週刊少年サンデーで熱血なおすすめアニメランキング 2

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67.1 1 週刊少年サンデーで熱血なアニメランキング1位
うしおととら 第2期(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (270)
1339人が棚に入れました
白面の者との最終決戦が近づいていることに焦りや不安を感じる蒼月潮。毎日ある学校に自分を喰おうとする大妖怪・とらとの攻防、そして密かに想いを寄せる中村麻子とのケンカ──いつも通りの日常がいつまでも続く筈が無い。潮は自分の気持ちに正直になろうと麻子へのアプローチを試みる。しかし、その決意は一歩遅かった。一陣の風と共に潮の日常は唐突に終わりを迎える。
「……誰、あなた?」
麻子からの拒絶にも等しい一言を皮切りに、不可解な出来事が潮に襲い始める。もう人も妖怪も皆、潮ととらのことを覚えてはいない──。

声優・キャラクター
畠中祐、小山力也、小松未可子、安野希世乃、藤原啓治、牧野由依、浪川大輔、中村悠一、豊崎愛生、てらそままさき、清水理沙、三木眞一郎、梶裕貴、南里侑香、茅野愛衣、折笠富美子、坂本真綾、水樹奈々、細谷佳正、逢坂良太、高垣彩陽、永澤菜教、花澤香菜、宮野真守、潘めぐみ、飯塚昭三、江川央生、古川登志夫、諏訪部順一、林原めぐみ
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

見所はしっかりおさえていたと思う

2016年春アニメ。全3クールの3クール目13話分(27話~39話)。
まずはスタッフさんお疲れさまでした。
特に絵が細かい上にキャラクター数も多く動く作品ですから、作画スタッフには頭が下がりました。
全体的に見所はきちんとおさえていたと思いますが、描写に不足が出てしまった印象。展開に説得力を持たせるためには改変やフォローはもう少し必要だったと思います。

やっぱり潮役の畠中さんは最後まで素晴らしかったです!この声で本当に良かったと思います。
{netabare}
須磨子の真綾さんの演技とても好きでした。知らぬ間に若い設定とはいえお母さん役を違和感なくこなすようになってしまったんだなあ…w
うしとらの母親キャラは皆印象的ですね。斗和子といい須磨子といいかおりの母といい、素晴らしかったと思います。
特にかおりの母は朴さんで、とても魅力的な配役で驚きました。朴さんの大人の女性役とても好きです。鏢さんを看取るシーン本当に良かった。
それ以外のゲストキャラクターの配役も好きですね。

内容としてはカット部分はしかたないとして、、良くも悪くも原作準拠で不足部分を補うような改変がほとんどなく、展開に説得力が欠けていると感じる部分が出てしまったのは残念でした。
前半のラストで心配したキリオと麻子の件も、最後まで解消されず個人的には引っ掛かる部分ではありました。二人のエピソードをカットした分それ以外の部分でもう少し描写を増やして欲しかったですね。

ただ一点だけ、沖縄の海上で白面に追いすがる西と東の妖怪たちは改変されていました。
突撃しようとする西の長と止めようとする東の長は原作では逆です。西の妖怪たちと潮の初対面のエピソードがカットされていることが理由で、自然な展開にするという意味でここはとても良かったと思います。

最初から潮ととらの関係、潮と白面の因縁をしっかり拾って行く方向性でしたが、そこは最後まで一貫していて良かったと思います。
その意味で最終クールを全て対白面に使ったのは良かったですが、少し長すぎるようにも感じました。
ただ、しっかり尺を取ったことで白面の恐ろしさがとても伝わって来ましたし、絶望的な状況からの逆転劇も盛り上がりました。最初は違和感のあった白面の声も、倒される瞬間の独白まで見て女性声優で良かったと思えました。

須磨子と潮の再会や流や鏢さんの死に際は、演出、作画、演技も素晴らしかったです。人の業を見せるシーンにはとても力が入っていて、それは原作でも力を入れている部分を汲んでいたと思います。
{/netabare}

うしとらは実は心理描写が女性的…というか情緒を大切にする作品で、どのキャラクターにも悲哀を感じる部分があり、その部分はもう少し見たかった気はします。まあカットしたエピソードにそういうのがかなりあるので仕方ないかなあ。

レビュー書いていて思いましたが、既読組である自分の目が厳しくなりすぎていて冷静な評価ができてないかも知れないですね。
前期から評価は少し下げますが、良い所もたくさんありましたし、原作への入り口としては十分だと思います。(2016.07.13)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全てを賭けて白面の者と対峙する「うしお」と「とら」・・・

この物語は前期2クールと今回1クールの計3クールの作品です。前期2クールと物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

最強最悪の大妖怪である「白面の者」は、自身の復活に向け着々と準備を進めてきました。
3クール目に相当する今期は、いきなり「白面の者」が世に放った悪災から物語が始まっていきます。

義理と書いて「うしお」と読む・・・と言っても過言では無いくらい、主人公である蒼月潮は義理堅く、実直な少年でした。彼にとって人間と妖怪の隔たりは小さい事・・・むしろ困っているのか、いないのかが彼の原動力の全てとなっていました。

そして常に全力で向かい絶対手を抜かない・・・
獣の槍を片手に先頭を突っ走るうしおの背中を人間と妖怪が目線を合わせてこれまでの困難に立ち向かい・・・勝利してきました。

蒼月潮と獣の槍とトラの存在・・・何より彼らを取り巻く人間と妖怪は、白面の者にとって邪魔者以外の何物でもありませんでした。
これまでも何度か白面の者は手を出してきましたが、ここに来てその攻撃が本格化するのです。

その攻撃・・・正直精神的ダメージが計り知れない内容でした。
妖怪も人間も・・・どちらも悪くありません。諸悪の根源は白面の者でそれも変わっていません。
ですが、うしおを戦いに駆り立てる幾つかあるうちの一つは、完全に壊されてしまったでしょう・・・
それでも一度動き出した歩みは、うしおにだって止められません・・・

私にとって、この3クール目は泣き処が満載でした。

そのぬくもりは・・・体が覚えています
一緒の時間・・・共に笑い、そして涙したこと・・・
ほら・・・目の前にあいつの顔が・・・
これは自分にしかできない事なんだ・・・
あの人だってきっと頑張っている・・・

人を思う気持ちが自分を・・・そして周りを巻き込む原動力になる・・・
誰が頼んだ訳でもありません・・・
もっと深い部分で繋がってる・・・そしてそこは何人たりとも侵す事のできない不可侵領域・・・
だから自然と同じ思いを持つ者同士が集まり、最後の望みに向けかって行動する・・・

自分の信じて進んだ道が呪縛を解き放つ鍵・・・
諦めなければ必ず取り返せる・・・

紆余曲折を経てうしおととらは、白面の者と対峙する事になります。
これまでの中で一番激しい戦いだったのではないでしょうか・・・?
獣の槍も・・・うしおもとらもボロボロです・・・
でも戦っているのはうしお達だけではありません・・・
皆んなが全力を賭して白面の者に挑んでるんです。

壮絶な戦いはやがて終焉を迎えます・・・
でも支払った代償はあまりに大き過ぎました。
あまりの展開に視聴が終わってもしばし呆然・・・
はぁ・・・最後の闘争は半端ありませんでした。

オープニングテーマは、筋肉少女帯さんの「週替わりの奇跡の神話」
エンディングテーマは、LUNKHEADさんの「決戦前夜」
どちらも迫力一杯の楽曲だったと思います。

1クール全13話の作品でした。全3クールを使ってうしおととらの出会いからラストまで、中だるみする事なく一気に駆け抜けた作品だったと思います。
この作品の様に物語のラストまでしっかりと描いてくれる作品は大好きです。
今後も中途半端な販促作品では無く、ラストまで主眼において制作される作品が増えると嬉しく思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

腹いっぱいになりました。ん~少年漫画してますね~。

妖怪大戦争も3クール目に入って佳境になってきましたよ!
1期は細部の粗い所にン~と感じたり、あまり安定していた感じではなかったのですが。
少年誌の名作という事もあって流石に終盤の盛り上げ方はすごく上手いと思いました。

34話まで見ました。
{netabare}ここに来て皆がうしおの事を思い出し、妖怪と人が手を取り合って白面に立ち向かうという構図は燃えますね~。
皆で力を合わせてラスボスと戦う~って言ってみればお馴染みのベタな流れですけどね。
敵の力が強大な上に、白面、槍、とら、その因縁深さも絡み合ってて燃えます。
ドラゴンボールのバーダック好きな私としては、サイヤ人達が結束してフリーザに立ち向かった場合のルートって感じにも見れてイイっすね~。{/netabare}
ここの感想の数が少ないので、追っかけられてる人があまりいなさそうなのは少し残念に思いますが。何にしても終盤、追い込み頑張って欲しいですね~。

最終話見ました。
{netabare}白面が獣の槍を探知できるのに槍が今まで狙われてなかったのは、とらに刺さってて探知できなかったからなんですね~。{/netabare}
色々と力技だなとは思うのですが、最終決戦になってから毎週毎週炸裂する藤田節にとことん楽しませていただきました。
ただ、他の方の感想や原作ファンの意見などを聞いてみるとカットされてるシーンがかなり多いみたいですね。
私は最終回でお腹いっぱいでしたが、カットされたところなども気になるので漫画版もいずれチェックしていきたいと思います。

からくりサーカスもアニメで見てみたいのですが、やっぱ厳しめですかね~。
映像化されたらうしとらよりハマりそうだけど、うしとら以上に長いしカットできるエピがかなり少ないですからね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

64.2 2 週刊少年サンデーで熱血なアニメランキング2位
炎の転校生(OVA)

1991年5月21日
★★★★☆ 3.5 (23)
65人が棚に入れました
転校をくり返し、弱肉高校にやってきた熱血少年・滝沢昇。ここでは、欲しいものがある場合、持ち主をスポーツで倒せば自分のものにできるという。滝沢は、愛する少女・高村ゆかりをかけて、ライバルの伊吹三郎とボクシングで対決する。

1983~85年に「週刊少年サンデー」で連載された、島本和彦のコミックが原作のOVA。熱血転校生・滝沢昇の青春をコミカルに描く学園ストーリー。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キミは憶えているか「滝沢昇」を・・・

GAINAX制作。OVA(OLD)全2巻。

島本和彦(本人)が各所で登場する時、
高確率で主題歌「炎の転校生」がかかります。
作者本人が作詞作曲し、自身でもカバーした
島本と知り合いの多いGAINAXでの内輪ノリ(笑)
オリジナルは主人公役の関俊彦が熱唱しています。

城之内「日高のり子と結婚しろと言われたら結婚するか!!!」

滝沢 「するぞおおおおおおおおお!!!!!」

この頃、日高・関、のお二人は共演多かった
OVA制作と同年に結成された
バナナフリッターズのメンバーでもあります。
※山寺宏一、日高のり子、関俊彦のユニット

島本作品は「火」がキーワードになる
熱血作品が多く、最早ブランド。
OVAでも原作の雰囲気を表す太い主線と
畳み掛けるようなセリフの応酬が心地いい、
熱血ギャグをGAINAXスタッフが
上手いこと調和させていて好きです。
この頃のガイナはバカ作品上手いですね。
真面目なメンツしかいないスタジオカラーも
それはそれで良いですが、このときは
岡田斗司夫や赤井孝美のような毒もあった時代。

あの人達は時代を切り替えられなかったのだろう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【オバカギャグ】【バトル】滝沢JRパンチ!?

校則のカケラもない学校で繰り広げられる愛すべきバカ達の青春ギャグ物語。

とにかく朝から晩まで、学校の中でどうでもいい出来事にアホみたいにコダワリ一喜一憂していくシナリオ不問のその場のノリだけ作風。とどのつまり「島本和彦の漫画が原作」のアニメ。

まさかガイナックスが本作をアニメ製作するとは意外でしたが、原作当時は陸軍中野予備校とセットでハマったものです(個人的には原作ブラック滝沢の方がツボでしたが)

アタマゆるくして見るオバカアニメ好きにオススメですが、昭和ノリ全開なので今時分の人達はこーいうのってどうなんでしょう。

別な話、キツめの知り合いとカラオケいくと誰か一人は本作OPを熱唱していたものです。
また、子供時代は本作「国電パンチ」と男塾の「フラッシュピストンマッハパンチ」、セイントセイヤの「流星拳」「ダイヤモンドダスト」がメインスキルでした・・・なる程、あの頃が中二病ってヤツだったんですね。
スターウォーズのライトセーバーやコブラのサイコガンもよく脳内変換で撃っていた気が・・・

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

きききき さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

GAINAXの赤字解消のOVA群で一番好き

だってこれしか見てないんですもの
島本和彦のノリとGAINAXがうまい具合に噛み合ってて好き
このクオリティで全編アニメ化しないかな~

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1
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