OLDCODEXで恋愛なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

67.3 1 OLDCODEXで恋愛なアニメランキング1位
ULTRAMAN(Webアニメ)

2019年4月1日
★★★★☆ 3.4 (107)
371人が棚に入れました
かつてこの世界には〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた。やがて〈光の巨人〉はその役目を終え、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべき場所へと戻っていった。ウルトラマンの存在は過去のモノとなり、科学特捜隊日本支部もその役割を終えて、光の巨人記念館へとその姿を変えていた。早田進次郎は多感な思春期を過ごす高校生。だが彼は、自分が驚異的な跳躍力や頑丈な肉体といった人間離れした“普通"ではない力を持っていることを自覚していた。そんなある日、進次郎は父・早田進が、かつてウルトラマンであったことを知る。そしてウルトラマン無き地球に暗躍する宇宙人たちの存在も。進次郎は、秘匿組織として健在する科学特捜隊の井手によって開発されたウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者だった。「単刀直入に言おう――キミにウルトラマンになってもらいたい」

声優・キャラクター
木村良平、江口拓也、潘めぐみ、田中秀幸、諸星すみれ、魚建、牛山茂、竹内良太、花輪英司、関戸博一、津田健次郎、白石稔、曽世海司
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ウルトラ作戦第一号

神山健治&荒巻伸志監督作品、
IG×SOLA DIGITAL ARTS制作。

来たるべき新時代の我らがウルトラマン、
今再び「光の巨人」の降臨が求められている。

地球の平和を守り続けた光の巨人は、
その役目を終えM78星雲に帰還する。
世界の紛争は、無くならないまでも、
人々は恒常の平和を、享受している。
科学特捜隊の面々も数十年時代を重ねたようだ。
お馴染みのハヤタ隊員の息子が主人公である。

どの時代にもウルトラマンがいる。
私たちの完全無欠なヒーローである。
この導入部(序盤展開)には興味が尽きない。
{netabare}エド(ゼットン星人)がほんとに素晴らしい。{/netabare}

しかしながら指摘せざるを得ない弱点もあり、
{netabare}ウルトラマンというよりギャバンに近い(^^;
あの特撮、変身バンクが無いのが残念である。
物語の緊張感は中盤以降、持続せず、
多種族(星人)の登場や謎を呼ぶ仕掛けで、
魅かれはするも傑作には至らず残念でした。{/netabare}

ただカラータイマーは鳴り響いている、
ジェットビートル1号発進命令の時が近い。
これからも時代はヒーローを必要とするのでしょう。

シュワッ!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

俺たちが、ウルトラマンだ

この作品は、あのウルトラマンのフル3DCGアニメです。
グリッドマンがアニメ化された時も驚きましたが、これにはホントにビックリです。
円谷プロの看板作品でこれまで特撮にこだわってきたウルトラマンが、アニメ化されたのですから…

でもウルトラマンの設定が大きく異なっていました。
まず、今回登場するウルトラマンはM78星雲光の国から来る訳ではありません。
物語の舞台は、ウルトラマンが異星人の侵略から地球を守り、使命を終えて地球を去ってから40年後の世界…
そして40年の年月をかけて人類は繁栄の時代を築き上げてきました。

ですが、それは表向きの平和でしかなかったのです。

かつてウルトラマンと同化していた科学特捜隊の早田進は還暦を迎え、今では一人の息子を持つおじいちゃん…
早田進の一人息子である早田進次郎は、生まれながらに特殊な力を秘めていました。
進次郎が高校生になった頃…これまでの平和を揺るがす一大事が起きたのです。

考えてみると、その事件が全てのきっかけでした。
突然謎の敵に襲われた進次郎を助けたのは父である早田進…
早田進は自分がウルトラマンだと告白し、ウルトラマンスーツを纏って進次郎を守ろうとします。
ですが、還暦を過ぎた人間がウルトラマン本来の力を引き出せるはずもなく、あっという間に劣勢に…
父親が傷付いていくのを目の当たりにして、子どもの心が動かないはずがありません。
進次郎もウルトラマンスーツを身に纏い、何とか謎の敵を撤退させることに成功するのですが…

これがこの物語の序章…
進次郎は進に代わる「新たなウルトラマン」になることを要請されるのでした。
これまで秘密裡にしてきた異星人の襲撃から地球を守るため…
こうして進次郎の物語が動いていきます。

生まれながらに秘めた特殊な力…
このフレーズだけ見ると魅惑の塊のようです。
だって、誰もが一度憧れた能力なんですから…

一睡もしなくても疲れを知らない身体…
自宅と行きたい場所とを瞬間的に繋いでくれる能力…
一度覚えたら絶対に忘れない記憶…
こんな能力があったら良かったのに…なんて考えたり?

でも、自分の能力に見合った責任や使命が課せられるのも世の常ですが、進次郎に任せるのは時期尚早だったのかもしれません。
そもそも自分の能力に見合った責任や使命って、高校生に理解できるかと考えると正直難しいと思います。
だって、その頃って自分の事だけで精一杯だから…

能力が高いからウルトラマンを要請される
ウルトラマンは正義の見方だから、悪い敵から地球や人々を守らなくちゃいけない
正義の味方は守るのが当たり前…
そこに落ち度があったら徹底的に責められる…
正義の味方に自ら志願した訳じゃないにも関わらずです。

だから、この作品は進次郎の成長を見守る物語…
彼の正義の貫き方…悪くなかったと思います。

進次郎の事が気になる女の子…すみれちゃん演じる人気急上昇中のアイドル 佐山レナの存在は大きかったです。
地球外生命体とは全く無縁の彼女が、どうして進次郎と知り合い騒動に巻き込まれていくのか…
彼女の出生に関する時期的な矛盾はありましたが、すみれちゃんの熱演に圧倒され気付いたのは後からでした。
物語が面白ければ、結果オーライという事なんでしょう。

現代に蘇ったウルトラマン…フル3DCGの旨味を全てつぎ込んで作られた作品は、往年の名作とはまた違ったテイストが感じられました。
ウルトラマンスーツを身に纏った彼らの格好良さは半端ありませんでしたよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、OLDCODEXさんの「Sight Over The Battle」

クール全13話の物語でした。
毎週の視聴が溜まっていますが、面白くて思わず一気見しちゃいました。
物語としても中途半端なところで終わっているので、続編制作前提なんだろうなぁ…なんて考えています。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

和洋折衷ウルトラマン

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルはアクション。3Dアニメです。

私は、高評価。でも多分、それは私に「ウルトラマンに対する特別な思い入れ」がないからだと思います。

このアニメ、「ウルトラマンが好き」な人は戸惑うかもしれません。その辺を、レビューに書きたいと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「これはウルトラマンなのだろうか?」という疑問を、私は一切抱きませんでした。なぜなら、そもそもウルトラマンをちゃんと観たことがないからです(何回かは観たことあるよ、名前は知識として知ってるよ、レベル)。

だから私には、「普通に格好良いアクションアニメ」でしかなくて、別に「ウルトラマン」という冠は必要ありませんでした。

「ウルトラマン」というよりは、「アメリカのヒーロー」や、「平成の仮面ライダー」に近いような作風。だから、「和洋折衷ウルトラマン」にしました。

本作の良さとしては、まずアクションの格好よさ。なんか、プロレスみたいだなと思いました。

プロレスの必殺技の中には、「それって効くの?」と思うものが散見されるが、「客はちゃんと盛り上がる」。それは、「粋」という感覚に近く、「効かないとか避けられる」なんて言うのは、「無粋」。

本作も、空手やカンフーアクションのような実用的な動きの中に、いきなり「ウルトラマンらしい攻撃」が入るのが、なんか「ダサ格好良い」。そこは、3Dによる独特のカメラアングルや動きが良い働きをしていて、「ダサ」「格好良い」にしていたと思います。

次の良さとして、ストーリーの面白さ。縦軸として貫くのは、「主人公がヒーローであることを悩み、受け入れるまで」を描くということで、なんか「仮面ライダーっぽい?」と思いました。そこに横軸として、「主人公とアイドルの恋愛」や「星団評議会の暗躍」などがある構成。

特に、「星団評議会の暗躍」は面白くて、誰が黒幕なのか、味方なのかをワクワクしながら観られました。ここは、今後は縦軸になるでしょうし。 

と、私が誉めている部分は、多分、ウルトラマンファンからすると、「邪道」なのでしょう。

プロレス的なアクションは、「ウルトラマンを茶化してる」とも受け取れるし、複雑な世界観は、「爽快さの打ち消し」になるのかもしれない。そもそも、巨大化しないウルトラマンは、もはやウルトラマンじゃないという怒りもあるかもしれません。

私も、もし自分が好きな「ロードス島戦記=キャラがロボットに乗ってモンスターと戦う」とか「ガンダム=モビルスーツ同士でラブコメ」とかやられたら、「ふざけんなよ」「俺の思い出汚すなや」って思うでしょうしね。

賛否両論ある本作。どちらの評価にするかは、やっぱり、観て自分で判断するしかないように思います。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ウルトラマンのその後として、しっかり面白い。オッサンが格好良いアニメは、良い。

2話目 ☆4
バトル、急に地味になったけど(苦笑) 地面に投げても効かねえだろ。なんかちょっと、ハリウッドだな。変身のところは日本っぽい。トータルて、面白い(笑)

3話目 ☆3
なんか、ヒーロー願望で戦う、某大介を思い出すな(笑) グロのギリギリラインでちゃんと止めてるあたりが偉い。

4話目 ☆4
なんか、やたらプロレス技が目立つ。オスプレイみたいな戦い方だな(笑) 迫力のバトルを満喫。

5話目 ☆3
異星人街。セブンが意外と好意的? 民族差別をするタイプではないのかな。ジャック。帰ってきたウルトラマン?

6話目 ☆4
セブン、強いな。彼は、ただの人間なの?

7話目 ☆3
バトルは流石に格好良いわ。ヒーロー願望か。

8話目 ☆4
なんか、随分とひねくれた話になってきたけど、かなり面白いな。

9話目 ☆4
エース登場。さらに状況が混迷してきたな。

10話目 ☆4
エース。天才技士。本当に、色んな人の思惑が複雑に絡んでる。

11話目 ☆3
なんか、ややコメディタッチ。めっちゃ簡単にバレてるw これはセブンに殺される案件(笑)

12話目 ☆4
星団協議会、ゼットン。誰が敵で誰が味方か。

13話目☆
セブン強い。エース熱い。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

57.7 2 OLDCODEXで恋愛なアニメランキング2位
Butlers~千年百年物語~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (44)
194人が棚に入れました
バトラーズ――それは、とある宿命を背負った千年の歴史をもつ一族の守護者。ジェイは妹のテンナと共に、同じバトラーであった羽早川と平和で穏やかな生活を送っていた。しかし、平穏な日々が突如、一変する。テンナは時空の歪みに飲み込まれ、ジェイの身は100年後の世界へと……。目覚めたジェイが目にしたものは、かつて暮らしていた屋敷が現存する京常見(こよみ)学園。ジェイは神宮司高馬と名乗り、学園に生徒会長として在学し、過去の手がかりを探す。すべてはかつての日々を取り戻すため――。百年の想いが手繰り寄せた再会と、決別。歴史に埋もれた千年の血族の秘密と、宿命。そして、ジェイは世界の真実を知る。千年の血縁と百年の思いが今、交錯する――。

声優・キャラクター
鈴木達央、佐藤拓也、前野智昭、永塚拓馬、豊永利行、小林千晃、山下誠一郎、杉山紀彰、KENN、河本啓佑、斎賀みつき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

千年の血縁と、百年の想いが今、交錯する…。

この作品の原作は未読です。
タイトルを見た瞬間、「Butlers=執事」の図式が脳内をよぎりました。
この作品…恐らくはイケメン男子が大勢登場する女性向け作品…

と認識しつつも、アニメーション原作が「SILVER LINK.」さんと知り、視聴を決めた作品でした。
「SILVER LINK.」さんの作品で真っ先に思い浮かぶのは「のんのんびより」ですが、その他にも「プリズマ☆イリヤ」シリーズ、「ストブラ」、「落第騎士の英雄譚」や「異世界食堂」など作画が丁寧で、かつ内容の面白い作品の多いのが特徴だと思っています。

「SILVER LINK.」さんの作品で、正直ここまで女性向けの作品を見た記憶はありません。
ですが、これまでの実績を踏まえると私に「視聴しない」という選択肢はありませんでした。

この物語に主人公は、京常見(こよみ)学園の生徒会長を務める高等部2年生である神宮司高馬。
彼は学園に転入するや否や生徒会長に就任したことで注目を集めていました。
ですが、注目を集めた理由はそれだけではありません。
選出された役員が揃ってイケメン男子だったんです。

注目の的の中でも、特に生徒会長は文武両道、才色兼備であることも相まって女子生徒からの人気は絶大なのですが、彼にとってはどこ吹く風といった感じ…
決して多くを話さない彼でしたが、副生徒会長に「羽早川」という人物を探して欲しいとの依頼から、この物語が静かに動いていきます。

一件クールに見える生徒会長ですが、心の中は荒波に揉まれる一隻の小舟…
だって、本来だったら全然違う筈だったから…
目の前には妹の天奈がいつも笑ってくれていて…
そんな平和な日常がずっと続くと思っていたのに…

突如自らに起こった出来事と、妹の天奈に起こった出来事…
急転直下とは、きっとこういうことを言うのでしょう…
何もかもが一変してしまったのですから…
だから…平和な日常を…あの頃を取り戻したい…
そう願っていただけなのに、物語は意外な方向への転がっていくのでした。

やっぱり、視聴前に想像した通りイケメン出現比率の高い作品でした。
イケメン男子7割、普通の男子1割、女子生徒2割…といった割合でしょうか。
クラスの男女比率は、恐らく偏りは無く五分五分なんだと思います。
ですが、圧倒的にイケメンの…生徒会の存在が目立つ構成なんですよね。

男性向けの作品の美少女比率が高いのと、きっと同じ理由なんだと思いますけれど。

でも、個人的に主人公の生徒会長は好印象でした。
笑顔も少ないし、他人にもぶっきらぼうで性格も歪んでいないとは言えません。
時折、優先順位の付け方も間違っていると思ったのも事実です。
ですが、胸に秘めた思いは微塵のブレもなくどこまでも一途なんです。

一途であるが故に周りが見えなくて、進むべき方向を間違ってしまう。
想いの強さと若さ故の過ち…なんでしょうが、人は間違う必要のある生き物なんだと思います。

だって、間違ったら何が起きるか…実際に体験しないと分からない事って沢山あるじゃないですか…
だから取返しのつかない間違いを犯す前に、小さな間違いを沢山経験して有事に備える…
大切な場面で選択を間違えない様に…

そしてもう一つのテーマは「決して一人で抱え込まないこと」
とても大切なテーマだと思います。
何故なら、チームでも個人でも達成したという結果は変わらないから…
でも何でも…という訳ではありませんよね。
自己研鑽などが一人で抱え込まなければならない良い事例です。

突きつけられる刃の切っ先は、決してなまくらではありません。
血を流しながら彼らは何を選択するのか…
この作品の見どころだと思います。

オープニングテーマは、OLDCODEXさんの「Growth Arrow」
エンディングテーマは、如月天奈(三澤紗千香さん)の「陽だまりの庭 〜Eternal Garden〜」

1クール12話の物語でした。
この作品を視聴して嬉しかったこと…
公式HPにも載っていないのですが、何と種ちゃんが三上早月役で出演しているんですよ♪
種ちゃんの演じるキャラはどんな感じなのか…?
それは見てのお楽しみです^^
決してハッピーエンドとは言えない結末…
それでも、希望の一端が見える幕の引き方は、救いがあって良かったと思います。
女性向け作品でしたが、堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

どうせみんなバトラーになる

2話までの感想{netabare}
タイトル最初「ボトラーズ」と読み間違えてネトゲ廃人の話だと思ってました。

1話、物語の根幹に関わるシーンをCパートに追いやって、それまで男同士のイチャコラを描いて「これは腐向けですよ」と早い内に明示してくれたのはスタッフの優しさを感じる。
但しちょっと気になることがあって…それを確かめるために見続けることになるのか?オレ。

“J”は良い奴なのか悪い奴なのか…優等生なのかワルなのかって書いた方がいいかな。
人望あって生徒会長になる一方、言い寄る女子にそれっぽく接しておいて突如つけ離す、いわゆる表裏のあるキャラってことなのかな?
それにしては…落選した生徒会長候補(元対抗馬)に対する扱いがちと引っかかる。
向こうは一人で向かってきたのに、Jは仲間とツルんでタコ殴り(比喩)状態(※)、正直カッコ悪い、小物臭い。
つまりは、厳密にはJが大物なのか小物なのか、これが気になることに。
ってかいみじくも生徒会長立候補者だったら落選しても副会長とかになるんじゃないの?
あと2つ名が悉くカッコ悪い(※)、これも狙ってか?

そして2話。
手下に指示して羽早川の身辺調査。
悪い噂を流させたのは手下の勝手な行動…ぽいけど、そう動くことを見越しての指示だったのかどうか。
喫茶店での推理では「個人の犯行ではこんなことできない→裏で手引きしてる者が居る」ってことだったけど、手下2人だけの出過ぎた行動だけであるならこの推理には該当しない。
悪い噂を流すのをJが意図的にやったのだとするなら…こりゃエッラい“小物”だ。
Jは一見有能そうで実はノミの心臓で、チンケで狡いマネしかできない(一人之下のソラン系)って設定だったらちと面白いかも?
生徒会長候補を落選させたのもホントにJの工作だったりして。

どうなんだろうなぁ、そっちの線は薄いかなぁ?
ハルトが勘付き始めてるけど、正体知って呆れるって展開にはならないかなぁ?
※についても、中国の思想ってよく知らんけど「それがカッコいい」って思ってるとしたらこっちの思い違いなだけだし。

それはそうと喫茶店、制服何着あるねん、それともドラキュラが用意した?{/netabare}

4話までの感想{netabare}
ツッコミ所多すぎて追い付かん。
これは美男高校みたいなギャグ作品なのか?

先に4話のことを話すと、まず学園祭を盛り上げるために執事対決、もう意味ワカラン、あの喫茶店は執事喫茶ではなかろう?
ってか学校の催し物で罰ゲームは無しだ。
ってか司会進行役が加担してるってフェアじゃないにも程がある。
そしてかつてフラれた女性客からの無茶な要求。
執事って奴隷じゃないぞ、むしろ教育係的な立場で「本物」であったら説教喰らわされるんじゃないか?
接待目的の執事“なりきり”喫茶であったとしても…これって性別逆転させたらメイド喫茶みたいなもので、男性客が「オッパイ触らせて」って言うのと大差無いんじゃないかな?
黒尽くめのコワモテにーちゃんが出てきて「お客さんちょっと」ってなるレベルかと。
そして最後は盛り上がった観客によってあわや大事故。
う、うわぁ…。

ギャクとして認識するよう努力はしてるけど(ブドウを取り寄せたシーンは明らかにギャグ)どこまで素なのかの境界が分かりにくい。
とは言え個人的には序盤に出た植物…恐らくヤブラン(※)なんだけど、わざわざ温室で育ててるってのは素直に笑ってしまった。
(一応、一緒に咲いてたスイセンとは明らかに開花期が違うので時期を合わせるために温室栽培してたのかも(※)。一体何故?と疑問は残るが…)
ってかスイセンに「毒があるから触らない方が良い」って…別に触るぐらい平気だってw


ヤブラン=サマームスカリで、ただのムスカリならスイセンと開花期一緒でも問題ない。
けど画面で見た限りはどう見てもヤブランで…指定ミスった?
あれ、でも作中はブドウが成る季節…

3話にしても、むくつけき体育会系の男子集団から逃げ出して「コイツ将来偉い立場になっても被災地や途上国へ訪問して顰蹙買うんだろうな(=糞野郎)」と思わせたり、どうも笑って許せるラインがズレてる気がする。
ぶっちゃけ学園組(生徒会、新聞部、ドラキュラ)はどいつもこいつも人間の屑、早く痛い目見ないかなぁと思ってもおかしくない描写が続き、それは狙ってなのかそうでないのか判断に苦しむ。
──と思ったら、これ中華系なの?
あっ、そういうこと?
まぁ自分は温室の描写で笑わせて貰ったのでもうちょっと見てみます。
ひょっとしたらかなり心の広い人(自分がそうだとは言ってない)でないとガマンならない作品かも。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
6話、話動いてキター。
↑で書いた通り、これまで登場人物はクズなのかマトモ(なイケメン)なのか、どっちのつもりで描いてるんだか分からんってのが見てて苦痛ポイントだったのですが、どうやらジェイはクズとして描いてた模様。
仲間との交流を経て真人間になってくって話…なのか?
とはいえ、ロン毛とシスコンは相変わらずクズごみ寄生虫のまんま、生徒からの嘆願を踏み潰そうとするしコイツらちょっとどうにかしてくれんかのう。

そうはいっても突っ込みポイントが消えたってワケではない。
気にするなってレベルなのかも知れないけど「かつて生徒会長選挙に出て負けた奴」が再登場(名前あったっけ?)。
え、また出すの?
↑でも書いたと思うけどもう一度書いておこう。
素直に、表向きの理屈だけで考えると生徒会長に立候補するのは「生徒のためにお役に立ちたい」が根底にあるんじゃないの?と。
また、最終対決まで行ったってことはそれなりの支持も得られてたってことでしょう。
例え会長にはなれなかったとしてもその心意気と実績は尊重して生徒会に入れてやれよ、とどうしても思ってしまって…。
負けたら生徒会に近づくことも許されないって、そんな制度じゃそりゃあ足の引っ張り合いに行き着くのは当然かと。
そのせいでジェイの失脚は「事故を起こしたこと」よりも「落選者を生徒会に入れなかったこと」が招いた結果に思えてしまってのう。
同情できないっていうか、当然の結果をただ見させられてるだけのような…(その当然の結果にならないズレた作品も多いので妥当ではあるのだけど)。
一応「かつて生徒会長選挙に出て負けた奴」は不正による失格扱いだったのかな?と解釈できなくもなかったけど、だったらジェイが辞任した所で自分にお鉢が回って来るとは思えない。
ミソギは果たしたって?先の選挙からどれくらい時間建ってんねん。
更には「トップ退任=役員(≒官僚)も総とっかえ」っぽい、なんでそんな政党みたいなことやってるんだ。
引き継ぎ大変じゃね?ってか交代させるほうのが一般生徒は混乱しちゃわね?
う~んう~ん、こういう学校って実在するのかね?
もしくは学園長も何かウラがありそうな雰囲気で、それの差し金とか?

因みにジェイはなんで生徒会長になったのか?は、「手がかりを探すために権力が必要だった(あったほうが良かった)」ってことかなー、と思ったり。
またはあの屋敷を自由に使えるようにするにはそれしか無かった、とか。
決して「生徒のため、より良い学園生活のため」ってことではなかろう。
で、そうであるなら「他のメンバーはなんでついてきてるの?」が不思議な点で、今後そこら辺触れてくれたら有難い。
まぁアレだ、「お前もバトラーだったのか」で強引に納得させに来そうな予感。

それとジェイの悪い噂を吹聴したビラ、誰が貼ったんだろうね?
普通に考えれば「かつて生徒会長選挙に出て負けた奴」だけど、明確な描写は作中には無い。
そこら辺ホームズとワトソン(こいつらも人のプライバシーを暴くのが趣味な人間のクズ)が首突っ込んで来ると思ったら別件で忙しい模様。
「脚本の都合上居るハズなのに全く関わって来ない」ってより全然マシで、迂闊にも関心してしまいました。

しっかし参ったね、これまで「コイツ人間の屑じゃん」って思ってたのが改心してく話が続くようなら「結構マトモな作りじゃん」と評価改めなくれはなりません。
(それ以前に、切らずに見続ける人が何人居るのやらって問題もあるけど)
そのためにはあと最低でもロン毛とシスコンと新聞部二人はどうにかしてくれないとならないけど…可能性あるのか?

園芸ネタ{netabare}
温室シーンではキンセンカが登場。
しかも花の横からのアングルがある!更に蕾の絵も!!
…って驚くことじゃないのだけど、前日に放送された“3D彼女”ではルドベキアが出まして…が、そっちでは「花がどのアングルになってもカメラに正面を向いてる絵」だけしか無く「うわぁ」と思ったばかりでして。
なんか感心しちゃいました、こっちのが作画クオリティ高いや。
頂芽を開花前に摘蕾するか?ってのは疑問だけど、そういう仕立て方もあるんだろうと強引に納得。{/netabare}{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
生徒会辞退や屋敷取り壊しの件は次の回でアッサリ無かったことに。
ええ…。
ま、まぁ黒幕(恐らく学園長)による揺さぶりってことかな?
そして「お前もバトラーだったのか」「お前もバトラーだったのか」の連続、これは笑っていいところなのかな?
これも「黒幕(恐らく学園長)の企みでひと所に集められたんだろう(学園の生徒全員バトラーでも驚かんぞ)」と好意的に考えることに努めてたら実際に学園長が黒幕だったのでホっとひと息。
けど、だ。
そうは言ってもだ。
指輪の謎を追ってどうこう、そこはホームズの出番じゃないのか(222/0の最後のはゼロではなく丸だってホームズ辺りに気付かせろよ)。
屋敷の中のオブジェクトに手紙が隠されてたって…そこは屋敷を根城にしてたドラキュラの出番じゃないのか(「屋敷の中の丸いもの?ああ、それなら見たことがあるなぁ」ってドラキュラに言わせろよ)。
特定の能力に特化したキャラ付けをしておいてそれを全く活かせない展開にはイラっとくる。
というより取り壊しの話が出た時に屋敷内の貴重品チェックとか済ませてたんじゃないのか?
それを狙って黒幕は取り壊し話を仕掛けたんじゃないのか。
そして手紙の中身からーのハヤカワ詰問からーの真実を知らされてーの。
…。
真実ってその程度かい!
ってかその内容のどこに今までジェイに隠さなくてはならない要素があった?
メタ的にはあるけどそんなの斟酌できないっすよ、さすがに。
一応これも一生懸命考えると、ハヤカワは「テンナが愛してたのは自分ではなくジェイ」ってのをジェイに明かすのがシャクだったってことか?
その部分伏せても状況の説明はできんか?

11話途中までのジェイはテンナを殺して死体を額縁に入れて飾っておけば満足ってレベルのサイコ野郎だったのに、11話後半から突如として真人間になってポカ~ン。
ってか12話序盤、敵のウラをかくために寝返ったフリをしたら散々仲間からディスられたのにクライマックスで「オレには仲間が居る!」って…全然信用されてなかったワケですがえっと…。
まぁ新聞部の二人(人間のクズ)は部外者だしそこまで信頼してないのはいいとして、ロン毛(人間のクズ)とシスコン(人間のクズ)は気まずくてもう目を合わせられんよ、普通。
でもってひと所に集められたバトラーたちのその殆どは能力を使って活躍をすることは、無い、置物状態。
(映画“幻魔大戦”もルナと東丈とソニーリンクス以外のサイオニック戦士の扱いが雑だったけど、それ以上に役に立たない)
これは学園長がそう仕向けた(不意を突かれない様に監視しやすいようにひと所に集めた)って解釈もできるけど…どうなんかねぇ、こんなんでいいのん?
フードの男の心変わりも唐突で、もはやギャグとしか…。

もいっこ不思議なのは過去改変すると現代が消滅するって理論。
ん?分離したり一本道に収束するってことではなく「消滅」?
ムジュラのような月が落ちてくる状況でもなし、別の世界線として残った連中はそのまま生きて行けそうな気がするんだが…。
「この作品はそういう設定である」って説明あったっけ?消滅するならするでちゃんとした説明が欲しいぞ。
時空の歪みとやらもよくワカランし、なんとなくで済ませてる予感。
一応長年の伝統を持つバトラー血族がその歴史の中で知り得たってことなんかね?{/netabare}

総評{netabare}
意図的に人間のクズとして描いてるのならまだしも、どう見てもクズなのに作中の扱いがそうなってない作品って個人的には辛い。
そしてこの作品はどっちなんだかが非常に分かりにくい。
主人公の妹狂いはもはや狂気レベルで、重ねて周囲の人間も酷い連中ばかりで、更に肝心の「秘密」はそれまで秘密にしておかなければならない理由が存在しない。
仲間たちが次々と能力に目覚めるが、その能力を使って活躍するシーンは無い。
ってか能力使って活躍するシーンよりも序盤の下らない執事ゴッコのほうが優先されるという意味不明な構成。
糞アニメ好きにはお勧め。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

三国コカ・コーラ ボトラーズ

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:謎設定シリーズ。腐女子歓喜系?
期待度:★★

なんか頑張った感じがするけど実につまらない内容でした。
過去からきて戦うやつ。ぐらいの認識

というか流し見てたのでよくわからない。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5
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