閉鎖空間おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの閉鎖空間成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の閉鎖空間おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.4 1 閉鎖空間アニメランキング1位
涼宮ハルヒの憂鬱(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.1 (7747)
33156人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

京アニによるアニメ化部分は名作と語られるも、原作は未完にて迷走中…。

*2017.10.6: 再放送終了に伴い、タイトル改訂および本文を若干修正。

2017年4月からNHK BSプレミアムで1期目と2期目を合わせた全28話が、2期目を放送したときの話数順(各話の時系列順)で放送されました。

原作は刊行分全巻既読。原作の刊行順序とアニメ化状況は下記の通り。

==
『涼宮ハルヒの憂鬱』済(1期目)
『涼宮ハルヒの溜息』済(2期目)
『涼宮ハルヒの退屈』済(1期目・2期目)
『涼宮ハルヒの消失』済(劇場版)
『涼宮ハルヒの暴走』済(1期目・2期目)
『涼宮ハルヒの動揺』済(1期目)
--
『涼宮ハルヒの陰謀』未アニメ化
『涼宮ハルヒの憤慨』未アニメ化
『涼宮ハルヒの分裂』未アニメ化
『涼宮ハルヒの驚愕』(前編)未アニメ化
『涼宮ハルヒの驚愕』(後編)未アニメ化
==

ちなみに驚愕の前後編は同時発売でした。そしてまだ原作は未完です。続きが書かれるかどうかはわかりませんが…。

ハルヒのハチャメチャぶりに振り回されるSOS団の面々(キョン、長門、古泉、みくるちゃん)という構図で捉えられていると思われる本作ですが、主人公はタイトルに名前があるハルヒではなくキョンくんです。

作中のハルヒの有名な台詞:「ただの人間には興味ありません。この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」に象徴されるように、一応、ストーリーのバックボーンにはSF要素があります。

劇場版ドラえもんでのび太とドラえもんがいなかったらおそらく世界は滅んでいると思いますが、本作の世界にキョンくんと長門がいなかったらきっと本作の人類は滅亡を迎えていることでしょう。

SOS団を中心に起きるドタバタコメディを楽しむか、実は明らかにならないキョンくん一家の謎(キョンくん本人も妹も本名不明他)について考察するかは本作を観るあなた次第…。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 96

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

新時代の幕開け

京都アニメーション制作。

高校1年の涼宮ハルヒは入学早々、
ただの人間に興味はありません、
そう高らかに宣言し物語が始まるわけですが、
放送開始からもう随分時間が経ちました。

YOUTUBEやニコ動など、
新しい動画配信サービスが登場して、
アニメをただ見るだけじゃなく、
参加型のコミュニケーションツールとして、
盛り上がっていったのを思い出します。
二次創作の嚆矢となった「ハレ晴レユカイ」、
新時代の幕開け、文字通り世界を改変し、
新しいアニメの消費が始まりました。

涼宮ハルヒのヒットにより、
ライトノベルのアニメ化に弾みがつき、
その想像力と拡散力の強さは、
当時、比類なきものでありました。
到来するであろう新たな時代の波を、
予見していたと言えるかもしれません。
まさにセンスオブワンダー。

ゼロ年代を牽引する傑作SF青春活劇、
ここには魔法以上のユカイが待っています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 87

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ここどこですか、何であたしレビュー書かされてるんですか、何で、かか鍵をしめるんですか?(終の章)

奇人ハルヒと愉快な仲間達による学園日常コメディ。
1期+2期まとめ。

最初見た時は正直訳が分からん状態だったがその後は割りと素直に楽しめた。
特にキョンの独り言と絶妙なツッコミは今でも強く印象に残ってる。
少し言いすぎかもだがこのキョンの語りでこの作品は持ってるんじゃないかとさえ思える。

好みの別れそうなぶっとび自己中主人公ハルヒも基本的にはあれでいいと思う。
こういう性格は嫌いじゃないしこういう性格だからキョンとのやり取りが面白い。
見た目の可愛さに反して言動が完全におかしい人なんで萌えの対象にはおそらく為り難いという変わった存在。

むしろ自分的には、みくるが受け付けんかった。
熱烈なファンもいるようだが、あの声、しゃべり方、態度、どれを取っても寒気がする。
生まれたての小鹿というか小動物というか。そういうタイプの女子キャラはリアルでもアニメでも基本的に好かん。
只、大人なみくるさんは除く。あれはいい。うん良いキャラだ。
ここは完全に個人の好み。

見た目と言えば一番好みのクールな長門やどこか捕らえどころのないイケメン古泉も割といいキャラしてたと思う。
特に古泉の作中における貢献度は何気に高い。
何故ってこいつがいなかったら完全にキョンのハーレムの出来上がりじゃんか。
仮に古泉君が古泉ちゃんだったりなんかしてたらそれこそ目も当てられない。ハーレム化駄目絶対。

登場人物たちの掛け合い、やり取り(主にハルヒとキョンの)を楽しむ作品て印象。それとキョンの語りな。
この語りやツッコミはホントに秀逸で最初あんま期待してなかったけどキョンのおかげで一気にこの作品が好きになった。
だが、この語りが見る人によってはこいつ何一人でブツクサ言うてるねんキモイわ等ともしかしたら思われてしまうかもしれぬ諸刃の剣。

難点は散々言われてると思うけどエンドレスエイトという代わり映えほとんどしない話を8回もやってしまったこと。
当時は考えた奴アホやろとも思ったがあれから月日が流れ大人になった今でもそう思っている。
やろうとしてることは分かるし理解もする。
只8回もやるんじゃないよ。誰だよ考えたの。
してやったりとか思ってんのかは知らないが見せられるこちらのことも少しは考慮して貰いたい。
そりゃ視聴されてた阿修羅マンさんも笑いの面から怒りの面になるわ。
自分もアレに面白さを見出すことは出来なかった。

てな感じで欠点もあるけど割りと万人にお勧め。
だてに有名にはなってない面白さはあると思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 69

70.4 2 閉鎖空間アニメランキング2位
ラーゼフォン Rahxephon(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (546)
3214人が棚に入れました
翼ある巨神が歌うとき、世界の調律がはじまる…。
21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の『MU(ムウ)』により、その全体を半球状の物(東京ジュピター)によって外部から隔離されてしまった。
それから数年後、東京に暮らす神名綾人は模試会場へ向かう途中、電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女『美嶋玲香』と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。
その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。そのとき何ものかが覚醒する。綾人こそ、この世界運命を握る鍵である時間調律師…MUとこの世界を変革する能力を持った人間だった。綾人が真の目覚めを果たし、巨大な神像"ラーゼフォン"と一体化したとき、世界は崩壊の淵に立たされる…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャッチフレーズは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」

前から気になっていた作品ですが、中々視聴の機会が取れず未視聴のままでした。
今回お盆休みを使って視聴しましたが・・・2002年の作品としては相当綺麗な作品だと思いました^^

物語は、2013年2月に世界は滅びの時を迎えるのですが、その時奇跡的に生き残った人口2,300万人の東京が舞台となっています。
この作品の主人公は、高校生の神名綾人・・・彼はとある朝、友人と学校に向かう途中の地下鉄の中で脱線事故に巻き込まれてしまいます・・・
多くの怪我人が発生した中、綾人の友人も怪我していた事から、助けを呼びに外に出た彼は愕然とします・・・
頭上の空を往来する戦闘機やミサイルの数々・・・一方地上では戦車が必死の攻防を行っている惨状を彼は目にするのです・・・
何が起こっているか分からない状況の中、同級生の美嶋玲香に出逢い避難先を探していたところ、怪し気なスーツの2人組が綾人をどこかに連行しようとするのですが、それを突如現れた紫東遥が阻止して今度は彼女が綾人の身柄を拘束しようとするのです。
綾人と玲香は地下鉄に乗り込み逃げ切る事に成功するのですが、その地下鉄の向かった先は「世音神殿(ぜふぉんしんでん)」という場所でした。
この神殿で玲香は歌い・・・綾人は「目覚めて」という声を聞き・・・卵が割れて・・・ラーゼフォンが登場し、壮大な物語が動き出すのです・・・

導入部分だけ見ても相当な設定が盛り込まれている作品ですが、これは序章のほんの一部に過ぎません。
綾人は「真実を知りたい・・・」という言葉を何度も用いますが、その位状況把握の難しい作品だと思います。
でも、一旦入り込んでしまえば、綺麗な作画と美しい音楽を肴にして思い切り満喫できる作品だと思います。

主人公の神名綾人は、17歳の高校生でラーゼフォンのパイロットです。彼は自ら望んでラーゼフォンに登場した訳ではなく、導かれるように・・・ラーゼフォンに呼ばれるようにパイロットになっていきます・・・
内向的で他人と距離を置く性格は、つい先日視聴したエヴァンゲリオンのシンジを彷彿させましたが、シンジよりはもう少し前向きにラーゼフォンに乗り込みます。
それは、ラーゼフォン自身が綾人以外を受け付けないことも理由の一つになっているのですが、守りたいモノが明確にイメージできる点が、シンジと大きく異なる点だと思って視聴していました。
そして彼は、ラーゼフォンに優しく守られています・・・ロボットと優しさって一見接点が無いように思えますが、この作品では大きく関係しているんです。練に練られた部分の一つだと思いますので、この作品に興味のある方は是非本編をご覧頂ければ、と思います。

そして冒頭で少し触れた紫東遙は本作品のヒロインです。
彼女も残酷な人生を歩まされた一人・・・だったと思います。戦闘時以外は、飲み友達と焼肉に行くか、綾人と一緒の時間を過ごしている彼女ですがとても魅力的な一面を持っています。
とにかく想いが一一途なんです・・・大災害により引き裂かれた想い人を一旦は忘れようとするのですが、想いを捨てきれず最も再会の可能性の高い仕事を生業にしているのですが、普通じゃそこまで出来ないと思います。
でも、その仕事が逆に妨げになった事もありました。努力家なので、仕事でもそれなりの職位に就いています。それなりの職位にはそれなりの情報が集まってきます。
中には当然機密事項も含まれています。なので隠していたんじゃなく、言えなかっただけ・・・
それが上手く伝えられず、冷たい態度に涙した事もありました。
でも、彼女の一番の魅力は「絶対に諦めないこと」だったと思います。
諦めなかったらきっと心が届くと信じ貫く彼女・・・思い切り応援しながら視聴していました。
それだけに、大災害という運命に振り回されなかった未来を期待しましたが・・・

オープニングテーマは、坂本真綾さんの「ヘミソフィア」
エンディングテーマは橋本一子さん、橋本まゆみさんの「夢の卵」
オープニングは特に素晴らしく、毎回欠かさず視聴しました^^

2クール26話の作品です。設定とストーリーが複雑なので、今回のレビューではこの作品の良さを書ききれませんでした^^;
今回レビューに記載した以外にも魅力溢れるキャラがたくさん登場しますし、色々と複雑な面もありますが十分感動できる作品だと思います。
もう一度視聴したら更に理解が深まりそうなので、時間が取れたらもう一巡したいと思いますが、その前に劇場版を視聴します♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エヴァもどきの一言で済ますのは惜しい、感情描写が細かい《セカイ系面白作》

アニメ史を紐解くと、1990年代後半の『新世紀エヴァンゲリオン』の大ヒットが刺激となって、ロボットもどきの機体(*)による戦闘シーンをアクセントとしつつ、そのパイロットと周辺の支援要員や指揮官の精神的苦悩や恋愛模様や成長を、世界全体の運命とリンクさせつつ描き出す《セカイ系》作品が幾つも制作された時期があった(らしい)。

(*)エヴァ以前に主流だった『機動戦士ガンダム』のような、人間が一から開発したロボットではなく、何らかの謎生物に改造を施してパイロットが乗り込み操縦できるようにした機体。

そうした「エヴァ・フォロワー」ないし「エヴァもどき」と呼ばれがちな1990年代終わり~2000年代前半のロボット・フォーマットの《セカイ系》作品群の中で、単なるエヴァの劣化品に留まらない独自の魅力を備えた作品として、『交響詩篇エウレカセブン』及び、本作『ラーゼフォン』がしばしば挙げられる(ようである)。

・・・ということで、今でもアニメ批評サイトなどで時々名前が挙がる本作についてTV版(全26話)+劇場版を一括視聴してみました。


◆総評

(1)TV版

・「エヴァもどき」というよりは第1話の{netabare}「蒼い血」のエピソード(※エヴァのBlood Type=Blue){/netabare}や第2話の{netabare}「東京ジュピター」のエピソード(※同じくエヴァの黒き月){/netabare}にみるように明らかに意識的にエヴァの設定を「本家取り」している。
・シナリオの展開が早く一話一話が濃いので、視聴中なかなか気が抜けず、「ながら見」が困難(褒め言葉)。
・《展開の早さ》だけでなく《個々のキャラクターの感情描写も肌理(きめ)細かい》点が好印象(※第5話「ニライカナイ」でそういう作品だということに気づいて好印象を持った)。
・但しロボットもどき同士や軍艦や戦闘機とのバトル・シーンの迫力は殆ど期待できない(そこが本作の見どころではない)
・第1話から終盤の第22話まで満遍なく楽しめ、とくに第19話「ブルーフレンド」が本作屈指の見どころのある回となった。
・しかし第24話からのラスト3話の展開は説明不足にも程があると言いたいほどの支離滅裂さで、ここで大きく評価を落としてしまった(※ここでもエヴァのラスト2話が支離滅裂だったのと似ている)。

(2)劇場版

・TV版の複雑に入り組んだ登場キャラクター達の人間関係をバッサリ整理して見易くなっている。
・とくにTV版では主人公(神名綾人=17歳の高校生)に絡んでいた多数の女性達のエピソードをすっかり削り落として、{netabare}彼と同級生だった2人のヒロインのエピソード{/netabare}だけに絞り、かつ彼女らの新規エピソードを追加して「恋愛アニメ」としてもそれなりに見れる作品に仕上げている。


→ということで、個人的な評価としては、

(1) TV版の方はラスト3話の×(疑問)回連発が祟って ★ 4.0
(2) 劇場版の方はTV版の謎もちゃんと説明しているので ★ 4.3

となりました。
※因みに、私の『交響詩篇エウレカセブン』の個人評価は ☆ 3.7 なので、それに比べるとかなりの高評価ということになります。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=================== ラーゼフォン (2002年1-9月) =================

{netabare}第1楽章 首都侵攻 - OVER LORD - ★ 東京ジュピター(2015年7月4日)、Blood Type=Brue
第2楽章 神人(しんじん)目覚める - AWAKENING - ☆ 翼を持つ巨人(ラーゼフォン)と奏者(オリン)
第3楽章 二人の街 - Welcome to our town - ★ 三嶋喪失?、外の世界と時間(2027年11月10日)、紫東遥(TERRA特務大尉)
第4楽章 自分の時計 - Watch the year hand - ★ TERRA特務航空母艦リーリャ・リトヴァク、久遠との出遭い、D1の襲撃・ラーゼフォン応戦
第5楽章 ニライカナイ - On Earth As It Is In Heaven - ★★ 九州沖根来(にらい)島・海上実験都市神至(かない) ※恵(遥の妹)との交流発生が初見では分かり辛い点は×
第6楽章 消滅都市 - Lost Songs Forgotten Melodies - ☆ 函館D1ARIA発生、キム・ホタル少尉の復讐心、D1撃破
第7楽章 集まる日 - Phantom In The Cloud - ★ 神名綾人の過去を調べる記者、エルフィ小隊長の突進 
第8楽章 凍る聖夜 - The Dreaming Stone - ★ D1欠片からの復活(七森研究員)・再撃破、遥の手袋
第9楽章 時の祠(ほこら) - SANCTUARY - ★ 一色監察官と如月博士の実験、綾人と久遠の神隠し、「カトゥンのさだめ」
第10楽章 追憶のソナタ - War In The rememberance - ☆ 功刀(くぬぎ)TERRA司令官の娘の誕生日
第11楽章 虚邪回路 - NightMare - ★ D1に取り込まれる綾人(母の呪縛、三嶋の手助け)
第12楽章 黒い卵 - Resonance - ☆ 世界を裏切った人々、久遠脱走・暴走
第13楽章 人間標本第1号 - Sleeping Beauty - ★ 如月久遠の過去、衛星軌道のドーレムに矢を放つ回
第14楽章 鏡の中の少年 - Time After Time - ☆ 新兵器(ヴァーミリオン)、MUフェーズ反応、エルフィ出撃・ドーレム撃破
第15楽章 子供たちの夜 - Child Hood's End - ☆ ヘレナ・如月樹・一色の子供時代(バーベム財団当主の屋敷) 
第16楽章 他人の島 - The Moon Princess - ★ 恵の失恋、久遠の願い、綾人・久遠の出発
第17楽章 迷宮への帰還 - Ground Zero - ★ 東京への帰還、潜入
第18楽章 蒼き血の絆 - The Memory Of A Lost City - ★ 母との決別、脱出
第19楽章 ブルーフレンド - Ticket to Nowhere - ★★ 朝比奈との逃避行、結末
第20楽章 綾なす人の戦い - Interested Parties - ★ TERRA新司令部、鳥飼出現
第21楽章 ゼフォンの刻印 - Good Bye My Friend - ★ 監視者鳥飼
第22楽章 木星消滅作戦 - Down Fall - ★ 絵の完成、イシュトリ、東京ジュピター総攻撃
第23楽章 ここより永遠(とわ)に - Where The Sweet Bird Song - ☆ 世界でジュピター現象多発
第24楽章 調律への扉 - Twin Music - × ※以降3話はシナリオ支離滅裂過ぎてフォロー無理
第25楽章 神の不確かな音 - Deus Ex Machina - ×
最終楽章 遙か久遠の彼方 - Time Enough For Love - ×{/netabare} 
------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)14、☆(並回)7、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「ヘミソフィア」
ED 「夢の卵」


============ 劇場版 ラーゼフォン 多元変奏曲 (2003年4月) ==========

全1話 ★ 4.3 ※TV版の総集編だが、ストーリーおよび設定を一部変更



◆その他(メモ書き)

・第11話に出てくる用語 「IMPROVISATION」 (即興演奏)
・本作をお勧めする人→「エヴァンゲリオン」の女性キャラのうち、綾波レイや惣流アスカ・ラングレイよりも、葛城ミサトや赤木リツ子の方が好きな人?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『Rahxephon』作品紹介と総評

ボンズ製作のロボット・SF・ラブストーリーTVアニメ作品。

(あらすじ)
21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の「MU」(ムウ)により、その全体を半球状の物 (TOKYO JUPITER ‹東京ジュピター›) によって外部から隔離されてしまった。それから数年後、東京に暮らす神名綾人は、模試会場へ向かう途中で電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女・美嶋玲香と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。
その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。その時、何者かが覚醒した。(wikipedia参照)

主役ロボット名、タイトルでもある「ラーゼフォン」は、“神の未知なる声”を意味し、「歌」に感応するロボットのパイロットは”奏者”と呼ばれています。”歌や声”が非常に重要な要素となっており、音楽用語等を冠した設定も多く見受けられます。

近未来の日本で少年が異世界との戦争に巻き込まれ、そして己が人間ではなく侵略者の側で、その戦争の鍵であることに気づく苦悩と葛藤が描かれています。

「セカイ系」特有な複雑な設定、難解なストーリーが目につきますが、徐々に明らかになっていく人物関係や謎には舌を巻きながら観ていました。また、観る人によって感じ方が変わる最終回は、「セカイ系」のお手本と言ってもいいでしょう。

また、この作品の特徴としては、「悲しい恋」を描くエピソードが多く、特に第19話『ブルーフレンド』は屈指の名エピソードとなっています。この回の「人の思い」の表現方法は、本当に素晴らしい。

このレビューを読んで興味を持った方は、騙されたと思って観てみてください。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

62.9 3 閉鎖空間アニメランキング3位
サクガン(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (201)
533人が棚に入れました
遠い未来。人類は岩盤に隔てられた「コロニー」で肩を寄せ合い生きていた。コロニーの外には危険な未開地帯「ラビリンス」が広がり、命を懸けて「ラビリンス」を開拓する者たちは、未開に印付ける者、すなわち「マーカー」と呼ばれた。 マーカーになりたい少女・メメンプー、マーカーをやめた男・ガガンバー。そんな凸凹な父娘が今、ラビリンスに挑む!

声優・キャラクター
天希かのん、東地宏樹、花澤香菜、豊永利行、緑川光、津田美波
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

天才メメンプーの冒険

サテライト制作。

岩盤で隔てられたコロニーで暮らす人類、
コロニー間には未開地帯ラビリンスがあり、
そこを命を懸けて、開拓するマーカーたち。
少女メメンプーはラビリンスの地図化を夢に見る。

アジア風コロニーで暮らす父娘の物語、
ネオン街の風景、発明品、採掘ロボと削岩機、
冒頭からその世界観に魅了されていく。

どこかの惑星の地下都市なのでしょうか!?

{netabare}突如、襲い来るカイジュウの脅威から、
ガガンバー父娘は立ち向かい、旅立ちの決意をする。{/netabare}

5話視聴追記。
未開の地への大冒険に期待していますが、
{netabare}文明のあるコロニー内での出来事の方が、
より多く描写されている、印象がある。
科学は惑星の隅々にまで行き届いているのか!?{/netabare}
ここは予想とは違い、少々寂しい。

最終話視聴追記。
{netabare}寄り道の多い、演出、物語が、
旅の目的、動機から遠ざからせる。
魅力的な世界観を活かしきれていない。
キャラクターにもあまり共感が持てなくなり、
序盤の勢いは、徐々に衰えていく。
厳しい意見が多いのも、納得出来ます。{/netabare}

題材は良かっただけに、もったいないです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 34
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

「なぜ?」の嵐。原作は普通に完結してました。理由がわからない。

 本作はどうしてこうなったのか?があまりに気になって、エブリスタの小説版を読みました。

 比較的短い話なので、普通に1クールでアニメ化できる分量だと思うのですが、なぜ余計なものを入れて尻切れトンボにしたのかがものすごく不思議です。普通に展開していれば父娘ものとして、普通にいい話にできたと思うのですが。

 原作の舞台設定はOK。世界観も悪くありません。母の部分とメメンプーの見た夢の正体ははっきり言えばSFにはなっていません。設定倒れ、説明不足ですね。最後の方も実はこういう設定で…という伏線回収が甘いのでSF的なカタルシスは弱いです。

 ただ違う設定でもストーリーそのものは同じ展開でアニオリで作れたと思いますので、そこはアニメ制作陣が脚本を変えればいい話だと思います。ラビリンスの正体はちゃんと明示がありました。
 そしてアニメならではの、父娘の絆の映像を母を含めて作れて悪い話にはならないと思うのになぜ?という疑問がものすごいです。

 原作者は怒っていいのでは?というレベルでした。原作者も共犯で2期とか続編を考えたんでしょうか?うーん。わかりません。残念ながらそこまでの力がある作品ではないのはプロデューサーなら分かるでしょう?1期で丁寧につくれば、なかなかいい作品というレベルでした。

 モヤモヤしている人はWEBで82ページしかないので、すぐ読み終わります。「削岩ラビリンスマーカー」で検索すればエブリスタで読めるでしょう。アニメ制作陣が何を考えているのかますます理由がわからなくなると思います。

 アニメ版のストーリーは2→1.5に落とします。視聴者をどう考えているのでしょうか?





1話 原爆による火星のテラフォーミング?

SF心を大いに刺激されました。ので、考察をやりたいと思います。全然外れていたらごめんなさいですが、こういう話は大好物です。

{netabare}  途中のC12H16O+H2S という化学式が気になりました。宝石のようなものが3Dスキャナーに入っている場所をネットワーク経由で特定されたというニュアンスでした。
 そのときこの化学式が表示されて、ディテールの後にアドレスのようなものがありました。つまり怪獣に狙われたのはこの宝石だということでしょうか。

 H2Sは硫化水素です。そしてEDのテロップに公益法人環境科学技術研究所とありました。
 ただ、C12H16Oは同じ式の分子が多すぎてなんのことだかわかりません(毒性がありそうなのが多かったです)。
 
 塔の周囲が花畑になって一面の星空…なのでしょうか。流星が絶え間なくふっているなら地球の近くで天体が破壊して、その残骸が流星になっている?硫化水素は彗星の成分ですから、多分彗星?で、硫化水素が地表を覆った?その影響で地上に出られないというという感じ?(ただ、一般的には彗星の尾の毒性ぐらいでは生命に影響はないそうですが…)
 それを浄化する秘密をUROROPは知っている?
 UROROPは文字になんか秘密がありそうですが、それはいずれ。敵か味方かわかりません。

 作画はいいですね。父娘ものですが、作品の雰囲気から父はいずれ…という感じがしますね。
 設定はディストピアの定番ですので類似例の考察は後にします。

 そうそう怪獣に対してケーブルを狙えと言ってました。つまり、あれは人工物のロボット?

追記 いろいろチェックポイント
 公益財団法人 環境科学技術研究所は六ケ所村にある放射能の環境汚染の研究施設でした。という事は彗星ではなく原発事故?それでも筋は通りそうですね。(ただ、こういう考察はつまらないですね)

 uroropは女性で地図を作った人とのことでしたが…母?(追記 セリフからいってないですね)
 コロニー内の塔はなに?
 写真の中央の塔ですよね。地球でない可能性も…うーん。でもメメンプーが見ていたPCの写真だと滝とか鍾乳洞らしきところとか地球の地形なんですよね。
 ただ、何を掘っているかです。光ってました。エネルギー源…でしょうか。地球ではあまり思いつく物質はないと思いますが…。


再追記
 そういえば、思い出しました。火星のテラフォーミングで原子爆弾を爆発させるというのがありました。
 植物しかない地表と合わせて考えると火星の極の氷に核爆弾を投下して、水と二酸化炭素を広げて植物を使って酸素を作っている?これが一番面白そうな設定だし、写真との整合性もありそうですね。あとは流星ですが巻き上げられた土砂が流星になるものでしょうか。
 たしか鍾乳石が火星にあるかも、という話があったので、これの気がします。
 また、それにしては地表が澄み切っていました。後は次週にしましょう。


再々追記 完全に妄想ですが、次週と言いましたが、ちょっと思いつきました。

 火星の原爆によるテラフォーミング(ちなみにイーロンマスクで話題になりました)だけだと空気の量とか温室効果とか不十分だという説もありますので、だから写真の空は夜空ではなく、空気が薄くてレイリー散乱(アルドノアゼロ参照)がおきず青くないのでしょう。

 地球は環境悪化で住めなくなっていて移住してきた。そして、テラフォーミングまで地中社会を形成するために作ったロボットを投入した。ただ、制御するAIが人類が地表に出るとまた環境破壊を起こすので地面を掘るロボットで、人類が外に出ないよう分断している、あるいは地表に出るための最後のキーを握らせないようにしている。
(ここはグレンラガンや過去のAIものを連想した結果の完全な妄想です)

 写真の塔が装置、そして掘っている物質がエネルギーになっているのでは?
 その秘密が記載してあるのがあの宝石のような地図…に見せかけたなにかのキーで、C12H16O+H2Sという数式が関係している?…いや、考察というより妄想ですね。これくらいにします。{/netabare}

2話 面白すぎます。いくらでも語れそうです。

{netabare} オープニング映像でについてです。ラビリンス内と思われるところで鳥が飛んでいました。また、先週の映像でドームが壊れても気圧差があるような感じはないので、ラビリンスとドームとで環境に違いはあまりないのでしょう。また、ちょっと仮面をつけた敵の組織的な人物もいました。1話目のラジオの放送でテロリストといっていたので、AIではなくて思想集団が敵なのかもしれません。いややっぱり怪獣の正体がわかっていないなら、人類以上のオーバーテクノロジーが相手でないとおかしいですね。

 外にでた映像で、2人が外に出て塔の下にいたのがちょっと気になります。風も吹いていました。そういう映像は本作のどこかには出てくるのでしょう。イメージ映像?

 あとエンディングで出てきた白と青緑のボーダーのヒツジみたいな生物がすごくきになるんですが、なんなんでしょうか。

 本編です。怪獣は人工物でほぼあってる感じですね。ただし、2体目の怪獣についての出現の仕方はどこかに隠してあった感じですね。ケーブルの設定からいって、人類が開拓した場所ではないといけない感じでしょうか。

 ただしです。街やロボット、ゲートを制御している事務所みたいなところの感じと、ドームとか中央の塔のテクノロジーの感じにギャップがありますので、相当時間が経過して怪獣の来歴とか当初の人類の本当の目的を忘れているという設定かと思いました。

 その割に人種の混血が進んでいないということが気になります。これはメタ的にいってポリコレにしただけなのか、中国向けのマーケティング的なサービスなのか、物語上の時間の経過なのか。そのあたりはちょっと読み取れませんでした。ただ、作品として明確に街並みをかき分けていました。
(追記 ここは4話を考えるとアジア系のドームということでしょう。ピンインという音も中国語的でした)

 人種と歴史に関して気になるポイントは言葉です。役所のドキュメントは英文でした。内容は普通に申請者は権利をすべて失うとか埋葬されないとか、親の同意とかそんな文章で秘密はなさそうです。ロボットのインターフェイスも英語ですよね。ただ、採掘現場の文字は日本語なんですよね(「火気厳禁」は簡体字では「禁止点火」なので多分ですが)。そして街の看板は中華街ぽい感じです。欧州風の街並みもありました。どういう歴史があるんでしょうか。

 人種とか言葉とか、ここは考察のワナで裏設定の気がするのでスルーが良さそうですが、どうも本作の細かい映像表現を見ると考えたくなります。

「夏の名残という」セリフがありました。四季があるの?
 首になにか当てて処理してましたね。インプラント社会ということでしょうね。
 ガガンバが昔マーカーだったのは、ロボットの存在から言って自明でしたね。
 ラビリンスにもパイプが通っていますので、ラビリンスは人工物でだから怪獣がケーブルからエネルギーを取れるということでしょう。自然物だとしても少なくとも人の手が入っていそうです。
 最後にでてきたバイクに乗った女性がUROROPなんでしょうか?ルーファスという固有名詞もでていますが…。
{/netabare}


3話 今週は進みませんでした。

{netabare}  あの薔薇のような鉱物はばら輝石、ロードナイトという鉱物でしょうか。マンガン鉱床にあるそうです。火星の地表にマンガンは有るらしいですので火星説が強化されたかなあと。

 地下トンネルについてはスペースX、イーロンマスクが地下トンネル構想というのを発表していましたし、それとは別に火星の地下には大量の水が流れていたという説もありますので、ここもOKです。

 ただ、火星の地表の重力は地球の40%のはずなんですよね。ちょっとそこが気になりますか。
 火星説にこだわってるわけではないんですけどね。

 ストーリーは、親子喧嘩回でした。マーカーは慎重なのか大胆なのかちょっとセリフに矛盾がありましたが、どっちでしょう。
 それにしてもあのボーダーのヒツジが気になります。ロボット?電気ヒツジといえば…アンドロイドの夢ですが…。{/netabare}


4話 まあ、そういう回なんでしょう。早くSFに戻して。

{netabare} ローマのコロッセオの遺跡があっておやっ地球だった?と思いましたが、水路と言えばヴェネチア、ピサの斜塔はフィレンツェの辺りです。やっぱり旧イタリアそのままではないですね。まあ、地下なはずですし。前のコロニーが中華系だとしたら、そんなに近いはずもないですし。

 イタリアは路面電車が発達してますし、ティラミスといい男女ばっかりのバーといい、敵がマフィアですし。まあ、イタリア系の移民が作ったということでしょう。地図の上のほうにアルプスウォールという記述がありましたし。
 前のコロニーでカップ麺ばっかり食ってたのは、中国系だからということでしょうか。それにしても食糧生産はどうなってるのか気になるところです。

 少なくとももし移民だとしたら、各国または民族が分かれて植民したという歴史は感じられました。

 で、やっぱり街の中に、青い塔がありますね。テクノロジーを理解しているのかどうかがポイントになりそうです。

 ザクレットゥはメメンプー親子をマークしてましたし、それで近づいたので裏があるのは明確ですね。飽きれて表に出る振りをしてましたが、サングラスをわざわざ置いていましたから、つながりを残す意図があったのでしょう。 {/netabare}


5話 SF設定は秀逸。エピソードが…。

{netabare} やはりテクノロジー的には先史がありましたね。これは映像で隠そうともしていなかったのでいいでしょう。ただ、現在の科学水準からしてもオーバーテクノロジーですね。

 地球の可能性が捨てきれなくなりましたが、やっぱり印象は火星なんですよね。
 重力問題も解決できるかもしれません。ARIAかAQUAのマンガ版でありましたが、火星の人工重力の話がありました(パイプの中を光速に近い速度で物体を移動させることで相対論的に質量が無限に大きくなるから重力が生まれる…だったと思います)。
 同じ仕組みかわかりませんが、技術水準をかなり未来においていいなら問題なさそうです。

 途中でてきた写真です。たとえばアンデスコロニーといえば、地球の南米を連想しますが塩湖がひっかかります。火星には大量の塩水が過去あった証拠があるらしいです。氷河も砂漠も当然火星にはありますので、やっぱり、地球と火星に共通な自然を見せてミスリードしている気がします。

 とまあ、設定は非常に興味深いのですが、いやそれで修理できんのかよ…という感じはあります。エピソードとしての作りが残念なのがなあ…。{/netabare}

6話まで リバタリアニズム批判?少し政治の話をしましょうか…回ですね。

{netabare} リバタリアニズムの行きつく先は自由でなくポピュリズムと保護主義だった、みたいなギャグ的状況がトランプ政権の正体だとすると、そういったアメリカの状況を揶揄していたのでしょう。SFには政治的な思想をデフォルメする役割もあるので、悪いとはいいません。
 ギャンブルというのも、資本主義の象徴なようなところもあるのでいいとします。労働奉仕も利息の話も、ひょっとしたら資本主義に引っかけていたのかもしれません。

 支配層はリバタリアニズムやリベラルを唱えながらも、裏では保守に走ります。自分が儲けるための市場=世界市場が欲しいので、グローバリズムや自由貿易、自由競争を推進します。一見進歩的に見えますが、自由という言葉を利用して市場を拡大します。一方で自分たちの利権の仕組み=産業構造を変えない=保守的になります。WASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)は壁や保護貿易に反対します。
 そういったアメリカの状況をよく表しているといえばあらわしていました。

 しかし、本作についていえば、解決しているようで全然解決していないですよね。スキャンダルで失脚させるだけなら、別の誰かが同じことをやるだけです。
 
 思想的に民主主義と社会福祉は諸刃です。自由が悪だという考え方もでてきます。民衆が一番望む政治が実現するのは、人格者が独裁者になることです。ですが、これは必ず腐敗します。ヤンウエンリーが語っていますので、興味がある人は銀河英雄伝で。

 語りだすときりがないのでこれくらいにしますが、孤児院の復活=正義で解決ですという程度の底の浅さだったら、しっかりディストピアロストテクノロジーもののSFをやって欲しいです。

 SFについては、ちょっとマンホールのふたに5542671というナンバリングがされていたのがきになりました。これはメメンプーの持っている地図と関係あるのでしょうか? {/netabare}


7話 感情の起伏で話を作らないでほしい。あと、今回はつまらないです。

{netabare} 作画の使いまわしとストーリーも繰り返し…お金と人手を節約しちゃいましたか?SF的な要素もほぼありません。トンネルの地形が目新しかったくらいですけど、ずっと同じですし。

 メメンプーの過去の出来事の暗示でしょうが…しかし面白くないとなあ…あの怪人みたいな奴の目、メメンプーの母、ガガンバ―の怪我は過去なんでしょうか。それくらいですか。今回は。

 なお、ガガンバ―の言い方がきつかったかもしれませんが、今回はメメンプーに非があるでしょう。それと感情の起伏で話を回し過ぎ。もうちょっと理屈で話を作って欲しいかなあ。
{/netabare}

8話 うーん…なんといいますか…要る?その話…見てられなくなりそう…

{netabare}  ザクレットゥの行動というか心理が不自然すぎです。ヒューマンドラマは駄目ですね。前回の余計な酔っ払いの話からたまたま寄ったのが故郷?
 で、ガガンバ―はあれで助かって…でラストに何があったかも明かされないし…。なんなんでしょう。ストーリーとしてはちょっと見てられなくなってきました。
 SF的な興味のみですね。ここのドームはスケール感が小さいなあくらいですが、考察の集中力が無くなってきました。これだけ余計な話が続くと、SFの深さも期待がもてなくなりつつあります。{/netabare}

9話 もう少しの我慢だ、と言い聞かせて見ています。

{netabare} 気候が亜熱帯になるくらいの距離を移動していたということなんですかね。あとスコールがあるというのは、トンネル内の環境下における現象なのか外とも関係あるのか…天井から降り注ぐ光が自然光なのか太陽光なのか。

 で、ドーム内のあの塔についての何かがありました。次の子供…とは?エネルギー源で何かあるのでしょうか。今回もあまり面白くはないですが、次回は話の展開がありそうでした。

 まあ、もう少しの我慢です。最後数話だと思います。是非SF的な展開をお願いします。{/netabare}

10話 いや説明じゃなくて物語でみせてよ…

{netabare} あれだけダラダラストーリ-停滞させて、世界観を一気に映画で説明するって…どうなっているんでしょう。テーマ性はストーリーで読み取るからアニメで見る意味があると思うのですが…
 環境問題またはシステム維持に関する哲学なのか思想なのかの議論がありました。これが語りたい事ならテーマとしては大いに結構なのです。だったら物語の出来事を通じて環境やシステムの設定や問題を見せるなど、物語の本筋そのものにしてほしいですね。6話から9話。何をやっていたんでしょう?

 そして父性あるいは父親の振舞い、親子愛の話もありますが、ガガンバ―が感情的すぎてちょっと辛いです。

 さて、そうは言っても展開し始めました。プリンセスという名の権威があって、エネルギー源の供給に関して暗躍している組織があった。そして、バランスの上に成り立ってる現人類社会の環境を組織を保守的に維持しようとしている。破綻が目の前に来ているのでしょう。人類の希望が最終回に明かされるのでしょう。それは結構楽しみです。

 虹の子って?遺伝子操作でもでてきますかね?そして、やっと怪獣が登場…と思ったら…それだけ?
 あと、羊っておもったよりもSF的な話に絡まない?

 で次回予告。スピードグラファーみたいの来ましたね。ここにきていきなりでてきたプリンセスです。伏線がないとんでも設定でケリをつけるのだけはご勘弁を。
{/netabare}

11話 映画が好きなんですね。SFか冒険譚か…なんなのでしょう?

{netabare}「ローマの休日」のノブレスオブリージュに「死ぬまでにしたい10のこと」を組み合わせた感じですね。歌ってるシーンは「フィフスエレメント」?まあ、映画好きな人が脚本を書いたのでしょう。
 当然なんらかの感動をねらったのでしょうが、いや11話でこれかよという感じです。話進んだの最後の1分だけだし。

 テーマとしては義務からの解放と責任なんでしょうけど、違和感があるのはローマの休日は王女という身分に縛られていましたが、こちらは「歌姫」というクリエータ、表現者という才能に縛られているわけです。ここが、イヤイヤやっている表現者って?と思いました。

 超1流の歌姫なのに努力抜きでここまで来たということ?やっぱり歌が好きじゃないと無理だと思います。たった1日だけ息抜きに抜け出したい、歌は大好きだけど、大好きな自分を忘れてしまっていてそれを再発見する1日なら意味がわかります。

 上流階級で抑圧されていたという理由と絵のエピソードを入れてしまったので、ここが曖昧になってしまいました。筋が通っているようでテーマ性と人間の心理を無視していると思います。歌は大好きという部分をもっと入れるべきでした。

 それにしても…ひょっとして冒険譚だった?〇〇の国…って魔女の旅々みたいですけど。だとしたら中途半端過ぎますね。あと1、2話ですかね。最後まで付き合いますけど…最後にうれしいセンスオブワンダーを見せてもらいたいなあ。{/netabare}


12話 設定にはSF魂を感じたんですけど…なぜこうなった?

{netabare} 1話2話は良作の予感がしたんですけどね。続きって言われてもなあ…

{netabare}  親子のバディもの、メメンプーの出自やガガンバの過去に何かがあるという設定ですが、やり散らかしても厳しいですよね。親子の絆というテーマなんでしょうが、気合いだけなんですよね。無条件の愛情なんですけど脳筋すぎてストーリーが上滑りというか…

 因縁も内面も浅いので、少なくともヒューマンドラマには見えないですね。

 現在の地球の各国の価値観をデフォルメしたロードムービーという見方もちょっとできますが、コロニーの内情を描いたのは数話です。ディストピアというには絶望感も退廃感もないです。

 母を訪ねて?にして母がクローズアップされません。映像でそれらしき人はいましたが。

 虹の子って、遺伝子改変で新しい世界に対応できる新人類?ドームから外に出られるような体質になって地底ではなく地表で生きられる…ということなんでしょうか。そのためにコロニーの人たちが犠牲になる、みたいな。死人の役割はそれを阻止すること?

 とにかく、12話で余計な話が半分以上ありました。実はあまりに納得いかないのでさっきエブリスタで原作を読んだんですけど、アニメ版になって設定をかなり加えているようですね。そして、エピソードはある程度なぞっていますが、肝心の本筋がズレています。だったら、アニメの制作陣は責任とって欲しいです。本当にENDではないということで、いいんですよね?{/netabare}

 考察をしようと思って気合いをいれてスタートしただけに残念としか言いようがありません。ただ、1話2話の作り込み、設定を見る限りSF魂は感じたんですけどね。なぜ、こうなったんでしょうか。よくわかりませんでした。 {/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

歴史的迷走

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
むしろ、1話、2話くらいまで観て、ワクワクした状態で、残りは観ずに終わらすのが正しいアニメかもしれません(苦笑)

1話を観たときは、(ロボ好きとしては)「これは今期の覇権の可能性もあるな」と思ったのに、結果、☆2ですからね。1クールで、ここまで評価を下げた作品も珍しいです。

マジで、クオリティは高いのに、、、なぜこうなった? ですよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の場合、1~2話目のクオリティが非常に高く、視聴者が良質の冒険活劇を期待してしまってたことが、逆に自らの首を絞めたのかもね。

メイドインアビスや少女終末旅行記のような作品を期待してたら、まさかの『RobiHachi (ロビハチ)』だったとはな(苦笑)

1話で衝撃的なキャラクターの死を描いておきながら、それを忘れたように途中からふざけまくるのは、吐き気を催すような不快感を覚えます。

そういう点では、私の評価的には☆2(低評価)ではなく☆1(不快)なんですが、作画スタッフ頑張ってたからね、それでオマケで☆2です。

本作、原作付きだからしょうがないけど、ウケると思ってやったことが全て裏目に出ているような感じがしますね。

色んなコロニーを巡るのは悪くないけど、「そこに至る道中」をちゃんと見せないから、「冒険」じゃなく、「観光」に見えてしまうのが、非常にもったいない。

また、1つのコロニーごとに異なるテーマ性を描いていたが、あれもマイナス。「夢の実現」や「親子愛」という、1つのテーマを追い続けた方がずっと良かった。毎回ころころテーマを変えるから、1つ1つが軽くなるだけでなく、「寄り道」感が強くなり、本筋となるメメンプーの冒険が軽くなる。

さらに、「仲間」も不要。メメンプーとガガンパの関係性に雑音が入り、2人の絆を薄める。たまに旅の途中で会い、敵対したり協力したりするくらいで充分。

本作は2人の力を合わせながら、未知の地下世界をシンプルに旅していくだけで、充分に名作になるだけのポテンシャルはあったのにな。残念で仕方ない。

2期はまあ、前提の作品でしょうから、あるなら観ますよ、大化けを期待して。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆5
新たな世界への旅立ち。親子の話。クオリティは非常に高い。

2話目 ☆4
機械だよな。熱いな~。

3話目 ☆3
ハートと頭脳。ガガンバの活用形(笑)

4話目 ☆3
イタリアをギュッとしたコロニー。

5話目 ☆3
ロストテクノロジーと地下都市。なんか、ありきたりな展開に。

6話目 ☆2
カジノで身を滅ぼす。ユーリ。義賊系。いや、義賊ぶっているガキどもってところか。う~ん、冒険のワクワク感がないな。

7話目 ☆2
毒キノコのバカ話。芸術性を狙ったのだろうけど、滑ってるな~。

8話目 ☆2
感動させたいんだろうけど、色々無理あるな~。

9話目 ☆2


10話目 ☆2


11話目 ☆2


12話目 ☆3
途中から感想書く気もなくなってたな。作画がまだ頑張れているのが、逆に虚しい。色々、謎解き。この最終回は悪くないけど、ここに繋げたいんなら、ちゃんと冒険し、ちゃんと絆を深めてこないとな。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 27

61.9 4 閉鎖空間アニメランキング4位
天空侵犯(Webアニメ)

2021年2月1日
★★★★☆ 3.1 (52)
201人が棚に入れました
女子高生・本城遊理がふと気づくと、そこは見知らぬビルの屋上。彼女が迷い込んだその世界は、無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな“異常空間"だった。何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の“仮面"。地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、生き抜くことを決意するが果たして――?

声優・キャラクター
白石晴香、青木志貴、関根明良、榎木淳弥、梅原裕一郎
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

そこそこ。。見えるし、それなりに観れる、JKサスペンスアクション 

 
NETFLIXオリジナルアニメ。

■あらすじとか展開とか
 女子高生が目覚めたビルの屋上は殺人鬼が徘徊する閉鎖空間。生き残りをかけたサスペンスアクションが幕を開ける・・
 「殺戮の天使」とか『ダーウィンズゲーム』を思い出しますね。
 ~{netabare}
 仮面の狙いは、最初は人間を自殺に追い込むことだったのに、いつからか殺人するのが普通になってるじゃん。。
 仮面を被ると能力覚醒て・・JOJOかいなw
 てか、天空侵犯はまだ先なのね。。
 {/netabare}~
 シリアスとコミカルが半々といったところでしょうか。
 自分はキライじゃないです。

■作画
 キャラデザはキライじゃないけど作画的に残念なところも。
 アクションは悪くはないかと。
 多少グロとパンチラあり。
 唐突なお色気シーン・・まあ事情はお察ししますが、さほど色気を感じず・・というかむしろイタイ場合も。好みの問題かも知れないけど、もっと色気というものを勉強した方がいいような。。安易なエロは作品自体を安っぽくさせるかと。

■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
~{netabare}
本城 遊理(ほんじょう ゆり)
 本作の主人公。
 体質なのか、太ももの太さが変わるw
 cv白石晴香
 ゴールデンカムイのアシㇼパ、
 A.I.C.O.のアイコでしたか。
二瀬 真由子(にせ まゆこ)
 小柄な16歳の女子高校生。
 cv青木志貴
 デレマスの二宮飛鳥。
新崎 九遠(しんざき くおん)
 育ちの良い穏やかな女子高校生。
 cv関根明良
 ゆるキャン△2期の一宮遥香。
アイン
 小柄な女性仮面。日本刀が武器。
 cv安済知佳
沖原 真司(おきはら しんじ)
 ヘルメットを被った気弱な少年。
 cv緒方恵美
 声と名前と性格が某イカリ君のまんまww
日下部 弥生(くさかべ やよい)
 女性警官仮面。
 cv日笠陽子(納得)
卯月(うづき)
 田辺や青原と一緒に行動している少年。
 cv瀬戸麻沙美!!
 ちはや・・
ホワイトフェーザー
 女性スナイパー仮面。
 cv瀬戸麻沙美!!!
{/netabare}~
 声優さんの力量かキャラ自体はそれなりに個性や魅力を感じました。

■総括
 キャラが刺されば面白いかも。
 アラも見えるけど、ツッコミを愉しむ余裕があれば興味が持続できるし、自分はそこそこ楽しめました ^^;
 特に7話からの展開が好きかな。


 原作:DeNA系のWebマンガ
 制作:ゼロジー
  奴隷区、One Roomセカンドシーズンなど
 配信:2021年2月
 視聴:2021年3月

作画向上の願いも込めて2期に期待。
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「考えるな、絶望しろ。」「世界(ルール)なんて、クソ食らえ、ぶっ壊す」

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナルアニメシリーズの1作品なんだそうです。

改めて振り返ってみると、NETFLIXのオリジナルアニメシリーズの作品って結構あるんですよね。
「A.I.C.O. Incarnation」「虫籠のカガステル」「ケンガンアシュラ」「HERO MASK」など…
そういえば、最近地上波でも放送された「7SEEDS」もこのシリーズの1作でした。

オリジナルのアニメを視聴できるのがNETFLIXのメリットであると言えますが、マイナーな作品が多いだけに、あにこれの棚に登録されていない作品があるのが悲しいところです^^;


「私は絶対に生き延びなきゃならないんだから…!」

女子高生・本庄遊理がふと気づくと。そこは見知らぬビルの屋上。
彼女が迷い込んだその世界は、
無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな"異常空間"だった。

何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の"仮面"
地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには
仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。

遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、
そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、
生き抜くことを決意するが果たして――?

『亜人』の三浦追儺(ついな)と、『ボックス!』の大羽隆廣がタッグを組んだ、
狂気のグロ死(デス)ゲーム漫画「天空侵犯」がついにアニメ化!

地上に降りることが出来ない高層ビルを舞台に、
圧倒的高所と圧倒的絶望感で描かれる予測不能の凶騒サバイバル!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

NETFLIXの作品にしては過激だなぁ、が第1印象でした。
人同士が殺し合うシーンや自殺するシーンなど、血しぶきやスリリングな展開が多かったので…
NETFLIXの作品詳細を見てハッキリしました。
この作品は、大人向けで「18歳未満の未成年者の視聴は推奨しません。」というジャンルに位置付けられていました。
個人的にはそこまで大人向け、という感じはしませんでしたけれど…

地上への降り口がナニモノかによって全て閉塞された世界…
突然そんな場所に飛ばされて、次の瞬間には変なお面を被った人に襲われて死にかけて…
普通の人なら、まずここで終わりでしょうね。
まぁ、ここで終わらないからフィクションなんですけどね^^;

物語の視点は悪くなかったと思います。
閉塞した場所でいつ襲われるかも分からない、という状況もスリリングさを助長していました。
ただし、この作品は作画が少々残念だったのが唯一の心残りです。

パーツの一つ一つが決して悪い訳じゃありません。
人に関しては、衣服の着脱の違いによる肉感の差だったり、背景の遠近感など、時折違和感を感じるレベルだったと思います。
あまり気にしないようにしていましたが、局所的に気になる点は何点かありました。

NETFLIXの作品は、時間をかけて制作するからクオリティは盤石だと思っていましたが、中には毛色の違う作品もあるんですね。

一方、声優さんは良い仕事をしていたと思います。
3人のヒロインを演じているのは、白石晴香さん、青木志貴さん、関根明良さんたち…
青木志貴さんがヒロインを演じる作品を視聴するのは今回が初めてだと思いますが、キチンとヒロインを演じられていたのではないでしょうか。

そして、これも最近のNETFLIXあるあるですが、1クールじゃ終わらないという点です。
途中から終わらない予感はありましたが、最終話で新たな展開の兆しがみえたところで終わり…
この気になる終わり方…勿論続編制作前提なんですよね!?
NETFLIXだから、きっと続編が制作されると信じています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

個人的な見解ですが私が一番嫌いな終わり方

原作は読んでません。

あらすじはアニコレで見てねー^^

設定は「今際の際のアリス」に似てる感じ
こちらはビルからビルへは移動出来るけど地上には降りられないとの
仮面の奴らとの純粋な殺し合いってことぐらいかしらねー

 ドラマ的にはテンポよく進んで、見やすいんだけど、最後までも見ても
なーんにも解決していない、すっきりしないアニメ
 Netflixはよくあるパターンなんだけど、(7SEEDとか)途中で終わらせるってのはどうなのかねー
 たぶん、次回作がある程で作っているので次回作があるんだろうけど、今現在の時点では、私、個人的な意見ではストレスの貯まるアニメですね。
 最初から続編があるよーって言ってくれれば、まだ、わかりやすいけどねー

 全てのアニメに携わる人に感謝を!!

 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4
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