「黒執事 Book of Circus(TVアニメ動画)」

総合得点
68.6
感想・評価
489
棚に入れた
2790
ランキング
1983
★★★★☆ 3.9 (489)
物語
3.8
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定の人気

(総評)
いわゆるビターエンドといわれるラストまで、視聴。
この第三弾がおそらくは最も原作に忠実にアニメ化されたらしい。
サーカス団にからむ子どもの誘拐事件を調べるように、女王から依頼されたセシル。セシルはサーカス団の調査へと向かう。
そして、セシルとセバスチャンがなんとサーカス団に入団して潜入捜査をすることに。
死神たちもからみ、子どもを誘拐しているのは誰なのか?どこへ連れ去られているのか?の謎を探る。
単純な勧善懲悪ではなくて、
人間の心に潜む悪とはなにか、人間の本質はなにかを考えさせたり、哀れな人達の運命を感じさせる作品。

(以下過去感想)
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人気シリーズの第三期。同じノリで「わたしはあくまで執事ですから」
とのたもうセバスチャン。よく聞くと、「わたしは、アクマで、しつじ」とも言っているんだね。

しかし、アクマと魂の取引をしたはずだったが、坊っちゃんはいつ魂を取られるんだろう?シリーズが長期化して何時終わるかわからんからなあ。人気がある限りはやるのかな?

この第三期では坊っちゃんとセバスチャンが、何やら子どもたちの失踪事件にからんでいそうなサーカスに潜入して捜査する?らしい
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第三話
サーカスに潜入することに成功したセバスチャンとシエル。しかし、誘拐された子ども達の気配は感じられない。怪しげなテントには近づけない。
なんと、他にも潜入をしている者がいた。かつて出会った死神であった。
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第四話
死神とは互いに邪魔をしないと協定をむすぶ悪魔セバスチャン。しかし
部屋はなぜか同室に。
なれないサーカス生活で神経が疲れるシエル。
そして、サーカスのメンバーは子どもを誘拐し、警官たちと殺していた。
はやく帰りたいシエル「さっさと仕事をおわらせるぞ!」
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第五話
はやく仕事を終わらせたいシエルは、焦る。一軍のテントを危険を犯し強引に調査へと向かう。どうやら何か秘密がありそう。
なんとあのドールは同室のソバカス君、しかも女の子だった!予想してなかったせいかショック。
ぜん息の発作とカゼで倒れてしまうセシル。
ヘビさんの密告で探索したのがバレちゃて危なくなった。
いろいろと妨害をする死神と、舞台装置は整ったか
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第六話
セバスチャンの悪魔っぷりがよく出た回。
死神さんがセバスチャンの外出を邪魔するので調査へいけない。
しようがなく、セバスチャン、ムチのおねえさんとなかよくなってベットでお話しながら秘密を聞き出す。
翌朝、わずかに回復したセシルとともにサーカスを出て行く。死神も用済みなのかサーカスを出る。
秘密が漏れたと知ったサーカスのメンバーは新しい犯罪?を決行すると相談
帰ったセシルはカゼのため任務をできず休むことに。
セシルのポケットからプレゼントされたアメを暖炉に捨てちゃうセバスチャン
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第七話
セシルがカゼから回復。サーカス団のお父様、ケルビン男爵の元へと向かう。ジョーカーもお父様の所へ、報告に向かう。ケルビン男爵、スマイルの正体がセシルと見抜く。
セシルとセバスチャンがケルビンを訪問すると、ケルビンは身の毛もよだつ悪魔のサーカスを披露する。

なんか、悪役は結局簡単にわかってヒネリがないな。ケルビンは胸糞悪いだけだし。というわけで評価は下げた。
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第八話
ケルビン男爵とセシルの因縁。セシルのお父さんと会っていたのだな。
セシル父親は男前と。
外道のケルビンは殺されて当然だが、子ども達は巻き添え、サーカスの面々ももとはかわいそうな子どもたち。
ファントムファイブ邸を襲うサーカスのメンバーも返り討ちにあってしまう
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第九話
サーカスのメンバー、ダガーにビーストも返り討ちになる。ビーストの愛はついに叶えられなかった。
そして、ジョーカーもかわいそうな最後。
サーカスの医者が登場。実は男爵の義肢はこの外道が、人倫無視の材料から作っていたのだった。なんとひどい展開。
トラウマに狂ったシエルはすべてを燃やすことにする。
子どもたちは救出せず。このアニメは基本、悲劇だけなのな。
子どもたちを救わないのはかわいそうだが、あまりに事件が猟奇的すぎるので全部隠蔽することにしたというのなら理屈は通るか。
ファントムハイブは警察ではなく、もともとそういう仕事だしなあ。
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第十話
サーカスのメンバーの回想シーン。と思ったら全員死人だw
死神の死人の思い出データだったw
悲しい捨てられた子どもたちが必死に生きて、慈善家に救われサーカスをやるまで。
最後のドールだけは生き残るかと思ったら死んだか。
スネークだけは関係ないのか生き延びた。
すべてを焼きつくして灰にする選択をしたセシル。
セシルは子どもたちがロボットにされたら回復が困難であることを知っていたので、苦しむよりは楽にしてあげるほうを選んだのだった。やはりそうだったか。
セシルはジョーカー達がいたワークハウスに行き、子どもたちを保護しようとする。
ワークハウスはとっくに潰れていた。ジョーカーたちは騙されていた。ワークハウスにはまだ幼い子ども達が保護されていると、ジョーカー達は信じてそのために働かされていたが、実際は処分されていたのだ。
醜い現実をみてセシルは人間は悪魔より汚いと思う。

救いのないラストだったな。人間の醜さ、現実の苛酷さを描いている。
これって現実の事件に基づいているのだろうか?

投稿 : 2014/09/30
閲覧 : 305
サンキュー:

10

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