2014年度の軍隊おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2014年度の軍隊成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の2014年度の軍隊おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.1 1 2014年度の軍隊アニメランキング1位
魔弾の王と戦姫(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1015)
6439人が棚に入れました
中央から遠く離れた辺境の若き領主であるティグルヴルムド=ヴォルンは、
ある日、国王の命によって隣国との戦争に出向く。
敵の総大将は竜より超常の武具を与えられし七戦姫の一人、
エレオノーラ=ヴィルターリア。
弓使いの少年と銀髪の美しき戦姫が出会うとき、
後世まで語り継がれる《英雄》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
石川界人、戸松遥、上坂すみれ、井口裕香、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、小松未可子、小林ゆう、原田ひとみ、興津和幸、飯島肇、菅生隆之、木村良平、松本大、東地宏樹、小杉十郎太
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

千の声、万の夢を踏み越えていく英雄の物語

この作品も2014年のお気に入りの1つになりました。

特にOPの鈴木このみさんの「銀閃の風」は、とっても好きな曲で、この物語の勇壮さ、人のはかなさ、激しさを想像させてくれました。それにしても鈴木このみさんの声量、ほんとうに素晴らしいです!

私は歴史ものが好きで、特に馬がたくさん出て来る映画を見るのが好き。本作品では馬が走るシーンが結構あるんですけど、本物の馬が走るように細部にわたって動きがいいなあと思えます。opのエレンが馬上の人となって滑走するシーン、大好き。

馬ばかりではなく、英雄ですとアレキサンダー大王やジュリアス・シーザー、ハンニバル、そしてグスタフ・アドルフが好き。グスタフはスウェーデンを発展させた英雄ですが、その称号が「北方の獅子王」で、17歳で王様(ティグルやエレン、リュドミラもほぼ同じ年齢)となって、王妃の名前がエレオノーラ。ライバルがヴァレンシュタインという名前なんです。戦姫のエレンやヴァレンティナなど似たような名前だけど、2人は将来 {netabare}争うと思えることから、ちょっと驚きです。

ティグルとエレンとの出会はとても印象的。エレンを射殺しようとして失敗、捕虜になるのに、物語が進むにつれてかけがいのないパートナーになっていくのがとっても素敵。
でも、いっしょになって戦ったのは、エレンよりもリュドミラのほうが多かったみたい。戦争終結後にティグルとリュドミラが寄り添って寝てたし。
ティグルにとって、エレンは先生の立場みたい。 リュドミラはティグルととってもお似合いと思えたのは気のせいでしょうか。

戦争中心でお話が進むので、内容は人命軽視ですけど、中世の戦争っていろんな本を読んでもこんな感じだったと思うし、エレンに兵を借りたティグルが多くの兵の死者を出したことに謝罪するシーンもあったことから、これも許せるかなと思います。{/netabare}

不満だったのは、あまり時間がなかったこと。2期でやってほしかったと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 59

ビマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

★の数は原作評価

誰もが、あるいは作家が涙を流したくなるような原作を踏みにじった作品があると思います。

それがうちにとってはこれだー!(怒)
まぁあと百錬もですけど。

初見、戸松さんのOP曲に「カッコいいー」と痺れた感動も放送終了時には「…スン。」としてしまいました。いやいや、そんなはずはと2話を見ている途中で切りました。いや心の中で斬り捨ててました。
確かに原作に比べて物足りないと思う作品は多々ありますが、これは明らかに酷すぎる。
声優陣が豪華ですが声スキーの私も擁護できませんでしたよ。

この作品、コミカライズでこけたにも関わらずコミカライズのペースでアニメを進行したのが間違いなんですよね。
原作者もかなり腹ただしかったと思いますが、原作者側から自身の子供ともいえる作品を守る手段はないのでしょうか?私は出版業界の事情など知らないんですが正直この作品、原作ラノベは傑作の一つだと思っているのでアニメだけでこの作品が評価されるのは残念でしかたないです。

ホントにラノベは面白いですよ!興味ある人は是非たも読んで欲しいです。
アニメには触れません(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストーリー展開早ッ(゜ロ゜;)

辺境の地「アルサス」を統治する伯爵・ティグルと
7人の戦姫を中心に描かれるバトルファンタジー。
全13話。
原作はライトノベル。


隣国同士で巻き起こる激しい戦を主人公・ティグルが
仲間たちと共闘し生き抜いて行くストーリー。
バトルファンタジーの「王道」って感じですかね(´∀`)

ハーレムやサービスカット、可愛いキャラデザなど
いかにもラノベらしい演出もちらほらw
その反面、戦場の描き方は特徴的でしたね。
工夫された戦況説明の巧さ、CG、騎乗シーンと
駆け足気味に進む戦場を上手に描いていると思います。

ティグルの武器が「弓」。 まぁ、地味ww
ピシュッ!グサグサグサ。 まぁ、地味ww
ただ、その分、戦姫たちが激しくも美しく
戦ってくれてますのでご安心を(ゝω・)

戸松遥、茅野愛衣や井口裕香など人気の女性声優陣と
ベテラン男性声優陣はバランスが取れいて安定感あり。
しかし、石川界人もよく出るねぇw


チラッと上にも書きましたが
疾風のごとく駆け足でストーリーが進行しますw
この辺りが作品評価の分かれ目になるかと。
個人的には予想より楽しめましたが♪

魔弾の王たる片鱗しか見せていない主人公
一部、未登場のままで終わった戦姫と
続編に期待せざるを得ないところですね。

領民を想う気持ちを強く持ち
領地を守るため必死に立ち向かう
ティグルの姿は勇敢で熱いです(*´∀`*)ノ




《キャスト》
ティグルヴルムド=ヴォルン(CV.石川界人)
エレオノーラ=ヴィルターリア(CV.戸松遥)
リュドミラ=ルリエ(CV.伊瀬茉莉也)
ソフィーヤ=オベルタス(CV.茅野愛衣)
ティッタ(CV.上坂すみれ)
リムアリーシャ(CV.井口裕香)
レグナス(CV.藤井ゆきよ)
バートラン(CV.菅生隆之)
マスハス=ローダント(CV.飯島肇)




《主題歌》
OP
『銀閃の風』/鈴木このみ
ED
『Schwarzer Bogen』/原田ひとみ
『竜星鎮魂歌』/鈴木このみ(第10話のみ)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 62

63.6 2 2014年度の軍隊アニメランキング2位
ブレイク ブレイド(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (462)
2777人が棚に入れました
化石燃料が採れないクルゾン大陸では、人々は石英に命令を与えることで動力源や熱源にしてて暮らしていた。この力は「魔力」と呼ばれほとんどの人々が持っていたが、ライガット・アローは生まれつき魔力を持っていなかった。そのため、能なしと呼ばれ続けてきたが、あるとき、地中から発掘されたゴゥレム(魔動巨兵)「デルフィング」は魔力を持たないライガットでなければ動かすことができなかった。折しも、ライガットの暮らすクリシュナは隣国アテネスとの戦争に臨んでおり、親友であり国王のホズル、同じく旧友で王妃のシギュンを助けるため、ライガットはデルフィングを駆り、戦いに身を投じることになる。

声優・キャラクター
保志総一朗、斎藤千和、中村悠一、神谷浩史、花澤香菜、井上麻里奈、鳥海浩輔、白石稔、河相智哉、菅原正志、緒方賢一、葛城七穂、柳沢真由美、浅野真澄、中井和哉、寺島拓篤、白石涼子、土師孝也、喜多村英梨、林和良、宝亀克寿、ささきのぞみ、井上喜久子

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勿体ない

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:ロボットアクションファンタジー

劇場版:第一章~第六章まで 未視聴


感想

作画は奇麗ですね。

戦闘シーンは、凄くリアルで迫力ありました。
結構死人がでるので、手に汗握る緊張感もあります。
けど、なんだろう?
キャラに感情移入しにくい。

原作読んでる知人に聴いたら、9巻分だったかな?(違ってたらすみません)
それを12話に詰め込んでるから、端折り過ぎてて見せられてる感じ。
主要部分をダイジェストで纏めてる感じかな~。
場面がころころ変わり過ぎだし、展開早すぎる。

キャラ同志の関係性や、立場、過去の出来事等が理解できないまま進むし、重要人物とか簡単に死んでるし・・・(これから!って言うキャラとかが)
正直ついていけない。

これ、2クール×2クールの48話で製作してくれたら、すっごく良い作品になるんじゃないかな~?
って思いました。

もしかしたらこのTV版って、原作紹介アニメなのかもね。
面白く感じたらコミック買ってね!みたいな ^^;
それか、原作ファン向け的な作品なのかな?
まぁ、そんな事ないと思うけど、こんな風に思わせる作品、最近多いですよね!
(2期あるのか解らない、投げっぱなしの作品とか!)

自分としては、ここ数年、毎期放送されるアニメ作品の数が多くなってて、全部観たいけど、現実 時間がなくて観れないから、切らなくちゃいけない訳で・・・
なので、できればアニメ化する作品は、人気がある原作が、終わりそうになったらしてくれればいいな~っと思います。

それか、せめて原作が10巻くらいまで出て、ちゃんと原作通りに製作して、上手く奇麗に〆て欲しいです。

だから、この「ブレイク ブレイド」勿体なかった気がします。


原作ファンならいいかもですが、知らない人にはあまりおススメできないですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 55

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

久々に、熱くなったよ、、、

1話を観た感じは、なんかありきたりなお話になりそうで特に面白くなるとも思わなかったし、とりあえず全然ワケわかんなかった。
でも、見続けてたら、俺、こういうロボットアニメ好きだなって思いました。

とある拍子に、今まで田畑を耕すしかしてこなかった主人公ライガットが古代のロボットデルフィングに乗ることになります。
そうすると、当然ロボットなんか動かしたことのないライガットの操縦はかなり大雑把な感じになってしまいます。
なので、動きはでたらめです。でも、そのでたらめな動きが個人的にはかなり好みでした!

もちろん、実践経験もないど素人なので、戦場にでても計算して戦うことが出来ず、とりあえず、敵を倒せばいいんだろ的な感じで後先考えず突っ込みます。それがいいんです!
その、ライガットのでたらめな操縦と、デルフィングのこの世界ではありえない機能性がマッチして、久々にロボットアニメでこんなにも熱くなれました。

とある話で、デルフィングに乗ったライガットが敵に向かって一直線に突進するシーンがあったんですが、そこが一番興奮しましたね。
デルフィングに向かってプレスガンを連射する敵、それでも止まらないデルフィング、そして衝突し吹き飛ぶ敵、飛び散る破片、、、ヤバイです!興奮しすぎて鳥肌がたちました!

終わってみればけっこう面白かったです!
ジルグもかっこ良かった!
クレオには驚いたな、、、あれでそれはなしでしょさすがにw
作画もきれいだったと思います!
ストーリーは正直理解できていない部分もありましたが個人的には良作です!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

折れたのはストーリー

石英を動かす力で成り立っている世界でその力を持たず
無能の烙印を押された主人公ライガットが
誰一人動かすことの出来なかった古代のゴーレムを駆り
葛藤しつつも戦場で活躍してゆくストーリー。


無能だと思われ続けていた者が友情をキッカケに立ち上がり、
結果として自身を蔑んできた世間や国を助ける事になってゆく
ありがちなストーリーのロボットものですが
己が信じる正義を貫き、人としての優しさも感じさせる姿勢には共感できますし
無骨な戦いながら無双する強さには爽快感と憧れを感じます。
使い回されてはいますがやはり人気の既定路線という感じで
「ロボ格闘モノ」として割り切って観れば楽しめる要素はあります。
ただし途中までは…ですが。(後述)

ロボットものでも良くあるビーム等の近未来的な武器兵器が無く、
単発式のブレスガンや槍・大剣で戦う設定には
いわば「ロボット戦争」ではなく「ロボット合戦」の趣を感じ一目の価値はありそうで
戦術戦略を含めどのような戦いになるのか楽しみにしつつ観ては居たのですが
個人の技量に頼った戦闘の結果が即戦争の優位性に結びついていて
大局的に観ると非常に荒く感じてしまいました。
(小隊や個人の勝利=戦争の勝利な感じになっている。)

細かく注文を付けると、
編成がゴーレムか歩兵それと一応の偵察用バイクというのも極端で違和感があります。
陸戦メインならちゃんと車両兵器や補給車、砦には固定砲台なんかも描いてくれれば
「戦争」としてのリアリティは大分増したと思います。

また背景が描かれていないので作中の情報を頼りに考察すると
ボルキュス隊のクリシュナ進軍は電撃作戦だったのだと思わざる得ないのですが
常勝を計算に入れた進軍は傲慢で相手を過小評価していますし
国境の要塞陥落に時間が掛かった事を鑑みても
首都に兵力を集結させているクリシュナ軍対して取る作戦として無謀に感じ疑問でした。
{netabare}実際敗戦し一時アテネスまで引き返す憂き目にあうのですが
前線基地や補給路があれば一度の侵攻で無理せずとも
数回で落とせたんじゃないかなと思ってしまう訳です。{/netabare}
ついでに言うと迂回して村を襲った行動も謎のまま…。
ボルキュス将軍ってちょっと壊れていそうなのでその表現の一環だったんでしょうか?
ボルキュスが優秀な指揮官だったとは到底思えないんですよね…。
この点も「戦争」ではなく「戦闘」に見えてしまう一因です。

クレオ達が敵国を蛮族だと教育されていたりして、
この作品で描きたい物は「戦争」の筈なのに
結局「戦争や合戦」を描き切れず「戦闘や格闘」を描いたものになって
しまっているのがとても残念です。

更に更にそれにも増して残念なのがブッツリとした終わり方。
最初の方の感想通り期待感は確かにあったのですが…。
ライガットとその友人の運命や現実を知ったクレオのその後の行動、
それにアンダーゴーレム建造の謎など投げっぱなしにも程があります。
TV版ならもう少し描いた形になっている可能性もほんの少しあるかも知れませんが、
観終わってガックリ&モヤモヤしてしまうのはまず間違いないでしょう。
(追記:やはりガックリエンドでした。)
劇場で6度に渡りお金を出してご覧になった方は気の毒だったかも知れません。

とにかく続きをやらない限り二進も三進も行かない作品。
作画は良いのでその場その場の無骨なロボアクションを楽しむ位しか見所はないです。
それなりに熱さは秘めてはいるのですけどね。

※後半にかけて劇場版と違う所があるので追記しておきます。
{netabare}
10話で登場する「ステルタ部隊」はTV版用で
ジルグの活躍を演出する為の新たなカットになっている模様。
ジルグの死に様も劇場版では戦闘中だったものがTV版では捕虜の後射殺となっている。

またTV版ではバデスが戦死しニケは生き残っている様だが
劇場版ではニケが戦死しバデスは存命。
これによりラストの首都攻防戦でバデスVSバルドの堂々たる戦いがTV版では観られなくなる。
ただしニケが生存なら新たなシーンはあるかも。
個人的には「憎しみに捕らわれたままのニケ」と「事実を知り憎しみから解放されたクレオ」
の対比に期待したいところだが時間的に無理かな…。
なんて思ってたけど結局ニケ全く出て来ず。ぇー。(^_^;)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20
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