「ふしぎの海のナディア(TVアニメ動画)」

総合得点
78.2
感想・評価
580
棚に入れた
3131
ランキング
557
★★★★☆ 3.9 (580)
物語
4.0
作画
3.6
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

弑羅魏優夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ(特にエヴァ)好きなら知ってて当然。

1990年4月13日から放送が開始されたアニメで、企画の原案は宮崎駿が用意していたのですが、この企画は当初実現することはなく結局後にジブリ作品の「天空の城ラピュタ」として作品化したらしいです。
そのため主人公の少女が青い石を持っていたり古代文明があったり等、ラピュタと酷似した部分がいくつかあります。

総監督は「新世紀エヴァンゲリオン」でもお馴染みの庵野さんであるということもあり、エヴァとの関連も深いアニメです。
以下ネタバレ有り↓↓
当時の庵野の頭の中では、『ふしぎの海のナディア』に準じた世界観上にある続編的物語であったらしく、『エヴァ』の初期の企画書でも『ナディア』の敵役「ガーゴイル」が閃光に触れて塩になってしまったことと「セカンドインパクト」は同種の現象であり、「セカンドインパクト」は「死海蒸発事件」という名になっていた。また、レッドノア内部にはエヴァンゲリオンの素体を思わせる巨人(アダム)や、それらの骨格、部品などが随所に多く見られる。『ナディア』最終回では、16個の白い球体(爆発したレッドノアの光玉がそのように見える)が衛星軌道上から地球各地に飛び散っていくシーンがある(使徒は全部で18種であるが、第二使徒のリリスは月が出来た時から地中に埋没、そのリリスを起源とする第壱拾八使徒のリリンは人間の事)。 CD「Good Luck Nadia」ドラマパートにて、西暦2005年の第2新東京でナディアのひ孫である伊藤ナディアとその友人「リツコ」が語り合う場面で「ナディア」の物語は幕を閉じているそうです。(Wikipedia参照。)
また、ヱヴァンゲリオン新劇場版Qでもこのアニメのサントラがアレンジされて使用されています。

この年代でこれだけのアニメを作り出すなんてとてもすごいです。
最近放送されているそこらのアニメよりもよっぽど面白いです。SFや恋愛要素が多いアニメですが、ギャグなところもありたくさん笑えます。
又、このアニメはふざける部分と真面目な部分がしっかりと区別されていて内容的に大変しっかりと構築されているので本当に見やすいですよ。
又、当アニメの主人公である、ジャンとナディア、そしてその周りでの人間関係も現実的で、戦争に関しても考えさせられることは多かったです。

小さい頃に見て大変面白かった記憶があったのでもう一度全話見たのですが、最後は号泣しました。
大人でも子供でも楽しめる名作です。

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 347
サンキュー:

6

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