獣耳で魔族なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの獣耳で魔族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月19日の時点で一番の獣耳で魔族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

56.2 1 獣耳で魔族なアニメランキング1位
まかでみWAっしょい!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (77)
467人が棚に入れました
奇人も変人も魔神さんも!みんな集まれ!ルール無用の魔法学園、開校!
現実と隣り合わせの世界、一般人が識ることのない領域にその教育機関――現代に隠れ住みし魔法使い達の学園<マジシャンズ・アカデミイ> は存在していた。
「平凡」を絵に描いたような男子学生の羽瀬川拓人は、密かに<学園> に通うれっきとした魔法使い候補生の一人。その拓人が召喚実技IIの追試で呼び出してしまったのは、なんと「魔力値十万以上、神格値五千。属性不明」というケモノ耳美少女! しかも <学園> の指示により彼女との同居を命じられてしまった!!そのうえ拓人に恋する従姉の鈴穂も押しかけてくるわ、魔法機杖の化身のファルチェまで加わるわで拓人の周りはこれでもかの確立変動ハーレム状態に突入!?
さらには業深いオタク趣味を凶悪なスキルで加速させる先輩・榮太郎や、犬耳メイドのエーネウス、虎耳巫女のミヤビに魔性のボンテージ美女シンクラヴィアも入り混じり、拓人の日常は神界、魔界をも巻き込んだ一大騒動へと発展していく――。果たして彼の運命や如何に???

声優・キャラクター
小清水亜美、伊瀬茉莉也、宮崎羽衣、福井裕佳梨、寺島拓篤、川澄綾子、生天目仁美、小林ゆう、南央美、佐藤利奈、木村亜希子、渡辺明乃、檜山修之、諏訪部順一、松来未祐

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

バカアニメ・クソアニメ愛好家にオススメ

巷では忘れ去られたクソアニメとされていますが、決してつまらないわけじゃないです。
パロディにハーレムにオタネタにエロにハードゲイに何でもありのバカアニメで、詰めるだけ詰め込んで勢いだけ駆け抜けていく疾走感はあるので、人を選ぶもののはまればとても楽しく見れると思います。

基本的にストーリーは無きに等しいので、当たり回と外れ回の差が激しいのが難点。
設定・世界観の掴み所無さと、終盤のクソみたいなシリアスなエヴァ展開が大きくマイナス。
主人公が何故か一番キャラが立ってないので、ハーレムも微妙だし終盤はかなりダメでしたね。

要は個性豊かな脇役が暴れまくってる痛々しさとテンポ良さ、勢いを楽しむ作品です。
とくにハードゲイが出てくると俄然面白くなるんですねぇ、間違いなく好み分かれるけど(笑)
まぁ結構無駄にハイクオリティなんです。作画も音楽も無駄に素晴らしいw
もっと評価されるべきとは言わないけど、もっと愛されるべきだとは思うよ(笑)
バカアニメ・クソアニメ愛好家、エロでもゲイでも猫耳でも新旧問わないパロネタでもなんでもござれ!という強者にお勧めです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

監督の色なのかシリ構の色なのか

原作未読、放送当時2話で脱落、2020年5月に再視聴して完走。
{netabare}
現在放送(2020 4~6月期)の“プリンセスコネクト”を見て、連想ゲーム的に“未来日記”を最近見直したのだけど、こっちは連想ゲームではなく監督がプリコネの人でした。
とはいえ元は監督目当てじゃなくて…録画が残ってて「何で?」と思ったらシリーズ構成が長谷川勝己でした、これが理由で消さずにいたみたい。
老後に見ればいいやと思ってたけど、折角今“このすば”でヒットしてホットな方が監督の作品なんだし見てみよう、と挑戦。
因みに“このすば”1期は見てません、評判を聞いて2期から見たクチ、ついでに“これゾン”は1期2期両方見てます。

先に言っちゃうとやっぱりギャグがつれぇ、昔の作品ではあるけど当事だってパロはお寒かった。
但しこれは監督のせいなのかシリ構のせいなのかは不明…古いネタが多いのでシリ構かなぁ?
で、最初のウチは「ここは○○のパロで~」なんて言ってあーげない、と思ってたのだけど…5話でなんかノリが変わってきた予感。
フレディーマーキュリー似のキャラがフラッシュゴードンのテーマ(パチモン)で登場するのだけど、そのキャラの声が飛田展男。
んん?
すっごい個人的な話になるけど、“Zガンダム”の最後のシロッコとの対決(最近“グランベルム”がパロったので有名かな)、今でこそスイカバーとか言われてるけど当事私は「フラッシュゴードンっぽい」と思いまして。
(因みにフラッシュゴードンを語ると必ず比較に上がるスターウォーズのルークスカイウォーカーの吹き替えはシロッコ役の島田敏)
Zガンダムの主人公は飛田展男なんだけど…関係…あるのかな?
「いや~さすがにそれは深読みしすぎだろう」と思って見続けたらその回のEDが特殊EDで“ベルサイユのばら”のOPのパロでした。
おや?これは…監督は声優含め音響関係で遊ぶタイプで、結構特色出てる…のかな?と思う様に。
“これゾン”なんか思い切り遊んでたじゃん?声優選びで。
ギャグが得意で音響周りをいじくるというとイメージ的に稲垣隆行と被るんだけど、同じ系統と見ていいのかな?
長谷川勝己も鈴木雅詞と作風似てる(と認識してる)のだけど、なかなかに紛らわしいw

そんなことを思いつつ見続けたら無駄に挿入歌を差し込んできたりして、これゾンと似た系統かもしれない。
そして最終回の一つ前の11話(最終話は後日談みたいなもので、実質クライマックスは11話)、やっぱり来ました長谷川節w
物語の序盤でひたすら悪フザケをし、後半突如めっちゃシリアスにするアレ。
そしてシリアスにする手段が「キャラクター(主にヒロイン)に悲しい過去や運命がある」と明かして、序盤の悪フザケを「そんなことをおくびにも出さず気丈に振舞ってていじましいでしょ?」とするパターン。
とにかくヒロインに悲しい運命背負わせるのが大好きな方、という認識。
そんなのは長谷川に限った話じゃないけど、序盤とクライマックスの温度差が極端すぎるのが特徴といいますか。

この作品では、主人公タクトの「タナロットを生み出した能力」が暴発すると世界のバランスが崩壊するということで監視対象とされてたのだけど、とうとう10話最後でイヤボーンを起こしてしまう。
ってことでそれまで監視してた連中が、そもそもタクトが魔法使いにならなければこんなことにはならなかったと過去改変を試み、導き出したイヤボーンしない世界線はスズホは病死してしまうことに(ここで「悲しい運命」をこれでもかと描写)。
と思ったらそのシミュレートでも結局40年後にはタナロットが誕生してしまい「タクトがタナロットを誕生させるのは宇宙の必然」として過去改変を諦める、って流れ。
あはは、雑だなぁw
「どうせタナロットの誕生を阻止できないならスズホが病死しない世界線の方がいいじゃん」という、演出ではなく話においてのスズホは‘ついで’のような扱い。
そもそも量子演算シミュ内でそれまで登場した賑やかしキャラが関わってくるワケでもなく、やっぱり序盤に対し極端。
というか…イヤボーンの後始末はどうした?イヤボーンの発端となった盗賊3人組はどうした?
ヒロインの悲しい運命を描く事に全力投球で、他の細かい部分はテキトーといっていい。
肝心の悲しい運命の部分についても、死を悟ってセックスをねだるのと、一時期話題になった「ヒロイン火葬」(2005年アニメ版“ネギま!”ネタ)をやりたかっただけな気がw

それでも序盤ひどく悪フザけしてたので、シリアスぶっても所詮その延長に過ぎないと思えばまぁこれはこれでいいのかなぁ、とも思えてしまったり。
そういう効果を狙っての序盤の悪フザケもあるのかな?


総評としては──
個人的には久々に(といって2008年の作品だけど)長谷川節を堪能できたのと、金崎貴臣の作風の一端を垣間見えたので収穫はあった。
キャラそのものはかなり生き生きしているが、「萌え(特にケモ耳)が好きじゃああ!」って主張には押しが強すぎて暑苦しさすら覚える。
そしていかんせんアニメーター(=極度のヲタ)に好きに描かせた系の痛々しいパロの連続が辛い。
その一方、本当に好きに描かせたのかな?作画は頑張っててて、特にメカはわざわざ牟田口裕基に「メカ・エフェクト作画監修」という席を与えて気合が入っている。
どっかのアニメでは「アクション監修」として名の知れたアニメーター置いてあるのに、全くアクションヘボくて「本当に係わってるの?」と疑問に思うモノもあるが、こっちはホンモノ。
ただしパロ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ロリ絵好きオッサン集合

コイツは昭和生まれオタ向け限定ギャグアニメ…!!
なぜならパロネタが著しく古く
またメイドコスをギャグと見抜けない方はおひきとりもう一度チャンスをくれッッ!!狙いじゃなくてギャグではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!っ・・・・!
本作は2つの要素からなっており1つにパロディアニメで元ネタはゲーム、映画、ドラマ、ギャンブル、アニメと様々な亡者巣喰う強制労働施設から持って来ています。ネタ元が全部古っい・・・昭和50年台生まれがっ...ダメっ...!・・・・・?(ざわ・・・ ざわ・・・)??なネタがなかなかにゆるーいテンションでぶち込まれます
2つに実験的ギャグ
筆談とかね・・・なんていっていいやら
ひとことで言うならロリ絵が好きなオッサンホイホイ

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

66.6 2 獣耳で魔族なアニメランキング2位
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
982人が棚に入れました
ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人とゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚"、再び!

声優・キャラクター
水中雅章、芹澤優、和氣あず未、伊藤美来、古賀葵、内村史子、赤﨑千夏、原由実、大久保瑠美、加藤英美里、種﨑敦美、森嶋優花、千本木彩花、置鮎龍太郎

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

1期は☆5、今作(2期)はあまりにも酷い

アニメ作るの下手糞かよ
制作会社とキービジュアル発表時点からの嫌な予感が当たってしまった。
作画が悪いことは他の方も語っているので、それ以外の点にも大いに触れつつ、ネタバレを避けて原作ファンの視点から酷評しようと思います。

不満点1つ目
あらゆる面で主人公軽視
戦闘描写がしょぼいのは100歩譲って我慢できる
でも、それだけじゃなく普段の日常シーンから明らかに主人公だけ作画の力抜いてるよね?原画が悪いとかでなく、リソースの振り分けがムカつくっていってんの
加えて作画以外でも主人公軽視が目立つ
カットしていい会話とそうじゃない部分の判別がついてない
例として、8話の教会幹部(白面)の不正を知ったルマキーナとディアブロのやり取りをあげる
原作ではアニメでもあったルマキーナの悔しいという言葉の後に
「ディアブロ様……人はなぜ……?朝、起きて食べるパンがあるのに、どうしてそれ以上を欲するのでしょうか?」
(中略)
「人とは上を目指すものだ。今に留まることなく、誰も到達してない境地を目指す。全員ではないぞ?むしろ極めて少ないが……満足を知ることなく、意欲とか渇望とか根気に溢れて、常に向上を求める者が存在するのだ。それは人の可能性であり、進歩であり、挑戦である。しかし、その精神が間違った方向へ行くこともある。既得権益を悪用し、他者を貶め、奪い、苦しめる。枢教院の悪党たちも、魔王に立ち向かう勇者たちも、ある意味で”無限の意欲”を持つ者なのだ」
「わかりません……それでは、ディアブロ様は枢教院の行いを悪ではない、と?」
「いいや、悪だ。胸糞が悪くなる。だが連中は”罪を犯した”から悪なのだ。朝のパンがあることに満足しなかったからではない。向上心は罪ではない。罰するべきは、賄賂を受け取り、教会を私物化したという罪なのだ―そこを履き違えてはいかん」
(むらさきゆきや(著)、鶴崎貴大(イラスト)、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術6」、講談社、2016年、pp133-135)
というやり取りが続く、これは主人公やメタ的にいえば作者の思考を表す重要な会話にもかかわらずアニメではカットされた
その後の祈らせてくださいもなぜ信者たちが熱心に祈ろうとするのかをちゃんと説明してなかったしあれなら祈りの下りはバッサリカットして、上記の会話にちゃんと尺を使えと思う。
一期はむしろシナリオ構成によく原作をまとめてるものだと感心したくらいなので2期のクオリティにはあらゆる面でがっかり

不満点2つ目

7話のエンドカードが酷い
内容は朝凪先生が担当したエミールが夢の中でヒロインたちを裸で侍らせるというもの
この同人のノリを採用したアニメ制作会社はあたまおかしいんじゃないか
NTRっていう人を選ぶものを取り上げた事よりも、エミールっていう愛されキャラを竿役にしたのが不愉快極まりない
ちゃんと原作読んでたらエーミールは愛されキャラだってわかるはず
2期の監督陣は読んでもそれがわからない貧相な感性の持ち主かそもそも原作読んでない人ってこと
物語を作る仕事にかかわるのやめてくれ

作画もコンテ切ってる構図も微妙
声優さんも一期からの人はいいけど、二期からの声はあってない人多すぎ
音響監督さんは変更ないはずなのに、演技指導や、そもそも新キャラの声質が原作とイメージ違うのは監督の差かなって思ってる。


5話だけは唯一作画とシナリオ構成や構図よかった
ただしキャラ作画のみ
戦闘シーンはあまりにもお粗末
それでも手塚プロにしてはよくやったんじゃないかな(笑)

追記
8話の挿入歌演出があまりにも酷すぎて怒る通り越して呆れて見るのやめてましたが、アニオリで閉めたと聞いて10話まで見てきました。
9,10話はよかった、アニオリ入れても綺麗にまとめるあたり流石筆安さん、原作者が脚本やってる回も良かった。原作者がアニメに口出しした方が切れにまとまるって珍しくね。
作画も戦闘も日常もよかったと思う。
文句なしで面白かった。
最初から9,10話のクオリティ維持してくれれば…1期の星5評価とまではいかないが4.5くらいはつけれたし、批評することなくもっと純粋にアニメを楽しめたと思う。

今回も魔王VER出るらしいのでそちらでの修正に期待

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

残酷なことをするもんだな

1期視聴済み。
続き物の2期目なので、1期の視聴が大前提です。
1期は結構評価したし、今でもたまに見ている作品だったりします。

さて、第2期の今作、感想を一言にまとめると「残念」。
付け足すならば「1期と比べて残念」。
1期と異なるプロダクション、監督に任せた意図は何だったのでしょうか。

Wikiを見ると、アニメ1期、2期の制作体制が表の形でまとめられていて、あっちが誰でこっちがどこでが実にわかりやすい。これは残酷な比較だと思う。テレビ局も意地悪なことをする(・・・おわかりいただけると思いますが制作責任を持つ側に対する皮肉です)。

物語:{netabare}引きこもりゲーマーがゲーム準拠の異世界に召喚され、その召喚主たちを隷従させてしまった・・・が1期の始まり。今作は、そんな面々がさらに冒険を重ねていく段階のお話。

正直に言って面白くはなかったです。

2期にとって前提から不利な条件だともいえる。異世界召喚ものの面白い部分って、召還直後の変遷だったりハーレム形成過程が結構大きなウェイトを占めていると思います。今作は「それを踏まえての次」にならざるを得ず、どうしても1期に比べて盛り上げるのが大変な部分はあるんだと思います。

そう考えると、オバロってやはり凄いな。{/netabare}

作画:{netabare}キャラクターデザインは1,2期とも同じ方なんですね。ってことはスタジオの技量か・・・

何ともまぁ残念。静止画としても、動画としても残念。

レムが絶妙に不細工になってて、絶句しました。動画としては、中の下といったところ。かなり厳しい。シェイクシェイクに拡大縮小のオンパレード。

胸揺れを映すなとは言いませんが、やり方ってあるでしょう。
やっていることは1期、2期で大差ない(むしろ「穴」案件があるぶん、1期の方が下品ともいえる)のに、2期の"ファンサービス"は全体的に下品に感じました。むしろ1期はファンサービスカットがしっかりと構成に入っていて、かつ、「はい、ファンサービスカットはいりますよー」が明白に示されていた分、それ以外のシーンで余計なことをしなくてすんでいたのかもしれない。{/netabare}

声優・キャラ:{netabare}分けて書きづらいのであわせて。

音監、構成は1,2期共通。演出はスタジオ付きの方々という感じなのかな?

主要キャラがほぼ別人かなと思えるほどに味付けが変わってしまった。違和感を感じなかったのは魔王クルムだけでした。

驚いたのはエデルガルド。1期は言葉がたどたどしいけど、格好良さが感じられたのですが・・・今期はこれただのあほの子かと思いました。まぁ、そういうお話の展開になっていなかったので仕方が無いのかもしれません。当該7話は、脚本が原作者の手によるものらしい。ということは、エデルガルドはむしろこれがあるべき姿なのかもしれませんが・・・1期のエデルガルドの方が圧倒的に好きだな。

とても残念なのが主人公ディアブロ。量産型異世界転生者になりつつあるように感じました。ディアブロは演技の声も、演技の方向性も迷子だったように思います。これは演技指導・演出のせいなのか、原作の展開のせいなのかわかりませんが、1期で感じた「コミュ障だけど好青年」な感じは一切ありませんでした。主人公の魅力が保てないハーレム構成は、観ていてしらけます。{/netabare}

音楽:{netabare}
劇伴は基本的に1期の使い回しかなと思います。

90年代Avexサウンドがお好きな方なら、この点は楽しめたのではないでしょうか。OPは ( trf + globe )/3 って感じがしました。好きですよ、これはこれで。

EDは、、6人時代のココ☆ナツを思い出しました。{/netabare}

講○社、コンテンツを1つ失ってしまったかな。残念。

[2021/06/27 v1]

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

EVERYBODY! EVERYBODY!(OP主題歌)を世に送り出しただけでもこのアニメには価値がある!

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(無印)に続く2期目の、ラノベ原作アニメです。原作の最新刊14巻はまだ買っただけで読んでいません、すみません…。

なお、アニメも原作同様エロ成分は多めです。

OP主題歌『EVERYBODY! EVERYBODY!』は音楽レーベル「avex trax」や「avex tune」が送り出してきた、1990年代後半~2000年代前半のディスコサウンドを基調とするJ-POP楽曲(アーティストとしてはTRF、m.o.v.eなど)を知る人にはとても懐かしい感じがし、かつ中毒性の高い名曲です。

TRFのDJ KOOとm.o.v.eのmotsuを迎え、メインボーカル芹沢優がi☆Risやこれまでのソロ楽曲とは違ったテイストで歌い上げる、「The avex sound」とでも呼ぶべき曲に仕上がっています。

ED主題歌『YOU YOU YOU』は、同じく「芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU」ですが楽曲としてはアイドル楽曲っぽく仕上がっており、こちらはMVではDJ KOOとmotsuの二人も芹澤優のカワイイ動きに付き合うように楽し気にノリノリで踊っているのが印象的です。

アニメの話じゃないんですが、このユニットでアルバム作れるくらい楽曲を出して欲しいと思うくらい、天才的にハマったユニットだと思います。

なお、DJ KOOとmotsuのお二人は本編でもモブキャラとして声優としての出演を果たしています。

そしてようやくアニメ作品の話:

原作のジャンル的にはいわゆる「異世界召喚」ものなんですが、「小説家になろう」発とかではなく最初から商業出版として企画されたライトノベルです。

基本設定に関する説明は1期目に関するあにこれ公式の「ストーリー・あらすじ」を見ていただければだいたい正しいです。召喚時には自分がプレイしていたMMORPG「クロスレヴェリ」的な世界に召喚され、自分のプレイ時のキャラクターである「ディアヴロ」として召喚されます。

ディアヴロを召喚したと主張する女の子が二人(エルフのシェラと獣人のレム)いる時点でいわゆる「異世界ハーレム物」という方向づけは明らかですが、路線的に当たり前のように巻を追う毎にディアヴロの周りに女の子が増えていきます。

原作では10巻くらいまでは一応「3巻で1セット」みたいな雰囲気のシリーズ構成になっていまして、1期目は主に原作1~3巻の内容、2期目は原作4~6巻の内容がアニメ化されています。ということで、以下は1期目を観終わった人向けに書くのでまだの方はひとまずここでさようなら。



アニメ化の感じを1期目と比べると、ディアヴロが魔王として振る舞うときの演出として、1期目が「表面上は余裕だが内心ではギリギリ」という感じだったのに対して2期目は「表情にも余裕の無さが表れてしまうが周りのキャラに見られていないからバレない」みたいな感じになっています。

私個人としては1期目の描き方の方が好きで、原作のイメージに近いと思っています。

ストーリーとしては大主神官ルマキーナが登場し、ファルトラと王都以外の都市として初めてジルコンタワー市が舞台となったりしますが、1期目に比べるとラスボスが地味で見栄えがしない話になっています。

ですがここで手に入れるアイテムなどが以後の話の伏線になっていたりはするので、仮に3期以降も作られることがあるとすれば飛ばすことはできないだろう箇所でもあります。

ストーリー的に大きな改変はなかったはずなんですが、「なんか原作のイメージと違う?」みたいな違和感を抱きながら全話完走しました。

まあでも、どうせなら続きもアニメ化して欲しいとは思います。以降の敵とかもなかなかに強いし女騎士アリシアのイカれっぷりも増してさらに盛り上がりはするので…。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 23
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