「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
515
棚に入れた
2045
ランキング
499
★★★★☆ 3.6 (515)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本好きの少女が、本を作るために奮闘する異世界転生ファンタジー

本が一般には普及していない異世界へ転生した本好きの少女・マインが、本を作るために奮闘するファンタジー。全14話。
物語は基本的には、主人公が異世界では知られていない転生前の知識を駆使してチート的に活躍していくような、なろう系小説の常道なのですが、マインには非常に身体が弱いという欠点があり、いとも簡単に目標にたどり着くというわけではないので、このジャンルにありがちな安易さは軽減されています。OPやEDの曲や映像、アイキャッチやBGMの雰囲気からは、かなりお上品な空気が醸し出されていますが、マインの性格や井口裕香の声の演技は、決してお淑やかなタイプではなくて、作品全体としての堅苦しさはありません。個人的には、序盤の段階ではそれほど強い興味を持って観ていなかったのですが、商人のベンノが登場してきたあたりからそこそこ面白いかなと思い始め、終盤は結構楽しみに観ていました。
作画は綺麗。音楽は、中島愛の歌うED曲が良かったです。キャラは、マインの人柄も嫌いではなかったですし、優しい家族や親切なルッツには好感が持てました。ギルド長の孫娘のフリーダもかわいかったです。
最後まで観終わって、普通に面白かったです。ここのところ、よくある異世界転生の物語でも、キャラや設定にちょっと工夫をした作品が多くなってきた印象で、ジャンルとして少し成熟してきたのかもしれません。この作品は20年春から続きが放送されるとのことなので、引き続き楽しみたいです。

投稿 : 2020/01/09
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