「おおかみこどもの雨と雪(アニメ映画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1827
棚に入れた
9959
ランキング
258
★★★★☆ 3.9 (1827)
物語
4.0
作画
4.2
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

AKIRA さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おみやげ三つ、たこ三つ

タイトルの件結構きになったから調べてみたら西條八十作詞・中山晋平作曲の童謡のようです。
ただ意味はわからずじまい。おまじないみたいなものなのでしょうか?

時かけを金曜ロードショーで視聴し、サマーウォーズは録画しておいたので近々見ようと思っていたらこちらを先に観る事になりましたw

時かけとは違って物語りが大きく動く展開は無くひたすらに日常を描ききった作品。

残された2人の子供を壁にぶち当たりながらも必死に育てようとしていく花の姿には自分の母親も大変だったんだなぁと重ね合わせて考えさせられるものがありました。

雨と雪を正反対の性格にしていたのもなかなか深く考えさせられました 
{netabare} 成長していくにつれ選択をせまられる。 人間として人間社会で生きていくことを選択する雪 山でおおかみとして野生で生きていくことを選択する雨 
子供はいつの間にか育って旅立っていく、別れはつきものだが別れのシーンでも悲壮的にはならず、我が子の将来を思い送り出す花の姿はとても輝いて見えました(最後の「しっかり、生きて」にこめられていたと思います){/netabare}

この映画で印象に残ったのが背景・風景の描き方ですね。
エンディングクレジットにスタジオ ディーンやP.A.WORKSが入っていたので納得です。主に夏のシーンが多かったんだけど自分の印象はやはり冬のシーンですね非常に躍動感を感じました。
あとは雪と草平のシーンかな{netabare}雪がカーテン越しにおおかみに変身するシーン 草平の「知ってた。」のあたりはこみ上げるものがありました {/netabare}

最後がやや駆け足になったかんじはありましたが。久しぶりに劇場に足を運んで良かったなと感じました。

投稿 : 2012/08/01
閲覧 : 360
サンキュー:

17

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