Ka-ZZ（★） さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態：観終わった
「さぁ、おあがりよっ･･･」←松岡さん、GJでした＾＾
この作品の原作は未読ですが、ここ最近ご飯関係の作品がポツポツ見られるようになり、これまで楽しませて貰っていたのでそのノリと･･･松岡さん主演と知り「格好良い主人公」が見られるんだろうなぁ･･･と思い視聴を決めた作品です。
この物語の主人公は、大衆食堂「食事処 ゆきひら」の跡取り息子である幸平 創真。
父親と二人三脚で食堂を切り盛りしてきましたが、ある日突然父親が海外に行くために店を閉める･･･と言い出すのです^^;
そして創真に父親からの指令･･･超名門料理学校である「遠月茶寮料理學園」の高等部に編入することになり･･･物語が動いていきます。
「食戟」とは、遠月学園伝統のである料理対決形式の決闘です。ただ、単に闘うだけでなく挑戦する人はその挑戦に見合った対価を出し、両者の合意が得られた上で行う事になります。
「食戟のソーマ」とタイトルにもなっている位なので、よほど激しいガチバトルが見られるんだろうなぁ･･･と思っていましたが、完走して振り返って見ると、殆ど「食戟」は行われませんでしたね^^;
考えてみると、「食戟」の挑戦者となるであろう創真を始めとする登場人物は、現時点で対価足りうる実績も名声も持っていないので、「食戟」そのものが成り立たないんですよね。
この闘いは今後に期待･･･というところでしょうか^^;?
そうなると、登場人物の料理に対する技術・情熱・執念という、深掘りしたキャラを堪能するという視点で視聴する事になると思うのですが、その切り口でこの作品を見ると･･･しっかり作りこまれていると思います^^
幸平 創真：料理人としての情熱とプライドはピカイチです。発想も豊かですし、どんな逆境に立たされても絶対諦めない不屈の精神を持っています。
きっと高校生の中でもトップクラスの技術なのだと思います。
持って生まれた才能も然ることながら父親と切り盛りしてきた定食屋での日々の積み上げが彼の自身に繋がっているのでしょう･･･
でも彼はまだ高校1年生･･･従って最強ではありません。彼がどの様に自分を見つめ成長させていくのか今後が楽しみで仕方ありません。
そして料理なんですが、どことなくヒーローっぽく見えるのは、きっと松岡さん効果なんだろうなぁ･･･と思いながら視聴していましたけれど^^;
薙切 えりな：金髪でプロポーション抜群の美人さんです^^
遠月学園総帥の孫娘というサラブレットである事に加え、「神の舌（ゴッドタン）」と言われる味覚センスの持ち主なんです。彼女を見てると「天は二物を与えずって嘘じゃん」と思えてくるのは私だけじゃないと思います^^
でも、あのツンツンした態度はいただけませんね^^;
CVは種田さん･･･君嘘のかをりちゃんや、今2015年秋アニメで放送している「うたわれるもの 偽りの仮面」のクオンといった役どころも魅力たっぷりですが、こういうキャラも演じられるんですね^^
色っぽくってとても良かったと思います(//∇//)
田所 恵：放送が始まったばかりの頃は、退学処分がどうとか言っていましたが･･･気が付いたら凄いことになっちゃいましたね^^;
もともとの料理スキルは決して低くないのだと思いますが、この作品の中で一番の成長株だったのではないでしょうか。
物語の中で見せる包丁さばき･･･普段の恵ちゃんからは想像できないほど格好良かったと思います。
緊張したり慌てた時に咄嗟に出る方言のポイントも高かったです^^
決闘･･･勝負･･･といったギスギスする関係の中で、ゆるふわの性格と言動が潤滑剤的な役割を果たしてくれた効果は大きかったと思います。
この作品で私は事実恵ちゃん推しでしたし･･･^^;
他にも構成的で様々な得料理を持つキャラが登場するので、飽きることはありませんでした。
でも登場人物が大過ぎ･･･覚えられないキャラもいたと思います^^;
オープニングテーマは、ウルトラタワーさんの「希望の唄」とミソッカスさんの「ライジングレインボウ」
エンディングテーマは、東京カランコロンさんの「スパイス」と大森靖子さんの「さっちゃんのセクシーカレー」
オープニングの2曲はどちらも格好良い曲ですが、トーンが高くて歌うのが難しいです^^;
エンディングの「さっちゃんのセクシーカレー」って、この作品のために書き下ろされた曲なんでしょうか^^;?
歌詞の内容から作品をイメージしづらいと感じましたが、心に染み入る曲だと思います。
こんな事を考えながらネットで検索したところ、歌詞は都市伝説になっているみたいです。こ、怖い･･･(´Д｀)
2クール24話の作品でした。内容が面白く毎週楽しみにしていた作品だったのですが、随分中途半端な場面で終わってしまったような気がします。
原作のストックが無くなってしまったのでしょうか^^;?
まさか、このまま終わり･･･という事は無いと思いますので続編を期待しています^^
