「弱虫ペダル(TVアニメ動画)」

総合得点
78.1
感想・評価
1234
棚に入れた
6622
ランキング
562
★★★★☆ 3.8 (1234)
物語
4.0
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

遥か彼方 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

喜怒哀楽の「坂道」は今期一番安定の道のりか?(五話までのネタバレ有り)

一話視聴!

これ普通に面白い!
主人公が「弱虫」と言うより完全オタクの印象の方が強かったけど、一話のタイトルからしてこれは観たくなるタイトルだった。
オタクだけど全然嫌味や不快感はなくて寧ろコイツ可愛いぞと愛着を涌かせる、オタク全開の姿に清々しさすら感じた。
三次元にも興味有るみたいだが、彼には出来る限りオタク道を突っ走って貰いたいかも。
今泉(CV鳥海さん)も良い味だしてる!坊ちゃんとは思わなかったけど、彼の熱さにも今後注目したい。
一話観る限りでは声優も皆合ってるし、以前自転車モノの「Over Drive」の視聴はちょっとかじったけど、これは「坂道」の頂上まで完走出来そうだ。

って事で2~5話まで一気観!
タイトルの説明からいってみよう!
まず喜怒哀楽は主人公坂道の事。
但し坂道は弱虫なので本気の「怒」は今の所無い。普通なら怒りそうなシーンでも控え目になってしまう。
一話は全面的にオタク性格が出ていたけど、やはりちょこちょこと弱虫的な部分が垣間見れる行動、言動をする。
それでこそタイトル「弱虫」の名に相応しい!から、ネガティブ言動でも無問題。
その他の「喜哀楽」はとても豊か。これは今の時点でも好感が持てるのには変わりなし!
そしてタイトルの「喜怒哀楽」には私自身の視聴感想を含んでいる。
一話一話にほぼ必ず「喜怒哀楽」(だが作品の出来に対して「怒」は皆無)を感じる。
気付いたら普通に声出して笑ってたりする。
坂道に同情したりと胸を傷めたりしている。
そして毎回誰かがちょっとした名言を言う。
イイハナシダナー、突然しんみりさせられる。
坂道が自転車に憧れていく気持ちの変化に一体化して、
気付いたら画面に釘付けで彼と一緒にスタッフが全力で
作ったシーンを気持ちよく走り抜けている。

とこんな風に毎回「喜怒哀楽」の上り坂を着実に上っていける作品。
勿論スポーツものならではの緊張感、スピード感もしっかり描かれていて自転車のシーンはその魅力に何度でも引き込まれる。自転車でしか味わえない魅力の数々も語ってるので、思わず自転車に憧れてしまう。
主人公のみならずキャラが皆個性溢れる魅力キャラ。
自転車競技部の先輩達の走りが今から楽しみで仕方無い。

でも何と言っても一番の面白さは、オタクで冴えない坂道のまさかの走りを見たキャラ達の驚きよう!
使うはママチャリ、かぶるは安全第一ヘルメット。その格好で高級車に追いつく。
自分の大切な自転車に煙草の吸い殻を放り投げ付けられ汚い自転車とバカにされ、自転車愛の鳴子に「やり返したれ」と言われ、彼がいつの間にか拾ってゴミ袋に入れていた吸い殻を手に全力で追いつく。
そして・・・・・・

「気持ち良い!」

復讐などそっちのけで高級車を楽々追い越し爽快感に浸る坂道であった。

いやあこれは面白い!
まさに上り坂の様にドンドン面白くなっていく!
坂道はあくまでオタクのままでレーサーとしての道を走り続けて欲しい。
この作品の魅力の一つとしてやはりアニメ等のオタクである主人公が全く正反対のスポーツと言うものにハマっていく所だと思える。
たまたま身につけていた自転車乗りの素質、今後素質だけでは超えられない坂道に何度もぶちあたるだろう、それも楽しみだ。

次回は選手を選ぶ早くも最初のクライマックス回。
今泉と鳴子の強敵を相手に初心者坂道は二つの内の一つの切符を手に入れられるのか!?

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 321
サンキュー:

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