「文学少女 劇場版(アニメ映画)」

総合得点
64.7
感想・評価
274
棚に入れた
1386
ランキング
3609
★★★★☆ 3.7 (274)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

お湯掛けてメデューサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

去り際のキス、さてその味は―?

約100分の劇場版作品。
原作小説があります。
公式サイト → http://www.bungakushoujo.jp/index2.html
でさっと目を通した所、
劇場版内での内容は、原作からかなり編集されているようです。
それぞれを別ととっても良いくらいですね。
いずれ原作にも手を出します。


物語の始まりは高校一年なのですが、
そこで心葉と遠子は出会いを果たすのですが、
その後突然「そして2年が経った」となります。

ので、私視点(原作未読、あらすじ知らず)では
わずかに戸惑いを覚えました。
こちらの戸惑いに関係なく、
作中では人間関係等がしっかりと構築されており、
「この人なぁに…?」ともなりました。

ですが、それ自体は大して問題ではありません。
100分の劇場作品ですし、
その中でメインに扱う人物は[心葉]と[美羽]です。
序盤で心葉を引っ張り、クライマックスで大きな役割を果たす[遠子]も含め
話の流れを掴むのに特に支障はありませんでした。


かなりシリアスに寄ります。
とにもかくにも朝倉美羽が恐いのです。
彼女にも彼女なりの事情(育った環境)があるのですが、
観てる間は本当に慄きっぱなしでした。
ひええ、これが病みか...これが闇か…!

全体のメインはここですね。
『朝倉諸問題』。
これに付随して、『遠子の卒業』と『[井上みう]はまた書くのか』という
二つのネック。。。

ED後のムービーでちゃんと描かれていて良かったです。
良い終わり方です。

作品としての形の良さにこだわらず、
ただただ感情移入した上での願望を述べると、
「二人の顔を見せて」「二人のその後を見せて」です。
もちろんハッピーなものを。

投稿 : 2015/05/28
閲覧 : 341
サンキュー:

4

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