おかず台 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
異世界の人間たちがメイン……の割には結構早く適応してるような
6話まで視聴。
出だしは「この作品、『まおゆう』と同時期にやってなくて良かったなぁ」と思ったが、原作1巻分+αを視聴してみると、ある程度面白いことは面白いものの、結局は「最近のラノベっぽい作品だなぁ」とも。
今の電撃文庫はレーベルとして「ラノベっぽくまとめる」傾向にあるが、この作品もその例に漏れず、といった感じ。
そういう所もあって「今期のダークホース」扱いされているようだけど、個人的にはそこまでではないかな。
そういう作品ならむしろ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『変態王子と笑わない猫。』の「タイトルの最後に句点」な2作。
原作の内容も考慮した上でこの2作で比べると、「内容・アイディアの衝撃度」では前者、「設定・構成がよく考えられている度」では後者が上かな。
こういう作品があるからガガガ・MFの両レーベルには期待してるんだよね。
アニメのみだと……う~ん、前者、かな?
ただ同じく「いかにもラノベ」な『デート・ア・ライブ』よりはこっちの方が面白いかな……。
最終話まで視聴{netabare}
12話で原作2巻分のほぼ最後までやっちゃって、残りあるの? みたいなこと思ってたんだけど、そう来たか。
確かに原作単行本での収録は7巻だけど、後でやるべき話でもないし。
ただ、「最終回演出」と「尺」の関係で所々おかしくなってたような……。
{/netabare}
総感{netabare}
このアニメ化を受けて原作にも手を出し、見て良かった作品。
同じ電撃文庫の売れ線でも鎌池作品や川原作品より好み。
ちーちゃん派としては、その恋が実る可能性が全然見出せないのが悲しい……。
でも中の人の東山奈央の声が好みなのもあって、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の由比ヶ浜さん共々楽しませていただいた。
{/netabare}