ポクレウル さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

タイトルなし

解決していない物語だった。
しかしあとから考えさせられてそういうのもいいかなと思った。
これが自分自身、阿良々木暦が出した、決めた結果なのだから。
客観的に見ればう～ん少しすっきりしないという感じだけれど、独特な終わり方がむしろ良かったりする。



全体的に
少し理解が追いつかないところがあったりする。何を言っているのだろう、と感じるところが多少あった。死んだ猫あたりの解釈についてとか。
物語自体はそんなにおもしろくない。というより笑うという局面が少なかったのではないだろうか。

個人的に印象に残っていることをふたつ。

善人が悪行をはたらき怪異に取りつかれているのではないかと周りは思ったが、しかし実はそうではなく自分自身の意思でやっていた。これに加えてこの事が羽川と重なったこと。
もうひとつは完全なる善人は無意識に害を振りまいていること。
どちらも意外でそういった意味では面白かった。
性悪説やらどうとかを無意味に考えてみたくなった。
例えば真なる完全な善人とはどういう人なのか。そういう類のこと。まぁそんな存在はあり得ないし考えることにあまり意味はないのだけれど。

2回目はもういいかな。今思ったけどシリアスなのってタイトルが黒だから・・・？