逆ハーレムでファンタジーなTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の逆ハーレムでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の逆ハーレムでファンタジーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.2 1 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング1位
アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (702)
3983人が棚に入れました
地中海に浮かぶ小さな島「レガーロ島」を舞台に、特殊な力を持つ組織「アルカナ・ファミリア<神秘の家族>」のボスの娘・フェリチータ(主人公)を中心とした運命と絆を描く。フェリチータがアルカナ・ファミリアの一員となり3ヶ月が経ったある日、父のモンドは「アルカナ・デュエロの優勝者にボスの座を渡し、俺の娘のフェリチータと結婚してもらう」と宣言する。アルカナにまつわる真実を知るために、フェリチータはデュエロでの勝利を目指す。
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回・・・あの謎は今?

<最終回(12話)の感想>

いよいよアルカナデュエロ開催の日がやってきた。
果たして、決着はつくのか・・・と期待に胸膨らませて観始めたw

{netabare}がしかし、うーん、、やっぱりそうなるか。 {/netabare}


強くなければ優しくなれない、優しくなければ・・というセリフ
どこかで聞き覚えが・・で、結局「成長」がテーマだったのかな。
{netabare}
しかし、いくつかの謎が解けてないままだよ~
眠りから目覚めない両親やホムンクルスはどうしたら良いのだ。 {/netabare}

まさか2期で? 2期があったとしても親ばかは健在なのだろうなぁ。

でもこの作品、あらためて音楽だけじっくり聴くと
なかなかOSTは良いのです。
声も豪華だったしね。 でもそれだけだったなぁ。。

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<10話までの感想>

アルカナ能力に秘められた共通点と、フェリチータの葛藤。
パーパの思惑やジョリーの企み。
それぞれが、さまざまに絡み合う中、たぶん今後はあるひとつの
真実に辿り着いて、決着をつけることになるのだろうなぁと。
けっこう先が読めてきた。

恋は一人では成立しない。
ファミリーとは、大切なものを守るためにある。
当たり前のようでいて大切なこの2つが印象に残った。
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<6~8話までの感想>

謎の多いジョリーをはじめ、メインの登場人物1人ずつにスポットをあて
それぞれのアルカナ能力に関してのことや、個々に抱える問題など
展開していっているが、まだ不透明な部分は多い。

しかしジョリー見ていると、話し方といい雰囲気といい
某ミュージシャンそっくりで、なかなか楽しい。
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原作は乙女ゲームということで、ヒロインのほかはほとんどが
男性キャストという逆ハーレムだけど、タロットを元にした
アルカナ能力でバトル展開があったりする。
でも、今のところバトルとはいえすごく平和的に見えるバトルw
女性向けに作られているからなんだろうか・・・?
個人的にはそういう性別による差異をつけるのって、
あまり好みじゃないのだけれど、エログロや血なまぐさいマフィアものに
しないほうが、この物語は良いだろうね。
だってそうしてしまうと、ギャグがあまりに冷え冷えしたものになりすぎるし
目的が別方向にいってしまいそうだしね。

今のところ、新しいボス&娘の結婚相手を決めるためのデュエロを目標に
物語が進んでいるのだろうけれど、結果は見え見えなので(笑)
まさかそれだけでは終わらないだろう、終わらないでくれと、内心期待しつつ
なにはともあれ、耳が一番喜んでいたりする作品。

アルカナに関しては、もう少しキャストの面々がその能力を発揮する
また別の機会に感想とともに書く予定。

ちなみに、これまで観た時点での印象としては、ヒロインより
いろんな個性あふれる男たちのほうが魅力的。
中でも個人的に好きなのは、ルカ(中村悠一)とバーチェ(杉田智和)かなぁ。
ルカの髪型って『氷菓』の折木くんそっくりで、しかも声まで同じ人だから
別のこと考え始めてつい集中できなくなったりするけどw 
ヒロインやバーチェ、デビトと幼馴染で執事というあのキャラは良い♪

それと、ルカの幼馴染であり、ラザニア好きの食いしん坊で、
陽気なメガネくん、バーチェのムードメーカー的なキャラと
ギャップ萌えの期待ができそうなアルカナ能力に、
彼のバトルシーンが今から楽しみだったり。
ああいう普段は不真面目でちゃらんぽらんそうな人が
いざとなるとめちゃ強くてカッコいい展開っていうのが好み。
あーそれって必殺仕事人の主水みたいだけど、おじさんは苦手なのw

欲を言えば、キャラデザとシナリオにもう少しだけクールさがあったほうが
大人っぽくて良いなあと思うのだけど、見慣れれば今のままでも嫌いじゃない。

とりあえず、3話までは何したいのかあんまり見えてこなくて
ダレるものの、5話以降で面白くなってきたからホッとしている。
ちなみに、5話でのヒロインの幼女時代が可愛すぎ!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 29
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いか、という話の前にまず“萌えるのか”、という話をせざるを得ないぜ・・・(´q`)

原作は乙女ゲー
少年マンガの要素を孕んだアツイ展開が売りの乙女ゲーらしいですが回りくどいこと言うなw
ようはリボーンじゃないかいw


でも単刀直入に言うと同じ乙女ゲー原作ですと代表的成功例の『薄桜鬼』はおろか、低評価が多い『緋色の欠片』の方がまだまだ面白かったですね;
まあお話を二の次、と考えても重要なのは数々のイケメンキャラがかっこよく描けているのか否か
或いは主人公たるフェリチータが可愛いのかどうなのか
っちゅー部分でそ


その辺この作品はからっきしダメダメでした┐(´`)┌
まずもうせっかくフェリチータに能登さんの声まで就けたのにも関わらず、衣装チェンジが回想と妄想の中だけってのが終わってるw
あとは2話だったかのドレスか
いくらスーツ萌えアニメだからって、スーツ姿だけ押されてもぉ・・・ギャップが必要やろ!そこは!
あれは手抜きと受け止めざるを得ない;


それに戦いの中に身を投じるキャラでありながら、フェリチータはイケメン達に守られてばっかなのはいただけない
大体がフェリチータ自身の目論見で戦いに巻き込まれているのにあれはないw
なのに最終回では意味不明に強いっておまw
これじゃただの破天荒娘やろ


イケメン達も同じ
お話の基本はノヴァとリベルタとフェリチータの三角関係、それと各々の過去と能力にまつわるトラウマの克服をめぐる成長劇
特に6話までがそーゆー展開
三角関係はまあ{netabare}(曖昧に終わることがなんとなく目に見えてましたけど){/netabare}w肝心なのはそれぞれトラウマとして深い傷を負ってる割には解決の仕方がかなりあっさりしてたところっすね
もっとドロドロの暗い話でよかったと思います
その方がイケメン達に感情移入でけたんや!


結果、面白かったのはルカ、デビト、パーチェのお笑い担当三人組(+ダンテのおっさん)にまつわる部分だけですw
真面目にw
声優評価とキャラ評価が甘いのはそのせい
特に個人的にはデビトさん、イチイチ面白いぞこんちくしょうw
たまにCパートで入る【懺悔の時間】が至高
あれだけが今回のアニメの功績と言えるw
でもたま~にしかないのよねぇ・・・それが残念ド畜生なのですよ


てか結局これってずっと内輪話でしたよねw
アルカナデュエロで勝てばお嬢様と結婚、っていう何気に重たい問題提起をしといて、アルカナファミリアっていう組織の内部分裂がちょっとづつ起こっていく・・・
でもこれがまずヌルイんよ!w
イタリアンマフィア(劇中ではあくまで自警団ですけどw)をモチーフに持ってくるのなら、もっと抗争劇ってかアウトレイジな話でええやんけw
しかも肝心のアルカナデュエロを最終回まで引っ張っておいて、バトル描写がテキトー
まさに茶番


バンクばっかりですよwどーゆーこと?w
ああ、このアニメ、、、作画がイイのは11話のフェリチータが溺れるところだけっすw
(なんであそこだけ作画いいのかw)
それ以前に事実上J.C作画陣よりもワンパック作画陣の方が仕事してましたし?


それとノヴァとリベルタのラストバトルでのつばぜり合い、最後に出した光ってあれなんや?www
君達のアルカナ能力ってそんなんちゃうやろw
なんかもうメチャクチャ\(^O^)/


っていうかその辺はもう目を瞑ります!
イチバン納得いかないのは【三角関係にさらに水を差す存在たるエルモ君(ホムンクルス)の扱いを放り投げやがったことですよw】
あの子フェリチータにときめいてたでしょ!?w
実は隠し攻略可能キャラってオチじゃないの?
もう少し絡ませようよ!お話にさぁ!
ダメだこのアニメ・・・早くナントカしないと・・・;


いやはや;
しかしまあ、ハラダチャンが歌うOPテーマだけはホント素晴らしかったと思いますわ
あれは夏期アニメで最高の曲
でもハラダチャン本編には一切出て無いってェ・・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ふりだしに戻ったので、もう一周してみたけれど、やっぱりふりだしにも・ど・る♡

乙女ゲーム×少年漫画をコンセプトにしてる作品。
逆ハーレムが乙女ゲームの部分で、アクション・ファンタジー部分が少年漫画?
いや、しかし完全女子向けな事は違いないから
無理矢理そんなコンセプトはいらないと思う!

レガーロ島を舞台にアルカナファミリアという自警組織が
トップの座(パーパ)をかけアルカナデュエロに向け一人づつが成長してく物語。
アルカナという事で、キャラ一人一人タロットの大アルカナと契約していて、
それぞれ特殊な力を有しています!

主なメンバーをmanaランキングと共に紹介しよう(・∀・)ニヤニヤ

1位・リベルタ【愚者】福山潤じゅんヤンチャボイス♪
照れた顔が可愛過ぎて悶絶♡スーツの着こなしが一番好き!
2位・デビト【隠者】吉野裕行癖ありボイス♪
シニョリーナとシエスタするのが好き!
髪下ろすと最強にかっこいい♡右目には秘密が・・
3位・ルカ【節制】中村悠一甘えちゃんボイス♪
スティングマータが舌にあるのがセクシー過ぎる♡
お嬢様大好きっ子!シルクハットが素敵!
4位・ジョーリィ【月】遊佐浩二もっと大きな声で話してボイス♪
デビト・ルカ・パーチェに毒づきながらたまに突っ込むのがまじウケるw
きっと悪い人じゃない!何だかとても大人の色気を感じる♡
5位・ノヴァ【死神】代永翼大人びたボイス♪
ノヴァの幼少期かわえすぎ♡クールぶってるけど、フェルの事想ってて素敵!
ジャッポーネ大好き、峰打ち得意!
6位・パーチェ【力】杉田智和食いしんボイス♪w
どんだけ食うの!でも、仲間想いだよねぇ♫眼鏡が黒縁なら尚ナイスだったのに…
7位・ダンテ【皇帝】小杉十郎太ベテランボイス♪
おっさんには興味はない( ー`дー´)キリッ
全力で親父ギャグばっかりじゃないかwそもそも、何で攻略キャラなんだ?w
☆特別枠☆フェリチータ【恋人達/運命の輪】能登麻美子お嬢様ピッタリボイス♪
絶対領域の持ち主、全部が可愛過ぎる!しかし、実は強い信念の持主なのだ!!

観終えた感想として、内容が広く浅過ぎて気になる事を中途半端で終わらせ過ぎ(´-ω-`)
例えば{netabare}ノヴァの親だったり(最終回の発言的に目は覚ましたっぽいけど)デビトの目の謎だったり、パーチェの母親だったり…) {/netabare}
そして、いきなりの最終回!
確かに最終回はアルカナデュエロで終わるのは分かってたけど、
色々作りが雑じゃない?私的にはもっとキャラの過去とかを掘り下げても面白かったんじゃないかと思う・・

残りの全ては秀逸!
作画はブレずにキレイだったし、音楽も良かった♫

特に恋愛要素を押していなかったから、
逆ハーレムのようで、逆ハーレムでもない作品だったかな?・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

63.5 2 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング2位
緋色の欠片(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (443)
2329人が棚に入れました
主人公の春日珠紀は、両親の海外転勤を機に、祖母が住む母の実家に引っ越してきた。だが、着いた村で珠紀は突如カミサマと呼ばれる奇妙な生き物達に襲われる。珠紀を救ったのは、不思議な能力を操る鬼崎拓磨という少年だった。祖母は彼女を村に呼んだ理由を打ち明ける。それは、先祖代々続く「玉依姫」の使命として鬼斬丸という刀の封印をすることだった。村に鬼斬丸の力を狙う異形の集団「ロゴス」が集まってくる中、珠紀を守るべく守護者と呼ばれる少年達が現れる。戸惑いつつも彼らに支えられ、珠紀は玉依姫としての使命に目覚めていく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

乙女ゲー原作、巫女ヒロイン、逆ハーレム、異能バトル、セカイ系(長い・・・)

色々と設定テンコ盛りの2006年発売の人気乙女ゲー原作アニメ。
※1-2期併せた感想・レビューです。

分割2クールの本作について、放送当時は第1期だけ完走していたのですが、さほど強い印象を受けず、第2期はパスしたままでした。

しかし、先日視聴した同じ巫女ヒロインの『神無月の巫女』が予想外に面白く、なおかつ終盤思いがけず感動までさせられてしまったので、本作も後半もしかしたら・・・と淡い期待を抱いて再挑戦してみました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 緋色の欠片 (2012年4-6月) ============

{netabare}第1話 玉衣の姫 ☆
第2話 決意の一歩 ☆
第3話 五人の守護者 ☆
第4話 聖女の降臨 ★ 最初の封印解除(宝具(指輪)喪失)
第5話 相克(ふたつ)の使命 ☆
第6話 対決の行方 ★ 2つめの封印解除(宝具(鏡)喪失)
第7話 絆の綻び ☆
第8話 典薬寮の思惑 ☆
第9話 大地の鳴動 ☆ 3つめの封印解除(宝具(勾玉)喪失)
第10話 守護の想い ☆ ※男子入浴回(笑)
第11話 鬼の伝承 × 拓磨(タクマ)の秘密・・・伏線が薄く唐突過ぎる
第12話 決戦の刻(とき) ☆ 4つめ&最後の封印解除(宝具(鈴・腕輪)喪失)
第13話 鬼斬丸の力 ☆ 展開が唐突で余り入り込めない{/netabare}
------------------------------------------------
合計:★(良回)2、☆(並回)10、×(疑問回)1

OP 「ねぇ」
ED 「この手で抱きとめるから」


======== 緋色の欠片 第二章 (2012年10-12月) =========

{netabare}第1話 玉依の運命(さだめ) ☆ 2/3は第一章の総集編
第2話 暗雲の予兆 × 卓(スグル)の離反・・・伏線が極薄でこの展開は唐突
第3話 裏切りの契(ちぎり) ☆
第4話 五家の崩壊 ☆
第5話 涙の真実 ☆
第6話 偽りの心 ★ 但し犠(にえ)の儀と真弘の使命は伏線不足で×
第7話 夢の記憶 ★★ ここでやっと話が動くが、いろいろと伏線不足は残念
第8話 二人の決心 ☆
第9話 悠久の約束 ☆
第10話 カミの力 ☆
第11話 緋色の欠片 ☆
第12話 守護者の覚醒 ★ ここでようやく玉依姫覚醒!遅すぎる・・・
第13話 永遠(とわ)の誓い ☆ ラスボスがこれでは残念{/netabare}
------------------------------------------------
合計:★★(優良回)1、★(良回)2、☆(並回)9、×(疑問回)1

OP 「高鳴る」
ED 「君だけを」


◆視聴し終えた直後の率直な感想

・キャラデザにはそんなに抵抗なかったのですが、絵が余り動かないのは気になりました(きっと低予算だったのでしょう)
・タイトルのとおり設定はテンコ盛りのはずなのですが、それのいずれもきちんと活かし切れていない印象でした。
・そして何よりも、{netabare}ヒロイン覚醒{/netabare}が遅すぎる!
・というより、そこは乙女ゲー原作ということで、ヒロインの普通っぽさを延々と描き続けたかったのかも知れません。
・全く見所がないわけではないのだけれど、全26話もあって上記の通り★★1回だけ、というのは残念過ぎます。
・結論として、やはり本作は女性視聴者向け、ということで私などにはなかなか厳しい作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 28

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今後の展開に期待

原作は乙女向け恋愛アドベンチャーゲーム。
「緋色」「欠片」というキーワードに惹かれたので、
ほぼ予備知識なしで視聴を開始。

主人公は、春日珠紀という高校生の女の子。
彼女には、先祖代々続く「玉依姫」の目的として、
鬼斬丸という刀の封印をするという使命があり、
その刀の力を狙う異形の集団「ロゴス」の襲来から、
守護者と呼ばれる少年達に守られながら
徐々に玉依姫としての意識を培っていく、というお話。

つまりは守護者と呼ばれる少年達との日常パート、
守護者達とロゴスとのバトルパート。
この2つがメインになって展開されていくのだが、
なにしろテンポがゆっくりで、アクションもイマイチ。
そこに期待してしていただけに、ちょっと残念だった。

守護者たちはそれぞれ、鬼、ヤタ鴉、妖狐、大蛇の子孫で
風や幻術、炎、水、大地、言霊などを操る力を持ち、
性格も雰囲気もそれぞれ個性的。
以前に観た『裏切りは僕の名前を知っている』と少し似てるかなと。
特別な力を持つために狙われている主人公を、複数の守護者たちで
守っていくという点や、風や炎、言霊や幻術など操る点、
また、守護者達は仲良しグループなわけではないという点。

そりゃそうだよね。
恋愛アドベンチャーゲームが原作ということだから、
同じ使命で繋がってはいるものの、馴れ合ってるわけではないと。
でも、誰と恋愛展開になるのかは、よく観ればすぐわかっちゃうw

なんだかなぁ・・少年達それぞれみんなイケメンなんだけど、
主人公の女の子への愛情があまり強く感じられないし、
キュンキュンくるような要素も、ほとんどなく。。
なんだか、表面だけをさら~っと撫でていくような感覚。

また、ひとつの見どころとしてのロゴスとのバトル。
もっとロゴスの面々を強く妖しく魅力的に描いてくれていたら
見直す価値があったよなぁって思う。
とにかくもっと複雑な伏線や裏切りなんかも欲しかった。

しかしながら、作画はものすごく美しいし、
透明感のある歌声のOP曲も、優しくてとても良かった。

ただし~~~っ!
ED終了後のカメラ目線でのヒトコトは、かなりこそばゆく。
あれがあるせいでいつも、「フッ。。」ってリアクションで
観終わることになってしまっていたのも減点。

えっ?そこは観ずに消せばいい?
あ、その手があったかーーもう遅いわ~

なになに?2期があるって? あそこから引き続きの話に
なるなら、もう少しバトルシーンに迫力をつけて欲しい。
それと、伏線や罠をいっぱい仕掛けた、奥深い脚本希望!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 27

★mana★ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1クールかけて、序章とは!おみそれしたわ(。・`Д・´)

ギャルゲ原作。しかも、オトメイトの中でも、結構なシリーズ数みたい
=人気ありって事だよね?
だからこその「待ちに待った、ファン待望のアニメ化」
まぁ、そんな情報は観る前は知らなかったので、
またまた、エサに食いつく魚のごとく釣られてやった訳です!

物語は、先祖代々引き継がれる、
「珠依姫(たまよりひめ)」の力で「鬼切丸(おにきりまる)」という大きな力の封印をする事になった主人公が、守護者5人の男の子達に支えられながら
封印の邪魔をしようとする敵達と戦いつつ、珠依の力を覚醒させていく話…なんですが、

で、何これ?次こそは、次こそは・・と思ってるうちに終わっちゃったんですが!
あれ誰?って謎なまま終わっちゃったんですが!!
そして、毎回今何話を観てるか分からなくる催眠術にかかるんですが!!!
んで、最後の最後に毎回違う男子キャラ達の
「俺はここで待っている( ー`дー´)キリッ」
一体これなんですの?全然ときめかないんですが!!!!
そんで、2期?呆然なんですが!!!!!w
今まで観た、逆ハーレムモノで一番酷い作品だった気がする|・ω・`)コッショリ

私の勝手な逆ハーレムを面白楽しく観る要素がいくつかあるんですね!(勝手な趣味ですが)
まず、基本はストーリーが面白ければ万事OKなんだけど、
それが弱い場合、男性キャラのクサイ台詞やクサイやり取りを楽しむ( ゚ω゚):;*.':;ブッ
それも無理な場合はキャラに萌える!で、それも無理なら声に萌える゚∀゚)・∵. ガハッ!!

…この作品にはまるでその要素がない!
しかも、作画!あの薄桜鬼の「カズキヨネ」様の美しい原画なのに
キャラデザ崩壊しかけてたし。゚(PД`q*)゚。
それも楽しみの1つだったのにどーなってんのよ!w

もう、終わりじゃねぇか!と思いますが、1つだけ救いが!
それは、藤田麻衣子さんが歌うOP「ねぇ」♪
これだけは、まじ評価出来る(・∀・)♪+.゚
喜多修平さんが歌うEDの「この手で抱きとめるから」も藤田さんの作詞ですよぉ♫

と、いう事で2期もあんま期待出来ないし、してませんw

投稿 : 2024/04/13
♥ :

71.1 3 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング3位
ふしぎ遊戯(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (243)
1720人が棚に入れました
中学三年生の夕城美朱(ゆうきみあか)と本郷唯(ほんごうゆい)は、 ある日、国立図書館の中で『四神天地書(しじんてんちしょ)』という古い本に吸い込まれ、 異世界へと迷い込んでしまう。その不思議な世界で2人は暴漢に襲われるが、額に「鬼」の 文字を持つ少年『鬼宿(たまほめ)』によって救われた。だがその直後、不思議なことに唯だ けが元の世界に戻り、美朱一人が取り残されてしまった……。

声優・キャラクター
荒木香恵、冬馬由美、緑川光、子安武人、坂本千夏、関智一、神奈延年、石井康嗣、川上とも子、古澤徹

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

好きな作品だけど・・・納得いかないのょ;;

学生の頃に好きだったマンガふしぎ遊戯。
オバンになった今、今度はアニメ版を観てみた。


原作とアニメ版って内容が微妙に違うんだねぇ~

細かい違いは別にいいよ^^
時間の関係でカットしたり設定を省いたり。
それはしょうがないと思うよ。うん。

でも・・・でもさぁー


【ラストを変える】ってどうよこれ!!( ゚Д゚)<ありえねーからっ!!(怒

最後どんな選択をするのかって重要な所だよね?
それを変えたらあかんやろ・・・▄█▀█●

個人的には好きな作品ですので評価は高くしたかった・・・
でもこの違いは私的にナシなんで評価低めっす☆


でも原作知らなくてアニメだけ観るならぜんぜんアリだと思うよ♫
それに声優も豪華ですっ(*'∀'*)♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 26

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

愛する人を守り抜く。

小学生の頃から好きなアニメだったのですが
大人になってもう一度みても面白い作品でした。


最初はギャグアニメ的な要素満点ですがw
進めば進むほどドキドキしますし、
最後の方はひたすら感動です!
何気に戦闘シーンもあり!!


キャラクターもそれぞれ個性があり
何気に声優さんも豪華です!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛おしい人のために

正直、私も愛おしい人のために朱雀の巫女になりたいと思いました!

乙女の願望が沢山詰まっている作品。

OPとても良い。
OPを観れば何となく内容がつかめると思います。

主人公がかっこいい男たちにモテモテなのですが、
ドジで一生懸命なので許されてしまうと思います。

余談ですが私はこの作品で
朱雀、青龍、白虎、玄武の「四神」を知りました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

61.9 4 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング4位
緋色の欠片 第二章(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (203)
1142人が棚に入れました
玉依姫の覚醒により、珠紀は守護者とともに、鬼斬丸を封印したはずだった。
しかし、拓磨の身体は、鬼の血に蝕まれ始め、身体に異変が起きていく。
「運命から逃れられないのか…」守護者たちの結束が乱れはじめる。
国の機関、典薬寮に属する芦屋と、静紀・美鶴の思惑が絡み合い、ロゴスも再び動き出す。
鬼斬丸の完全な封印のために、翻弄されていく珠紀の運命は…。

声優・キャラクター
三宅麻理恵、杉田智和、岡野浩介、浪川大輔、平川大輔、下和田ヒロキ、野宮一範、久保田民絵、藍川千尋、三森すずこ、永野善一、山口立花子、磯村知美、安元洋貴、川原慶久、上田燿司、大原さやか
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やっとスッキリしましたね~

世界を破滅に導く力を封印している鬼切丸という妖刀を管理する玉依姫(春日 珠紀)、それを守護する特殊な能力を持った5人の守護者(鬼崎 拓磨ほか)とその力を奪おうとする組織(ロゴス)などが織り成す、恋愛ファンタジーの二章です。

1話目は第一章のおさらい、実質始まったのは2話目からです。

物語は核心部分に迫って行きます。

これは第一章から思った事ですが、圧倒的に能力の差があって敵対する組織に勝てません。というか一方的に負けてる印象です。

勝つ為に修行するとかそういったシーンもないですし、珠紀が玉依姫として覚醒しないと強くならないような感じですが、これがまたなかなか覚醒しないですねw

{netabare}
色々な展開を経て観て思ったのが、

結局一番の敵は、ロゴスでも何でもなく、珠紀のおばあちゃんだったのですね。

おばあちゃんは、珠紀に対して最初から敵対心があるように思えました。

終盤までずーと違和感あった謎が解けました。
{/netabare}

第一章でモヤモヤしていたものが、スッキリした感じです。

最終決戦は凄く迫力があって、カメラワークも凝ってました。

作画は綺麗です。特に紅葉の風景がすごく素敵ですね。

OPの曲も第一章に続き同じ方が歌っております。こちらも曲も作画も綺麗です。

王道的な内容ですが第一章・第二章と観て、最後は観て良かったと思う作品でした。

続けて観ることをオススメします^^

でも、第一章からあった最後の語りかけるシーンは健在です。
私は苦手でしたが、全部観てしまいましたw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

彼らに着る物を与えてやってください!(切実

些細なことを・・・と笑われるかもしれないが、前章からずーーーっと気になって仕方なかった事なので、まずここから突っ込ませてもらいたい。

メンズの衣装が「制服」しかないのよーー!!(泣

ヒロインを取り巻く男性キャラたちは一名を除き、ヒロインと同じ高校に通っている。
ただ、特にこの第2章になってからは、学校でのシーンは激減し、夜間のシーンが主となってくるのだが、彼らは一度たりとも着替えない。

戦闘でボロボロになっても、洗い替えがあるのか、次の日にはピカピカの同じ制服を身に纏っているww
だとしたら、一体何着持っているんだ!?? という話である。

ヒロインも制服率は高いが、シーンによっては私服や寝間着姿や巫女姿になったりする。しかし、メンズは例外なくただの1シーンも私服姿を見せてはくれなかった。

最もツッコミを入れたかったのが、最年少の慎司である。
彼は前章の途中で、他の場所で修業を積んだ後、主人公たちのいる村に帰ってきたという設定で、彼らと同じ高校に転入してくるのだが、転入前の回想で既に制服を着用していたという、ある意味驚愕のシーンが存在する。

ど、どういうことだーっ!!!

この作品の原作ゲームは未プレイだが、乙女ゲームにおいて攻略対象の男の子と休日デートなんかをする場合、相手の私服姿を見て一喜一憂する(私服が好みでなかった時点で一気に気持ちが冷めることもあるw)ことって、女性ゲーマー的には「あるある」だと思うのだが・・・

ストーリーに関しては★評価の通り・・・である。
メインを一人の男子に絞ったことは構わない。
しかし、それ以外の攻略対象メンズはもちろんのこと、その他のサブキャラ達、敵対集団のメンバーもそれぞれ知られざるドラマを抱えている

・・・ようなのだが、それらが実におざなりに扱われている。
尺が足らないのなら、思わせぶりなシーンごとカットしてしまえばよかったのに、まんべんなく小出しにしたせいで、「え?で、結局何だったの?」状態である。
何となく雰囲気である程度の想像はつくとはいえ、それで見逃してくださいネ♪ 的な感じである。これはイカンよ、見逃さないんだからっ!

さらに、原作からそのまま用いているのか、脚本がよくないのか、キャラクター達の台詞も非常に薄っぺらく感じてしまい、いいシーンになるはずのところで白けてしまったこと数回:

ここぞのラブドッキュン台詞:「俺の女に手を出すな!」

クライマックスの〆のセリフ:「お願い、消えて」

・・・なんて安っぽいのだろう。

良い点と言えばとにかく作画のみである。
特に戦闘シーンでの守護者たちが放つ術の描写が美麗かつスピード感がある。

この作画にかける労力の幾分かを、ストーリー構成に割いてほしかった。

いやむしろ、ちょっとくらい作画落ちてもいいから、彼らに着る物を(以下略

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

future☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

名前が1人1人たくさんあって、わけわからなくなった作品。

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

玉依姫の覚醒により、珠紀は守護者とともに鬼斬丸を封印したはずだった。しかし、拓磨の身体は、鬼の血に蝕まれ始め、身体に異変が起きていく。「運命から逃れられないのか…」守護者たちの結束が乱れはじめる。国の機関、典薬寮に属する芦屋と、静紀・美鶴の思惑が絡み合い、ロゴスも再び動き出す。鬼斬丸の完全な封印のために、翻弄されていく珠紀の運命は…。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

春日珠紀:三宅麻理恵
鬼崎拓磨:杉田智和
鴉取真弘:岡野浩介
狐邑祐一:浪川大輔
大蛇卓:平川大輔
犬戒慎司:下和田ヒロキ
狗谷遼:野宮一範
言蔵美鶴:藍川千尋
宇賀谷静紀:久保田民絵
芦屋正隆:永野善一
多家良清乃:三森すずこ
アリア:磯村知美
アイン:安元洋貴
ツヴァイ:川原慶久
ドライ:上田燿司
フィーア:大原さやか
オサキ狐:山口立花子


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2012年秋アニメ(2012年9月~放送中)

TOKYO MX 9月30日スタート 毎週日曜日 22:00~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「高鳴る」藤田麻衣子
ED「君だけを」 喜多修平


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「玉依の運命」

2話「暗雲の予兆」

3話「裏切りの契」

4話「五家の崩壊」

5話「緋色の欠片」

6話「偽りの心」

7話「夢の記憶」

8話「二人の決心」

9話「悠久の約束」

10話「カミの力」

11話「緋色の欠片」

12話「守護者の覚醒」

13話「永遠(とわ)の誓い」(最終話)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

58.2 5 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング5位
DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (123)
700人が棚に入れました
逆巻家に居候することになった小森ユイは、ヴァンパイアである逆巻六兄弟に血を奪われる日々をおくっていた。そんなある日――。彼らの前に、新たなヴァンパイア・無神四兄弟があらわれる。「イブ……迎えに来た」「おはよ、エム猫ちゃん」「逃げんなよ、雌豚!」「……君は痛いの……好き……?」彼らはユイのことを"イブ"と呼ぶが、その目的とは一体……?そして"アダム"とは……。今、新たな運命が動き始める――。

声優・キャラクター
末柄里恵、緑川光、梶裕貴、平川大輔、鳥海浩輔、小西克幸、近藤隆、櫻井孝宏、木村良平、鈴木達央、岸尾だいすけ、森川智之、森久保祥太郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あれ、作品のジャンルが・・・^^;

この作品は、「DIABOLIK LOVERS」の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

1期を視聴した時に感じた痛み・・・正直衝撃的でした。
主人公である小森ユイちゃんが吸血鬼にひたすら翻弄され・・・血を吸われ続ける・・・
ほぼ無抵抗のままのユイちゃん・・・
抗うのを諦めたのか・・・機会を虎視眈々と狙っているのか・・・1期を最後まで完走して前者だと理解しましたが、とにかく血を吸われ続けるユイちゃんが痛々しくて・・・
もともとこの作品の原作のジャンルは「ドS吸血恋愛ADV」でしたが、今回2期を完走してwikiをチラ見するまで気付きませんでしたが、原作のジャンルが「恋愛、ダーク・ファンタジー」に変わっていました。

2期を完走して振り返ってみると、1期の時に感じた「痛み」は少なかったように思います。
私はてっきり吸血行動に「慣れてしまった」とばかり思っていましたが、ジャンルと共に内容も若干はソフトになっていたのでしょうか^^;?

1期では逆巻家のバンパイアに翻弄されたユイちゃん・・・
2期では無神家のバンパイアに翻弄されるユイちゃん・・・

物語の進行上、ディテールに違いはありますが、今期もほぼ無抵抗なユイちゃんに次々とバンパイアが群がってきて「カプッ・・・チュゥ・・・」という感じでした^^;

首筋に牙をたてられたらホント痛いと思います。
でも次から次へとチュゥチュゥされるユイちゃんを見ていると、生きていくのに必要な血液量が下回ってしまうのでは・・・とこちらの方が心配になってしまいました^^;

それにしても・・・ユイちゃん、なんでもっと抵抗しないんだろう・・・は疑問でした。
抵抗が少ないから、そんなに吸われちゃうんです・・・
しかもユイちゃんの血は特別らしいので、バンパイアの吸血意欲をより高めるのも後押しをしていて抵抗しずらいのかもしれませんが^^;

でも、2期の途中から「アダム」と「イブ」というキーワードの重要性が増して大きく物語が進展したと思います。

強く思うだけじゃ願いは叶わない・・・

途中からそうなんだろうなぁ・・・と思いながら視聴していましたが、やはりそこに落としてきましたね^^
とニンヤリしたのも束の間・・・ここで1期12話が終幕を迎えてしまいました^^;

こ、これから面白くなるんじゃ・・・
個人的には新妹魔王の契約者に引き続き、目の前で梯子を外された作品となってしまいました^^;
ここまで来たら、この作品ともトコトン付き合っていきたいと思います。
続編の情報・・・楽しみにしています^^
でも、続編があるなら視聴に伴う痛みは今期並でお願いできればと・・・^^;

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

私なりにこのアニメの楽しみ方を考えてみた。

ここでは、1期と2期(MORE,BLOOD)のレビューをまとめて書くことにする。

メンズはもれなくイケメン・イケボ揃いの吸血鬼、ヒロインはただただ彼らに血を求められる不憫な女の子。逆ハーレムなんてとんでもない。
このヒロイン、ざっと思いつくだけでも「乳ナシ」「ビッチ」「餌」「家畜」「M猫」「雌豚」などと、男たちから散々な渾名で呼ばれ、理不尽な扱いを受けた挙句に毎話ノルマのように誰かに吸血される、一体誰がこんなの見ていて楽しいのだろうかと思っていた、最初は…

15分アニメということもあり、ストーリーはあって無いようなものと思った方がいい。もうそこは制作側も意図して放棄しているようにすら感じる程に、ある種「振り切って」いる。
ならばどのようにして、この作品を楽しむのが一番良いのだろうか…
まずは、乙女ゲーム原作ということなので、その手の作品では王道的な楽しみ方であろう自分をヒロインに置き換え、イケメンに囲まれてイロイロされる状況にキュンキュン―

…できない。
男たちは総じてドS設定で、優しい言葉も甘い言葉もなく、ヒロインはひたすら蔑まれ・罵倒された挙句に、体中の様々な場所をガブリと噛まれ、血を吸われる。
本作品の「肝」と言っても過言ではない、この吸血シーン。様々な場所・シチュエーション・ポーズで、妙に色っぽい声を出しながら血を吸う男たちと、ちょっとそれに抗ってみるが結局流されてしまうヒロインの絡みが最大の見せ場であろう。
当初私はこれを「耽美的」と表現しようと思っていたが、このアニメはもうそれを通り越している。直球で言おう、普通にエロい。

ただ、とは言ってもこの状況に心から気持ち良くなれるのは、言葉攻めも物理的な痛みも甘受できるドMの女子だけだろう。
生憎私は、M属性ではない上に、リアルに貧血持ちなので、自分をヒロインに置き換えてこのアニメを見続けていたら、途中で卒倒していたかもしれない。

しかしこの作品、見続けていくうちに、次第に突っ込み所の多いシーンやら台詞がクセになってくる。
先にも触れたように、ストーリーは破綻しているようなものなので、この作品はいわば「シチュエーションアニメ」「雰囲気アニメ」、もっと言うなら「サディスティック吸血アニメ」「エロティック献血アニメ」だ。
ここまで振り切った作品になってくると、もはや一周回ってギャグアニメだ。コメディ要素は一つもないのに、笑いが起こるという奇跡のスタイルがここに完成している。

特に2期の10話は、生粋のギャグアニメを見ていても笑みが少々こぼれる程度の私が、久しぶりに声を出して笑ってしまった神回である。

つまり私の結論:この作品の楽しみ方 = スタイリッシュギャグアニメとして見る、だ。

余談ではあるが、男性キャラ達には幼少期の回想シーンがある。こんな可愛い子たちが、大きくなってどうして皆が皆ドSでハチャメチャな性格に仕上がってしまったのか、甚だ謎に思えてくる。
というわけで、ドMかつショタ好きな方には身悶えするほどに美味しい作品である、ということは言っておきたい。
そう考えると、ストライクゾーンが極めて狭いアニメである(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

遊理 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

好きな声優がいるなら雰囲気で楽しめるアニメ

1期が微妙なところで終わったしアニメといえるものではなかったからあまり期待はしてない

1期はレイプ(吸血)シーンの寄せ集めみたいだったから2期もそんな感じなのかな

2期は好きな声優さんがいるからちゃんと見ようと思ってはいる

15分アニメじゃなかったらみてない

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

60.6 6 逆ハーレムでファンタジーなアニメランキング6位
遥かなる時空の中で-八葉抄(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (79)
487人が棚に入れました
女性向恋愛シュミレーションゲームとして人気を博し、OVAとしても認知の高い「遥かなる時空の中で」のTVアニメシリーズ。
現代日本の女子高生である元宮あかねは、平安時代の京都に似た異世界「京」に召喚され、神の力を身に宿す「龍神の神子」として、神子を助ける存在である8人の男性「八葉」と共に京を守る四神を鬼の一族から取り戻すよう告げられる。
最初は戸惑っていたあかねだったが、「八葉」と共に試練をくぐりぬけ、神子として成長していく。

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

個人的にはよかったです!

主人公の女の子が竜神の巫女としてタイムスリップするという設定が割と斬新だなと思って見てみたのですが、逆ハーレムアニメとしては面白かったと思います。
ゲームをやったことがある人から見たら、キャラのよさを描き切れていないと不満が多いと思いますが、原作をやったことがない方は普通に楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1
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