GAINAXアニメ映画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のGAINAX成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月18日の時点で一番のGAINAXアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.8 1 GAINAXアニメランキング1位
新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(アニメ映画)

1997年7月19日
★★★★☆ 4.0 (1440)
8386人が棚に入れました
最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミサトは、シンジは、アスカは、レイは、生き残ることができるのか?そして人類補完計画とは?人類の存亡をかけた最後の戦いが、今始まろうとしている。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲劇的な、あまりに悲劇的な

感じたままの感想を綴ろう。

あれは蝉が鳴く蒸し暑い夏の午後、
劇場を後にした私は喪失感を抱えていた。
エヴァが衝撃的な痕跡を残し終わったのだ。

碇シンジは偉大である。

90年代に蔓延した時代の閉塞感は、
想像もしない形で反動を受け、未だ閉塞的である。
断絶・孤立の時代から「接続過多」の時代へ。
其処かしこに集団が存在し「感情」は強要される。

最後の使徒は死にゼーレのネルフ侵攻が始まる。
ゼーレは自衛隊を投入し殲滅作戦が遂行される。
{netabare}絶望的な状況下でシンジは咆哮し覚醒する。
人類の新たな進化を私たちは目撃するのだ。{/netabare}

シンジとゲンドウを直線的に結ぶ第壱話、
エヴァは「父と子の物語」から始まっている。
{netabare}やがてその背景には、あまりに悲劇的な、
レイに象徴される「母と子の物語」が顕現始める。{/netabare}
これがエヴァの原動力であり構造そのものである。

シンジは父に認められ母の愛の共有を願い、
エヴァに搭乗しては他人を傷つけそして救う。
強烈な負荷が、肉体にも精神にも及び、
未熟な心では、現実に耐え切れないだろう。
私たちは生きていくための新しい文法を、
未だどこにも見つけられないでいるのだ。

ほんとに、よく頑張った。

彼を大胆にも肯定しようと思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 57
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

瞬間心重ねたんだ・・・

開始5分で度肝を抜かれる問題作。始まりと最後の繋がりが秀逸wTV版で語られることの無かったもう一つのエンディングです。

欝屈さと爆発力が顕著に見られる作風。ATフィールドは他者との壁を置き換えた例えで、本作はそれを突っぱらい、人と人との感情が混ざり合う事を描かれている。自分と他人の壁。現実に対する認知。死んで楽になるか?耐えて生きるか?などの現実の捉え方が示唆されている作品です。

とはいえ分けのわからない部分が多々あるので一言。

{netabare} ~
                 
            ,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
        /イハ/レ:::/V\∧ド\
       /::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
     ‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
     /::::::::::::::/!i::/|/  ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
    /´7::::::::::〃|!/_,,、   ''"゛_^`''`‐ly:::ト
      /|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\   ´''""'ヽ  !;K
        ! |ハト〈  ,r''"゛  ,       リイ)|
          `y't     ヽ'         //
         ! ぃ、     、;:==ヲ   〃
         `'' へ、   ` ‐ '゜   .イ
              `i;、     / l
                〉 ` ‐ ´   l`ヽ
            / !        レ' ヽ_
         _,、‐7   i|      i´   l `' ‐ 、_
     ,、-‐''"´  ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ   '、_    `ヽ、_
   / i    ,、イ ∨ l.j__,,、..-‐::-:;」,ハ、 '、` ‐、_   ,`ヽ
  /  l ,、‐'´ // ',/!:::::::::;、--ァ' /  `` ‐   `'7゛   ',
 /   l  i  ´  く   ';::::::l  / /         /     ',
/     ! l      \ ';:::l , '  /        i/     ',
        
シンジのバーロー!          
             {/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 48

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

死々生々

1997年に公開された劇場版。
「ヱヴァ」ではなく「エヴァ」であることに注意です。

TV版とは異なるエヴァンゲリオンのもうひとつの結末。
というよりTV版が内面世界、映画版が外面世界と言ったほうがいいかも。


私は未だにエヴァンゲリオンの人気の秘訣がわかりません。
わかったら自分で作品を書きます。

……とはいえ、キャッチーな部分がたくさんあったのも事実です。

* キャラデザインの良さ
* 思春期の繊細な行動やリアクション
* 宗教をモチーフとした設定
* ロボットではなく人造人間という設定
* クラシックの多用、長時間の静止画、字幕の利用など、既存のルールを破るアニメ造り
* 「笑えばいいと思うよ」「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げ(ry」のような印象的なセリフとシーン
* 随所で光る、遊び心のあるネーミングセンス


そして謎も多く、考察の余地が大きかったのも幸いしました。
情報を小出しにすれば続きが気になる。
謎が残れば人と内容を語りたくなる。
語ればより多くの人が視聴者層に取り込まれる。
そうして輪が大きくなっていきました。

考察は書きません。
ぐぐればいいと思うよ。


それに加え、映画版ではショッキングなシーンで話題をさらいました。
人造人間がやられたときは何か色々飛び出ますし、主人公のシンジは○○ニーを始めますし、繋がったりしますし。
重要な人物もそうでない一般人も痛そうだし苦しそうだし死屍累々だし。

あろうことか私はこの映画を学校の先生と見に行ったのです。
なんとも気まずいですよね性教育的に考えて。
しかも、帰り道に「ドウジンシ」なるものを設定資料集だと思って買いました。
家で封を切ってみると、そのエログロさに二度目の衝撃!
机の下に隠しておいたりなんかしていません。
友達に持って行かれてショックなんて受けていません。


この映画は「生々しさ」という点において、他の追従を許していなかったと思います。
「リアル」ではありません。
キャラクターの造形は大いにデフォルメされています。
ぼかして描かれることが多かったものを直接的に描く「生々しさ」です。
すでに大勢のファンのいる大衆向けアニメでここまでやるか!と。

さすが「シ」と「セイ」を扱う作品と言いましょうか。
こうして描かれた「生々しさ」がさらに話題をかっさらい、とどめを刺しました。


またストーリーに終止符が打たれているのもポイント。
TV版はシンジの思考を延々と回りくどく流し続けるという、意味のわからない終わり方です。
この旧劇場版では素直に「何が起こったか」が描かれています。
設定集等と合わせていくらかスッキリしたという人も多いと思われます。

話題に劣らないBGMと作画の良さも忘れることなかれ。
『魂のルフラン/THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-』のシングルは素晴らしい。


夕方に上映するとお茶の間は凍りつきます。
しかし、当時のファンを熱狂させるには十分な作品だったと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 38

72.0 2 GAINAXアニメランキング2位
王立宇宙軍オネアミスの翼(アニメ映画)

1987年3月14日
★★★★☆ 3.9 (273)
1123人が棚に入れました
所属が10人に満たず「失敗ばかり」「なにもしない軍隊」と揶揄され、世間に落第軍隊として見下されているオネアミス王立宇宙軍の士官・シロツグ=ラーダットは、欲望の場所でしかない歓楽街で献身的に布教活動を行う少女・リイクニ=ノンデライコとの出会いをきっかけにそれまでのその日暮らしの自堕落な生活を捨て、宇宙戦艦という名目の人類初の有人人工衛星打ち上げ計画に参加し宇宙を目指すことになる。

声優・キャラクター
森本レオ、弥生みつき、内田稔、飯塚昭三、村田彩、曽我部和恭、平野正人、鈴置洋孝、伊沢弘、戸谷公司、安原義人、徳光和夫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スペースモンキーズ

山賀博之監督作品、作画庵野秀明。
精鋭クリエイターたちが若さと勢いで、
精巧に作り上げたGAINAXの傑作SF。
音楽総指揮は、坂本龍一。

架空の国オネアミス王国が舞台、
役立たずの王立宇宙軍士官シロツグが、
人類初の宇宙飛行計画に志願し挑む様を描く。

物語は公表されているもので全て、
特別何もなく退屈さを感じるほどだ。
しかし理数系の夢、宇宙飛行士の夢、
アマチュア集団の夢、クリエイターの夢を乗せて、
{netabare}大きな花火が、夜空と真空を彩る、
ラスト10分に全てが集約され報われるのである。{/netabare}

猿から人類への歴史は火の歴史である。
そして火によって災いは数多く生まれるが、
我々は火によって生かされてもいるのだ。
歴史を間抜けな猿が始めたことだとしても、
人類の進む先が暗闇ならば灯を消してはいけない。

打ち上げられた猿には、
神様も見逃した小さな矜持がある。
そうだ、その猿は夢を持っていたのである。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 60

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの限界に挑戦してみた

<2022/10/17 追記>
続報です。
4Kリマスター版での劇場公開は10/28(金)からだそうですよ

<2022/5/21 追記>
今年の秋に4Kリマスター版で劇場公開されるそう。
10月かな。
映画館で見たら迫力凄いだろな
観に行きたくなってきた。

<2019/12/7 初投稿>
当時、新進気鋭の若手クリエイターたちが
GAINAXに集まって、
自分たちの作りたいものを、
自分たちのやりたいように作ったオリジナルアニメ映画
らしいです。

興行的には大失敗で、この失敗が後の「トップをねらえ!」や「新世紀エヴァンゲリオン」の誕生に繋がっていったのだとか。
1987年作品。

私はこの頃〜2002年ごろまでアニメ見る習慣なくて。
でも何故か本作は1990年代後半にレンタルで借りて観たんですよね。
なんで手に取ったのかよく覚えてないけど。

たぶん、
「異常なくらい細部に拘った丁寧な絵」
「とことん練り込まれた個性的なアナザーワールド」
をパッケージから感じ取ったのかも。

この2点は本作が他と一線を画すものです。
細部に拘った絵は、もうそうとしか言いようがない。
一枚一枚が時間をかけて作成されたイラスト画のよう。

そして、世界観。
テクノロジーは現実世界で言えばおそらく1900年代の半ばぐらい。
でも、文化・風俗は現実の世界とは全く異なります。
衣服や建物のデザインが全く違う。
食器や硬貨など日常触れるあらゆるもの少しずつ現実と変えている。
どの国をモチーフにしたとかそういったことが一切感じられません。

例えば硬貨。
この世界の硬貨は「金属の棒」です。
ちょうど麻雀の点棒サイズくらいの棒。
自販機で切符を買う際はこの「某」を穴に突っ込んでいきます。
超違和感 笑。

着る服も、軍人の礼服とかどこかで見たような気もするけどどこも思いつかない個性。
お洒落かどうかは置いておいて、
アニメのデザイナーってファッションデザイナーの才能も必要なの?
と思った記憶があります。

そうした細かいところにこだわり抜いた本作。

ストーリーは、現実とは異なるとある世界の、
新設されたばかりの「宇宙軍」所属の為、階級だけ高い、
やりたいことが見つけられない冴えない若い軍人「シロツグ」が主人公のお話です。

これである意味全て説明が終わってしまう。
そのシンプルさが素敵、という考え方もあります。

ただ一つ難点が。

キャラクターの心情描写です。
可能な限り表情や仕草で表現しようとしている。
まるで実写のように。

本作は純文学のように登場人物の心情がさりげなく、そして赤裸々に綴られていきます。

これ、実写映画だったら、実写でこの映像・演出だったら。
名作の部類だったと思うんです。

でもこれはアニメ。
つまるところ、表情や仕草だけで実写と同じ手順で感情を表すのは無理あると思うんですよ。
一コマの絵で伝えられる情報量が違いすぎるのでは、と。

アニメは実写に比べて「映像」としての情報量が少ない。
裏を返せばそれがアニメの強みのはずなのですが。
その強みを捨てて、ひたすら実写映画のような表現に寄せていく。
しかも純文学。
観てる側としてはまぁ伝わらないことこの上ない。

でもでも。
これはそういう「挑戦」なのかも、とも。

「アニメは実写を超えられるのか?」
という疑問を持った若きクリエイター共の挑戦なのかもしれませんね。

で玉砕。

そして「トップをねらえ!」「新世紀エヴァンゲリオン」へ

こういう挑戦は素敵だと思います。
「素敵がたくさん」by 灯里

本作はそういう風に観る作品なんだと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

GAINAX(当時)の超本気。(京アニとは別の凄さ)

『ヤマタノオロチの逆襲』(← アニメじゃなく特撮)の上映会で本作の予告編を観たときには、こんなに凄い作品になるとはまったく予想しなかった衝撃作。

あらすじを書いたら一瞬で終わるんですが、まず作画が当時で言えば鬼レベル、今観ても充分に凄い。キャラクターデザインは好みが別れるかもしれないが、「人体が動く」とか「飛行機が飛ぶ」とか「ロケットを打ち上げる」とかを手描きアニメで描いたものとしてはおそらく究極レベル。

今のアニメーターは現在の単金でこんな作画は絶対にしてくれないだろうから、それだけでも観る価値がある。ちなみに一応劇場公開作として制作された本作だが興行的には案の定、予定より公開が延期になった上に爆死したらしい。

とはいえストーリーもあらすじから想像される以上には面白いと思うし、クライマックスシーンでは何度観ても感動する。映像ソフト化されてからは好評で 劇場公開時の汚名は雪(すす)いだと思われる。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 32

69.4 3 GAINAXアニメランキング3位
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(アニメ映画)

1998年3月7日
★★★★☆ 3.9 (83)
915人が棚に入れました
一部の若者層に圧倒的な支持を得た話題のTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。97年春に公開されたその劇場版「シト新生」に続く劇場版の完結編。 アスカが乗った弐号機と量産型エヴァとの戦い、人類補完計画の行方、 そして、シンジの心の旅路の終着地点はいったいどこなのだろうか。全てのファンが待ち望んだ物語の結末が、ついに明かされる。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

25話26話=まごころを、君に=シンエヴァでしょう。

 意味不明と言われていたエヴァンゲリオンTVシリーズの25話、26話のやり直しのAIRと26話で出た予告編「まごころを、君に」の実現ですね。DEATH2は総集編ですので省きます。

 綾波、アスカ、ミサトがどういう存在だったかを説明するのが目的だった気がします。途中で5人の女性に感謝とクレジットがあります。現実の女性のことなのか、作中の女性なのか。この3人にリツコを加えて、後1人は誰でしょう?母=エヴァ?マヤ?

 以下勝手に私が女性たちについての意味を解釈しました。

{netabare} 綾波は簡単に言うと虚構の恋人=アニオタの嫁としての萌えキャラです。巨大化した綾波に女性器のメタファの割れ目ができるのが露骨ですし、作られた存在=クローンでした。性格も記憶も作られていましたし。同時に母でもあるところが結構いじわるです。
 世界が綾波によってのみ込まれる=内面が萌えキャラの妄想に浸食されるということでしょう。

 アスカは現実の女性です。だから当たりはきついです。首を絞めたくなるほどです。それにせっかく相手から心を通わせようと近づいてきても、性的な目でしか見れないです。自分の邪な心をしっているので距離感がつかめません。余裕もありません。
 だから、冒頭でオカズにしてしまいます。最後、首を絞める=犯すのメタファだと思いますが未遂に終わって泣いてしまいます。そこで「気持ち悪い」ですから、救われません。
(それとも本当に殺したかった?現実の女性など死んでしまえと?そっちでも取れますね。ただ、キモオタシンジが勝てるわけもなく…)

 ミサトはセックスを知っている大人の女性です。普段はバリバリ仕事をこなし、少年の憧れで指導者ですが、性に溺れている姿など見せません。女性の性的な現実を知って少年は落ち込むでしょう。

 この3人の女性は少年から見た性の対象の3形態です。虚構の恋人である綾波レイは消えてなくなります。そして本来男女の関係としての接点など持ちようがないミサトも死んでしまいます。この中で恋愛対象とすべきはアスカだったわけですが、結局シンジはエヴァにすら乗れずアスカを見殺しにしてしまいます。

 最後の実写パート。そして、キモオタたちが映画を見ている姿、エヴァの登場人物のコスプレをした少女を見せつけられます。そろそろ現実に戻りましょうかという意味でしょう。{/netabare}

 リツコは父の愛人ですから、彼女もある意味女性の性の形ですね。ですが、少年の性愛の対象とは対極にいます。
 カヲル君ですが、エア友達でいいんでしょうか。または良心?
 量産型エヴァが綾波に変わりますよね。そしてそこに性的なメタファとして槍がささるわけです。これは2次創作?グロテスクなのは歪んだ性欲を表していた?

 で、感想ですが、非常に面白いです。TVの2526話が比較にならないのはもちろんですが、ストーリーがある分シンエヴァよりも格段に面白いです。アニメ絵としては最高のクオリティで、ストーリーも構図も演出もセリフもテンポも最高でした。

 内容はシンエヴァとほぼ同じですね。かつ、試しに25話26話も見ましたが、これも同じですね。後になるほどどんどんわかりやすくなっています。
 なお、シンエヴァではアスカの立ち位置が微妙に変わっていますね。アスカも萌えサイドに移っていました。だから、アスカは苗字が変わってマリが必要だったのでしょう。あとは現実の女性の象徴は北上というギャル隊員がいましたね。
 
 面白かったですが、また最後のところが寸劇になってしまいました。現実へと視聴者を誘導する手法が思いつかなかったんでしょう。ですが、TV版よりはるかにストーリーになっていたし、理解しやすかったでです。
「まごころを、君に」の読点ですが、「君に」を強調したかったのでしょう。つまり見ている我々にメタ的に言いたい事がある、という言いではないでしょうか。

 
 結局25年もかかって、現実に戻れを繰り返し言っていたわけです。で、SSSSグリッドマンの最後を見てみると感慨深いものがあるかもしれません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

人と人の繋がりこそが「人間らしさ」を決める。

「平成」が終わって、「令和」になりましたが、「平成」を物語る上ではこれ以上のアニメはないと思うくらい平成の総括的なアニメ映画だと思います。

これはアニメ業界にとってもはや「事件」と言える内容だとも言えます。

その前にも富野喜幸の劇場版「伝説巨人イデオン」の接触篇発動篇や、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」などの「事件」はありますが、ここまで「時代」とシンクロし、当時から今の時代に続く(「進撃の巨人」や「デスノート」などの)社会不安をそのまま映画化できたのは奇跡だと言えるでしょう。

アニメーション表現の限界だとも言える本作は、日本にしかできない独特のエロティシズムや倫理観や人間観が最大の特徴でしょう。

未だに、「日本映画」として凄いことを庵野監督は行ったと思います。

新海誠さんや、細田守さんや湯浅政明さんなども凄いアニメ映画監督だとは思いますが、衝撃的でセンシティブな表現ではないんですよね。

先の監督にはどこか「安全圏」から映画を作っているのです。

しかし、庵野監督や宮崎駿監督にはそれ以上の「本気さ」が見えるのです。
まるで観客とガチンコで喧嘩をしているような真剣さがあるような気がします。

未だにこれを越える衝撃的なアニメ映画には出合っていません。無論、こういったものを作ろうとする映画監督にも会ったことありません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

65.5 4 GAINAXアニメランキング4位
トップをねらえ!(アニメ映画)

1989年6月10日
★★★★☆ 3.6 (36)
217人が棚に入れました
原作・脚本=岡田斗司夫、絵コンテ・設定=樋口真嗣・庵野秀明、キャラクター原案=美樹本晴彦という豪華な顔ぶれが制作した、青春ロボットアニメ。話は全6話に分かれており、前半部は他アニメ作品へのオマージュやパロディを中心に。後半部はぐっとシリアスに深みのある物語を展開する。最終話の第6話が全編モノクロ映像だったこともファンを驚かせた。舞台は、謎の巨大宇宙生物に侵略されつつある未来の地球。その脅威に対抗するため、軍部は人が乗るロボット型の兵器“ガンバスター"を開発し、パイロットの養成を行っていた。ノリコはそんな養成学校の1年生。何をやっても鈍くさい彼女は、パイロット訓練生の中でもやはり飛び抜けて下手な落ちこぼれだった。だが、ある日赴任してきたコーチに潜在的な才能を見いだされ、パイロットとして大抜擢される。異常に厳しい訓練やライバルたちの嫌がらせに耐え、恋の予感もちょっぴり感じたりしながら、ノリコはパイロットとして成長していく。だが、現実の戦闘は予想以上に過酷で…。果たして、ノリコを待ち受ける過酷な運命とは!?

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全体的にこっちのほうがイイw

まあ、ほぼ一緒なんだけど。

なんとなく。なんとなくなんですよ。

けれども、どっちかと聞かれたらこっちのほうがいいんですよね。

アニメを好きと言う男性なら、視聴しておいてほしい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

MDO さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

21点。6話でさっくり見れるレトロアニメ

21点てとこですかね。
勧められたので見てみましたが、特に楽しめませんでした。

宇宙での半年という時間が
地球では15年という時間経過になるという、
時系列が全く謎の設定。

精神と時の部屋ですか?


人、ロボも特に魅力は無く話は進み、そして終わります。
若干の百合物?あと、乳首が出たりするのでお子様が興奮するのかな?


昔、見ていた人にはいいかもしれないけど、今からわざわざ見る価値は無いと思います。



監督みたら庵野じゃん。
しょせんエヴァとかの駄作しか作れない監督の作品だなぁと感じました。
ストーリーに重要な筋というか、柱が無いんだよね、この人。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1
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