たくましく、強くなって見ていて気持ちが良かったですw

その仲間たちも、ツナのために一生懸命に
戦い、助け合い、笑い、「仲間っていいんだなぁ~」
って思わせてくれました。

気になったら是非見てください(* ̄∇ ̄*)

投稿 : 2021/05/08
♥ : 20

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

友情って素晴らしい。なんてゆーと思った?これは「腐腐腐」向けだ

原作既読中(*´Д`)ハァハァ


ダメダメな主人公「ツナ」。
そこに現れたのは、見た目は赤ちゃん。しかし【ヒットマン】だとゆう【リボーン】
リボーンはツナをマフィアのボスに育てる為
【家庭教師】としてやって来た!
これで、題名の意味が分かりましたか?
「私、題名聞いただけだった時、何がなんだかさっぱり分からなかったので、一応簡単に・・」


始めはひたすらギャグアニメですΣ(゚Д゚;マジデ!?
パンツ一丁で走り回ったりwww
キャラの把握程度に観てましたが若干嫌気が差すかもですw
とりあえずそこでリタイアせず観てみて下さい!


バトルが始まりだすと面白くなって来ます!
次々、「腐腐腐」なキャラが登場し、
それぞれ個々の能力があるので、能力を生かしながら
同じ能力者同士のバトルなので面白いです!
可愛い動物の相棒も出てきます(*´ω`)ウリカワユス(ネコ)


そして、「リボーン」が何故赤ちゃん?と思ったそこのあなた!そこに大きな真実が隠されているのです!!
リボーンの様な赤ちゃんは7人居ます、上記に書いた「能力」と共通の意味を持つ7人の「アルコバレーノ」(赤ちゃん)達。(個人的にコロネロが好き(*´Д`)ハァハァ)


リボーンに教育され、バトルなどを繰り返し
徐々に色んな面で成長して行くツナと仲間達。
一応?wマフィアのお話なので、他のマフィアやら
、暗殺部隊(「ヴァリアー」、こいつらカッケー!最高(゚∀゚)ベルトフラン!)
やらいろいろ出てきますが何故かすぐ把握出来ました!
とりあえず、みな腐腐腐ですwww


かなりの話数なので全ての魅力をお伝えするのは難しいですが、
私は面白かったので2週間位で観ましたww
アニメ版は終わっちゃいましたが、
また復活する日を祈っている作品です(*´∀`)





投稿 : 2021/05/08
♥ : 19

刻様(こくさま) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

家庭教師ヒットマンREBORN![リボーン] ✧見た感じ(koku✱87)

今でもたまに思い出すくらいには 好きです
なにが好きってキャラが奥深く イケメン可愛いが勢揃いなとこですかね

キャラに関する思い入れとかのストーリーがありますが
ファミリーに関する話しがとてもすきです

最初のほうがギャグすぎて
僕 個人はあんまり好きじゃなかったです

徐々にバトルシーンを増え
未来偏に途中にしてから
若干のキャラの違いや
主人公のナツのイケメン度があがっているようにきます

やはり 未来偏の最初のほうが一番 盛り上がっていたんじゃないかなぁって
結構 最初はギャグ回で
途中から 王道展開に近い感じなので
評価は低いみたいですけど

僕は後半のバトル胸アツが好きです

絵の綺麗さも わかっていきますしww

やっぱり主人公がかっこよくて 強いのが好きなんだな僕

投稿 : 2021/05/08
♥ : 8

77.8 5 赤ん坊アニメランキング5位
どろろ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (467)
1868人が棚に入れました
時は戦国時代、武⼠の醍醐景光は、天下を取るという野望をかなえるために、⽣まれて来るわが⼦の体を⻤神に与えてしまう。そうして⽣まれた⼦供は、命以外すべての⾝体を奪われており、川に流され捨てられてしまう。時は流れ、戦の世を旅する少年・百⻤丸。実は彼こそが、魔物に体を奪われた⾚ん坊の、成⻑した姿であった…。

声優・キャラクター
鈴木拡樹、鈴木梨央、佐々木睦、内田直哉、千葉翔也、大塚明夫、中村千絵、麦人
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

生ける屍の死

時は室町から戦国、
領主である醍醐景光は天下泰平より、
己の野心に忠実に領土の繁栄を願い、
{netabare}我が子を12体の鬼神に生贄とし差し出す。{/netabare}
名誉欲に溺れた為政者である。

時代劇×妖怪×冒険。
MAPPA制作は抜群の相性を誇ります。
古風な寺、蝋燭の火、豪風雨の集落、
陰鬱な描写が素晴らしい世界観を伝える。

飢饉と流行り病に痩せ衰えた民と大地。
死を待つばかりの国の行く末。
死屍累々の荒野を旅する百鬼丸とどろろ。
襲い来る化物と己の「生」を見据え、
百鬼丸は身体を取り戻す戦いに明け暮れる。

鬼か人か、
生ける屍は何を語ると言うのだろう。

5・6話視聴追記。
感覚を取り戻す衝撃、世界は音の洪水だ。
{netabare}激しい「生」の苦しみと「生」の逞しさ。
慈愛に満ちた魂の色は透明である。
正義の到来を切に願おう。{/netabare}
哀悼のメランコリーである。

最終話視聴追記。
響くはずだった産声は呪われ、
因果の旅路の果てにあったものを想像する。
手塚作品は物語の上下運動は少ないのです。
中盤以降やや停滞するものの、
粛々と人の叡智と愚かさが描かれていく。
{netabare}彼は生きる力の中に「菩薩」を見る。{/netabare}
やはり語り継がれるべき作品でしょう。

手塚流曼陀羅、素晴らしいアニメです。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 63

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

魔物は12体に減りましたが、思った以上に『どろろ』でした。

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
「今夜(1/7)から放送開始だと思うんですが、あにこれのアニメ番組表に載ってません…。」と1/7当日に書いた手前もあり、さっそくの第1話視聴です。

大雑把にいうと、魔物に身体の一部を少しずつ奪われている百鬼丸が魔物を倒して自分の身体を取り戻していくお話であります。そして身体を奪われた原因は実の父親にあるので、これが「実の父親が仇」

手塚治虫による原作漫画は約50年ほど前の作品で、一度目の連載で途中終了、二度目の連載で打ち切りをくらい百鬼丸が身体をすべて取り戻せたかどうかは不明です。

旧作アニメでは、一応「最終回らしい最終回」を迎えています。リメイク版である本作はおそらくちゃんとシリーズ構成されているでしょうから「最終回らしい最終回」が期待されます。ちなみに原作および旧作アニメ設定では、魔物の数は48体でした。

キャラクターデザインについては漫画原作やそれに準拠した旧作とは大きく変更されていますが、それらしい面影は残っています。

作画に関しては、ツインエンジンが参加しているのでCGなども駆使してきっとそれなりにうまくやるでしょう。第1話の戦闘シーンの動きはなかなか良かったと思います。義手・義足の作り物感もわりと出ていましたね。

ストーリーや設定については、魔物の数以外は概ね原作準拠といった感じでした。

特に「原作・旧作は知らん」という方には、わりとお薦めできる感じだと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.12追記:
第6話まで視聴終了。原作が『どろろ』だからと言ってしまえばそれまでですけど、この未央(みお)が出てくる5話/6話の前後編はなかなかに辛い話でしたね…。

2019.5.21追記:
第19話まで視聴終了。まさにサブタイトル通りの「天邪鬼(あまのじゃく)」でした。旧作『どろろ』には良くあったコミカルな感じのお話でした。

オムカエデゴンスとかヒョウタンツギが最近のアニメ作品では珍しく、本編中に出てきて懐かしかったですね。

2019.6.27追記:
最終話まで観終わりました。

百鬼丸の両親である醍醐景光や縫の方の扱いは原作よりも良かったんじゃないでしょうか。ただ、本作オリジナルの妖怪が出たりとかいろいろと改変されているようでいて意外と本筋は原作を踏襲していて、かなり良いアニメ化だったと思います。

「そういう作品だから」といってしまえばそれまでですけど、血が出たり人が死んだりはけっこうしていましたね…。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 61
ネタバレ

スラえもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本物

<2019/1/21 初投稿>
原作既読
旧アニメ視聴済
実写版視聴済

本作は3話まで視聴済み


あらすじなどは割愛


何も見えない
何も聞こえない
嗅覚も痛覚もなく
喋ることもできず
手足もない

それがどんなことか想像できるだろうか

私はうまく想像できているのか?
正直自信はない

痛いことが痛く感じるアニメは良作だと思う。

暗くて、痛くて、つらい気分なのはとにかく苦手、という人は見ない方が良いし

原作ファンの方は一度原作を忘れて見てほしい。

<2019/2/21追記>
第7話「絡新婦の巻」を観て

この回は{netabare} 前話と打って変わって暖かくまとまっている。
これまでが辛い話、重い話ばかりのところに素敵なアクセントになっていたと思う。{/netabare}

ただそれ以上に感じたのは、本作が原作「どろろ」を深く読み込んで、練りこんで新たな解釈を付与しているということ。

百鬼丸や琵琶丸の目には邪な存在は「赤い色のなにか」として映る。
それは{netabare} 「化け物だから」赤いではない。
「道を踏み外した邪な心根」だから赤く染まる。
そしてそれはその「化け物」や「人」の心の有り様で変わっていくものでもある。{/netabare}

本作は、原作を読み込み、一旦バラバラに解体して、一つ一つを磨き上げ、丁寧に組み上げ直したような印象を受ける。

<2019/6/26 追記>
最終回を先ほど観終えました。

{netabare} 二人の関係の終わり方は原作に沿った感じもあり、少し残念でした。
できれば二人の未来を感じられるようなラストが見たかった。{/netabare}

でもそれは原作を磨き上げ現代に蘇らせるというコンセプトを感じる本作では仕方のないところなのかもしれません。

私はやはり本作が好きです。

漫画、アニメ、ゲーム、実写映画の歴代のどろろ作品の中では飛び抜けているのではないでしょうか。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 59

62.7 6 赤ん坊アニメランキング6位
ドキドキ!プリキュア(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (129)
616人が棚に入れました
相田マナは、大貝第一中学校の2年生。
先生たちからも信頼される、しっかり者の生徒会長です。
社会科見学で訪れたクローバータワーでも、ケンカを仲裁したり、落とし物を届けたり、バスに酔った友達の看護をしたりと大忙し!

やっと展望台へ行く列に並んだその時、「ジコチュー!」と叫ぶ巨大な怪物が現れて辺りは大混乱!!
景色を独り占めしようと暴れる怪物の前に思わず飛び出したマナは、トランプ王国からやってきた妖精シャルルと、不思議なアクセサリー“キュアラビーズ”の力で、キュアハートに変身!

いつもマナを助けてくれる親友・六花、幼なじみのお嬢様・ありすたちが愛を忘れた“ジコチュー”たちを浄化していきます!

10作目の“プリキュア”は、愛と勇気と秘密に満ちた、ドキドキの物語。
日本中に届け!キュンキュン!!
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

何故そこで愛ッ!? 一つの正義(悪)が掲げられし時、強すぎた少女達の「」劇が始まった・・・ 特にありすが幼く燃えた4話・・・「運が悪かったんだよ、お前等は」

10年間、1つの世界(シマ)を巡ってプリキュアと悪役達は手を変え品を変え争い続けてきた(東城会と近江連合みたいな感覚で)

これで34人のエントロピーが凌駕されました。ヘタしたらAKB48まで行ったりしてwwww

緒言 OPは犬吠埼樹(黄前久美子)が歌ってる
{netabare}今度は世界を乗っ取りたいことよりも「自分のこと」や「表に吐き出したい欲望」しか考えていない生物兵器をけしかけてきたか
深夜成分が滲み出していやがるから気に食わねえ、欲望なんて表にさらけ出す必要はない、松永さんみたいに感情を表に出さず、行動で少しずつ周りに吐き出していればいい

でも俺はゴールデンでは戦闘とギャグぐらいしか評価しないからね。まあ「相手のことを考える」ことも現実においても深夜アニメにおいても必要な成分だしな
やはりプリキュアを「萌えアニメ」としてではなく「戦闘アニメ」として認めて貰いたいと考えています
我々が見えていない部分で人のことを思っていればそれでいいのです

声優分かりました、脳内変換しておきます
マナ=マージョリードー「灼眼のシャナシリーズ」か関羽雲長「一騎当千シリーズ」
六花=琴吹紬「けいおん!」か魔乳千房「魔乳秘剣帖」
ありす=西住みほ「ガールズ&パンツァー」
まこぴー=アラタ・ナル「アクエリオンAO」
ちょ待っ!マージョリーさんもそうだけどムギちゃんに西住殿が参戦だと!?
2013年も豪華な風を吹かしやすぜ!!
来年は誰がプリキュアになるのだろう
プリキュアに変わるアニメが始まるのだろうか{/netabare}

最初の関ヶ原まで
{netabare}初回 正義が掲げられ、(心が)最強主人公現る
{netabare}平和だった王国
そこに一つの悪の誇り=正義は掲げられた。それは小さいものなのか、大きいものなのか
その正義を前にして(世界を)マモレナカッタ...⇒孤独の戦へ
そこに(心が)最強主人公が現れた。これが「」劇の始まりだった...
ハトプリと同じ感覚で生物兵器の召喚だったな
珍しく生物兵器(ジコチュー)と話してたな
この世界では和解や説得は通用しないのを忘れたかい?

おまけに皆来ているし(西住殿!魔獣は飼えませんよ!)
おいおい、イーラがルフィかよ!?(ワンピースや乱太郎もあるのに仕事大丈夫?無理しちゃあアカンよ!)
マーモはベヨネッタ
ベールは「龍が如くシリーズ」の伊達真です
キサンらは何を持ってるんだ?
ジョーカーみたいにまたなーんも持ってないのか!?
これで何も持ってなかったら怒るぞ!

ライダーっぽく変身はできませんよ!マージョリーさん!
これで「出陣」は完了ですね
登場時の肩書きとして
ムギちゃんは「行動」、西住殿は「起動」が似合いそう{/netabare}

4話 運が悪かったんだよ、お前らは...
{netabare}起動しなかったのは訳ありのようだった、万能すぎる力の誇示が怖かったんだ
目立つとか、出しゃばりとか人を庇う理由なぞどうだっていい(正義を捨てた場合どうなるのだろう)
そんなものは深夜だったら皆無になるからな
力(刀と盾)は守るためにあるか...それも一理あるかもな
それを理解し西住殿は無事に起動してくれた
(金持ちは桃華さんと同じく万能ですね、隠蔽工作もバッチシだしwww)
それとiPodが相手なら電池切れを待てばよかったけどラジカセが相手ならコード抜けばいいんでね!?
小さい頃のありすが完全に桐生さんに見えてしまったwww
「運が悪かったんだよ …お前等は」
1話中で2度も魔獣を召喚できるのはこれまで無かったな{/netabare}

11話 スマプリの5人&咲「!?何で負けないの!?」差別される戦士
{netabare}「うわあ、気持ち悪いデザインだな...」の初登場
戦闘はともかく、ソフトの試合結果が納得いかなくて「ふざけるな」って思ってしまった
いくらやっているのが第三者でも、あそこは打たれて負けるのがパターンじゃないのか?って思った。努力しても無意味なこともありえるから
己の力も信じるのもいいけど、困ったら皆で立ち向かい苦痛を分け与えるべきです
スマプリの5人は負けたのに...えこひいきだ!
咲も負けたはずなのに...こっちもえこひいきだ!!
負けても得られるものはあるのに...別な愛情があるのに...常に勝ち続けることはないのに...
プリキュアって勝ち組と負け組に別れるのが痛々しいと思うから止めて貰いたかった{/netabare}

12話 強さとは?可愛いは弱さか?
{netabare}「ああ、先週と引けを取らず今週も気持ち悪いデザインだな...」
確かに動物の中で象は強いからね、じゃあライオン・恐竜等の肉食系だったらどうだっただろう
見た目が「可愛い」ちゅうのは裏を返したら「弱い」というイメージだろう
しかし可愛い=弱いんじゃないの?と考えてはいけない

強くなりたいんなら、主人公orラスボスの器を持っていなくても自らができることをやればそれでいい。自らの強さの限界へと行ってみるのもまたいい
短い時間で強くはなれないからな、どう足掻いても
ちょ!?新キャラの声、軍曹さんだ!!
ついにプリキュアを侵略に来ましたか...{/netabare}

15話 ガマ星雲特殊先行工作部隊隊長 出動
{netabare}軍曹さん(レジーナ)が出動した!
「連邦軍の緑色の奴だ!」
欲望が無くても魔獣召喚できるなんて、奴はできるぞ!
強化技でトドメでした。
次も軍曹さんが暴れますよ!
人間は元々自己中心的な生物だと思っているがそこに愛を混ぜたら?
でもそうならないと生きていけないから
生き様は自分で決めるものだから{/netabare}

16話 友達だからこそ顔パン、でもこの世界では絶対不可能
{netabare}いきなり3人組のコントから始まった件www
んでもってソードさん!いきなり出会って早々変身ってwww殴るのは流石に早いから待って待って!

そりゃあ軍曹さんだってケロン軍の命令でペコポン侵略に来たけど日向家の愛情(正確には夏美の戦闘力)に阻まれて侵略せずに原作も続いているって話だ
うーん、蛇女の悪忍とも似てる部分もあるかもしれない、この世界には根っからの悪はいない、多分悪としての誇りだろう
貴女は「大勢の友達は必要ない、1人で構わない」って思っているのだろう。それだとしても困難にぶつかるのは変わらずだ。その重みを分け与えればいいものを
『友達だからこそ悪行を止める』、理由はそれだけでいい
何でドリギャスって顔パンか顔ビンタしないんだ!?したら面白いのにwww
笑顔って時折人を騙す盾になることもありえるからな
とりあえずクリスタルを回収しましょう{/netabare}

19話 奥州独眼竜か...へっへっちょいと遊んでいくかい!?
{netabare}卑怯なやり方は...前シーズンを見よう、この世界どうせフェアじゃないしwwwたまにはフェアでやろうよ!
最初はPK(日本代表W杯出場決定記念か!?)
次はボウリング(ピースさん呼ぼうか!?)
最後はドッジボールでしたが相手側が自滅...面白くねえなあ...
クリスタル5つ揃えたらどっか飛んでった{/netabare}

22話 窮地の関ヶ原(絶望顔無し) 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!!
{netabare}ああ、軍曹さん...ラスボスに欲を植えつけられて元通りか...だがこれでなければ面白くもなんともない、最後でアンタをぶっ飛ばして家中掃除させてやるから覚悟しな!それともガンプラ与えて無力にさせようか!?

戦士が偽物だろうが本物だろうがどっちでも構わねえよ、正義なんて無いから
矢は撃てなかったハートさん...やっぱ慈悲有りか...時には非情になる必要もあるが...覚悟が足りない...!!
プリキュアってみーんな非情がないんだよね
アンジュリーゼ様だったら撃ってますけどwwwwww

トドメの時にやっと来たか...また父親の現金が犠牲になる...ちゃんと最後の最後で来るからもうちょっと早く出てきてもいいくらいだ
でも次でエースさんの正体分かるかも
今日は関ヶ原の前哨でした、次も続きます
シャナの攻撃エフェクト、パッションさんと一致だな
流石にネタが切れてきたな、今後大丈夫か!?{/netabare}

23話 You は SHOOK!!シャナ無双はーじまーるよー&疑問に思う神回
{netabare}タイトルの愛をとりもどせって北斗の拳じゃないんだから!!まあ似てるからいいけどwww
軍曹さん、憎しみでは勝てないことを後で理解させてもらうからな。100発殴るのは後回しだ。何を隠そう憎しみをもっていいのは...

あれは無双転生!?それともDBの瞬間移動!?
レイ「俺の動きは人間では捉えることはできん」
ぶりぶりざえもん「どこを見ている、止まって見えるぞ」

なんでマーモ達援護しないんだ?まあ1on1なら手出しは駄目だからなあ
エースさんを見たときの軍曹さんの反応
心がムカムカするということは...

エースさんの言い分は、故にケンシロウになれってことじゃん。泣いてても前には進めないってことは分かるし、止まるわけにはいかないんだ。ここで悲しみを背負うにはまだ早い。最後で悲しみを背負えばいいんだから。それが力になるならな
強さこそが愛なら他に何もいらんって言うことだな
でも口紅塗ってからのビームは好きになれん...

そうか、アイちゃんを介して変身してたのか
エースさんの正体こちら側では分かりました
マナ達にもすぐバレました、あっさり~~
これでマージョリーさんとシャナのコンビ結成や!

しかし、この回は疑問に思った
たかだかまこぴーのサインが欲しいだけってことで魔獣にすることがおかしいって考えた。たった数秒で済むことなのに・・・
これも一つの愛じゃないのか?アイドルを偶像崇拝することは自己中なことだろうか?大人になればそうなってしまうんだから他の案は無かったのだろうか?

ジコチューサイドの新参
リーヴァ=エスカルゴン閣下(星のカービィ)
グーラ=丸井草次郎(みつどもえ、いつも逮捕される親父)
奴らはコンビでもソロでも行動する模様
一度で2体も魔獣を召喚できるのが強み
関ヶ原の戦いのクオリティですが、本当に前と比べてガタ落ちしてしまいました。低迷かも...{/netabare}{/netabare}

たまには世界設定という理を破壊してみたら面白い
「プリキュアだっていうことは他の人に言っちゃいけない」とか「悪と戦う」とかっちゅう設定を破壊するべきだと思う
フェイトみたいな別の魔法少女を呼んでくれないかな...
戦うことはお話をすることだから...まどマギみたいに殻に閉じこもった世界を作っても構わないんじゃあ

{netabare}24話 歌うとは
{netabare}まこぴーから歌を貰ったらなーんも残らんぞ...なにか不利益なものでもいいから贈らないと
えーと、信念でも贈ろうか?
直向きに継続することも愛であり、与えるものでもあるか...それでも裏を返せるとは思うが
迷うことで愛を失うのか?
だが現実において歌うことの強さは奈々さんが一番上だ!!
その地位を奪わないでくれないか!!{/netabare}

25話 ツッコミ回 六花のツッコミも冴え渡る~
{netabare}いきなりの出落ちならぬ出魔獣ならぬ出ジコチューですwww
また西住殿とじいちゃんの話です。自分の執念を貫けばいいのです
おい、じいちゃんが変身したぜ!?それとラブリンクもwwwwwwそれと甲冑騎士にもなっちまったぜwwwww
うわあ...マーモがトランスしちまった...センスわる...
愛は盾でもあり剣でもある。それがこの世界の言い分か
だが「閃乱カグラ」みたいに力にはなるのか?そこに愛は含むのか?
人工コミューンか、量産しないのかな...{/netabare}

26話 悪に咲く愛情
{netabare}そういやあ蛇女の面々も愛を持ってたはず、同性愛的なものでwwwこれはギャグでいいですwww
イーラ(ルフィ)が記憶喪失しやがった...で六花が看病することに
例え敵だろうと無抵抗な奴を殺められるか?非情になる必要があるのだろうか?
あ、雨...(これはフレプリのオマージュ...!)
自分を信じて後悔しないことか
後悔と言ってもそれを直すことはタイムマシンが無いと不可能
じゃあどうすれば後悔が無くなるのか?正しいことを選べばいいのか?ちょっと哲学を含んでるな。{/netabare}

30話 俺はお前を超えていく!!
{netabare}レジーナに会うためにも嘗て1万年前の妖精の力を超えていけ・・・
そして新世界を拓け・・・{/netabare}

31話 悪役が貰わないといけないもの「不屈」 まさかの放置プレイ実行 折れろ!!何故折れない!?
{netabare}おいおい、魔獣製造装置があるんなら最初から使えよっていいたくはなるけど...
寝ている場合は何ともないが起きたらすぐさま魔獣になるよう種を植え付けるなんて、奴らの科学力ホント凄いな
でも、奴らはまだまだ甘い。止めを刺す瞬間を完全に見誤ってやがる
前シーズンではグレーゾーンがトドメを刺そうとしたが...
今シーズンでは放置プレイだと...?指を咥えて見ているだけか?足掻けよ、折れずに足掻け
フンッ!!頬を叩いた...
貴女は折れる訳にはいかねえ、さっき泣いたのは嘘だっ!!足掻いてから泣くのが正しいから...愚かな分人間には不屈の心がある
やっぱり「不屈」を貰わないと悪役は勝てるはずがない
でもあの二人はカワリーノさんやジョーカーみたいに狼狽しなかった。精神力の強さを認めるべきだ

ああすまないね、エスカルゴン閣下(リーヴァ)と丸井さん(グーラ)
お二方はここで退場だ、次からはベール(伊達さん)が参ります
「龍が如くシリーズ」の元刑事でも輝けるんだよ...
このオマージュは多くの犠牲を生んだプリ5...残っている全てのオマージュをやったらどうなるのだろう、この世界は...{/netabare}

32話 今シーズン分析回なさそ、性悪説をプリキュアに取り入れたらどうなるのだろう?
{netabare}スマプリでもあった文化祭です。前シーズンではみゆき(宮藤さん)の本気回で俺にとっては哲学的分析回でした
何年過ぎたとしても全ての言い分は裏を返せられることを忘れないで貰いたい

お前らは会長いないとなーーーんもできないのか!!笑わせるなよ全く!!
それでもこれまでの被害者達が一丸となって問題解決に取り組んでやがる。それでいいのです{/netabare}

34話 感情が乏しくても-は付き纏う
{netabare}まーた出ジコチューwww悪役側もそうだけど何でトドメ刺さないのwwww
赤ちゃんって生まれつき持つ感情は笑うことと泣くことしかできない。泣くときは何かを欲しているサインである。言葉を話すことができるようになれば、多種多様に欲望を欲すことができるのである。
つまり欲望は生まれた頃から持ち始め、死ぬまで付き纏うのである。だが寝たきりの高齢者って欲望があるのだろうか?
泣くことが全て-だとは限らない、それだけです
今日はバイクか、さっさと免許取りなwwwちゃんとメットかぶってたからいいけどwww
桐生さん「タクシードライバー舐めてると怪我するぜ!!」
女王様、そろそろ目ぇ覚ましてくんないかな...{/netabare}

36話 ヒーロー=偶像 何処探してもいない 恋の終着点は...
{netabare}今日も今日とてデバイス(妖精)は人に変わります
尚、変わっている間は闇の気配をサーチできない
何を隠そう、ヒーローは何処を探してもいませんよ...
子供は分かってくれないよね...
それと恋の終着点は俺にとって{netabare}18禁に繋がる{/netabare}と思います

そういえばスタフィーも4の時にブチ切れたっけwww話も面白かったです
普通人に恋を植えつけられたら恐ろしくなるからねwwwそれだけ素直になれるから{/netabare}

37話 好き嫌いは人に付き纏うもの 苦しみ足掻けば幸せが来る
{netabare}俺が嫌いなのは溶けるチーズ等ゆえピザが嫌いです。それと奈良漬け
しんちゃんはピーマンが駄目です
そういえばブラックさんは玉ねぎが駄目だったような(これは放送後から問題となり、今後規制されました。mktnのシャワーもです。これはしずかちゃんを彷彿とさせますが規制は規制です)

うわあ、今日は甘々しいデザインだ...見てるだけで糖尿病になりそうwwww偏食になったら後が怖いんだよ...
子供に対して病気に関しての恐怖を理解させるべきだと思います。やっぱ知力は必要だ

悪い、人参食ってる場合じゃなかった
今日で奴が目を覚ましやがった。帰ってこいよ
今度こそ家中掃除させてやる...{/netabare}

38話 テーレッテー&お前はもう...
{netabare}アイちゃん誘い出すために、なんで指人形なんだ!?wwwwwwどこをどう突っ込んだらいいんだwww
おまわりさーん、怪しいもじもじくんがwwwwww絶対バレるからwwwwwww
いくら暴れても世界を乗っ取るためにも我慢だ...
赤ん坊だろうと周りを理解していく
それを忘れるな、前のネタも伏線だった

ちょ!?ベール(伊達さん)があたたたたたたた...をwwwwww
でも皆の活殺(ストレートフラッシュ)に勝てなかったwwwww活殺には活殺をぶつけようよ...
いくら強化リンクを張っても、そんなヤワな体で北斗神拳を名乗るには100年早いわwwwwwww強化リングも壊された
無事にテーレッテーwwwww今日は動いとったな~

軍曹さんがやっと回復したか、3か月は待ったぞ
今からお前に絶望(欲を無くす)を味わらせてやろう
ラオウ「何処からでもかかってくるがいい!!」{/netabare}

39話 北斗飛衛拳!!南斗獄屠拳!!のクロスをあの2人がやってくれないかなwwww
{netabare}貴様に会うために地獄の底から這いあがってきた...!!
わざわざ殺されるためにか?
三種の神器の一つ槍は王国に
めんど臭いけど取りに行くか...
そして再会...待ってたぜ...お前をもう一度地獄へ突き落してやる...!!
槍を抜いたのは奴だった
(話を面白くするため)ひとまず撤退するか
これで残る神器は一つ、これを巡りシマ争いは佳境に入る...{/netabare}

40話 君に歌うよ~♪ 何でつぼみは歌わなかったのだろう(涙)
響「翼さんも何でこの世界で歌わなかったのですか?」
翼「...放送上の都合だ、致し方ない」
クリス「まあ今後に期待するぜ、先輩」
{netabare}急に歌うよ~wwwwwwもうこれゴールデン版のシンフォギアじゃんwwwwww
奴の心は揺らいだ...それだけです。もっと揺らがないと奴は壊れないな
というか歌いながらフィールドを歩いてたしwww
最後の強化リンクも完了したな、でも槍は奪えずじまいだった
それと魔獣がAKB商法で攻撃してた件wwwwwwwwwこっちが笑えるわ{/netabare}

41話 四葉家=西澤家でいいよwwww
{netabare}またしても前半で会った被害者達と会うことになるとはな、今日も魔獣召喚早くね!?
で、宇宙へ西住殿一人で行ってきまーすwww流石に成層圏や宇宙までは闇を感じ取れないか、そこまで万能ではない妖精だった
だが、全員来ました。
とにかく花だろうと全てを守ればそれでいいのです
宇宙に行ったのってハトプリ以来だな
軍曹さん、貴女の欲望は何時まで持つか...{/netabare}

42話 暴かれる家族関係
{netabare}ふええ、エースさんって養子だったんだな、泣くんだったらラスボス倒してから泣けよ
そして軍曹さんはルフィと強引に同行することにwwwこいつらはスイーツ食い過ぎたら糖尿病になることを知らんのか、病気のことは絡ませないんだなこの世界って
同時にごまかすのも大変だな...
おい、ルフィ、今日何しに来たwwww何もしてねえじゃんwwwwwアンタはグランドラインの新世界で暴れてなwww
つーかちゃんとスイーツ食えたのか?{/netabare}

43話 魔法少女の常識⇒(必要以上の)第三者に正体を知らせないこと
そういえばまどかも響も変身した姿を多くの人に見せてはいなかったよね
{netabare}そうか、エースさんは宇宙からやってきて、ばあちゃんが王女様の言葉を聞いたんだな。同時に出会ったのが竹林だなんて
まるで高畑勲さんの「かぐや姫の物語」じゃねーかwww
こちらの世界の彼女は罪と罰を背負っている...じゃあエースさんはどうだろう。とりあえず人の話を最後まで聞かないと...
同時に自分の意志をぶつけてこい
絵画も一つの愛だ、消去されても作成者の思いが伝わる。音楽でも言い切れるだろう{/netabare}

44話 リンクする心
{netabare}あのなあ、分離させても意味ねえよwww
そして騙すのも騙されるのも両方悪いからwww
何気に変身がカットされていました。ちょっと嬉しかった
ついにレジーナの欲望が潰え、目に光を取り戻した...
だがそれはイン・ザ・ファイナルの狼煙に過ぎなかったのだ
さあ、始めようどっちが最後まで立ってられるかのファイナルファイトだ!!{/netabare}

45話 VVVの如く世界を暴く
{netabare}トランプ王国って何なんだろう、壊してまで暴くのか
あの固まった女王様は嘘だった
そしてシャナと軍曹さんは向かい合う...
戦の果てに分かったこと、あの二人はrightとshadowの関係だった。つまり二人は一つだ
目を覚ますがいいラスボスよ...{/netabare}{/netabare}

46話 新年 あけまして関ヶ原
{netabare}国王
貴方が王女を救いたいが故に大昔の闇を解き放った。それだけが今回の件の始まりだったんだ。王女を選ぶか国民を選ぶかで迷った挙句、闇を纏いラスボスとなった。
じゃあこの闇に意思はあるのだろうか...
世界を破壊し2人きりになってもそれで十分か?それで悲しみを背負って楽しいか?

じゃあ始めよう
「愛などいらぬ!!」か?それとも?{/netabare}

47話 関ヶ原前半 愛は力となるか?
{netabare}そうか、恐怖を植えつけることで「自分だけ助かりたい」という気持ちを植えつけて魔獣化させていたのか

これはなのフェイの如く「お話をするための」関ヶ原だ。嘗ての関ヶ原の威厳は無い...殴り合わないのは時代の変化なのだろうか
愛情を植えつけられれば人は足掻けるはずだ。
ああそうだ、タワーは犠牲となったのだ...

ついに愛情を得たレジーナ
同時にラスボスも...と思いきや、まだサウザー様の心を捨てることは無かった。
鉄拳一閃!!
終わるのはまだ早い...もう少し足掻いて貰おうか{/netabare}

48話 関ヶ原後半 2013年の巨人効果はここでも発揮される
{netabare}鉄拳はずれてしまった。仕方ないか...
ここでやっと正体の告白か、合いも変わらず気づくの遅せえ、これも定番だからな
口から入るには?巨人を使え。それだけですwwwアイツが巨人になりやがったwwwwww街大丈夫か!?まあ戦が終われば直るんで...

途中から援軍阻止のために別れるのはビビッドレッドと同じ路線だな
本当のキラは細胞だった。家族や友達の愛を利用していた人の裏側を垣間見える輩だった。
友達や家族がいるから戦えるんだ。じゃあ深夜ではどうだろうか
愛の一撃で終わった...

いやまだだ、まだ終わらんぞ...
ロケット団の如く飛ばされたかと思ったベール(伊達さん)
やはり貴方が真のラスボスか...細胞を食いやがった。
これでケリがつく...{/netabare}

49話 The battle for the LOVE 何故そこで愛ッ!?
{netabare}ラスボスがまさかのビル投擲wwwwwワルプルちゃんじゃないから!!wwwwwwwwww
なあラスボスよ自己中心的になってもいいけど一人ぼっちだったら意味が無いんだ。
どう足掻こうと愛は必要なんだ。
それを忘れるんじゃねえ
また宇宙へGo!そっからビーム斬りながら延髄切り一閃!!
流石にやり過ぎやwww

マナは闇を纏うことはなかった。いや、纏えなかった
彼女はやはり「心に関しては」最強だった
私の心を折らせることは不可能よ!我儘な心を持ってたとしても、友達がいたからこそ戦えた世界なのかもな。
最後はやっぱり活殺でした。たまには殴ってトドメを刺しても良かったんじゃあ...前シーズンも活殺だったので...

これでシマは守られた
王女はいなくなっても心では生き続けるから...アイちゃんとエースさんとレジーナがいるから...
王国と地球はラスボスが開けた穴で自由に行き来できるようになった。
共に生き、輝かしい未来が待ってるはずだろう。
無論ベールは鼠になったが生存していた。それだけでも良かった。彼らは1万年眠った後、立ちはだかることだろう。
どう足掻こうと悪から逃れられないことも忘れるな。{/netabare}

総評と意見
{netabare}今回のテーマは人の愛ではなく「献身の愛」
これはCEROで例えるとAだと考えられる
しかしB以上だと愛が曖昧になり、同性愛も絡んできます。その他に
●キス(ヴァルキリードライブ)
●抱擁(まどマギ)
●下着の露出(閃乱カグラ)
●水着・コスチューム(初音ミクや各々の深夜アニメ)
●裸体(ベヨネッタや風呂ネタ)
●性的なものを想起させる表現(龍が如く)
など多くの性的刺激・興奮が表現として絡んでくるため、本当の愛がどれなのかが分からなくなる可能性が高くなります。

感謝を捧げるAの愛
感謝などは人それぞれだが性表現もろもろに染まるB以上の愛
どっちを尊重し信じるかは貴方次第です。
どの道この道
愛であろうと、心の持ちようだろうと「正しいことは自分で決めろ」
どうせ悪は正義の裏なんだから、二つの正義がぶつかっているんだから
ほぼ、戦う意味が無いようなもんだ
それがシンフォギアAXZで分かる

AとDってそう簡単に繋げられないんだよね、表現のレベルが高いから

それとジコチューは別な言い方で
『自分自身が唱える正義』なのかもしれない
例え魔獣にされようとも意志を持ち、「自らの正義」を貫き通せばプリキュアに勝ってたかもしれない

以下はニコ百科の「ジコチュー」の記事から抜粋
信号無視したとしても自分に害や事故が起こらなかったらジコチューと言い切れるか?(2話)
10話ではアイドル崇拝の無意味を理解していたら?
15~17話では、人は時折相手の意思に反することもあるかも
夢や願いはジコチューを生む材料なのか?(18話)

全がら全部のジコチューに裏が取れたら
戦う意味がなくなると思うけど
愛は使い捨ての武器になることも忘れるな、人に利用されることも愛じゃねえ...自らの意志を貫くことも愛だ{/netabare}

BS11で再視聴と敗因
{netabare}アイちゃん・レジーナ・エースさん
この3人が王女様だと分かればそこまでに至るヒントを探るのも面白い
だってアイちゃんはレジーナを見て笑ってたんだから
基本赤ん坊は初見の人だと泣くのが基本だから

そしてレジーナの0距離ビームをいなしたハートさんに対して
「勝てる気がしねえ」って思ったのは皆だろう
回れ右してすぐに帰るか、白旗揚げて降参しな

まず、喧嘩を売る相手を間違えたようなもん
前作勝ち逃げしたジョーカーをここに呼ぶべきだった
だってハイスペックな5人だから外道の実力なら互角に戦えたはずなのに...
そんでジコチュー達がスマプリ世界へ赴けば更に面白くなったのではないかと考える{/netabare}

投稿 : 2021/05/08
♥ : 36

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

キュア釘宮ここにあり。

釘宮目的で見始めました。

釘宮演じるキュアエースには、
「愛の切り札キュアエース!」
「美しさは、強さの証。」
「エースショット、バキューン!」
等、心に残るフレーズが多かったです。

そして、最大の特徴は、ロリ声とババア声の釘宮両方が楽しめること。
釘宮病の皆さんにはおすすめのアニメです。

あと、キュアハート演じる、生天目さんの声もよい!
生天目さんの演じたキャラの中で、最も幼女声でした。
プリキュアにかけた強い思いが感じられ、見ていてほっこりしましたw

ストーリーは可もなく不可もなく。
やっぱり子供向けですしね。
ただ、作画や戦闘シーンはよく頑張っていたと思います。
キャラも可愛いですし、まぁ、大人が見ても楽しめるかとw

投稿 : 2021/05/08
♥ : 12

79マドンナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あなたに届け!マイ・スイートハート!

敵は「ジコチュー」という怪物です。

自己中心的な思考を抱いている人間の心からジコチューは生まれます。

先日、美容室で美容師さんから聞きました。

小さいお子さんを持つお客さんが子どもを叱るときに、「そんなことしてたらジコチューが来るよ!」というと子どもがおとなしく言うことをきくので助かる、と言っていたそうです。

便利ですね。


ちなみに私はEDの踊りを覚えたのに披露する場所がありません。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 5

66.9 7 赤ん坊アニメランキング7位
ママは小学4年生(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (32)
263人が棚に入れました
1992年、水木なつみは夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。両親の都合でロンドンに引っ越すことになったが、急な都合で両親は1日早くロンドンに向かわなくてはならなくなり、なつみは1人で一夜を過ごすことになる。雷が鳴る嵐の夜の中、震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともにテレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろなことを学んでいく。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、吉田理保子、伊倉一恵、山崎たくみ、田原アルノ、川島千代子、高乃麗、林玉緒
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

元気がある時もない時も抵抗なく見られる名作

1992年放送のTVアニメ。全51話。
ずっと気になっていた作品で、dアニメストアで視聴しました。確か子供の時に何話か見ていた記憶があるような…?

視聴者が元気な時でも元気が無い時でも無理せず見られるとても良い作品。一話完結形式で笑いあり涙ありハラハラドキドキもありと、尺の長さを活かしながらも飽きないのが凄いです。


【物語】
小学4年生の女の子・水木なつみが15年後の未来から時を超えてやってきた自分の赤ちゃん・みらいちゃんを育てる物語。
犬と赤ん坊が大嫌いな漫画家志望の叔母・島村いづみと共に子育てに奮闘する、SF仕立てのホームドラマです。

【作画】
腕の良いアニメーターさんが揃っています。今でも最前線で活躍している方が複数原画をされていますが、当時はきっと若手から中堅くらいだったんだろうなあ…。
当時の長期アニメとしては標準的でシンプルで、作画枚数が多くないかわりに仕草と表情がめっちゃ生き生きしてますね。特にみらいちゃんは赤ちゃんらしく全くじっとしていなくて、すごく活発でおてんば。作画班がとても楽しそうでした。

特にOP、EDはコンテ・演出、作画、楽曲、歌唱の全てが素晴らしい。絵コンテは富野由悠季監督が手掛けていて凄く良い。必見です。


【音楽】
BGMは千住明さん、神林早人さん、加藤みちあきさん。
OP、EDは樋口康雄さん。
全体的にクラシック寄りの美しいメロディラインが魅力。


【声優】
皆さんめっちゃ上手。
なつみ役のこおろぎさとみさんは悲鳴が本当に上手でドキドキさせられます。
いづみ役の伊倉一寿(一恵)さんも、きつい演技と優しい演技の緩急が上手でした。
みらいちゃんの吉田理保子さんはこの時期すでに20年ほど活躍されていたベテランで演技も素晴らしく、かといって大人の声とも聞こえないのが凄いですね。

【キャラクター】
若干リアルな描写もあり、魅力的で個性的なキャラクターが揃っていて良かったです。

メインは母子の物語なので、なつみの祖母ふたりがテーマを背負ったキャラ造形をされていたのは感心させられました。
父方の絹代おばあちゃんは子育ての大先輩として安心して見ていられる人物像で、鈴木れい子さんの田舎のお年寄り然とした演技も良かったです。
母方の小春さんは若々しいキャリアウーマンで、仕事と子育ての両立の難しさも浮き彫りにしていました。小春さんの登場回はいづみおばさんの物語としても印象深いです。



【印象に残った所】
みらいちゃんに振り回されるなつみといづみに和み、なつみに協力するクラスメート達を応援し、さらにそれに翻弄される周囲の大人たちが滑稽で笑って見られてとても楽しい作品です。楽しいだけでなく、子育てに関わる深い内容にも踏み込んでいて好印象。
{netabare}
大介の物語で家庭問題も取り上げたのも丁寧ですよね。子育てを扱ったアニメで無視できない内容だったと思います。


この作品で描かれるのは子育ての大変さだけではありません。子育ては人生の一部なんだなと思わされます。
面白いのが、子育ての中で母子の物語、友情や恋愛、ご近所付き合い、学業や仕事との両立の大変さなどを浮き彫りにしていること。みらいちゃんの様子を細かく描きながら、個々のキャラクターを丁寧に掘り下げました。

子育てで親が自分を犠牲にするのは正しいとは言えないし、かといって子供の未来を考えないのは問題。
子育てがその人のライフスタイルにどんな影響を与えるかは千差万別で、それぞれの選択に正解は無いんですね。育てる側が自分の人生をしっかりと生きているからこそ、子供はその背中を見て育つのです。

作中で子供の目線と母親の目線を両方持っているのはなつみといづみだったと思いますが、私が特に印象に残ったのはいづみ。
自分勝手な振る舞いをしているようでいて、心底ではなつみとみらいを心配しています。といって彼女が子供よりも仕事を優先するという考えは、いづみらしい人生を送る上で間違っているわけではない。そこには良くも悪くもキャリアウーマンだった母親への反発もあり、子育てを最優先した姉の選択を身近に見ていた影響もあります。
いづみはどちらも知った上で漫画家の道に邁進しながらも、なつみに協力してみらいを育てており、泥臭くて格好良いなと私は思います。

終盤のゴシップライター・横島との対決も見事で、ペンによって周りの人に何を与えるか・訴えるかという信念の対決として見ました。
いづみはバイオレンス漫画を描いている頃から面白いものを描きたいという欲求が強かったんですよね。デビュー作「ちびっこママ」はいづみの叔母としての変化が表れているんですけど、面白いものを描きたいという気持ちは変わっていないんだろうなと感じます。{/netabare}


今の時代では出来ないだろうネタもいくつかありますから、再放送などはなかなか出来ないかもしれませんが、とても面白い作品です。
(2021.2.28)

投稿 : 2021/05/08
♥ : 6

カビ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まさに育児アニメの金字塔

子供時代に観た者ですが、大人になった今観ても斬新で夢いっぱい、たまにフィクションで良かったと思えるようなハラハラドキドキする話がてんこ盛りのSF系子育てアニメの超大作。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 1

67.0 8 赤ん坊アニメランキング8位
ノートルダムの鐘(アニメ映画)

1996年8月1日
★★★★☆ 3.7 (24)
189人が棚に入れました
15世紀末のパリを舞台に、醜い鐘突き男カジモドと美しいジプシーの踊り子エスメラルダの優しい心を描いた、ディズニー得意のミュージカル・アニメ。 醜いカジモドは彼を引き取った最高裁判事のフロローによって、ノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められて暮らしていた。だがある日、彼は下界での祭りに我慢できなくなり、抜け出してしまう。カシモドはそこで、美しいエスメラルダに出会った。彼は彼女によって舞台に上げられ、道化の王に選ばれてしまう。最初は喜ぶ彼だったが、その顔が仮面でないとわかると、人々は彼を嘲った。エスメラルダは彼をかばうが、カジモドはその場から逃げ去る。しかしフロローは腹を立て、エスメラルダの逮捕を命じたのだった……。日本語版は浅利慶太が脚本を担当し、劇団四季のメンバーが歌を吹替えしている。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

私は、「アナ」よりも「カジモド」に心打たれました。

1996年放送の、ディズニー制作の長編アニメ。
約90分。


【前置き】

「アナと雪の女王」の大ヒットが記憶に新しい、ディズニーの長編アニメーション。
さて、本作「ノートルダムの鐘」はと言うと、興行的には大成功とはいえず、知名度も他作品と比べると高くはありません。

ただ私的には、ディズニー映画としては珍しく非常にシリアスで重々しい原作を採用し描かれたこの物語と、その残酷な境遇で育った主人公「カジモド」への思い入れが非常に強く、今でも大好きな作品なのです。

この度久しぶりに見返したので、愛を込めてレビューしたいと思います。
(…てか、画像すら無いとは……。。。)



【あらすじ】

舞台は、15世紀のパリ。
そこに佇むノートルダム大聖堂の鐘楼で、ひっそりと暮らす鐘衝き男『カジモド』。

彼は生まれつき容姿が非常に醜く、育ての親である「フロロー判事」の言いつけで聖堂の上から出る事を許されずに育ちましたが、その非人道的な育てられ方とは裏腹に、とても優しく純粋な心の持ち主でした。

ある日、毎年恒例の祭で楽しく盛り上がる人々を見たカジモドは、遂に我慢の出来なくなり、大聖堂から町へと飛び出したのですが……。



【カジモドという青年について】
{netabare}
本作を語るに辺り、まず何より主人公「カジモド」の出生と境遇について整理しておきましょう。

フロロー判事の行き過ぎたジプシー狩りで死んでしまった女性の赤ん坊であった彼は、殺される寸前でフロローが神の眼前での行為を神父に咎められたことにより、聖堂に軟禁状態で育てられました。

「鐘突き堂の中に隠そう…。

 この化け物も、いつかはきっと役に立つ。」

そして名付けられた名前が、「出来損ない」という意味を持つ「カジモド」。
彼は、それから青年に成長するまで、実の親を殺したフロローに「悪い母親からオマエを救ってやった。」と言いくるめられ、育ったのでした。


改めて文章にすると、なんと救いの無い話でしょうか。
こういう境遇の主人公は、大抵が見映えの良い容姿をしているものですが、カジモドに関してはそれすら誰もが目を背けるものですから。
(奇妙な輪郭、片目に出来物、欠けた歯、太い腕に猫背のような体型と、ちょっと酷過ぎますね。)

ただ、友達が一人もいないかと言われればそうではなく、カジモドの前でしか動かない「大聖堂の石像の3人組」が、いつも賑やかにカジモドに話しかけていました。
彼らの、時に配慮あり時に配慮に欠けた立ち振舞があったからこそ、カジモドは心優しい人間になれたのでしょうね。


ちなみに、大聖堂の外観をよじ登って生活していた彼は、非常にパワフルで巧みなロープアクションも見せてくれます。
鎧を着た大人を片手で軽々と持ち上げたり、女性を肩に乗せて飛び回ったりと、立ち振舞はターザンそのもの。

そういう点からもこのカジモドは、男性視聴者から見ると特に、見映えでは分からない格好良さに満ちた青年で、私的には大好きなキャラクターなのです。
{/netabare}



【論じてみる】
{netabare}
まず映像に関してですが、とても1996年の作品とは思えない美麗な作画に圧倒されます。
ディズニー映画を始めとした海外アニメは、日本アニメのような一枚の絵に入魂して綺麗に見せる手法というよりは、画面やキャラクターを大きく細かく動かす手法が特徴なので、ノートルダム大聖堂のスケールの大きさや、カジモドの軽やかな動きがとても緻密に描かれており、昔の作品だからと映像で退屈させられることは全くありませんでした。

音楽に関しても、個人的にはディズニー映画のミュージカル調に歌い出す演出はあまり好みではないのですが、本作は特にメロディーや声が非常に心地良く、映像や歌い手の心情と共に魅入ってしまう場面もしばしば。
(それでも、また歌かよ!なんて思う時もありましたけどね。)

特に、吹き替え版のカジモドの声を担当した「石丸幹二さん」は好演でしたね。
(「半沢直樹」の前半で半沢と対峙した、浅野支店長役の方と言えば、ピンとくる方も多いかも♪)
声優としての名演技もさることながら、圧倒的な歌唱力に脱帽でした。
流石は「劇団四季」ですね。


ただ、それでも興行的に振るわなかった原因としては、やはり第一印象で、どうもポジティブな気持ちになれないからではないでしょうか。
醜い主人公というだけで、やはり一般的に見て華やかさに欠けますし、視聴者の感心を持ちにくいのも仕方無いのかもしれません。
とっても良いお話なんですけどね。



さて、物語としては、カジモドが町のお祭りに参加し、不名誉にも「パリで一番醜い男」に選ばれてしまうところから大きく動き出します。
ここで唯一、彼を人として扱い手を差し出してくれたジプシーの『エスメラルダ』に、カジモドは恋をするのですが、同じく『護衛隊長のフィーバス』や、あのフロロー判事さえも歪んだ恋慕の情を抱きます。

一般的な物語で言えば、ここでエスメラルダは醜いカジモドを選ぶ筈なのですが、彼女が選んだのは護衛隊長のフィーバスでした。
実際フィーバスは、フロローの悪質な政策に反発するヒーロー的な役割で、見映えも性格も抜群な非常に格好良い男ではあるのですが、やはりカジモドの気持ちを考えると胸が痛かったですね。
目の前でキスを見ちゃったりしますしね……。。。

それでも、エスメラルダを救出する為に、この男2人が手を取り合ったシーンは、とても熱くて大好きなシーンでした。


フィーバス「エスメラルダを見つけるには、力を合わせなきゃ、…いいな」
(カジモドの背中を、軽く叩く。)

カジモド「あぁ……、いいとも」
(フィーバス背中を、バチコーーーン!!と叩く。)

フィーバス「いったあああああっっ!!!!!」

カジモド「ゴメン……」

フィーバス「…思ってないクセに……」


大勢の一般人がカジモドを醜い怪物と罵る傍らで、当たり前のように一人の人間として対等に接するフィーバス。
エスメラルダが彼を選ぶのは、やっぱり仕方ないかもしれないですね。


最後は、大聖堂を舞台に逆上したフロローとの対決が繰り広げられます。
クライマックスであり、シナリオ的にも映像的にも非常に見応えあるシーンが続くのですが、本作最大の見所は…やはりその後の幕引きではないでしょうか。

フィーバスとエスメラルダの恋仲を、歯痒くも初めての人間の友達として祝福し、2人の手をとって重ね合わせたカジモド。
あの大きな手と、優しい表情がたまりません。

そして、大盛況の町へエスメラルダに連れられて恐る恐る姿を見せたカジモドは、その醜さにまだ不審がる人が多い中、一人の赤の他人の少女に、顔を触れられ…抱きしめられるのです。
ここの、その頬を伝う手を握り救われたような顔をするカジモドに、私の涙腺は遂に崩壊してしまいました。

これまで救いの無い人生を歩んできた青年の、幸多き未来が見えた瞬間でしたね。
{/netabare}



【総評】

大スペクタルと呼べるか、万人受けするか、と言われれば、「アナと雪の女王」の方が遥かに上でしょう。

ですが、人が人として接してもらえない苦痛…。
そんな人間が、当たり前の人として受け入れられていく様を描く本作。
こちらも、前者とはまた違った見応えと、悲痛な訴えを感じさせてくれるのではないでしょうか。

続編の、OVA「ノートルダムの鐘II」では、カジモドの後の人生を好意的に捉えられる内容がありますが、こちらは作画の低下や蛇足感も強く、少々いただけません。
ですが、「他のディズニー作品の主人公と比べ悲惨な境遇のカジモドを、ちゃんと幸せにしてあげたい」というディズニーの配慮かなと思えば、これも好意的に思えました。


ちなみに、作中で見え隠れする残酷性について追求してみたい方がいらっしゃいましたら、原作小説wikiのあらすじを是非。
ディズニーが、本作をいかに万人向けにオブラートに包んだかが垣間見れますよ。
『ノートルダム・ド・パリ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『カジモド』声 - 石丸幹二さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『エスメラルダ』声 - 保坂知寿さん



以下、ふいに思い出した、どーでもいいこと。
{netabare}

高校時代のこと。

猫背の同級生が、友人達に「カジモド」と呼ばれているのを耳にしたことがあります。


………いやいやっ、それは酷過ぎるでしょっ!!!!


カジモドにも、そのカジモドにもっ!!!!←(・o・)オイ!
{/netabare}

投稿 : 2021/05/08
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

穢れた心から噴き上がる地獄の業火

原作小説『ノートルダム・ド・パリ』(『ノートルダムのせむし男』)は未読。

15世紀・パリ。ノートルダム大聖堂の鐘衝き部屋に閉じ込められたジプシーの“せむし男”
外見は醜悪だけど、心は清らかな青年・カジモドの物語。

(せむし男は放送禁止コードのため、本作邦題は改変されたそうですが、
そんなガラパゴスな言葉狩りは無視の方向で)


黄金期の再来と評された90年代のディズニー長編アニメ群ですが、
私はこの時期のディズニーは正直、苦手です。
自分は特に作画構成と折り合いが悪いです。

巨費を投じて、CGを活用した迫力の背景や群衆映像を構築する一方、
キャラクターは伝統的な手描きタッチを残す。

後年のキャラまでCGらしい造形で背景と統一されたディズニー作品を観ると尚更、
この時期のディズニーは大人でも楽しめるアニメへの進化の途上と感じてしまいます。


さらに私は脚本、演出にもアンバランスさを感じてしまいます。
シナリオやテーマに大人向け要素がある一方、
セリフ回しやギャグのノリは子供向け。
キャラ動作は伸縮の激しい『トムとジェリー』では……。

ミュージカル曲も近年の日本語吹き替え版でも大人の心に響くレベルにまでは達してない印象。
今観ると『アナ雪』ブームに至るまで、
ディズニーも色々試行錯誤して来たんだなぁ……と感慨を覚えます。


そんな相性の悪い90年代ディズニー作品の中でも、
比較的、興業不振だったと言う本作は個人的に出色。

やはり、作画の評点こそ高くなるものの、作画、演出のバランスは好きになれず。
後年、作画レベルを大幅に落してCG作画が削減された続編OVA『ノートルダムの鐘Ⅱ』の方が、
私はまだ安心して視聴できるくらいですが、

つんのめりながらも鑑賞して掴み取った本作の肝。
ディズニー得意の美醜設定の再生産でありながら、
差別や心の在り方を問うたテーマは重厚。

定住民から移動民・ジプシーへの差別にしても、魔女狩りにしても、
差別する側は至って真面目に正義に則って罪を重ねるあたりに唸らされます。

原作から改変されたと言う展開についても、
嫉妬と言う感情を収められた人間とコントロールできなかった人間との対比がお見事。

終盤、{netabare} 最高裁判事フロローの妄執からパリに燃え広がった魔女狩りの炎が、
ノートルダム大聖堂に迫る描写には鬼気迫る物があります。{/netabare}

ラストについても、テーマとの合致という意味では筋が通っていると思います。

ただ……やっぱり、最後、{netabare}カジモドがエスメラルダと結ばれないのは悲しいです。
嫉妬を必死に抑えながら、フィーバスとエスメラルダの関係をアシスト、祝福する言動を通じて、
清らかな心を貫き通した故、醜男が陽の当たる場所に出てくることができた。
という教訓はしっかり伝わって来るのが余計に切ないです。

悲劇に終わると言う原作に比べればハッピーエンドなのでしょうが、
悟れない私は、結局、イケメンじゃないと幸せになれないの?
と言う黒い感情がどうしても芽生えて来てしまいますw

ブサ男の幸せを願う世界の男性その他のみなさん。
今なら続編と言う救済措置があるので、是非『Ⅱ』でリベンジを果たしましょう。{/netabare}


付記:先月のパリ・ノートルダム大聖堂の大火災、衝撃的でした。

映像を観て、不謹慎にも真っ先に本作の再鑑賞を思い立ち、TSUTAYAに駆け込んだ私。
私のレンタルで在庫3本は全て貸し出し中に。
同じこと考える人がいるのかなぁと切なくなりました。

大聖堂の“立体迷路”としてのアクションやギミック、
隠し場所としてのシナリオ展開への活用等も多彩だった本作。
今回、消失した尖塔にはさらに、修復工事用の複雑な足場が組まれていたとのこと。

某国大統領はヘリから消火剤を云々とツイートされていたそうですが、
本作を観ると、大聖堂に一度、火の手が及べば消火活動は相当困難だろうなと感じます。
文化財を火災から守る難しさを再認識させられる出来事&再鑑賞となりました。

ノートルダム大聖堂は5年後の再建を目指すとのことですが、
その時に良い意味で改めて本作を思い出すニュースを聞ければ幸いです。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 9

emuuwaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

名曲ぞろい

ディズニー・オン・クラシックに行く予習に。字幕版で。ゆがんだ愛と悪意。祈りと共感と。8分30秒を超える劇的なオープニング。細かく荘厳に描かれた大聖堂。そこからの美しいパリの街並み。時にみせる登場人物の視線にあわせたカメラアングル。そしてなにより名曲ぞろい。よかった。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 3

64.6 9 赤ん坊アニメランキング9位
チンプイ(TVアニメ動画)

1989年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (15)
112人が棚に入れました
1985年から6年間にわたって週刊藤子不二雄漫画全集『藤子不二雄ランド』に連載された同名漫画をTV アニメ化。おてんばな女の子・春日エリはある日突然、マール星の王子・ルルロフ殿下のお妃候補に選ばれてしまう。世話役として地球にやってきた宇宙人・チンプイは、エリにマール星に来てもらうためにお手伝い役として春日家に居候することに。不思議な力を使ってエリの役に立とうと頑張るチンプイだったが、すでに内木君というボーイフレンドがいるエリに、ルルロフ殿下との結婚を断られてしまう。1990年には劇場版アニメ『チンプイ エリさま活動大写真』が、『映画ドラえもん のび太とアニマル惑星』との同時上映で公開された。

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

エリちゃん大好き!

藤子・F・不二雄さんの作品の中で
一番好きかも知れないチンプイです。

エリちゃんの心の強さと優しさは見習いたいです。
それを取り巻くキャラクター達、チンプイやら、
ワンダユウとか、個性的であり、かわいらしさたっぷりで
子供の時、わくわくしながら見ていました。

EDの「シンデレラなんかになりたくない」は
エリちゃん自身の事を表している歌でとても好きでした。

映画版も大好きだったなー。

最終回はえ?こんな感じ?と拍子抜けした思い出が
ありますが、それでもどの回でもいいなと感じる
要素が満載で、ありきたりな言葉でしかつづれない
自分の文章力のなさにがっかりしますが、
もし、見る機会がありましたら、スルーしないで
見て頂きたい作品のひとつです。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 5

溝呂木しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

しーんでれーらなんかに♪

簡単に言えばドラえもん亜種。
主人公の女の子エリちゃんは2階の窓から逃げる常習犯な男勝り、
いじめっ子に立ち向かう格好良さがある一方お人形だとか、
好きな男の子にお菓子を作ったり
といった可愛らしさや優しさを持ち合わせた良いキャラクターですね!

内気くんも弱気だけど肝心な所では勇気を持てる子で
えりちゃんが夢中になるだけの説得力がある男の子です。

一気に見ようってなるタイプの作品ではないけど
ゆっくり見る分には楽しい作品。

たまーにいつものえりちゃんのキャラから考えると違和感を
感じてしまう部分があるのがちょっと気になる程度かな。

芸能人に会いたいからって
「そんなときのためのチンプイでしょ役に立たないと
マール星に送り返しちゃうぞ」発言はわがままさはあっても
いつもは程良い感じで留めているからどうしちゃったの!?って思いましたね。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 2

53.4 10 赤ん坊アニメランキング10位
金夜 安部礼司 ~平均的サラリーマンの異常な日常~(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (22)
70人が棚に入れました
ごくごく普通な昭和生まれのナイス・サラリーマン、安部礼司が、トレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた『勇気と成長のコメディ』。

声優・キャラクター
松本梨香、FROGMAN、安部礼司

ハイカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ツボに入ると深い

ラジオで放送されている「日産あ、安部礼司」
平均的なサラリーマンのささやかな喜びと、物悲しさがいい味を出しているドラマのアニメ版です。

ラジオ登場のキャラはナレーションにのみ登場する安部礼司
3話に刈谷っぽいキャラの笑い声
5話に大場鹿門っぽい上司が声だけ登場。

一応、同じ会社みたいですが、最初に期待していたキャラクターの安部礼司が繰り広げるドラマの展開ではなかったのがやや残念でした。

登場キャラの声をあてているのは
ほぼFROGMANさんと、松本梨香さん。
松本梨香さんは赤ん坊から、セクシーな声まで幅広い演技が聴けます。

制作は鷹の爪団を制作した会社。
あまりアングルの変わらない4コマをつなぎ合わせたような作風のショートギャグです。

WEB版は面白くてリピート視聴を繰り返していたのですが、勢いのギャグなので、慣れてくるとそうでもないかも。
後期サイトで全5話が観られるので、暇つぶしにおすすめです。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 4

北原伊織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

結構面白かった

よく知らないけど、3分アニメだったから観てみたけど、面白かった。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 1

計測不能 11 赤ん坊アニメランキング11位
ウルトラB(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (7)
24人が棚に入れました
藤子不二雄Aが連載中(87年当時)だった同題SFホームコメディー漫画をアニメ化。他の藤子アニメと同様にシンエイ動画が制作している。空想好きな小学4年生・鈴本ミチオは、ある夜UFOを目撃。追跡して神社の裏に向かった彼はUFOがカプセルと知る。中にはサングラスをかけた宇宙人の赤ちゃんがいた。一度は逃げ出すミチオだが、赤ん坊はいつの間にかミチオの部屋に出現。こうして不思議な超能力を持った赤ん坊ウルトラBとミチオの同居生活が始まった。

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

お・も・し・ろ・い・!

・Fじゃない!!
A先生が描いたらしい・・・
F先生作品のいつもの4人(のび・しずか・ジャイアン・スネオ)ポジがいるし
しかもスネオポジのトサカに至っては、容姿から性格
さらにトサカのパパママの容姿までスネオパパママにそっくりだったので
Fやろ・・と後半まで思っていたが、まさかのA先生とは!
こんな陽気な作品を描けたんか・・・

・楽しいーーーー!!
お も し ろ い!!
超能力を持つ赤ん坊、UBが超能力でバカなことをするだけなのですが
これが楽しいったらない
ミチオもいい主人公してるし、いい作品だった・・・

・不愉快キャラがいない
ドラえもんには胸糞エピソードや不愉快キャラがたまに出てくるのですが
この作品はそれがほぼなかった
ま、スネオポジのトサカはガチの詐欺や盗撮をやらかすけどね
まったくといっていいほど不愉快で胸糞な展開やキャラがないので
安心して見れる、これ重要

・サービスもきいている
しずかポジのタケミちゃんのシャワー(乳首なし・・・)シーンや
お着換えシーン、パンチラなどもばっちり存在する
数こそ少ないが(俺調べで5回)、それでこそありがたみがわくというもの
しずかと違ってやたらパンツやスポーツブラ(!)の書き込みに
気合が入っていた

・結局謎
UBが最後まで謎だった
最終話で帽子を取った怪物君みたいに
最終話では眼鏡を取ったところくらい見れると思っていたが・・・
最後まで謎は謎のままだった

・総評
うん、とてもおもしろかった
藤子系の作品は現在でも残すべきだと再確認した
やっぱりコロコロボンボン系(小学生対象)のアニメは
あるべきだよ、残すべき
変なカードバトルとかコマバトルじゃなくてさ
ま、藤子先生クラスの才能を持つ新人作家なんざ
今後出てくるかどうかも怪しいけどね・・・

投稿 : 2021/05/08
♥ : 1

計測不能 12 赤ん坊アニメランキング12位
妖魔(アニメ映画)

1989年4月15日
★★★★☆ 3.2 (4)
23人が棚に入れました

計測不能 13 赤ん坊アニメランキング13位
藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター プチシアター・幸運児(OVA)

1990年4月1日
★★★★☆ 3.1 (6)
19人が棚に入れました
『ドラえもん』などの名作を数多く生み出し、夢の世界を描き続けたマンガ家、藤子・F・不二雄の真骨頂であるSF(すこし・ふしぎ)な世界観を描いた短編作品をアニメ化。人類誕生第1号から数えてちょうど一千億番目の赤ん坊が生まれた。しかし、その横に立つ母親は、なぜか暗い顔をしていた。出産を控えた中で父親が逃げ出してしまい、所持金も底を尽き、自殺するつもりで多摩川の土手をさまよっている最中に赤ん坊が生まれたのだ……。しかし、赤ん坊が生まれた瞬間にお金の心配も解決、そして父親も帰ってくる。その赤ん坊の幸運の源とはいったい……?

ざんば さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ラッキーマン

藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シリーズの1つ
約10分ほどのアニメです

原作も読んだけど
別にアニメ化しなくてもいいような作品かな
登場人物の顔がよくなってたことくらいかな

特にメッセージ性があるわけでもないし
盛り上がるところがあるわけでもない
オチも、そうなんだ・・・くらいにしか思えませんでした

投稿 : 2021/05/08
♥ : 3

81.6 14 赤ん坊アニメランキング14位
天気の子(アニメ映画)

2019年7月19日
★★★★☆ 3.9 (544)
2262人が棚に入れました
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――

声優・キャラクター
醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

空の青み

待望の新海誠、最新監督作品。

雨の降りしきる東京のとある病室から、
憂鬱に外を眺める少女。
不意に射し込んだ光に誘われ、
少女は不思議な力を手に入れる。
同じ頃、家族と離れ東京に降り立つ少年がいた。

彼特有の日常への機敏な眼差しは健在で、
映像は満点でしょう。劇伴も素晴らしい。
置き時計、蛇口、錆びた三輪車、雨粒、
きっと配置にまで意味があるに違いない。
…と、思わせる描写の力に感嘆です。
敬愛する村上春樹文学の匂いも健在である。
鳥居とは現世と幽界を繋ぐ門なのでしょう。

母なる海の物語を壮大に描く「海獣の子供」、
広大で青く美しい透明な空を描く「天気の子」、
重力が躍るその上下運動の美しさに圧倒される。
僕たちは空と海の子供だと教わる。

セカイ系2.0と呼ぼう。
新時代の映像作家として自らを更新していく。
そしてここにこそ賛否が問われるだろう。
僕なりの主題を簡潔に伝えればこうだ。
{netabare}希望的観測に従えば「個の回復」であり、
そして「個々人が繋がる強さ」でしょう。
例え不調和な世界でもいい、君と寄り添う。
歪んだ世界を歪んだまま共に歩こうと。{/netabare}

序盤から中盤にかけて素晴らしい演出が続き、
物語は結末に向け悲劇性は増すばかりである。
ここに於いて彼たる所以である、
{netabare}強烈なナルシシズムと世界が衝突を始める。{/netabare}
端的にこの衝突には参った。
物語の構造的観点からは「前進」でしょうが、
率直な印象としては「後退」だと感じる。
しかしこれこそ監督らしい感性なのだろう。

なんて不思議な作品なのでしょう。
フィクションが歪んだまま愛を知るなんて。

投稿 : 2021/05/08
♥ : 63
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

人の命は何事にも代えられない尊いものであると言い切った映画

この映画を一言で言い表すのは、とても難しいです。
しいていうならば、人の命は何事にも代えられない尊いものであると言いきった映画だと感じました。
ここまで言い切る新海監督は凄いです。尊敬しました。

物語は、
あるきっかけで、雨天を晴れに変える能力を身につけた少女、陽菜(ひな)。
離島から飛び出し、都会へとやって来た少年、帆高(ほだか)。
この二人が、都会で雨の日に出会います。
そして、帆高と陽菜は、雨天を晴天に変えるための仕事を始めます。

世の中には晴天を望む人が沢山いることを、二人は知ります。
そして、晴天を望む理由も、人それぞれで違うことを知ります。
その理由は、それぞれの依頼人にとって、とても大切なことなのです。
だから、空が晴れ渡ると、依頼人の顔が皆、笑顔になる。
二人は、依頼人の笑顔を見るのが好きでした。

仕事は一見、順調に進みますが、無理をして天気を変えると、それなりの『みかえり』があります。
そのみかえりとは・・・


作画はこの上なく美しい。
但し雨のシーンが多いので、美しさを感じる場面が少ないですが、だからこそ、晴れたときの青空は格別に綺麗に見えます。
音楽も大変すばらしい。
そして、帆高が陽菜をとても大切にしているのがわかるので、思わず応援したくなります。

ぜひ、映画館で鑑賞してください。良い思い出となります。

{netabare}
ところで、
陽菜(ひな)は、子供なのに、弟と二人で暮らしています。
都会で、子供だけで生きるのは、とてもつらいことです。
帆高も、都会で暮らし始めて、子供が一人で生きることの厳しさを知りました。

皆さんは、毎日三食を食べていると思います。
でも、子供が都会で一人で生活をすると、仕事にありつけず、食事もまともに食べられません。

おそらく、皆さんの中には、将来都会で暮らすことを計画されている人がいると思います。
都会は、お金を持っている人であれば、快適な生活が送れます。
但し、都会でお金を稼ぐためには、とても厳しい現実があることも、覚えておいてください。
そして、安易にお金を稼げる悪の道に入ることが無いように、切に願います。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/08
♥ : 54
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作品<商品の視点はそれなりに重要

オリジナルアニメ劇場版 114分


興収250億円。日本歴代4位の記録を打ち立てた『君の名は。』から3年。新海誠監督2019年の新作。
良くも悪くも『君の名は。』以前と以後で語られてしまうのはしかたないでしょう。
立ち位置もこの大作を起点にして、

 1.変わらず好き
 2.以前よりもっと好き
 3.昔のほうが良かった
 4.これを機に新海誠を知った
 5.一貫してネガティブ評価

ニワカな私は4.です。『君の名は。』で知って、『秒速…』や『言の葉…』に流れていった人。
余計なお世話は承知の上で放言しますけど、3.のスタンスの方、ヲタ村から一歩出た実社会では注意が必要です。メガヒット作品だと普段アニメを観ない一般国民の関心が低くありません。しかも好意的に作品を捉えたケースが当然ながら多い。それを事情を聞かずぶった切ってる方の多いこと多いこと。私はドトールで実際に遭遇しました。本人の狙いはともかく地下アイドル好きのキモオタ扱いされ撃沈するのが関の山です。5.も似たようなもんですが「一貫してるのね」と傷は少ない。
『けもフレ』の前と後がどうだ!とか、○○(制作会社)の新作があーだこーだとかは一般人にはどうでもいいことなんで彼らも他人事として聞いてられるのですがこのテの作品はその一般人のテリトリーに入ってることを十分意識しておきましょう。

声優を例にすると分かりやすいかもしれません。先日、民放ゴールデンタイムでの『聾の形』放送に際し、知り合いの非ヲタ一般人に出演声優を説明するにあたってはこうでした。

 主役→『千と千尋』のアシタカ役
 永束→ハリーポッターの中の人
 妹→『君の名は。』のさやちん役

彼らがイメージ湧くのはここまで。ヒロイン役の早見さんは残念ながら「誰?知らん」です。興行収入の多さと一般認知度は比例します。ハリポタは違いますが基本的にはディズニーかジブリ強し!という勢力図の中に割って入ってきた新海さんは凄いと思いますよ。

一般人と共有できるアニメ作品は貴重であると思うので、いつも以上に盛大に脱線しました。
作品単品での評価も気になりますが、マーケティング視点も少しばかり導入しつつ興収含めた一般社会での受け入れられ方も気になるそんな作品という前提で以下。

メガヒットの次に何をもってくるか?

『CROSS ROAD』でミリオン達成。シーンに認知されたMr.Childrenは次に年間チャート1位となる『innocent world』、その次にバンド史上最も売れた『Tomorrow never knows』をリリースしました。答えは簡単。名曲を出し続ければ良いという結論です。もちろんおいそれと真似は出来ません。
次にやらかしがちなパターン、特にここ最近顕著なのがヒットしたものをそのままなぞらえた模倣品を作ること。短期間に消費されること前提であり飽きられるのも早いのでクリエイターには不評。こればかりは会社だったりプロデュース側の方針に依ります。
というわけで最後。目先を変えてくパターン。すなわち王道な売り方。成功事例だとX JAPANが分かりやすい。『紅』でシーンに躍り出てからの次回作が『Endless rain』。前曲の激しい曲から一転してピアノのイントロが美しいバラードです。振り幅で勝負!人気を定着させました。
なお現在の音楽シーンはメディアミックスが複雑すぎて音楽単体評価が難しく該当事例ナシです。


そしてやっとこ作品そのものについての言及になるわけですが、
本作はだいぶ模倣品リリースに傾いてたと思われます。パッと見た感じは「模倣品」。中身は「異物」なんですけどおおむねパッと見た感じで判断しますもんね。別に「俺たちの新海戻っておいで」でもいいのですがせっかくドがつくほどのメジャーに踊り出たんでしばらくは居座っていて欲しいです。、
私は『秒速…』以降しか知りませんが、少なくとも全てボーイミーツガールです。お家芸となってる過去作品のキャラ登壇は本作に限らず伝統芸能といって差し支えないでしょう。実写より美しいともされる作画やモノローグを多用する心情描写は作家の色なので模倣品とまで言うのは酷ですが既視感あることは致し方なし。RADWIMPSの再起用はやり過ぎな感もあり。といったところでしょうか。

『ナウシカ』『ラビュタ』と連発。『未来少年コナン』以降の監督の得意分野である冒険活劇あるいはファンタジーを2本続けてから第3弾では2本立てにトライ。『火垂るの墓』で原作有り&別監督と目先を変えてきたジブリを無条件に賛美する意図はありませんが、早くチームか会社設立しちゃったほうが良い気がします。需要に対しての供給力が足りてないというか今のままでは監督への負担が大きいのではないかと思われます。
ボーイミーツガールの完成系を目指して試行錯誤しているクリエイター!? 技術的には積み重ねを感じる。例えば『言の葉の庭』で培った雨の表現をトレースしてたり違うものを見せたりと。そんな持ち味を楽しみにしているファンも大勢いるためガラッと変えるのは実際難しいところなんでしょうね。


して映画の肝心の中身は?

良いです。ボーイミーツガールは好物だしこの監督の演出する男女の営みも自分には合います。
特にツボにハマったのが新宿の繁華街の裏通りの雰囲気。終電逃してさあこれからって空気や、朝を迎えた時点での気だるさを感じさせるあの雰囲気がよく出ています。

これが家出少年の目にはどう映ったか?

宿無しの不安とおそらく束縛からの解放がないまぜになった心理状態。そんな者すら受け入れる街。“ここではないどこかへ”来た感がこれでもかと出ております。
ウチの中学生の倅が劇場で鑑賞し「面白かった」と感想を言ってましたが、メインストーリーとは別にこのちょっとした淫靡な空気に吸い寄せられたのかもしれないなぁ、と実際の作品を観て思いました。朝オープンしたてのカフェに昨晩オールした若もんがぐったりしてるでしょう?そういうところです。

そして不穏な街には不穏な物語が良く似合う。
当人たちの問題がそのまま世界の危機に直結する“セカイ系”に分類されそうな物語でした。


 “ボーイミーツガール”

 “怪しい街新宿”

 “セカイの危機”


難点はキャラの行動原理がわかりづらいところ。その点はけっこう狙っていたらしく、例えば主人公穂高の家出理由はわざとぼかしているとのこと。自分はあまり好きではないです。
総じて“良い”と感じてますが、行動原理に納得感がないからか主人公らがやや低年齢だったからかは定かではありませんが、結局キュンキュンしなかったので評価爆上がりには至らずでした。

マーケ視点としては合格。メガヒットの次という超絶難易度をクリアしてます。「あー結局アノ作品だけの監督だったんじゃん?」という声がない。充分でしょう。
これで次回作も一般人巻き込んでみんなで楽しめますね。ぜひデートの誘いに新海映画を!
ボーイミーツガールは不滅です。



※閑話休題

■人身御供

ちょいちょい日本文化のわりとコアな部分を突っついてくる作風は今回も。
本質的には巫女さんの役割のお話なんだと思います。

{netabare}現代版の卑弥呼{/netabare}

僕らの血肉に息づいてる感覚をモチーフにしているので賛否はともかくイメージはしやすい。
{netabare}※自然の怒りを収めるための人身御供という概念のことです。
相方が人身御供となることを良しとするか否とするか?本作での結論は観ての通りでしたがあの結論はアリだと思います。{/netabare}

↓ネタバレ
{netabare}今のこの時代に社会正義を捨ててヒロインを取ったる!とやったのは痛快でした。
公の精神は大切です。ただしポリコレ棒をぶん回しての昨今コロナ禍での自粛警察みたいなのとは似て非なるもの。{/netabare}



■東京

{netabare}「街の風景を自分の手で・・・」
「東京だっていつ消えてしまうかわからないと思うんです」{/netabare}

建設会社希望の某就活生の志望動機をふと思い出しました。
もしやこの伏線回収か!?と思いきやところがどっこい消えずにたくましく東京の人達は生きている。
むしろ「埋め立てる前はもともと海だったしね」のセリフにお台場はもちろん江東区あたりもイメージしてそりゃそうだと膝を打ちました。

{netabare}「東京だっていつ新しいものが生まれてくるかわからないと思うんです」にバージョンアップ{/netabare}

自然災害を無視できない風土。だからこそ生まれた“もののあはれ”なる概念。そんな諦観だけに留まらず対となる進取の気性との両輪でここまで続いてきた国なのにどうやら後者の気概が最近弱まっている模様。もう一度取り戻して前を向いて歩いてく。
なんだかんだそんな前向きさを感じるのはエンタメの良い部分が出てるのかもしれません。



視聴時期:2020年7月

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2020.08.22 初稿
2020.10.25 タイトル修正

投稿 : 2021/05/08
♥ : 53
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