魔族で変身なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの魔族で変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番の魔族で変身なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.6 1 魔族で変身なアニメランキング1位
ハイスクールD×D(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2668)
15182人が棚に入れました
 兵藤一誠は女生徒が極端に多い私立駒王学園に通う高校2年生。この学園に通う目的はただ1つ、この学園でハーレムを作る!
だけどハーレムどころか変態呼ばわりされ、当初の目的は壮大な妄想となっていた…。ところが! ひょんなことから一誠にも初めての彼女ができ、初デートをすることに!夕暮れの公園、そっと近づく彼女…。もしかしてキス? っていうかそれ以上…?エロ妄想がヒートアップする一誠に彼女は微笑みながら言う、「死んでくれないかな?」… 。人生で初めてできた彼女に、イキナリ殺されてしまったっ! なんで!?と思いきや自室のベッドで目覚める。するとその横には紅髪の美少女、学園の先輩《リアス・グレモリー》が全裸(巨乳)で添い寝していた!?オレ殺されなかったっけ? なんでリアス先輩が? なんで裸? っていうか先輩おっぱい見えてますよぉ~!?「見たいなら見てもいいわ」 ………。 ってマジ?? リアスから説明を受ける一誠。この世に存在する悪魔のこと。リアス自身も悪魔で、一誠を生き返らせる為に悪魔として転生させたこと。しかもその代償としてリアスの下僕悪魔として永遠に従わなければならない…。驚愕の真実、荒唐無稽、混乱する一誠。悪魔で下僕? リアス先輩の下僕? ってことは先輩のおっぱい揉めるかも?持ち前のエロパワーとポジティブシンキングで、リアスの下僕悪魔として生きることを受け入れた一誠。生まれ変わった一誠の悪魔で下僕な学園生活が幕をあける!そう、いつかおっぱいハーレムを作るために!?

声優・キャラクター
梶裕貴、日笠陽子、浅倉杏美、伊藤静、竹達彩奈、野島健児
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

史上最低で最強の技「ドレス・ブレイク」・・・(*^ω^*;)

■ハイスクールD×Dって・・・(^。^;)
女の子の割合が高い駒王学園に入学することはや一年・・・
主人公の兵藤一誠[hyoudou issei]は日々妄想と変態と罵られる日常をすごしていたのです!
そんな一誠に突然春が訪れたのでした(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
でもそんな幸せは長くは続くことなく・・・初めての彼女に殺されそうになる事に・・・なぜ∑('◇'*)エェッ!?
瀕死の一誠を助けたのは悪魔だったのです・・・とびっきり美人のね☆彡
実は・・・悪魔の眷属になることで生きながらえたのでした!
意味もわからず悪魔と堕天使の闘争に巻き込まれていく彼の運命はいかに!!


■ハイスクールD×Dに出逢った日の日記 φ(`д´)メモメモ...
どうやら放送局によっては規制があったりなかったりみたいですね!
とにかく一誠はおっぱいが大好きみたいなのでやたら叫びます・・・おーっおーっおっぱい!!
周りの女の子もやたらおっぱいを強調します・・・というか見せます(≧▼≦;)アチャ
ストーリーは1話観ただけではなんとも言えませんけど、なんだか悪魔が正義で堕天使が悪者みたいですね!?
なんで堕天使がはびこっているのか、悪魔とどのような歴史背景があったのかちょっとずつわかってくると面白くなってくるのかなぁ?
とにかく無駄にエロな作品に成り下がらないことをお祈りしていますw†o(・・;) アーメン


■総評
地上波では規制が入るような内容でしたので完走できるか心配してたのですけどストーリーは意外にもしっかりしていたので楽しく観ることが出来ました♪
でもやっぱり「DxD」マークの規制は目障りなので、σ( ̄∇ ̄*)アタシ的には無駄な露出はいらない子でした!
(*`◇´* )ノポイ!! ・゚゚・。ロ.・。エ

ストーリーを面白くしていたのはやっぱり一誠の存在でした☆彡
一誠は「この学園でハーレムを作る!!」と公言したりと、とにかく自分の気持ちに素直でしたねw
その素直さが良くも悪くもストーリーを盛り上げてくれていたと思ってます(^ー^* )フフ♪

ストーリーは大きく2つに分けられます♪
前半は堕天使との闘争のさなか、仲間との出逢いや絆を深めていく過程が描かれていました。
そんな中でも一誠がアーシアを想う気持ちが熱かったです♪
それにしても…
{netabare}
「夕麻ちゃん♡」って引きずりすぎですよぉw
いくら初告白・初デートの相手でも殺されてるのにヽ(*´ー`)ゞ
そんな事だからアーシアまで殺られちゃたんですよね…
でもそのお陰で「心は天使」「体は悪魔」っていう、一段と魅力的なキャラとして復活できたんですけどねw
((((*ToT*)†アーメン~~~イチャイ…(* T-)□聖書~~~イチャイ!! Σ(T▽T;) ウエーン…
{/netabare}

また後半は純血上級悪魔の家系同士の熱い戦いが描かれてましね。
チェスに見立てた「レーティングゲーム」はなかなか面白い趣向でしたと思います♪
「リアス⇔一誠」の関係が深~く描かれているわけですが、アーシアも地味に頑張ってましたねw
登場人物のなかでとってもキュートだったのは、無口・無表情キャラの子猫ちゃんです☆彡
この系統のキャラの割によく喋るし、切れ味抜群の「ツッコミΣ\( ̄ー ̄;)」は一誠と名コンビを構築してましたね♪

もし2期があればまた観てみたいなって思える作品でした(*^▽^*)


■MUSIC♫
OP曲『Trip -innocent of D-』
 【歌】Larval Stage Planning
 バカテスに!OP曲『君+謎+私でJUMP!!』でおなじみのLSPの3rdシングル♪
 イントロのドラムのリズムがとっても印象的なロックチューンナンバーですね!

ED曲『STUDY×STUDY』
 【歌】StylipS
 石原夏織、能登有沙、小倉唯、松永真穂の若手女性声優ユニットのデビューシングル。
 声優ユニットらしいキラピコなノリの良いキャッチーな曲です♪


2012.01.19・第一の手記
2012.08.23・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 69

だわさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エロ枠でエロバカアニメなんだが、とにかく最高に熱くて面白かった!!

全12話。
エロ枠。
パロディ有り。:ハーレム王に俺はなる!等
ラノベ原作。
バトル系。


以下感想(総合)
はじめに言います。こりゃあ面白かったですw
基本的にはエロさとバカさと熱さで成り立っているアニメ。
このアニメ見て、エロ枠って、エロイだけじゃ物足りないんだなーと思っちゃいました。
最初から最後までずっとバカでエロイんだけど、
主人公のエロさやバカさと同じ比重で「熱さ」があって、バトルが熱い熱いvバトルごとに主人公が成長というのはお約束なところはありますが、特に鼻につくこともなく強さのインフレスパイラルもありませんでした。
あと、原作は読んでないので知らないけどシナリオがすごくまとまっていて、すっきりするし熱くなれるしほっこり出来ます(*´∀`)最終回イイ!
最終回含めて最後の展開のシナリオとかもう、文句はひとつもありませんでした。最終回は最終回よろしく、~からのOP!とか、~からのED!とか絡めてグイグイ盛り上げてくれました^^

バトルなんて思わず熱く叫んじゃいたくなりましたし。

「衝撃のォォッ!ファーストブリッドオオオオオッ!!!!」

と間違えてスクライドっぽく熱く叫んでしまったのは、セイクリッドギアという能力があまりにスクライドっぽかったからですが、いろいろパロディの一環かなと思って見ましたw

2期の可能性も仄めかしつつ終わりましたけど、2期やるなら絶対見ますヾ( ゚∀゚)ノ゙



以上

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

以下は視聴中のレビューです

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

4話まで視聴感想。
とりあえず、エロアニメとしてエロ描写はしつこいくらいあるのでここまでくるとエロい気がしない不思議!

とりあえず

エロバカな主人公が異能の力でエロバカなりに頑張ってバトルしたりするお話ですね。

意外とけっこう熱さ持ってるんですよねこの主人公。
異能の力はほぼスクライドのアルター能力をパクっててウけましたが…

一言で言うと

「学園系青春エロバカ微グロ熱バトルアニメ」

ですね。

一言じゃないですね。
そんでも、おもしろいって思います。

来週の回はやく見てぇぇぇぇぇえええ

投稿 : 2024/03/23
♥ : 39
ネタバレ

Ryuvay さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

熱いバトルとおっぱい ~主人公はいわゆる「ラッキースケベ」じゃない

原作未読、1話視聴後の雑感

無駄に揺れる、無駄に見せる、無駄にハーレム!

と書けばただのHなアニメですが、なかなか演出がよく物語りや設定などもしっかりしています。

おもしろいとまではいきませんが、導入編が終わって以降、gdgdになったりせず、勢いやテンポが維持でき、世界観やキャラ設定を存分に活かし続ける(おっぱいハーレムアニメではココ重要、活かせずにエロ萌えばかり走ると飽きる)ことができれば観続けようとおもいます。(<視聴後追記:クリアされてました)

内容的にもおっぱい描写が無くてもじゅうぶん見れるのではないかと思います。純粋な悪魔と天界から堕ちた堕天使との戦い、あるようでなかなか無い世界観でしょう。無名声優や新人声優が多くなってきた昨今、声優もなかなかメジャーな方たちを採用されています。

以下視聴後レビューを簡単に

期待以上でとても満足してます!
続きをやるなら是非とも観たいと思いました。

ちょっと考えてみたんですが、この主人公ってこういったアニメによくある単なるラッキースケベでは無いように思います。なぜかって別にラッキーなんかじゃないんですよ。すでに同等かそれ以上の対価を支払っているんですよね。そしてそれは今後もずっと支払い続けるんでしょう。{netabare}最終話で主人公もその覚悟を宣言し、ヒロインもそんな主人公に惚れた。その部分も納得ができます。{/netabare}それに対しとても好感を持てる、それが熱い想いと熱いバトルにつながっているのだと思います。そして、それにちゃんと応えてくれるヒロインたち。それが、単なるラッキースケベおっぱいアニメを凌ぐとてもよい作品になったとも言えるでしょう。
ひとことで言えば、主人公がスケベだけど本当にかっこよかった。
{netabare}
ラストはいまだかつて観たこと無い「おっぱいアニメなのにコメディ要素も含めたとても爽快なハッピーエンド」でした
次シリーズを匂わせる終わりかたをしているのでそれもまた期待しています。
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 12

87.5 2 魔族で変身なアニメランキング2位
転生したらスライムだった件(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1355)
6308人が棚に入れました
スライム生活、始まりました。

サラリーマン三上悟は気がつくと異世界に転生していた。
ただし、その姿はスライムだった。
魔物種族と仲間となり、獲得したスキルを駆使しながら、
さまざまな問題を解決していくスライム創世記。

声優・キャラクター
岡咲美保、豊口めぐみ、前野智昭、花守ゆみり、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、田中理恵、日高里菜
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

しっかりと練られた物語が面白い異世界転生モノ

原作未読。最終話まで視聴。

主人公が、元の世界では37歳のおじさんだったことが幸いし、中二病要素が少なく、好感度の高い、サクサクを視聴できる作品でした。

【課程と所以がしっかりと描かれる、好感度の高い主人公最強系】
{netabare}単純に、「転生したら最強でした」という話じゃないところがとても良いです。

転生した時点で得ていたのは、大賢者と捕食者といくつかの耐性くらい。
ここから始まって、徐々に強くなっていく。
この過程がしっかりと描かれている物語は好感度が高いです。{/netabare}

【主人公の目的は街づくり】
{netabare}主人公が常に攻められる側というのも面白いです。
主人公一行が、周囲の国々に攻め込むことはない。
主人公一行は、いつも降りかかる火の粉を払うだけ。
その結果、徐々に仲間を増やし、レベルアップしていく。
そして、主人公一行は、安心して暮らせる街づくりを進めていく。

そして、また攻められて・・・(笑)。

こんな優しい物語なので、サクサクと視聴できます。{/netabare}

【ハーレムじゃないところも好感度が高い】
{netabare}主人公最強系って、ハーレム要素が強くなる傾向にありますが、この作品に関しては、ハーレム要素はかなり薄めです。

もちろん、主人公の周りには可愛い女性たちが集まりますが、それ以上に男性も集まってきます。
こういう、男女の分け隔てなく周囲の人に愛される主人公って、好感度が上がりますよね。

周囲の人々に愛される理由が明確なのも良いです。
作者の都合じゃないって所がとても好感度が高いです。{/netabare}

第2期も、とても楽しみにしています!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 60

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界建国記、ただし国主はスライム…?(本編は第23話まで)

原作ライトノベルは同タイトルの「なろう作品」(投稿サイト「小説家になろう」投稿作品)を元に商業出版されたものですよね。コミカライズ版もあるようですがいずれも私は未読です。

が、タイトル自体はかなり有名でアニメ化にあたっても強く期待されていたと思います。例によって「テレビアニメ観るならタダだし」でさっそく視聴開始。

後輩カップルを庇って死んだ独身サラリーマン男性が異世界でスライムに転生したという「なんだそりゃ」なスタートなのですが、人間時代の記憶や知識は主に文化的な生活や社会規範を形作るために使われていて、それ自体が異世界での無双につながったりはしない感じのお話になっています。

いわゆる「チート」にあたるスキルは<大賢者>と<捕食者>で、このスキルを元に争いのない文明的な共同体を広げていこうとしていった結果としての一大建国記になるのだと思います、よう知らんけどたぶん…。

なおストーリーとして戦記や建国記が好きな分、「物語」の評価は甘めになっているかもしれませんが悪しからず。

余談: スキル獲得の演出は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のアニメ版と比べると明らかに優れていますね。こういう、わかりやすいのが良いと思います。

2019.1.9追記:
第14話を視聴終了。原作未読だから良くわかりませんが、リムル様の勢力拡大という意味ではここで一区切りってことになるのでしょうか?

OP主題歌は変更ありませんでしたが、ED主題歌が変わりました!

2019.3.27追記:
本編と呼べるのは第23話まで。第24話「外伝: 黒と仮面」はリムル転生よりも前のシズさんに関しての前日譚、閑話「ヴェルドラ日記」はリムルの体内に取り込まれている竜であるヴェルドラ主観で語る第1期:第1~23話の総集編的なお話でした。

「ヴェルドラ日記」ですが、たぶんコミックスの巻末に載っている短編小説「ヴェルドラのスライム観察日記」に着想を得たんじゃないかと思います。

最近はこういった「1話跳んでも大丈夫」みたいな作りにして不測の事態に備えるのが流行っているのでしょうか。ただ、本作に関してそのような事態は発生しなかったようで何よりです。

なんだかんだで面白かったです。第2期目の制作が決まったそうなので結果的に本作は第1期目ということになりますが、この範囲での話としては概ね順調な建国記であり波乱要素は少なかったと思います。

2期目がどんな具合になるのか、原作を読んでいないので知らないのですが楽しみにしています。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 68
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界魔物LIFE

人気作品だと聞いていた上で第1話を観た感想としては、う~んって感じ。

作品タイトル通りなら最弱モンスターの苦労話が見られると思っていたから、トントン拍子で強くなられるとう~んってなっちゃう(う〜ん)

とはいえ、別に視聴を止めたくなるほどの不快要素は無かったので、
OP映像にある幾つかの気になる要素が開示されるのを気長に待ちながら、
リムルがいつ・どういった目的で人間の姿になるのか興味を持って見ていた。

明確に面白いと思い始めたのは第8話。

{netabare}「運命の人」ってそういうことだったのか!

シズさんとは単に結ばれるものだと思っていたから意表を突かれた。

人間の姿になる理由が想像の100億倍ちゃんとしてたので拍手したくなったけど、さすがに拍手まではしなかった。

ここまで「ゆったり」だなあと感じていたこの作品への認識が、「丁寧」なのだという認識に変わった。

オークロード編の焦らしは巧くて、あの辺りの話は毎週次回を心待ちにしていた記憶がある。

ただ、鬼人たちのリムル絶対主義は個人的にとても嫌いで、
リムルに忠誠を誓ったのなら穏健な思想を持つリムルの意向を汲んでやれよと、モヤモヤ。

オークロード編後の話は、ちゃんりなミリムが色んな意味で強かったことだけが印象に残っている。

他の魔王に会いに行くというミリムを送り出すリムルの「騙されるなよ~」で笑った。

てか、「リムル」と「ミリム」って超まぎらわしいなw

最後の章は強大な敵(例えば騙されたミリムとか)と対峙するのではなく、
シズさんのやり残した使命を果たすという落ち着いたエピソードで締めたのは結構気に入った。

{netabare}【余談】※閲覧非推奨度1[5段階評定]
{netabare}
"スライムが強い"といえば、『このすば』世界の{netabare}「デッドリーポイズンスライム」{/netabare}を彷彿とさせるが、
『転スラ』世界のスライムは普通に雑魚らしい。

とすると、リムル以外のスライムがどんななのか少し見てみたいなと思った。{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 35

71.8 3 魔族で変身なアニメランキング3位
月が導く異世界道中(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (320)
1066人が棚に入れました
平凡な高校生だった深澄 真は、とある事情により“勇者"として異世界へ召喚された。しかしその世界の女神に「顔が不細工」と罵られ、“勇者"の称号を即剥奪、最果ての荒野に飛ばされてしまう。荒野を彷徨う真が出会うのは、竜に蜘蛛、オークやドワーフ…様々な人ならざる種族。元の世界との環境の違いから、魔術や戦闘においては常識外な力を発揮する真は、様々な出会いを経て、この世界でどう生き抜くのか…… 神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー開幕!

声優・キャラクター
花江夏樹、佐倉綾音、鬼頭明里
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みにくい白鳥の子

(2021.5.2初投稿, 2021.9.24更新)

 ◎ 略称『ツキミチ』1クール全12話
  ※ 最終話後、第2期制作発表あり。

🌕 ❰全話試聴して❱
{netabare}
 本作は原作ファンとして今期の期待作のひとつだった。ゆえに期待を込めてアニメ評価は最初はオール4.5からスタートして視聴中に修正。最終的には、原作を100点とするなら80点の満足度でとても楽しかった。

 主人公と従者達を主軸にして話の寄り道をせず、キャラの登場を制限したことが吉となったと思う。コメディ演出でライトな作風だったことも結果的によかった。作画は彩り豊かな亜空風景が印象深い。とりわけ優秀な作画という訳でもないが、作風との相性が良く、見せ場に相応のリソースが割けていたので不満は全くない。

 最終話後に2期制作も発表されて頼もしい。2期で主人公は、人と魔族との戦争にどのように対応していくのか。主人公とある意味同じ立場の新キャラ2名が、主人公とどう関わるのか。

 1期は原作にあった上記の新キャラに纏わるサイドストーリーは潔くカットされた。それを2期に持って来ることは間違いないだろう。そこに構成の妙を感じる。1期が亜空建国が主軸なら、2期は主人公の亜空外での商売上の人間ドラマが主軸に、と色合いが明確になりそう。

 必ずしも原作通りに進むとは限らないだろう。場合によっては、1期では省略された豪商レンブラントの真実の深堀りも描かれるかもしれない。2期が実に楽しみだ。
{/netabare}

以下、放送前投稿 (2021.9.23推敲)
{netabare}
 原作は、2012年2月から2016年8月迄『小説家になろう』にて連載された。現在、なろうアカウントは無くなった。

 2013年5月からアルファポリスより書籍が刊行。2021年7月時点で既刊17巻(本編16巻+番外編1巻)、コミカライズ既刊9巻。2021年4月時点でシリーズ累計発行部数170万部突破、アニメ放送直前には200万部突破と勢いある作品。

 アルファポリスサイトで無料で読める小説は、書籍のダイジェスト版。漫画は最新の一部のエピソードは無料で読めるよう。

 本作は2020年10月に「2021年アニメ放送決定」のニュースがあった。それがきっかけでコミックを読み始め非常に気に入った。その後ラノベも読み始め現在2周目突入中。

 2021年4月28日、昨秋の特報に次ぐPVが公開され、そこで本作が同年7月放送開始と初めて告知された。

 同時期放送作には、大好きなラノベ原作異世界ファンタジー作品が多い。本作以外では、「はめふら2期」「転スラ2期第2部」「現国」「精霊幻想記」と合計5作品もある。個人的にアニメに費やす時間がますます増えそうだ。

 上記の中では最も遅い告知となった本作、PVを視聴してお笑いの真打ち登場の感。キャストが豪華で皆さんの演技が楽しそう。PV最後の劇伴がツボだった。以上の中でコメディ要素は「はめふら」といい勝負だろう。日本神道の神様が登場したり、日本の時代劇かぶれの主人公の配下がいたり、と他作品とは一味違った日本推しがなかなかユニーク。

 監督は『ログ·ホライズン』『FAIRY TAIL』などの長期シリーズが代表作の石平信司氏。ファンタジーにコメディを馴染ませ長期人気を保った実績がある。本作でも期待している。
{/netabare}

❰主人公について❱
{netabare}
 17歳の高校2年生の深澄 真(みすみ まこと)は、両親と神との昔の契約で理不尽にも勇者として片道切符で異世界に召喚させられた。

 彼は異世界では日本での年格好のまま。配下の多いカリスマ最強主人公となるが、飾らない人柄で天然。だが、ある事情で勇者にはならなかった。それでも異世界での彼の魔力量が人外。戦闘力もチート。さらに周りの助力も大きく、商材にも恵まれ彼の立ち上げた商会はどんどん大きな存在となる。彼はその甲斐性と性格の良さから、ハーレムも可能なほどの財力と地位をじわじわ築くがその気が全くなく特定の異性との色恋とも無縁。

 そんな所は転スラのリムルによく似ている。但し容姿が日本基準では平均、本作の異世界基準ではブサイクという設定で、人型時の美形なリムルより親近感がある。

 個人的に真に魅力を感じるのは、弓道で一芸に秀でている所。所属していた高校の弓道部では彼は副部長だった。弓道の才能以外は全てにおいて平均的だが、地道な努力家で面倒見も良く彼を慕う美人の部員が二名いた。しかし鈍感で恋愛には不器用。女性から告白されてもギクシャクするのが関の山。弓道があるので恋愛優先になることはなかった。ありのままの自然体で、まだ若いのにどこか落ち着いてる彼。しかし道理や礼節を弁えない存在は、たとえそれが神様であろうと堂々と立ち向かう。そんな鷹揚な雰囲気と反骨精神を持つ主人公像が好ましい。

 弓は異世界で彼の戦闘手段として最大の武器となる。彼は召喚後も、時間があれば無心に的を射る鍛錬を欠かさず、弓道を精神修養の一貫として続けている。そこに禅定の静寂美が感じられるが、弓道ならではの魅力だろう。一芸に秀でその道を極めんとする彼。普段は一切の力みが無いが、いざという時は極限の集中力を発揮して敵を討つ彼。なかなか格好いいと思う。
{/netabare}
❰配役について❱
{netabare}
 初回は声優の配役で、シン(巴)の声に個人的にかなりミスマッチ感があったので評価を下方修正。

 美女になってからの巴の外見上の声はあやねるでも合ってるが、竜体の声は誰ともわからない下手な物真似を聴かされてる気分で失笑した。まあ竜体の声は1話以外は出番ないだろうし、アニメは原作よりギャグ主体で作風が軽い。その内に忘れて気にならなくなるかもしれないが初回はがっかりだった。

 巴は外見が美女に変化して後、ヲタクで残念な部分もある。が、本質はこの世界を管理する女神も干渉できない何千年も生きている最強の上位竜の一柱である。その賢さと強さは半端ない。原作中、マコトは巴を頼りになる兄貴のようだと表現したことがある。やはり相応の落ち着きと滲み出る風格も感じられる演技とそれに合う声を期待する。

 姉御肌感が自然に滲みでる声優に演じて貰いたかった。女性らしい声のみならず、時に男前でドスも効く声色が出せる、例えば沢城みゆき、本田貴子、田中敦子あたりの幅広い演技力ある声優が理想。

 その後、巴役の佐倉綾音の演技は田中敦子に似てる感あり。しかしまだ若い。滲みでる年輪が足りない。やはり人生経験豊かな30代半ば以上の声優演じる巴が望ましい。

 それ以外のキャスティングは概ね満足。特にハイランドオークのエマ役の早見沙織。キャラの透明でキラキラの瞳以外は早見沙織の声に全く合わない、というのがギャグとして笑える。

 2話から登場の災害の黒蜘蛛の化身の澪の声は巴ほど違和感なくていいと思う。世界的大ヒット作『鬼滅の刃』の炭治郎と禰󠄀豆子兄妹コンビがそのまま真と澪の主従コンビに。大ヒットの験担ぎか。ネタとしても悪くない。炭治郎と真はすぐに同一声優と気付くが、禰󠄀豆子と澪はキャラクターが違い過ぎて、声を聴いただけでは同じ声優とは気付きにくいと思う。共通点はどちらもかけがえのない家族であること。炭治郎と禰󠄀豆子は血縁者で家族なのは当たり前だが、巴と澪は真にとって恋愛対象でなく家族同然の関係性で愛情と信頼を深めていくから。

 また『神様になった日』の主人公とヒロインのキャストが本作の真と巴になってたが、そちらは視て無いのでインパクトゼロだった。
{/netabare}

❰原作既読視点の各話レビュー❱
{netabare}       (2021年 TOKYO MX 初放送日時)
🌑第一夜「勇者…失格」(7月7日 23:00 - 23:30)
 物語4.5→4.0, 声優4.5→3.5
{netabare}
 漫画第1巻(第一夜『勇者…失格\(^o^)/』第二夜『「世界の果て(ピリオド)」のその先で...!?』第三夜『フラグは立つか立たざるか』第四夜『おしかけドラゴン』)より

〈異世界の 水戸黄門に なり得るか〉

 原作からのバイアスが掛かったため、予想以上に大袈裟なギャグシーンの多用と軽すぎる作風に初回は馴染めず戸惑ったため評価は若干下げた。しかしもう一度視て、コメディアニメとしていい線いってると思い直した。作風にもっと馴れたらまた評価上げるかもしれない。

 一番ウケたのはEDテーマ。まさかまんまの水戸黄門...やってくれる、いいセンスだ。時代劇の勧善懲悪+ファンタジーコメディのエンタメとして割り切った方向性か。今後も石平監督の手腕に期待。

 OP映像の登場キャラでラノベ第3巻(漫画第6巻)迄をアニメ全12話で描くと予想。果たしてどうなるか楽しみ。

 原作の『ツキミチ』は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』同様、小から中の山場の積み重ねで、成り行きまかせでも主人公の強運とチート能力がじわじわと主人公の立場を引き上げる系の物語。それではアニメの1クールから2クール程度の尺では話をどこで切っても間違いなく中途半端になる。

 『ツキミチ』は主人公が三枚目であり、特に漫画版は、ギャグネタ豊富でコメディに徹底できる資質が『デスマ』以上。ならばストーリーで魅せようとするより、視聴者に「ストーリーは中途半端だったけど楽しかった」と思ってもらえれるようコメディに振り切って、キャラの魅力を耀かせた方が成功しそう。

 この初回のノリが最終的に吉となり、2期が生まれることを祈りたい。次回も非常に楽しみだ。
{/netabare}
🌘第二夜「災害の黒蜘蛛」(7月14日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第1巻(第五夜『おとぼけ侍』第六夜『「災害の黒蜘蛛』第七夜『ディープラバー🖤』)より

 いいテンポで話は進む。作風の軽さも少し馴れてきた。

〈亜空間 なつかし夢の 秘密基地〉

 本作の魅力の一つは、子供の頃に秘密基地を作って遊んだワクワク感を呼び戻してくれること。ただ秘密基地といっても亜空はスケールが違い過ぎる。

 彼の記憶にある日本の原風景がモデルの亜空は、水があり自生する自然の恵みありの全ての生き物が生活出来る1つの大地。真はその力をコントロールする事は出来ないが、規模も徐々に成長し拡大し続ける。その力を与えたのは日本神道の神様。当に天地創造の神業。

 アニメで非常に楽しみだった一つがこの彩り豊かな亜空を拝むことだった。異世界の中の異世界、この原作者の発想は素晴らしい。

 また亜空は避難(逃亡)先。この異世界で何でも好き勝手出来てしまう両刃の剣。夢がある反面、テロリスト、サイコパスや世界征服の野望ある者には絶対に渡してはいけない危険な存在と言える。そこが真のこの異世界での立位置に大きく影響していくが、それがどうなるかアニメでも楽しみだ。

〈制作に 遊び心が キラリんと〉

 水戸黄門のテーマは初回のみの特殊EDだったようで出落ちのネタだった。本作は鬼滅兄妹の声優採用など、他にも探せばネタがいくつか仕込んでるかもしれない。これは楽しみだ。
{/netabare}
🌗第三夜「ヒューマンショック」(7月21日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第2巻(第八夜『シム亜空!?』第九夜『人外大移動』第十夜『理解不能』第十一夜『ヒューマンショック』)より

〈あらすじ〉

 マコトが巴と契約した時に生まれた亜空に、マコトを領主と認め忠誠を誓う住民が一気に増えた。初めての縁あったエマを筆頭とするハイランドオーク族おおよそ100名にプラス、エルダードワーフ族たち、上位竜の巴とその眷属のミスティオリザードたち、元災害の黒蜘蛛の澪とその眷属のアルケーたちだ。

 その後、マコトは残酷な現実を受け止めざるを得なくなった。亜空の住民には崇敬に近い愛され方をされたので油断してたら、まさか同族のはずのヒューマンと呼ばれるこの世界の人類には露骨に見下され、さらには魔物認定され討伐を仕掛けられた。しかも他の言語は自由に使いこなせるのに、ヒューマンの使う共通語だけ不自由だった。読み書きと聞き取りは努力で可能になっても、発音は努力虚しく身に付かなかった。

 しかしマコトは従者と共に逞しく生きていく。天敵の女神に対し、さらに怒りを蓄積しながら。

 そしてマコト、巴、澪の三名は、諸国漫遊する豪商の息子と従者という設定で、亜空産の果物を馬車に大量に積み込み出発。初めてたどり着いた街は"絶野"と呼ばれるヒューマンの住まう最果ての地だった。

〈理不尽な 神の仕打ちに 凹む日々 心安きは 人外のみか〉

 無尽蔵な魔力が源の神レベルのチートな能力と、(異世界基準の)不細工なルックスの主人公。これくらいの絶妙なバランス感覚が原作の売れている要因の一つなのかもしれない。

 アルケイの初期移住者は原作は4名のみだが、なぜかアニメではミスティオリザード(ラノベ原作では108名)並の数になってたり、僅かなカットと流れ等の細かい違いはあれど、ここまでほぼ漫画に忠実。そのため新鮮な面白みは少なく物足りなくなってきた。が、アニメならではのネタが時折顔を覗かせ新鮮でアニメも悪くない。

 今回笑えたのはBGMがいい仕事した悪代官と廻船問屋ネタ。

 あと巴が飯抜きで荷物番となった際、原作では「お、鬼ですか若ー!!!」の台詞が、アニメでは「あーっ、鬼ですかー!」で、そこはクスッと。

 台詞をマコト1人から、花江夏樹と鬼頭明里演じるマコトと澪の2人への語りへと微妙に変更。これはネタとしてよりわかりやすくするための変更かもしれない。
{/netabare}
🌖第四夜「あとのまつり」(7月28日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第2巻(第十二夜『ざわめきの夜』第十三夜『姉妹の事情』第十四夜『あとのまつり/(^o^)\』)より

 今回は水戸黄門エンディング第二段が実に楽しい。曲調をオリジナルからよりロック寄りに、歌い手を主人公からヒロインへ、ソロからデュエットへ、と第一段と趣をがらっと変える工夫がいい。第三段をかなり期待。もしあるなら今度はどうアレンジするんだろうか。

 ここまで視聴して言えること。どうやらアニメ2話で漫画版1巻分(エピソード7話)消化、という制作の基本方針があるということ。そしてアニメは堅実で動くカラー漫画として優秀。作風の軽さも味方してテンポが実に良く、今回では水戸黄門風一件落着シーンの演出、特殊ED2などの独自ネタもあってとても楽しかった。

〈あらすじ〉

 マコトと澪が宿へ戻る途中、リノンという名の一人の少女が泣きながら接触してきた。聞けば、行方不明の姉を探してさ迷っていたという。マコトはその姉トアが弓道部後輩の長谷川と外見が瓜二つと知り、リノンの接近がたとえ罠でもこのまま放っては置けなくなった。

 そして巴が望む勧善懲悪道中の始まりは、リノンの姉の救出劇となるのだが...。

〈格さんは 当てる言の葉 核となる 街消え去りて 虚しき荒野(あれの)よ〉

 最後のマコトのアニメの台詞「バレたら隠せないし。ああっ、もうっ、日本語が変だ」が妙に心に残った。世直し道中の最初が一つの街の壊滅というトンデモなオチ。なんとなく大掛かりな舞台セットを用いる懐かしのドリフの全員集合コントを思い出した。

 アニメがギャグコメディに振り切ってるのは正解。そうでないとツッコミたくなる。

 街の破壊中、住人は関係者以外は全く出てこずぼかしてるが、状況的に巴と澪の所業は住人の大量殺戮をもたらすはず。住民の安否確認すらしないマコト。普通はシャレにならないが、おばかなギャグと思えばスルーできる。

 まあ魔物が横行してる命の軽い異世界のこと。マコトも不慮の事故としてドライに割り切って、やっちゃたものはしょうがないと、犠牲者のことはそれほど気にしてないのだろう。犠牲者はヒューマン族で、知り合い以外はマコトが大切にしたいと思える存在でもないし。

 マコトは本気出したら巴も澪も敵わないという。アニメでのマコトの実力発揮はまだまだこれからだろうがこの3名の所属する亜空は既に、この異世界唯一の核兵器保有国、と言っても問題なさそうだ。
{/netabare}
🌕第五夜「よくばり馬車の旅」(8月4日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第3巻(第十五夜『よくばり馬車の旅』第十六夜『グロリアス·ディナー』第十七夜『亜空改造計画』第十八夜『ファンキー·コート』)より

〈あらすじ〉

 マコトは"巴と澪は混ぜるな危険"と判断。巴を武者修行の名目で別行動させた。その後マコトと澪はトア姉妹と偶然救出した冒険者3名を馬車に乗せツィーゲの街を目指す。

 ひとつの街の壊滅という不祥事は魔物来襲のせいにしてごまかし、冒険者として、また商人として、マコトと従者はしたたかにその歩みを続ける。

〈異世界の 男のロマン 冒険者 旅は道連れ 友は増えゆく〉

 道中遭遇した魔物を討伐しながら進む道のり。同行冒険者の生々しい獲物の解体にドン引きしたり、憧れの漫画肉を堪能したり、場違いなほどハイテクな冒険者ギルド発行の冒険者カードに感動したり。

 マコトは、残念な外見と言葉の不自由、という欠点を抱えつつも、いつでも戻れる安全で快適な亜空があって、いざとなれば自身の底知れぬ力があって、頼れる多くの家族のような仲間もいる。

 なんだかんだあっても、マコトの異世界道中は刺激的で楽しそう。今回もアニメの原作再現度は高く安定して面白い。原作未読の方が新鮮でもっとワクワクしそうだ。
{/netabare}
🌔第六夜「ナイスミドルの憂鬱」(8月11日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第3巻(第十九夜『情に厚い人格者(ナイスミドル)の憂鬱』第二十夜『商人ギルド加入試験...!?』第二十一夜『いカニも美味!』), 漫画第4巻(第二十二夜『あの夏の記憶』)より

 今回は漫画4話分のエピソードを無駄を省くことでアニメ1話に巧くまとめていた。巴の分体の柿のつまみ食いはアニオリ。原作のどこかにあるかもしれないが少なくとも今回の漫画の該当部にはなかった。そのセンスはポイント高し。どうやら漫画では出てなくてもアニメでは毎回分体の出番を作るつもりなのかもしれない。同じくアニオリの蜃気楼都市の解説演出もグッド!

 名も無き巴分体は本作では希少の、いやかわ(癒しの可愛い)キャラ。その推しは物語上もとても大切。今後も亜空シーンでは分体を出来るだけ登場させて欲しい。

〈あらすじ〉

 まだFランクのマコトが冒険者ギルドの掲示板でたまたま見つけたSランクの依頼。それはその求める素材が手元にさえあれば特殊ランク扱いで受けられる依頼だった。たまたま自身が既に持つ魔物ルビーアイの瞳が使える。

 依頼主はツィーゲの街随一の豪商。その商会に出向き、主パトリック=レンブラントと直接面会して素材提供。泣くほど感謝されるマコト。それは依頼達成と同時に商会立ち上げの志あるマコトに強力な後ろ楯が現れた瞬間であった。

 その後商人ギルドの登録と食堂での食事も済ませ、人心地ついた後亜空に戻ったマコトに巴から緊急に念話での呼び出しがあった。

 行ってみれば巴と澪はやはり混ぜると危険だった。澪もアニメや特撮のヲタクに目覚め、仲間には相変わらず気苦労が絶えないマコトだった。

〈商人(あきんど)は 清濁飲んで 進む道 右腕無くば 叶わぬ道よ〉

 まさに人生を語る水戸黄門のテーマソング『あゝ人生に涙あり』の歌詞こそが、この世界に生きるマコトには良きバイブル。

 商人としてド素人のマコトには商会運営のノウハウを教えてくれ、後ろ楯ともなる有力者が必要だったが、運良く街一番のパトリック商会に取り入ることに半ば成功した。

 パトリックは敵も多くやり手商人なのは誰でも分かるが人格者と言えるだろうか。実は漫画では、パトリックの美化された過去の伝聞を商人ギルドの受付嬢がマコトに滔々と語る。アニメではそれをカット。マコトはその話の先入観でパトリックを評価してしまう。

 まだ17歳のマコトは人を信じやすく見る目が甘い。が、さすがな巴。普段の暴走キャラとは裏腹。大人の洞察力で何かに気付いたよう。実に頼もしいマコトの右腕だ。

 軽いコメディでも人間描写はかなりシビアなのが本作の魅力のひとつ。強欲ではないお人好しキャラはマコト以外はかなり少数派。特にヒューマン族はそのほとんどが欲望に忠実でしたたかなキャラばかり。

 鏡のように悪意には相応の反撃で応えるマコト。時に情け容赦がない。しかし彼の本質は日本人らしく平穏を愛する17歳の高校生の甘ちゃん。それを補う従者との関係性はとても魅力的に思う。アニメでは今の所戦闘力以外は悩みの種に見える澪も、きっと巴とはまた違う方向でマコトの良きサポーターに成長していくだろう。
{/netabare}
🌓第七夜「秘薬精製」(8月18日 23:00 - 23:30)
 物語4.0→3.5 キャラ4.5→4.0
{netabare}
 漫画第4巻(第二十三夜『秘薬精製』第二十四夜『今日から僕は!!』第二十五夜『世直し劇場』第二十六夜『わけありトップランカー』)より。
 [第二十七夜『二つの顔』第二十八夜『裏道の小石』はカットされ今回で4巻終了]

 原作は今回のあたりから人間の暗黒面を赤裸々にする傾向がより強くシリアスでハードな部分が今まで以上。アニメの今後はコメディ路線を守るためどうするかに注目。

〈あらすじ〉

 マコトは絶野で知り合ったレベル114のアルケミーマイスターのハザルと共にレンブラント宅を訪れる。そこでマコトはハザルの秘薬精製を見学することに。ルビーアイを主原料とするそれは呪病の特効薬。レンブラント氏の妻と二人の娘がその病で絶望的だったがその薬さえあれば助かる。

 ハザルは難なく秘薬を作りだし投薬段階へ。しかしうっかり八兵衛も真っ青のハザルにマコトの苦労は続く。が、なんとか試練を乗り越えミッション完了。

 その後マコトは帰宅途中に巴と澪に合流。すると数十人の刺客の集団来襲。巴とマコトのみで難なく刺客はほぼ全員半殺し。事情を問えばレンブラントを恨む呪術者に嵌められ誤解があっての襲撃と判明。結果マコトは彼らを全員赦すことにした。

 刺客のリーダーは冒険者トップランカーのライム・ラテ。彼は贖罪として冒険者を引退した。しかし心根に男気溢れるライムは将来に見込みありと巴に評価される。そして巴の配下となり密偵として新たな人生のスタートを切ることになった。

〈弥七殿 八兵衛殿も あらわれて 世直しごっこ まことあわれに〉

 BGMがしっかり水戸黄門してた。弥七ポジションの役者も揃い巴は楽しそう。一方の若は体を張った苦労とご老公の定番台詞の羞恥でうち震えるのみ。なんとも哀愁漂う憐れさよ。

 巴とライムとの件は、往年の人情豊かな時代劇のオマージュとして成立するほど巧く演出してたと思う。マコトの柔道による捕縛の作画もなかなか様になっててよかった。巴分体がワンカットだけだが登場したのも好い。

 ただし人間の醜い部分がクローズアップされるエピソードゆえ、コメディとしては若干の不完全燃焼感あり。巴によるレンブラントの実像暴露とその対処を原作からかなり端折った。コメディに水を差ささない程度のシリアスに収める配慮か。レンブラントの本質は原作でもマコトは知らないままなのでそれもありか。

 おかげで巴の智恵の深さと度量の大きさが原作ほど伝わらなくなってしまった。原作未読なら気にならないだろう。しかし原作知るとやむを得ないとは言え物足りない。ゆえに今回は作品評価とキャラ評価を下げた。

 今までは簡略化されることはあってもエピソードを丸々カットすることはなかったが、次回は漫画第4巻の残りの2話と第5巻の前半の4話分をすっ飛ばすのは確実。そして5巻の後半の第三十三夜からスタート。話の流れ自体は自然に繋がりスキップしても問題は全くない。だが、特に5巻の4話分(第二十九夜~第三十二夜)の扱いに関しては今後どうするか非常に気になる。
{/netabare}
🌒第八夜「亜空ランキング」(8月25日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第5巻(第三十三夜『きっかけはオーク』第三十四夜『亜空ランキング』第三十五夜『シャドウテイル·ハンター』)より

 前回は原作の大幅カットでレンブラントの実態をぼかしたことで栄養不足だったが、今回は栄養に十分配慮してる健康的なダイエットに成功してる感。カットしても先々に問題ない部分は躊躇なく原作からすっぱりと。それでも原作の持ち味をアニメで申し分なく再現していた。

〈あらすじ〉

 亜空に戻ったマコトと巴と澪にエマからの問題提議があった。亜空の戦士の戦闘訓練で参加者は完敗が続くため、マコト達との実力差に凹み自信喪失中とのこと。そこでマコトは参加者を調査した結果、訓練に関する種族間の情報交換の少なさに気付く。

 その実状から巴は対策を立てる。それは全種族参加の個人戦を七日に一度開催してランクづけすること。それはお互いの秘術をぶつけ合い切磋琢磨することが目的だった。またランクづけは戦士としての適性を見極めることができ、別の道で亜空に貢献してもよいという弱者救済策でもあった。

 その後、マコトが冒険者ギルドに赴くといつものギルド嬢から依頼があった。レベル1,000超えの巴と澪に、ライム・ラテの後継となるトップランカーを育成して欲しいと。そこでマコトは巴を派遣して顔見知りのトアのパーティを鍛えることに。そしてトア達は巴のスパルタ式の指南により、否が応でもトップランカーとして羽ばたく基礎を身に付けることになった。

〈巴こそ 師とするならば 道極む 長き年月 生きる智恵ゆえ〉

 何千年も生きてる上位竜巴は全体を見ながら的確な判断を下せる参謀にして武の最高指南役。元災害級の魔物の澪は相変わらずマイペースでマコトと食にしか関心がない。そのコンビが絶妙で面白い。

 しかし澪は今回のトマトの件がきっかけで、巴とは別の道で亜空での貢献が始まりそうだった。少しずつ亜空は発展し、その住民も成長していく。そして、適材適所で亜空はこれからますます発展していくんだろうな、と思う話だった。

 亜空が磐石な存在になるほどに、駄女神の管理する弱肉強食のハードな世界に身を置かずともマコトは人外の仲間とだけで幸せに生きて行ける。だが、いつも面倒事を引き当てるのが彼の宿命。お人好しにも亜空外との人々とも付き合い続けざるを得ない。

 毎回のマコトの川柳の心の嘆き、それは逆にどんな時も前向きな彼の器の大きさの表れ。常人は嫌なこと面倒なことが降りかかっても嘆く前に放り出すのが一般的。しかし彼は一旦関わった以上は好き嫌い関わらず最後まで責任を持つのだ。

 主人公の特技が"弓道"という設定がここで生きる。弓道で培った集中力と忍耐力で的を射た結果を最後は達成してしまうのが彼の真骨頂。常に己はニュートラルで自力も他力も自在に活用できるマコト。彼は若くて甘ちゃんに見えて実は達人かも。でなければ多くの実力者を従える彼の人望の大きさは生まれようがない。

 さて、個人的に原作で好きなキャラが今回最後に登場。次回アニメでどう描かれるか楽しみだ。今の所はアニメは別キャラ中心のサイドストーリーを挟まぬ方針のようで、主人公マコトと従者中心のエピソードが続く。原作は群像劇としての旨味もあるが、アニメも回が進めばその味わいも楽しめるだろう。ぜひアニメ第2期を制作して欲しい。

 今期は残り4話。原作とアニメそれぞれの味わいを楽しもう。
{/netabare}
🌘第九夜「喰うか喰われるか」(9月1日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第6巻(第三十六夜『人外大宴会』第三十七夜『深澄神!?』第三十八夜『喰うか喰われるか』)より

 アニメでようやく登場のツッコミとボケのお笑いコンビ、スポーツ飲料アクアエリス。いつも一緒で天然ふしぎちゃんに振り回される常識人の真面目ちゃん。他の類似作品ではいそうでいないコンビ。特にエリスが好きでアニメ登場が楽しみだった。電波系の独特なキャラで原作では一人ぶっ飛んでて存在感が抜群だったが、アニメでどこまでその妙味を再現出来るか楽しみだ。

〈あらすじ〉

 ツィーゲでの商会設立の祝いの宴で盛り上がる亜空。マコトは屋外の壇上の玉座に在って住民たちとの交流を楽しんでいた。

 そこで澪の配下のアルケーのアキナから報告を受ける。万能の秘薬素材として希少種のアンブロシア。マコトは澪にその花の群生地を調査してもらっていたが、ついに見つかったとのこと。それはティナラクの森にあるという。しかし、その地にはアンブロシアを管理する種族が住んでいるらしい。

 その他にも様々な報告があったが万事順調そうで安心のマコト。その夜、彼は弓の修練に時を忘れて没頭する。するとマコトの気配の変化に慌てる巴と澪。それはマコトが死んだかのようで、巴と澪は心配のあまりマコトの側に駆けつける。

 そこで、巴の分析により衝撃の事実が判明。射に集中する度に、マコトの魔力の保有量が膨大に上がり、同時に亜空も拡張し続けると。マコトは理解不能のその事実に落ち込んだ。澪はマコトの無事に泣いた。そして巴は、もはや神業としか言い様がないマコトの力の前に、ただ笑うしかなかった。

 その後、ツィーゲでの逗留先での一騒動などもあり、マコトは澪のご機嫌取りも兼ねて、アンブロシアの群生地の視察に二人きりで向かう。その道すがら、見ず知らずのヒューマン三人の冒険者たちがマコトたちを尾行していた。マコトは界の探知で彼らは無害と判断、澪に蜘蛛の糸で足止めだけさせてとりあえず無視。そして現場に無事到着。するとそこには、アンブロシアの保護者が二人待ち構えていた。

〈亜空こそ 生きる喜び 育む大地 主(あるじ)加護満つ 寄る辺なるかな〉

 万事順調の陰にマコトあり。天地創造の神業は、マコトを貶めた駄女神でも出来ない。日本の神様がマコトの守護神だからこそ、亜空の存在とその維持も際限なく可能なのだろう。気候は穏やか。自然の恵みも豊富で、外界で食べらない種類豊富な自生の果物がある。農作物もすくすく育つ。ドワーフの生活技術が行き渡り、巴あって最高の武芸向上環境がある。当に楽園。住める民は幸せだ。

〈まちづくり 主違えど 人外の 民似てくるは 不思議なるかな〉

 『ツキミチ』マコトと亜空の住民は、たまたま同期で放送中の『転スラ』リムルとジュラ・テンペスト連邦国の住民の関係と非常に似ている。

 リムルとマコト。性格は世代設定は違えど結構似てる。だが、強さと見た目はそれぞれ独特のものがあるため意外に被る印象は少ない。とは言え、リムルは困難を乗り越える度に、その世界の生きる者の頂点を目指すかのような進化が続く。対してマコトは、自ずとその能力は世界の創造神に近づいていく。その意味ではマコトの方が突き抜けてユニークで面白い。
 
 ついでながら『ツキミチ』と『転スラ』の主人公の配下は、役割や外見上でなどで被るキャラが多いと思う。たまたまなのか意図したものかは不明なれど、キャラ被りは探すと結構沢山いて、ネタとして面白い。

 キャラ被り濃厚なのはエマとシュナ(正反対な外見はギャグか)。澪とシオン。巴は複合性強く、大賢者とヴェルドラが主成分でベニマル、ハクロウ、ソウエイの隠し味ありか。
 
 外見上もろ被りは、エルダードワーフのベレンはカイジン。ミスティオリザード上位戦士のリディはガビル。ハイランドオークの上位戦士アガレスはゲルド。そして今回登場のアルケーの進化した姿の白衣姿のミナトはベスター、修験者の法衣着用のホクトは初期のクロベエ。

 そしておそらく次回登場予定のガイコツさん。アニメ同時期で、僅か一週間の誤差で初登場の転スラのアダルマンと丸被り。よほどご縁があるようだ。

 また、アキナと転スラのハルナも、出番少なく地味ながら同じ立位置で結構似てるキャラ。本作のアキナは澪の配下で助手のアルケー、ハルナはカイジンのお手伝いでシュナに師事し織物勉強中のゴブリナ。種族や外見こそ違えど、どちらも内外共に可愛く存在感あり。

 以上、同時期放送で視聴中ということもあり、つい転スラと比較してしまったがどちらもお気に入りの作品だ。一番の共通点はどちらの作品も都市開発ゲームの魅力があり、主人公は仲間を家族として非常に大切にすることか。

 なろう発表開始時期が1年遅い転スラの方が、本作を参考にした可能性があるかもしれない。だがパクリとは思わない。設定上で多少の類似性があっても話には独自性があり、面白さに甲乙は付けられないからだ。


 さらにアニメのネタとして、マコトと転スラのユウキは同一声優であることから、穿った想像も成り立つ。例えば、リムルのライバルのユウキは、リムルのせいで世界征服の目的果たせず、宿命として死して後、無意識にマコトに生まれ変わることで、別な異世界で再び覇権に挑むってこと。

 今生は世界征服は懲り懲りのユウキの魂。それよりも、リムルを参考に権力自体には興味無く、仲間を守ること優先で周りから自然に後押しされる形で不動の地位を得ることが天命だったりして。特技は別として、マコトとユウキは外見上、小柄な黒髪日本人な所とか似てるし、そんな妄想するのも楽しい。


 ところで今回、アンブロシア(保護する種族はこの花を紅蓮華と呼ぶ)の群生地で澪を妹扱いして手を繋ぐマコト。そして次回のアニメのサブタイトル(漫画の第三十九夜と同一タイトル)。

 以上から『鬼滅の刃』思わせるもの複数浮上。本作はどんだけネタがあるのやら。もう今回の巴同様に笑うしかない。
{/netabare}
🌗第十夜「鬼の隠れ里」(9月8日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第6巻(第三十九夜『鬼の隠れ里』第四十夜『嵐の前触れ』第四十一夜『しょんぼりアンデッド』)より

 この調子だと、コミカライズ第7巻の最後がアニメ今期の描く範囲になりそうだ。

〈あらすじ〉

 マコト達と、澪の蜘蛛の糸をかいくぐって付いて来たヒューマンの冒険者3名は、アンブロシアの保護者アクアエリスコンビに泥棒とみなされ攻撃を受ける。その時、澪は怒りで冷静さを欠き頼りにならず。そこで、攻撃に巻き込む危険がある冒険者達をなんとかしてもらおうと、仕方なく念話で巴に救援を要請した。

 そして足手まといな冒険者達は全員、巴により亜空内の蜃気楼都市に転送する。そこで一転、マコトと澪は反撃に。勝負は一瞬で決まり、アクアエリスを拘束して彼女たちの住む里に向かった。

 アンブロシアをヒューマンから守っていた種族は森鬼と呼ばれるエルフに似た種族。里の長老たちにアンブロシア収奪の誤解を解くため事情を話すマコト。

 とりあえず表面上は理解され歓待される流れになったが、その後、思わぬ出逢いとトラブルがマコトに降りかかることとなった。

〈出逢いには 亜空の未来 変える鍵 あると思えば 全てが吉よ〉

 マコトと亜空に起こるいろんな変化がアニメでも面白い。ただ、アニメのエリスは全体的にコメディ演出が多いためか、雰囲気に埋もれて原作ほど存在感がなかったのは少々残念だった。

 今回から登場の新キャラ、森鬼(もりおに)のモンドに大塚明夫、そして新従者のリッチは津田健次郎、と渋い声のキャスティングで少し意外だった。主役が明るいテノールで、上記二人は落ち着きと深みあるバスバリトンの声域と声質。既に登場のレンブラントの井上和彦も同類で地声はバリトン系。

 以上、若者主人公と彼を取り巻く同性の年長者は、コントラストがはっきり。キャラが絡んだ時、ハーモニーとしてとても味わい豊かだ。
{/netabare}
🌖第十一夜「さようなら」(9月15日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第6巻(第四十二夜『さようなら』)、第7巻(第四十三夜『亜空改造計画 Season 2』第四十四夜『ととさま』第四十五夜『人ではないナニカ』)、第8巻(第五十三夜『深澄真の消失』第五十四夜『気まぐれ女神の御使い』)より

[上記は、第四十二夜以外は、内容の一部でもアニメで描かれたものを含む。第7巻(第四十六夜~第四十九夜)、第8巻(第五十夜、第五十一夜)は完全カット]

 予想から外れ、原作が大幅アレンジされエピソードは大胆にスキップ。アニメは最終話に相応しいドラマチックなエピソードを選択したためと思われる。

 そのため、Aパートは第四十二夜の内容がほとんどだが、Bパートはそれ以降のエピソードをかなり簡略化して、今回の最後への繋がりのため必要最低限の内容にとどめていた。アニメ最終話のサブタイトルは、漫画第四十九夜と同一だが、内容は全く違うだろう。

〈あらすじ〉

 亜空で原因不明の爆発が起こり、巴が血反吐を吐いて倒れ意識不明になった。マコトは巴の介抱は澪に任せ、新従者のリッチと共に亜空に戻ると、爆発現場は惨憺たる状況で死傷者多数。

 そこに、蜃気楼都市に招待した冒険者の生き残り一名の記憶がマコトの頭の中に流入。そのためマコトはすぐにこの惨禍の原因が冒険者達にあったことを突き止める。そして悪意と傲慢で亜空の住民を殺した冒険者の生き残りを処刑するマコト。彼は初めての自身の殺人の罪を冷静に受け入れた。が、その後感情が爆発。殺人は後悔はせずとも犠牲者の死に慟哭した。

 その後、気持ちの整理をつけたマコトは、反省し今後の蜃気楼都市の改善策を講じ、新従者を"識"と命名。そして彼を伴い学園都市ロッツガルドに、レンブラント氏の後ろ楯で自身の商会の支店設立と留学のため向かうことになった。

 ところがその道中、女神にマコトは見つかり彼は単独で見知らぬ地へ突然転送される。そしてその先で思わぬ未知の強敵に襲われることになった。

〈新しき 骨太配下 加わりて 識と歩むは 人の道かな〉

 ”識”は、元リッチでアンデッドだったが、生前はヒューマン。ヲタク趣味もない同性の求道者同士。マコトより年上だが従者の中で一番マコトと気が合いそう。

 そして人間の常識で分かり合える仲間が増えたマコト。識は、この世界で商売する上でも、実務上この上なく頼もしい存在になるだろう。

 原作者の作りだすキャラは、役割分担をよく考えた上で巧妙に配置されてると思う。

 今回はシリアス多めでコメディに徹底出来ない状況になり、マコトの心の川柳はなし。今回、亜空の王として脱皮したマコトには愚痴のような川柳は場違いだからだろう。

 今回のメインエピソードは個人的に好きな所で、Aパート全体の作画と演出は秀逸。モノクロ演出で血を強調して殺人の罪を象徴するセンスもいい。そして、原作とは違うアニメの予想外の展開は新鮮で、個人的にはこれはこれであり。果たしてどんな最終話になるのか非常に興味深くなった。

 原作未読のアニメ視聴組でこの作品が気に入った方は、ぜひ漫画版だけでも読んでアニメとの違いを味わって欲しい。原作には、より複雑な人間模様が描かれ、アニメと違う楽しみが必ずあるはずだ。

 ところで、今回初登場の新キャラのソフィアの声優は、沢城みゆきが担当。❰配役について❱で書いたが、個人的に本作では巴役のベスト筆頭は彼女。意外、まさか彼女が別の役で出演するとはびっくり。それなら、キャリア違いのギャラの差で予算が上がるかもしれないが、巴とソフィアは声優を入れ替えて欲しかった。

 そうすれば、人生と声優キャリアの差により、滲み出る風格がアップして、巴の存在感は今以上になったと思う。佐倉綾音も実力派で、田中敦子の声にやや似ている感の巴の演技は、決して悪くはない。だだ比較すると、ソフィア役の方がより相応しいと思う。
{/netabare}
🌕第十二夜 (終)「月が導く...」(9月22日 23:00 - 23:30)
{netabare}
 漫画第8巻(第五十四夜『気まぐれ女神の御使い』第五十六夜『変態頂上決戦』)、漫画第9巻(第五十七夜『青い光』第五十八夜『痛み分け、あるいは勝者なき朝』第五十九夜『おかえりなさい!』)より、AパートとBパートの冒頭迄。以降は第7巻と第8巻から最終話に相応しい部分を抽出してエピローグとして構成。

〈あらすじ〉

 マコトと対峙したのは、ヒューマンと魔族との戦争で魔族側についた冒険者最強とされる"竜殺し"ソフィア=ブルガと、巴と同じく上位竜が人の姿になった”御剣(みつるぎ)”ことランサー。そこは戦場で、彼らはマコトを女神が寄越したヒューマンの加勢とみなし問答無用に命を狙い攻撃する。

 嘗てない強敵にマコトは間一髪で攻撃を躱すが不利な戦いが続く。そこで最後にマコトは指輪による魔力の封印を全解除して反撃。結果、神業級の魔法が発動し、その威力は核攻撃か天変地異の如くとなった。そして、その大地の抉られた跡地には巨大な湖が誕生。ソフィアとランサーはかろうじて生き長らえたものの、戦場の兵士の犠牲者多数となる大災害となった。

 マコトは亜空の自室のベッドの中で目が覚めた。澪によって既に傷は跡形もなく癒やされ、再び順調な日々を取り戻す。そして、マコトが代表で識が実務補佐、新たに巴がスカウトした森鬼たちやドワーフを従業員とするクズノハ商会のツィーゲ店がオープン。マコトのヒューマンの世界での躍進がいよいよ始まった。

〈クズノハの 勢い誰も 止められぬ 国はもとより 女神だといえ〉

 ということを2期に暗示した今回、核撃級バトルアクションになかなかの見所あって面白かった。構成が絶妙で、今期の主要キャラは僅かながらでもほぼ全員登場。最終話に相応しいまとめ方だ。

 巴の分体推しが僅かでも毎回必ずあったので、コモエが登場することは想定済みだったが、いいタイミングで登場した。最後のマコトの独白と、上げて下げる心の川柳二首もセンスいい。

 ひとつ残念だったのは黄門ED第3段は無かったこと。ひそかに"識"歌唱によるそれを期待していた。来期でもあったら嬉しいが、ネタとしては賞味期限切れでさすがにそれは無いか。

 今期の第七夜から原作と構成が異なり始めた。そして最後の二話はアニメ独自の流れになったので、2期は原作とアニメの構成の多くは一致しないと思われる。今回ちょっとだけ登場した勇者二名とその仲間たちのエピソードも盛り込まれ、マコトたちがあまり登場しない回もあるはず。2期制作は既に発表済み。どんな続きが視られるのか、今から楽しみだ。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 12
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

量産型異世界物

2021/10/30 投稿

説明不要かと思いますが異世界物です。

率直に言えばB級です。それ以下とも言えるのですが
印象としてはチープ,良く言えば,手作り感がある異世界物です。
国作りなどからか,転スラと比較される事が多いように思われる本作ですが
自分の印象としてはむしろ
「魔王様、リトライ!」←自分としては印象が最も近いと感じる作品
「ありふれた職業で世界最強」
「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」
に近いような気がします。
有象無象の一つです,勝手に量産型異世界物と括らせてもらいます。

ここまで,全然褒めていませんが結構面白かったです。
原作が優秀なのか,割と軽く視聴できて,先が気になるので結構なハイペースで見終わりました。軽く視聴できたのは,水戸黄門を意識したらしい(あまり似ていないけど・・・)勧善懲悪を基本としたストーリーのためでしょうか。{netabare}そして,1話と何話だったかのEDはちょっと衝撃でした。{/netabare}また,もっとも惹き付けられた点は,巴と澪のキャラクターだと思います。


一方,若干違和感を感じるところもありました。

まず,エマさんのキャラクターデザイン。ちょっと気持ち悪かったです。具体的に言うと,手足と目。もっとカワイイ感じにして欲しかった。アルケーも気持ち悪かったのですが,こちらはヒューマン形態に変身したのであまり気になりませんでした。

もう一つ,気になったのがネーミングセンスの悪さ。巴と澪の名前が序盤なんか居心地が悪い気がして仕方がありませんでした。途中で慣れたけどw

総合的に言って,すごいアニメとは思えないし,良い作品とも思えないんだけど,面白かったです。面白かったので,これでいいんだと思います。
うん!これでいいのだ!!(続けて読んじゃダメ^^;)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 21

むす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そこそこ楽しめる

異世界物。 冒険者チート+開拓物。ある程度テンプレだが主人公がやりたい放題なわけじゃないから
そこそこ楽しめる。話が進むにつれ開拓部分がおろそかになってるのが気になる。
初期設定がある程度細かく ゲーム寄りじゃないから自然。しかし細かすぎてあとから矛盾がでないか 回収できるか心配。
とくに主人公だけ不細工設定や後輩激似のキャラは偶然で済ませたらいけないし、主人公が高校生なのにあらゆるものに詳しいのも理由付けがないと不自然。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 6

66.6 4 魔族で変身なアニメランキング4位
聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (601)
3859人が棚に入れました
元貴族令嬢で騎士団員のセシリー・キャンベルは、父から受け継いだ古い剣を鍛えてくれる鍛冶屋を探していた所、街中で暴れていた男を剣で撃退する男と出会う。\n

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

出だしからグイグイと

絶体絶命の貴族令嬢騎士のセシリーを助け、魔剣精製をするルークとリサが主人公と思ってみていたが、どうやらセシリーの方が主人公のようだ。
出だしからグイグイと引き込まれて中々の展開である。
にしても刀鍛冶としてセシリーに高額な報酬を請求をするあたりは…
ブラック・ジャックか?とすると助手はピノコか!
そう思うとツボに入ったのが納得いく。
ファンタジーで1クールは難しいが、構成 鈴木雅詞氏。どうまとめてくれるかな。

セシリーと帝国の皇女シャーロットと近衛兵3人の戦いと友情はいい話だったなぁ。
剣を持たなければメイドが最強ってのも(笑)
残りわずかとなって、帝国との戦いなのか、軍国との戦いなのか…

ラスボスまではやっぱ描けないよね。
でもこの締めくくりでいいと思う。
単純バカのセシリーが成長したし。

なんと言っても第5話絆、第11話真実のリサ&あきちゃんの演技力はずば抜けてた。
うるうる…
メインヒロインです!

帝国のシーグフリードがDr.キリコに見えてしまうのは俺だけだろうか?(笑)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3

シルメリア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブラックスミス

彼女は魅せられた…自分を助けた男の姿に
彼女は魅せられた…相手の武器を切り裂いたその「カ・タ・ナ」に

王道ファンタジーアニメの傑作ですね。
ストーリー構成や展開が面白く、引き込まれました。何で2期やらないんだろう?
やはり、円盤か…
毎回思いますが大人の事情で2期がやらないのは、ファンとして心苦しいですね。
日本のアニメ円盤は、高いから中々、手を出せないのも実情。
こうして、名作が消えて逝くのですね(´-ω-`)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5
ネタバレ

あしすと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

MF文庫J原作のアニメが自分にとっての「理想」のアニメだなぁと、つくづく思うわけですよ

…などというテーマが大きいレビュータイトルにしましたが、まずはこのアニメ「聖剣の刀鍛冶」についての印象を。


このアニメはこれぞまさにMF文庫J!という印象を受けた作品でした。


自分は最近になってから遡ってこの作品を見たクチなので、最近の同種の作品と比較すると

・単独ヒロイン制(⇔最近はハーレムが主流ですよね)
・いわゆる異能力の設定がわかりやすい(⇔最近は差別化のためか舞台・能力・敵などの設定が凝りすぎている作品も多いですよね)

という点が近年の流行と違うのかなぁとは感じましたが、逆にそれがスッキリした構成という印象で、むしろ見やすいバトルファンタジーアニメでした。





以下は、聖剣の刀鍛冶から離れまして、なぜ自分がMF文庫J原作のアニメが好きかという話題になります。

それをつらつらと書き連ねるだけの自己満足文章になりますので、無理してお読みにならないことをオススメします(笑)


{netabare}タイトルの通り、自分はMF文庫J原作のアニメが好きです。
それを何段階かに分けて文章にしますね。


まず1つ目の大前提として、自分はバトルファンタジーラブコメが一番好きなジャンルというのがあります。

中二病とかオタクとかを表面に出さず、バトルは「カッコよく」やってほしい。
茶化さずに、真剣に中二バトルしてほしい。

これを多くのMF文庫J作品は満たしてくれます。


2つ目として、自分はアニメに感情を揺さぶられたくないというのがあります。

感動して泣きたくない。(→泣かせるアニメは苦手)
切ない気持ちになりたくない。(→同)
嫌な気分になりたくない。(→胸糞悪い性格のキャラや展開は嫌い)

まぁ単純に自分の好みとしてこのような展開は嫌いだから見たくないというだけなんですけどねw

しかし、MF文庫Jはそういう展開にほとんどならないので、アニメを「常に楽しく」見ることができます。


3つ目は、2つ目と逆ベクトルで同じことなのですが、自分はアニメ作品を「好きになりすぎたくない」というのがあります。

好きになりすぎてしまうと、逆に今度は良い意味で感情を揺さぶられすぎてしまうからです。
自分は影響されやすいタイプなんですよね(笑)

本当に好きすぎるアニメを見つけてしまうと、仕事が手につかないとまでは言わないものの、展開が気になりすぎて次回が待ちきれなくなってしまう。

アニメが最終回を迎えると虚無感に襲われてしまう。

漫画かラノベが原作であれば原作に手を出すが、続きが気になりすぎてしまって時間を多少犠牲にしても一気に読んでしまう。

既刊最新刊まで読んでもその先が気になりすぎてしまう。

原作のストーリーが終了に向けて動き出してしまうと切ない。終了してしまうともっと切ない。

原作以外のグッズを買うとかなりお金がかかる。
(幸い自分はフィギュアや同人誌には興味がないんですが、円盤を買おうと思うとそれなりですよね)


…という状況には、自分は基本的になりたくないと思っているわけです。

厳密に言えば、
・原作を読みたいと思うアニメが1クール1作品程度
・円盤に手を出したいと思うまでのアニメが1年に1作品以下
…というのが理想のペースなんですが、そう上手く配分されないものですもんね(笑)


その点、MF文庫Jのアニメは全部好きで、自分の基準では60~80点を平均して叩き出してくれるのですが、90点を超えてくるほど琴線に触れるアニメには今まで出会ってないので、
自分が「アニメ」に求める条件である「好きになりすぎない」という条件を確実に満たしてくれるんです。

(※緋弾のアリアとノーゲーム・ノーライフだけは原作まで進んで楽しく読んでいるのですが、「次刊が楽しみすぎて信者になっている」というほどではないんですよね)


まぁこれに関してはお布施をしていないわけですから、制作者サイドからすると自分は「良いお客さん」ではないのでしょうが、それこそお金は無尽蔵にあるわけじゃないですから、そこらへんは諦めてください(笑)




というわけで、上記3条件を満たしてくれる作品が、自分が「毎週見るアニメ」として好きな作品なわけです。

要は、
【目を見張る出来ではない、テンプレバトルファンタジーラブコメ60点アニメ】
が、自分の求めるアニメだということですw

その上で、似たような作品は漫画原作でもラノベ原作でも最近はいろいろなレーベルのものがありますが、MF文庫Jのアニメが僕にとって一番の確率の良い「視聴アニメ選びガチャ」だなぁ、と感じています。


このレビュー文は、ある意味2015年現在の自分のアニメの好みのメモなので、今後趣味が変わっていくのか、もしくはアニオタ自体をやめるのかw
自分の嗜好の変化が楽しみだったりします(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 9

69.4 5 魔族で変身なアニメランキング5位
今日からマ王!(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (379)
3243人が棚に入れました
平凡な高校生・渋谷有利は、カツアゲにあっている中学時代の同級生、村田健を助けようとしたが返り討ちにあい、無国籍風高校生たち(彼らも同じく同級生)に公衆トイレで便器に顔を突っ込まれそうになったところ、異世界に流されてしまう。
そして自分が王の魂を持って生まれ、「眞魔国」を治める魔王であること、魔族の長として人間達と戦わなければならないことを告げられる。文化や価値観の隔りに戸惑いながらも、有利は持ち前の正義感と現代日本仕込みの平和主義を発揮、新米魔王として成長して行く。
明るいコメディタッチながら、異文化・差別・民族紛争等のテーマが全編に織り込まれている。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、森川智之、斎賀みつき、大塚明夫、井上和彦、勝生真沙子、高山みなみ、竹田雅則、宮田幸季

Nagi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今日からマ王!

幼少期を合わせ、3周目いってまいりました(^_^)/

原作はライトノベル、ファンタジー物語。
アニメはNHKで2004年~2010年(再放送含め。)放送された超大作!
この第1章はfirst season~third seasonに分かれているようです。

【 作画 】
年代が古いだけに、作画は残念な所もありますがw
見るに堪えないわけではないし、当時にしたら良い方だと。

【 音楽 】
OP「果てしなく遠い空に」/THE STAND UP
ED「ステキな幸せ」/THE STAND UP
個人的には好きな曲ですねー!
EDで、画面の中をくるくる回るマ王とかヴォルフラム、ギュンターが可愛いっ♡笑

【 キャラ・声優 】
マ王役は櫻井さん!有名な方だけあって、かなりうまかったですー!
というか、この作画&登場人物の多さに対して、
ひとりひとりのキャラが成立しているのは
声優さんの個性あふれる演技力のおかげかと思いますしねっ☆

【 物語 】
日本で普通の高校生をやっていた主人公、渋谷有利が異世界でマ王になる。
っていう設定は面白いし、随所に出てくる設定やギャグもセンスがいいです!
とくに母親が絡むとシリアスな場面でも、コメディ色が強くなるので、いいアクセント♪

有利の正義感や人徳、平和主義がこの物語でよく活かされてる!
なにより1章だけで、40話近くあるので、ストーリーに深みも幅もあってオモシロイ(^o^)

かなり長いですが、観てると1話1話がすぐ終わってしまうので
ぜんっぜん、気にならないです!

それにしても…渋谷有利なんて名前だったら
原宿は不利なのかよ?!って誰でも言いたくなりますよねw

1章でのお気に入りキャラはヴォルフラムですかね。
健気でかわいいw
今後、大人としての成長が楽しみです♪

投稿 : 2024/03/23
♥ : 24

りんご飴 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やめられない、とまらないw

この手のアニメは本当好きなんですw

なんといいますか
主人公最強といいますか主従関係といいますかwww

まあ、とにかく私は主人公が桁外れに強くなったり
覚醒したりする話が大好きなんです^^;

さらに覚醒時に性格まで変わるっていうねw
何故ばれたしw(趣向的な意味でw)

面白かったですね~w
異世界ものでしたし^^

そしてね、あれですよね、そうそうアレアレ!

主従!!!w

男性の方は興味ナッシングだと思いますが
女性は共感いただける方は多いのではないでしょうか?^^

この主従は良いですよ!
綺麗な主従って感じです^^

主従って萌えがありますよね?ね?w

というわけで
おすすめいたします^^

投稿 : 2024/03/23
♥ : 12

YOSIMIX さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

異世界物の王道!個人的にはかなり好きです(笑)

毎度お馴染み、評論家!?レビューでございます(苦笑)

今回、評論としては主観が入りすぎていてダメダメかもしれ
ませんが、やはり個人的にはかなり好きな作品ですので評価
がだいぶ上乗せされてます(^^;)
NHKアニメシリーズは良質なものが多く、個人的に好きな
作品が多いため良く見るのですが、中でもとりわけ好きな部
類に入り、OP&EDなど販売CDを購入してしまった程の
ハマリ具合の作品ですので、あまい評価になってます…。

物語は、タイトルに書いた通り【異世界シリーズ物】になり
ます。それも地球と全く別世界の所にあり、その繋がりやら
何処に存在するものなのかは詳しく語られず、とある世界的
な存在であり、また一度飛ばされるとそのままストーリーが
展開していく通常の異世界編とは別で、何度も行き来をする
という『地球⇔異世界』の往復が激しく、その度に新たな展
開が待っている長編作となります。

登場人物に対しては、細かな脇役、助役、メインキャラなど
殆どのキャラに対して、それぞれのストーリーがしっかりと
存在して、かつ本編の軸からそれることなく、それぞれが結
びつきがあり、何話か離れていての再登場など短編で終わる
物語とキャラストーリーが全て繋ぎ合わさって一つの大きな
ストーリー展開になっているという表現が適切かもしれませ
ん。その上で、適切なところで(話の切れ目)世界をまたぐあ
たりは、うまい具合の起承転結になっているのではないでし
ょうか。

作画や絵コンテに関しては、美形キャラから渋キャラ、濃い
所からそれぞれ揃ってはいますが、これと言ってとりわけ素
晴らしいものがあるわけでなく、平凡であるからこそ、そこ
に一種の魅力を感じる部分があります。
上記で述べたとおり、個性豊かなキャラが多く、またキャラ
ストーリーの集合体ですので、好きなキャラが出来ればそれ
だけハマリ要素はありますが、絵的に入っていくということ
はなく、あくまでも物語として好きになって行く感じでしょ
うか。

挿入歌やOP、EDなどは、先に述べたとおり個人的に好き
でCDコンプしてしまいましたので、あえて語らないように
しておきます…主観的になりがちなので(^^;)

なんだかんだで100話近い長編作でありさらにシリーズ化
されていますので、全てを観るにはだいぶ時間を要するかと
思いますが、観て損はないかと思います。
異世界ものとしては、まさに王道といった感じであり、色々
な意味で特異的な何かを示すのではなく、ガチの王道作です
ので、好き嫌いもはっきりしてくるのではないでしょうか。
個人的には好きな部類なので、一応おすすめ作という事で、
レビュー甘めで書かせて頂きました(笑)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 4

82.6 6 魔族で変身なアニメランキング6位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (649)
2382人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細かいネタに癒される、魔族と魔法少女のゆるふわコメディ(※2期制作決定!)

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:桜井弘明、シリーズ構成:大知慶一郎、
キャラクターデザイン:大塚 舞、音楽:櫻井美希
原作:伊藤いづも

魔族と魔法少女の戦いというスタイルをとった、
きらら枠の日常系ゆるふわコメディ。
魔族の末裔の一家である吉田家の優子は、
角と尻尾が生えたシャドウミストレス優子となり、
魔族にかけられた呪いをとくために
魔法少女の血を魔族の始祖の邪神像に
かけることが使命となる。
しかし、ある日出会った魔法少女の
千代田桃から命を助けられ、
ご飯までもらってしまうのだった。

{netabare}個人的には始祖の邪神像がドアストッパーとして
カモフラージュされていたことに虚を突かれ、
この時点で大好きな作品になってしまった。{/netabare}
魔族のスタイルになっても普通に学校に行く設定も斬新。
また、千代田桃が魔法少女になるときの
秒数(0.01秒!)が表示されたり、変身のコンパクトの中に
500円玉やネジが入っていたりという
地味なコメディも気に入った。

魔族の優子と魔法少女の桃は、
本来なら対決をする関係性。
しかし、身体能力が低すぎる優子は桃の相手になるレベルではなく、
強力な能力を持つ桃がなぜか優子を鍛えるために
特訓を考案するのだった。
その一方で桃は、お菓子とインスタントご飯と
菓子パンしか食べない食生活。
家が貧乏でいつも家事を手伝っている優子は、
料理も得意なため桃のためにご飯を作ったりする。

そんな日常生活?を追いながら、
優子のポンコツぶりや桃の孤高の様子を
面白可笑しく描いていく。
このコメディの方向性が微笑ましく、
時おりツボにはまることもあり、
飽きさせずに観させてくれる。

特異な部分は、魔族と魔法少女という
相容れない立場ながら、交流によって
欠けている部分をお互いに補い合って
大切な存在となっていくことだろう。
そんな様子が、コメディと上手く絡み合って
心を癒してくれるような作風になっている。

先祖と交流できる邪神像の扱いが秀逸で、
ポイントごとに色々と笑わせてくれる。
{netabare}不思議なホムンクルスによって足をつけられて
虫のようにカサカサ動くシーンなどには
吹き出してしまった。{/netabare}

{netabare}最終回になってようやく魔法少女と魔族との因縁、
特に優子の父と桃の姉との関係性が明かされる。
それにしても、優子の父が部屋に置いてある
テーブル代わりに使用している段ボールの中に
封印されているという設定は素晴らしい。
段ボールは、鉄板や土鍋を載せたり、
時には踏み台として使用している。
ご先祖様をドアストッパーにしていたのと同じ方向性で、
大切なものを日用品として何気なく手荒に使用していて、
後に気づいて衝撃を受けるのだ。{/netabare}

毎回、細かいネタを積み重ねることによって、
たくさんのの笑いを生み出している。
楽しさに溢れた、きらら系異端のゆるふわコメディだ。
(2019年9月29日初投稿)

(2019年10月4日追記)
コメディだけでなく、ストーリーも楽しめる予感

コメディ中心で展開する作品だが、
その裏側にある謎も実はとても興味深い。
{netabare}魔族と魔法少女が共存している多魔川の街。
優子は魔族の血を強く受け継いだことが原因で、
生まれたときから体が弱く、
命をつなぎとめるのが難しい状態だった。
そんなときに手を差し伸べたのが、
桃の義理の姉で魔法少女の桜だ。
優子の父であるヨシュア(吉田)は、
桜に相談して一族の呪いに干渉してもらうことになる。
桜が頭を捻って導き出したのが、
一族の金運を優子の健康運に変換することだった。
優子が健康になった代わりに、
吉田家は1ヵ月4万円の呪いを受けることになる。
それによって桜は魔力を大幅に減らしてしまい、
街を守ることが難しくなり、ヨシュアをみかん箱に
封印することになったのだった。

魔法少女は魔力を消費しすぎると形が崩れて
エーテル体となってしまう存在でもある。
桜はどうなってしまったのか。
現在は、桃の力で街を守っているが、
このバランスが崩れたらどうなるのか。
そして、本来この街では魔族と魔法少女は
結界の影響で偶然に出会うことはないようになっている。
だから、桃と優子が出会ったことは、
運命的な不思議な力が働いたとしか思えないのだった。
それは、メタ子が桃の夢の中での優子に対して
桜の気配がすると話したことと関係がありそうだ。{/netabare}

丘の上の桜の木の下。
桜と桃が好きだった場所で、優子と桃は想いを告げる。
皆がここで笑い合うときが来るのだろうか。

(2019年10月11日)
※全体のバランスを考慮して評価を変更しました。(3.8→4.0)

(2020年8月29日)
2期の制作決定という嬉しいニュースが飛び込んできた。
個人的にきらら系のコメディではとても好きな作品。
2期を切望していたので楽しみだ。

2期決定を記念して、ABEMAとニコニコ生放送で、
1期の一挙配信が決定した。
詳細は今後、公式サイトなどで発表される予定だ。
未視聴の方はこの機会にぜひどうぞ。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 77
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 57
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ひたすらジャブを打ち続ける

<2019/7/12 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これはちょっと予想外でした。

原作は全く知らず。

あにこれのあらすじ紹介読んで
きららだから女の子キャッキャウフフ系?
しかも魔法少女も出るのかー。
どうせすぐ予約消しちゃうんだろなー。
とか思いながら、とりあえず録画予約だけしといたんですけど。

意外と面白い。

魔族の末裔と魔法少女の日常コントです。

とにかく笑いのテンポが二重丸。
リズム感がある。
言葉のチョイスもクスッとさせるものが多い。

ちゃんとしたツッコミキャラはいませんが、それで十分笑いが成り立っている。
アニメのツッコミセリフってどうも難しいようで、せっかくのボケをツッコミが邪魔することも多いのですが、そもそもツッコミいないから大丈夫。

爆発的なホームラン級の笑いはないけど、延々と内野安打を打ち続けるような安定感があります。

魔法少女嫌いの私がついついレビュー書いてしまうような作品です。

<2019/8/21 追記>
6話まで観ました。

相変わらず単打を繋いで点を取るスタイル。
マシンガン打線というかピストル打線というか

お金に細かいのはなんかツボです 笑

あと魔法少女モノって普段見ないんですが、変身スピード0.01秒切るとかは標準タイムなんでしょうか?

<2019/8/23 追記>
第7話

・・・バク宙からのアツアツおでんってなんだろう?
ドアラかな?

<2019/9/14 追記>
10話

もう終盤なので評点付けてみました。

ところで低音ボイス「時は来た」
あの猫欲しいな

<2019/9/21 追記>
11話

いやぁ、ここに来て意外なホームラン!

シャミコママのカミングアウト。
{netabare} 実はお父ちゃんミカン箱に封印されてました!
あの居間の、ちゃぶ台がわりの。
それも10年くらいずっと。{/netabare}

衝撃過ぎる 笑

自分の中では
ソウナンですか?最終話の衝撃プレイに並ぶ勢い 笑笑
彼方のアストラの親子関係や歴史の衝撃を遥かに上回る 笑笑笑

どんなシリアスでも笑いを忘れない心構えが好きですね。

<2019/9/27 追記>
最終12話

先週の一発を除いて最後まで単打の連続でしたね。
ジャブのみで闘うボクシングのような。

こういう笑いも好きです。
地味にダメージが蓄積されてく感じで笑いが溜まってく 笑

お話も展開が無いようで意外とあったり。

あと「危機管理フォーム」
あれですか?
読者サービスの日課みたいなもんですか。
やらしさは全く感じないですが 笑

気に入ってしまいました。。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 48

75.5 7 魔族で変身なアニメランキング7位
まちカドまぞく 2丁目(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (276)
897人が棚に入れました
大人気ご町内日常ファンタジーが帰ってくる!魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くためポンコツながらも戦ってきた主人公・シャミ子。ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、町から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに……!?さらに町に潜む新たな魔族も登場し、シャミ子たちの行く末やいかに──。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

このアニメが面白いのはメソポタでは常識

原作漫画自体も大好きですが、アニメ化のクオリティが素晴らしいですね。

2期目が作られる予定なんか一切なかったと思われるのにあえてそのまま話が続くかのように作られた1期目最終回でしたが、そんな1期目を受けて普通に2期目が始まったのが笑ってしまいますね。

そんなアニメのストーリーはわりと原作に忠実です。でも演出面で「アニメならでは」と思わせる描写が多々あり、そのあたりは流石ですね。

あと、原作のアニメ化エピソード時点では小倉さんはアニメほどには目立っていなかったという気がしますが、アニメでは小倉さんがとても目立ちます。アニメ以後のストーリーへの関与から出番が多くもらえているのか、それとも単にアニメ制作スタッフに愛されているのか…?

エピソード個々の描写はコミカルなのに、ストーリーの本質部分は結構シリアスな設定になっていて不思議なバランスの作品ですよね。何千年も闇の中で孤独に耐えていた御先祖が不憫。無邪気にキャラ萌えもできるし考察要素や伏線もけっこうあります。

2期目を全部観終わった後に1期目を見直してみるのも面白いかもしれないです。ちなみに1期目の最終話でこの2期からのキャラであるはずの白澤店長とかも街中を歩いています。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 24

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

安定した小ボケ、と見せかけて本筋の話はしっかり展開してたりする

<2022/5/13 初投稿>
原作は未読。
6話まで見ました。

相変わらず小気味良い小ボケが気持ちいい。
銀玉鉄砲でピスピス撃たれてるような気分。

その小ボケで目を眩まされそうになるけど、本筋のストーリーはしっかり展開されています。

どんな話かは、1期のレビューも書いたのでよかったらそちらをご覧ください。

変わっていく桃がいいですね。
6話の最後は「桃園の誓い」
桃だけに?
桃だから?笑

<2022/7/20 追記>
リアタイで最終回見ました。
安定の面白さ。
感動しそうなところでもちゃんと細かくボケてくるところは作品の価値を忘れない作りで好感度大!

ちなみに本作、今んところ最終回まで見た唯一の魔法少女ものです。
(まどマギは10話くらいまで見てなんとなく放置してるという人非人でございます)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 26
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

かわいいだけじゃないシャミ子さん

【紹介】
ぽんこつで優しい善良な魔族とマイペースで優しい魔法少女と2人を取り巻く変な住人達がおくるハートフルゆるギャグ系萌えアニメの2期

【感想】
私はまちカドまぞくのファンです、シャミ子可愛すぎ
相変わらず本人は魔族らしく悪くなろうとしているのに発想が善人すぎてたまらなくかわいい
シャミ子のしっぽの動きから目が離せなくて困る

期待通りの2期でした、最初から最後まで綺麗、かわいい、楽しい、癒される!
ただのゆるくてかわいい萌えアニメと思いきや、ストーリーも伏線も小ネタもしっかりしています
話自体は特に面白さはないんですが、かわいいだけで価値のある萌えアニメなのにちゃんと細かいところまでこだわって世界観を作っているところがいい
きらら系の萌えアニメが苦手な人が楽しめるかはわかりませんが、きらら系が好きな人ならかわいい+やり取りの面白さもあっていい作品だと思います
{netabare}
6話は神回でまるで最終回のような盛り上がりでしたね
ここで一区切りついてからの後半ですが、これもまた伏線がしっかりしていて最後ちゃんと締めていていい最終回でした、安定した良作です
{/netabare}
面白さはこれより上の作品はいっぱりありますが、一番好きなのはコレ!
好きです!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 30

72.1 8 魔族で変身なアニメランキング8位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (252)
852人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
{netabare}孤独だった彼女が、人を救うことでつながりたい理由で魔法少女になったけど、ある事からジャヒー様を慕うように。
ドゥルジと魔法少女がジャヒー様をめぐって争うところも面白かったです。{/netabare}

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
{netabare}実はすごくいい子で、最終話で楽しそうにお祭りに参加してるお話にほっこりしました☀{/netabare}

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2024/03/23
♥ : 24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 28

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間界に転生したらぽんこつ幼女だった件

【紹介】
魔界No.2の幹部が魔界から飛ばされて力を失い、幼女の姿になって人間界で極貧生活をしながら魔力を取り戻すために頑張る話。
極貧な上に幼女の姿なので力も弱いしちょっとポンコツなところがあってプライドだけは誰にも負けない。

どれだけ不憫で惨めでもくじけずに前向きに頑張るかわいい日常系アニメ。

雰囲気はまちカドまぞくとか、邪神ちゃんドロップキックとか、はたらく魔王さまとかメイドラゴンあたりと似ているので、そのへんが好きな人は気に入るかも。

【作画音楽】
作画は綺麗。OPやEDアニメもポップな感じで可愛い。

【キャラクター】
いつも尊大な態度なのに、ちっちゃくて無力で一生懸命頑張ってるけどうまくいかなくて、強がり言って、一人になるといつもしょんぼりしてるジャヒー様がたまらなく可愛い。

ジャヒー様がとにかく目立つので周りのキャラクターはちょっとキャラが薄いけど、嫌な感じのキャラいなくて、ジャヒー様はみんなから愛されているので、いい雰囲気でストレスなく見れる癒しアニメ

【総評】
ジャヒー様可愛い、それがすべてな作品だけど、それで十分。
とても可愛くて癒されました。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 26

61.7 9 魔族で変身なアニメランキング9位
失格紋の最強賢者(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (231)
774人が棚に入れました
世界最強の魔法使いと謳われながらも、生まれ持った紋章の性能に限界を感じていた【賢者】ガイアス。 その彼が己の紋章を変えるために取った手段――それは転生によって新たな体を得ること! 彼は遥か未来の世界に転生し、求めていた「魔法戦闘に最適な紋章」と、マティアスという名を手に入れた。 しかし、その紋章はこの時代ではなぜか「失格紋」と呼ばれていた……! 時を経た今世では、魔法が衰退し低レベルな魔法理論が跋扈してしまっていたのだ。 魔法戦闘最強の「失格紋」と、賢者の知恵を併せ持つ少年マティアスは、世界の常識を次々と打ち壊していく! 異世界紋章ファンタジー、ここに開幕!!


声優・キャラクター
玉城仁菜、鈴代紗弓、白石晴香、井澤詩織
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ありふれた最強賢者

最強賢者がもっと優秀な紋章を得るために、数千年後に転生。
その間に、人類が弱体化。
優秀紋と思っていたら失格紋だったとさ。

って、もうこういうのはやめませんか。
一見弱々設定、実は最強ってやつ。
飽きてきた感が否めません。

凡庸設定とおり、主人公の賢者には最強感がありました。
でも、{netabare}ラストはハラハラ。{/netabare}
最強ものにはいらないと思うけど。

主人公一人に三人の女の子のハーレムパーティーですか。
構成としてヒロインは一人、あとはお囃子要員と大食い要員。
バランスがとれていると言えばとれているような。

もっとも気になったのが、主人公とヒロインとの関係。
{netabare}恋愛要素は無いに等しいながらも、事ある毎に顔を赤らめる二人。{/netabare}
最強賢者には違和感しかありませんでした。

何だかんだと不平不満を述べてきましたが、私は嫌いじゃありません。
パーティー内のやり取りが結構楽しい。
大食い要員であるアホの子ドラゴンがいい味を出してました。

物語は切りのいいところで終了。
しかし、こんなんじゃ続編制作は微妙だと思います。
ただし、あれば私は観ますけどね。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 12

72.5 10 魔族で変身なアニメランキング10位
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (169)
544人が棚に入れました
かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した―― 時は流れ…。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命…再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!

声優・キャラクター
種﨑敦美、豊永利行、小松未可子、早見沙織、櫻井孝宏、梶裕貴、緒方賢一、降幡愛、関智一、前野智昭、奈良徹、子安武人、岩田光央、速水奨、土師孝也
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

リメイク作品

30年ぶりのリメイクとのことなので、
放送時間を鑑みて若年層をソシャゲのドラクエに取り込みたいのかな?

お金かけて丁寧に作っている印象。

97話~100話
{netabare}
ゴメちゃんの正体判明からのダイの超本気モードで決着。
主人公が最後に消息不明で終わるのも珍しい作品だった。

まぁ、アバン先生の中の人が最後の最後で交代しなくてよかったとも…
{/netabare}

96話
{netabare}
バーンと魔界を二分していたヴェルザー登場(声だけ)
中の人的にも、かなりの強キャラ感が。

キルは、ヴェルザーからの刺客だったことも判明。
ヴェルザー戦は無さそうだけど、あったら、あと1年続きそう。

地上が無事で、奮起するポップ、そして、ポップに触発されるダイ。
次回で決着付く?
{/netabare}

93話~95話
{netabare}
バーンとの最終決戦。

ダイとポップのコンビが熱い!
ポップ、もはや主人公では?と。

逆転の再一手が次回に出てくる?
{/netabare}

92話
{netabare}
ミストバーン戦、あっけない結末だった。
ヒュンケルの先読み勝ちではあるけど。

勝てる気がしないダイとの力量差だけど、
どうやって勝つのだろう?
{/netabare}

90話~91話
{netabare}
アバン vs キルバーンの戦いの結果は結構あっさり描いていたのは意外。

ミストバーンの正体は、身体は若い時のバーンで、
魔物ミストが借り受けている感じ。
次回、真バーンが登場するから、ミストバーン戦に決着付くのかな?
{/netabare}

89話
{netabare}
老師が作ったチャンスも、ミストバーンの前には・・・

次回のバーン関連の真相?のが気になるなー
{/netabare}

88話
{netabare}
ミストバーンが、バーンより強いとは・・・
バーン何かしらの契約関係がある?

老師の言っている事だと、ミストバーン死体ってこと?
次回に期待。
{/netabare}

87話
{netabare}
ミストバーン、ヒムにボコられる。
そして、バーンもダイに追い詰められ・・・

次回予告のミストバーンが不気味なのだけど、
バーンの分身体とかで、バーンと合体するとか?
{/netabare}

86話
{netabare}
ダイとバンは力的に拮抗しているとバーンが言う。

その頃、アバンとキルバーンの戦いにも変化が・・・
キルバーン、かなり姑息だなー
{/netabare}

84話~85話
{netabare}
ラーハルト、ポップ、マァム達の元にヒュンケル達が合流。

ダイは、父から受け継いだ紋章が覚醒し、最終決戦ギリギリで
パワーアップ?
{/netabare}

83話
{netabare}
ラーハルトが、バランの遺言に従いダイの配下に。

バーンの元へは、ダイ、ゴメチャン、レオナ

ミストバーンは、ラーハルト、ポップ、マァムで、
ポップから見ると、ヒュンケル系と共に戦うのは宿命なのかな?
{/netabare}

82話
{netabare}
ミストバーン vs ダイ達

ダイとレオナを先に行かせようとする
ポップとマァムだけど、ミストバーンに手も足も出ず、
絶体絶命のピンチにラーハルト登場。

次回、ミストバーン vs ポップ、マァム、ラーハルト?
{/netabare}

81話
{netabare}
キルバーン vs アバン

ヒュンケルは、死亡した演出にはなってなかったから、
また、生きている定期。
{/netabare}

80話
{netabare}
キング・・・玄田さんの無駄遣い
でも、ノリノリだったねw

ラーハルトは、バランの遺志を継ぎ、
ダイ(ディーノ)の配下になるのかな?
{/netabare}

78話~79話
{netabare}
まさかの復活のヒム。

ヒュンケル vs ヒム

ヒュンケルが勝ったけど、
今度は、キング率いるオリハルコン軍団が・・・
誰が助けに来るのかな?
{/netabare}

77話
{netabare}
ノヴァの覚悟を買い、ロンベルクが自分専用剣を召喚し、
ザボエラを倒すも、両腕が数百年回復しない状態に…

ロンベルクの考えやもどかしさに共感したノヴァが、
弟子入りする流れに。

ノヴァの精神的成長回だった。
{/netabare}

76話
{netabare}
ザボエラが、ミストバーンにポイ捨てされるのは分かる。

それより、アバンがレオナに託したアイテムと、
その覚悟の方が気になるかな。
キルバーンを倒しに行く感じ?
{/netabare}

75話
{netabare}
アバンとヒュンケルの阿吽の呼吸は、
流石、一番弟子ヒュンケルって感じでよかった!

アバンは破邪マスターになったってことだとすると、
勇者から術師にジョブチェンジした感じ?
{/netabare}

74話
{netabare}
アバンが生き延びれた理由は分かった!

ヒュンケルが言う「あんたは弱い」は、
身代わりアイテム使用したけど、レベル1に戻りました!
ってオチ?
{/netabare}

73話
{netabare}
ハドラー、最期に善人に変わる。

アバンの復活!!
あそこから、どうやって生き延びたの?
{/netabare}

71話~72話
{netabare}
ダイ vs ハドラー

決着は着いたけど、今度は、
隙を狙っていたキルバーンの策にハマり、
脱出できないダイ、ポップ。

ポップの探知能力は異常。
{/netabare}

68話~70話
{netabare}
マァム、ヒュンケル、ポップ vs ハドラー親衛騎団

マァム、ヒュンケルの戦いはさらりと流して、
ポップにフォーカスを当てるような作りになっている。

そして、ポップも無事に親衛騎団を倒し、
あらためてマァムに告白。
弟のような存在と言われた時点で、脈はなさそう…

ヒュンケルモテるなぁ。
{/netabare}

66話~67話
{netabare}
ポップの「アバンのしるし」は、やはり光らず、
そこに目を付けたザボエラが、攻撃をすると、
それを見ていたメルルが、ポップを助けに入り瀕死の重傷になる。

レオナが、メルルは、ポップの事が好きと言ってしまったのは、
「え、それ本人が言わないと!」と思ったけど、
そこで、ポップが「マァムが好きだー!」と言って、
「アバンのしるし」が光る。
賢者ポップ爆誕!もう、隠れ主人公。

ポップの「アバンのしるし」は、勇気とのレオナの見立てだけど、
ダイは、何になるんだろうね?

このポップ、マァム、メルルの三角関係はどうなるのだろう?
{/netabare}

65話
{netabare}
ヒュンケル、ミストバーンを利用してパワーアップに成功。
そして、「アバンのしるし」も光る。

ポップは、無色ってオチ???
{/netabare}

64話
{netabare}
ヒュンケル、クロコダイン救出前夜に、
ヒュンケルを巡る恋のバトルでしたー

ポップ、「アバンのしるし」、光るといいね。
{/netabare}

62話~63話
{netabare}
レオナ達は、魔法奪取の為、ダンジョンへ。

ダイは、ノヴァと修行。
ポップは、「アバンのしるし」が光らず、
苦悩しながら、自分を極限まで追い込む修行と、
それぞれの成長回。

魔法奪取、新必殺技完成の中、それぞれの中での葛藤が!
今度は精神的成長回?
{/netabare}

61話
{netabare}
アバン先生、学者の家系だったと判明。
しかも、強さをひた隠し、来る日に備えていたとか有能過ぎる。

フローラの若い頃がレオナなのは、まぁ仕方ないけど、
最期のシーンは、アバンとフローラ婚約確定演出でいいのかな?
{/netabare}

60話
{netabare}
成長したポップが、ダイと話し、再び戦う意志を取り戻させる回。

あとは、フローラから、レオナに、5人目のアバンの使徒になって欲しいと、
頼み、試練に向かうレオナだけど、次回は、アバンの過去回になりそうな予告だった。

ポップ、裏主人公としての成長著しいのは、なんか嬉しい。
{/netabare}

59話
{netabare}
55話で登場した謎の騎士の正体が分かった回。

アバンが住んでいた国の女王フローラだった。
ポップとマァムは、無事、レオナ達に救出されるも、
ダイはマザードラゴンに死亡したと告げられるも、
バランが登場し、死んだドラゴンの騎士は自分であり、
息子にチャンスを与えて欲しいと…

バラン、完全に父親モード。
その願いが叶い、ダイは生き返ることに…

ダイがバーン恐怖症みたいな次回絵が見えたけど、
助言者とか現れるのかな?
{/netabare}

57話~58話
{netabare}
バーンが、ダイを舐めすぎて反撃に遭い少し本気を出す。

圧倒されるダイ達。
ここでもうお終いか?と思ったら、
まさかのハドラー参戦で、ひとまず、ダイ達の命は助かった感じ。

次回から、ダイ&それぞれのメンバーの修行回?
{/netabare}

56話
{netabare}
バランの死。
そして、バーンとの決戦へ。

前回の謎の女騎士?というか、レオナ達は出てこなかったな…

ハドラーが消滅してしまったのかが気になる。
{/netabare}

55話
{netabare}
ミストバーンの正体が見れた回。
バーンの息子?若い時のクローンかなにか?

そして、後半、謎の女騎士?がレオナ達を助けに登場。

次回、バラン、ハドラーの生死とこの謎の女騎士?の正体が分かる
のだろうけど、謎の女騎士?が誰なのか気になるな。

アバンパーティーの元メンバー?
{/netabare}

54話
{netabare}
キルバーン、やはり生きていたのね…
上手くハドラーに気付かせず、更に焚きつけるとは。

バランは、ようやく人間ぽくなってきたけど、
死亡フラグ立てたっぽいので、ハドラー戦でリタイヤかな?
{/netabare}

53話
{netabare}
ハドラー vs ダイ&バラン

ハドラーに埋め込まれてる危険なモノを
起動させず、どうやって親子で倒すのだろう???
{/netabare}

52話
{netabare}
ダイよりも主人公すぎるヒュンケル。

エイミ→ヒュンケル←マァム←ポップ←メルル
な図。

油断したバランが次回どうなるのかなー
{/netabare}

51話
{netabare}
放送1年で、新OP/EDに変更。

ヒュンケル vs バランの一騎打ちに水を差したアルビナス。
ヒュンケルは、アルビナスの撃退を優先し、バランの一撃を喰らい、
2度と戦えない身体に…

ヒュンケルの心意気を真摯に受け取ったバランは、
クロコダインの意を汲み、ダイ立ちと共闘することに。

次回は胸熱回になりそうな予感。
{/netabare}

50話
{netabare}
案の定、1体が仲間をかばい生き残っていた。
ハドラー親衛騎団に、メドローアは使えなくなってしまった。

一方、チウは、功を焦って、魔大陸に先乗りしたけど、
フェンブレンに見つかり、攻撃を受けていた所に、
バランが登場して終わり。

バランが、どのように考え方が変わったのか次回期待。
{/netabare}

49話
{netabare}
ポップのやったぜがフラグの様な気がする…
ポーン達生きていそう。
{/netabare}

48話
{netabare}
北の勇者ノヴァの出番終了。

ヒュンケル、いつも美味しい所(主人公的登場)で登場し過ぎ!
ポップがやっかむのも分かる気がする。
{/netabare}

47話
{netabare}
キルバーン弱すぎる…それとも、奥の手でも隠しているのかな?

そして、北の勇者ノヴァという新キャラ登場。
中の人的に、まともなキャラではなさそうな予感…
{/netabare}

46話
{netabare}
修業回。
ポップは、やはり裏主人公だね。

バーンがキルバーンにバラン暗殺依頼を。
次回は、キルバーンvsバラン???
{/netabare}

42話~45話
{netabare}
vsミストバーン&キルバーンではなく、
ハドラーとダイの正々堂々の一騎打ちとなった。
ダイの方が消耗している状態だから不利だよね。

勝負は引き分けになったけど、ハドラーが魔王ではなく、
ダイの好敵手に変わった気がする。

ザボエラは・・・小物感丸出しだったね。
{/netabare}

38話~41話
{netabare}
世界会議が行われる中、世界最強の剣を求め、
ポップの生まれ育った村へ…

そこで、ちょっと変わった魔族の名工ロンベルクに
世界最強の剣を作ってもらう事になる。

途中から、ミストバーンの襲撃があり、ヒュンケル登場。
いつも、いいタイミングで出てくるなぁ・・・
ポップとの落差。

41話で、ダイ専用剣完成。
ミストバーンは、ヒュンケルの見知った元人間???
次回、キルバーンも参戦し、戦闘激化必須!?
{/netabare}

34話~37話
{netabare}
優勝賞品「破邪の剣」を求め武道大会へ…
エントリー時間に間に合わず、途方に暮れるダイとポップ。

そこに、本物マァム登場。
超魔生物ザムザと戦うも、苦戦し、
ダイの一撃でなんとか撃破。

次回予告が無かったど、ザボエラが完成形の超魔生物を
連れてくる?
{/netabare}

33話
{netabare}
ハドラーさん、もう雑魚キャラ化してしまう。

13話(約2ヶ月と1週)ぶりのマァム(偽)出演。
{/netabare}

32話
{netabare}
死んでいる状態のポップから奇跡の援護射撃が、
バランを襲い、その怯んだ瞬間にダイがフィニッシュし、
バラン戦終了。

人間の心を取り戻したバランが、ポップを生き返らせる。
次回から、ハドラー戦だけど、バランは中立になるのかな?
{/netabare}

31話
{netabare}
実況解説ヒュンケル。
丁寧な解説ありがとうございます。
壮大な親子喧嘩は、まだ終わらない模様。

レオナにより、ポップに復活の呪文が試されているから、
生き返る???
{/netabare}

30話
{netabare}
ポップ、決死の攻撃もバランには効かず…
しかし、ダイの記憶は戻り、父子の壮絶な戦いへと。

ポップは主要キャラだから、奇跡の復活になるのは、
テンプレ的なアレだろうけど、今回、バトルシーン力入っていたなぁ。
(次回も相当だろうけど)
{/netabare}

28話~29話
{netabare}
バランとソアラ(ダイの母)の話はよく見るような感じだったけど、
陸戦騎ラーハルト、まさかの忠臣だったとは…

バラン、竜の騎士を辞めて最終形態に変身。
誰も勝てない状況になったけど、ダイがキーになるんだよね?
{/netabare}

26話~27話
{netabare}
竜騎衆 vs ポップ

ポップの成長が凄く、サブ主人公ポジション獲るかと思ったら、
絶妙な所で、ヒュンケルが参戦。
美味しい所を持っていくなぁヒュンケル。

竜騎衆2体は、あっさりと、ポップとヒュンケルに倒されるも、
陸戦騎ラーハルトはヒュンケルを圧倒する。

中の人的に、もっと、ラスボスないし、超強キャラで出演するかと
思ったけど、陸戦騎ラーハルトは、今後も生き残るキャラなのかな?
{/netabare}

25話
{netabare}
バラン、自分の息子の記憶を奪い、
直属の部下達を召喚する。

ダイの記憶は戻るのか?
バランがダイを確保するのが先か気になるー
{/netabare}

24話
{netabare}
ハドラー、小物過ぎる…

バランにダイが息子だとバレないようにしていたとは…
ダイ母の回想絵が出たけど、どこかのお姫様か巫女みたいな感じだったね。

クロコダインも参戦してきたけど、バランに勝てる気がしない。
{/netabare}

22話~23話
{netabare}
ダイがモンスターを倒し、みんなを救ったのだけど、
あまりの強さに、子供に「怖い」と言われる。
周りにいた大人たちも同様に強さに恐怖している。

そこに、占い師の婆さんと孫が、祖国の伝承にある
ダイの紋章がドラゴンナイトでは?ということで、
自身の正体を知るべく、テラン王国へと向かう。

ドラゴンナイトしか入れない神殿で水晶に問いかけていると、
そこにバラン登場!
もう、バランさん、ダイの父親確定だね。

どうして生き別れになったかを早く見たいなぁ。
{/netabare}

21話
{netabare}
レオナとデパートへの買い物回

買い物途中に、ドラゴンの群れが現れ戦うことに。
占い師の婆さんと孫が、ダイの正体について次回語るらしい。
{/netabare}

20話
{netabare}
マァムの武闘家への転職修行へ旅立つ回
ポップ、チキンの為、告白出来ず…
転職完了まで、何話お休みなのだろう?

ハドラーに騙されたみたいなこといってたけど、
バランって、ダイの父親なのかな?
{/netabare}

19話
{netabare}
フレイザード、ハドラーに作られた魔物で、まだ1歳児だったw

ダイの空裂斬で敗れたと思いきや、次回、復活する模様。
{/netabare}

18話
{netabare}
ヒュンケルに助けられたクロコダインが、
借りを返して、ヒュンケルは死なずに済んだの説明からの
ヒュンケル vs ハドラー

仮にも元魔王が死んだふり作戦でヒュンケルを倒すとか、
どうなの?と思ったけど、闘気を使いハドラーを倒す。

次回から、フレイザードみたいだし、今度こそ倒したでOK?
{/netabare}

17話
{netabare}
ハドラー率いる魔王軍vsダイ達。
バランは、除け者にされていたから、ハドラーより強い?

窮地に陥ったダイ達に、クロコダインとヒュンケルが助太刀参戦!
これで、なんとか撃退できる?
{/netabare}

16話
{netabare}
マトリフオジサン、セクハラ爺さんだけど、
アバン一行メンバーだった100歳のいい人だった。

ポップに修行をつけ、ダイに指示を出し修行をさせて、
氷炎将軍フレイザードと戦う為のサポートをしてくれた。

ポップは大魔導士になるフラグが立った?
{/netabare}

14話~15話
{netabare}
vs 氷炎将軍フレイザード
魔法封じや相手の力を1/5に減らせる結界など、
力押し一辺倒ではないので強いし、
レオナを人質にとるのは地味に賢い。

全滅の危機を回避する為、暴走するダイを
背後から殴るマァム、ナイス判断。

逃げおおせた先で助けてくれたのは、マァムの知り合い?の
マトリフオジサンとは、アバン一行のメンバー?
{/netabare}

11話~13話
{netabare}
不死騎団長ヒュンケルとの2回戦目。

育ての父(モンスター)は、アバンではなく、
ハドラーに殺された真実が…

自力ではヒュンケルの方がまだ、ダイより強いのだろうけど、
ダイの特殊能力のお陰で勝てた印象。

ヒュンケルがマァムを「まるで聖母だ」(心の声)には、
持ち上げ過ぎかと。
{/netabare}

8話~10話
{netabare}
獣王クロコダインとの決戦。
臆病者ポップの活躍により勝利。

次の魔王軍からの刺客は、アバンの使徒長兄ヒュンケル。
勝てる気がしないのだけど…
{/netabare}

6話~7話
{netabare}
獣王クロコダインとの第一回戦。
マァムの参戦でなんとか撃退。

マァムの両親って、アバンと共に戦った戦士と僧侶って、
超良血統じゃない?
{/netabare}

1話~5話
{netabare}
主人公のダイが、勇者の家庭教師を自称する人物
勇者アバンとの出会いと別れ。

7日間で終了する修行過程の3日目で強制終了だから、
半人前勇者かな?
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

各シーズンの本命を蹴散らす底力

俺は原作コミックス号泣組。
さすがに今となっては断片的にしか記憶に残ってないけどね。
完結までやるらしい長丁場アニメ、途中で断念せずに観終えられるといいなぁ。

■5話目まで
{netabare}もうね、メガンテの手の動きだけで泣いちゃったわwwwww
更に追い打ちをかけるような一瞬のフローラ回想は卑怯というものだ。
格闘シーンの作画と演出は文句無し、劇伴の仕事っぷりも上々。
注文があるとすれば、ダイの声優さんにはもうちょっと頑張って欲しい。{/netabare}
まだまだ序盤、この先も期待を裏切らずにゴールしてくれることを願っている。

■32話目
やっぱポップだよな!!!(笑)

■40話目
2021年夏期のアニメも出揃ったけど、それらと比較するとこれが一番面白い
・・・・・かもしれない。
つーか今期は数が多いだけで不作の予感。

■46話目
やっぱポップだよなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
{netabare}ここで永遠の17歳が登板するとは思わなかったわ(笑){/netabare}
この先も楽しみだ。

■57話目
約束された名言集。
バーン様凄すぎwwwwwwwwwwwwwwwwww

■67話目
やっとここまで来た・・・・・やっぱポップだよな(泣)

■73話目
トラブルで1ヶ月待たされた。
でも許す、俺が許す(笑)
約束された神回とは言え、期待以上の出来にただただ感謝。
{netabare}キルバーンの「なぜだ?」の後に一瞬映るバーン様の表情が最高だわ。{/netabare}

■88話目
ビースト君かっけぇwwwwwwwww

■96話目
まさに勇者ポップ。
青臭いセリフのオンパレードもポップだから許される。
そして劇伴仕事し過ぎ(笑)

■99話目
とうとうここまで来た。
そして久々に声優:子安の本気を見た(笑)

■100話目~最終回
いや・・・上々のリメイクを見せてくれた制作会社と声優に素直に感謝。
2年に及ぶ長丁場もこれにて完結。
{netabare}最後のキルバーンの声の変調は鳥肌モノだったわ。
あれがもし機械的な処理ではなく声優の演技一つでやってるのだとすれば、
凄いとしか言いようがないな。{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

🏅全100話。勇者伝説の金字塔、堂々完結。

原作漫画は旧作アニメ版視聴後、完結までのアニメ化はないと諦めて購読。

【物語 5.0点】
あらすじは、勇者が大魔王を倒す。以上。

陳腐と思われる方もいるでしょうが、私はむしろ逆。
世の中、魔王は倒したけれど云々、魔王倒すの飽きたから云々……。
傍流シナリオばかりでウンザリしていた所へ始まったこの企画は待望。
あの『ダイの大冒険』が誰も歩まなくなった王道を再び驀進してくれる。
放送前キービジュアルで石碑に刺さった剣のビジュアルからは、
旧作アニメではなし得なかった完結を本気で決意してくれている。

私は放送前から終了まで興奮しっぱなし。
2年間、楽しい週末を過ごさせて頂き、本当に感謝しかありません。


全体構成はほぼ息継ぎなく大魔王軍との連戦が続く(作中時間でわずか数ヶ月)
特に全100話の内、3分の1はラストダンジョンでの最終決戦(作中時間で最後の1日)
最後の1クール超は大魔王バーン戦という極端なバトル偏重。

では、バトルばかりで内容がないのか?といえばそんなことは全く無く、
人間は勇者が守るに値するのか?人間の愛は奇跡を起こすのか?
バトルで突っ走りつつ、作品愛溢れるスタッフが、
原作全体を俯瞰する中で、重要な伏線となるシーンは演出を強化して王道テーマを補強していく。
数十話かけて積み重ねてきた主題がぶつけられるファイナルバトルは物語としても圧巻でした。

王道を語るには、相応の長尺と熱量が必須。納得の全100話でした。


中盤、ダイが竜騎士として覚醒後は、空中肉弾戦も増え、
『ドラクエ』というより『ドラゴンボール』かよ(笑)って感じでしたが、
終盤、多段階に変身するラスボスとの長時間の連戦、
ラスボスあるあるな、同一ターン複数回行動を体現した{netabare}“天地魔闘の構え”{/netabare}
バロメーターを補強する(※核心的ネタバレ){netabare}LUC値上昇レアアイテムとしてのゴメちゃん{/netabare}
など、終わってみれば割りとRPGだったなとの余韻も残りました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション

往年の同スタジオのジャンプ原作バトルアニメと言えば、
戦闘で手描き作画が完全燃焼→後は野となれ山となれ。大乱調が定番でしたがw
キャラの高速移動や、崩落或いは攻撃してくるダンジョン、巨大ボスなど、
適宜CGで下支えすることで2年100話のマラソンを完走。
そりゃ手描きで表現してくれるに越したことはありませんが、
人物が原型を留めなくなる位だったら、平凡でもCGの方がマシです。

近年は作品間のCGソース、環境共有も進んでいるのでしょうか?
作品の安定のためには良い傾向だと思います。
だからこそ放送延期をもたらしたランサムウェア等、ウイルス対策は厳重にお願い致します。
(勇者の快進撃を止めたのは大魔王ではなくハッカーだったとかシャレになりません)


表現自粛ムードがはびこる昨今のトレンドにもれず、
本作もまた原作からのエロ、リョナ自主規制もありました。
ただ私は原作コミック読んでいる際、テーマの核心部分に踏み込むタイミングで、
エロにかき消される面も感じていてw
例えば、上記でも述べた終盤の(※核心的ネタバレ){netabare}ゴメちゃんの正体についても、
あの奇跡も“神の涙”によるものだったのか!との感動より、レオナ姫の乳首ばかりが気になってw{/netabare}
適度にエロを隠すことにより、テーマに集中できたという面では良かったと思います。

それでもマァムの生脚を黒タイツで隠すなんて邪道との異論があることは認めますw
ただ、私は、10年後、このアニメで黒タイツフェチに目覚めました
と思い出を語る元・青少年たちが多数出現することを予言しておきますw


【キャラ 5.0点】
漫画編集者から戦力外通告される程の“凡人”→勇者の名コンビに大化けしたポップ。
脇が甘い&セコい元・魔王→熱い魂を持った漢の中の漢に覚醒したハドラー。
両鼻垂れキャラの急成長という『ダイ大』の核心を表現し切った時点で高得点。

死んだはずのアイツが復活!もバトル物の典型ですが、扱いを誤れば茶番に転落する諸刃の剣。
そこを勇者に出逢った人々は皆その熱に押されて、勇敢な仲間になるという熱量で押し切る。

ダイとレオナ姫のボーイミーツガールだけでなく、
ポップ、マァム、ヒュンケルの三角関係を軸にした恋愛模様も愛の奇跡を彩る良いスパイス。
私は{netabare}先の魔王戦から続くフローラ姫とアバン{/netabare}かな。
勇者は目を離すと何処でも行ってしまうので、もう離さないように。


【声優 4.5点】
脇に至るまで高ランクなキャストを配する声優業界総力戦。

噛ませ犬ポジションで北の勇者・ノヴァ役の岡本 信彦さんを一話で消費する豪華さ。
(但しノヴァは終盤カッコいいところを見せてくれましたが)
ハドラー親衛騎団も、ヒム役・三木 眞一郎さん、アルビナス役・田村ゆかりさんなど、
断じてチェスの捨て駒じゃない力の入ったキャスティングで勇者たちと対峙。
{netabare}ブロック役の川島 得愛さん{/netabare}に至っては本当に一言しかセリフがありませんでしたw

ラスボス役には私の期待&予想通り{netabare}ミストバーン役の子安 武人さんを、真・大魔王バーン役にスライドさせて来ました。
魔界一と称される実力と長寿故の傲慢なテラ子安ぶり。これもまた伝説です。{/netabare}


勇者ダイ役を演じた2年間、他作品での充実ぶりも著しい種崎 敦美さん。
その他、ポップ役の豊永 利行さんらは、
放送前から、他の現場に行くと、周りの声優さんから、
『ダイの大冒険』やるのか?といった感じで激励されたのだとか。
声優業界にとっても本作は待望であり、
悲願成就のために選ばれたキャスト陣が熱演したことが伝わるエピソードです。


【音楽 4.5点】
劇伴担当の林 ゆうき氏。
明快なシンフォニック・ロックで伝説を盛り上げる。
「竜の騎士」と「勇者たちの力」の両バトルBGMがメインフレーズの双璧を成しましたが、
私が評価したいのは全99回を完投した「次回予告」
アバン役の櫻井 孝宏さんを起用した分かっているナレーションと合わせて冒険心を持続させた。
これもまた100話マラソン完走の原動力でした。

若手男性アーティストフェスの様相を呈した主題歌群。
ここも安直なタイアップではなく、
監督オーダーにより、放送部分のテーマを汲んだ歌詞世界が展開。

劣等感を振り払い立ち上がるXIIX(テントゥエンティ)の2ndED「アカシ」
ラストバトル前に花開いた恋愛要素を斟酌したハンブレッダーズの3rdED「名前」
達観した勇者の境地に寄り添い作品を締めくくったミテイノハナシの4thED「飛ぶ鳥は」
など歌もまた愛をもって作品に寄り添い続けてくれました。




【32話迄の評価・感想】抜群の手応え♪このまま勇者と人間を問い続けて突き抜けて欲しいです。

{netabare}
節目のバラン戦を終えて。

【物語 4.5点】
物語最終盤のテーマ完遂を視野に、熱の籠もったシナリオを展開。

数千年生きる大魔王や魔族に比して人間は矮小な生き物。
心の弱さから悪事を働いたり、卑屈に長い物に巻かれたりもする。
そんな人間など果たして助ける価値があるのか?
いや、それでも人間の心には奇跡を起こす可能性が秘められている。
俺は人間を信じる。

作品愛溢れるスタッフたちが、
原作連載を通じて完成されていった人間と勇者に関するテーマを咀嚼した上で、
物語を再構成しているという手応えが、序盤から場面ごとにヒシヒシと感じられる。


既に完結済コミックの再アニメ化とあって、原作ストックを気にせず、
テンポは旧作比約1.5倍とペースアップ。

そのため序盤のコミカルシーン等を中心に飛ばされた描写もあるが、
それ以上に原作を理解してくれているという感謝の方が大きいです。

{netabare}一部に例えばマトリフ師匠のセクハラがマイルドになった等の批判もあるそうですが、
私はマァムへのおさわりを自重したことを悔恨するより、
かつて世界を救ってくれた勇者たちを掌返して冷遇する
人間への恨み言を押えてくれた事を評価したいです。{/netabare}


【作画 4.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション

魔法や必殺技のエフェクト、一部人物作画だけでなく背景等にもCGを交え、
決してソースが無尽蔵ではない手描き部分を下支えし、
長期放送マラソンでも底割れしない安定度を確保。

もっと手描き感が欲しいとの要望は残るが、
CGならではの高速カメラワークを生かした、
フィールドを広く使ったバトル動画の熱量の方が上回る。

バラン戦など『ドラゴンクエスト』というより、むしろ『ドラゴンボール』かw
って位の超絶空中肉弾戦だが、
吹き飛ぶ大地も含めて、東映アニメが追求して来た
バトルシーンにおける手描きとCG融合の一つの到達点。


【キャラ 4.5点】
「男子三日会わざれば刮目して見よ」

大魔王戦まで{netabare}僅か3ヶ月余り{/netabare}の超短期間で劇的な成長を遂げていく勇者たち。

勇者ダイも出自に関する過酷な現実等を知りつつも、人間を守る信念を貫く、
驚異的な成長曲線を見せる。

そして、やはりポップの敵前逃亡するヘタレぶり→命懸けで仲間を守る。
底入れからの上昇カーブは期待通りの熱さ。


{netabare}クロコダイン、ヒュンケル{/netabare}と、
ダイを台風の目に、悪ですら改心して仲間が増える王道パターンも良好♪

魔王こと魔軍司令ハドラーもここまでは、
アバンに虚を突かれ、大魔王バーン様にドヤされるハナ垂れ三流魔王ぶりですがw
ポンコツからの上昇という意味ではポップと双璧を成すカッコいいキャラなので、
今後の再現に期待したいです♪


それにしてもバーン様が本格始動しない段階で既にこの熱さ。
ヤバいな……。


【声優 4.5点】
主人公ダイ役の種﨑 敦美さん。
私にとっては熱血少年ボイスの印象は少なかった方でしたが、
「主人公役はその作品をいちばん愛していないといけない」
との作品愛高めのスタッフ・キャスト陣の中でも、
さらに突出した信念で勇者を熱演♪

マァム役の小松 未可子さん。男勝り⇔母性愛
レオナ姫役の早見 沙織さん。オテンバ姫⇔カリスマ性
ポップ役の豊永 利行さんと合わせて、
主要キャストも振れ幅が大きい役柄を好演。

あまり間を取らない脚本で、キャストの感情表現に寄る場面も多々あるが、
作品理解に基づいた、切り替えもお見事。


対する魔王軍もクロコダイン役の前野 智昭さん、ヒュンケル役の梶 裕貴さん、
フレイザード役の奈良 徹さん、バラン役の速水 奨さん……。
と幹部を一役一役、錚々たるキャストが演じる重厚さ。

特に前野さんのクロコダインは発声原理不明な唸り声が獣王の生き様にマッチ。
先日の{netabare}「ギガブレイクでこい……!!」{/netabare}もシビれました♪


その他、バラン配下の陸戦騎ラーハルト役に石田 彰さん。
占い師少女メルル役に小原 好美さん。
と脇に至るまで一線級を起用する業界総力戦の様相。


今後、面白そうなのはミストバーン役に子安 武人さんが配されていること。
滅多に喋らない設定の魔王軍幹部に子安さんとか、
後々、テラ子安で独演させる気満々でしょwって感じでソワソワします。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は林 ゆうき氏。
テンポ重視の流れで作品を熱くするには、
BGMも前面に出張って感情を揺さぶる瞬発力が求められるが、
オーケストラに、軽快なドラムを融合させた音楽は攻撃力抜群♪
特に作曲者自身もお気に入りだと言う「竜の騎士」は、
私も反撃の狼煙を上げる際にチョイスする逸品♪


OP主題歌がマカロニえんぴつ「生きるをする」
同バンドは1stEDの「mother」も担当。
2ndEDはXIIX(テントゥエンティ)「アカシ」
いずれも歌詞に散りばめられた挫折と成長の要素が、
冒険が進むに連れ、徐々に染み込んで、温まってくる佳作。{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 28

63.6 11 魔族で変身なアニメランキング11位
RPG不動産(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (159)
507人が棚に入れました
魔王が倒され、世界が平和になってから15年。風色琴音は、新居を探して「RPG不動産」に訪れるが、実はそこが琴音の就職先だった! 同僚は、自由でやんちゃなファー、仕事に厳しい僧侶のルフリア、可憐な見た目と裏腹な強さをもつ戦士のラキラ。 琴音は3人と一緒に力を合わせて、家探しに訪れる一風変わったお客さんたちからの無理難題を仲良く楽しく解決しながら、新しい住まいを提供していく。 大切な物件探しは「RPG不動産」にお任せください! 水のなかでも、雲の上でも、どんな場所だって、きっとあなたが喜んでくれる素敵な物件を見つけてみせます。異世界おしごとファンタジー、開幕!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異世界きらら

{netabare}
異世界で不動産屋を経営する日常系アニメ
ドラゴン家を買うやチート薬師に近い雰囲気で、その二作と同じくこれも楽しめた。

不動産と言う題材だからこそ現実ではなく異世界にしたんだろうか、ファンタジーだからこその特殊な家の数々で、頭のおかしな屋敷を回るのはギャグとしても面白く分かりやすかったので最後まで飽きなかった。
キャラに関しても人外だったり、ネクロマンサーだったり、こちらもファンタジー世界ならではのキャラ達で、それぞれの持つ能力やら特徴を活かせているストーリーで現実世界での日常モノにはない面白さがあった。
そういう要素が多かったこともあって、個性的な家やキャラに主人公達4人が振り回されるドタバタコメディとしての出来も良かった。
主役の4人も基本的には仲良くしている感じで、いつものきらら枠、何も考えずに見られる癒し枠としても申し分なかった。
ゲストキャラに割く時間と4人の会話に割く時間の配分も良く、毎回ゲストキャラはいるものの不動産の4人同士の絡みがぬかりなく十分にあったので、主役の4人も、ゲストキャラも全員印象に残った。

不動産アニメとしても、基本的には明らかにぴったりな家が見つかるパターンだが、思考を重ねて適当な家を紹介する回もあり、しっかりしていた印象。
基本的に主題から逸れたりせず、真っ当に不動産としてやっていたという点でも印象がいいし、実際ゲストキャラが来て家を紹介するという朝アニメ的なテンプレートに沿った不動産要素が面白かった作品でもある。

だからこそその点で言うなら最後のシリアスは絶対にいらなかった。
展開自体はそれほど悪くはない(ただ、良くもない)が、きららの雰囲気、ここまでのゆるふわな雰囲気と全くかみ合っておらず、途中でギャグ調のノリにもなったりするしで、シリアスにしても中途半端な出来になってる。ドラゴンの目的のオチも少し弱かったか。

シリアス要素で評価できる点としては、琴音がここまでファーがドラゴンでないと信じて色々と行動していた描写が多かったからこそ、普通に考えたら引き渡すべきところで、最後に琴音だけがファーを庇うという展開に説得力があったこと。
時には対立するのもある意味リアリティがあるし、その対立の元となるバックボーンが描かれてるのは良かった。

アイコンにしてるのにあまり悪い点書きたくはないが、もう一つ微妙に感じた点としては、舞台設定。
ファンタジー世界ならではの話は面白かったが、日本的な要素・展開(日本風の祭り等)が多く、ところどころ異世界感がなく残念だった。
琴音の名前や店の名前が堂々と漢字なのも引っかかる所。
原作買う予定だけどまだ買ってないので、それが伏線で勇者辞めますみたくオチなら申し訳ない。

キャラデザは不評みたいだけど、自分はこのキャラデザかなり好きです。
評価となると満点はあげられないけど、今期一、二に大好きな作品。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
なろうきらら。リゼ? エロありのきらら?
ドラゴン家を買う難民救済。でかい。円盤では
リゼじゃねーか。
このアニメめっちゃ好きだわ。
不動産とはいえいい物件持ちすぎでしょw
質素な家に住みたいってちゃんと伝えろw 百合最高

2話 ☆9
あれこんなにでかかったっけ?
どことなくチート薬師感を感じるw
ジェットコースターもあるのかこの世界、相当文明進んでるな。
なろうタウン魔王城。シャドーハウス 電話もあるのか
これもうあの洞窟しかないな。読みやすい展開。
ほぼリゼじゃん。すすの部屋は忘れられた。
風呂ノルマ このアニメの評価が微妙なのはおかしい。

3話 ☆10
ドラゴン君家買いに来そう。この子がドラゴン?
風呂ノルマ。エロある? ネクロマンサーだった。風呂ノルマ
主人公ら王から召集されるぐらいの地位なの?
いちいち服が露出高い。なろうで死ぬほど見た光景。

4話 ☆9
謎のエロ。ペットでっか...。琴音何者だよ。
名前漢字だし転生者かと思ってたわ。
ギルドの受付嬢とかめっちゃ倍率高そうだな。のわりに給料低いんか。
飛行船もあるのかこの世界。いや、この家くっそ高そうだけど。
立地の危険さで安いのかな? 最初から紹介出来たろ。
ブラック飲めること前提きつい。
謎のギスギス。謎の重い過去。ギスる意味あった?
いや、家の取り壊しの話じゃなかったんか。

5話 ☆9
スライム300で見た。やっぱこういう回は微妙だな。
いや、水着メインじゃないから見れるかも。
妹いるの初耳だぞw もはやポーションの域逸脱してるよな。
魔法でしかないw てかどこでもらったし。おいポーションなくなったぞ。家を買いに来ただけかもしれない...。ギスらないで。
ドラゴンちっさ。これがドラゴン家を買うですか。
ファー魔王説でてきた?w

6話 ☆8
こいつらの服ほんとどうなってんのw
牢獄で草。友達(言葉通じない)
牢獄で暮らしてるの画がシュールすぎる。残業は基本。
早速城とは関係ないお客さんじゃんw
歌下手ネタはいらんな...。死神君かわいい。
意味わからんオチで草。

7話 ☆9
琴音こんなボケるキャラだっけ。袋に死体でも入ってそう。
忍者屋敷みたいで売れそうな気がしなくもない。電車あるんかい。
髪色がカラフル過ぎる。服が意味不明すぎる。
妹たち空気。

8話 ☆7
似合ってねえ。韓国か? 今回結構滑ってない?w
進撃で見た。異世界要素がマジでなくなってきてないか?
さすがにちょっと世界観がおかしすぎるかな。
Aパートと繋がった。唐突なシリアス。ライブ行かんのか。
シリアスいる? 当たった! そうはならんやろ...。
初の男キャラ登場w 流石に関係ないは無理があるw

9話 ☆8
堂々と日本語あるとさすがに違和感あるな。やっぱりエロ要らん。
さすがに少しきつい。下品。エロ要らないなやっぱり。媚薬かよ。
エロ除けば面白いAパートだった。
もうこれも勇者辞めますみたいに元日本設定ってことにすればいいのに。食べられそう。ラピュタは本当に。
地上と思いっ切り関わってるじゃんw
最後の願い事と言い今後への布石を張り巡らせてるな。

10話 ☆8
服じゃなくてマイクロビキニではw それは占い師に聞け。
完全に特定可能レベルで写ってて草。
てか魔法使えないのになんで琴音杖持ってるのかw
持ち去ったら意味無くない?
これ最終回までずっとドラゴンの話ならちょっと嫌だな。

11話 ☆4
いや、応戦してあげてw 微妙に緩い雰囲気で戦闘するのなんなの。
オチがしょぼすぎるw けど町破壊してるよね。謎回想。
襲っとるやんけ!
ストーリーなろう以下になるなら普通に1~9話みたいな話をずっと続けてほしかった...。ジェットコースターもあるのかこの世界。
キャラデザがきららの萌えキャラだからノリもあって、あまり悪役感がない。このシリアスいる? まあ違うよね...。棺桶行き
もっとしっかりシリアスだったらきららの風潮に囚われてないシリアス展開として評価出来てた。

12話 ☆5
絶対シリアス要らん。死んだ。ファーが直すんだろうな。
草。マジで絶対シリアス要らない。被害だしたドラゴンを許すな。
シュールすぎる。このためのネクロマンサー。なんか草。
危ないだろそんなとこw
これこの後不動産の話じゃなくなってるのかなぁ。
原作そうなってたら少し嫌だな。
この子ネクロマンサーとは別なの? 目の色が違うけど。

曲評価(好み)
OP「Make Up Life!」☆8
ED「Awesome!」☆7
6話ED「竜の歌」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 10
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