「結城友奈は勇者である(TVアニメ動画)」

総合得点
77.8
感想・評価
1407
棚に入れた
6887
ランキング
580
★★★★☆ 3.7 (1407)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「勇者」それはちっぽけな存在であり、そして消えゆく。更に世界の裏側まで来てまでも・・・

「タカヒロIVプロジェクト」の第4弾としてStudio五組制作

で作られた作品で同プロジェクト第3弾の二年後を描いて

います。全12話。


結城友奈は讃州中学に通う二年生で所属する勇者部で

その他のメンバーの東郷美森、犬吠埼風、犬吠埼樹の四人で

人の役に立つために様々な校外活動を行っていた。そんなある日

その日常は突然なったスマートフォンのアラームと共に

消え去り、風から今の神樹による結界のことと勇者部設立の真実

を聞かされ、人類を守るために彼女らは謎の敵である

バーテックスに立ち向かうのであった・・・


出だしのゆるい日常からバトルに展開していった時はバトルと

言ってもたかがしれているとそんなところかなと思っていた

のですが、途中敵のペースがおかしいなぁと思っていたらその

直後にそっち路線に行くのかという展開に持って行かれ

ある意味勝負に出た感じだなと思いました。


そこに持って行くまでの展開は割と良かったと思います。

ただのインフレを起こすのではなくという感じだったのですが

なんかその後がちょっと残念と言うかご都合主義といったところが

あったように思いました。

なんとかハッピーエンドの方向に持って行きたかったのだろうと

思いますが、ぶっ飛びすぎていてここは勝手な解釈を要求して

きているのかそれともそれまでに何か伏線が張られていたのか

までは分からないという感じでした。

勇者と言えばご都合主義というのがまかり通るというイメージを

私は持っていますが、それで世界の方は良かったのでしょうか

と思います。


それと世界の存在の仕方にもかなり違和感があるのですが

それは私の勝手な解釈とご都合主義的な考えを織り交ぜて

無理やり構築できた事にしておきます。ラストの戦いの後の

世界がどうなったのかも含めてにしておきます。

(ご都合主義的な考え方はいくらでも広げられますからw)


曲の方はOPは作品そのものをそのまんまという感じでしたが

それも後になるにつれて分かってくる事なので良かったように

思います。EDの方は世界の外と内を見る勇者部という感じ

に思いました。


ラストの展開をどのように感じ取るかによって評価が大きく

変わってしまう作品のように思います。

それについては十人十色の感じ方があると思います。

そもそも展開云々の前にこの世界のあり方にすら感じ方が極端に

分かれると思います。

何を持ってしてピースを埋め合わせていくのか、それとも

完成しない答えのないパズルとするのかはどうとも言えないことです。

そういう風に二極化する作品だったように思います。

◆個人的点数評価 81.449点

投稿 : 2015/01/04
閲覧 : 381
サンキュー:

52

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