ローズ さんの感想・評価

3.2
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

そして誰もいなくなった？

ミョウジョウ学園の特殊なクラスである１０年黒組。
そこには１人の女子高生を殺す為に１２人の女子高校生も集められていた。
暗殺する側の東兎角（あずま　とかく）は狙われている一之瀬晴（いちのせ　はる）に魅かれて暗殺する側から守護者の立場となり暗殺者１１人と対立する事となる。
一之瀬本人・一之瀬を守る東と暗殺者側１１人との戦いが始まるのであった。

とにかく登場人物が多すぎです。
早々に自分は登場人物の名前を覚える事を諦めましたｗ
大体、１話ごとに１人、一之瀬を狙う人物が現れるのが人数の総数で分かってしまいます。
各々、得意な暗殺方法があるのですが、同じ方法だったら同じ話ができてしまうので、この点は仕方が無いです。
何故、殺しにルールが必要になるのでしょうか。
面白くする工夫といえば聞こえがいいですが、単なる大人の事情だと思います。

１クールある作品なので、アクシデントがない限り途中でターゲットが殺される事は無いと思いながら視聴していましたが……簡単に先が分かる作品だと退屈になりますね＾＾；
バトルシーンをできるだけシリアスにしようとする努力はありましたが、それほど面白くなかったような……
あくまで個人的な意見なので、気に入らない人はスルーして下さい。

ＥＤ曲には、それぞれのキャラソンが使われています。
好きなキャラを選んでもらってＣＤを買ってもらう戦略なのでしょう。
そんなに魅力がある人物がいたかどうかは、人それぞれだと思いますが＾＾；

迫力のあるバトルシーンを見せたかったのでしょうが、残念ながら緊迫感無し。
それは無理でしょ、とツッコミたい箇所も多々ありました。
何も知らない黒組担任教師の能天気さも鼻につきます。
登場人物の声優さんのファン向け作品という事でＯＫなのでしょう。
あまりおススメできない作品でした。