高木真司おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの高木真司成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月12日の時点で一番の高木真司おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.5 1 高木真司アニメランキング1位
BLOOD THE LAST VAMPIRE -ブラッドザ・ラスト・ヴァンパイア(アニメ映画)

2000年11月18日
★★★★☆ 3.5 (157)
761人が棚に入れました
『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(ブラッド ザ ラスト ヴァンパイア)は2000年から展開された、Production I.G制作のメディアミックス作品群。少女と怪物が繰り広げる戦いを描いたホラーアクション作品。
【ストーリー】1966年ヴェトナム戦争のさなか、日本の横田米軍基地内のアメリカン・スクールに、ひとりの日本人少女・小夜が転校してきた。彼女の正体は、闇に生き暗躍するヴァンパイア・キラーであった…。
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

セーラー服を着た少女が日本刀で怪物どもを斬り殺します

少女、怪物、日本刀を題材として製作された上映時間48分の短編映画。製作会社はProduction I.Gで企画協力に押井守、キャラデザ寺田克也、脚本神山建治、作画監督黄瀬和哉、音楽池頼広、監督に北久保弘之って、油が乗りに乗った超豪華メンツで申し分ない。見る前からとてつもない期待をしてしまいます。


ベトナム戦争最中の横田基地内のアメリカンスクールに転校しに来たセーラー服を身にまとった謎の少女「小夜」が、謎の男達の監視下の中、怪物をぶっ殺すべく探索するというのがあらすじ。
また、舞台がベトナム戦争中の横田基地であることから、キャラクターがほぼアメリカ人で、作中は英会話が多めです。


パッケージの陰鬱さ具合から「一見さんお断り」なコアな雰囲気が漂っていますが、話は至ってシンプル。例え英会話の場面で字幕ナシで聞き取れなくても、話の支障は然程なく見れます。わかりやすい展開なので、今何がどうなっているか意味不明な状況には陥りません。その分物語やキャラクターに掘り下げは少なめなので、予想してたよりも味気なく感じてしまうかもしれません。


怪物を日本刀で斬る一瞬を、美しく格好よく映してあるのが本作の美点なので、これは物語を楽しむというより、レビューの題名の通り、日本刀を使って化物共をぶった切るセーラー服を纏った小夜さんの実験的映像作品及びプロモーションビデオとして捉えた方がいいでしょう。

BLOODシリーズは今や様々な作品がありますので、一応今作は初代BLOODと称させて頂きますが、初代の小夜さんはめっちゃくちゃ強いです。近頃の細腕のか弱いヒロインとは打って変わって、筋肉質でたくましい。アンジェリーナジョリー並の厚めの唇が個性的で、寺田克也氏の癖の強いキャラデザは好みが別れる所です。
私は最初は躊躇していましたが、勇ましい小夜さんを見ている内にすっかり虜にされましたね、ええ。戦う強い女性はやはり素晴らしいですね。cv工藤夕貴さんのクールボイスは文句ナシです。
{netabare} 劇場版BLOOD-Cの小夜はツンデレ具合がとても宜しかったですが、初代BLOODの小夜さんは常に不機嫌そうなんですよねえ…。口元をへの字のようにキュッとつむっているからかもしれませんが。驚いたのはセーラー服に「何だこの服は」と不満げな台詞を洩らす事。好きで着用していたわけではないようです。 {/netabare}


アクションシーンは今見ても全く劣らない動きの滑らかさです。特に序盤の地下鉄のシーンは不気味な音楽も合わさって、非常に緊張感があります。また、全体的に背景美術はもちろんキャラクターのデザインもリアルを目処にされています。陰鬱とした作風も素晴らしいです。
{netabare}「地下鉄=初代BLOOD」のイメージがある通り、地下鉄で斬り殺すシーンはホラー映画のように恐ろしい。後半デビットさんに「ソード!」と叫び、日本刀を投げ渡されてその刀で怪物を回し蹴りのようにスッパリ斬るシーンは痺れました。{/netabare}


話の物足りなさも残念な所ですが、もう一つ私が気になった所は、台詞が陳腐なこと。前述した通りこの作品は比較的リアルな世界覧を表現しているのに、キャラクターの喋る事がいかにもアニメらしいのです。リアルなキャラと台詞の粗雑さがイマイチ噛み合ってない。英語で台詞の簡略さをカバーしているようにも感じてしまいます。台詞回しには何らかの工夫が欲しかったですね。
{netabare} 特に序盤のデビットさんの「上からの指示だ」「本当に何も知らんよ!」はマシな言い方がないものかと。あまり裏組織の人間には見えないですね。
無愛想な小夜が神に対して嫌悪感丸出しにする描写は中々良かったです。小夜が吸血鬼であることを暗示させる描写は多めにあった方が、感情移入しやすかったかなあなんて思いました。
また、BLOODシリーズには巻き込まれ系キャラが大抵います。今作は保健医がそのポジションであるものの、小夜との交流が薄い。2人の関係は淡々として味気ないのもちょっぴり残念です。{/netabare}



映像面の表現法や構図には圧巻されるし、上映時間の少なさからいろいろストーリーは物足りない面もありますが、それもご愛嬌といったところ。セーラー服を着た少女が日本刀を使って怪物を倒すコンセプトの映像作品としては充分完成していると思います。この物語と小夜さんの続きを見たいです。
別作品の「BLOOD-C-the last dark-」は初代BLOODをリスペクトしたシーンがあるので見比べてみると面白いです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 15

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

小夜

BLOODシリーズの原点にして、ProductionIGの初オリジナル作品です。
第4回文化庁アニメ芸術祭アニメーション部門大賞の他、色々な賞を受賞してます。


<物語>
アニメ映画史上最高水準にあると言っても過言ではないでしょう。
開始2分も見れば、この作品が秘めたポテンシャルを嫌でも痛感すると思います。
"怪物と戦う少女"というベタなジャンルでありながら、圧倒的なまでの展開力と重厚な作画で、至高の作品に昇華させています。
舞台がベトナム戦争中の横田基地周辺のアメリカンスクールということもあって、最初はほぼ英語で展開していくのも質感を増している要因でしょうか。
作品全体を包み込む雰囲気が何しろ尖っていて、始終圧巻されました。

<作画>
まず、この作品はIG内で発足した"押井塾"と呼ばれるチームで企画が誕生しました。
この"押井塾"は、押井守さんが新人クリエーターを集め、週一でテーマを決めて企画立案させて、それを押井さんが評価するという、内輪の倶楽部のようなものでした。
"押井塾"には神山健治さん、藤咲淳一さん、荒川真嗣さん、岡村天斎さんなどが在籍して、それはそれはタフネスな現場だった様子です。
元々内輪向けの作品で終わらせるはずが、IGが自社版権の作品を欲していたという事情もあり、長編映画として発表された経緯があります。
作画は当時にしても群を抜いていて、井上俊之さん、西尾鉄也さん、小池建さん、磯光雄さん、松本憲生さん、中村豊さん、吉成鋼さん、沖浦啓之さんなど豪華な顔ぶれで、一人一人の担当パートが多いことも特徴です。
作画への評価は正直天元突破しています、間違いなく本作一番の魅力でしょう。

<声優>
小夜を演じられたのは女優の方ですね、悪くなかったと思います。
英語で会話するシーンが多いという事で、外人声優を起用してたのが斬新でした。

<音楽>
主題歌のようなものはありません。BGMは申し分ないです。

<キャラ>
BLOODシリーズでは、キャラの名前は同じでも、それぞれの世界観は断片的で繋がりはありません。
本作の小夜は、達観したかのような超サバサバ系で、冷たく人間的な感じがしないですね。
そこが良いんだよと思われる方も多いかも。


テレビ版に比べてかなりマイナーな気がします、が化物のような迫力のアニメ映画です!
見られる機会があったら是非。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

BLOODシリーズの原点にして、最高にクールなこの劇場版は、押井カラーの暗さ残しつつ、神山健治脚本が、シンプルでスピーディで上出来なアクションホラーで、

本編自体が短いから、息つく暇もないぐらいの早さで、
ベトナム戦争当時の東京郊外の夜の闇の中、
異形のヴァンパイアと太刀もつ小夜の肉弾戦が、
リアルかつグロテスクに繰り広げられる。

日本刀を振り回す、決して美形でない女の子(?)が好きなら、
そして当然だけど、血が飛び散るのがOKなら、
これは一度は見ておかないと。

何しろ、私の場合、最初に大スクリーンでこれ見ちゃったせいで、
のちの、このシリーズの実写版もTVアニメ版も、
全然心に響かないぐらい、
強いインパクトをくれた傑作で、
最近では、意外と公開当時ほどには評価されていないのが残念。

特にTVアニメ版では、
{netabare}主人公にいろいろ伏線盛り過ぎたうえに、
TVスタイルに小奇麗なキャラデザになっちゃって、
さらには当然のように日本刀とか血とかに意味づけしたりで、
アニメ的お約束な中二設定しまくって、{/netabare}
まあ随分とシラけさせられた。

作品中では、日本刀を使う旨味が実によく描かれているのが秀逸で、
サーベルや銃の攻撃が点の殺傷力であるのに対して、
{netabare}日本刀の強みである、線または面の攻撃力、すなわち、
敵の急所を突けなくても、切り払うことで破断面積が多く稼げるならば、
結局失血死に至らしめられる、という、
戦国殺法=実際、日本刀での斬撃には、腿とか腕とかを狙って刃こぼれを抑えながら敵を出血で撃退する、というのがあって、
この殺法にのっとった、大量出血をさせることによって敵を殲滅する殺し方が、
ヴァンパイア相手には有効だというところがきれいに描かれていて、
これが活劇としてもみごとに作画に反映されて、{/netabare}
画面を引き締めてくれるので余計に気持ちいい。

ほとんど唯一のギャグシーンである、
{netabare}「Fake!!」って小夜が叫ぶシーンも、
対敵中でのんびりしてる間もないんで、
見てるこっちも一緒になって前のめりになる始末で、{/netabare}
まあとにかく、オチも含めて、スタイリッシュでクールなんである。

実写版やTVシリーズ見た方には、
ぜひこの世界観を味わって頂きたい作品。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

計測不能 2 高木真司アニメランキング2位
昆虫物語 みなしごハッチ(平成版)(TVアニメ動画)

1989年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (7)
95人が棚に入れました
70年の人気アニメ「みなしごハッチ」を現代風にリメイクした新シリーズ。監督の鈴木行は旧作で顕著だった辛らつな描写よりもハッチの明るさを強調するよう務めた。ハッチの声は歌手の石川ひとみが演じている。ママのハニーと二人暮しのミツバチ少年ハッチはある日、自分の出生の秘密を知った。実は自分がミツバチ国の女王の子供だとわかり、本当の母を探すことを決意。かくしてハッチは冒険の旅路につくが、その前には様々な難関が待ち受けていた。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リメイク版。日本アニメの規制の流れが分かる好(悪)例かと

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
1970年にタツノコプロが制作した「昆虫物語 みなしごハッチ(全91話)」を、1989年に全55話として再編集。

(70年代版に比べ)良く言えば、明るくて前向き。悪く言えば、薄っぺらなストーリー。

監督は、70年代版の「みなしごハッチ」から、辛辣な描写を減らしたと言っていますが、その通りですね。ぐっと見易くなったものの、ハッチのアイデンティティはやや失われた感じです。

この辺の批評は当然、覚悟のうちというか、想定の範囲内でしょう。せっかく2作もあるんだから、視聴者が自分の好きな方を選んだら良いだけです。

個人的には、どうせ観るなら70年代版の方がオススメです。でも、(いないけどw)我が子に見せるなら、ビビってこちらにするかもしれません(笑) というか、だったらいっそ、「みつばちマーヤ」を見せるかもしれませんw

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ハッチよ、はたらき蜂なら働けとw ちなみに、ハッチという名前は、「蜂」と、(放送系列の)フジテレビの「8チャンネル」をかけているそうですよ(笑)

さて、70年代版ハッチ→平成版ハッチ を見ても、色んな規制が強まった社会背景が分かりますし、この平成版ハッチですら、「みなしご」が差別用語に当たるとして放送禁止にしてるとこもあります。その結果、2010年に、更にリメイクされたアニメ映画のタイトルが「昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~」ですからね。この3作の流れを見ても、時代ごとの考え方や社会の有り様が、少しだけ透けて見えるようです。

こういう規制の流れは、賛否あると思います。個人的には、極端なエログロとかは嫌いなんで、そういう規制はかまわないけど、このように、「過去の名作」を「わざわざ個性を潰してまで」「リメイクする意味」は、よく分かりません。あまり、好きな流れではありませんね。
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

計測不能 3 高木真司アニメランキング3位
新SOS大東京探検隊(アニメ映画)

2007年5月19日
★★★★☆ 3.2 (3)
20人が棚に入れました
大友克洋の短編マンガ『SOS大東京探検隊』を基に、東京の地下迷宮の探検に乗り出した小学生4人組の大冒険を描く中編アニメーション。監督は「スチームボーイ」の演出を手掛けた高木真司。2006年、夏。5年生の尾崎竜平は、父親の昇平が小学生のときに書いた“大東京探検記"というノートを見つける。そこで竜平は新たな探検隊の結成を思いつき、チャット仲間の俊と義雄、それに弟のサスケの4人でマンホールから地下へと降り立つ。彼らは、地図に記された秘密の宝物めざして、さっそく探索を開始するのだが…。

計測不能 4 高木真司アニメランキング4位
パンツァードラグーン(OVA)

1996年10月25日
★★★☆☆ 2.3 (1)
12人が棚に入れました
セガのTVゲーム『パンツァードラグーン』が原作のOVA作品。制作はゼネラル・エンタテイメントとProduction I.Gが担当し、当時(1996年制作)では珍しかったデジタルアニメの手法を採用している。ストーリーや展開などはオリジナルの脚本を使用し、ゲーム本編の内容とは大きく異なっている。デジタルアニメ黎明期の作品ということもあり、コンピューターグラフィックスと通常の作画部分に違和感を覚える部分もあるが、新しい可能性を感じさせる意欲作となっている。ちなみにタイトルの『パンツァードラグーン』はドイツ語と英語を組み合わせた造語。直訳すると“装甲の竜騎士(竜騎兵)"といった意味になる。
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

タイトルなし

ゲームの方をプレイしたのでこれも見てみたのですが・・・
一言で言ってひどいなぁーって感じですねw。
違いすぎて笑ってしまいましたw。
なにも知らなかった頃に見た時も?だったけど
プレイしてから見るとなおさらひどく感じました。

1話という短い尺にも関わらず無理に
オリジナルのヒロインキャラを登場させたりしたせいか
ドラゴンと主人公の絆なんてろくにあったもんじゃないです。
短い時間のせいか展開もかなり急で酷かったですが、特にひどいと思ったのが
{netabare}誰?レベルだった主人公が変な超能力に
目覚めてかめはめ波みたいなの撃った{/netabare}ところですね・・・。

(しかもその後の最終的な終わり方では
{netabare}またまた謎の力でヒロインの目が治ってたり{/netabare}とか・・・w。

典型的な残念OVAって感じですがドラゴンはいい感じだったかな?とは思うけど
それだけのために見るようなものでもないです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0
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