ピピン林檎 さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

怪奇ミステリーとして秀逸。とくに作画・演出の芸術性の高さは見事

原作は、人気作家・綾辻行人氏の怪奇ミステリー小説。
水島努監督＋P.A.WORKS制作の組み合わせ（これって『SHIROBAKO』と同じですね）で2012年にアニメ化。

感動する作品ではありませんが、恐怖感の演出が凄く、第一話から最後まで飽きずに見れるシナリオ構成の良さに加えて、終始崩れず高品質を保ち続ける作画の見事さも相俟って、映像作品としての完成度がかなり高い名作アニメの一角と思いました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回（最高で星３つ）
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


======= Another (2012年1-3月) =======

{netabare}第１話　Rough sketch<素描>　★
第２話　Blueprint<思惑>　☆
第３話　Bone work<骨組>　★　映像作品として凄いが、ラストシーンの怖さは要注意
第４話　Put flesh<輪郭>　★　同上
第５話　Build limbs<拡散>　★★　結構意外な展開
第６話　Face to face<二人>　★
第７話　Sphere joint<変調>　★
第８話　Hair stand<紺碧>　　★　まさかの水着回だが、ラストシーンは相変わらず怖い
第９話　Body paint<連鎖>　☆
第10話　Glass eye<漆黒>　★★　最悪を止める方法
第11話　Makeup<惨劇>　★　大惨劇、グロ注意
第12話　Stand by oneself -死者-　★　
OVA（第0話）　The Other -因果-　★　ミサキ&メイ姉妹回、第１話につながる前日譚{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)9、☆(並回)2、×(疑問回)0　※個人評価　★　4.4


OP 「凶夢伝染」
ED 「anamnesis」