Mi-24 さんの感想・評価
3.5
「バケモン、ゲットだぜ!」
戦闘する“心霊”に合わせて、手持ちから相性のいい“心霊”を取り出し戦闘を有利に進める。
ポケモンバトルやカードゲームのバトルみたい。
この作品の心霊は「怖い・恐ろしい」というより、心霊バトルで楽しく遊んでいる感じだ。
心霊術師の「寶月夜宵」
この子が特徴的で面白いので、楽しく見れた。
Mi-24 さんの感想・評価
3.5
戦闘する“心霊”に合わせて、手持ちから相性のいい“心霊”を取り出し戦闘を有利に進める。
ポケモンバトルやカードゲームのバトルみたい。
この作品の心霊は「怖い・恐ろしい」というより、心霊バトルで楽しく遊んでいる感じだ。
心霊術師の「寶月夜宵」
この子が特徴的で面白いので、楽しく見れた。
pikotan さんの感想・評価
3.6
怖くないというコメントが多いですが、ホラー・オカルト系が苦手な私には十分に怖かったです。
1クール目はそれほどでもありませんでしたが、2クール目に入ってからは怖さレベルが1段階上がったように感じました。
でも、見える子ちゃんは怖すぎて1話切りだったので、それに比べれば怖くないのかもしれない。
毎週「怖いなあ、観たくないなあ」と思いながら、続きが気になって結局完走してしまった。
たくすけ さんの感想・評価
3.7
自分はビビりなので結構怖かったです。
あまりに怖すぎたら切ってたけど、最後まで見れたので自分にとってはいい感じの怖さだったと思う。
内容書くと長くなるので省略させて頂きます。
ビビりから見ればメインキャラ3人ともヤバい。
理由があるので仕方ないが怖い所に自ら飛び込んでいくスタイルは正気じゃない。
自分だったら早々にギブアップするか精神崩壊してるw
作画はとても良いってほどじゃないかもしれないが十分見れたし怖さを感じれたから問題無い。
OPとEDが合ってて良かった。
OP歌ってるluzはずっとV系バンドだと思ってました(笑)
歌い手だったんですね。
歌い手は優男が高音ボイスで歌ってるイメージが強くて自分には合わないなと決めつけてて、食わず嫌いの気があるけど歌い手ぽさを感じなかったので好感持てました。
2クール目に入っても変更しなかったのは良い判断だと思います。
声優は島崎信長と花澤香菜に関しては語るまでもない。
夜宵役の篠原侑の演技はあまり刺さらないけど若手が少ないので頑張って欲しいですね。
悪霊の声優が豪華で普段味わえない感じの演技を楽しめたのは良かった。
ホラーアニメはあまり無いので新鮮だった。
2021年に「見える子ちゃん」が放送されてたけど怖くなくてあまりホラーアニメって感じしなかった。
向こうは受け身・巻き込まれという感じだから見え方が違うのだけど。
怖い=面白いという事であれば十分怖いと思ったので面白いアニメだったと思います。
ホラーアニメあまり見た事ないので甘めの評価になったかな。
続きが放送されるなら見ます。
【余談】
2024年最初の投稿でした。
あにこれ登録して3年経ってました。
相変わらず良い文章書けないし間違ってる部分があったりしますが、いつもでもたまにでも読んで頂きありがとうございます。
「こんな風に思ったんだな」「こういう意見もあるんだな」とでも思ってもらえれば幸いです。
ようやく2023年の夏アニメの投稿が終わるかってところなので、秋アニメは早めに書き終えたいです。
秋アニメの感想と並行して夏アニメの残りも書いていく予定です。
あと2作品くらいだと思うけど。
好きでやってることだから苦じゃないけど時間があまり取れないんですよね。
そんなこんなで今年もよろしくお願いします。
イムラ さんの感想・評価
4.3
<2021/12/22 初投稿>
先程最終話まで見終えました。
原作は未読です。
本作、面白いですね。
変化が凄い。
最初の頃はホラーのフリしたシュールコントかと思ってましたが。
どんどん景色が変わっていく。
最終2話の展開は素晴らしいものがありました。
よく「これは過小評価されてる」と言われる作品があります。
最近なら無職転生を岡田斗司夫さんがYouTubeで「過小評価」言ってましたが。
無職転生はちゃんと高く評価されてますでしょ。
少なくともあにこれでは、私がキャッチしてる方々のレビューでは辛口レビュアーさん含めほぼほぼ絶賛の嵐。
そもそも「過小評価されてる」というフレーズ、あんま好きじゃないんです。
というのも「人気作のファンがさらに欲張りに世間の評価を求めてる」気がして、ちょっとウンザリしてしまうんです。
一方で本作。
そもそも目立ってないし。
キワモノ扱いすらされてる。
あにこれでも微妙な評価が目立つ。
でも本格派ですよ。
変化球投手のフリした本格派。
そう思うんです。
こういうのが「過小評価」というんじゃないかと思い始めたり。
そんな本作、騙されたと思って最終話まで見ることをおすすめします。
もちろん、無理にとは言いませぬ。。
でこぽん さんの感想・評価
3.8
普通の人には見えない異形のものが見えるようになった女の子の物語です。
主人公の四谷 みこ(よつや みこ)の度胸と友達を災いに巻き込まないように勇気を振り絞って行動する姿が好感を持てます。
四谷 みこは、女子高生。
ある日、突然に異形のもの(お化けの類い)が見えるようになります。
異形のものと目と目を合わせると大変なことになる。
それが何となくわかっている彼女は、ことごとく異形のものを無視します。
その無視の仕方が我慢強く、懸命さを感じます。「頑張れ、私」と、みこが心の中で叫ぶとき、思わず応援したくなります。
きっと彼女は、泣き出したいほど怖いのでしょう。腰を抜かすほど驚いているに違いありません。
だってその異形のものは、巨大でとてもグロテスク。「食べられてしまうかも」と、恐怖を感じます。
しかも、いたるところに異形のものがおり、思わぬタイミングで出現します。
仮に私がみこと同じような立場だとしたら、おそらく人生が嫌になるでしょう。
どこに行っても何を見ても落ち着かないはずです。どんな料理を食べてもおいしく感じられないでしょう。
でも、みこは懸命に頑張って日常生活を送っています。
そして、友達が異形のものに取り憑かれないようにと、恐怖に耐えながら異形のものから友達を遠ざけています。
それは、とても勇気がいることです。
みこは力こそありませんが、とても勇敢な少女です。
えたんだーる さんの感想・評価
4.1
原作漫画は未読です。第5話まで観た時点で、このレビューを書いています。
あにこれのあらすじにある通り「見えるべからざる物が見える女の子」である女子高生、四谷みこが主人公のお話です。
みこの立ち位置は、『夏目友人帳』の夏目にある意味で近いと言えます。霊的な物が見えてしまったとして、相手がそれに気づくといろいろとちょっかいをかけられます。場合によっては、みこの身に危険が迫ることも…。
また、そういった物が見えていると他の人に話したところでおかしな人扱いされるのは確実なので、他人に「見える」能力については一切話をしません。
この「見える」みことそれ以外の人との認識の差異のようなところを、うまく笑いに繋げることを試みているのが本作ということになるかと思います。
また「見える者」同士も変人扱いを恐れてお互いに「見える」ことを口に出さなかったりするところも笑いにつなげていきます。
もちろん「見える」ことは恐怖にのみ繋がるわけではなくて、夏目のように人助け(霊助け?)も可能であったりはするわけです。なかなかに興味深いところですね。
みこを始めとして登場人物に女子高生が多いことでいわゆる「エロ要素」的な物もあるにはあるんですが、本作においてそれは鑑賞に誘導するための餌であったり、作中での視聴者の視線を巧みに誘導するための物であったりする気がします。そう、ちゃんと本作の「エロ要素」にはある程度必然性はあったりするわけです。
「見えるか見えないか」のギャップ、そして「見えてもガン無視」というだけでどこまで話を引っ張れるのかと思っていましたが、第5話にして『夏目友人帳』でいうところの田沼ポジション、すなわち「見える能力に差がある」という存在が加わったことで、本作は個人的にはかなり楽しめるアニメになりつつあります。
まだ読むには至っていませんが、原作も面白そうな気がします。
2022.4.7追記:
最終話まで楽しめました。
アニメの放送時期にはComic Walkerでかなりの部分まで無料で読めましたし、現在も新しい話数はComic Walkerで読めていて原作も楽しんでいます。
やっぱりキャラとしてはみこと霊的な物の見え方が異なるユリアやただの占い師として振る舞うゴッドマザーがこの作品の良いフックになっていて、個人的にはかなり好きな作品になりました。
てけ さんの感想・評価
3.9
原作未読。
「花咲くいろは」と同じ、岸田メルがキャラ原案、P.A.WORKSが制作ということで話題を呼んだ作品。
期待通り、絵は非常に綺麗でした。
不思議な力を持った、主人公の内気な少女、鈴原泉水子(すずはらいずみこ)の成長物語。
陰陽道、修験道、忍法といった、日本古来の術式と、現代技術を組み合わせた和風ファンタジーです。
正直に申し上げますと、唐突過ぎます……。
世界観は広そうですし、伏線らしきものも大量に巻いていますが、まるで回収する気配がない。
投げっぱなしで、どんどん先へ進んでいきます。
{netabare}
あれだけ隠れていたゆかりこさんは突然現れるし、真澄はいきなり泉水子のことが好きになるし。
姫神も結局のところ、どれだけの力を持っていたのか分からないし……「やばいやばい」とだけ連呼されてもいまいちピンときません。
かろうじて、何度も人類滅亡という歴史を経験し、その未来を変えたいという願いを持っていることが分かったくらいです。
{/netabare}
また、設定がややこしいこともあって、内容を追うのが精一杯。
さらに、短い話数に内容を詰め込んだせいか、かなりの廃ペース。
(こころなしか会話も高速だったような……)
おかげで、キャラクターに感情移入している暇がありません。
主人公の泉水子は、自分の力や、周囲のことを何も分かっていません。
そこから脱却すべく成長していくのですが、ごめんなさい、私は成長できませんでした。
そしてそのまま迎える最終回。
「え? これで終わり???」
というのが率直な感想。
最後の最後まで唐突です。
しかし、よく考えれば各話にヒントがあったんですよね。
そして、テーマでもある。
{netabare}
「はじめての○○」というタイトル。
つまり、この物語は「始まりに至る過程」を描いたもの。
世界観が明かされたり、伏線をきっちり回収するのはコンセプトに反しています。
だから、何も明かされないのは、正しい終わり方なんです。
{/netabare}
でもね、さすがにあのラストはもやもやしますよ。
キャラクターに共感する暇もなかったですし、ただ単に綺麗な映像作品を見ていた気分です。
こういうアニメだと分かっていたなら、最初から泉水子の感情だけに集中して視聴したのに……。
必死に世界観を理解しようとしていたのが徒となってしまいました。
言ってしまえば、ファンタジー部分はおまけみたいなもんですね。
これから視聴予定の方は、主人公の成長物語と考えて、行動や感情に焦点を当てたほうがいいと思います。
ピピン林檎 さんの感想・評価
3.9
ラブコメ作品につきものの巫女さん少女ですが、多くはサブ・キャラで、本作のようにメイン・ヒロインを務める作品は珍しいと思います。
P.A.WORKS制作で、シナリオ構成が横手美智子さん、ということで割と期待して見始めた本作ですが、全体を見終わって、ストーリー自体は・・・かなり微妙でした。
ただ、{netabare}怪奇シーンが色々出て来ても、シリアスになり過ぎず程々のところで切り上げる脚本{/netabare}は、迫力不足とも言えますが、軽く流し見するにはちょうど良い塩梅だった気もします。
最初は{netabare}パッとしなかった超内気なヒロインと、彼女にイラついてばかりのイケメン君の二人が、終盤は互いにちょっとばかり成長して、仲も進展した{/netabare}のは、結構微笑ましくて良かったかも。
◆まとめ
P.A.WORKSのつくり出す、どこかしら透明で不思議な雰囲気が好きな方ならば、そこそこ楽しめる作品ではないでしょうか。
=========== RDG レッドデータガール (2013年4-6月) ============
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
{netabare}第1話 はじめての転校生 ☆ 外津川中学3年の春、幼馴染の転校生
第2話 はじめての手のひら ★ 東京への修学旅行、姫神の憑依
第3話 はじめてのお使い ★ 山の神霊、泉水子の舞い、鳳城学園へ
第4話 はじめてのルームメイト ★ 鳳城学園入学、式神使い
第5話 はじめてのお化粧 ★ 神霊と式神の差、姫神再び憑依、滅びの警告
第6話 はじめてのお泊まり × 夏の戸隠旅行(戸隠神社、宗田家)、真響の苛立ち
第7話 はじめての迷子 ☆ 続き、第6-7話はストーリーが明らかに説明不足
第8話 はじめてのお願い ★ 泉水子の舞い、九頭竜大神、紫子(ゆかりこ)登場
第9話 はじめてのお披露目 × 八王子城、姫神の自分語り
第10話 はじめての学園祭 × 泉水子の心霊体験、高柳の仕掛け
第11話 はじめての拒絶 ★★ 泉水子覚醒
第12話 世界遺産の少女 ★{/netabare}
オープニングテーマ「スモルワールドロップ」Annabel
エンディングテーマ「予感」伊藤真澄
ninin さんの感想・評価
3.5
原作未読。全12話
赤い眼鏡掛けおさげをした可愛い主人公 鈴原 泉水子は特別で不思議な力を持っている女の子、無愛想な相楽 深行と出会い、そして色々な出来事が起こる学園ファンタジー作品
P.A.WORKS制作&岸田メルさんキャラ原案ということで思い出すのは「花咲くいろは」ですね。
作画や雰囲気はは文句なく素敵です。
始まりの章って感じでしたね。色々と分からない事が多い作品です。
OP/EDともにふんわりした不思議な感覚の曲でした。
角川文庫創刊65周年記念作品というのであれば、せめて2クール放送してほしかったですね。
「続きは角川文庫で!」ということのないように続編をお願いします^^
どらむろ さんの感想・評価
3.7
芳文社の4コマ漫画原作の日常系+幽霊ファンタジー。
清楚なお嬢様系の霊感少女と、彼女の霊感知りつつも楽しく傍にいてくれる友達、そして愉快な幽霊たちが、和気あいあいと過ごしていく。
全般にほのぼのした呑気な雰囲気と、少しハートフルなエピソードが持ち味。
(賑やかしの男子一人居るが)基本的に芳文社のガールミーツガール系。
地味な作風ではあるが、とても優しい作品です。
キャラ萌えやコメディー面での地味さ、ノリの古さ故か、イマイチ不人気な不遇作。
エンタメ的に見ると仕方がない面もありますが、決してク○アニメではない!
2015年春アニメの中でも地味に好きでした。(地味だけど…)
{netabare}『物語』
まず見所は、霊感持ちの天然不思議系お嬢様な天海響(あまみ・ひびき)と、幽霊ニガテなツンデレ井上成美(井上さん)との、ガールミーツガール。
井上さんが怖がりながらも響と仲良くなっていく過程に、若干の百合萌えあり。
2話にしてハートフル路線の、ちょっとイイ話が来るので、ここで幽霊否定派の井上さんの心境の変化も見所。
怖がりつつも響ラブな井上さんの百合萌えオイシイです♪
…仲良し女子グループに一人だけ男子居ますが、ラブコメ要素は皆無。
完全に賑やかし要員であり、山田騒ぐ→女子に制裁される流れが一種のお約束になっている感じ。
他の級友たちも気の良い仲間たちで、ごく自然に響の霊感体質にまつわるトラブルや、幽霊たちと交流していく。
この自然さが本作の持ち味で、人間と幽霊(死者)の境界が曖昧な世界観で、少し優しくハートフルな雰囲気が良いです。
コメディー面では、幽霊が日常的に学園生活にまざる事でのシュールな状況が面白い。
ギャグも文字通りの意味で「命」を張った幽霊ギャグは笑えましたw
中盤以降、かなりハートフル路線に。
コギャル霊と、彼女の母親…との絆を響が繋いでいく話は、親子の愛情を感じさせて良かった。
8話がベタだがかなり泣かせてくれる。
※「あの花」彷彿とさせる感動エピソードでした。1話完結の感動話としては完璧です。
8話ではアホの山田見直しました。
…2話の井上さんとおばあちゃんなど、全編を通して
「生者と死者を問わず、大切な人(家族)との絆」
を優しいタッチで描いた良エピソード多し。
本作はファンタジーであり、現実ではあり得ないけれど、(あったらいいな)と思えるステキなお話です。
感動一辺倒ではなく、基本は呑気なコメディーなのも良い。
代返侍とかコギャル霊とかが喧しく日常に絡んで来たら…ちっとも寂しくは無いですね。
終盤の展開は唐突感ありますが、響がいかに愛されているのか、親と子の絆を見せてくれました。
これまでの個別エピソード(井上さんと亡き祖母の思い出の卵焼き、幸せになった先生、コギャル霊など)が、しっかりと結実していく全体構成も上手いです。
ラスト手前で最終回でもおかしくない感動系、更に+1話で楽しい日常続きます的な締めも文句無し。
素直に温かい気持ちになれる、ステキな霊感ファンタジーでした。
個人的に大好きな作品だったのですが、ここからいくつか難点も。
コメディーはややノリが古い面があり、序盤はまだ友人たちのキャラ分からない事もあり、悪い意味でグダグダ感が否めない。
ここら辺は4コマ原作アニメとしての構成が若干上手くなかったのかな?
ギャグは「命」以外では特に笑える部分が乏しい。
井上さんの幽霊怖がりと山田が制裁される二大ネタを、お約束のノリとして楽しめるか否か…?
山田が邪魔?
ガールミーツガール系の中で、彼がウザかった。
(8話で彼の存在意義見直しましたが)
…個人的には、これらも致命的では無かったのですが、前半地味過ぎて切られる恐れはあると思った。
逆に後半は素晴らしい。幽霊含めキャラ増えてくる中盤以降、尻上がりに面白くなります。
ラスト手前の説明不足も全然気にならないです。
『作画』
響ちゃんのキャラデザがかなり好み。清楚系お嬢様かわいい。
井上さんのツンデレな表情など、キャラデザ面では非常に好きです。
気になるのは、目を髪で隠しつつも透けて見せる表現。
正直若干の違和感あり(古いタイプの表現か?)
構図の取り方や場面転換の演出面でも難あり、特に前半コメディー面でのテンポに影響した模様。
…とはいえ、個人的には、特に致命的とは思わんです。
響ちゃん可愛いじゃん。井上さんかわいいじゃん。花子さんかわいいじゃん。
『声優』
木戸ちゃんこと木戸衣吹さんが清楚系天然お嬢様を好演。
良いじゃないですか!木戸ちゃんのお嬢様系アリですな♪
伊藤美来さんのベタで些か不器用なツンデレも中々。
演技の上手さはともかく…ベタだけど可愛いから良いじゃないですか!
※私の中では伊藤美来さんすっかり「ろこどるのなにゃこちゃんの人」で定着してしまってますw
ろこどるではゆかりさんに百合萌えされ、本作では響ちゃんに百合ツンデレ…
皆口裕子さんと井上喜久子さんの、娘を想う母親役も非常に良かったです。
エロ猫のくじらさん、見事にくじらさんでしたw
代返侍の川原慶久さんの好演も光った。
『音楽』
OP「カラフルストーリー」は明るく楽しげ、ED「ケサランパサラン」含めて本作雰囲気に合ってます。
後半の感動系の余韻を、良い意味で壊してくれる。
『キャラ』
響ちゃん、清楚で天然なお嬢様で可愛い。奥ゆかしく、慈愛に溢れ、友達にも霊にも好かれる、良い子です。
萌え的にはありがちなキャラに見えるが、その掛け値無しの優しさは天使!
井上さんはベタで古典的すぎるツンデレであったが、対象が百合というのが芳文社4コマらしい。
井上さんはガチ。
霊感持ちに百合萌えなのに幽霊には滅法弱いギャップも萌える。
やはり非常に思いやりのある優しい子なのも好印象。
幽霊たちが個性派揃いで、またゲストも印象的でキャラ層は厚い。
代返侍とコギャル霊はユニークかつ良いキャラでした。
花子さんメリーさんかわいい。
地縛霊が(姿は見えないか)イケメンだったり。
アホの山田は存在が邪魔だったのではないか?
とも思えたが、8話で値千金の心憎い気配りを見せた事で、評価急上昇しました。
本作のコメディーにおいて欠かせない存在ですし。
他友人たちは前半キャラが薄めなのが難。
メシアさんやスマホ心霊写真の子はそこそこキャラ立ってましたが…
最後まで視聴するとどのキャラにも愛着湧きますが、4コマの萌えアニメとしては、華のあるスター性のある萌えキャラが不在かもしれない。
…個人的には、響ちゃん×井上さんで十分満足ですけれど。
『追記』非常に好みの作品です。
個人的に、数値以上に贔屓したくなる好きなアニメです。
微妙な部分も含めて、本作の空気感が愛おしい。
あにこれでも他でも評価伸びない理由が何となく分かってしまうのは、我ながらアニメに慣れ過ぎてしまっている…
初心に返って、こういうアニメを絶賛してみたいなぁ…。
『追記2』ハロー!!きんいろモザイクが手強すぎた…
他レビュアーさんも何人かご指摘されてますが、同時期に同輩の芳文社のエース「きんモザ2期」とカチ合ってしまった。
個人的にはレーカンにも良さがあると思いますけど…
きんモザとレーカン両方好きなんじゃ^~!{/netabare}
ローズ さんの感想・評価
4.0
おとなしい性格の天海響(あまみ ひびき)は普通の女子高生ではあるが鋭い霊感の持ち主でもあった。
天海を中心としたハートフル霊感ストーリー。
幽霊が登場するという事で怖いイメージが付きそうですが、少し違います。
天海の同級生も多数登場して明るい雰囲気。
幽霊といっても愛嬌のある霊ばかりなので、自分の中で怖いイメージは払拭されました。
天海の幽霊を見る事ができる能力によって周囲にも影響が。
顕著に現れる事はスマホで写真を撮ると心霊写真になる事でしょうか。
本来であれば怖い事なのですが、写真に写る姿も怖くなくユーモラスな姿が多いので、全然怖くありません。
天海の霊感が強い体質以外は優しい普通の女子学生。
その友人達も多数登場しますが、幽霊の事を当たり前の存在のように接しています。
個人的には井上がいいキャラでしょうか。
幽霊がメインの作品において幽霊や怖い話が大嫌いな井上のような一般人がいる事によって普通に視聴しても感情移入しやすくなります。
『アホの山田』はアホと呼ばれていますがムードメーカーの面もありますね。
好きなエピソードを選んで視聴してもいいのではないでしょうか。
全体を通じて心温まる優しいストーリーが多いので、個々に好きなエピソードができるのは致し方ないでしょう。
個人的には卵焼き回とコギャル霊回、病室の女の子回、バレンタイン回が好きでした。
何度も言いますが、幽霊の登場はありますが怖い話ではありません。
疲れた時に視聴したい人情物の作品。
勿論、お憑かれの人もどうぞ!
【追記】
BD/DVDの始めが0巻(レーカン)な所がややこしいです。
ninin さんの感想・評価
3.7
原作未読 全13話
高校生で主人公の天海 響(あまみ ひびき)は霊が見える体質(霊感)であり、人間も霊も分け隔てなく接している生活を送っています。とある高校に転校してきた響は、同級生でひょんなことから響の知り合いとなった霊嫌いの井上 成美(いのうえ なるみ)と、成美の超個性的な友人たちと霊たちとの日常の日々を綴ったお話です。
主人公の天海 響さんは、清楚で言葉遣いも丁寧なキャラです。CVは木戸衣吹さんですが、私が知っている今まで演じてきたキャラと全然違うタイプなので、エンディングを観るまで全然わかりませんでしたw
学校やお約束的なイベントなど交えてお話は進んでいきます。1話完結で観やすいです。
ほのぼのしているお話や、ちょっぴりウルウルするようなほっこりするお話が中心ですね。
私は後半のお話が好きでした。{netabare}(先生のお話、響のお母さんに会うお話、響に霊感がなくなるお話){/netabare}
起伏は激しくない作品ですが、安心して観れる作品なので、癒されたいと思うときに観てみるといいかも知れませんね。
OP・ED 木戸衣吹さんと山崎エリイさんのユニットevery♥ing!が歌ってます。OPは爽やかなEDは楽しい曲でした^^
最後に、私には霊感はありませんが、実際見えると怖いでしょうね〜
自分はなんだったのか さんの感想・評価
3.5
原作は知りませんでしたので主人公の生い立ちとかマサコとの関係も
TV版では語られない部分もありましたが楽しめました
渋谷にオフィスを構える17才の通称「なる」と助手の無口な「リン」
初回で主人公?「まい」の居る学園に超常現象が起こる事を依頼されやって来る
ここから「まい」も仲間に加わり数々の依頼に応えていく
霊能者、巫女、坊さん、エクソシストなどが加わり何とも賑やかになっていくが
こなす事件は霊絡みの厄介事なので1事件に対して数話使って流れて行く
オカルト用語も多々出てくるので好きな人には面白いかも
ゴースト系が好きな人にオススメ出来る作品です。
★☆零華☆★ さんの感想・評価
3.8
心霊ホラーで一番怖い作品です。
実写のリングよりも怖かったです。
流石に呪怨ほどではありませんでしたが。笑
内容も実際に使われている神仏や経文、呪術など、またはそれに関係する用語や設定
作中登場する超能力とかも、PKとかESPなど、丁寧に解説したりもしていました。
また霊媒師、坊主、巫女など、様々な超能力者達が集まり事件を解決していくので
より恐怖を掻き立てている感じがしました。
上記で説明した様に細かく、丁寧な設定、そして用語説明をしているので
妙にリアル感(現実感)があり、それに加え、私はホラーは夜中にしか観ないのもあり
背筋がゾクゾク!ってなりました。
日本のホラー映画特有のビビらせ方ですね。
海外のホラー映画の意味が分かると怖い系ではなく、ビックリ系です。
自称ホラーアニメ専門官の私の舌を巻かせることが出来た作品でした。
ホラー苦手な人はまず無理な作品だと思いますので
視聴の際は気を付けて観て下さいね。笑
実はもう貴方の後ろに......
ほるん吹き さんの感想・評価
4.0
主人公の麻衣は、「渋谷サイキック・リサーチ(SPR)」という事務所でバイトをしている女子高生。所長は麻衣と同じくらいの年の少年・ナル。SPRでは依頼のあった心霊現象による様々な事件を、霊能者らと協力しながら調査している。
物語は全25話、大きく分けて8つの話があります。心霊現象による事件の内容はポルターガイストや呪い、祟り、超能力にまつわる話などなど。
この作品は、単に「心霊現象コワイ」といった恐怖の演出があるだけではありません。
この事件を起こしている亡霊の正体は○○だ!と確信して徐霊に踏み出すも、全く見当違いで逆に返り討ちに合うなどと、事件の真相には裏があったりして推理物の要素も強いです。さながら「心霊探偵」といったところ。犯人を亡霊に置き換えた「金田一少年の事件簿」のようでした(例えが若干古いですがw)。
心霊現象を調べていく手段として、高感度カメラや集音マイクといった精密機械を使って、科学的に分析していくのは斬新でした。怪現象が起きるとノイズやカメラの映像の乱れ、温度の急激な変化などがおこり、データとして記録されるので妙な説得力があります。それをもとに類似の例や過去の事件などと照らし合わせ、調査を進めていきます。
でもいざ亡霊に襲われた時や、徐霊・浄霊するときに活躍するのはやっぱり霊能者たち。その仲間たちは坊主、巫女、エクソシストなど様々。肩書きだけ聞くと何だか堅苦しいイメージの人々ですが、実際はもっとくだけた人たちです。
せっかくなので、簡単に主要キャラの紹介もしておきます。
谷山麻衣:
元気いっぱいの明るい性格で、困ってる人を放っておけない、まさに主人公気質の女の子。
ナル:
イケメンな所長。クールでナルシスト。プライドが高く毒舌だけど、心霊現象に関する知識は豊富。
リン:
ナルの片腕的存在。何考えてるか分からない長身で寡黙な中国人。中国呪術を使います。
滝川法生:
長身長髪で陽気なぼーさん。見た目はチャラいけどいざというときはすごく頼りになるみんなの兄貴分。お札や念仏などの法力で徐霊します。
松崎綾子:
ド派手な衣装と化粧をしてる、色々と騒がしいおばさ…お姉さんの巫女。いまいち能力を発揮できないけど、条件さえ揃えばその力は絶大。
ジョン・ブラウン:
悪魔祓いが得意なエクソシスト。なぜか怪しい関西弁をしゃべる、綺麗な顔した外人さん。温厚な性格。聖書や聖水などを使います。
原真砂子:
プライドの高いクールな着物少女。霊を自分に憑依させる、口寄せが出来る霊媒師。
ナルとリンさんはちょっと冷たい感じですが、普段は基本的にみんな仲が良く、キャラクター同士のやりとりもおもしろいです。
麻衣と真砂子はナルを巡って恋のライバル(?)といった関係で最初は仲が悪いですが、様々な事件でピンチの際に助け合ったり、互いの苦悩を理解しあったりしていくうちに仲良くなっていきます。デレた真砂子可愛い!
ちなみに、麻衣とナルは霊能力がないように見えて、実は色々あるんですがネタバレになりそうなのでここでは伏せておきます。
作中では多くの心霊現象や霊能術が出てきます。専門用語とか出てきてちょっと混乱しそうですが、ナルをはじめ専門家の方々が素人である麻衣に説明がてら、視聴者にも詳しく解説してくれるのでその点は心配ないと思います。色々盛りだくさんなので、ホラー好きの方はぜひチェックしてみて下さい!
長々と駄文を書き綴ってしまいました…。ここまで読んで下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m
自分はなんだったのか さんの感想・評価
3.8
攻殻機動隊でお馴染みの士郎正宗が原作のもう一つのゴースト系
とは言えGhost幽霊は出るには出るけど、どっちかと言えばモノノ怪のよう
心霊では無く神霊のタイトルで分かって欲しい
作中には各職の専門用語が多々出てくるのですが、これもまた面白い要素
第1話 明晰夢
第2話 眼球運動による脱感作と再処理
第3話 恐怖症曝露
第4話 変成意識
第5話 体外離脱体験
第6話 脳の中のホムンクルス
第7話 シナプス回路を変化させ、それを維持する能力 "人間の脳に於ける長期記憶の正体"
第8話 脳の扁桃体を中心とする記憶・情動を司る大脳辺緑系-その革命
第9話 実存主義的なる神霊
第10話 アフォーダンス[環境が生物に提供するもの]/思考場療法
第11話 論理的統辞論に於ける過ち/プログラム・バグ
第12話 恒常性維持機能同調効果
第13話 そう、そのスナークはブージャムだった
第14話 創発基盤
第15話 廃市へ
第16話 希望的な怪物
第17話 内在秩序
第18話 水辺の量子重力理論
第19話 可塑性時間
第20話 シャーマンの領域
第21話 確率共鳴
最終回 道程/暗黙知の次元
各話のサブタイトルで厨ニ臭いと思った人には向かないかも
改めて思うのは士郎正宗さんの作品はやっぱり面白い。
ニャンキチ君 さんの感想・評価
4.1
2007年 Production I.G20周年記念として制作されたアニメーション作品だそうです。
神霊狩というのでてっきり ハンターものかと思っていたら大間違いでした。 主人公の古森 太郎君(中2)は、過去の事件より心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症して、カウンセリングを受けていました。
太郎君は体外離脱をよくするようになり お友達と関わりながら幽世の世界に足を踏み入れて行きます。 心霊現象 心理学 精神 脳 宗教 バイオ科学など いろんな分野からたくさん専門用語が出てきます。
舞台が九州の田舎でのんびりした所と 方言がいいですね。そこへたまに緊張する場面が入ります。怖いアニメは苦手なのですが これは大丈夫でした。2日で22話観るほど 次の展開が気になって私的には面白かったです。
幽体離脱の経験はないですが 空を飛ぶ夢って気持ちいいですよね。めったにみないのですが、なぜか一回着地するともう次は飛べなくなるんです。(´・ω・`)ショボーン
ちょこっとだけ出てきた警備ロボットが 玉川紗己子さんの声なので攻殻機動隊のタチコマを思い出し嬉しかったです。
momomax さんの感想・評価
4.4
霊的現象と科学(脳科学、バイオetc.)、宗教。
心理学用語や脳科学用語などが難しいけど惹かれます。
理解仕切れない部分もあるのですが
感覚的に凄く面白かった! 私好みです!!
かなり前に一度だけ体外離脱をしました。
天井を抜け、自宅の屋根を見下ろし、町並みや山々を浮遊しました。
超常現象好きな私は貴重な体験をしたと思っています。
夢かもしれませんが、夢でも中々見られないので
体外離脱したという事にしておきます。(笑)
神霊狩の第1話を観て、その浮遊感が似ていて嵌りました。
なにげなく人物がみんな魅力的です。
派手さは全くなく、地味なくらいですが、声優もキャラに合った演技で良かった。
好みが分かれると思いますが、いろいろな要素が含まれていて
とても面白い作品でした。