てとてと さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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(C) 「詩季織々」フィルムパートナーズ
詩季織々の感想・評価はどうでしたか?
てとてと さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この話は三篇の話
四季折々といいながら(いってない)三篇に渡って構成されている中国アニメ。
三篇といっても個々の共通点はゼロ。強いて言うなら舞台は中国、という以外全て独立してます。ただテーマは一貫した物となっています。
共通といってよいのかわかりませんが、「時代の移り変わり」を様々な視点から捉えた作品となっています。
本作を一応中国アニメ、と評しますが制作チームの中には「」新海誠さんたちが所属する作画チームが参加しています。新海誠らしさは感じ取れませんでしたが、やはり雨の描写は流石でしたね。
中国アニメ、といえばとりあえず戦ったり、とりあえず世界最強決定戦を開いたり、と荒々しいイメージでしたが、本作は「時代を移り変わり」を主としているため、イメージとしては「言の葉の庭」のような(制作会社が同じで雨の描写が印象的だったというのもあります。)静寂かつ鮮明な心象を表しいている作品となっています。
この「時代の移り変わり」に着眼点を置く、というのも良いのですが、それを複数の異なる焦点をもって捉える。この発想は素晴らしいですね
別に小説(複数の作家の短編を載せているやつ)などでは珍しくはない表現の仕方なのですが、アニメでは珍しく、新鮮なものでした。
「時代の移り変わり」は日々の生活にあふれているもので、それ自体は珍しくありません。が、それを多角度から捉え、意識することでなんてことない日常を時代の移り変わりを感じさせる特別なものに感じさせる(残念ながら未だに日々を特別に思えないのですが)、そんな作品となっています。
話の内容としては「朝食」「ファッションショー」「上海」、と一般市民から見た「時代の変化」を表したかのような内容。
客観的な自己視点、という描写が多かったのも特徴的であり、このテーマの意義と非常に合致しています。
これを他者による語りならば実感はなく、ただただ空想にしかなりませんでしたし、ただの主観的感想を述べているだけだったら日記となんら変わりません。
しかし、客観的な自己視点を採用することで過去現在、そして未来の自分にまで範囲を広げることが出来ます。非常に考えられたものであり、評価せざるを得ません。
一つあたりの尺が短く、気軽に見れるというのも長所の一つです。
しかし
{netabare}
時代の移り変わり、というどうしようもなく抗うことの出来ない事象に対して、それでも抗ったり取り戻したりしようとする、という行為を描いているくせに、終わり方は完結。移り変わりという流動的な現象を完結という手法にしてしまうせいで違和感となり、本作を見終わったときに「ええ終わったのか」とあっけなさ、というか物足りなさを得る。まぁ純粋に一つあたりの尺が短いから、というのもありますが。
{/netabare}
さらに、テーマを重視したおかげで内容自体が薄い
{netabare}「過去を回想しながら今日も飯を食う」「トップモデルで限界が見えたが妹のためにもモデル続ける」「テキトーに返事しまくったらアンジャッシュしてたけど、夢を叶えたあと再会した」てだけですからね。かなり薄い。{/netabare}
まぁ雰囲気やテーマに合わせるのならば仕方のないことなのでしょうが。
しかし、やはり着眼点やテーマは素晴らしく、好印象です。
内容自体は薄く、矛盾してるかのような作品でしたが、楽しめたことには変わりなく、間違いなく中国アニメの印象が変わる作品であると思っています。
{netabare}
個人的には朝食は面白かったです。時代の移り変わりをダイレクトに、そして客観的に描写しており、「儚くも鮮明な人生」を体現したかのような、作品。
しかもそれを朝食、という一つのものに焦点を当てただけで表現できるんですから本編は純粋に褒めなければなりません。着眼点もさながら脚本も「移り変わり」を意識したものであり、詩季織々にあっていると思います。
{/netabare}
「陽だまりの朝食」の監督は中国の方
「小さなファッションショー」の監督は日本の方
「上海恋」の監督は中国の方
作画はかなりよく、さすがといえる出来栄え。
主題歌はビッケブランカさんの「WALK」
移ろうのは時代だけだったか
ということで締めます
N0TT0N さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
2018年の日中コラボの3話オムニバス映画の日本版です。
舞台は全て中国ですが、声優陣も台詞回しのニュアンスも完全に聞き馴染みのある日本語なので、通常の日本のアニメと同様の観方ができます。
で、わたしが今回この作品を観ようと思ったキッカケはビッケブランカというアーティストの“WALK”という曲なんですが、この曲は以前から好きで何かのアニメの主題歌というのも知っていました。もっと言うと良いエンディングが想像できる曲調だなと思っていました。それをふと思い出して“WALK”を主題歌とするこの『詩季織々』という作品を手に取ることにしたわけですが、時の流れ、時代の変化、心の機微、ノスタルジーを描いたとっても叙情的で素敵な作品でした。
わたしが勝手にイメージしてたエモーショナルなタイプの〆とは違ってましたが、スッと沁みるような優しい物語、エンディングだったと思います。。
3話オムニバスでそれぞれに良さはあったんですが、正直1話目の全編ほぼモノローグという構造は自分にとってマイナスポイントだなと再認識させられた感じはありました。同じテーマでも会話を基調としたスタイルだったらもっと入り込めた気がします。ですが全体を通して、中国の庶民の感覚や背景を垣間みる視聴体験としてはアリだし(舞台が日本ならもう一捻り欲しくなってたかも…)、シンプルに観て良かったと思える作品でした。
以上です。
横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作品紹介 -コミックス・ウェーブ・フィルムのHPより引用-
『詩季織々(しきおりおり)』は中国の生活基盤"衣食住行"をテーマに「青春」や「愛」を描いた3つの短編オリジナルアニメーション。
2Dアニメ初挑戦の実写映画監督イシャオシン(易小星)が、出身地の湖南省名物・三鮮ビーフンに思い出を重ねた「陽だまりの朝食」。
CGチーフとして新海誠作品を支え続けてきた竹内良貴が挑む、支えあう姉妹の懸命な姿を描いた「小さなファッションショー」。
そして、リ・ハオリンが自らの故郷・上海の石庫門を舞台に、少年少女のすれ違う初恋を綴った「上海恋」。
「秒速5センチメートル」をリスペクトするリ・ハオリン監督がコミックス・ウェーブ・フィルムにオファーし、発足したプロジェクトとのこと。
なので、当然ながら「秒速5センチメートル」の雰囲気が漂う作品です。
ただ本家と比較するのは、可愛そうと言うもの。
日本の制作会社だから、舞台は中国なのに、異国感はあまり感じません。
「上海恋」の石庫門地域の描写は、雰囲気があって良いです。
サプライズもほとんどなく、テンプレラノベアニメの対極に位置する作品。
薄味グルメを、ゆっくり味わいたい人向けですね。
なお、中華料理の「石庫門」が薄味かどうかは知りません。
くろわっ3 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
UNEXTに追加されたので観た。
あくまでも、ありふれた日常
あくまでも、もやもやした心の葛藤
日常とは、人々が普段生活する
その風景と衣食住。
これでいいのか?
気づいていても、自覚はしたくない。
心の消化も時間がかかる。
若すぎたのか?
時間が経ち過ぎたのか?
そんな誰にでもある、もやもやとした心の葛藤。
この2つだけで軸が構成されるアニメを
あなたが楽しめるかどうか?
リトマス試験紙のような作品。
(私はこれが好きだが、一般受けはイマイチのはず)
スタッフが新海誠のファンばかりなのだろうと
伝わってくるような出来栄え。
強いて言えば、もやもや感が足りない。
その点は、新海監督の方がだいぶ上手かな?
ato00 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
禍福は糾える縄の如し。
アニメタイトルを見て思いました。
現代中国を舞台とした人間模様三編。
面白くはないけれど、味わい深いです。
何と言っても、作画が綺麗。
田舎のひなびた風景やスラム街さえも美しい。
都会のビル群に至ってはピカピカです。
現実逃避と思えるくらい。
その中で織りなされる物語がリアルで趣がある。
人生における苦悩を様々な角度から映し出す。
他者に対する真摯な想い、自己に内在する矛盾、ちょっとしたすれ違い。
若き日に誰もが経験することがナチュラルに描かれています。
エンドロール後は、3編の主人公たちの旅立ち。
喜びや悲しみを越えて、また新たな物語が始まる。
家族・友人・恋人、人は人と何かしら関りを持ちつつ生きねばならない。
そんな当たり前のことがスーッと心に染み入りました。
shino さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
コミックスウェーブが描く美麗な風景と、
3つの短編が織りなす珠玉の青春アンソロジー。
自分と世界との関係を知ることは難しい。
世界は絶えず動いている。
何かにずれを感じて立ち止まろうものなら、
もう流れにはついていけない。
僕たちは自分の居場所さえわからないのだ。
初恋の終わりはあっけないもので、
何も言葉を持たず何も出来ずに終わる。
彼は冷たい街が無表情にさせるという。
心の何かが損なわれてしまったのだろうか。
変わらないものと変わっていくものがある。
ここでは陽だまりの朝食であり、
初めて芽生えた淡い恋心の思い出だ。
急速に色褪せていく記憶の中で、
背中にそっと手を置いてくれる優しいもの。
確かに変わらないものがある。
それは季節を巡り、時を越えて、
僕たちの背中を後押ししてくれるのだろう。
希望を持ち歩いていくしかないのだ。
人生とはそういうことだろう。
緑のラン さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
中国のハオライナーズと新海誠の映画製作してるCWFの共同制作映画。
監督のリハオリンが新海誠の大ファンで、どうしてもCWFと組んで作りたかったらしい。
その為、見事に全てが新海誠のリスペクトとオマージュに溢れている。
3つのストーリーで構成されたオムニバス。食を中心に一人の青年の成長とノスタルジーを描いた陽だまりの朝食。一人の女の子の都会での生活の中の挫折と挑戦を描いた小さなファッションショー。一人の青年と幼馴染、一人暮らしをする時に見つけた過去のカセットテープに秘められた言葉。そこからつむがれる彼らの過去と後悔を描いた上海恋。この3作品。
傑作でも無いし駄作でも無い、ほどほどの作品。けれど過去に見たどの中国アニメや映画よりも一番よい出来だった。上っ面の中国では無い普通の中国の感性に溢れていたし彼らの置かれた状況や社会変化や心情などがちょっと解った気になった。彼らの10年が日本の30年ぐらいの凝縮だと言う事。地方の生活と進学による大きな変化、別れ、そして都会と地方との分断、そこで失われ忘れられた物。そしてどこの世界でも同じく成長とは取り返しのつかない失敗と言う経験であるってこと。
新海誠のような陰影の印象的な絵、モノローグによる心情描写。景色や身近な物などによる共感やノスタルジー。必死に新海誠を模倣しているのが良くわかる。しかし、新海誠ほどの完璧さは無かった。それでも、これによって表現規制の多い中国でも、情緒的な内面描写という表現手法が定着すれば、表現の可能性を広げるかもしれないなと思った。もし彼らがこの作品を受け入れるならばね。
ぺー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2019.01.14記
日中合同のアニメ映画(配信はNetflix)
詩季織々・・・“しきおりおり”と読みます。
キャッチさんのご推薦もあり鑑賞の機会に与りました。観たのは昨年です。
3つの短編。合計74分。さくっと観れるサイズなのでお気軽にどうぞ。
1.陽だまりの朝食
2.小さなファッションショー
3.上海恋
■コミックス・ウェーブ・フィルム
言わずと知れた『君の名は。』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』を手掛けた製作会社さんが中国の製作会社と合同で制作にあたってます。
「陽だまりの朝食」と「上海恋」をChineseの監督さんが担当してたりします。よっぽど新海誠が好きなんでしょうね。モノローグの多用、内向的な男、時間軸を利用したストーリー構成と静謐さを湛えた演出などなど、新海誠作品をところどころ彷彿させるところがあって、同監督作品が好きな方でしたらチェックしておいてよい作品なんじゃないかと思います。
むしろ舞台を中国に移し、彼らの日常を切り取ったほどよく切なさを感じさせる物語はどれもきらりと光るものがあります。
お国柄、劣化コピーだろ?とか抗日映画のイメージしかないぜ!といった先入観は不要です。プロパガンダ映画でもないのでご安心ください。普通のアニメです。
■“面子”と“同族愛”と“ゴーイングマイウェイ”
とはいえ、登場人物それぞれところどころChineseっぽいところがあって、そこは比較文化の点で興味深いところでした。
そこは話聞けよ!(ゴーイングマイウェイ)とか、そこは素直になんなよ!(面子)とか、そこまでしてやるんかねぇ(同族愛)とか、お国柄を反映した表現も見どころの一つです。
こう書くと突っ込みどころ満載のように聞こえるかもですが、意外と違和感なくて不思議と物語に溶け込んでいますのでむしろ気づかないかもしれません。
■中国の高度成長
土地計画で変わりゆく街並み。農村と都市部の対比。価値観の逆転。
人民にとっても激動であったろうここ20年の変化は日本の比ではありません。その変化といった部分がストーリーの背景になってたり、さりげなく挿入されてたりと、これは現代日本では描けない物語でもありました。
劣化コピーではないよ、といえる理由でもあります。
新海テイストを盛り込みつつも独自の演出が光るお奨めの一品です。
■オマケ
寿美菜子さんが出演されてます。
寿さんと言えば、特別な存在であったユーフォニアム吹きの先輩役だったり、特別である自分に縛られた生徒会長役だったりと、私の少ない視聴遍歴のなかでも“特別”がつきまとう声優さんです。
本作では2.小さなファッションショーでの出演。案の定、“特別”につきまとわれていたなぁと思いだしたのが、レビュー執筆のそういえばきっかけでした。
姉妹の姉役での出演。妹はこちら『ゴールデンカムイ』のアシりパ役を好演されてた白石晴香さんの抑え気味の演技もなかなかだったりします。
-----
2019.04.27追記
《配点を修正》
Acacia さんの感想・評価
3.4
物語 : 1.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ネットフリックスで視聴。
新海風全開の短編3本ですが、
段々と物語の面白味は増していきます。
正直、ドラマチックに感動的な流れに向かう、
既視感、ご都合主義演出のオンパレードなので
現実に近い世界を描いている筈なのに、
常に嘘っぽさが付きまとうのは
視聴してきつかったです。
最終話は結構好みだったんですが、
{netabare} ラストの解釈を視聴者に委ねず
答えを出してしまった事だけは肩透かしを
喰らった気分です。
冒頭で結論は出ているのですが、
自分としては学生時代に恋した女性なんて
忘れて、新たな巡り合わせで人は生きている。
みたいな流れの方がしっくり来てしまうので…。
{/netabare}
1時間10分ほどで終わるので、中国に旅行で行っても
余り観る機会は無いかもしれない、
田舎町や通学の風景等は興味深かったので
ネットフリックス会員なら見て損は無いかと。
えたんだーる さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
(しーん…。)
と、では気を取り直して。中国の主要都市(北京/広州/上海)あるいはそこに住む主人公の出身地が舞台の3つのストーリー(陽だまりの朝食/小さなファッションショー/上海恋)がまとまった、オムニバス形式の日中合作劇場版アニメ作品です。
ブラジルから帰国する際に、飛行機で観られる映画のラインナップにこれが入ってました。なんとラッキーな(笑)。
なお、声優の評価は日本語版のものです。中国語版の評価を付けられるほど中国語は知らんし中国語版は観とらん(笑)。
『陽だまりの朝食』は地方出身者(湖南省)で北京で働くシャオミンが主人公。子供の頃から好きだった三鮮米粉(さんせんびーふん)やそれを出していたお店にまつわる思い出を振り返るお話です。
『小さなファッションショー』は広州に一緒に住む姉妹が主人公。姉のイリンはファッションモデル、妹のルルは服飾の勉強をしている学生です。ストーリーは詳しく書きませんけど、トップモデルで有り続けるのは大変なんですねぇ。
『上海恋』は思春期のちょっとしたすれ違いから道を違えてしまう幼馴染(リモ/シャオユ)の淡い恋のストーリー。物語の背景として再開発が進み、あるいは取り残される地域もある上海の市街の様子も描かれます。
中国人の監督作品もあるのですが日本人が美術監督や作画監督をやっていたり劇場版ということもあってちゃんと作画のリソースがつぎ込めているのか、作画的な違和感は感じませんでした。
何も考えないで評価付けたら、意外と高得点。ちゃんと面白かったし、普通に劇場に掛けて良い作品だったと思いますよ。いや、私は飛行機で観たのでお金払ってませんけど(笑)。
クレジットの後の「特別映像」の舞台はたぶん上海浦東国際空港ですかね。よう、知らんけど。
Yajue さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
オムニバス形式3本立てのアニメ映画。
ストーリーも簡潔でそれぞれ別の方向性を持つ。
確かに新海を意識したと思われる点もあるが世界的には結構ありふれた手法だと思うので思ったほど気にはならない。
それぞれに衣食住を重ねたようなテーマで生活に密着した感慨深さを視聴者に与える。
1編目、2編目、3編目と段々内容が長くなる傾向にある。(1編目が最も短く3編目が最も長い。)
舞台が中国なので共感できないのでは、と懸念するかも知れないが見てみるとさほど日本と変わらない(寂れた田舎、栄える都会、激しい受験戦争)環境のためほぼ鑑賞に至っては問題無い。
情緒的な感性が豊かだとより楽しめる作品だと思う。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品は日中合同アニメ映画です。
2018年8月から日本、中国、シンガポールを除く全世界でNetflixが独占配信しているそうです。
かく言う私もNetflixで視聴しましたけれど。
視聴後にレビューを書くためwikiをチラ見して知ったのですが、本作品の総監督であるリ・ハオリン氏は、新海監督作品である『秒速5センチメートル』を鑑賞して感銘を受けて、同作の制作会社であるコミックス・ウェーブ・フィルムにオファーしたそうです(wikiより)。
でも中々スケジュールの都合が合わず、「君の名は。」の完成後から制作に着手したんだそうです。
新海監督の作品に感銘を受けるのは理解できます。
あの圧倒的な作画…見惚れちゃいますよね。
もちろん、この作品でも圧倒的な作画を堪能することができます。
この作品のもう一つの特徴は、描かれているテーマだと思います。
中国の作品って、「実は凄い血族の末裔だった」とか「とある危機に超人的な力に目覚めた」という感じの作品が多い中、この作品が取り扱っているのは生活の基盤そのもの…
そのため物語の激しい抑揚はありませんが、しっかりとテーマの伝わってくるのが感じられます。
そんな珠玉の物語が全部で3つ…
「陽だまりの朝食」
「小さなファッションショー」
「上海恋」
「陽だまりの朝食」は、一人の青年の成長の物語…
彼は朝食にビーフンを食べるのが習慣になっているのですが、温かいビーフンと都会の冷たさのギャップがどうにも埋まらなくて…
幼い頃、祖母と食べたビーフンはもっと美味しかったのに…
土地柄でビーフンの味や具材に違いを感じながら昔を懐かしむ…そんな感じの物語です。
「小さなファッションショー」は、ファッションモデルの姉と服飾専門学校に通う姉妹の物語…
幼い頃に両親を亡くしてから、実質的に姉が生活と妹を支えてきました。
でもずっと姉に頼ってばかりもいられません。
ファッションモデルという仕事は水物で、すぐに時代から淘汰されてしまう職業です。
でもそんな頑張りをちゃんと見てくれている人がいて…そんな感じの物語です。
「上海恋」はタイトル通り淡い恋の物語…
幼馴染に対していだく淡い気持ち…中々言葉に出せない気持ち…
でも言葉にしなくても、お互いがお互いの気持ちに気付いている…
そんな関係がずっと続くと思っていました。
けれど、成長に伴い必ず訪れる進学という選択…
あと一歩踏み出していれば、状況は劇的に変わっていたと思います。
その一歩を踏み出すことができなかった…そういう後悔の気持ちって誰にでもあると思います。
すれ違う時間と気持ち…
でも彼らに用意されていたのはそんな陳腐な結末なんかではありませんでした。
3本の中で一番好きだった物語です。
上映時間74分の作品です。
ハオライナーズの作品ですが、深夜に放送されているハオライナーズ枠とは
一線を画した作品だと思います。
目線を上げて、前を向いて歩いていく…そんな人の背中を優しく押してくれる作品だと思いました。
ひつまぶし さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
中国を舞台とする3つの短編集
どれも物語のその後がどうなるのか想像を誘う引き方
絵も綺麗で素晴らしかった
エンドロールをみたら意外と日本人スタッフがほとんどでびっくり
むらさきたましい さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「君の名は」の製作スタッフによる中国を舞台とした3篇のショートストーリーです。
正直、期待以上でした。
ビーフンの飛び跳ねる汁に作画の凄さを感じ、しっかりしているようで脆い姉と、頼りなさげに見えるけれど姉の背中を押すことのできる妹の物語にしみじみすことができました。
そして白眉は3作目の中国版「月がきれい」の「上海恋」
中学時代の若さゆえの強がりが招くすれ違いの結果は。。
カセットテープの形をしたパンフレットに解説があった小雨のメッセージは、涙物です。
aqua さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
新海作品は全て見ているほど好きなので、同タイプの映像美を見ているだけでお腹いっぱいです笑
三作の短編からなるこの作品は、全て異なるテーマ性を持たせつつも、シンプルにまとめている青春の物語。
正直短編という物自体あまり好みではなく、今回も某氏の絶賛コメントを拝見し、行ってみた次第です。
しかし行って本当に良かった。
映像美だけでなく、シンプルな脚本、そして時間の短さ。
その短所ともとれる部分が、観客の受けとり方を様々なものにさせる余白となる。
個人的に少し物足りなさを感じるとともに、この三篇の描かれないその後に思いを馳せるという体験を出来、高い満足感を得られた。
アニメ映画をよく見に行かれる方にはお勧めしたい作品です。
褐色の猪 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
帯に短し襷に丁度、
映画上映するなら普通の長編にすればいいのにと思ったが、3話の内どれを大幹にと謂われれば3話とも非常に浅く短編止まりの小木という印象、それでも2話目はちょっとましかとも考えたが然りとてこれ以上膨らませられるかといえば難しい。3話目はもうそのまんま、新海ファン向けかな,。
基本的に丁寧な作画ではあるのですが中国動画陣の元来持つエネルギッシュな部分を削ぎ、捻り無く上品に纏めたという印象。
どの話もまるでラジオドラマの如く説明台詞が延々続き辟易、所謂有声漫画という風情でしょうか。
新海氏の作品いづれかでも星4評価以上が有る方なら気に入るんじゃないでしょうか。星3.5以下評価しか無い方だと厳しいかもしれません。
ねごしエイタ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
台風接近のさなか、近くの映画館で何となく見てきたです。まるで、NHKに放送されるような感じのアニメだったです。
渋いというのか?出てくる舞台、キャラが、日本でないことはすぐにわかる中国が舞台です。3話のオムニバス形式だったです。
最初見たときは、しんみりする様な印象です。3話の内、2話が思い出話です。
一話目、青年の回想は、テンションが低くこれから死んでいくような人間を思い浮かべるような感じだったです。
{netabare} 殆どビーフンばかりが出て来て、ビーフンの味を忘れかけただとか、あの時のビーフンの味が忘れられないだとか、このビーフンはどうとか解説が印象的です。ビーフンを通して思い出と別れを描いていたと思ったです。
二話目、自信に満ちたお姉さんのプライドの高さと、努力の果ての挫折だったです。妹や友人の助けもあって、原点の立ち戻りで輝きを戻すといった感じだったです。
三話目は、幼馴染の恋の行き違いを青年が大人になってから、初めて気づくというありがちのような、お話だったです。今時珍しいカセットテープがキーワードで、{/netabare}最後はめでたしなのかなぁです。
最後の最後、偶然にしては業とらしい光景は、締めくくりには良いのかもしれないです。
外国のドラマに例えると、韓国ドラマを思い浮かべるような展開のアニメだったです。ある意味、面白いかもしれないです。
けみかけ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
新海誠監督の制作拠点としてもお馴染みのコミックスウェーブフィルムの新作
新海作品に強い影響を受けた新世代スタッフを中心に、中国のハオライナーズが「中国の都市を舞台に、中国の衣・食・住・行(行は交通)といった文化をテーマにした『秒速』みたいなのを作りたい!」と実に10年も前に持ちかけた話がキッカケとなった短篇3部作です
~陽だまりの朝食~
雨の降る北京を足早に行く男性、シャオミン
彼は喧騒とした都会の朝の中で、ふと故郷の朝の思い出を蘇らす
幼少期の好物であった三鮮米粉(さんせんビーフン)を祖母と食べた日々
そして淡い青春の日の隣にも三鮮米粉はあった
いま彼の目の前にあるのは、チェーン店で量産された米粉だ
もう思い出の味を口にすることは無いのか…そう思った矢先、1本の電話が入る…
~小さなファションショー~
中国第3の都市、広州は世界中のアパレルメーカーが拠点を置く現代のシルクロード
そんな広州で一流ファッションモデルとして働く女性、イリンは服飾の専門学校に通う実の妹のルルと二人暮らしをしていた
順風満帆かに見えたイリンの人生だったが、モデルとしての人気にも陰りが見えてきたことに焦りを感じ、自分を追い込んでしまう
やがてやるせなさの矛先は妹のルルに向けられ、イリンとルルは喧嘩してしまう
仲直りのキッカケを掴めぬまま、イリンはモデル引退をマネージャーに切り出すのだが、マネージャーからは1枚のメモが託される…
~上海恋~
90年代、上海の石庫門(せきこもん)と呼ばれるポピュラーな集合住宅で青春を過ごしたリモ、シャオユ、パンの3人
リモ青年は建築設計士となって上海に戻ってきたが、仕事は上手くいかず憤りを感じていた
そんな最中、男友達パンが引越しを手伝ってくれていると1本のカセットテープが発見される
それは淡い想いを抱いた幼馴染、シャオユとの交換メッセージを送りあったテープだった…
なぜリモはテープをシャオユに返さなかったのか?
なぜリモとシャオユは離れ離れにならなければいけなかったのか?
全てを思い出す為に、リモはテープを再生出来るラジカセを探し始める
まず率直に今作、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』といった新海作品が好きな人に是非観ていただきたいです
美麗な美術や作画は言うまでもありませんが、今作が描いているのはSFでもファンタジーでも無く、中国の等身大の日常です
中学校の制服がジャージだ、とか
蕎麦でも饂飩でもなく米粉が朝食だ、とか
日本で言うところの団地や長屋に相当する石庫門の作り、とか
色んなものが“あの『君の名は。』クオリティ”で丁寧に描かれつつも、オイラの様な日本人にはとても新鮮な光景に映るんです
ところが今作のストーリーの根幹で、“国や文化の違いがあっても人の青春は新海作品で描かれているモノと同じなんだ”という新海作品との共通点に辿り着くんです
新海作品と違うアプローチをしながらも、新海作品と同じ着地点に辿り着く
こんなに美しく、斬新で、面白い映画は今までにありませんでしたよ
文字通り、10年前では思いつかなかったであろう、2010年代版『秒速』ですねこりゃ
にも関わらず、プロモーションが上手くないのか東京都でも封切り時の公開館数は僅か5館
大作サマームービー真っ盛りの季節ということもあって、上映回数も来客数もまばら…
おかしい!
こんなに新鮮な作品を、今観ないで何時観るのか!?
けみかけは『詩季織々』を応援していきたいと思います
鑑賞料金は一律1300円の特別興行でお得
どうせ後からBDを後出しするんでしょうけど、鑑賞チケット提示で本編DVDも買えます(買いましたw)
個人的に、今後の日本のアニメ業界は“日本のアニメ制作の技術を海外の顧客や出資者に買ってもらう時代”が来てると思ってます
もう日本のヲタクの財布をアテにする時代は終わりました
そういう意味でもハオライナーズ、ビリビリ動画、NETFLIXが配給に協力している今作は新時代への回答を既に提示してると言えるでしょう
その一方で、エンドクレジットを観れば純粋な日本人のスタッフが制作現場の中心を担っていることがよくわかります
誰にでも出来るわけではない
日本人だからこそ作れるアニメを、世界の人にお金を払って観てもらう時代の到来と言えます
あなたも今作を鑑賞してみて、時代の先駆者になってみるのは如何でしょうか?
暴走インコ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
nana さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
3mei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
QmhyP82612 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
あーーー さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
osakajoe さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
じぇ~むず さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
御宅 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Tadano さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
poko さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
nm15 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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【陽だまりの朝食】北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事...子供時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る。【小さなファッションショー】広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々な事がうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう。【上海恋】1990 年代の上海。石庫門(せきこもん)に住むリモは、幼馴染のシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていた。しかし、ある事がきっかけとなり、リモは石庫門から出ていき、お互いの距離と気持ちは離れてしまう。そして現代、社会人になったリモは、引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけるのだった。(アニメ映画『詩季織々』のwikipedia・公式サイト等参照)
『陽だまりの朝食』坂泰斗、伊瀬茉莉也、『小さなファッションショー』寿美菜子、白石晴香、安元洋貴、『上海恋』大塚剛央、長谷川育美
「陽だまりの朝食」監督:イシャオシン、「小さなファッションショー」監督:竹内良貴、「上海恋」監督:リ・ハオリン
ジャンル:OVA
放送時期:1999年10月1日
都会で一人暮らしをする彼女と、偶然彼女に拾われた一匹の猫の物語。ある日、彼女の留守電に彼からのメッセージが入る。 『彼女と彼女の猫 -Their standing points-』は、新海が日本ファルコムに勤めながら作った作品であり、完全に個人で制作された5分弱のモノクロアニメーション作品である。生...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2004年11月20日
日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。 1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらして...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年夏アニメ
『一人之下 the outcast』(ひとりのした ジ・アウトキャスト)は、中国のWeb漫画およびそれを原作とした日本のテレビアニメ。主人公・張楚嵐(チョウソラン)はある日墓場でゾンビに襲われた!絶体絶命のピンチ−…!その時、包丁を持った見知らぬ少女が現れ敵をなぎ倒し始める。命拾いしたと安堵し...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2016年8月26日
新海誠監督による長編アニメーション。 千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。 町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。 小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年秋アニメ
『猫の集会』(ねこのしゅうかい)は、新海誠が2007年にNHKのアニクリ15用に制作したショートアニメーション作品である。音楽は過去の作品同様に天門が作曲した。4人家族に飼われている猫のチョビ。人間たちの無神経な振る舞いに苛立ちを募らせていたチョビは・・・(約1分)
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年冬アニメ
落下した彗星によってもたらされる運命の子を選ぶために、長い歴史をもつ霊剣派一族は門下の入門試験を再開することに。そして、その試験に挑もうとする少年が主人公の王陸です。 試験が難題であるほど、奇抜な戦術や機転が利く洞察力を発揮して簡単に解いてしまう王陸の痛快さが高い支持を集め...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2014年2月25日
塾もない離島から大学進学をめざす女子高生の海帆(みほ)とアルバイトをしながら受験勉強にはげむ都内在住の男子高生、翔太。 「Z会の通信教育」を通して、知らない間に人生が交差していく2人の物語。 ――「クロスロード」は15秒/30秒のCMとしてテレビで放送。120秒のフルバージョンをweb限定で...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年5月7日
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。誰かの心がそのまま音になったような唄を、忘れられずにいた少女アスナに訪れたひとつの出会い。お気に入りの高台に向かう途中、異様なケモノに襲われたアスナはシュンという少年に助けられる。アガルタという遠い場所から、どうしても会...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年7月19日
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、...
ジャンル:OVA
放送時期:2002年2月2日
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』 は、新海誠 監督 が制作し2002年に公開されたアニメーション映画。 2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。 ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。 主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
百年の長きに渡り人類と外の世界を隔ててきた壁。その壁の向こうには見たことのない世界が広がっているという。炎の水、氷の大地、砂の雪原……。本の中に書かれた言葉は、少年の探究心をかき立てるものばかりだった。やがて時が過ぎ、壁が巨人によって壊された現在、人類は一歩ずつ世界の真実へと近...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。 日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。 人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
TVアニメ第1期が2015年7月~9月に放送された第1期が「最凶ダークファンタジー」の名にふさわしい圧倒的なスケール感と、クオリティの高い映像に多くのファンを魅了、2017年には劇場版総集編(前編・後編)が公開。TVアニメ第2期「オーバーロードII」が2018年1月~4月にかけて放送された。「オーバー...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。 聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹… 青春のキャンパスライフ! そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男ども...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2018年8月25日
旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた「旭丘分校」の面々。夏休みを利用して、皆で沖縄に行く事になるのですが……。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
「ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?」MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真(さかもとたくま)は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人い...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はとも...
ジャンル:その他
放送時期:2018年7月4日
ヴァイオレット・エヴァーガーデン BD&DVD第4巻に収録。 第4話と第5話の間の、数か月間に起きた物語。 ヴァイオレットのもとに舞い込んだとある歌姫からの代筆依頼を描く、特別番外編を収録!