「最終兵器彼女 Another love song(OVA)」

総合得点
60.9
感想・評価
124
棚に入れた
604
ランキング
5548
★★★★☆ 3.4 (124)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.5

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ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間扱いされていない

DVDのタイトルに,「もうひとつの最終兵器」とあります。

ひとつ,という数え方は人間としてではなく,物を指す呼称です。

Another love song となっていますが,原作の方が
シュウジとの恋愛模様はよくわかります。

本格的に,切ない思いを知りたい方は,OVAより,元の方を
見るべきだと思います。

ミズキ中佐という女性は,最終兵器のプロトタイプとして
ちせより先に,人体改造を行いますが,
ちせに比べると
不完全で,戦闘能力も劣ります。

舞台も北海道ではなく,南の東京や博多に移ります。

ミズキ中佐は軍人気質ですが,ちせはただの女子高生。
そのギャップが鮮明に描かれます。

「何故自分は兵器として成長しない」
「国を、部下を守れない」と問うミズキ中佐。

「シュウちゃんに会えない」敵を壊滅させた後
「私は化け物になってしまった。」と悩む,ちせ

戦争が…とか平和や命が尊いと同時に,みんな個人個人が背負っている運命の重さを感じる作品です。

投稿 : 2019/10/19
閲覧 : 230
サンキュー:

4

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