「弱虫ペダル GLORY LINE(TVアニメ動画)」

総合得点
68.8
感想・評価
202
棚に入れた
905
ランキング
1940
★★★★☆ 3.5 (202)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終日へのタメ?

 原作は未読。
 インターハイ初日の続きと2日目で、成績の上では総北はいいとこなし。この辺は最終日を
盛り上げるためのタメだと思っているけど。
 特に初日はライバル校としての強さを印象付けるためか、箱学が全て勝利。この勝利がいずれも
接戦で、それゆえに実際の勝者が喜びに浸るのは判るが、リーダーの泉田 塔一郎を始めチーム
メンバーが「どうだ」とばかりにドヤ顔を決めるのは「圧勝でもないのに、そこまでのものか?」と
思ったり。

 この接戦だが、このシリーズ1期からとにかく接戦が多い。
 展開それ自体は最後まで勝者が判らないために結構盛り上がったりする。よく決着前に
バックボーンなどが描かれたり、モノローグが増えるキャラはそれが勝利フラグだったりするが、
このシリーズは最終的な競り合いに挑む者全員にそれがあったりするので、本当に勝者が
読めなかったりして面白い。
 ただ、やはりそればかりだと希少価値が無くなると言うか、正直またかという気分になって
しまう。

 2日目に関して鏑木 一差が大きく後退するというトラブルがあるが、この辺の展開は前年の
田所 迅のそれと同じ。本シリーズは割とこういうことが多く、もう少し工夫が欲しいかなと
思ってしまう。
 この状況を脱する一つとなるのが「ラブ☆ヒメ」のOP主題歌。これ自体も前年と同じだが、
今年は「ラブ☆ヒメ」好きの小野田 坂道がまったく関わっておらず、主題歌それ自体が総北の
部歌のようになっているところが面白い。
 この展開で中心となる鏑木に関して、そのお馬鹿振りによりメタ的にはお笑いキャラ的な
立ち位置にあるようだが、インターハイの雰囲気においてはそれが空回りしている感があった。

2019/06/20

投稿 : 2019/06/20
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サンキュー:

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