takashi氏 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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PSYCHO-PASS サイコパス2の感想・評価はどうでしたか?
takashi氏 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
hottikiss3 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
前作を見てた人ならわかるとおもうが、あかねちゃんの変貌に違和感。
前作では新人としてあたふたしながらも成長するあかねちゃん、みたいな感じだったけど、今回の作品ではもうなんか一人前になってて、ちょっと違う感。
代わりに新しい新人が入ってきてたけどあんまり感情移入できない様なキャラだったから、前回より面白いなって思えなかった。
内容もなんだか難しくしようとして、難解でしょ??奥が深いでしょ???みたいないやらしさがうかがえてしまったから、これも前作より劣ってる気がする。
ちょっとおもしろかったのが、コウガミさんがちょくちょく出てきてなんかしゃべるシーン。
なんだかちょっと笑えてしまった。
お米(.-ω- ) さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
touma0314 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Acacia さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
レンタルDVDで視聴。一期はリアルタイムで観てます。
見所は、一期では新米だった常守朱の成長ぶりと
後輩の霜月のクズっぷり。霜月は、凄く人間臭いんですけど
自分は割と仕事するなら、真面目に、責任感を持って
周りがどうであろうと努力はする人間なので、
全く好きにはなれませんでしたが…。
今回も追うべき相手は管理システムに反応しない
特殊な出自を持った青年。
一期同様、一つの事件を11話かけて主人公達が追う物語です。
ただ、これ、どうしても不満な点が一つ。
シビュラシステムで管理されている日本が舞台なんですが
世界観の狭さと言いますか、ひたすら同じ相手と駆け引きを
する話なので、刑事らしいと言えばらしいのですが
近未来SFという形なのに、その世界で暮らす人々の実像が
イマイチ自分には掴めませんでした。ただ、台詞でシビュラを
信じきった言動が聞こえるのみ。もっと世界には様々な感性を持ち
様々な人々が生きていると思うんです。
(もちろん設定上そんな人物は潜在犯ですけど)
いわゆる、モブというか血の通った人間がたくさん生きているの
だから、その辺りを、世界観をもっと掘り下げても良かったのでは
ないかと少し一期が始まる前の期待から冷めていく過程を
二期でもう一度味わいました。
続編ものって色んなキャラの立ち位置が変わってて
自分は結構好きなんですが、そうですね。成長したヒロインを
暖かく見守って、その貫こうとする正義を(凄く甘いですけどね)
しっかりと見守る。そんな作品に見えました。
N0TT0N さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
注)1期のネタバレあります。
面白かった。
1期同様、シビュラシステムに対するそれぞれのスタンスの違いによって起こる犯罪、監視、執行の様子が1つの大きな事件を軸に描かれていて最後まで楽しんで視聴できました。
元々ポテンシャルは高かったものの、主人公、常守朱の無双ぎみの成長ぶりにはぶったまげましたが、今回「聡明さ」の大幅なレベルアップと引き換えに「天真爛漫さ」が随分減っていたのが気になりました。
通常であれば「何かを得れば何かを失う」という意味で、順当すぎる「成長」だと思うんだけど、自分の中で朱の天真爛漫さは「色相を濁らせないための要素の1つ」だと思っているので、聡明さに偏って思いつめていく朱が色相を保っているという状態に違和感を感じる部分もありました。
あと正直、シビュラの犯罪係数の認証の基準や、執行官の自由度、公安の管理力のなさに「ん?」と思う部分もあったけど、シビュラという設定のどう転ぶか解らない危うさはまあ健在だったし、元々パラドクスやジレンマなどに興味があるので最後まで楽しめました。
※以下はシビュラシステムについて(個人用)です。(ネタバレ)
劇場版未視聴なので、それ用のおさらいメモとして。。
{netabare}
【ストレスと犯罪係数】
ちゃんとPP1と見比べた訳じゃないのでデータを比較しての結論じゃないけど、PP2ではストレス上昇=執行モードという印象があった。
しかもかなりあっさりと。
素人目にも「そいつただ恐怖でストレス値が上昇してるだけなんじゃね?」ってときもあっさりドミネーターに執行対象と認識されてしまう。
こうなると、ドミネーターの犯罪係数の計測能力に疑問を持たざるを得ない。
ストレスと犯罪係数をきちんと分類できてないシステムに裁きの権限を委ねるのはどう考えてもおかしい。
【適性】
政治家が出てきたんで疑問に思ったんだけど、
シビュラによる適性診断で職業が決まるということは、極論、政治家も適性によって振り分けられると言ってもいいかもしれない。
この社会に選挙は存在してるんだろうか?
選択をシステムに委ねるということは、つまりはそういうことになるんじゃないだろうか。
現に公安局のトップはシビュラ自身といってもいい状態だし、民意といってもシビュラに頼った選択をしている民意なんてもうシビュラの意思と言っても過言ではない。
【シビュラの自浄】
鹿矛囲との対峙でシビュラに自浄能力があることが解った。
まぁ、シビュラの生存本能からの自浄なのかシステムのアップデートを目的とした自浄なのか、どっちに比重があったのかは定かではないけど、シビュラ外の意見も組み込むことができるシステムであることが解った。
これはシステムとして重要な能力だと思うけど、サイコパスの高い脳を切り捨てることははたして是なのか?という疑問も無くはない。
つまり、これをやるとシビュラの多様性を失うことにならないんだろうか?ということなんだけど、
印象としては、シビュラ内の多数派脳が少数派脳を切り捨てた印象を受ける。
シビュラが少数派を切っていくシステムだとすると、人間社会にもそういう選民的な選択を奨励するのでは?という想像が脳裏をよぎる。
こうなるとシステムとしては破綻の方向に向かっている印象を持たざるを得ない。
【集団的サイコパス】
つまり、鹿矛囲のような多体移植などのイレギュラーな存在とシビュラという集合体、そして集団を裁くためのシステム。
まず、集団の定義がよく解らないんだけど、これは多分バラバラの場所に居る志が同じ人達ではなく、同じ場所に居るサイコパスの高い人達という解釈でいいんでしょうか?前者はかなり危険な思想の匂いがするけど、後者は単にシビュラのフラグ立てな感じがしなくもないな。朱はこのシステム推してるみたいだけど今一つピンとこない。
どちらかというと自分も、
朱‥きみ、パンドラの箱を開けたんじゃないんかい?という印象です。
最後に、
常守朱のサイコパスはやっぱり謎だな。
「あなた個人の見解はどうでもいいといってるの!東金美佐子!!」
は、なかなかの名言だったな(*´∀`)。。
{/netabare}
naoi-riki さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ノイタミナ枠 サイコパスの2期
1期でかなり大反響だったので、楽しみでした
内容は1期の続き
なのですが、期待していた狡噛さんの影も形も無く
新しいキャラも出てくるので、続きというよりは一新といったところ
ストーリーは相変わらず仰天展開で楽しいのですが~
私個人としてはやっぱり1期のほうが面白かったなぁ~
OPは1期同様、凛として時雨
EDはEGOIST
いろいろと良い出来だけに期待がデカすぎた…のかな?
2も含めてサイコパスと考えてみれれば…
この後の劇場版まで見てくださいね♪
Hemp さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
sig556 さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
1期と比較すると微妙です。見て損はしないけど得もしないかな、というレベルです。
ストーリーがあまり面白くなくなりました。
ただ、1期の後の皆の変化を見ることができたのは良かったです。
今回もOPが良いですね。
ちゃちゃ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
nk225 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描く人気アニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ。
7月15日(水)に『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』Blu-ray&DVDが発売となり、7月27日付のオリコン総合Blu-rayランキングにて、Blu-ray Premium Editionが初登場1位を記録!
さらに、Blu-ray Standard Editionは総合Blu-rayランキングにて9位にランクイン! DVD Premium Editionは総合DVDランキングにて3位! また、DVD Standard Editionは10位と、それぞれがチャートの上位にランクインしました。
総合1位となったBlu-ray Premium Editionは、初週で23,000枚以上のセールスを突破し、大ヒットを記録。現在も好調な売上げを記録しています。
『PSYCHO-PASS サイコパス』は、『踊る大捜査線』シリーズを生み出した本広克行氏(総監督)が新たに挑む警察ドラマであり、『魔法少女まどか☆マギカ』を手掛けた虚淵玄氏(ニトロプラス)が緻密且つ大胆に書き上げたディストピアSF作品。TVシリーズ放送終了後も、劇場版の公開をはじめ、様々な展開を発表しています。
【アニメキャラの魅力】シビュラ的「理想的市民」!?新人監視官「霜月美佳」の魅力とは?
ノイタミナ枠で2期まで放送された『PSYCHO-PASS サイコパス』。「シビュラシステム」という統治機能に支配された近未来の日本を舞台に、支配下の平穏と精神の自由の拮抗が描かれたSFアニメです。この世界ではシビュラシステムによって人間の精神が「サイコパス」という数値として測定され、犯罪係数の基準値を超えると有無をいわさず「潜在犯」として逮捕、もしくは殺害されることで治安が維持されています。シビュラシステムの導入により警察と裁判システムがなくなったこの世界で、犯罪捜査から潜在犯に対する対処までを担うのが、シビュラシステムとリンクした銃「ドミネーター」を持つ監視官と、監視官の下で「犬」として働く潜在犯である執行官です。
今回ご紹介する「霜月美佳」は、主人公「常守朱」が所属する厚生省公安局刑事課一係に配属された新人監視官です。
■「六合塚弥生」への憧れ
霜月は本作1期で起こった女子校での「王陵璃華子」による猟奇殺人事件で初登場しました。当時は高校生で、幼なじみの「大久保葦歌」と「川原崎加賀美」を殺害されています。加賀美が殺されたのは、璃華子の危険性に気づいておきながら、加賀美が葦歌のことばかりを気にして自分の事を見てくれないことへの嫉妬から、璃華子を訪れることをすすめたためで、そのことに後悔の念を抱いた霜月は、事件の捜査に来ていた執行官の「六合塚弥生」に慰められ、その胸で泣いています。
その後公安局に配属された霜月は、他の執行官には尊大な態度を取りながらも、弥生だけは“さん付け”で呼び、プライベートでは仕事の相談をしたり弱音を吐いたり。弥生に対しては顔を赤らめるなど仄かな想いを抱きながらも、実は弥生が分析官の「唐之杜志恩」の恋人であることには気づいていない様子です。
■朱と鏡合わせのキャラクター
サイコパスはその状態が「色相」として表わされます。サイコパスの数値が正常であるほど色相はクリアになります。そして霜月は、自分の色相がクリアであることに異常な執着を持っています。
もともと高校生のころから、学校で「よくないこと」が起こっていることに気づきながらも「近づくと危ない」からと、事なかれ主義の性質がありました。それが監視官になってからは顕著になり、職務に対してはマニュアル通りであることを良しとし、色相が濁らないように“自分に責任がかかること”を極力避けています。
これは、自らの色相が濁ることなど気にせず、「狡噛慎也」の薫陶を受け事件の表層よりもその背後に隠れる真実を探ろうとする朱とは正反対で、そのためか後輩でありながら常に反抗的な態度をとります。
また、法は遵守すべきとしながらも、法はあくまで人間のためにあるべきであるという朱とは逆に、霜月は法に対して思考停止した盲従を見せます。潜在犯を毛嫌いし、同僚といえども潜在犯である執行官は監視官の盾になるべきと思っており、潜在犯であろうと極力命を守ろうとする朱の行動を理解しようとしません。
■理想的市民
シビュラシステムの正体は、「免罪体質者」と呼ばれる人間の脳の集合体で、将来的には市民にその正体を明かし、それでも市民がそれを了解した上で統制を享受する社会を実現しようとしています。それを知った朱は、治安を維持するためにシビュラの存在を容認しながらも、いずれシビュラを必要としない道を人間が見つけ出せるという希望を示し、シビュラには服従せず、利用するというスタンスをとっていました。
しかし、シビュラの正体を知らされた霜月はそのシステムを褒め称え、一切を忘れると宣言。その姿はシビュラをして「理想的市民」と言わしめました。そのような霜月の姿は、矛盾に気づきながらも目をそらし、他者を蔑むことで自らを高いところへ置こうとする現代日本人への皮肉のようでもありました。
シリーズを通して朱は主人公らしく人類の英知に期待を持っていますが、それはシビュラの言うように楽観的過ぎるともいえます。一方「霜月美佳」は、視聴者からのヘイトを集めるキャラではあっても、実際の大衆はシビュラが目論む通り、その支配に盲従してしまう事でしょう。理想に対する現実を見せる役割を持たされた「霜月美佳」。見方によっては“貧乏くじをひいたキャラ”といえるかもしれません・・・。せめて「弥生」が別の女性と恋人関係にある事を知り、彼女の色相が濁ることがありませんように・・・。
【アニメキャラの魅力】公安局の前に立ちはだかる最悪の犯罪者「槙島聖護」の魅力とは?
近未来の日本が舞台。「シビュラシステム」の導入により、人間のあらゆる心理状態や性格を数値化し、その値を「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と表現するようになりました。
厚生省管轄の警察組織「公安局刑事課」の監視官である「常守朱」や執行官である「狡噛慎也」を中心に、犯罪者との戦いや「監視官」と「執行官」の立場の違い、「シビュラシステム」のあり方に焦点をあてて物語は進んでいきますが、物語第1シーズンでは陰で暗躍する「槙島聖護」が物語の中心人物の1人となります。
■表、犯罪者として公安局に対峙する
年齢や過去、経歴等のデータは作品中において、謎に包まれています。「人間は自らの意志で選択・行動するからこそ価値があり、魂を輝かせることが出来る」という思想のもと、シビュラシステムの存在に疑問を投げかけており、数多くの事件の首謀者として陰で暗躍。公安局刑事課の前に立ちはだかるのです。
序盤は、槙島自身が手を下すことはあまりありませんが、話が進むにつれ徐々に槙島自身が直接事件にかかわるようになります。朱と同じく、サイコパスが悪化しにくいという特性から、シビュラシステムにより潜在犯として判定されず、朱や狡噛を苦戦させます。公安局の執行官である狡噛に興味を持っており、物語の中盤ではシビュラシステムの正体を自身の目で確かめるよりも、狡噛との戦いを優先したりも。
身長180cm、体重65kgで、身体能力は非常に高く、1対1の格闘戦では狡噛を戦闘不能に追い込んだほどの腕の持ち主。とはいえ、朱に不意をつかれるあたり、詰めが甘いところもあるようです。
あらゆる作品の「悪役」と違い、本作品では公安局の執行官が犯罪者に手を下すシーンも数多くあることや、シビュラシステムの正体から、槙島の存在自体もかなり主人公に近い位置にいるといえるでしょう。
■裏、意外にもオシャレに気を遣う?日常の姿
多くの他作品の悪役と違い、物語当初から槙島の登場するシーンは多く描かれています。槙島は読書家で、作品中で主流の電子書籍ではなく、紙の本を好んでいます。読む本のジャンルは純文学、ミステリー、戯曲、SF、怪奇小説、哲学書、政治書、ノンフィクション、聖典など多岐に渡り、また、犯罪協力者との語らいのひと時など、穏やかな日常(?)も描かれています。登場する度に服装が変わるあたり、オシャレにも気を配っていると思われます。
「槙島聖護」の存在なくして『PSYCHO-PASS サイコパス』は語れません。
【アニメキャラの魅力】公安局刑事課の新鋭!監視官「常守朱」の魅力とは?
近未来(2112年からスタート)の日本が舞台。「シビュラシステム」の導入により、人間のあらゆる心理状態や性格を数値化し、その値を『PSYCHO-PASS(サイコパス)』と表現するようになります。これがこの作品のタイトルにそのままなっており、厚生省管轄の警察組織「公安局刑事課」の監視官であるである「常守朱」を中心に、犯罪者との戦いや「監視官」と「執行官」の立場の違い、「シビュラシステム」のあり方に焦点をあてて物語は進んでいきます。
■監視官「常守朱」とはどのような人物?
2092年4月1日生まれの女性で、作品初期では20歳。血液型はA型で、身長163cmのスレンダー体型でショートボブのボーイッシュな女の子です。ちなみに千葉県出身。
公安局刑事課一係に所属し、物語開始時に刑事課に配属されたばかりの新任監視官。性格は「不器用だが天真爛漫で正義感が強い」と評され、作中でもこの性格がうまく表現されています。物語が進んでも独身・・・。今日も公安局は大忙しです。
■朱の監視官としての「顔」
学生時代、職業適性診断において、あらゆる官公庁の職業にトップレベルの適性を示しており、非常に優秀な成績です。その中で、同期生の中ではただ一人公安局監視官としての適性があると診断されたことから、監視官の職業を選択することになります。
正直、あらゆる選択肢から「楽ができる」方向へ流れていくのが人としての常であるように思えますが、朱があえて公安局という苦難の道を選択したのは、それだけ自分の中に強い信念があるから。朱の魅力はこの信念に基づいているといえます。
監視官という職業は、実際に犯罪者に手を下す「執行官」を監視する立場であり、常に犯罪に直面するストレスから、サイコパスの状態が悪くなると“監視官から執行官へ降格”という処分が下されます。実際、朱も親友が目の前で殺されたり、犯人を捜査するため、そのシーンを追体験することとなり、常人なら執行官への降格するほどサイコパスの状態が悪化するであろう事件を多く体験しながらも、降格のような著しいサイコパスの悪化はありません。作中ではお酒を飲みませんが、途中から喫煙するようになるのは、やはりプレッシャーやストレスがあったからかもしれません。
■朱の女の子としての「顔」
監視官の顔とは相反する、女の子としての顔は作品中ではあまり多くは描かれていません。それでも仲のいい親友である「ゆき」と「佳織」と進路や仕事の事を相談していたり、外出時の服装選びについ時間をかけてしまったりも。外出時の服装は、女の子らしさを追求したかわいらしい服装が多い一方で、家では下着姿でうろつくなど、監視官の時には見られない“生活感”を感じる場面もあり、彼女の女の子らしい魅力が随所に表現されています。
また、とてもおばあちゃんを大切にするおばあちゃん子であり、公安局入りについて両親に相談するなど家族との関係も良好のようです。ネット上では、レモネードキャンディという名前でチャットやネット上の仮想空間に出入りするなど、時代相応の若者「らしさ」が出ており、うまく物語にも生かされています。日常生活では、親友と遜色ない「女の子」の朱。公安局所属の朱を彼女にするなら、それこそ自分の命をかけるくらいの覚悟が必要です。
作品が進むにつれて女の子としての顔よりも監視官としての顔が前面に出て「表情がだんだん無表情になっている」との意見もあります・・・。これからも、彼女の公安局の第一線での活躍を期待したいところですが、一方で文部科学省の役人になった朱の姿を見てみたい気もしますね。
2014年素晴らしかったアニメって何?
■ 新編集版、2期と続いた『サイコパス』に支持集まる
2014年はアニメ本数の多さが話題になった年だった。本数の多さだけでなく、話題作、良作も次々に飛び出した。
そうしたなかで読者の支持を最も集めたのは『PSYCHO-PASSサイコパス』だった。2014年夏の新編集版、秋からの『PSYCHO-PASSサイコパス2』など多様な展開をした作品だが、無表記の票のみでも1位となったため、これらをまとめて『PSYCHO-PASSサイコパス』として集計した。
すでに記事で紹介した「2015年劇場上映アニメの関心度」ランキングでも、 『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が1位になっている。作品への高い人気が窺える。
決定!2000年代以降のオススメアニメ
日夜放送されているTVアニメ作品。2000年以降に限っても、多くの名作が放送されているが、その中でオススメの作品はどの作品だろうか。教えて!gooにも、「2000年以降でオススメのアニメ作品を3つ挙げると」という質問があった。
「2000年以降の作品(TVアニメ・OVA・劇場版)であなたのオススメ3作品を教えていただきたいです」とのこと。どんな回答が寄せられたのだろうか。
■あなたのオススメ作品は?
回答の中で一番多かったものはなんだろうか。
一番多かったのが、「魔法少女まどか☆マギカ」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「日常」の3作品。
魔法少女まどか☆マギカ
新房昭之×虚淵玄×蒼樹うめ×シャフトが描くオリジナル魔法少女物語
「化物語」「ひだまりスケッチ」シリーズなどヒット作を多数手がける新房昭之監督とシャフトがタッグを組んで送る初のオリジナル作品として注目される本作。
脚本をPCゲームメーカー「ニトロプラス」所属のシナリオライターとして、その重厚な作風でファンを魅了し、小説「Fate/Zero」でもその才能を如何なく発揮した虚淵玄、「まんがタイムキララCarat」(芳文社刊)連載中の「ひだまりスケッチ」原作者・蒼樹うめが、初のオリジナルアニメのキャラクター原案を担当する。
大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。
見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。
ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。
この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。
それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い―
それは、新たなる魔法少女物語の始まり―
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
アニプレックス、フジテレビ、A-1 Picturesが手がける完全オリジナルアニメーション企画「ANOHANA PROJECT」として2010年12月に始動した。
幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており、物語の展開に従って複雑化していく人間関係なども描かれる。死んだはずの幼馴染であるヒロインが幽霊として主人公の前に現れるというファンタジー的な題材が用いられてはいるが、作中では彼女をアニメ的な幽霊のように描写することは避けられており、生きた人間と変わらず振る舞う姿を描写しながらも、その姿が鏡に映らなかったり、主人公以外の人物たちにその姿が見えていないことを示すことで、彼女が霊的な存在であることを描写している。
「日常」はあらゐけいいち原作のギャグアニメ。NHKでは2012年1月から3月まで放送された。
これらの作品に次いで多かったのが、「psycho pass」「スクライド」「涼宮ハルヒの憂鬱」といった作品。
「psycho pass」は人間の心理状態や性格傾向の計測できるという「シビュラシステム」下の警察組織「公安局」の刑事たちの活躍を描く近未来SFアニメ。これまで第2期まで放送されており、2015年1月には劇場版が公開。「魔法少女まどか☆マギカ」に続いて虚淵玄脚本作品が登場。作品の根強い人気がうかがえる。
「スクライド」は2001年7月から同年12月にかけてテレビ東京系列で放送されたアニメ。日本本土から隔絶され、その後独立自治領として特殊な社会を形成してきたロストグラウンドを舞台に、アルターという特殊能力を持つカズマと対アルター能力者特殊部隊の隊員・龍鳳の友情と戦いを描いた作品。
他には「STEINS;GATE」は5pb.の同名のゲームソフトを原作としたアニメ作品。2011年4月から9月までテレビアニメが放送、2013年には映画化された人気作品。
「犯罪係数」を表示する広告が話題
東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードに設置されている、アニメ映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』(1月9日公開)の広告が話題となっている。
『サイコパス』は、人間の心理状態や性格などを計測する「シビュラシステム」が導入された西暦2112年の日本を舞台とした近未来SFアニメ作品だ。この「シビュラシステム」は、犯罪者になる危険度を「犯罪係数」として計測。実際に罪を犯していなくても、犯罪係数が高いと“潜在犯”ということで、特殊拳銃「ドミネーター」による身柄の確保や排除が執行される。
今回、新宿駅に設置された「シビュラシステムゾーン」と名付けられた広告は、ゾーン内にあるディスプレイに通行人の姿が映し出され、その「犯罪係数」が表示されるというもの。高い犯罪係数をマークすると、『サイコパス』に登場する主要キャラの9人の公安局員が出現し、「ドミネーター」を疑似体験できる。
劇場版サイコパス、関智一は英語にカタカナを? 場面写真も大量公開
天野明がキャラクター原案を務めるアニメ「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」の完成披露試写会が、本日12月19日に東京・お台場シネマメディアージュにて行われた。
イベントには常守朱役の花澤香菜、宜野座伸元役の野島健児、霜月美佳役の佐倉綾音、六合塚弥生役の伊藤静、雛河翔役の櫻井孝宏、唐之杜志恩役の沢城みゆき、そして塩谷直義監督、本広克行総監督が登壇。ドミネーターの声が、それぞれ演じるキャラクターの犯罪係数とともにキャストの名前を読み上げる。塩谷監督は犯罪係数999、本広総監督は犯罪係数0の免罪体質と紹介されると、会場からは笑いが沸き起こった。
さらにサプライズゲストとして、狡噛慎也役の関智一も登場。花澤が「作中で狡噛さんにやっと会えた!」とうれしさを噛みしめると、関は「大好きだもんね、狡噛のこと」と、朱が狡噛のタバコの煙を吸って思い出していいることに触れ「結構イタイところあるよね!」と冗談を言い、客席の笑いを誘った。
劇場版は海外が舞台であることから、英語を喋るシーンも多い花澤と関。司会の吉田尚記アナウンサーからそのことを問われると、すかさず関は「アーハン?」と返答。しかし関は英語のセリフにカタカナをふってアフレコに臨んでいたことを花澤から暴露されると、少しうろたえる様子を見せる。
また劇場版で宜野座の髪型がポニーテールになっていることを野島が「ポニチカ」と呼ぶと、会場からは拍手と笑いが。さらに野島は宜野座について「遅めに来た反抗期もあったけど、最後のシーンではやっと成長できたんだなと」と、親目線で感慨深げに語った。
なお本日「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」の場面カットも大量に解禁。映画は2015年1月9日より、R-15指定で全国公開される。
刑事ドラマの定番も踏まえダークな世界観でひきつける「PSYCHO-PASS サイコパス」の魅力とは!?
「踊る大捜査線」シリーズの本広克行や『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄らトップクリエイターが手掛け、12年10月からフジテレビの“ノイタミナ”枠で放送されるやアニメファンから絶大な支持を受けたSFアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」。1月9日(金)からは待望の映画版『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が公開となるが、多くのファンを引き付けてやまないその魅力をお教えしよう。
本作の魅力はそのディストピア的なダークな世界観にある。舞台は人間の心理状態や性格的傾向を数値化できるようになったいまから100年後。人々は犯罪者になる危険を表す“犯罪係数”によって管理され、実際に犯罪を起こさずとも潜在犯とみなされた場合は、監視官や執行官と呼ばれる刑事によって社会から排除される。
エリートである監視官に対し、犯罪者を捕まえる執行官は自らが高い犯罪係数を持っていて、犯罪者になる可能性を秘めている。犯罪者に近い心理状態を有するゆえに、一度は不適格者として社会から弾かれたゆえのトラウマを抱えた執行官がいかにして犯罪者と向き合うのか。近未来的な設定ではあるものの、リアリティあふれる描写やしっかりとした人間ドラマが描かれている。
テレビの第1期では、監視官の常守と元エリート監視官で執行官の狡噛との関係が描かれた刑事ドラマにはおなじみのバディものとしての面白さもあり、難解なテーマではありつつも、物語に引き込む分かりやすい導線が敷かれていた。近未来ものになくてはならないガジェットとして登場する、刑事たちがもつ、被疑者に銃口を向けるだけで相手の“犯罪係数”がわかるドミネーターと呼ばれる拳銃も本作ならではユニークなアイテムといえるだろう。
近年、原作ものが多く、物語の全貌を知りながら見ているような作品が多いなか、虚淵玄が手掛けるオリジナル脚本によって紡がれる物語は、まさに一瞬先も読めないようなミステリアスなものとなっており、その知名度もさながら、アニメファンから大きな話題を呼んだ。
第2期のその後を描く劇場版には第1期の後、失踪していた執行官の狡噛が再び登場し、常守らにどのように絡んでくるかにも注目。ある程度の予習は必要だろうが、その世界観にはまり込んでしまえばあっという間。年明けの公開が楽しみになってくるはずだ。
“犯罪係数”が正確に解析できない“免罪体質者”槙島聖護の事件を経て、刑事として成長した常守朱。彼女は、シビュラシステムの真実を知りつつも、システムに従い、新たな刑事課一係を率いて日々犯罪に立ち向かっていた。そして、そんな彼女に新たな化物が迫っていた……。
オープニングテーマ
「Enigmatic Feeling」
エンディングテーマ
「Fallen」
やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
■評価
テーマ性 :★★★★☆ 4.8
話の展開度 :★★★★ 4.0
朱無双度 :★★★★ 4.0
心の清純度 :★★☆ 2.5
おススメ度 :★★★☆ 3.9
■ストーリー
前作公安局は宿敵填島を倒したが、その代償は大きく
新たにメンバー2名を加え常守朱を軸とする新公安局が結成されていた。
しかし新たに発生した爆弾テロを皮切りに、WCというメッセージを残し
シヴィラシステムの監視の目をかい潜る新たな敵が現われる。
果たして公安局はこの事態にどう向き合うのか?犯人の目的は何なのか?
■感想
1期の世界観とストーリーを順当に踏襲しており、キャラ以外は
定石通りの展開といえます。
{netabare}
今回は悪い点から感想書くけれど、まず1期にあった哲学的な話の深みで
あったり、人間味であったり熱さといった点で、2期の出来は残念ながら
1期に劣ると思う。特に私が違和感を感じたのが、主犯カムイの動機と
犯行内容(無差別殺人)のバランスの悪さが非常にキムチが悪い。
なぜかというとカムイの意思とは裏腹ではあるけれど、事故で亡くなった
人たちの体を移植されたという事はその人達の命を頂いた事になる。
だから本来であれば自身の体や人命の重さというのはカムイが
一番痛感しているはず。それなのにあれだけの無差別殺人を躊躇無く
行う姿には違和感を感じる。個人的にはカムイは『無差別殺人犯』ではなく
攻殻SACの笑い男の様に『告発者』であってほしかった。
だからラストシーンのカムイの散り際に見せるあのつぶらな瞳は
せつなさを感じるべきなのだろうけど、なんというかピュアそうで
ピュアじゃなかったアイドルをお見かけした時の様な複雑な気分になる。
ここから良い点になるのだけど、前半~中半戦は焼け付く様なイライラ展開
が続いて私の部屋だけエリアストレス警報が鳴りっぱなしだったけど、
サスペンスとしてのスリルとスピード感は一期からもあがっていて
見応えがあって面白い。
そして何より本作のもつ魅力として深いテーマ性だと思う。
1期から2期を通してみてみるとシヴィラシステムという単なる
コンピュータが人の善悪を判別するというトンデモな世界を前提に
この作品をみると今世の中にある色々な倫理観への問いかけを感じる。
『なぜ人が人を殺してはいけないのか?』
『なぜ社会があるのか?』
『なぜ法律があるのか?』
『なぜ日本は規制だらけなのか?』
『なぜ倫理観(モラル)をもたなくてはいけないのか?』
『なぜ男女平等でなくてはいけないのか?』
『なぜ異性の裸体を公然と放送してはいけないのか?』
『なぜ人は自由に思いのままに行動してはいけないのか?』
という疑問に私は行き着いた。
こういった問いかけを感じたり、自問自答をして追求したりできれば
本作の旨味がましていくと思う。私自身はこのサイコパスの問いかけに
対してきれいな答えは出せていないけれど、ヤホーニュースで面白い記事が
あったのでその内容を引用して個人的な考えを記載させてもらいます。
その記事では、とある芸人さんが『なぜ人は人を殺してはいけないのか?』
という問いに対して『そら、人間が滅びるからやろ!!』と回答したそうで
す。コレ見たときに深すぎて結構な衝撃を受けたのだけど、個人的な説明を
加えると…
『人を自由に殺しても良い世界であれば、殺した側と殺された側に分かれ
どちらかが果てるまで殺し合いが半永久的に続く。そうなれば人類は
滅びるか半減するかもしれない』だから『人は人を殺してはいけない』
だから『人は感情抜きに社会をつくり法律をつくって自分自身を
縛らなくては、現代の文明を維持したまま生存できない』と個人的に
解釈してます。
そして現代の法律自体も被害者側の感情を無視していたり、矛盾を
抱えている側面があるのもシヴィラシステムと似ていると感じている
次第です。結構な極論暴論かもしれないけれど、この芸人さんの回答は
すごく明快でサイコパスの問いかけに対する全ての答えになっている気が
するし常守のセリフの端々にこういったメッセージを感じ取れたりする
のはすごく面白い。(特に二期の一話と最終話)
1期にくらべテーマ性は少し感じ取りにくくなっているかもしれないけれど
腐っても鯛だといえる長所はあると思う。
おそらく次回作があれば、集団的モラル(小社会)に焦点が当てられると
妄想しているけどどの様にストーリーを構成していくのか?楽しみだし、
二期は定石は通用するけど三期となれば新たなストーリーの構築が
必要になるからハードルはより高い。だけど様々な問いかけの答えを
本作なりに導き出す様なモンスター作品になってくれる事を期待してます。
{/netabare}
ご拝読有り難うございました。
JI~~~N さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
サイコパス1を見て、すごいよかったから、これも連続で一気に視聴。
やっぱこういった近未来型SF&脳を刺激する作品は好きだと再確認。
1は全部で22話。対してこれは11話でフィナーレ。
物足りない。
もっと続きが見たい。
この感情を抱かせてくれる作品に久しぶりに出会った。
westkage。 さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本作はタツノコプロ制作によるオリジナルアニメーション作品です。
まず注意しておきたい部分として1期の制作会社「Production I.G」から「タツノコプロ」への変更。それに伴う大幅な制作スタッフの変更があります。1期の最終話から1年半後を描いたストーリーとなるので世界観や登場人物は同じですが、脚本家が虚淵玄・深見真・高羽彩(1期)から熊谷純(2期)に変更になっている点にご注意ください。熊谷純を脚本家とする代表作としては「残響のテロル・ハマトラ・アクエリオンロゴス」などがあります。ちなみにProduction I.Gはタツノコプロの主要株主でもあります。
1期でヒロイン的役割を果たしていた「常森朱(つねもりあかね)」が2期の主人公となる所が大きな変更点。1期の主人公「狡噛慎也(こうがみしんや)」は登場しません。また1期で常森の先輩にあたる「宜野座伸元(ぎのざ のぶちか)」は降格し執行官となっています。
総評として「新しい世界観で視聴者を魅了した1期・惰性で制作した2期」といった感じでしょうか。「どうしてもこの物語を書きたくて2期を制作しました!」というよりは「人気が出て続編の要望が多いので無理して2期を制作しました」というように見えます。作り手の作品に対する熱意・こだわりが見えてこない…そんな印象を受けました。前期でも‘免罪体質者’や‘サイマティックスキャン妨害ヘルメット’などが‘シュビラシステム’の目を掻い潜りましたが、今回もまた似たような事件が起きます。もうこんなことまで起きてしまうなら「そもそもシュビラシステムに大きな欠陥がある」と言っても過言ではないと思いますし、シュビラがその可能性を前もって計算できていないのかと言う事が大きな疑問です。シュビラシステムはこの作品の根幹となる部分なので、それを欺くストーリーでなければならないのは解りますが、似たり寄ったりの事件ばかり描いているのでは芸が無い展開だと言われても仕方ないのではというのが率直な感想です。
1期ではいくつかの事件や物語がありましたが、2期に関しては1つの事件に11話全部使っています。そこが更に内容が薄く感じてしまうポイントなのかもしれません。
良かった点は、やはり朱ちゃんのその後の成長っぷりを見る事が出来たという事に尽きると思います。人間的にも成長して、凄く頼りがいのある監視管になったなぁと思いました。あとギノさんも執行管になってしまいましたが、沢山の事を経験したせいか色々と吹っ切れた感じで、以前よりもさらに人間味が増してイイ男になっていますね。カッコいいです☆
前期を見てこの作品のファンになっている方なら視聴は十分可能かと思いますが、逆にファンだからこそ前期とのあまりの違いにとまどいを隠せない…そんな内容のお話でした。
*以下ネタバレレビューとなりますので閲覧注意です。
{netabare}
一番納得がいかなかったのが第4話ですね。凄惨な殺人現場に居合わせた一般市民たちに「犯罪係数」が伝染して、執行管に射殺されるシーン。1期の1話でも犯罪者に暴行を受けた女性の犯罪係数が高まっていましたが、それでもいきなり300オーバーになる事は無かったはずです。300オーバーになったのは自暴自棄になって、まわりに危害を与える行動を起こそうとしてから(ガソリンが地面に撒かれているのにライターを振りかざしてから)です。そういう細かい所まで認識できるからこその‘シュビラシステム’のはずです。犯罪現場に居合わせただけで300オーバー(射殺対象)と判定されてしまうシステムなんて誰が採用するんでしょう。射殺された一般市民も、逃げるときは殺意なんて無かったでしょうに。
その辺りはやはり「脚本家」が変わった事による影響が大きいのでしょうね。
{/netabare}
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一期ではひとりひとりのキャラが繊細に描かれぶつかりあって
いたが、二期では犯罪係数が高くてもいかしきれてないところや、
システムvs個人というようなやりすぎなところが目立っていて
期待外れだった。これならサイコパスではなく別の作品として
やってほしかった。
やんまーに さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニオタチャンピオン さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2期がなきゃ1期はただの茶番。
狡噛さんかっこいいー!!とか言ってるやつは頭空っぽ。
虚淵はいくら描くのがうまくても描いてるもの自体がちっぽけだから観て得るものがない。
sherlock さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
近未来謎システム物語。
設定を重く難解にしようとしていて
ちょっと観ていて面倒になりました。
でも花澤さんパワーで最後まで観てしまいました。
ジョイド さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
脚本の虚淵さんが降板し
代わりよばれてきたのは冲方丁
アニメファンにはファフナーやマルドゥクシリーズでおなじみですね
コアなアニメファンはシュヴァリエやヒロイックエイジなんかもご存知かもしれません
最近は攻殻ariseにも参加していますね
ベストセラーになった天地明察によって
総監督の本広克行さん同様実写映画の世界でも成功しています
私の中ではかなり緻密にプロットを立ててお話を展開される方という印象です
1期は不満点も多かったものの
全体的には見どころの多いアニメでしたし
ここに冲方丁が加わればさらに良くなること間違いなし!
・・・と思っていたんですがね(既視感)
結論から言うと出来上がってきたものは1期と比べて数段落ちる仕上がり
全体の構成などに関してもいろいろ言いたいことはありますが
今回は個々のキャラクターに絞って話を進めていきたいと思います
必然的にネタバレを多分に含みますので視聴済みの方だけどうぞ
{netabare}まずは退場キャラから
狡噛 慎也
征陸 智己
縢 秀星
槙島 聖護(と愉快な仲間たち)
逃走した狡噛と1期でお亡くなりになった方々
こうして並べてみると本当にいいキャラが揃っていました
特に狡噛・槙島の二人は一期のストーリーを牽引する役割を担っており
この二人の退場が作品全体としてかなりの痛手でした
常守 朱
1期からの主人公
1期後半から精神的に成長した朱ちゃん
たしかにとても強くなりました
でも何かちょっと違うんですよね
1期の朱ちゃんは迷い苦悩し抜いたうえで
自分の進むべき道を選びとってきました
2期にも朱が悩んでいるシーンはたくさん出てきますが
それはどれも鹿矛囲の行動を分析し予測する場面
こういった明確な答のある問題で悩んでいるのと
どこまで行っても完璧な答えの存在しない
倫理的な問題に悩むのとは全くの別物です
今期の朱は精神的に強くなりすぎました
肉親を殺されても怒りこそすれ
そのあとの処置に関しては極めて事務的で合理的
1期で友人を目の前で殺された時や
狡噛を救うための司法取引で
自分の胸にドミネーターを突き付けた時のような
人間的な心の動きが二期の朱からは感じられませんでした
2期ではシビュラの代理人が東金美沙子だったこともあって
シビュラよりも2期の朱のほうが
よっぽど人間味の乏しい機械的な裁定者のようにさえ思います
宜野座 伸元
監視官から執行官に降格されて
憑き物が落ちたように穏やかになったギノさん
1期と2期どちらのギノさんと友達になりたいかと言われたら
間違いなく2期のほうを選びます
人間として魅力的なのは2期の宜野座でしょう
でもアニメの登場人物として魅力的なのは
1期の尖った宜野座だったと思うのです
朱や狡噛との衝突、上がっていく犯罪係数への恐怖、父との確執
1期の彼を構成していた要素のほとんどが消えてしまい
ただの爽やか青年になってしまったのは至極残念
しかし、作中での扱い自体が大きく減っているので
1期ファンへのファンサービスくらいのノリで出てきているだけで
もはや主役級ではないと考えればまぁこれでもいいのかな?
霜月 美佳
うざい!
とにかくうざいl
CV佐倉綾音
かわいさの中にどこか人をイラっとさせる部分を内包しており
そこまでをひっくるめてが魅力のあやねる
冬のアニメだと艦これの那珂ちゃんやぜかましが
まさに彼女の本領発揮といったところ
あの天使なアリーチカでさえ終盤心底うざいと思わされましたw
そんなうざねるからかわいさを取り去ってできたのがこのキャラ
この作品ととノイタミナセットで放送されていた君嘘の椿とのギャップがまたすごい
監督からの指示が視聴者に嫌われることだったそうで
あやねる自身霜月がネットで嫌われているのを喜んでいたので
たぶんうざいは褒め言葉
うざい!うざい!超うざい!
ほんと嫌な奴に終始した霜月監視官ですが
役割としては1期における上の二人
つまりは常守、宜野座の担っていた部分を受け継いでいるキャラです
新人の監視官として1期のラストで1期1話をなぞったあたりからも
2期公安局における彼女の位置づけは1期の朱の場所なのがわかります
しかし、それだけにとどまらず
2期の彼女が失ってしまった自分の仕事への迷いは
彼女に受け継がれていると思います
いろいろ迷いすぎて局長に折檻されちゃいましたけどw
それと同時に朱と対等な監視官として
がちがちに理論武装された正論で朱を攻撃するあたりは
丸くなった宜野座がもともと1期で持っていた役割だと思います
朱の身を案じてストップをかける宜野座と
朱に強い対抗意識を向けた結果の霜月ではだいぶ性質は違いますけどね
ついでに色相が濁ることへの怯えの描写も宜野座さんから引き継いでいます
ただし、この作品に出てきた監視官の末路は私の知る限り
犯罪係数上昇により執行官に降格(狡噛、宜野座)
犯罪係数上昇によりドミネーターで射殺(青柳・東金の監視官5名)
犯罪係数はクリアながら犯罪者化(酒々井)
と碌なことになっていないので
色相の維持に腐心するのは監視官としてはごく一般的なのかもしれないですね
視聴者に嫌われがちな霜月さんですが
洗練されすぎて人間味に乏しくなった常守・宜野座の後任としては
いい感じに機能していたように思います
雛河 翔
新しい執行官の彼
個別回があったわけでもなく
執行官の中では端役に近いのですが
気になったのは1点だけ
CV:櫻井孝宏
って槙島さんじゃないですか!
朱のもとで良い子にしてた彼ですが
槙島さんの声でしゃべってるだけで
なんかどこかで突然本性を現すんじゃないか?
とか変に勘繰ってましたw
東金 朔夜
今期の期待外れナンバーワン
序盤から黒幕オーラ出しまくりで
何をやってくれるのかと皆が期待していたのに
後半は小物臭漂うただのマザコンキャラでした
もう一方の悪役がワケアリキャラで
純粋な悪党として描かれていないというのは
大分早いうちからわかっていました
だからその分も彼ががんばってくれないと
作品の盛り上げ処がなくなってしまう
というのは明らかだったと思うのですが
もう少し何とかならなかったんでしょうかね?
鹿矛囲 桐斗
なんだかよくわからないキャラでした
本放送時に通して一回見た+レビュー書きながら部分部分確認
という程度しか見ていないので
細部まで気を付けて繰り返し視聴していけば
もう少し理解できるのかもしれませんが
それだけの労力に見合うアニメとは思えません・・・
シビュラは彼のことを認識できないという事でした
一期を観ていればわかりますが
ドミネーターはシビュラの端末の一つで
所有者と会話する能力さえあります
そのドミネーターが彼を「酒々井 水絵」という適切なユーザーと認識した
という事はシビュラシステムの中では彼は「酒々井 水絵」であり
透明人間でもなんでもないわけです
自分が撃つときは認識されて
相手が撃つときは認識されないって
ずいぶん虫のいい設定ですね
2期だけを見ているならそういうものかな程度にしか思わないかもしれませんが
1期でドミネーター越しに朱がシビュラと押し問答しているのを見ていると
そんな簡単にシビュラを欺けるとはとても思えません
そもそも作中の登場人物たちは彼が透明人間であること自体を
非常に重く見ていましたが
はっきり言ってそんなのはたいした問題じゃありません
鹿矛囲の本当の危険性は自身がシビュラの認証をかいくぐれることではなく
他人の色相をクリアにする技術を持っていること
つまりは人工的な免罪体質者を量産する力の方にあるのは明白です
しかもそれは彼の特殊な体質とは無関係で
政財界にもその恩恵にあずかる者が多数存在するようですから
鹿矛囲一人をどうこうして解決する話ではありません
その技術が広まればシステム自体が立ち行かなくなってしまいます
それなのにシビュラは自身を裁くことができるのか?
なんて観念的なよくわからない話になっていって
色相の操作に関しては何も進展していないまま
皆がその存在を忘れてしまったかのごとく
終盤は話題にも上がらなくなっていきました
一期のヘルメットのときと違いメンタルケアの一環のようなので
研究していると色相が濁るなんてこともなさそうですし
鹿矛囲が倒れたとしてもいつかは誰かがそこに辿り着くでしょう
それはシステムそのものの破綻を意味します
そちらの方がよほどシビュラにとって死活問題な気がするのですが・・・
シビュラシステム
前期のレビューを読んで
科学的な考証部分に期待して読みに来る方がいるかもしれないので
最後に気になった点を一つ
シビュラがシステムの再構築をする際
問題があると判断された脳が「一瞬」で処分されました
この「一瞬」っていう部分がポイントです
シビュラがどんなにコンピューターとして高性能でも
一瞬であれを行うにはあらかじめ設計段階から
ハードウェアレベルでそういう機能を実装しておかないといけません
ソフトウェアレベルでならば自身を再帰的にフィードバックする機能を
瞬時に構築することは可能でしょうが
薬品を注入して脳の一つを壊死させる機能は
瞬時にその場で用意することは不可能です
そしてそれは自身のパーツである個々の脳を
個別に認識・評価できる機能が無くては使うことができません
つまりシビュラには最初から自浄機能が備わっていたことになります
そうなるとパーツのつぎはぎだから鹿矛囲を認識できない
というそもそもの大前提からおかしくなってしまいますね
突っ込みどころが多いのは前期同様なので
まぁある程度は許容するべきというか
我慢できないならそもそも見るなって話なのですが
今回は物語の核心部分の設定が何だか凄く曖昧でブレブレ
これはさすがにもうちょっと練りこんでほしかったところです{/netabare}
中盤くらいまでは楽しく観れていましたが
最後の方はずっともやもやしっぱなしでした
1期と比べるとどうしても見劣りします
出来上がったもののクオリティが低かったというよりは
視聴者の観たいものと制作陣が魅せたいものとが
いまいち噛み合っていなかったのかもしれません
それでも2クール使ってもう少し丁寧に掘り下げていけば
視聴者が納得するだけの物語の厚みが出せたようにも思います
りおんぱん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
PSYCHO-PASS サイコパス 続編
~感想~
前作が管理社会を舞台にしそこで繰り広げられる犯罪と正義の話を
個人の物語として収束させたのに対し
今作は管理社会そのものをターゲットにして物語を展開しています
そのためキャラクター性というものはと薄い気がしますが
シビュラシステムによって管理される社会という舞台の活かし方は
うまく表現できていると思います
2期は1期の同じ設定・世界観を使った別モノのような違和感を感じたがそれもそのはず…
1期では脚本・虚淵玄さんだったのに対し2期では熊谷純さんにかわってます
同じモノを使っても手掛ける人によってここまで個人の色が出るのかと実感しました
私としては虚淵玄ファンなので2期も手掛けてほしかったです
常守朱の信念の強さには感服です
1期から比べものにならないくらい変わっています
宜野座が監視官から執行官になったがうまく生かし切れていない
新キャラも1期と比べてしまうと魅力的には感じられないです
1期と比べると悪いところが目立ってしまうけども
2期として個々の作品として観たら十分面白かったです
続編として出すのは脚本が変わったことにより違和感が出たので力不足でした
1期で行方をくらませた狡噛の真意
槙島聖護はどうなったのか
2期では全く触れなかったのでまだまだ謎が残ってます
映画のに繋げるための2期、期待してます!
Kuzuryujin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
れるびい さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
しーこ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
視聴から時間がかなりたってしまったので、☆のみの評価にします。
印象としては、一期とまた違った良さが有り、面白かったです。
また、繰り返し視聴しようと思っているので、感想は後日改めて追記予定…。
スマートなトーマス さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
構成はかなり良かったです。ちょっとベクトルは違う気もしますがサイコパスらしさは残っていましたね。1期はミステリーでこっちはサスペンスって感じです。やはり展開がいいですね。正直世界観は好きじゃないですが展開がいいので楽しめます。まあ終盤はちょっとなーって感じですが。
クマーブル さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ちびっこU さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
PSYCHO-PASS サイコパス2のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
PSYCHO-PASS サイコパス2のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。
銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。
システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして──
人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値を指標として「良き人生」をおくろうと躍起になっていた。
犯罪も数値によって対処される。厚生省公安局の刑事たちは、高い犯罪係数を持ち犯罪者の心理に迫る猟犬「執行官」と冷静な判断力で執行官を指揮するエリート「監視官」がチームを組み、包括的生涯福祉支援システム「シビュラシステム」によって解析された犯罪に関する数値「犯罪係数」をもとに、都市の治安を守る。彼らは、数値が規定値を超えた罪を犯す危険性のある犯罪者「潜在犯」を追い、「犯罪係数」を瞬時に測定し断罪する銃「ドミネーター」で執行するのである。
「犯罪係数」が正確に解析できない「免罪体質者」槙島聖護の事件を経て、刑事として成長し、シビュラシステムの真実を知るに至った監視官の常守朱は、人間性と法秩序を信じながらもシステムに従い、新たな刑事課一係を率いて日々犯罪に立ち向かっていた。
システムを揺るがす怪物が、すぐ目の前まで忍び寄っていることを知らずに──(TVアニメ動画『PSYCHO-PASS サイコパス2』のwikipedia・公式サイト等参照)
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、藤原啓治、櫻井孝宏、伊藤静、沢城みゆき、浅野真澄、井上麻里奈、木村良平
キャラクター原案:天野明、 監督:塩谷直義、シリーズ構成:冲方丁、企画監修:本広克行/虚淵玄、脚本:熊谷純、キャラクターデザイン:浅野恭司、シリーズディレクター:鈴木清崇、総作画監督:浅野恭司/髙田晃、色彩設計:永井留美子、美術監督:松浦隆弘、3D監督:笠永祥文、撮影監督:中村俊介、編集:村上義典、音楽:菅野祐悟、音響監督:岩浪美和
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。 5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。
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放送時期:2014年秋アニメ
主人公・可児江西也は、転校してきた謎の美少女・千斗いすずから、いきなりマスケット銃を突きつけられ、デートの誘いを承諾させられた。いすずに連れられやってきた場所、そこはダメ遊園地として悪名高い甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)だった。
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放送時期:2014年秋アニメ
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその...
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放送時期:2014年秋アニメ
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。 銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。 システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして── 人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値...
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放送時期:2014年秋アニメ
──その学園は、少女達の果樹園だった。 外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。 守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、 その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。 そして少年は、その学園で少女達と出会...
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放送時期:2014年秋アニメ
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛...
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放送時期:2014年秋アニメ
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、 ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切...
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放送時期:2014年秋アニメ
神世紀300年─── 始まる”勇者部”活動!? 結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。 だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分...
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放送時期:2014年秋アニメ
俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。 そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった! ? 「なんも起きねえのかよ! 」 異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。 世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ! だか...