血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

オタクの作ったロボットが世界を救う！

シュタゲと同じ科学シリーズなので、比較されて色々と批判される事がある本作。
シュタゲが凄すぎるせいで流石に比較するとどうしても落ちるのだが、本作単体で評価するならばそこまで悪く無いと思う。
実物大のロボットを作ろうというコンセプトはアニメ映えする題材だと思うし、何より浪漫を感じるのだ。
ロボットアニメ好きな人なら、この気持ちわかるんじゃないかと思うんですよねぇ…私もご他聞に漏れずロボットアニメは好きですから、こういう題材は大好物なわけでして。

また、作画がいいのもポイントですね。
シュタゲの時よりも結構よくなっていると感じるし、実物大ロボットでの最終決戦は、燃える演出で非常に素晴らしかったと思う。

シナリオについては、消化不良感が多い。{netabare}落ちてきたモノポールとか、君島レポートとか、アネモネ号の事件{/netabare}とか、すっきりしない感がぬぐえないのであまり高い評価は出来ないんだけど……。
でも、やっぱ魅力のある作品なんだよなぁ…。格好は不細工でも、手作り感丸出しでも、オタクの作ったロボットが戦う背中には見惚れてしまう。
あと、正統派恋愛ものに弱い私としても、カイトが{netabare}アキちゃんのうざ可愛さも含めて好き{/netabare}な感じが伝わってきて非常に良かったです。