総集編で記憶なおすすめアニメランキング 1

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64.6 1 総集編で記憶なアニメランキング1位
俺だけレベルアップな件(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (157)
421人が棚に入れました
異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”が突如発生してから十数年、世界には”ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。 ハンターはその力を使い、ゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。 ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。 死の間際、クエストを受けると決断した旬は、自分だけが「レベルアップ」するようになり—。


声優・キャラクター
水篠旬:坂泰斗
諸菱賢太:中村源太
向坂雫:上田麗奈
最上真:平川大輔
白川大虎:東地宏樹
後藤清臣:銀河万丈
犬飼晃:古川慎
水篠 葵:三川華月
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

分割するにしても1期1クールで作品に仕上げて欲しい。

 面白い…とは思います。話も設定もキャラも展開も。ただ、正直4クールくらいある作品の起承転結の起の部分で終わった感じです。

 アニメの作品としてそれでいいのか?という気がします。例えば類似作のSAOなどは前半部分でかなり壮大なゲーム世界を描き切っていて、それでいて序章の役割を果たしました。本作は世界の構造とか陰謀、復讐、主人公の行く末…何も解決してません。

「シャングリラフロンティア」「ドクターストーン」「ブルーロック」など長めの作品は皆そうと言えばそうか…逆に言えばだから私は2期以降、2クール目以降の評価を低くするのかなあという気がします。
 もしこま切れに作品を作るなら、長めの作品は原作人気に胡坐をかかないで1期、1クールごとの区切りは意識してほしいなあ、と思います。

 原作がこういう構成ならアニメ制作で作りかえるのは難しいと思いますが、だったらせめて2クールで企画するべきでしたね。なんの解決も見ないまま話が終わってしまいました。
 と、思ったら2期のアナウンスがありました。うーん…興味が持続するかどうかです。

 本作の評価は前半は非常に興味深かったです。設定もキャラも独自性がある気がしたし、ある意味日本の作品より自然な大人を描いていた気がします。観月さん、最高でした。
 ですが、ただ、後半は後ろのドラマは進みますが中途半端、主人公自体は戦って鍛えるだけになってしまったので、正直9話~12話は飽きました。

 ですのでストーリーは独自性を考えて3.5点。キャラも3.5点…というか全部3.5点かな。平均よりは良いけど、高く評価は出来ないという感じでしたね。それはやはり1期1クールの作品で見た場合、何も描けていないからです。




1話 演出がA1の過去作の引用?女の子に〇〇フラグたち過ぎ。街はソウルにしか見えません。

{netabare} 本作については嫌でも反日のワードが目に入ってしまい、情報がある以上先入観無しに見られないので視聴どうしようかな?と思いましたが、A1ピクチャーとのことで、やっぱり見ることにしました。

 これって舞台が韓国じゃなくて日本に変更になっているという話を聞いてましたが、OP後の街の風景で見える河は完全に漢江ですよね?ソウルにしか見えませんでした。そもそも車が右側通行なので、日本ではないです。もし、韓国版、日本版のコミックスで言うなら韓国版準拠なのでは?名前は日本風にしているかもしれませんが。

 というか作中で国名って言ってなかった気がします。あのファンキーな髪型はあちらではいらっしゃるのでしょうか?
 一方で、冒頭の島は台湾?船との比較でちょっとスケール感違いますけど…別に国がどうこうとか気になることはありませんでした。話が面白ければそれでいいです。

 設定そのものはある程度練れた感じはしました。ただ、なんで異世界風の服装だったのか意味がわかりませんでした。後から説明あるんでしょうか?
 話は主人公が選択するところがちょっと不自然というかあり得ない選択だったのは良くなかったです。

 ただ、問題は演出ですよね。ボス部屋は完全にソードアートオンラインの9話の74階層だし、冒頭のアリの群れは「86」です。つまり過去のA1ピクチャーの演出で楽をしてますよね。

 それと一番まずいのはB級ヒーラーの観月さんが死亡フラグ立ちすぎでしょう。キャラデザが適当だし声優さんも知らない方ですし。そういうところの詰めというか仕掛けが甘い気がしました。

 うーん、A1ピクチャーはここ数年で良い作品も作っているので、別に制作会社が悪いとかスタッフの質云々じゃなくて、A1たたき上げでA1的演出になっちゃったんでしょうか?監督さんが「女神寮の寮母くん。」しか経験が無いようなので、がんばってください。

 見るかどうかわかりませんが、別にアニメの中で日本を壊しても面白ければ全然気にしないのでお好きなように。
 次は見るかもしれませんが、あらすじを見る限り凡庸な異世界ものかな?であれば、2話で判断します。{/netabare}


2話 主人公の言動に一貫性が無い気はしますが、導入はよかったかも。

{netabare} 母親の病気を支えているなら何をおいても助かるべきだと思うのですが、犠牲になる選択が良く分かりませんでした。それと病院にいる娘がもし妹なら、妹は兄にくらべて随分のん気に生活している気がしますが、どうなんでしょう?

 という部分が違和感なだけで、導入は工夫したと思います。1話2話まるまるかけるのはどうよ?と思わなくはないですが、一方で冒頭にクライマックスがあるのは新鮮かもしれません。そして、デスゲーム的な迫力はありました。

 あと、死亡フラグたったと思っていた観月ちゃん、情けなくも助かりましたね。今後リベンジがあるんでしょうか?

 最後のコマンド画面が英語なのは、日本向けと言うより世界市場を意識しだしたんでしょう。ピッコマ・カカオと韓国のゲーム会社が製作委員会に入っているみたいだし、韓国のアニメ戦略には注目した方がいいかもしれません。{/netabare}


3話 女子のキャラデザ以外はまあまあ良いと思う。

{netabare}  女子の作画というかキャラデザが本当にA1ピクチャーズ?という点以外はいいのではないでしょうか。もう1点は主人公の言動が若干不自然なところが気になるくらいですね。
 本作の舞台ですが、自動車は左ハンドル右車線だし、地下鉄の入り口はソウルでした。もうメタ的な韓国だの日本だのは無視して見させていただきます。

 主人公がレベルアップするのに努力が必要なところが面白いと思います。ゲームのコマンドみたいなのに理由を付けられるなら、もっと面白くなりそうですが、韓国のエンタメは理屈よりストーリーですから恐らくそこは無いと思っています。
 死亡フラグで出番が無くなると思っていた観月ちゃんが今週も出ていましたね。復活するならかなり意外です。

 今後は、題名の通りに強くなるであろう主人公ですね。ダンジョンの謎に迫れるのか、ハーレムなのか、強くなるプロセスを描くのか…その辺が気になるので視聴を継続します。 {/netabare}

4話 ストーリーは良いけど世界観と主人公が見えてこない。

{netabare} この展開をチートになるまでじっくり説明して主人公を描いたととるか、3話以上使って、やっとスタートかと取るかですね。

 主人公の内面って何か見えたかな?という気もします。負けず嫌いでも使命感でも母の事でもなく…彼のモチベーションはなんでしょうね?強くなる喜びかもしれません。そういう物語的な見方はできます。ただ、言動がチグハグな感じは否めません。

 それと物語の世界のヒントのようなものが見当たりませんので、考察厨としては辛いところです。韓国の話はストーリーや展開はあるのですが、奥行きとかテーマ性にかけることが多い気がします。もちろんそれは偏見で優れた作品もあるのでしょうが、本作については何も見えてこないので正直ちょっと飽きてきた気はします。

 ということで次話で判断かな。観月さんがすっかりメンヘラっぽくになってるのがちょっと興味あります。{/netabare}


5話 少し懐かしいストーリーがある俺TUEEEみたいですね。

{netabare} うーん…面白いかどうかと言う点では微妙なんですけど、やっぱりSAOっぽいなあという感覚があります。A1ピクチャーだから演出が似るのはわかるのですが…

 別に模倣が駄目と言いたいわけでは無くて、SAOという作品が持っていた面白さを日本は捨ててしまって、そこを上手く拾う人が韓国にいたのかな?という気がしました。

 緊張感があるシリアス系統で「ははめつのおうこく」などがありましたが少数派です。俺TUEEEであってもストーリーがある作品が「SAO」の他「魔法科高校」など12~3年ころにはありました。日本は異世界転生やゲーム転生ばかりで初期設定はひねっても、ストーリー展開が下手な作品が増えていますので、本作はちょっと懐かしい感じがします。

 その点で出来そのものはまあまあの水準なのですが、どういう話・展開になるのかに興味があります。

 それとA1ピクチャーがなぜこのクオリティで作品を作っているのかは気になります。22年はリコリコやかがみの孤城を作った会社です。クレジットを見る限り日本人スタッフばかりなので、日本人のレベルが下がっているので習作というならいいんですけど…大丈夫でしょうか?{/netabare}


8話 面白い部類ですが底の浅さは感じます。そろそろ話に展開が欲しいですね。観月さん復活で良かったです。

 総集編を挟んだとのことですが、続いて何よりです。

 さて、中間なので総括的なレビューです。本作はいわゆるなろうではないです。話の登場人物が非常に映画・ドラマ的な作りです。日本以外ならこうだろうなという作りですので、ひょっとしたら日本以外の国では人気が高いのではないでしょうか。

 日本の「なろう」系のテンプレでストレスが少ない話が見たい人のニーズからは外れているのかもしれません。その点は好みですので、どちらが優れているかという問題ではなさそうですね。

 ただ、話としてどこを目標にしているのか、が未だに分かりません。主人公が強くなりNo1になって、何かの秘密を知るとか、最強の敵と戦う、人間界の何かのドラマが始まって(復讐?恋愛?)それが解決するなどでしょうか。

 そこのゴールイメージの想像ができないのでちょっとダラダラ感は感じるようになっています。ここであの観月ちゃんを出したのはドラマ作りが上手いと思いますが、彼女が主人公が強くなって感動する的なドラマでしょうか?それを8話以降でか…と思わなくはないです。中間ですのでもう少し何か欲しかったかな、と思います。

 ということで、話は面白い部類だと思います。アニメとしてはB級ではありますが、それほど悪くはない作りだと思います。日本的ではないので展開というかリズムが合わないストレスと冗長感があるかな、という点が欠点でしょうか。
 結局話の幹が分からないので考察もそれほど…と言う感じです。その点では最近の米国・韓国の映画・ドラマ作品の底の浅さと共通するものは感じます。

 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

日本の「なろうアニメ」は世界からこう見られてる?

Chugong(原案)、DUBU(作画)によるウェブトゥーン(韓国発のウェブコミック)は、『ピッコマ』にて日本版が掲載中(全179話、日本版ウェブトゥーン既読)。
アニメ1期は、全12話(2024年)。監督は、中重俊祐。制作は、『四月は君の嘘』、『86』、『リコリス・リコイル』などのA-1 Pictures。2期の制作が決定済み。
(2024.4.3投稿、4.5一部修正)

本作は、2024年冬の海外配信サイトで『僕の心のヤバイやつ』、『葬送のフリーレン』、『薬屋のひとりごと』に次ぐくらい人気が高かった作品(逆に日本での人気が低い)。ということで興味がわき、アニメと日本版ウェブトゥーンをみる(日本版ウェブトゥーンも楽しく読めました。)。

さて、本作は「海外版なろうアニメ」といってもいい内容なのですが、その一方で、「日本のなろうアニメ」との違いも強く感じる作品でした。

簡単にいうなら、海外の人が「日本のなろうアニメ」に感じているであろう良い部分を強調して、不要だと思っているであろう部分を削った感じ。または、海外の人が考える「日本のなろうアニメ」をもっとこうしたら面白くなるのにを具体化したという印象でしょうか。

おそらく、その試みが成功した結果が海外での高い人気につながっているのだと思いました。逆に、日本人にとっては、海外の人が不要だと思って削ったところに日本人がこれまで当たり前だと思っていた部分(暗黙の了解、お約束)があるので違和感があるのかもしれません(詳細については後述)。

本作は、日本のアニメが全世界に発信されるようになり、その反響がもたらした一つの形といえるでしょうか。


【あらすじ】
現界と異界とを繋ぐ「ゲート」が出現した架空の現代が舞台。ゲートから溢れ出るモンスターには、ミサイルなどの近代兵器は効かず、「ハンター」と呼ばれるゲートの出現とともに現れるようになった人間の覚醒者のみが対処でき、モンスター討伐の対価として高額な報酬を受け取っていた。
主人公のソン・ジヌ(または水篠旬:CV.坂泰斗)は、他のハンター達から「人類最弱兵器」と嘲笑されるE級ハンターであった。基本的にハンターは、覚醒時の魔力量によってE~S級にランク付けされ、そのランクが変動することはない。
しかし、主人公がD級ダンジョンに挑んだ際、隠された「高難易度の二重ダンジョン」を発見し、その「ボス部屋」で他のハンターを逃すために主人公は死んだはずであった…が、目が覚めると「自分だけレベルアップできる」という能力を持ったハンターに再覚醒していたというお話(だから「俺だけレベルアップ」な件)。


【俺だけレベルアップな件】
ハンターは、基本的にランクが固定なので、主人公だけ最底辺から最上位まで駆け上がることにはそれだけ爽快感が生じるわけですが、そういったカタルシス要素が日本の「なろうアニメ」より強調されています。さらに、本作では、ハーレム要素もないので本当にそこだけが強調されています。

もっとも、原作が日本のアニメだと、ランク自体は、その人の努力次第で上がるというものが多いので、それはちょっと極端なのでは?と感じる人が多そうです。

ただ、この辺は、「親ガチャ」で生じた貧富の差がその後も覆すことが難しいと思っているのか、そうでもないと思っているのかといった社会に対する見方の違いなどが関係していそうです。
(参考:【世宗聯合ニュース】(2021.11.17)「韓国統計庁が17日発表した「2021年社会調査」の結果によると、韓国の成人の6割はどれだけ努力しても社会階級の移動は難しいと考えていることが分かった。また、過半数が子どもの世代でも階級移動は容易ではないと考えていた。」)


【強くなると見た目が変わる】
また、本作では、賛否あるとは思いますが、別人レベルで主人公自身の見た目が変わってしまう。
確かに、強くなれば顔つきや体格などの見た目も変わるのが自然なので、主人公自身の見た目が変わらない方が実は不自然なわけです。

その一方で、本作では防具(外装)が全く変わらない。原作が日本のアニメだと、主人公自身の見た目がほとんど変わらない代わりに、防具だったり、オーラなんかが出て外装に変化をつけるパターンが多いですよね。

どっちがいいかは価値観の違いもあるのでとりあえず置いておくとして、異文化交流ではないですが、他にも日本人がこれまで当たり前だと思っていた部分との違いを感じるかもしれません。


【ファンタジー文化の受容の仕方の違い?】
この辺の違いについては、ファンタジー世界の受け容れ方が日本と海外で違うからなのかなと考えています。

どういうことかというと、日本人が、アニメ、漫画、小説、ゲームといった幅広い分野で長年かけて培ってきたファンタジー世界の雰囲気みたいなものを、海外の人は、基本的に漫画と小説をほとんど見ないので、主にアニメとゲームを中心に受容してきた。

したがって、日本で培われてきた、暗黙の了解的な、お約束的な部分まで伝わっていないので、感覚のズレが生じているのかなと。逆にいえば、お約束に縛られていないので、自由な発想が生まれる。あくまで1つの推測ですが。


【エポックメイキング的な作品かも?】
最後に、今回、あのA-1 Picturesが韓国のウェブトゥーン作品をアニメ化したというのは、エポックメイキング的な作品になるんじゃないかと思ってます。

まず、アニメ化できそうな原作が少なくなってきているという台所事情がありそうです。したがって、他にも日本で人気のある韓国発のウェブトゥーン作品があるので(例えば、『入学傭兵』)、本作の海外での成功をきっかけとして、これから増えてきそうです。

次に、韓国のウェブトゥーン作品は、スマホの縦読みにあわせているので、日本の漫画と比べてコマとコマのつなぎが荒い。なので、特に戦闘シーンは、動画にするとより迫力が出るのでアニメ化に向いてそうですし、現にA-1 Picturesがウェブトゥーン版を超える見せ場を作っています。

また、そういった動画での表現の余白が大きいので、アニメ製作者が独自性を出しても「原作改変」と叩かれにくいという事情もありそうです。

現に、本作のアニメ版はウェブトゥーン版と比べて、本作の中ボスというべき「アリ」型モンスターと戦うまでの経緯をより丁寧に冒頭から描いていて、そこを意識して内容を追加・変更しています。


【音楽】
『アルドノア・ゼロ』、『Re:CREATORS』、『86』などの澤野弘之さんが担当。ぶち抜けてかっこいい。


ということで、これから本作のような作品が増えてきそうなので、予習がてら、「日本のなろうアニメは世界からこう見られてる」的な視点で観るのも一興かと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

正直者のだむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

A-1pictures制作への不信感(推敲後)

この作品に対する過程としては
①アニメになる前から絵柄が好きで知っていたが、A-1のせいで分からなかった
②アニメ化のタイトルで敬遠していた
③海外の反応が良いのはステマとアニメリアクション芸人のせい
⑤反日内容だと知った
⑤1話以降見ていなかったが8話を見る機会があった
⇒ここで再視聴開始
後の9・10・11話・12話で引き込まれた

良い面
:力関係が全ての世界
:ダンジョン内での出来事は当事者しか知りえないが故の、モンスターだけでなくハンター同士の闘争

微妙な点:A-1picturesが制作
どっかの下請け制作会社なんだろうけどまぁまぁいい出来栄えだったなと思い、アニメ見返していたら、A-1。ほとんどOPは飛ばして見てましたから。
確かに既視感があったけどもこれが今のA-1の実力

以下各総評

作画:
アニメが終わって、余韻でYoutubeで色々見ていたが、韓国のPVやAMVの出来の方が迫力はあるし、絵柄は好き。
気になる方がいるのであれば
・SOLO LEVELING MMV 「 AMV 」 Rise
・【PV】『Solo Leveling』 OST - Echo (feat. THE BOYZ)
この二つはアニメでは無いですが、アニメより迫力があります。

音楽:
サントラ最高にハマりました。サントラCDはたぶん買います。

反日:
自分も当初は最悪な印象だと思っていたが、よく考えてみれば、今の日本人にどれだけナショナリズムがあるのか。個々の利益を追求し、グローバル化等など、もう日本人という括りで攻撃をされたとしても、心が動じることなど無いのでは?
果たして周りの同族は自分を守る存在だろうか?
むしろそれぞれが防衛態勢で、いがみ合って仕事も責任の押し付け合い。
もう戦後の日本人気質など失われているのに、今更日本人と括られた所で心に響かない。それが虚構作品であるのならなおのこと。

現在の韓国の思想教育に染まっている層にはうけるだろうことは容易に予測できるし、そもそもなろうという題材がそう(一定の層狙い)なのだから。
それに、無能にしたくなるのはそれだけ脅威である存在だということの裏返しの心理かなと。同じように技術で輸出入を競う国であるわけだし。

声優:見返してみて
凄い充実してる。
一番は10話の登場人物アン課長。正直ここで作品に引き込まれたのかもしれない。発音はもとより息遣いから声の抑揚まですんごい。
次にソンさん
キム
ジンホ
脇役勢が凄くいい味出してる。
そして敵役のドンソクは素晴らしい。
主人公は幼い声と低い声でイケボで必死な叫び声が可能という難しい条件のようだし、良いのでは?
ただ細かいところまで気になる自分としては、意識しすぎな低域と匂い立つオレオレ感、そして戦闘中の掛け声はもっと真に迫って欲しい。
続編が出ると思うので、改善されることを願う。

総総評
外国市場の参入もあるだろうが、それ以上に、細分化した日本のアニメ関連企業によって、製作本数は増加するのに時間はかけられない。その為、自由度の低下によってアニメーターは育たないので当然、質が落ちていく連鎖。
コンプライアンスは悪化というか露呈や露見。日本人アニメーターの減少
...。
もう諦観してますが、もしかするとこれからの時代はアニメは衰退して企業参入の「AMVやMADの時代が本到来」するのかも知れませんね。
だとしても飽和するのでしょうが。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
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