「寄生獣 セイの格率(TVアニメ動画)」

総合得点
79.4
感想・評価
1604
棚に入れた
7723
ランキング
496
★★★★☆ 3.8 (1604)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

君、泉新一くんだよね?

最近やたらと90年代の名作がアニメ化されているが素直に嬉しい気持ちとなんで今更いう気持ちと半々だ。この作品には小中学生の頃お世話になった。ジャンプに満足出来ない連中の間で地味に流行っていた。概ね原作通りだがあちこち端折っているのがやや気になる。

流石に90年代前半をそのままやらかすのでは無理があるのか携帯電話やパソコンが登場している。90年代は時代に特徴がない。80年代の方が昔なので却って雰囲気を再現しやすいのだろうか。しかしパラサイトの皆さんも21世紀では飯食うのも苦労しそうだ。監視カメラも増えてるしニコ動やYOUTUBEにUPされてすぐバレるぞ。

この作品、原作が持つグロ以外の部分をどう表現出来るかがカギだろう。メインビジュアルは禍々しい負の空気を纏っているが読んでみると意外と透明感があって哲学的だった。ホラーだと思っていたら良質の哲学マンガでいい話だ。ミンチ殺人やパラサイトとの戦いを負の空気だとすれば新一とミギーの交流や里美との愛は生の空気だろう。ミギーと新一が本当の友達になってゆく過程は胸にジーンとくる。主役二人が泣かせる名言を言ってくれるんだよな、これ。田宮の人間観察は作品全体のテーマだろうか。自然界のルールを逸脱した人間についての考察は奥が深い。これらのキモい部分以外をしっかり再現出来れば名作になるだろう。ただ気色悪いだけのホラーにはなって欲しくない。

声優については90年代のキャラを2000年代の人たちが演じているためだろうか。20年前に読んでいた頃はミギーは富山敬さんあたりがいいと思っていたけど。まあ見ているうちに慣れるだろう。

以下、20年前に僕が勝手に当て嵌めていた脳内キャスト
新一・・・堀秀行
ミギー・・・富山敬
里美・・・鶴ひろみ
加奈・・・本多智恵子
島田・・・塩沢兼人
田宮・・・榊原良子
後藤・・・屋良有作
広川・・・銀河万丈

もしこの文章を読んで僕と同じように90年代に脳内キャストを想像していた方がいたらご一報下さい。声優さんも教えて頂ければ嬉しいです。話が進んだらまた感想書きます。

投稿 : 2014/10/20
閲覧 : 385
サンキュー:

8

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