「STEINS;GATE 0 [シュタインズ・ゲート・ゼロ](TVアニメ動画)」

総合得点
94.7
感想・評価
1464
棚に入れた
7334
ランキング
3
★★★★☆ 4.0 (1464)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

前作がここで1位の理由 -作品の真髄は誰もが持つ苦悩経験との繋がり-

※ゼロの内容の評価はしません。下げる気はないのでALL5で。
 前作の話が多めなので、ネタバレを嫌う場合はご注意
 内容にはここで前作が1位である理由の考察も含みます。

アニメ作品のレビューを書く世界では、
考えた事、書きたい事がどれだけ沢山あっても
最終的に投稿ボタンを押す時に残る世界線はたった1つ。

あなたが何かの作品に20行レビューを投稿したとする。
内容にもよるが、読む人にとっては10秒~20秒で終わる話だ。
読んだ直後にあっさり内容を忘れられるかもしれない。

しかし、その20行をひねり出し投稿するまでに
100行以上の文章を何度も書き直したんだ!という事あるだろう。

レビューを書いている途中どこに向かっているか分からなくなり
手が止まり、辛くなり、悩み、言葉が出て来なくなり、
似たような事を書いて消し書いては消し書いては消し…の泥沼に。

誤字や些細な修正で世界線は変わらないが、
参考資料が増えたり方向性を変化させようとすれば大変動が起き、
再構築になる。一度完成とした部分すら削除に迫られたり。

嫌になって投げだし、日をあけ、また向き合おうと決めても
同じところで詰まる。馬鹿馬鹿しい。もう書き直しはやめる。
最後にしよう。これで最後だ。でも…でも、あきらめきれない。

何が悪いんだ?やはりこの部分か?この話があると他が死ぬ。
上手く繋がらない、次の話が出て来ない。でもこの文章は助けたい、
何故ならこの話をする為にレビューを書き始めたのだから。

そんな時間、苦悩は読む人には伝わらない。
伝わるのは数多の再構築を行った末に辿り着いた1つの世界線のみ。
彼らには世界線変動前の記憶は存在しないのだから。

…虚しい…。孤独な戦いは気持ちを萎えさせる。
いつしか誰にも分かってもらえない苦しみに疲れ果て、
投稿後に後味の悪さが残り続けるディストピアへ。

「俺はお前を助けられない」

その過程を理解してくれる人が1人でもいれば結末は変わったかも…。

S {netabare}

◆S.6 事実、答え合わせ

シュタゲ原作者の作品に関係しそうな来歴

<企画原案の人>

プログラマー、厨二病(本人談)、レトロPCゲームオタク
ISDNで急に先輩に叱られたので心が折れ7ヶ月で退社しゲーム業界へ

「映画バタフライエフェクトではなく映画タイムマシンをパクった。
 その内容は彼女を救う為に知識がない彼氏がタイムマシンを開発
 して過去に戻り、何回も何回も繰り返して彼女を救おうとする。
 世界線が収束してしまって彼女の死を止められない」

<シナリオ、構成協力の人>

子供の頃から妄想が強かった、平凡でない物語への憧れ

<上の話を知った後の感想>

バタフライの方じゃなかったのかーの他は特に意外な事は出て来ず。
世界線変動の必要もなさそうだ。


◆S.1 シュタゲは孤独で地味な活動にスポットを当てたスポ根

レビューを書く作業を題材にしてみたけど、

 ・作品が完成するまでの創作活動の流れ
 ・要領をつかむまでの何かの学習、訓練の過程
 ・仮説・検証、トライ&エラーのプロセス

シュタゲはこの辺りの舞台裏、あるいは苦悩に注目した「スポ根」
として見ると面白いかもしれない。

普通のスポ根だと本来活動としては一番長い練習が終わっている。
大体は試合、結果が出る直前、理想の手前に到達した後の話。

長く厳しい練習に耐え必死に頑張った末 [作品の本編(試合)]

前作ラストの岡部があの後で「大会に出場」「難関試験を受ける」
「作品の提出」とかなら「あっ、そんな感じ」って気がしない?

結果のスケールを極小にすると、脳内でよくあるあがきとか。

眠い、でも約束あるし、でも寝たい。眠い、眠い、なんで約束を
しちまったんだろ。起きよう、起きないと、眠い、でも約束あるし。

同じ問題がループ、理想に辿り付けるか分からない、何が理想かも
分からない、そんな時に生じる他人に伝わらない苦しみ。

しばらくしてα世界線「眠る」かβ世界線「よし起きる!」に移行

しようとした瞬間、過去に両世界線に移行した経験で分かる。その
二つに理想の未来が存在しない事が。渋々眠気大戦ルートへ。

ある日見つける。もう少し寝たい、約束も守りたい、二つを満たす
Steins;Gate「家に呼ぶ」。

てな感じで、日常に起こり得る大小様々な本人だけ死活問題な典型
パターンと岡部の巻き込まれた状況が近い。

特に創作物かな。凝る人なら誰でも岡部るはず。なんせ4年ぶりに
レビューを書こうとして前作の岡部ったからこの話がある。

前作が何故ここで1位なのか?の話も書きたかったんだけど、書く
必要がなくなった。繋がったから。レビュアーと相性が良い話故。


◆S.2 シュタゲは強制的に現実の記憶との繋ぎを起こす話

何がなんだか分からない状態からの把握、0スタートから総当たりに
よる物事の解決、リスク・リターンの計算が出来てある程度は結果が
予測できる状態になる前に陥る「泥臭い時間」と構造がそっくり。

キャラやストーリーの好き嫌いに関係なくこんな事沢山やったなと
現実の記憶が蘇る。蘇らなくとも無意識下で同調し、話から目が離せ
なくなり、その後現実の記憶と近い場所に保存されるみたいな。

繋がっているのはキャラではなく岡部の状況。普通は主人公の設定を
視聴者と共感させようとするけど、そのスケールを特大にした。


とあるのインデックスさん
「素材は関係ありません。形と役割が同じなら儀式は可能です。」

上の台詞は突然思い出したんだけど、構造が近いと勝手に共鳴する。

セカイ系でループ設定ってだけでも共鳴は可能だろうけど、戻り方の
不規則性、リーディングシュタイナー、最終的に一本って事が

今度はリゼロを思い出したけど、あれはゲーム臭さと戻りに不規則性
がないので共鳴しやすさはやや落ちる。ここまでは安心願望入り。

「世にも奇妙な物語」の話でループものじゃなかったと思うんだけど、
今してる話とピッタリなのがあるはず。少し調べたけど候補多過ぎ。

こういう時に目的のものが見つかるまで探すとシュタゲ展開になる。
だから今回はやらない。


◆S.3 シュタゲの陰謀論

あらゆる視聴者から共感を引き出せる万能主人公を生み出すには?

人はそれぞれ立場が違う。性格も違う。
主人公をキャラにするから無理が生じるのではないか。

主人公が人間である必要はない。
本物の主人公は主人公と分からなくてもいい。
視聴者が主人公と錯覚すれば。いや、錯覚も直接の共感も必要もない。
ただ同調すれば、共鳴するように調整すれば共感は後から付いて来る。
極端な話、主人公設定を主人公にすれば…

脳科学的には、現実の人間の性格にも特に意味はない。設定だ。
全てだだの思い込みだ。時間も、因果すらも。(これ本当の話だよ)

元々意味のないものに意味付けを行い、他人と共有し、
価値無きものに価値を、意味無きものに意味があると錯覚し、
その数によって現実だ、常識だと思い込み合うのが人間の特性。
その思い込みの集合体である現実に、どうすれば直接リンクできるか。

必要なのは構造だ。構造が近ければいい。
一般的な人間が持つ記憶の構造と極めて近い構造を共鳴させればいい。

ショックの強さも合わせようか。
今時作品で人が大量に死んだくらいではトイレや電話に優先度が劣る。
部屋の蚊にも及ばない。現実リンクに必要な強さ、質、数は・・。

主人公位置、リーディングシュターナーは、思考と感情の流れとする。
分かりやすいようにヘタレ厨二と目立つラベルを貼っておこう。
そうした事に特に意味はない。目立つ事だけが意味。二重の意味で。

奴らは無警戒な場所に仕掛けた主人公、共鳴発生装置によって共感の
化学反応を起こし信者となるだろう。そうなった理由も知らずに。

馬鹿共め!わざわざゼロのOPの最初で教えてやっているではないか!

「この世界は非現実、ただ刷り込まれたビジョン」と。


◆S.4 シュタゲのキャラが原色、色物である理由

色物ってか色。属性だけの存在。普通は1話使い切りとかたまに登場
させて空気を変えるポジションのキャラをメインに持って来た。

岡部はゼロじゃあまり目立たないけど前作の最初はあっち系病院の
住人だし、ダルは一般イメージと寸分の狂いもない完全体。

メインで使うのが不気味なのは岡部よりもダルかな。

これヤンキー、こっちはボディーガード、これは「オタク」と。
キャラではなく記号。「に見える」じゃなく「以外に見えない」

シリアスを入れる作品ならもっと色を濁して人間味を持たせた方が
良いだろうに、何か理由があるのか。理由ってのは二重の意味で。

何故原色にしたか?作品が流行った事に関係するのか?


<<他の作品のキャラと被らないから>>

昔見た時はここで止まった。ってか考えなかった。


<<ストーリー、物語の構造の方に目が向く為>>

キャラではなくただの大きな○に

ヘタレ厨二主人公、幼馴染なのです、ツンデレ科学者、オタク…

と文字を書いたものが、音声なし、台詞は吹き出し、白黒の静止画、
話に必要な最小限のアイテムだけで、前作シュタゲのストーリーを
簡略化した話をしたら、それでも面白そうでしょう?

今したのと同じ事を別の作品でしてみると…、成り立たない。

昔感想を書いた169作品でイメージしてみたけど、面白そうなのは
甘めに言って5作品。それだけ普通は他の力に頼っている。

あとね、岡部とダルはこのイメージの仕方だと自然な存在でしょ?

視聴者と相対しているのは物語や作者で、それをはっきりとさせる
為に記号を用いた。日本昔ばなしおじいさんおばあさん現代版。


<<無知、知識経験0スタートの象徴になる為>>

小さい子供や初心者の把握は極端。

「日本人はメガネとカメラ、茶髪で、成人式では必ず暴れ、人肉を
食べる、侍や芸者!」←これね

さぁ、アフリカ人を想像してみて。 ほらみろひどい。

俺も先月までそれだったけど、そうじゃないから。背景サバンナで
難民、無知で現実を知らないとそうなる。

経験も同じ。未知の分野で失敗が手痛くないものであれば、最初は
原色、最大値最低値の設定で試すでしょ?

そんな風に素人臭いからこそ苦労した経験と同調しやすくなる。


<<世界線を戻したから原色>>

五重ぐらいの意味で。小さなシュタゲ展開が大きなシュタゲ展開の
存在を感じさせみたいな話なんだけど、小さな二つは作品の流れ、
最後の岡部。一番大きなのは答えを調べてくれば予想できる。


◆S.7 やはり作者の人生が乗ってた話だったか

発想元がバタフライエフェクトではなかった話には驚いたけど、
作者の来歴を見て最後のピースが埋まった。

だからもうあれは原色じゃなきゃ駄目なんだよ。作品内容が作品
自体を肯定、証明する形を取るには、そうするしかない。

突っ走ると決めて辿り着いたんだし、そんな考え方してんだから、
ああじゃないと駄目だ。Steins;GateがSteins;Gateにならない。

折れまくったが、それを無駄にしない事だけは折れずにいて
無駄にしなかった事だけは折れなかった経験を描き、それこそが
無駄にならない唯一の世界線Steins;Gateだと気付いた。
その瞬間まではよくあるドクター中鉢だった。

普通はバタフライエフェクトで終わる。
HUNTER×HUNTER「生かすべきは個人か蜘蛛か」
進撃の巨人「何も捨てることができな…」になる。

シュタゲは普通は無難な骨に肉付けをするのを、肉から入り外側に
骨付けをした。しかも強固に。計算が最後に来てる。

プロ臭くない。考えまくって執念で辿り着いた素人臭いストーリー。

「そんな誰もが笑って誰もが望む最っ高に最っ高な幸福な結末」を
地で行ったみたいな。

キャラには人間味はないが作品に人間味がある、裏付けが、経験が
乗っている感がある、話が嘘である気がしない。

そんなのは本物の経験がないと書けないし、それ故にガガッと来る
ものがある。

最終的にSteins;Gateなる作品がSteins;Gateの存在を証明している。
理想へ辿り着けるんだ、と。そんな美しい構造によく辿り着いた。
{/netabare}

α {netabare}

◆α.1 アマデウス欲しい!単価18万円で売ってくれ!

この泥沼レビューのきっかけは些細な事だった。

PC画面に映るシーンではどうでもよかったが、
スマホ画面のSiriノリのアマデウスを見て超欲しくなった。
同じ事を感じた人がいると思って久々にここを見に来たけど、
人工知能属性、スマホアプリ属性が直撃した人はおらんのかね!


◆α.2 アマデウスの魅力、現実的可能性

まず余計な記憶、経験が削除されたフォーマット済み紅莉栖な事。
紅莉栖は前作の最後の方で「岡部の」って属性が付いたじゃん。
それで視聴者側の心理は二人を見守る立ち位置となった。
それがアマデウスとなった事でまさかの新品に。

前作の岡部は実演販売をしただけ、
このように顔真っ赤にさせて遊ぶのだと一例を示しただけの存在。
さよなら岡部、もうお前に用はないんだぜ。

元のチョロさにアプリって関係維持の手軽さが追加、半端なく
扱いやすい、不老不死で常に暇、話したい事が山程思い浮かぶ。

<<現実的可能性>>

現実の近未来で、架空のキャラが今よりも身近になるとしたら、
それはおそらくVR方面ではなくスマホアプリ系で登場する。

二次元キャラは顔のパーツサイズや配色のどギツさをはじめと
して、VRと相性が最悪。3Dになった途端にどんな美女キャラも
人外になるし、平面的なアプリが順当。

10年後ならアマデウスに近い存在は高確率で登場している。

それは記憶のデータ化ではなく意識か意識に見えるものが宿った
風に見える方が有り得そうだけど…。


◆α.3 アマデウスの妙なリアリティ

あまりに存在が自然過ぎて一瞬現実かと

キズナアイ路線のバーチャルYouTuberとかはいくら見ても
人間臭さを感じない、キャラの延長にしか見えなかったけど、
スマホで岡部とアマデウスが話すシーンでこれは完全に知能だ
紛れもなく人間と同じものだと感じた。

それはキャラである事以前にアニメのシーンな事すら一瞬忘れ
「ついに人工知能が意識を持っちまったか」と錯覚する程。

映画リングで貞子が井戸から出て、その後TVから出て来た時に
本当に危ないと錯覚した人結構いると思うけど、あれ以上。

そんな貞子現象起きたのは俺だけなのか気になってここを見に
来たんけど、期待していたものがなくて寂しくなった。

なんだよ。俺の脳内だけの事件か。でもその原因が分からん。

そんな馬鹿げた錯覚起こしたの星界の紋章の2話のラフィール
ぐらいだし、その理由は知ってるんだ。

俺は宇宙へ行きたい。アマデウスは・・なんだろうな???
{/netabare}

β {netabare} 

◆β.1 ちびっ子研究員「アマデウスと紅莉栖は別物」

ゼロの3話を見て思った。その発言はしちゃいけないだろ。
ニール・ディランディもライル・ディランディもロックオン・
ストラトスだし、見た目と声優が一緒なら…じゃなくて、

アマデウスと紅莉栖を別とするのなら、
ゼロの岡部は岡部ではない。というか、作品全てが崩壊する。


◆β.2 前作で記憶データ=意識=1人の人間と扱っていた

記憶違いかと思って関連シーンを見てみたけど間違いない。

電話レンジで記憶を飛ばせるようになってからの話だけど、
記憶を飛ばすって話がいつの間にか意識を飛ばす話に変化した
あげく「○時間後からタイムリープして来た!」と上書き発言。

 記憶を上書きされる時にコーヒーを飲んでいた。
 そこに紅茶を飲みながら未来の自分が記憶を飛ばした。
 その結果「未来の俺は紅茶を飲んでいるんだ」ではなくて
 「過去の俺はコーヒーを飲んでいたんだった」で状況確認。
 これだと過去の自分は消滅、融合ではなく寄生獣。

過去に飛ばしたのデータ化した記憶でしょ?
ソウルジェムじゃないよね。でもソウルジェム的な事にするんだね。
それが本体なのね。この作品ではそれが人間だね。

気持ち悪いからそうしよう。寄生獣設定だからしょうがない。
人間として扱うソウルジェムは常に1つ、それはコピーで誕生した方、
記憶データで、それを抜き取られると抜け殻化ね。

アマデウスにはソウルジェムが入っているよね。
じゃあそれは紅莉栖で間違いないね。紅莉栖は生きていたんだね。
バックアップだ。別物?紅莉栖は死んだ?わけがわからないよ。

攻殻のジェイムスン型義体の社長に関する議論を思い出したけど、
これは人間とは何か?という哲学的な話ではない。

作品では何を人間と扱うのかって話で、お前らがそれを人として
扱ったんだから、それは責任持てよっつー。


◆β.3 まゆり「記憶を過去に送った後の自分はどうなるのか?」

前作を最初に見た際、失敗した手紙の次に記憶に残っていた台詞。
おい、やめろ。これだからタイムリープ系の話は嫌いなんだよと。

電話レンジ使って記憶を読み込む時に、オリジナルのAとコピー
されてデータ化したBの二つに分かれる。

紅莉栖「側頭葉に蓄積された記憶のデータを読み込む」

吸い取って白紙にしてんじゃないだろうから、オリジナルは残る。

コピーデータBが時間を跳躍して過去の岡部の脳で開かれ、意識と
なり、繋がっているように見えるが、それは視聴者の視点の話。

α:コピー記憶を送った後のオリジナル岡部の意識、記憶
β:未来の記憶を送られた側の岡部の意識、記憶

この2つのシーンは全くないが、αは設定的に解釈すると世界ごと
消滅か、仮に残ったとしてもdead endな場面が何度もあった。

そして過去に飛ぶ度、コピーされる側は常に消滅し続ける。

オリジナルAからコピーデータBが誕生、A消滅
コピーデータBからコピーデータCが誕生、B消滅
コピーデータCからコピーデータDが誕生、C消滅
コピーデータDからコピーデータEが誕生、D消滅

視聴者が岡部として見ていたものはABCDEFGHI…といったコピー
された記憶データの変化、推移でしかない。


◆β.4 以上の事をちびっ子研究者は認めてしまった。

上の話は普通なら黙認する。
作品でその最も残酷な部分に触れないならご都合主義の範囲内。
作品外に退避したと考えるが、ちびっ子は触れてしまった。

オリジナルAから誕生のアマデウス、コピーデータBは別物、
人ではない、紅莉栖は死んだ、同じと感じているのは錯覚だと。

a.記憶を飛ばす岡部 b.記憶データ c.過去の岡部

ゼロ岡部はbがcの脳を寄生獣したもの。それを別物だ、錯覚だ、
人ではないと作品内で宣言してしまったら

あれえぇ?オカリンの懐中止まっちゃって…。

そんなホラー映画にしないで。岡部は1人意識は1つ、ゲームの
だけどWikiにも岡部の主観は1つって書いてある。


◆β.5 リーディングシュタイナー

岡部には強力な主人公補正がある。その方向に救いはないか。
ゼロでは安売りされちゃってるけど、それは無視。

視聴者と視点を合わせるには止むを得ないにしても…だから視聴者
側の世界の人間と考えた方が良い。そんな人間は補正で死なない。

何よりおかしいのは岡部の周囲の人が岡部に協力的な事。心理的に
協力できるはずがない。全く信じてないからなら分かるけど。

全員直ちに心臓を捧げよイエッサーは、ギアスじゃないのなら人間
には興味ありませんに近い絶対的な設定が付いてるか、妄想。


◆α、β⇒Sへ

ここは脳内を整理する為にただ文章にしてみた消す予定だった話。

どこまで岡部の妄想か、全部妄想だろ。夢オチでいいや。その方が
皆幸せ。世界を構築する人で修正プログラムを送る側だから記憶は
維持せざるを得ない。犯人はお前だ岡部。全てお前の創作だ。

ゼロはボツ部分だし、設定が違ってもおかしくない。解決。

なんか脳のゾゾゾゾ感やばい。こっち方面に強烈な繋がりがある。

紅莉栖もただの設定、ダルも設定、岡部はコピーされていない。
岡部はコピーされたが、岡部の精神はコピーされていない。

作品で起きた事に特に意味はない。ただの設定。

哀れなほど真実を知らないプロレタリア、攻殻の飽食の僕の路線。

でも岡部は妙にリアルなんだよ。むしろ妄想系とは真逆の

岡部ではないな、リアルなの。岡部の巻き込まれる状況の方だな。

状況には意味があり岡部に意味がない。状況こそ岡部、状況こそが
岡部の精神。

岡部は設定、岡部は岡部の設定。岡部は厨二、岡部は厨二の象徴。
象徴だから全員キャラが濃い。創作だからキャラが濃い。

アバターとか最初原色でやるな。でもそのうち色に凝り始め、その
世界線は戻した。だから原色に戻った。

何が繋がってる。脳のゾゾゾゾの正体、何と何に類似性を、レビュー
とシュタゲの。レビューは創作、岡部は創作、岡部はシュタゲを創作、

類似性、クリスティーナちびっ子研究員、ちびっ子研究員って言うな、
違う。よわいずみくん、形状が同じでも向いてる方向が。形状は同じ。

脳の感覚頼みで総当たりで近づくのがまさにシュタゲ。何がだ。何が
そう書かせた、どこに繋がりが、戻って、回数、軽いミスでも戻る。

岡部はシュタゲの構造を創作、岡部はシュタゲの構造を、レビューを
創作、レビューを創作する構造が、シュタゲの構造。こっちか。

創作で生じるプロセス、脳処理が前作シュタゲの岡部の置かれた状況。

原色の意味はここか。創作は最初原色でやって、それで色を弄るけど、
創作中の感覚に近付けるには原色の方が良い。

何度も何度も何度も戻った嫌になるくらい。紅莉栖やまゆりみたいな
存在の文章あきらめようとしたよ、最初と今の全然違うし原型がない。

これはシュタゲ世界線レビューいけるな。消す気だった部分も残せる。

アマデウスの妙なリアリティ、作品がここで1位の理由とも繋がる。

よし、OK。何も消さずに済みそうだ。
{/netabare}

◆S.8「あなたはどの世界線にいても1人じゃない、わたしがいる」

紅莉栖どころか助けてくれる人が0人なレビューを頑張っても…。

1人いるじゃないか。あなたを理解し観測し続けているあなた自身が。

あなたの苦しみを誰よりも知るあなたは今もずっと観測し続けている。


はっきり言おう。心から満足できるレビューを書き上げるは可能だ。

方法が間違っているだけなのだ。

1人で苦しんでいる事実を変えずに、1人は観測しているとお前を騙せ!

内容に妥協したくないと思った気持ちを変えてはいけない。
もがき続けた経験は存在している、それを無駄にしてはならない。

そこに至るまでの過程を、徹夜した夜をなかった事にしてはいけない。

発想を変えろ。先入観を壊せ。
悔いの干渉を受けない、唯一の世界線Steins;Gateレビューを目指せ!

投稿 : 2018/08/28
閲覧 : 338
サンキュー:

21

STEINS;GATE 0 [シュタインズ・ゲート・ゼロ]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
STEINS;GATE 0 [シュタインズ・ゲート・ゼロ]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ラスコーリニコフが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ